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令 和 元 年 度
新 潟 市衛生環境研究所年報 （ 事 業 概 要 編 ）
第 ４４ 号
Ａｎｎｕａｌ Rｅｐｏｒｔ
ｏｆ
Ｎｉｉｇａｔａ Ｃｉｔｙ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ ｏｆ Ｐｕｂｌｉｃ Ｈｅａｌｔｈ and Environment
新 潟 市 衛 生 環 境 研 究 所
NIIGATA CITY INSTITUTE OF PUBLIC HEALTH AND ENVIRONMENT
も く じ
Ⅰ 運 営
１ 沿 革 1 ２ 施 設 の 概 要 2 ３ 組 織 ・ 分 掌 3 ４ 職 員 配 置 4 ５ 主要機器一覧 4
Ⅱ 業 務
１ 試験・検査実績
(1) 令和元年度試験・検査実績 6 (2) 平成２７～令和元年度試験・検査実績推移 7
２ 衛生科学室 8 (1) 微生物関係検査の概要 9(2) 食品関係検査の概要 15
(3) 微生物関係検査 業務統計 23(4) 食品関係検査 業務統計 25
３ 環境科学室 27 (1) 水質関係検査の概要 28 (2) 大気等関係検査の概要 35
(3) 放射能関係検査の概要 38 (4) 水質関係検査 業務統計 39
(5) 大気等関係検査 業務統計 41 (6) 放射能関係検査 業務統計 42
Ⅲ 研修・施設見学等
１ 研修・会議等参加 43 ２ 研修・指導等の実施 44 ３ 施設見学等 45
1
Ⅰ 運 営
１ 沿 革
事 項
昭和 51年 1 月 旧西保健所跡地（新潟市白山浦）に建設された総合保健センター内の 5 階
から 7階のフロアを使用し、衛生部衛生試験所として 2課 5係で発足する。
4月 機構改革により、保健環境部衛生試験所となる。
昭和 59 年 8月 臨床検査技師・衛生検査技師等に関する法律第 20 条の 3 第 1 項の規定に
よる登録衛生検査所となる。
平成 4年 4月 機構改革により、局制が設けられ、市民局衛生部衛生試験所となる。
平成 7年 7月 DNA 増幅装置を導入し、微生物の遺伝子学的検査を開始する。
平成 9年 10月 食品衛生法施行規則改正に伴い、新潟市食品衛生検査業務管理要綱が施行
され、GLP 対応の検査体制をとる。
平成 10年 4月 機構改革により、市民局保健福祉部衛生試験所となる。
平成 11年 12月 新潟市西区小新に新築移転する。
平成 15年 7月 重症急性呼吸器症候群(SARS)検査に対応するため、クリーンルームを設
置する。
平成 17年 11月 マウスによる貝毒検査を実施するため、動物舎を設置する。
平成 18 年 4月 Ｘ線回折装置を導入し、アスベスト検査を開始する。
平成 19年 4月 政令指定都市移行に合わせた機構改革により、健康福祉部衛生環境研究所
となる。
平成 22年 4月 機構改革により、保健衛生部衛生環境研究所となるとともに、組織改正を
行い 5 係制から 2 室 1 担当制となる。
平成 24年 1月 ゲルマニウム半導体検出器を導入し、放射能検査を開始する。
平成 29年 6月 臨床検査技師・衛生検査技師等に関する法律第 20 条の 3 第 1 項の規定に
よる登録衛生検査所を廃止する。
2
２ 施設の概要
所在地 〒950-2023 新潟市西区小新 2151 番地 1TEL 025（231）1231 施設平面図
FAX 025（230）5818
施設概要
構造規模 本 館：鉄筋コンクリート造 3 階建
動物舎：プレハブ平屋建
敷地面積 2,877 ㎡
延床面積 2,957 ㎡(本館)
9.9 ㎡(動物舎)
着 工 平成 10 年 9 月(本館)
平成 17 年 10 月(動物舎)
竣 工 平成 11 年 11 月(本館)
平成 17 年 11 月(動物舎)
建 設 費 1,360,732 千円(本館)
3,034 千円(動物舎)
本
館
階別 室 名 面積(㎡)
１階 所 長 室
事 務 室
研 修 室
図 書 室
試 料 保 存 室
放 射 能 測 定 室
32.0154.2133.337.215.124.7
２階 微 生 物 検 査 ゾ ー ン
電子顕微鏡室・ｳｲﾙｽ検査室
高 規 格 検 査 室
食 品 検 査 ゾ ー ン
機器分析室１・質量分析室
216.045.854.5
230.1151.9
３階 水 質 検 査 ゾ ー ン
大 気 検 査 ゾ ー ン
放 射 能 前 処 理 室
ア ス ベ ス ト 測 定 室
機 器 分 析 室 ２
248.7216.0
56.214.580.6
共用 その他(廊下・玄関等) 1,246.2別 棟 動 物 舎 9.9
１階
２階
３階
食品検査ゾーン
微生物検査ゾーン
水質検査ゾーン
大気検査ゾーン
3
３ 組織･分掌
衛生環境研究所
保
健
衛
生
部
総務担当
衛生科学室
環境科学室
(1) (2)
(3) (4)
(5)
(1)
(2)
(3)
(4) (5)
(6) (7) (8) (9)
(10)
(1)
(2)
(3)
(4) (5)
(6) (7)
(8)
試験、検査等の依頼等に関する事項
関係機関及び関係団体等との連絡調整に関す
る事項
業務統計及び年次報告書作成に関する事項
関連情報の収集、発信及び市民啓発に関す
る事項
衛生環境研究所のその他庶務に関する事項
食中毒原因調査に係る試験及び検査に関す
る事項
食品等の微生物学的試験及び検査に関する事
項
感染症等の微生物学的試験及び検査に関する
事項
原虫及び寄生虫の試験及び検査に関する事項
食品、添加物、器具、容器包装等の試験及び
検査に関する事項
栄養分析等の試験及び検査に関する事項
農薬、医薬品等の試験及び検査に関する事項
家庭用品の試験及び検査に関する事項
保健衛生及び生活環境等に係る調査研究に関
する事項
保健衛生及び生活環境等に係る研修及び指導
に関する事項
飲料水、浴場水、プール水等の生活用水の試
験及び検査に関する事項
公共用水域、地下水、事業所排水等水質の試
験及び検査に関する事項
大気汚染物質及び悪臭物質の試験及び検査に
関する事項
廃棄物、土壌等の試験及び検査に関する事項
住居、建築物等の生活環境に係る試験及び検
査に関する事項
アスベスト等の試験及び検査に関する事項
保健衛生及び生活環境等に係る調査研究に関
する事項
保健衛生及び生活環境等に係る研修及び指導
に関する事項
4
４ 職員配置
５ 主要機器一覧
(平成31年4月1日現在）
1 1
1 1
6 1 7
1 4 7 12
1 1 2
(1) (1) (2)
3 2 5
1 1 1 14 11 28
区分 所長
非常勤嘱託
事務職
医師・歯科医師
次長 計総 務担 当
衛 生科学室
環 境科学室
（再任用：再掲）
計
薬剤師
化学
臨床検査技師
技術職
(平成31年4月1日現在)
機器名 型 式 取得年度
PCR増幅装置 パーキンエルマ 9700 H11
超高速冷却遠心機（ウイルス検査用） 日立工機 CS-150GX H11
冷却遠心器（食品検査用） クボタ 8900型20A H11
倒立型顕微鏡（ウイルス検査用） オリンパス IX-50-11PH H11
倒立型顕微鏡（ウイルス検査用） オリンパス IX-50 H11
位相差顕微鏡一式（環境検査用） オリンパス BX-50 H11
ガスクロマトグラフ質量分析装置 アジレントテクノロジー 5973 H11
走査電子顕微鏡 日本電子 JSM5600LV H11
透過電子顕微鏡 日本電子 JEM1010 H11
高速液体クロマトグラフ アジレントテクノロジー 1100 H11
ミーレ全自動洗浄機 クボタ G7783 H11
全自動水銀分析装置 日本インスツルメンツ SP-3D/RA3 H14
全自動水質自動測定機 ブランルーベ オートアナライザー3型 H21 （リース後取得）
イオンクロマトグラフ（臭素酸分析システム） ダイオネックス ICS2000 ICS1500 H22 （リース後取得）
原子吸光光度計 日立ハイテクノロジーズ 偏光ゼーマン Z-2300 H23 （リース後取得）
ガスクロマトグラフ質量分析装置 アジレントテクノロジー 5975inert H23 （リース後取得）
位相差分散顕微鏡（アスベスト用） オリンパス BX51N-DPH H17
X線回析装置 島津製作所 RXD-6100 H17
リアルタイムPCR ロシュ ライトサイクラー DX400Works H24 （リース後取得）
高速液体クロマトグラフ質量分析装置 アプライドバイオシステムズ API-3200 H24 （リース後取得）
イオンクロマトグラフ（シアン分析用） 島津製作所 シアン分析システム プロミネンス H24 （リース後取得）
連続固相加圧乾燥濃縮装置 日本ウォーターズ Sep-Pak Uni （10台） H25 （リース後取得）
パルスフィールド電気泳動装置 日本バイオ・ラッドラボラトリーズ GenePathシステムB H25 （リース後取得)
微量高速遠心機 日立工機 CF15RX2 H19
マイクロプレートリーダー サーモエレクトロン マルチスキャンJX H25 （リース後取得）
ガスクロマトグラフ質量分析装置（ヘッドスペース） 日本電子 JMS-Q1000GC H20 （リース）
5
機器名 型 式 取得年度
高速液体クロマトグラフ 日本ウォーターズ Alliance E2695 H20 （リース）
多検体自動測定機（ｐH計接続用） 東亜ディーケーケー TTT-510 H20
ガスクロマトグラフ（FID） 島津製作所 GC-2014 H21 （リース）
原子吸光光度計 サーモ グラファイトファーネス ice3400 H27 （リース後取得）
リアルタイムPCRシステム アプライドバイオシステムズ 7500 H21 （リース）
TOC分析装置 島津製作所 TOC-VCPH H22 （リース）
遺伝子解析装置 アプライドバイオシステムズ ABI3500 H22
ICP質量分析装置 アジレントテクノロジー 7700ｘ H23
マイクロ波前処理装置 マイルストーンゼネラル START D H23
ゲルマニウム半導体検出装置 セイコーEG&G GEM20-70 H23
高速液体クロマトグラフ アジレントテクノロジー 1260Infinity H25 （リース）
高速冷却遠心機 クボタ 6000 H25
濁度・色度測定器 日本電色工業 WA6000 H25
イオンクロマトグラフ(酸性雨用) サーモ ダイオネクス ICS 1100 H25 （リース）
ガスクロマトグラフ質量分析装置 アジレントテクノロジー 7000C H26 （リース）
高速液体クロマトグラフ質量分析装置 日本ウォーターズ Xevo TQD H26 （リース）
ガスクロマトグラフ（ECD） 島津製作所 GC-2014 H26
分光光度計 日立ハイテクサイエンス ダブルビーム UH-5300 H26
インキュベーター 平山製作所 FIN-1200MVI H27
ゲル撮影装置 ATTO WSE-5200UV PRINTGRAPH 2M H27
超低温フリーザー パナソニック MDF-DC700VX H28
リアルタイムPCRシステム アプライドバイオシステムズ 7500Fast H28 （リース）
水銀分析装置 日本インスツルメンツ MA-3000 H30
6
Ⅱ 業 務
１ 試験・検査実績
（１）令和元年度 試験・検査実績 （単位：件）
保健所 環境対策課左記以外の
行政機関小計 事業場等 (うち有料分)
微生物検査 1,277 1,277 86 86 1,363 243 1,606
微生物検査 270 270 270 29 68 367
微生物検査 686 284 970 970 1,051 2,021
理化学検査 236 273 509 1 1 510 291 244 1,045
理化学検査 24 24 24 7 8 39
微生物検査 6 6 6 1 7
理化学検査 30 30 30 30
微生物検査 20 2 22 22 3 25
理化学検査 23 1 24 24 32 56
微生物検査 92 5 97 97 19 116
理化学検査 55 55 55 14 69
理化学検査 37 37 37 43 80
微生物検査 208 208 208 25 233
理化学検査 743 743 743 237 129 1,109
微生物検査 88 88 88 13 101
理化学検査 237 237 237 90 327
微生物検査 73 73 73 34 107
理化学検査 249 249 249 92 341
微生物検査 111 111 111 6 117
理化学検査 49 185 234 234 68 302
有害大気検査 理化学検査 283 283 283 52 335
アスベスト検査 理化学検査 48 48 48 48
理化学検査 4 4 8 8 5 17 30
理化学検査 44 44 44 4 48
理化学検査 3 3
環境検査 放射能検査 8 20 28 28 28
廃棄物検査 放射能検査 8 8 8 8
その他検査 放射能検査 1 1 1 1
理化学検査 21 21 21 31 52
2,697 1,680 1,328 5,705 87 87 5,792 2,390 469 8,651
保健所 環境対策課 以外の行政 行政依頼計 一般依頼 （有料分） 依頼合計 精度管理 調査研究 合計
2,697 1,680 1,328 5,705 87 87 5,792 2,390 469 8,651
