5
The University of Tokyo Sailing Team 謝辞 2019 All Japan Intercollegiate Sailing Championship in Nishinomiya 2年ぶり両クラス全日本インカレ出場! 日頃より格別のご高配を賜り心より感謝申し上げます。2019年度ディンギー班 主将小野万優子です。スナイプ級のみの全日本出場となった昨年の雪辱を果 たし、今年度は両クラスで再び全日本の舞台で戦うチャンスを手にすることが できました。全日本常連校としての地位は確固たるものとなりつつあります。こ れもLBの皆様による多大なるご支援があったからこそと、深く感謝申し上げま す。 この一年間、 「全日本は両クラスで出場した方が絶対に楽しい」という思いを胸 に練習に励んでまいりました。両チームがお互いを支え合い、切磋琢磨し、総合 入賞を狙う、これが全日本インカレの醍醐味です。本年度はその楽しさを存分 に味わうことができるよう、関東インカレ後も西宮のレースに向けて様々な準備 をしてまいりました。 今年のディンギー班のスローガンは「ブレイクスルー」です。チームとして近年に ない好成績を収めること、そして部員一人一人が自身の壁を越えることを目指 して今年度最後のレースに全力で臨む所存です。ご声援のほどよろしくお願い 申し上げます。 東京大学運動会ヨット部副将 吉武宗浩 平素よりお世話になっております。現スナイプリーダー、次期ディンギー班主将 の吉武宗浩です。この度は全日本インカレに両クラスで出場する運びとなり、 大変光栄に感じております。この結果はまさにLBの皆様の度重なるご支援・ご 声援の賜物であると痛感しております。この場をお借りして御礼申し上げます。 スナイプチームとしては3年連続の全日本インカレとなります。昨年の全日本は 全国の壁の厚さを実感する結果となり、非常に悔しい思いをしました。この結 果を受け、私たちは一年間、全日本出場ではなく全日本で好成績を収めること を目標に練習に励んで参りました。 本年度のスナイプ級は22年ぶりの春季関東インカレ入賞、3年連続の全日本個 人戦出場、数十年ぶりの関東インカレ決勝でのトップフィニッシュなど、近年稀 に見る好成績を収めております。 皆様に良い報告ができるよう西宮の海でも最後まで全力を尽くしますので、変 わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。 東京大学運動会ヨット部主将 小野万優子

謝辞 - 東京大学運動会ヨット部点差が開いており、8位を守り切るレース展開となった。第5R、塚本・齊藤艇はホイスト時に、松前・大橋

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 謝辞 - 東京大学運動会ヨット部点差が開いており、8位を守り切るレース展開となった。第5R、塚本・齊藤艇はホイスト時に、松前・大橋

The University of Tokyo Sailing Team

謝辞

2019

All Japan

Intercollegiate

Sailing Championshipin Nishinomiya

2年ぶり両クラス全日本インカレ出場!

日頃より格別のご高配を賜り心より感謝申し上げます。2019年度ディンギー班主将小野万優子です。スナイプ級のみの全日本出場となった昨年の雪辱を果たし、今年度は両クラスで再び全日本の舞台で戦うチャンスを手にすることができました。全日本常連校としての地位は確固たるものとなりつつあります。これもLBの皆様による多大なるご支援があったからこそと、深く感謝申し上げます。この一年間、「全日本は両クラスで出場した方が絶対に楽しい」という思いを胸に練習に励んでまいりました。両チームがお互いを支え合い、切磋琢磨し、総合入賞を狙う、これが全日本インカレの醍醐味です。本年度はその楽しさを存分に味わうことができるよう、関東インカレ後も西宮のレースに向けて様々な準備をしてまいりました。今年のディンギー班のスローガンは「ブレイクスルー」です。チームとして近年にない好成績を収めること、そして部員一人一人が自身の壁を越えることを目指して今年度最後のレースに全力で臨む所存です。ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

東京大学運動会ヨット部副将吉武宗浩平素よりお世話になっております。現スナイプリーダー、次期ディンギー班主将の吉武宗浩です。この度は全日本インカレに両クラスで出場する運びとなり、大変光栄に感じております。この結果はまさにLBの皆様の度重なるご支援・ご声援の賜物であると痛感しております。この場をお借りして御礼申し上げます。スナイプチームとしては3年連続の全日本インカレとなります。昨年の全日本は全国の壁の厚さを実感する結果となり、非常に悔しい思いをしました。この結果を受け、私たちは一年間、全日本出場ではなく全日本で好成績を収めることを目標に練習に励んで参りました。本年度のスナイプ級は22年ぶりの春季関東インカレ入賞、3年連続の全日本個人戦出場、数十年ぶりの関東インカレ決勝でのトップフィニッシュなど、近年稀に見る好成績を収めております。皆様に良い報告ができるよう西宮の海でも最後まで全力を尽くしますので、変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。

