16
大阪市経済の動向(2010年1月) 財団法人大阪市都市型産業振興センター 経済調査室 大阪市経済局委託事業 2010年2月15日 大阪市経済の動向(2010年1月)・・・・・・・・・・・・P1 毎月の指標で見る大阪市経済・・・・・・・・・・・・・・・P2 Ⅰ 需要(支出)セクター A.顕在需要・・・・P4 B.潜在需要・・・・・・P7 Ⅱ 供給(生産)セクター A.稼動水準・・・・P8 B.建物・設備・・・・P12 Ⅲ 雇用・所得セクター A.雇用状況・・・・P13 B.雇用環境・・・・・・P13 各資料の出典と用語解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P14 Contents

大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

大阪市経済の動向(2010年1月)

財団法人大阪市都市型産業振興センター

経済調査室

大阪市経済局委託事業 2010年2月15日

大阪市経済の動向(2010年1月)・・・・・・・・・・・・P1

毎月の指標で見る大阪市経済・・・・・・・・・・・・・・・P2

Ⅰ 需要(支出)セクター A.顕在需要・・・・P4 B.潜在需要・・・・・・P7

Ⅱ 供給(生産)セクター A.稼動水準・・・・P8 B.建物・設備・・・・P12

Ⅲ 雇用・所得セクター A.雇用状況・・・・P13 B.雇用環境・・・・・・P13

各資料の出典と用語解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P14

Contents

Page 2: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

1

需要面では、一般消費は年末需要で概ね好調。ただし、緩やかな物価下落もあって、

百貨店販売額や家計消費には例年の勢いにやや欠ける面も。輸出は反転して再び増加。

供給面では、商業系はやや低調で、サービス業系はほぼ横ばい。工業系では、生産が

僅かに減少となったが出荷は堅調で、基調は回復傾向。雇用面では、失業率、求人倍

率ともに僅かながら改善傾向にあり、回復ペースは遅いが最悪期を抜け出しつつある。

大阪市経済の動向(2010年1月)

【A.顕在需要】

✧一般消費 年末需要でほとんどの指標が上昇し好調。ただし、物価(12月)は引き続き緩やかに下落しており、百貨店(12月)や家計消費(12月)は例年の勢いにやや欠ける。

✧輸出等の外需 輸出額(12月)は、 関空は引き続き減少したものの、大阪港は堅調なアジア需要に支えられて増加に反転、合計では増加。

✧政府支出 生活保護受給者数(10月)は上昇を継続しているが、 雇用保険受給者数・受給額(11月)ともに減少。

【B.潜在需要】

人口(1月)・世帯数(1月)ともに時期的に転居が控えられ横ばい。地下鉄・ニュートラム乗車人員(12月)は年末休暇の影響で例年と同じく減少。増減を繰り返している着工新設住宅戸数(11月)は減少したが、09年5~7月の低水準までには至らず。

Ⅰ 需要(支出)セクター

【A.稼動水準】

✧商業系 全国の卸売業販売額(12月)は、産業財系では概ね上昇したが、他方、消費財系は減少傾向が3、4ヶ月持続、総合では僅かに減少。

✧サービス業系 貸ビル稼動面積(12月)・全国の企業向けサービス価格指数(12月)は横ばい。全国の対事業所サービス業指数(11月)は先月の大幅下降から僅かに反転・上昇。

✧工業系 全国の企業物価指数(12月)は僅かに上昇、大阪府の鉱工業生産(11月)は5ヶ月ぶりに僅かに減少するも出荷は堅調で、基調は回復傾向。

✧総合 倒産件数(12月)は2ヶ月連続で減少。年末を控え、銀行貸出残高(12月)は増加。

【B.建物・設備】

貸室面積(12月)は新築ビル稼動により増加。大阪府の産業用建築着工(11月)は鉱工業・鉱工業以外ともにほぼ半減し、最近2年間の最低水準。

Ⅱ 供給(生産)セクター

【A.雇用状況】

大阪府の常用雇用 (11月)は、全体では微減傾向が続くも、製造業は増加に反転。大阪府の所定外労働時間(11月)が多くなり超過給与も増え、定期給与(11月)は増加。

【B.雇用環境】

近畿の完全失業率(12月)は下降傾向。市内の有効求人数(11月)は僅かな減少に転じたが、有効求職者数(11月)が3ポイント以上減少したため、有効求人倍率(11月)は3ヶ月連続の上昇を持続しており、回復ペースは遅いが最悪期を抜け出しつつある。

