今月のリハビリ報告今月の活動報告

「サンディング」北小金

先月末、北小金にサンディングボードが

が 6 段階（約 30～70 度位）出きる木製

の事を言います。この動作をリハビリにうまく

果として上肢を伸ばす筋力の向上、肩や肘

してタオルで前後左右、上下にと雑巾がけの

この器具を使用する事により上肢のリハビリの

又、サンディングボードの持ち手の部分に

位に調整し上下に動かすと上肢の筋力強化

ます。見た目はただ上下に持ち手を動かすだけと

頂くと「これ結構疲れるね」との声が…。

る方は気軽にスタッフに声を掛けて下さい

「ショー」中和倉

１月より設置したステージで、様々な出し物が観られるようになりました。第１回は、所長によ

る５曲のサックス演奏でしたが始まる前より「何の楽器かしら？」「誰か有名な人が来るのかし

ら？」と皆様の期待のふくらみが大きく、楽しみにされている方が多かったように思います。同じ

時間にリハビリや足湯など５種類の活動から選択できる仕組みになっていましたが、ショーの観覧

に大多数の人が希望され、じっくり鑑賞されていました。「昔、サックスを吹いていた」「ジャズは

いい！」感動の半面「知っている曲があまりなかったなあ」との声が聞かれ、全員が満足していた

だく事は難しいと感じました。昔を思いだし、ぜひ皆様にもステージに立

って特技などを披露して頂きたいです。飛び入り参加もお待ちしています。

また、月末予定の歌謡ショーでは、友人が歌を歌いに来てくれるとの事で

、Ｓ様は、ご自分でポスターを作ってくれるなど自主的に動かれている所

が印象的でした。司会にも来てくれるとの事で、行動力には感服です！

（大曽根）

「手編みの素晴らしさ」牧の原

編み物が得意だったご利用者様が数名おりますが今も現役で編み物をされているのが M 様。M

様は数年前に右半身麻痺になられ大好きな編み物を中断していました。その後のリハビリの効果も

あり現在も若干の不自由さはありますが、料理など自分で出来る所は積極的に行なっています。昔

編んで着なくなったセーターを「良かったら毛糸をほどいて使って」と頂きました。

早速、毛糸をほどく→お湯に 5 分くらい浸し戻す→乾かす→丸く丸める。

の作業工程に取り掛かったとのこと。このお話の段階でも大変な作業に驚きの

声がチラホラ・・。いよいよ編み物開始～約一ヶ月で完成！編み目模様も手が

込んでおりとても可愛らしい模様でした。「頂いた毛系を使っただけだから材料

費はかかってないわ」と本人。その素敵なベストをプレゼントされた U 様にお

願いして早速、試着・お披露目となりました。（下のお写真です）M 様は常に

「出来るかどうかはやってみなきゃわかんない。出来るようになりたい。」

と話しています。いつも前向きな M 様に脱帽です！（辻浦）

自立支援ランチ

常盤平では週一回、不定期で外注の日があります。外注のおかずは目新しいメニューやいつもと違っ

た味を楽しめる利点があります。けれども配達の間に少し冷めてしまうという難点もあります。そこで

お料理の好きな S 様が温かくよりおいしいごはんを目指し、外注のおかずのグレードアップをしてく

ださることになりました。S 様は、もともとお料理がお好きで自宅でも腕を振るわれたり、デイサービ

スでも餃子や春巻きをみなさんに振る舞って下さっていました。最近は、ご自宅での調理の機会が少な

くなっているとのことでしたが、今回のスタッフの提案に、重い腰を？上げて下さいました。献立表を

予めお渡しし、ご自分でもアイデアを練って下さるよう依頼しつつ、スタッフと相談しながら進めてい

きました。そして第一回目は魚のフライにかけるタルタルソースを作ることとしました。S 様はいつも

