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オラネジン消毒液 1.5% オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL に関する資料 本資料に記載された情報に係る権利及び内容の責任は、株式 会社大塚製薬工場に帰属するものであり、当該情報を適正使 用以外の営利目的に利用することはできません。 株式会社大塚製薬工場

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

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オラネジン消毒液 1.5%

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オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

に関する資料

本資料に記載された情報に係る権利及び内容の責任は、株式

会社大塚製薬工場に帰属するものであり、当該情報を適正使

用以外の営利目的に利用することはできません。

株式会社大塚製薬工場

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

第 1 部(モジュール 1):申請書等行政情報及び

添付文書に関する情報

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

株式会社大塚製薬工場

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

2

目次

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯 ........................................................................................ 5 1.5.1 起原又は発見の経緯 .......................................................................................................... 5 1.5.2 本剤の臨床的位置づけについて ...................................................................................... 6 1.5.3 開発の経緯 .......................................................................................................................... 7

1.5.3.1 外国における開発状況 ........................................................................................... 7 1.5.3.2 本邦における開発状況 ........................................................................................... 7 1.5.3.3 品質の概要 ............................................................................................................. 11 1.5.3.4 非臨床試験の概要 ................................................................................................. 11 1.5.3.5 臨床試験の概要 ..................................................................................................... 16

1.5.4 予定する効能又は効果、用法及び用量 ......................................................................... 20 1.5.5 治験相談等の経緯 ............................................................................................................ 20 1.5.6 特徴及び有用性 ................................................................................................................ 20

1.5.6.1 本剤の特徴及び有用性 ......................................................................................... 21 1.5.6.2 アプリケータ製剤の特徴及び有用性 ................................................................. 23

1.5.7 参考文献 ............................................................................................................................ 25

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

3

略号及び用語の定義一覧

略号及び用語 略号及び用語の説明

AUC 薬物濃度-時間曲線下面積

CFU Colony forming unit(コロニー形成単位)

CHG 0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液

C0 静脈内投与における時間 0 に補外した初期濃度

Cmax Maximum drug concentration(最高薬物濃度)

CYP Cytochrome P450(チトクローム P450)

DCBA 3,4-dichlorobenzoic acid(3,4-ジクロロ安息香酸)

Ki 阻害定数

MBC Minimal bactericidal concentration

MRSA Methicillin-resistant Staphylococcus aureus(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

OAPI Otsuka America Pharmaceutical, Inc.

OPB-2045 オラネキシジン塩酸塩水和物(C17H27Cl2N5·HCl·1/2H2O)

OPB-2045G 液 オラネキシジングルコン酸塩(C17H27Cl2N5·C6H12O7)を含む液

QOL Quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)

S9 9000 × g 上清画分

SSI Surgical site infection

TFM Topical Antimicrobial Drug Products for Over-the-Counter Human Use; Tentative Final Monograph for Health-Care Antiseptic Drug Products, 21CFR Part 333(OTC 局所ヘルスケア消毒薬製品の暫定的最終モノグラフ)

Tmax 最高濃度到達時間

VRE Vancomycin-resistant Enterococci(バンコマイシン耐性腸球菌)

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

4

OPB-2045 及び代謝物の構造

略称 構造式 略称 構造式

OPB-2045 DCBA

DM-210 DM-211

DM-212 DM-213

DM-215 DM-217

DM-218 DM-219

DM-220 DM-221

DM-223 DM-224

DM-234 DM-230

HCl・1/2H2O

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

5

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

1.5.1 起原又は発見の経緯

OPB-2045G(オラネキシジングルコン酸塩)は、モノビグアナイド系薬物であり、

OPB-2045G 液(オラネキシジングルコン酸塩を含む液)(以下、本剤)は、大塚製薬株

式会社が創製した OPB-2045(オラネキシジン塩酸塩水和物)を株式会社大塚製薬工場

が改良した新規の生体用殺菌消毒剤である。OPB-2045G は、OPB-2045 の

であり、本剤は、有効成分として 1-(3,4-Dichlorobenzyl)-5-octylbiguanide

mono-D-gluconate(以下、オラネキシジングルコン酸塩と称す)を含む無色~微黄色澄明

の液剤である。

本剤の有効成分の化学名、構造式及び分子式を表 1.5.1-1 に示す。

表 1.5.1-1 有効成分の化学名、構造式及び分子式 化学名 1-(3,4-Dichlorobenzyl)-5-octylbiguanide mono-D-gluconate

構造式

分子式 C17H27Cl2N5·C6H12O7(分子量:568.49)

我々は、生体消毒剤の容器形態として、現在本邦で汎用されているプラスチックボト

ルに本剤を充てんした製品(ボトル製剤)に加えて、簡単な操作で迅速に消毒ができる

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL 及びオラネジン液 1.5%消毒用アプリケー

タ 25 mL(以下、アプリケータ製剤)を開発した。

本剤の容器形態及び組成を表 1.5.1-2 に示す。ボトル製剤とアプリケータ製剤は容器

形態のみが異なる。

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

6

表 1.5.1-2 本剤の容器形態及び組成 名称

本剤(1.5%)ボトル製剤 本剤(1.5%)アプリケータ製剤

容器形態 製容器入り 200 mL 容量

本剤 10 mL 又は 25 mL を薬液容器(直接容器)、薬液容器

を開通するスリーブ、把持するハンドル及び本剤を塗布するフォームからなる。

組成 オラネキシジングルコン酸塩(C17H27Cl2N5·C6H12O7)を 1.5 w/v%及び添加物としてポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール1

w/v%を含む液

販売名 オラネジン消毒液 1.5% オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ25 mL

1.5.2 本剤の臨床的位置づけについて

手術前の皮膚消毒の目的は、皮膚の表面に存在する一過性微生物(transient

microorganisms)と病原微生物(pathogenic microorganisms)を除去し、皮膚常在細菌叢

(細菌数)を低値に減らすことである 1)。

手術時に皮膚常在細菌による手術部位感染が発生すると、術後在院日数の延長並びに

術後医療費の増加を招くということがある。2007 年 7 月から 2010 年 12 月の間に胃手術

を実施した患者を対象にした調査では、表層切開創の手術部位感染が発生した場合、入

院期間が約 7 日延長し、術後医療費が約 21 万円増加すると推定されている 2)。我々が実

施した手術部位の創感染に関して医療従事者(医師 名及び看護師 名)を対象と

したアンケート調査 3)においても、術後感染は患者の QOL の低下や医療費の増大など

に繋がることから重要な課題であること、現行の生体消毒薬に抵抗性を示す細菌に対す

る対策は必要であることが示唆された。

現在、手術部位(手術野)の皮膚の消毒にはヨード製剤、クロルヘキシジングルコン

酸塩製剤が広く用いられている 4,5)が、以下のように種々の課題が存在する。

ヨード製剤は、術野消毒で繁用される濃度では黄色ブドウ球菌や腸球菌属を殺滅する

には数分を要するため、塗布後に十分な時間をとる必要があること 6)、殺菌消毒効果の

持続が短いこと 7)、ヨードアレルギーを有する者には使用できないなどの問題 8,9)がある。

また、ヨード製剤では、腸球菌属に抵抗性を示す菌が報告されている 10)。一方、クロル

ヘキシジングルコン酸塩製剤は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)をはじめと

するグラム陽性菌や、緑膿菌、セラチア菌、セパシア菌等のグラム陰性菌に対する殺菌

消毒効果が十分でないことが報告されている 11-15)。また手術部位感染の原因菌としては、

主に黄色ブドウ球菌(MRSA を含む)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、腸球菌属、大腸

菌、緑膿菌などが報告されている 16,17)が、国内においてバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)

1 本剤(1.5%)の添加量は、殺菌消毒剤等の医薬品添加物としての使用実績がある。

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

7

感染が報告されるようになり 17)、病院感染起因菌であるこれらの抵抗性菌に対する適切

な感染予防対策が求められている。

このような課題が散見する中、50 年以上、本分野に新規の殺菌消毒剤が導入されてお

らず、生体に使用できる安全な殺菌消毒剤の種類は限られており、生体消毒薬の選択肢

は少ないのが現状である。先に示したアンケート調査によると、生体消毒薬は術後感染

防止対策に重要な役割を担っているため、既存の生体消毒薬の課題を解決できる可能性

がある消毒薬は、感染防止対策における標準予防策の観点から、術後感染予防対策の一

助となることが示唆され、臨床現場に必要であると考えられた。

本剤の作用機序は十分には解明されていないが、非臨床試験の結果から、細菌の膜に

結合、膜バリアー能の破壊や膜構造の障害を引き起こし、細胞質成分の不可逆的漏出に

より殺菌活性を示すと考えられた。また、比較的高濃度では、タンパク変性作用により

菌を凝集させ、死滅させると考えられた。なお、本剤は CHG と化学構造上の類似性が

あるが、作用機序が若干異なり、特異な殺菌作用を発揮する可能性が示唆された。薬効

薬理試験の結果では、各種のグラム陽性及び陰性の一般細菌のみならず、MRSA、VRE、

緑膿菌、さらにはセラチア菌、セパシア菌など消毒剤抵抗性を示すといわれる細菌に対

しても強い殺菌効果を示すことを確認した。

臨床試験では、日本人の健康成人を対象に、ヒト皮膚常在細菌に対する有効性として、

既存薬(CHG)に対する非劣性及び基剤に対する優越性を同時検証し、手術患者に対す

る安全性を確認した。

以上のことより、本剤は、現行の生体消毒薬の課題を解決できる可能性があり、感染

防止対策における標準予防策の観点から、術後感染予防対策の一助となりうる新規生体

消毒剤と位置づけられると考えた。

1.5.3 開発の経緯

1.5.3.1 外国における開発状況

米国においては、Otsuka America Pharmaceutical, Inc.(OAPI)が 年から本剤の臨

床試験を開始した。しかしながら、OAPI は、米国において OPB-2045G 液の開発につい

て、 他の領域の薬剤の開発・販売を優先することになり、本剤の開

発を一旦ペンディングとした。

1.5.3.2 本邦における開発状況

本剤の開発の経緯表を表 1.5.3-1 に示す。

我々株式会社大塚製薬工場は、日本において海外データ(OAPI で実施する臨床試験

結果)の製造販売承認申請への利用を視野に入れ、 年 月より健康成人を対象とし

た OPB-2045G 液の単回投与試験[第 I 相試験(131-102)]を実施した。その後、健康成

人を対象としたOPB-2045G液の用量反応探索試験[第 II相試験(131-201)]で本剤(0.278、

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

8

0.695 及び 1.39%)の有効性及び用量反応関係を検討するとともに、安全性及び忍容性を

確認した。

第 II 相試験(131-201)の結果から試験方法及び本剤の濃度を検討する必要があり、

加えて、外国での開発状況を考慮し、医薬品後期第 II 相試験開始前相談(平成 年

月 日薬機審長発 号)にて臨床データパッケージを含めて相談を実施した。

相談時の助言を踏まえ、海外データを利用しない臨床データパッケージに変更した。ま

た試験方法を変更し、本剤の濃度を 1.5 及び 2%に上げて、安全性・有効性を探索検討す

るための第 I/II 相試験(131-202)を実施した。

第 I/II 相試験(131-202)の結果を踏まえて、医薬品第 II 相試験終了後相談(オーファ

ン以外)(平成 年 月 日薬機審長発 号)を行った結果、健康成人におい

て、本剤の経皮吸収の可能性を含めた薬物動態プロファイルを明らかにする必要がある

との助言を得たため、健康成人を対象にして、OPB-2045G 液の薬物動態と安全性を検討

する試験[第 I 相試験(131-104)]を実施した。並行して、腹腔鏡下での消化器手術施

行予定患者を対象にして、OPB-2045G 液の安全性と薬物動態を確認する試験[第 III 相

試験(131-301)]を実施した。また、本剤の濃度として 1.5%を選択し、健康成人を対象

とした OPB-2045G 液の有効性を検証する試験[第 III 相試験(131-302)]を実施した。

我々は、新規殺菌消毒剤の開発に加え、消毒剤の容器の形態についても、本邦におけ

る医療現場の実態や米国の状況を考慮し、開発を検討した。本邦では、外皮用消毒剤の

容器形態としてプラスチックボトルに薬剤を充てんした製品が普及しており、皮膚消毒

の場合、一般的に滅菌済みの綿球あるいはガーゼ等を薬液に浸し、消毒剤を塗布してい

る。一方、米国では、アプリケータ内に消毒剤を充てんした形態の製剤が販売されてお

り、簡単な操作で迅速に消毒ができることから手術野消毒の際に汎用されている。代表

的なものは CareFusion 社の ChloraPrep(クロルヘキシジングルコン酸塩液+イソプロピ

ルアルコール製剤、2000 年承認)、3M 社の DuraPrep(iodine povacrylex+イソプロピル

アルコール製剤、2006 年承認)であるが、ほかにも種々の製品が販売されている。本邦

において、我々は 2014年にポビドンヨード液 10%消毒用アプリケータ「オーツカ」10 mL、

25 mL の販売を開始した。

以上のような状況を踏まえ、まず、プラスチックボトルに薬剤を充てんした製品(ボ

トル製剤)を開発したが、並行して、利便性向上が期待できるアプリケータ製剤の開発

も進め、本申請に至った。なお、本申請における臨床試験は、本邦臨床現場での現状(術

野皮膚消毒の場合、ボトル製剤の薬液をカップ等に移し、滅菌済みの綿球等を薬液に浸

し、消毒剤を塗布することが一般的)に即するよう考慮し、ボトル製剤で実施した。

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

9

表 1.5.3-1 本剤の開発の経緯(1/2) 試験項目 経緯(年)

品質

(ボ

ル)

規格及び試験方法

製剤設計

安定性試験

品質

(ア

プリ

ケー

タ)

規格及び試験方法

製剤設計

安定性試験

薬理

効力を裏付ける試験

副次的薬理試験

安全性薬理試験

薬物

動態

吸収

分布

代謝

排泄

薬物相互作用

その他の試験

毒性 単回投与毒性試験

反復投与毒性試験

遺伝毒性試験

生殖発生毒性試験

局所刺激性試験

その他の試験

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

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表 1.5.3-1 本剤の開発の経緯(2/2) 試験項目 経緯(年)

臨床 第 I 相試験 131-102

131-104

第 II 相試験 131-201

131-202

第 III 相試験 131-301

131-302

kazuito
ノート注釈
kazuito : Marked
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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

11

1.5.3.3 品質の概要

本剤は、有効成分としてオラネキシジングルコン酸塩を 1.5 w/v%及び添加物としてポ

リオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール w/v%を含む無色

~微黄色澄明の液である。また、製品形態は、先述の 200 mL 容量のボトル製剤及び、

10 mL 並びに 25 mL 容量のアプリケータ製剤である。

ボトル製剤の安定性試験として、長期保存試験(36 ヵ月)、加速試験(6 ヵ月)及び

光安定性試験(25 日)の試験を実施した。その結果、長期保存試験及び加速試験におい

て、分解生成物及び水分損失で経時的な変化が認められた。また、光安定性試験(

)において、分解生成物で経時的な変化が認められた。

その他の項目においては経時的な変化は認められず、いずれの測定項目においても判定

基準を満たした。

アプリケータ製剤の安定性試験として、長期保存試験(24 ヵ月)、加速試験(6 ヵ月)

及び光安定性試験(10 mL は 27 日、25 mL は 25 日)の試験を実施した。その結果、長

期保存試験及び光安定性試験( )において、分

解生成物で経時的な変化が認められた。また、加速試験において、分解生成物及び水分

損失で経時的な変化が認められた。その他の項目においては経時的な変化は認められず、

いずれの測定項目においても判定基準を満たした。

以上のことから、ボトル製剤の有効期間を 36 ヵ月間とした。また、アプリケータ製

剤においては、ICH ガイドライン Q1E 安定性データの評価に関するガイドライン 3.付

録 付録 A:原薬又は製剤のリテスト期間又は有効期間の推定のためのデータ評価のフ

ローチャート(冷凍庫で保存される製剤を除く)を参考にし、有効期間を暫定的に室温

36 ヵ月間とした。なお、長期保存試験は 36 ヵ月まで試験を継続する(10 mL 容量及び

25 mL 容量のアプリケータ製剤はそれぞれ 年 月及び 年 月に試験終了予

定)。

その他、原薬及び製剤の規格・試験方法、製造法等の詳細は 2.3 に示した。

1.5.3.4 非臨床試験の概要

本剤の非臨床試験として、薬理試験(効力を裏付ける試験、副次的薬理試験、安全性

薬理試験)、薬物動態試験、毒性試験(単回毒性試験、反復投与毒性試験、遺伝毒性試

験、生殖発生毒性試験、局所刺激性試験、抗原性試験、皮膚光毒性試験、皮膚感作性試

験、皮膚光感作性試験等)を実施した。

1.5.3.4.1 薬効薬理試験の概要

(1) 効力を裏付ける試験

本剤の作用機序に関する in vitro 試験として、細菌の膜成分に対する生化学的相互作

用及びたんぱく質変性作用を検討した。細菌の膜成分に対する生化学的相互作用とし

て、細菌に広く保存されている分子であるリポ多糖[lipopolysaccharide(LPS)]、Lipid

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

12

A 及びリポテイコ酸[Lipoteichoic acid(LTA)]に対する結合親和性と構成リン脂質組

成の異なる人工脂質二重膜(リポソーム)を作製し、その膜バリアー能破壊活性を評

価した。たん白質変性作用は、ヘモグロビンのヘム周辺の構造の変化を間接的に測定

する試験法であるヘモグロビン変性法により評価した。また、代表的なグラム陰性菌

である大腸菌を用い、膜バリアー機能の破壊に伴う物質[Nitrocefin 及び o-ニトロフェ

ニル β-D-ガラクトピラノシド(ONPG)]の移動(細胞内への流入)を検出する試験系

により外膜及び内膜の透過性亢進作用を検討した。さらに、代表的なグラム陽性菌で

ある黄色ブドウ球菌の細胞膜に対する作用を、膜電位感受性蛍光色素を用いて検討し

た。その結果、これら細菌の膜成分に対する特異的な生化学的相互作用やたん白質変

性作用により、本剤は殺菌作用を発揮するものと考えられた。

殺菌消毒剤の効力は、微生物の増殖能力に対する作用ではなく、短時間に微生物を

殺菌することが重要である 18)。そこで、グラム陽性菌、グラム陰性菌、真菌及び芽胞

細菌(85 菌種、115 菌株の標準菌株)に対する最小殺菌濃度(MBC)を求めることに

より、本剤の殺菌スペクトラムを評価した。その結果、本剤は、幅広い殺菌スペクト

ラムを有し、低濃度、短時間で殺菌効果を示した。また、MRSA などの臨床分離菌株

(10 菌種、220 菌株)に対しても標準菌株と同様、低濃度、短時間で殺菌効果を示し

た。

殺菌消毒剤の効力評価は、in vitro による試験が一般的である。しかし、臨床使用を

想定して皮膚上に存在する細菌に対する殺菌作用がより重要と考えた。そこで、生体

皮膚消毒の in vivo 評価モデルとして細菌汚染マウス皮膚を作製し、一般細菌や CHG

抵抗性菌に対する殺菌力を検討した。更に、通常の飼育条件下で殺菌消毒剤の効力評

価可能な菌数の皮膚常在菌・通過菌を有する動物種としてカニクイザルを選択し、殺

菌力を検討した。その結果、本剤は、皮膚上に存在する細菌に対しても低濃度、短時

間で殺菌効果を示した。

その他に、本剤に対する耐性菌出現に関する検討を連続継代法で行った。その結果、

実使用濃度で使用する限り耐性菌が出現する可能性は極めて低いと考えられた。

(2) 副次的薬理試験

本剤が臓器に直接接触する可能性は低いが否定できないため、主要臓器に対する潜

在的有害作用の評価として 10 種類のヒト由来細胞を用いた細胞毒性試験を実施し、臓

器・組織に直接接触した場合の侵襲性について評価した。その結果、本剤とクロルヘ

キシジングルコン酸塩液の IC50値(50%の細胞生存率を示す濃度)に大きな差はなく、

同程度の細胞毒性を示すと考えられた。したがって、本剤が、臓器・組織に直接接触

した際の安全性及びリスクは、同種同効薬のクロルヘキシジングルコン酸塩液と大き

な差はないと予想された。クロルヘキシジングルコン酸塩液製剤は術式を問わず手術

部位の皮膚の消毒に用いられていることから、本剤も臨床試験で安全性が確認されて

いる腹腔鏡手術施行患者だけでなく、他の手術施行患者にも適用可能であると考えら

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

13

れた。

創傷治癒に対する影響をマウスの皮膚全層欠損モデルを用いて検討した結果、本剤

(2%)の単回投与は、創傷治癒に影響を及ぼさないと考えられた。

(3) 安全性薬理試験

中枢神経系及び呼吸系への影響を雄性ラットを用いて 0.1(0.136)、1(1.36)、10(13.6)

mg/kg の皮下投与2により、心血管系への影響を雄性イヌを用いて 0.03(0.0408)、0.3

(0.408)及び 3(4.08)mg/kg の静脈内投与により検討した。

中枢神経系に対する影響として、10(13.6)mg/kg で体温の高値が認められた。呼

吸系に対する影響として、10(13.6)mg/kg で呼吸数、一回換気量及び分時換気量に

高値が認められた。なお、1(1.36)mg/kg 以下では中枢神経系及び呼吸系のいずれの

観察項目にも影響はみられなかった。なお 10(13.6)mg/kg で認められた体温の高値、

呼吸数、一回換気量及び分時換気量の高値については、投与部位の組織障害との関連

も考えられた。心血管系に対する影響として、3(4.08)mg/kg で心拍数、収縮期血圧、

拡張期血圧及び平均血圧に一過性の低値が認められたが、0.3(0.408)mg/kg 以下では

いずれの観察項目にも影響はみられなかった。

1.5.3.4.2 薬物動態試験

雄性ラットの尾静脈内に非標識 OPB-2045G 液を 0.139、0.417 及び 1.39 mg/kg の用量

で単回投与したとき、血清中未変化体濃度は用量に依存し、2 相性に速やかに減少した。

また、C0及び AUC は用量依存的に増加し、消失半減期も同程度であることから投与量

0.139~1.39 mg/kg の範囲において、OPB-2045 の薬物動態は線形であると考えられた。

雌雄ラットに 14C 標識 OPB-2045G 液を 1.39 mg/kg の用量で単回皮下投与すると、放射能

の最高血中濃度及び AUC は雄性ラットが若干高値を示すものの、消失半減期は雌雄共

に 20 時間程度であり、性差は認められなかった。雄性ラット及びイヌに皮下投与した

際の血清中放射能濃度は 2 峰性のピークを示した。イヌの血清中放射能濃度はラットよ

りも Tmax が遅く、血中消失半減期は長いことより、イヌは投与部位からの消失が遅く血

流への移行も遅いと推察された。14C 標識 OPB-2045G 液及び 14C 標識 OPB-2045 製剤の

0.695%液をラット背部へ 2.085 mg/0.3 mL/bodyの用量で経皮投与(最長 24時間閉塞貼付)