Ⅲ 雇用・所得セクター

一般消費や設備・住宅投資などでは弱含みにあるも、景気は全般に持ち直し基調を持続

<参考>他機関の経済情勢認識 ( )内は参考とする調査月を表す

内閣府「月例経済報告」

※1月 20日発表

日本銀行大阪支店

「近畿地域金融経済概況」

※1月 18 日発表

全 体

景気は、持ち直してきているが、自

律性に乏しく、失業率が高水準にあ

るなど依然として厳しい状況にあ

る。

近畿地域の景気は、雇用面などに引き続

き厳しさを残しつつも、緩やかに持ち直

している。

個人消費

個人消費は、持ち直しの動きが続い

ている (11 月)。

個人消費は、耐久消費財が政策効果により

持ち直している一方、雇用者所得の減少が

続く中、その他の分野では弱い動きが続い

ている (11月)。

物価

物価の動向を総合してみると、緩や

かなデフレ状況にある。国内企業物

価は、横ばいとなっている。消費者

物価は、緩やかな下落が続いている

(12月)。

消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、

減少が続いている (11 月)。

輸出輸出は、アジア向けを中心に、増加

している (11月)。

輸出は、アジア向けを中心に増加している

(11月)。

需要(

支出)

セクター

住宅建設住宅建設は、このところ持ち直しの

動きがみられる (11 月)。

住宅投資は、弱い動きが続いている (11

月)。

生産・在庫

企業収益

生産は、持ち直している。企業収益

は、大幅な減少が続いているが、そ

のテンポは緩やかになっている。ま

た、企業の業況判断は、依然として

厳しい状況にあるものの、全体とし

て持ち直しの動きが続いている。た

だし、中小企業では先行きに慎重な

見方となっている (11月)。

生産(鉱工業生産)は、輸出の増加や省

エネ家電への政策支援を背景に、持ち直

している。この間、在庫は減少を続けて

いる (11 月)。

金融情勢

株価(日経平均株価)は、10,500 円

台から 10,900 円台まで上昇した

後、10,800 円台で推移している。

対米ドル円レートは、91 円台から

93 円台まで円安方向で推移した

後、90 円台まで円高方向で推移し

ている (12 月)。

預金残高は、基調としては緩やかな増加が続い

ている。貸出残高は、前年を僅かに下回ってい

る。これは、企業向け貸出や住宅ローンの伸び

率が鈍化しているためである (11月)。

企業倒産倒産件数は、緩やかに減少している

(12月)。

企業倒産は、高水準で推移している (12

月)。

供給(生産)

セクター

設備投資

設備投資は、下げ止まりつつあるも

のの、このところ弱い動きもみられ

る (11 月)。

設備投資は、企業収益が依然厳しい水準

にあるもとで、減少している (12月)。

雇用・所得

セクター

雇用情勢

雇用情勢は、依然として厳しい (11

月)。

雇用情勢をみると、有効求人倍率が低い

水準となっている中で、雇用者数は引き

続き減少している。賃金は、弱い動きが

続いているこうしたもとで、雇用者所得

は、減少が続いている (11 月)。

Page 3: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

2

毎月の指標で見る大阪市経済

Ⅰ 需要(支出)セクター

B.潜在需要B.建物・設備 A.顕在需要A.稼動水準

1.貸ビル貸室面積

底入れ

Ⅲ 雇用・所得セクター

1.完全失業率(色逆)※大阪府(四半期) 近畿

A.雇用状況

2.一般職業紹介状況有効求人数有効求職者数(色逆)有効求人倍率

2.所定外労働時間※大阪府

B.雇用環境

4.着工新設住宅戸数

影 響

Ⅱ 供給(生産)セクター

影 響

(来訪者)2.地下鉄・ニュートラム乗車人員

(来訪者)3.延べ宿泊者数※大阪府

1.人口

世帯数

3.定期給与※大阪府

3.機械受注額※全国

(生産活動)9.鉱工業生産指数※大阪府10.工業用ガス消費量※大阪府

(

工業系)

3.商品手持額※四半期末

1.卸売業販売額指数※全国

2.中央卸売市場取扱高

9 10 11 12

↘ ↗ ↘ ↘

(

商業系)

