京セラケミカルの概要環境、化学物質管理の取組み …...2 KYOCERA Chemical Corporation 会社概要 ①商号京セラケミカル株式会社（KYOCERA CHEMICAL

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KYOCERA Chemical Corporation

京セラケミカルの概要環境、化学物質管理の取組み

２０１５年 11月 30日京セラケミカル株式会社

環境安全施設部後藤正弘

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会社概要

①商号京セラケミカル株式会社（KYOCERA CHEMICAL CORPORATION)

②本社所在地東京都品川区東品川３-３２-４２

③設立月日 1974年10月1日㈱東芝の化学材料事業部が分離独立して設立 2002年8月1日に現商号に変更

④資本金 10,172百万円（2012年4月1日現在）

⑤発行済株式数 45,045千株（2012年4月1日現在）京セラ㈱持株比率 100.0%

社是[敬天愛人]

常に公明正大謙虚な心で仕事にあたり

天を敬い人を愛し仕事を愛し会社を愛し国を愛する心

経営理念

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、

人類、社会の進歩発展に貢献すること。

経営思想

社会との共生。世界との共生。自然との共生。

共に生きる（LIVING TOGETHER）ことを

すべての企業活動の基本に置き、豊かな調和をめざす。

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会社概要 KYOCERA Chemical Corporation

社是・経営理念

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会社概要

京セラケミカル

活動理念京セラフィロソフィに基づき、「人として何が正しいか」を判断基準として、小善に安んずることなく、大善を為し、人材の育成を図り、活気ある明るい企業風土を醸成する。

業務目的有機化学製品の革新的技術開発により、地球環境を守り、豊かな生活社会を実現する。

スローガン変革と実行新しい時代に向かって激しい闘争心で

自らを追い込み、全員の力を合わせ積極果敢に突き進もう。

国内拠点

福島県郡山市

エポキシ半導体用封止材料

栃木県真岡市

不飽和ポリエステル樹脂成形材料

TCボード

引き抜き成形品

フェノール樹脂成形材料

神奈川県川崎市

注形レジン

絶縁ワニス

機能材料

東京都品川区

福岡市

大阪市

国内従業員：520名

在籍人員： 2015年11月1日現在

川崎工場：188名

真岡工場：39名

郡山工場：155名

関西支店：5名

九州支店：3名

本社：124名

その他出向：6名

販売・調達

生産拠点


国内拠点

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川口事業所

埼玉県川口市

KYOCERA CHEMICAL 香港社

(Ｍｇ鋳造品) 8名

KYOCERA Industrial

Ceramics Corp. 1名

販売・調達

生産拠点 KCCW

KCSP

KICC

KFG

KCHK

KYOCERA CHEMICAL 深ｾﾝ社 (Ｍｇ鋳造品) 21名

KCSZ

京瓷化学（無錫）有限公司

(絶縁ワニス、注形レジン) 62名

KYOCERA CHEMICAL SINGAPORE

(半導体封止材料) 95名

海外従業員：194名

在籍人員：2015年6月30日現在

KYOCER Fineceramics GmbH 1名

KYOCER Asia Pacific 1名 KAP

KYOCER Korea Co．Ltd 1名 KKCL

KCST 1名

台芝 2名

KAI 1名


国内拠点 KYOCERA Chemical Corporation

海外拠点

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事業内容：成形材料生産部

封止材事業半導体チップ封止用途

For Semiconductor

［郡山］（ＫＣＳＰ）

ＫＣＣ製品（例）客先製品（例）

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事業内容：部品材料生産部

Molding Compounds

［真岡］客先製品（例）

Mg Die Casting Products

Plastic Molded Products

プラスチック成形品

Ｍｇ鋳造品

プラスチック部品

マグネシウム合金部品 Parts Made of Mg-Alloy

（ＫＣＨＫ）

各種成形材料

引き抜き品材料

ﾌｪﾉｰﾙ・ﾎﾟﾘｲﾐﾄﾞ・ﾎﾟﾘｴｽﾃﾙ

ＴＣﾎﾞｰﾄﾞ

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川崎工場

神奈川県川崎市川崎区千鳥町9-2

設立月日 1962年8月

面積敷地 28,300㎡

建屋 12,300㎡

緑地 2,300㎡

従業員数 188名（2015年8月）

生産体制 3班3交代勤務、常昼勤務

生産能力・絶縁ワニス 185t/月

・注形レジン 503t/月

・機能材料(銀ペースト・ポリイミド)

