情報社会を支える NECフィールディングの事業内容とは · 情報社会を支える ... サービス. サプライサービス. 運用サポート ... ITネットワーク機器やITシステムに関する保守・修理サービスを提供する事業。

情報社会を支える

ＮＥＣフィールディングの事業内容とは

2010年6月28日

代表取締役執行役員社長

中西清司

ＮＥＣフィールディング株式会社

個人投資家向け説明資料

© NEC Fielding, Ltd. 2010Page 2

1.プロフィール

2.事業の内容

3.当社の強み･特長

4.業績推移

5.中期的業績目標

6.今期の業績目標

目次


ＮＥＣフィールディング株式会社

ＩＴサポートサービス

代表取締役

執行役員社長

中西

清司

９６.７億円

連結：１,９０９億円/単体：１,８７９億円

連結：６,３６２名/単体：５,７５１名

国内：連結：４３９拠点/単体：４０９拠点

海外：７拠点

東京都港区三田一丁目４番２８号

１９５７年３月３０日

２００２年９月１８日

東証一部上場(証券コード：2322)※数値は2010年3月期

商号

事業内容

代表者

資本金

売上高

従業員数

営業・ｻｰﾋﾞｽ拠点数

本社所在地

設立

上場

１．会社概要

～プロフィール～


私たちはフィールディング活動をとおして私たちはフィールディング活動をとおして

お客さまの活躍と発展にお応えしお客さまの活躍と発展にお応えし

安心と歓びをともにする安心と歓びをともにする

豊かな社会の実現に貢献します豊かな社会の実現に貢献します

フィールディング活動とは、フィールディング活動とは、

情報関連領域において、お客さまの活躍現場で、情報関連領域において、お客さまの活躍現場で、

お客さまＩＴ資産の快適運用と最適活用を実現すると共に、お客さまＩＴ資産の快適運用と最適活用を実現すると共に、

お客さまのニーズを先取りしてお客さまのニーズを先取りして

様々なサービスを創出し、提供することです。様々なサービスを創出し、提供することです。

１．事業内容

～企業理念～


ネットワークネットワーク

ミドルウエアミドルウエア

OSOS

ハードウエアハードウエア

アプリアプリケーションケーション

企画設計・開発導入運用

保守

ITシステムライフサイクルの中で導入以降の

アフターサポート領域で事業を展開

ＮＥＣＮＥＣＮＥＣグループ会社ＮＥＣグループ会社

販売店販売店ソフトウェアベンダーソフトウェアベンダーハードウェアベンダーハードウェアベンダー

改善復旧問合せ監視活用アップ

グレード構築導入設計

誕生予防治療予後成長

システム展開サービス

サプライサービス

運用サポートサービス

保守サービス

ＩＴシステムライフサイクル

２．事業内容

～事業領域～

国内最大級のITサポートサービス企業


メンテナンスサービスソリューションサービス

２．事業内容

～イメージ～

・故障させない・迅速な復旧

・システムの構築・セキュリティでデータを保護・お客さまに代わってシステムを管理

企業や自治体のメインコンピュータ

ＡＴＭ(現金自動預け払い機)の保守や

銀行のホストコンピュータの保守

スーパーや飲食店での会計をスムーズにするＰＯＳレジの保守や構築

市役所のシステム構築やネットワーク構築

駅の自動改札のデータを収集するネットワークの構築

ネットワーク構築や保守を通じ快適なインターネット利用環境のバックアップ

様々なサービスを通じて、皆様の便利で快適な生活を支えています


２．事業内容

～

保守サービスとは？～

障害受付

技術サポート

C T I ※１

ALIVE ※２

※1 CTI : Computer Telephony Integration※2 ALIVE : 自動通報/遠隔診断システム

②トラブル・お問い合わせ

カスタマサポートセンター

お客さま

保守サービス拠点

自動通報

ロジスティック部門

⑥部品配送

携帯端末で技術情報取得

携帯電話カスタマエンジニア

電話・ＦＡＸ・メール

事例ＤＢ

顧客ＤＢ

i-mode

作業履歴ＤＢ

部品情報ＤＢ

③出動指示・部品指示

⑤出動指示

電話

⑦障害対応

④部品手配指示

障害発生!!

