12
設備安全基準一覧 (全体版は下記の項目です。別途有償とさせて頂きます。) 1.防 安全カバー・安全 (安衛則101条、112条 技術上の指針) 回転部の防護用安全カバー等 (安衛則101条、1項 同2項 技術上の指針 スライド部の防護用カバー等 リミットスイッチ等の防護カバースライド部の防護カバー等 突出部の防護対策 飛来・飛散防止カバー(安衛則105条、106条 ) 高温部の防護対策(安衛則102条、537条 、542条の3項) 頭上部の防護カバー 配線・配管等によるつまずき防止(安衛則338条、542条、544条) 角および端部の面取り(工作機械の構造上の安全基準に関する技術上の指針 2.電 制御盤等の電気ボックス(安衛則329条、技術指針公示4号) 電気配線 (電気設備技術基準) 接地(アース) (安衛則333条、電気設備技術基準) 差込プラグ等 繰り返し動作禁止回路 3.油圧・空気圧 電磁弁 停電時等の安全対策 空圧機器の残圧対策 ブレーキ付シリンダ解除対策 気圧装置の排気口対策 4.安全装置 非常停止装置 セフティプラグ 光線式安全装置 運転開始用警報装置(起動ブザー)( 安衛則104条) 落下防止装置(安衛則131条の2、動力プレス機械構造規格6条) 扉のインターロック (安衛則147条) 手動ハンドル等のインターロック ピット・架台上設備の安全対策 クレーン下設備の安全対策 安全扉 ロックアウト 5.操 操作盤等の設置 (安衛則335条) 表示灯 起動スイッチ 携帯用プラグ等の取付 (安衛則107条2項) セレクトスイッチ等 札掛け用フック 自動運転の起動方式 手動運転 (工作機械の構造の安全基準に関する技術上の指針) 複数機械設備の自動起動 運転準備 操作レバー等 (工作機械の構造安全基準に関する技術上の指針) 重量物操作 (工作機械の構造安全基準に関する技術上の指針) ワークの着脱

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設備安全基準一覧 (全体版は下記の項目です。別途有償とさせて頂きます。)

1.防 護

・  安全カバー・安全柵 (安衛則101条、112条 技術上の指針)

・  回転部の防護用安全カバー等 (安衛則101条、1項 同2項 技術上の指針 

・  スライド部の防護用カバー等

・  リミットスイッチ等の防護カバースライド部の防護カバー等

・  突出部の防護対策

・  飛来・飛散防止カバー(安衛則105条、106条 )

・  高温部の防護対策(安衛則102条、537条 、542条の3項)

・  頭上部の防護カバー

・  配線・配管等によるつまずき防止(安衛則338条、542条、544条)

・  角および端部の面取り(工作機械の構造上の安全基準に関する技術上の指針

2.電 気

・  制御盤等の電気ボックス(安衛則329条、技術指針公示4号)

・  電気配線 (電気設備技術基準)

・  接地(アース) (安衛則333条、電気設備技術基準)

・  差込プラグ等

・  繰り返し動作禁止回路 

3.油圧・空気圧 

・ 電磁弁 

・ 停電時等の安全対策 

・ 空圧機器の残圧対策 

・ ブレーキ付シリンダ解除対策 

・ 気圧装置の排気口対策

4.安全装置 

・  非常停止装置

・  セフティプラグ

・  光線式安全装置

・  運転開始用警報装置(起動ブザー)( 安衛則104条)

・  落下防止装置(安衛則131条の2、動力プレス機械構造規格6条)

・  扉のインターロック (安衛則147条)

・  手動ハンドル等のインターロック

・  ピット・架台上設備の安全対策

・  クレーン下設備の安全対策

・ 安全扉

・  扉

・ ロックアウト

5.操 作

・ 操作盤等の設置 (安衛則335条)

・ 表示灯

・ 起動スイッチ

・ 携帯用プラグ等の取付 (安衛則107条2項)

・ セレクトスイッチ等 

・ 札掛け用フック 

・ 自動運転の起動方式

・ 手動運転 (工作機械の構造の安全基準に関する技術上の指針)

・ 複数機械設備の自動起動

・ 運転準備

・ 操作レバー等 (工作機械の構造安全基準に関する技術上の指針)

・ 重量物操作 (工作機械の構造安全基準に関する技術上の指針)

・ ワークの着脱

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6.表 示 

・ 安全色の塗装および表示 

・ 標 識  (有機則25条、毒劇物法12条)

・ 配管の表示  (安衛則273条)

・ 計器類の表示 (安衛則273条の2・3・4)

