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YASKAWA
新技術&新製品
ガラス基板搬送用双腕真空ロボットを販売開始 システムコントローラControl Pack CP-3550を製品化 スーパー省エネ可変速ドライブVarispeed F7Sを販売開始 リニアスライダ -Trac-μ(マイクロ)を販売開始 トピックス
MOTOMAN累積出荷台数10万台達成 「優良工事表彰」を3年連続受賞 「優良施工業者選定」を2年連続獲得 安川電機技術物語 第三回
Control Packシリーズの誕生
【特集】
飛躍するロボットたち
No. 266Winter
2004
Quality & Beauty
ロボティクスオートメーション事業の現在と未来
6 YASKAWA NEWS No. 266
製品新技術と新
プラントの長期安定操業へ貢献する最新技術を搭載
システムコントローラ Control Pack CP-3550 を製品化
大形の有機ELガラス基板を、高真空中で高速に搬送・移載できる
ガラス基板搬送用双腕真空ロボットを販売開始
最近のプラントシステムの更新においてはコスト削減、
工事期間短縮の要求が一段と強くなってきました。この
ニーズに対し、従来製品との互換性を維持しつつ、性能や
信頼性を向上させたデュアルシステムコントローラCP-3550を開発し、2003年11月から納入開始しました。
CP-3550によりソフトウェア資産の有効活用、大
容量コントローラによる
集中制御、冗長化(デュアル
システム)による高信頼性
の実現を可能としました。
液晶・PDP(プラズマディスプレイ)に続く次世代ディスプレイとして、有機ELディスプレイが注目を集めており、量産化とともに大形化が進んできています。有機ELディスプレイ製造装置に使用されるガラス基板搬送真空ロボットは、高い
真空域で大きなサイズ・質量のガラス基板や有機EL完成基板を広い範囲に搬送でき、しかもクラスタツールと呼ば
れる製造システム内の各処理室間で高速に搬送・移載できる
ことが求められています。
当社では、これらの要望にお応えするため、双腕真空
ロボット「XU-RV1060D6」を開発し、2003年11月25日から販売を開始しました。
可搬質量20kg/腕の昇降軸付き大形双腕真空ロボットは、平行リンク機構によりアームを駆動、アームの高剛性
と低放出ガス量を同時に達成しました。
1台の双腕真空ロボットで有機ELガラス基板の搬送・移載、完成基板の搬出までの連続一括処理が可能です。双腕動作
での高速な搬送・移載による高スループット化を実現し、
生産性を向上します。
・互換性の維持 従来製品CP-3500(H)のアプリケーションソフトとの互換 性を確保、周辺機器との接続はそのまま流用し、コントローラ だけの更新が可能(部分的な更新が可能)。
・高性能の確保 従来製品4CPU分のアプリケーションソフトウェアを1CPU で余裕をもって実現できる性能を確保。
・信頼性向上ECC(Error Check and Correct)機能付きバッテリバックアップメモリの採用により信頼性を向上。
高炉設備、連続鋳造設備、原料/荷役設備、プロセスライン、公共上下水道設備、ごみ処理施設
システムコントローラ Control Pack CP-3550
ガラス基板搬送用双腕真空ロボット「XU-RV1060D6」
■お問い合わせ先ロボティクスオートメーション事業部 事業企画部TEL: (093)645-7703 FAX: (093)631-8140http://www.yaskawa.co.jp/products/robot.htm
■お問い合わせ先システムエンジニアリング事業部 事業企画部TEL: (0930)23-2019 FAX: (0930)23-2762http://www.yaskawa.co.jp/products/system.htm
おもな特長
おもな用途
・高真空中で旋回・伸縮・昇降の4軸動作が可能な双腕 タイプにより高いスループットを実現。
・高可搬質量と広い動作範囲、最大370×550mmの 大型ガラス基板搬送が可能。
・アーム部の高い真空性能で信頼性を向上。・アーム部にガラス基板有無検出センサの取り付けが可能。
高真空中での有機ELガラス基板、液晶ガラス基板及びその完成基板の搬送・移載。
おもな特長
おもな用途
( )3500(H)
P-213
INVCP-820
ローカルI/OI/O
他社PLC
リモートI/O
F
CP-820
ローカルI/OI/O
他社PLC
リモートI/O
シリアル通信
シリアル通信
ローカロパス
ローカルパス
システム更新例システム更新 コンパクトになりました!!