6.第3次産業指数《対事業所サービス業》※全国

4.貸ビル利用稼動面積

空室率(色逆)

5.企業向けサービス価格指数※全国

9 10 11 12

↗ ↗ ↘ ↗

9 10 11 12

↘ → ↘ →

8 9 10 11

↗ ↗ ↘ ↗

(

サービス業系)

11.企業倒産件数(色逆)

2.産業用建築物着工床面積※大阪府

(

総合)

9 10 11 12

↗ ↘ → →

8.企業物価指数※全国

(資金需要)12.銀行貸出残高13.保証承諾額

(色逆)

8 9 10 11

↗ ↘ ↘ ↘

12 3 6 9

↗ ↘ ↗ ↘

7. 宿泊施設定員稼働率

6 7 8 9

↘ ↗ ↗ ↘

9 10 11 12

→ ↘ → ↗

8 9 10 11

↗ → ↗ ↘

9 10 11 12

↗ ↘ ↘ ↗

9 10 11 12

↗ ↘ ↗ ↗

9 10 11 12

↗ ↗ → ↗

1.常用雇用指数※大阪府

8 9 10 11

↘ ↘ ↘ ↘

8 9 10 11

↘ ↗ ↗ ↗

8 9 10 11

↘ ↘ ↗ ↗ 10-12 1-3 4-6 7-9

↘ ↘ ↗ ↗

9 10 11 12

↘ ↘ ↘ ↘

8 9 10 11

↘ ↗ ↗ ↘

↘ ↘ ↗ ↘

→ ↗ ↗ ↗

3.消費者物価指数(総合)

4.家計消費支出

(市内消費)1.大型小売店販売額《スーパー》

2.大型小売店販売額《百貨店》

9 10 11 12

→ ↘ ↘ ↘

9 10 11 12

↘ ↗ ↘ ↗

5.第3次産業指数《対個人サービス業》※全国

8 9 10 11

↘ ↗ ↘ ↗

(域外需要)7.国内総生産※四半期

(海外需要)6. 輸出額※大阪港、関空

9 10 11 12

↗ ↗ ↘ ↗

10-12 1-3 4-6 7-9

↘ ↘ ↘ ↘

内需

外需

一般消費

8.生活保護受給者数(色逆)

9.雇用保険受給者数

(色逆)

7 8 9 10

↗ ↗ ↗ ↗

8 9 10 11

↘ ↘ ↘ ↘

(

政府支出)

(

民間支出)

8 9 10 11

↘ ↘ ↗ ↘

8 9 10 11

↗ ↗ ↘ ↘

9 10 11 12

↗ ↘ ↗ ↘

6 7 8 9

↘ ↗ ↗ ↘

9 10 11 12

↘ ↗ ↘ ↗

9 10 11 12

↘ ↗ ↗ ↗

10 11 12 1

→ ↗ → →

※凡例と図の見方は次ページ

影 響

9 10 11 12

↘ ↗ ↘ ↘

9 10 11 12

↗ ↘ ↘ ↗

10 11 12 1

→ ↗ → →

8 9 10 11

↗ ↘ ↗ ↘

Page 4: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

3

前月(期)と比較して増加

前月(期)と比較して横ばい※0.05%未満の変化

前月(期)と比較して減少

■矢印の見方

景況にマイナスの方向

景況に変化なし

景況にプラスの方向

■色の見方

■直近4ヶ月の大阪市経済の変化を読む

図では、経済情勢を俯瞰するために、Ⅰ需要(支出)、Ⅱ供給(生産)、Ⅲ雇用・所得の3つのセクターに分けて整理した。

Ⅰ 需要(支出)セクターA.顕在需要は、一般消費(小売・サービス等最終消費者向け)等や輸出等の需要を中心とした民間支出と、大阪市等による政府支出によって需要の動向を表す。B.潜在需要は顕在需要に影響を与える数字を表す。

Ⅱ 供給(生産)セクターA.稼動水準は、卸を中心とした商業系、事業所を対象とするサービスを提供するサービス業系、製造業を中心とした生産活動を行う工業系、倒産件数や資金需要など産業活動を総合的に捉えた総合の4分類で、供給の動向を表す。B.建物・設備は、各産業活動の稼動水準に影響を与える建物・設備等の状況を表す。