は容器の中に入っているおかずをいくつかのお皿に分けて盛り付け、フライには作ってくださったタル

タルソースを添えてくださいました。やはりお皿に盛ってあるだけでも豪華に見えます。一目見たご利

用者様方も「おいしそう」と顔を輝かせました。食べてみても「これほんとにいつもの外注のおかず？」

とおっしゃっています。タルタルソースの効果も

大きいようで、グレードアップは成功でした。

これからも「おいしいよ！」とみなさんに言われ

た時の S さんの笑顔を見るため私どもも、様々な

取り組みをしてまいります。（藤森）

自立支援の取り組み おかずアレンジ？！

「目標達成」松戸新田

「いつの間にか○○ができるようになった

的に証明されている中、そのようなことは

を達成したＫ様。電車・バスはなんとか

リハビリでは筋力強化や体力向上、バランス

りできる下肢筋力、揺れたときに対応

どを身に着けることができたのです。Ｋ

あれば、電車・バス乗降などの実践的

ご本人が目標を達成するためのプログラムを

とで、必要な能力が向上していきます

ていっているのです。「いつの間にかできるようになった

張った努力の賜物なのです！（佐藤）

◆昼食（有）・常盤平 ・中和倉

◇昼食（無）・牧の原 ・松戸新田

北小金

にサンディングボードが入りました。（いきいきカーペンター制作）長さ 90 ㎝で角度調整

木製の板です。「サンディング」とはヤスリをかけて滑らかにする作業

をリハビリにうまく取り入れるよう考えられた器具がサンディングボードです。効

肘・肩甲骨周囲の可動域の向上等です。以前はテーブルや窓等を利用

がけの要領で行い肩甲骨周囲の可動域を中心としたリハビリでしたが、

のリハビリの選択の幅が広がりました。

に錘を付ける事も可能で、角度を 70 度

筋力強化だけではなく体幹強化にも期待が持て

かすだけと単純作業ですが、実際に行って

。座って行うリハビリですので興味があ

さい。（清水）

ランチ MENU（11：00～12：30）

ができるようになった」加齢により年々筋力や体力が落ちていくことが科学

そのようなことは考えにくいと思います。目標の「柏に買い物に行くこと」

・バスはなんとか乗れますが、遠出は心身共に疲労が強く断念していました。

バランス能力向上などを行い、その結果、電車・バスに乗り降

対応できるバランス能力、人込みの中でも歩ける注意力や体力な

。Ｋ様のように身体機能を向上させて目標が達成できる場合も

実践的な練習をする場合もあり、目標達成までの道筋は様々です。

するためのプログラムを行い、ご家族や我々スタッフがそれをサポートするこ

していきます。その結果として、目標達成や色々な「できること」が増え

にかできるようになった」のではなく、「できるようになる」と頑

）

・北小金

松戸新田 ※お食事と入浴サービスはございません。予めご了承下さい。

あじさい

生活総合リハビリ

職員紹介今月は“常盤平”の

“高橋聡”を紹介いたします。

Q１ 出身地は？ Ｑ２ 趣味は？ Q３最後の晩餐?

A：千葉県松戸市 A：ギター A：家でカレー

Q4 最近の喜怒哀楽は？

喜：クリスマスにケーキを食べたこと

怒：特になし

哀：今はなし

楽：家で早く寝ること

株式会社いきいき舎 ホームページアドレス http://www.ikiikisya.com/〒270-2253 千葉県松戸市日暮 1-1-1 八柱第２ビル６階 C 号室 TEL047-312-9050/FAX047-312-9053

◆通所介護◆-生活総合ﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ事業所- -介護依存度の高い方への支援サービス- -認知症支援サービス-