31.2% 19.4% 15.3% 65.9% 1.0% 0.02% 67.0% 27.6% 5.4%
微生物担当 2,351 296 475 3,122 86 86 3,208 1,424 68 4,700
食品担当 270 303 573 1 1 574 308 252 1,134
環境科学室 76 1,384 550 2,010 2,010 658 149 2,817
合計行政依頼 一般依頼依頼検査合計
栄養分析検査
検査内容
依頼による検査
精度管理 調査研究
感染症等検査
食中毒検査
食品等検査
家庭用品検査
生活衛生検査
その他検査
生活用水
飲用水検査
利用水検査
廃棄物検査
水質環境
環境基準等検査
排水基準等検査
埋立地等管理検査
その他検査
大気環境
土壌・底質検査
室内環境検査
環境生物検査
放射能
【 合 計 】
【 合 計 】（比率％）
内 訳
7
（２）平成２７年度～令和元年度 試験・検査実績推移
ア 依頼検査
検査内容 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度
微生物検査 603 644 724 684 1,363
微生物検査 419 883 388 355 270
微生物検査 1,322 1,188 1,173 1,200 970
理化学検査 583 553 554 561 510
理化学検査 45 45 45 25 24
微生物検査 11 9 7 9 6
理化学検査 30 30 30 30 30
微生物検査 11 12 11 23 22
理化学検査 15 14 14 15 24
微生物検査 198 92 95 126 97
理化学検査 78 61 54 53 55
理化学検査 40 37 37 43 37
微生物検査 222 211 222 221 208
理化学検査 796 680 724 742 743
微生物検査 86 99 95 102 88
理化学検査 263 259 257 269 237
微生物検査 57 72 71 68 73
理化学検査 249 276 262 236 249
微生物検査 91 90 105 116 111
理化学検査 169 187 209 211 234
有害大気検査 理化学検査 269 273 270 269 283
酸性雨検査 理化学検査 130 122 53 0 0
アスベスト検査 理化学検査 48 26 48 48 48
理化学検査 11 12 18 8 8
理化学検査 72 63 60 89 44
食品検査 放射能検査 198 55 12 0 0
環境検査 放射能検査 66 64 36 28 28
廃棄物検査 放射能検査 49 36 36 36 8
その他検査 放射能検査 86 72 36 20 1
理化学検査 177 79 25 32 21
6,394 6,244 5,671 5,619 5,792
イ 依頼によらない検査
平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度
1,238 1,889 1,965 2,718 2,390
746 667 600 480 469
1,984 2,556 2,565 3,198 2,859
精度管理
調査研究
【 合 計 】
【 合 計 】
大気環境
土壌・底質検査
放射能
その他検査
室内環境検査
生活用水
飲用水検査
利用水検査
廃棄物検査
水質環境
環境基準等検査
排水基準等検査
埋立地等管理検査
その他検査
栄養分析検査
感染症等検査
食中毒検査
食品等検査
家庭用品検査
生活衛生検査
8
２ 衛生科学室
概要
衛生科学室では、保健所等からの行政依頼検査を中心に、微生物学的検査および食品理化学
的検査を行うとともに調査研究等を行っている。
主な検査業務は、「感染症発生動向調査事業」等の保健予防に係る検査、食品衛生に係る微生
物検査および農薬・食品添加物等の理化学検査、水質に係る細菌検査、家庭用品検査、容器包
装検査、貝毒検査などであり、ほかに、行政からの苦情品検査等も行っている。
以上の検査業務では、GLP(食品衛生検査施設の業務管理基準)に基づく内部精度管理を実施
するとともに、外部精度管理にも参加し、精度管理業務に取り組んでいる。
令和元年度微生物学的検査の検体数は 4,700 件、12,802 項目。食品理化学的検査の検体数は
1,134 件、29,341 項目であった(図 1～4)。
図１ 微生物関係 依頼元別件数 (合計 4,700 件) 図２ 微生物関係 検査別項目数 (合計 12,802 項目)
図３ 食品関係 依頼元別件数 (合計 1,134 件) 図４ 食品関係 検査別項目数 (合計 29,341 項目)
9
業務報告
(１) 微生物関係検査の概要
ア 依頼検査
(ｱ) 感染症等検査
a 感染症発生動向調査事業
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、保健所保健
管理課の依頼により、感染症の発生原因調査及び疫学調査を目的として臨床検体および
菌株 1,175 件、2,412 項目の検査を行った。
(a) 全数把握疾患（表 1）三類感染症に係る検査では、腸管出血性大腸菌 O157、O111、O103、O26、O91、
O84 を検出した。
四類感染症に係る検査では、レジオネラ・ニューモフィラ、A 型肝炎ウイルス、
E 型肝炎ウイルス、デング熱ウイルスを検出した。
五類感染症に係る検査では、風疹ウイルス、カルバペネム耐性腸内細菌を検出し
た。
指定感染症に係る検査では、新型コロナウイルスを検出した。
(b) 定点把握疾患
病原体定点医療機関等から搬入された病原体サーベイランスに係る検査を行い、
インフルエンザウイルス AH1pdm09 47 件、インフルエンザウイルス AH3 18 件、
インフルエンザウイルス B 型 10 件、単純ヘルペスウイルス 1 型 1 件を検出した。
b 職員の衛生管理
保健所食の安全推進課及び食肉衛生検査所の依頼により、職員の衛生管理を目的と
した保菌検査を 86 件、367 項目行った。
c ペットの糞便検査
動物ふれあい活動の一環として、保健所環境衛生課の依頼により犬の糞便 16 件、66項目(赤痢菌、腸管出血性大腸菌、サルモネラ属菌、カンピロバクター)の検査を行った。
d 保菌検査
一般依頼等により、食品業者等の健康状態確認を目的とした保菌検査を 86 件、432項目行った。
10
表 1 全数把握疾患に関する検査での病原体検出
No. 検体採取年月 診断名 検出病原体 年齢 性別1 2019.4 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 80歳代 女2 2019.4 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 90歳代 女3 2019.4 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 90歳代 男4 2019.5 Ａ型肝炎 Hepatitis A virus genotype IA 20歳代 女5 2019.5 カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）感染症 Enterobacter aerogenes 60歳代 女6 2019.5 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT2 20歳代 女7 2019.5 デング熱（DF/DHF） Dengue virus 1 30歳代 男8 2019.6 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O26,H11,VT1 20歳代 女9 2019.6 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 10歳未満 女10 2019.7 カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）感染症 Enterobacter cloacae 40歳代 女11 2019.7 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H-,VT1 20歳代 男12 2019.7 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 40歳代 男13 2019.7 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 30歳代 女14 2019.7 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 10歳代 男15 2019.7 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O103,H-,VT1 40歳代 女16 2019.7 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O111,H-,VT1&VT2 10歳未満 女17 2019.7 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O111,H-,VT1&VT2 10歳未満 男18 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O111,H-,VT1&VT2 10歳未満 男19 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O111,H-,VT1&VT2 30歳代 女20 2019.8 カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）感染症 Enterobacter cloacae 70歳代 男21 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O84,H-,VT1 60歳代 男22 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O111,H-,VT1&VT2 10歳未満 女23 2019.8 レジオネラ症 Legionella pneumophila SG1 60歳代 男24 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O111,H-,VT1&VT2 20歳代 男25 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O103,H2,VT1 20歳代 男26 2019.8 レジオネラ症 Legionella pneumophila SG1 70歳代 男27 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O111,H-,VT1&VT2 20歳代 男28 2019.8 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT2 20歳代 男29 2019.8 デング熱（DF/DHF） Dengue virus 1 40歳代 男30 2019.9 Ｅ型肝炎 Hepatitis E virus 50歳代 男31 2019.9 カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）感染症 Enterobacter aerogenes 80歳代 男32 2019.9 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 40歳代 男33 2019.9 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O91,H21,VT2 40歳代 男34 2019.11 カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）感染症 Providencia rettgeri 40歳代 男35 2019.11 カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）感染症 Enterobacter aerogenes 70歳代 男36 2019.11 カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）感染症 Enterobacter aerogenes 70歳代 男37 2019.11 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT2 40歳代 女38 2019.11 腸管出血性大腸菌感染症 E.coli O157,H7,VT1&VT2 40歳代 男39 2020.1 風疹（三日はしか） Rubella virus genotype 2B 30歳代 男40 2020.2 Ｅ型肝炎 Hepatitis E virus 60歳代 男41 2020.2 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 60歳代 男42 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 