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第1部 「Facebookの効果測定の指標設計とはかり方」
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米国ソーシャル・メディア・インテグレーション事例~Facebookインテグレーション:Facebookを企業ウェブサイトに取り込む方法~
May 11, 2011
Presented by Daisuke Ueda
Relationship Marketing Group
Members Co.,Ltd.
Jeremiah Owyang
Analyst, Altimeter Group
Altimeter Group is a Silicon Valley-based strategy research and
consulting firm that provides companies with a pragmatic
approach to disruptive technologies. We have four areas of
focus: Leadership and Management, Customer Strategy,
Enterprise Strategy, and Innovation and Design.
本資料はAltimeter Groupが提供する資料を基に作成しております
Sourse: Roadmap: Integrating Social Technologies with your Corporate Website (Slides), Altimeter Group, May 2010
消費者は企業よりも家族や友人を信用する
Source: http://blog.nielsen.com/nielsenwire/online_mobile/friending-the-social-consumer/
Nielsen 2010 Global Trust Study
だから企業はソーシャル・メディアを利用する
コーポレートウェブサイト
ソーシャル・メディア
発信
集約
家族や友人
Source: http://www.web-strategist.com/blog/2011/04/21/webinar-recording-how-to-integrate-social-into-your-website/
企業ウェブサイトとソーシャルメディアは一つに
ソーシャル・コーポレート・ウェブサイト
家族や友人
Source: http://www.web-strategist.com/blog/2011/04/21/webinar-recording-how-to-integrate-social-into-your-website/
Source: Survey of Corporate Social Strategists, Altimeter Group, November 2010
従業員1,000人以上の米国企業140社への調査によると、ソーシャル・メディア・マーケティング戦略担当者が2011年に最も重視する外部ソーシャル・メディア戦略は、企業ウェブサイトのソーシャル化である。
13.9%
16.4%
19.7%
20.5%
22.1%
24.6%
36.9%
37.7%
43.4%
46.7%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0%
Enabling Peer-to-Peer Support
Providing Direct Customer Support
Collobarating with Customers
Mobile/Location
Social Commerce
Formalizing an Advocacy Program
Fostering Word of Mouth
Listening/Learning about Customers
Developing Ongoing Dialog with Customers
Website Integration
2011年はソーシャル・メディア・インテグレーションが最も重要な戦略となる
米国における企業ウェブサイトソーシャル化における8つのステップ
1. No social integration
2. Link away with no strategy
3. Link away but encourage sharing
4. Brand integrated in social channels
5. Aggregate discussion on site
6. Users stay on site with social
log-in
7. Social log-in triggers
sharing
8. Seamless
integration
Source: http://www.web-strategist.com/blog/2010/05/19/slides-roadmap-for-integration-of-social-into-your-corporate-website/
1. 何も行わない
2. ソーシャル・メディアへのリンクを設置
3. ソーシャル・メディアへのシェアを可能に
4. マルチプラットフォーム化
5. ソーシャル・メディア上の情報を企業ウェブサイトにも掲載
6. ソーシャル・ログインを可能に
7. ソーシャル・ログインによるソーシャル・メディアへのシェアを可能に
8. 企業ウェブサイトとソーシャル・メディアの境界なし
1. 何も行わない
1. DO NOTHING – NO SOCIAL INTEGRATION
状態ソーシャル・メディアへの取り組みなし企業ウェブサイトとの連携無し
