48
2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP MPLAB ® IPE ( 統合プログラミング環境 ) ユーザガイド 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジ ナルの英語版をご参照願います。

ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP

MPLAB® IPE( 統合プログラミング環境 )

ユーザガイド

注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。

Page 2: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

2015 Microchip Technology Inc.DS50002227B_JP - p. 2

本書に記載されているデバイス アプリケーション等に関する

情報は、ユーザの便宜のためにのみ提供されているものであ

り、更新によって無効とされる事があります。お客様のアプ

リケーションが仕様を満たす事を保証する責任は、お客様に

あります。Microchip 社は、明示的、暗黙的、書面、口頭、法

定のいずれであるかを問わず、本書に記載されている情報に

関して、状態、品質、性能、商品性、特定目的への適合性を

はじめとする、いかなる類の表明も保証も行いません。

Microchip 社は、本書の情報およびその使用に起因する一切の

責任を否認します。Microchip 社の明示的な書面による承認な

しに、生命維持装置あるいは生命安全用途に Microchip 社の製

品を使用する事は全て購入者のリスクとし、また購入者はこ

れによって発生したあらゆる損害、クレーム、訴訟、費用に

関して、Microchip 社は擁護され、免責され、損害をうけない

事に同意するものとします。暗黙的あるいは明示的を問わず、

Microchip社が知的財産権を保有しているライセンスは一切譲

渡されません。

商標

Microchip 社の名称と Microchip ロゴ、dsPIC、FlashFlex、KEELOQ、KEELOQ ロゴ、MPLAB、PIC、PICmicro、PICSTART、PIC32 ロゴ、rfPIC、SST、SST ロゴ、SuperFlash、UNI/O は、

米国およびその他の国における Microchip TechnologyIncorporated の登録商標です。

FilterLab、Hampshire、HI-TECH C、Linear Active Thermistor、MTP、SEEVAL、Embedded Control Solutions Company は、

米国における Microchip Technology Incorporated の登録商標

です。

Silicon Storage Technologyは、その他の国におけるMicrochipTechnology Incorporated の登録商標です。

Analog-for-the-Digital Age、Application Maestro、BodyCom、

chipKIT、chipKIT ロゴ、CodeGuard、dsPICDEM、dsPICDEM.net、dsPICworks、dsSPEAK、ECAN、ECONOMONITOR、FanSense、HI-TIDE、In-Circuit Serial Programming、ICSP、Mindi、MiWi、MPASM、MPF、MPLAB 認証ロゴ、MPLIB、MPLINK、mTouch、Omniscient Code Generation、PICC、PICC-18、PICDEM、

PICDEM.net、PICkit、PICtail、REAL ICE、rfLAB、Select Mode、SQI、Serial Quad I/O、Total Endurance、TSHARC、UniWinDriver、WiperLock、ZENA、Z-Scale は、米国およびその他の国におけ

る Microchip Technology Incorporatedの登録商標です。

SQTP は、米国における Microchip Technology Incorporatedのサービスマークです。

GestICとULPPは、その他の国におけるMicrochip TechnologyGermany II GmbH & Co. & KG (Microchip TechnologyIncorporated の子会社 ) の登録商標です。

その他、本書に記載されている商標は各社に帰属します。

©2013, Microchip Technology Incorporated, Printed in theU.S.A., All Rights Reserved.

ISBN: 978-1-63277-951-9

Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください。

• Microchip 社製品は、該当する Microchip 社データシートに記載の仕様を満たしています。

• Microchip 社では、通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合、Microchip 社製品のセキュリティ レベルは、現在市場に流

通している同種製品の中でも最も高度であると考えています。

• しかし、コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です。弊社の理解ではこうした手法は、

Microchip 社データシートにある動作仕様書以外の方法で Microchip 社製品を使用する事になります。このような行為は知的所

有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます。

• Microchip 社は、コードの保全性に懸念を抱くお客様と連携し、対応策に取り組んでいきます。

• Microchip 社を含む全ての半導体メーカーで、自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません。コード保護

機能とは、Microchip 社が製品を「解読不能」として保証するものではありません。

コード保護機能は常に進歩しています。Microchip 社では、常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます。Microchip 社

のコード保護機能の侵害は、デジタル ミレニアム著作権法に違反します。そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著

Microchip 社では、Chandler および Tempe ( アリゾナ州 )、Gresham( オレゴン州 ) の本部、設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています。Microchip 社の品質システム プロセスおよび手順は、PIC® MCU および dsPIC® DSC、KEELOQ® コード ホッピング デバイス、シリアル EEPROM、マイクロペリフェラル、不揮発性メモリ、アナログ製品に採用されています。さらに、開発システムの設計と製造に関する Microchip 社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています。

QUALITY MANAGEMENT SYSTEM CERTIFIED BY DNV

== ISO/TS 16949 ==

Page 3: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

目次

序章 ................................................................................................................................. 5

?1? IPE アプリケーションの概要

1.1 IPE とは .......................................................................................................... 91.2 ソフトウェアのインストール要件 ................................................................. 91.3 サポートするプログラミング ツール ........................................................... 101.4 IPE のモード ................................................................................................ 10

?2? 全般的な設定

2.1 はじめに ....................................................................................................... 132.2 IPE アプリケーションの起動 ....................................................................... 132.3 プログラマの設定 ......................................................................................... 142.4 アドバンスト モードへのログイン .............................................................. 172.5 アドバンスト モード設定 ............................................................................. 182.6 デスクトップ ショートカットの作成 ........................................................... 28

?3? IPE の操作方法

3.1 IPE メイン ウィンドウ ................................................................................. 313.2 [File] メニュー .............................................................................................. 333.3 [View] メニュー ............................................................................................ 343.4 [Settings] メニュー ....................................................................................... 393.5 [Help] メニュー ............................................................................................. 40

??A. 改訂履歴

サポート ........................................................................................................................ 43

Index ............................................................................................................................. 45

Worldwide Sales and Service .................................................................................... 48

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 3

Page 4: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

NOTE:

DS50002227B_JP - p. 4 2015 Microchip Technology Inc.

Page 5: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

序章

はじめに

序章には、MPLAB® Integrated Production Environment (IPE) を使い始める前に知っておくと便利な一般情報を記載しています。主な内容は以下の通りです。

• 本書の構成

• 本書の表記規則

• 推奨参考資料

本書の構成

本書には、IPE をデバイスにプログラムを書き込むためのプログラミング ツールとして使う方法を記載しています。以下に本書の構成を示します。

• 第 1 章 IPE アプリケーションの概要 - IPE の定義、ソフトウェアのインストール要件とアップグレード手順、サポートするツール、機能一覧

• 第 2 章 全般的な設定 - アプリケーションの起動と設定、アドバンスト モードでのログイン、オプション情報

• 第 3 章 IPE の操作方法 - メニュー項目のリファレンス情報

注意

どのような文書でも内容は時間が経つにつれ古くなります。本書も例外ではありません。Microchip社の製品は、お客様のニーズを満たすために常に改良を重ねており、実際のダイアログやツールが本書の内容とは異なる場合があります。最新の文書は弊社ウェブサイト (www.microchip.com) でご覧になれます。

文書は「DS」番号によって識別します。この識別番号は各ページのフッタのページ番号の前に表記しています。DS 番号「DSXXXXXXXXA」の「XXXXXXXX」は文書番号、「A」はリビジョンレベルを表します。

開発ツールの最新情報は MPLAB® X IDE のオンラインヘルプでご覧になれます。[Help] メニューから [Topics] を選択すると、オンラインヘルプ ファイルのリストが表示されます。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 5

Page 6: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

本書の表記規則

本書には以下の表記規則を適用します。

本書の表記規則

表記 適用 例

Arial、MS ゴシック フォント

二重かぎカッコ : 『』 参考資料 『MPLAB X IDE ユーザガイド』

太字 テキストの強調 ... は唯一のコンパイラです ...

角カッコ : [ ] ウィンドウ名 [Output] ウィンドウ

ダイアログ名 [Settings] ダイアログ

メニューの選択肢 [Enable Programmer] を選択

かぎカッコ : 「 」 ウィンドウまたはダイアログのフィールド名

「Save project before build」

右山カッコ (>) で区切った下線付き斜体テキスト

メニュー項目の選択 File>Save

角カッコ ([ ]) で囲んだ太字のテキスト

ダイアログのボタン [OK] をクリックする

タブ [Power] タブをクリックする

N‘Rnnnn Verilog 形式の数値 : N は総桁数、R は基数、n は各桁の値

4‘b0010、2‘hF1

山カッコ (< >) で囲んだテキスト

キーボードのキー <Enter>、<F1> を押す

Courier Newフォント

標準書体の Courier New サンプル ソースコード #define START

ファイル名 autoexec.bat

ファイルパス c:\mcc18\h

キーワード _asm, _endasm, static

コマンドライン オプション -Opa+, -Opa-

ビット値 0, 1

定数 0xFF, ‘A’

斜体の Courier New 変数の引数 file.o (fileは有効な任意のファイル名 )

角カッコ : [ ] オプションの引数 mcc18 [options] file [options]

中カッコとパイプ文字 :{ | }

いずれかの引数を選択する場合 (OR 選択 )

errorlevel {0|1}

... 繰り返されるテキスト var_name [, var_name...]