ファン、ポンプ、コンプレッサなどの用途では、機械の小形化、
省エネの要求が高まっています。これらのニーズに応える
ため、スーパー省エネIPMモータドライブ「Varispeed F7S」を製品化しました。
高効率省エネ制御とDDC 機能付きLONWORKS 通信対応
を可能にしたF7Sは、省エネ法によるエネルギー管理の必要なビル空調、工場・商業施設の省エネ用途に最適なドライブです。
・ベクトル制御により最適な高効率運転を行い、更なる 省エネを実現。
・ビル空調用途の標準通信ネットワークであるLONWORKS 通信に対応。
・センサレスのIPM(同期電動機)モータで瞬時停電時の 運転継続が可能。
・定評のある汎用インバータ Varispeed F7、G7と同等 な操作性を実現。
*1 DDC:Direct Digital Controllerの略です。*2 LONWORKSは、米国ECHELON社の登録商標です。
*1 *2
周波数-総合効率特性(実測)
F7Sドライブ+ IPMモータ
84.7 5.5%86.7
87.6
YASKAWA NEWS No. 266 7
製品新技術と新
IPMモータとの組合せで、ビル空調及び工場・商業施設の省エネ用途に最適なドライブを実現する
スーパー省エネ可変速ドライブ Varispeed F7S を販売開始
生産設備の微細化、高精度位置決めのニーズに応える
リニアスライダ Σ-Trac-μ(マイクロ)を販売開始
デジタルカメラ、DVDレコーダなど、各種デジタル機器の小形化に伴い、その生産設備についても小形化、微細化が要求
されるようになりました。これらの市場ニーズに応えて、薄形
で小形・高精度のリニアスライダ「Σ-Trac-μ(マイクロ)」を開発し、2003年12月21日から販売を開始しました。
「Σ -Trac -μ(マイクロ)」は、上図に示すようにボールネジ駆動方式に比べて薄形、コンパクト化ができ、ボール
ネジなどの機械ガタが無いので、サブミクロンの高精度位置
決めが容易となります。また薄形構造でかつ、高剛性設計
を行っていることから、高いサーボ応答性能が得られます。
特に、新形高性能サーボパック「SGDS(Σ-III)」との組み合わせにより、アドバンスドオートチューニング等、ユーザ
メリットが大きなドライブシステムを実現できます。
半導体、電子部品関連設備、バイオメディカル分野関連設備
・ 繰り返し位置決め精度 : ±0.5μm ・ 厚さ16mmと超薄形構造・ 最大推力 : 25N・ 連続推力 : 7N(周囲温度0~20℃)
ストローク 25mm 仕様 ストローク 65mm 仕様 マイクロステージ仕様
■お問い合わせ先モーションコントロール事業部 市場開拓部 インバータ応用技術部TEL: (0930)25-2548 FAX: (0930)25-3431http://www.yaskawa.co.jp/products/motion.htm
■お問い合わせ先モーションコントロール事業部 事業企画部TEL: (04)2962-7915 FAX: (04)2962-6138http://www.yaskawa.co.jp/products/motion.htm
おもな特長
おもな特長
おもな用途
ボールネジユニット ACサーボモータ
ACサーボモータ
Σ-Trac-μ
Σ-Trac-μ のメリット
コンパクトになりました!!コンパクトになりました!!コンパクトになりました!!