ＩＴネットワーク機器やＩＴシステムに関する保守・修理サービスを提供する事業。監視・予知技術を駆使してＩＴシステムのトラブルを未然に防止し、システムの安定稼動をバックアップ。

【保守サービス提供フォーメーション】

カスタマエンジニア

トラブルが発生しないよう定期的に予防保守を行い安定稼動を支える

万一トラブルが発生した場合は、速やかに障害対応を行う

①定期保守


２．事業内容

～システム展開サービスとは？～

お客さまのＩＴシステムのセットアップ及び移設、増設、撤去作業および、ネットワークシステムの構築および、電源、空調、耐震設備、セキュリティシステム等の設置サービスを提供する事業

幅50m、奥行65mのスペースに160台もの

スーパーコンピュータを効率的に設置

【事例紹介】独立行政法人「海洋研究開発機構」様のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」において、ネットワーク設計および設置を担当(2009年3月)

先代機では総本数8万本、総延長

2,500km(東京～グアム間に相当)にもなるケーブルの工事も実施

総本数1万本、総延長180kmにおよぶケーブルの敷設設計、施工を担当


２．事業内容

～サプライサービスとは？～

法人向けインターネットショッピングサイト「い～るでぃんぐ」

ＩＴシステムを利用する上で必要となる各種消耗品等を販売

ＩＴシステムに関連した消耗品類や備品およびＩＴ機器等（ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ用品、ＯＡ機器、ｿﾌﾄｳｪｱ）を販売する事業


２．事業内容

～運用サポートサービスとは？～

ＩＴｼｽﾃﾑ導入のサポート、ｺﾝﾋﾟｭｰﾀの運用・管理の代行等、エンドユーザに対し、ＩＴシステムの導入から運用まで幅広いサポートサービスの提供を行う事業

Page 10

サポートエンジニア

ポータルサイトＷｅｂ

受信システム

リモート運用通報／ログ

リモート操作／復旧支援

問い合わせ／回答エスカレーション／トレース

受付システム

統合運用サポートセンター

システム保守支援

通報履歴DB

作業履歴DB

オンサイト作業・復旧支援

メインフレーム

クライアント

サーバ

ネットワーク機器

ファシリティ

プリンタ

お客さま機器

常駐要員

etc.

監視

利用者管理

運用管理

問い合わせ対応

セキュリティ管理

スケジュール管理

【サービス提供イメージ】

お客さま

お客さま先での運用管理

単なる運用管理だけでなく、保守まで含めたワンストップ対応が可能


監視・予知技術を駆使して監視・予知技術を駆使してＩＴシステムのトラブルを未然に防止。ＩＴシステムのトラブルを未然に防止。万一、トラブルが発生した場合には速万一、トラブルが発生した場合には速

やかに復旧するサービスを提供。やかに復旧するサービスを提供。

プロアクティブ・プロアクティブ・メンテナンス事業メンテナンス事業

サプライサービス

システム展開サービス

運用サポートサービス

※営業利益は、共通費控除前の数値であり、全社の営業利益は102億円となります。

(2010年3月期末実績)円グラフ(

)内は構成比率売上高

930億円

979億円

(51.3%) (48.7%)

営業利益

26億円

158億円((8686%)%)

((1414%)%)

