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W o r l d A r t D u b a i 2 0 1 6DUBAI WORLD TRADE CENTREInternational Convention and Exhibition CentreSheikh Saeed Hall 3 Stand: F10 - F16

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ワールド・アート・ドバイ 2016 出展記念誌

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International Convention and Exhibition CentreSheikh Saeed Hall 3 Stand: F10 - F16

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ワールド・アート・ドバイ 2016 出展記念誌

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International Convention and Exhibition CentreSheikh Saeed Hall 3 Stand: F10 - F16

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ワールド・アート・ドバイ 2016 出展記念誌

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今 ま で の 常 識 を 超 え た ス テ ー ジ へ 。

Wo rld A r t D u b a i 概 要アラブ首長国連邦国・ドバイ

「ワールド・アート・ドバイ」は、国際経済の中心

「ワールド・トレード・センター」が主催。自らの商

業施設において開催されていることからも、都市

の魅力と経済特区（フリーゾーン）の強みを生かし

た、ビジネス志向の強いアートフェアとしても知ら

れています。

20年でGDP30倍、人口約50倍増を迎え、驚愕

の成長を続けるドバイ。現在の地位への劇的な変

貌のきっかけとなったのは1996年に海底油田が

発見されたことです。産油が国の巨大な産業にな

り「オイルの信用」を背景に世界中から巨額の投

資を集めるとともに、石油依存経済からの脱却を

図り、国を上げてハード、ソフト両面のインフラの

充実に力を入れました。数えきれないほどの巨大

コンテナ船で物資が運び込まれ、「世界の3分の

1のクレーンはドバイに集まっている」と言われる

ほどの急速な開発を経て、超高層ビルや高級ホテ

ル、多くのショッピングモールなどが立ち並ぶこと

となりました。また、EXPO 2020の開催都市に

ドバイが決定し、世界中からの観客を迎えるため

のメトロポリスの完成に期待が寄せられています。

■会 期 ： 2016年4月6日（水）～9日（土）

■主 催 ： DUBAI WORLD TRADE CENTRE （ドバイ・ワールド・トレード・センター）

■会 場 ： DUBAI WORLD TRADE CENTRE International Convention and Exhibition Centre Sheikh Saeed Hall 3 Stand: F10-F16

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アンマンからアムステルダム、ニューヨークまで、世界主要都市のギャラリーや気鋭のアーティストが出展。ドバイの驚異的な成長を背景のもと、次世代のアートの可能性を探るきらびやかな会場に豪華VIPが多数来場しました。

ア ラ ブ 王 族 の 来 場 が大 き な 話 題 に

アラブ王族・シーク（His Highness Sheikh hasher bin maktoum）が、侍史に付き添われながら展示をじっくりご覧になり、作品を通じてジャパンプロモーションからの出展アーティストと中東の国家要人との貴重な交流が実現しました。この模様は、大手新聞社デイリー・エル・バヤンが1ページ全面記事でも報じたほか、ドバイ全国紙・有名SNSにも続々取り上げられ、熱い注目を浴びました。同社では、日本の美術・文化から得られる不思議なリラックス効果や、繊細な技の美について大きく取り上げ、「最高の展示」と評価しています。

ワールド・アート・ドバイ社長（当時）プラビン（Pravin Punjabi）氏。日本美術と文化に深く感銘を受け、作品を購入。中東の主要メディアやVIPの注目度の高さは、彼の熱心な推薦も大きな要因のひとつとなった。

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こ こ か ら 、 新 時 代 の 伝 統 が は じ ま るドバイは、50年足らずの瞬く間に急成長を遂げた国家です。たとえば日本のように、何百年という長い伝統を通じて育まれた美術・文化との交流は、実に新鮮な体験なのだと言います。今回賞賛を受けたのは、日本独特の「美意識」と「技」の確かさ。それは、既存のグローバルなアートにはない希少な特質であることは、周囲の他国のブースを見回すだけでも、明らかなものがありました。価値ある作品と認めれば巨額もいとわず、きわめて真剣なオファーが寄せられます。中東アート市場は、アーティストにとって未知数の可能性を秘めていると言えるでしょう。