Varispeed F7S及びIPMモータ総合効率(
%)
運転周波数(Hz)
汎用インバータ+ 高効率モータ26.7%
66.2
82.1
81.276.4
39.5モータ容量 200V 3.7kW
8 YASKAWA NEWS No. 266
物語川電機安
Control Packシリーズの誕生
今日のプラント用システム電気品には、マイクロプロセッサ
をどれくらい使用しているだろうか? あらゆる所に何気な
く使用され、おそらく数百個のレベルは超えるであろう。
当社の産業用システムコントローラControl Packシリーズの誕生は、マイクロプロセッサの誕生と機を一にしている。論理
素子としてTTL(トランジスタ回路をIC化)全盛時代の1972年に、電卓用として開発されたマイクロプロセッサ4004がインテルより発表された。その後に産業用として実用にたえる8080が1974年に発表され、電気品が大きく変わる予感を覚えた。 一方産業界では、1960年代後半から70年代初頭にかけて、生産性の向上、コスト低減の目的から生産設備の大形化、自動
化が急ピッチで進められてきた。1973年の第一次オイルショックを契機として省エネルギー、省資源、低操業率下での経済性(変種
変量生産)の追求が新たな要求として生じてきた。
当社のシステム用電機品としては、1970年から73年にかけて可変速ドライブ装置を体系化した、いわゆるVarispeedシリーズが完成した時期である。一方情報制御を構成する製品としては、
トランジスタを主素子とするロジトロン、TTLを主素子としたMemocon-16、Memocon-SCが主体であった。
鉄鋼・公共水処理設備が大形化し、高度な自動化の採用で
複雑化してきたことにより、従来の構成製品では容量不足、機能・
性能不足、コスト高のため新たなニーズを充足することが難
しくなってきた。またシステムの信頼性の確保、保全性の確保、
危険分散などを実現するため、従来の個別制御の積み重ね
からシステム全体の一貫制御へと基本思想の変換が必須とな
ってきた。
これらの産業界のニーズを受けて、機能分散型の階層構成
を実現することを意識し、また台頭してきたマイクロプロセッサ
と半導体メモリを主素子に使用することを基本方針とし、産業
用エレクトロニクスコンポーネントの整備計画が1974年に策定され、Control Packシリーズと命名された。
この整備計画に基づき、北九州市皇后崎下水処理場殿納め
の大規模集中監視システム向けにマイクロコンピュータCP-310マルチ構成等、鉄鋼プラント向けに回転機械の異常監視装置
CP-410、プログラマブルアナンシエータCP-520、製紙プラント向けに自動紙継装置CP-910が次々に開発された。 更に製品開発は加速され、1979年までに情報伝送装置CP-240、大規模長距離伝送CP-220、主幹制御装置CP-320、入出力装置CP-820、CRT操作監視装置CP-530が開発され、1979年には
特に主幹制御装置CP-320は、4ビットスライス演算素子4個とマイクロプログラミングによる当社独自の各種演算命令
を内蔵した16ビットCPU搭載を実現した。また、CPUのデュアル構成及びオンラインチューニングを可能にして、産業界へ大
きなインパクトを与えた。
以後、競合他社の同様な製品は当社のControl Packシリーズ
を手本に製作されるほどになった。これら競合他社の製品を
押しのけて、当社のControl Packシリーズは国内高炉プラント用システム電気品の100%シェアを占め、業界No.1の主幹制御装置の地位を確保することができた。
これらControl Packシリーズが誕生した時期は、アナログ回路からディジタル回路へ転換、マイクロプロセッサの利用の
ためのハードウェア技術とソフトウェア技術の習得、開発環境
(アセンブラ、コンパイラなど)の自作など新規技術取り込み
の一大転換期であり、システム設計・製品開発・システム試験
の各技術者が一丸となって挑戦と革新に邁進した時期でもある。
あまりにも技術格差が大きく、開発者たちは、オーダ納期と連動