※

保守サービス

フィールディング・フィールディング・ソリューション事業ソリューション事業

ＩＴシステムの快適運用・最適活

用の実現に向けて、お客さまの様々なニーズを解決するソリューションを提供。

２．事業内容

～事業セグメント～


国内４０９拠点のサービス網国内４０９拠点のサービス網（海外７拠点）（海外７拠点）

北海道地区１７拠点

東北地区３２拠点

九州地区３８拠点

中国地区２７拠点

関西地区６６拠点

中部地区５９拠点四国地区

２５拠点

関東地区１４５拠点

（注）拠点数・人員数は2010年3月末時点単体のデータです。

４４,,３００人のエンジニアがサービスを提供３００人のエンジニアがサービスを提供

金融機関のＡＴＭ

企業で使用するＩＴ機器

官公庁・自治体のコンピュータ

大学・研究機関等のスーパーコンピュータ

コンビニのレジ

３．当社の強み

～展開力～

サービス対象ユーザ：２８．８万社サービス対象ユーザ：２８．８万社

© NEC Fielding, Ltd. 2010Page 13 ©

NEC Fielding, Ltd. 2010Page 13

お客さまのニーズに対応できる資格認定者の育成・拡大

年間教育日数19.3日／カスタマエンジニア１人当たり

セキュリティ関連､Linux、他

オラクル,HP,SUN,Cisco関連

Microsoft認定

ITITベンダ系資格数の拡大ベンダ系資格数の拡大

一人当たりの資格数一人当たりの資格数

1資格

2～5資格

6～9資格

10資格以上

26.826.8%%

21.021.0%%

42.442.4%%

9.89.8%%

年度年度 20082001 2002 2003 2004 2005 2006

22,151

25,016

2.9%

25.4%

9.3%

53.6%

25.7%

9.2%

38.7%

10.9%

25.1%

8.8%

50.9%

13.2%

19,52012.2%

5.3%

26.0%

8.3%

45.2%

15.2%

42.0%

8.8%

24,745

26.5%

9.7%

13.0%

工事担任者資格等

42.7%

8.7%

27.6%

7.7%

13.3%

25,638

40.9%

8.8%

25.7%

13.2%

11.4%

25,719

39.0%

8.9%

25.6%

13.5%

13.0%

2007

情報処理資格等

25,735

13.2%

2009

25,690

26.1%

9.7%

13.4%

13.0%

37.7%

0.9%

３．当社の強み

～技術力～

保有資格数の推移保有資格数の推移

１０人に６人が６資格以上を保有！

26,084資格


(単位：億円)

売上高と経常利益・経常利益率の推移

20092008200720062005

2,3082,126 2,141 2,111

1,909

103

8594

101 101

500

1,000

1,500

2,000

50

100

150

4.5％

4.0％4.4％

4.8％ 5.3％

４．業績推移

～経年推移～

(黄：売上高) (青：経常利益)

減収の中でも着実に利益率を改善

(赤：経常利益率)

4.8％


４．業績推移

～配当金額・性向～

直近の配当金額と配当性向

※年平均想定利回り

3.16％(株価：1,266円の場合)

東証一部

有配会社

単純平均利回り：1.97％(2010年5月現在)

※購入価格の目安

約13万円

(単元株数：100株、3/31株価：1,266円で計算)

20092008200720062005

30円

27.7％36.8％

43.2％ 41.4％

44.8％30円

40円 40円 40円

35%

45%

20円

40円

安定した配当金額高い配当性向

(黄：配当金額) (赤：配当性向)


