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平成25年11月27日 一般社団法人 JC総研 野菜を食べる頻度が、単身層・若年層で減少 (野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2013 年調査-) 当研究所では、2008年1月より、農畜産物の消費行動をテーマに全国の消費者を対象とし Web 調査を実施しています。 調査の19回目として「野菜・果物の消費行動に関する調査」を2013年7月に実施しまし た。 このたび、調査結果の概要がまとまりましたので、ご報告します。 解禁日時:2013年11月27日(水) 14時 《添付資料》 野菜・果物の消費行動に関する調査結果の概要(プレスリリース) <本件に関するお問合せ先> 東京都新宿区市谷船河原町11番地 飯田橋レインボービル5F 一般社団法人 JC総研 基礎研究部 主任研究員 鳥羽賢一 03-6280-7252 ※なお、本資料は「農政クラブ」「農林記者会」「農協記者クラブ」および日頃お付き合いのあ る報道機関の関係各位等に配布します。

野菜を食べる頻度が、単身層・若年層で減少...も12.4%(同5.6%)と単身層で野菜を食べない人が増え、食生活の偏りが懸念される。 図2のとおり年齢層別に見ると、『毎日』は属性別同様に全年齢層で減少した。特に20代以下で

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  • 平成25年11月27日

    報 道 各 位

    一般社団法人 JC総研

    野菜を食べる頻度が、単身層・若年層で減少

    (野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2013 年調査-)

    当研究所では、2008年1月より、農畜産物の消費行動をテーマに全国の消費者を対象とし

    た Web 調査を実施しています。調査の19回目として「野菜・果物の消費行動に関する調査」を2013年7月に実施しまし

    た。

    このたび、調査結果の概要がまとまりましたので、ご報告します。

    解禁日時:2013年11月27日(水) 14時

    《添付資料》

    野菜・果物の消費行動に関する調査結果の概要(プレスリリース)

    <本件に関するお問合せ先>

    東京都新宿区市谷船河原町11番地

    飯田橋レインボービル5F一般社団法人 JC総研

    基礎研究部 主任研究員 鳥羽賢一

    ℡ 03-6280-7252

    ※なお、本資料は「農政クラブ」「農林記者会」「農協記者クラブ」および日頃お付き合いのあ

    る報道機関の関係各位等に配布します。

  • 報道発表資料Press Release

    2013年11月27日(水)14時 解禁

    一般社団法人 JC総研東京都新宿区市谷船河原町11番地

    飯田橋レインボービル5F

    URL http://www.jc-so-ken.or.jp

    Copyright 2013 JC General Research Institute. All Rights Reserved1

    調査の概要

    ■調査方法 インターネットリサーチ

    ■調査地域 全 国

    ■調査主体 一般社団法人 JC総研

    ■実施機関 株式会社 インテージ

    ■調査年月日 2013 年7月 19日(水)~7月25日(木)

    ■調査対象 全国の主婦・既婚男性・単身女性・単身男性

    ■有効回答者数 インテージ・ネットモニター会員 n=2,052 単位:人(構成比%)

    20代以下 153 (7.5) 45 (5.2) 39 (4.5) 36 (22.2) 33 (19.6)

    30代 283 (13.8) 122 (14.2) 116 (13.5) 22 (13.6) 23 (13.7)

    40代 330 (16.1) 134 (15.5) 150 (17.4) 21 (13.0) 25 (14.9)

    50代 332 (16.2) 140 (16.2) 148 (17.2) 22 (13.6) 22 (13.1)

    60代 427 (20.8) 182 (21.1) 195 (22.7) 24 (14.8) 26 (15.5)

    70代以上 527 (25.7) 239 (27.7) 212 (24.7) 37 (22.8) 39 (23.2)

    2,052 (100.0) 862 (100.0) 860 (100.0) 162 (100.0) 168 (100.0)(8.2)

    合計 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性

    合計(100.0) (42.0) (41.9) (7.9)

    【エリア区分】

    北海道東 北 (青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)北関東 (茨城、栃木、群馬)南関東 (埼玉、千葉、東京、神奈川)甲信越・北陸(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野)東 海 (岐阜、静岡、愛知、三重)京阪神 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)中国・四国 (鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知)

    九 州 (福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄)

    【分析・報告書作成】

    一般社団法人 JC総研 基礎研究部 主任研究員 鳥羽 賢一

  • 報道発表資料Press Release

    2013年11月27日(水)14時 解禁

    一般社団法人 JC総研東京都新宿区市谷船河原町11番地

    飯田橋レインボービル5F

    URL http://www.jc-so-ken.or.jp

    Copyright 2013 JC General Research Institute. All Rights Reserved2

    野菜・果物の消費行動に関する調査の概要

    1.単身層・若年層で野菜を食べる頻度が減少

    図1は、野菜を食べる頻度についてたずねたものである。

    野菜を「ほぼ毎食」きちんと食べるという人は、全体で 28.0%と前回より 1.9 ポイント減少し、

    属性別でも単身男性を除き減少した。また、『毎日』(「ほぼ毎食」+「ほぼ毎日」)も 64.7%(前回

    69.8%)と前回を下回り、全属性で減少した。単身男性では 35.1%と毎日野菜食べている人は 3 人

    に 1 人である。一方で、「週に 1 日未満/食べない」は 22.0%(同 16.8%)と増加し、単身女性で

    も 12.4%(同 5.6%)と単身層で野菜を食べない人が増え、食生活の偏りが懸念される。

    図2のとおり年齢層別に見ると、『毎日』は属性別同様に全年齢層で減少した。特に 20 代以下で

    は、『毎日』は 38.5%(同 49.0%)と大きく減少した一方で、「週に 1 日未満/食べない」は 20.9%

    (同 7.7%)と激増している。また、今回調査では、40 代以下で「ほぼ毎食」は 2 割未満であり、

    年齢層が下がるに伴って摂食頻度が低くなる傾向が続いている。この年代は概ね子育て世代と言え、

    子供たちにおける影響が危惧される。

    図1 野菜の摂食頻度(年次別・属性別)(手作りの野菜ジュース含む、市販のものは除く)

    25.7

    29.9

    28.0

    31.9

    39.7

    36.7

    23.0

    23.6

    22.4

    24.5

    27.5

    25.3

    8.0

    11.4

    14.9

    41.5

    39.9

    36.7

    44.2

    40.4

    39.9

    43.4

    43.0

    38.1

    32.5

    34.4

    29.6

    25.9

    25.5

    20.2

    13.4

    13.1

    13.4

    9.9

    9.9

    11.3

    14.5

    14.9

    15.2

    20.2

    17.5

    12.3

    19.1

    16.1

    16.1

    9.4

    7.8

    9.9

    6.1

    4.1

    5.2

    9.3

    8.4

    12.6

    11.0

    10.6

    14.8

    25.3

    22.8

    15.5

    2.9

    3.1

    3.5

    2.0

    1.9

    2.2

    2.6

    3.3

    2.9

    4.3

    4.4

    5.6

    8.0

    7.4

    11.3

    7.1

    6.2

    8.5

    5.9

    4.0

    4.7

    7.2

    6.7

    8.7

    7.3

    5.6

    12.4

    13.6

    16.8

    22.0

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2011 TOTAL(n=2019)

    2012 TOTAL(n=2011)

    2013 TOTAL(n=2052)

    2011 主婦(n=855)

    2012 主婦(n=856)

    2013 主婦(n=862)

    2011 既婚男性(n=839)

    2012 既婚男性(n=846)

    2013 既婚男性(n=860)

    2011 単身女性(n=163)

    2012 単身女性(n=160)

    2013 単身女性(n=162)

    2011 単身男性(n=162)

    2012 単身男性(n=149)

    2013 単身男性(n=168)

    野菜の摂食頻度(手作りの野菜ジュース含む、市販のものは除く) (2011→2013推移 属性別)

    ほぼ毎食 ほぼ毎日 週に4~5日 週に2~3日 週に1日 週1回未満/食べない

    図2 野菜の摂食頻度;(年次別・年齢層別)

    25.7

    29.9

    28.0

    13.8

    21.7

    17.6

    16.1

    20.1

    19.4

    24.7

    24.5

    17.9

    28.5

    24.7

    27.1

    31.2

    37.9

    33.3

    33.6

    38.0

    38.3

    41.5

    39.9

    36.7

    34.4

    27.3

    20.9

    45.2

    41.5

    38.5

    40.4

    40.1

    36.1

    38.9

    43.6

    38.3

    42.2

    38.9

    37.9

    45.0

    40.9

    38.9

    13.4

    13.1

    13.4

    20.0

    22.4

    16.3

    14.2

    18.0

    17.7

    17.2

    13.8

    16.7

    13.9

    14.6

    15.4

    10.7

    9.7

    10.8

    6.3

    9.0

    9.1

    9.4

    7.8

    9.9

    18.1

    15.4

    17.0

    13.3

    10.5

    13.1

    8.4

    10.0

    13.3

    8.9

    7.0

    11.7

    6.1

    6.5

    8.0

    6.3

    4.3

    4.4

    2.9

    3.1

    3.5

    6.3

    5.6

    7.2

    2.1

    4.1

    5.3

    3.2

    2.5

    5.5

    4.2

    3.4

    2.1

    1.5

    2.7

    1.6

    1.5

    2.3

    2.7

    7.1

    6.2

    8.5

    7.6

    7.7

    20.9

    9.0

    5.8

    6.0

    6.0

    9.1

    10.5

    5.6

    6.7

    5.4

    8.3

    4.3

    8.4

    7.2

    5.5

    6.5

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2011 TOTAL(n=2019)

    2012 TOTAL(n=2011)

    2013 TOTAL(n=2052)

    2011 20代以下(n=160)

    2012 20代以下(n=143)

    2013 20代以下(n=153)

    2011 30代(n=330)

    2012 30代(n=294)

    2013 30代(n=283)

    2011 40代(n=465)

    2012 40代(n=319)

    2013 40代(n=330)

    2011 50代(n=404)

    2012 50代(n=328)

    2013 50代(n=332)

    2011 60代(n=327)

    2012 60代(n=414)

    2013 60代(n=427)

    2011 70代以上(n=333)

    2012 70代以上(n=513)

    2013 70代以上(n=527)

    野菜の摂食頻度 (手作りの野菜ジュース含む、市販のものは除く) (2011→2013推移 年齢層別)

