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アルカリ骨材反応対策用 超微粒子無機系ひび割れ注入剤 アーマ 特 長 用 途 標準配合 概 要 #610 形 態 プレミックスセメント 荷 姿 5kg(2.5kg 袋× 2) ① 無機質イオン交換体が劣化したコンクリート 中のアルカリ金属イオンを吸着・固定するこ とにより、アルカリ骨材反応を抑制すること ができます。 ② 表面ひび割れ幅が 0.2mm 以上の場合は、自 動式低圧注入工法により、微細ひび割れに注入できます。 ③ 硬化体の組成は、コンクリートのペースト部分と類似しており、一体性 に優れています。 ④ 物性は長期にわたって安定しており、耐久性、耐候性に優れています。 ⑤ 無機系注入剤のため、湿潤状態のひび割れに適しています。 無機系超微粒子セメント、混和材料、無機質 イオン交換体をプレミックスした製品です。 ・アルカリ骨材反応によって劣化したコンクリートのひび割れ補修 水 / アーマ #610 = 68% (アーマ #610:水= 5.0kg:3.4kg)を標準とします。 水 /#610 #610 練上り量 1箱当り 68.0% 2袋 (2.5kg × 2) 3.4kg 約 5.2ℓ 1㎥当り 192 袋 (960kg) 653kg 1,000ℓ ひび割れ注入用

アーマ #610#610 形 態 プレミックスセメント 荷 姿 5kg(2.5kg袋×2) ① 無機質イオン交換体が劣化したコンクリート 中のアルカリ金属イオンを吸着・固定するこ

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Page 1: アーマ #610#610 形 態 プレミックスセメント 荷 姿 5kg(2.5kg袋×2) ① 無機質イオン交換体が劣化したコンクリート 中のアルカリ金属イオンを吸着・固定するこ

アルカリ骨材反応対策用超微粒子無機系ひび割れ注入剤

アーマ

特 長

用 途

標準配合

概 要

#610

形 態 プレミックスセメント荷 姿 5kg(2.5kg 袋× 2)

① 無機質イオン交換体が劣化したコンクリート中のアルカリ金属イオンを吸着・固定することにより、アルカリ骨材反応を抑制することができます。

② 表面ひび割れ幅が 0.2mm 以上の場合は、自動式低圧注入工法により、微細ひび割れに注入できます。

③ 硬化体の組成は、コンクリートのペースト部分と類似しており、一体性に優れています。

④ 物性は長期にわたって安定しており、耐久性、耐候性に優れています。⑤ 無機系注入剤のため、湿潤状態のひび割れに適しています。

無機系超微粒子セメント、混和材料、無機質イオン交換体をプレミックスした製品です。

・アルカリ骨材反応によって劣化したコンクリートのひび割れ補修

水 / アーマ #610 = 68%(アーマ #610:水= 5.0kg:3.4kg)を標準とします。

水 /#610 #610 水 練上り量

1箱当り68.0%

2 袋(2.5kg × 2)

3.4kg 約 5.2ℓ

1㎥当り192 袋

(960kg)653kg 1,000ℓ

ひび割れ注入用

Page 2: アーマ #610#610 形 態 プレミックスセメント 荷 姿 5kg(2.5kg袋×2) ① 無機質イオン交換体が劣化したコンクリート 中のアルカリ金属イオンを吸着・固定するこ

練混ぜ 使用上の注意● 練混ぜ水には水道水またはこれに準ずる水を使用してください。● 攪拌装置は練混ぜ性能の良いミキサを使用してください。● 練混ぜ時間は3分間を標準とします。ただし、ミキサの性能及び季節によって異なります  ので事前に確認してください。● モルタルは練混ぜ時の粘性が大きいため、ミキサの選定にあたっては、全層にわたり攪拌  するタイプを選定してください。● 練混ぜ完了後は速やかに作業を行ってください。練混ぜ後、長時間放置しますと物性が  変化し、所定の性能が得られないことがあります。● ポリマーを製品中に内添しているため、練混ぜが不足すると、ポリマーが十分に溶解しな  いために所定の性能を発揮しない場合があります。

● 材料は高温多湿な所を避けて、冷暗所に保管してください。● 開封した材料は使いきるようにしてください。破袋した物や開封した状態で放置されてい  たものは使用しないでください。● 取扱いの際は保護手袋、保護マスク、防塵眼鏡などを着用し、皮膚に付けたり、鼻や口に  入れないようご注意願います。● 子供には触れさせないようご注意願います。● 本製品は水や汗・涙等の水分と接触すると強いアルカリ性になり、皮膚・目・呼吸器等を  刺激したり、粘膜に炎症を起こすことがあります。● 目に入れないようにご注意願います。万一入った場合は直ちに良く洗浄し、専門医の診察  を受けてください。● 本製品および空袋を廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に処理を委託  してください。自然界への投棄は絶対にしないでください。

※��ここに記載された事項は、標準的な試験法に準拠した弊社の実験データにもとづくものでありますが、多岐にわたる条件下での実際の現場結果を確実に保証するものではありません。

※��記載製品に関する性能,仕様,荷姿等は予告無く変更する場合があります。予めご了承ください。

お問い合せ、ご用命は、

https://www.mmc.co.jp/cement/

セメント事業カンパニー 高性能製品グループ〒 100-8117 東京都千代田区丸の内 3-2-3 丸の内二重橋ビル 24 階

TEL 03-5252-5331  FAX 03-5252-5347

大阪営業所 TEL�06-4950-6050 FAX�06-6409-0784九州営業所 TEL�092-717-2681 FAX�092-717-2690

18.09.1000.TL.a

性 能

●��ミキサの選定にあたっては、全層にわたり攪拌するタイプを選定してください。●��ハンドミキサを使用する際は、アルミ製の羽根は使用しないでください。●��練混ぜ水は、水道水をご使用ください。●��練混ぜの際は、所定量の水を投入した後、攪拌しながら #610 を投入してください。●��練混ぜ時間は 3分間を標準とします。ただし、ミキサの性能及び季節によって異なりますので事前に確認してください。

●��コンシステンシーは、気温、材料温度、水温、ミキサの型式等により変化しますので、必ず現場で試験練りを行い、良好な施工性が得られるように水量を調整してください。

●��セメントは水や汗・涙などの水分と接触すると強いアルカリ性を示します。取扱いの際には、保護メガネ、防塵マスク、ゴム手袋などを着用し、目や鼻、口などに入ったり皮膚に付着しないように注意してください。

●��誤って目や鼻、口などに入ったり、皮膚に異常を感じた場合は、直ちに多量の水道水で洗浄し、速やかに専門医の診察を受けてください。

●��雨露のかからない湿気の少ない場所に保管してください。●��材料や使用済みの空袋を廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に処理を委託してください。自然界への投棄は絶対にしないでください。

練混ぜ上の注意 使用上の注意

*試験温度:20℃

測定項目 試験値 試験方法

単位容積質量(kg /ℓ) 1.61JIS A 1116「フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量方法)」に準拠

P漏斗流下時間(秒)直後 10.9 JSCE-F521「プレパックドコンクリートの注入モルタルの流

動性試験方法」に準拠60 分後 12.5

圧縮強度(N/mm2)材齢 7 日 20.7 JIS A 1108「コンクリートの圧縮強度試験方法」に準拠

(φ 50 × 100mm)材齢 28 日 34.5

曲げ強さ(N/mm2) 材齢 28 日 4.2JIS R 5201「セメントの物理試験方法」10. 強さ試験に準拠

注)試験データは 20℃環境下の室内で行っているため、現場の条件等により性能が多少変化することがあります。

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