・ 操作盤等の機能名称表示

・ 機械設備等の重量表示  

7.付属設備 

・ 高所作業用の足場等の安全対策 

・  階 段

・  固定用はしご (安衛則556条)

・  踏切橋 (安衛則101条)

・  作業用踏台 (安衛則544条、545条)

・  重量物補助装置の安全対策 

8.作業環境 

・ 騒音防止対策 (騒音障害防止のためのガイドライン)

・ 局部照明(安衛則330条、541条、604条、605条) 

・ 局所排気装置等

・ レーザ光線等の有害光線の暴露対策

・ 低周波・超音波対策 (安衛法22条)

9.その他 

・ 工場内床面の通路 (安衛則540・542・543条)

・ 切削油等の漏れ防止対策

・ 車輪付機械設備等の安全対策

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具体的事例

b 安全柵の高さ(H)と危険箇所(DH、L)との関係  (JIS B9220)

表1.1.5

図1.1.8

② 部位別の挟まれないための距離(JIS B9220)

表1.1.6

図1.1.9

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

安全柵

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具体事例

1)AC3相200Vの3極アース付差込プラグ例

2)AC100Vの2極アース付差込プラグ例

3)漏電遮断器付コンセントボックス例

① 粉じんやミスト等の影響がない場合

 

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図2.4.1

アース端子コードクリップ

アース端子

図2.4.2

図2.4.3

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具体事例

1)参考回路例

① 1サイクル自動運転起動スイッチ回路

(注) ※1 自動運転の起動および運転条件(自動選択、サイクル中断の異常等)

※2 自動運転の起動条件(全原位置、起動禁止の異常等)

※3 最終動作開始で「OFF」する接点

※4 最終動作指令で「OFF」する接点(リレーコイルON)

※5 全原位置で「OFF」する接点(リレーコイルON)

この回路では、起動スイッチの機械的な復帰不良対策は行われているが、電気的な事故

(短絡等)は防ぐことができない。

(注) ※1 自動運転の起動および運転条件(自動選択、サイクル中断の異常等)

※2 自動運転の起動条件(全原位置、起動禁止の異常等)

※3 最終動作開始で「OFF」する接点

※4 最終動作指令で「OFF」する接点(リレーコイルON)

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図2.6.1

図2.6.1

図2.6.2

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具体事例

1)エアー供給源の残圧対策例

(a)ストップバルブ(ボールバルブ) (d)ルブリケータ(油調質器)

(b)フィルタ (e)圧力スイッチ

(c)レギュレータ(減圧弁) (f)ソレノイドマスターバルブ

2)

例1)エアー3点セット後の取付例

(a)ストップバルブ(ボールバルブ) (d)ルブリケータ(油調質器)

(b)フィルタ (e)ソレノイドマスターバルブ

(c)レギュレータ(減圧弁) (f)圧力スイッチ

例2)残圧放出状態を圧力計で確認する場合の取付例

(a)ストップバルブ(ボールバルブ) (d)レギュレータ(減圧弁)

(b)フィルタ (e)ルブリケータ(油調質器)

(c)ソレノイドマスターバルブ (f)圧力スイッチ

(注)エアー供給源の残圧対策のための機器は、機器自体の信頼性を高めるため、

   フィルターの2次側(シリンダ側)に取り付ける。

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図3.3.1

(a) (b)

(f)

供給側

(c)

(d)

(e)

電磁弁シリンダ側

図3.3.2

(a) (b)

(f)(c)

(d)

(e)

電磁弁シリンダ側

供給側

図3.3.3

圧力計で残圧の放出状態を確認できる

図3.3.4

電磁弁シリンダー側

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具体事例

1)可倒式扉の設置例

図4.3.1

2)光線式安全装置は、次の項目を満足するものを使用すること。

① 使用する光線式安全装置は、汎用性、信頼性の高い多軸 光電スイッチ(安全用)

とし、ワーク検出用光電スイッチの使用は禁止する。

② 動力プレス・シヤーに使用する場合は、「国家検定品」を使用する。

③ 爆発・火災のおそれがある箇所に使用する場合は、「電気防爆検定品」を使用

する。 <図4.3.2,図4.3.3参照>

a 危険箇所との安全距離が800㎜以下の場合の防爆光電スイッチ取付例

図4.3.2

b 危険箇所との安全距離が800㎜以上の場合の防爆光電スイッチ取付例

図4.3.3

設備共通安全基準(参考事例 抜粋) 文書番号:

制 定 日:

できるだけ小さく(腕が光軸間の無効範囲に入らないこと)

400㎜以下

400㎜以下(侵入防止)