◆デイホームいきいき舎常盤平 ☎047-394-5110/FAX047-394-5111

◆デイホームいきいき舎中和倉 ☎047-309-6532/FAX047-309-6533-生活期療養支援事業所- -中重度者リハビリ強化型-

◆リハビリデイホームいきいき舎北小金 ☎047-712-0321/FAX047-712-0322

-ｾﾗﾋﾟｽﾄによる短時間ﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ事業所-

◆ﾘﾊﾋﾞﾘｽﾃｰｼｮﾝいきいき舎牧の原 ☎047-394-7710/FAX047-394-7711

◆ﾘﾊﾋﾞﾘｽﾃｰｼｮﾝいきいき舎松戸新田 ☎047-308-7001/FAX047-308-7002

◆デイホームいきいき舎中和倉（内） ☎047-309-6532/FAX047-309-6533

◆居宅介護支援事業◆

◆いきいき舎居宅介護支援事業所 ☎047-312-9051/FAX047-312-9053

◆訪問介護◆

◆いきいき舎訪問介護事業所びびっど ☎047-312-9052/FAX047-312-9054

◆サ高住◆

◆サービス付高齢者向け賃貸住宅イハナハウス ☎＆FAX047-387-2030

今月の笑顔

私たちは、次の理念・基本方針に基づき、デイサービス

そして皆様に「価値創造型ワクワク感」

Ⅰ.運営理念1.ご利用者様の自主性を尊重します。

2.デイホームでの生活全てをリハビリとして

3.介護・医療依存度の高いご利用者様をはじめ

Ⅱ.基本方針1.過剰介護をせず、ご利用者様の自主性を尊重

を高め「自立して頂くこと」を目標とします

2.デイホームにおける日常生活全てを社会参加

機能訓練のほか様々なリハビリの仕掛けやアクティビティのプログラムを

3 ご利用様お一人お一人の身体状況に応じ個別的

行って頂きますが、介護・医療依存度の高

ます。

いつもリハビリに励んでいるＫさん。以前

お話があり、ご本人様が安全に入浴できる環境作

ら折れ戸式にし、浴室内のスペースがとれるようになりました

ている事業所とで、どうしたら安全に入浴できるかを

目標実現に向けて、様々な事が明確になってきていることで

かが明確になってきていると思います。もちろん

自宅の浴室で練習も行いました。また、安全

に入浴時の注意点や介助のポイントを訪問ヘルパーさんと

ました。

実際にご自宅での入浴が開始してからも色んな

いますが、その問題点を解決できるよう一緒

いと思います。そのことにより本当の意味での

ができるようスタッフ一同頑張っていきます

新しい 1 年が始まりました。今回のお話を昨年よりも動かしやすい体作りに活かしていただけたら幸い

です。スタッフと一緒にはりきって取り組んでいきましょう！

では、まず筋力についてのお話です。筋力は、筋肉を収縮させた結果であり、筋横断面積（筋の大きさ）

と筋出力（その運動に関わる筋肉の繊維がタイミングよく働く程度）の２つが関係しています。『筋力をつ

ける』ということはこの２つを向上する必要があります。「年をとったら筋力はおちるだけじゃないのか

な？」と思われている方も多いと思います。以前はそういわれることも多かったですが、最近は９０歳以

上でも筋力トレーニングにより筋力増強が認められたという研究報告もあることから、いくつになっても

筋力はつくと考えられています。前述しましたが、『筋力をつける』には筋横断面積が大きくなる筋肥大と

運動に関わる筋肉を刺激してタイミングよく働かせる筋出力の向上が必要です。

筋肥大についてはイメージしやすいと思いますが、筋肉が太くなることです。また筋出力についてはイメ

ージしにくいと思いますが、次のようにイメージしていただけると良いと思います。筋肉は細かい繊維の

集まり（束）になります。力を発揮する時にすべての筋繊維が使われて

いるわけではありません。そのため、たくさんの筋繊維がタイミングよ

く働くことで脳からの指令も強く伝わり、力を発揮することにつながり

ます。これが筋出力の向上です。この２つを向上するためには、段階的

に負荷を強くしたり、反復運動をしたりと方法がいくつかあります。

個人差がありますので、詳細なプログラムのご提案を希望される方は

スタッフまでお気軽にご相談ください。（PT 長島）

今月の PT 報告 効果的な筋力のつけ方

デイサービスにおいて最善の介護サービスを実践できるよう努力して参ります。

」を共感して頂けます。

てをリハビリとして位置づけます。

をはじめ個別ケアを前提とします。

尊重し、残存機能の維持・向上・回復のための諸施策を通じて QOL

とします。

社会参加や機能訓練の場であるとの考えに基づき、PT・OT・ST による

けやアクティビティのプログラムを工夫・提供します。

個別的な処遇を行います。ご自身でできる事はできる限りご自身で

高い場合等は、ご利用者様の状況に応じた積極的支援を丁寧に行い

初笑い

自宅での入浴に挑戦！～自宅訪問編～

以前から、夏場に「浴びたい時にシャワーを家で浴びたいなあ」と

環境作りから関わらせていただきました。浴室のドアを開き戸か

のスペースがとれるようになりました。また先日、担当者会議でご本人様と関わっ

できるかを話し合い、細かい部分での取り決めも行ないました。

になってきていることで、ご本人様も改めてどんなリハビリをしていく

もちろん、実践練習としてご

安全な入浴環境の提供を目的

ヘルパーさんと一緒に行い

んな問題点がでてくると思

一緒に考え取り組んでいきた

での目標の実現のお手伝い

っていきます。（PT 長島）