し、血液及び血清中濃度推移を比較した。正常及び擦過皮膚における血清中放射能濃度

は、OPB-2045 製剤に比べて OPB-2045G 液が低値に推移していた。正常皮膚の血清中放

射能の AUC0-24hは OPB-2045G 液が OPB-2045 製剤の 1/3 以下と小さく、経皮投与を終了

した以降の消失半減期は同程度であった。したがって、両製剤の血液及び血清中放射能

濃度の違いは、貼付時の経皮吸収の差によると考えられた。また、14C 標識 OPB-2045G

液を擦過皮膚に経皮投与した場合、血清中放射能の AUC0-72hは正常皮膚の約 5 倍であり、

2 投与量は、OPB-2045(オラネキシジン塩酸塩水和物)の値に、オラネキシジングルコン酸塩としての換

算値を括弧書きで併記した。

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

14

何らかの損傷を持つ皮膚へ経皮投与した場合、正常皮膚に較べて吸収率が上昇し、血中

濃度が高値を示すことが推測された。 14C 標識 OPB-2045G 液の 0.5、1、1.5 及び 2%液を雄性ラットの正常皮膚に経皮投与し

たときの血清中放射能濃度推移より、投与液濃度 0.5~1.5%の範囲において吸収性は一

定であるものの、消失半減期の延長が認められた。

透過セルを用いた 14C 標識 OPB-2045G 液のラット、ブタ及びヒト皮膚における透過率

はそれぞれ適用量の 0.46、1.89 及び 0.33%であり、吸収率はそれぞれ 8.47、12.36 及び

4.60%とヒト皮膚が最も低値であり、次いでラット、ブタの順であった。

雌雄ラット又は雄性イヌに 14C標識OPB-2045G液を 1.39 mg/kgの用量で単回皮下投与

した場合、ラットでは副腎、甲状腺、腎臓、肺及び褐色脂肪に血清中濃度と比較して高

い放射能の移行が認められた。投与部位には投与後 24 時間において、雄性ラットでは

45.9%、雌性ラットでは 34.1%が残存し、他の組織分布はすべての時点で 1.3%以下と組

織への移行が遅かったが、特定の組織への蓄積は認めなかった。また、組織内分布に性

差は認められなかった。イヌにおいてはラットと同様に腎臓、甲状腺、肺及び肝臓に高

い放射能の移行が示され、特定の組織への蓄積は認めなかった。ラットに 14C 標識

OPB-2045G液の 0.695%液を 2.085 mg/0.3 mL/bodyの用量で経皮投与したときの体内分布

は皮下投与と同様の傾向が認められた。投与開始後 72 時間(閉塞貼付終了後 48 時間)

において、正常皮膚では投与部位に 8.0%、擦過皮膚では 19.7%が残存していた。擦過皮

膚の組織分布は正常皮膚に比べて全般的に高いものの、放射能分布率は高値を示した肝

臓及び大腸で 0.2%であった。また、妊娠ラットへの皮下投与では胎児と羊水中には放射

能を認めなかった。OPB-2045 のラット及びヒト血清における in vitro 血清たん白結合率

は、99.0%以上の高値を示したが、いずれの動物種においても OPB-2045 の添加濃度(0.1

~10 μg/mL)に関係なくほぼ一定であった。OPB-2045 が示すたん白結合の特異性は低

く、可逆的であった。

ラットの正常皮膚に単回経皮投与したときの血清中には DCBA が認められた。ラット

及びウサギの背部皮下に投与したときの血清中の主成分は未変化体であり、次いで

DM-210 及び DM-212 が確認された。イヌの皮下投与後の血清及び尿糞中には DM-215、

DCBA 及びアルキル基がカルボキシル化された DM-210、DM-212、DM-213 及び DM-223

などが認められた。ラット及びヒト肝の S9 による OPB-2045G 液の代謝物として、アル

キル基が水酸化された DM-215、DM-218 及び DM-217 が同定された。さらにヒト肝 S9

では、アルキル基の末端がカルボキシル化された DM-211 が同定された。

ヒトCYP発現系ミクロソーム及びヒト肝ミクロソームを用いた in vitro代謝試験から、

OPB-2045 の代謝には CYP2D6、CYP2E1、CYP3A4/5 及び CYP4A/4F(CYP4F12)が関与

することが示唆された。 14C 標識 OPB-2045G 液を皮下投与した場合、ラットの主排泄経路は糞中であり、イヌ

は尿中であった。雄性ラットの正常皮膚に 14C 標識 OPB-2045G 液及び 14C 標識 OPB-2045

製剤の 0.695%液を 2.085 mg/0.3 mL/body の用量で経皮投与した場合、尿・糞中排泄、投

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

15

与部位の放射能分布率及び体内残存率から、両製剤ともに 6~7%が吸収されたと推察さ

れた。一方、擦過皮膚において OPB-2045G 液は投与された放射能の 25.8%が、OPB-2045

製剤では 15.6%が吸収されたと推察され、OPB-2045G 液を擦過皮膚に経皮投与すると吸

収率は正常皮膚の約 4 倍高値となった。授乳中のラットに単回皮下投与した後 24 時間

で乳汁中放射能濃度が母獣血漿中濃度の 2.37 倍に達したことから OPB-2045 が体内に吸

収されると、徐々に乳汁中に分泌されると予測された。

OPB-2045 は CYP2B6、2D6 及び 3A4 に対して阻害能を有するものの、Ki 値はそれぞ

れ 7.13、1.67 及び 6.86 μmol/L であり、強い作用は示さなかった。その他の CYP 分子種

(CYP1A2、2A6、2C8、2C9、2C19 及び 2E1)に対する阻害作用は認められなかった。

ミニブタの腹部に 1.5%OPB-2045G 液を塗布した後、腹腔鏡手術あるいは開腹術を施

行した際の血清中未変化体濃度推移に大きな違いは認められなかった。ラットの腹部に

1.5%OPB-2045G 液を塗布し、切開した後の血清中未変化体濃度は切開創の長さによって

影響を受けなかった。

1.5.3.4.3 毒性試験

毒性試験は、単回投与毒性、反復投与毒性、遺伝毒性、生殖発生毒性、局所刺激性及

びその他の毒性に関する試験を実施した。

単回皮下投与毒性試験では、死亡例は認められず、概略の致死量3はラット及びイヌで

1000(1360)mg/kg/day 以上と推定された。ラットにおいて、単回経口投与毒性試験を

行った結果、500(680)mg/kg 以上で死亡例が認められ、概略の致死量は 250~500(340

~680)mg/kg/day と推定された。

反復投与毒性試験では、ラットに最長 26 週間、イヌに 52 週間皮下投与した。最長試

験における無毒性量は、ラットで 0.05(0.0680)mg/kg/day、イヌで 0.04(0.0544)mg/kg/day

であった。

遺伝毒性試験では、in vitro 及び in vivo 試験の結果は陰性であったことから、ヒトに対

して遺伝毒性を示す可能性は低いと考えられた。

生殖発生毒性試験では、雄ラットの受胎能及び着床までの初期胚発生試験における生

殖能の無毒性量は、2(2.72)mg/kg/day、雌ラットの受胎能及び着床までの初期発生試

験における生殖能及び初期胚発生に関する無毒性量は、2(2.72)mg/kg/day であった。

胚・胎児発生試験における生殖能及び胚・胎児発生に関する無毒性量は、ラットでは 2

(2.72)mg/kg/day、ウサギでは 1(1.36)mg/kg/day であった。ラット出生前及び出生後

の発生並びに母動物の機能試験における生殖能及び出生時に関する無毒性量は、2(2.72)

mg/kg/day であった。

局所刺激性試験では、ウサギを用いて皮膚一次刺激性、14 日間皮膚累積刺激性及び眼

粘膜刺激性試験を実施した。開放塗布による皮膚一次刺激性では、刺激性は全く認めら

3 投与量は、OPB-2045(オラネキシジン塩酸塩水和物)の値に、オラネキシジングルコン酸塩としての換

算値を括弧書きで併記した。

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

16

れなかった。24 時間閉塞貼付による皮膚一次刺激性では、0.278%以上の希釈液では皮膚

刺激性は濃度依存的に増強し、0.695%希釈液はやや強い刺激性を示したが、市販製剤(0.2

w/v%ベンザルコニウム塩化物)での皮膚刺激性よりは若干弱かった。開放塗布による

14 日間累積皮膚刺激性では、1.39%希釈液に皮膚一次刺激性はなく、累積皮膚刺激性を

有するものと考えられたが、強いものではなく回復性もあると考えられた。眼粘膜刺激

性では、6.95%、0.695%及び 0.139%希釈液はいずれも眼粘膜刺激性が認められた。

その他の毒性試験として抗原性試験、皮膚光毒性試験、皮膚感作性試験、皮膚光感作

性試験、不純物の毒性試験及びヒト主代謝物の毒性評価を実施したが、安全性に問題な

いと考えられた。

1.5.3.5 臨床試験の概要

(1) 健康成人を対象とした OPB-2045G 液の単回投与試験[第 I 相試験(131-102)]

健康成人男子を対象とし、非盲検下で本剤(0.278、0.695 又は 1.39%)を腹部又は

鼠径部(各濃度、各部位、8 名)の 130 cm2 区画に 3.0 mL 単回開放塗布し、安全性を

確認しながらステップアップするとともに薬物動態を検討した。

因果関係が否定されなかった有害事象(副作用)は、赤血球数増加(2%)、赤血球

数減少(2%)、白血球数増加(2%)、白血球数減少(2%)、好酸球百分率増加(10%)、

好中球百分率減少(2%)、ヘマトクリット減少(6%)、ヘモグロビン減少(4%)、血中

アルブミン減少(6%)、血中ビリルビン増加(2%)、血中カルシウム減少(2%)、血中

クロール増加(2%)、血中コレステロール増加(2%)、血中乳酸脱水素酵素減少(38%)、

血中カリウム増加(15%)、血中トリグリセリド増加(4%)、総蛋白減少(46%)尿中

血陽性(2%)、体温低下(35%)、適用部位紅斑(13%)、適用部位そう痒感(2%)で

あったが、いずれも軽度であり臨床的に問題となるものではなかった。

血清中及び尿中の OPB-2045 遊離塩基及び 7 種の代謝物4の濃度は、いずれの被験薬

濃度のいずれの測定時点でも定量限界未満であった。

以上のことより、本剤を単回投与した場合、1.39%濃度で 3.0 mL(オラネキシジン

グルコン酸塩として 41.70 mg 相当)まで忍容性があり、安全に投与できるものと考え

られた。

(2) 健康成人を対象とした OPB-2045G 液の用量反応探索試験[第 II 相試験(131-201)]

健康成人を対象とし、本剤(0.278、0.695 及び 1.39%)の有効性及び用量反応関係

を検討するとともに、安全性及び忍容性を確認した(多施設共同無作為化プラセボ対

照群間比較試験)。プラセボ対照薬には生理食塩液を用い、治験薬は腹部又は鼠径部に

単回塗布(塗布 6 時間後の観察・検査後に除去)した。なお、実薬として 10%ポビド

ンヨード液及び 0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液を設定した。

副作用の発現例数、発現率及び件数は、鼠径部の本剤(0.695%)群で 1 例(7.1%)

4 DM-210、DM-211、DM-212、DM-213、DM-223、DM-224、DCBA

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

17

1 件であった。副作用の内容は、「下痢」で、重症度は「軽度」、因果関係は「おそら

く関連なし」で、処置を施すことなく回復しており、臨床的に問題となる事象ではな

いと判断した。

本治験で用いた試験方法は、実薬群の結果から、ベースラインの細菌数が多い鼠径

部では殺菌消毒剤の評価方法として妥当であると判断した。鼠径部では被験薬群にお

いて用量反応を伴う減菌効果が認められたことから、被験薬を殺菌消毒剤として開発

できることが期待できると考えられた。腹部では実薬群の結果から、殺菌消毒剤の評

価方法として妥当であると判断できなかったが、ベースラインの細菌数を増加させれ

ば腹部でも評価方法の妥当性が示され、被験薬群の減菌効果が認められる可能性があ

ると考えられた。また、本被験薬の濃度範囲内であれば、安全性及び忍容性に問題は

ないと判断した。

(3) 健康成人を対象とした OPB-2045G 液の安全性と有効性を検討する試験[第 I/II 相試

験(131-202)]

健康成人を対象とし、本剤(1、1.5 及び 2%)の安全性と有効性を検討した。本試

験は、本剤の安全性及び薬物動態を検討する試験 1(非盲検、無作為化、多施設共同

試験)と本剤を単回塗布し、正常な皮膚の皮膚常在細菌数を指標として、細菌数減少

量、用量反応及び安全性を検討する試験 2(非盲検、多施設共同、無作為化、プラセ

ボ対照並行群間比較試験)で構成した。また、試験 2 を実施するにあたり、皮膚の細

菌数測定に用いるサンプリング液中の不活化剤の不活化効果を ex vivo 試験(非盲検、

無作為化試験)で確認することとした。試験 1 は、本剤(1%)を使用するステップ 1、

本剤(1.5%)を使用するステップ 2、本剤(2%)を使用するステップ 3 で構成し、安

全性を確認しながらステップアップすることとした。

試験 1 において、血清中 OPB-2045 遊離塩基は、本剤(1 及び 1.5%)群の治験薬塗

布 1 時間後に各 1 例で検出(0.276 ng/mL、0.136 ng/mL)され、それ以外の測定時点で

は、すべて定量下限値未満であった。血清中の 7 つの代謝物濃度は、すべての被験者、

すべての測定時点において定量下限値未満であった。被験薬は濃度依存的ではないが

吸収される可能性はあり、その吸収は塗布 1 時間後と比較的速やかで、かつ微量であ

ると考えられた。

Ex vivo 試験において、サンプル中の治験薬濃度は、すべての検体で in vitro 試験で

不活化剤の不活化効果が発揮された最大治験薬濃度を超えなかった。したがって、サ

ンプリング液中の不活化剤は、妥当であると判断した。

試験 2 において、被験薬群には明らかな正の用量反応性は認められなかったが、す

べての被験薬群で塗布 10 分後に殺菌効果が期待できると考えられた。塗布 6 時間後は

本剤(1%)群を除き、生理食塩液群と差が認められなかったが、実薬の 0.5%クロル

ヘキシジングルコン酸塩液群も同様であり、効果は同程度であると考えられた。

試験 1 において、血清中薬物濃度が検出された 2 例の被験者に特有の有害事象は認

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

18

められず、薬物濃度と有害事象の発現の関係で特筆すべきことはなかった。副作用の

発現例数、発現率及び件数は、本剤(2%)群で 2 例(22.2%)2 件であった。その他

の群で副作用は発現しなかった。副作用の内訳は、本剤(2%)群の適用部位紅斑が 1

例(11.1%)1 件、本剤(2%)群の適用部位皮膚炎が 1 例(11.1%)1 件であった。

Ex vivo 試験において、すべての群で副作用はなかった。

試験 2 における副作用の発現例数、発現率及び件数は、本剤(2%)群で 1 例(2.8%)

1 件、10%ポビドンヨード液群で 1 例(2.8%)1 件であった。その他の群で副作用は発

現しなかった。副作用の内訳は、本剤(2%)群で皮膚炎が 1 例(2.8%)1 件、10%ポ

ビドンヨード液群で尿中ブドウ糖陽性が 1 例(2.8%)1 件であった。

以上のことより、1.5%濃度までの本剤は安全性に問題はないが、本剤(2%)では皮

膚炎が発現したことから、使用時には注意を要すると考えられた。

(4) 臨床薬理試験:第 I 相(131-104 試験)

健康成人男性を対象とし、本剤(1.5%)の薬物動態及び安全性を検討した(単施設、

プラセボ対照、無作為化、二重盲検、並行群間比較試験)。プラセボ対照薬には基剤を

用い、治験薬は腹部及び鼠径部に単回塗布(塗布 72 時間後の観察・検査終了後に除去)

した。

血清中の OPB-2045 遊離塩基及び 7 代謝物濃度は、すべての被験者、すべての測定

時点において定量下限値未満であった。

副作用は認められなかった。

本剤(1.5%)は、正常皮膚への単回塗布において、経皮吸収の可能性は低いと考え

られた。また、安全性に問題はないと考えられた。

(5) 検証的試験:第 III 相(131-302 試験)

健康成人を対象とし、本剤(1.5%)の有効性(プラセボ対照薬に対する優越性及び

実対照薬に対する非劣性)を検討した[多施設共同、プラセボ対照及び実薬対照、無

作為化、評価者盲検(単盲検)、並行群間比較試験]。本剤(1.5%)の有効成分である

オラネキシジングルコン酸塩の殺菌消毒効果を検証するため、プラセボ対照薬には基

剤を設定した。治験薬は腹部及び鼠径部に単回塗布(塗布 6 時間後の観察・検査終了

後に除去)した。また、既存薬剤の殺菌消毒効果に対する本剤の非劣性を検証するた

め、実対照薬として 0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液を設定した。

腹部及び鼠径部において、治験薬塗布 10 分後における 0.5%クロルヘキシジングル

コン酸塩液群と本剤(1.5%)群の最小二乗平均の群間差[0.5%クロルヘキシジングル

コン酸塩液群-本剤(1.5%)群]の 97.5%信頼区間の下限値が非劣性限界を超えていな

いことから、0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液の有効性に対する本剤(1.5%)の

非劣性が検証できた。また、腹部及び鼠径部において、治験薬塗布 10 分後における基

剤群と本剤(1.5%)群の最小二乗平均の群間差[基剤群-本剤(1.5%群)]を t 検定(片

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

19

側)した結果、基剤の有効性に対する本剤(1.5%)の優越性が検証できた(p<0.001)。

プラセボ対照薬に対する優越性及び実対照薬に対する非劣性に関して、計画した 4 つ

の仮説がすべて検証でき、本剤(1.5%)の有効性が確認できた。

副作用の発現率、発現人数及び発現件数は、本剤(1.5%)群 1.3%(3/237 名)3 件、

0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液群 0.8%(2/237 名)2 件、基剤群 0.8%(1/120 名)

1 件であった。副作用の内訳は、すべて適用部位紅斑であった。本剤の塗布により、

適用濃度 1.5%において適用部位の皮膚の紅斑などの副作用が発現する可能性はある

ものの、回復性が認められたことから、正常皮膚に対する安全性に問題はないと考え

た。

(6) 検証的試験:第 III 相(131-301 試験)

腹腔鏡下での消化器手術施行予定患者を対象とし、本剤(1.5%)を手術部位(手術

野)の皮膚に塗布し、安全性及び薬物動態を確認した(非盲検、多施設共同無作為化

並行群間比較試験)。対照薬には 10%ポビドンヨード液を用い、治験薬は手術部位に

単回塗布した。

OPB-2045 遊離塩基は本剤(1.5%)を塗布した 52 名中 25 名で検出された。塗布 0.5

時間後から検出された被験者を認め、塗布 168 時間後にはすべての被験者で定量下限

未満であった。OPB-2045 遊離塩基の Cmaxの最大は 1.536 ng/mL、その tmaxは 2 時間で

あった。代謝物に関しては、7 代謝物のうち、DM-210、DM-211、DM-212 及び DM-213

が認められ5、一部の被験者では塗布 168 時間後も血清中濃度が認められた。

副作用の発現率及び発現件数は、本剤(1.5%)群で 5.8%(3/52 例)3 件、内訳は「適

用部位皮膚炎」(1 例 1 件、重症度は中等度)、「適用部位紅斑」(1 例 1 件、重症度は中

等度)、「適用部位そう痒感」(1 例 1 件、重症度は中等度)、10%ポビドンヨード液群

で 7.4%(4/54 例)4 件、内訳は「適用部位紅斑」(4 例 4 件、重症度は中等度 2 件、軽

度 2 件)であった。いずれも皮膚に関する事象であり、転帰はすべて回復を確認した。

本剤を皮膚の切開を伴う手術患者に塗布した場合、本剤は血中に移行するものと考

えるが、本治験では血清中の OPB-2045 遊離塩基及び代謝物は安全性に影響を及ぼさ

ないと考えた。本剤(1.5%)は、塗布により皮膚に対する副作用が発現するものの回

復性があり、かつ、全身症状には影響を及ぼさないことから、臨床使用は可能と判断

した。

以上の品質、非臨床、臨床試験成績から、本剤は、現行の生体消毒薬(ヨード製剤や

クロルヘキシジングルコン酸塩製剤)の課題を解決できる可能性があり、かつ、現行の

生体消毒剤と同様な有効性及び安全性を有する新規生体消毒薬であると判断した。その

ため、本剤を本邦の術後感染予防対策の一助となりうる新規生体消毒剤として、新たに

5 DM-210 は 52 名中 36 名、DM-211 は 52 名中 16 名、DM-212 は 52 名中 37 名(再測定結果)、DM-213は 52 名中 10 名に認められた。

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

20

臨床現場へ提供することは意義があると考え、本剤の製造販売承認申請を行うこととし

た。

1.5.4 予定する効能又は効果、用法及び用量

品質、非臨床試験及び臨床試験の結果から、以下に示す効能又は効果、用法及び用量

にて本剤の医薬品製造販売承認申請を行うこととした。

<販売名>

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25mL

<効能又は効果>

手術部位(手術野)の皮膚の消毒

<用法及び用量>

本剤を適量塗布する。

1.5.5 治験相談等の経緯

本剤の開発に際し、以下の対面助言を行った。相談内容と機構見解は 2.5.1.7 に示した。

- 医薬品安全性相談(平成 年 月 日薬機審長発第 号)

- 医薬品第 I 相試験開始前相談(平成 年 月 日薬機審長発第 号)

- 医薬品品質相談(平成 年 月 日薬機審長発 号)

- 医薬品後期第 II 相試験開始前相談(平成 年 月 日薬機審長発 号)

- 医薬品第 II 相試験終了後相談(オーファン以外)(平成 年 月 日薬機審長発

号)

- 医薬品追加相談(オーファン以外)(平成 年 月 日薬機審長発 号)

- 医薬品申請前相談(オーファン以外)(平成 年 月 日薬機審長発 号)

