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門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く 山椒は小粒でもぴりりと辛い 火のない所に煙は立たぬ 女三人寄れば姦しい 水清ければ魚棲まず 旅の恥は掻き捨て 大は小を兼ねる

門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

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Page 1: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

門前の小僧習わぬ経を読む

あちらが立てばこちらが立たぬ

明日は明日の風が吹く

山椒は小粒でもぴりりと辛い

火のない所に煙は立たぬ

女三人寄れば姦しい

水清ければ魚棲まず

旅の恥は掻き捨て

大は小を兼ねる

Page 2: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

出る杭は打たれる

人の口に戸は立てられぬ

船頭多くして船山に上る

初心忘れるべからず

年寄りの冷や水

出物腫れ物所嫌わず

心頭滅却すれば火もまた涼し

夫婦喧嘩は犬も食わぬ

武士は食わねど高楊枝

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瓢箪から駒が出る

百聞は一見に如かず

捨てる神あれば拾う神あり

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

枯れ木も山の賑わい

木を見て森を見ず

光陰矢の如し

朱に交われば赤くなる

全ての道はローマに通ず

Page 4: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

衣食足りて礼節を知る

寄らば大樹の陰

無理が通れば道理引っ込む

親しき中にも礼儀あり

若い時の苦労は買ってもせよ

宝の持ち腐れ

安物買いの銭失い

急いては事をし損じる

天網恢恢疎にして漏らさず

Page 5: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

人の噂も七十五日

金の切れ目が縁の切れ目

帯に短し襷に長し

郷に入っては郷に従え

三つ子の魂百まで

蓼食う虫も好き好き

案ずるより産むが易し

ミイラ取りがミイラになる

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる

Page 6: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

五臓六腑に沁みわたる

君子危うきに近寄らず

人事を尽くして天命を待つ

終わり良ければ総て良し

触らぬ神に祟りなし

堪忍袋の緒が切れる

憎まれっ子世に憚る

雀百まで踊り忘れず

千里の道も一歩から

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虎穴に入らざれば虎子を得ず

備えあれば患いなし

弱り目に祟り目

骨折り損のくたびれ儲け

猿も木から落ちる

過ぎたるは猶及ばざるが如し

縁の下の力持ち

いつまでもあると思うな親と金

灯台下暗し

Page 8: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

老いては子に従え

瑠璃も玻璃も照らせば光る

石橋を叩いて渡る

雨垂れ石を穿つ

後悔先に立たず

一難去ってまた一難

ただより高い物はない

この親にしてこの子あり

火中の栗を拾う

Page 9: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

鳶が鷹を生む

和を以て貴しとなす

覆水盆に返らず

禍いを転じて福と為す

果報は寝て待て

鶴は千年亀は万年

虎の威を借る狐

金は天下の回り物

人の振り見て我が振り直せ

Page 10: 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ · 門前の小僧習わぬ経を読む あちらが立てばこちらが立たぬ 明日は明日の風が吹く

井の中の蛙大海を知らず

立つ鳥跡を濁さず

雨降って地固まる

窮鼠猫を噛む

良薬は口に苦し

待てば海路の日和あり

ローマは一日にして成らず

類は友を呼ぶ

残り物には福がある

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九死に一生を得る

生き馬の目を抜く

英雄色を好む

二兎を追う者は一兎をも得ず

絵に描いた餅

飼い犬に手を噛まれる

下手の考え休むに似たり

壁に耳あり障子に目あり

捕らぬ狸の皮算用

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芋の煮えたもご存じない

勝って兜の緒を締めよ

人間万事塞翁が馬

泣き面に蜂

旅は道連れ世は情け

石の上にも三年

能ある鷹は爪を隠す

河童の川流れ

産みの親より育ての親

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雉も鳴かずば撃たれまい

穴があったら入りたい

親の心子知らず

馬の耳に念仏

犬も歩けば棒に当たる

国破れて山河在り

渡る世間に鬼はない

鬼の目にも涙

弘法筆を選ばず

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早起きは三文の徳

好きこそ物の上手なれ

昨日の友は今日の敵

一寸の虫にも五分の魂

溺れる者は藁をもつかむ

可愛い子には旅をさせよ

笑う門には福来る

毒を食らわば皿まで

禍福は糾える縄の如し

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後は野となれ山となれ

足元から鳥が立つ

三人寄れば文殊の知恵

袖擦り合うも他生の縁

腹が減っては戦ができぬ

立っている者は親でも使え

事実は小説よりも奇なり

二度あることは三度ある

鳶に油揚げを攫われる

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大風吹けば桶屋が喜ぶ

便りの無いのは良い便り

飛んで火にいる夏の虫

魚心あれば水心

三十六計逃げるに如かず

人を呪わば穴二つ

弘法にも筆の誤り

鬼の居ぬ間に洗濯

親の光は七光り

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聞いて極楽見て地獄

頭隠して尻隠さず

地獄の沙汰も金次第

海老で鯛を釣る

蒔かぬ種は生えぬ

遠い親戚より近くの他人