した厳しい製品開発工程を余儀なくされた。その成果として
鉄鋼プラント、上下水道プラント、紙・パルプ及びフィルムライン
などあらゆるシステムにVarispeedシリーズと共に適用され、産業用システム電気品としてControl Packシリーズが産業界の注目を集めるに至った。
Control Packシリーズの誕生においては、当時の製品企画・開発リーダであり、生みの親である元取締役・故三浦博孝先輩
をはじめ、多くの諸先輩方が技術資産を残され、その技術が今日
の世代まで脈々と受け継がれている。
時代背景
この物語は、国内高炉プラントの100%を独占した主幹制御装置「Control Packシリーズ」の開発に
携わった者達の栄光への軌跡である・・・
Control Pack シリーズの誕生
DDCシステム世界一号機の納入
100%シェアによる業界No.1地位の確立
今年の安川カレンダーは「海道・旅の世界」と題して、「海道シリーズ」や旅を
テーマにした作品の中から選定されました。
46年続く棟方志功画伯の版画を用いた安川カレンダーの中で、「海道シリーズ」
は特に意義深いものです。棟方画伯と安
川電機担当者は数年間にわたり、寝食を
共にしながら日本各地を取材し、親しい
お付き合いの中からこの「海道シリーズ」を
生み出しました。昭和46年47年の九州を旅する「西海道」、昭和48年の四国を旅する「南海道」、昭和49年50年の松尾芭蕉の『奥の細道』をたどる「奥海道」、「羽海道」・・・・・・ どのシリーズも思い出がたっぷり刻ま
れた秀作ばかりです。
昭和49年1月1日の青森県県紙「陸奥新報」の記事の中で、棟方画伯は安川電機との
かかわりを次のように述べられています。
「安川ってのは不思議な会社ですね。
電気の会社だけど、-そう感じないの、
僕は。まあ僕たちは絵の方の仕事だけども、
電気の会社と絵の仕事何かつながらな
いようだけども結局はね、そういういち
ばん、何ていうんですかな、われわれの
仕事のエレキがね(笑)結局エレキテル
がね、あるから仕事がこうして続いてるの。
やっぱりこの安川電機ってもののね、こ
う持っている文化的なものがね、こうい
う仕事を維持させてるっていうことですね。」
昭和49年5月、「越海道」と題して、柏崎
から芭蕉が筆を置いた大垣までを取材
旅行しましたが、残念なことに、板画制作
に至らず、翌年9月に逝去されました。
YASKAWA NEWS No. 266 9
安川カレンダー物語第三話
棟方志功画伯と「海道シリーズ」
このコーナでは、安川電機が生み出した様々な製品や技術についての秘話・エピソードなどを
ご紹介しています。次回の「安川電機物語」もご期待ください。
■安川カレンダーご紹介サイトは・・・http://www.yaskawa.co.jp/company/munakata
CP-320プログラミングパネルと制御盤
幻となった「越海道」取材旅行中の棟方画伯
新日鐵君津殿のNo .2連続鋳造設備に、トラン
ジスタ使用のベクトル
制御インバータによる
全AC駆動とこれら開発品を適用したDDC(ダイレクトディジタル制御)
システムが世界1号機として納入された。
10 YASKAWA NEWS No. 266
「MOTOMAN」累積出荷台数10万台達成式典
「優良工事表彰」を3年連続受賞「優良施工業者選定」を2年連続獲得
トピックス
◆優良工事表彰
表彰年度 工事件数 表彰工事数 電気工事表彰業者
当社は1977年に日本で初めての全電気式産業用ロボット「MOTOMAN」第1号機を出荷して以来、27年目の2003年11月25日に累積出荷台数10万台を達成しました。1998年10月に5万台を達成し、累積出荷台数で世界トップクラスになりましたが、その後わずか約5年というハイスピードで今回の記録を達成し、産業用多関節ロボットで世界一の累積出荷
台数を更新しました。
記念すべき10万台目のロボットは「MOTOMAN-ES165N」です。本年度から全機種の新形機への切り替え第1弾として7月から販売開始したスポット溶接専用ロボットで、欧州の某大手自動車メーカーに出荷されました。
この日、安川電機モートマンセンタに、