Ⅲ 雇用・所得セクターA.雇用状況は、雇用者サイドから、B.雇用環境は被雇用者サイドから、雇用・所得の状況を表す。

図の見方凡例

■大阪市とそれ以外の指標

指標はなるべく大阪市の範囲に近いものを優先して掲載しているが、大阪市の指標がないものは、大阪府、近畿、全国などの広範囲の指標も代用している。

4.家計消費支出 5.第3次産業指数《対個人サービス業》※全国

◇大阪市の指標(枠は実線) ◇大阪市より広域の指標(枠は破線)

例> 例>

◎ただし、以下の7つの指標については矢印と色の対応が逆になっている。生活保護受給者数、雇用保険受給者数、貸ビル利用空室率、企業倒産件数、保証承諾額、完全失業率、有効求職者数

逆になっている指標は、「(色逆)」で示している。表記なしの場合 (色逆)の場合↗ ↘ ↘ ↗

Ⅰ需要(支出)セクター

B.潜在需要B.建物・設備 A.顕在需要A.稼動水準

底入れ

Ⅲ雇用・所得セクター

A.雇用状況 B.雇用環境

影 響

Ⅱ供給(生産)セクター

影 響

(

工業系

)(

商業系

)(サ

ービス業系

)(

総合

)

内需

外需

一般消費

(政府支出

)(民

間支出

)

影 響

Ⅰ 需要(支出)セクター

B.潜在需要B.建物・設備 A.顕在需要A.稼動水準

底入れ

Ⅲ 雇用・所得セクター

A.雇用状況 B.雇用環境

影 響

Ⅱ供給(生産)セクター

影 響

(工業系)

(商業系)

(サービス業系)

(総合)

内需

外需

一般消費

(政府支出)

(民間支出)

影 響

4.家計消費支出 月(1-3等の場合は四半期)

前月(期)比で上昇(↗)・横ばい(→)・下降(↘)を区分し、色にて意味を表現

番号.指標名

3 4 5 6

↗ ↘ ↘ ↗

Page 5: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

4

90

95

100

105

110

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

総合 食料

被服及び履物 教養娯楽

資料:総務省「消費者物価指数」

2005年を100と

する指数

2007年

0

5

10

15

20

25

30

35

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(十億円)

75

80

85

90

95

100

105

110

(%)

大阪市販売額

大阪市前年同月比

全国前年同月比

資料:経済産業省「商業動態統計調査」

2007年

Ⅰ 需要(支出)セクター

A.顕在需要

2.大型小売店販売額《百貨店》〔大阪市〕1.大型小売店販売額《スーパー》〔大阪市〕

12月のスーパー販売額は年末需要で勢いを取り戻して増加

0

20

40

60

80

100

120

140

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(十億円)

70

75

80

85

90

95

100

105

(%)

大阪市販売額

大阪市前年同月比

全国前年同月比

資料:経済産業省「商業動態統計調査」

2007年

3.消費者物価指数〔大阪市〕

12月の物価は08年10月からの緩やかな下落傾向が継続

4.家計消費支出〔大阪市〕

150

200

250

300

350

400

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(千円)

大阪市 全国

資料:総務省「家計調査報告(二人以上の世帯)」

2007年

12月の百貨店販売額は年末需要で増加するも、前年の9割の水準

12月の支出は年末で上昇するも小幅に留まり、全国との差が拡大

Page 6: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

5

100

150

200

250

300

350

400

450

500

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

大阪

(十億円)

0

1

2

3

4

5

6

7

8

全国

(兆円)

大阪港 関 空 全国資料:大阪税関「貿易統計」

2007年

5.第3次産業指数《対個人サービス業》 〔全国〕

6. 輸出額 〔大阪港・関空〕

12月は関空は引き続き減少するも大阪港は増加し、合計では増加

7.国内総生産〔全国〕

85

90

95

100

105

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

対個人サービス業

第3次産業総合

2005年を100と

する指数

資料:経済産業省「第3次産業活動指数」 注:季節調整済指数

400

420

440

460

480

500

520

540

560

580

600

4-6 7-9 10-

12

1-3 4-6 7-9 10-

12

1-3 4-6 7-9 10-

12

1-3 4-6 7-9 10-

12

1-3 4-6 7-9

2005年 2006年 2007年 2008年 2009年

(兆円)

-8

-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

0

1

2

(%)

