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長門町・和田村は、これまで個性を活かしながら目標を持ってま … · 都市・農村交流事業(グリ 長門町で行っているグリーンツーリズム協議会を和田地域にも拡大し、

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長門町・和田村は、これまで個性を活かしながら目標を持ってまちづくりに取り組んできました。その一方、両町村は豊かな自然や中山道、黒曜石などの歴史的資源をはじめとする共通の価値観を持ち、地域として交流しながら歩んできました。今日、世の中は急速な向上の時代を終え、経済的・社会的にも大きな転換期にさしかかってい

ます。まちづくりにおいても、多様化する住民の要望に配慮する必要が高まるとともに、人、自然、時間との調和・共生が求められる中で、合併を考えた時、この両町村が知恵と力を合わせ、自分たちのまちづくりを進めることが重要なことであるといえます。

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将来構想とは、両町村における地域の現状を見つめ、様々な課題の整理、それに伴う対応策、活性化への方策、さらには住民サービスの向上について調査検討を行ない、新しいまちが目指す希望あるまちづくりの理念や、基本的な方向性を示すものです。また、長門町・和田村の両町村合併による今後の進むべき道を明確にするだけでなく、住民の

みなさんが合併についての意識、理解を高めるために活用いただけるものでもあります。本構想策定にあたっては、住民アンケート調査や中学生を対象としたアンケート調査の実施に

より、住みよいまちづくりのために、住民が何を望み期待しているのか、どのようなことに不安を抱いているのかを整理し、地域住民の声を十分反映させています。

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●合併の方式 新設(対等)合併しようと話し合われています。

●合併の期日 平成17年10月1日を目安とし、法定合併協議会で早期に話し合い、決定します。

●新町の名称 現町村名(長門町・和田村)は使用せず、「町」とするか「村」とするかを含めて、名称の公募を法定合併協議会で行うこととしました。

●新町の事務所の位置 新町に「長門庁舎」「和田庁舎」を置き、分庁方式により有効活用を図ります。なお、条例上の新町の事務所の位置は、現長門町役場とし、新庁舎の建設は当面行いません。ただし、新庁舎を建設する場合は、両町村の住民の合意を得られる場所に建設しようと話し合われています。

●財産・財産区の取扱い 両町村の所有する財産は、すべて新町に引き継ぐことを原則とし、財産区については、両町村で調整を進めています。

●地方税の取扱い 町村民税、固定資産税、軽自動車税、たばこ税、入湯税及び鉱産税の賦課は現行のとおりと話し合われています。

●国民健康保険税の取扱い 国保税は、平成17年度当初から統一を図り、国保運営協議会と議会に諮ります。なお、1世帯あたりの税額は3年間を目途に、現在とほぼ同額にしようと話し合われています。

●地域審議会の取扱い 合併特例法に規定する地域審議会は設置せず、地域住民意見の反映や住民によるまちづくりのため両町村の区、町内会といった自治組織を活用、活性化させていくことを検討します。

●機構及び組織の取扱い 住民サービスを低下させない、事務事業を停滞させないことに重点を置き、両町村役場を活用します。当面「分庁方式」を基本に、両町村に合った総合支所方式の手法も取り入れて調整します。古町支所及び大門支所の閉鎖はしないと話し合われています。

●広域連合・一部事務組合 長門町和田村健康管理組合は合併の日の前日をもって解散し、財産・業務・職員等、全て新町に引き継ぎます。その他の共同事務処理は、新町において現在と同様に共同処理を行う方針で関係団体と調整を進めます。

●公営住宅等使用料 町村営住宅について、公営住宅と同様の方式に統一して再算定を行い、経過年数・建築経緯等から見て不均衡が生じないよう調整しますが、当面、使用料(家賃)については、現行どおりとすると話し合われています。

(平成16年6月21日現在)

の取扱い

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●地域活性化事業 地域活性化事業は、それぞれ地域ごとに特色のあるものです。新町において特に必要な事業であるため、新たに策定する新町建設計画に事業を盛り込み、積極的に事業展開しようと話し合われています。

●諸証明書発行事務 新町発足後も住民票及び印鑑証明書に限り、夜間を除く閉庁日(土日祝祭日)においても、どちらかの庁舎で発行事務を行うことと話し合われています。

●合併処理浄化槽設置に関する 現在和田村で行っている合併処理浄化槽設置に対する補助金は、新町発足後3年間は経過措置として実施し、浄化槽設置の促進を図っていくことと話し合われています。

●敬老祝金 今後は敬老会等の事業の充実を図ることにより、両町村の高齢者すべての方々に敬意を表し、新町発足時に廃止しようと話し合われています。

●敬老事業 対象者の年齢については、両町村の老人クラブ連合会に意向を確認し調整することとし、新町発足後も敬老会事業の充実を図っていこうと話し合われています。

●介護手当・介護用品支給事業 高齢者等家庭介護手当は、現在介護保険の要介護状態区分が4以上の方々を対象に月額1万5千円(現行1万円)を支給します。なお、新町発足後は介護区分3以上の方々も対象とし、支給の範囲を拡大して対応します。和田村で行っている「紙おむつ等購入費助成事業」はこの介護手当と対象者が同じため、新町発足後は廃止しますが、長門町で行っている「家族介護用品支給事業」で月額5千円を限度に介護用品を支給します。以上のように現在のサービス水準(月額2万円)を維持していくことが話し合われています。

●都市・農村交流事業(グリ 長門町で行っているグリーンツーリズム協議会を和田地域にも拡大し、都市との交流や地域活性化を目指して積極的な事業展開を行っていこうと話し合われています。

補助金

ーン・ツーリズム事業)

区 分 和田村 長門町 合 計

人   口 2,479人 5,245人 7,724人世 帯 数 814戸 1,866戸 2,680戸老 齢 人 口 842人 1,562人 2,404人老齢人口割合 33.96% 29.78% 31.32%面   積 87.81 km2 96.14 km2 183.95 km2

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合併についてのご意見ご質問をお寄せください

〒386-0602 長野県小県郡長門町長久保525-1長門町役場内電話:0268-68-5551 fax:0268-68-5554

ホームページ http://www.nw-gappei.jp/ E-mail:[email protected]

この冊子は、長門町と和田村が現在進めている、両町村の合併による新しいまちづくりの方向を示す「将来構想」の概要をまとめたものです。まちづくりの考え方をはじめ、目指すべき地域の将来像、新しいまちにおいて取り組む施策の方針など、合併後の地域のすがたや、まちづくりの方向性について住民の皆さんに公開し、共に新しいまちづくりを考えるための材料として、ご活用ください。

平成16年4月20日(火)に和田村で第1回目のまちづくり将来構想小委員会が開催され、

を目的とし、平成16年7月までにまちづくり将来構想の原案を策定していくことが承認されました。