1.5.6 特徴及び有用性

これまでに得られた非臨床試験成績及び日本人の健康成人や手術患者を対象とした

臨床試験成績、臨床現場の現状などを踏まえ、本剤の特徴及び有用性並びにアプリケー

タ製剤の特徴及び有用性について以下に示した。

Page 22: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

21

1.5.6.1 本剤の特徴及び有用性

(1) 現在使用されている消毒剤に抵抗性を示す細菌(殺菌消毒効果が十分得られない細

菌)に対して、強い殺菌効果を有する(薬効薬理試験結果)。

In vitro 殺菌力として、マイクロプレートを用いた希釈法により MBC を求め、本剤

の殺菌スペクトラムを評価した。その結果、グラム陽性及びグラム陰性の種々の標準

菌株(100 菌株)6に対して、本剤は、クロルヘキシジングルコン酸塩液及びポビドン

ヨード液と同等若しくはそれ以上の殺菌スペクトラムを示した。特に、グラム陽性菌

に対して強い殺菌力と速効性を有した。

また、MRSA、Enterococcus faecalis、Staphylococcus aureus(Methicillin 感受性)、CNS、

Escherichia coli、Corynebacterium species、Pseudomonas aeruginosa、Klebsiella pneumoniae、

Acinetobacter baumannii、Serratia marcescens の臨床分離菌株(220 菌株)7に対しても

MBC を求めて、本剤の殺菌スペクトラムを評価した。その結果、本剤は、クロルヘキ

シジングルコン酸塩液及びポビドンヨード液と同等若しくはそれ以上の殺菌スペクト

ラムを示した。特に、E. faecalis に対しては、クロルヘキシジングルコン酸塩液やポビ

ドンヨード液よりも有効であると考えられた。

更に、in vivo 殺菌力として、細菌汚染マウス皮膚を作成し、本剤塗布による平均殺

菌率を求めて評価した。その結果、本剤は一般細菌(S. aureus、S. epidermidis、A.

baumannii、Corynebacterium diphtheriae)、クロルヘキシジングルコン酸塩に抵抗性を

示す細菌(MRSA、VRE、P. aeruginosa、S. marcescens、Burkholderia cepacia)の計 9

菌種に対して、クロルヘキシジングルコン酸塩液及びポビドンヨード液と同等若しく

はそれ以上の殺菌力を示した。特に、VRE に対しては、クロルヘキシジングルコン酸

塩液やポビドンヨード液よりも有効であると考えられた。

(2) 健康成人を対象とした OPB-2045G 液の有効性を検証する試験[第 III 相試験

(131-302)]で既存薬に対する非劣性及び基剤に対する優越性を同時に検証できて

いる薬剤である。

現在、「手術部位(手術野)の皮膚の消毒」に対して、臨床現場では、ヨード製剤、

クロルヘキシジングルコン酸塩製剤が広く用いられている。

本剤(1.5%)は、健康成人を対象とした OPB-2045G 液の有効性を検証する試験[第

III 相試験(131-302)]を実施した結果、塗布 10 分後の細菌数を主たる有効変数とし

た場合、腹部及び鼠径部において、0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液に対する非

劣性が検証できた。同時に、プラセボ対照薬(基剤)に対しては、優越性が検証でき

6 MRSA、VRE を含むグラム陽性球菌(55 菌株)、グラム陽性桿菌(9 菌株)、Burkholderia cepacia 以外の

グラム陰性菌(34 菌株)、B. cepacia(2 菌株) 7 MRSA(30 菌株)、Enterococcus faecalis(30 菌株)、Staphylococcus aureus(Methicillin 感受性)(20 菌株)、

CNS(20 菌株)、Escherichia coli(20 菌株)、Corynebacterium species(20 菌株)、Pseudomonas aeruginosa(20 菌株)、Klebsiella pneumoniae(20 菌株)、Acinetobacter baumannii(20 菌株)、Serratia marcescens(20 菌株)

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1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

22

た。

腹部及び鼠径部における塗布 10 分後の細菌数は、本剤(1.5%)と 0.5%クロルヘキ

シジングルコン酸塩液で同様に基剤より低値かつベースライン細菌数より低値にする

ことができた。そのため、本剤(1.5%)は、皮膚の表面に存在する一過性微生物(transient

microorganisms)と病原微生物(pathogenic microorganisms)を除去し、皮膚常在細菌叢

を低値に減らすという手術前の皮膚消毒の目的を達成し、有効な製剤であると判断し

た。

(3) 米国及び本邦における生体消毒薬の有効性判定基準に照らしても、有効な製剤であ

ることが支持される。

健康成人を対象とした OPB-2045G 液の有効性を検証する試験[第 III 相試験

(131-302)]で得られた細菌について、ベースライン細菌数の高い被験箇所8をサブグ

ループとして検討した結果、本剤(1.5%)の塗布 10 分後の細菌数減少量の平均値は、

腹部では 2 log10 CFU/cm2 を超え、鼠径部では 3 log10 CFU/cm2 を超え、かつ、塗布 6 時

間後の細菌数が腹部及び鼠径部ともベースライン細菌数を超えていなかった。この結

果は、米国 TFM19)の有効性の判定基準9を満たしていた。

更に、ベースラインから塗布 10 分後の細菌数減少量の平均値は、腹部(乾燥部位)

及び鼠径部(湿潤部位)ともに 2 log10 CFU/cm2 を超え、かつ、塗布 6 時間後の細菌数

がベースライン細菌数を超えていなかった。この結果は、試験終了後に日本環境感染

学会から公表された「生体消毒薬の有効性評価指針:手術野消毒 2013」20)の有効性の

判定基準10を満たしていた。

以上、米国及び本邦の生体消毒薬の有効性の判定基準を満たした点からも、本剤は

「手術部位(手術野)の皮膚の消毒」として有効な製剤であることが支持された。

(4) 既存の生体消毒薬(ヨード製剤やクロルヘキシジングルコン酸塩製剤)の課題に対

応できる新規の生体消毒剤である。

医療従事者(医師及び看護師)を対象としたアンケート調査結果 3)では、術後感染

は患者の QOL の低下や医療費の増大などに繋がることから重要な課題であること、

また、現行の生体消毒薬に抵抗性を示す細菌に対する対策は必要であることが示唆さ

れた。生体消毒薬は術後感染防止対策に重要な役割を担っているため、現行の生体消

毒薬の課題を解決できる可能性がある消毒薬は、感染防止対策における標準予防策の

観点から、術後感染予防対策の一助となることが示唆され、臨床現場に必要であると

8 ベースライン細菌数が腹部で 2.5 log10CFU/ cm2以上、鼠径部で 4.5 log10CFU/ cm2 以上をそれぞれ満たす

被験箇所 9 試験薬を適用し、その 10 分以内に皮膚常在細菌数が、ベースライン細菌数(塗布前)より腹部では 2.0

log10 CFU/cm2、鼠径部では 3.0 log10 CFU/cm2減少すること、また、少なくとも消毒後 6 時間までベース

ライン細菌数未満であることを要求している。 10 試験薬塗布 10 分後の細菌数が、腹部及び鼠径部でベースライン細菌数(塗布前)から 2.0 log10 CFU/cm2

減少すること、また、塗布 6 時間後の細菌数がベースライン細菌数を超えないこと。

Page 24: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

23

考えられた。

以上から、本剤は、本邦の術後感染予防対策の一助となりうる手術部位(手術野)の

皮膚の消毒剤として臨床的有用性が期待できる。なお、本剤の「ベネフィットとリスク

に関する結論」は 2.5.6 に示した。

1.5.6.2 アプリケータ製剤の特徴及び有用性

アプリケータ製剤は、カップや鑷子を必要とせず、それらの器材の洗浄・滅菌及び消

毒剤の調製の手間を省くことができる。このことから、簡単な操作で迅速に消毒できる

ことが期待される。また、使い切りタイプであることから、これまでのプラスチックボ

トルに薬剤を充てんした製品より衛生的に消毒できることが期待される。

概略図を図 1.5.6-1 に、使用方法を図 1.5.6-2 に示す。使用時はハンドル(C)を持ち、

スリーブ(B)を押して薬液容器(A)を開通する。薬液がフォーム(D)に浸透された

ことの確認後、薬液を消毒部位に適度に塗布する。

Page 25: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

24

図 1.5.6-1 アプリケータ製剤の概略図

図 1.5.6-2 アプリケータ製剤の使用方法

B

A. 薬液容器

(直接容器)

B. スリーブ

C. ハンドル

D. フォーム

C

A

D

押す

薬液

薬液

開通後 開通前

Page 26: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

25

1.5.7 参考文献

1) Sebben JE. Surgical antiseptics. J Am Acad Dermatol. 1983;9(5):759-65.

2) 福田治久.JANIS/DPC 統合データベース構築による胃手術における手術部位感染発

生による追加的医療資源の推定.環境感染.2012;27(6):389-96.

3) 株式会社エム・シー・アイ.術後感染対策及び生体消毒薬に関する医師・看護師調査

報告書. 年 月 日.

4) 小林寛伊.生体消薬使用状況調査に関する報告.病院サプライ.1999;4(2):11-9.

5) 株式会社エム・シー・アイ.消毒薬に関する医師調査 調査報告書. 年 月.

6) Payne DN, Babb JR, Bradley CR. An evaluation of the suitability of the European suspension

test to reflect in vitro activity of antiseptics against clinically significant organisms. Letters in

Applied Microbiology. 1999;28:7-12.

7) Larson E. Guideline for use of topical antimicrobial agents. Am J Infect Control. 1988;

16:253-66.

8) 吉田製薬 文献調査チーム.中水準消毒薬.In:小林寬伊(指導)、大久保憲(監修).

消毒薬テキスト―エビデンスに基づいた感染対策の立場から― 新版.東京:協和企

画;2005.p. 148-61.

9) Meiji Seika ファルマ株式会社.イソジン液 10%.添付文書.2011 年 4 月改訂(第 2

版).

10) 清水正樹、奥住捷子、八代純子、荒明美奈子、前橋一紀、渡部宏臣ほか.尿および糞

便検体からの分離菌に対する消毒薬の in vitro 有効性.薬理と治療.2003;31(5):429-33.

11) Kobayashi H, Tsuzuki M, Hosobuchi K.Brief report: Bactericidal effects of antiseptics and

disinfectants against methicillin-resistant Staphylococcus aureus. Infect Control Hosp

Epidemiol. 1989;10(12):562-4.

12) 吉村正一郎、安田忠司、勝野陽子、伊藤美香、入山純司、石郷潮美.薬剤耐性株と感

性株に対する各種消毒剤の殺菌効果の比較-P. aeruginosa-.化学療法の領域.1989;

5(7):138-46.

13) 白石正、仲川義人.院内常在菌の検出と消毒剤の感受性に及ぼす繁用消毒剤の影響.

臨床外科.1991;46(13):1455-60.

14) 国定孝夫、山田恵子、織田志保美、原修.MRSA に対する各種消毒剤の殺菌効果.環

境感染.1999;14(2):142-7.

15) 国定孝夫、山田恵子、織田志保美、折笠義則.グラム陰性菌に対する各種消毒剤の In

vitro 殺菌効果.環境感染.2000;15(2):156-62.

16) 公開情報 2011 年 1 月~12 月年報.院内感染対策サーベイランス 手術部位感染部

門.厚生労働省 院内感染対策サーベイランス事業.URL:

http://www.nih-janis.jp/report/ssi.html

17) JANIS SSI 部門 公開情報 2012 年年報.厚生労働省 院内感染対策サーベイラン

ス事業.URL:http://www.nih-janis.jp/report/ssi.html

Page 27: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

26

18) 城野久美子.保存効力試験法.In:川村邦夫、佐々木次雄、棚元憲一(編).新訂版

GMP 微生物試験法.東京:講談社サイエンティフィク;2000.p. 336-60.

19) Federal Register. Topical antimicrobial drug products for over-the-counter human use;

tentative final monograph for health-care antiseptic drug products. 1994 June

17;59(116):31402-52.

20) 生体消毒薬の有効性評価指針:手術野消毒 2013.日本環境感染学会 消毒薬評価委

員会.URL:http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=81

Page 28: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.6 外国における使用状況等に関する資料

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

第 1 部(モジュール 1):申請書等行政情報及び

添付文書に関する情報

1.6 外国における使用状況に関する資料

株式会社大塚製薬工場

Page 29: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.6 外国における使用状況等に関する資料

2

目次

1.6 外国における使用状況等に関する資料 .................................................................................... 3

Page 30: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.6 外国における使用状況等に関する資料

3

1.6 外国における使用状況等に関する資料

本剤(オラネキシジングルコン酸塩を含む液)の外国での販売、承認取得及び承認申

請は、いずれも行われていない。

Page 31: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.7 同種同効品一覧表

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

第 1 部(モジュール 1):申請書等行政情報及び

添付文書に関する情報

1.7 同種同効品一覧表

株式会社大塚製薬工場

最新の添付文書を参照すること。

Page 32: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.7 同種同効品一覧表

2

目次

1.7 同種同効品一覧表 ........................................................................................................................ 3

Page 33: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.7 同種同効品一覧表

3

1.7 同種同効品一覧表

同種同効品として、本邦において手術部位(手術野)の皮膚の消毒の効能を取得して

おり、本剤同様エタノール不含の主な薬剤の用法・用量、使用上の注意などを本剤と対

比して表 1.7-1 に示す。

同じ一般的名称である薬剤が数十社から発売されている場合、添付文書情報は代表的

な薬剤のみ記載し、最終行に、その他の主な製品名を記載した。

Page 34: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.7 同種同効品一覧表

4

表 1.7-1 同種・同効薬一覧(1/5) 一般的名称 オラネキシジングルコン酸塩 オラネキシジングルコン酸塩 ポビドンヨード クロルヘキシジングルコン酸塩

販売名 (製造販売

元)

オラネジン消毒液 1.5%(株式会社大塚製薬工

場) オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL、オラネジン液 1.5%消毒用アプリケー

タ 25 mL(株式会社大塚製薬工場)

イソジン液 10%(Meiji Seika ファルマ株式

会社) ステリクロンW液 0.5(健栄製薬株式会社)

承認年月日 - - 2008 年 3 月 27 日 1992 年 11 月 20 日

再審査年月日

再評価年月日

該当しない。 1982 年 8 月 10 日

該当しない。 該当しない。

規制区分 - - - -

化学構造式

剤型・含量 液剤 本剤は 100 mL 中にオラネキシジングルコン酸

塩 1.50 g を含有する。 本剤は添加物としてポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール、グル

コノ-δ-ラクトン(pH 調整剤)、水酸化ナトリウ

ム(pH 調整剤)及び精製水を含有する。

液剤 本品は薬液容器とフォーム、ハンドル及び

スリーブから構成され、薬液は下記成分を

含有し、無菌である。ブリスター包装内は

滅菌済みである。 1 本(10

mL 中)

1 本(25 mL 中)

オラネキシジン

グルコン酸塩 0.150 g 0.375 g

ポリオキシエチレン(20)ポリオ

キシプロピレン(20)グリコール、

グルコノ-δ-ラクトン(pH 調整

剤)、水酸化ナトリウム(pH 調整

剤)及び精製水を含有する。

液剤 1 mL 中に有効成分ポビドンヨードを 100 mg(有効ヨウ素として 10 mg)含有する。

液剤 100 mL 中に有効成分クロルヘキシジング

ルコン酸塩を 0.5 g 含有する(0.5 w/v%)。

効能・効果 手術部位(手術野)の皮膚の消毒 手術部位(手術野)の皮膚の消毒 手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部

位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の

創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染

皮膚面の消毒

手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の

皮膚の消毒、医療機器の消毒 皮膚の創傷部位の消毒、手術室・病室・家

具・器具・物品などの消毒 結膜囊の洗浄・消毒 産婦人科・泌尿器科における外陰・外性器

の皮膚消毒

Page 35: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.7 同種同効品一覧表

5

表 1.7-1 同種・同効薬一覧(2/5) 一般的名称 オラネキシジングルコン酸塩 オラネキシジングルコン酸塩 ポビドンヨード クロルヘキシジングルコン酸塩

効能・効果に関連

する使用上の注意

1. 創傷部位(手術創を含む切創、びらん、

潰瘍等)に使用しないこと。[創傷部位へ

の使用により血中濃度が上昇するおそれ

がある(【薬物動態】の項参照)。創傷部位

への使用による安全性は確立していな

い。] 2. 粘膜に使用しないこと。(類薬のクロル

ヘキシジン製剤において、粘膜面への使用

によりショック症状が発現したとの報告

があり、粘膜面への使用は禁忌とされてい

る。)

1. 創傷部位(手術創を含む切創、びらん、

潰瘍等)に使用しないこと。[創傷部位へ

の使用により血中濃度が上昇するおそれ

がある(【薬物動態】の項参照)。創傷部位

への使用による安全性は確立していな

い。] 2. 粘膜に使用しないこと。(類薬のクロル

ヘキシジン製剤において、粘膜面への使用

によりショック症状が発現したとの報告

があり、粘膜面への使用は禁忌とされてい

る。)

- -

用法・用量 本剤を適量塗布する。 本剤を適量塗布する。 (1) 手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手

術部位(手術野)の粘膜の消毒 本剤を塗布する。

(2) 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮

膚面の消毒、感染皮膚面の消毒 本剤を患部に塗布する。

手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の

皮膚の消毒、医療機器の消毒 クロルヘキシジングルコン酸塩として

0.1~0.5%水溶液を用いる。 皮膚の創傷部位の消毒、手術室・病室・家

具・器具・物品などの消毒 クロルヘキシジングルコン酸塩として

0.05%水溶液を用いる。 結膜囊の洗浄・消毒 クロルヘキシジングルコン酸塩として

0.05%以下の水溶液を用いる。 産婦人科・泌尿器科における外陰・外性器

の皮膚消毒 クロルヘキシジングルコン酸塩として

0.02%水溶液を用いる。

使用上の注意 1. 慎重投与(次の患者には慎重に使用す

ること) (1) 薬物過敏症の既往歴のある患者 (2) 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家

族歴のある患者 (3) クロルヘキシジン製剤に対し過敏症

の既往歴のある患者

1. 慎重投与(次の患者には慎重に使用す

ること) (1) 薬物過敏症の既往歴のある患者 (2) 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家

族歴のある患者 (3) クロルヘキシジン製剤に対し過敏症

の既往歴のある患者

(1) 慎重投与(次の患者には慎重に使用す

ること) 1) 甲状腺機能に異常のある患者[血中ヨ

ウ素の調節ができず甲状腺ホルモン

関連物質に影響を与えるおそれがあ

る。] 2) 重症の熱傷患者[ヨウ素の吸収によ

り、血中ヨウ素値が上昇することがあ

る。]

1. 慎重投与(次の患者には慎重に使用す

ること) (1) 薬物過敏症の既往歴のある患者 (2) 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家

族歴のある患者

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1.7 同種同効品一覧表

6

表 1.7-1 同種・同効薬一覧(3/5) 一般的名称 オラネキシジングルコン酸塩 オラネキシジングルコン酸塩 ポビドンヨード クロルヘキシジングルコン酸塩

使用上の注意(続

き) 2. 重要な基本的注意

使用に際しては本剤の成分に対する過

敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無に

ついて十分確認すること。

3. 副作用 国内 16 施設で実施した腹腔鏡下での

消化器手術施行予定の患者を対象と した臨床第 III 相試験において、安全性

評価対象 52 例中 3 例(5.8%)、3 件の

副作用が認められた。 副作用は、適用部位皮膚炎、適用部位

紅斑及び適用部位そう痒感が各 1 例

(1.9%)1 件であった。(承認時、201X 年) 副作用が認められた場合には、使用を

中止するなど適切な処置を行うこと。

種類/頻度 0.1~5%未満

皮膚 適用部位皮膚炎、適用部位紅

斑、適用部位そう痒感

2. 重要な基本的注意 使用に際しては本剤の成分に対する過

敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無に

ついて十分確認すること。

3. 副作用 国内 16 施設で実施した腹腔鏡下での

消化器手術施行予定の患者を対象と した臨床第 III 相試験において、安全性

評価対象 52 例中 3 例(5.8%)、3 件の

副作用が認められた。 副作用は、適用部位皮膚炎、適用部位

紅斑及び適用部位そう痒感が各 1 例

(1.9%)1 件であった。(承認時、201X 年) 副作用が認められた場合には、使用を

中止するなど適切な処置を行うこと。

種類/頻度 0.1~5%未満

皮膚 適用部位皮膚炎、適用部位紅

斑、適用部位そう痒感

(2) 副作用 総症例 2377 例中副作用発現は 4 例

0.17%であり、その内容は瘙痒感 2 例、

灼熱感 1 例、発疹 1 例であった。(再評

価結果) 1) 重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状

(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁

麻疹等)(0.1%未満)があらわれるこ

とがあるので、観察を十分に行い、異

常が認められた場合には、直ちに使用

を中止し、適切な処置を行うこと。

2) その他の副作用 過敏症:発疹等(0.1%未満) 注)症状があらわれた場合には、使用

を中止すること。 皮膚:接触皮膚炎、瘙痒感、灼熱感、

皮膚潰瘍、皮膚変色(0.1%未満) 甲状腺:血中甲状腺ホルモン値(T3、

T4値等)の上昇あるいは低下などの

甲状腺機能異常(0.1%未満)

2. 重要な基本的注意 (1) ショック等の反応を予測するため、使

用に際してはクロルヘキシジン製剤

に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体

質の有無について十分な問診を行う

こと。 (2) 本剤は濃度に注意して使用すること。 (3) 結膜囊等特に敏感な組織に使用しな

ければならない場合には、濃度に注意

し、使用後滅菌精製水で水洗するこ

と。 (4) 本剤を希釈して使用する場合は、調製

後滅菌処理すること。 3. 副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻

度が明確となる調査を実施していな

い。 (1) 重大な副作用

ショック:ショック(頻度不明)があ

らわれることがあるので観察を十分

に行い、悪心・不快感・冷汗・眩暈・

胸内苦悶・呼吸困難・発赤等があらわ

れた場合は、直ちに使用を中止し、適

切な処置を行うこと。 (2) その他の副作用

過敏症:発疹・発赤・蕁麻疹等(頻度

不明) 注)このような症状があらわれた場合

には、直ちに使用を中止し、再使用し

ないこと。

Page 37: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

1.7 同種同効品一覧表

7

表 1.7-1 同種・同効薬一覧(4/5) 一般的名称 オラネキシジングルコン酸塩 オラネキシジングルコン酸塩 ポビドンヨード クロルヘキシジングルコン酸塩

使用上の注意(続

き) 4. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与

授乳中の婦人には治療上の有益性が危

険性を上回ると判断される場合にのみ

使用すること。[授乳中ラットを用いた

動物実験で乳汁中に移行することが報

告されている。]