メリット コストがかからない
デメリット機会(消費者との直接的な関係構築)損失
非公式ページの存在
Trader Joe’sはソーシャル・メディアへの取り組みは何も行っていない
ファンが非公式なページ(アカウント)を勝手に立ち上げている
2.ソーシャル・メディアへのリンクを設置
2. LINK DIRECTLY AWAY
WITHOUT A STRATEGY
状態企業ウェブサイトにて、ソーシャル・メディアにおける自社ページへのリンクを単純に設置
メリットソーシャル・メディアにおけるファン数(フォロワー数)の増加
デメリット 送客のみにとどまる
ZARAはトップから直接Facebookページへとリンク
McDonald’sはトップから直接Facebookページへとリンク
さらには、訪問者を困惑させるメッセージまで
リンクを押すと、マクドナルドとは関係ない第三者が管理するページへと移動する、というアラートが表示される
3.ソーシャル・メディアへのシェアを可能に
3. LINK AWAY, BUT ENCOURAGE SHARING
WITH A PRE-POPULATED MESSAGE
状態ソーシャル・メディアへのリンクに加えて、
「いいね!」ボタンを設置する
メリット好意を前提としたメッセージが、
企業からではなく、訪問者からその友人に届く
デメリット単純に好意を伝播させることはできるが、その他のアクションを促す事ができない
Outback Steakhouseは「いいね!」ボタンをトップページの中央
下に設置している
日本では無印良品やニッセンなど一部ECサイトにて商品詳細ページに導入
4.マルチプラットフォーム化
4. BRAND EXPERIENCE IS INTEGRATED IN
SOCIAL CHANNELS
状態企業ウェブサイトと同様にソーシャル・メディア
においてコンテンツを充実させる
メリット消費者はどのソーシャル・メディアでも
企業ブランドを体験できる
デメリット コンテンツ更新のためのリソースが必要
Starbucksはどのソーシャル・メディアでも体験できる
5.ソーシャル・メディア上の情報を企業ウェブサイトにも掲載
5. AGGREGATE THE DISCUSSION ON
CORPORATE SITE
状態ソーシャル・メディアにて配信した情報(つぶやき)を企業ウェブサイト内にて展開する
メリット企業ウェブサイトに情報を集約する事ができる
コストが低い
デメリット企業ウェブサイトに展開される情報をコントロールできない可能性がある
Whole FoodsはFacebook、Twitterでのつぶやきを企業ウェブサイトにも掲載している
There are no links
directing visitors to
Tiffany’s official social
channels – a missed
opportunity.
ZOZOTOWNは企業ウェブサイトトップにてユーザーがTwitter上での発したコメントを表示
6.ソーシャル・ログインを可能に
6. SOCIAL LOGIN SYSTEMS THAT
ALLOW USERS TO STAY ON SITE
状態
FacebookコネクトやTwitterコネクトを利用し、ソーシャル・メディアでのアカウントにて企業ウェブサイトにログイン可能とする
メリット登録者が増える
登録情報がより正確
デメリット Emailアドレスを取得できない
H&R BlockのコミュニティーはFacebookコネクトでログインすることができる
7.ソーシャル・ログインによるソーシャル・メディアへのシェアを可能に
7. SOCIAL LOGIN SYSTEMS THAT ALLOW
USERS TO STAY ON SITE, BUT TRIGGERS
VIRAL LOOP
状態
FacebookコネクトやTwitterコネクトを利用しソーシャル・メディアでのアカウントにて企業ウェブサイトにログイン可能とし、かつ、外部ソーシャル・メディアへの発信を可能とする
メリット
消費者は企業ウェブサイトにいながら、企業や友人と交流し、またソーシャル・メディアで繋がっている友人を誘うことができる
デメリット魅力的なコンテンツを用意する必要があるため、綿密なプランニングやリソースが必要となる
Pepsi Refresh ProjectはFacebookアカウントにてログインが可能
そして何に投票したかをFacebookやTwitterの友達にシェアすることができる
Levi’s FRIENDS STOREは、Facebookでログインし友達にどれが好きかをシェアすることができる
コカ・コーラ パークではサイト内でつぶやくなどのアクションを取る度に、パークGという仮想通貨を獲得できる
8.企業ウェブサイトとソーシャル・メディアの境界なし
8. SEAMLESS INTEGRATION BETWEEN
CORPORATE SITE AND SOCIAL SITES
状態URL以外に、企業ウェブサイトと
ソーシャル・メディア・サイトとの違いがない
メリット消費者、見込み客や従業員など誰もが同じレベルで交流することができる
デメリット 企業によるブランドコントロールが難しい
vitaminwaterは企業ウェブサイトを持たずFacebook
ページのみを持っている
まとめ
• 企業ウェブサイトはソーシャル化している
• 米国大手企業では既に第4段階まで完了している企業が多く、第5段階以降に向かおうとしている
• Amazon、Pepsiや Fordを初めとしたソーシャル・メディア・マーケティングに特に力を入れている企業では、既に第7段階まで完了しており、2011年は他企業も追随する可能性が高い
• 日本においては、第2段階が完了もしくは第3段階が完了という企業が多いが、米国と同様に企業ウェブサイトのソーシャル化は加速する