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58 現状と課題 施策の目標 高齢者福祉の充実 超高齢社会を迎え、高齢者のニーズに応えることができ、誰もがいつまでも健やかに生 活できるよう、健康づくりや生きがいづくりの充実を図ります。 また、支援や介護が必要になった場合でも自立した生活が送れるように、保健、福祉、 医療、介護等、サービス提供の円滑な実施に努め、住み慣れた地域で安心して生活できる まちづくりを目指します。 本町においては、総人口の約4人に1人が65歳以上となっており、高齢化が着実に進 行しているだけでなく、一人暮らしや夫婦のみの高齢者世帯の増加により老々介護、認知 症対策など様々な問題が顕在化しています。このような中、高齢者の尊厳が守られながら 暮らすことのできる社会の実現を目指して、介護予防や地域密着サービスの充実、地域包 括支援センターを中核とした地域ケア体制の構築等を推進してきました。 今後は、団塊の世代が75歳以上となる平成37年を見据えた上で、「野木町高齢者福 祉計画兼介護保険事業計画」に基づき、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で日常生活を 営むことができるよう、介護、予防、医療、生活支援、住まいが一体的に提供される地域 包括ケアシステムの構築を進めていく必要があります。 分野別目標 1 やすらぎに満ちたやさしいまちづくり (福祉のまち)

高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

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Page 1: 高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

58

現状と課題

施策の目標

基本目標3.支えあい、心ふれあうやさしいまち

(1)やすらぎに満ちたやさしいまちづくり(福祉のまち)

高齢者福祉の充実

超高齢社会を迎え、高齢者のニーズに応えることができ、誰もがいつまでも健やかに生

活できるよう、健康づくりや生きがいづくりの充実を図ります。

また、支援や介護が必要になった場合でも自立した生活が送れるように、保健、福祉、

医療、介護等、サービス提供の円滑な実施に努め、住み慣れた地域で安心して生活できる

まちづくりを目指します。

本町においては、総人口の約4人に1人が65歳以上となっており、高齢化が着実に進

行しているだけでなく、一人暮らしや夫婦のみの高齢者世帯の増加により老々介護、認知

症対策など様々な問題が顕在化しています。このような中、高齢者の尊厳が守られながら

暮らすことのできる社会の実現を目指して、介護予防や地域密着サービスの充実、地域包

括支援センターを中核とした地域ケア体制の構築等を推進してきました。

今後は、団塊の世代が75歳以上となる平成37年を見据えた上で、「野木町高齢者福

祉計画兼介護保険事業計画」に基づき、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で日常生活を

営むことができるよう、介護、予防、医療、生活支援、住まいが一体的に提供される地域

包括ケアシステムの構築を進めていく必要があります。

分野別目標 1 やすらぎに満ちたやさしいまちづくり (福祉のまち)

Page 2: 高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

59

はじめに

基本構想

基本計画

基本目標3

支えあい、心ふれあうやさしいまち

第8次 野木町総合計画

キラリのぎプラン

施策の概要

福祉の まち

施策1:行き届いた生活支援 様々な関係機関との連携・協働により、高齢者の日常生活や住宅などについて行き届い

た支援を行うことができるよう、生活支援体制の充実を図ります。

また、困ったときや緊急時に対応する相談体制の充実、町民同士の相互支援体制の確立、

積極的な社会参加や「野木地域いこいの場」づくり等への支援、施設等のバリアフリー化

などに取り組みます。

施策2:健康寿命の延伸

高齢者が病気や要介護状態にならないよう、健康づくりや生きがいづくりに取り組むた

めの必要な支援及び介護予防の知識の普及・啓発、日常生活の安全確保の施策を推進する

ことにより、健康寿命の延伸を図ります。

施策3:地域包括ケアの充実 地域包括ケアの充実に向け、介護、予防、医療、生活支援、住まいの5つのサービスを

一体的に提供し、高齢者一人ひとりの状態に応じて様々な支援制度を活用することにより、

高齢者が安心して暮らすことのできる環境づくりに取り組みます。

施策4:介護サービスの拡充 介護サービスの拡充に向け、介護保険の基本理念である高齢者の自立支援と尊厳の保持

を基本としつつ、制度の持続性を確保するとともにさらなるサービスの質的向上を図りま

す。

また、個々の高齢者の状況等に応じて、総合的な相談窓口、介護予防マネジメント、包

括的・継続的マネジメント事業を実施することにより、地域ケア体制の整備を進めます。

認知症については、早期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的

な対策を推進します。

まちづくり指標

指標名 現況値 目標値

ふれあいサロン事業利用者数(年) 2,214人

(平成 27年度)