    ほぼ毎食 ほぼ毎日 週に4~5日 週に2~3日 週に1日 週1回未満/食べない

  • 報道発表資料Press Release

    2013年11月27日(水)14時 解禁

    一般社団法人 JC総研東京都新宿区市谷船河原町11番地

    飯田橋レインボービル5F

    URL http://www.jc-so-ken.or.jp

    Copyright 2013 JC General Research Institute. All Rights Reserved3

    2.果物を食べる頻度は、単身男性で『毎日』、『週に1日未満』ともに増加

    図3は、果物を食べる頻度についてたずねたものである。

    全体では『毎日』(「ほぼ毎食」+「ほぼ毎日」)が 31.5%(前回 33.5%)とやや減少した。単身女

    性は 34.0%(同 28.2%)、単身男性は 16.0%(同 14.8%)と単身層は増加したが、既婚男性では

    26.4%(同 31.1%)と 4.7 ポイント減少した。一方で、「週に1日未満/食べない」は、全体で 23.5%

    (同 20.4%)と 3.1 ポイント増加し、単身女性以外で増加した。単身男性は 47.0%(同 45.7%)

    と約半数が週に 1 度も果物を食べていないという結果になった。

    また、年齢層別に見ると(図4)、『毎日』は 70 代以上を除き前回より減少した。一方、「週に1

    日未満/食べない」は、50代以外で増加した。摂食頻度は野菜と同様に年齢層が上がるほど、高ま

    る傾向があり、特に 20 代以下では著しくポイントが低い。若年層・子育て層における野菜・果物の

    摂食不足が目立つ。

    図3 果物の摂食頻度;(年次別・属性別)

    8.9

    11.1

    11.7

    9.1

    14.7

    14.6

    9.4

    9.2

    9.7

    12.3

    8.8

    13.0

    1.9

    3.4

    6.5

    20.4

    22.4

    19.8

    20.9

    25.4

    24.6

    22.6

    21.9

    16.7

    14.1

    19.4

    21.0

    11.7

    11.4

    9.5

    13.2

    13.2

    13.7

    14.7

    15.8

    15.4

    13.3

    11.5

    13.7

    9.8

    15.0

    9.9

    7.4

    6.7

    8.3

    20.8

    20.4

    18.7

    22.2

    19.6

    17.9

    20.5

    23.0

    20.7

    14.7

    14.4

    17.3

    20.4

    16.8

    14.3

    13.3

    12.4

    12.6

    13.6

    9.5

    10.2

    12.6

    14.9

    15.0

    14.1

    11.9

    11.1

    14.2

    16.1

    14.3

    23.5

    20.4

    23.5

    19.5

    15.1

    17.3

    21.5

    19.5

    24.1

    34.9

    30.8

    27.8

    44.4

    45.7

    47.0

    0 20 40 60 80 100

    2011TOTAL(n=2019)

    2012TOTAL(n=2011)

    2013TOTAL(n=2052)

    2011主婦(n=855)

    2012主婦(n=856)

    2013主婦(n=862)

    2011既婚男性(n=839)

    2012既婚男性(n=846)

    2013既婚男性(n=860)

    2011単身女性(n=163)

    2012単身女性(n=160)

    2013単身女性(n=162)

    2011単身男性(n=162)

    2012単身男性(n=149)

    2013単身男性(n=168)

    %果物の摂食頻度(2011→2013推移 属性別)

    ほぼ毎食 ほぼ毎日 週に4~5日 週に2~3日 週に1日 週に1日未満/食べない

    図4 果物の摂食頻度;(年次別・年齢層別)

    8.9

    11.1

    11.7

    1.9

    7.0

    3.9

    3.0

    6.8

    3.9

    5.0

    5.3

    5.5

    10.4

    5.8

    8.4

    14.1

    17.6

    16.4

    16.8

    16.4

    20.5

    20.4

    22.4

    19.8

    8.8

    9.8

    9.2

    13.0

    12.2

    12.4

    14.4

    15.7

    13.9

    17.6

    22.0

    14.2

    29.7

    24.6

    23.9

    35.7

    34.3

    30.7

    13.2

    13.2

    13.7

    8.8

    9.8

    6.5

    9.1

    10.5

    12.4

    13.1

    11.0

    9.4

    16.1

    12.2

    17.2

    16.8

    16.7

    15.0

    12.3

    15.0

    15.9

    20.8

    20.4

    18.7

    20.0

    18.2

    20.9

    23.3

    22.8

    18.4

    23.0

    23.2

    20.9

    21.0

    25.3

    22.6

    18.4

    19.1

    17.6

    17.4

    16.0

    15.4

    13.3

    12.4

    12.6

    14.4

    21.7

    16.3

    16.1

    15.7

    18.7

    17.2

    15.4

    17.6

    15.8

    11.6

    14.5

    8.9

    9.9

    9.6

    5.7

    8.8

    6.5

    23.5

    20.4

    23.5

    46.3

    33.6

    43.1

    35.5

    32.0

    34.2

    27.3

    29.5

    32.7

    19.1

    23.2

    23.1

    12.2

    12.1

    17.5

    12.0

    9.5

    11.0

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2011 TOTAL(n=2019)

    2012 TOTAL(n=2011)

    2013 TOTAL(n=2052)

    2011 20代以下(n=160)

    2012 20代以下(n=143)

    2013 20代以下(n=153)

    2011 30代(n=330)

    2012 30代(n=294)

    2013 30代(n=283)

    2011 40代(n=465)

    2012 40代(n=319)

    2013 40代(n=330)

    2011 50代(n=404)

    2012 50代(n=328)

    2013 50代(n=332)

    2011 60代(n=327)

    2012 60代(n=414)

    2013 60代(n=427)

    2011 70代以上(n=333)

    2012 70代以上(n=513)

    2013 70代以上(n=527)

    果物の摂食頻度(手作りの果物ジュース含む、市販のものは除く) (2011→2013推移 年齢層別)

    ほぼ毎食 ほぼ毎日 週に4~5日 週に2~3日 週に1日 週1日未満/食べない

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    2013年11月27日(水)14時 解禁

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    3.単身層での野菜摂取量増加は、「食習慣」変更がポイント

    野菜を「もう少し(もっといっぱい)食べたい・食べる必要あり」と回答した人に、どういうき

    っかけがあれば食べる量・頻度が増えるかについてたずねた。

    表1のとおり、全体での 1~3 位は前回と変わらず、「価格が安くなれば」という回答が 50.7%(前

    回 47.9%)で最も多く、特に主婦では 61.7%(同 55.2%)とポイントが非常に高かった。これは

    キャベツ、レタス等の葉物野菜を中心とした高価格が影響しているものと思われる。2 位の「手間

    をかけずにいっぱい食べられるレシピが分かれば」は 32.8%(同 36.7%)と減少し、全属性で前回

    を下回った。一方で、3 位の「自分の食習慣が変われば」は 29.3%(同 28.9%)と全体では微増だ

    が、単身層では単身女性が 39.2%(同 32.1%)、単身男性が 37.5%(同 33.3%)と増加し、ともに

    属性別の 2 位となった。なお、単身層で今回と前回で増減の大きい項目が目立った。とりわけ単身

    女性では加工野菜や総菜の「価格が安くなれば」で、ポイントの上昇が大きかった。野菜価格の高

    さの影響であろうか。

    年齢層別に見たものが図5である。3 位の「自分の食習慣が変われば」では 20 代以下が 41.8%と

    際だって高かった。

    表1 野菜摂取量増加の条件(MA);(年次別)単位:人、%

    属性年度 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013

    度数 681 702 279 300 249 235 78 79 75 88

    生鮮野菜の価格が安くなれば 47.9 50.7 55.2 61.7 41.4 42.6 51.3 53.2 38.7 33.0

    手間をかけずにいっぱい食べられるレシピが分かれば 36.7 32.8 47.0 44.7 26.1 21.7 42.3 31.6 28.0 22.7自分の食習慣が変われば 28.9 29.3 24.7 24.3 31.3 29.4 32.1 39.2 33.3 37.5

    野菜料理を作ってくれる人がいれば 23.9 23.2 20.1 18.3 23.3 24.7 19.2 27.8 45.3 31.8加工野菜(カット・冷凍野菜等)の価格が安くなれば 18.7 21.5 19.0 19.7 16.1 20.4 18.0 27.8 26.7 25.0

    野菜の惣菜(サラダ、煮物等)の価格が安くなれば 17.9 20.8 17.2 20.0 15.7 17.9 21.8 29.1 24.0 23.9収入が増えれば 20.3 19.2 18.6 17.7 16.9 14.9 34.6 29.1 22.7 27.3

    時間に余裕ができれば/料理をする時間が取れれば 22.0 18.8 28.0 18.3 10.4 14.5 37.2 31.6 22.7 20.5料理に使う分だけ野菜を買えるようになれば 15.4 18.7 16.5 19.0 10.0 15.7 20.5 26.6 24.0 18.2

    市販のお弁当等に使用されている野菜の量が多くなれば 17.6 14.8 14.7 10.7 20.1 17.9 18.0 20.3 20.0 15.9野菜の安全性がもっと高くなれば 11.2 13.8 16.9 20.3 8.0 7.7 10.3 16.5 1.3 5.7

    野菜をいっぱい使ったデザート類やお菓子があれば 9.5 10.8 11.8 12.3 7.2 9.4 12.8 15.2 5.3 5.7スライスしたり、刻んだりするのに便利な道具があれば 9.5 10.4 10.8 11.3 7.6 9.4 11.5 7.6 9.3 12.5

    プランターや家庭菜園等で野菜を自作するようになれば 10.4 8.5 15.1 12.0 7.2 5.5 11.5 11.4 2.7 2.3食事を一緒に食べる人がいれば 7.2 7.7 3.6 2.7 4.4 6.4 12.8 19.0 24.0 18.2

    加工野菜等に使用されている野菜が国産の野菜になれば 4.7 7.7 6.8 11.0 2.0 3.8 9.0 8.9 1.3 5.7野菜嫌いを克服できれば 5.6 6.1 5.4 4.0 7.6 7.2 2.6 8.9 2.7 8.0

    下ごしらえを店内で行った野菜を売っていれば 4.7 5.4 7.2 5.3 2.4 4.7 2.6 6.3 5.3 6.8

    購入店で、洗浄・カットするようなサービスがあれば 5.3 5.1 8.2 5.7 3.2 5.5 2.6 3.8 4.0 3.4野菜の摂取を増やすよう医師など専門家の指導があれば 3.2 1.7 4.3 1.7 2.4 2.6 1.3 1.3 4.0 0.0

    その他 1.6 2.0 2.5 1.7 1.6 3.0 0.0 1.3 0.0 1.1特に思い当たらない/特にない 7.1 9.5 5.0 6.7 10.8 11.9 2.6 7.6 6.7 14.8

