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2018 年 9 年 18 年 18 th Asian Games ( 18 第第第第第第 ) 第第 JDBA 年年年年 年年 年 18 年年年年年年 18 th Asian Games 2018 年 8 年 18 年年年 9 年年 2 年年年年 16 年 年 、(39 年 年 )(10 年 年 49 年年年年年年 40 年年462 年 Traditional Boat Race 年年年 ()、。 年年年年年年年年年年 Traditional Boat Race 年年年年年年年年 年年年 年年年 年年年年年年年年 年年年年年年年年年 )、 ・・」 JSC Lake Jakabaring, Plaembang年年 8年 25年 年 年 () 27年 年 年 年 ()。(2018 年 7 年 年 年 年 )。、 200 年 )、 500 年 年 年年年年年 1000 年年年年 年年年 年 () 3 年年年年 年年年年年年年年 11 年―年年年年年年Traditional Boat Race(TBR)年 年 年年年年 年 ・・ TBR 年 年年年年年年年年年年年年Asian Canoe Confederation (ACC)年 Asia Dragon Boat Federation (ADBF)年年 9 年年年年年年年年年 年年年 、。 ADBF 年年年 Mr. Yu Hanqiao (年年Jury)Mr. Tang Tak Seng (年 Chief Official)Makoto Shobu( 年 Chief Course Umpire) Mr. Dick Lim(年年年年 年年Chief Marshal)Mr. Wei Wei )、 Mr. Wong Tin Tak 年年年年 )、 Mr. Wang Jiannong (年年Course Umpire)Ms. Cristina Ocba (年 年 )年 8 年年 年年年年年年年 1年 年年年 )。。 8 年 22 年 年 年 () 17002000 年年年年年年年年年年年 8 年 23 年 年年 年年年年年年年 年年年年年年年年年年年年年年 ()、 8 年 24 年 年 年 ()、1300 年年年年年 年年年年年年年年年年年年年 1400 年年年年年年年年年年年年年年年年 ~、 8 年 25 年 年 ()1000 ~、 200m 年年年 8 年 26 年 年 ()1000 ~、 500m 年年年 8 年 27 年 年 ()1000 ~、 1000m 年年年 8 年 25 年 年 () 第第 200m 第第第第第 200m 第第第第第 第第 第第第 第第 第第第 1 年年 50.83 2 1 年年 56.1610 2 年年年年 51.35 8 2 年年年年年年 56.8170 1

一般社団法人 日本ドラゴンボート協会 · Web view男子は500mレースと1000mレースで優勝、200mレースでは準優勝と中華台北の強さが際立っていました。カヌー所属のメンバーを中心に半年間猛練習を重ねたということで、他強豪国への対抗意識が強く感じられました。これからはアジア諸国の中でも目標とされる国、チームになると思われます。

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Page 1: 一般社団法人 日本ドラゴンボート協会 · Web view男子は500mレースと1000mレースで優勝、200mレースでは準優勝と中華台北の強さが際立っていました。カヌー所属のメンバーを中心に半年間猛練習を重ねたということで、他強豪国への対抗意識が強く感じられました。これからはアジア諸国の中でも目標とされる国、チームになると思われます。

2018 年 9 月 18 日

18 th Asian Games   ( 第 18 回アジア大会 )  報告 JDBA 副理事長 菖蒲 誠

第 18 回アジア大会(18th Asian Games)が 2018 年 8 月 18 日から 9 月の 2 日までの

16 日間、インドネシアの首都であるジャカルタ(39 競技)並びにスマトラ島のパレン

バン(10 競技)の合計 49 会場に於いて、40 競技、462 種目の多岐にわたり開催されま

した。Traditional Boat Race(ドラゴンボート競技)の競技役員として参加してきまし

たので、以下その報告です。

ドラゴンボート競技は「Traditional Boat Race(トラディショナル・ボート・レー

ス)」という競技名で、パレンバンにある「JSC Lake Jakabaring, Plaembang」を舞台

に 8 月 25 日(土)から 27 日(月)まで熱戦が繰り広げられました。このレース会場は

水上スポーツのベースとして今年(2018 年 7 月)に完成したばかりの素晴らしい施設で

した。競技種目はスモールボート競技のみ、直線 200 メートル(男女)、500 メートル

(男女)そして直線 1000 メートル(男子)の 3 種目です。これらの種目には 11 カ国が

エントリ―していました。

Traditional Boat Race(TBR)は、カヌー・カヤック・TBR というカヌー競技の一つと

して組み込まれていて、Asian Canoe Confederation (ACC) と Asia Dragon Boat Federation (ADBF)から 9 名ずつ国際審判員を派遣するという両組織の合意の下、イン