4,254人

(平成 32年度)

ホームヘルプサービス事業利用回数(年) 94回

(平成 27年度)

120回

(平成 32年度)

緊急通報体制整備事業利用者数(年) 135人

(平成 27年度)

160人

(平成 32年度)

配食サービス事業利用者数(年) 1,762人

(平成 27年度)

3,000人

(平成 32年度)

外出支援サービス事業利用回数(年) 88回

(平成 27年度)

120回

(平成 32年度)

高齢者数に対する介護認定率 15.4%

(平成 27年度)

15.0%

(平成 32年度)

Page 3: 高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

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現状と課題

施策の目標

社会福祉の充実

要援護者の個々の事情に応じた適切な支援を提供し、関係機関と連携を図りながら、有

効な福祉のネットワークづくりを目指します。

また、障がいのある人もない人も誰もが住みなれた地域で自分らしい生活を送ことがで

きるよう、地域の人々と支えあい、ともに生きる安全安心な地域づくりを目指します。

少子高齢化や核家族化、不安定な雇用情勢などにより、生活困窮、家庭における虐待や

育児放棄、引きこもりなど様々な形で社会福祉に関わる問題が顕在化しています。

コンパクトな町域である本町においては、社会福祉協議会や医療機関、社会福祉法人な

どの関係機関との連携が図り易く、民生委員やボランティア団体の活動も盛んです。安全・

安心見守りネットワーク事業において、地域住民などによる協力者と要援護者のマッチン

グは平成27年度に全地区で終了しました。

ただし、地域コミュニティを中心とした支えあいは、地域のつながりが希薄になってい

るため困難な状況がみられます。したがって、地域の安全・安心見守りネットワークの充

実やセーフティネットの確立などの実現には、様々な団体との協働による総合的な施策展

開が必要となっています。

Page 4: 高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

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はじめに

基本構想

基本計画

基本目標3

支えあい、心ふれあうやさしいまち

第8次 野木町総合計画

キラリのぎプラン

施策の概要

福祉の まち

施策1:社会福祉の推進

行政、地域住民、社会福祉協議会、福祉施設、民生・児童委員、ボランティア団体など

が協働して、誰もが安心して暮らせる地域づくりを促進するため、「地域福祉計画」及び

「地域福祉活動計画」を策定します。

生活困窮者への支援としては、相談体制の充実や生活福祉資金貸付制度の活用等により

経済的自立と生活意欲の助長を図り、自立更生を援助します。

自殺予防対策としては、身近な相談窓口を設けることにより、悩みに対する相談や必要

な情報提供、関係機関の紹介、相談員の育成等に取り組みます。

さらに、誰もが活躍できる社会の実現を目指して、家庭内虐待や引きこもり等への対策

など、様々な形での社会福祉に関わる施策を推進していきます。

施策2:障がい者福祉の充実

障がいの程度を問わず、できるだけ住みなれた地域において自立して暮らせるように、

自立支援給付事業や地域生活支援事業、相談支援の強化、自立と交流の場の提供など、一

人ひとりの状況に応じた効果的な生活支援に取り組みます。

施策3:地域での支援体制づくり

安全・安心見守りネットワーク事業など、地域住民・NPO・福祉サービス事業者等と

の協働により、人材の育成や福祉ネットワークの整備を進めていきます。

まちづくり指標

指標名 現況値 目標値

町の福祉施策に対する満足度(アンケート調査) 0.22点

(平成 26年度調査)

0.40点

(平成 31年度調査)

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現状と課題

施策の目標

(2)いきいき暮らせる健やかなまちづくり(健康のまち)

保健医療体制の充実

誰もが健康寿命を延伸できるよう、生活習慣の改善に取り組むとともに、「健康タウン

のぎ宣言」を行い、幸せの基盤となる心と体の健康づくり事業の充実を図ります。

また、病気の発症を予防する一次予防に重点をおいた対策を推進します。

急速な高齢化の進行や生活習慣の変化により、医療費の増大や介護等の社会負担が問題

となっています。そのため、病気にならない心と体の健康づくりや、病気の早期発見のた

めの各種健診の充実が求められています。

本町における独自の取り組みとしては、30 歳から生活習慣病の健診を実施し、病気の

早期発見に努めるとともに、小児医療については、1か月児健診への補助を含め重点施策

として取り上げています。また、町内及び近隣市町の病院との連携により、救急医療体制

の確保を行ってきました。

今後は、地域社会全体で生涯を通じた健康づくりに取り組めるよう環境の整備を図って

いく必要があります。

分野別目標 2 いきいき暮らせる健やかなまちづくり (健康のまち)