福岡県知事、北九州
市市長をはじめ、
関係者約200名のご参列をいただいて、
記念式典を開催し
ました。式典では、
次世代ロボットが
司会者との会話、
挨拶を行い、出荷
台数10万台目の記念プレートを受け取った後、自走して10万台目のロボット「MOTOMAN-ES165N」のところまで運び、担当者へ手渡すという大役を果たしました。また、
小形の双腕ロボット「MOTOMAN--UPJ3D」が記念出荷のテープカット補助としてテープを支える実演も行いま
した。まさにロボットたち自らがこの日を祝っているか
のような光景でした。
安川電機では次なる目標20万台の早期達成とともに、世界ナンバーワンのロボット事業を目指してまいります。
10万台目のロボット「MOTOMAN-ES165N」
平成15年度「優良工事」表彰楯
■お問い合わせ先: ロボティクスオートメーション事業部 事業企画部TEL: (093)645-7703 FAX: (093)631-8140http://www.yaskawa.co.jp/products/robot.htm
写真左から 安川電機永次会長、末吉北九州市市長、安川電機中山社長
日本下水道事業団殿より
当社システムエンジニアリング事業部公共部門では、顧客満足度アップ活動への取り組みを通じ、JS(日本下水道事業団)殿より「優良工事表彰」を3年連続受賞、「優良施工業者選定」を2年連続獲得という栄誉ある結果を導くことができました。
JS(日本下水道事業団)殿は、当年度に完成した工事に関し、その施工業者が優秀であって他の模範となる工事を毎年度「優良工事」として選定し、当該工事の施工業者を表彰することにより、施工業者の育成及び事業の円滑な推進を図っています。その評価制度には「優良工事表彰」と、その表彰の中でも特に優秀であった業者に対して表彰する「優良施工業者選定」があります。 平成15年度の全国での工事346件のうち、「優良工事表彰」を受賞したのは、当社の2工事を含めわずか3工事です。また、「優良施工業者選定」の制度は平成10年度から実施されており、応募時の条件緩和、及び一定範囲内で上位等級工事への応募の機会が与えられます。
平成13年度平成14年度平成15年度
安川
安川
安川
A社安川
安川
安川
C社安川
A社D社F社
D社A社C社
E社B社D社
B社D社
E社
E社
398364346
453
334
◆優良施工業者選定
表彰年度 業者数 表彰業者数 電気工事表彰業者
平成13年度平成14年度平成15年度
平成13と平成15年度は2工事ダブル受賞! 平成15年度は3年連続受賞!
平成14と平成15年度は2年連続JS優良施工業者に選定された!
約40社
■お問い合わせ先システムエンジニアリング事業部 プロジェクト管理部TEL: (0930)23-1405 FAX: (0930)23-3597http://www.yaskawa.co.jp/products/system.htm
コンプライアンスの確立
安川電機は事業の遂行を通じて広く社会の発展、人類の福祉
に貢献することを経営理念とします。
コンプライアンスとは、法令遵守ということだけではなく、法令に
は違反しなくても、健全な社会的存在たる企業として守るべき企業
倫理をも含みます。
各企業は、長期にわたる景気低迷の影響を受け、事業再構築に懸命
に努力しておりますが、一方では、日本のリーディングカンパニーと
いわれる会社をはじめ、企業不祥事の発生が目立つようになりました。
このような状況の中で、日本経団連は、企業行動憲章を改定し、会
員企業にコンプライアンス体制の構築・強化を訴えるとともに、毎年
10月を「企業倫理月間」として、会員企業に社内体制の総点検を促すこととしました。また、ISOの規格としても、企業の社会的責任が取り入れられる方向であり、すでに、環境対策や法令遵守、人権などで
企業が取り組むべき基準を「企業の社会的責任」(CSR )の日本規格
として、本年6月までにまとめる作業が始まっています。 企業がコンプライアンスを確立するためには、 (1) 自社に合わせたコンプライアンスプログラムの策定・実施。 (2) コンプライアンスマニュアル(手引書)の作成と周知徹底。 (3) 企業トップへのヘルプライン(内部通報制度)の構築。などが必要です。
