デジタル変革時代のIoT - NTT Communications · デジタルネイティブ企業への変革-DXエコノミーにおいてイノベーションを飛躍的に拡大せよ,

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デジタル変革時代のIoT～ビジネスの成功を支えるデジタルテクノロジー活用の要点～

NTTコミュニケーションズ株式会社経営企画部 IoT推進室金丸

2019 年 10月 3日


1. デジタル化する世界

2. デジタルテクノロジーの活用

3. NTT Coｍの取り組み2

アジェンダ

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デジタル化する世界


デジタル変革時代の到来

201X年～20世紀後半～18世紀～ 20世紀前半～

1 2 3 4蒸気機関電気エネルギーコンピュータICT

デジタルテクノロジー（IoT・AI etc…）

過去に産業が大きく変化した時、それを支える技術進化の歴史があった今現在、IoTやAIなどデジタルテクノロジーによる大変革の波がきている


デジタルトランスフォーメーション(DX)

（出典：Japan IT Market 2018 Top 10 Predictions: デジタルネイティブ企業への変革-DXエコノミーにおいてイノベーションを飛躍的に拡大せよ, IDC Japan プレスリリース, 2017年12月14日より抜粋）

企業が外部エコシステムの破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステムの変革を牽引しながら、第３のプラットフォームを利用して、新しい製品やサービス、ビジネス・モデルを通して、ネットとリアルの両面で顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること

平たく言うとDXとは、“デジタルテクノロジーを駆使して新しい価値

を生み出し、競争上の優位を確立すること”


これまではデータと言えばWebデータだったこれからはリアル（のデジタルデータ化）が主役になる新たに収集したデータを蓄積解析し、そこから得たインテリジェンスやインサイトを元にリアル世界にフィードバックしていく

DXではリアルから収集するデータが宝の山

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データ収集

real→digital

データの蓄積解析

digital→intelligence

現実世界へ(制御・サービス)

intelligence→real

Cyber Physical System実世界とサイバー区間との相互関連 (CPS)

IoT AI/Bigdata

出典：経済産業省「CPSによるデータ駆動型社会の到来を見据えた変革」を元に作成


世界のデジタル活用事例

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SJ

平安保険

BigBelly

GoldmanSachs

Mobike

本講演で紹介

Port ofHamburg

LANDLOG


Connected Human?キャッシュレス決済

8

出典：Youtube

• 日本でも最近話題になっているキャッシュレス決済、先行する海外では人間の体内に埋め込んだマイクロチップでデジタル決済が可能になっている国もある

• スウェーデンの国鉄会社SJは、体内マイクロチップを利用する電車チケット予約システムを2017年から導入している

• オンラインで電車チケットを予約、情報をマイクロチップに記録し、車内でスキャンされることで、本人と予約情報が確認される仕組み


データ活用×優れた顧客体験で保険事業変革

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無料問診

病院の診察予約

歩数ポイント交換

健康情報の発信

• 中国の大手保険会社、平安保険(Ping An)のスマホアプリではオンライン問診サービスで病院に行くべきか、何科が良いかがわかる。実際に掛かった人の評価を見ながら診察予約

• 通院、処方にかかる手間を効率化して患者、医師双方の時間を短縮

• アプリから得た予約状況、受診歴、家族構成や体質などの情報を元に、保険の営業担当は最適な情報提供や保険商品を提案


1. 海外からデジタルディスラプターがやってくる！？2. テクノロジーが成熟し、新しい事業を生み出すチャンスが到来

海外事例から考える、なぜDXが必要なのか？

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守りでも攻めでも、DXに取り組むタイミングが来ている！


リアルなモノからデジタルデータ化デジタルデータの蓄積・活用が肝となる便利に使うことで、さらにデータが溜まる好循環

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先進事例から見える共通項

DXユーザ

エクスペリエンスデータ蓄積・活用

データ収集(Real⇒Digital)


デジタルテクノロジー活用押さえておきたい6つの要点


新たなビジネスモデル

潜在リスク認知

収支改善

オペレーション最適化

データ蓄積・活用

App/Tool

etc.