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はじめに

基本構想

基本計画

基本目標3

支えあい、心ふれあうやさしいまち

第8次 野木町総合計画

キラリのぎプラン

施策の概要

健康の まち

施策1:保健衛生策の強化

健康づくり推進協議会等と連携し、町民の健康づくりを総合的に支援するとともに、生

活習慣病健診の周知を図ることで健診率の向上を目指します。また、それぞれの年齢層に

応じた各種健康教室や食育教室、相談事業を充実させ、健康寿命の延伸に努めます。

子育て家庭に対しては、安心して子育てができる環境を整えるために、訪問保健指導、

妊婦・乳幼児健診事業、各種相談事業等を実施します。

感染症対策としては、予防のための知識の普及・情報の提供を行います。また、予防接

種の安全な実施と接種率の向上に努めます。

施策2:医療体制の充実

地域の医療機関や近隣市町の拠点病院との連携を強化することにより、救急医療体制の

充実を図ります。

また、拠点病院通院への利便性を高めるため、公共交通の充実についても検討します。

まちづくり指標

指標名 現況値 目標値

健康寿命(男性) 78.8歳

(平成 27年度)

79.1歳

(平成 32年度)

健康寿命(女性) 83.9歳

(平成 27年度)

84.1歳

(平成 32年度)

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現状と課題

施策の目標

生涯スポーツの振興

誰もが生涯にわたって、その年齢や体力に応じて気軽にスポーツやレクリエーションに

親しめるよう、スポーツ施設の充実や環境づくりを推進するとともに、指導者の育成や新

たなスポーツの普及に努めるなど、生涯スポーツの振興を図ります。

近年、長寿社会におけるシニア層の健康志向の高まりや、運動能力の低下が懸念される

子どもの体力づくりなど、スポーツに対するニーズが多様化しています。スポーツ・レク

リエーションは、遊び・楽しみの要素があり、健康保持や怪我の予防のためにも、誰もが

日常生活の一部として取り入れていく必要があります。

本町においては、総合型地域スポーツクラブである「元気の出るスポーツクラブのぎ」

を設立し、誰もが気軽に参加できるスポーツ環境の整備に取り組んでいます。また、総合

運動公園などのスポーツ施設だけでなく、小中学校の体育施設の開放など身近にスポーツ

に親しめる場の提供を進めています。

今後も、子どもから高齢者、障がいがある人も気軽にスポーツを楽しむことができる施

設の整備に取り組むとともに、多様化するスポーツニーズに的確に対応していくことが求

められています。また、体を動かし心もリフレッシュすることができるよう、自宅周辺の

公園や広場のような場所においてもスポーツ活動が可能となる場の提供を図る必要があり

ます。

Page 8: 高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

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はじめに

基本構想

基本計画

基本目標3

支えあい、心ふれあうやさしいまち

第8次 野木町総合計画

キラリのぎプラン

施策の概要

健康の まち

施策1:生涯スポーツ活動の促進

日ごろの運動習慣の重要性についての普及・啓発に努め、学校や地域における町民の体

力向上を図ります。また、各種スポーツ関係団体と連携しながら、誰もが日常的に気軽に

スポーツ活動に参加できるよう各種スポーツ教室・講習会、スポーツ大会など、楽しく身

体を動かす機会と場の提供に努め、町民の健康づくり・体力づくり・生きがいづくりを促

進します。

施策2:生涯スポーツ指導体制づくり

スポーツ推進委員の資質向上を図り、活動を充実させるための支援に取り組みます。

また、体育協会に協力を得ながら、スポーツ活動推進に向けた新しい人材の発掘に努め

るなど、地域の人材活用に積極的に取り組みます。

施策3:生涯スポーツ施設の整備と活用

総合運動公園をはじめとする運動・スポーツ施設については、必要に応じて利用者ニー

ズを踏まえた改修整備を進めるとともに、点検整備を徹底することで、町民が気軽に安全

にスポーツ活動を実践するために必要な環境づくりを推進します。

まちづくり指標

指標名 現況値 目標値

スポーツ教室参加者数(年) 1,600人

(平成 27年度)

現状維持

(平成 32年度)

生涯学習人材バンク登録者数(スポーツ系) 17人

(平成 27年度)

25人

(平成 32年度)

スポーツ施設の利用者数(年) 157千人

(平成27年度)

現状維持

(平成32年度)

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66

現状と課題

施策の目標

(3)心のかようあたたかいまちづくり(ふれあいのまち)