1,320億594億

726億

資産の部負債の部

純資産の部

・現金及び現金同等物

：２４２億・受取手形及び

売掛金

：４２５億・たな卸資産

：２４０億・有形固定資産

：

４８億・無形固定資産

：

７６億・投資その他資産

：２００億

・支払手形及び買掛金

：２０５億

自己資本比率

55.0％

流動比率

236.5％

2010年3月期※数値は億単位で四捨五入

金額単位：億円

４．業績推移

～健全な財務体質～

有利子負債：ゼロ

高い自己資本比率流動比率は２００％以上を維持フリーキャッシュフローは３３億円

直近のバランスシート

~

~



売上高

営業利益

経常利益

一株当たり当期純利益

２０１０年３月期前期比

伸び率

－

－

増減売上高比

当期純利益

1,909 △202 △9.6%

102 5.3%

101 5.3%

△3

＋0

△2.8%

＋0.3%

930979

48.7%51.3% △42 △4.1%

△160 △14.7%

89.34 △7.39 △7.6%

49 2.6% △4 △7.6%

フリーキャッシュフロー－＋33 △29 －

ﾌﾟﾛｱｸﾃｨﾌﾞ･ﾒﾝﾃﾅﾝｽ

ﾌｨｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞ･ｿﾘｭｰｼｮﾝ

(円)

6.8 －－△0.9ＲＯＥ（自己資本利益率） (％)