ユーザが定義するコード void main (void){ ...}

DS50002227B_JP - p. 6 2015 Microchip Technology Inc.

Page 7: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

序章

推奨参考資料

本書には IPE の使い方を記載しています。参考資料として、Microchip 社が提供する以下の文書を推奨します。

Processor Extension Pak and Header Specification (DS51292)

このブックレットには、ヘッダのインストール方法と使用方法が記載されています。ヘッダを使うと、ピンまたはリソースを無駄にせずにターゲット デバイス ( 特別なICE デバイス バージョンを使用 ) をより快適にデバッグできます。ヘッダのオンライン ヘルプファイルも参照してください。

Transition Socket Specification (DS51194)

ヘッダ用の変換ソケットについては、この文書を参照してください。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 7

Page 8: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

NOTE:

DS50002227B_JP - p. 8 2015 Microchip Technology Inc.

Page 9: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

第 1 章 IPE アプリケーションの概要

1.1 IPE とは

MPLAB® Integrated Production Environment (IPE) は、主要なプログラマ機能を素早く使うための簡潔なインターフェイスを提供するアプリケーション ソフトウェアです。IPE は量産プログラミングのためのセキュアなプログラミング環境を提供します。

IPE は MPLAB X IDE フレームワーク、Microchip デバッガ (MDB) データベース、ハードウェア ツール インターフェイス、各種ドライバを使って全ての Microchip 社製プログラマにプログラミング機能を提供します。

1.2 ソフトウェアのインストール要件

IPE アプリケーションはパーソナル コンピュータ (PC) にインストールする必要があります。IPE は、MPLAB X IDE のインストール手順の中で、図 1-1 に示すダイアログの「MPLAB IPE」にチェックを付ける事でインストールできます。MPLAB X IDEをインストールしなくても IPE アプリケーションは使えます。しかし、MPLAB X IDEをインストールしておくと、MPLAB X IDE のオンラインヘルプから追加の情報が得られます。

図 1-1: [Select Programs] ダイアログ

最新のバージョン互換性情報は IPE のリリースノートに記載しています。

ソフトウェアをインストールした後は、コンピュータのデスクトップに表示されるMPLAB IPE アイコンまたはスタートアップ メニューから IPE アプリケーションを起動できます。

Note: IPE の全機能を使うには管理者権限が必要です。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 9

Page 10: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

1.3 サポートするプログラミング ツール

IPE には以下のプログラミング ツールが使えます。

• MPLAB ICD 3 インサーキット デバッガ - 量産プログラミング向けに推奨

• MPLAB PICkit™ 3 デバッガ / プログラマ - 開発プログラミング専用

• MPLAB PM3 プログラマ - 量産プログラミング向けに推奨

• MPLAB REAL ICE™ エミュレータ - 量産プログラミング向けに推奨

• ライセンス付き PKOB スタータキット - 開発プログラミング専用に推奨

1.4 IPE のモード

1.4.1 モード

IPE アプリケーションは以下の 2 種類のモードで動作します。

1. 量産モード - 量産プログラミングを実行できます。既定値により、IPE は量産モードで起動します。量産モードの機能は、アドバンスト モードのメニューから設定できます (2.5.6「Production Mode」画面 参照 )。

2. アドバンスト モード - 高機能GUIを使ってプログラミング動作の設定を表示および変更し、量産プログラミング向けのセキュアな環境を設定できます。アドバンスト モードを有効にする方法は 2.3 プログラマの設定 に記載しています。

1.4.2 機能一覧

以下に、量産モードで使える既定値機能の一覧を示します。

量産モードの既定値挙動はアドバンスト モード内で変更できます。有資格ユーザは自由に機能を追加 / 削除できます。

Note: IPE の全機能を使うには管理者権限が必要です。

表 1-1: 機能一覧

機能 概要量産モードでの既定値

Import Hex file HEX ファイルを読み込みます。 ON

Import Environment 環境ファイルを読み込みます。 OFF

Import SQTP file ビルド済み SQTP ファイルを読み込みます。 OFF

Export Hex file 全てのメモリ内容を HEX ファイルに保存します。 OFF

Program ハードウェア ツールに接続してプログラミングを実行します。 ON

Erase デバイスを消去します。 ON

[Verify] デバイスを IPE のメモリ内容と照合します。 ON

Blank Check デバイスがブランクかどうかチェックします。 ON

Read デバイスを読み出し、その内容をメモリに書き込みます。 ON

Memory View

Program Memory プログラムメモリの内容を表示します。 OFF

Auxiliary Memory 補助メモリの内容を表示します。 OFF

Config Memory コンフィグレーション メモリの内容を表示します。 OFF

Flash Data フラッシュ データメモリの内容を表示します。 OFF

DS50002227B_JP - p. 10 2015 Microchip Technology Inc.

Page 11: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

IPE アプリケーションの概要

User IDs ユーザ ID メモリの内容を表示します。 OFF

EEPROM データメモリの内容を表示します。 OFF

Memory Edit

Program Memory プログラムメモリの内容を編集できます。 OFF

Auxiliary Memory 補助メモリの内容を編集できます。 OFF

Flash Data Memory フラッシュ データメモリの内容を編集できます。 OFF

Config Memory コンフィグレーション メモリの内容を編集できます。 OFF

EEPROM データメモリの内容を編集できます。 OFF

User IDs ユーザ ID メモリの内容を編集できます。 OFF

Save Environment 環境を作成または上書きします。 OFF

View Memory Settings メモリのレンジを表示します。 ON

Edit Memory Settings メモリのレンジを変更します。 OFF

View Voltage Settings 電圧値を表示します。 ON

Edit Voltage Settings 電圧値を変更します。 OFF

Create SQTP SQTP ファイルを生成します。 OFF

Manual Download Firmware ファームウェアを選択し、ハードウェア ツールにダウンロードします。

ON

Auto Download Firmware ツール接続時に、システム内で利用可能な最新ファームウェアを自動的にダウンロードします。

ON

Erase All Before Program プログラミングの前にデバイスを消去します。 OFF

表 1-1: 機能一覧 ( 続き )

機能 概要量産モードでの既定値

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 11

Page 12: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

NOTE:

DS50002227B_JP - p. 12 2015 Microchip Technology Inc.

Page 13: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

第 2 章 全般的な設定

2.1 はじめに

IPE を使い始める方法について説明します。

• IPE アプリケーションの起動

• プログラマの設定

• アドバンスト モードへのログイン

• アドバンスト モード設定

• デスクトップ ショートカットの作成

2.2 IPE アプリケーションの起動

2.2.1 IPE の起動

ソフトウェアをインストールした後に、デスクトップ上のMPLAB IPEアプリケーション アイコンをダブルクリックします。すると IPE メイン ウィンドウが開きます。

図 2-1: IPE メイン ウィンドウ

2.2.2 IPE のマルチ インスタンス

IPE の複数インスタンスを使う必要がある場合、MPLAB X IDE ヘルプを参照してください。MPLAB X IDE を起動してメニューを Help>Tool Help Contents>MPLAB X IDE Helpと操作し、「Before You Begin」セクションへ移動して「Launch Multiple Instances of theIDE」をクリックします。指示に従って IPE に適用します。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 13

Page 14: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

2.3 プログラマの設定

デバイスのプログラミングには、1.3「サポートするプログラミング ツール」に記載した全てのツールが使えます。 デバイスをプログラミングするための情報については、各ツール (MPLAB ICD 3、PICkit 3 等 ) のオンラインヘルプを参照してください。

1. [Family] ドロップダウン メニューでプログラミングするデバイスのファミリを選択してから [Device] ドロップダウン メニューでデバイスを選択します。あるいは[Device] ドロップダウン メニューから直接デバイスを選択する事もできます。

2. 選択したデバイス向けに IPE を設定 (Memory View、チェックサム等 ) するために、[Apply] をクリックします。

3. 開発ツールを PC に接続します。適切なターゲットボード、デバイス、電源を接続します。ターゲットボードの接続等に関する詳細な指示と情報に関しては、そのツールのオンラインヘルプを参照してください。

4. [Tool] ドロップダウン メニューから使用するツールを選択します。複数の開発ツールを PC に接続している場合、使用するツールを 1 つ選択します ( 下図参照 )。

Note: IPE の全機能を使うには管理者権限が必要です。

Note: [Family] で [Recently Used] オプションを選択すると、[Device] には最近使われた 10 個のデバイスが表示されます。

Note: ツール名の前にエクスクラメーション マークが表示される場合 (下図 )、USB ドライバを更新する必要があります。これは PICkit 3 では発生しません。しかし MPLAB ICD 3、MPLAB PM3、REAL ICE では USB ドライバの更新が必要になる場合があります。

MPLAB X IDE を起動して [Learn & Discover] タブの開始ページで「MPLAB IDE v8 Users - IMPORTANT」リンクをクリックするとMicrosoft Windows® 向け USB ドライバのインストールに関する情報が表示されます。その指示に従ってドライバをインストールした後に IPEに戻ります。

DS50002227B_JP - p. 14 2015 Microchip Technology Inc.

