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製品利益確保のための原価企画

株式会社 日立ソリューションズ

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グローバルコストマネジメントの課題 世界規模の需要変動や価格競争激化への対応として世界最適化生産型での開発・生産・供給体制を整えることが急務となっています。

製造業のグローバル化対応の変遷

国内生産・ 輸出の時代

海外生産・ 販売の時代

世界最適化生産の時代 世界規模の需要変動への対応

→ 販売数量予測、売価戦略、為替見通し、等々 ロジスティック最適化

→ 拠点展開、グローバル調達、多通貨対応、等々

価格競争の激化 世界規模の需要変動

為替レート変動 原材料調達のコスト変動 生産コストの高騰 (労務費)

製品ニーズの多様化 • 中国市場の伸びは鈍化、ASEAN堅調 • EUは不透明、アメリカは好調 • ロシア需要は急ブレーキ、etc.

• 液晶テレビは価格競争で国産沈没 • 国産企業は高機能高品質で勝負 • 関税(EPA等)での競争力変動

• 為替レートは70～120円/$で変動 • 円安で海外工場は国内回帰が増加

• 原油暴落、先行き不透明 • 鉄鉱石、石炭の価格上昇

• 労務費の価格差は大きいが、流動的 (2013年、経産省) 【ワーカ月給】 ヤンゴンに対し、大連は6倍、横浜は60倍

• 消費国ニーズに合った製品供給 【エアコン】 インドでは急速冷却が最優先、日本では消エネ 【洗濯機】 インフラが脆弱な国では2槽式、日本では全自動

グローバル時代の経営環境

求められるコストマネジメントシステム

•過去実績データを基に「勘と経験」で利益計画立案 •コスト改善活動は工場任せ、利益計画と乖離

従来のコストマネジメント “作ったモノを売って稼ぐ”時代のマネジメントの延長

•経営戦略を踏まえて、目標利益達成計画を立案 •コスト計画達成に必要な全社活動をマネジメント

求められるコストマネジメント “売れるモノを作って稼ぐ”時代のマネジメント

経営環境変化を想定した利益シミュレーション 計画データの精度と作成スピードに問題あり

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グローバル原価企画の考え方 グローバル価格競争の中で製品利益を確保するためには、企画・開発段階から｢勝てる売価｣・｢差別化仕様｣を前提とした｢事業成立の原価企画をマネジメントすること｣が重要です。製品仕様、投入技術、原価を調整・統制して、”勝てる目標の設定”を行ない、”コストの造り込み”を行なう必要があります。

開発段階原価企画

企画・構想 開発 試作

企画・構想段階原価企画

勝てる(正しい)目標の設定

〔原価改善、管理〕 量産

定着

事業計画策定/目標設定 ・事業成立のシナリオづくり ・勝てる事業計画(売価、台数) ・勝てる目標原価設定

事業採算をチェック

深化 ★勝てる売価 ★差別化仕様 ★販売数量

コストのつくり込み コストのつくり込み ・目標達成のシナリオづくり ・目標コスト達成の活動進捗管理 ⇒シナリオの達成度チェック ・目標コスト達成を裏づける情報の管理 (適用部材、工程、間接費) ⇒シナリオ実現の具体的手段を管理

コスト改善の貢献度

時間

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利益創出系システム構築のご提案 グローバル時代の利益創出システムの全体イメージは下記の通りです。経営環境を睨んだ製品利益計画の立案、営業戦略に基づく売価見積、原価企画によるコスト造り込み、調達VE推進に貢献するシステム構築をご提案します。

