受賞者のプロフィール及び受賞理由

松本市文化芸術功労賞

大澤　一仁（雅号：逸山）

　○プロフィール

　　主宰する書道研究「里仁會」で２０年以上にわたり書道の指導にあたり、書道展への入賞者を多数輩

出するなど本市の文化芸術振興に寄与しておられます。

　　平成１９年に松本蟻ケ崎高等学校に赴任。同校書道部を全国トップクラスに導き、特に本年度は全

国書道パフォーマンス甲子園で優勝。また、「地域の方に笑顔と元気を届ける」というコンセプトのも

と、地域のイベントにも数多く参加するなど地域活動にも貢献されています。そのほか、赴任校のみな

　らず、市美術館で毎年開催される高校生書道展では他校生徒の指導にもあたり、広く高校生の書道の技

　術向上にも貢献されています。

　　ご自身も、令和元年度に１８回目の日展入選のほか、長野県書道展、読売書法展及び謙慎書道展にお

　ける上位入賞を重ね、役員、審査員として活躍されています。

　　【略歴】

　　昭和３３年　松本市出生

　　昭和５６年　大東文化大学中国文学科卒

　　昭和６１年　読売書法展　特選・県書道展　特選

　　平成　元年　日展　初入選

　　平成　９年　長野県からの依頼で松本空港ＶＩＰ室に作品２点を揮毫

　　平成１８年　読売書法展　読売新聞社賞受賞

　　平成１９年　県立松本蟻ケ崎高等学校赴任

　　平成３０年　新庁舎竣工を記念し、朝日村・根羽村に作品を揮毫

　　　　　　　　松本大学から依頼を受け、教育学部に作品を揮毫

　　令和　元年　改組第６回日展入選（通算１８回目）

　　【師】　青山　杉雨（文化勲章受章者）

　　【役職】日展会友、謙慎書道会常任理事、読売書法会理事、長野県書道展審査員、文部省認定書写技

　　　　　能検定審査員、書道研究「里仁會」主宰

　　

　○受賞理由

　　書道研究「里仁會」を主宰し、書道展への入賞者を多数輩出するなど２０年以上にわたる書道の指導

　を通して本市の文化芸術振興に貢献された。

　　平成１９年に赴任した松本蟻ケ崎高等学校では、書道部を書道パフォーマンス甲子園で優勝に導き、

　また、同校書道部は地域のイベントにも数多く参加するなど、地域の文化芸術振興にも寄与している。

　　ご自身も令和元年度に１８回目の日展入選を果たすとともに、その他の書道展においても上位入賞の

　実績があり、文化芸術功労賞に相応しいと集約された。

おおさわ　　かずひと　　　　　　　　 いつざん