Page 15: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

図 2-2: ツールの選択

5. ツール名の横にある [Connect]ボタンをクリックして IPEとツール間の接続を確立します。

図 2-3: ツールの接続

6. ツールが接続されると、[Output] ウィンドウにそのツールに関するメッセージまたはエラーが表示されます ( 図 2-4 参照 )。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 15

Page 16: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

図 2-4: [Output] ウィンドウ

7. ツールが正常に接続されたら第 3 章 IPE の操作方法 に記載している手順に進み、IPE を使ってデバイスをプログラミングします。

DS50002227B_JP - p. 16 2015 Microchip Technology Inc.

Page 17: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

2.4 アドバンスト モードへのログイン

通常、管理者権限を持つユーザが、量産モードで使うデバイスおよびツール向けの設定を定義します。それらの設定を入力するには、アドバンスト モードにログインする必要があります。

1. メニューを Settings>Advanced Mode と操作して [Advanced Mode login] ダイアログを開きます。パスワードは大文字と小文字を区別します。既定値パスワード(microchip) を入力し、[Log on] をクリックします。

図 2-5: アドバンスト モードへのログイン

初回のログイン時に、[Change Password] をクリックしてパスワードを変更します。

変更したパスワードを忘れた場合、IPE をアンインストールし、それまでに IPE で行った全ての設定を削除するために IPE インストール ディレクトリ内の ipe.key ファイルを削除する必要があります。その後に IPE を再インストールし、既定値パスワード (microchip) を使って最初から設定し直します。

図 2-6: [Change Password] ダイアログ

Note: IPE の全機能を使うには管理者権限が必要です。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 17

Page 18: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

2.5 アドバンスト モード設定

アドバンスト モード設定は、有資格ユーザが定義する必要があります。これらのダイアログで設定を選択する事により、量産モード中に IPE メニューバーの [Settings] メニューで特定の命令を表示および選択できるようになります。

2.5.1 「Operate」画面

アドバンスト モードへのログイン パスワードが承認されると、ダイアログには「Operate」画面が表示されます。この画面はメイン画面と似ていますが、ウィンドウの左側に各種オプションボタンが追加されています。

図 2-7: アドバンスト モードのダイアログ - 「Operate」画面

DS50002227B_JP - p. 18 2015 Microchip Technology Inc.

Page 19: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

2.5.2 「Power」画面

「Power」画面は、ツールが接続されている時にのみ利用可能です。 アドバンスト モードのダイアログ内で [Power] をクリックすると、利用可能な設定が表示されます。

表 2-1: 「Power」画面の設定

設定 概要

Voltage Settings: 電圧設定はデバイスファミリごとに異なります。全ての設定とパラメータは MPLAB X IDE と同様です。

VDD プログラマはこの電圧を使ってメモリを検証します。この値には、ターゲット回路の最大電圧値を設定する必要があります。既定値はデバイスの最大電圧値です。

VPP デバイスをプログラミング モードに移行させるために使う電圧です。この電圧はデバイスのプログラミング仕様によって決まりますが、変更可能です。

VDD Nom 既定値はデバイスごとに異なります。例えば、PIC32 の既定値VDD Nom は 3.3 V です。

VDD APP プログラマはこの電圧を使ってフラッシュメモリを検証します。既定値はデバイスの公称電圧値です。

Reset Voltages 電圧値を既定値設定に戻します。

ICSP Options:

Low voltage program 特定のPICXXFXXXフラッシュデバイスでの低電圧プログラミング(LVP) を有効にします。 低電圧対応のフラッシュ デバイスを選択し、ICSP™ モードでプログラミングを実行する必要があります。

Power Target Circuit from tool

接続されているツールからターゲットへの給電を有効にします。

High Voltage on MCLR マスタクリア リセット (MCLR)に対する高電圧の使用を有効にします。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 19

Page 20: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

2.5.3 「Memory」画面

アドバンスト モードのダイアログ内で [Memory] をクリックすると、利用可能な設定が表示されます。この画面では、プログラミング動作に関連するメモリアドレスとその他のパラメータを制御できます。これらの設定に容易にアクセスできるようにするため、この画面内の一部のオプションはメイン画面にも表示されます。

Note 1: MPLAB PM3 プログラマは、.pm3 環境ファイル内で「Preserve Memory」オプションをサポートしません。

2: いずれかの「Preserve Memory」オプションを使う場合、コードが保護されていない事が必要です。プログラマは、保護する必要があるメモリセクションを読み出して保存し、デバイスをバルク消去および再プログラミングした後に、保存したデータを保護領域に書き戻します。従って、この領域はコード保護できません。

表 2-2: 「Memory」画面の設定

設定 概要

Allow Tool to select memories and ranges

チェックした場合、プログラマツールがメモリのタイプとアドレスレンジを設定します。その場合、「Program Memory」フィールドは無効になります。

Manual select:

• Program Memory ツールがプログラムメモリをプログラミングする事を許可します。

• Auxiliary Memory ツールが補助メモリをプログラミングする事を許可します。

• Flash Data ツールがフラッシュデータをプログラミングする事を許可します。

• EEPROM ツールが EEPROM をプログラミングする事を許可します。

• User IDs ツールがユーザ ID をプログラミングする事を許可します。

• Boot Flash ツールがブートフラッシュをプログラミングする事を許可します。

• Configuration Memory ツールがコンフィグレーション メモリをプログラミングする事を許可します。

Program Memory: プログラムメモリのレンジ プログラミング向けにメモリを保護するために使うアドレスを定義します。

Start Address プログラミングするプログラムメモリ空間の開始アドレス (16 進値 ) です。

End Address プログラミングするプログラムメモリ空間の終了アドレス (16 進値 ) です。

Reset Addresses アドレスを既定値設定に戻します。

Preserve Memory1: EEPROM またはフラッシュメモリに使うアドレスを定義します。

Preserve EEPROM on Program2チェックした場合、メモリ内の ([EEPROM] ウィンドウに表示される ) 新しいデータをデバイスにプログラミングしません。デバイス上の EEPROM メモリ領域内のデータは消去されません。

Preserve Flash on Program2チェックした場合、以下の「Preserve Start Address」および「Preserve EndAddress」フィールドで指定されたプログラムメモリ レンジに新しいデータをプログラミングしません。

Preserve Start Address2保護するプログラムメモリ空間の開始アドレス (16 進値 ) です。

Preserve End Address2保護するプログラムメモリ空間の終了アドレス (16 進値 ) です。

Preserve Auxiliary Memory チェックした場合、補助メモリ内の新しいデータを補助メモリにプログラミングしません。

Preserve ID Memory チェックした場合、ID メモリ内の新しいデータを ID メモリにプログラミングしません。このオプションは、デバイスがユーザ ID メモリを備えている場合にのみ利用可能です。

DS50002227B_JP - p. 20 2015 Microchip Technology Inc.