API

AI

BI

・・・

IoT・AI・UI/UX活用の全体像

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Platform / Storage

データ収集

テナント管理

データ管理

外部システム接続

デバイス接続

サブテナント管理

ユーザー管理サブテナント情報管理

テナント情報管理

ログ管理ファイル管理

デバイス認証

計測データ通信

外部システム接続API

メール送信

デバイス接続監視

デバイス遠隔制御

データ可視化

アラート/イベント管理

収集データ保管

デバイス設定管理

ユーザエクスペリエンスデザインシンキングピボット OODA ・・・

センサーデータ

画像

動画

音声

業務システム

ソーシャルデータ

3rd パーティデータ


ユーザ企業にとって、アーキテクチャ全体を統合的に押さえるのは難易度が高い

DXのコアはビジネス企画、それを支えるテクノロジーは専門家と組んで進めていく領域。もちろんNTTComも担います

この後、私たちが数々のご支援を通して蓄積した、押さえておくべき要点をご紹介します

なんだか難しそう・・・？

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ビジネス目標を定め、システムをデザインする

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要点１

ビジネスの目標を定めてから、センサー・NW・ソフトを統合的にデザインし構築することが重要。

Internet

IoT-GW ネットワークセンサー類 BI/AI/ITシステムetc

Closed NW大容量ストレージ

IoT-PF

データレイク

・機器選定・初期設定・現場設置

・機器選定・初期設定・現場設置

・用途に適した回線種別選定

・用途に適したPF選定

・カスタマイズ

・用途に適したツール選定

・カスタマイズ

End to Endでのグランドデザイン、保守運用

データ収集

データ活用

どんなビジネス課題を解決したいかそのためには、どんなデータを新たに集める必要があるかデータ収集に必要なセンサーはなにか集めたデータをどのように分析し、活用するか


IoTデータ/非IoTデータの収集と活用が重要

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非IoTデータのみでは得られなかった新たなインサイト獲得

柔軟な生産管理など、精度の高い意思決定が可能に

顧客のニーズ

製品の設計情報

業務プロセス情報

非IoTデータ製品の生産進捗

部品の在庫情報

デリバリー状況

IoTデータ

要点2


スモールスタートから技術を随時取り込む

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要点3

まず早く始めて、ビジネス目標に対し状況判断していく‘ピボット’が重要そのための仕組みはスケーラビリティ、オープン性、コネクティビティを考慮さらにスモールスタートしてから随時技術・サービスを取り入れるのが有効

仮説A仮説B

仮説D

仮説C

スケーラビリティスモールスタートした後、商用ベースのデバイス数接続、大量データ収集にスケールできること

オープン性他サービスとの互換性を持っていること

コネクティビティAPI連携でデータの流通がしやすいこと複数のプロトコルに対応していること


後々のデータ相互利活用を考慮しておく

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要点４

システムがサイロ化するとせっかくの蓄積データが活かしきれない異なるプロジェクトの個別システムからデータを集約するためには、統合的にデータを扱うことができるプラットフォームの選定が重要

IoT Platform

PJ１個別システム

PJ２個別システム

PJ３個別システム

センサーデータ画像動画音声

PJ毎に乱立するIoTシステム

PJ毎に異なるデータ形式

PJ毎のデータを統合的に扱う AI

BI

WebApp

CRM

ERP

etc.

アプリ/ツール/システムとの連携連携


AIと一口に言っても多様な役割がある

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感知

鼻で嗅ぐ

匂い認識舌で味わう

味覚認識皮膚で触れる

触覚認識

言葉を認識

自然言語処理感情を認識

感情分析パターン分け

パターン認識

ルールに従って決定する

エキスパートシステム世の中の情報を探す

キュレーション未来を予測する

予測分析最適解を導く

最適化

対話で伝える

対話型インタフェース文章で伝える

チャットボット絵で描く

デジタルサイネージ機械に指示する

ロボティクスデジタル処理

RPA

判断行動目で見る

画像認識耳で聞く

音声認識


望ましい結果を導くデータをためる

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IN

＝OUT

Garbage in, garbage out

どんなにAIを使って高度な分析をしても、元データの品質や精度が悪ければ望ましい結果はでてこない

要点5


ユーザエクスペリエンスを考慮した運用設計

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要点6

「モノ売りからコト売り」に代表されるこれからのDXビジネスは、製品単体からUX全体の価値提供へとビジネスモデルがシフトしていく

そのため、中長期に渡る顧客体験の運用に耐えうるシステム設計や構築運用体制の確保が重要となる

製品単体で価値提供ユーザエクスペリエンス全体での価値提供

利用時の製品のみを通じて価値提供

製品製品×DX情報提供

プレディクティブメンテナンス

製品ｘDXによる体験的な価値提供


デジタルテクノロジー活用の6要点

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ビジネス目標を定め、システムをデザインする

スモールスタートから技術を随時取り込む

後々のデータ相互利活用を考慮しておく

望ましい結果を導くデータをた

める

ユーザエクスペリエンスを考慮した運用設計

IoTデータ/非IoTデータの収集と活用が重要


NTT Comの取り組み


データ利活用に必要なすべての機能をワンストップで

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『NTTコミュニケーションズは、データ利活用に必要なすべての機能をワンストップで利用できるプラットフォーム「Smart Data Platform」の提供を、2019年9月30日から開始します。

「Smart Data Platform」の提供により、NTT Comは「DX Enabler™」としてデータを利活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、社会的課題を解決し「Smart World」の実現に取り組みます。』

出典：データ利活用に必要なすべての機能をワンストップで利用できる「Smart Data Platform」を提供https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2019/0919.html


IoT Platform “Things Cloud®”

スモールスタート/スケールアウトが考慮された機能群

APIファースト設計で柔軟なシステム連携を実現

ユーザフレンドリーな直観的UI

Things Cloud®の特長


Why NTTCom?

