8
トレードステーション 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド トレードステーションは、専用取引システムで動作するプラットフォームです。 取引時間中の各種データ(約定・注文・余力情報等)は専用システム内で更 新されますが、取引終了後にマネックス基幹システムにそれらデータが統合 されます。 このマニュアルでは、取引余力や取引および注文履歴、取引報告書等の閲 覧方法について解説いたします。

取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

トレードステーション

取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド

トレードステーションは、専用取引システムで動作するプラットフォームです。取引時間中の各種データ(約定・注文・余力情報等)は専用システム内で更新されますが、取引終了後にマネックス基幹システムにそれらデータが統合されます。 このマニュアルでは、取引余力や取引および注文履歴、取引報告書等の閲覧方法について解説いたします。

Page 2: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用システムのデータ受渡しの流れ 1

取引余力・履歴・報告書の閲覧ガイド

トレードステーションは、自動売買や複雑注文などを処理するため、専用の取引システム内で動作します。ここでは、1営業日の前後で、買付余力や取引データ等がどのように管理されるのかの概要を簡単に解説します。

マネックス証券 基幹システム

トレードステーション 専用システム

マネックス 基幹システム

① お客様の各種設定情報(パスワード、特定区分)の管理や、各種余力情

報(現金残高、取引余力、信用維持率等)の計算は、あらかじめマネックス証券基幹システムで行われます。

② ①で処理されたデータは、早朝のシステム処理により、トレードステーション専用システムに送られます。

③ 取引時間中の注文・約定にかかる余力の計算や、信用評価などは、トレードステーション専用システムで計算されます。 ※出金余力など、リアルタイムで同期が必要なデータは、マネックス証券基幹システムに即座に反映されます

④ 取引時間が終了すると、③で作成されたデータが一括してマネックス証券基幹システムに送られます。 ※ 処理がはじまりますと、営業日の注文履歴や取引履歴は、トレードステーションで確認できなくなります

⑤ その後夜間バッチ処理により、マネックス証券基幹システムで取引履歴や取引報告書等が作成されます。 ※ 過去分の取引履歴や取引報告書等は、マネックス証券 ウェブ画面でご確認ください

⑥ 営業日毎に上記①

~⑤サイクルが繰返されます。

Page 3: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

営業日の取引余力などの確認 2

口座の現金残高や買付可能額、信用新規建可能額や維持率などは、原則、トレードステーションのトレーディングアプリ「トレードマネージャー口座情報」でご確認ください。トレーディングアプリのアイコンから「トレードマネージャー口座情報」をクリックして呼び出してください。

■トレードステーションの「トレードマネージャー」で確認する方法

口座番号を表示 利用できる口座は「アクティブ」と表示 口座名を表示 営業日開始時点の現物株の買付可能額を表示 営業日開始時点の※1信用維持率を表示 営業日開始時点の信用新規建可能額を表示 営業日開始時点のお預り資産合計額を表示 現金残高を表示 株式の評価額を表示 現物の未実現損益(評価損益)合計を表示 未決済の建玉評価損益合計を表示 現時点の現物株の買付可能額を表示 現時点の※1信用維持率を表示 現時点の信用新規建可能額を表示 現時点のお預り資産合計額を表示 現金残高を表示 株式の評価額を表示 現物の未実現損益(評価損益)合計を表示 未決済の建玉評価損益合計を表示 現時点の信用建玉金額合計を表示 上記信用建玉金額に必要な保証金(30%)を表示 信用保証金の内、現金部分を表示 ※2出金可能額を表示

表示された画面の「口座状況」で内容が確認できます。

※1 信用維持率は、必要保証金÷信用建玉金額×100 で計算されます ※2 特定口座源泉徴収あり口座で信用の決済建玉が複数あり、利益の決済建玉と損失の決済建玉が

混在している場合、税金分拘束が正確に計算されない場合があります。この場合、出来値処理(取引が終了し、データがマネックス基幹システムに統合される処理)以降、正確に反映します

取引余力・履歴・報告書の閲覧ガイド

Page 4: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

トレードマネージャーでの注文履歴・ポジションの確認 3 取引時間中の注文や約定状況の確認は、すべてトレードステーションのプラットフォーム(あるいはモバイルアプリ)でご覧ください。 注文を発注(訂正・取消を含む)しますと、トレードマネージャー画面の「注文」タブに反映しますので、注文状況をご確認ください。 ※ 注文タブ画面で銘柄フィルターに銘柄を入れたり、ステータスで注文を絞り込みできますが、フィルター項目にある開始日と終了日を指定して注文を表示させることはできません(過去の営業日の注文は見れません)

利用できません

注文の発注時間を表示

注文の約定・取消時間を表示

現物/信用の別を表示 約定数量を表

示(約定が無い場合表示なし) 部分約定の場

合、未約定の数量を表示

【成行】注文 指値欄に「成行」と表示

【逆指値(成行)】注文逆指値欄に逆指値価格を、指値欄に「成行」と表示 【逆指値(指値)】注文

逆指値欄に逆指値価格を、指値欄に指値価格を表示

注文が約定すると、「ポジション」タブにポジションが表示されます。 取引区分や銘柄でポジションをフィルター表示することができます。 ※ 同銘柄の現物株のポジションで、複数の価格で約定した場合、約定単価は平均価格で表示されます ※ 同銘柄で複数のポジションがある場合、ポジションの左端の「+」ボタンを展開して、約定毎のポジションを確認することができます ※ 個別ポジションを指定して返済することはできませんので、ご注意ください