40歳代 男43 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 60歳代 女44 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 50歳代 女45 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 70歳代 女46 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 50歳代 女47 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 40歳代 男48 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 30歳代 男49 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 60歳代 男50 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 30歳代 男51 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 30歳代 女52 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 10歳未満 男53 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 30歳代 女54 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 40歳代 男55 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 80歳代 男56 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 50歳代 女57 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 30歳代 女58 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 50歳代 女59 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 40歳代 男60 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 30歳代 女61 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 20歳代 男62 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 70歳代 女63 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 10歳未満 女64 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 30歳代 女65 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 70歳代 男66 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 20歳代 男67 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 80歳代 女68 2020.3 新型コロナウイルス感染症 Novel coronaviurs 2019 50歳代 男
11
(ｲ) 食中毒等検査
「食品衛生法」等に基づき、保健所食の安全推進課の依頼により、食中毒の疑いや、
市民からの苦情のあった事例について、270 件、2,136 項目の検査を行った。原因病原
菌等が検出された食中毒事例の概要を以下に示す(表 2)。
表 2 原因病原菌等が検出された食中毒事例の概要
(ｳ) 食品等検査
a 食品衛生法に基づく収去検査
「食品衛生法」及び「新潟県食品の指導基準」に基づき、保健所食の安全推進課の依
頼により、市内販売店等から収去された食品や、調理施設の器具等の拭き取り検体につ
いて検査を 656 件、2,285 項目行った。
指導基準に係る検査や食品衛生確保に係る検査では、そうざいなどの食品検体で 27件が一般細菌数または大腸菌群数、大腸菌数の基準を超過していた。拭き取り検体では
5 件から黄色ブドウ球菌または大腸菌を検出した。
b 給食施設の自主検査
小中学校等の給食施設の食品衛生確保のための自主検査として、保健給食課や福祉施
設等からの依頼により、食品及び食器･器具等の拭き取り検体について検査を 283 件、
2,035 項目行った。
c アカヒゲ検査
農村整備水産課の依頼により、アカヒゲ 1 件、3 項目（一般細菌数、大腸菌群数、腸
炎ビブリオ最確数）の検査を行った。
d アレルギー物質の検査
保健所食の安全推進課の依頼により、食品中のアレルギー物質の検査を行った。「乳」、
「卵」、「小麦」それぞれ 10 件ずつ合計 30 件について ELISA 法によるスクリーニング
検査を行った。そのうち「乳」を対象とした検体 1 件が陽性であった。
(ｴ) 生活衛生検査
a 貸しおしぼり
「クリーニング業法」に基づく保健所環境衛生課の依頼及び一般依頼により、貸しお
しぼり 6 件、18 項目(一般細菌数、大腸菌群数、黄色ブドウ球菌)の検査を行った。
患者 調理従事者等
1 飲食店利用者が下痢，発熱，嘔吐など Norovirus GII １３／１４ ２／３ ２／６
2 飲食店利用者が下痢，発熱，嘔吐など Norovirus GII ７／１０ ５／１４ ０／８
3 飲食店利用者が下痢，発熱，嘔吐など Norovirus GII １／１ １／６ ０／６
No. 事例概要検出した菌・ウイルス等
陽性数/検体数
便食品 拭き取り
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表 3 食品別検査状況（食品等検査 a～cの内訳）
(ｵ) 水質検査
a 飲用水等の検査
「新潟市食品衛生法施行条例」に基づき、保健所食の安全推進課の依頼により、製造
用水 20 件、24 項目（一般細菌数、大腸菌群）の検査を行った。
また、当所水道水 2 件、2 項目の検査(一般細菌、大腸菌)を行った。
b 利用水等の検査
「公衆浴場法」「旅館業法」に基づき、保健所環境衛生課の依頼により、浴槽水(シャ
ワー水等含む)82 件、107 項目(大腸菌群数、レジオネラ属菌)についての検査を行った。
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、保健所環境衛生課等の
依頼により、冷却塔水 15 件(レジオネラ属菌)の検査を行った。
レジオネラ属菌の検出状況を以下に示す(表 4)。
表 4 レジオネラ属菌検出状況
※1 レジオネラ追跡調査の検体含む
※2 修景水は、f その他の検査に記載
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
乳・乳製品等 8 4 4 7 23
清涼飲料水 5 5
冷凍食品 4 4
レトルト食品 3 3
魚介・加工品 10 1 5 16
食肉・加工品 5 5
漬物 11 5 6 22
菓子類 10 10 20
豆腐 5 5 5 15
弁当・そうざい類 10 42 45 36 16 36 23 30 34 10 20 302
その他の食品 3 8 2 13
拭き取り 24 62 62 54 34 59 48 61 46 20 42 512
合計 39 117 124 110 63 111 77 110 82 38 69 0 940
月 食品
2019 2020合計
10～<102 102～<103 103～
浴槽水 ※1 58 4 2 2 0
冷却塔水 15 4 1 1 2
修景水 ※2 31 4 4 0 0
計 104 12 7 3 2
検体名 検査件数 陽性数陽性検体のレジオネラ属菌数（CFU/100 mL）
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c 環境基準等検査
「水質汚濁防止法」に基づき、環境対策課の依頼により、公共用水域の環境基準監視
とその補完調査として、河川水・海水 208 件(大腸菌群最確数)の検査を行った。
d 排水基準検査
「水質汚濁防止法」に基づき、環境対策課の依頼により、事業所排水 88 件(大腸菌群
数)の検査を行った。
e 埋立地等管理検査
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、廃棄物埋立地における環境影響の
実態を把握するため、新田、亀田及び舞平清掃センターの依頼により、埋立地浸出水等
63 件(大腸菌群数)の検査を行った。
埋立て処分地、ごみ焼却場周辺の環境影響調査として、新田清掃センターの依頼によ
り、周辺河川水 8 件(大腸菌群最確数)の検査を行った。
亀田清掃センターの依頼により、民家井戸水 2 件(一般細菌、大腸菌)の検査を行った。
f その他の検査
地下水の水質調査を目的として、西蒲区産業観光課の依頼により、地下水 1 件（一般
細菌、大腸菌）の検査を行った。
港内水の定期検査として、水産林務課の依頼により、港内水 16 件(大腸菌群最確数)の検査を行った。
水景施設の水質状況の把握等を目的として、中央区、東区、北区及び西区建設課の依
頼により、修景水(公園の噴水や池水)58 件の大腸菌検査と 31 件のレジオネラ属菌検査
を行った。（表 4）灌水用水の水質調査を目的として、農業活性化研究センターの依頼により、雑用水 2
件の大腸菌検査を行った。
公園整備工事による埋立処分地周縁の地下水等の水質への影響調査として、西部地域
土木事務所の依頼により、埋立地地下水 2 件、浸出水 1 件(大腸菌群数)の検査を行った。
イ 精度管理
(ｱ) 内部精度管理
検出・同定検査の精度確認を目的として、添加回収試験など 1,380 件、1,940 項目の
検査を行った。
(ｲ) 外部精度管理
財団法人食品薬品安全センター秦野研究所が実施した食品衛生外部精度管理調査
(E.coli、一般細菌数測定、黄色ブドウ球菌、大腸菌群、特定原材料検査)に参加した。
また、感染症外部精度管理として、厚生労働省外部精度管理（結核菌 VNTR、麻疹、
風疹、SFTS、EHEC、一般細菌数、CRE）、日本臨床衛生検査技師会(病原細菌同定検
査、フォトサーベイ)、新潟県臨床検査精度管理協議会(病原細菌同定検査) 及び厚生労
働省科学研究「公衆浴場におけるレジオネラ症対策に資する検査・消毒方法等の衛生管
理手法の開発のための研究」の一環として、日水製薬株式会社レジオネラ属菌検査精度
管理サーベイに参加した。
14
ウ 調査研究
(ｱ) 新潟市における 2019/20 シーズンのインフルエンザウイルスについて
新潟市における 2019/20 シーズンのインフルエンザウイルスについて，分離検出およ
び薬剤耐性遺伝子の調査を行った。
詳細は、年報（調査研究編）に掲載
エ その他
(ｱ) 感染症情報の発信
「感染症発生動向調査事業実施要項」に基づき、病原体サーベイランス対象疾病等の
検査により得られた情報を国へ報告するとともに、病原体検出情報としてホームページ
で公開した。また、保健所を通じて収集された市内の感染症患者発生状況等の情報を解
析し、新潟市感染症情報(週報)としてホームページで公開した。
15
（２） 食品関係検査の概要
ア 依頼検査
検査種類別実施項目は、表 5 のとおり。
表 5 検査種類別実施項目数
(ｱ) 食品等検査
「食品衛生法」等に基づき、保健所食の安全推進課、保健給食課等の依頼により、
下記検査を 520 件、19,287 項目実施した。当所における食品添加物、動物用医薬品
及び残留農薬の検査項目は表 6～表 8 のとおり。
表 6 食品添加物分析項目
表7 動物用医薬品検査項目
添加物 検査項目 添加物 検査項目
サッカリンナトリウム 着色料（指定） 赤色2号
アセスルファムカリウム 赤色3号
指定外甘味料 サイクラミン酸 赤色40号
ソルビン酸 赤色102号
デヒドロ酢酸 赤色104号
プロピオン酸 赤色105号
安息香酸 赤色106号
パラオキシ安息香酸エステル類 (PHBA) 黄色4号
発色剤 亜硝酸根 黄色5号
漂白剤 二酸化硫黄 青色1号
品質保持剤 プロピレングリコール 緑色3号
酸化防止剤 EDTA ファストレッドＥ
指定外酸化防止剤 tert-ブチルヒドロキノン (TBHQ) アゾルビン
防かび剤 オルトフェニルフェノール キノリンイエロー
ジフェニル パテントブルーV
チアベンダゾール エオシンＹ
イマザリル
甘味料
保存料
指定外着色料
検査種類 実施項目数
残留農薬 16,084
食品添加物 2,599
栄養分析 180
動物用医薬品 177
家庭用品 44
乳類成分規格 42
その他 385
オキシテトラサイクリン スルファモノメトキシン
クロルテトラサイクリン チアンフェニコール
テトラサイクリン トリメトプリム
オキソリン酸 ピリメタミン
オルメトプリム α-トレンボロン
スルファキノキサリン β-トレンボロン