    TOTAL 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性

    図5 野菜摂取量増加の条件(MA)上位10;(年齢層別)

    生鮮野菜の

    価格が安く

    なれば

    手間をかけ

    ずにいっぱ

    い食べられ

    るレシピが

    分かれば

    自分の食習

    慣が変われ

    野菜料理を

    作ってくれる

    人がいれば

    加工野菜

    (カット・冷凍

    野菜等)の

    価格が安く

    なれば

    野菜の惣菜

    (サラダ、煮

    物等)の価

    格が安くな

    れば

    収入が増え

    れば

    時間に余裕

    ができれば

    /料理をす

    る時間が取

    れれば

    料理に使う

    分だけ野菜

    を買えるよう

    になれば

    市販のお弁

    当等に使用

    されている

    野菜の量が

    多くなれば

    TOTAL(n=702) 50.7 32.8 29.3 23.2 21.5 20.8 19.2 18.8 18.7 14.8

    20代以下(n=79) 53.2 31.6 41.8 25.3 13.9 12.7 20.3 22.8 22.8 17.7

    30代(n=123) 54.5 35.0 32.5 18.7 22.8 18.7 26.0 24.4 22.0 16.3

    40代(n=139) 51.1 28.1 29.5 27.3 28.1 25.2 25.2 23.0 18.0 21.6

    50代(n=133) 51.9 28.6 25.6 23.3 27.1 23.3 21.1 16.5 18.8 16.5

    60代(n=117) 44.4 35.9 21.4 24.8 12.8 17.1 6.8 17.1 17.1 6.8

    70代以上(n=111) 49.5 38.7 29.7 19.8 19.8 24.3 14.4 9.0 14.4 9.0

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    野菜の摂取量・頻度が多くなると思うきっかけ(MA) (年齢層別)(%)

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    4.20 代以下で「野菜不足」が急増

    図6は、日頃の食生活の中で自分自身は「野菜不足」だと思うかをたずねたものである。

    全体で見ると、「野菜不足」は 13.2%(前回 10.4%)、「野菜は不足気味」は 35.2%(同 36.5%)

    で、合わせて約半数が野菜不足(不足気味)だと思うと回答し、前回を若干上回った。属性別に見

    ると、「野菜不足」は単身女性で 31.5%(同 14.4%)、単身男性で 31.0%(同 21.5%)と大きく増

    え、「野菜は不足気味」は減少している。一方で、「野菜不足ではない」は 15.2%(同 14.8%)と微

    増で、既婚男性を除く全属性で増加した。

    図7は年齢層別に見たものである。若年層ほど「野菜不足」のポイントが高くなっている。20 代

    以下で 32.7%(同 21.0%)、30代で 20.1%(同 16.3%)、40 代で 20.0%(同 13.2%)と 40代以下

    で 2 割を超え、20代以下では 3 割を超えた。前述のとおり、今回調査では野菜を『毎日』食べる人

    は全年齢層で減少しており(図1)、「野菜不足」の認識が深まっていると思われる。この結果から

    単身層あるいは若年層における野菜不足が改めて感じられる。

    図6 「野菜不足」と感じる程度;(年次別・属性別)

    15.710.413.2

    9.48.8

    15.29.59.310.1

    29.514.4

    31.536.4

    21.531.0

    36.736.5

    35.234.837.3

    39.433.032.9

    37.140.5

    44.426.5

    37.044.3

    35.7

    35.838.336.4

    38.239.0

    34.542.7

    40.938.3

    19.631.3

    29.022.8

    27.525.0

    11.914.815.2

    17.615.0

    10.914.8

    16.914.5

    10.410.0

    13.03.7

    6.78.3

    0 20 40 60 80 100

    2011 TOTAL(n=2,019)

    2012 TOTAL(n=2,011)

    2013 TOTAL(n=2,052)

    2011 主婦(n=862)

    2012 主婦(n=856)

    2013 主婦(n=855)

    2011 既婚男性(n=839)

    2012 既婚男性(n=846)

    2013 既婚男性(n=860)

    2011 単身女性(n=163)

    2012 単身女性(n=160)

    2013 単身女性(n=162)

    2011 単身男性(n=162)

    2012 単身男性(n=149)

    2013 単身男性(n=168)

    %「野菜不足」を感じる程度(2011→2013推移・属性別)

    「野菜不足」 「野菜は不足気味」 「野菜は不足していない方」 「野菜不足ではない」

    図7 「野菜不足」と感じる程度;(年次別・年齢層別) 上段:2012年 下段:2013年

    10.4

    13.2

    21.0

    32.7

    16.3

    20.1

    13.2

    20.0

    11.6

    13.3

    5.8

    6.1

    5.3

    5.3

    36.5

    35.2

    42.7

    41.8

    46.3

    44.5

    45.5

    40.6

    42.4

    41.0

    31.6

    33.3

    23.8

    22.8

    38.3

    36.4

    27.3

    18.3

    31.6

    27.6

    31.0

    29.4

    37.8

    34.0

    45.9

    42.4

    44.1

    47.4

    14.8

    15.2

    9.1

    7.2

    5.8

    7.8

    10.3

    10.0

    8.2

    11.7

    16.7

    18.3

    26.9

    24.5

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    TOTAL(n=2011)

    TOTAL(n=2052)20代以下(n=143)20代以下(n=153)

    30代(n=294)30代(n=283)40代(n=319)40代(n=330)50代(n=328)50代(n=332)60代(n=414)60代(n=427)

    70代以上(n=513)70代以上(n=527)

    「野菜不足」を感じる程度(年齢層別) 上段;2012年 下段;2013年

    「野菜不足」 「野菜は不足気味」 「野菜は不足していない方」 「野菜不足ではない」

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    5.単身女性は、家庭の食事で野菜の量・種類が増加 :「野菜不足ではない」理由

    表2は、「野菜不足ではない」「野菜は不足していない方」と回答した人に、不足していないと思

    う理由をたずねたものである。

    上位は「ほぼ毎食、野菜料理を食べているから」が62.4%(前回 63.5%)、「家庭の食事で、使用

    する野菜の量が多いから」が 51.0%(同 53.2%)、「色々な種類の野菜を食べているから」が 39.5%

    (同 42.5%)と前回と同順位であるが、それぞれポイントは減少した。属性別に見ると、この3つ

    の選択肢を選んだ人は単身女性で大きく増加した一方で、既婚男性・単身男性は減少した。4 位の

    「果物を良く食べるから」は単身女性 35.3%(同 27.3%)、単身男性 19.6%(同 11.8%)と単身層

    で増加しており、図3で示したように摂食頻度の増加にも表れている。また、「野菜を1日 250gぐ

    らいは食べているから」が11.4%(同14.0%)、「野菜を1日150gぐらいは食べているから」が11.0%

    (同 7.6%)と約 2 割が厚生労働省の推奨している 1日当たり野菜摂取量 350g以下で満足している

    結果となった。

    図8は上位 10位までの理由を年齢層別に示したものである。年齢層が上がるほどポイントも増え

    る傾向があり、70 代以上が群を抜いている感がある。

    表2 「野菜不足ではない」と思う理由(MA);(年次別・属性別)単位:人、%

    属性

    年度 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013№ 度数 1,068 1,059 462 481 489 454 66 68 51 56

    1 ほぼ毎食、野菜料理を食べているから 63.5 62.4 70.6 71.1 57.9 54.4 66.7 63.2 49.0 51.82 家庭の食事で、使用する野菜の量が多いから 53.2 51.0 61.0 59.9 49.5 43.6 37.9 51.5 37.3 33.9

    3 色々な種類の野菜を食べているから 42.5 39.5 48.7 48.6 38.2 31.7 33.3 39.7 39.2 23.24 果物を良く食べるから 27.8 27.0 32.3 30.1 25.4 23.3 27.3 35.3 11.8 19.6

    5 野菜不足からくる身体の不調を感じていないから 20.8 18.1 22.3 19.8 20.0 16.7 21.2 23.5 13.7 8.9

    6 市販の野菜ジュース等をよく飲んでいるから 18.1 16.1 20.1 16.4 15.5 13.4 19.7 29.4 21.6 17.97 プランターや家庭菜園等で自分で野菜を作っているから 12.4 12.8 14.3 16.4 12.1 9.7 7.6 16.2 3.9 3.6

    8 野菜を1日250gぐらいは食べているから 14.0 11.4 11.5 11.2 14.9 9.9 15.2 19.1 25.5 16.19 野菜を1日150gぐらいは食べているから 7.6 11.0 7.1 8.7 8.4 13.0 7.6 11.8 3.9 12.5

    10 野菜を1日350gぐらいは食べているから 8.9 9.5 10.6 11.0 7.0 6.8 9.1 11.8 11.8 16.1

    11 中食や外食時に野菜が多いものを選んだりしているから 10.4 8.2 12.3 9.6 7.6 4.8 12.1 17.6 17.6 12.512 サプリメント(主にビタミン類)を飲んでいるから 5.1 6.1 5.2 5.6 4.5 5.7 10.6 13.2 2.0 5.4

    13 青汁を習慣的に飲んでいるから 5.3 6.0 5.8 5.8 4.5 5.1 9.1 16.2 3.9 3.614 市販の果物ジュースをよく飲んでいるから 7.6 5.6 9.1 4.6 5.9 5.7 4.5 10.3 13.7 7.1

    15 冷凍食品・加工食品は野菜が多いものを選んでいるから 3.1 2.7 2.6 2.3 2.2 2.6 7.6 4.4 9.8 5.4

    16 その他 0.8 0.8 0.6 0.8 0.6 0.9 3.0 1.5 2.0 0.017 特に理由はない/何となく 6.1 6.1 4.3 3.1 7.6 9.3 7.6 1.5 5.9 12.5

    TOTAL 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性

    図8 「野菜不足ではない」と思う理由(MA)上位10;(年齢層別)

