22
清酒の製造状況等について 平成 29酒造年度分 1.調査の概要・・・・・・・・・・・・・・・・1 2.調査結果の総括・・・・・・・・・・・・・・2 3.清酒の製造場数等・・・・・・・・・・・・・3 4.清酒の製造数量・・・・・・・・・・・・・・7 5.原料米の使用数量等・・・・・・・・・・・・10 6.原料用アルコールの使用数量・・・・・・・・13 <参考1>平成 29 酒造年度清酒製造状況一覧 <参考2>清酒製造数量の推移 <参考3>玄米使用数量の推移 <参考4>特定名称酒の課税移出数量等の推移 <参考5>清酒のタイプ別課税移出数量の推移 国税庁 課税部 鑑定企画官

清酒の製造状況等について...- 3 - 3 清酒の製造場数等 3-1 概要 清酒製造場数は全体として減少傾向にあります。 3-2 解説 調査場数(蔵置場を含む)1,791場のうち、回答場数は1,673場(回収率

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Page 1: 清酒の製造状況等について...- 3 - 3 清酒の製造場数等 3-1 概要 清酒製造場数は全体として減少傾向にあります。 3-2 解説 調査場数(蔵置場を含む)1,791場のうち、回答場数は1,673場(回収率

清 酒 の 製 造 状 況 等 に つ い て

平 成 2 9 酒 造 年 度 分

目 次

1.調査の概要・・・・・・・・・・・・・・・・1

2.調査結果の総括・・・・・・・・・・・・・・2

3.清酒の製造場数等・・・・・・・・・・・・・3

4.清酒の製造数量・・・・・・・・・・・・・・7

5.原料米の使用数量等・・・・・・・・・・・・10

6.原料用アルコールの使用数量・・・・・・・・13

<参考1>平成 29 酒造年度清酒製造状況一覧

<参考2>清酒製造数量の推移

<参考3>玄米使用数量の推移

<参考4>特定名称酒の課税移出数量等の推移

<参考5>清酒のタイプ別課税移出数量の推移

国税庁 課税部 鑑定企画官

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- 1 -

1 調査の概要

1-1 調査目的

この調査は、個々の清酒製造業者の清酒製造状況を分析し、各国税

局鑑定官室の諸施策に活用することにより清酒の品質の確保に資する

とともに、日本国内における清酒の製造及び製造に関連する事項の実

態を把握した上で、国税庁の行う各種の施策を通じて、清酒製造業の

発達改善に資することを目的としています。

1-2 調査対象期間

調査対象期間は、平成 29酒造年度(平成 29年7月1日~平成 30 年

6月 30 日)としています。

1-3 調査対象者

調査対象者は、清酒の製造免許を有する酒類製造者とし、調査表を

清酒製造場又は蔵置場ごとに提出いただいています。

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- 2 -

2 調査結果の総括

平成 29 酒造年度においては、当該調査対象期間に清酒を製造した場

数、清酒全体の製造数量ともに前年度と比較して微減しています。

一方で、特定名称清酒の製造数量は微増しており、清酒製造数量全

体に占める割合は上昇傾向にあります。特に、純米酒、純米吟醸酒に

着目すると、それぞれ平成 25酒造年度比で純米酒では約 20%増、純米

吟醸酒では約 50%増と、製造数量が近年大幅に増加しています。

原料米の使用数量はほぼ横ばいです。平均精米歩合もほぼ横ばいで

すが、純米吟醸酒については低下しており、より精白されている傾向

にあります。

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- 3 -

3 清酒の製造場数等

3-1 概要

清酒製造場数は全体として減少傾向にあります。

3-2 解説

調査場数(蔵置場を含む)1,791場のうち、回答場数は 1,673場(回収率

93.4%)であり、そのうち平成 29 酒造年度において清酒を製造した場数

は 1,202 場で、前年度から 10場減少しています。

製造方法別の製造場数は、特定名称清酒においては、純米酒 1,023場

(前年度 1,036 場)、純米吟醸酒 1,094場(同 1,109場)、吟醸酒 867場

(同 882 場)、本醸造酒 787 場(同 803 場)であり、特定名称清酒以外

の清酒(以降、「一般酒」と表記します。)は 839場(同 860場)となっ

ています。

全調査場数等の推移は図3-1、表3-1、製造方法別調査場数の推

移は図3-2、表3-2のとおりです。

図3-1 全調査場数等の推移

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

25 26 27 28 29

場数(場)

