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11 29 30 31 50 30 発行:山下あきのり ※小山西町事務所(自宅) 南丹市園部町小山西町柿ノ木谷 9番地8 TEL/FAX 0771-62-4309 ※小山東町事務所 南丹市園部町小山東町溝辺 6番地21 園部駅西口ステーションビル3F TELFAX 0771-86-8200 南丹市議会議員山下あきのり議員活動報告紙 VOL.一般質問を含む本会議の模様をホームページで動画でご覧いただけます。URLhttp://arc.gikai-web.jp/dvl-nantan/2.html 無所属クラブ 11 29 12 12 21 40 1 27

南丹市議会議員山下あきのり - ZAQ山 下 集 団 登 校 中 の 児 童 が 犠 牲 に な る 交 通 事 故 が 後 を 絶 た な い。24年 4 月 の 亀 岡 市

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Page 1: 南丹市議会議員山下あきのり - ZAQ山 下 集 団 登 校 中 の 児 童 が 犠 牲 に な る 交 通 事 故 が 後 を 絶 た な い。24年 4 月 の 亀 岡 市

〇地域活性化センター条例

の制定(全員賛成)

小学校の再編で閉校となっ

た校舎を地域の活性化の拠

点として利活用するために、

「地域活性化センター」と

して市の施設として位置づ

けるための条例の制定。

閉校した11校中、都市計

画法上の手続が完了し、地

域での利活用計画ができ、

施設の管理運営組織が整っ

た4地域について先行して

条例を制定するもので、今

回は、旧新庄小、旧吉富小、

旧五ヶ荘小、旧大野小。

これらの施設は、地域の

利活用計画に基づき、生涯

学習や福祉、起業などの施

設としての利用や、民間企

業等への貸出などが進めら

れ、管理運営は、地域で組

織する団体が市から指定管

理を受けてあたる計画です。

〇新庁舎等建設委員会条例

の制定(全員賛成)

耐震性不足による庁舎の

整備の検討を進めてきた外

部有識者からなる「庁舎整

備検討委員会」の提言を受

け、庁舎の基本設計などに

ついて検討する「新庁舎等

建設委員会」を設置するた

めの条例の制定。

庁舎整備の今後のスケジュー

ルは、整備検討委員会の提

言を基に、市役所内部で基

本方針を策定。その後、市

民に公表して意見を求める

「パブリックコメント」を

今年2月に実施の予定。

並行して基本設計・実施

設計を行う業者を選定し、

29年度に入ってか

ら建設委員会を本

格活動させて、設

計に意見を反映さ

せるとしています。

実際の建築工事は、

30・31年度を予定。

〇子育て支援医療

費助成条例の一部

改正(全員賛成)

全国的に見て、

比較的手厚い南丹

市の子育て支援策

ですが、「子育て

支援医療費助成」

制度について、通院の場合、

現行の「出生から小学校就

学前まで」の対象を、京都

府の制度拡充にあわせ「中

学校卒業まで」に拡大。

また、助成金の支給方法

を現行の、一旦は医療機関

の窓口で支払い、その後、

市役所に助成金を請求する

方法(償還払い方式)に加

え、医療機関の窓口で助成

金を差し引いた金額を支払

う方式(現物給付方式)も

可能とするものです。

〇消防団員の定員、任免、

給与、服務等に関する条例

の一部改正(全員賛成)

消防団員の平均年齢の上

昇と団員数の減少が進む中、

消防力の確保を目的に、学

生の若い力を消防団活動に

生かしてもらおうとする取

り組みが自治体で広がりを

見せ、総務省においてもこ

の動きを推進しています。

学生が多い南丹市におい

ても、市外から通学する学

生が、消防団に入ることが

できるようにするため、条

例を改正するものです。

日吉町にある明治国際医

療大学では、今年4月から

「救命救急士」を養成する

「救命救急学科」の開設が

予定されていますが、学生

が消防団活動ができるよう

になることは、有意義なこ

とと考えます。

〇南丹病院組合規約の一部

変更(賛成多数)

