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『歩くまち・京都』実現への取組み ~2020年東京オリンピック・ パラリンピックに向けて~ 平成2612月19日 京都市交通政策監 堀池 雅彦

『歩くまち・京都』実現への取組み ~2020年東京オリンピック … · 全・快適に移動できる社会を実現するため,自動走行システムの開発や,車

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『歩くまち・京都』実現への取組み

~2020年東京オリンピック・

パラリンピックに向けて~

平成26年12月19日 京都市交通政策監 堀池 雅彦

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時代の流れの中で,市民生活のマイカーへの依存が高まるとともに,たくさんの方が自動車で京都を訪問。

その結果,様々な問題が発生

・地球温暖化や景観への影響

・まちの活力や魅力の低下

・観光地を中心とした交通問題

・健康への影響 など

1 京都市の交通政策

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歩くまち京都総合交通戦略(平成22年1月策定)

H12-H22:近畿圏パーソントリップ調査

H24-H25:WEBモニターによるサンプル調査

目標:80%

クルマを重視したまちと暮らしを,「歩く」ことを中心としたまちと暮らしに転換

「歩く」ことを中心としたまちと暮らしに転換するためには,公共交通を整える必要あり

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「歩くまち・京都」総合交通戦略では,

・「既存公共交通」の取組

⇒事業者間の連携によるバスのパターンダイヤの設定により,洛西地域で乗客5%増

⇒地下鉄のシンデレラクロス(烏丸線と東西線が交わる駅で,最終電車同士が乗換可能なように一定時間停車)の実施

・「まちづくり」の取組

⇒四条通の整備(H27.10完成予定)

⇒京都駅南口の整備(H28.12完成予定)

⇒主要駅のバリアフリー化

・「ライフスタイル」の取組

⇒大規模なモビリティ・マネジメントの展開

これら3つの分野の88プロジェクトを実施

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平成22年1月に「歩くまち・京都」憲章を,市民・観光客,事業者,行政が一体となって「人が主役の魅力あるまちづくり」を進めるため,制定。

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京都の中心を通る,四条通の整備

京都駅

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京都の中心を通る,四条通の整備

京都の中心部に位置する「四条通」の車道を4車線から 2車線へ減少

歩道を拡充することにより,歩きやすい環境を整備

平成27年10月完成予定

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京都の中心を通る,四条通の整備

現状

改修後

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拠点広場

○ 大屋根を備え,京都らしい豊かな木の文化が感じられるデッキ

○ エレベーター,エスカレーターの新設

○ 南北自由通路と直結し,雨に濡れることなく駅から直接バス停へアクセス可能

京都駅南口・駅前広場の整備

平成28年12月完成予定

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① 八条通の交通量を踏まえた車線数の見直し(6車線→4車線)による駅前広場空間の創出

② 地下空間を有効利用した機械式地下駐輪場の採用 ③ ショットガン方式の導入など,ハード整備と合わせた 適正な駅前広場の利用(H27年度中に整備予定)

など

① 南北自由通路と直結し,エレベーターやエスカレーターを備えた拠点広場 (デッキ) の設置

② 雨に濡れず,路線バスやタクシーに乗り継ぎができる屋根の設置

③ 分散して分かりにくい路線バス乗降場をできる限り駅正面に集約化

など

① 段差のないバリアフリー対応の歩行者空間の整備 ② 拠点広場(デッキ)やサンクンガーデンなど賑わいの ある歩行者空間の整備 ③ 京都の四季を感じることができるモミジバフウ, シダレザクラ,サツキツツジなどの街路樹の植栽

など

限られたスペースを有効活用

公共交通の乗継 利便性の向上

快適な歩行者 空間を創出

ポイント1

ポイント2

ポイント3

京都駅南口・駅前広場の整備

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~これまでの取組み~ 歩くまち京都アプリ「バス・鉄道の達人」

■平成25年8月30日運用開始 京都市内を運行するバス・鉄道を対象に,出発地と目的地を入力するだけで,最適な移動経路や運賃・所要時間を検索できる無料の経路検索システム。