    ほぼ毎食、野

    菜料理を食

    べているから

    家庭の食事

    で、使用する

    野菜の量が

    多いから

    色々な種類

    の野菜を食

    べているから

    果物を良く食

    べるから

    野菜不足から

    くる身体の不

    調を感じてい

    ないから

    市販の野菜

    ジュース等を

    よく飲んでい

    るから

    野菜を1日2

    50gぐらいは

    食べているか

    プランターや

    家庭菜園等

    で自分で野菜

    を作っている

    から

    中食や外食

    時に野菜が

    多いものを選

    んだりしてい

    るから

    野菜を1日3

    50gぐらいは

    食べているか

    TOTAL(n=1068) 63.5 53.2 42.5 27.8 20.8 18.1 14.0 12.4 10.4 8.9

    20代以下(n=52) 46.2 36.5 25.0 13.5 9.6 21.2 7.7 7.7 11.5 15.4

    30代(n=110) 59.1 47.3 21.8 20.9 10.0 12.7 5.5 7.3 11.8 3.6

    40代(n=132) 57.6 48.5 24.2 14.4 12.1 12.1 11.4 3.0 9.1 6.8

    50代(n=151) 64.2 54.3 39.7 17.9 18.5 15.9 11.3 6.6 12.6 9.3

    60代(n=259) 63.3 51.0 41.3 28.2 23.9 19.7 14.3 12.7 8.5 8.1

    70代以上(n=364) 69.2 60.2 59.9 40.7 27.5 21.2 19.2 20.1 10.7 10.7

    010203040506070

    野菜不足になっていない理由 :野菜不足ではないと思う人 (年齢層別)(%)

  • 報道発表資料Press Release

    2013年11月27日(水)14時 解禁

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    6.「野菜不足」の理由として、野菜の価格上昇が影響

    「野菜不足だと思う」「野菜は不足気味だと思う」と回答した人に、理由をたずねた。

    表3のとおり、今回調査では、全体で見ると上位項目の順位に変化はなかった。しかし、1~3位

    の「食べる野菜の種類が少ないから」33.3%(前回 38.9%)、「量の基準/どれだけ食べれば足りる

    かが分からないから」29.0%(同 34.8%)、「家庭の食事で、使用する野菜の量が少ないから」26.6%

    (同 30.8%)はポイントがそれぞれ減少している。約 3 割の人が「量の基準が分からない」として

    おり、「野菜の必要摂取量 350g」の理解度は十分浸透しているとは言い難い。一方で、「『健康日本

    21』目標摂取量に足りていないと思うから」24.6%(同 25.2%)、「『健康日本21』目標摂取量

    はとても食べきれないから」11.9%(同 13.0%)と概ね 3 人に 1 人は意識しているようである。ま

    た、「野菜の価格が高く十分な量や多くの種類を買えないから」は主婦で 31.0%(同 23.6%)と大

    きな上昇が見られ、野菜価格の高さが影響していると思われる。

    図9は、上位 10 項目について年齢層別に示した。「『健康日本21』目標摂取量に足りていないと

    思うから」という人は、年齢層が上がるほどポイントが高く、「野菜の必要摂取量 350g」を認識し

    ている人が多いと言えよう。

    表3 「野菜不足」と思う理由(MA);(年次別・属性別)単位:人、%

    属性

    年次 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013

    № 度数 943 993 394 381 357 357 94 94 98 112

    1 食べる野菜の種類が少ないから 38.9 33.3 45.9 39.6 30.8 27.3 45.7 40.4 33.7 27.72 量の基準/どれだけ食べれば足りるかが分からないから 34.8 29.0 35.5 23.4 37.3 38.2 25.5 18.1 31.6 24.13 家庭の食事で、使用する野菜の量が少ないから 30.8 26.6 32.7 31.5 29.4 22.9 35.1 29.8 23.5 20.54 「健康日本21」目標摂取量に足りていないと思うから 25.2 24.6 28.7 33.6 20.7 20.0 33.0 22.3 20.4 12.55 家庭の食事で、野菜を使った料理が少ないから 22.7 24.1 20.1 21.8 23.5 23.6 22.3 29.8 30.6 28.66 野菜の価格が高く十分な量や多くの種類を買えないから 21.4 24.1 23.6 31.0 18.8 20.2 31.9 28.7 12.2 10.77 十分な量や多くの種類を買うと家計を圧迫するから 16.3 15.6 19.3 20.2 12.6 10.6 22.3 22.3 12.2 12.58 野菜を買うと結局余らせてしまうから/無駄になるから 14.0 13.0 15.0 14.2 6.7 4.7 27.7 37.2 23.5 18.89 「健康日本21」目標摂取量はとても食べきれないから 13.0 11.9 16.2 15.0 9.5 9.6 19.1 16.0 7.1 6.3

    10 野菜の調理は面倒だから 10.9 11.1 12.4 10.8 7.8 6.4 10.6 22.3 16.3 19.611 ファストフードや外食・中食中心の食生活だから 6.6 8.5 2.3 2.9 7.0 8.9 8.5 20.2 20.4 16.112 仕事や家事が忙しくて、野菜を調理する時間がないから 10.9 8.5 14.2 9.2 5.0 4.7 19.1 19.1 11.2 10.713 食が細いから/食事の量が少ないから 7.0 8.4 8.9 9.7 5.3 5.7 10.6 17.0 2.0 6.314 野菜が苦手/嫌いだから 6.4 7.5 5.1 5.8 9.5 8.6 1.1 8.5 5.1 8.015 家庭の食事に、冷凍・加工食品を用いることが多いから 4.7 6.8 4.1 3.4 4.5 6.2 8.5 17.0 4.1 12.516 家族が野菜料理を食べないから 5.8 5.1 10.4 9.4 3.6 3.4 0.0 0.0 1.0 0.917 野菜の下ごしらえの仕方や調理方法が分からないから 5.2 4.2 4.8 3.7 3.4 3.0 4.3 10.6 14.3 5.418 冷凍や水煮等の野菜の加工品の安全性が気になるから 2.5 2.4 4.1 3.1 0.8 1.0 3.2 5.3 2.0 2.719 原発事故による放射能汚染が心配だから 3.4 2.3 6.1 3.1 1.7 1.5 1.1 3.2 1.0 1.820 野菜不足からくる身体の不調を感じるから 2.7 2.0 3.6 1.8 1.4 1.5 2.1 4.3 4.1 2.721 その他 1.2 0.9 0.8 1.3 1.7 0.2 1.1 0.0 1.0 2.7

    22 特に理由はない/何となく 6.5 7.2 4.6 4.5 9.2 8.4 3.2 4.3 7.1 14.3

    TOTAL 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性

    図9 「野菜不足」と思う理由(MA)上位10;(年齢層別)

    食べる野菜

    の種類が少

    ないから

    量の基準/

    どれだけ食べ

    れば足りるか

    が分からない

    から

    家庭の食事

    で、使用する

    野菜の量が

    少ないから

    「健康日本2

    1」目標摂取

    量に足りてい

    ないと思うか

    家庭の食事

    で、野菜を

    使った料理が

    少ないから

    野菜の価格

    が高く十分な

    量や多くの種

    類を買えない

    から

    十分な量や

    多くの種類を

    買うと家計を

    圧迫するから

    野菜を買うと

    結局余らせて

    しまうから/

    無駄になるか

    「健康日本2

    1」目標摂取

    量はとても食

    べきれないか

    野菜の調理

    は面倒だから

    TOTAL(n=993) 33.3 29.0 26.6 24.6 24.1 24.1 15.6 13.0 11.9 11.1

    20代以下(n=114) 28.9 30.7 24.6 14.0 27.2 26.3 20.2 15.8 13.2 14.0

    30代(n=183) 26.8 30.1 21.9 17.5 24.0 26.2 18.6 10.4 7.1 9.8

    40代(n=200) 33.0 30.5 24.5 20.5 28.0 24.0 14.5 11.0 6.0 11.0

    50代(n=180) 31.7 20.6 30.0 28.9 22.2 25.6 16.7 12.2 12.2 11.7

    60代(n=168) 39.9 29.8 24.4 29.8 19.0 20.2 11.9 13.1 12.5 11.3

    70代以上(n=148) 39.9 33.8 35.1 35.8 24.3 22.3 12.8 17.6 23.6 9.5

    0

    10

    20

    30

    40

    野菜不足になっている理由 :野菜不足だと思う人 (年齢層別)(%)

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    7.「家庭の食事で量を増やしたい」が単身女性で顕著に減少:「野菜不足」解消方法

    「野菜不足だと思う」「野菜は不足気味だと思う」と回答した人に、どのようにして不足を解消し

    たいかたずねた。

    表4を見ると、「家庭の食事で野菜料理や使用する野菜の量を多くしたい」が全体で 46.0%(前

    回 49.4%)と最も多い。全属性でトップであるが、単身女性では 36.2%(同 51.1%)と大きな落

    ち込みが見られ、気がかりである。2 位は「市販の野菜ジュース等を飲むようにしたい」が 22.0%

    (同 25.0%)、3 位は「果物を多く食べるようにしたい」が 12.9%(同 15.8%)で前回と順位は同

    じであるが、ポイントは減少した。一方で、「対処の必要性は感じるが、特に何もしないと思う」は

    22.9%(同 22.5%)と微増であるものの単身女性では 23.4%(同 14.9%)と著しく増加し、主婦

    を除く全属性で 2 割を超えた。単身女性においては、「家庭の食事で野菜料理や使用する野菜の量を

    多くしたい」が大きく減少しており、食生活の改善意欲の低下が懸念される。

    図10は年齢層別に示したもので、「家庭の食事で野菜料理や使用する野菜の量を多くしたい」、

    「市販の野菜ジュース等を飲むようにしたい」は年齢層が上がるほど、増加している。

    表4 「野菜不足」の解消方法;(年次別・属性別)単位:人、%

    属性年次 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013 2012 2013

    № 度数 943 993 394 381 357 406 94 94 98 112

    1 家庭の食事で野菜料理や使用する野菜の量を多くしたい 49.4 46.0 58.1 57.2 45.9 41.4 51.1 36.2 25.5 33.0

    2 市販の野菜ジュース等を飲むようにしたい 25.0 22.0 23.6 22.0 25.5 18.7 35.1 31.9 19.4 25.03 果物を多く食べるようにしたい 15.8 12.9 16.5 16.5 14.6 8.4 24.5 17.0 9.2 13.44 カット野菜をもっと利用するようにしたい 12.7 12.2 11.2 10.8 11.8 11.3 12.8 13.8 22.5 18.85 サプリメント(主にビタミン類)を飲むようにしたい 9.3 10.7 10.7 10.5 5.0 9.6 18.1 13.8 11.2 12.56 中食や外食時には、野菜が多いものを選んだりしたい 10.0 9.4 9.9 8.1 8.4 8.4 14.9 19.1 11.2 8.9

    7 青汁を飲むようにしたい 10.0 9.2 12.4 11.5 6.2 6.9 17.0 9.6 7.1 8.98 市販の果物ジュースを飲むようにしたい 9.9 8.5 7.6 7.6 10.9 8.6 12.8 13.8 12.2 6.39 プランターや家庭菜園等で、自分で野菜を作りたい 9.8 7.7 12.2 12.3 7.6 5.7 14.9 5.3 3.1 0.9