コミュニティ活動の促進

地域において様々な主体が協力し連携を図りながら、その地域の課題を自らの問題とし

て捉え、自ら行動できるような主体性・自律性あるコミュニティ活動を促進します。

少子高齢化や核家族化など、社会の変化に伴い、地域における活動が多様化する中で、

住民の連帯感が希薄化しています。しかしながら、防災や防犯、子どもや高齢者の見守り

等の課題を解決していくためには、地域コミュニティやボランティアの果たす役割がます

ます重要になっています。

本町においては、公民館分館に対する補助金や、自治会集会施設の整備に対する支援を行

っています。今後は、地域の主体的な取り組みを適切に支援することにより、日常生活を

共に支えあい、安心して暮らすことができる地域づくりを進める必要があります。

分野別目標 3 心のかようあたたかいまちづくり (ふれあいのまち)

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はじめに

基本構想

基本計画

基本目標3

支えあい、心ふれあうやさしいまち

第8次 野木町総合計画

キラリのぎプラン

施策の概要

ふれあいの まち

施策1:コミュニティ活動の支援

広報紙やチラシ等により、自治会の役割や加入のメリットをPRし、加入率の増加を図

ります。また、町内の13区や、地域に根付いた公民館分館などの活動を支援することで、

地域コミュニティをより活発化させ、自ら考え行動できるような地域づくりを行います。

施策2:コミュニティ施設の整備

コミュニティ活動の拠点となる地域の集会施設の新築・改築について、引き続き財政的

支援を行います。

まちづくり指標

指標名 現況値 目標値

ボランティア活動団体数 111団体

(平成 27年度)

120団体

(平成 32年度)

NPO法人格団体数 4団体

(平成 27年度)

6団体

(平成 32年度)

自治会加入率 75.0%

(平成 27年度)

76.5%

(平成 32年度)

分館活動参加者数(年) 5,500人

(平成 27年度)

7,000人

(平成 32年度)

Page 11: 高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

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現状と課題

施策の目標

ふれあいの拠点づくり

本町の特性であるコンパクトな町域を活かし、人々が集い、憩うとともに来訪者への情

報提供を可能とするふれあいの拠点づくりを行います。また、野木町交流センター「野木

ホフマン館」や野木町ボランティア支援センター「きらり館」の利用を促進し、効果的な

活用について検討します。

さらに、町民が主体的に行うまちづくり活動等を支援することにより、協働のまちづく

りを推進します。

町民ニーズの多様化等により、これまでの行政主導のやり方では、地域の特性を活かし

た個性豊かなまちづくりの実現が困難になってきており、地域課題を解決していくために

は多様な担い手が協働していくことが重要となっています。

そのため、多様化した住民ニーズや地域課題に対して、行政、町民、地域、企業、NP

O等が適切に役割を分担し、互いにまちづくりのパートナーとして社会を築くことが求め

られています。

本町においては、野木町煉瓦窯の特別公開に際して、ボランティアによる説明・案内や

地域の団体などによる模擬店出店など、多くの方々の協力を得ながら、町内外の交流が実

現しました。今後、野木ホフマン館でも、地域交流に寄与するイベント等の開催など、有

効な活用方法について検討を進める必要があります。

Page 12: 高齢者福祉の充実 - Nogi · 認知症については、期発見に努めるとともに、知識の普及・啓発と予防など、総合的 な対策を推進します。

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はじめに

基本構想

基本計画

基本目標3

支えあい、心ふれあうやさしいまち

第8次 野木町総合計画

キラリのぎプラン

施策の概要

ふれあいの まち

施策1:ふれあいの拠点の整備・活用

きらり館をボランティア活動の拠点として、より多くの町民が利用できるよう、魅力的

な施設づくりを進めます。

また、観光と学習、地域振興の拠点である野木ホフマン館の運営充実を図り、活用の拡

大・発展を目指します。

さらに、地域の交流の場として、新たなふれあいの拠点の整備を検討するとともに、「野

木地域いこいの場」等、町民の自主的な事業についても積極的に支援していきます。

施策2:協働のまちづくりの推進

町民と行政による協働のまちづくりを推進するため、引き続き、協働のまちづくり支援

事業を実施し、町民の自発的、公益的活動に対して積極的な支援を行います。

また、「野木町協働のまちづくり指針」により、町民等の協働に対する意識の高揚を図

り、協働のまちづくりを推進します。

まちづくり指標

指標名 現況値 目標値

新たなふれあいの拠点整備箇所数 ― 設置を目指す

(平成 32年度までに)

中学生を対象とした協働のまちづくり講座