スルファジミジン ゼラノール
スルファジメトキシン フルベンダゾール
スルファメラジン
16
表 8 残留農薬検査項目ＢＨＣ ジエトフェンカルブ パラチオン
γ－ＢＨＣ ジオキサチオン パラチオンメチル
ＥＰＮ ジクロトホス ハルフェンプロックス
ＴＣＭＴＢ ジクロフェンチオン ピコリナフェン
ＸＭＣ ジクロホップメチル ビテルタノール
アクリナトリン ジクロラン ビフェノックス
アザコナゾール ジスルホトン ビフェントリン
アジンホスメチル シニドンエチル ピペロニルブトキシド
アセタミプリド シハロトリン ピペロホス
アトラジン シハロホップブチル ピラクロホス
アニロホス ジフェナミド ピラゾホス
アメトリン ジフェノコナゾール ピラフルフェンエチル
アラクロール シフルトリン ピリダフェンチオン
アレスリン ジフルフェニカン ピリダベン
イサゾホス シプロコナゾール ピリフェノックス
イソキサチオン シペルメトリン ピリブチカルブ
イソフェンホス シマジン ピリプロキシフェン
イソプロカルブ ジメタメトリン ピリミカーブ
イソプロチオラン ジメチピン ピリミジフェン
イプロベンホス ジメチルビンホス ピリミノバックメチル
イマザメタベンズメチルエステル ジメテナミド ピリミホスメチル
エスプロカルブ ジメトエート ピリメタニル
エタルフルラリン シメトリン ピロキロン
エチオフェンカルブ ジメピペレート ビンクロゾリン
エチオン シラフルオフェン フィプロニル
エディフェンホス スピロキサミン フェナミホス
エトキサゾール スピロジクロフェン フェナリモル
エトフェンプロックス ゾキサミド フェニトロチオン
エトプロホス ターバシル フェノキサニル
エポキシコナゾール ダイアジノン フェノチオカルブ
エンドリン ダイアレート フェノトリン
オキサジアゾン チオベンカルブ フェノブカルブ
オキサジキシル チオメトン フェンアミドン
オキシフルオルフェン チフルザミド フェンクロルホス
オリザリン テクナゼン フェンスルホチオン
カズサホス テトラクロルビンホス フェントエート
カフェンストロール テトラコナゾール フェンバレレート
カルバリル テトラジホン フェンブコナゾール
カルフェントラゾンエチル テニルクロール フェンプロパトリン
キナルホス テブコナゾール フェンプロピモルフ
キノキシフェン テブフェンピラド フサライド
キノクラミン テフルトリン ブタクロール
キントゼン デメトン－Ｓ－メチル ブタミホス
クレソキシムメチル テルブトリン ブピリメート
クロゾリネート テルブホス ブプロフェジン
クロマゾン トリアジメノール フラムプロップメチル
クロルエトキシホス トリアジメホン フルアクリピリム
クロルタールジメチル トリアゾホス フルキンコナゾール
クロルピリホス トリアレート フルジオキソニル
クロルピリホスメチル トリシクラゾール フルシトリネート
クロルフェナピル トリブホス フルシラゾール
クロルフェンソン トリフルラリン フルチアセットメチル
クロルフェンビンホス トリフロキシストロビン フルトラニル
クロルブファム トルクロホスメチル フルトリアホール
クロルプロファム トルフェンピラド フルバリネート
クロルベンシド ２－（１－ナフチル）アセタミド フルフェンピルエチル
クロロネブ ナプロパミド フルミオキサジン
クロロベンジレート ニトロタールイソプロピル フルミクロラックペンチル
シアナジン ノルフルラゾン フルリドン
シアノホス パクロブトラゾール プレチラクロール
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プロシミドン カルプロパミド エトキシスルフロン
プロチオホス クミルロン クロジナホップ酸
プロパジン クロキントセットメキシル クロフェンセット
プロパニル クロチアニジン クロプロップ
プロパホス クロフェンテジン クロランスラムメチル
プロパルギット クロマフェノジド クロリムロンエチル
プロピコナゾール クロメプロップ クロルスルフロン
プロピザミド クロリダゾン ４－クロルフェノキシ酢酸
プロヒドロジャスモン クロロクスロン シクラニリド
プロフェノホス ジウロン ジクロスラム
プロポキスル シクロエート シクロスルファムロン
ブロマシル シフルフェナミド ジクロメジン
プロメトリン ジフルベンズロン ジクロルプロップ
ブロモプロピレート シプロジニル シノスルフロン
ブロモホス シメコナゾール スルフェントラゾン
ブロモホスエチル ジメチリモール スルホスルフロン
ヘキサコナゾール ジメトモルフ チジアズロン
ヘキサジノン スピノサド チフェンスルフロンメチル
ベナラキシル ダイムロン トリアスルフロン
ベノキサコール チアクロプリド トリクロピル
ヘプタクロル チアベンダゾール トリフロキシスルフロン
チアメトキサム ナプタラム
テブチウロン １－ナフタレン酢酸
ペルメトリン テブフェノジド ハロキシホップ
ペンコナゾール テフルベンズロン ハロスルフロンメチル
ベンダイオカルブ トリチコナゾール ピラゾスルフロンエチル
ペンディメタリン トリデモルフ フェンヘキサミド
ベンフルラリン トリフルムロン フラザスルフロン
ベンフレセート ナプロアニリド フルメツラム
ホサロン ノバルロン フルロキシピル
ホスチアゼート ピラクロストロビン ブロモキシニル
ホスファミドン ピラゾリネート フロラスラム
ホスメット ピリフタリド ペノキススラム
ホルモチオン リニュロン ベンスルフロンメチル
ホレート ルフェヌロン ホメサフェン
マラチオン フェノキシカルブ ホラムスルフロン
ミクロブタニル フェリムゾン ホルクロルフェニュロン
メカルバム フェンピロキシメート メコプロップ
メタラキシル及びメフェノキサム フェンメディファム メソスルフロンメチル
メチダチオン ブタフェナシル メトスラム
メトキシクロール フラチオカルブ メトスルフロンメチル
メトプレン フラメトピル
メトミノストロビン フルフェノクスロン
メトラクロール プロパキザホップ
メビンホス ヘキサフルムロン
メフェナセット ヘキシチアゾクス
メフェンピルジエチル ペンシクロン
メプロニル ベンゾフェナップ
モノクロトホス ボスカリド
レスメトリン メタベンズチアズロン
レナシル メトキシフェノジド
アゾキシストロビン モノリニュロン
イプロバリカルブ ラクトフェン
イマザリル ＭＣＰＢ
イミダクロプリド アイオキシニル
インダノファン アシフルオルフェン
インドキサカルブ アジムスルフロン
オキサジクロメホン イオドスルフロンメチル
オキサミル イマザキン
オキシカルボキシン エタメツルフロンメチル
１，１－ジクロロ－２，２－ビス（４－エチ
ルフェニル）エタン
18
a 牛乳・加工乳
牛乳・加工乳の比重、酸度、乳脂肪分、無脂乳固形分、カビ毒（アフラトキシン
M1）の検査を4件、20項目行った。
b 乳酸菌飲料・発酵乳
乳酸菌飲料・発酵乳の無脂乳固形分、甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルフ
ァムカリウム）、保存料（ソルビン酸）の検査を2件、8項目行った。
c 乳飲料
乳飲料の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、保存料（ソ
ルビン酸）、着色料（指定11種）の検査を2件、28項目行った。
d 乳製品
加糖練乳の乳脂肪分、乳固形分、糖分、水分含量の検査を3件、12項目行った。
e プロセスチーズ
プロセスチーズの乳固形分、保存料（ソルビン酸、デヒドロ酢酸、プロピオン酸）
の検査を4件、16項目行った。
f アイスクリーム類
アイスクリーム類の乳脂肪分、乳固形分、甘味料（サッカリンナトリウム、アセス
ルファムカリウム）の検査を4件、16項目行った。このうち、2件から乳脂肪分の規
格基準違反品があった。
g 氷菓
氷菓の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、着色料（指定
11種）の検査を4件、52項目行った。
h 魚肉練り製品
魚肉練り製品の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、保存
料（ソルビン酸）、着色料（指定11種）、pH、水分活性の検査を5件、80項目行っ
た。
i 魚卵
魚卵の着色料（指定11種）、指定外着色料（5種）、発色剤（亜硝酸根）の検査を5件、85項目行った。
j 生食卵
生食卵の動物用医薬品の検査を3件、42項目行った。
k 輸入食肉
輸入食肉の動物用医薬品の検査を5件、75項目行った。
l はちみつ
はちみつの動物用医薬品の検査を5件、60項目行った。
19
m 食肉製品
食肉製品の保存料（ソルビン酸）、着色料（指定11種）、発色剤（亜硝酸根）、pH、
水分活性の検査を5件、75項目行った。
n 国産農産物
国産農産物の残留農薬の検査を59件、14,268項目行った。このうち17件から農薬が
検出されたが（表9）、基準を超過するものはなかった。
o 輸入農産物
輸入農産物の残留農薬、防かび剤（オルトフェニルフェノール、ジフェニル、チア
ベンダゾール、イマザリル）の検査を10件、1,856項目行った。このうち8件から農
薬が検出されたが（表9）、基準を超過するものはなかった。
表9 残留農薬検査
p 漬物
漬物の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、保存料（ソル
ビン酸）、着色料（指定11種）の検査を12件、168項目行った。
q 味噌
味噌の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、保存料（ソル
ビン酸）、異物・ダニの検査を6件、24項目行った。
検体種類 検出項目
いちじく 3 ／ 3アゾキシストロビン、クロチアニジン、チアメトキサム、
テブフェンピラド、フェンピロキシメート
えだまめ 2 ／ 3 エトフェンプロックス、クロチアニジン、チアメトキサム
えのき 0 ／ 2
きゅうり 1 ／ 4 クロルフェナピル
さつまいも 0 ／ 16
すいか 0 ／ 2
大根 0 ／ 4
トマト 2 ／ 4アゾキシストロビン、イミダクロプリド、クロチアニジン、クロルフェナピル、ボスカリド
なす 2 ／ 3 イミダクロプリド、クロチアニジン、ホスチアゼート
日本なし 1 ／ 1テトラジホン、デプロフェジン、ピラクロストロビン、
プロチオホス、ボスカリド
にんじん 2 ／ 5 リニュロン
ねぎ 1 ／ 3 アゾキシストロビン、クロチアニジン
ぶどう 1 ／ 1 クロチアニジン、シプロジニル
ミディートマト 1 ／ 2 クロルフェナピル、ジエトフェンカルブ
メロン 1 ／ 1 プロシミドン
もも 0 ／ 1
レタス 0 ／ 4
国産農産物 計 17 ／ 59
オレンジ 3 ／ 5 チアメトキサム、ブプロフェジン、フルジオキソニル
レモン 5 ／ 5 イミダクロプリド、ブプロフェジン、フルジオキソニル
輸入農産物 計 8 ／ 10
検出数／検体数
20
r しょう油
しょう油の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、保存料（安
息香酸、PHBA）の検査を2件、8項目行った。
s 加工食品
加工食品の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、指定外甘
味料（サイクラミン酸）、保存料（ソルビン酸、安息香酸、PHBA、プロピオン酸）、
着色料（指定11種）、指定外着色料（5種）、漂白剤（二酸化硫黄）、指定外酸化防
止剤（TBHQ）の検査を107件、1,925項目行った。このうち、1件から着色料及び甘
味料の表示違反品があった。
t 清涼飲料水
清涼飲料水の甘味料（サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム）、保存料
（安息香酸、PHBA）、着色料（指定11種）、酸化防止剤（EDTA）、ヒ素、鉛の検
査を5件、90項目行った。
u 製造用水
製造用水の有機リン、硬度、蒸発残留物、陰イオン界面活性剤、過マンガン酸カリ
ウム消費量、味、臭気の検査を10件、70項目行った。
v 生めん
生めんのプロピレングリコール、pH、水分活性の検査を5件、15項目行った。
w 給食用輸入食材
保健給食課の依頼により、給食用輸入食材の保存料（ソルビン酸、安息香酸、PHBA）、
漂白剤（二酸化硫黄）、指定外酸化防止剤（TBHQ）、総水銀、PCBの検査を12件、
45項目行った。
x 給食用食器
保健給食課、児童発達支援センターの依頼により、給食用食器の洗浄後の残留石け
ん、脂肪性残留物、でんぷん性残留物の検査を229件、229項目行った。
y 環境汚染物質
農村整備・水産課の依頼により、しじみの総水銀、カドミウム、PCBの検査を4件、
12項目行った。
z その他
保健所食の安全推進課の依頼により、ふぐ白子のテトロドトキシンの検査を8件8項目行った。
(ｲ) 家庭用品検査
「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」に基づく監視を目的に、保健所環
境衛生課の依頼により、家庭用品のホルムアルデヒド、有機スズ化合物、水酸化カリウム・
水酸化ナトリウム、洗浄剤容器試験の検査を 24 件、44 項目行った。
21