800kg/月

川崎工場の位置


川崎工場

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22% 4%50%

24%

ワニス事業

コイルの絶縁処理

レジン事業

点火コイル・重電用注型

ペースト事業

導電、絶縁接着

機能樹脂事業

半導体用コーティング Varnish Casting Resin Paste Adhesive & Coating

Insulation of Coils Ignition Coils & Heavy Elec. Application

Electroconductive & Insulation Application

Coating of Semiconductor wafer

ワニス事業 Vanish

レジン事業 Casting Resin

機能樹脂事業 Adhesive & Coating

ペースト事業 Paste

事業内容：化成材料生産部 [川崎] KCCW（中国無錫）


製品の採用例製品（絶縁ワニス採用例）

重電・産業用ワニス

一般電気部品用ワニス

発電所

鉄道車両家電・工具

トランス

モーター

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自動車関連 EV/EHV・車載用ワニス

ローター/ステーター

EV/EHVモーター絶縁ワニス

http://www.toshiba-living.jp/fw.php?no=30208&fw=url&url=http://www.toshiba.co.jp/webcata/aircon/ras_225nd.htm

http://www.beaudaniels.com/Full-cutaway-zoom/Full-car.html


製品の採用例製品（注形レジン採用例①）

優れた巻線間への含浸性

一次巻線(コイル)

二次巻線(コイル)30-60um

注形レジン

イグニッションコイル

25,000-35,000V 超高電圧コイル

高い絶縁特性

自動車関連

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http://www.beaudaniels.com/Full-cutaway-zoom/Full-car.html


製品の採用例製品（機能材料の採用例）

半導体用封止材料

（成形材料）

半導体パッケージ BGA

IC/LSI chip

Frame

Ag paste

Power IC/MOSFET DIPIPM High Power LED MPU/ASIC

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銀ペースト

感光性ポリイミド

http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/l/d/t/ldteam/20091112180832420.jpg

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環境経営の推進と環境方針

1. 低炭素社会への貢献

2. 循環型社会への貢献

3. 自然共生社会への貢献

環境ビジョン2020 京セラグループ環境方針

『全生産拠点において、温室効果ガス排出量、エネルギー使用量、水使用量、産業廃棄物排出量を原単位改善率、前年比１％以上とする。』

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環境 ISO14001を1996/10取得


環境・安全管理体制

安全 OHSAS18001を2005/10取得

北見工場

棚倉工場

横浜事業所

岡谷工場

伊勢工場

蒲生

八日市工場

野洲工場

本社営業所G

伏見事業所

玉造事業所

中央研究所

大東事業所

川内工場

国分工場

隼人工場

京セラエルコ

京セラオプティック

京セラミタ


京セラS L Cテクノロジー

京セラキンセキ

京セラメディカルマテリアル

京セラコミュニケーションシステム

京セラソーラーコーポレーション

全社

（京セラグループ）

郡山B

真岡B

川崎B

本社Ｂ

玉城B

東京R &DB

京セラミタジャパンB

枚方B

本社B

北海道B

山形B

本社B

ヘルツB


京セラグループ

環境・安全システム監査緊急事態訓練

30,830

10565

12768 13,785

15,110

11,603 11,685 12249

8662 7826

7188 7582 7,853

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

FY2004 FY2005 FY2006 FY2007 FY2008 FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY15 FY16計画

ｋｇC

O2/百万円

百万円・ｔ

年度

CO2排出量・原単位 CO2排出量

総売上

CO2排出量原単位

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ﾎﾞｲﾗｰ、ﾎﾟﾝﾌﾟ等INV化投資より改善（FY09～10）

夏季節電対応による改善（FY12～FY14）


〈環境〉管理指標：環境目標達成状況推移（温室効果ガス削減）

郡山ﾓｼﾞｭｰﾙﾁﾗｰ投資により蒸気使用削減（FY10～11）

[川崎]ＣＧＳ導入

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環境出前授業各工場の地元の小学校に訪問して、４，５年生対象に太陽電池を教材として地球環境、エネルギー等について９０分の授業を実施しています。ソーラーで動くおもちゃで遊ぶことを通じて太陽光のエネルギーを実感し、環境意識の醸成につなげていきます。

２００８年：１０校１２授業６４６名(生徒数)

