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都内環境から見た環境媒体間の都内環境から見た環境媒体間のダイオキシン類の挙動ダイオキシン類の挙動
東京都環境科学研究所東京都環境科学研究所
表 １ 東京都内のダイオキシン類の排出量 （g-TEQ/年）
平成１０年度 平成１２年度 平成１３年度
一般廃棄物焼却炉 39.57 15.83 8.89 （53%)
産業廃棄物焼却炉 9.85 2.11 2.26 (13%)
小型廃棄物焼却炉 12.61 9.23 5.02 (30%)
製鋼用電気炉 0.28 0.34 0.1 （１%）
火葬場 － 0.19-0.41 0.19-0.42 （2%）
自動車排出ガス － 0.13 0.13 （１%）
計 62.31 28.05 16.82 (99.96%)
廃棄物関連施設 － 0.0014 0.0005
下水道終末施設 － 0.129 0.0687
計 － 0.1304 0.0692 (0.04%)
－ 28.18 16.89 (100%)
(東京都環境局）
合計
水への排出
大気への排出
環境科学研究所（江東区） 環境科学研究所（江東区）
LowLow--vol samplervol sampler
HiHi--vol samplervol sampler
都環研（江東区）の大気中ダイオキシン類
濃度変動と都のインベントリ
都環研（江東区）の大気中ダイオキシン類都環研（江東区）の大気中ダイオキシン類
濃度変動と都のインベントリ濃度変動と都のインベントリ
0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
2000.4
2000.7
2000.1
0
2001.1
2001.4
2001.7
2001.1
0
2002.1
2002.4
2002.7
2002.1
0
2003.1
pg-TEQ
/m
3
0
10
20
30
大気
への
排出
量(g
-TEQ
/年
）
TEQ(年度平均）
TEQ（月平均）
都内排出量（大気）
2001年度平均
2002年度平均
2000年度平均
16
1116
2126
T4C
DD
s
P5C
DD
s
H6C
DD
s
H7C
DD
s
O8C
DD
0
20
40
60
80
100 particle
ratios o
f total
PC
DD
s(%)
Average temperature(℃）
16
1116
2126
T4C
DD
s
P5C
DD
s
H6C
DD
s
H7C
DD
sO
8C
DD
0
20
40
60
80
100
particle
ratio
s of tota
lP
CD
Ds(%)
Average temperature(℃）
平均気温と平均気温と
PCDDPCDD同族体同族体
LVLV-- samplersampler
HVHV-- samplersampler
HVHVｻﾝﾌﾟﾗｰｻﾝﾌﾟﾗｰ
1717m/min
Adsorption ｇａｉｎｓAdsorption ｇａｉｎｓ
物質物質物質粒子状粒子状粒子状
Ｂlow-off ｌｏｓｓｅｓＢlow-off ｌｏｓｓｅｓ
粒子態粒子態
m/minガス態ガス態
LVLVｻﾝﾌﾟﾗｰｻﾝﾌﾟﾗｰ
1.71.7m/minm/minろ紙ろ紙
ろ紙表面におけるダイオキシン類得失ろ紙表面におけるダイオキシン類得失ろ紙表面におけるダイオキシン類得失
16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36Retention Time (min)
0
1745760In
tens
ityHV2P-fr3
16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36Retention Time (min)
0
833966
Inte
nsity
HV2F-fr3都環境研究所大気2001.2/6-7 HV-sampler
都環境研究所大気2001.2/6-7 HV-sampler
都環境研究所大気2001.2/6-7 HV-sampler
都環境研究所大気2001.2/6-7 HV-sampler
TCDF ガス態TCDFTCDF ガス態ガス態
TCDF 粒子態TCDF TCDF 粒子態粒子態
20
40
60
80
100
0 5 10 15 20 25 30
平均気温 (℃）
各異
性体
のガ
ス態
の割
合 (
%)
1 ,3,6,8-TeCDD2,3,7,8-TeCDD
1,3,4,6,8-PeCDF
3,4,6,7-TeCDF
異性体のガス粒子分配の例異性体のガス粒子分配の例
都内大気のガス・粒径別粒子のダイオキシン類（都内大気のガス・粒径別粒子のダイオキシン類（TEQ)TEQ)
0
0.05
0.1
0.15
0.2
0.25