(ｳ) 栄養分析検査
水族館で使用される飼料の品質把握のため、文化政策課の依頼により、飼料の水分、灰
分、粗蛋白質、粗脂肪、糖質及び熱量の検査を 30 件、180 項目行った。
イ 自主検査
(ｱ) 精度管理
a 内部精度管理
添加回収試験 248 件、繰り返し精度試験 48 件、7,063 項目について回収率や変
動係数を求め精度の確認を行った。結果は概ね良好であった。
b 外部精度管理
「新潟市食品衛生検査業務管理要綱」に基づき財団法人食品薬品安全センターが
実施する「食品衛生外部精度管理調査」に参加した。
また、「食品衛生検査を実施する試験所における品質保証システムに関する研究」
（厚生労働科学研究費補助金）が実施する「技能比較試験（ヒスタミン）」に参加
した。このほか、地域保健総合推進事業として、植物性自然毒の定性試験に参加し
た（表 10）。
表10 外部精度管理
(ｲ) 調査研究
a LC/MS/MS によるグリホサート・グルホシネートの分析法の検討
一斉分析法による測定が困難とされているグリホサートとグルホシネートを同時
に、かつ簡便に分析できる試験法を検討した。高極性の化合物であることから、HILICカラムを用いて LC/MS/MS により測定を行った。
詳細は、年報（調査研究編）に掲載
b ソルビン酸検査における、検体の適切な保存方法等についての検討
冷凍保存の検体を再検査に供した場合、ソルビン酸濃度が不均一となる事例が
あった。解凍時に生じるドリップ（浸出液）等の要因が考えられたため、適切な
保存方法や再検査時のサンプリング方法について検討を行った。
詳細は、年報（調査研究編）に掲載
c 不揮発性腐敗アミン類の LC/MS/MS 一斉分析法の妥当性評価
ヒスタミンの検査を簡便かつ迅速に行うために構築した、LC/MS/MS による不
揮発性腐敗アミン類の一斉分析法についての妥当性評価を行った。
詳細は、年報（調査研究編）に掲載
合成着色料（定性）
ソルビン酸
アトラジン、ダイアジノン、マラチオン、クロルピリホス、
チオベンカルブおよびフェントエート
残留動物用医薬品 スルファジミジン
化学物質 ヒスタミン
植物性自然毒 スイセン中のリコリン及びガランタミン（定性）
検査項目
食品添加物
残留農薬
22
d 特定芳香族アミン分析法の検討
「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律（家庭用品規制法）」で新た
に指定された有害物質アゾ化合物について、検査受け入れ体制を整えるため、試
験法の検討および確認を行った。
詳細は、年報（調査研究編）に掲載
23
(３) 微生物関係検査 業務統計
食中毒等検査
生活衛生検査
検査件数 1,175 86 16 86 27 656 283 1 3 6
検査項目数 2,412 367 66 432 2,136 2,285 235 3 6 18
細菌数 63 278 1 6
大腸菌群数 214 278 1 6
大腸菌数 49 283
大腸菌群 38
黄色ブドウ球菌 68 54 278 6
黄色ブドウ球菌数 14
セレウス 68 31
サルモネラ 72 16 86 68 175 131
腸管出血性大腸菌（感染症） 351 72 16 86 97
腸管出血性大腸菌（食品） 33 24 786
病原性大腸菌 61
赤痢菌 2 72 16 86 68
チフス 6 72 86 68
パラチフスA菌 51 86 68
コレラ 68
腸炎ビブリオ最確数 1 1
腸炎ビブリオ 68 1
ナグビブリオ 68
V.ミミカス 68
V.フルビアリス 68
大腸菌
大腸菌群最確数
ふん便性大腸菌群数
E.coli 定性 14
E.coli 最確数
カンピロバクター 16 69 31
ウエルシュ 68 28
エルシニア 68
Pl.シゲロイデス 68
エロモナス 68
ボツリヌス
クロストリジア 1
乳酸菌数 2
カビ・酵母 16
レジオネラ 9
薬剤感受性試験 16
PCR 99 28 737
エンテロトキシン 4
同定検査 129 2 2 65 13 1
ウイルス分離培養 827
ウイルス同定 64
顕微鏡観察
シークエンス 38 52
その他の菌
アレルゲン 6所外検査 61 2
アカヒゲ検査
アレルギー
物質検査
貸しおしぼり
ペ
ットの糞便
保菌検査
その他の検査
食中毒等の検査
食品衛生法に基づく収去検査
給食施設の自主検査
感染症等検査 食品等検査
感染症発生動向調査事業
職員の衛生管理
区分
依頼検査
イヌ等の脳
（狂犬病
）
24
検査件数 22 97 28 88 73 111 328 138 44 68 1,492 47
検査項目数 26 126 28 88 73 116 1,451 194 24 171 2,351 1,282
細菌数 11 1 1 928 13 2 15 133
大腸菌群数 45 88 63 3 698 111 111 89
大腸菌数 773 83 83 856
大腸菌群 1 48 25 25 73
黄色ブドウ球菌 892 9 2 92 984
黄色ブドウ球菌数 14 4 4 18
セレウス 99 21 21 12
サルモネラ 548 69 69 617
腸管出血性大腸菌（感染症） 622 11 3 14 726
腸管出血性大腸菌（食品） 843 34 34 877
病原性大腸菌 61 13 13 74
赤痢菌 244 42 42 286
チフス 232 39 39 271
パラチフスA菌 25 39 39 244
コレラ 68 16 16 84
腸炎ビブリオ最確数 11 4 4 15
腸炎ビブリオ 78 16 16 94
ナグビブリオ 68 14 14 82
V.ミミカス 68 14 14 82
V.フルビアリス 68 14 14 82
大腸菌 1 1 61 63 0 63
大腸菌群最確数 28 8 16 232 28 28 26
ふん便性大腸菌群数 0 4 4 4
E.coli 定性 14 3 2 5 19
E.coli 最確数 0 2 2 2
カンピロバクター 116 26 26 142
ウエルシュ 96 17 17 113
エルシニア 68 14 14 82
Pl.シゲロイデス 68 14 1 15 83
エロモナス 68 14 14 82
ボツリヌス 0 2 2 2
クロストリジア 1 1 1 2
乳酸菌数 2 3 3 5
カビ・酵母 16 4 4 2
レジオネラ 73 31 113 27 1 28 141
薬剤感受性試験 16 6 16 45 67 83
PCR 5 3 1,682 416 182 598 228
エンテロトキシン 4 18 18 22
同定検査 4 3 1 22 8 11 91 311
ウイルス分離培養 827 391 391 1,218
ウイルス同定 64 0 64
顕微鏡観察 0 1 126 127 127
シークエンス 9 8 8 98
その他の菌 0 12 3 15 15
アレルゲン 6 6 8 14 74所外検査 63 0 63
排水基準検査
埋立地等管理検査
その他の検査
内部精度管理
外部精度管理
飲用水等検査
利用水等検査
環境基準等検査
合計
水質検査
依頼検査合計
精度管理
調査研究
自主検査合計
区分
依頼検査 自主検査
25
(４) 食品関係検査 業務統計
牛乳・加工乳
乳酸菌飲料・発酵乳
乳飲料
乳製品
プロセスチー
ズ
アイスクリー
ム類
氷菓
魚肉練り製品
魚卵
生食卵
輸入食肉
はちみつ
食肉製品
国産農産物
輸入農産物
漬物
味噌
し
ょう油
加工食品
件数合計 4 2 2 3 4 4 4 5 5 3 5 5 5 59 10 12 6 2 107
項目数合計 20 8 28 12 16 16 52 80 85 42 75 60 75 14,268 1,856 168 24 8 1,925
比重 4
酸度 4
乳脂肪分 4 3 4
無脂乳固形分 4 2
乳固形分 3 4 4
糖分 3
水分含量 3
サッカリンNa 2 2 4 4 5 12 4 2 80
アセスルファムK 2 2 4 4 5 12 4 2 80
サイクラミン酸 60
ソルビン酸 2 2 4 5 5 12 4 107
安息香酸 2 60
PHBA 2 60
デヒドロ酢酸 4
プロピオン酸 4 1
着色料（指定） 22 44 55 55 55 132 1,057
着色料（指定外） 25 300
亜硝酸Na 5 5
二酸化硫黄 60
プロピレングリコール
TBHQ 60
EDTA
イマザリル 10
オルトフェニルフェノール 10
ジフェニル 10
チアベンダゾール 10
pH 5 5
AW 5 5
残留農薬 14,268 1,816
有機リン
硬度
蒸発残留物
陰イオン界面活性剤
過マンガン酸カリウム消費量
味
臭気
有機スズ化合物
カドミウム
ヒ素
鉛
総水銀
容器包装試験
PCB
動物用医薬品 42 75 60
カビ毒 4
理化学その他
異物・ダニ 12
食器の汚れ
ホルムアルデヒド
KOH・NaOH量
洗浄剤容器試験
栄養分析
食品等検査（１）
区分
依頼検査（１）
26
清涼飲料水
製造用水
生めん
給食用輸入食材
給食用食器
環境汚染物質
その他
小計
食品
家庭用品
件数合計 5 10 5 12 229 4 8 520 24 30 574 289 7 8 252 4 560 1,134
項目数合計 90 70 15 45 229 12 8 19,287 44 180 19,511 7,050 13 24 2,468 275 9,830 29,341
比重 4 4 5 5 9
酸度 4 4 5 5 9
乳脂肪分 11 11 10 10 21
無脂乳固形分 6 6 5 5 11
乳固形分 11 11 5 5 16
糖分 3 3 0 0 3
水分含量 3 3 5 5 8
サッカリンNa 5 120 120 41 41 161
アセスルファムK 5 120 120 40 40 160
サイクラミン酸 60 60 24 24 84
ソルビン酸 7 148 148 52 1 172 225 373
安息香酸 5 7 74 74 31 31 105
PHBA 5 7 74 74 32 32 106
デヒドロ酢酸 4 4 6 6 10
プロピオン酸 5 5 7 7 12
着色料（指定） 55 1,475 1,475 230 12 242 1,717
着色料（指定外） 325 325 40 40 365
亜硝酸Na 10 10 10 10 20
二酸化硫黄 7 67 67 27 65 92 159
プロピレングリコール 5 5 5 5 5 10
TBHQ 7 67 67 18 18 85
EDTA 5 5 5 1 1 6
イマザリル 10 10 6 6 16
オルトフェニルフェノール 10 10 6 6 16
ジフェニル 10 10 6 6 16
チアベンダゾール 10 10 6 6 16
pH 5 15 15 5 5 20
AW 5 15 15 5 5 20
残留農薬 16,084 16,084 6,241 6 1,929 8,176 24,260
有機リン 10 10 10 2 2 12
硬度 10 10 10 8 8 18
蒸発残留物 10 10 10 0 0 10
陰イオン界面活性剤 10 10 10 2 2 12
過マンガン酸カリウム消費量 10 10 10 10 10 20
味 10 10 10 0 0 10
臭気 10 10 10 0 0 10
有機スズ化合物 0 16 16 0 4 4 20
カドミウム 4 4 4 1 1 5
ヒ素 5 5 5 1 1 6
鉛 5 5 5 1 1 6
総水銀 5 4 9 9 17 17 26
容器包装試験 0 0 0 0 0
PCB 5 4 9 9 5 5 14
動物用医薬品 177 177 127 1 128 305
カビ毒 4 4 1 44 45 49
理化学その他 8 8 8 1 4 302 231 538 546
異物・ダニ 12 12 0 0 12
食器の汚れ 229 229 229 0 0 229
ホルムアルデヒド 0 20 20 0 4 4 24
KOH・NaOH量 0 2 2 0 5 5 7
洗浄剤容器試験 0 6 6 0 0 6
栄養分析 0 180 180 0 0 180
合
計
食品等検査（２）
家庭用品
栄養分析検査
（飼料
）
自主検査合計
区分
依頼検査（２） 自主検査
依頼検査合計
内部精度
外部精度
調査研究
妥当性評価
27
３ 環境科学室
概要
環境科学室では環境関係及び衛生関係の理化学的検査、放射能検査を行っている。
環境関係では、「水質汚濁防止法」に基づく河川水・海水・工場排水の検査、「廃棄物の処理
および清掃に関する法律」に基づく排水等の検査、「大気汚染防止法」に基づく有害大気汚染
物質の検査のほか，空気中のアスベスト検査等も行っている。
衛生関係では、「水道法」「食品衛生法」に基づく飲料水検査、「公衆浴場法」等に基づく浴
槽水検査、「学校環境衛生の基準」に基づく学校の室内環境測定を実施している。
放射能関係では、環境関係の河川水、海水及び土壌等の放射能検査を行っている。また、廃
棄物関係の焼却灰、埋立地放流水、堆肥や汚泥等の放射能検査も行っている。
これらの依頼検査のほか、調査研究、精度管理などの自主検査を実施している。
令和元年度は、2,817 件、延べ 15,688 項目の検査を実施した。内訳は水質関係 2,208 件
13,413 項目、大気関係 572 件、2,163 項目、放射能関係 37 件、112 項目であった（図 1～6）。
図１ 水質関係 依頼元別件数内訳 （合計 2,208 件） 図２ 水質関係 検体別項目数内訳 （合計 13,413 項目）