Page 21: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

2.5.4 「Environment」画面

あるプログラミング セッションでの設定を「環境」として保存しておくと、別のセッションで使う事ができます。環境は .pen または .pm3 ファイルとして全てのツールでサポートされます。

アドバンスト モードのダイアログ内で [Environment] をクリックすると、利用可能な設定が表示されます。

Note: MPLAB PM3 プログラマは、.pm3 ファイル環境で「Preserve Memory」オプションをサポートしません。

表 2-3: 「Environment」画面の設定

設定 概要

Environment Name 環境の名前を指定します。

.pm3 file MPLAB PM3 にはこのファイルタイプを選択します。

.pen file MPLAB ICD 3、PICkit 3、REAL ICE にはこのファイルタイプを選択します。

Description 環境を説明するテキストを入力します。

SQTP File 環境で使う SQTP ファイルの名前です。

Misc Files 環境で使うその他のファイル ( 例 : データシート、マニュアル等 )です。複数のファイルを選択できます。

Properties このボタンをクリックすると、MPLAB PM3 内の SD カードのプロパティが表示されます。

Format このボタンをクリックすると、MPLAB PM3 内の SD カードがフォーマットされ、全ての内容が消去されます。

Delete [Delete Environment] ウィンドウを開きます。

Copy 環境のコピー元とコピー先を選択するダイアログを開きます。

View [View Environment] ウィンドウを開きます。

Save to PM3 SD Card ファイルを MPLAB PM3 SD カードに保存します。

Save to PC ファイルを PC に保存します。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 21

Page 22: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

2.5.5 「SQTP」画面

SQTP (Serial Quick Turn Programming) は、各デバイスに一意のシリアル番号を書き込むために使います。この番号はエントリコード、パスワード、ID 番号として使う事ができます。

アドバンスト モードのダイアログ内で [SQTP] をクリックすると、利用可能な設定が表示されます。

表 2-4: 「SQTP」画面の設定

設定 概要

Generation Method:

Random このオプションを選択すると、各デバイス向けに一意の乱数を生成します。 「Start Address」、「Number of Bytes」、「Number of Parts」フィールドに開始アドレス、バイト数、デバイス数を入力する必要があります。

Pseudo Random Seed Value (Hex):

このオプションを選択すると、「Seed Value」フィールドに入力された 16 進値に基づいて、同じ値を繰り返さない一連の疑似乱数を生成します。

「Start Address」、「Number of Bytes」、「Number of Parts」フィールドに開始アドレス、バイト数、デバイス数を入力する必要があります。

Sequential Start Value (Hex): Increment (Hex):

このオプションを選択すると、開始値 (「Start Value」で指定 ) とインクリメント幅(「Increment」で指定 ) に基づいて連続した番号を生成します。

「Start Address」、「Number of Bytes」、「Number of Parts」フィールドに開始アドレス、バイト数、デバイス数を入力する必要があります。

Start Address (Hex) シリアル番号の開始アドレスを 16 進値で入力します。

Number of bytes (Dec) シリアル番号のサイズ ( バイト数 ) を 10 進値で入力します。 プログラミングするデバイスの数 (「Number of Parts」で指定 ) に対して十分なサイズを指定する必要があります。

Number of parts (Dec) この SQTP ファイルを使ってプログラミングするデバイスの数を入力します。

Generate [Generate] をクリックする事で SQTP (.num) ファイルを生成します。

Location:

Program Memory プログラムメモリに SQTP 番号を書き込みます。

EEPROM EEPROM に SQTP 番号を書き込みます。

Access Method:

RETLW シリアル番号をリテラルデータとして一連の RETLW (Return Literal W) 命令を使う場合、このオプションを選択します。

Raw Data RAW データを使う場合、このオプションを選択します。

Format for PSV 「Raw Data」オプションを選択した場合、「Format for PSV」を選択すると、SQTP データを PSV (Program Space Visibility) 向けにフォーマットします。

DS50002227B_JP - p. 22 2015 Microchip Technology Inc.

Page 23: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

2.5.6 「Production Mode」画面

アドバンスト モードのダイアログ内で [Production Mode] をクリックすると、利用可能な量産モード設定が表示されます。

有資格ユーザは、[Production Mode Settings ] ダイアログを使って、量産プログラミング中に利用可能とするオプションを選択できます。[Production Mode Settings ] ダイアログで選択したオプションに応じて、量産モード中の [File]、[View]、[Settings]メニューから利用できるコマンドが決まります。

各設定のチェックボックスをON/OFFする事によって、量産プログラミング プロジェクトに適した設定を選択します。[Production Mode Settings] ダイアログ内のチェックボックスを ON にすると、量産モード中の [Settings] メニューの対応するオプションの前にチェックマークが表示されます。

チェックマークは、そのオプションがアドバンスト モードで設定された事を示します。チェックマークが付いた利用可能アイテムは、量産モードの一般ユーザによってON/OFF できます。

表 2-5: 「Production Mode」画面の設定

設定 概要

Production Mode Settings

Allow Export Hex 量産モードで HEX ファイルをエクスポートできるようにします。チェックを付けると、このオプションは File>Export メニューに表示されます。

Allow Import Hex file 量産モードで HEX ファイルをインポートできるようにします。 チェックを付けると、このオプションは File>Import メニューに表示されます。Note: IPE で HEX ファイルを使う場合、そのファイルを IPE の外部で (Notepad やMPLAB X IDE を使って ) 変更すると、下のメッセージが表示されます。“File modified. The loaded hex file has been modified externally. Would you like toreload the hex file?”

Allow Import Environment 量産モードで環境をインポートできるようにします。チェックを付けると、このオプションは File>Import メニューに表示されます。

Allow Import SQTP file 量産モードで SQTP ファイルをインポートできるようにします。 チェックを付けると、このオプションは File>Import メニューに表示されます。

Generate Reports レポートの生成を有効にします。 有効にした場合、[Browse] をクリックしてレポートの保存場所を設定します。

Limit the Program Count to 対応するフィールドへの入力値に対する合格数、不合格数、総数を制限します。 これにより、後続のプログラミング動作は停止します。 カウントをクリアするには、メインウィンドウで[Reset Counters]をクリックします。

Allow “Verify Device ID before Program” under the Settings menu

量産モードの [Settings] メニューで [Verify Device ID before Program] オプションを設定できるようにします。この設定は、この機能を実行可能なツール ( 例 : MPLAB PM3) でのみ有効です。

Allow “Auto Download Firmware” under the Settings menu

量産モードの [Settings] メニューで [Auto Download Firmware] オプションを設定できるようにします。 これを有効にしない場合、IPE は必要に応じて自動的に最新ファームウェアをツールにダウンロードします。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 23

Page 24: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

Allow “Erase All before Program” under the Settings menu

量産モードの [Settings] メニューで [Erase All before Program] オプションを設定できるようにします。 これを有効にしない場合、[Settings] メニューからこのオプションを設定できません。

Allow “Communication” under the Settings menu

量産モードの [Settings] メニューで [Communication] オプションを設定できるようにします (3.4「[Settings] メニュー」参照 )。 MPLAB PM3 プログラマの COM ポート (RS-232) を使っている場合、適切な COMポートを設定するために、このオプションを選択する必要があります。

Remove Read button from main window

メインウィンドウから [Read] ボタンを削除します。

Audible notification on successful program completion

プログラミングが正常に完了した時に音で報せます。

Allow memory editing and filling

メモリの編集と書き込みを可能にします。 有効にした場合、このオプションは量産モード中に View>Fill Memory オプションから利用できます。

Display EEPROM checksum in the output window

EEPROM チェックサムを [Output] ウィンドウに表示します。

Display imported hex checksum with CP=OFF

非コード保護チェックサムを [Results] エリアに表示します。

Enable programming operations only if hex file is loaded

有効にした場合 :a) HEX ファイルが読み込まれていない場合、全てのプログラミング ボタン

(Program、Read、Erase、Verify、Blank Check) を無効にします。

b) HEX ファイルが読み込まれている場合、全てのプログラミング ボタンを有効にします。

Allow Memory View

Program Memory このオプションを選択すると、プログラムメモリをメインウィンドウ内の [MemoryView] 枠内に表示できます。

Auxiliary Memory このオプションを選択すると、補助メモリをメインウィンドウ内の [Memory View]枠内に表示できます。

Config Memory このオプションを選択すると、コンフィグレーション メモリをメインウィンドウ内の [Memory View] 枠内に表示できます。

Flash Data このオプションを選択すると、フラッシュメモリをメインウィンドウ内の [MemoryView] 枠内に表示できます。

User IDs このオプションを選択すると、ユーザ ID をメインウィンドウ内の [Memory View] 枠内に表示できます。これは、ツールがユーザ ID をサポートしている場合にのみ適用可能です。

EEPROM このオプションを選択すると、EEPROM メモリをメインウィンドウ内の [MemoryView] 枠内に表示できます。

表 2-5: 「Production Mode」画面の設定 ( 続き )

DS50002227B_JP - p. 24 2015 Microchip Technology Inc.