名目季節調整値

名目季節調整系列前期比

資料:内閣府「国民経済計算」

11月の対個人指数は反転上昇、一定しない動きながら92前後で推移

6期連続で減少するも、7-9月期の減少ペースは緩やかに

Page 7: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

6

9.雇用保険受給者数〔大阪市〕

0

5

10

15

20

25

30

35

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

(千人)

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

(百万円)

実人員 支給額資料:大阪労働局「労働市場月報」注:市内5安定所の集計

10月の受給者数は引き続き減少、受給額も反転減少

8.生活保護受給者数〔大阪市〕

-2,000

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2007年 2008年 2009年

(人・世帯)

2008年1月(114,639人)を基点とした被保護人員(受給者)数

2008年1月(87,063世帯)を基点とした被保護(受給)世帯数

資料:厚生労働省「福祉行政報告例」

10月は受給者数・受給世帯数ともに引き続き急ペースで増加中

Page 8: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

7

2,150

2,200

2,250

2,300

2,350

2,400

2,450

2,500

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

乗車人員

(千人)

資料:大阪市

2007年

B.潜在需要

1. 人口(世帯数)〔大阪市〕 2.地下鉄・ニュートラム乗車人員 〔大阪市〕

3.延べ宿泊者数〔大阪府〕 4.着工新設住宅戸数〔大阪市〕

-10

0

10

20

30

40

50

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1

2008年 2009年 2010年

(人・世帯/月)

-1,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

(千人・千世帯)

毎月の人口増減

毎月の世帯増減

2008年1月を基点とした人口2008年1月を基点とした世帯数

資料:大阪市「推計人口」 注:2008年1月の人口・世帯:2,645,305人・1,275,073世帯

基点

2010年

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9

2007年 2008年 2009年

(千人)

延べ宿泊者数

資料:観光庁「宿泊旅行統計」

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

大阪市(戸)

20

30

40

50

60

70

80

90

100

110

全国

(千戸)

大阪市

全国

資料:(財)建設物価調査会「建設統計月報」

人口・世帯数ともに1月の増加は小幅に留まり、ほぼ横ばい 12月の乗車人員は冬季休暇などにより大幅減少

9月の宿泊者数は減少したが、インフルエンザ流行前(4月)の水準に留まる 11月の新設住宅戸数は減少するも、09年5~7月の低水準までには至らず

Page 9: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

8

20

25

30

35

40

45

50

55

60

6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9

2005年 2006年 2007年 2008年 2009年

百貨店

(十億円)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

スーパー

(十億円)

百貨店 スーパー資料:経済産業省「商業動態統計調査」注:各四半期末

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

(十億円)

野 菜 果 実 生鮮水産物加工水産物 その他

資料:大阪市

「中央卸売市場(本場・東部市場)の取扱高」

Ⅱ 供給(生産)セクター

A.稼動水準

1.卸売業販売額指数〔全国〕

2.中央卸売市場取扱高〔大阪市〕 3.商品手持額〔大阪市〕

《消費財系》

50

70

90

110

130

150

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

2005年を100とする指数

総合 衣服・身の回り品 農畜産物・水産物

食料・飲料 医薬品・化粧品

資料:経済産業省「商業動態統計調査」 注:季節調整済指数

2007年

《産業財系》

60

80

100

120

140

160

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

2005年を100とする指数

総合 建築材料化学製品 鉱物・金属材料機械器具

資料:経済産業省「商業動態統計調査」 注:季節調整済指数

2007年

産業財系は概ね上昇したが消費財系は全て下降、12月の総合指数は下降

水産物は増加したが青果は引き続き減少し、12月の取扱高は減少 9月の手持額は例年の季節パターンで百貨店・スーパーとも減少

Page 10: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

9

1,800

1,850

1,900

1,950

2,000

2,050

2,100

2,150

2,200

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(千坪)

3

4

5

6

7

8

9

10

11

(%)

稼動貸室面積貸室面積空室率

大阪ビジネス地区=主要6地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地区)

資料:三鬼商事(株)「地域別オフィスデータ」『大阪』

2007年

4.貸ビル利用 稼動面積〔大阪市〕

5.企業向けサービス価格指数〔全国〕

4

5

6

7

8

9

10

11

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(%)

12,400

12,500

12,600

12,700

12,800

12,900

13,000

13,100

(円/坪)

