8
方針名 根拠法 方針の目的・ねらい等 酪農及び肉用牛生産の近 酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳・乳製品、牛肉の安定供給に 代化を図るための基本方 ・概ね5年ごとに策定(施行令) 向けた取組や施策の指針を示す 養豚農業の振興に関する 養豚農業振興法 養豚農業を振興するため、国内由来飼料(飼料用米、エコフィード) 基本方針<新規> ・策定期限の規定なし の利用増進等に関する方向性を定める ・法律施行(平成26年6月)後、初の基本方針 家畜改良増殖目標 家畜改良増殖法 家畜の能力(乳用牛の泌乳量、肉用牛の繁殖能力等)、体型、頭数等 ・概ね5年ごとに策定(施行令) について、10年後の目標を定める 米穀の新用途への利用の 米穀の新用途への利用の促進に関する法律 米穀の新用途(米粉用・飼料用)への利用の促進に向けた取組の基 促進に関する基本方針 ・概ね5年ごとに策定(施行令) 本的な方向等を示す 果樹農業振興基本方針 果樹農業振興特別措置法 果樹農業の振興を図るため、果実の消費、生産、輸出や流通・加工 ・概ね5年ごとに策定(施行令) 対策を推進するための施策の方向を示す 花き産業及び花きの文化 花きの振興に関する法律 花き産業と花きの文化の振興を図るため、生産者の経営の安定等の の振興に関する基本方針 ・策定期限の規定なし 取組や施策の指針を示す <新規> ・法律施行(平成26年12月)後、初の基本方針

方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸

畜産

・酪

農、

米粉

・飼

料用米

、果

樹、

花きの

基本方

針の概

方針

名根

拠法

方針

の目

的・

ねら

い等

1酪

農及

び肉

用牛

生産

の近

酪農

及び

肉用

牛生

産の

振興

に関

する

法律

酪農

・肉

用牛

生産

の健

全な

発展

と牛

乳・

乳製

品、

牛肉

の安

定供

給に

代化

を図

るた

めの

基本

方・

概ね

5年

ごと

に策

定(

施行

令)

向け

た取

組や

施策

の指

針を

示す

2養

豚農

業の

振興

に関

する

養豚

農業

振興

法養

豚農

業を

振興

する

ため

、国

内由

来飼

料(

飼料

用米、エ

コフ

ィー

ド)

基本

方針

<新

規>

・策

定期

限の

規定

なし

の利

用増

進等

に関

する

方向

性を

定め

・法

律施

行(

平成

26年

6月

)後

、初

の基

本方

3家

畜改

良増

殖目

標家

畜改

良増

殖法

家畜

の能

力(乳

用牛

の泌

乳量

、肉

用牛

の繁

殖能

力等

)、

体型

、頭

数等

・概

ね5

年ご

とに

策定

(施

行令

)に

つい

て、

10年

後の

目標

を定

める

4米

穀の

新用

途へ

の利

用の

米穀

の新

用途

への

利用

の促

進に

関す

る法

律米

穀の

新用

途(

米粉

用・

飼料

用)

への

利用

の促

進に

向け

た取

組の

促進

に関

する

基本

方針

・概

ね5

年ご

とに

策定

(施

行令

)本

的な

方向

等を

示す

5果

樹農

業振

興基

本方

針果

樹農

業振

興特

別措

置法

果樹

農業

の振

興を

図る

ため

、果

実の

消費

、生

産、

輸出

や流

通・

加工

・概

ね5

年ご

とに

策定

(施

行令

)対

策を

推進

する

ため

の施

策の

方向

を示

6花

き産

業及

び花

きの

文化

花き

の振

興に

関す

る法

律花

き産

業と

花き

の文

化の

振興

を図

るた

め、

生産

者の

経営

の安

定等

の振

興に

関す

る基

本方

針・

策定

期限

の規

定な

し取

組や

施策

の指

針を

示す

<新

規>

・法

律施

行(

平成

26年

12月

)後

、初

の基

本方

Page 2: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸
Page 3: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸
Page 4: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸
Page 5: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸
Page 6: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸

1

43

4

6

8

7

Page 7: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸

果 樹 農 家 の 所 得 向 上 と 果 樹 産 地 の 維 持 ・ 発 展

新たな果

樹農

業振

興基

本方

針について

<現

状>

<施

策の

方向>

○国内需要のうち国産果実は4割。輸入果実6割のうち、加工品が6割

を占めており、国産シェアの拡大が重要。

生鮮

用〈88%

〉2,599千

トン

果汁

等加

工品

〈12%

〉355千

トン

生鮮

用〈36%

〉1,766千

トン

果汁

等加

工品

〈64%

〉3,194千

トン

国内

生産

【37%

】2,954千

トン

輸入

【63%

】4,960千

トン

資料:園芸作物課調べ

注:①果汁、加工品については

生果

に換

算している。

②当該データは、メーカーや団体等への聞き取りをして整

理した推計値である。

<果実の需給構造(平成23年推計)>

○果

実摂

取量

は働

き盛

り世

代で

特に

少な

い現

状。

世代

別の

ニー

ズを

踏ま

えた

アプ

ロー

チが

必要

特に、摂取拡大の

アプローチが必要

な世

9389

8668

6061

96

153

170

050100

150

200

1 ~6 歳

7 ~14

15~19

20~29

30~39

40~49

50~59

60~69

70歳~

(g/

日)

<世代別果実摂取

量>

<果樹の主業農家の栽

培面

積規模別農家数

○規

模別

に見

ると

、2

ha以

上の

農家

は全

体の

15%

に留

まっ

てお

り、

園地

集積

を図

りつ

つ、

経営

規模

を拡

大す

る必

要。

<年齢別果樹農業経営者の

割合>

○農業経営者数は5年

間で1割

減少

。60歳

以上

がその

7割

を占

めており、次

世代

への

承継

や労

働力

の確

保が

課題

289(0.1%

)2,97

1(2.0%

)

17,031

(11.1%

)53

,287

(22.0%

)73

,908

(30.5%

)94

,858

(39.1%

)

50,000

100,00

015

0,00

020

0,00

025

0,00

0

22年

(人)

29歳以下

30~

39歳

40~

49歳

50~

59歳

60~

69歳

70歳以上

69.6%

資料

:農林

水産省

「農林

業セン

サス

43

2011

0204060

~1.0h

a1.0~

2.0h

a2.0h

a~

(千戸

)1ha

未満の農家割合

:約

60%

2ha

以上

の農

家割

合:約

15%

○平成26年の生鮮果実の輸出額は、ここ10年で最高の125億

円。

果樹

の振

興に

向け

た基本

的な考

規模

拡大

次世

代へ

の継

実需

者・消

費者

ニーズに対応した

果実

の生

高品

質果

実の

有利

販売

更なる

所得

向上

所得

向上

<所得

向上を

生み

出す好循環

><

「連

携」の

視点>

加工

市場

小売

消費

産地

産地

消費

輸出

IT研究

産地

・高

品質

果実

の生

産に始

まる、所

得向

上に向

けた好

循環

を生

み出

すことが

重要

・新

たに、産

地間

連携

や異

業種

を含

めた

「連

携」という視

点で果

樹施

策を展

開。

・消

費構

造の

変化

に対

応したサ

プライ

チェーンの

構築

、果

実加

工品

を活

用した

新需

要の

創出を推

進。

・生

鮮果

実等

の新

たな機

能性

表示

、原

料原

産地

表示

制度

の活

用を推

進。

<果

実を使

った

メニ

ュー

の社員

食堂での提

供>

りんごのコンポート

ソフトバンク本社

において、2日間

で200食を提

供。

「青

森りんご御

膳」

りんごとアボカドのサラダ

ポークソテーの

りんごソース

りんごサラダ、

りんごと蕪

の和

風クリーミーソース

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」を

コンセプトに、企業の社員食堂でりんごを使用したメニューを提供

・種なしで皮ごと食べられる手軽

さと優

れた食

味が特徴

・消費者や市場からの高い評

価・東北から九州まで広

く普及

し、

栽培面積は過去4年間で約

8倍

に増加

<好循環を生みだす新品種>

ぶどう「シャインマスカット」

産地

協議

連 携

優良

品目

・品

種に改

植した上

で担

い手

に転

貸農

地中

間管

理機

( 転 貸)