    10 冷凍野菜や水煮等の野菜の加工品をもっと利用したい 7.6 6.2 10.7 9.2 5.0 3.4 6.4 5.3 6.1 7.111 冷凍食品・加工食品は、野菜が多いものを選びたい 5.0 4.2 5.1 4.2 4.2 3.4 8.5 5.3 4.1 6.312 その他 1.0 0.7 1.0 1.0 0.8 0.5 0.0 1.1 2.0 0.0

    対処の必要性は感じるが、特に何もしないと思う 22.5 22.9 17.5 16.5 28.6 28.6 14.9 23.4 27.6 23.2対処の必要性を感じないので、特に何もしない 4.2 4.3 3.1 2.4 4.8 6.4 2.1 1.1 9.2 6.3

    TOTAL 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性

    図10 「野菜不足」の解消方法;(年齢層別)

    家庭の食

    事で野菜

    料理や使

    用する野

    菜の量を

    多くしたい

    市販の野

    菜ジュー

    ス等を飲

    むようにし

    たい

    果物を多く

    食べるよう

    にしたい

    カット野菜

    をもっと利

    用するよう

    にしたい

    サプリメン

    ト(主にビ

    タミン類)

    を飲むよう

    にしたい

    中食や外

    食時に

    は、野菜

    が多いも

    のを選ん

    だりしたい

    青汁を飲

    むようにし

    たい

    市販の果

    物ジュー

    スを飲む

    ようにした

    プランター

    や家庭菜

    園等で、自

    分で野菜

    を作りたい

    冷凍野菜

    や水煮等

    の野菜の

    加工品を

    もっと利用

    したい

    冷凍食品・

    加工食品

    は、野菜

    が多いも

    のを選び

    たい

    その他

    対処の必

    要性は感

    じるが、特

    に何もしな

    いと思う

    対処の必

    要性を感

    じないの

    で、特に何

    もしない

    20代以下(n=114) 37.7 16.7 13.2 11.4 12.3 12.3 6.1 7.0 4.4 7.0 7.0 0.0 23.7 7.0

    30代(n=183) 43.2 18.0 12.0 8.7 11.5 8.2 8.7 8.7 7.1 6.0 4.9 1.6 24.0 3.8

    40代(n=200) 45.5 18.5 12.0 11.0 6.5 12.0 6.5 9.0 5.5 6.5 3.0 1.5 19.5 5.5

    50代(n=180) 46.1 25.6 12.2 10.6 13.3 5.0 7.2 8.9 9.4 5.6 5.0 0.6 25.6 2.8

    60代(n=168) 52.4 23.2 10.7 13.7 10.1 8.9 10.1 6.0 7.7 5.4 1.8 0.0 23.2 4.8

    70代以上(n=148) 49.3 29.7 18.2 18.9 11.5 10.8 16.9 10.8 11.5 7.4 4.7 0.0 21.6 2.7

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    野菜不足の解消方法(MA) (年齢層別)(%)

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    8.単身層の買い物回数は、年次ごとに大きく変動

    図11および図12は野菜・果物の買い物の回数をたずねたものである。

    野菜を買う回数を見ると、「週に2~3回」が 36.6%(前回 37.9%)と最も多い。今回調査では

    単身女性が 48.8%(同 40.6%)と増加し、主婦 47.1%(同 49.8%)とともに「週に 2~3 回」が約

    半数となった。主婦の回数(頻度)は年次別にほとんど変化が見られないが、単身層では変動幅が

    大きい。不規則になりがちな食生活の一端が表れているようである。

    果物を買う回数は、「週に 1 回」が 29.4%(前回 29.0%)、「週に2~3回」が 27.3%(同 29.0%)

    と拮抗している。野菜と同様に主婦の買い物回数の変動は小さく安定している。一方、単身男性で

    は「分からない/この買い物はしない」が 20.2%(同 14.8%)と大きく増加した。これは図3のと

    おり、果物を食べる頻度として「週 1 回未満/食べない」が半数近くになっていることも一因と考

    えられる。

    図11 野菜を買う回数;(年次別・属性別)

    5.9

    6.4

    5.9

    8.4

    8.7

    8.7

    5.1

    5.7

    4.0

    1.8

    2.5

    1.2

    0.6

    1.4

    5.4

    13.6

    12.8

    12.8

    19.5

    18.2

    20.6

    10.7

    8.2

    6.7

    6.1

    13.8

    7.4

    4.9

    7.4

    8.3

    36.9

    37.9

    36.6

    49.1

    49.8

    47.1

    23.5

    25.5

    26.2

    42.3

    40.6

    48.8

    37.0

    36.9

    25.0

    22.4

    21.8

    21.1

    20.0

    19.6

    19.6

    19.9

    18.6

    18.1

    36.2

    38.1

    28.4

    34.6

    34.9

    36.3

    3.3

    2.7

    3.2

    1.1

    1.9

    1.6

    2.3

    2.1

    1.9

    9.8

    3.8

    9.9

    13.6

    10.1

    11.3

    17.8

    18.3

    20.5

    1.9

    1.9

    2.3

    38.5

    39.8

    43.1

    3.7

    1.3

    4.3

    9.2

    9.4

    13.6

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2011 TOTAL(n=2019)

    2012 TOTAL(n=2011)

    2013 TOTAL(n=2052)

    2011 主婦(n=855)

    2012 主婦(n=856)

    2013 主婦(n=862)

    2011 既婚男性(n=839)

    2012 既婚男性(n=846)

    2013 既婚男性(n=860)

    2011 単身女性(n=163)

    2012 単身女性(n=160)

    2013 単身女性(n=162)

    2011 単身男性(n=162)

    2012 単身男性(n=149)

    2013 単身男性(n=168)

    食料品のうち、野菜を買う回数 (年次別・属性別) 上段:2011 中段:2012 下段:2013

    ほぼ毎日(1日1回以上) 週に4~5回 週に2~3回 週に1回 週に1回未満 分からない/この買い物はしない

    図12 果物を買う回数;(年次別・属性別)

    2.1

    2.2

    2.2

    2.1

    2.1

    2.8

    2.8

    2.7

    1.7

    0.0

    1.9

    0.6

    1.4

    3.6

    5.7

    6.1

    6.0

    7.3

    9.0

    8.5

    5.5

    3.9

    4.2

    3.1

    4.4

    4.3

    1.9

    3.4

    4.8

    26.8

    29.0

    27.3

    35.1

    38.0

    37.2

    20.7

    22.0

    19.5

    22.1

    28.8

    27.2

    19.8

    18.1

    16.7

    29.7

    29.0

    29.4

    33.5

    34.6

    34.1

    22.9

    22.5

    22.8

    37.4

    32.5

    34.0

    37.0

    30.9

    35.1

    15.1

    13.5

    12.4

    18.1

    13.4

    13.7

    7.4

    8.4

    7.0

    29.4

    24.4

    27.2

    24.1

    31.5

    19.6

    20.6

    20.0

    22.6

    4.0

    2.9

    3.7

    40.8

    40.5

    44.8

    8.0

    8.1

    6.8

    16.6

    14.8

    20.2

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2011 TOTAL(n=2019)

    2012 TOTAL(n=2011)

    2013 TOTAL(n=2052)

    2011 主婦(n=855)

    2012 主婦(n=856)

    2013 主婦(n=862)

    2011 既婚男性(n=839)

    2012 既婚男性(n=846)

    2013 既婚男性(n=860)

    2011 単身女性(n=163)

    2012 単身女性(n=160)

    2013 単身女性(n=162)

    2011 単身男性(n=162)

    2012 単身男性(n=149)

    2013 単身男性(n=168)

    食料品のうち、果物を買う回数 (年次別・属性別) 上段:2011 中段:2012 下段:2013

    ほぼ毎日(1日1回以上) 週に4~5回 週に2~3回 週に1回 週に1回未満 分からない/買い物はしない

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    9.野菜の買い物1回当たりの購入金額は、全体的に減少傾向

    図13は、野菜の買い物 1 回あたりの購入金額をたずねたものである。

    全体では、301~500 円以下 34.8%(前回 32.9%)、801~1000 円 21.2%(同 21.4%)、300 円以

    下 21.0%(同 20.6%)の順となり、概ね半数が 1 回あたり 500円以下の買い物となっている。属性

    別に見ると、500円以下の人は主婦、既婚男性では約半数であるが、単身女性で 72.9%(同 65.8%)、

    単身男性で 77.9%(同 79.3%)と単身層では 7 割を超えている。特に単身男性では 300 円以下だけ

    で 46.9%(同 48.9%)と約半数を占めている。図12のとおり、週に 2 回以上買い物をする人は

    38.7%(同 45.7%)と前回に比べ減少し、約 4割となっており食生活における野菜不足が懸念され

    る。

    図14は野菜購入の平均金額を示したものである。全体では 763 円(同 793 円)とやや減少した。

    属性別でも単身男性を除いて減少となった。単身男性は 523 円(同 463 円)と増加したが、前述し

    た買い物回数の減少を考慮すると伸びが小さいように思われる。

    図13 野菜の買い物 1 回当たりの購入金額;(年次別・属性別)

    21.5

    20.6

    21.0

    17.2

    15.6

    17.0

    17.1

    17.3

    16.0

    36.9

    33.5

    34.8

    44.9

    48.9

    46.9

    33.9

    32.9

    34.8

    33.8

    33.9

    34.8

    33.1

    32.0

    34.8

    38.2

    32.3

    38.1

    32.0

    30.4

    31.0

    11.0

    11.8

    10.6

    12.9

    12.6

    13.2

    9.9

    10.8

    9.8

    9.6

    13.3

    6.5

    6.1

    8.2

    2.8

    20.7

    21.4

    21.2

    22.9

    23.0

    21.3

    22.1

    24.0

    25.4

    12.1

    13.9

    15.5

    12.2

    10.4

    13.1

    5.4

    5.0

    5.7

    5.4

    6.2

    7.2

    7.4

    4.7

    5.5

    1.9

    3.2

    1.9

    2.0

    0.7

    1.4

    5.5

    5.9

    4.5

    5.5

    6.2

    4.0

    7.8

    7.9

    5.9

    0.6

    2.5

    3.2

    2.7

    0.7

    4.1

    2.1

    2.5

    2.1

    2.4

    2.5

    2.5

    2.7

    3.3

    2.7

    0.6

    1.3

    0.7

    0.7

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2011 TOTAL(n=1659)