5. 適用上の注意 (1) 投与経路:本剤は外用にのみ使用する

こと。 (2) 使用部位:脳、脊髄、眼、耳(内耳、

中耳、外耳)に使用しないこと。湿疹

又は発疹の部位に使用しないこと。

(3) 使用時: ①本剤は希釈せず、原液のまま使用す

ること。 ②本剤が眼及びその他の粘膜面に付

着・飛散しないよう注意すること。

誤って付着・飛散した場合は、直ち

に水でよく洗い流し、速やかに診察

を受ける等の処置を講じること。 ③本剤塗布後は、本剤が乾燥するまで

待ち、皮膚との接触時間を十分に取

ること。 (4) 使用後:使用後の残液はボトル内に戻

さず、廃棄すること。

4. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 授乳中の婦人には治療上の有益性が危

険性を上回ると判断される場合にのみ

使用すること。[授乳中ラットを用いた

動物実験で乳汁中に移行することが報

告されている。]

5. 適用上の注意 (1) 投与経路:本剤は外用にのみ使用する

こと。 (2) 使用部位:脳、脊髄、眼、耳(内耳、

中耳、外耳)に使用しないこと。湿疹

又は発疹の部位に使用しないこと。

(3) 使用時: ①本剤は希釈せず、原液のまま使用す

ること。 ②本剤が眼及びその他の粘膜面に付

着・飛散しないよう注意すること。

誤って付着・飛散した場合は、直ち

に水でよく洗い流し、速やかに診察

を受ける等の処置を講じること。 ③本剤塗布後は、本剤が乾燥するまで

待ち、皮膚との接触時間を十分に取

ること。

(3) 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊娠中及び授乳中の婦人には、長期に

わたる広範囲の使用を避けること。 (4) 臨床検査結果に及ぼす影響

酸化反応を利用した潜血試験におい

て、本剤が検体に混入すると偽陽性を

示すことがある。 (5) 適用上の注意

1) 使用部位 経口投与しないこと。

2) 使用時 ① 大量かつ長時間の接触によって接触

皮膚炎、皮膚変色があらわれること

があるので、溶液の状態で長時間皮

膚と接触させないこと。(本剤が手術

時に体の下にたまった状態や、ガー

ゼ・シーツ等にしみ込み湿った状態

で、長時間皮膚と接触しないよう消

毒後は拭き取るか乾燥させるなど注

意すること。) ② 眼に入らないように注意すること。

入った場合には、水でよく洗い流す

こと。 ③ 深い創傷に使用する場合の希釈液と

しては生理食塩液か注射用水を用

い、水道水や精製水を用いないこと。

④ 石けん類は本剤の殺菌作用を弱める

ので、石けん分を洗い落としてから

使用すること。 ⑤ 電気的な絶縁性をもっているので、

電気メスを使用する場合には、本剤

が対極板と皮膚の間に入らないよう

注意すること。

4. 適用上の注意

(1) 投与経路: 外用にのみ使用すること。

(2) 使用時: 1) 原液が眼に入らないように注意する

こと。 眼に入った場合には水でよく洗い流

すこと。 2) 注射器、カテーテル等の神経あるい

は粘膜面に接触する可能性のある器

具を本剤で消毒した場合は、滅菌精

製水でよく洗い流した後使用するこ

と。 3) 本剤の付着したカテーテルを透析に

用いると、透析液の成分により難溶

性の塩を生成することがあるので、

本剤で消毒したカテーテルは、滅菌

精製水でよく洗い流した後使用する

こと。 4) 血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作

用を減弱させるので、濃度、消毒時

間等に十分注意すること。 5) 石けん類は本剤の殺菌作用を減弱さ

せるので、予備洗浄に用いた石けん

分を十分に洗い落してから使用する

こと。

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1.7 同種同効品一覧表

8

表 1.7-1 同種・同効薬一覧(5/5) 一般的名称 オラネキシジングルコン酸塩 オラネキシジングルコン酸塩 ポビドンヨード クロルヘキシジングルコン酸塩

使用上の注意(続

き)

(6) その他の注意

1) 本剤を新生児に使用し、一過性の甲状

腺機能低下を起こしたとの報告があ

る。 2) ポビドンヨード製剤を腟内に使用し、

血中総ヨウ素値及び血中無機ヨウ素

値が一過性に上昇したとの報告があ

る。 3) 本剤を妊婦の腟内に長期間使用し、新

生児に一過性の甲状腺機能低下があ

らわれたとの報告がある。 4) ポビドンヨード製剤を腟内に使用し、

乳汁中の総ヨウ素値が一過性に上昇

したとの報告がある。

(1) 調製方法: 綿球・ガーゼ等は、本剤を吸着するの

で、これらを希釈溶液に浸漬して用い

る場合には、有効濃度以下とならない

ように注意すること。 (2) 器具等材質:

器具類の消毒に使用する本剤の希釈

水溶液には、必要に応じ防錆剤として

亜硝酸ナトリウムを 1 g/L 添加する。 5. その他の注意

クロルヘキシジングルコン酸塩製剤の

投与により、ショック症状を起こした

患者のうち、数例について、血清中に

クロルヘキシジンに特異的な IgE 抗体

が検出されたとの報告がある。

参照した添付文書

の作成年月日 - - 2011 年 4 月改訂(第 2 版) 2007 年 6 月改訂(第 2 版)

備考 - - - -

その他の主な製品

販売名(製造販売

元)

- - イオダイン M 消毒液 10%(健栄製薬株式

会社) ステリクロン W 液 0.1 (健栄製薬株式会社) 0.1%グルコジン W 水、0.5%グルコジン W水 (以上すべてヤクハン製薬株式会社) 0.1%ヘキザック水 W、0.5%ヘキザック水

W (以上すべて吉田製薬株式会社) 0.1W/V%マスキン水、0.5W/V%マスキン水 (以上すべて日興製薬株式会社)

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1.8 添付文書(案)

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

第 1 部(モジュール 1):申請書等行政情報及び

添付文書に関する情報

1.8 添付文書(案)

株式会社大塚製薬工場

最新の添付文書を参照すること。

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1.8 添付文書(案)

2

目次

1.8 添付文書(案) ............................................................................................................................ 3 1.8.1 効能・効果(案)及びその設定根拠 ............................................................................... 3

1.8.1.1 効能・効果(案) ................................................................................................... 3 1.8.1.2 効能・効果(案)の設定根拠 ............................................................................... 3

1.8.2 用法・用量(案)及びその設定根拠 ............................................................................... 4 1.8.2.1 用法・用量(案) ................................................................................................... 4 1.8.2.2 用法・用量(案)の設定根拠 ............................................................................... 4

1.8.3 使用上の注意(案)及びその設定根拠 ........................................................................... 6 1.8.4 参考文献 .............................................................................................................................. 8

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1.8 添付文書(案)

3

1.8 添付文書(案)

オラネジン消毒液 1.5%並びにオラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL 及びオラ

ネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL の添付文書(案)を最終頁以降に添付した。

1.8.1 効能・効果(案)及びその設定根拠

1.8.1.1 効能・効果(案)

手術部位(手術野)の皮膚の消毒

1.8.1.2 効能・効果(案)の設定根拠

手術前の皮膚消毒の目的は、皮膚の表面に存在する一過性微生物(transient

microorganisms)と病原微生物(pathogenic microorganisms)を除去し、皮膚常在細菌叢

を低値に減らすことである 1)。

ヒト皮膚常在細菌に対する消毒効果は、健康成人を対象にして、乾燥部位の代表部位

として腹部、湿潤部位の代表部位として鼠径部を選択し、本剤(1.5%)塗布 10 分後の

細菌数を評価した。その結果、実薬対照とした 0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液に

対して、腹部及び鼠径部の塗布 10 分後の細菌数でいずれも非劣性が検証できた。また、

プラセボ対照とした基剤に対して、腹部及び鼠径部の塗布 10 分後の細菌数でいずれも

優越性が検証できた。また、ベースライン細菌数の高い被験箇所1をサブグループとして

検討した結果、本剤(1.5%)の塗布 10 分後の細菌数減少量の平均値は、腹部では 2 log10

CFU/cm2 を超え、鼠径部では 3 log10 CFU/cm2 を超え、かつ、塗布 6 時間後の細菌数が腹

部及び鼠径部ともベースライン細菌数を超えていなかった。この結果は、米国 Topical

Antimicrobial Drug Products for Over-the-Counter Human Use; Tentative Final Monograph for

Health-Care Antiseptic Drug Products, 21 CFR Part 333(OTC 局所ヘルスケア消毒薬製品の

暫定的最終モノグラフ):TFM2)の有効性の判定基準2を満たしていた。さらに、ベースラ

インから塗布 10 分後の細菌数減少量の平均値は、腹部(乾燥部位)及び鼠径部(湿潤

部位)ともに 2 log10 CFU/cm2 を超え、かつ、塗布 6 時間後の細菌数がベースライン細菌

数を超えていなかった。この結果は、試験終了後に日本環境感染学会から公表された「生

体消毒薬の有効性評価指針:手術野消毒 2013」3)の有効性の判定基準3を満たしており、

米国及び本邦の生体消毒薬の有効性の判定基準を満たした点からも、本剤は「手術部位

(手術野)の皮膚の消毒」として有効な製剤であることが支持された。

皮膚常在細菌は、文献情報 4-16)から、部位が異なっていても、主にグラム陽性球菌

(Staphylococcus 属、Micrococcus 属)、グラム陽性桿菌(Corynebacterium 属、

1 ベースライン細菌数が腹部で 2.5 log10CFU/ cm2以上、鼠径部で 4.5 log10CFU/ cm2 以上をそれぞれ満たす

被験箇所 2 試験薬を適用し、その 10 分以内に皮膚常在細菌数が、ベースライン細菌数(塗布前)より腹部では 2.0

log10 CFU/cm2、鼠径部では 3.0 log10 CFU/cm2減少すること、また、少なくとも消毒後 6 時間までベース

ライン細菌数未満であることを要求している。 3 試験薬塗布 10 分後の細菌数が、腹部及び鼠径部でベースライン細菌数(塗布前)から 2.0 log10 CFU/cm2

減少すること、また、塗布 6 時間後の細菌数がベースライン細菌数を超えないこと。

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1.8 添付文書(案)

4

Propionibacterium 属、Brevibacterium 属)、グラム陰性桿菌(Acinetobacter 属)の 6 つの

属であると考えられ、この主な皮膚常在細菌の種類が患者で異なるという報告は見当た

らない。

非臨床試験では、標準分離株及び臨床分離株を用いた in vitro 殺菌力試験の結果におい

て、本剤(1.5%)はクロルヘキシジングルコン酸塩液及びポビドンヨード液と同等若し

くはそれ以上の殺菌スペクトラムを示した。更に、皮膚上に存在する細菌に対する殺菌

作用を検討した in vivo 殺菌力試験結果からも、本剤(1.5%)はクロルヘキシジングル

コン酸塩液及びポビドンヨード液と同等若しくはそれ以上の殺菌スペクトラムを示し

た。

以上、皮膚常在細菌及び非臨床試験結果から、健康成人における腹部及び鼠径部で確

認できた有効性(殺菌消毒効果)は、対象となる手術患者にも一般化可能であると判断

した。

1.8.2 用法・用量(案)及びその設定根拠

1.8.2.1 用法・用量(案)

本剤を適量塗布する。

1.8.2.2 用法・用量(案)の設定根拠

本剤は、手術部位(手術野)の皮膚の消毒に使用することを目的として開発した外皮

用殺菌消毒剤である。手術医療の実践ガイドライン 17)では、手術野の消毒薬の塗布方法

として、消毒薬を含ませた綿球を、皮膚切開部を中心にして、同心円状に又は渦巻状に、

中心部から外側に向けて順次塗布していくこと、一旦外側を消毒した綿球でそれよりも

中心部を塗布しないこと、3 回程度塗布することが望ましいこと、ドレーン刺入部や皮

膚切開の延長も考慮して、なるべく広範囲に消毒することが推奨されている。このこと

から、手術部位(手術野)の皮膚消毒範囲及び塗布量は、手術内容、手術部位により異

なるため、塗布範囲及び塗布量を規定することは現実的ではないと判断した。

臨床試験におけるヒト皮膚常在細菌に対する消毒効果は、健康成人を対象にして、腹

部及び鼠径部に塗布して評価したが、塗布時間は、消毒剤を十分皮膚に接触させること

が重要と考え、各被験箇所に 2 分間と規定した。ただし、実臨床において、塗布時間は

塗布範囲に依存すると考えられ、塗布範囲及び塗布量と同様に規定することは現実的で

はないと判断した。なお、患者を対象とした第 III 相試験(131-301)の結果に関して、

治験薬使用量と血清中薬物濃度との関係、血清中薬物濃度と有害事象との関係を検討し

たが、いずれも関連はなかった。

既述のように、手術部位(手術野)の皮膚消毒範囲及び塗布量は、手術内容、手術部

位により異なること、塗布時間は塗布範囲に依存することから、規定することは現実的

ではなく、更に皮膚に十分接触させることで殺菌効果は発揮されることとも合わせて、

本剤の用法・用量は、既存の消毒剤の用法・用量を参考に、手術部位(手術野)の皮膚

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1.8 添付文書(案)

5

の消毒として、「本剤を適量塗布する」とした。

本剤の容器形態としては、プラスチックボトルに本剤を充填したボトル製剤に加えて、

本剤を 薬液容器(直接容器)、薬液容器を開通するスリーブ、把持す

るハンドル及び薬液を塗布するフォームからなるアプリケータ製剤も併せて申請する

こととした。ボトル製剤とアプリケータ製剤は、容器形態のみが異なるものであるが、

アプリケータ製剤は、簡単な操作で迅速かつ衛生的に薬液が塗布できることが期待され

る。

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1.8 添付文書(案)

6

1.8.3 使用上の注意(案)及びその設定根拠

使用上の注意(案)については、平成 9 年 4 月 25 日付薬発第 606 号:「医療用医薬品

添付文書の記載要領について」、薬発第 607 号:「医療用医薬品の使用上の注意記載要領

について」及び薬安第 59 号:「医療用医薬品添付文書の記載要領について」に従い、本

剤の臨床試験成績及び非臨床試験成績を踏まえて設定した。

使用上の注意(案) 設定根拠

【禁忌】(次の患者には使用しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある患者に本剤を使用した場合、過敏症を起こす可能性があることから設定した。

《効能・効果に関連する使用上の注意》 1. 創傷部位(手術創を含む切創、びらん、潰瘍等)に使用しないこと。[創傷部位への使用により血中濃度が上昇するおそれがある(【薬物動態】の項参照)。創傷部位への使用による安全性は確立していない。] 2. 粘膜に使用しないこと。(類薬のクロルヘキシジン製剤において、粘膜面への使用によりショック症状が発現したとの報告があり、粘膜面への使用は禁忌とされている。)

1. 臨床において創傷部位への使用経験はなく、安全性は確立していない。非臨床試験(ラット)において創傷部位に本剤を塗布した際に正常皮膚塗布時よりも血中濃度が高値であり、吸収率が上昇すること、非臨床試験(ウサギ)において角質層損傷皮膚に刺激性の増大が認められたことを踏まえて設定した。 2. 本剤の有効成分はクロルヘキシジングルコン酸塩と構造類似性があり、クロルヘキシジングルコン酸塩を膀胱・腟・口腔などの粘膜に使用してショックが発現した症例が報告されている 18)ことから設定した。

慎重投与(次の患者には慎重に使用すること)(1) 薬物過敏症の既往歴のある患者 (2) 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある患者 (3) クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者

(1),(2) 本剤の国内で実施された臨床試験において、アナフィラキシー反応等は報告されていないが、本剤の有効成分は、クロルヘキシジングルコン酸塩と構造類似性があることから、クロルヘキシジングルコン酸塩の使用上の注意を参考に設定した。 (3) 本剤の有効成分は、クロルヘキシジングルコン酸塩と構造類似性がある。したがって、過去にクロルヘキシジン製剤で過敏症を経験した患者は、本剤の使用によっても過敏症を生じるおそれがあるため設定した。

重要な基本的注意 使用に際しては本剤の成分に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分確認すること。

禁忌及び慎重投与に関連する注意事項として設定した。

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1.8 添付文書(案)

7

使用上の注意(案) 設定根拠 副作用 国内 16 施設で実施した腹腔鏡下での消化器手術施行予定の患者を対象とした臨床第 III相試験において、安全性評価対象 52 例中 3 例(5.8%)、3 件の副作用が認められた。 副作用は、適用部位皮膚炎、適用部位紅斑及び適用部位そう痒感が各 1 例(1.9%)1 件であった。(承認時、201X 年) 副作用が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。 種類/頻度 0.1~5%未満 皮膚 適用部位皮膚炎、適用部位紅斑、

適用部位そう痒感

患者を対象とした国内臨床試験で報告された副作用の発現状況に基づき記載した。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与 授乳中の婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。[授乳中ラットを用いた動物実験で乳汁中に移行することが報告されている。]

臨床において妊婦、産婦、授乳婦に対する使用経験はなく、安全性は確立していない。生殖発生毒性試験において懸念すべき所見は認められていないこと、また、動物試験において、胎児への移行は認められないが、乳汁中への移行が認められていることから設定した。

適用上の注意 (1) 投与経路:本剤は外用にのみ使用すること。 (2) 使用部位:脳、脊髄、眼、耳(内耳、中耳、外耳)に使用しないこと。湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。 (3) 使用時: ①本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。

②本剤が眼及びその他の粘膜面に付着・飛散しないよう注意すること。誤って付着・飛散した場合は、直ちに水でよく洗い流し、速やかに診察を受ける等の処置を講じること。

③本剤塗布後は、本剤が乾燥するまで待ち、皮膚との接触時間を十分に取ること。

(4)4 使用後:使用後の残液はボトル内に戻さず、廃棄すること。

(1) 同種同効品のクロルヘキシジングルコン酸塩の使用上の注意を参考に設定した。 (2) 脳、脊髄、眼、耳(内耳、中耳、外耳)については、構造類似性を持つクロルヘキシジン製剤を聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがあると報告されているため設定した。湿疹又は発疹の部位については、生体消毒薬の一般的注意として設定した。 (3) ①本剤は希釈製剤ではないことから、設定した。 (3) ②非臨床試験(ウサギ)において眼粘膜刺激性が報告されていることから設定した。(3) ③本剤の接触時間(作用時間)を確保し、本剤が塗布部位以外に直接接触しないよう注意喚起するため設定した。 (4)4 使用後の残液による汚染のおそれがあるため設定した。

4 使用後の残液を容器内に戻す可能性がないため、アプリケータ製剤では設定しなかった。

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1.8 添付文書(案)

8

1.8.4 参考文献

1) Sebben JE. Surgical antiseptics. J Am Acad Dermatol. 1983;9(5):759-65.

2) Federal Register. Topical antimicrobial drug products for over-the-counter human use;

tentative final monograph for health-care antiseptic drug products. 1994 June

17;59(116):31402-52.

3) 生体消毒薬の有効性評価指針:手術野消毒 2013.日本環境感染学会 消毒薬評価委

員会.URL:http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=81

4) Wilson M. Microbial inhabitants of humans. Cambridge: Cambridge university press; 2005. p.

65-76.

5) 宮地良樹、長沼雅子.II. スキンケア科学をめぐる基礎知識.③皮膚常在菌.化粧品・

外用薬研究者のための皮膚科学.東京:文光堂;2005.p. 40-4.

6) Noble WC. Skin carriage of the Micrococcaceae. J Clin Path. 1969;22:249-53.

7) Kloos WE, Musselwhite MS. Distribution and persistence of Staphylococcus and

Micrococcus species and other aerobic bacteria on human skin. Appl Microbiol.

1975;30(3):381-95.

8) Roth RR, James WD. Microbiology of the skin: resident flora, ecology, infection. J Am Acad

Dermatol. 1989;20(3):367-90.

9) Noble W. Skin as a source for hospital infection. Infect Control. 1986;7(2 Suppl):111-2.

10) Maibach HI, Aly R. Skin microbiology: relevance to clinical infection. NewYork:

Springer-Verlag; 1981. p. 3-12.

11) Somerville DA. A taxonomic scheme for aerobic diphtheroids from human skin. J Med

Microbiol. 1973;6(2):215-24.

12) McGinley KJ, Webster GF, Leyden JJ. Regional variations of cutaneous Propionibacteria.

Appl Environ Microbiol. 1978;35(1):62-6.

13) Noble WC, Pitcher DG. Microbial ecology of the human skin. Adv Microb Ecol.

1978;(2):245-89.

14) Berlau J, Aucken H, Malnick H, Pitt T. Distribution of Acinetobacter species on skin of

healthy humans. Eur J Clin Microbiol Infect Dis. 1999;18(3):179-83.

15) Al-Khoja MS, Darrell JH. The skin as the source of Acinetobacter and Moraxella species

occurring in blood cultures. J Clin Pathol. 1979;32(5):497-9.

16) Seifert H, Dijkshoorn L, Gerner-Smidt P, Pelzer N, Tjernberg I, Vaneechoutte M. Distribution

of Acinetobacter species on human skin: comparison of phenotypic and genotypic

identification methods. J Clin Microbiol. 1997;35(11):2819-25.

17) 針原康.第 7 章 手術部位と感染防止.①手術部位感染防止.In:手術医療の実践ガ

イドライン(改訂版).日本手術医学会誌.2013;34 Suppl.:S58-70.

18) 高橋敦子、小林寛伊、大久保憲.消毒薬の副作用.医療関連感染.2008;1(1):35-8.

