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スライドの保存 - Mynaviプレゼン本番まで時間がない! そんなときに、プレゼ ン資料を効率よく作るための流れを説明します。要点を

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2

  押さえておきたいスライドの作り方!························································································4   パワーポイントの画面の構成···································································································6 パワーポイントのバージョンによる違い··················································································8 サンプルファイルのダウンロード方法······················································································9 パワーポイントの入力操作のキホンを押さえる!·································································· 10

プレゼン資料作成の基本··················································································· ·  この章でマスターする4つのステップ················································································15

新しいプレゼンテーション新しいスライドを作る·································································································16

フォントの調整スライド全体の文字を変える····················································································18

スライドのコピー/移動/背景色スライドの順番と見た目を整える·············································································20

スライドの保存スライドを保存する·····································································································22

COLUMN モニターに合わせてスライドのサイズを変える·········································································24

スライドのデザインを整える············································································· ·  この章でマスターする3つのステップ················································································27

テーマ/バリエーションデザインや色を変える································································································28

バリエーションの調整部分的にデザインや色を変える···············································································30

他のファイルの登録と適用別の資料のデザインだけを流用する·······································································34

COLUMN テンプレートを使ってみよう······································································································36

表、グラフ、図を入れて説得力のある資料を作る····························· ·  この章でマスターする4つのステップ················································································39

表の挿入表を挿入する···············································································································40

グラフグラフを挿入する········································································································42

グラフグラフの見栄えを変える····························································································44

図形図形を挿入する···········································································································46

第  章1

第  章2

目次 Contents

25

13

Step

1Step

2Step

3Step

4

Step

1Step

2Step

3

第  章3 37

Step

1Step

2-1Step

2-2Step

3

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●パワーポイント 2010、パワーポイント 2013、パワーポイント 2016 および PowerPoint 2010、PowerPoint 2013、PowerPoint 2016、Microsoft Office は、米マイクロソフトの登録商標です。●その他、本誌の中で紹介する製品名などは、各メーカーの商標、あるいは登録商標です。●本誌の内容は 2016 年 12 月までの情報をもとに画面を再現しています。●本誌に掲載されている操作によって生じた損害や損失については、著者および株式会社インプレスは一切の責任を負いません。個人の責任の範囲内でご利用ください。

スマートアート図解でわかりやすい表現する···················································································48

COLUMN 図解の役割を知ってスマートアートを上手に使おう!·································································50

アニメーションや動画で動きのあるスライドにする························· ·  この章でマスターする4つのステップ················································································53

図や画像の挿入イラストや写真を挿入する························································································54

アニメーションアニメーション効果で動きを作る·············································································58

オンライン画像オンライン画像を挿入する························································································62

動画動画を挿入する···········································································································64

COLUMN Microsoftアカウントでクラウドサービスを利用しよう·····························································66

完成したスライドでプレゼンする··································································· ·  この章でマスターする3つのステップ················································································69

発表者ツール発表のための準備をする···························································································70

スライドショースライドショーでプレゼンする··················································································72

印刷スライド資料を印刷する····························································································74

パワーポイントを使ったプレゼンテーション実践入門 藤木俊明······· ·  プレゼンの1+5のポイント······································································································76「やってみよう!」と相手を動かすプレゼン資料の作り方·····················································77Before→Afterでスッキリ解決!··························································································78リハーサルで準備は万端に!··································································································79本番でも雰囲気に合わせてチューニング!············································································79

第  章4

第  章5

付録

Step

1Step

2Step

3Step

4

Step

1Step

2Step

3

51

67

76

Step

4

Page 4: スライドの保存 - Mynaviプレゼン本番まで時間がない! そんなときに、プレゼ ン資料を効率よく作るための流れを説明します。要点を

プレゼン本番まで時間がない! そんなときに、プレゼン資料を効率よく作るための流れを説明します。要点を整理する前にパワーポイントで文字入力したり、入力しな

がらデザイン調整すると、想像以上にスライド作成に時間がかかります。作業を段階ごとに切り分けることで、短時間で上手にプレゼン資料が作れるようになります。

基本を押さえる!  スライド作成からプレゼン本番までの流れ

説明用の資料を作成したり、プレゼンで使ったりする「スライド」を作るにあたって、何を書き込んでおくかを事前に考えておくことは、とても重要です。打ち合わせなどで決めておいたメモを

もとにしてスライドを作成し、できるだけ少ない手間で仕上げるには、いくつかの覚えておくべきポイントがあります。

●まずは“要点”を書き留める

●スライドを作り始める

最初に、スライドに書くことを考えます。打ち合わせをしたり、上司に聞くなどをして、なにを書いておくべきか、要点をメモに書き留めておきます。このメモを見ながらスライドを作っていきます。

スライドを作り始めるにあたって、必要な操作を覚えます。最初に覚えるのは、ファイルの新規作成、スライドの追加、保存の 3つです。新規作成については、テンプレートから選ぶこともできます。

●打ち合わせをしながら、要点をメモに書き留めていこう!

●スライドを作りながら、 パワーポイントの基本操作を覚える

Point

Point

13 ページ〜

4

第 1段階

押さえておきたい スライドの作り方!

準 備

プレゼンまで

時間がない

!!

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●見た目をきれいに整える

●説得力のある要素を集める

●いよいよプレゼン本番!