東京大学運動会ヨット部主将小野万優子

Page 2: 謝辞 - 東京大学運動会ヨット部点差が開いており、8位を守り切るレース展開となった。第5R、塚本・齊藤艇はホイスト時に、松前・大橋

470 TEAMDAY1 NO RACE秋インカレ決勝初日は台風が近くを通過した影響でレースは行われなかった。チームはリラックスしつつも、適度な緊張感を持ち、レースに臨むにふさわしい雰囲気であった。レースが開催される日が2日間になったことによって成立するレース数が少なくなる懸念もあったが、1レース1レースを大事にするという意識をチームで共有し、小松コーチの「次が最終レースでも後悔の無いように」という言葉を再確認し2日目への士気を高めた。

DAY3 3RACE 102-77-68-65-87-74-56 計529点 8位3日目は小松コーチの指導の元、重点的に対策をした安定した北風の強風となった。順位は上下ともに点差が開いており、8位を守り切るレース展開となった。第5R、塚本・齊藤艇はホイスト時に、松前・大橋艇も沈をした時にスピンを破いてしまうなどのハプニングで合計87点とあまり調子の上がらないレースとなった。しかし第6R、第7Rで強風を得意とする3番艇の松前・大橋艇が10番台とその走りで東大を牽引し、小野・天木艇も2日間通して安定した順位をとったことで、「最終レースでは最高のレースを」という小松コーチの言葉の通り、最終レースでは合計56点と2日間で最も良い会心のレースをみせ、全日本出場を決めた。

DAY2 4RACE 102-77-68-65 計312点 8位朝から風が弱く、レースが成立するのか不安があった。ノーレースとなった1日目に加え、3日目は強風予報が出る中、より多くのレースを成立させたいという願いが届いたのか、4レースが成立した。第1Rは35-43-24の合計102点と振るわないスタート。松前・大橋艇と小野・天木艇が2回転するなどケースの多いレースとなってしまった。第2R終了時の順位は8位横浜国大と12点差の9位。勝負を分けたのは第3R目。途中で風がほぼなくなり、DNFが多発した。東大は決勝までの練習で、自分らしい走りができずに苦しんでいた塚本・斎藤艇が1番艇としての意地を見せ、1上で2位回航し早めにフィニッシュ。小野・天木艇は風が振れた最後のリーチングレグでジャイブを選択したのが功を奏し、また松前・大橋艇も粘りをみせ残り10秒でなんとかフィニッシュし、文字を付けるのを免れた。このレース、横浜国大は2艇がDNFとなり、逆転。さらに34点の差をつけることができた。これで波にのった東大は第4Rも合計65点とこの日1番のレースを展開。7位の明治大との差は101点と大きく離れるも、9位の横浜国大との差は61点と再びその差を引き離した。

skipper塚本将史crew

齋藤崇

crew天木悠太 skipper

小野万優子

crew大橋徹也

skipper松前亮平

レース経験豊富なスキッパー小野と昨年全個を経験したクルー天木が組んだ実力充分、身長差 30cm の凸凹ペア! 成績は安定している一方、課題はスタートにある。それを 乗り越えブレイクスルー出来れば、チームの勝利により一 層貢献することは間違いない。

春インからの継続ペア。 スキッパー塚本は高校時代からヨットを乗りこな し、インカレには2年生から出場してきた。470唯一の 2 年生クルー斎藤を引っ張り勝利を掴み取る。

秋インの為に結成された、3 年の同期ペア。 声が小さい系スキッパー松前と難聴系クルー大橋のペアで意思疎通が取れているのか甚だ疑問 だが、案外上手くいっているらしい。時には 3 艇のうち1番を走ることもあり、頭角を表しつ つある。

4692/25

4452/27

4579/26

Page 3: 謝辞 - 東京大学運動会ヨット部点差が開いており、8位を守り切るレース展開となった。第5R、塚本・齊藤艇はホイスト時に、松前・大橋

SNIPE TEAM小松コーチの鶴の一声で春インからペアを替え、クルー時代から饒舌な多賀谷と東大クルー陣の中でも最もよく喋りよく怒鳴る阿部が組んだ。要するにうるさい。吉武を全個に導いた阿部が、テルテールしか見ない多賀谷を引っ張る。