来場リスト

●ジャパンプロモーションに訪れたVIP ※抜粋・順不同

His Highness Sheikh hasher bin maktoum アラブ王族

Pravin Punjabi ワールド・アート・ドバイ社長／イベントディレクター

Matthew Wallhead ドバイ・ワールド・トレード・センター ディレクター

Abdul Qader Al Rais ドバイ・トップアーティスト

Najat Makki 美術・美学博士

Khalil Abdulwahid ドバイ文化芸術局

Abdulaziz Alforieh Cultures Factory 執行役員

Kurt Blum Swiss ART GATE UAE ジェネラルマネージャー

Everett Brown 日本芸術文化国際センター 芸術顧問

Ahmed Al Yafei Art Hub オーナー（アブダビ）

Saba Khan アートディレクター（ロンドン）

Ken Kerr コレクター／デザイナー

A.Rashied Mir SAGA WORLD 代表

Motoaki Tanaka ドバイ・紀伊国屋店

Sam Khan Gallerique 代表

●その他 ギャラリスト／アーティストMersuka Dopazo stand Arte（スペイン）

Natalia Markou the art cocoon（ドバイ）

Nathalie Higueret LAMIATOS gallery（ドバイ）

Valerie Gaidoz galerie Gabel（南フランス）

Ameena Aljarman 映像作家

Jamal Habroosh Alsuwaidi 彫刻家

Khulood Al Jabri 画家（レバノン）

Ludmila Panenkova 画家（ロシア）

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N o o n H o t e l 特 別 展 示ワールド・アート・ドバイとは趣が異なり、アーティストや建築・インテリアなどクリエイティブ業界の人々の来場が目立ちました。この高級ホテルにおいて、日本のアートが披露されたのはほぼ初めてのこと。質の高い展示空間でじっくりと作品に対峙し、大いに刺激を受けたという声が多数寄せられました。

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ドバイ美術界の巨匠 アブドゥル・カデルアー ティストレポート①

Abdul Qader Al Rais

じてくださり、高級住宅街の邸宅にお招きいただきました。美術学校に通うことなく、独学で学んでいたアブドゥルさんは、ご結婚してすぐ、一時アートから離れましたが、仕事の合間にもデッサンを欠かさなかったと言います。やがて制作に専心できる環境が整い、一心不乱の活動を経て、コレクターやメディアに見出されるようになり、現在の美術界の重鎮としての地位を獲得されました。制作中の大作や、新作を紹介していただきながら、中東アートシーンに関してのアドバイスもたくさんいただきました。大きな成功を収めても決して奢ることのない姿勢も、ドバイ国民を惹きつけてやまないのでしょう。

ドバイの誰もが知る国民的アーティストで、国内全線で彼の作品が描かれた電車が毎日運行しています。大英博物館、ルーヴル美術館、カタール美術館など、世界中の美術館に収蔵され、ドバイ空港内の至る場所に作品が展示されています。もちろんワールド・アート・ドバイ会場でも、多くのファンに囲まれておられたところを、日本から来たことを伝えると、喜んで応

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エミレ ーツ・パレス・アブダビ 展

アラブ女性初の博士としての名声と人徳から、国家最高峰の展覧会にも招待されるナジャット氏。会場のアブダビの最高級ホテル「エミレーツ・パレス・アブダビ」に一歩足を踏み入れると、最高位の王族がみな彼女に敬意を表し、心からの歓迎の言葉を寄せます。

アラブ首長国連邦初の女性博士 ナジャット・マッキーアー ティストレポート②

Najat Makki

かねてより日本美術に関心が高く、ご自宅にご招待いただいてお話をうかがうことができました。ナジャットさんは、エジプト・カイロの美術大学で彫刻の修士号を取得後、2001年に美術・美学の博士号を取得され、女性としてアラブ首長国連邦で初めての博士となりました。厳しい性差社会の中東において、筆舌に尽くしがたい苦労もあったようです。女性トップアーティストとして実績を積み上げてきたナジャットさんは、現在、ダウン症の子どもたちのための協会「UAE Down Syndrome Association」において、アートを通じた支援活動を行っています。2015年にはヴェネツィア・ビエンナーレに出展。アトリエでは、すでにカタログ・レゾネに掲載されているような貴重な作品も、惜しげもなくご披露いただきました。ナジャットさん自ら、丸1日かけて仕込んだ手料理で取材班をおもてなししてくださったのも感動的でした。

本書の無断複写・複製・転載を禁じます。Published by Japan Promotion © 2016, printed in Japan

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発行：一般社団法人 ジャパンプロモーションPublishing：General Incorporated Association JAPAN PROMOTION