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データ分析アプリケーション

ネットワークセンサー/デバイス

フルスタック

IoTプラットフォーム ThingsCloud®

ﾏﾈｰｼﾞﾄﾞ･ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝ

アドバイザリー

デザイン・構築

デバイス選定, UIカスタマイズ,他システム連携等の設計構築

デバイス～アプリまで含めたマネージド・オペレーション

初期導入コンサル,データ分析支援等

フルスタック：お客さまに最適なソリューションを提供するケイパビリティフルライフサイクル：アドバイザリー～マネージド・オペレーションまで、

中長期に渡りお客様のビジネスをサポート


さまざまなユースケースを実現

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・建設業・不動産業・大型商業施設

・製造業（産業機器）・サービス/飲食業・Sier ・流通業・製薬業

建設施設の付加価値向上（快適空間創出・ヒトの安全管理）

産業機器のサービタイゼーション（事業モデルの変革・保守の高度化）

トレーサビリティの高度化（アセットの品質維持・価格向上）

•TIoTTM

•Akidoko?TM

•Condition Viewerfor Worker Care

•Connected Elevator

•Predictive Maintenance•Factory Solution•HACCP Solution

•Connected Ship•Smart Pallet Management•Telematics

For Place For Maintenance For Logistics


Condition Viewer for Worker Care

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フィールドワーカーのための熱中症対策ソリューション建設現場ではスケジュールが遅延すると余計な人件費が掛かるため、スケジュールの遵守が重要です。しかしながら夏場の作業は熱中症事故率が高くなるため、小まめな休憩取得が必要な上に、現場作業員からの作業中止の声も無視できず工程管理が難しいという課題があります。

本サービスでは作業員の心拍データに加え、各作業場所からWBGT値が測定可能なため、心拍×WBGT値の組み合わせで熱中症患者を特定できます。また、大まかな位置も把握できるので、該当者へすぐに駆け付け可能です。


Predictive Maintenance

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産業機器の遠隔モニタリングによるサービス向上自社で展開している製品の強化を図るためにデジタル技術の活用を検討する企業は多くいます。製品の付加価値機能や独自技術を活用しながら、お客さまに継続的にビジネスパートナーとして選ばれることを考えた時、IoTを活用したPredictive Maintenanceが有効な取り組みになります。

「装置からの純水の供給が止まってしまうと、お客さまの生産活動や業務を止めることになってしまいます。ですから、安定して動作し続けることが最も大切です。IoTを導入することにより、お客さまから連絡をいただく前に状況を把握することが可能となり、お客さまの装置を止めることなく対応する、あるいは稼働停止する時間を極力短縮できるのではないかと考えました」（ORGANO）


HACCP Solution

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食品温度モニタリングソリューションHACCPには準拠すべき様々なガイドラインが示されていますが、その一つが食品の適切な温度管理です。具体的にはレストランの厨房内にある冷蔵庫や、スーパーマーケットの冷蔵ケース、食品工場での製造過程での調理機器の温度など、様々な設備において温度の適切な管理は重要な要素です。

そんなHACCP法制化にあたっての運用の面倒な課題である、「温度のモニタリング」を温度センサーとIoTシステムの組み合わせで解決します。冷凍庫・冷蔵庫の自動温度監視は勿論、陳列棚・ショーケースも自動で温度を監視します。温度変化は履歴として、グラフで確認でき温度が設定温度から逸脱したときには担当者にメールでお知らせします。


導入イメージを具体化するガイドツアー

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ユースケースに応じて多彩なアレンジのUI

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海上輸送の青果品質トレース

ワーカーケアHACCPソリューション

機器稼働監視

Things Cloud ®


クラウドも“グラウンド”もかゆい所に手が届く

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センサーデバイスパートナーとのエコシステムにより新たなユースケースを創出し、IoT導入を検討しているお客さまが直面する、デバイスの選定からデータ蓄積・活用に関わる現場の課題の解決を目指します。


おわりに


デジタルジャーニー

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NTTComはお客さまと共にデジタルトランスフォーメーションの実現に取り組みますお客さまのデジタルジャーニーの一員として、ぜひこれから“かゆい所に手が届く”NTTComのIoTにもご期待ください

Documents

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