空室率 賃料

大阪ビジネス地区=主要6地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・

難波地区、新大阪地区)

資料:三鬼商事(株)「地域別オフィスデータ」『大阪』

2007年

《情報・コンテンツ系》

80

85

90

95

100

105

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

2005年を100

とする指数

総平均 金融・保険 情報通信 広告

資料:日本銀行

「企業向けサービス価格指数」

2007年

《施設・設備系》

80

85

90

95

100

105

110

115

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

2005年を100

とする指数

総平均 不動産 運輸リース・レンタル 諸サービス

資料:日本銀行

「企業向けサービス価格指数」

2007年

12月の稼動貸室面積は引き続き横ばい、持ち直しに向けて足踏み続く

12月はどの指数も概ね横ばい、運輸のみ僅かに上昇、広告は大幅下降

空室率〔大阪市〕

新築ビルの貸室面積が再び増加、12月の空室率は増加に反転

Page 11: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

10

6.第3次産業指数《対事業所サービス業》 〔全国〕

9.鉱工業生産指数〔大阪府〕

7.宿泊施設定員稼働率〔大阪市〕

90

95

100

105

110

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

対事業所サービス業

第3次産業総合

2005年を100と

する指数

資料:経済産業省「第3次産業活動指数」 注:季節調整済指数

8.企業物価指数〔全国〕

90

100

110

120

130

140

150

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

2005年を100

とする指数

総平均 工業製品化学製品 プラスチック製品

鉄鋼 一般機器資料:日本銀行「企業物価指数」

2007年

45

50

55

60

65

70

75

80

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9

2008年 2009年

(%)

定員稼働率

資料:観光庁「宿泊旅行統計」

注:定員稼働率=延べ宿泊者数/総収容人数

60

80

100

120

140

160

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

生産 出荷

在庫 在庫率

2005年を100

とする指数

資料:大阪府「大阪の工業動向(月速報)」 注:季節調整済指数

11月の対事業所指数は先月の大幅下降から僅かに反転・上昇 9月の稼働率は時節柄減少するも、インフルエンザ流行前(4月)の水準は維持

12月の総平均は横ばいから僅かに上昇、鉄鋼は引き続き下降 11月の生産指数は5ヶ月ぶりに僅かに減少するも、出荷は5ヶ月連続上昇

Page 12: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

11

0

50

100

150

200

250

300

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(100万㎥)

工業用 商 業 用

資料:2008年4月までのデータは大阪府統計年鑑、2008年5月以降は大阪統計月報。

注:大阪ガス株式会社の府内における各月中のデータ。供給契約用ガスを含まない。

2007年

11.企業倒産件数〔大阪市〕

13.保証承諾額《大阪市信用保証協会》〔大阪市〕12.銀行貸出残高〔大阪市〕

24

26

28

30

32

34

36

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

大阪市

(兆円)

300

350

400

450

500

550

600

全国

(兆円)

大阪市 貸出残高 大阪市 預金残高

全国 貸出残高 全国 預金残高資料:大阪銀行協会・全国銀行協会

2007年

0

20

40

60

80

100

120

140

160

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

大阪市 件数(左軸) 全国 件数(右軸)

大阪市

(件)

全国(件)

資料:㈱東京商工リサーチ「倒産月報」

2007年

10.工業用ガス消費量〔大阪府〕

0

1

2

3

4

5

6

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(千件)

0

20

40

60

80

100

120

(十億円)

保証承諾金額

件数

資料:大阪市信用保証協会

2007年

12月の工業用消費量は例年のパターンで増加、前年同月と同水準 12月の倒産件数は引き続き減少、2009年に入って最低の件数

12月の銀行貸出残高は年末需要から増加に反転 12月は年末の資金需要に向けて承諾額・件数とも約1.5倍に増加

Page 13: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

12

0

200

400

600

800

1,000

1,200

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

(十億円)

製造業 非製造業(船舶・電力を除く)資料:内閣府「機械受注統計」 注:季節調整系列

0

20

40

60

80

100

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(千坪)

2008年1月(1,997,715坪)を基点とした貸室面積

大阪ビジネス地区=主要6地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・

難波地区、新大阪地区)資料:三鬼商事(株)「地域別オフィスデータ」『大阪』

↑基点

2007年

B.建物・設備

1.貸ビル貸室面積〔大阪市〕 2.産業用建築物着工床面積〔大阪府〕

0

100

200

300

400

500

600

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

(千㎡)