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貯法:室温保存使用期限:容器に表示の使用期限内に使用すること。使用時及び保管:取扱い上の注意の項参照

【組成・性状】1.組成本剤は100mL中にオラネキシジングルコン酸塩1.50gを含有する。本剤は添加物としてポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール、グルコノ-δ-ラクトン(pH調整剤)、水酸化ナトリウム(pH調整剤)及び精製水を含有する。

2.製剤の性状本剤は無色~微黄色澄明の液である。本剤は無菌製剤である。

【禁忌(次の患者には使用しないこと)】本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

(1)

2360

外皮用殺菌消毒剤

(オラネキシジングルコン酸塩液)

日本標準商品分類番号 87 2619

薬価収載 薬価基準未収載販売開始

承認番号

国際誕生日

5.適用上の注意⑴ 投与経路:本剤は外用にのみ使用すること。⑵ 使用部位:脳、脊髄、眼、耳(内耳、中耳、外耳)に使用しないこと。湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。

⑶ 使用時:①本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。②本剤が眼及びその他の粘膜面に付着・飛散しないよう注意すること。誤って付着・飛散した場合は、直ちに水でよく洗い流し、速やかに診察を受ける等の処置を講じること。③本剤塗布後は、本剤が乾燥するまで待ち、皮膚との接触時間を十分に取ること。

⑷ 使用後:使用後の残液はボトル内に戻さず、廃棄すること。

【使用上の注意】1.慎重投与(次の患者には慎重に使用すること)⑴ 薬物過敏症の既往歴のある患者⑵ 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある患者⑶ クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者

2.重要な基本的注意使用に際しては本剤の成分に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分確認すること。

3.副作用国内16施設で実施した腹腔鏡下での消化器手術施行予定の患者を対象とした臨床第III相試験において、安全性評価対象52例中3例(5.8%)、3件の副作用が認められた。副作用は、適用部位皮膚炎、適用部位紅斑及び適用部位そう痒感が各1例(1.9%)1件であった1)。(承認時、2015年)副作用が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。種類/頻度皮膚

0.1~5%未満適用部位皮膚炎、適用部位紅斑、適用部位そう痒感

4.妊婦、産婦、授乳婦等への投与授乳中の婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。[授乳中ラットを用いた動物実験で乳汁中に移行することが報告されている2)。]

【効能・効果】手術部位(手術野)の皮膚の消毒

【用法・用量】本剤を適量塗布する。

【薬物動態】1.血清中濃度腹腔鏡下での消化器手術施行予定の患者に本剤を手術前の皮膚に塗布した時の血清中オラネキシジン濃度は52例中27例において定量下限(0.05ng/mL)未満であった。定量下限を超えた25例の最高血清中濃度は0.053~1.536ng/mLであった。塗布0.5時間後から血清中に認められ、血清中濃度の平均値は塗布2時間後に最大値となり、塗布168時間後にはいずれの被験者も定量下限未満となった1)。(健康成人による成績)オラネキシジングルコン酸塩液(1%、1.5%、2%)を腹部及び鼠径部に塗布した時の血清中オラネキシジン濃度は66例中64例において定量下限未満であった。定量下限を超えた2例の最高血清中濃度は0.136及び0.276ng/mLであった。

2.分布ヒト血清におけるたん白結合率は0.1~10μg/mLの範囲において99.0%以上であり、その特異性は低く、可逆的であった(in vitro、平衡透析法)3)。

3.代謝ヒト血清及び肝臓中にアルキル基がカルボキシル化された代謝物が認められた1,4)。オラネキシジンの代謝には薬物代謝酵素CYP2D6、CYP2E1、CYP3A4/5及びCYP4A/4F(CYP4F12)が関与することが in vitro試験により確認された5)。

4.薬物相互作用ヒト肝ミクロソームを用いた in vitro試験により、オラネキシジンはCYP2D6、CYP2B6及びCYP3A4に対して弱い阻害作用を示した6)。その他のCYP分子種(CYP1A2、2A6、2C8、2C9、2C19及び2E1)に対する阻害作用は認められなかった7)。(参考)14C標識した本剤をラット背部の正常皮膚に単回経皮投与した結果、放射能は主に投与部位、副腎、甲状腺、腎臓、肺、顎下腺、褐色脂肪等に分布し、皮膚からの移行が認められたが、蓄積性は認めなかった。一方、ラット背部の擦過皮膚に単回経皮投与した結果、正常皮膚の場合と比べて、放射能が分布する組織に違いは認めなかったが、血清及び組織中放射能濃度は高く、放射能吸収率は数倍高値を示した。投与された放射能の主要排泄経路はラットにおいては主に胆汁を介した糞中であり、イヌでは尿中であった。また、妊娠ラットに皮下投与した時、胎児と羊水中に放射能の移行を認めなかった2)。

2015年 6 月作成(第 1版)

【臨床成績】健康成人を対象に、腹部及び鼠径部を被験部位として、0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液(CHG)、基剤(プラセボ)を対照とした無作為化単盲検並行群間比較試験を実施した(本剤群:237例、CHG群:236例、プラセボ群:119例、合計592例)8)。結果は、以下のとおりであり、腹部及び鼠径部で本剤のプラセボに対する優越性が検証された(表1)。

《効能・効果に関連する使用上の注意》1.創傷部位(手術創を含む切創、びらん、潰瘍等)に使用しないこと。[創傷部位への使用により血中濃度が上昇するおそれがある(【薬物動態】の項参照)。創傷部位への使用による安全性は確立していない。]

2.粘膜に使用しないこと。(類薬のクロルヘキシジン製剤において、粘膜面への使用によりショック症状が発現したとの報告があり、粘膜面への使用は禁忌とされている。)

Page 48: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

(2)

表1 腹部及び鼠径部における各評価時点の細菌数(FAS)

【薬効薬理】⑴ 殺菌作用1)オラネキシジングルコン酸塩は、皮膚常在菌とされる各種細菌に殺菌作用を示す( in vitro試験成績参照)。

2)芽胞形成菌には効力を示さない9)。3)結核菌に対する効力は不明である。4)真菌類の多くに殺菌力を示すが、全般的に細菌類よりも効力は弱い。

5)一部のウイルスに対し効力を示す。⑵ 効力を裏付ける試験成績1)各種細菌(標準菌株及び臨床分離株)に対する殺菌作用( in

vitro試験)10,11)被験菌液と希釈した本剤を所定時間作用させた後、殺菌活性を停止させた作用液を培養し菌の増殖を判定した。増殖のみられない最小濃度を最小殺菌濃度(MBC)とした。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を含むブドウ球菌属、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を含む腸球菌属、Micrococcus属などグラム陽性球菌(155菌株)に対して、30秒間処置で0.0014~>0.35%、1分間処置で≤0.00068~0.17%のMBCを示した。コリネバクテリウム属、Propionibacterium属などのグラム陽性桿菌(29菌株)に対して、30秒及び1分間処置で≤0.00068~0.17%、3分間処置で≤0.00068~0.011%のMBCを示した。Acinetobacter属、大腸菌、緑膿菌、Serratia marcescens、Klebsiella pneumoniae などのグラム陰性菌(136菌株)に対して、30秒及び1分間処置で≤0.00068~>0.70%、3分間処置で≤0.00068~0.043%のMBCを示した。

2)真菌(標準菌株)に対する殺菌作用(in vitro試験)12)Candida albicansを含む酵母様真菌(6菌株)に対して30秒間処置で0.087~>0.70%、3分間処置で0.0027~0.043%、10分間処置で≤0.00068~0.043%、30分間処置で≤0.00068~0.011%のMBCを示した。Aspergillus niger、Microsporum canisを除く糸状真菌(5菌株)に対して30秒間処置で0.011~>0.35%、3分間処置で0.0027~0.35%、10分間処置で0.0027~0.022%、30分間処置で0.0014~0.0054%のMBCを示した。Aspergillus niger(1菌株)及びMicrosporum canis(1菌株)は、0.70%、30分間処置でも殺菌できなかった。

3)ウイルスに対する効力(in vitro試験)13)本剤(1.5%)は、エンベロープを有するウイルスであるインフルエンザAウイルスに対し、作用時間1分以上で対数減少値(Log reduction)4以上の不活化作用を示した。一方、エンベロープがないネコカリシウイルスに対しては、作用時間10分でも弱い不活化効果しか示さなかった。

4)細菌汚染マウス皮膚に対する殺菌力(in vivo試験)14)剪毛したマウス背部を被験部位(面積約3.5cm2)とし被験菌液を塗り広げ細菌汚染皮膚を作製した。本剤10μLを細菌汚染皮膚に滴下し塗り広げ、所定の時間作用させた後、生残菌

を消毒剤不活化剤含有培地に回収した。これを培養し、生残菌数を求めた。その結果、Staphylococcus aureus ATCC 6538、MRSA ATCC 33591、Staphylococcus epidermidis ATCC 12228、Enterococcus faecalis ATCC 51575(VRE)、Corynebacterium diphtheriae ATCC 13812、Acinetobacter baumannii ATCC BAA-747 及びPseudomonas aeruginosa ATCC 27853 汚染皮膚に対し、本剤塗布30秒後の平均殺菌率は、それぞれ99.96%、>99.99%、>99.99%、>99.99%、>99.99%、>99.99%、99.99%であった。また、Serratia marcescens ATCC 14756 及びBurkholderia cepacia NBRC 14074 汚染皮膚に対し、本剤塗布3分後の平均殺菌率は、それぞれ99.93%、99.78%であった。

5)カニクイザル皮膚常在菌・通過菌に対する殺菌力(in vivo試験)15)本剤塗布群では、塗布10分後及び6時間後のいずれの時点においても生理食塩液塗布群より生残菌数の有意な減少を認め、そのLog reduction は塗布10分後で3.41、6時間後で3.70であった。

⑶ 作用機序16)-18)

作用機序は十分には解明されていないが、細菌の膜に結合し、膜構造の障害・膜バリアー能の破壊により、細胞質成分の不可逆的漏出を引き起こし殺菌活性を示すと考えられる。また、0.016%以上の濃度では、タンパク変性作用により菌を凝集させ、死滅させると考えられる。

平均値±標準偏差(Log10CFU/cm2)(被験箇所数)a)投与群、被験箇所及び被験区画を固定効果、被験者を変量効果とした混合効果モデル

【腹部】塗布前

塗布10分後

プラセボ群との群間差[95%信頼区間]a)

CHG群との群間差[95%信頼区間]a)

本剤群

2.799±0.514(474)

0.285±0.728(474)

CHG群

2.748±0.543(471)

0.521±0.803(471)

プラセボ群

2.748±0.576(238)

1.528±0.780(238)

1.243[1.100, 1.386]P<0.0010.235

[0.118, 0.353]【鼠径部】塗布前

塗布10分後

プラセボ群との群間差[95%信頼区間]a)

CHG群との群間差[95%信頼区間]a)

5.211±1.128(471)

2.811±1.450(472)

5.299±1.102(472)

2.826±1.360(470)

5.159±1.291(236)

4.504±0.993(237)

1.706[1.505, 1.907]P<0.0010.016

[-0.159, 0.191]

【有効成分に関する理化学的知見】一般名:オラネキシジングルコン酸塩(Olanexidine gluconate) 化学名:1-(3,4-Dichlorobenzyl)-5-octylbiguanide mono-D-gluconate構造式:

分子式:C17H27Cl2N5・C6H12O7分子量:568.49

【取扱い上の注意】本剤は無菌製剤のため、開封後は速やかに使用すること。

【承認条件】医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。

HO CO2HHO H

HHO

H OH

H OH

NH

NH

NH

NH NH

ClCl

CH3

【包装】オラネジン消毒液1.5%  200mL 20本

2360 S

【主要文献及び文献請求先】主要文献1)㈱大塚製薬工場:社内資料(臨床第Ⅲ相・安全性)2)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04001)3)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04002)4)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04003)5)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04004)6)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04005)7)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04006)8)㈱大塚製薬工場:社内資料(臨床第Ⅲ相・有効性)9)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02001)10)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02002)11)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02003)12)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02004)13)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02005)14)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02006)15)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02007)16)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02008)17)Sakagami Y., et al.: J Pharm Pharmacol. 1999 ; 51(2):201-20618)Sakagami Y., et al.: J Pharm Pharmacol. 2000 ; 52(12):1547-1552 文献請求先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。 株式会社大塚製薬工場 輸液DIセンター〒101‐0048 東京都千代田区神田司町2‐2TEL:0120‐719‐814FAX:03‐5296‐8400

開 封 方 法

シール部から外袋フィルムを開封する。注意:外袋フィルムは使用直前まで開封

しないこと。

Page 49: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

貯法:室温保存使用期限:アプリケータに表示の使用期限内に使用すること。使用時及び保管:取扱い上の注意の項参照

【組成・性状】本品は薬液容器とフォーム、ハンドル及びスリーブから構成され、薬液は下記成分を含有し、無菌である。ブリスター包装内は滅菌済みである。

【禁忌(次の患者には使用しないこと)】本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

(1)

2370

外皮用殺菌消毒剤

(オラネキシジングルコン酸塩液)

日本標準商品分類番号 87 2619

薬価収載販売開始

承認番号

オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10mL

薬価収載薬価基準未収載 薬価基準未収載

国際誕生日 国際誕生日販売開始

承認番号

オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25mL

有効成分

組成添 加 物

オラネキシジングルコン酸塩ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール、グルコノ-δ-ラクトン(pH調整剤)、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水無色~微黄色澄明の液である。性 状

1本(10mL)中

0.150g

1本(25mL)中

0.375g

5.適用上の注意⑴ 投与経路:本剤は外用にのみ使用すること。⑵ 使用部位:脳、脊髄、眼、耳(内耳、中耳、外耳)に使用しないこと。湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。

⑶ 使用時:①本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。②本剤が眼及びその他の粘膜面に付着・飛散しないよう注意すること。誤って付着・飛散した場合は、直ちに水でよく洗い流し、速やかに診察を受ける等の処置を講じること。③本剤塗布後は、本剤が乾燥するまで待ち、皮膚との接触時間を十分に取ること。

【使用上の注意】1.慎重投与(次の患者には慎重に使用すること)⑴ 薬物過敏症の既往歴のある患者⑵ 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある患者⑶ クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者

2.重要な基本的注意使用に際しては本剤の成分に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分確認すること。

3.副作用国内16施設で実施した腹腔鏡下での消化器手術施行予定の患者を対象とした臨床第III相試験において、安全性評価対象52例中3例(5.8%)、3件の副作用が認められた。副作用は、適用部位皮膚炎、適用部位紅斑及び適用部位そう痒感が各1例(1.9%)1件であった1)。(承認時、2015年)副作用が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。種類/頻度皮膚

0.1~5%未満適用部位皮膚炎、適用部位紅斑、適用部位そう痒感

4.妊婦、産婦、授乳婦等への投与授乳中の婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。[授乳中ラットを用いた動物実験で乳汁中に移行することが報告されている2)。]

【効能・効果】手術部位(手術野)の皮膚の消毒

【用法・用量】本剤を適量塗布する。

【薬物動態】1.血清中濃度腹腔鏡下での消化器手術施行予定の患者に本剤を手術前の皮膚に塗布した時の血清中オラネキシジン濃度は52例中27例において定量下限(0.05ng/mL)未満であった。定量下限を超えた25例の最高血清中濃度は0.053~1.536ng/mLであった。塗布0.5時間後から血清中に認められ、血清中濃度の平均値は塗布2時間後に最大値となり、塗布168時間後にはいずれの被験者も定量下限未満となった1)。(健康成人による成績)オラネキシジングルコン酸塩液(1%、1.5%、2%)を腹部及び鼠径部に塗布した時の血清中オラネキシジン濃度は66例中64例において定量下限未満であった。定量下限を超えた2例の最高血清中濃度は0.136及び0.276ng/mLであった。

2.分布ヒト血清におけるたん白結合率は0.1~10μg/mLの範囲において99.0%以上であり、その特異性は低く、可逆的であった(in vitro、平衡透析法)3)。

3.代謝ヒト血清及び肝臓中にアルキル基がカルボキシル化された代謝物が認められた1,4)。オラネキシジンの代謝には薬物代謝酵素CYP2D6、CYP2E1、CYP3A4/5及びCYP4A/4F(CYP4F12)が関与することが in vitro試験により確認された5)。

4.薬物相互作用ヒト肝ミクロソームを用いた in vitro試験により、オラネキシジンはCYP2D6、CYP2B6及びCYP3A4に対して弱い阻害作用を示した6)。その他のCYP分子種(CYP1A2、2A6、2C8、2C9、2C19及び2E1)に対する阻害作用は認められなかった7)。(参考)14C標識した本剤をラット背部の正常皮膚に単回経皮投与した結果、放射能は主に投与部位、副腎、甲状腺、腎臓、肺、顎下腺、褐色脂肪等に分布し、皮膚からの移行が認められたが、蓄積性は認めなかった。一方、ラット背部の擦過皮膚に単回経皮投与した結果、正常皮膚の場合と比べて、放射能が分布する組織に違いは認めなかったが、血清及び組織中放射能濃度は高く、放射能吸収率は数倍高値を示した。投与された放射能の主要排泄経路はラットにおいては主に胆汁を介した糞中であり、イヌでは尿中であった。また、妊娠ラットに皮下投与した時、胎児と羊水中に放射能の移行を認めなかった2)。

2015年 6 月作成(第 1版)

【臨床成績】健康成人を対象に、腹部及び鼠径部を被験部位として、0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液(CHG)、基剤(プラセボ)を対照とした無作為化単盲検並行群間比較試験を実施した(本剤群:237例、CHG群:236例、プラセボ群:119例、合計592例)8)。結果は、以下のとおりであり、腹部及び鼠径部で本剤のプラセボに対する優越性が検証された(表1)。

《効能・効果に関連する使用上の注意》1.創傷部位(手術創を含む切創、びらん、潰瘍等)に使用しないこと。[創傷部位への使用により血中濃度が上昇するおそれがある(【薬物動態】の項参照)。創傷部位への使用による安全性は確立していない。]

2.粘膜に使用しないこと。(類薬のクロルヘキシジン製剤において、粘膜面への使用によりショック症状が発現したとの報告があり、粘膜面への使用は禁忌とされている。)

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(2)

表1 腹部及び鼠径部における各評価時点の細菌数(FAS)

【薬効薬理】⑴ 殺菌作用1)オラネキシジングルコン酸塩は、皮膚常在菌とされる各種細菌に殺菌作用を示す( in vitro試験成績参照)。

2)芽胞形成菌には効力を示さない9)。3)結核菌に対する効力は不明である。4)真菌類の多くに殺菌力を示すが、全般的に細菌類よりも効力は弱い。

5)一部のウイルスに対し効力を示す。⑵ 効力を裏付ける試験成績1)各種細菌(標準菌株及び臨床分離株)に対する殺菌作用( in

vitro試験)10,11)被験菌液と希釈した本剤を所定時間作用させた後、殺菌活性を停止させた作用液を培養し菌の増殖を判定した。増殖のみられない最小濃度を最小殺菌濃度(MBC)とした。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を含むブドウ球菌属、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を含む腸球菌属、Micrococcus属などグラム陽性球菌(155菌株)に対して、30秒間処置で0.0014~>0.35%、1分間処置で≤0.00068~0.17%のMBCを示した。コリネバクテリウム属、Propionibacterium属などのグラム陽性桿菌(29菌株)に対して、30秒及び1分間処置で≤0.00068~0.17%、3分間処置で≤0.00068~0.011%のMBCを示した。Acinetobacter属、大腸菌、緑膿菌、Serratia marcescens、Klebsiella pneumoniae などのグラム陰性菌(136菌株)に対して、30秒及び1分間処置で≤0.00068~>0.70%、3分間処置で≤0.00068~0.043%のMBCを示した。

2)真菌(標準菌株)に対する殺菌作用(in vitro試験)12)Candida albicansを含む酵母様真菌(6菌株)に対して30秒間処置で0.087~>0.70%、3分間処置で0.0027~0.043%、10分間処置で≤0.00068~0.043%、30分間処置で≤0.00068~0.011%のMBCを示した。Aspergillus niger、Microsporum canisを除く糸状真菌(5菌株)に対して30秒間処置で0.011~>0.35%、3分間処置で0.0027~0.35%、10分間処置で0.0027~0.022%、30分間処置で0.0014~0.0054%のMBCを示した。Aspergillus niger(1菌株)及びMicrosporum canis(1菌株)は、0.70%、30分間処置でも殺菌できなかった。

3)ウイルスに対する効力(in vitro試験)13)本剤(1.5%)は、エンベロープを有するウイルスであるインフルエンザAウイルスに対し、作用時間1分以上で対数減少値(Log reduction)4以上の不活化作用を示した。一方、エンベロープがないネコカリシウイルスに対しては、作用時間10分でも弱い不活化効果しか示さなかった。

平均値±標準偏差(Log10CFU/cm2)(被験箇所数)a)投与群、被験箇所及び被験区画を固定効果、被験者を変量効果とした混合効果モデル

【腹部】塗布前

塗布10分後

プラセボ群との群間差[95%信頼区間]a)

CHG群との群間差[95%信頼区間]a)

本剤群

2.799±0.514(474)

0.285±0.728(474)

CHG群

2.748±0.543(471)

0.521±0.803(471)

プラセボ群

2.748±0.576(238)

1.528±0.780(238)

1.243[1.100, 1.386]P<0.0010.235

[0.118, 0.353]【鼠径部】塗布前

塗布10分後

プラセボ群との群間差[95%信頼区間]a)

CHG群との群間差[95%信頼区間]a)

5.211±1.128(471)

2.811±1.450(472)

5.299±1.102(472)

2.826±1.360(470)

5.159±1.291(236)

4.504±0.993(237)

1.706[1.505, 1.907]P<0.0010.016

[-0.159, 0.191]

4)細菌汚染マウス皮膚に対する殺菌力(in vivo試験)14)剪毛したマウス背部を被験部位(面積約3.5cm2)とし被験菌液を塗り広げ細菌汚染皮膚を作製した。本剤10μLを細菌汚染皮膚に滴下し塗り広げ、所定の時間作用させた後、生残菌を消毒剤不活化剤含有培地に回収した。これを培養し、生残菌数を求めた。その結果、Staphylococcus aureus ATCC 6538、MRSA ATCC 33591、Staphylococcus epidermidis ATCC 12228、Enterococcus faecalis ATCC 51575(VRE)、Corynebacterium diphtheriae ATCC 13812、Acinetobacter baumannii ATCC BAA-747 及びPseudomonas aeruginosa ATCC 27853 汚染皮膚に対し、本剤塗布30秒後の平均殺菌率は、それぞれ99.96%、>99.99%、>99.99%、>99.99%、>99.99%、>99.99%、99.99%であった。また、Serratia marcescens ATCC 14756 及びBurkholderia cepacia NBRC 14074 汚染皮膚に対し、本剤塗布3分後の平均殺菌率は、それぞれ99.93%、99.78%であった。

5)カニクイザル皮膚常在菌・通過菌に対する殺菌力(in vivo試験)15)本剤塗布群では、塗布10分後及び6時間後のいずれの時点においても生理食塩液塗布群より生残菌数の有意な減少を認め、そのLog reduction は塗布10分後で3.41、6時間後で3.70であった。

⑶ 作用機序16)-18)

作用機序は十分には解明されていないが、細菌の膜に結合し、膜構造の障害・膜バリアー能の破壊により、細胞質成分の不可逆的漏出を引き起こし殺菌活性を示すと考えられる。また、0.016%以上の濃度では、タンパク変性作用により菌を凝集させ、死滅させると考えられる。

【有効成分に関する理化学的知見】一般名:オラネキシジングルコン酸塩(Olanexidine gluconate) 化学名:1-(3,4-Dichlorobenzyl)-5-octylbiguanide mono-D-gluconate構造式:

分子式:C17H27Cl2N5・C6H12O7分子量:568.49

【取扱い上の注意】⑴ ブリスター包装内は滅菌しているので、使用直前まで開封しないこと。使用に際しては、開封口からゆっくり開けること。

⑵ ブリスター包装内に薬液が漏れている場合は使用しないこと。⑶ 薬液容器を開通させる前にハンドル内もしくはフォームに薬液が漏れている場合は使用しないこと。

⑷ 開封時及び開封後は、フォームに指などが触れないよう注意すること。

⑸ 薬液容器開通時は薬液がハンドル内からなくなるまでフォーム面を下にし、水平に保持すること。

⑹ フォームに薬液を浸透させた後は速やかに使用すること。⑺ 開封後の使用は一回限りとし、使用後は速やかに廃棄すること。

HO CO2HHO H

HHO

H OH

H OH

NH

NH

NH

NH NH

ClCl

CH3

【包装】オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10mL  10mL 30本オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25mL  25mL 30本

【承認条件】医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。

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(3)

2370 S

【主要文献及び文献請求先】主要文献1)㈱大塚製薬工場:社内資料(臨床第Ⅲ相・安全性)2)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04001)3)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04002)4)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04003)5)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04004)6)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04005)7)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬物動態)(資料番号:OPB-2045G04006)8)㈱大塚製薬工場:社内資料(臨床第Ⅲ相・有効性)9)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02001)10)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02002)11)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02003)12)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02004)13)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02005)14)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02006)15)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02007)16)㈱大塚製薬工場:社内資料(薬効薬理)(資料番号:OPB-2045G02008)17)Sakagami Y., et al.: J Pharm Pharmacol. 1999 ; 51(2):201-20618)Sakagami Y., et al.: J Pharm Pharmacol. 2000 ; 52(12):1547-1552

文献請求先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。

株式会社大塚製薬工場輸液DIセンター〒101‐0048 東京都千代田区神田司町2‐2TEL:0120‐719‐814FAX:03‐5296‐8400

フォーム

スリーブ

ハンドル薬液容器

アプリケータの構造

操 作 方 法

スリーブの先端を押して薬液容器を開通させる。注意:スリーブからの液漏れ、フォームからの液垂れ防

止のため、以下を守ること。・薬液がハンドル内からなくなるまでフォーム面を下にし、水平に保持すること。 消毒部位に適量を塗布する。

ブリスター包装の開封口からシールをゆっくり剥がす。注意:ブリスター包装は使用直

前まで開封しないこと。

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1.9 一般的名称に係る文書

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

第 1 部(モジュール 1):申請書等行政情報及び

添付文書に関する情報

1.9 一般的名称に係る文書

株式会社大塚製薬工場

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1.9 一般的名称に係る文書

2

目次

1.9 一般的名称に係る文書 ................................................................................................................ 3

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1.9 一般的名称に係る文書

3

1.9 一般的名称に係る文書

[JAN]

平成 25 年 7 月 25 日付 薬食審査発 0725 第 1 号により通知された。

一般名称:

(日本名)オラネキシジングルコン酸塩

(英 名)Olanexidine Gluconate

化学名:

(日本名)1-(3,4-ジクロロベンジル)-5-オクチルビグアニド 一-D-グルコン酸塩

(英 名)1-(3,4-Dichlorobenzyl)-5-octylbiguanide mono-D-gluconate

[INN]

olanexidine

次頁以降に下記資料を添付する。

1.医薬品一般的名称届出書(INN 収載品目)

2.医薬品の一般的名称について(平成 25 年 7 月 25 日付薬食審査発 0725 第 1 号)

3.医薬品の国際一般名について(平成 12 年 11 月 30 日付事務連絡)

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医薬品一般的名称届出書(INN 収載品目)

[ 24 - 1 - B12 ]

医薬品一般的名称 英 名 日 本 名

Olanexidine Gluconate オラネキシジングルコン酸塩

I N N 収 載 名 称 英 名 日 本 名(字訳)

Olanexidine オラネキシジン

I N N 掲 載 誌 WHO Drug Information, Vol. 14, No. 1, 2000

化 学 名

又 は

本 質 記 載

[英 名]

1-(3,4-Dichlorobenzyl)-5-octylbiguanide mono-D-gluconate

[日本名]

1-(3,4-ジクロロベンジル)-5-オクチルビグアニド 一-D-グルコン酸塩

化 学 構 造 式

又 は

ア ミ ノ 酸 配 列 等 HO CO2H

HHO OHH

H OHHO H

Cl

Cl

NH

NH

NH

NH NH

CH3

分子式及び分子量 (分子式)C17H27Cl2N5·C6H12O7 (分子量)568.49

C A S 登 録 番 号 799787-53-4

薬 理 作 用 (薬理作用)外皮用殺菌消毒剤 (薬効分類番号)261

備 考 平成 25 年 7 月に製造販売承認申請を予定している。

上記 INN 収載済みの品目に係る医薬品の一般的名称について、参考資料を添えて届け出ます。

平成 25 年 5 月 7 日

住所 徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原 115

氏名 株式会社大塚製薬工場

代表取締役社長 大塚 一郎

担当者連絡先 薬制部薬事課 山本貴士

TEL: 088-684-2249 ,FAX: 088-684-2400

厚生労働省医薬食品局長 殿

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1.10 毒薬・劇薬等の指定審査資料のまとめ

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

第 1 部(モジュール 1):申請書等行政情報及び

添付文書に関する情報

1.10 毒薬・劇薬等の指定審査資料のまとめ

株式会社大塚製薬工場

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1.10 毒薬・劇薬等の指定審査資料のまとめ

2

目次

1.10 毒薬・劇薬等の指定審査資料のまとめ ........................................................................... 3

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1.10 毒薬・劇薬等の指定審査資料のまとめ

3

1.10 毒薬・劇薬等の指定審査資料のまとめ 化学名・別名 1-(3,4-ジクロロベンジル)-5-オクチルビグアニド(別名:オラネキシジン)、

その塩類及びその製剤 構造式

効能・効果 手術部位(手術野)の皮膚の消毒 用法・用量 本剤を適量塗布する。 劇薬等の指定 原体 製剤 市販名及び有効成分・分量

原体:オラネキシジン塩酸塩水和物 製剤:オラネジン消毒液 1.5%(100 mL 中にオラネキシジングルコン酸塩1.50 g を含有)、オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL(10 mL 中にオラネキシジングルコン酸塩 0.150g を含有)、オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL(25 mL 中にオラネキシジングルコン酸塩 0.375 g を含有)

毒性 急性: 動物種 性 投与

経路投与量*

(mg/kg) 致死量*

(mg/kg) ラット ♂♀ 皮下 1360 ♂♀:>1360

経口 680、1360、2720 ♀170、340 を追加

♂:680-1360 ♀:340-680

イヌ ♂ 皮下 1360 ♂:>1360 *オラネキシジングルコン酸塩として換算 亜急性: 動物種 投与

期間 投与経路

投与量* (mg/kg)

無毒性量*(mg/kg)

主な所見

ラット 4 週 皮下 0.0272、0.272、2.72

♂♀:0.272

体重の増加抑制及び摂餌量の減少 投与部位の障害及びそれに関連する変化

26 週 皮下 0.0136、0.0680、0.680

♂♀:0.0680 肝臓の脂肪滴沈着 投与部位の障害及びそれに関連する変化

イヌ

4 週 皮下 0.0109、0.109、1.09

♂♀:0.109 体重の減少あるいは摂餌量の減少 投与部位の障害及びそれに関連する変化

13 週 皮下 0.0109、0.0544、0.272

♂♀:0.0544 体重の減少あるいは摂餌量の減少 投与部位の障害及びそれに関連する変化

52 週 皮下 0.0109、0.0544、0.272

♂♀:0.0544 体重の減少あるいは摂餌量の減少 投与部位の障害及びそれに関連する変化

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1.10 毒薬・劇薬等の指定審査資料のまとめ

4

*オラネキシジングルコン酸塩として換算 慢性:-

副作用 副作用発現率 3/52=5.8% 主な副作用の種類 件数

適用部位紅斑 1 適用部位皮膚炎 1 適用部位そう痒感 1

臨床検査値異常 なし

(参考)健康成人による成績* 副作用発現率 6/497=1.2% 主な副作用の種類 件数 適用部位紅斑 4 適用部位皮膚炎 1 皮膚炎 1 *131-102 試験成績を除く

(参考)健康成人による成績* 臨床検査値異常 なし *131-102 試験成績を除く

会社 株式会社大塚製薬工場 製剤:製造

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1.12 添付資料一覧

オラネジン消毒液 1.5%

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL

オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 25 mL

第 1 部(モジュール 1):申請書等行政情報及び

添付文書に関する情報

1.12 添付資料一覧

株式会社大塚製薬工場

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目次

第 3 部(モジュール 3) 品質に関する文書 添付資料一覧 .................................................... 3 3.2.S 原薬 ...................................................................................................................................... 3 3.2.P 製剤 ...................................................................................................................................... 4 3.2.A その他 ................................................................................................................................ 13 3.2.R 各極の要求資料 ................................................................................................................ 13 3.3 参考文献 ............................................................................................................................ 14

第 4 部(モジュール 4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧 .................................................. 16 4.2.1 薬理試験 ............................................................................................................................ 16 4.2.2 薬物動態試験 .................................................................................................................... 21 4.2.3 毒性試験 ............................................................................................................................ 26 4.3 参考文献 ............................................................................................................................ 34

第 5 部(モジュール 5) 臨床試験報告書 添付資料一覧 ...................................................... 39 5.2 全臨床試験一覧表 ............................................................................................................ 39 5.3 臨床試験報告書 ................................................................................................................ 40 5.4 参考文献 ............................................................................................................................ 54

提出すべき資料がない項目リスト ................................................................................................. 62

1.12 添付資料一覧

2

Page 113: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

3.2.S 株式会社大塚製薬工場原薬(オラネキシジン 、 )

― 国内 社内資料 評価

第3部(モジュール3) 品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.S 原薬

1.12 添付資料一覧

3

Page 114: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

3.2.P.1 株式会社大塚製薬工場製剤及び処方(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.2.1 株式会社大塚製薬工場製剤成分(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.2.2 株式会社大塚製薬工場製剤(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.2.2-1OPB-2045G液においてオラネキシジンが

を ことの確認(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.2-2 オラネキシジンの の検討(試験番号:OPB-2045/ -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.2-3 オラネキシジン の物性評価

(試験番号:OPB-2045G/ -1)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.2-4の による製剤( %OPB-2045G液)の品

質に及ぼす影響(試験番号:OPB-2045/ -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.2-5 OPB-2045 の安定性試験

(試験番号:OPB-2045/ -2)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.2-6OPB-2045 の安定性試験- における安定性-(試験番号:OPB-2045/ -3)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 3.2.P.1 製剤及び処方

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

 3.2.P.2 製剤開発の経緯

1.12 添付資料一覧

4

Page 115: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.2.2-7 OPB-2045G液の比重及び密度の測定

(試験番号:131- -1)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.3 株式会社大塚製薬工場製造工程の開発の経緯(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.2.3-1 OPB-2045Gアプリケータ の分析試験

(試験番号:140- -1)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.4 株式会社大塚製薬工場容器及び施栓系(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.2.5 株式会社大塚製薬工場微生物学的観点からみた特徴(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.2.6 株式会社大塚製薬工場溶解液や使用時の容器/用具との適合性(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.2.6-11.5%OPB-2045G液及び の への

の評価(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.2.6-21.5%OPB-2045Gアプリケータ が に与える への影響評価(試験番号:140- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.3.1 株式会社大塚製薬工場製造者(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.3.2 株式会社大塚製薬工場製造処方(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

 3.2.P.3 製造

1.12 添付資料一覧

5

Page 116: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.3.3 株式会社大塚製薬工場製造工程及びプロセス・コントロール(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.3.4 株式会社大塚製薬工場重要工程及び重要中間体の管理(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.3.5 株式会社大塚製薬工場プロセス・バリデーション/プロセス評価(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.3.5-1 %OPB-2045G液の製造におけるプロセス評価

(試験番号:131- -1)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.3.5-2

OPB-2045Gアプリケータの

( %OPB-2045G液)の製造におけるプロセス評価(試験番号:140- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.3.5-3 1.5%OPB-2045G液の製造におけるプロセス評価

(試験番号:131- -3)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.3.5-41.5%OPB-2045Gアプリケータ(10 mL)の製造におけるプロセス評価(試験番号:140- -3)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.3.5-51.5%OPB-2045Gアプリケータ(25 mL)の製造におけるプロセス評価(試験番号:140- -2)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.4.1 株式会社大塚製薬工場規格及び試験方法(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

 3.2.P.4 添加剤の管理

1.12 添付資料一覧

6

Page 117: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.4.2 株式会社大塚製薬工場試験方法(分析方法)(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.4.3 株式会社大塚製薬工場試験方法(分析方法)のバリデーション(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.4.4 株式会社大塚製薬工場規格及び試験方法の妥当性(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.4.5 株式会社大塚製薬工場ヒト又は動物起源の添加剤(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.4.6 株式会社大塚製薬工場新規添加剤(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.1 株式会社大塚製薬工場規格及び試験方法(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.2 株式会社大塚製薬工場試験方法(分析方法)(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.3 株式会社大塚製薬工場試験方法(分析方法)のバリデーション(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.3-11.5%OPB-2045G液の確認試験法の分析法バリデーション(試験番号:131- -2)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.3-21.5%OPB-2045G液の純度試験法[類縁物質 (

、 及び )]の分析法バリデーション

(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 3.2.P.5 製剤の管理

1.12 添付資料一覧

7

Page 118: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.5.3-3

1.5%OPB-2045G液の純度試験法[類縁物質 ()]の分析法バリデーショ

ン(試験番号:131- -2)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.3-4OPB-2045G液の分解生成物( 硫酸塩、 及

び 塩酸塩)の の設定

(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.3-51.5%OPB-2045G液の純度試験法(類縁物質 )の分析法バリデーション(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.3-6 OPB-2045G液の無菌試験法の設定

(試験番号:131- -1)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.3-71.5%OPB-2045G液の定量法の分析法バリデーション(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.4 株式会社大塚製薬工場ロット分析(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.5 株式会社大塚製薬工場不純物の特性(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.5-1で用いた製剤の類縁物質の の

(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

8

Page 119: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.5.5-2OPB-2045G液の不純物の構造確認(

(試験番号: )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.6 株式会社大塚製薬工場規格及び試験方法の妥当性(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.6-1 1.5%OPB-2045G液の実測値測定

(試験番号:131- -2)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.6-2の設定による純度試験の

(1.5%OPB-2045G液の実測値測定)

(試験番号:131- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.6-31.5%OPB-2045Gアプリケータ(10 mL)の実測値測定(試験番号:140- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.6-4

の設定による純度試験の

[1.5%OPB-2045Gアプリケータ(10 mL)の実測値測定](試験番号:140- -4)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.5.6-51.5%OPB-2045Gアプリケータ(25 mL)の実測値測定(試験番号:140- -6)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

9

Page 120: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.5.6-6

の設定による純度試験の[1.5%OPB-2045Gアプリケータ(25 mL)の実測値測定](試験番号:140- -2)

年 月 日~

年 月 9日 国内 社内資料 評価

3.2.P.5.6-7OPB-2045Gアプリケータの の規格及び試験方法の設定(試験番号:140- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.6 株式会社大塚製薬工場標準品又は標準物質(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.7 株式会社大塚製薬工場容器及び施栓系(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.8.1 株式会社大塚製薬工場安定性のまとめ及び結論(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.8.2 株式会社大塚製薬工場承認後の安定性試験計画の作成及び実施(オラネキシジングルコン酸塩、外用液剤)

― 国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-1 1.5%OPB-2045G液の長期保存試験

(試験番号:131- -5)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-2 1.5%OPB-2045G液の加速試験

(試験番号:131- -8)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 3.2.P.6 標準品又は標準物質

 3.2.P.7 容器及び施栓系

 3.2.P.8 安定性

1.12 添付資料一覧

10

Page 121: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.8.3-3の設定による純度試験の

(1.5%OPB-2045G液の加速試験)

(試験番号:131- -2)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-4 1.5%OPB-2045G液の光安定性試験

(試験番号:131- -1)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-51.5%OPB-2045Gアプリケータ(10mL)の長期保存試験(試験番号:140- -2)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-61.5%OPB-2045Gアプリケータ(25mL)の長期保存試験(試験番号:140- -7)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-71.5%OPB-2045Gアプリケータ(10mL)の加速試験(試験番号:140- -3)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-81.5%OPB-2045Gアプリケータ(25mL)の加速試験(試験番号:140- -8)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-91.5%OPB-2045Gアプリケータ(10mL)の光安定性試験(試験番号:140- -4)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

11

Page 122: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.P 製剤

3.2.P.8.3-10

の設定による純度試験の[1.5%OPB-2045Gアプリケータ(10mL)の光安定性試験](試験番号:140- -1)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-111.5%OPB-2045Gアプリケータ(25mL)の光安定性試験(試験番号:140- -9)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

3.2.P.8.3-12

の設定による純度試験の[1.5%OPB-2045Gアプリケータ(25mL)の光安定性試験](試験番号:140- -3)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

12

Page 123: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

3.2.A.1 株式会社大塚製薬工場 製造施設及び設備 ― 国内 社内資料 評価

3.2.A.2 株式会社大塚製薬工場 外来性感染性物質の安全性評価 ― 国内 社内資料 評価

3.2.A.3 株式会社大塚製薬工場 添加剤 ― 国内 社内資料 評価

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.2.A その他

3.2.R 各極の要求資料

1.12 添付資料一覧

13

Page 124: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

3.3-1 ― 医薬品品質相談対面助言記録.平成 年 月 日.薬機審

長発 号.3.2.P.2.1-1)

3.3-2OPB-2045の液剤化検討 - %OPB-2045 の製剤的評価-(試験番号:OPB-2045/ -1).

社内資料 3.2.P.2.2-1)

3.3-3 OPB-2045の液剤化検討 - の探索-

(試験番号:OPB-2045/ -1).社内資料 3.2.P.2.2-2)

3.3-4 OPB-2045の液剤化検討 - の の検討-

(試験番号:OPB-2045/ -1).社内資料 3.2.P.2.2-3)

3.3-5 竹内勝. 皮膚科学入門.東京:丸善株式会社;1968. p.24. 3.2.P.2.2-4)

3.3-6Maryadele J. O’Neil, AnnSmith, Patricia E. Heckelman,editors.

The Merck Index. 13th ed.Whitehouse Station (NJ):Merck & Co., Inc. ; 2001. p.4471.

3.2.P.2.2-5)

3.3-7 ― 医薬品第I相試験開始前相談対面助言記録.平成 年 月 日.薬機審長

発 第 号.3.2.P.2.3-1)

3.3-8

オラネキシジン 、 %OPB-2045G液、

1.5%OPB-2045G液( )及び1.5%OPB-2045G液の純度試験(試験番号:131- -1).

社内資料 3.2.P.2.3-2)

3.3-9鈴木一市、森田久代、山添喜久雄、川影逸郎、藤井喜一郎.

クロルヘキシジングルコネートの医療用綿製品への吸着. 病院薬学.1983;9(4):339-42. 3.2.P.2.6-1)

3.3 参考文献

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

1.12 添付資料一覧

14

Page 125: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

3.3 参考文献

第3部(モジュール3):品質に関する文書 添付資料一覧

3.3-10中東正晴、野田明宏、菊本桂子、野間茂樹、岩尾勇.

塩化ベンザルコニウム製剤中の炭素鎖による分別定量及び綿球への吸着と品質評価.

病院薬学.1990;16(2):81-5. 3.2.P.2.6-2)

3.3-11

BERG Mats, DJURLE Alf,MELIN Magnus, NYMANPeter, inventors;ASTRAZENECA AB, assignee.