酒造年度

調査場数 回答場数 清酒を製造した場数

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- 4 -

(参考)平成 25酒造年度を基点とした場合の場数の比率

図3-2 製造方法別調査場数の推移

88%

90%

92%

94%

96%

98%

100%

102%

104%

106%

25 26 27 28 29平成

25酒

造年度を基点とした比率(%)

酒造年度

調査場数 回答場数 清酒を製造した場数

700

800

900

1,000

1,100

1,200

25 26 27 28 29

場数(場)

酒造年度

純米酒 純米吟醸酒 吟醸酒 本醸造酒 一般酒

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- 5 -

(参考)平成 25酒造年度を基点とした場合の場数の比率

表3-1 全調査場数等の推移 酒造

年度

区分

25 26 27 28 29

調 査 場 数 場

1,912

1,867

1,828

1,812

1,791

回 答 場 数 1,741 1,721 1,726 1,709 1,673

(内)清酒を

製造した場数 1,236 1,225 1,241 1,212 1,202

88%

90%

92%

94%

96%

98%

100%

102%

104%

106%

25 26 27 28 29

平成25酒造年度を基点とした比率(%)

酒造年度

純米酒 純米吟醸酒 吟醸酒 本醸造酒 一般酒

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- 6 -

表3-2 製造方法別調査場数の推移 酒造

年度

区分

25 26 27 28 29

純 米 酒 場

1,040

1,054

1,048

1,036

1,023

純米吟醸酒 1,077 1,097 1,128 1,109 1,094

吟 醸 酒 920 913 901 882 867

本 醸 造 酒 874 858 847 803 787

一 般 酒 932 904 899 860 839

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- 7 -

4 清酒の製造数量

4-1 概要

清酒全体の製造数量は減少傾向にありますが、純米酒、純米吟醸酒

の製造数量は近年大幅に増加しています。

4-2 解説

平成 29 酒造年度における清酒の製造数量(アルコール分 20度換算

数量)は、407,563kl(対前年度比 1.1%減)です。そのうち、特定名称清

酒の製造数量は、170,643kl(対前年度比 1.4%増)となっています。

特定名称清酒の製造方法別の製造数量を前年度と比較すると、純米

酒は対前年度比 3.5%増、純米吟醸酒は同 5.6%増なのに対し、吟醸酒は

同 1.6%減、本醸造酒は同 5.2%減となっています。

純米酒、純米吟醸酒については、それぞれ平成 25酒造年度比で純米

酒では約 20%増、純米吟醸酒では約 50%増と、製造数量が近年大幅に

増加しています。

製造方法別製造数量の推移は図4-1、表4、純米酒、純米吟醸酒

の製造数量の推移は図4-2のとおりです。

図4-1 製造方法別製造数量の推移

0

100

200

300

400

500

600

25 26 27 28 29

製造数量(千

kl)

酒造年度

純米酒

純米吟醸酒

吟醸酒

本醸造酒

一般酒

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- 8 -

図4-2 純米酒、純米吟醸酒の製造数量の推移

90%

100%

110%

120%

130%

140%

150%

25 26 27 28 29

平成25酒造年度を基点とした比率(%)

酒造年度

純米酒 純米吟醸酒

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- 9 -

表4 製造方法別製造数量(アルコール分 20 度換算)の推移

酒造

年度

区 分

25 26 27 28 29

前年度

純 米 酒

kl

(11.3)

50,647

kl

(12.5)

55,398

kl

(13.4)

58,322

kl

(13.9)

57,491

Kl

(14.6)

59,519

%

103.5

純米吟醸酒 (7.8)

35,020

(9.5)

42,063

(10.9)

47,348

(11.9)

49,103

(12.7)

51,831

105.6

吟 醸 酒 (4.9)

21,761

(5.0)

22,105

(5.3)

22,984

(5.2)

21,489

(5.2)

21,149

98.4

本 醸 造 酒 (10.7)

47,718

(10.8)

47,558

(10.6)

45,947

(9.8)

40,232

(9.4)

38,144

94.8

(特定名称の清酒)

小 計

(34.8)

155,145

(37.8)

167,124

(40.3)

174,601

(40.8)

168,314

(41.9)

170,643

101.4

一 般 酒 (65.2)

291,290

(62.2)

274,721

(59.7)

259,120

(59.2)

243,955

(58.1)

236,920

97.1

合 計 (100.0)

446,435

(100.0)

441,845

(100.0)

433,721

(100.0)

412,270

(100.0)