当社では、早くから、社長を委員長とする企業倫理委員会を設置し、
「安川電機企業行動規準」の制定をはじめ全社的な遵法体制の強化・
推進を行っております。昨年11月には、社長自ら、コンプライアンスの実践が全てに優先することを宣言し、企業行動規準の改定、全社員
への「コンプライアンス・ガイドライン」の配布とともに、社内通報窓口
を設けました。
今後とも、当社は、企業が社会の一員であることを十分に認識し、
誠実かつ公正な事業を展開していけるよう、コンプライアンスを徹底
してまいります。
For The Futureへ の 取 り 組 み企業倫理
YASKAWA NEWS No. 266 11
力走する廣澤選手
■お問い合わせ先 管理部 法務グループ TEL: (093)645-8029 FAX: (093)645-8831
◆最近の主な戦績日 程 大 会 名 実 績
2003年 9月21日 9月27日 28日
10月13日 11月上旬 11月23日
12月7日 12月14日
2004年 1月 1日1月12日
玉造マラソン
全日本実業団陸上選手権
10マイル福岡県選手権九州一周駅伝(福岡県代表)
九州実業団駅伝
日田・中津駅伝
熊本甲佐10マイルロードレース全日本実業団対抗駅伝朝日駅伝
廣澤選手優勝
福嶋選手6位岡田選手9位立石選手4位下森選手6位、小畑選手10位2位(7名出場)3位(14年連続26回目のニューイヤー駅伝出場権獲得)
優勝(7年連続優勝)立石選手、小畑選手自己新記録
31位(7名出場)小畑選手第6区で区間新記録
ジュニア 1500m1500mジュニア 5000m
元旦に群馬県にて開催されたニューイヤー駅伝で、当社陸上部は健闘むなしく31位の成績に留まりました。応援して下さった皆様、
有難うございました。今回は出だしで遅れ、
選手全員が十分な力を発揮できず、課題を残す
形となりました。
この駅伝は当社にとって宣伝の機会である
と同時に、全社が一体となるイベントの一つ
として定着しています。今後当社陸上部がTV
画面で活躍できるよう、更に精進します。
さて、ニューイヤー駅伝以外でも当社は各地
の大会で活躍しており、それらの成績を下表
に記載しています。中でも、酷暑の中で開催
された玉造マラソンでの廣澤選手の優勝は、
当社陸上部にとって非常に価値があり、他の
選手の刺激となっています。
■安川電機陸上部の紹介サイト: http://www.yaskawa.co.jp/activities/index.htm
なお、当社陸上部の活躍は、安川電機のホーム
ページで紹介しています。別大マラソン(2月1日)
や延岡マラソン(2月22日)、全日本ハーフマラソン(3月14日)などの、今後のスケジュールや結果をタイムリーにお届けする予定です。
今後も安川電機陸上部の応援を宜しくお願い
します。
*
* CSR: Corporate Social Responsibilityの略です。
発行 平成16年2月5日/発行所 株式会社 安川電機 埼玉県入間市上藤沢480番地 〒358-8555 TEL(04)2962-5151 /編集責任者 久保川 謙悟 / 制作 安川オビアス株式会社
産業用ロボット/半導体搬送用ロボット
MOTOMAN
産業用ロボットMOTOMANは 品質・機能・信頼性の更なる向上を目指して、 各用途でのお客様のニーズを最大限に取り入れ 用途対応に特化した「用途最適化ロボット」へと進化します。
ロボティクスオートメーション事業部 北九州市八幡西区黒崎城石2-1 〒806-0004 TEL(093)645-7703 FAX(093)631-8140 ホームページ http://www.yaskawa.co.jp
アーク溶接用新形ロボット MOTOMAN-EA1400N
スポット溶接用新形ロボット MOTOMAN-ES165N
半導体搬送用新形クリーンロボット MOTOMAN-RC400F
半導体搬送用ロボット新形コントローラ
NXC100 産業用ロボット新形コントローラ
NX100