New process for the purification of aldehyde impurities. WO 00/78841 A1. 2000 Dec28. 3.2.P.5.5-1)

1.12 添付資料一覧

15

Page 126: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

4.2.1.1-1

オラネキシジンのリポ多糖及びリポテイコ酸への結合親和性の評価-BODIPY TR cadaverine 置換法による検討-

(試験番号: 984)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-2オラネキシジン(OPB-2045G液有効成分)のリポソームを用いた膜バリアー能破壊活性の評価(試験番号: 989)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-3オラネキシジン(OPB-2045G液有効成分)の大腸菌の膜透過性に及ぼす作用(試験番号: 990)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-4オラネキシジン(OPB-2045G液有効成分)の黄色ブドウ球菌細胞膜に対する作用(試験番号: 991)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-5ヘモグロビン変性法によるオラネキシジンのタンパク質変性作用の評価(試験番号: 985)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-6一般細菌に対するOPB-2045G液の最小殺菌濃度測定試験(試験番号: 938)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-7一般細菌及び真菌標準菌株に対するOPB-2045G液の最小殺菌濃度測定試験(試験番号: 322)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.1 薬理試験

 4.2.1.1 効力を裏付ける試験

1.12 添付資料一覧

16

Page 127: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.1 薬理試験

4.2.1.1-8腸球菌標準菌株に対するOPB-2045G液の最小殺菌濃度測定試験(試験番号: 323)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-9Bactericidal Activity of OPB-2045G Solution AgainstBurkholderia cepacia(Study No. 297)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-10 Fungicidal Activity of OPB-2045G Solution(Study No. 299)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-11Sporicidal Activity of OPB-2045G Solution AgainstSpore-forming Bacteria(Study No. 298)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-12MRSA臨床分離株に対するOPB-2045G液の最小殺菌濃度測定試験(試験番号: 942)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-13臨床分離株3菌種に対するOPB-2045G液の最小殺菌濃度測定試験(試験番号: 040)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-14臨床分離株6菌種に対するOPB-2045G液の最小殺菌濃度測定試験(試験番号: 041)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-15 1.5%OPB-2045G液によるウイルス不活化試験

(試験番号: 368)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

17

Page 128: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.1 薬理試験

4.2.1.1-16 OPB-2045G液に対する試験管内耐性獲得試験

(試験番号: 256)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-17黄色ブドウ球菌汚染マウス皮膚に対する1%、

1.5%及び2% OPB-2045G液の殺菌効力試験

(試験番号: 969)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-18表皮ブドウ球菌汚染マウス皮膚に対する1%、

1.5%及び2% OPB-2045G液の殺菌効力試験

(試験番号: 968)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-19アシネトバクター汚染マウス皮膚に対する1%、

1.5%及び2% OPB-2045G液の殺菌効力試験

(試験番号: 975)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-20コリネバクテリウム汚染マウス皮膚に対する1%、1.5%及び2% OPB-2045G液の殺菌効力試験

(試験番号: 976)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-21

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌汚染マウス皮膚に対する1%、1.5%及び2% OPB-2045G液の殺菌効力試験(試験番号: 962)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-22バンコマイシン耐性腸球菌汚染マウス皮膚に対する1%、1.5%及び2% OPB-2045G液の殺菌効力試験

(試験番号: 961)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

18

Page 129: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.1 薬理試験

4.2.1.1-23緑膿菌汚染マウス皮膚に対する1%、1.5%及び2%OPB-2045G液の殺菌効力試験

(試験番号: 977)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-24セラチア汚染マウス皮膚に対する1%、1.5%及び

2% OPB-2045G液の殺菌効力試験

(試験番号: 967)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-25

Bactericidal activity of 1%, 1.5% and 2% OPB-2045GSolution against Burkholderia cepacia in the mousecontaminated skin model(Study No. 532)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.1-26

A Bactericidal Efficacy Study of OPB-2045G Solutionfor Bacterial Flora on the Skin of CynomolgusMonkeys(Study No. 019)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.2-1HepG2細胞及びHEK293細胞を用いたOPB-2045G液の細胞毒性試験(試験番号: 108)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.2-2Caco-2細胞、PANC-1細胞及びRMS-YM細胞を用い

たOPB-2045G液の細胞毒性試験

(試験番号: 109)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 4.2.1.2 副次的薬理試験

1.12 添付資料一覧

19

Page 130: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

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掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.1 薬理試験

4.2.1.2-3A549細胞、MKN45細胞及びHT-29細胞を用いた

OPB-2045G液の細胞毒性試験

(試験番号: 110)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.2-4 HCM細胞を用いたOPB-2045G液の細胞毒性試験

(試験番号: 154)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.2-5 IMR-90細胞を用いたOPB-2045G液の細胞毒性試験

(試験番号: 155)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.2-6マウス皮膚全層欠損治癒に及ぼす2%OPB-2045G液の影響(試験番号: 831)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.3-1OPB-2045の安全性薬理試験-ラット中枢神経系

(試験番号: 186)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.3-2 OPB-2045の安全性薬理試験-ラット呼吸系-

(試験番号: 188)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.1.3-3 OPB-2045の安全性薬理試験-イヌ心血管系-

(試験番号: 190)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

 4.2.1.4 薬力学的薬物相互作用試験

 4.2.1.3 安全性薬理試験

1.12 添付資料一覧

20

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CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

4.2.2.2-1ラットにおけるOPB-2045G液の単回静脈内投与試験(血中濃度測定)(試験番号: 861)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-2ラットにおける[14C]OPB-2045G液の単回皮下投与による体内分布および排泄試験(試験番号: 862)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-3

Pharmacokinetics in Female Rats after SingleSubcutaneous Administration of [14C]OPB-2045GSolution(Study No. 053 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-4OPB-2045のラットにおける単回皮下投与による血清中薬物濃度確認試験(試験番号: 008)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-5

Pharmacokinetics of OPB-2045 in dogs after singlesubcutaneous administration of 5% [14C]OPB-2045Gsolution(Study No. 658)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.2 薬物動態試験

 4.2.2.1 分析法及びバリデーション報告書

 4.2.2.2 吸収

1.12 添付資料一覧

21

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CTD No.-資料番号

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評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.2 薬物動態試験

4.2.2.2-6OPB-2045のラットにおける11日間反復皮下投与による血清中薬物濃度確認試験(試験番号: 009)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-7OPB-2045のウサギにおける13日間反復皮下投与による血清中薬物濃度確認試験(試験番号: 016)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-8

ラット(正常皮膚)を用いた[14C]OPB-2045G液及

び[14C]OPB-2045製剤の単回経皮投与における血中濃度測定試験(試験番号: 869)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-9

ラット(擦過皮膚)を用いた[14C]OPB-2045G液及

び[14C]OPB-2045製剤の単回経皮投与における血中濃度測定試験(試験番号: 870)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-10

雄性ラット(正常皮膚)を用いた0.5、1、1.5及び

2%[14C]OPB-2045G液の単回経皮投与における血中濃度測定試験(試験番号: 882)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.2-11[14C]OPB-2045G液のラット,ブタ及びヒト皮膚を

用いるin vitro皮膚透過性試験

(試験番号: 445)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

22

Page 133: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.2 薬物動態試験

4.2.2.3-1

ラット(正常皮膚及び擦過皮膚)を用いた

[14C]OPB-2045G液の単回経皮投与における体内分布試験(試験番号: 868)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.3-2 OPB-2045のin vitro蛋白結合試験

(試験番号: 876)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.3-3

Tissue distribution and lacteal secretion after a singlesubcutaneous administration of 5% [14C]OPB-2045Gsolution in rats(Study No. 022)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.4-1 OPB-2045G液のラット肝S9による代謝物の検索

(試験番号: 864)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.4-2 OPB-2045G液のヒト肝S9による代謝物の検索

(試験番号: 865)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.4-3Identification of CYP Isoforms Involved in Metabolismof OPB-2045(Study No. 003 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 4.2.2.3 分布

 4.2.2.4 代謝

1.12 添付資料一覧

23

Page 134: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

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掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.2 薬物動態試験

4.2.2.5-1

雄性ラット(正常あるいは擦過皮膚)を用いた

[14C]OPB-2045G液及び[14C]OPB-2045製剤の単回経皮投与における尿・糞中排泄試験(試験番号: 872)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.5-2ラットを用いた[14C]OPB-2045G液の単回皮下投与における胆汁排泄試験(試験番号: 863)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.6-1

Inhibitory Effect of OPB-2045 on Metabolism by CYPEnzymes Using Human Liver Microsomes–Determination of IC50–(Study No. 763 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.6-2

Inhibitory Effect of OPB-2045 on Metabolism by CYPEnzymes Using Human Liver Microsomes–Determination of Ki Values–(Study No. 867 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 4.2.2.5 排泄

 4.2.2.6 薬物動態学的薬物相互作用

1.12 添付資料一覧

24

Page 135: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

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評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.2 薬物動態試験

4.2.2.7-1ミニブタを用いた1.5%OPB-2045G液の手術操作による血清中薬物濃度への影響(試験番号: 883)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.2.7-2雄性ラットを用いた1.5%OPB-2045G液塗布後の開腹手術による血清中薬物濃度への影響(試験番号: 884)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 4.2.2.7 その他の薬物動態試験

1.12 添付資料一覧

25

Page 136: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

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掲載誌・その他

評価/参考の別

4.2.3.1-1OPB-2045のラットにおける単回皮下投与毒性試験(試験番号: 591)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.1-2OPB-2045のラットにおける単回経口投与毒性試験(試験番号: 599)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.1-3OPB-2045のラットにおける単回経口投与毒性追加試験(試験番号: 695)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.1-4OPB-2045のビーグル犬における単回皮下投与毒性試験(試験番号: 328)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.2-1OPB-2045のラットにおける4週間反復皮下投与毒

性試験および4週間回復試験

(試験番号: 768)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.2-2OPB-2045のラットにおける4週間反復皮下投与血清中薬物濃度測定試験(試験番号: 484)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.2-3OPB-2045のラットにおける26週間反復皮下投与毒性試験(試験番号: 334)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.3 毒性試験

 4.2.3.1 単回投与毒性試験

 4.2.3.2 反復投与毒性試験

1.12 添付資料一覧

26

Page 137: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

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評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.3 毒性試験

4.2.3.2-4OPB-2045のラットにおける26週間反復皮下投与血清中薬物濃度測定試験(試験番号: 361)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.2-5OPB-2045のイヌにおける4週間反復皮下投与毒性

試験および4週間回復試験

(試験番号: 906)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.2-6OPB-2045のビーグル犬における13週間反復皮下

投与毒性および4週間回復性試験

(試験番号: 335)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.2-7OPB-2045のビーグル犬における52週間反復皮下投与毒性試験(試験番号: 219)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

27

Page 138: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

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評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.3 毒性試験

4.2.3.3.1-1 OPB-2045の微生物による復帰変異試験

(試験番号: 141)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.3.1-2 OPB-2045のin vitro染色体異常試験

(試験番号: 142)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.3.1-3

Forward Mutation Test of OPB-2045 at the ThymidineKinase Locus of L5178Y Mouse Lymphoma CellsUsing 96-Well-Plate Fluctuation Method (Study No. 652)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.3.2-1OPB-2045のSD系ラットにおける3日反復皮下投与骨髄赤血球小核試験(試験番号: 145)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

 4.2.3.3 遺伝毒性試験

  4.2.3.3.2 In Vivo 試験

  4.2.3.3.1 In Vitro 試験

 4.2.3.4 がん原性試験

1.12 添付資料一覧

28

Page 139: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

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第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.3 毒性試験

4.2.3.5.1-1OPB-2045のラットにおける妊娠前及び妊娠初期皮下投与試験(試験番号: 811)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.5.2-1OPB-2045皮下投与によるラット胚・胎児発生への影響に関する試験(試験番号: 064)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.5.2-2OPB-2045のウサギにおける器官形成期皮下投与試験(試験番号: 781)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.5.2-3OPB-2045のウサギにおける器官形成期皮下投与による血清中薬物濃度測定試験(試験番号: 261)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.5.3-1OPB-2045皮下投与によるラット出生前および出生後の発生ならびに母動物の機能に関する試験(試験番号: 295)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

  4.2.3.5.1 ラット受胎能及び着床までの初期胚発生

  4.2.3.5.2 胚・胎児発生に関する試験

  4.2.3.5.3 出生前及び出生後の発生並びに母動物の機能に関する試験

 4.2.3.5 生殖発生毒性試験

1.12 添付資料一覧

29

Page 140: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

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第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.3 毒性試験

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

4.2.3.6-15%OPB-2045G液の局所刺激性試験-眼粘膜刺激性及び皮膚一次刺激性に関する検討-(試験番号: 683)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.6-2Primary Skin Irritation Study of 5% OPB-2045GSolution in Occlusive Application in Rabbits(Study No. 449)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.6-35%OPB-2045G液の局所刺激性試験-14日間累積皮膚刺激性に関する検討-(試験番号: 684)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

  4.2.3.5.4 新生児を用いた試験

 4.2.3.6 局所刺激性試験

1.12 添付資料一覧

30

Page 141: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.3 毒性試験

4.2.3.7.1-1 OPB-2045のモルモットにおける抗原性試験

(試験番号: 448)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.7.1-2OPB-2045のモルモットにおける抗原性試験-蛋白結合物を用いた試験-(試験番号: 457)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.7.1-3OPB-2045のモルモットにおける抗原性試験

-chlorhexidineとの免疫学的交差性-

(試験番号: 570)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.7.2-15%OPB-2045G液のモルモットにおける皮膚光毒性試験(試験番号: 384)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.7.3-15%OPB-2045G液のモルモットにおける皮膚感作性試験(試験番号: 383)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.7.3-25%OPB-2045G液のモルモットにおける皮膚光感作性試験(試験番号: 391)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

  4.2.3.7.1 抗原性試験

  4.2.3.7.2 皮膚光毒性試験

  4.2.3.7.3 皮膚感作毒性試験

 4.2.3.7 その他の試験

1.12 添付資料一覧

31

Page 142: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-

4 4

4.2.3

4.2.3.7.3-3A skin photosensitization study of 5% OPB-2045GSolution in guinea pigs by Harber method (Study No. 595)

4.2.3.7.4-15%OPB-2045G 4

641

4.2.3.7.5-1 020)

4.2.3.7.5-2 017)

4.2.3.7.5-3 021)

4.2.3.7.5-4Single subcutaneous dose toxicity study of enforced-degraded 2% OPB-2045G Solution in rats

Study No. 136

4.2.3.7.4 6.95%OPB-2045G

4.2.3.7.5 OPB-2045G

1.12

32

*新薬承認情報提供時に置き換えた

Page 143: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.2.3 毒性試験

4.2.3.7.6-1代謝物(DM-210)の細菌を用いる復帰突然変異試験(試験番号: 063)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

4.2.3.7.6-2代謝物(DM-212)の細菌を用いる復帰突然変異試験(試験番号: 064)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

  4.2.3.7.6 OPB-2045G液の代謝物の遺伝毒性試験

1.12 添付資料一覧

33

Page 144: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

4.3-1 小林寛伊. 生体消毒薬使用状況調査に関する報告.病院サプライ.1999;4(2):11-9. 2.4-1)

4.3-2 株式会社エム・シー・アイ. ―消毒薬に関する医師調査調査報告書. 年 月.

2.4-2)

4.3-3清水正樹、奥住捷子、八代純子、荒明美奈子、前橋一紀、渡部宏臣ほか.

尿および糞便検体からの分離菌に対する消毒薬のin vitro有効性.

薬理と治療.2003;31(5):429-33. 2.4-3)

4.3-4 吉田製薬 文献調査チーム. 中水準消毒薬.

消毒薬テキスト-エビデンスに基づいた感染対策の立場から- 新版.小林寬伊(指導)、大久保憲(監修).東京:協和企画;2002.p. 148-61.

2.4-4)

4.3-5 Meiji Seikaファルマ株式会社.イソジン液10%.添付文書.2011年4月改訂

(第2版).2.4-5)

4.3-6 Kobayashi H, Tsuzuki M,Hosobuchi K.

Brief report: Bactericidal effects of antiseptics anddisinfectants against methicillin-resistant Staphylococcusaureus .

Infect Control Hosp Epidemiol.1989;10(12):562-4. 2.4-6)

4.3-7吉村正一郎、安田忠司、勝野陽子、伊藤美香、入山純司、石郷潮美.

薬剤耐性株と感性株に対する各種消毒剤の殺菌効果の比較-P. aeruginosa-.

化学療法の領域.1989;5(7):1362-70. 2.4-7)

4.3-8 白石正、仲川義人.院内常在菌の検出と消毒剤の感受性に及ぼす繁用消毒剤の影響.

臨床外科.1991;46(13):1455-60. 2.4-8)

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.3 参考文献

1.12 添付資料一覧

34

Page 145: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.3 参考文献

4.3-9 国定孝夫、山田恵子、織田志保美、原修.

MRSAに対する各種消毒剤の殺菌効果.環境感染.1999;14(2):142-7. 2.4-9)

4.3-10 国定孝夫、山田恵子、織田志保美、折笠義則.

グラム陰性菌に対する各種消毒剤のIn vitro 殺菌効果.環境感染.2000;15(2);156-62. 2.4-10)

4.3-11 城野久美子. 保存効力試験法.

新訂版GMP微生物試験法.川村邦夫、佐々木次雄、棚元憲一(編).東京:講談社サイエンティフィク;2000.p. 336-60.

1.5-18)2.4-11)2.6.2-6)

4.3-12 Sakagami Y, Kajimura K,Nishimura H.

Electron-microscopic study of the bactericidal effect of OPB-2045, a new disinfectant produced from biguanide groupcompounds, against methicillin-resistant Staphylococcusaureus .

J Pharm Pharmacol.2000;52(12):1547-52.

2.4-12)2.6.2-5)

4.3-13Sakagami Y, Mimura M,Kajimura K, Yokoyama H,Nishimura H.

Electron-microscopic study of the bactericidal effect of OPB-2045, a new mono-biguanide disinfectant produced frombiguanide group compounds, against Pseudomonasaeruginosa .

J Pharm Pharmacol.1999;51(2):201-6.

2.4-13)2.6.2-4)

4.3-14 辻明良. 消毒及び滅菌の基礎と実際(1).院内感染対策講習会Q&A.

東京:日本感染症学会;2006.p. 15.

2.4-14)2.6.2-3)

4.3-15Kudo S, Furukawa M, OkumuraH, Umehara K, Odomi M,Miyamoto G.

Percutaneous absorption and tissue distribution of 1-(3,4-dichlorobenzyl)-5-octylbiguanide (OPB-2045) in rats.

薬物動態.1998;13(1):13-20.

2.4-15)2.6.2-1)

1.12 添付資料一覧

35

Page 146: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.3 参考文献

4.3-16Mangram AJ, Horan TC,Pearson ML, Silver LC,Jarvis WR.

Guideline for prevention of surgical site infection, 1999.Hospital Infection Control Practices Advisory Committee.

Infect Control Hosp Epidemiol.1999;20(4):247-78. 2.4-16)

4.3-17 厚生労働省 院内感染対策サーベイランス事業.

公開情報 2012年1月~12月年報.院内感染対策サーベイランス 検査部門.

URL:http://www.nih-janis.jp/report/kensa.html 2.4-17)

4.3-18 Payne DN, Babb JR, BradleyCR.

An evaluation of the suitability of the European suspension testto reflect in vitro activity of antiseptics against clinicallysignificant organisms.

Lett Appl Microbiol.1999;28(1):7-12. 2.4-18)

4.3-19 Larson E. Guideline for use of topical antimicrobial agents. Am J Infect Control. 1988;16(6):253-66. 2.4-19)

4.3-20 ― クロルヘキシジングルコン酸塩液.第十六改正 日本薬局方解説書.医薬品各条.東京:廣川書店;2011.p. C-1563-7.

2.6.2-2)

4.3-21 城野久美子、上村都美子、久野光造、東出栄治.

塩化ベンザルコニウム及びグルコン酸クロルヘキシジンの殺菌力と殺菌速度.

薬学雑誌.1985;105(8):751-9. 2.6.2-7)

4.3-22 Draize JH, Woodard G,Calvery HO.

Methods for the study of irritation and toxicity of substancesapplied topically to the skin and mucous membranes.

J Pharmacol Exp Ther.1944; 82: 377-90. 2.6.6-1)

1.12 添付資料一覧

36

Page 147: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.3 参考文献

4.3-23 Draize JH Dermal toxicity.

Appraisal of the safety ofchemicals in foods, drugs andcosmetics. Division ofPharmacology, Food and DrugAdministration, editor. Austin,Texas: Association of Food andDrug Officials of the UnitedStates; 1959. p. 46-59.

2.6.6-2)

4.3-24 Kay JH, Calandra JC. Interpretation of eye irritation tests. J Soc Cosmet Chem.1962;13:281-9. 2.6.6-3)

4.3-25 Layton GT, Stanworth DR,Amos HE

The specificity of murine polyclonal and monoclonalantibodies to the haptenic drug chlorhexidine induced bychlorine-generated chlorhexidine-protein conjugates.

Clin Exp Immunol.1987;69(1):157-65. 2.6.6-4)

4.3-26Morikawa F, Nakayama Y,Fukuda M, Hamano M,Yokoyama Y, Nagura T, et al.

Techniques for evaluation of phototoxicity and photoallergy inlaboratory animals and man.

Sunlight and Man. FitzpatrickTB, Pathak MA, Harber LC,Seiji M, Kukita A, editors.Tokyo: University of TokyoPress; 1974. p.529-57.

2.6.6-5)

4.3-27 Magnusson B, Kligman AM. The identification of contact allergens by animal assay. Theguinea pig maximization test.

J Invest Dermatol.1969;52(3):268-76. 2.6.6-6)

4.3-28佐藤悦久、勝村芳雄、市川秀之、小林敏明、中嶋啓介.

モルモットによる光接触感作性試験法(Adjuvant-Strip法).

西日本皮膚科.1980;42(5):831-7. 2.6.6-7)

1.12 添付資料一覧

37

Page 148: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第4部(モジュール4) 非臨床試験報告書 添付資料一覧

4.3 参考文献

4.3-29 Harber LC, Targovnik SE, BaerRL.

Contact photosensitivity patterns to halogenatedsalicylanilides: In man and guinea pigs.

Arch Dermatol.1967;96(6):646-56. 2.6.6-8)

1.12 添付資料一覧

38

Page 149: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

5.2 株式会社大塚製薬工場 全臨床試験一覧表 ― ― 社内資料 ―

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.2 全臨床試験一覧表

1.12 添付資料一覧

39

Page 150: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

5.3.1.4-1 OPB-2045のヒト血清中濃度測定法バリデーショ

ン(試験番号: 114 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-2 OPB-2045の7代謝物のヒト血清中濃度測定法バリ

デーション(試験番号: 126 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-3OPB-2045及び7代謝物のヒト血清中濃度測定における凍結保存安定性試験(試験番号:

127 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 5.3.1.4 生物学的及び理化学的分析法検討報告書

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3.1 生物薬剤学試験報告書

 5.3.1.2 比較BA試験及び生物学的同等性(BE)試験報告書

 5.3.1.3 In Vitro -In Vivoの関連を検討した試験報告書

5.3 臨床試験報告書

 5.3.1.1 バイオアベイラビリティ(BA)試験報告書

1.12 添付資料一覧

40

Page 151: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.1.4-4 ヒト血清中OPB-2045の7代謝物の凍結保存安定性

試験(試験番号: 021 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-5 OPB-2045及び7代謝物のヒト尿中濃度測定法バリ

デーション(試験番号: 141 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-6 OPB-2045及び7代謝物のヒト尿中濃度測定におけ

る凍結保存安定性試験(試験番号: 142 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-7 ヒト血清中の の濃度測定法の確立(試験

番号: 052)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-8 ヒト血清中の の凍結保存安定性試験(試

験番号: 065)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-9OPB-2045G消毒薬評価試験 ―サンプリング液お

よび中和剤のバリデーション試験―(試験番号:

001)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-10OPB-2045G消毒薬評価試験 ―サンプリング液および中和剤のバリデーション試験(保存安定性)―(試験番号: 017)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

41

Page 152: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.1.4-11サンプリング液中OPB-2045遊離塩基濃度測定法の分析法バリデーション(試験番号:

178)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-12サンプリング液中OPB-2045遊離塩基濃度測定法の分析法バリデーション(試験番号:

178)追補

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-13 サンプリング液中ヨウ素濃度測定法の分析法バリデーション(試験番号: 254)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-14 サンプリング液中ヨウ素濃度測定法の分析法バリデーション(試験番号 254)追補

年 月 日 国内 社内資料 評価

5.3.1.4-15サンプリング液中クロルヘキシジン遊離塩基濃度測定法の分析法バリデーション(試験番号:

179)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-16サンプリング液中クロルヘキシジン遊離塩基濃度測定法の分析法バリデーション(試験番号:

179)追補

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-17OPB-2045G液の用量反応探索試験における検体処

理法の検討(試験番号: 014)(協議記録を含む)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

42

Page 153: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.1.4-18OPB-2045G液消毒薬評価試験 ―サンプリング液

のバリデーション試験―(試験番号:

006)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-19 OPB-2045G液消毒薬評価試験 ―保存安定性試験

―(試験番号: 016)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-20 OPB-2045G液消毒薬評価試験 ―保存安定性試験

追加測定―(試験番号: 037)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.1.4-21 ヒト血清中OPB-2045代謝物(DM-212)のパーシャル

バリデーション試験(試験番号: 051 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

1.12 添付資料一覧

43

Page 154: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.2.1-1(4.2.2.3-2と同じ)

OPB-2045のin vitro蛋白結合試験

(試験番号: 876)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.2.2-1(4.2.2.4-2と同じ)

OPB-2045G液のヒト肝S9による代謝物の検索

(試験番号: 865)年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.2.2-2(4.2.2.4-3と同じ)

Identification of CYP Isoforms Involved inMetabolism of OPB-2045(Study No. 003 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.2.2-3(4.2.2.6-1と同じ)