ドネシアの国内審判員と共に競技運営を行いました。ADBF からは Mr. Yu Hanqiao (中国・Jury)、Mr. Tang Tak Seng (マカオ・Chief Official)、Makoto Shobu(日本・Chief Course Umpire)、Mr. Dick Lim(マレーシア・Chief Marshal)、Mr. Wei Wei(中国・ス

ターター)、Mr. Wong Tin Tak(香港・スターター)、Mr. Wang Jiannong (中国・

Course Umpire)、Ms. Cristina Ocba (フィリピン・ボートチェック)の 8 名が派遣され

ました(1 名は病気のため欠員)。インドネシアの国内審判員も非常に協力的で効率的な

大会運営が出来ました。

8 月 22 日(水)パレンバン到着

        17:00~20:00、国際審判員ミーティング

8 月 23 日(木)会場チェック、各部署に分かれてミーティング

8 月 24 日(金)会場チェック、13:00~ 国際審判員、国内審判員合同ミーティング

        14:00 ~、各国チームマネジャーミーティング

8 月 25 日(土)10:00 ~、男女 200m レース

8 月 26 日(日)10:00 ~、男女 500m レース

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8 月 27 日(月)10:00 ~、男子のみ 1000m レース

以下は各競技の結果です。

8 月 25 日(土)

男子 200m  レース結果 女子 200m レース結果

順位 国 タイム 順位 国 タイム

1 中国50.83

2 1 中国 56.1610

2 中華台北51.35

8 2 インドネシア 56.8170

3 タイランド52.62

2 3 韓国 56.8510

4 インドネシア 53.36 4 タイランド 57.57105 フィリピン 53.58 5 ミャンマー 58.0710

6 ミャンマー 55.07 6 中華台北1,00.68

1

7 韓国53.65

1 7 シンガポール 59.1020

8 香港54.07

7 8 フィリピン 59.6140

9 マレーシア54.95

5 9 インド1,00.11

6

10 シンガポール55.55

9 10 香港1,01.21

4

11 インド57.39

7 11 マレーシア1,02.74

8

8 月 26 日(日)

男子 500m レース結果 女子 500m レース結果

順位 国 タイム 順位 国 タイム

1 中華台北2,11.69

1 1 韓国2,24.78

8

2 中国2,14.29

7 2 中国2,25.09

2

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3 インドネシア2,15.72

7 3 タイランド2,26.90

4

4 タイランド2,15.86

9 4 インドネシア2,27.05

6

5 フィリピン2,16.52

1 5 ミャンマー2,28.69

0

6 ミャンマー2,20.46

7 6 シンガポール2,32.02

6

7 韓国2,20.83

7 7 インド2,35.38

4

8 香港2,21.57

1 8 中華台北2,35.98

8

9 シンガポール2,22.87

3 9 フィリピン2,38.26

0

10 インド2,24.96

5 10 香港2,40.92

8

11 マレーシア2,25.67

7 11 マレーシア2,42.13

4

8 月 27 日(月)

男子 1000m レース結果

順位 国 タイム

1 中華台北 4,31.1852 インドネシア 4,34.9473 韓国 4,36.4594 中国 4,37.2175 タイランド 4,39.2156 フィリピン 4,43.6417 ミャンマー 4,52.6218 シンガポール 4,55.1499 インド 4,55.689

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10 香港 4,56.35111 マレーシア 5,04.153

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総評

1) 韓国は南北合同チームを編成してエントリーしていました。合同チーム編成が決

定してから大会当日まで 20 日間しか練習できなかったということでしたが、女子

500m レース優勝、200m レース 3 位の結果は見事です。監督会議ではかなり細かい

ことまで質問を浴びせていて、また女子 3 位の結果には上訴審判へのアピールまでし

て食い下がるなど、かなり結果にこだわっているようでした。

2) 男子は 500m レースと 1000m レースで優勝、200m レースでは準優勝と中華

台北の強さが際立っていました。カヌー所属のメンバーを中心に半年間猛練習を重ね

たということで、他強豪国への対抗意識が強く感じられました。これからはアジア諸

国の中でも目標とされる国、チームになると思われます。

3) 以外だったのがミャンマーと中国の結果です。中国は女子 200m で優勝

500m で準優勝、男子も 500m で準優勝とメダルは手にしたものの、男子 1000mで

は 4 位と、往年の強さが見られませんでした。また、ミャンマーは全ての種目でメダ

ルに手が届かず、ミャンマー選手団の団長からはかなりの叱責を受けていたようです。

4) 今回の大会では、アジアカヌー連盟(ACC)の傘下でアジアドラゴンボート連

盟(ADBF)との共同運営という態勢になっていたため、各国はカヌー競技メンバー

を中心にしてチームを編成した国が多く、競技結果も我々の予想を覆す結果になった

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と思われます。

5) ドラゴンボート競技への関心はどの国も強く、発展性のあるスポーツだという

ことを改めて実感した次第です。

以上

文責:菖蒲 誠

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