407,563

98.9

(注)1.( )書は、構成比(%)です。

2. 集計値の端数処理の関係で、各値の合計が合計値と異なる場合があります。

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- 10 -

5 原料米の使用数量等

5-1 概要

原料米使用数量はほぼ横ばいです。平均精米歩合は純米吟醸酒で低

下しており、より精白されている傾向にありますが、その他はほぼ横

ばいです。

5-2 解説

平成 29 酒造年度における清酒用原料米は、玄米としては 239,517t

(対前年度比 0.6%減)、白米としては 155,007t(同 0.7%減)が使用さ

れています。原料米使用数量はほぼ横ばいです。原料米使用数量の推

移は図5-1及び表5-1のとおりです。

平均精米歩合は 63.5%(前年度 64.0%)で、純米吟醸酒で低下してお

り、より精白されている傾向にありますが、その他はほぼ横ばいで

す。平均精米歩合の推移は図5-2及び表5-2のとおりです。

図5-1 原料米使用数量の推移

0

100

200

300

25 26 27 28 29

原料米使用数量(千

t)

酒造年度

玄米

白米

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- 11 -

図5-2 製造方法別平均精米歩合の推移

(参考)平成 25酒造年度を基点とした場合の精米歩合の比率

45

50

55

60

65

70

75

80

25 26 27 28 29

平均精米歩合(%)

酒造年度

純米酒 純米吟醸酒 吟醸酒 本醸造酒 一般酒

94.0%

95.0%

96.0%

97.0%

98.0%

99.0%

100.0%

101.0%

25 26 27 28 29

平成25酒造年度を基点とした比率(%)

酒造年度

純米酒 純米吟醸酒 吟醸酒 本醸造酒 一般酒

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- 12 -

表5-1 原料米使用数量の推移

酒造年度

区 分 25 26 27 28 29

前年度

玄 米 t

243,217

t

248,019

t

250,537

t

241,022

t

239,517

%

99.4

白 米 163,057 163,519 163,005 156,110 155,007 99.3

表5-2 平均精米歩合の推移

酒造年度

区 分

25

26

27

28

29

純 米 酒

%

65.4

%

65.5

%

65.5

%

65.5

%

66.0

純米吟醸酒 51.3 51.1 50.3 49.7 48.7

吟 醸 酒 49.9 49.8 49.7 49.4 49.5

本 醸 造 酒 65.0 65.3 65.2 65.3 65.3

一 般 酒 74.3 73.9 73.8 73.8 73.8

全 体 66.2 65.4 64.6 64.0 63.5

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- 13 -

6 原料用アルコールの使用数量

6-1 概要

原料用アルコールの使用数量は減少傾向にあります。

6-2 解説

平成 29酒造年度の清酒製造に使用された原料用アルコールの数量(ア

ルコール分 100 度換算数量)は 22,828kl(対前年度比 2.6%減)で、白

米1t当たりに換算すると 147.3l(同 1.9%減)となり、使用数量は減少

傾向にあります。原料用アルコールの使用数量の推移は図6及び表6の

とおりです。

図6 原料用アルコール使用数量(アルコール分 100 度換算)の推移

140

150

160

170

180

25 26 27 28 29

白米1t当たりの

原料用アルコール使用数量

(l)

酒造年度

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- 14 -

表6 原料用アルコール使用数量(アルコール分 100 度換算)の推移

酒造年度

区 分

25

26

27

28

29

前年度

使用数量 kl

27,690

kl

26,201

kl

24,783

kl

23,432

kl

22,828

%

97.4

白米1t当たり

使用数量

l

169.8

1

160.2

1

152.0

1

150.1

l

147.3

%

98.1

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<参考1>

純アル数量

場 kl kl 度 度

純米酒 1,023 66,414 11,904 17.9 1.7

純米吟醸酒 1,094 60,576 10,366 17.1 0.8

吟醸酒 867 22,654 4,230 18.7 3.3

本醸造酒 787 38,723 7,629 19.7 3.3

一般酒 839 231,454 47,384 20.5 1.0

全体 1,202 419,822 81,513 19.4 1.4

製成かす 使用原料

アルコール又は焼酎

玄米 白米 (純アル数量) 白米1tあたり

t t t kl l

純米酒 8,717 46,907 30,946 ― ―

純米吟醸酒 10,032 57,677 28,081 ― ―

吟醸酒 3,291 18,644 9,238 932 100.8

本醸造酒 4,522 24,370 15,912 1,764 110.9

一般酒 14,794 91,919 70,830 20,132 284.2

全体 41,357 239,517 155,007 22,828 147.3

製造場数 平均アルコール分

実数 平均日本酒度

製成清酒

平成29酒造年度清酒製造状況一覧

区分 米実数

区分

-1-

Page 18: 清酒の製造状況等について...- 3 - 3 清酒の製造場数等 3-1 概要 清酒製造場数は全体として減少傾向にあります。 3-2 解説 調査場数(蔵置場を含む)1,791場のうち、回答場数は1,673場(回収率