DAY2 4RACE 75-92-54-60 計281点 7位昨日とは打って変わっての微風であり、北の風の後に南の風へと変化するトリッキーな風の中、4レースが行われた。「攻めすぎず慎重に」と臨んだ第1R。ゼネラルリコール後のブラック旗掲揚の中、3艇とも混雑を避けて真ん中から下よりでスタートをきった。32-30-13とまとめ、想定内の出だし。2レースを終えた時点では8位横国と11点差の9位だったものの、第3Rで31418が奮起する。全日本シングルハンドレガッタで一皮剥けたスキッパー多賀谷と全日本個人戦出場クルーの阿部のコンビネーションでシングル、他2艇も20番台前半で、8位におどり出た。さらに第4Rでは吉武・長岡がシングルでフィニッシュ、目標の5位入賞を狙える一方で全日本出場に向けても油断できない7位でこの日を終えた。しかし、3年クルークルー野村と怪我から復帰して間もない3年スキッパー戸沢という同期ペアの30785は未だ本調子が出ない。

DAY3 3RACE 75-92-54-60-57-69-71 計478点 7位この日は北風が吹き荒れた。前日のミーティングで話し合った「強風だからこそ慌てず騒がず、沈をしない」を再確認し、8時50分のD旗掲揚とともに出艇した。この日最初の第5Rからアクシデントが30785を襲う。スタート直後にフットベルトが外れクルーが落水。大幅なロスで1上を42位で回航したが、開き直って良い走りを見せ、最後は24位まで押し上げた。この時点で順位は上下2校ずつが40点差以内にいる7位。第6Rでは吉武・長岡の31308が上1を3位で回航すると、その後も攻めのコース引きでトップフォーンを鳴らし、会心の走りを見せる。これに触発されたのか、戸沢・野村は第7Rで1上6位回航、16位フィニッシュし役割を果たした。多賀谷・阿部は前日同様に安定した走りでチームを牽引した。目標の5位には届かなかったものの、最終成績7位で全日本インカレ出場を決めた。

数十年ぶりの関東インカレ決勝トップフィニッシュ!!

skipper多賀谷光crew阿部佑真

31418/25 DAY1 NO RACE朝から最大風速15mの強風を伴う激しい雨のためハーバーで待機することとなった。結局11時にAPAが掲揚、この日のレースの中止が決まり、全日本インカレへの切符を得られるか否かは明日と明後日の2日間の結果に委ねられた。合宿所に戻り、ミーティングで明日のレースに向けて確認をした後は、各々気持ちを緩めずに良い緊張感を持ちつつ、明日を待った。

この夏で最も成長を見せたスキッパー永田を、これまで多賀谷を引っ張ってきた穏和な野村が支える。永田は東大では貴重な体重と頭の回転が持ち味。艇内ではスベりがちな永田のギャグに野村が柔軟に対応し、二人の力で船をスベらせる。

30785/27

春インからの継続ペア。去年からレギュラーとして活躍しているエース吉武は関東個戦 14 位で全個に出場し期待十分。初めての秋インに挑む唯一の 2 年生クルー長岡と共に安 定したスコアリングでスナイプチームを牽引する。