図３ 大気関係 依頼元別件数内訳 （合計 572 件） 図４ 大気関係 検体別項目数内訳 （合計 2,163 項目）
図５ 放射能関係 依頼元別件数内訳 （合計 37 件） 図６ 放射能関係 検体別項目数内訳 （合計 112 項目）
28
業務報告
(1) 水質関係検査
ア 依頼検査
(ｱ) 環境基準等検査
a 環境基準等検査
「水質汚濁防止法」に基づき定められた「新潟県水質測定計画」に従い、環境対策
課の依頼により、河川 22 地点（信濃川水系 14 地点、新川水系 3 地点、阿賀野川水系
5 地点）、湖沼 2 地点、海域 9 地点、地下水 5 地点の合計 38 地点について、環境基準
項目の検査を 432 件、3379 項目実施した。（表 1、表 2、図 7）
表１ 環境基準項目検査
432 ほう素 32
3,379 ふっ素 32
ｐＨ 372 硝酸性窒素 28
溶存酸素 353 亜硝酸性窒素 28
ＢＯＤ 302 硝酸亜硝酸性窒素 28
ＣＯＤ 256 1,4-ジオキサン 26
浮遊物質量 302 銅 22
ノルマルヘキサン抽出物質 12 全クロム 14
全亜鉛 51 トランス-1.2-ジクロロエチレン 6
全窒素 96 イソキサチオン 10
全リン 96 ダイアジノン 10
ノニルフェノール 30 フェニトロチオン 10
LAS 7 イソプロチオラン 10
カドミウム 41 クロロタロニル 10
全シアン 41 ＥＰＮ 10
鉛 44 ジクロルボス 10
六価クロム 41 イプロベンホス 10
ヒ素 42 クロルニトロフェン 10
総水銀 68 ニッケル 4
ＰＣＢ 2 モリブデン 2
ジクロロメタン 36 塩化ビニルモノマー 1
四塩化炭素 34 全マンガン 7
1,2-ジクロロエタン 36 塩化物イオン 96
1,1-ジクロロエチレン 39 電気伝導率 193
シス-1,2-ジクロロエチレン 41 溶解性ＣＯＤ 46
1,1,1-トリクロロエタン 40 クロロフィルａ 46
1,1,2-トリクロロエタン 34 トリハロメタン生成能 4
トリクロロエチレン 41 ブロモジクロロメタン生成能 4
テトラクロロエチレン 41 ジブロモクロロメタン生成能 4
1,3-ジクロロプロペン 24 クロロホルム生成能 4
チウラム 24 ブロモホルム生成能 4
シマジン 24
チオベンカルブ 24
ベンゼン 36
セレン 28
その他
健康項目
件数
項目数合計
生活環境項目
特殊
健康項目
要監視項目
29
表２ 環境基準監視地点
※：環境基準点
図７ 環境基準監視地点
b 水質環境検査
「新潟県水質測定計画」以外の環境調査として、環境対策課の依頼により、通船川や
松浜の池、佐潟等の河川水・湖沼水について、環境基準項目の検査を 301 件、1854 項
目実施した。
NO. 地 点 名 水系、水域（河川名） NO. 地 点 名 水系、水域（河川名）
1 ※ 結地先 信濃川水系（能代川） 20 ※ 名目所橋上流 阿賀野川水系（新井郷川）
2 ※ 新瀬橋 信濃川水系（小阿賀野川） 21 ※ 大正橋 阿賀野川水系（新井郷川）
3 両郡橋 信濃川水系（中ノ口川） 22 新井郷川河口 阿賀野川水系（新井郷川）
4 ※ 西信濃川大橋 信濃川水系（中ノ口川） 23 ※ 弁天橋 信濃川水系（鳥屋野潟）
5 ※ 西川橋 信濃川水系（西川） 24 鳥屋野潟出口 信濃川水系（鳥屋野潟）
6 ※ 亀貝橋 信濃川水系（西川） 25 ※ 関屋沖 新潟海域
7 波切橋 信濃川水系（西川) 26 ※ 日和浜沖 新潟海域
8 木戸閘門 信濃川水系（通船川） 27 ※ 船江町沖奥 新潟海域
9 閘門東 信濃川水系（通船川） 28 ※ 松浜町沖 新潟海域
10 ※ 山ノ下橋 信濃川水系（通船川） 29 ※ 船江町沖 新潟海域
11 二本木地先 信濃川水系（栗ﾉ木川） 30 島見町沖 新潟海域
12 ※ 石山橋 信濃川水系（栗ﾉ木川） 31 弥彦地先 弥彦・米山地先海域
13 ※ 両新橋 信濃川水系（栗ﾉ木川） 32 ※ 弥彦地先 弥彦・米山地先海域
14 閘門西 信濃川水系（栗ﾉ木川） 33 弥彦地先 弥彦・米山地先海域
15 ※ 大通橋 新川水系（大通川） 江南区：船戸山
16 ※ 槙尾大橋 新川水系（新川） 西区：鳥原新田
17 往来橋 新川水系（新川） 北区：葛塚
18 ※ 潟口橋 阿賀野川水系（福島潟） 南区：北田中
19 ※ 豊新橋 阿賀野川水系（新井郷川） 西蒲区：羽黒
河
川
河川
湖沼
海
域
地下水
30
c 内分泌かく乱化学物質調査
内分泌かく乱化学物質調査として、環境対策課の依頼により、河川水について、ビス
フェノール A、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル等の検査を 10 件、70 項目実施した。
(ｲ) 排水基準検査
a 排水基準検査
「水質汚濁防止法」に基づき、環境対策課の依頼により、工場・事業場排水について
排水基準項目等の検査を 230 件、1262 項目実施した（表 3）。
表３ 排水基準検査
b ゴルフ場農薬検査
「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」に基づき、環
境対策課の依頼により、ゴルフ場排水について、指針項目等の検査を 7 件、36 項目実施
した。
c 射撃場排水検査
「射撃場に係る鉛汚染調査・対策ガイドライン」に基づき、環境対策課の依頼により、
射撃場排水について、鉛等の検査を 2 件、6 項目実施した。
件数 230 ヒ素 25
項目数合計 1,262 ふっ素 39
ｐＨ 204 ほう素 31
アンモニア性窒素 36 セレン 9
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 36 有機リン 5
アンモニア，アンモニウム化合物
亜硝酸化合物及び硝酸化合物36 PCB 4
ＢＯＤ 188 トリクロロエチレン 14
Ｃ－ＢＯＤ 8 テトラクロロエチレン 13
ＣＯＤ 54 1,1,1-トリクロロエタン 12
浮遊物質量 205 四塩化炭素 11
ノルマルヘキサン抽出物質 89 ジクロロメタン 14
全シアン 16 1,2-ジクロロエタン 13
フェノール類 1 1,1,2-トリクロロエタン 12
溶解性鉄 7 1,1-ジクロロエチレン 11
溶解性マンガン 4 シス1,2-ジクロロエチレン 11
カドミウム 10 ベンゼン 12
銅 9 1,3-ジクロロプロペン 6
鉛 38 チウラム 6
亜鉛 8 チオベンカルブ 6
六価クロム 23 シマジン 6
全クロム 15 1,4-ジオキサン 5
総水銀 9 クロロエチレン 1
31
(ｳ) 埋立地等管理検査
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、新田清掃センター等の依頼に
より、一般廃棄物最終処分場の排水処理施設放流水について、排水基準項目の検査
を 48 件、359 項目実施した（表 4）。
表４ 一般廃棄物最終処分場放流水検査
また、一般廃棄物最終処分場の管理・監視のため、浸出水および周辺地下水につい
て、排水基準等の検査を 201 件、1270 項目実施した（表 5）。
件数 48 総水銀 4
項目数合計 359 ヒ素 4
ｐＨ 48 ふっ素 4
塩化物イオン 12 ほう素 4
アンモニア性窒素 3 セレン 4
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 4 カルシウム 6
アンモニア，アンモニウム化合
物 亜硝酸化合物及び硝酸化合
物
1 有機リン 3
全窒素 17 ＰＣＢ 4
全リン 0 トリクロロエチレン 3
ＢＯＤ 47 テトラクロロエチレン 3
Ｃ－ＢＯＤ 1 1,1,1,-トリクロロエタン 3
ＣＯＤ 48 四塩化炭素 3
浮遊物質量 48 ジクロロメタン 3
ノルマルヘキサン抽出物質 3 1,2-ジクロロエタン 3
全シアン 4 1,1,2-トリクロロエタン 3
フェノール類 4 1,1-ジクロロエチレン 3
溶解性鉄 4 シス1,2-ジクロロエチレン 3
溶解性マンガン 4 ベンゼン 3
カドミウム 4 1,3-ジクロロプロペン 4
銅 4 チウラム 4
鉛 4 チオベンカルブ 4
亜鉛 4 シマジン 4
六価クロム 4 EPN 1
全クロム 4 1,4-ジオキサン 3
アルキル水銀 4
32
表５ 一般廃棄物最終処分場関係検査
(ｴ) 飲料水検査
a 製造用水検査
「食品衛生法」に基づき、保健所食の安全推進課の依頼により、食品営業施設で使用
する地下水について、水質基準項目の検査を 10 件、170 項目実施した。
b 貯水槽水検査
「建築物の衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、保健所環境衛生課の依頼によ
り、防錆剤を使用する建築物の貯水槽水について、基準項目の検査を 3 件、9 項目実施
した。
また、施設管理のため、当所貯水槽水について、基準項目の検査を 1 件、10 項目実
施した。
(ｵ) 利用水検査
a 浴槽水検査
「公衆浴場法」及び「旅館業法」に基づき、環境衛生課の依頼により、浴槽水につい
て、水質基準項目の検査を 39 件、101 項目実施した。
件 数 201 アンモニア性窒素 12
項 目 数 合 計 1,270 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 18
全シアン 26アンモニア，アンモニウム化合物 亜硝酸化合物及び硝酸化合物
2
カドミウム 26 全窒素 29
鉛 26 全リン 17
六価クロム 26 ＢＯＤ 34
アルキル水銀 25 ＣＯＤ 26
総水銀 34 浮遊物質量 59
ヒ素 26 ノルマルヘキサン抽出物質 13
セレン 25 フェノール類 14
ＰＣＢ 25 溶解性鉄 13
トリクロロエチレン 27 溶解性マンガン 13
テトラクロロエチレン 27 銅 14
1,1,1-トリクロロエタン 26 亜鉛 14
四塩化炭素 26 全クロム 13
ジクロロメタン 26 ふっ素 14
1,2-ジクロロエタン 26 ほう素 13
1,1,2-トリクロロエタン 26 有機リン 14
1,1-ジクロロエチレン 26 色度 1
シス-1,2-ジクロロエチレン 18 濁度 1
塩化物イオン 161
過マンガン酸カリウム消費量 1
ベンゼン 26 硬度 1
1,3-ジクロロプロペン 25 蒸発残留物 1
チウラム 25 電気伝導率 23
チオベンカルブ 25 D-COD 2
シマジン 25 陰イオン界面活性剤 1
1,4-ジオキサン 22 鉄 1
塩化ビニルモノマー 14 マンガン 1
ｐＨ 101 カルシウム 6
※排水基準項目
その他の項目
※一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令（昭和52年3月14日）による。
※排水基準項目
（シス及びトランス）1,2-ジクロロエチレン
8
33
b 冷却塔水検査
「建築物の衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、環境衛生課の依頼により、冷
却塔水について、pH 及び電気伝導率の検査を 16 件、26 項目実施した。
(ｶ) その他の検査
a 水景施設検査
区役所建設課の依頼により、修景水や公園の池水等について、pH、BOD、COD 等の
検査を 109 件、371 項目実施した。
b 産業廃棄物施設関係検査
産業廃棄物最終処分場等の監視のため、廃棄物対策課の依頼により、浸出水および周
辺地下水等について、排水基準等の検査を 26 件、371 項目実施した（表 6）。
c 水産関係検査
漁港港内の水質把握のため、農村整備・水産課の依頼により、港内水の水質検査を 16件、112 項目実施した。
d その他の検査
上記の他、市役所各課からの依頼により、各種水質検査を 34 件、303 項目実施し
た。
表６ 産業廃棄物最終処分場関係検査
※一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令（昭和 52 年 3 月
14 日）による。
件 数 26 シス-1,2-ジクロロエチレン 2
項 目 数 合 計 462
全シアン 21
カドミウム 21 ベンゼン 21
鉛 24 1,3-ジクロロプロペン 7
六価クロム 21 チウラム 7
アルキル水銀 7 チオベンカルブ 7
総水銀 21 シマジン 7
ヒ素 24 1,4-ジオキサン 5
セレン 7 塩化ビニルモノマー 5
ＰＣＢ 7 ｐＨ 18
トリクロロエチレン 21 全窒素 18
テトラクロロエチレン 21 ＢＯＤ 20
1,1,1-トリクロロエタン 21 浮遊物質量 23
四塩化炭素 7 ふっ素 18
ジクロロメタン 21 ほう素 16
1,2-ジクロロエタン 7
1,1,2-トリクロロエタン 7
1,1-ジクロロエチレン 7
（シス及びトランス）1,2-ジクロロエチレン
5
※排水基準項目
※排水基準項目
そ
の
他電気伝導率 18
34
イ 自主検査
(ｱ) 精度管理
試験検査の信頼性確保のため、計 544 件、2738 項目の精度管理を実施した。
a 内部精度管理
「精度管理実施要領（水質理化学的試験）」に基づき、分析操作の精度を確認するた
めの添加回収試験および繰り返し試験、分析機器の精度を確認するための繰り返し試