公立南丹病院の名称を

「京都中部総合医療センター」

に改めるものです。

国の制度改正により、慢

性的な医療従事者不足にあ

り、特に看護師は深刻で、

1病棟(約50床)が閉鎖中。

再開するには30人ほどの看

護師の確保が必要とのこと。

そのため人材を募集して

も「南丹では、どこにある

病院なのか分かりづらいた

め人材が集まらない。また、

職員のモチベーション(や

る気)の向上につながらな

い」などの現状があるとし、

その改善策として名称変更

が検討されてきたものです。

審議では、4名の議員が

賛成や反対の討論を行い、

採決の結果、可否同数となっ

たため、議長の決定により

可決しました。

「府の中部に位置する病

院として、名称から所在地

がイメージしやすくなり、

「京都」を冠することで看

護師等の病院を支える人材

確保につながることが期待

される」としていますが、

現状、厳しい状況であるだ

けに、まずは、目指すべき

病院像やそのための改革プ

ランを明らかにすべきでは

ないか。名称変更は、その

後でも十分間に合う。歴史

ある「南丹病院」の名称を

変えることは、大変重い。

しっかりとした論拠を示す

べき―との考えで、私は反

対しました。

発行:山下あきのり※小山西町事務所(自宅)南丹市園部町小山西町柿ノ木谷9番地8TEL/FAX 0771-62-4309

※小山東町事務所南丹市園部町小山東町溝辺6番地21園部駅西口ステーションビル3FTEL・FAX 0771-86-8200南丹市議会議員山下あきのり議員活動報告紙

平成29年2月発行 VOL.28号 (1)

一般質問を含む本会議の模様をホームページで動画でご覧いただけます。URLは、http://arc.gikai-web.jp/dvl-nantan/2.html

(裏面もご覧ください)

無所属クラブ

昨年11月29日に開会した12月議会は、12月21日に閉会しました。今議会は、条例の

改正などの議案を中心に全部で40議案等について審議され、すべて原案どおり可決等

されました。詳しくは「議会だより」(1月27日発行)をご覧ください。ここでは、

賛否が分かれた議案や、市民生活に直接関わる議案等を中心に紹介します。

Page 2: 南丹市議会議員山下あきのり - ZAQ山 下 集 団 登 校 中 の 児 童 が 犠 牲 に な る 交 通 事 故 が 後 を 絶 た な い。24年 4 月 の 亀 岡 市