Page 25: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

2.5.7 「Settings」画面

アドバンスト モードのダイアログ内で [Settings] をクリックすると、利用可能な設定が表示されます ( 図 2-8 参照 )。

図 2-8: 「General Settings」オプション

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 25

Page 26: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

表 2-6: General Settings

設定 概要

PICkit 3 programming speed

スライダを使ってプログラミングの速度を調整します ( 図 2-9 参照 )。このオプションを使って速度を遅くする ( 信号レベルに対して十分な時間を確保する ) 事により、トラブルシュートを容易にします。PICkit 3 スライダは ICSP プログラミングを遅くします。これにより、ICSP ラインの通信負荷が高い事によって生じる問題を解消できる場合があります。Microchip 社は、これらのラインを全てのコンポーネントから切り離す事を推奨します。プログラミング速度の制御は、ターゲットボードがこれらのラインに接続したコンポーネントを実装している場合に役立ちます。

PICkit 3 Programmer To Go

[PICkit 3 Programmer To Go] ダイアログ ( 図 2-10 参照 ) を開きます。このダイアログは次に Programmer-To-Go 機能を使った時に適用される設定を表示します。「ImageName」には PICkit 3 上のイメージの名前を入力します。[Programmer To Go] をクリックして有効にします。Programmer-To-Go 機能については『PICkit 3™ MPLAB® XIDE 用インサーキット デバッガ / プログラマ ユーザガイド』(DS52116) を参照してください。一部のデバイスはこの機能をサポートしません。Note: Programmer To Go 機能はメモリ保護オプションをサポートしません。

Secure Segments

Segments to Program

この機能は CodeGuard を備えたデバイス ( 例 : dsPIC33FJ12GP202 等 ) でのみ利用でき、REAL ICE、MPLAB ICD 3、PICkit 3 によってサポートされます。プログラミングするセグメントは以下から選択します。

• Full Chip Programming• Boot, Secure and General Segments• Secure and General Segments• General Segment Only

SQTP

Disable operations if SQTP values are exhausted

指定された .numファイルからのSQTP値を全て使い果たすとプログラミングを停止します。

Program Method デバイスのテストモード への移行方法を選択できます。この機能は、ターゲットに給電可能なツール (PM3 は除く ) で使えます。この設定は、ターゲット デバイスをプログラミング / 読み出しする際の VPP および VDD 電圧の印加順序を指定します。

Apply VPP before VDD ( 推奨 )

これが既定値設定です。

Apply VDD before VPP

この設定は有害な副作用を生じる可能性があるため注意が必要です。このオプションは、デバッグツールからデバイスに給電する場合にのみ利用可能です。

Diagnostics

Logging Level メッセージログのレベルを設定します。OFF: 記録しません。SEVERE: 重大な ( エラー ) メッセージのみ記録します。WARNING: 警告メッセージのみ記録します。INFO: 情報メッセージのみ記録します。CONFIG: コンフィグレーション情報のみ記録します。FINE: 一部のモジュール間通信を記録します。FINER: FINE よりも詳細にモジュール間通信を記録します。FINEST: 全てのモジュール間通信を記録します。

Log File ログファイルのパスと名前です。

DS50002227B_JP - p. 26 2015 Microchip Technology Inc.

Page 27: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

図 2-9: PICkit 3 設定オプション

図 2-10: [PICkit 3 Programmer To Go] ダイアログ

2.5.8 ログアウト

設定を選択した後に、[Log out] をクリックしてその設定を保存します。これによりアドバンスト モードは終了し、メインウィンドウに戻ります。

Special Memory Regions

Program Calibration Memory

デバイスの校正値を保持するためのレジスタのプログラミングを有効にします。

Program User OTP OTP (One Time Programmable) 式シリアルユーザ ID のプログラミングを有効にします。1 度プログラミングした後は変更できません。

表 2-6: General Settings ( 続き )

設定 概要

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 27

Page 28: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

2.6 デスクトップ ショートカットの作成

デバイス、HEX ファイル、環境を指定して IPE を起動するためのデスクトップ ショートカットを作成できます。

手順は以下の通りです。

1. MPLAB IPE デスクトップ アイコンのコピーを作成します。

2. 新しいショートカット アイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

図 2-11: 右クリック メニュー

3. [ プロパティ ] ダイアログが開きます。[ ショートカット ] タブをクリックします。

4. 「リンク先」フィールド ( 図 2-12 参照 ) に、必要なデバイス、HEX ファイル、環境を読み込むためのコマンドを追加します。コマンドは「リンク先」フィールド内の文字列「....jar」の後に追加します。コマンドの前にスペースを挿入する必要があります。コマンドの先頭にはダッシュ記号を付けます。コマンドは大文字と小文字を区別しません。パスはクオーテーションマークで囲みます。

スイッチ コマンド 概要

-P -P18f1220 IPE の起動時に、指定されたデバイスを選択します。

-P、-F -P12f1501 -F"E:\12f1501.hex" IPE の起動時に、指定されたデバイスを選択し、指定された HEX ファイルを読み込みます。

-BL -BL"E:\18f1220.pm3" IPE の起動時に、指定された環境を読み込みます。

DS50002227B_JP - p. 28 2015 Microchip Technology Inc.

Page 29: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

全般的な設定

図 2-12: [Shortcut] タブ

5. [OK] をクリックします。

6. 新しいショートカット アイコンを右クリックし、[ 名前の変更 ] をクリックします。そのショートカットの新しい名前を入力します。

7. 新しいショートカットをダブルクリックすると IPE が起動します。IPE の起動時に、指定されたターゲット ( 環境、デバイス等 ) が自動的に選択されます。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 29

Page 30: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

NOTE:

DS50002227B_JP - p. 30 2015 Microchip Technology Inc.

Page 31: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

第 3 章 IPE の操作方法

3.1 IPE メイン ウィンドウ

下図に IPE のメインウィンドウを示します。IPE メニューバーには、各種のコマンドを含む以下のメニューが表示されます。

• [File] メニュー

• [View] メニュー

• [Settings] メニュー

• [Help] メニュー

各コマンドは、アドバンスト モードで選択された設定に応じて、利用可能かどうかが決まります。

図 3-1: IPE メインウィンドウ

Note: IPE の全機能を使うには管理者権限が必要です。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 31

Page 32: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

表 3-1: IPE メインウィンドウのフィールド

項目 概要

Select Device and Tool:

• Family ファミリ名または「Recently Used」オプションを選択する事により、下の [Device] ドロップダウン リストに表示されるデバイスを絞り込みます。

• Device デバイスを選択し、[Apply] をクリックします。

• Tool ツールを指定し、状況に応じて「Connect」または「Disconnect」をクリックします。

Results:

• Checksum 現在のメモリ内容によるデバイスのチェックサム値

• Pass Count 合格したプログラミング動作の数

• Fail Count 不合格であったプログラミング動作の数

• Total Count プログラミング動作の総数

コマンドボタン

• Program (Alt+F5) デバイスをプログラミングします。

• Erase(Alt+F6) デバイスを消去します。

• Read(Alt+F7) デバイスを読み出します。

• Verify(Alt+F8) デバイスで検証動作を実行します。

• Blank Check(Alt+F9)

デバイスがブランクかどうかチェックします。

その他 :

Source HEX ファイルの保存場所を [Browse]をクリックして指定します。

SQTP SQTP ファイルの保存場所を [Browse] をクリックして指定します。

More/Less 表示する情報のレベル (more/less) を選択します。

[Output] タブ 出力データを表示します。

[Tool] タブ 特定ツール (PM3、ICD 3、PICkit 3) のデータを表示します。ツールを接続している場合、[Output] タブ内で右クリックして

「Split View」を選択すると [Tool] タブが表示されます。

[Memory View] 枠 View>Show Memory を選択した場合にのみ表示されます。ここにはメモリアドレス、デバイス ID、コンフィグレーションメモリ等が表示されます。

DS50002227B_JP - p. 32 2015 Microchip Technology Inc.

Page 33: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

IPE の操作方法

3.2 [File] メニュー

IPE メニューバー内の [File] メニューは Import、Export、Exit コマンドを提供します。

3.2.1 File>Import

[Import] を選択すると、IPE に各種のファイルをインポートできます。

1. File->Import->Hex - HEX ファイル (*.hex) をインポートします。

2. File->Import->Environment - 環境 (*.penまたは .pm3ファイル )をインポートします。

3. File->Import->SQTP - SQTP ファイル (*.num ファイル ) を読み込みます。

3.2.2 File>Export

[Export] を選択すると、IPE から記憶媒体にデータをエクスポートできます。既定値では、これらのコマンドを量産モードで使う事はできません。しかし有資格ユーザは、アドバンスト モード内で、量産モードにおけるこれらの機能の既定値状態を変更する事ができます。

File->Export->Hex - 全てのメモリ内容を Intel® Hex ファイル フォーマットでエクスポートできます。

3.2.3 File>Exit

IPE アプリケーションを終了します。

Note: IPE で HEX ファイルを使う場合、そのファイルを IPE の外部で(Notepad や MPLAB X IDE を使って ) 変更すると、以下のメッセージが表示されます。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 33

Page 34: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

3.3 [View] メニュー

以下の [View] メニューコマンドについて説明します。

• Show Memory

• Clear All Memory

• Fill Memory

• Memory Settings

• Power Settings

3.3.1 Show Memory

表示されるメモリの種類は、アドバンスト モードまたは量産モードの設定によって決まります。このコマンドはメモリの表示 / 非表示を切り換えます。コマンドの左横にチェックマークが付いていれば、ウィンドウ最下段近くの [Memory View] 枠内にメモリが表示されます。チェックマークを外すとメモリは表示されません。

DS50002227B_JP - p. 34 2015 Microchip Technology Inc.