点在する

園地

・園

地の

集積

・優

良品

目・品

種に転

借り

受け

貸し

付け

(転

貸)

古い品

新品

<農地中間管理機構を活用した園地の

集積・集約化、改植支援>

・次

世代

につなが

る農

業経

営モデル

及びキャリア展

望の

策定

、果

樹の

特性

に対

応した園

地集

積・規

模拡

大、収

穫等

をサ

ポートする労

働力

の確

保等を推

進。

・高

値で取

引できる優

良品

目・品

種へ

の転

換の

加速

化、省

力化

や単

収向

上が

期待

できる新

技術

の導

入、安定

供給

のた

めの

需給

調整

対策

を推

進。

・オール

・ジャパ

ン体

制を構

築し、「ジャ

パン・ブランド」の

確立

を通

じて、輸

出拡

大を戦

略的

に推

進。

・多

品目

周年

供給

体制

の実

現に向

けた

検討

、植

物検

疫や

残留

農薬

基準

等の

輸出

環境

の整

備を推

進。

・果

実の

加工

・流

通・販

売を通

じた高

付加

価値

化を図

るため、生

産・流

通・販

売等

の各

段階

の関

係者

が連

携しなが

ら、

その

価値

を高

めるバ

リューチェーンの

構築

を推

進。

加工

専用果

実生産体制

の拡大

○新品種

の導入

○加工専

用園地の

設定

放任

園地

専用

園地

○低コス

ト・省力

栽培技

術の導入

農家

レストラン・

直売

所の

設置

コール

ドチェーン

の推

進市

場中

間事

業者

インターネット

販売

等の

取組

消 費 者

品質

を2週

間保

つカットりんご

スト

レート

果汁

・カッ

トフ

ルーツ

カットりんご

自動

販売

・濃

縮果

汁か

ら消

費者

ニーズの

高いストレート

果汁

への

転換

・若

年世

代等

の新

たな需

要の

掘り起

こしによる

販売

量の

拡大

中 間 事 業 者 等

( ホ テ ル ・ レ ス ト ラ ン ・ 学 校 給 食 )

高品

質果実

の生産

○優

良品目

・品種への

改植

○ブ

ランド

化のさらな

る推進

地理

的表

示保

護制

度の

活用

市場

価値

の向

上による販

売額

の増大

<果実のバリューチェーンの構築(イメージ)>

79

132

~~

(億円

)【目

標】

かんきつ

8億

りんご

140億

かき

6億

なし

10億円

163

<青果物

の輸出目

標>

170

250

0255075100

125

22年

23年

24年

25年

26年

りんご(69

ぶどう(7

)もも(7)

なし(4)

みか

ん(6)

かき(2)

その他(5)

<主な生鮮果実の

輸出

の推

移>

(億

円)

(シェア%

)12

5

102

55

8188

生産

面の

対策

の推

消費

面の

対策

の推

輸出

面の

対策

の推

流通

・加

工面

の対

策の推

資料

:農

林水

産省

「青果

物の

輸出拡

大方針

」、「青

果物の

品目別

輸出戦

略」

果実の

生産

数量

・面

積目

※生産数量の上位5品目のみ抜粋。

※※

基本方針では、政令指定品目等の15品目

について、生産数

量目標

・面

積目

標を定

めることとしている。

放任

園地

の活

用や

加工

向け低

コスト栽

培技

術の

導入による新たな所得源の開発

うんしゅう

みか

んりん

ごなし

かき

ぶどう

果実

平成

25年

度896

742

294

215

190

3,010

平成

37年

度目

標802

797

298

246

212

3,090

生産

数量

(千

トン)

うんしゅう

みか

んりん

ごなし

かき

ぶどう

果実

平成

25年

度46,300

39,200

15,150

22,300

18,500

237,000

平成

37年

度目

標39,900

38,300

13,324

22,300

18,300

226,000

面積

(ha)

Page 8: 方針の目的・ねらい等 酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳 …² \ k /fÿf¸8ë qgog g9g fþ0[ fû Âfèf¸ d 3Æfßfþ ´ Ü'¼f÷6ä/Äg g^gw ì 8 g"/ fÔf¸