プレゼンテーションを効果的に見せるには、色やデザインを整えることも大切です。ふぞろいなスライドでは気が散ってしまうこともありますが、整ったデザインであれば内容をよりストレートに伝えることができます。

●デザインや色を変えたり、テンプレートを使うなど して見た目を調整

Point

25 ページ〜

プレゼンテーションの本質は、聞き手に理解してもらって、次の行動や実行、仕事につなげること。製品やサービスの魅力を伝えたり、企画を推し進めるためには、グラフや表などの説得力のある要素が不可欠です。

●数値を比較するなど、視覚的に見せる工夫をする

Point

●スライドに変化をつける

文章だけではイメージしにくい場合、適所にイラストなどを使うといいでしょう。また、動画を入れたり、文字や画像などの要素をアニメーション表示したりと、視覚的に内容を訴求することもできます。

●イラストや写真、動画などを挿入して スライドの完成度を高めていく

Point

プレゼン本番に向けて、最終チェック。発表者の画面にメモをつけたり、スライドを印刷したりして本番に備えましょう。パワーポイントで作ったスライドを iPad などのタブレットで再生することも可能です。

●当日の急なトラブルはプレゼンにつきもの。 入念な準備がプレゼンの成功へ導く

Point

37 ページ〜

51 ページ〜

67 ページ〜

5

スライド作成の基礎知識

第 3段階

第 4段階

最終段階

第 2段階

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パワーポイントの画面は、機能別に大きく3 つの領域に分けることができます。画面上部からは、パワーポイントの各機能を呼び出せます。左側は、作成中のスライド一覧が並びます。中央は編集をするための領域です。ここではパワーポイント2016 で解説します。

画面の構成パワーポイントの

基本画面の構成

Aクイックアクセスツールバー上書き保存など、よく利用する機能を表示しておくための領域です。

Bタイトルスライドを保存したときのファイル名が表示されます。

Cコンテキストタブ選択しているオブジェクトに関する編集機能を呼び出すことができます。

Dタブ機能ごとにリボンの表示を切り替えるための領域です。

E操作アシスト機能がどこにあるかわからないときは、このボックスに機能名を入力して呼び出すことができます。

Fリボンスライドを編集するための各種機能が格納されている領域です。タブを押すとリボンの内容が切り替わります。

Gアウトラインペインスライドの一覧や、アウトラインなどを表示することができる領域です。

Hスライド番号スライドの一覧を表示しているとき、スライドの番号が表示されます。

I スライドペインスライドの内容が表示されます。ここの領域を使って、スライドを編集します。

J ノートペインスライドにメモを書き込んでおくことができる領域です。

Kステータスバー総スライド数などの情報が表示されます。

L 表示モード切り替え「標準」「アウトライン表示」「スライド一覧」「ノート」「スライドショー」といった表示に切り替えられます。

Mズームスライド表示の縮尺を変更することができます。左にドラッグすると縮小、右にドラッグすると拡大表示されます。

Nウィンドウサイズに合わせるスライドの内容を、ウィンドウのサイズに合わせて表示します。

A

D

B CE

FG

H

I

JK

L M N

6

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[ホーム]タブのリボン スライドを編集するにあたって、使用頻度の高い機能が並んでいます。入力した文字のサイズを変えたり、クリップボードに関する機能など、文字入力にかかわるツールが多く含まれます。

A[クリップボード]グループ文字列をコピー、貼り付けするために利用します。文字列だけでなく、図形やイラスト、さらに書式だけを貼り付けるといった編集操作ができます。

B[スライド]グループ新しいスライドを追加したり、見出しなどのレイアウトを変更するツールが集まっています。最初のうちは「新しいスライド」

「レイアウト」の機能だけ覚えておけばいいでしょう。

C[フォント]グループスライドに使われているフォントは、テンプレートごとに最適なものが設定されていますが、部分的に文字の見た目を変えたり、好きなフォントを選んだりできます。文字の大きさや色を変えることもできます。

D[段落]グループ箇条書きにしたり、行頭にナンバリングしたりといったときに利用します。文字の位置を左右に寄せたり、中央揃えにしたりといったことも可能です。

E[図形描画]グループ文字を入力できるスペースを追加したり、矢印などの記号をスライドに挿入することができます。挿入した図形の色やスタイルを変更するときに使います。

F[検索]グループスライドに使っている文字を検索したり、文字列を一括置換したいときに使います。

その他のよく使うリボン

●[挿入]リボン 新しいスライドを作成したり、表や図形などの要素をスライドに挿入する機能が詰まっています。

●[デザイン]リボン

●[表示]リボン

スライド全体の配色などのデザインを変更するための機能が入っています。

画面表示を切り替えたり、スライドの縮尺を変更したりできる機能が集まっています。

A B C D E F

7

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本誌では、パワーポイント2016 をもとに解説していますが、パワーポイント2013 や 2010 でも、同様に操作できます。バージョンが上がるにつれ、便利な機能が増えていきますが、スライドを編集したり、再生したりといった基本機能については、3 つのバージョンで共通しています。

バージョンによる違い

パワーポイントの

●パワーポイント2016

●パワーポイント2010

●パワーポイント2013

本誌では、パワーポイント 2016 を用いて解説しています。2017 年 1月時点で最新のバージョンのパワーポイントとなります。

[ホーム]タブ含む、本誌で解説するほとんどの機能はパワーポイント2016と変わりません。本誌で解説する一部の機能について、例えば、[挿入]タブの[オンライン画像]はありませんが、[クリップアート]で代用することもできます。違いがある場合は ※印のコメントをご確認ください。

リボンなどの画面構成を含む、ほとんどの機能がパワーポイント2016 と同じです。本誌で解説している機能は、すべてパワーポイント2013 でも使うことができます。

パワーポイント 2010 では    ここが違う!

パワーポイント 2010 には、2013 や 2016 で利用できる「游ゴシック」フォントが含まれません。本誌の解説で游ゴシックを使っている箇所がありますが、パワーポイント 2010 では「メイリオ」または「MS P ゴシック」を使うようにしてください。

!Check

各バージョンの基本画面

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