Page 35: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

IPE の操作方法

図 3-2: [Memory View] 枠

表示可能なメモリのタイプは、アドバンスト モードで選択された量産モード設定によって決まります。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 35

Page 36: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

図 3-3: メモリのタイプ

アドバンスト モードで有効にされている場合、コンフィグレーション設定を変更できます。[Memory View]枠内のドロップダウン リストから [Config Memory] を選択します。スクロールバーを使って「Setting」列を表示します。変更する設定をクリックすると、その設定に対して選択可能なオプションのリストが表示されます。選択するオプションをクリックします。 下図を参照してください。

図 3-4: コンフィグレーション設定の編集

DS50002227B_JP - p. 36 2015 Microchip Technology Inc.

Page 37: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

IPE の操作方法

3.3.1.1 メニューコマンドの右クリック

Undock/Dock - [Memory View] 枠を表示している時、右クリックメニューから[Undock/Dock]、[Fill Memory]、[Print] コマンドが利用できます。

[Undock] を選択すると、[Memory View] 枠を IPE ウィンドウから分離して別のウィンドウで大きく表示できます。これには、[Memory View] 内の任意の値を右クリックし、[Undock] を選択します ( 下図参照 )。

分離した [Memory View] ウィンドウを IPE ウィンドウ内に戻すには、ウィンドウを閉じるか、右クリックメニューから [Dock] を選択します。

図 3-5: 分離した [Memory View] ウィンドウ

Fill Memory - [Memory View] 内の任意の値を右クリックして [Fill Memory] を選択すると、[Fill Memory] ダイアログが開きます。

Print - [Memory View] 内の任意の値を右クリックして [Print] を選択すると、[MemoryView] の内容を印刷できます。

Note: このコマンドはメモリ全体の内容を印刷します。このため、PIC32 等の容量の大きなデバイスでは印刷量が非常に大きくなります。そのような場合、プリンタではなくファイルに出力した方が賢明かもしれません。

3.3.2 Clear All Memory

[Memory View] の全ての内容をクリアします。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 37

Page 38: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

3.3.3 Fill Memory

アドバンスト モードで有効にされている場合、[Fill Memory] コマンドは量産モードの[View] メニューから利用できます。

図 3-6: [Fill Memory] ダイアログ

3.3.4 Memory Settings

現在のメモリ設定を表示します。[Memory Settings] は表示専用です。このウィンドウから変更する事はできません。

3.3.5 Power Settings

現在の電源設定を表示します。

表 3-2: [Fill] メニューのオプション

設定 概要

Start Address 書き込み動作の開始アドレスです。

End Address 書き込み動作の終了アドレスです。

Data 書き込む値です。

Use Data as Fill Value - 各アドレスに [Data] で指定した値を書き込みます。Sequence Start - 各アドレスに [Data] 値をインクリメントした値を書き込みます。Randomize - 各アドレスにランダムな値を書き込みます。

Write [Memory View] にアドレスを書き込みます。

Close ダイアログを閉じます。

DS50002227B_JP - p. 38 2015 Microchip Technology Inc.

Page 39: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

IPE の操作方法

3.4 [Settings] メニュー

3.4.1 [Settings] メニューコマンド

IPE メニューバー上の [Settings] メニュー ( 表 3-3 参照 ) は、量産プログラミング向けのコマンドを提供します。これらのコマンドの多くは、アドバンスト モードで[Production Mode] ダイアログを使って有効にする事で利用可能となります。

これらのメニューコマンドは、有効であれば黒文字で表示され、無効 ( 利用不可 ) であれば灰色文字で表示されます。

有効なコマンドにチェックマークが付いている場合、一般ユーザはこれらのコマンドを使えます。

有効なコマンドにチェックマークが付いていない場合、有資格ユーザだけがこれらのコマンドを使えます。

一般ユーザは、チェックマークの有無に関係なく、無効なコマンドを使う事はできません。

* ファームウェアのダウンロードは、[Connect/Disconnect] ボタンをクリックするか、プログラミング動作を実

行するまで発生しません。

表 3-3: [Settings] メニューコマンド

設定 概要

Advanced Mode アドバンスト モードのログインダイアログを開きます。ログインが承認されると、有資格ユーザは設定を変更できます。 詳細は プログラマの設定 と アドバンスト モード設定を参照してください。

Verify Device ID Before Program

このコマンドはデバイス ID を備えたデバイスを使っている場合にのみ有効です。

Erase All Before Program プログラミングの前にデバイスの内容を消去するかどうかを指定します。OTP(One-Time-Programmable) に対して適用する事はできません。このコマンドが有効の( チェックが付いている ) 場合、デバイスはプログラミング前に消去されます。 無効の( チェックが付いていない ) 場合、デバイスは消去されません。

Auto Download Firmware*

ファームウェアの自動ダウンロードを有効にします。IPE はファームウェアが最新バージョンかどうか確認し、必要に応じて自動的に新しいファームウェアをダウンロードします。

Manual Download Firmware*

ファームウェアの手動ダウンロードを有効にします。

Hold on Reset プログラミング後のコードの実行を防ぎます。

Release from Reset プログラミング後にリセットを解除してコードの実行を可能にします。

Communication MPLAB PM3 プログラマ専用です。 このコマンドは [PM3 Communication Setting] ダイアログを開きます。このダイアログでは、COM または USB ポート向けに通信を設定します。詳細は [PM3 Communication Setting] ダイアログ を参照してください。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 39

Page 40: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

[PM3 Communication Setting] ダイアログ

[PM3 Communication Setting] ダイアログは、アドバンスト モードの [ProductionMode] ダイアログで [Allow “Communication” under Settings menu] のチェックボックスを有効にした場合にのみ、IPE メニューバー上の [Settings] メニューから開く事ができます。

[PM3 Communication Setting] ダイアログを使う前に、適切なケーブルを使ってMPLAB PM3 を PC に接続しておく必要があります。

このダイアログを使うと、IPE から MPLAB PM3 プログラマの通信ポートを選択できます。

MPLAB PM3 で RS-232 ポートを使うには、[COM Port] オプション ボタンを選択し、ドロップダウン リストから利用可能なポートを選択します。必要に応じ、[Refresh]ボタンをクリックして利用可能なポートを表示します。[Test] ボタンをクリックしてIPE と MPLAB PM3 間の通信を確認します。

USB を通信ポートとして使う場合、[USB] オプションボタンを選択します。

COM ポートの手動設定

システムによっては手動で通信ポートを設定する必要があります。

Windows の場合、[ スタート ] メニューから [ コントロール パネル ] を選択し、[ システムとセキュリティ ] を選択します。[ システム ] を選択し、[ デバイス マネージャー ] をクリックします。[ ポート ] ドロップダウン リストを展開し、使用するポートをダブルクリックします。[ ポートの設定 ] タブをクリックし、以下を選択します。

ビット / 秒 : 19200 (baud rate)データビット : 8パリティ : なしストップビット : 1フロー制御 : ハードウェア

[詳細設定 ]をクリックします。[FIFOバッファを使用する ]チェックボックスのチェックを外します。

PC を再起動して変更を適用します。

3.5 [Help] メニュー

[Help] メニューからは、オンライン ユーザガイドと IPE に関する情報にアクセスできます。

DS50002227B_JP - p. 40 2015 Microchip Technology Inc.

Page 41: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

補遺 A. 改訂履歴

リビジョン A (2013 年 2 月 )

本書の初版です。

リビジョン B (2015 年 8 月 )

1.2「ソフトウェアのインストール要件」変更しました。IPE は MPLAB X IDE とは別々にインストールするようになりました。

量産モードの説明を変更しました。

第 2 章 全般的な設定 の変更内容は以下の通りです。

• 新機能 ([Family] リストダウンメニューの [Recently Used] オプション、デスクトップ ショートカットの作成 ) を追加しました。

• [Preserve Memory] オプションに関する情報を追加しました。

• MPLAB PM3 プログラマ環境ファイルに関する Note を追加しました。

• 表 2-5 内の [Allow Import Hex file] オプションの説明に Note を追加しました。

• 表 2-5 に、MPLAB PM3 プログラマを使う際に [Settings] メニューのオプション[Allow “Communication” under the Settings menu] を選択する必要があるという事を追加しました。

• 表 2-6 に、「Special Memory Regions」に関する情報を追加しました。

第 3 章 IPE の操作方法の変更内容は以下の通りです。

• File>Import>Hex オプションに関する情報を追加しました。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 41

Page 42: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

NOTE:

DS50002227B_JP - p. 42 2015 Microchip Technology Inc.