験など、553 件、2726 項目実施した。
b 外部精度管理
環境省が実施する「令和元年度環境測定分析統一精度管理調査」に参加し、1 件、12 項目の分析を行った。
検査項目： イプロベンホス、フェニトロチオン、シマジン、イソプロチラン
(ｲ) 調査研究
a 新潟市河川における水生底生生物実態調査（第 18 報）
例年、新潟市内の河川について、指標生物を用いた水環境評価のため、水生底生生物
の実態調査を行っている。令和元年度も同調査を行い、経年的な動向を探った。
（詳細は、「４ 調査研究報告」に掲載）
b 新潟市沿岸海域における水質の現状と汚濁調査
新潟市沿岸海域における水質汚濁を経年的な視点で整理した。環境基準値の超過割合の
大きい海域については、表層、中層、下層別に COD 等の調査を行い、河川の影響につい
て検討した。
（詳細は、「４ 調査研究報告」に掲載）
35
（２）大気等関係検査
ア 依頼検査
(ｱ) 大気環境検査
a 有害大気汚染物質検査
「大気汚染防止法」に基づき、環境対策課からの依頼により、発生源周辺、沿道、一般
環境として市内 4 地点で捕集した試料について、金属類やホルムアルデヒド等、有害大
気汚染物質の検査を 283 件、807 項目実施した。(表 7)
表 7 有害大気汚染物質検査
b 特定粉じん（アスベスト）検査
「大気汚染防止法」に基づき、環境対策課からの依頼により、一般環境中における特定
粉じんの検査を 48 件実施した。
(ｲ) 廃棄物検査
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」等に基づき、新田清掃センターからの依頼に
より、ごみ焼却場から排出されるごみ焼却灰（集じん灰、集じん固化物）について、埋
立て処分の判定基準項目等の溶出試験を 12 件、96 項目と含有試験を 24 件、192 項目
実施した。
また、舞平清掃センターからの依頼により、脱水消化汚泥の溶出試験を 1 件 26 項目
実施した。（表 8）
(ｳ) 土壌等検査
「環境基本法」に基づき、環境対策課からの依頼により、市内の公園などの土壌につい
て、土壌の汚染に係る環境基準の検査を 4 件、104 項目実施した。
また，「海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律」に基づき、農村整備・水産課から
の依頼により、松浜漁港、新川漁港、巻漁港の浚渫土砂について、海洋投棄の基準試験
を 4 件、132 項目実施した。（表 9）
36
表 8 廃棄物検査 表 9 土壌等検査
(ｴ) 室内環境
「学校環境衛生の基準」に基づき、教育委員会保健給食課からの依頼により、市立の小
中学校の教室等の空気について、ホルムアルデヒドなど揮発性有機化合物の検査を 40件、68 項目実施した。
(ｵ) その他の検査
a 建材中のアスベスト検査
住環境政策課からの依頼により、市有施設の建材などについて、アスベストの含有
試験（定性）を 11 件実施した。
b 堆肥検査
循環社会推進課からの依頼により、生ごみを堆肥化したものについて、窒素、リン
等の成分検査を 10 件、112 項目実施した。
件数 8
項目数合計 236
亜鉛 4
銅 4 ニッケル 4 バナジウム 4 カドミウム 8 鉛 8 総クロム 4 六価クロム 8 総水銀 8 ヒ素 8 ベリリウム 4 セレン 8 ふっ化物・ふっ素 8 シアン化合物 8 アルキル水銀 4 ＰＣＢ 8 有機りん 8 チウラム 8 シマジン 8 チオベンカルブ 8 有機塩素化合物 4 ベンゼン 8 四塩化炭素 8 1,2ｰジクロロエタン 8 1,1ｰジクロロエチレン 8
ｼｽ-1,2ｰジクロロエチレン 8
トリクロロエチレン 8 テトラクロロエチレン 8
ジクロロメタン 8 1,1,1-トリクロロエタン 8 1,1,2-トリクロロエタン 8 1,3ｰジクロロプロペン 8 ホウ素 4 1,4-ジオキサン 4クロロエチレン 4
溶出試験
含有試験
合計
件数 13 24 37
項目数合計 122 192 314
ｐH 12 12
カドミウム 13 24 37鉛 13 24 37六価クロム 13 24 37総水銀 13 24 37ひ素 13 24 37セレン 13 24 37銅 24 24アルキル水銀 13 24 37シアン化合物 1 1PCB 1 1有機リン 1 1チウラム 1 1シマジン 1 1チオベンカルブ 1 1ベンゼン 1 1四塩化炭素 1 11,2-ジクロロエタン 1 11,1-ジクロロエチレン 1 1ｼｽ-1,2-ジクロロエチレン 1 1トリクロロエチレン 1 1テトラクロロエチレン 1 1ジクロロメタン 1 11,1,1-トリクロロエタン 1 11,1,2-トリクロロエタン 1 11,3-ジクロロプロペン 1 11,4-ジオキサン 1 1含水率 1 1
37
イ 自主検査
(ｱ) 精度管理
a 内部精度管理
試験検査の信頼性確保のため、有害大気汚染物質や廃棄物などの検査実施に併せて
添加回収試験、繰返し試験等の内部精度管理を 131 件、563 項目実施した。
b 外部精度管理
試験検査の信頼性確保のため、環境省が実施する精度管理に参加し、土壌やばいじん
等の検体で 6 検体 37 項目実施した。
(ｲ) 調査研究
土壌診断事業を行っている農業活性研究センターとの共同研究として，田畑の土壌中
に含まれる肥料成分等の調査を行った。
令和元年度は、農業活性化研究センターが土壌診断に用いた土壌で、交換性陰イオン
3 項目及び含水率の測定を計 17 件行い、土壌の酸性度との関係について調査した。
38
（３）放射能関係検査
ア 依頼検査
(ｱ) 環境検査
a 水質検査
環境中の汚染状況調査として、環境対策課の依頼により、市内河川水の放射能検査を
9 件、27 項目、また、海水について 2 件 6 項目を実施した。海水浴場の汚染状況調査と
して、保健所環境衛生課の依頼により、海水浴場水の放射能検査等を 8 件 16 項目実施
した。
b 土壌検査
環境中の汚染状況調査として、環境対策課の依頼により、土壌（河川底質）の放射能
及び含水率の測定を 9 件、36 項目実施した。
(ｲ) 廃棄物検査
a 焼却灰検査
一般廃棄物焼却処理施設で発生する焼却灰の汚染状況調査として、巻清掃センターの
依頼により、焼却灰の放射能検査を 6 件、18 項目実施した。
(ｳ) その他検査
a 埋立地放流水検査
一般廃棄物埋立処分地から出る放流水の汚染状況調査として、巻清掃センターの依頼
により、一般廃棄物最終処分場の排水処理施設放流水について、放射能検査を 2 件、6項目実施した。
b その他
農業活性化研究センターの依頼により、農産物（薬用植物）の放射能検査を 1 件、3 項
目実施した。
39
(３) 水質関係検査 業務統計
区 分環境基
準検査
排水基
準検査
埋立地
管理
その他
小計
飲料水
利用水
小計
件数合計 743 237 249 234 1,463 14 55 69 1,532 543 1 3 129 676 2,208
項目合計 5,303 1,302 1,629 1,583 9,817 189 127 316 10,133 2,726 12 22 520 3,280 13,413
ｐＨ 552 211 149 168 1,080 11 55 66 1,146 20 3 23 1,169
色度 1 1 2 14 14 16 10 10 26
濁度 1 13 14 11 31 42 56 21 21 77
臭気 12 12 1 5 6 18 18
味 1 1 1 1
塩素イオン 206 173 6 385 11 11 396 88 12 100 496
過マンガン酸カリウム消費量 1 1 26 26 27 5 5 32
アンモニア性窒素 36 15 10 61 61 38 38 99
硝酸性窒素および亜硝酸性窒素 28 36 22 7 93 11 11 104 63 59 122 226
蒸発残留物 1 1 1 1
硬度 1 1 1 1 1 2
硝酸亜硝酸アンモニア化合物 36 3 39 39 1 1 40
透視度 3 3 3
総アルカリ度 1 1 1
全窒素 276 46 57 379 379 150 59 209 588
硝酸性窒素 28 2 30 30 32 32 62
亜硝酸性窒素 28 3 31 1 1 32 34 34 66
硝酸イオン 56 56 56 9 9 65
硫酸イオン 56 56 56 9 9 65
全リン 276 17 36 329 329 130 59 189 518
リン酸イオン 14 59 73 73
五酸化リン 3 3 3 1 1 4
溶存酸素 519 84 603 603 13 3 16 619
生物学的酸素要求量 472 188 81 56 797 797 56 23 79 876
ＡＴＵ－ＢＯＤ 8 1 9 9 9
化学的酸素要求量 440 54 74 144 712 712 126 12 138 850
溶解性化学的酸素要求量 164 2 8 174 174 46 46 220
浮遊物質 482 210 107 156 955 955 17 3 20 975
電気伝導度 249 23 69 341 10 10 351 43 3 129 175 526
総有機体炭素 50 1 51 1 1 52 53 3 56 108
クロロフィルａ 164 8 172 172 59 59 231
界面活性剤 1 1 1 6 6 7
ノルマルヘキサン抽出物質 12 89 16 3 120 120 1 1 121
シアン 41 16 30 28 115 10 10 125 47 47 172
フェノール類 1 18 4 23 10 10 33 32 32 65
鉄 50 1 7 58 14 14 72 28 28 100
溶解性鉄 7 17 4 28 28 23 23 51
マンガン 7 1 8 10 10 18 22 22 40
溶解性マンガン 4 17 4 25 25 22 22 47
カドミウム 41 10 30 27 108 10 10 118 60 60 178
銅 22 9 18 4 53 10 10 63 46 46 109
鉛 42 38 30 36 146 10 10 156 76 76 232
亜鉛 53 8 18 4 83 10 10 93 53 53 146
６価クロム 41 23 30 27 121 10 10 131 71 71 202
全クロム 14 15 17 4 50 50 45 45 95
アルキル水銀 29 10 39 39 39
総水銀 68 9 38 27 142 10 10 152 79 79 231
ヒ素 42 25 30 31 128 10 10 138 76 76 214
フッ素 32 39 18 24 113 10 10 123 72 72 195
ほう素 32 31 17 23 103 103 60 60 163
セレン 28 9 29 11 77 77 54 54 131
カルシウム 12 12 12 17 17 29
有機リン 5 17 3 25 25 15 15 40
ＰＣＢ 2 4 29 10 45 45 11 11 56
トリクロロエチレン 46 14 30 47 137 137 54 54 191
テトラクロロエチレン 46 13 30 47 136 136 51 51 187
1.1.1-トリクロロエタン 40 12 29 47 128 128 48 48 176
四塩化炭素 34 11 29 13 87 87 40 40 127
依頼検査 自主検査
合計
環 境 関 係 衛生関係 依頼検査
合計
内部精度
管理
外部精度
管理
水生底生
生物調査
海域
CO
D
調査
自主検査
合計
40
区 分公共用
水域
排水・
放流水
一般
廃棄物
その他
小計
飲料水
利用水
小計
ジクロロメタン 36 14 29 27 106 106 42 42 148
1.2-ジクロロエタン 36 13 29 13 91 91 41 41 132
1.1.2-トリクロロエタン 34 12 29 13 88 88 41 41 129
1.1-ジクロロエチレン 44 11 29 33 117 117 48 48 165
シス-1.2-ジクロロエチレン 46 11 21 16 94 94 44 44 138
ベンゼン 36 12 29 33 110 110 41 41 151
1.3-ジクロロプロペン 24 6 29 11 70 70 32 32 102
チウラム 24 6 29 11 70 70 27 27 97
チオベンカルブ 24 6 29 11 70 70 46 46 116
シマジン 24 6 29 11 70 70 51 3 54 124
クロルニトロフェン 10 10 10 10
生物調査 3 3 3
イソキサチオン 10 10 10 10
ダイアジノン 10 10 10 10
フェニトロチオン 10 10 10 11 3 14 24
イソプロチオラン 10 10 10 11 3 14 24
クロロタロニル 10 10 10 1 1 11
ＥＰＮ 10 1 11 11 11
ジクロルボス 10 10 10 10
イプロベンホス 10 10 10 11 3 14 24
トランス-1.2-ジクロロエチレン 6 12 18 18 13 13 31
ニッケル 4 4 4 2 2 6
1,4-ジオキサン 26 5 25 59 115 115 37 37 152
アルミニウム 21 21 21
メタラキシル 7 7 7 8 8 15