ぶどう糖 水あめ 乳酸 こはく酸 くえん酸 りんご酸

kg kg kg kg kg kg

純米酒 ― ― ― ― ― ―

純米吟醸酒 ― ― ― ― ― ―

吟醸酒 ― ― ― ― ― ―

本醸造酒 ― ― ― ― ― ―

一般酒 1,157,799 2,941,373 12,226 9,445 3,380 701

全体 1,157,799 2,941,373 12,226 9,445 3,380 701

各種歩合

実数 純アル数量

t kl kl % %

純米酒 ― ― ― 66.0 28.2

純米吟醸酒 ― ― ― 48.7 35.7

吟醸酒 ― ― ― 49.5 35.6

本醸造酒 ― ― ― 65.3 28.4

一般酒 11 32 5 73.8 20.9

全体 11 32 5 63.5 26.7

使用原料

(注) 1.集計値の端数処理の関係で、各値の合計が合計値と異なる場合があります。 2.純アル数量とは、製成清酒(実数)に含まれるアルコール分(100度換算)の数量をいいます。    3.日本酒度とは清酒の比重を表す指標です。    4.精米歩合とは、玄米からぬか、胚芽等の表層部を取り去った状態の米の、その玄米に対する重量の割合をい      います。

区分精米歩合清酒かす

清酒

糖類 酸類区分

使用原料

かす歩合

-2-

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<参考2>清酒製造数量の推移

(注) 1.昭和52年以前の値については、本調査開始以前に本調査とは体系の異なる調査の結果から算出された値であるため、参考値となります。

    2.清酒製造数量のピークは昭和48年です。

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

S1S6

S11

S16

S22

S27

S32

S37

S42

S47

S52

S57

S62

H4

H9

H14

H19

H24

H29

製造数量(千kl)

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<参考3>玄米使用数量の推移

(注) 1.

昭和52年以前の値については、本調査開始以前に本調査とは体系の異なる調査の結果から算出された値であるため、参考値となります。

    2.

玄米使用数量のピークは昭和48年です。

0

100

200

300

400

500

600

700

800

S27

S32

S37

S42

S47

S52

S57

S62

H4H9

H14

H19

H24

H29

玄米使用数量(千t)

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<参考4>特定名称酒の課税移出数量等の推移

13%

16%

18%

18%

22%

23%

24%

24%

26%

26%

26%

26%

26%

26%

26%

26%

26%

26%

27%

27%

28%

27%

27%

27%

29%

29%

31%

32%

34%

35%

3%

3%

4%

4%

5%

6%

6%

6%

8%

8%

8%

9%

9%

9%

9%

10%

10%

11%

12%

12%

13%

13%

13%

13%

15%

16%

17%

19%

21%

22%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

40.0%

50100

150

200

250

300

350

400

450

500

63元

23

45

67

8910

1112

1314

151617

1819

2021

2223

2425

2627

2829

課税移出数量(千kl)

純米酒

純米吟醸酒

吟醸酒

本醸造酒

清酒の課税移出に占める

特定名称酒の割合

清酒の課税移出に占める

純米酒及び純米吟醸酒の割合

Page 22: 清酒の製造状況等について...- 3 - 3 清酒の製造場数等 3-1 概要 清酒製造場数は全体として減少傾向にあります。 3-2 解説 調査場数(蔵置場を含む)1,791場のうち、回答場数は1,673場(回収率

<参考5>清酒のタイプ別課税移出数量の推移

1,448

1,387

1,4361,4291,4411,421

1,3281,330

1,254

1,173

1,109

1,062

1,005

964

915

844

760

738

709

684

640

637

616

630

588

583

567

560

544

523

1,254

1,1661,1811,167

1,1261,089

1,0141,012

933

862

821

784

745

718

680

623

560

548

519

499

463

467

450

461

420

411

393

378

360

342

194

221

255

262

315

332

313

318

321

310

289

279

260

246

236

220

199

190

190

185

177

170

166

168

168

171

175

182

185

181

42

46

55

62

74

80

77

83

98

92

91

94

88

85

86

84

80

79

84

81

82

81

81

85

87

92

98

107

113

115

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

63

元2

34

56

78

910

1112

1314

1516

171819

2021

2223

242526

2728

29

課税移出数量(千kl)総課税移出数量

一般酒

特定名称酒

純米酒及び純米吟醸酒