連連結結

※数値は億単位で四捨五入

＋9

＋2

＋1

△17＋26

＋1.38

△5

△0.8

公表差

－

実績

４．業績推移

～２０１０年３月期実績～


クラウドコンピューティング

1,397 1,588 1,801 2,006 2,202 2,385 2,5859601

1,256

2,100

3,027

3,756

4,854

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

クラウド

サービス

ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝｻｰﾋﾞｽ

7,438

4,106

1,407

▌2012年には

09年度比で

約約33倍成長倍成長の予測（億円）

（SaaS/ASP含）

仮想化

6.114.4

43.6

47.6

8

45

12.3

23.2

15

0

10

20

30

40

50

60

70

2009 2010 2011 2012 20130

5

10

15

20

25

クラウド市場規模予測国内サーバ出荷台数予測

仮想化サーバ

その他サーバ

23.223.2

12.312.3

仮想化サーバ比率

（万台）▌仮想化SVが22桁成長桁成長の予測

国内ＩＴサポートサービス市場規模の低迷が予測される中、「仮想化」・「クラウドコンピューティング」市場は急速な成長が見込まれている

クラウド導入・利用に関する顧客ニーズとしては「コスト削減」、「運用管理負荷軽減」、「事業環境変化への迅速な対応」が挙げられる

出所：日経ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ

出所：IDCｼﾞｬﾊﾟﾝﾘﾘｰｽ資料をもとに作成出所：矢野経済研究所ﾘﾘｰｽ資料をもとに作成

（％）

５．中期的業績目標

～事業環境認識～

当社の注力領域である運用サポート領域では、非常に高い市場成長が見込まれている



～事業運営モデルと戦略～

運用領域への注力を起点に、ストック型ビジネスの拡大とフロー型ビジネスとのシナジーにより売上拡大を図る

ストック型

ビジネス

導入・展開設計・構築フロー型

ビジネス

新規参入領域ストック型ビジネス

基盤拡大領域

ＦＳフロービジネス拡大戦略

事業運営

モデル

高

付加価値

低

営業

利益率

８～１６％

０～３％

平均伸長率

2009→2012

運用

最注力成長領域最注力成長領域

システムアフターサポート拡大戦略

保守

事業基盤領域

事業基盤強化戦略グローバル戦略

＋１４.０％＋１.７％

△０.６％


<＋１１>

２００９年度

実績

２０１０年度

見通し

２０１１年度

計画

２０１２年度

計画

９７９９７９６８０６８０

１５７１５７

１４２１４２

ＰＭ

７５８７５８

１７２１７２

９３０９３０

ＦＳ

６５５６５５

１７２１７２

１５３１５３

７３０７３０

２１０２１０

９８０９８０

９４０９４０

６３１６３１

１９０１９０

１７７１７７

７３０７３０

２３２２３２

９９８９９８

９６２９６２

６１５６１５

２１１２１１

２０４２０４

７４５７４５

２５５２５５

１１,,０３００３０

１１,,００００００

自主契約自主契約//

販売店等販売店等

保守既存

領域

従来のＨＷ

保守・修理

ｼｽﾃﾑ展開/

サプライ他

１,９０９１,９２０

１,９６０

２,０３０

＋１＋１２１２１億円億円

（年平均伸長率（年平均伸長率＋＋2.2.11％）％）

保守注力領域

<＋１５>

<△２５>

<△２８>

<＋３８>

<＋２４>

<＋１８>

<△２４>

<±０>

<＋２２>

<＋２７>

<＋２１>

<△１６>

<＋１５>

<＋２３>

単位：億円

<前年増減>

ＣＡＧＲ

09→12

＋１４.０%

△０.６%

＋１２.７%

△３.３%

＋２.１%

＋２.５%

＋１.７%

運用ｻﾎﾟｰﾄ/

ﾍﾙﾌﾟﾃﾞｽｸ

＋１０.３%

ＰＭ：プロアクティブ・メンテナンス

ＦＳ：フィールディング・ソリューション


～計数目標に向けたシナリオ

【売上高】～

運用サポートを軸とした注力領域を中心に増収を計画


今後３年間を、将来の更なる成長に向けた投資期間と位置づけ５年レンジで１５０億円以上を目指す

２００９年度

実績

２０１０年度

見通し

２０１１年度

計画

２０１２年度

計画

２０１４年度

計画

＋１０＋１０△１２△１２

＋１０＋１０

１０２１０２

９０９０

１００１００

３年間

累積

戦略投資：△８２

投資効果：＋８２

損益インパクト：±０

＋＋８８億円億円

（年平均伸長率＋（年平均伸長率＋22.6.6％％））

１５０～１５５

売上高

１,９０９

２,０３０

＋３～＋４%

売上高

１１０１１０

２,１７０～２,２００売上高


～計数目標に向けたシナリオ

【営業利益】～

売上高

１,９２０

売上高

１,９６０



売上高

営業利益

経常利益

２０１１年３月期前期比

伸び率

－

増減売上高比

当期純利益

1,920 ＋11 ＋0.6%

90 4.7%

90 4.7%

△12

△11

△11.0%

△11.0%

940980

49.0%51.0% ＋1 ＋0.1%

＋10 △11.7%

48 2.5% △1 △1.5%

ﾌﾟﾛｱｸﾃｨﾌﾞ･ﾒﾝﾃﾅﾝｽ

ﾌｨｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞ･ｿﾘｭｰｼｮﾝ

6.5 －－△0.3ＲＯＥ（自己資本利益率） (％)

連連結結

※数値は億単位で四捨五入

見通し

戦略投資費用

10億円含む

戦略投資費用

10億円含む

６．今期の業績目標

～２０１１年３月期見通し～

今期は戦略投資１０億円を実施するため、減益計画

将来の更なる成長への第一歩であることを、ご理解ください


７億円

１億円

２億円

※ＬＣＭ：ライフサイクルマネジメント

２０１２年３月期２０１２年３月期増収：４０億円増収：４０億円

費用構造改革

事業領域拡大

経営基盤改革

１０億円

６．今期の業績目標

～今期戦略投資内訳～

事業領域拡大を中心とした投資を実施

ＣＳ向上対策ＣＳ向上対策人財育成対策人財育成対策

業務プロセス改革対策業務プロセス改革対策

ＬＣＭＬＣＭ((※※))事業強化事業強化

クラウド事業強化クラウド事業強化

グローバル事業強化グローバル事業強化


資料についてのご注意資料についてのご注意

本資料に記載いたしました認識､戦略､計画などのうち､将来の動向や業績等に関する見通しは､歴史的事実でないため

に､不確定な要因を含んでおります。

実際の業績は､さまざまな要因により見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご了承願います。

実際の業績に影響を与えうる重要な要因には､当社の事業を取り巻く経済情勢､社会的動向､当社の提供するサービス

等に対する需要動向による相対的競争力の変化などがあります。なお､業績に影響を与えうる重要な要因は､これらに限

定されるものではありません。

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