skipper永田裕之

crew野村大善

skipper吉武宗浩

crew長岡誠

31308/26

Page 4: 謝辞 - 東京大学運動会ヨット部点差が開いており、8位を守り切るレース展開となった。第5R、塚本・齊藤艇はホイスト時に、松前・大橋

部員紹介 ①名前②出身高校③所属学科④ポジション⑤部内役職

①磯野洋佑②岡崎高校③4年工学部機械工学科④クルーザー⑤クルーザー班主将

①小野万由子②西南学院高校③4年教養学部教養学科超域文化学科表象文化論コース④470スキッパー⑤ディンギー班主将/SNS

①多賀谷光②栄東高校③4年農学部応用生命科学課程④スナイプスキッパー⑤会計

①塚本将史②逗子開成高校③4年理学部地球惑星物理学科④470スキッパー⑤470リーダー/トレーニング

①塚田美駒②今治西高校③4年聖心女子大学文学部④マネージャー

①青柳佳保里②関東学院高校③3年聖心女子大学文学部④マネージャー

①阿部佑真②東海高校③3年教養学部理科一類④スナイプクルー⑤会計補佐

①天木悠太②筑波大学附属駒場高校③3年法学部第一類④470クルー⑤総務、東北大戦

①大橋徹也②開成高校③3年工学部応用化学科④470クルー⑤SNS/レスキュー

①春日健志②海城高校③3年教養学部文科二類④クルーザー

①齋藤太朗②逗子開成高校③3年工学部化学システム工学科④470スキッパー⑤合宿所/工具

①坂上雪乃②北鎌倉女子学園高校③3年聖心女子大学文学部④マネージャー

①戸沢真矢②桐蔭学園中等教育学校③3年農学部環境資源科学課程生物・環境工学専修④スナイプスキッパー⑤学連

①永田裕之②麻布高校③3年工学部航空宇宙工学科④スナイプスキッパー⑤常務/ホームページ/SNS/カメラ

①丹羽美森②聖霊高校③3年聖心女子大学文学部④マネージャー

①野村大善②北嶺高校③3年工学部システム創成学科Aコース④スナイプクルー⑤会計補佐

①濱田眞珠②鹿児島純心女子高校③3年聖心女子大学文学部④マネージャー

①松島優季②聖霊高校③3年聖心女子大学文学部④マネージャー

①松前亮平②浅野高校③3年工学部都市工学科都市環境工学コース④470スキッパー⑤引っ越し/部バイト

①美間亮太②灘高校③3年工学部計数工学科④クルーザー⑤常務/学友会

①吉武宗浩②修猷館高校③3年工学部システム創成学科Aコース④スナイプスキッパー⑤副将/スナイプリーダー/新歓

①足立裕次郎②麻布高校③2年理科一類④470クルー⑤レスキュー

①尾澤颯②麻布高校③2年文科三類④スナイプクルー⑤SNS

①落合輝②東海高校③2年文科三類④クルーザー⑤学友会

①古関鴻一②筑波大学附属駒場高校③2年文科二類④スナイプクルー⑤学連

①齋藤崇②六甲学院高校③2年理科一類④470クルー⑤部バイト/引っ越し

①下重智華子②札幌南高校③2年理科二類④470クルー⑤SNS/カメラ/新歓補佐

①鈴木智貴②開成高校③2年理科一類④470スキッパー⑤東北大戦補佐

①長岡誠②岡崎高校③2年理科二類④スナイプクルー⑤新歓補佐

①中野陽②筑波大学附属駒場高校③2年文科二類④クルーザー

Page 5: 謝辞 - 東京大学運動会ヨット部点差が開いており、8位を守り切るレース展開となった。第5R、塚本・齊藤艇はホイスト時に、松前・大橋

部員紹介 ①名前②出身高校③所属学科④ポジション⑤部内役職

①廣瀬克樹②浅野高校③2年文科二類④470クルー

①古橋恒太②筑波大学附属高校③2年理科一類④470スキッパー⑤トレーニング

①横川あみ②聖心女子学院高等科③2年聖心女子大学現代教養学部④マネージャー

①青木香穂②愛知淑徳高校③1年聖心女子大学現代教養学部④マネージャー

①青木大吾②山形東高校③1年文科二類④スナイプ

①青木維摩②早稲田高校③1年文科二類④クルーザー

①赤坂優羽②小林聖心女子学院高校③1年聖心女子大学現代教養学部④マネージャー

①板坂吉純②金沢大学附属高校③1年文科二類④クルーザー

①牛嶋勇貴②開成高校③1年理科二類④470

①大根田智也②海城高校③1年文科一類④スナイプ

①木下結月②森村学園高等部③1年聖心女子大学現代教養学部④マネージャー

①工藤光生②聖光学院高校③1年理科二類④470

①久保田聖菜②聖心女子学院高等科③1年聖心女子大学現代教養学部④マネージャー

①小林美緒②山手学院高校③1年聖心女子大学現代教養学部④マネージャー

①齋藤菜々子②田園調布学園高等部③1年鎌倉女子大学児童学部④マネージャー

①早苗薫②東洋英和女学院高等部③1年文科三類④スナイプ

①調亮太郎②久留米大学附設高校③1年文科二類④470

①高原諒②聖光学院高校③1年理科二類④470

①仲田洋子②昭和薬科大学附属高校③1年東京女子大学現代教養学部④マネージャー

①萩原和眞②早稲田高校③1年文科一類④クルーザー

①藤田郁②女子学院高校③1年文科二類④470

①古山晋②横浜翠嵐高校③1年文科二類④スナイプ

①村上周平②芝高校③1年理科一類④スナイプ

①山村紅葉②桜蔭高校③1年文科一類④スナイプ

①吉田遥香②桜蔭高校③1年文科一類④470

全日本インカレ@西宮のご案内大会日程:10月30日~11月4日

場所:新西宮ヨットハーバー

現役宿泊地:ホテルプラザ神戸

10月30日-10月31日 登録・受付10月31日 開会式11月1日-11月4日 レース 10:00第一予告予定(1日から3日は1日あたり3レース、4日は2レースが予定されています。)

〒662-0934 兵庫県西宮市西宮浜4-16-1

〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2丁目9番1号応援にいらした際はぜひお立ち寄りください。皆様のご来援をお待ちしております。