ガス相 2.1μm未満 2.1～11μm 11μm以上
pg-T
EQ/m
3
江戸川 世田谷 小金井 檜原
（各地点年４回の平均）（各地点年４回の平均）
大気大気((ガス、粒径別）と清掃工場排ガスのガス、粒径別）と清掃工場排ガスのﾀﾞｲｵｷｼﾝ類組成割合の比較ﾀﾞｲｵｷｼﾝ類組成割合の比較
-10
-5
0
5
10
2,3,
7,8-
TCDD
その
他の
TCDD
ｓ
1,2,
3,7,
8-PC
DD
その
他の
PCDD
ｓ
1,2,
3,4,
7,8-
HxCDD
1,2,
3,6,
7,8-
HxCDD
1,2,
3,7,
8,9-
HxCDD
その
他の
HxCDD
s
1,2,
3,4,
6,7,
8-Hp
CDD
その
他の
HpCDD
sOCDD
2,3,
7,8-
TCDF
その
他の
TCDF
ｓ
1,2,
3,7,
8-PC
DF
2,3,
4,7,
8-PC
DF
その
他の
PCDF
ｓ
1,2,
3,4,
7,8-
HxCDF
1,2,
3,6,
7,8-
HxCDF
1,2,
3,7,
8,9-
HxCDF
2,3,
4,6,
7,8-
HxCDF
その
他の
HxCDF
s
1,2,
3,4,
6,7,
8-Hp
CDF
1,2,
3,4,
7,8,
9-Hp
CDF
その
他の
HpCDF
sOCDF
組成
割合
比較
％
＜2.1μｍ＋ガス状 ＞2.1μｍ 全粒径＋ガス状
大気－清掃工場排ガス（大気－清掃工場排ガス（N=10)N=10)
異性体組成割合の差異性体組成割合の差
都内４地点の降下煤塵中のﾀﾞｲｵｷｼﾝ類（TEQ/m2/日）都内４地点の降下煤塵中のﾀﾞｲｵｷｼﾝ類都内４地点の降下煤塵中のﾀﾞｲｵｷｼﾝ類（（TEQ/mTEQ/m22//日）日）
2000.8.8－8.152000.9.5－9.122000.11.7－11.142001.2.10－2.17
湿性降下物湿性降下物//乾性降下物の割合（乾性降下物の割合（TEQ)TEQ)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
江戸
川
世田
谷
小金
井
檜原
江戸
川
世田
谷
小金
井
檜原
TEQ
割
合
湿性降下物 乾性降下物PCDD/F Co-PCB
平成平成1313年度の全国土壌濃度分布（年度の全国土壌濃度分布（37353735地点）地点）
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
<2
2-4
4-6
6-8
8-10
10-14
14-18
18-22
22-26
26-30
30-34
34-38
38-42
42-46
46-50
50<
ダイオキシン類濃度ダイオキシン類濃度 pgpg--TEQ/TEQ/ｇｇ
0
5
10
15
20
25
30
<2
2-4
4-6
6-8
8-10
10-14
14-18
18-22
22-26
26-30
30-34
34-38
38-42
42-46
46-50
50-54
54-58
58-62
62-66
66-70
70-80
80-90
90-100
100<
平成平成1010～～1313年度の東京都内土壌調査（年度の東京都内土壌調査（223223地点）地点）
都内土壌中のﾀﾞｲｵｷｼﾝ類(TEQ)汚染分布都内土壌中のﾀﾞｲｵｷｼﾝ類(TEQ)汚染分布
都内高濃度土壌のﾀﾞｲｵｷｼﾝ類組成都内高濃度土壌のﾀﾞｲｵｷｼﾝ類組成
0
0.2
0.4
0.6
0.8
1
区部
A (42
pg-TEQ
/g)
多摩
A (50ｐｇ－
TEQ/g)
区部
E (51ｐｇ－
TEQ/g)
区部
B (56ｐｇ－
TEQ/g)
区部
D (57ｐｇ－
TEQ/g)
多摩
B (68ｐｇ－
TEQ/g)
多摩
C (76ｐｇ－
TEQ/g)
区部
F (79ｐｇ－
TEQ/g)
区部
G (89ｐｇ－
TEQ/g)
区部
C (98ｐｇ－
TEQ/g)
多摩
D (16
0ｐｇ－
TEQ/g）
総濃
度組
成比
ＰＣＤＤ ＰＣＤＦ Co-ＰＣＢ
平成13-14年度都内底質の ダイオキシン類（TEQ)
江東内部河川江東内部河川
江東内部河川
江東内部河川
荒川荒川
東京湾東京湾
隅田川隅田川
運河底質中のダイオキシン類濃度運河底質中のダイオキシン類濃度（（TEQTEQ））
PCDFs
PCDDs
北十
間川
源森
橋
北十
間川
京成
橋
北十
間川
福神
橋
竪川
二之
橋
竪川
三之
橋
小名
木川
高
橋
小名
木川
進開
橋
旧中
川中
平井
橋
旧中
川平
井橋
旧中
川中
川新
橋
旧中
川平
成橋
横十
間川
松代
橋
横十
間川
栗原
橋
横十
間川
天神
橋
大横
川福
寿橋
H12都
内他
河川
H12都
内他
河川
Co-PCBs 環境基準
環境基準
400
0
100
200
pg-
TEQ
/g
pg-
TEQ
/g
300