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具体事例

1)隔離対策の外側設置例

図5.1.1

2)安全柵切り欠け部の操作盤設置例

 

3)車両通路付近の操作盤設置例

図5.1.3

(注)操作盤の操作面と車両通路までの距離が600㎜以上取れない場合は、作業中で

   あることを車両運転者に知らせるため、パトライトの設置や車両接近中の音声

   を出す等の対策を実施すること。

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

文書番号:

①作業場を600㎜以上確保された場合 ②作業場が600㎜未満の場合

図5.1.2

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具体事例

1)工場建屋内の配管設置例

図6.3.1

2)主な指定色(矢印表示色)

① 社内標準色 表6.3.1

(注)名称表示に用いる文字色は、黒色または上表の指定色文字のどちらか見やすい方で

   行うこと。

② JIS Z9102(配管系の識別表示) 表6.3.2

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

機械設備A

機械設備B

機械設備C

工場建屋

ライン用配管

機械設備内配管

天井配管

引き込み配管

名 称 色 マンセル№エアー 白 N9.5

水工業用水 青紫 2.5PB 5/6飲料水 青 5B6.5/6

汚水 黒 N1.5

蒸気 黄 2.5Y 8/13

灯油・軽油 黄赤 5YR 4/12ガソリン 黄赤 5YR 4/2

潤滑油・作動油 黄赤 10YR 8/5.5

重油 黄赤 7.5YR 4/3切削油 黄赤 5YR 7/2

プロパンガス・ブタンガス 灰 N6炭酸ガス 黄緑 7.5GY 7/8酸素ガス 黒 N1.5

アセチレンガス 黄 1Y 6.5/4

窒素 黄 2Y 8/12消火用水・消火液 赤 5R 4/12

その他 黒 N1.5

名 称 色 マンセル№

酸またはアルカリ 灰紫 2.5P 5/5

ガス うすい黄 2.5Y 8/6

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具体事例

1)踏台の材料例

脚部等 踏  面 敷物

縞鋼板 防火材(消防庁適合品)

鋼材等 エキスパンドメタル 所轄消防所の指示

(不燃材料) パンチングメンタル

その他:上記に準拠した

不燃材料

③ メカ的な固定の場合

3)局所的な踏台の大きさ例

① 身体の移動がない場合

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図7.5.3

作業対象物

300㎜以上

幅400㎜以上

250㎜以下

図7.5.5

奥行き

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具体事例

1)騒音値の和の概算方法

騒音値L1(dB)とL2(dB)があり、L1≧L2の時、その和は表8.1.1のαをL1に加えて

得られる。騒音値が3個以上の時は、2個づつ順次加えていけばよい。

2)騒音値に対する管理区分表(行政通達より抜粋)

A測定:単位作業場を6m以内の等間隔で引いた縦と横線の交点での測定

B測定:作業者の耳元での測定

3)B測定:作業者の耳元での測定

① 防護カバー等の全体隔離内が発生源の場合

設備共通安全基準(参考事例 抜粋) 文書番号:

制 定 日:

レベルの差(dB)

レベルの増加(dB)

α 3.0

2.5

2.1

1.8

1.5

1.2 1.0

0.8

0.6

0.5

0.4

0.3

0.3 0.2

0.2

0.1

0123暗算用

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

表8.1.1

LAeq値

B 測 定

85dB(A)未満85dB(A)以上90dB(A)未満

90dB(A)以上

85dB(A)未満

85dB(A)以上90dB(A)未満

90dB(A)以上

第Ⅰ管理区分 第Ⅱ管理区分 第Ⅲ管理区分

第Ⅲ管理区分

第Ⅲ管理区分

第Ⅱ管理区分

第Ⅲ管理区分

第Ⅱ管理区分

第Ⅲ管理区分

表8.1.2

機械設備外寸

1m

1m1m

1m

測定箇所

騒音発生源

図8.1.2

1200~1500㎜

1200~1500㎜

マイクロホン

騒音計1m 1m

発生源に向ける

図8.1.1

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具体事例

1)屋内通路例

3)作業場内通路例

設備共通安全基準(参考事例 抜粋) 文書番号:

制 定 日:

横断歩道

歩行帯との区画線(幅100㎜の白線)

作業場との区画線(幅100㎜の白線)

屋内通路歩行帯

図9.1.1

作業場

作業場内通路

機械設備等

作業場との区画線(幅50~100㎜の白線)

(b) 作業場内通路(a) 歩行帯

図9.1.3

白線

図9.1.4

白線

800㎜以上800㎜以上

図9.1.2