■特徴

・ 市内を運行する18のバス・鉄道の乗換検索が可能。 ・ GPSを搭載している市バスについては,全国初となる,その日の道路状況を加

味した到着予測時刻を表示。平成26年7月からは,新たにGPSを搭載した京阪バス及び京阪京都交通の到着予測時刻も表示。

・ 観光情報やモビリティ・マネジメント情報,バスの乗り方などを配信。

・ 乗換検索は当初から英語対応していたが,

平成26年2月からは英語版観光コンテンツ

の配信を開始。 ・ 平成26年7月には,観光コンテンツや駅構 内図のバリアフリー情報を強化。

■利用状況(平成26年11月末現在) ・ アプリダウンロード 約13万件 ・ ホームページ閲覧数 約1037万ページビュー

トップ画面 乗換検索画面

30℃

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~これからの取組み~ 「歩くまち・京都」アプリにパークアンドライド検索機能を追加

名古屋

嵐山

京都市内

名古屋

嵐山

京都市内

車で目的地まで移動

最適なP&R駐車場までナビゲーション

P&R駐車場から目的地まで公共交通機関利用のナビゲーション

渋滞 オープンデータにより公開されているP&R駐車場の満空情報をリアルタイムで反映

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2 京都未来交通イノベーション研究機構

自動運転車が2020年に市販されるなど,従来の交通のあり方を抜本的に変えるような技術革新が世界的に進んでいる。

ICTの分野において,インターネットの普及やコンピューターの処理速度の向上等に伴い,日々作り出される膨大な量のデータから,必要なデータを抽出し,分析・予測に活用するビッグデータなどの技術が急速に進展している。

国の成長戦略においては,交通事故・渋滞が劇的に減少し,ヒトやモノが安全・快適に移動できる社会を実現するため,自動走行システムの開発や,車両関連ビッグデータによる情報サービス環境の整備等に取組むこととしている。

上記のような技術やサービスを京都において実証・実用化することにより,交通・移動分野における市民の皆様の安全や利便性の向上を実現するとともに,このような技術,サービス等の全国展開を目指すことにより,国の成長戦略に京都から貢献していく。

本年8月に学識経験者14名,民間企業・団体25社及び国等関係機関の参画を得て設立済。

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京都未来交通イノベーション研究機構

産学公連携の下,ICTを用いて交通に関する様々な情報を収集・統合し,これらの情報を利活用して,人と物の安全で快適・効率的な移動に資する技術やサービスを開発し,実証・実用化を目指す。

目的

研究開発 カテゴリー

1 誰もが思い通りに移動できるまちの実現 2 交通事故と渋滞がゼロに近づくまちの実現

3 強くしなやかなまちの実現~国土・文化・経済の強靭化~ 4 観光客の満足度を高める移動環境の構築

5 高齢者が明るく元気に過ごす豊かな社会の実現 6 経済活動と地域社会を支える未来の物流の研究

7 移動データの収集・統合・解析手法の研究

研究機構長(藤井聡 京都大学大学院教授) 助言

研究開発プロジェクト

7つの研究開発カテゴリーごとに,京都大学はじめ産学連携によるプロジェクト

を立ち上げ (大学関係者14人,民間企業等25社)

連携

ゼネラル・マネジメント・ミ

ーティング(全体会議)

国等関係機関 内閣府,総務省,経済産業省,

国土交通省

関係団体 研究機関

地元組織(商店街,自治会) 事務局(京都市,京都高度技術研究所,野村総合研究所)

実証・実用化

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第7カテゴリー 【移動データの収集・統合・解析手法の研究】

第5カテゴリー 【高齢者が明るく元気に過ごす豊かな社会の実現】

第6カテゴリー 【経済活動と地域社会を支える未来の物流の研究】

研究機構長

藤井聡 京都大学大学院教授

第1カテゴリー 【誰もが思い通りに移動できるまちの実現】

第2カテゴリー 【交通事故と渋滞がゼロに近づくまちの実現】

第3カテゴリー 【強くしなやかなまちの実現~国土・文化・経済の強靭化~】

【国等関係機関】

【京都市庁内会議メンバー】

環境政策局地球温暖化対策室長

行財政局防災危機管理室長

総合企画局総合政策室長

総合企画局情報化推進室長

文化市民局地域自治推進室長

文化市民局市民生活部長

産業観光局観光MICE推進室長

産業観光局新産業振興室長

産業観光局新産業振興室

グリーンイノベーション創出支援担当部長

保健福祉局保健衛生推進室長

建設局技術総括担当部長

建設局自転車政策推進室長

交通局企画総務部長

顧問

飯田恭敬 京都大学名誉教授

進捗状況等報告

【研究機関】

(特非)ITS Japan

【地元組織】

商店街

自治会

連携

関係団体

阿草清滋 京都大学客員教授

特別研究員

国土技術政策総合研究所 藤岡啓太郎,産業技術総合研究所 関口智嗣

助言

オムロンソーシアルソリューションズ(株)