鉱工業以外

鉱工業

資料:(財)建設物価調査会「建設統計月報」

注:居住専用、居住産業併用、農林水産業用は含まず

再び新築ビルが稼動開始、12月の貸室面積は増加 11月の着工床面積は減少、鉱工業・鉱工業以外ともに10月からほぼ半減

3.機械受注額〔全国〕

11月の機械受注額は、製造業で先月の8割、非製造業で9割に減少

Page 14: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

13

40

60

80

100

120

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2007年 2008年 2009年

(千人)

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

(倍)

大阪市有効求人数 大阪市有効求職者数

大阪市有効求人倍率 全国有効求人倍率

資料:大阪労働局「労働市場月報」・厚生労働省「職業安定業務統計」

注:大阪市は市内5安定所の集計

92

94

96

98

100

102

104

106

6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2008年 2009年

全産業

製造業

資料:大阪府「毎月勤労統計」

2005年を100

とする指数

Ⅲ 雇用・所得セクター

A.雇用状況

1. 常用雇用指数〔大阪府〕

1.完全失業率〔大阪府・近畿〕 2. 一般職業紹介状況《有効求人数・有効求職者数・有効求人倍率》〔大阪市〕

2

3

4

5

6

7

8

9

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2008年 2009年

(%)

大阪府(四半期平均)

近畿 全国

資料:総務省「労働力調査」 注:全国は季節調整値

2007年

2. 所定外労働時間/3.定期給与〔大阪府〕

2

4

6

8

10

12

6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2008年 2009年

(万円)

20

30

40

50

60

70

(時間)

特別給与

超過給与

所定内給与

所定外労働時間

資料:大阪府「毎月勤労統計」 注:定期給与=所定内給与+超過給与

11月の指数は全産業では僅かに下降したが、製造業は5ヶ月ぶり上昇 11月は、所定外労働時間が多くなり超過給与も増え、定期給与は増加

B.雇用環境

12月の近畿の完全失業率は依然全国を上回るものの、引き続き下降 11月の求人数はやや減少したが求職者が3ポイント以上減少し、倍率は連続上昇

Page 15: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

14

Ⅰ需要(支出)セクターA.顕在需要1・2.大型小売店販売額《スーパー》と《百貨店》

「商業動態統計調査」(経済産業省)http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html

3.消費者物価指数(総務省)消費者の支出する商品やサ-ビスの実勢価格をもとに、各消費支出額にウエイトをつけて加重平均して算出した物価指数。http://www.stat.go.jp/data/cpi/1.htm

4.家計消費支出「家計調査報告(二人以上の世帯)」(総務省)http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm

5.第3次産業指数《対個人サービス業》(経済産業省)第3次産業に属する業種の生産活動を総合的に捉えることを目的とする指数で、個別業種の指数にウエイトをつけて加重平均して算出。http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/index.html

6.輸出額「貿易統計」(大阪税関)http://www.customs.go.jp/osaka/toukei/index.html

7.国内総生産「国民経済計算」(内閣府)大阪市域外の需要の傾向を判断する指標として、GDP(国内総生産)を利用。http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html

8.生活保護受給者数「福祉行政報告例」(厚生労働省)http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/38-1.html

9.雇用保険受給者数「労働市場月報」(大阪労働局)http://www.osaka-rodo.go.jp/lib/tokei/sijo/index.html

B.潜在需要1.人口(世帯数)「推計人口」 (大阪市)

http://www.city.osaka.lg.jp/keikakuchosei/page/0000014987.html

2.地下鉄・ニュートラム乗車人員(大阪市)

各資料の出典と用語解説

3.延べ宿泊者数「宿泊旅行統計」(観光庁)旅館、ホテル、簡易宿所(日本標準産業分類による)を営む従業者数10人以上の事業所に宿泊した延べ宿泊者数。(データは月ごとに集計するが調査実施は四半期毎)。http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.html

4.着工新設住宅戸数「建設統計月報」((財)建設物価調査会)

Ⅱ 供給(生産)セクターA.稼動水準1.卸売業販売額指数 Ⅰ-A-1・2と同じ

2.中央卸売市場取扱高「中央卸売市場(本場・東部市場)の取扱高」(大阪市)http://www.city.osaka.lg.jp/keikakuchosei/page/0000020913.html