Page 43: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

サポート

はじめに

以下ではサポートについて説明します。

• 保証登録

• Microchip 社のウェブサイト

• myMicrochip 変更通知サービス

• カスタマサポート

保証登録

ご購入になった開発ツール パッケージに保証登録カードが同梱されている場合、必要な事項を記入したカードを今すぐご送付ください。折り返し、製品のアップデート情報をお届けします。ソフトウェアのマイナー リリースは弊社ウェブサイトで提供しております。

Microchip 社のウェブサイト

Microchip 社は、自社が運営するウェブサイト (http://www.microchip.com) を通してオンライン サポートを提供しています。当ウェブサイトでは、お客様に役立つ情報やファイルを簡単に見つけ出せます。一般的なインターネット ブラウザから以下の内容がご覧になれます。

• 製品サポート - データシートとエラッタ、アプリケーション ノートとサンプルプログラム、設計リソース、ユーザガイドとハードウェア サポート文書、最新のソフトウェアと過去のソフトウェア

• 一般的技術サポート - よく寄せられる質問 (FAQ)、技術サポートのご依頼、オンライン ディスカッション グループ、Microchip 社のコンサルタント プログラムおよびメンバーリスト

• ご注文とお問い合わせ - 製品セレクタと注文ガイド、最新プレスリリース、セミナー / イベントの一覧、お問い合わせ先 ( 営業所 / 販売代理店 / 工場 ) の一覧

myMicrochip 変更通知サービス

Microchip 社の変更通知サービスは、お客様に Microchip 社製品の最新情報をお届けする配信サービスです。ご興味のある製品ファミリまたは開発ツールに関する変更、更新、エラッタ情報をいち早くメールにてお知らせします。

http://www.microchip.com/pcn からサービスに登録し、変更通知の配信をご希望になる製品カテゴリをお選びください。よく寄せられる質問 (FAQ) と登録方法の詳細も、上記のリンク先ページからご覧になれます。

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 43

Page 44: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

配信を希望する変更通知の製品カテゴリをお選びになる際に、「DevelopmentSystems」を選択すると、開発ツールのリストがご覧になれます。ツールの主なカテゴリは下記の通りです。

• コンパイラ - Microchip 社の C コンパイラ、アセンブラ、リンカ、その他の言語ツールの最新情報です。これには MPLAB C コンパイラ全製品、MPLAB アセンブラ全製品 (MPASM™ アセンブラを含む )、MPLAB リンカ全製品 (MPLINK™ オブジェクト リンカを含む )、MPLAB ライブラリアン全製品 (MPLIB® オブジェクト ライブラリアンを含む ) が含まれます。

• エミュレータ - Microchip 社のインサーキット エミュレータに関する最新情報です。これには MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータが含まれます。

• インサーキット デバッガ - Microchip 社のインサーキット デバッガの最新情報です。これには MPLAB ICD 3 インサーキット デバッガと PICkit 3 Debug Expressが含まれます。

• MPLAB X IDE - Microchip 社の MPLAB X IDE ( 開発システムツール向けWindows® 統合開発環境 ) に関する最新情報です。

• プログラマ - Microchip 社のプログラマの最新情報です。これにはデバイス ( 量産 ) プログラマ MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータ、MPLAB ICD 3インサーキット デバッガ、MPLAB PM3、PICkit 3 ( 開発用 ) プログラマが含まれます。

• スタータ / デモボード - これには MPLAB スタータキット ボード、PICDEM デモボード、その他の各種評価用ボードが含まれます。

カスタマサポート

Microchip 社製品をお使いのお客様は、以下のチャンネルからサポートをご利用になれます。

• 販売代理店または販売担当者

• 各地の営業所

• フィールド アプリケーション エンジニア (FAE)

• 技術サポート

サポートについては販売代理店、販売担当者、フィールド アプリケーション エンジニア (FAE) までお問い合わせください。各地の営業所もご利用になれます。本書の最後のページには各国の営業所の一覧を記載しています。 最新の営業所一覧は、弊社ウェブサイトでご確認ください。

技術サポートは以下のウェブページ (http://support.microchip.com) からもご利用になれます。

本書の内容に関して、誤りやご意見がございましたら、[email protected] までメールでお寄せください。

DS50002227B_JP - p. 44 2015 Microchip Technology Inc.

Page 45: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

®

MPLAB IPE ユーザガイド

索引

AAccess .................................................................. Method 22Advanced Mode ................................................................. 39Allow “Auto Download Firmware”....................................... 23Allow “Communication” ..................................................... 24Allow “Erase All before Program”....................................... 24Allow “Verify Device ID before Program ............................ 23Allow Export Hex................................................................ 23Allow Import Environment .................................................. 23Allow Import Hex File ......................................................... 23Allow Import SQTP File...................................................... 23Allow Memory Editing and Filling ....................................... 24Allow Memory View............................................................ 24Apply Vdd Before Vpp........................................................ 26Apply Vpp Before Vdd........................................................ 26Audible Notification ............................................................ 24Auto Download Firmware............................................. 11, 39Auxiliary Memory ............................................................... 10

BBlank Check....................................................................... 10

CClear All Memory ............................................................... 37Communication .................................................................. 39COM ポート

手動設定..................................................................... 40Config Memory................................................................... 10Create SQTP ..................................................................... 11

DDiagnostics ........................................................................ 26Disable Operations if SQTP Values are Exhausted........... 26Display EEPROM checksum in the output window............ 24Display imported hex checksum with CP=OFF.................. 24Dock Memory View ............................................................ 37

EEdit Memory Settings......................................................... 11Edit Voltage Settings.......................................................... 11EEPROM ........................................................................... 11Enable programming operations only if hex file is loaded.. 24Erase.................................................................................. 10Erase All Before Program ............................................ 11, 39Exit ..................................................................................... 33Export................................................................................. 33Export Hex File .................................................................. 10

FFile メニュー

Exit ............................................................................. 33Export......................................................................... 33Import......................................................................... 33

Fill Memory .................................................................. 37, 38Flash Data.......................................................................... 10

GGeneral Settings

Apply Vdd Before Vpp ............................................... 26Apply Vpp Before Vdd ............................................... 26Diagnostics ................................................................ 26Disable Operations if SQTP Values are Exhausted .. 26Log File...................................................................... 26Logging Level ............................................................ 26PICkit 3 Programmer To Go ...................................... 26PICkit 3 Programming Speed .................................... 26Program Calibration Memory..................................... 27Program Method........................................................ 26Program User OTP.................................................... 27Secure Segments ...................................................... 26Segments to Program................................................ 26Special Memory Regions........................................... 27SQTP......................................................................... 26

Generate............................................................................ 22Generate Reports .............................................................. 23Generation Method............................................................ 22

HHold on Reset .................................................................... 39

IImport ................................................................................ 33Import Environment ........................................................... 10Import Hex File .................................................................. 10Import SQTP File ............................................................... 10IPE 機能一覧...................................................................... 10IPE アプリケーションの起動 ............................................ 13

LLimit the Program Count to................................................ 23Location ............................................................................. 22Log File .............................................................................. 26Logging Level .................................................................... 26

MManual Download Firmware........................................ 11, 39Memory Settings................................................................ 38Microchip 社のインターネット アドレス........................... 43Microchip 社のウェブサイト .............................................. 43myMicrochip 変更通知サービス ......................................... 43

NNumber of Bytes................................................................ 22Number or Parts ................................................................ 22

PPICkit 3 Programmer To Go .............................................. 26PICkit 3 Programming Speed ............................................ 26Power ................................................................................ 19Power Settings .................................................................. 38Print ................................................................................... 37Processor Extension Pak and Header Specification ........... 7Program............................................................................. 10

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 45

Page 46: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

MPLAB® IPE ユーザガイド

Program Calibration Memory ............................................. 27Program Memory ............................................................... 10Program Method ................................................................ 26Program User OTP ............................................................ 27Pseudo Random ................................................................ 22

RRandom.............................................................................. 22Read................................................................................... 10Release from Reset ........................................................... 39Remove Read Button......................................................... 24Run as Administrator................................................ 9, 10, 14

SSave Environment.............................................................. 11Secure Segments............................................................... 26Segments to Program ........................................................ 26Sequential .......................................................................... 22Settings .............................................................................. 25Settings メニュー ............................................................... 39