内閣府 宇宙戦略室

総務省

情報流通振興課

移動通信課

近畿総合通信局

経済産業省

自動車課

宇宙産業室

情報通信機器課

近畿経済産業局

産業技術総合研究所

国土交通省

技術政策課

道路交通管理課

街路交通施設課

近畿地方整備局

京都国道事務所

近畿運輸局

手嶋茂晴 名古屋大学特任教授

服部宏充 立命館大学准教授

椋木雅之 京都大学准教授

(公財)京都高度技術研究所

(株)日立製作所

リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ(株)

佐藤健哉 同志社大学教授

宇野伸宏 京都大学准教授

(株)ゼンリンデータコム

タイムズ24(株)

(株)堀場製作所

三菱自動車工業(株)

神田佑亮 京都大学准教授

第4カテゴリー 【観光客の満足度を高める移動環境の構築】

美濃導彦 京都大学教授 日本アイ・ビー・エム(株)

日本写真印刷(株)

津田博史 同志社大学教授 ジョルダン(株)

(参画表明済)

(一社)システム科学研究所

(株)日立製作所

日本電気(株)

(再掲)

【事務局】京都市都市計画局歩くまち京都推進室・京都高度技術研究所・野村総合研究所

ゼネラル・マネジメント・ミーティング

情報交換・ビジョン等の決定

京都未来交通イノベーション研究機構構成図

【事務局】

京都市都市計画局歩くまち京都推進室,(公財)京都高度技術研究所,(株)野村総合研究所

京阪バス(株)

京都府警察本部

(オブザーバー)

敬称略(H26.12.15現在)

リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ(株)

(株)島津製作所

(株)SCREENホールディングス

三菱重工業(株)

ヤマト運輸(株)

バンプレコーダー(株)

連携

富士通(株)

(株)デンソー

ローム(株)

土井勉 京都大学大学院特定教授

(株)キャビック

京都相互タクシー(株)

神田佑亮 京都大学准教授

助言

原田博司 京都大学大学院教授

村瀬亨 京都工芸繊維大学特任教授

原田博司 京都大学大学院教授

(株)ヤサカバス

(株)日新システムズ

(株)NTTドコモ

山田忠史 京都大学准教授

森本一成 京都工芸繊維大学副学長

(株)京都銀行

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(参画学識経験者一覧:50音順,敬称略) (参画企業・団体一覧:50音順)