■注文タブの表示

■ポジションタブの表示

取引余力・履歴・報告書の閲覧ガイド

Page 5: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

マネックス証券 ウェブ画面での余力の確認 4 トレードステーションの契約締結後、日本株の取引は、全てトレードステーションで行ってください。契約と同時に、保有している現物株/信用建玉は、マネックス証券 ウェブ画面に表示されません。詳細は「3 トレードマネージャーでの注文・ポジションの確認」でご確認ください。 ※ 保有残高評価額や、信用取引の余力など、一部の項目は、マネックス証券 ウェブ画面でもご確認いただけます

残高の評価額が表示

トレードステーション契約を行うと、株式の詳細は表示されなくなります

現物の買付余力や出金余力が表示

現物の買付余力や出金余力が表示

信用余力の直近推移が確認できる

取引余力・履歴・報告書の閲覧ガイド

Page 6: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

マネックス証券 ウェブ画面での取引履歴などの確認 5 お取引のあった営業日の取引終了後、トレードステーションシステムとマネックス証券の基幹システムの間で「出来値処理」というデータ連携処理がはじまりますと、トレードステーション画面で注文・取引履歴が確認できなくなります。取引履歴や現金残高の推移は、営業日翌日の朝6:00以降にマネックス証券 ウェブ画面に反映します。

「全取引履歴」では、期間を指定して、全ての過去取引履歴がCSVファイルでダウンロードできます

「精算表」では、直近取引のおける現金残高の推移が確認できます ※精算表のみ、リアルタイムで更新されます 「取引履歴」では、期間を指定して、取引

内容を表示します。また直近の取引であれば「取引区分」項目をクリックして詳細を確認することもできます

「保有残高・口座管理」にマウスを当てると、メニューが表示されますので、「取引履歴・損益」をクリックしてください

取引余力・履歴・報告書の閲覧ガイド

Page 7: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

取引報告書の閲覧 6 トレードステーションの契約の有無に関わらず、取引報告書はマネックス証券 ウェブ画面でご確認ください。

報告書を閲覧し、「確認しました」ボタンをクリックすると「未読」が「既読」になります

既読日時が記載されます

取引報告書にチェックを入れ、日付を指定して検索します

取引余力・履歴・報告書の閲覧ガイド

任意の報告書をクリックすると、報告書が閲覧できます

Page 8: 取引余力・履歴・報告書 の閲覧ガイド · マネックス証券基幹システムとトレードステーション専用シス 1 テムのデータ受渡しの流れ

よくある質問 7

日本株取引ツール「トレードステーション」における国内上場有価証券取引に関する重要事項 <リスク> 国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じることがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じることがあります。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。 <保証金の額または計算方法> 信用取引では、売買金額の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。 <手数料等(税抜)> 国内株式等のインターネット売買手数料は、一日の約定金額1,000万円ごとに最大5,000円かかります。単元未満株のインターネット売買手数料は、約定金額に対し0.5%(最低手数料48円)を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。 なお、当社が定める一定の条件を満たすお客様向けの特別手数料を用意しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。 <その他> お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」および「日本株取引サービス『トレードステーション』に係るご注意事項」を必ずお読みください。 【マネックス証券株式会社について】 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 165 号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会

Q:トレードステーションのプラットフォームに記載されている余力と、「4 マネックス証券 ウェブ画面での余力確認」で記載のある余力が違います。なぜでしょう? A:取引時間中のみ発生する事象で、トレードステーションで取引したデータが、マネックス証券の基幹システムに、何等かの理由によりリアルタイムで反映されていないためです。通常はリアルタイムで反映するのですが、まれに同期がうまくいかないことがあります。この場合、トレードステーションに表示されている余力が正ですので、トレードマネージャーの数値をご参照ください。 ※最終的に、システムの「出来値処理」により同期されます Q:トレードステーションで日中取引をして、取引時間中にマネックス証券 ウェブ画面に表示される出金可能額を指定して出金しようとしても出金できません。 A:取引時間中は、トレードステーションで取引した手数料が、出金余力に反映されません。手数料相当額を考慮して出金手続きしてください。あるいは、出来値処理が終わる18:00以降にお手続きください。 Q:営業日の夕方になると、当日の取引履歴が消えて確認できません。 A:営業日の夕方には、トレードステーションシステムとマネックス証券の基幹システム間で、データ付け合わせ処理(出来値バッチ処理)を行います。これが実施されますと、トレードマネージャーの注文履歴が全て削除されます。翌日早朝(概ね6:00頃)に、マネックス証券 ウェブ画面の「取引履歴」でご確認ください。 Q:リアルタイム現物買付可能額の余力があるのに、現物株の買付および売却ができません。 A:日計り取引で、差金決済を制限するため、現物株の買付または売却を制限している可能性があります。日計り取引の差金決済制限とは、同一日に同一資金で同一銘柄を現物で取引できるのは、「売却」→「買付」 もしくは、「買付」→「売却」の1往復までというルールです。既に1往復の取引がある場合、日計りで使った資金以外の別の資金がない限り取引できません。

※現物取引で差金決済は、法令で禁止されています Q:新規建玉余力の表示があるにも関わらず、信用新規建注文が発注できません。 A:マネックス証券では、信用取引の最低保証金額を30万円以上と定めています。お客様の信用新規建余力が、手数料分を含め30万円以上ない場合は信用新規建注文が発注できません。また、取引規制により、新規建余力があるにも関わらず、取引できない場合もあります。

取引余力・履歴・報告書の閲覧ガイド