    2012 TOTAL(n=1642)

    2013 TOTAL(n=1631)

    2011 主婦(n=839

    2012 主婦(n=840)

    2013 主婦(n=842)

    2011 既婚男性(n=516)

    2012 既婚男性(n=509)

    2013 既婚男性(n=489)

    2011 単身女性(n=157)

    2012 単身女性(n=158)

    2013 単身女性(n=155)

    2011 単身男性(n=147)

    2012 単身男性(n=135)

    2013 単身男性(n=145)

    野菜の買い物1回当たりの購入金額 (年次別・属性別)

    ~300円 ~500円 ~800円 ~1000円 ~1500円 ~2000円 2001円以上

    図14 野菜購入 1 回当たりの平均金額;(年次別・属性別)

    777807

    882

    527506

    793826 886

    600

    463

    763794 845

    560 523

    0

    200

    400

    600

    800

    1000

    TOTAL 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性

    円 野菜購入1回当たり平均金額

    2011

    2012

    2013

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    10.野菜の購入先として「コンビニ」、「ネットスーパー」が伸長

    日頃、野菜を購入している人に、主に購入している場所をたずねたものが、図15(今回調査)

    および図16(前回調査)である。

    1~3位の合計で見ると、購入先のトップは「スーパー」で 96.7%(前回 95.8%)と他の購入先

    を大きく引き離している。2 位は「青果専門店」で 21.2%(同 24.6%)、3 位は「生協」の 20.6%

    (同 20.8%)が続いている。前回 3 位の「農産物直売所」は 19.1%(同 22.5%)で「生協」と順位

    が入れ替わり 4 位となった。2~4 位の購入先のポイントはいずれも前回と比べて減少している。

    「コンビニ・100 円スーパー」は 8.1%(同 6.2%)と増加傾向にある。昨今、コンビニでも生鮮

    食品の品揃えを充実させつつあり、立地条件の良いところに店舗数を増やしていることから購買機

    会の増加に繋がっているものと思われる。

    8.0%(同 6.7%)と増加している「ネットスーパー」も、利便性・簡便性を考慮すると今後一層

    の伸長が見込まれよう。

    「食材宅配業者」は 2.0%(同 1.3%)と現在割合は小さいものの高齢者世帯を中心にお弁当等の

    宅配が大きく伸びつつあり、野菜加工品等を含めて販売拡大が考えられる。

    図15 野菜の主な購入先;(2013 年調査)

    スー

    パー

    青果専

    門店生協

    農産物

    直売所百貨店 農協

    コンビ

    ニ・100

    円S

    ネット

    スー

    パー

    生産者

    から直

    接購入

    有機食

    品専門

    食材宅

    配業者

    ネット通

    販その他

    2番目

    はない

    /3番

    目はな

    1番目 81.5 3.6 4.8 3.6 0.7 1.7 0.3 0.9 1.0 0.5 0.7 0.0 0.6 0.0

    2番目 12.4 12.1 11.2 10.1 3.9 4.4 3.9 5.4 2.6 0.9 0.7 0.3 1.1 31.0

    3番目 2.8 5.5 4.6 5.4 5.0 2.4 3.9 1.7 2.5 1.2 0.6 0.7 2.0 61.7

    上位3位合計 96.7 21.2 20.6 19.1 9.6 8.5 8.1 8.0 6.1 2.6 2.0 1.0 3.7

    96.7

    21.2 20.6 19.1

    9.6 8.5 8.1 8.0 6.1 2.6 2.0 1.0 3.7

    0

    25

    50

    75

    100%

    野菜の主な購入(入手)先

    (n=野菜購入者 1,631)

    1番目

    2番目

    3番目

    上位3位合計

    図16 野菜の主な購入先;(2012 年調査)

    スー

    パー

    青果専

    門店

    農産物

    直売所生協 百貨店 農協

    ネット

    スー

    パー

    生産者

    から直

    接購入

    コンビ

    ニ・100

    円S

    有機食

    品専門

    ネット通

    食材宅

    配業者その他

    2番目

    はない

    /3番

    目はな

    1番目 80.6 4.6 4.4 5.0 0.4 1.7 0.5 0.7 0.5 0.7 0.0 0.4 0.5 0.0

    2番目 12.6 13.1 11.3 11.2 4.9 4.5 4.5 2.4 3.0 1.0 0.4 0.4 0.9 29.8

    3番目 2.6 6.9 6.8 4.6 4.3 3.0 1.7 3.1 2.7 0.7 1.5 0.5 1.9 59.7

    上位3位合計 95.8 24.6 22.5 20.8 9.6 9.2 6.7 6.2 6.2 2.4 1.9 1.3 3.3

    95.8

    24.6 22.5 20.8

    9.6 9.2 6.7 6.2 6.2 2.4 1.9 1.3 3.3

    0

    50

    100%

    野菜の主な購入(入手)先

    (n=野菜購入者 1,642)

    1番目

    2番目

    3番目

    上位3位合計

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    11.野菜購入先の選択は「品揃え」が優先、単身女性は「近所・通り道」を重視

    野菜を購入している人に、1番目にあげた購入先から買う理由をたずねた。

    図17は属性別に、図18は年齢層別に示したものである。

    全体でトップは「野菜以外の食材の買い物も 1 か所で済むから」が 82.6%と群を抜いている。全

    属性で 8 割を超え、年齢層別に見ても 70 代以上を除いて 8 割を超えた。2 位は「日常食べる野菜が

    ひととおり揃うから」で 31.0%を占めた。単身男性で 20.0%、年齢層別では 20 代以下 17.8%、30

    代 21.8%と単身男性および若年層は、野菜の種類について関心が低いのであろう。3 位は「食品以

    外の日用品や衣料品の買い物も 1 か所で済むから」の 27.8%であるが、各属性、年代層で大きな隔

    たりは見られない。以上のように品揃えの観点が購入先選定において重要視されている。4 位は立

    地条件として「近所・通り道にあるから」の 23.1%で、単身女性が 37.4%と際だって高く、年齢層

    別では 20 代以下 30.2%、30 代 29.1%と若年層で高かった。単身女性を中心とした若い世代は、帰

    宅途中に寄って帰れるという利便性を重視する傾向が伺える。

    図17 野菜の購入先の選定理由 上位10;(属性別)

    野菜以外の

    食材の買い

    物も一か所

    で済むから

    日常食べる

    野菜がひとと

    おり揃うから

    食品以外の

    日用品や衣

    料品の買い

    物も一か所

    で済むから

    近所・通り道

    にあるから

    ポイント制度

    があるから

    通常の販売

    価格が安い

    から

    チラシがよく

    入るから/

    チラシが見

    やすいから

    品質が良い

    割には、手

    頃な価格だ

    から

    低価格の割

    には、品質

    が良いから

    品質が良い

    から

    TOTAL(n=1631) 82.6 31.0 27.8 23.1 15.6 15.5 14.5 14.4 12.2 11.6

    主婦(n=842) 81.6 32.9 27.3 20.4 17.7 14.6 16.2 15.9 12.1 12.6

    既婚男性(n=489) 85.3 30.7 28.4 22.3 13.5 16.6 16.0 14.7 12.7 11.5

    単身女性(n=155) 81.3 31.6 31.6 37.4 13.5 17.4 6.5 15.5 12.9 13.5

    単身男性(n=145) 80.7 20.0 24.8 25.5 12.4 15.2 8.3 3.4 10.3 4.8

    0102030405060708090

    野菜購入場所(1番目の購入先)の選択理由(MA) (属性別)(%)

    図18 野菜の購入先の選定理由 上位10;(年齢層別)

    野菜以外の

    食材の買い

    物も一か所

    で済むから

    日常食べる

    野菜がひと

    とおり揃うか

    食品以外の

    日用品や衣

    料品の買い

    物も一か所

    で済むから

    近所・通り道

    にあるから

    ポイント制度

    があるから

    通常の販売

    価格が安い

    から

    チラシがよく

    入るから/

    チラシが見

    やすいから

    品質が良い

    割には、手

    頃な価格だ

    から

    低価格の割

    には、品質

    が良いから

    品質が良い

    から

    TOTAL(n=1631) 82.6 31.0 27.8 23.1 15.6 15.5 14.5 14.4 12.2 11.6

    20代以下(n=129) 82.2 17.8 24.0 30.2 10.9 15.5 7.0 7.0 10.1 6.2

    30代(n=220) 85.9 21.8 28.6 29.1 14.1 17.3 8.6 10.9 8.6 6.8

    40代(n=246) 84.1 25.6 26.4 27.2 17.9 16.7 13.8 13.0 13.8 11.0

    50代(n=253) 84.6 31.6 30.4 21.3 15.8 15.8 13.4 11.9 9.9 12.6

    60代(n=340) 83.2 30.3 28.5 20.6 14.4 13.2 17.1 15.9 12.9 12.1

    70代以上(n=443) 78.6 42.4 27.3 18.5 17.2 15.6 18.5 19.4 14.4 15.1

    0

    20

    40

    60

    80

    100

    野菜購入場所(1番目の購入先)の選択理由(MA) (年齢層別)(%)

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    12.野菜購入時の「国産」重視が大きく上昇

    図19が、野菜を購入する際に重視している点(複数回答、5つまで)をたずねたものである。

    重視している点のトップは、「鮮度が良いこと」が 68.2%(前回 70.8%)と約 7 割の人が挙げた

    が、前回に比べるとやや減少した。続いて、「販売単価が安いこと」が 51.6%(同 51.6%)と半数

    を超えた。今回調査で注目されるのは、「国産品であること」が6.8ポイント上昇し 40.7%(同33.9%)

    と順位を 3 位に上げたことである。前々回(2011 年)の調査では、東京電力福島第一原子力発電所

    の事故の影響もあり、30.8%と「国産」の安全イメージが大きく低下したものの、現在国産への信

    頼が回復しつつあるものと思われる。

    図20は年齢層別に示したものである。「鮮度が良いこと」は高年齢層になるほど高くなり、20

    代以下の 47.3%に対し、50 代以上では 7 割を超えている。「国産品であること」や「旬のものであ

    ること」も同様な傾向を示しており、年齢層が高いほど品質に対する強いこだわりが感じられる。

    一方で、「販売単価が安いこと」や「特売で安くなっていること」は、低価格への志向が強い若年層

    で高い。

    図19 野菜購入時の重視点;(年次別)