原価企画 CostProducer

営業支援 CostProducer/GQM 調達計画 CostProducer/SVE

原価管理 CostACC

目標原価

原価実績

目標原価 原価見通し

目標原価の展開 原価つくり込み活動 目標到達度評価

原価企画活動計画

製品利益計画 CostProducer/PN 顧客管理 利益計画 売上計画 費用計画 製品管理

標準原価算出

原価差異分析 見積情報の作成・評価 折衝履歴管理

情報分析 （BIツール） 各種データの 時系列分析

分析結果

見積依頼/回答管理 RFQ変化点管理 コスト改善対象の選定 見積依頼/回答管理 見積回答の評価・折衝 コスト改善効果の試算

実績原価算出

利益創出系 システム領域

実行系 システム領域

経営環境 経営環境の変化に対応し、利益創出活動を持続させる仕組みが求められています

グローバル展開した購買・生産・販売活動を統括し、QCDを守るための仕組みが求められています

設計・試作 製品設計

工程検討 設備計画

試作・出図

開発要件 部品構成

製品原価

サプライチェーン 購買 生産

発注計画 受入検収

部材発注 買掛計上

生産計画 製造

在庫管理 工程管理

販売 受注管理 出荷管理

在庫管理 売掛計上

顧客 仕入先 納入数量・場所・納期を受取り 購入数量・場所・納期を連絡

売価、仕様・販売総数を決定 仕入先・購入単価、仕様・購入総数を決定

活動実績

グローバル市場

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CostProducerが実現するグローバル原価企画フレームワーク

CostProducerは、利益計画の策定から現場活動の支援に至るまで、原価企画のフレームワークとして機能します。

【Step2】 目標原価の設定 - 製品の目標原価をブレークダウン -

- 目標原価達成のための活動テーマ設定 - 【Step3】 原価つくり込み活動

【Step1】 利益計画 - 勝てる原価目標の設定と利益計画 -

★ 新製品の利益計画シミュレーション ★ 製品の生涯損益の見える化による利益計画

- 目標原価達成度と進捗の評価 - 【Step4】 目標到達度の確認

利益計画シミュレーション画面

製品1 現状 2015/1Q 2015/2Q …

目標 目論見 目標 目論見 … 販売数 1,000 1,000 1,000 1,050 1,050 … 売価 1,600 1,600 1,600 1,520 1,520 … 売上 1,600,000 1,600,000 1,600,000 1,596,000 1,596,000 … 変動費 973,500 960,000 970,000 1,001,000 1,011,000 … 固定費 285,000 290,000 290,000 289,600 299,600 … 営業利益 341,500 350,000 350,000 305,400 305,400 … 限界利益 626,500 640,000 626,500 595,000 595,000 …

★ BOMベースまで展開した目標原価の設定 (機能/ユニット/部品個々)

目標原価設定画面

現状 2015/1Q 2015/2Q …

目標 目論見 目標 目論見 … 1,200 1,000 800 … 1,200 1,000 800 … 1,000 900 710 …

200 100 90 …

ベースBOM 製品1

PCB Assy PCB 組立

目標 原価

目標 利益

工程1

部品1

工程1 部品1

目標 原価 活動

計画

勝て

る売

価

損益分岐点 売上推移 収益推移

★ VE活動テーマと目論見値の設定 ★ 目論見値の積上げ

★ 目論見値を実施難易度別に積上げ、評価 ★ 活動計画の進捗管理と活動フォロー

改善テーマ設定画面 対象 活動テーマ 難易度 適用時期 現状 活動後 責任部門 部品1 中国製X材の採用 A 2015/04 1,000 800 調達 部品1 中国製Y材の採用 B 2015/10 1,000 850 調達 部品1 使用料5%削減 A 2015/10 1,000 - 設計 工程1 段取時間5%削減 C 2014/10 200 180 生技 工程1 レイアウト改善 C 2016/04 200 185 生技 工程1 新設備導入 X 2016/04 200 135 生技

(活動期間)

(目論

見値

) 活動結果シミュレーション画面

難易度 現状 2015/1Q 2015/2Q …

目標 目論見 目標 目論見 … A 1,200 1,000 980 800 850 … B 1,200 1,000 980 800 800 … C 1,200 1,000 950 800 770 …

目標 原価

現状 原価 目論見値

積上

難易度A まで

目論見値 積上

テーマ3 テーマ1 テーマ1

テーマ2 テーマ3

難易度B まで

原価企画 データベース

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グローバル時代の利益創出システムの全体イメージは下記の通りです。経営環境を睨んだ製品利益計画の立案、営業戦略に基づく売価見積、原価企画によるコスト造り込み、調達VE推進に貢献するシステム構築をご提案します。