山下

集団登校中の児童が

犠牲になる交通事故が後を

絶たない。24年4月の亀岡

市での事故を受け、本市で

も関係機関で交通安全対策

連絡会を設置し、通学路の

総点検を実施。その結果も

公表されているが、その後

の取組みは。

市長

その後連絡会は開催

していないが、個々の危険

箇所について担当者間で連

絡調整し、逐次、改善を続

けており、その結果はホー

ムページで公開している。

山下

国は11月に通学路の

安全確保について通知を出

し、「危険箇所で未対応と

なっている箇所の速やかな

対応を基本に、対応完了ま

での間は見守り隊などによ

る応急的な対応」を求めて

いるが、教育長の見解は。

教育長

通学路の点検は必

要で、学校では節目節目で

確認しており、改善が必要

な箇所は対策連絡会に報告

し、道路管理者にも改善を

求めている。

地域やPTAの皆さんに

よる見守り活動で登下校の

安全が確保されていると考

えている。

山下

多くの方々が見守り

活動をされていることは大

変有り難いことであるが、

そのことで、行政が危険箇

所の改善に消極的になって

いないか。ハード的な対応

(道路等の改善や交通規制

など)が前提で、その上で

の見守り活動ではないか。

市長

ハード的な対応が直

ぐにできる所は実施し、対

応に長期間かかる所は、道

路管理者、教育委員会、警

察も含めできる限りの改善

を継続的に行っていくが、

ハードで補えない所は、ソ

フト(見守り活動など)で

補完しなければならないと

考える。

山下

11月の国の通知では、

「定期的な合同点検と対策

の実施、対策効果の検証と

更なる改善・充実の継続的

な取組」も求めているが、

市の状況は。

市長

交通安全の関係機関

の担当者が連携し、情報共

有して、可能な対応を実施

し、毎年点検して公表して

おり、国の通知を先取りし

ていると考える。

山下

亀岡での事故を受け

設けられた市の対策連絡会

は、その後開かれていない。

防災では毎年、梅雨前に関

係機関で危険箇所のパトロー

ルを実施しているが、通学

路の安全確保においても関

係機関の担当者が顔を合わ

せて互いに情報共有しなが

ら対策を協議していく場を

継続的に持つことを求める。

山下

26年12月議会で園部

第二小の通学路となってい

る市道「本町平成台線」の

危険箇所の改善対応を求め

たが、その後の対応は。

土木建築部長

横断歩道に

注意を促す電柱幕や看板を

合せて6か所設置し、警察

にも取締りの実施を要請し

た。不定期ではあるが登校

時の交通指導や取締りをし

てもらっている。

山下

それぞれの機関が取

り組んでもらっているよう

だが、地元には見えない部

分もあり、「要望してもで

きない」との思いになる。

現況からして抜本的な道路

整備が非常に難しいこの路

線において、学校、地域、

行政、警察の各機関が認識

を共有し、それぞれができ

ることを実施していく仕組

みが必要と考えるが。

教育長

交通安全対策連絡

会がそのような仕組み。部

会ということになろうが、

個別に設けることは市長部

局の判断。

山下

大袈裟に捉えるので

はなく、学校が取り組んで

いるコミュニティ・スクー

ルの一環で、通学路の安全

対策について関係機関で話

し合える場を持つことから

始めればいいのではないか。

是非、検討して欲しい。

12月議会は16人の議員が市政を質しました。私の一般質問(一問一答)の概要を紹介します。

一般質問の模様を議会ホームページで動画でご覧いただけます。URLは、http://arc.gikai-web.jp/dvl-nantan/2.html

平成29年2月発行 VOL.28号 (2)

(表面もご覧ください)

山下

園部町小山東町、

八木町室河原・木原の山

林一体で、約30ヘクター

ルの大規模な太陽光

発電所の設置計画が

進められているが、

法的に規制できるの

は、知事権限である

森林法に基づく林地

開発許可以外にはな

いと聞く。

また、林地開発許

可に関する府の手続

条例では、地域団体

との間で、地域の生

活環境の保全等に関

しての協定書の締結

を開発業者に指導し

ており、合意となれば協

定書締結となるが、仮に

開発業者が協定書に違反

しても府は、それを根拠

に開発業者を指導監督で

きないと聞く。

第一義に市民の安全・

安心を守る立場にある

市として、地域住民の

安心・安全を確保し、

不安を解消していくた

め、どのように対応す

るのか。

市長

協定書は当事者

間の約束事であるので、

他者が介入することは

できないが、市民生活

の安全を確保し、住民

の皆さんが不安に思わ

れることがあれば、十

分相談に乗らせていた

だく。できることはさせ

ていただく、というのが

基本的な姿勢である。

3月議会のご案内(予定)

会期は2月22日から3月

30日まで。代表質問は3月

1日、一般質問は2日と3

日、常任委員会は7日から

10日、予算特別委員会分科

会は、15日から22日まで。

新しい年となりましたが、昨年

は、拙紙をご覧いただきありがと

うございます。この一年もよろし

くお願いいたします。

お出会いした方々から、「パート

ナーシップ読んでますよ」と声をか

けていただくことがあります。大

変うれしくなり、頑張らねばと

思う次第です。限られた紙面で

すので、詳細を掲載することがで

きませんが、ブログやフェイスブッ

クでは、より詳しく報告させてい

ただいていますので、ご覧いただけ

たら嬉しいです。

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