    70.8

    51.6

    33.936.8

    31.2

    25.3 19.916.2

    11.5 14.1 11.38.4 8.0

    3.1 1.84.9

    1.5 0.7 0.4 1.6

    68.2

    51.6 40.7

    33.8

    31 22.8

    18 14.8

    11.911.8

    11.4 7.9 6.6 4.3 3.4 3 2 0.9 0.7 1.7

    0

    40

    80

    鮮度がよいこと

    販売単価が安いこと

    国産品であること

    旬のものであること

    特売で安くなっていること

    味・食味がよいこと

    ちょうど良い量であること

    産地が地元あるいは近県であ

    ること

    予定している金額(予算)を超

    えないこと

    色づき、ツヤがよいこと

    見た目がきれいであること、形

    が整っていること

    見切り品等で値引きされてい

    ること

    生産者の氏名や生産した農場

    名がわかること

    特別栽培や有機JASマーク

    付であること

    有名な産地のものであること

    保存がきくこと

    箱単位などで、通常の販売単位

    に比べて割安

    下ごしらえが簡単なこと、不要

    なこと

    その他

    特に重視している点はない

    野菜購入時の重視点(5LA)【ベース:野菜購入者】

    TOTAL

    (n=1642) 2012

    TOTAL

    (n=1631) 2013

    (%)

    図20 野菜購入時の重視点 上位10;(年齢層別)

    鮮度がよい

    こと

    販売単価が

    安いこと

    国産品であ

    ること

    旬のもので

    あること

    特売で安く

    なっているこ

    味・食味がよ

    いこと

    ちょうど良い

    量であること

    産地が地元

    あるいは近

    県であること

    予定してい

    る金額(予

    算)を超えな

    いこと

    色づき、ツヤ

    がよいこと

    20代以下(n=129) 47.3 70.5 20.2 18.6 36.4 14.0 17.1 3.9 13.2 9.3

    30代(n=220) 53.6 63.6 31.4 20.5 43.6 16.8 14.5 9.5 19.1 12.3

    40代(n=246) 64.2 59.3 33.3 26.8 35.8 22.8 20.7 9.3 14.6 8.9

    50代(n=253) 70.0 47.4 37.9 30.4 31.2 23.3 19.4 11.9 12.6 12.6

    60代(n=340) 73.5 45.3 49.4 41.5 27.1 22.4 16.2 17.1 9.7 12.9

    70代以上(n=443) 78.8 42.9 50.3 44.7 23.3 28.4 19.0 23.5 7.7 12.4

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    70

    80

    野菜購入時の重視点 (年齢層別) 上位10(%)

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    13.好きな野菜は「玉ねぎ」>「キャベツ」>「トマト」の順

    表5は、好きな野菜上位 10 品目の 2011年以降の年次別推移を示したものである。

    今回調査で、全体での上位 3 品目は玉ねぎ 78.0%(前回 79.1%)、キャベツ 77.1%(同 79.7%)、

    トマト 76.6%(同 78.1%)となった。上位 10 品目は順位の変動はあるが、前回と変わっていない。

    表6は、属性別・年齢層別に見たものである。主婦のポイントは全ての品目で全体を上回ってお

    り、白菜の 67.7%以外は全て 7 割を超えた。既婚男性はなす・白菜以外は 7 割を超え、えだまめ・

    白菜は全属性で最も高かった。単身女性もきゅうり、白菜以外は 7 割を超えている。一方で、単身

    男性は全品目で 7 割を下回った。年齢層別に見ると、60 代以上は全品目で 7 割を超えている。20

    代以下では全てが 7割以下で、特に単身男性の 20 代以下は 5 割を下回った。このように単身男性(特

    に若年層)で著しく低いポイントとなったのは、野菜の摂食頻度の少なさと連動しているものと思

    われる。

    表5 好きな野菜(MA)上位10;(年次別)

    順位品目 (%) 品目 (%) 品目 (%)

    1 玉ねぎ 79.2 キャベツ 79.7 玉ねぎ 78.02 キャベツ 78.7 玉ねぎ 79.1 キャベツ 77.13 大根 78.1 じゃがいも 78.7 トマト 76.64 じゃがいも 77.4 トマト 78.1 大根 75.65 えだまめ 77.2 大根 77.5 きのこ類 75.06 トマト 76.6 きゅうり 75.9 じゃがいも 75.07 きのこ類 75.8 きのこ類 75.0 きゅうり 74.08 きゅうり 75.4 えだまめ 72.8 えだまめ 73.79 なす 70.3 なす 71.1 なす 68.2

    10 しょうが 68.1 白菜 70.0 白菜 67.3度数

    2011調査 2012調査

    n=2019 n=2011

    2013調査

    n=2052

    表6 好きな野菜(MA)上位10;(属性別・年齢層別)単位:%

    玉ねぎ キャベツ トマト 大根 きのこ類じゃがい

    もきゅうり えだまめ なす 白菜

    TOTAL(n=2011)2012 79.7 79 .1 78 .1 77 .5 75 .0 78 .7 75 .9 72 .8 71 .1 70 .0

    TOTAL(n=2052)2013 78.0 77 .1 76 .6 75 .6 75 .0 75 .0 74 .0 73 .7 68 .2 67 .320代以下(n=153) 60.1 62.1 54.9 62.1 58.8 69.3 51.0 58.2 48.4 54.930代(n=283) 70.7 68.6 65.0 62.9 70.0 68.2 62.5 66.8 60.1 57.640代(n=330) 72.1 71.5 71.5 72.7 70.9 67.0 68.8 71.5 57.3 57.950代(n=332) 76.8 78.3 76.2 72.6 74.4 70.2 72.6 75.3 66.0 62.360代(n=427) 85.2 85.2 85.0 82.4 80.1 81.3 81.7 78.2 78.2 74.970代以上(n=527) 85.8 82.4 85.8 84.4 81.4 83.1 84.6 78.6 78.6 78.7

    主婦(n=862) 82 .3 79 .9 81 .9 80 .0 81 .2 79 .5 78 .9 74 .5 73 .8 67 .920代以下(n=45) 80.0 84.4 71.1 86.7 73.3 80.0 80.0 73.3 62.2 66.730代(n=122) 76.2 68.0 68.0 65.6 75.4 73.0 68.0 66.4 68.0 57.440代(n=134) 78.4 71.6 76.1 81.3 82.1 71.6 74.6 71.6 65.7 56.050代(n=140) 80.0 76.4 77.1 72.9 77.9 74.3 71.4 72.1 66.4 59.360代(n=182) 90.7 91.8 92.3 87.9 86.8 90.1 85.7 83.5 84.1 80.870代以上(n=239) 82.8 82.8 89.1 83.7 82.8 82.0 85.8 74.9 79.9 75.3

    既婚男性(n=860) 76 .4 76 .4 74 .0 73 .5 71 .4 72 .9 73 .0 75 .8 65 .8 68 .620代以下(n=39) 51.3 53.8 48.7 56.4 53.8 59.0 38.5 56.4 48.7 56.430代(n=116) 64.7 63.8 62.9 55.2 61.2 63.8 59.5 69.0 52.6 59.540代(n=150) 68.7 73.3 68.7 66.7 65.3 62.7 65.3 74.7 48.7 58.750代(n=148) 74.3 79.1 72.3 70.9 72.3 68.2 72.3 76.4 67.6 64.260代(n=195) 81.5 81.5 81.5 79.5 74.4 75.9 80.0 76.4 74.9 69.770代以上(n=212) 89.6 83.0 82.5 87.7 81.1 88.2 86.3 83.0 78.8 84.9

    単身女性(n=162) 74 .7 74 .1 75 .9 73 .5 78 .4 75 .3 68 .5 75 .3 73 .5 66 .720代以下(n=36) 66.7 61.1 58.3 61.1 63.9 86.1 47.2 63.9 50.0 55.630代(n=22) 68.2 81.8 72.7 77.3 86.4 68.2 59.1 59.1 68.2 45.540代(n=21) 71.4 71.4 71.4 76.2 81.0 71.4 71.4 81.0 76.2 66.750代(n=22) 77.3 72.7 81.8 72.7 72.7 63.6 72.7 81.8 72.7 63.660代(n=24) 75.0 79.2 79.2 66.7 79.2 70.8 79.2 75.0 83.3 79.270代以上(n=37) 86.5 81.1 91.9 86.5 89.2 81.1 83.8 89.2 91.9 83.8

    単身男性(n=168) 67 .9 69 .6 63 .7 65 .5 58 .9 61 .9 58 .9 57 .1 47 .0 57 .720代以下(n=33) 36.4 42.4 36.4 36.4 39.4 48.5 30.3 33.3 27.3 36.430代(n=23) 73.9 82.6 52.2 73.9 69.6 65.2 52.2 65.2 47.8 60.940代(n=25) 60.0 60.0 64.0 60.0 36.0 64.0 56.0 44.0 48.0 56.050代(n=22) 72.7 90.9 90.9 81.8 68.2 63.6 81.8 81.8 45.5 68.260代(n=26) 84.6 73.1 65.4 80.8 76.9 69.2 69.2 57.7 57.7 69.270代以上(n=39) 82.1 76.9 76.9 69.2 66.7 64.1 69.2 66.7 56.4 61.5

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    14.嫌いな野菜は「セロリ」、トップ変わらず

    表7は嫌いな野菜をたずねて、上位 10 品目を属性別、年齢層別に示したものである。

    全体では上位 10 品目は前回と変わらず、順位の変化も「ふき」が単独で 5 位になった程度であっ

    た。トップは「セロリ」で 19.7%(前回 19.1%)と前回同様やや群を抜いている。属性別には 20%

    前後と大きな差は見られないが、年齢層別に見ると若年層ほど高くなっている。特に 20 代以下の主

    婦(40.0%)、単身女性(50.0%)では嫌いな割合が極めて高くなっている。2 位の「みょうが」、3

    位の「パセリ」は「セロリ」のように極端ではないが、主婦では 20 代以下で各々37.8%、26.7%と

    明らかに若年層で高い。「グリーンピース」も若年層で高く、とりわけ 20代以下で高くなっている。

    「にんにく」および「にら」は年齢層別での大きな差はないが、高年齢層がやや高い傾向が見られ

    る。

    総じて、主婦層では全品目とも嫌いな割合が高く、全体を下回るのは「セロリ」と「おくら」だ

    けである。その一方で、少し意外な感じがするが、単身男性は「パセリ」以外は全て全体を下回っ

    た。特別嫌いな野菜が少ないのかも知れない。

    表7 嫌いな野菜(MA)上位10;(属性別・年齢層別)単位:%

    セロリ みょうが パセリしゅんぎ

    くふき

    グリーンピース

    ししとう おくら にんにく にら

    TOTAL(n=2011)2012 19.1 13.5 12.9 10.4 9.1 9.1 8.4 8.4 7.5 5.9

    TOTAL(n=2052)2013 19.7 13.7 12.9 10.5 10.2 10.0 8.9 8.5 6.6 6.0

    20代以下(n=153) 34.6 17.6 19.0 15.7 13.7 22.2 17.6 15.0 5.2 3.330代(n=283) 26.9 21.2 15.9 15.2 17.0 14.8 9.5 6.4 2.5 3.240代(n=330) 22.4 17.0 13.6 13.3 14.2 13.9 7.3 7.0 5.2 3.050代(n=332) 23.2 13.9 13.6 13.6 11.7 10.2 8.4 8.4 5.4 7.260代(n=427) 16.2 11.2 13.3 7.3 5.9 5.9 7.3 7.7 8.2 8.770代以上(n=527) 10.6 8.5 8.3 5.3 5.5 4.6 8.5 9.5 9.5 7.4