原価企画 CostProducer

営業支援 CostProducer/GQM 調達計画 CostProducer/SVE

原価管理 CostACC

目標原価

原価実績

目標原価 原価見通し

目標原価の展開 原価つくり込み活動 目標到達度評価

原価企画活動計画

製品利益計画 CostProducer/PN 顧客管理 利益計画 売上計画 費用計画 製品管理

標準原価算出

原価差異分析 見積情報の作成・評価 折衝履歴管理

情報分析 （BIツール） 各種データの 時系列分析

分析結果

見積依頼/回答管理 RFQ変化点管理 コスト改善対象の選定 見積依頼/回答管理 見積回答の評価・折衝 コスト改善効果の試算

実績原価算出

利益創出系 システム領域

実行系 システム領域

経営環境 経営環境の変化に対応し、利益創出活動を持続させる仕組みが求められています

グローバル展開した購買・生産・販売活動を統括し、QCDを守るための仕組みが求められています

設計・試作 製品設計

工程検討 設備計画

試作・出図

開発要件 部品構成

製品原価

サプライチェーン 購買 生産

発注計画 受入検収

部材発注 買掛計上

生産計画 製造

在庫管理 工程管理

販売 受注管理 出荷管理

在庫管理 売掛計上

顧客 仕入先 納入数量・場所・納期を受取り 購入数量・場所・納期を連絡

売価、仕様・販売総数を決定 仕入先・購入単価、仕様・購入総数を決定

活動実績

グローバル市場

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利益創出系システム構築のご提案

営業支援 CostProducer/GQM

見積情報の作成・評価 折衝履歴管理 見積依頼/回答管理 RFQ変化点管理

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営業支援パッケージ CostProducer/GQM

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営業支援パッケージ CostProducer/GQMの特長 営業支援パッケージ CostProducer/GQMの特長は下記の通りです。原価企画データベースと連携し、精度の高い営業見積書作成や顧客折衝力向上に貢献します。

顧客

見積回答書③ 見積回答書②

見積書作成

＜見積依頼/回答＞

戦略営業の推進 (顧客要求の変化点管理、営業目論見の反映) 価格折衝力の向上 (見積根拠の論理的説明、回答履歴管理) 業務精度・業務効率の向上 (社内見積情報とのデータ連携、自動集計)

パッケージの 活用効果

費目別評価

レートシミュレーション

コスト積上げ

社内見積の自動作成

＜見積情報の作成＞

単価決定

回答履歴管理

営業目論見の反映

ＲＦＱ① ＲＦＩ ＲＦＱ③

流用 流用

顧客要求の変化点管理

見積回答書① 見積関連情報① 見積関連情報② 見積関連情報③ 営業支援DB

項目 単価 (現地通貨) 単価 (基準通貨) 数量 金額 社内見積 営業見積 差異 社内見積 営業見積 差異 見積価格 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥ 総原価 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥

製造原価 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥ 材料費 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥ 加工費 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥ 経費 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥

製造外費用 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥ 販管費 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥ 荷造費 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥ 販売輸送費 $ $ $ ¥ ¥ ¥ ¥

原価企画DB

見積依頼

見積回答

見積情報の一元管理

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グローバル時代の利益創出システムの全体イメージは下記の通りです。経営環境を睨んだ製品利益計画の立案、営業戦略に基づく売価見積、原価企画によるコスト造り込み、調達VE推進に貢献するシステム構築をご提案します。