3.商品手持額 Ⅰ-A-1・2と同じ販売目的で保有している仕入れ時原価ベースでの手持商品額。http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html

4.貸ビル利用 稼動面積・空室率「地域別オフィスデータ」『大阪』(三鬼商事㈱ )http://www.e-miki.com/data/index.html

5.企業向けサービス価格指数(日本銀行)http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/cspi/index.htm

6.第3次産業指数《対事業所サービス業》 Ⅰ-A-5と同じ

7.宿泊施設定員稼働率 Ⅰ-B-3と同じ定員稼働率とは、延べ宿泊者数を総収容人数で割ったもの。総収容人数とは、収容人数に各月の日数を乗じて算出する。

8.企業物価指数(日本銀行)http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/pi/cgpi/index.htm

9.鉱工業生産指数「大阪の工業動向(月速報)」(大阪府)鉱工業生産全体の動きを示すもので、個別品目、業種ごとの生産量の変化が鉱工業生産全体の変化に及ぼす影響度をあらかじめ決定し、それをもとに基準年次(現在は2005年)の生産量を100として表した指数。http://www.pref.osaka.jp/toukei/iip/

Page 16: 大阪市経済の動向(2010年1月)個人消費は、耐久消費財が政策効果により 持ち直している一方、雇用者所得の減少が 続く中、その他の分野では弱い動きが続い

15

B.雇用環境1.完全失業率「労働力調査」(総務省)

満15歳以上の人口の内、就業者(休業者を含む)と失業者の合計である労働力人口に占める、完全失業者の割合。完全失業者とは、調査期間中(月末の一週間)に、(1)収入を伴う仕事を1時間以上していない、(2)求職活動をした、(3)仕事が見つかれば、すぐ就業できる状態にある-の3つの要件を全て満たす者。http://www.stat.go.jp/data/roudou/2.htm

2.一般職業紹介状況《有効求人数・有効求職者数・有効求人倍率》「労働市場月報」(大阪労働局) 「職業安定業務統計」(厚生労働省)有効求人倍率は、有効求人数を有効求職者数で割った数値。職業安定所への求人・求職の申し込みは翌々月末まで有効扱いとなる。http://www.osaka-rodo.go.jp/lib/tokei/sijo/index.html(大阪府)http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1.html(全国)

10.ガス消費量「大阪統計月報」(大阪府)http://www.pref.osaka.jp/toukei/osaka-tk/osaka-tk-xlslist.html

11.企業倒産件数「倒産月報」(㈱東京商工リサーチ)

12.銀行貸出残高(大阪銀行協会・全国銀行協会)http://www.zenginkyo.or.jp/stats/month1_01/index.html(全国銀行協会)

13.保証承諾額《大阪市信用保証協会》(大阪市)http://www.city.osaka.lg.jp/keikakuchosei/page/0000020913.html

B.建物・設備1.貸ビル貸室面積 Ⅱ-A-4と同じ

2.産業用建築物着工床面積 Ⅰ-B-4と同じ

3.機械受注額「機械受注統計」(内閣府)http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/juchu.html

Ⅲ 雇用・所得セクターA.雇用状況1.常用雇用指数「毎月勤労統計」(大阪府)

調査項目は、賃金、労働時間、及び雇用の変動であり、常用労働者5人以上の(抽出)事業所を対象に実施。http://www.pref.osaka.jp/toukei/maikin/

2.所定外労働時間 Ⅲ-A-1と同じ「所定外労働時間」とは、早出、残業、臨時の呼出、休日出勤等により行った実労働時間。

3.定期給与 Ⅲ-A-1と同じ「定期給与」とは、労働協約、就業規則等により、あらかじめ定められている支給条件、算定方法によって支給される給与のことであって超過給与を含む。「特別給与」とは、「賞与」、「定昇・ベースアップ等の追給」、「3ヵ月を超える期間で算定される通勤手当等」のことであって、支給額があらかじめ確定していても非常にまれに支給されたり、支給事由の発生が不確定であるものを含む。

問合わせ先 : 財団法人大阪市都市型産業振興センター 経済調査室TEL : 06-6264-9859FAX : 06-6264-9887ホームページ : http://www.sansokan.jp/tyousa/E-mail : [email protected]