    主婦(n=862) 19 .6 13 .9 13 .2 11 .6 10 .4 12 .2 9 .6 5 .8 7 .5 6 .5

    20代以下(n=45) 40.0 37.8 26.7 24.4 22.2 24.4 26.7 8.9 6.7 4.430代(n=122) 31.1 23.8 16.4 18.0 18.0 20.5 10.7 3.3 4.1 4.140代(n=134) 26.1 18.7 17.2 19.4 17.2 19.4 11.2 7.5 7.5 3.750代(n=140) 23.6 10.7 12.9 11.4 9.3 12.9 7.9 5.0 7.1 10.060代(n=182) 14.3 10.4 12.1 7.7 6.0 7.7 8.2 4.9 8.8 9.370代以上(n=239) 7.9 6.3 7.9 4.6 4.6 4.6 7.1 6.7 8.8 5.4

    既婚男性(n=860 ) 19 .7 14 .5 13 .1 10 .3 9 .9 7 .9 7 .6 10 .7 5 .9 6 .4

    20代以下(n=39) 23.1 2.6 17.9 15.4 12.8 23.1 10.3 17.9 2.6 5.130代(n=116) 25.9 19.8 16.4 14.7 17.2 12.1 8.6 10.3 0.9 3.440代(n=150) 22.7 18.0 13.3 10.0 13.3 10.0 5.3 7.3 4.0 2.750代(n=148) 24.3 16.9 14.2 16.2 11.5 8.8 7.4 10.1 4.1 4.760代(n=195) 17.4 12.3 14.9 7.2 4.6 4.6 5.1 10.3 8.2 8.270代以上(n=212) 12.3 11.8 8.0 6.1 6.6 3.8 10.4 12.7 9.9 10.4

    単身女性(n=162 ) 21 .0 11 .7 9 .9 9 .3 11 .7 14 .2 13 .0 11 .7 6 .8 4 .3

    20代以下(n=36) 50.0 16.7 16.7 11.1 16.7 27.8 22.2 22.2 8.3 2.830代(n=22) 13.6 18.2 9.1 9.1 18.2 9.1 13.6 4.5 4.5 0.040代(n=21) 9.5 9.5 4.8 9.5 9.5 14.3 0.0 4.8 0.0 4.850代(n=22) 13.6 13.6 9.1 13.6 22.7 9.1 9.1 18.2 9.1 9.160代(n=24) 12.5 12.5 4.2 12.5 4.2 8.3 12.5 8.3 4.2 4.270代以上(n=37) 13.5 2.7 10.8 2.7 2.7 10.8 13.5 8.1 10.8 5.4

    単身男性(n=168 ) 19 .6 10 .7 13 .1 6 .5 8 .9 5 .4 7 .7 8 .3 4 .8 3 .6

    20代以下(n=33) 24.2 9.1 12.1 9.1 0.0 12.1 9.1 12.1 3.0 0.030代(n=23) 21.7 17.4 17.4 8.7 8.7 4.3 4.3 4.3 0.0 0.040代(n=25) 12.0 8.0 4.0 4.0 8.0 8.0 4.0 4.0 4.0 0.050代(n=22) 22.7 13.6 18.2 9.1 18.2 4.5 18.2 9.1 0.0 4.560代(n=26) 23.1 7.7 19.2 0.0 15.4 0.0 11.5 7.7 7.7 11.570代以上(n=39) 15.4 10.3 10.3 7.7 7.7 2.6 2.6 10.3 10.3 5.1

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    野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2013年調査-

    目 次 ページ

    1.野菜や果物の好き嫌い:20代以下で野菜が「好き」な人は、約半数··································· 07

    2.野菜を食べる程度:単身層・若年層で摂取不足が目立つ ······················································· 08

    3.果物を食べる程度:単身男性は顕著に増加················································································· 09

    4.野菜を食べる頻度:単身層・若年層が減少、懸念される食生活············································ 10

    5.果物を食べる頻度:単身男性、『毎日』、『週に 1 日未満』ともに増加··································· 11

    6.野菜・果物の加工品を食べる頻度:全体では「全く食べない・飲まない」人が増加·········· 12

    7.野菜を食べる頻度や量に対する満足度:全体で野菜は減少、果物では増加··················· 13

    8.野菜摂取量増加の条件:単身層は「食習慣」変更がポイント·················································· 14

    9.-1「野菜不足」と感じる程度:20 代以下で「野菜不足」が急増················································· 15

    9.-2「野菜不足ではない」と思う理由:単身女性では、家庭の食事で摂食量・種類が増加 16

    9.-3「野菜不足」と思う理由:野菜の価格上昇で購入を控えた人が増加································ 17

    9.-4「野菜不足」の解消方法:「家庭の食事で量を多くしたい」が単身女性で顕著に減少 18

    10.野菜・果物の買い物の回数:単身層は年次ごとに大きく変動 ··············································· 19

    11.野菜の買い物1回当たりの購入金額:全体的に減少傾向····················································· 20

    12.果物の買い物1回当たりの購入金額:単身層は相変わらず低額(400 円前後)············· 21

    13.買い物予算の増減:食料品総予算は「減らした」層が増加···················································· 22

    14.買い物予算と実際の支出:『予算をオーバーする』割合が増加············································ 23

    15.野菜の購入先:「コンビニ」、「ネットスーパー」が伸長 ······························································ 24

    16.果物の購入先:「ス-パー」が前回調査を上回る ········································································ 25

    17.野菜の購入先の選定理由:全体では「品揃え」が優先、単身女性は「近所・通り道」····· 26

    18.果物の購入先の選定理由:野菜同様「品揃え」がトップ·························································· 27

    19.野菜購入時の重視点:「国産」の割合が大きく上昇(6.8 ポイント) ······································· 28

    20.果物購入時の重視点:野菜同様、「国産」の割合が上昇························································ 29

    21.野菜・果物加工品購入時の重視点:「味」、「価格」が上位 ····················································· 30

    22.野菜・果物加工品購入時の重視点:ジュース、ジャムは「味」重視 ······································ 31

    23.野菜・果物加工品購入時の重視点:カット野菜、冷凍野菜は「価格」重視························· 32

    24.調理に使用した野菜・買い置きのある野菜:調理では、「きゅうり」がトップ······················· 33

    25.調理に使用した加工野菜・買い置きのある加工野菜:買い置きは「干し椎茸」トップ····· 34

    26.自家消費用野菜の栽培状況と理由:キーワードは「新鮮」と「安心」 ··································· 35

    27.好きな果物:今回も「みかん」がトップ ···························································································· 36

    28.好きな野菜:「玉ねぎ」>「キャベツ」>「トマト」の順·································································· 37

    29.嫌いな野菜:今回も「セロリ」がトップ、若年層が敬遠······························································· 38

    30.植物工場で生産される野菜や植物工場のイメージ:肯定的評価が増加傾向 ················· 39

    ※上記目次の内容はJC総研の会員向け調査報告書に掲載しています。報告書本冊をご希望の

    報道関係者の方は、JC総研 基礎研究部までご連絡ください。

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    これまでに公表した調査報告

    JC総研 基礎研究部では、研究テーマのひとつとして、生産農家等の生産・販売計画策定の

    参考となるデータを提供するため、農畜産物に関する消費者の購買行動・食品に関する知識・嗜

    好などを調査・分析しています。

    【これまでに公表した調査報告と公表年月】

    ①「米の消費行動に関する調査報告」 (平成20年 3月公表)

    ②「野菜の消費行動に関する調査報告」 (平成20年 6月公表)

    ③「米の消費に関する調査報告」 (平成20年10月公表)

    ④「肉の消費行動に関する調査報告」 (平成20年11月公表)

    ⑤「果物の消費行動に関する調査報告」 (平成21年 2月公表)

    ⑥「米の消費行動に関する調査報告-2009 年調査-」 (平成21年 6月公表)⑦「野菜の消費行動について」 (平成21年 8月公表)

    ⑧「野菜・果物の消費行動に関する調査報告」 (平成21年10月公表)

    ⑨「畜産物等の消費行動に関する調査報告」 (平成22年 3月公表)

    ⑩「米の消費行動に関する調査報告-2010 年調査-」 (平成22年 6月公表)⑪「畜産物等の消費行動に関する調査報告-2010 年調査-」 (平成23年 2月公表)⑫「米の消費行動に関する調査報告-2011 年調査-」 (平成23年 9月公表)⑬「野菜・果物の消費行動に関する調査報告 2011 年調査」 (平成23年11月公表)⑭「畜産物等の消費行動に関する調査報告-2011 年調査-」 (平成24年 3月公表)⑮「米の消費行動に関する調査報告-2012 年調査-」 (平成24年 7月公表)⑯「野菜・果物の消費行動に関する調査報告-2012-年調査」 (平成24年11月公表)⑰「畜産物等の消費行動に関する調査報告-2012-年調査-」 (平成25年 3月公表)⑱「米の消費行動に関する調査報告-2013 年調査-」 (平成25年 7月公表)公表内容は、JC総研のホームページ(http://www.jc-so-ken.or.jp)でご覧いただけます。

    一般社団法人JC総研は、平成18年4月1日に社団法人JA総合研究所として発足したシン

    クタンクです。平成23年1月に(財)協同組合経営研究所と合併し、JC総研に名称を変更し、

    平成25年4月に一般社団法人となりました。

    主な活動として、①JAの基本課題に関する理論構築 ②活力あるJA運営の構築③農業・農

    村地域の活性化につながる調査研究 ④各種協同組合に関する調査研究などを行っています。

    会員は、生活協同組合など各協同組合およびJA全国機関、JA都道府県中央会、JA・連合

    会などです。