原価企画 CostProducer

営業支援 CostProducer/GQM 調達計画 CostProducer/SVE

原価管理 CostACC

目標原価

原価実績

目標原価 原価見通し

目標原価の展開 原価つくり込み活動 目標到達度評価

原価企画活動計画

製品利益計画 CostProducer/PN 顧客管理 利益計画 売上計画 費用計画 製品管理

標準原価算出

原価差異分析 見積情報の作成・評価 折衝履歴管理

情報分析 （BIツール） 各種データの 時系列分析

分析結果

見積依頼/回答管理 RFQ変化点管理 コスト改善対象の選定 見積依頼/回答管理 見積回答の評価・折衝 コスト改善効果の試算

実績原価算出

利益創出系 システム領域

実行系 システム領域

経営環境 経営環境の変化に対応し、利益創出活動を持続させる仕組みが求められています

グローバル展開した購買・生産・販売活動を統括し、QCDを守るための仕組みが求められています

設計・試作 製品設計

工程検討 設備計画

試作・出図

開発要件 部品構成

製品原価

サプライチェーン 購買 生産

発注計画 受入検収

部材発注 買掛計上

生産計画 製造

在庫管理 工程管理

販売 受注管理 出荷管理

在庫管理 売掛計上

顧客 仕入先 納入数量・場所・納期を受取り 購入数量・場所・納期を連絡

売価、仕様・販売総数を決定 仕入先・購入単価、仕様・購入総数を決定

活動実績

グローバル市場

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利益創出系システム構築のご提案

調達計画 CostProducer/SVE コスト改善対象の選定 見積依頼/回答管理

見積回答の評価・折衝 コスト改善効果の試算

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調達計画パッケージ CostProducer/SVE

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調達計画パッケージ CostProducer/SVEの特長 調達計画パッケージ CostProducer/SVEの特長は下記の通りです。原価企画データベースと連携し、グローバル調達や部品共通化推進に役立つ機能を提供し、調達VE推進に貢献します。

グローバル調達・共通部品化の推進 (VE対象部品の拡大) 複写購買・価格折衝力等の調達スキル向上 (目標コストの達成) 業務精度・業務効率の向上 (集計・報告業務負荷の軽減)

パッケージの 活用効果

改善効果報告

第3回 見積依頼/回答 部品B : 企画数量(10,000個) 希望単価(7,500¥)

仕入先 P社 Q社

費目 消費量 単価 見積金額 消費量 単価

材料費 材料1 10 100 1,000 8 100 材料2 4 500 2,000 4 400

労務費 工程1 2h 800 1,600 3h 700 工程2 3h 900 2,700 4h 700

経費 設備費 － － 700 － － 管理費 － － 500 － －

合計(回答金額) － － 8,500 － －

第2回 見積依頼/回答 部品B : 企画数量(10,000個) 希望単価(7,500¥)

仕入先 P社 Q社

費目 消費量 単価 見積金額 消費量 単価

材料費 材料1 10 100 1,000 8 100 材料2 4 500 2,000 4 400

労務費 工程1 2h 800 1,600 3h 700 工程2 3h 900 2,700 4h 700

経費 設備費 － － 700 － － 管理費 － － 500 － －

合計(回答金額) － － 8,500 － －

＜コスト改善対象の選定＞

原価企画 DB

拠点別単価一覧 共通部品化候補 高額単価の部品

部品調達金額 ランキング上位

費目別評価

仕入先横並び評価

見積依頼

第1回 見積依頼/回答 部品B : 企画数量(10,000個) 希望単価(7,500¥)

仕入先 P社 Q社

費目 消費量 単価 見積 金額 消費量 単価 見積

金額

材料費 材料1 10 100 1,000 8 100 800 材料2 4 500 2,000 4 400 1,600

労務費 工程1 2h 800 1,600 3h 700 2,100 工程2 3h 900 2,700 4h 700 2,800

経費 設備費 － － 700 － － 500 管理費 － － 500 － － 400

合計(回答金額) － － 8,500 － － 8,200

回答履歴評価

大量購買での単価低減

＜見積回答の評価、価格折衝＞ ＜コスト改善効果の最大化＞

調達先の見直し、変更 複社購買の計画立案

支給品/自達品の変更 部品の共通化拡大

単価決定

改善コスト試算

調達 DB

BOM逆展開 ★改善効果大 の部品を探す

★改善効果金額 シミュレーション

★仕入先評価 ★価格折衝

部品単価の精度向上

新規部品 単価一覧 ★単価未定

部品を探す

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