ノニルフェノール 30 30 30 11 11 41
4-t-オクチルフェノール 10 10 10 1 1 11
ビスフェノールA 10 10 10 1 1 11
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 10 10 10 1 1 11
ボスカリド 7 7 7 8 8 15
フェンバレレート 7 7 7 8 8 15
カルバリル 10 10 10 11 11 21
アゾキシストロビン 7 7 7 8 8 15
ベノミル 10 10 10 5 5 15
トリハロメタン生成能 4 4 4 2 2 6
クロロホルム生成能 4 4 4 3 3 7
ブロモジクロロメタン生成能 4 4 4 3 3 7
ジブロモクロロメタン生成能 4 4 4 3 3 7
ブロモホルム生成能 4 4 4 3 3 7
モリブデン 2 2 2 1 1 3
含水量 2 2 2
1,2-ジクロロエチレン 8 17 25 25 12 12 37
塩化ビニルﾓﾉﾏｰ 1 1 14 27 43 43 21 21 64
LAS 7 7 7 52 52 59
強熱減量 3 3 3 2 2 5
合計
環 境 関 係 衛生関係 依頼検査
合計
内部精度
管理
外部精度
管理
水生底生
生物調査
海
域
C
O
D
調
査
自主検査
合計
依頼検査 自主検査
41
(４) 大気関係検査 業務統計
有
害
大
気
汚
染
物
質
ア
ス
ベ
ス
ト
（一
般
環
境
）
小
計
ご
み
焼
却
灰
脱
水
消
化
汚
泥
小
計
土
壌
浚
渫
土
砂
小
計
建
材
中
の
ア
ス
ベ
ス
ト
堆
肥
小
計
検査件数 283 48 331 36 1 37 4 4 8 44 11 10 21 441 108 6 17 131 572検査項目数 807 48 855 288 26 314 104 132 236 72 11 112 123 1,600 458 37 68 563 2,163 粉じん量 96 96 96 10 10 106 水素イオン濃度 12 12 10 10 22 3 3 25 電気伝導率 3 3 3 含水率 1 1 10 10 11 17 17 28 マンガン 79 79 79 15 15 94 亜鉛 4 4 6 6 10 2 2 12 銅 24 24 4 4 6 6 34 12 12 46 ニッケル 79 79 4 4 83 16 16 99 バナジウム 4 4 4 1 1 5 カドミウム 36 1 37 4 4 8 10 10 55 25 25 80 鉛 36 1 37 4 4 8 45 23 8 31 76 総クロム 79 79 4 4 83 16 4 20 103 六価クロム 36 1 37 4 4 8 45 37 5 42 87 カリウム 10 10 10 2 2 12 総水銀 53 53 36 1 37 4 4 8 10 10 108 57 57 165 ヒ素 78 78 36 1 37 4 4 8 10 10 133 40 5 45 178 ベリリウム 62 62 4 4 66 16 16 82 セレン 36 1 37 4 4 8 45 23 23 68 ふっ化物・ふっ素 4 4 8 8 2 8 10 18 シアン化合物 1 1 4 4 8 9 1 1 10 塩化物イオン 17 17 17 硝酸イオン 17 17 17 硫酸イオン 17 17 17 アルキル水銀 36 1 37 4 4 41 21 21 62 Ｂ(ａ)Ｐ 72 72 72 12 12 84 ＰＣＢ 1 1 4 4 8 9 1 1 10 有機りん 1 1 4 4 8 9 2 2 11 チウラム 1 1 4 4 8 9 3 3 12 シマジン 1 1 4 4 8 9 3 3 12 チオベンカルブ 1 1 4 4 8 9 3 3 12 有機塩素化合物 4 4 4 1 1 2 6 酸化エチレン 55 55 55 12 12 67 ベンゼン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 四塩化炭素 1 1 4 4 8 9 4 4 13 1.2ｰジクロロエタン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 1.1ｰジクロロエチレン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 ｼｽ-1.2ｰジクロロエチレン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 トリクロロエチレン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 テトラクロロエチレン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 ジクロロメタン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 1.1.1-トリクロロエタン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 1.1.2-トリクロロエタン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 1.3ｰジクロロプロペン 1 1 4 4 8 9 4 4 13 ホルムアルデヒド 77 77 33 110 15 15 125 アセトアルデヒド 77 77 77 13 13 90 トルエン 7 7 2 2 9 エチルベンゼン 7 7 2 2 9 キシレン 7 7 2 2 9 スチレン 7 7 2 2 9 パラジクロロベンゼン 7 7 2 2 9 ホウ素 4 4 4 3 3 7 全窒素 10 10 10 3 3 13 全リン 10 10 10 10 10 20 アスベスト(含有・定性) 11 11 11 11 アスベスト(粉じん) 48 48 4 52 52 塩分 10 10 10 10 C/N比 10 10 10 10 1,4-ジオキサン 1 1 4 4 5 3 3 8クロロエチレン 4 4 4 1 1 5
農
地
土
壌
区分
依頼検査 自主検査
合計
大気環境 廃棄物 土壌等
室
内
環
境
その他検査
依
頼
検
査
合
計
自
主
検
査
合
計
内
部
精
度
管
理
外
部
精
度
管
理
42
(５) 放射能関係検査 業務統計
その他
河川水等
土壌等
焼却灰
放流水
農産物
検査件数 19 9 6 2 1 37
検査項目数 49 36 18 6 3 112
ヨウ素131 11 9 6 2 1 29
セシウム134 19 9 6 2 1 37
セシウム137 19 9 6 2 1 37
含水率 9 9
環境関係 廃棄物関係
合計
43
Ⅲ 研修・施設見学等
１ 研修・会議等参加
期 日 名 称 主催者 開催地
令和元年5月19日～31日
令和元年度機器分析研修 環境省 所沢市
6月5日～6日地方衛生研究所設立70周年記念事業令和元年度地方衛生研究所全国協議会臨時総会
地衛研協議会東京都港区他
6月6日 令和元年度全国地方衛生研究所長会議 厚生労働省東京都
千代田区
6月20日～21日 平成31年度全国環境研協議会北海道・東北支部総会 全環研協議会支部 郡山市
6月25日～26日Ⅱ型共同研究「海域における水質管理に係わる栄養塩・底層溶存酸素状況把握に関する研究」令和元年度全体会議
国立環境研究所東京都江東区
6月27日～28日2019年度地方衛生研究所全国協議会北海道・東北・新潟支部総会
地衛研協議会支部 福島市
6月18日令和元年度食品衛生検査施設信頼性確保部門責任者等研修会
厚生労働省東京都中央区
8月7日 新潟県・新潟市合同セミナー北川正恭基調講演会新潟県新潟市調整会議
新潟市
8月22日令和元年度「地域保健総合推進事業」第１回地域ブロック会議
地衛研協議会支部 仙台市
9月5日～6日 令和元年度指定都市衛生研究所長会議指定都市衛生研究所長会議
神戸市
10月10日～11日令和元年度地方衛生研究所全国協議会北海道・東北・新潟支部衛生化学研究部会総会
地衛研協議会支部 仙台市
10月24日～25日令和元年度地衛研支部微生物研究部会総会・研修会地方衛生研究所地域レファレンスセンター連絡会議
地衛研協議会支部 青森市
10月31日～11月1日 第45回全国環境研協議会北海道・東北支部研究連絡会議 全環研協議会支部 盛岡市
10月31日～11月1日令和元年度地方衛生研究所全国協議会北海道・東北・新潟支部公衆衛生情報部会総会 ・研修会
地衛研協議会支部 山形市
11月6日産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法に係る精度管理調査の説明会
環境省東京都
千代田区
11月27日～12月13日
令和元年度水質分析研修 環境省 所沢市
12月2日令和元年度「地域保健総合推進事業」全国疫学ネットワーク構築会議他
地衛研協議会東京都新宿区
12月5日～6日 第５６回全国衛生化学技術協議会年会全国衛生化学技術協議会
広島市
12月6日 令和元年度理化学検査職員研修会 新潟県 新潟市
12月12日令和元年度「地域保健総合推進事業」第2回地域ブロック会議,地衛研支部臨時総会
地衛研協議会支部 仙台市
令和2年1月16日～17日
令和元年度北海道・東北・新潟ブロック腸管出血性大腸菌MLVA技術研修会
厚生労働省 盛岡市
1月20日第10回新潟県酸性雨研究連絡協議会総会2019年度酸性雨シンポジウム
新潟県酸性雨研究連絡協議会
新潟市
1月21日～22日第48回全国環境研協議会総会令和元年度地方公共団体環境試験研究機関等所長会議
全環研協議会環境省
東京都千代田区
1月29日～30日 令和元年度希少感染症診断技術研修会 厚生労働省東京都新宿区
2月10日 令和元年度地衛研衛生理化学分野研修会 地衛研協議会東京都新宿区
2月13日～14日 第35回全国環境研究所交流シンポジウム 国立環境研究所 つくば市
44
２ 研修・指導等の実施
（１）所内研修会
実施年月日 内容 参加者数
令和元年 6月 3日 令和元年度調査研究計画発表会 28名令和元年 7月 10日午前 平成 30年度調査研究成果発表会（衛生の部） 28名令和元年 7月 10日午後 平成 30年度調査研究成果発表会（環境の部） 27名令和元年 11月 26日 令和元年度調査研究計画検討会 28名令和 2年 3月 18日 令和元年度所内伝達講習会 20名
計 131名
（２）啓発事業
ア 夏休みサイエンス教室
実施日 令和元年 7月 26日（金） 各コースとも 3回開催 参加者数は 3回の合計コース 内容（タイトル） 参加者数
微生物 顕微鏡で見てみよう！身近にいる細菌たち 8名いくら びっくり！ビックなカラフル「いくら」作り 25名
プランクトン 求む！プランクトン探検隊～顕微鏡で観察しよう～ 23名しゅわしゅわ 入浴剤を作ってしゅわしゅわの仕組みを学ぼう 35名
計 92名
イ 衛生環境研究所だよりの作成
令和 2年 3月 ホームページに掲載
ウ その他研修会・発表会等
実施年月日 内容 会場
平成 31年 4月 23日 保健所食の安全推進課との連絡会議 総合保健医療センター
平成 31年 4月 24日 検査関係職員研修会（水質検査について） 衛生環境研究所研修室他
令和元年 6月 14日 検査関係職員研修会
（インフルエンザ等について）総合保健医療センター
令和元年 7月 9日 水生生物に関する出前講座 小瀬小学校（西区）
令和元年 9月 20日 海域調査に関する勉強会 衛生環境研究所研修室
令和元年 9月 26日 水生生物に関する出前講座 曽根小学校（西蒲区）
令和元年 10月 17日 水生生物に関する出前講座 鎧郷小学校（西蒲区）
令和元年 12月 25日 海域調査に関する勉強会（次年度に向けて） 衛生環境研究所研修室
45
（３）インターンシップ研修の受入
実施年月日 内容 参加者数
令和元年 8月 21日 新潟薬科大学応用生命科学部 3名
令和 2年 2月 17日～21日 新潟大学農学部 3名
令和 2年 2月 17日～21日 新潟大学理学部 2名
計 8名
（４）保健所医学生実習等
実施年月日 内容 参加者数
令和元年 8月 19日 新潟大学医学部（保健所実習） 30名
令和元年 10月 2日 新潟大学医歯学総合病院
日本歯科大学新潟病院4名
令和元年 10月 16日 新潟大学医歯学総合病院
日本歯科大学新潟病院4名
令和元年 10月 30日 独協医科大学医学部 2名
計 40名
３ 施設見学等
実施年月日 内容 参加者数
令和元年 6月 20日 施設見学（寺尾駅前中央自治会） 26名
計 26名
- 40 -
新潟市衛生環境研究所の案内図
○JR：越後線寺尾駅（新潟駅から15分）下車，徒歩20分
○バス：JR新潟駅前よりBRT萬代橋ライン乗車－「青山」下車（乗り換え）
大堀線W4乗車－「坂井東2丁目」下車，徒歩7分
○自家用車:新潟西バイパス 小新インターまたは亀貝インターから 5 分
新潟市衛生環境研究所年報 （事業概要編）
第 ４ ４ 号
令和元年度
令和２年９月発行
編集・発行 新潟市衛生環境研究所
〒950－2023 新潟市西区小新 2151 番地 1
TEL 025(231)1231
FAX 025(230)5818
e-mail：[email protected]
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