Inhibitory Effect of OPB-2045 on Metabolism by CYPEnzymes Using Human Liver Microsomes –Determination of IC50–(Study No. 763 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.2.2-4(4.2.2.6-2と同じ)

Inhibitory Effect of OPB-2045 on Metabolism by CYPEnzymes Using Human Liver Microsomes –Determination of Ki Values–(Study No. 867 )

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.2 ヒト生体試料を用いた薬物動態関連の試験報告書

 5.3.2.1 血漿蛋白結合試験報告書

 5.3.2.2 肝代謝及び薬物相互作用試験報告書

1.12 添付資料一覧

44

Page 155: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.2.3-1(4.2.2.2-11と同じ)

[14C]OPB-2045G液のラット,ブタ及びヒト皮膚を

用いるin vitro皮膚透過性試験

(試験番号: 445)

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

 5.3.2.3 他のヒト生体試料を用いた試験報告書

1.12 添付資料一覧

45

Page 156: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.3.1-1健康成人を対象としたOPB-2045G液の単回投与試

験 治験総括報告書[臨床薬理試験:第I相(131-102試験)]

年 月 日

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.3.1-2健康成人を対象としたOPB-2045G液の薬物動態と安全性を検討する試験 治験総括報告書[臨床薬理試験:第I相(131-104試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.3.2-1(5.3.5.1-4と同じ)

腹腔鏡下での消化器手術施行予定患者を対象としたOPB-2045G液の安全性と薬物動態を確認する試

験 治験総括報告書[検証的試験:第III相(131-301試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

 5.3.3.5 ポピュレーションPK試験報告書

 5.3.3.3 内因性要因を検討したPK試験報告書

 5.3.3.4 外因性要因を検討したPK試験報告書

 5.3.3.1 健康被験者におけるPK及び初期忍容性試験報告書

 5.3.3.2 患者におけるPK及び初期忍容性試験報告書

5.3.3 臨床薬物動態(PK)試験報告書

1.12 添付資料一覧

46

Page 157: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

5.3.4 臨床薬力学(PD)試験報告書

 5.3.4.1 健康被験者におけるPD試験及びPK/PD試験報告書

 5.3.4.2 患者におけるPD試験及びPK/PD試験報告書

1.12 添付資料一覧

47

Page 158: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.5.1-1健康成人を対象としたOPB-2045G液の用量反応探

索試験 治験総括報告書[探索的試験:第II相(131-201試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.5.1-2健康成人を対象としたOPB-2045G液の安全性と有効性を検討する試験 治験総括報告書[探索的試験:第I/II相(131-202試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.5.1-3健康成人を対象としたOPB-2045G液の有効性を検

証する試験 治験総括報告書[検証的試験:第III相(131-302試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.5.1-4

腹腔鏡下での消化器手術施行予定患者を対象としたOPB-2045G液の安全性と薬物動態を確認する試

験 治験総括報告書[検証的試験:第III相(131-301試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.5.1-5(5.3.3.1-2と同じ)

健康成人を対象としたOPB-2045G液の薬物動態と安全性を検討する試験 治験総括報告書[臨床薬理試験:第I相(131-104試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.5.2-1(5.3.3.1-1と同じ)

健康成人を対象としたOPB-2045G液の単回投与試

験 治験総括報告書[臨床薬理試験:第I相(131-102試験)]

年 月 日~

年 月 日国内 社内資料 評価

5.3.5 有効性及び安全性試験報告書

 5.3.5.1 申請する適応症に関する比較対照試験報告書

 5.3.5.2 非対照試験報告書

1.12 添付資料一覧

48

Page 159: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.5.3-1 株式会社大塚製薬工場 併合解析報告書 OPB-2045G液 ― 国内 社内資料 評価

5.3.5.3-2 株式会社大塚製薬工場併合解析報告書 別添 解析結果帳票一覧OPB-2045G液

― 国内 社内資料 評価

5.3.5.4-1

A Proof-of-Concept, Phase II, Observer-Blinded,Placebo and Active Controlled, Randomized, ClinicalStudy to Determine the Concentration, ApplicationTimes, Efficacy, and Safety of OPB-2045 GluconateFormulation as a Topical Antiseptic for Pre-operativeand Pre-injection Skin Preparation :Protocol No.

-220-11

年 月 日~

年 月 日海外 社内資料 参考

5.3.5.4-2

A Single-Dose, Phase 1, Double-Blind, PlaceboControlled, Randomized, Parallel Group, ClinicalStudy of the Safety of 0.278% OPB-2045 GluconateFormulation :Protocol No. -225-11

年 月 日~

年 月 日海外 社内資料 参考

該当資料なし

― ― ― ― ― ―

 5.3.5.3 複数の試験成績を併せて解析した報告書

 5.3.5.4 その他の試験報告書

5.3.6 市販後の使用経験に関する報告書

1.12 添付資料一覧

49

Page 160: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.7.1-1 株式会社大塚製薬工場症例一覧(被験者背景及び治験薬使用量)(プロトコールNo.:131-102) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.1-2 株式会社大塚製薬工場症例一覧(被験者背景及び治験薬使用量)(プロトコールNo.:131-104) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.1-3 株式会社大塚製薬工場症例一覧(被験者背景及び治験薬使用量)(プロトコールNo.:131-201) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.1-4 株式会社大塚製薬工場症例一覧(被験者背景及び治験薬使用量)(プロトコールNo.:131-202) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.1-5 株式会社大塚製薬工場症例一覧(被験者背景及び治験薬使用量)(プロトコールNo.:131-302) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.1-6 株式会社大塚製薬工場症例一覧(被験者背景及び治験薬使用量)(プロトコールNo.:131-301) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.2-1 株式会社大塚製薬工場 副作用一覧(プロトコールNo.:131-102) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.2-2該当資料なし

― 副作用一覧(プロトコールNo.:131-104) ― ― ― ―

5.3.7.2-3 株式会社大塚製薬工場 副作用一覧(プロトコールNo.:131-201) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7 患者データ一覧表及び症例記録

 5.3.7.1 症例一覧

 5.3.7.2 副作用一覧

1.12 添付資料一覧

50

Page 161: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.7.2-4 株式会社大塚製薬工場 副作用一覧(プロトコールNo.:131-202) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.2-5 株式会社大塚製薬工場 副作用一覧(プロトコールNo.:131-302) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.2-6 株式会社大塚製薬工場 副作用一覧(プロトコールNo.:131-301) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.3-1該当資料なし

―重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-102) ― ― ― ―

5.3.7.3-2該当資料なし

―重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-104) ― ― ― ―

5.3.7.3-3該当資料なし

―重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-201) ― ― ― ―

5.3.7.3-4該当資料なし

―重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-202) ― ― ― ―

5.3.7.3-5該当資料なし

―重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-302) ― ― ― ―

 5.3.7.3 重篤な有害事象一覧

1.12 添付資料一覧

51

Page 162: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.7.3-6 株式会社大塚製薬工場重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-301) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.4-1 株式会社大塚製薬工場臨床検査値の異常値一覧(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-102) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.4-2 株式会社大塚製薬工場臨床検査値の異常値一覧(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-104) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.4-3 株式会社大塚製薬工場臨床検査値の異常値一覧(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-201) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.4-4 株式会社大塚製薬工場臨床検査値の異常値一覧(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-202) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.4-5 株式会社大塚製薬工場臨床検査値の異常値一覧(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-302) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.4-6 株式会社大塚製薬工場臨床検査値の異常値一覧(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-301) ― 国内 社内資料 評価

 5.3.7.4 臨床検査値の異常値一覧

1.12 添付資料一覧

52

Page 163: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 実施期間 実施場所(国内/海外)

掲載誌・その他

評価/参考の別

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.3 臨床試験報告書

5.3.7.5-1 株式会社大塚製薬工場臨床検査値推移図(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-102) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.5-2 株式会社大塚製薬工場臨床検査値推移図(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-104) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.5-3 株式会社大塚製薬工場臨床検査値推移図(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-201) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.5-4 株式会社大塚製薬工場臨床検査値推移図(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-202) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.5-5 株式会社大塚製薬工場臨床検査値推移図(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-302) ― 国内 社内資料 評価

5.3.7.5-6 株式会社大塚製薬工場臨床検査値推移図(臨床検査及びバイタルサイン)(プロトコールNo.:131-301) ― 国内 社内資料 評価

 5.3.7.5 臨床検査値推移図

1.12 添付資料一覧

53

Page 164: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

5.4-1 Sebben JE. Surgical antiseptics. J Am Acad Dermatol.1983;9(5): 759-65.

1.5-1)2.5-16)

2.7.3-15)

5.4-2 福田治久.JANIS/DPC統合データベース構築による胃手術における手術部位感染発生による追加的医療資源の推定.

環境感染.2012;27(6):389-96.

1.5-2)2.5-15)

5.4-3 株式会社エム・シー・アイ. ―

術後感染対策及び生体消毒薬に関する医師・看護師調査報告書. 年 月日.

1.5-3)2.5-17)

5.4-4 小林寛伊. 生体消毒薬使用状況調査に関する報告.病院サプライ.1999;4(2):11-9.

1.5-4)2.5-1)

2.7.3-1)

5.4-5 株式会社エム・シー・アイ. ―消毒薬に関する医師調査調査報告書. 年 月.

1.5-5)2.5-2)

2.7.3-2)

5.4-6 Payne DN, Babb JR, Bradley CR.An evaluation of the suitability of the Europeansuspension test to reflect in vitro activity of antisepticsagainst clinically significant organisms.

Letters in AppliedMicrobiology. 1999;28:7-12.

1.5-6)2.5-3)

5.4-7 Larson E. Guideline for use of topical antimicrobial agents. Am J Infect Control.1988;16(6):253-66.

1.5-7)2.5-4)

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

1.12 添付資料一覧

54

Page 165: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

5.4-8 吉田製薬 文献調査チーム. 中水準消毒薬.

消毒薬テキスト―エビデンスに基づいた感染対策の立場から―.新版.小林寬伊(指導)、大久保憲(監修).東京:協和企画;2005.p. 148-61.

1.5-8)2.5-5)

5.4-9 Meiji Seika ファルマ株式会社. イソジン液10%.添付文書.2011年4月改訂

(第2版).

1.5-9)2.5-6)

5.4-10清水正樹、奥住捷子、八代純子、荒明美奈子、前橋一紀、渡部宏臣ほか.

尿および糞便検体からの分離菌に対する消毒薬のin vitro有効性.

薬理と治療.2003;31(5):429-33.

1.5-10)2.5-7)

2.7.3-3)

5.4-11 Kobayashi H, Tsuzuki M, HosobuchiK.

Brief report: Bactericidal effects of antiseptics anddisinfectants against methicillin-resistantStaphylococcus aureus .

Infect Control Hosp Epidemiol.1989;10(12):562-4.

1.5-11)2.5-8)

2.7.3-4)

5.4-12 吉村正一郎、安田忠司、勝野陽子、伊藤美香、入山純司、石郷潮美.

薬剤耐性株と感性株に対する各種消毒剤の殺菌効果の比較-P. aeruginosa-.

化学療法の領域.1989;5(7):138-46.

1.5-12)2.5-9)

2.7.3-5)

5.4-13 白石正、仲川義人.院内常在菌の検出と消毒剤の感受性に及ぼす繁用消毒剤の影響.

臨床外科.1991;46 (13):1455-60.

1.5-13)2.5-10)2.7.3-6)

5.4-14 国定孝夫、山田恵子、織田志保美、原修.

MRSA に対する各種消毒剤の殺菌効果.環境感染.1999;14(2):142-7.

1.5-14)2.5-11)2.7.3-7)

1.12 添付資料一覧

55

Page 166: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

5.4-15 国定孝夫、山田恵子、織田志保美、折笠義則.

グラム陰性菌に対する各種消毒剤のIn vitro殺菌効果.

環境感染. 2000;15 (2);156-62.

1.5-15)2.5-12)2.7.3-8)

5.4-16 厚生労働省 院内感染対策サーベイランス事業.

公開情報 2011年1月~12月年報.院内感染対策サーベイランス 手術部位感染部門.

URL:http://www.nih-janis.jp/report/ssi.html

1.5-16)2.5-13)2.7.3-9)

5.4-17 厚生労働省 院内感染対策サーベイランス事業.

公開情報 2012年1月~12月年報.院内感染対策サーベイランス 手術部位感染部門.

URL:http://www.nih-janis.jp/report/ssi.html

1.5-17)2.5-14)

2.7.3-10)

5.4-18 Food and Drug Administration, HHS.Topical antimicrobial drug products for over-the-counter human use; tentative final monograph forhealth-care antiseptic drug products.

Federal Register. June 17,1994;59(116):31402-52.

1.5-19)2.5-18)

2.7.3-11)

5.4-19 日本環境感染学会 消毒薬評価委員会.

生体消毒薬の有効性評価指針:手術野消毒2013.

URL:http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=81

1.5-20)2.5-19)

2.7.3-23)

5.4-20 American society for testing andmaterials.

Standard test method for evaluation of preoperative,precatheterization, or preinjection skinpreparations.Designation E 1173-01.

Annual Book of ASTMStandards. 2008;vol. 11.05: p.148-53.

2.5-20)2.7.3-12)

5.4-21 社団法人 日本化学療法学会 抗微生物薬安全性評価基準検討委員会.

抗微生物薬安全性評価基準検討委員会 最終報告

(確定版) 「抗微生物薬安全性評価基準」.

日本化学療法学会雑誌.2010;58(4):484-93.

2.5-21)2.7.4-2)

1.12 添付資料一覧

56

Page 167: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

5.4-22 菱川修司.よりよい医療技術教育を目指して-医学教育における基本的な動物実習-.

Biophilia.2009;5(2):26-31. 2.5-22)

5.4-23Yabuki A, Kamimura R, Setoyama K,Tottori J, Taniguchi K, Matsumoto M,et al.

Skin morphology of the Clawn miniature pig. Exp Anim. 2007;56(5):369-73. 2.5-23)

5.4-24 Diehl KH, Hull R, Morton D, Pfister R,Rabemampianina Y, Smith D, et al.

A good practice guide to the administration ofsubstances and removal of blood, including routes andvolumes.

J Appl Toxicol. 2001;21:15-23. 2.5-24)2.7.4-4)

5.4-25 針原康. 第7 章 手術と感染防止.①手術部位感染防止.日本手術医学会誌.手術医療の実践ガイドライン.2008;29 Suppl.:S47-59.

2.5-25)2.7.3-24)

5.4-26 小林寛伊、大久保憲、尾家重治. 消毒・滅菌法-基礎と実際.A 消毒・滅菌の基本.

〔新版〕消毒と滅菌のガイドライン.小林寛伊(編).東京:へるす出版;2011.8-43.

2.5-26)2.7.3-13)

5.4-27 Spaulding EH. Chemical disinfection of medical and surgicalmaterials.

Disinfection, sterilization, andpreservation. Lawrence CA,Block SS, editors. Philadelphia:Lea & Febiger;1968. p. 517-31.

2.5-27)2.7.3-14)

1.12 添付資料一覧

57

Page 168: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

5.4-28 上坂浩之.非劣性試験および実対照薬とプラセボを対照とする試験.

医学統計学シリーズ6 医薬開発のための臨床試験の計画と解析.上坂浩之、丹後俊郎(編).東京:朝倉書店;2008.p. 218-25.

2.5-28)

5.4-29

U.S. Department of Health and HumanServices, Food and DrugAdministration, Center for DrugEvaluation and Research (CDER),Center for Biologics Evaluation andResearch (CBER).

Guidance for Industry Non-Inferiority Clinical Trials (DraftGuidance). March 2010.

2.5-29)

5.4-30 Hibbard JS. Analyses comparing the antimicrobial actibity andsafety of current antiseptic agents: a review.

J Infus Nurs. 2005;28(3):194-207.

2.5-30)2.7.3-20)

5.4-31 Hibbard JS, Mulberry GK, Brady AR.A clinical study comparing the skin antisepsis andsafety of ChloraPrep, 70% isopropyl alcohol, and 2%aqueous chlorhexidine.

J Infus Nurs. 2002;25(4):244-9. 2.5-31)2.7.3-21)

5.4-32 Wilson M. Microbial inhabitants of humans.Cambridge:Cambridgeuniversity press; 2005. p. 65-76.

2.5-32)

5.4-33 宮地良樹、長沼雅子. II.スキンケア科学をめぐる基礎知識.③皮膚常在菌.化粧品・外用薬研究者のための皮膚科学.東京:文光堂;2005.p. 40-4.

2.5-33)

1.12 添付資料一覧

58

Page 169: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

5.4-34 Noble WC. Skin carriage of the Micrococcaceae. J Clin Path.1969;22:249-53. 2.5-34)

5.4-35 Kloos WE, Musselwhite MS.Distribution and persistence of Staphylococcus andMicrococcus species and other aerobic bacteria onhuman skin.

ApplMicrobiol.1975;30(3):381-95. 2.5-35)

5.4-36 Roth RR, James WD. Microbiology of the skin: resident flora, ecology,infection.

J Am AcadDermatol.1989;20(3): 367-90. 2.5-36)

5.4-37 Noble W. Skin as a source for hospital infection. Infect Control.1986;7(2 Suppl):111-2. 2.5-37)

5.4-38 Maibach HI, Aly R. Skin microbiology: relevance to clinical infection. NewYork:Springer-Verlag;1981. p. 3-12. 2.5-38)

5.4-39 Somerville DA. A taxonomic scheme for aerobic diphtheroids fromhuman skin.

J Med Microbiol.1973;6(2):215-24. 2.5-39)

5.4-40 McGinley KJ, Webster GF, Leyden JJ. Regional variations of cutaneous Propionibacteria. Appl Environ Microbiol.1978;35(1):62-6. 2.5-40)

5.4-41 Noble WC, Pitcher DG. Microbial ecology of the human skin. Adv Microb Ecol.1978;(2):245-89. 2.5-41)

1.12 添付資料一覧

59

Page 170: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

5.4-42 Berlau J, Aucken H, Malnick H, Pitt T. Distribution of Acinetobacter species on skin ofhealthy humans.

Eur J Clin Microbiol Infect Dis.1999;18(3):179-83. 2.5-42)

5.4-43 Al-Khoja MS, Darrell JH. The skin as the source of Acinetobacter and Moraxellaspecies occurring in blood cultures.

J Clin Pathol. 1979;32(5):497-9. 2.5-43)

5.4-44Seifert H, Dijkshoorn L, Gerner-SmidtP, Pelzer N, Tjernberg I, VaneechoutteM.

Distribution of Acinetobacter species on human skin:comparison of phenotypic and genotypic identificationmethods.

J Clin Microbiol.1997;35(11):2819-25. 2.5-44)

5.4-45 草地信也、炭山嘉伸. 術後、病棟におけるSSI 対策.臨床外科.2005;60(4):445-50. 2.5-45)

5.4-46 Balin AK, Pratt L. Dilute povidone-iodine solutions inhibit human skinfibroblast growth.

Dermatol Surg. 2002; 28(3):210-4. 2.5-46)

5.4-47 夏井睦.IV.消毒とそれに関する問題.2 消毒薬は創傷治癒を障害する.

これからの創傷治療.東京:医学書院;2003.p.79.

2.5-47)

1.12 添付資料一覧

60

Page 171: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

CTD No.-資料番号

著者 表 題 掲載誌・その他引用

CTD No.

第5部(モジュール5) 臨床試験報告書 添付資料一覧

5.4 参考文献

5.4-48 齋藤祐平、上寺祐之、小林寛伊、大久保憲、大林俊彦、小松孝美ほか.

術前皮膚消毒に用いる消毒薬の使用量に関する検討.

医療関連感染.2009;2(1):20-1.

2.7.1-1)2.7.4-5)

5.4-49 American society for testing andmaterials.

Standard test method for evaluation of antibacterialwashes by cup scrub technique.Designation E 1874-97.

Annual Book of ASTMStandards. 2005;vol. 11.05: p.1466-9.

2.7.3-16)

5.4-50 Williamson P, Kligman AM. A new method for the quantitative investigation ofcutaneous bacteria.

J Invest Dermatol.1965;45(6):498-503. 2.7.3-17)

5.4-51 遠藤薫、檜沢孝之、吹角隆之、片岡葉子、青木敏之.

簡易スクラブ法によるアトピー性皮膚炎における細菌数の検討.

皮膚.1998;40(1):9-14. 2.7.3-18)

5.4-52 Paulson DS. BioScience Laboratories, Inc. Meeting Minutes.2010 Nov 9-10:Bozeman,USA;In-housereport.

2.7.3-19)

5.4-53 日本環境感染学会 消毒薬評価委員会(編).

生体消毒薬の有効性評価指針:手指衛生2011(案).

環境感染誌.2011;26Suppl.II:S1-5. 2.7.3-22)

5.4-54 橋本佳明、橋本直明、片倉芳樹、四柳宏.

生化学検査.

臨床検査データブック 2011-2012.高久史麿(監修).東京:

医学書院;2011.p.105-582.7.4-1)

5.4-55 須貝哲郎. 接触皮膚炎とパッチテスト. 皮膚.1977;19(2):210-22. 2.7.4-3)

1.12 添付資料一覧

61

Page 172: オラネジン液 1.5%消毒用アプリケータ 10 mL...オラネジン消毒液1.5% オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ10 mL オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ25

提出すべき資料がない項目リスト

第3部(モジュール3):品質に関する文書

3.2.R 各極の要求資料

5.3.1.3 In Vitro-In Vivoの関連を検討した試験報告書

5.3.3.3 内因性要因を検討したPK試験報告書

第4部(モジュール4):非臨床試験報告書

4.2.1.4 薬力学的薬物相互作用試験

4.2.2.1 分析法及びバリデーション報告書

4.2.3.4 がん原性試験

4.2.3.5.4 新生児を用いた試験

第5部(モジュール5):臨床試験報告書

5.3.1.1 バイオアベイラビリティ(BA)試験報告書

5.3.1.2 比較BA試験及び生物学的同等性(BE)試験報告書

5.3.6 市販後の使用経験に関する報告書

5.3.7.2 副作用一覧

5.3.7.3 重篤な有害事象一覧

5.3.3.4 外因性要因を検討したPK試験報告書

5.3.3.5 ポピュレーションPK試験報告書

5.3.4.1 健康被験者におけるPD試験及びPK/PD試験報告書

5.3.4.2 患者におけるPD試験及びPK/PD試験報告書

5.3.7.3-5 重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-302)

5.3.7.2-2 副作用一覧(プロトコールNo.:131-104)

5.3.7.3-1 重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-102)5.3.7.3-2 重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-104)5.3.7.3-3 重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-201)5.3.7.3-4 重篤な有害事象一覧(プロトコールNo.:131-202)

1.12 添付資料一覧

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