Advanced Mode ......................................................... 39Auto Download Firmware........................................... 39Communication .......................................................... 39Erase All Before Program .......................................... 39Hold on Reset ........................................................... 39Manual Download Firmware ...................................... 39Release from Reset ................................................... 39Verify Device ID Before Program............................... 39

Show Memory .................................................................... 34Special Memory Regions ................................................... 27SQTP ........................................................................... 22, 26

Access Method .......................................................... 22Generation Method .................................................... 22Location ..................................................................... 22

SQTP 設定EEPROM ................................................................... 22Format for PSV .......................................................... 22Generate .................................................................... 22Number of Bytes ........................................................ 22Number or Parts......................................................... 22Program Memory ....................................................... 22Pseudo Random ........................................................ 22Random ..................................................................... 22Raw Data ................................................................... 22RETLW ...................................................................... 22Sequential .................................................................. 22Start Address ............................................................. 22

Start Address ..................................................................... 22

UUndock Memory View ........................................................ 37User IDs ............................................................................. 11

VVerify .................................................................................. 10Verify Device ID Before Program....................................... 39View Memory Settings ....................................................... 11View Voltage Settings ........................................................ 11View メニュー

Clear All Memory ....................................................... 37Fill Memory ................................................................ 38Memory Settings ........................................................ 38Power Settings........................................................... 38Show Memory ............................................................ 34右クリック ................................................................. 37

View メニュー .................................................................... 34

あアドバンスト モード ................................................... 17, 18

かカスタマサポート .............................................................. 44環境.................................................................................... 21管理者として実行 ........................................................ 17, 31

き既定値パスワード .............................................................. 17機能.................................................................................... 10機能一覧 ............................................................................ 10

す推奨参考資料 ....................................................................... 7

そソフトウェア インストール要件 ......................................... 9

てデスクトップ ショートカット ........................................... 28

はパスワードの変更 .............................................................. 17パスワードを忘れた場合 ................................................... 17

ふプログラマの設定 .............................................................. 14

へヘッダボード

仕様 ............................................................................. 7変換ソケット

仕様 ............................................................................. 7

ほ本書の構成

レイアウト................................................................... 5

み右クリックメニュー

Dock .......................................................................... 37Fill Memory ................................................................ 37Print ........................................................................... 37Undock ...................................................................... 37

めメニューの右クリック ....................................................... 37

もモード

量産 ........................................................................... 10アドバンスト ............................................................. 10

モード ................................................................................ 10

り量産モード ................................................................... 23, 25量産モード設定

Allow “Auto Download Firmware” .............................. 23Allow “Communication”.............................................. 24Allow “Erase All before Program” .............................. 24Allow “Verify Device ID before Program” ................... 23Allow Export Hex ....................................................... 23Allow Import Environment.......................................... 23Allow Import Hex File................................................. 23Allow Import SQTP File ............................................. 23

DS50002227B_JP - p. 46 2015 Microchip Technology Inc.

Page 47: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

索引

Allow Memory Editing and Filling ............................... 24Allow Memory View .................................................... 24Audible Notification .................................................... 24Auxiliary Memory ....................................................... 24Config Memory........................................................... 24Display EEPROM checksum in the output window.... 24Display imported hex checksum with CP=OFF.......... 24EEPROM ................................................................... 24Flash Data.................................................................. 24Generate Reports ..................................................... ] 23Limit the Program Count to ........................................ 23Program Memory ....................................................... 24User IDs ..................................................................... 24

2015 Microchip Technology Inc. DS50002227B_JP - p. 47

Page 48: ユーザガイド - Microchip Technologyww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002227B_JP.pdfDS50002227B_JP - p. 2 2015 Microchip Technology Inc. 本書に記載されているデバイス

DS50002227B_JP - p. 48 2015 Microchip Technology Inc.

北米本社2355 West Chandler Blvd.Chandler, AZ 85224-6199Tel:480-792-7200 Fax:480-792-7277技術サポート : http://www.microchip.com/supportURL: www.microchip.com

アトランタDuluth, GA Tel:678-957-9614 Fax:678-957-1455

オースティン (TX)Tel:512-257-3370

ボストンWestborough, MA Tel:774-760-0087 Fax:774-760-0088

シカゴItasca, IL Tel:630-285-0071 Fax:630-285-0075

クリーブランドIndependence, OH Tel:216-447-0464

Fax:216-447-0643

ダラスAddison, TX Tel:972-818-7423 Fax:972-818-2924

デトロイトNovi, MI Tel:248-848-4000

ヒューストン (TX) Tel:281-894-5983

インディアナポリスNoblesville, IN Tel:317-773-8323Fax:317-773-5453

ロサンゼルスMission Viejo, CA Tel:949-462-9523 Fax:949-462-9608

ニューヨーク (NY) Tel:631-435-6000

サンノゼ (CA) Tel:408-735-9110

カナダ - トロントTel:905-673-0699 Fax:905-673-6509

アジア / 太平洋

アジア太平洋支社Suites 3707-14, 37th FloorTower 6, The GatewayHarbour City, KowloonHong KongTel:852-2943-5100Fax:852-2401-3431

オーストラリア - シドニーTel:61-2-9868-6733Fax:61-2-9868-6755

中国 - 北京Tel:86-10-8569-7000 Fax:86-10-8528-2104

中国 - 成都Tel:86-28-8665-5511Fax:86-28-8665-7889

中国 - 重慶Tel:86-23-8980-9588Fax:86-23-8980-9500

中国 - 東莞

Tel:86-769-8702-9880

中国 - 杭州Tel:86-571-8792-8115 Fax:86-571-8792-8116

中国 - 香港 SARTel:852-2943-5100 Fax:852-2401-3431

中国 - 南京Tel:86-25-8473-2460Fax:86-25-8473-2470

中国 - 青島Tel:86-532-8502-7355Fax:86-532-8502-7205

中国 - 上海Tel:86-21-5407-5533 Fax:86-21-5407-5066

中国 - 瀋陽Tel:86-24-2334-2829Fax:86-24-2334-2393

中国 - 深圳Tel:86-755-8864-2200 Fax:86-755-8203-1760

中国 - 武漢Tel:86-27-5980-5300Fax:86-27-5980-5118

中国 - 西安Tel:86-29-8833-7252Fax:86-29-8833-7256

アジア / 太平洋

中国 - 厦門Tel:86-592-2388138 Fax:86-592-2388130

中国 - 珠海Tel:86-756-3210040 Fax:86-756-3210049

インド - バンガロールTel:91-80-3090-4444 Fax:91-80-3090-4123

インド - ニューデリーTel:91-11-4160-8631Fax:91-11-4160-8632

インド - プネTel:91-20-3019-1500

日本 - 大阪Tel:81-6-6152-7160 Fax:81-6-6152-9310

日本 - 東京Tel:81-3-6880- 3770 Fax:81-3-6880-3771

韓国 - 大邱Tel:82-53-744-4301Fax:82-53-744-4302

韓国 - ソウルTel:82-2-554-7200Fax:82-2-558-5932 または 82-2-558-5934

マレーシア - クアラルンプールTel:60-3-6201-9857Fax:60-3-6201-9859

マレーシア - ペナンTel:60-4-227-8870Fax:60-4-227-4068

フィリピン - マニラTel:63-2-634-9065Fax:63-2-634-9069

シンガポールTel:65-6334-8870Fax:65-6334-8850

台湾 - 新竹Tel:886-3-5778-366Fax:886-3-5770-955

台湾 - 高雄Tel:886-7-213-7828

台湾 - 台北Tel:886-2-2508-8600 Fax:886-2-2508-0102

タイ - バンコクTel:66-2-694-1351Fax:66-2-694-1350

ヨーロッパ

オーストリア - ヴェルスTel:43-7242-2244-39

Fax:43-7242-2244-393

デンマーク - コペンハーゲンTel:45-4450-2828 Fax:45-4485-2829

フランス - パリTel:33-1-69-53-63-20 Fax:33-1-69-30-90-79

ドイツ - デュッセルドルフTel:49-2129-3766400

ドイツ - ミュンヘンTel:49-89-627-144-0 Fax:49-89-627-144-44

ドイツ - プフォルツハイムTel:49-7231-424750

イタリア - ミラノ Tel:39-0331-742611 Fax:39-0331-466781

イタリア - ベニスTel:39-049-7625286

オランダ - ドリューネンTel:31-416-690399 Fax:31-416-690340

ポーランド - ワルシャワTel:48-22-3325737

スペイン - マドリッドTel:34-91-708-08-90Fax:34-91-708-08-91

スウェーデン - ストックホルムTel:46-8-5090-4654

イギリス - ウォーキンガムTel:44-118-921-5800Fax:44-118-921-5820

各国の営業所とサービス

01/27/15