1 阿草清滋 京都大学学術情報メディアセンター 客員教授 1 特定非営利活動法人 ITS Japan

○ 2 飯田恭敬 京都大学 名誉教授 ★ 2 株式会社 NTTドコモ

3 宇野伸宏 京都大学大学院工学研究科 准教授 3 オムロンソーシアルソリューションズ 株式会社

4 神田佑亮 京都大学大学院工学研究科 准教授 4 株式会社 キャビック

5 佐藤健哉 同志社大学モビリティ研究センター センター長 ★ 5 株式会社 京都銀行

6 津田博史 同志社大学理工学部 教授 6 公益財団法人 京都高度技術研究所

7 手嶋茂晴 名古屋大学未来社会創造機構 特任教授 7 京都相互タクシー 株式会社

8 土井勉 京都大学大学院工学研究科 特定教授 8 京阪バス 株式会社

9 服部宏充 立命館大学情報理工学部 准教授 9 一般社団法人 システム科学研究所

10 原田博司 京都大学大学院情報学研究科 教授 10 株式会社 島津製作所

◎ 11 藤井聡 京都大学大学院工学研究科 教授 11 ジョルダン 株式会社

12 美濃導彦 京都大学学術情報メディアセンター 教授 12 株式会社 SCREENホールディングス

13 椋木雅之 京都大学学術情報メディアセンター 准教授 13 株式会社 ゼンリンデータコム

★ 14 村瀬亨 京都工芸繊維大学 特任教授 14 タイムズ24 株式会社

★ 15 森本一成 京都工芸繊維大学 副学長 ★ 15 株式会社 デンソー

16 山田忠史 京都大学大学院工学研究科 准教授 16 株式会社 日新システムズ

◎・・・機構長   ○・・・顧問 17 日本アイ・ビー・エム 株式会社

★・・・設立総会以降に参画 18 日本写真印刷 株式会社

19 日本電気 株式会社

20 バンプレコーダー 株式会社

21 株式会社 日立製作所

22 富士通 株式会社

23 株式会社 堀場製作所

24 三菱自動車工業 株式会社

★ 25 三菱重工業 株式会社

26 株式会社 ヤサカバス

27 ヤマト運輸 株式会社

28 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ 株式会社

29 ローム 株式会社

企業・団体名称氏名 所属

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(国等関係機関一覧)

名称

1 内閣府 宇宙戦略室

2 総務省 情報流通行政局情報流通振興課

3 総務省 総合通信基盤局電波部移動通信課

4 総務省 近畿総合通信局

5 経済産業省 製造産業局自動車課

6 経済産業省 製造産業局宇宙産業室

7 経済産業省 商務情報政策局情報通信機器課

8 経済産業省 近畿経済産業局

9 国土交通省 自動車局技術政策課

10 国土交通省 道路局道路交通管理課

11 国土交通省 都市局街路交通施設課

12 国土交通省 近畿地方整備局建政部

13 国土交通省 近畿地方整備局京都国道事務所

14 国土交通省 近畿運輸局技術安全部

京都府警察本部(オブザーバー)

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京都未来交通イノベーション研究機構が目指すもの

交通に関する情報の収集・統合・活用する仕組み作り

京都市内で生じている人の動き,車の流れなど,交通に関するあらゆる情報を収集・分析・予測し,効果的な情報提供を行う。

(課題)

★ 情報の分析・予測の前提となる情報収集が現状では十分にできていない

★ 情報収集には,2つのアプローチがあるのでは

①各主体が所有している情報の活用

・誰が,どのように収集し,どんな形で保管しているか

(例:ICカードの情報,スマホのGPS情報,SNS・・)

・その情報を譲り受けることは可能か

②新たに情報を収集する

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今後実現したい取組

● 観光客への効果的な情報提供

観光客の行動に関する情報を収集し,他の関連する情報と統合・解析・予測することで特定エリアや特定の時期への観光客の集中といった京都観光の課題を解決するとともに,目的地への円滑な移動を実現する(観光行動の個別最適化と社会最適化)。

・観光施設の過去の人出情報 ・気象情報

・観光施設の予約状況 ・イベント情報

・SNS情報 ・公共交通運行情報

・駐車場満空情報 など

● 災害時の的確な避難誘導

旅先等における緊急時でも対応可能な,スムースな誘導

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● ヘルスケア

ICTを活用して“歩くこと”にモチベーションを与えることで,歩く回数・頻度を増やし,健康を増進し,地域活性化や医療費負担の抑制にも繋げる,といった構想を具現化していく。

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バリアフリーG空間プラットフォームの構築 バリアフリーナビゲーション・サービスの開発

実証実験による技術検証/ユーザー評価

事業継続,新産業創出のための

ビジネスモデル検討

オリンピック・パラリンピックを見据えたパーソナル移動支援の革新的モデルと新たなビジネスの創造

交通バリアフリー情報

道路バリアフリー情報

施設バリアフリー情報

画像情報(ヒヤリハット)

CMS

プローブ

スマホ

パーソナル

データ

準天頂衛星

みちびき

SNS

嵐山 東山 大津

~開発中~ G空間・ICTを活用したバリアフリーナビ

世代,国籍,身体的障害,移動の手段を問わず,円滑かつ快適な観光や日常移動を果たす事のできる街の実現に向け,G空間技術やICT技術を核としたバリアフリーナビ実証事業を行い,オリンピック・パラリンピックを見据えたパーソナル移動支援の革新的モデルと新たなビジネスの創造を目指す。

(1)障害者や高齢者の安心かつ円滑な移動を支援するバリアフリーナビゲーション

(2)多様なバリア情報のオープンデータ活用によって導出される新たなサービスの創出

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バリアフリー・ナビゲーション(開発中画面)

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