２００９年：１２校１６授業６９２名

２０１０年：１６校２３授業１,１３７名

２０１１年：２６校３８授業２,１８６名

２０１２年：２６校３９授業１,７０３名

２０１３年：３０校４４授業２,０９１名

２０１４年：３０校５３授業２,０４７名

合計：１５０校２２５授業１０,５０２名

２０１５年： (１０月迄) ３３授業１,２８０名

〈環境〉グリーンコミュニケーション１

2015.6.25 久下田小学校4年生70名

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CSR報告会の開催

2005年度より各工場の地元の方々をお招きして、CSR報告会を開催しており、

合計2１回で330名のご参加を頂いております。

近隣の町会、企業、仕入先、学校、行政などのステークホルダーの方とのコミュニケーションの場となっており、当社への期待のお言葉を頂くなど、社会の中の一員としての役割を再認識する場となっております。

〈環境〉グリーンコミュニケーション２

川崎2014ＣＳＲ報告会

真岡2015ＣＳＲ報告会

390ｋＷ-CGS設置：東京ガスモニター設置

KCC投資額：２０百万円（付帯部分）

メンテナンス費用：3.5百万円/年

・6年で単純回収できるようにガス料金割引

・契約期間（6年）のメリット推移確認

◎契約電力量低減（914kw→543kw）

◎蒸気（100%）、温水回収率（32%）確保

発電機部

廃熱ボイラ部


発電電力量１,０７８ＭＷｈ/年

都市ガス使用量（増加分）１７４,０５２ｍ3/年

省エネルギー量９１ｋＬ/年

ＣＯ2削減量４０９トン/年

2014年9月川崎工場ＣＧＳ稼働開始

〈環境〉改善事例１

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ピーク電力郡山：１５．３％減川口・川崎合同スキーム：３３．７％減

・製造ラインの輪番操業・デマンドコントロール・自家発電機導入

・朝礼とHPで公表・節電一口メモ発表

電力使用量全社：１３．０％減２１９，６３０kWｈ/7-9月減

電力監視パソコン

2011年：電力使用制限令（電気事業法第27条）対応（基準電力１５％削減義務）

ピーク電力節電目標値を設定（契約電力量）

電力使用量全社：７．１％減９６６，７５５kWｈ/年減

2012年度：節電目標値による管理と「エコチャレンジ2012活動」

〈環境〉改善事例２夏季の節電取組み

ピーク電力各工場毎に節電目標値を設定（契約電力量）

電力使用量全社：１１．６％減１，２９０千kWｈ/年減

2013年度：節電目標値による管理と「エコチャレンジ2013活動」

2014年度：「エコチャレンジ2014活動」

ピーク電力節電目標値を設定（契約電力量）

電力使用量全社：１０．９％減１，３５７千kWｈ/年減

【主な取り組み】 ①生産現場・オフィスの省エネ・節電対策パトロール

②デマンド管理 ③「グリーンカーテン」の実施 ④朝礼節電一口メモ発表

2015年度：「エコチャレンジ2015活動」

929 976 960

853

764

0

200

400

600

800

1000

1200

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

FY2011 FY2012 FY2013 FY14 FY15

ｋW

h/百万円

百万円

/M

Wｈ

年度

電力原単位・電力量電気使用量

総売上

電気使用量原単位

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省エネ・節電対策、経費削減の取組みとして、

蛍光灯をＬＥＤへ転換すべく、マスタープランに組み込

んで随時導入を進めています。

２０１３年から郡山工場で324台、川崎工場で４３台、

川口本社で２３８台、真岡工場で４３台をそれぞれＬＥＤ

へ交換完了しています。

改善事例（KCC全体）

郡山生産室照明のLED化（2013/7）

照明のＬＥＤ転換による省エネ


〈環境〉改善事例３

真岡会議室照明のLED化（2015/7）

FY14～FY16 ＬＥＤ化による効果実績（KCCトータル）

導入台数 648本

電力削減 31万ｋＷｈ

電気代削減 572千円/年

ＣＯ２削減 15７ｔ-ＣＯ2/年

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既存ボイラー（2基）は設置から２３年が経過し、老朽化による不具合や燃焼効率低下が発生している。

蒸気吸収式冷凍機の電気の高効率チラーへの切り替えも2011年に完了し、小型化が可能。

◎電力使用量：１７％削減

◎灯油使用量：２４％削減

①電力使用量＠19.23

電力量月間電力量年間電力量

kwh/月ｺｽﾄ(円/月) ｺｽﾄ(円/年)

既存ボイラーAI-2000S 10,128 194,761 2,337,137

新規ボイラーSI-1500VS 8,352 160,609 1,927,308

改善効果（見込み） 1,776 34,152 409,830

②灯油使用量 @79

灯油量月間灯油量年間灯油量

ℓ/月ｺｽﾄ(円/月) ｺｽﾄ(円/年)

既存ボイラーAI-2000S 15,800 1,248,200 14,978,400

新規ボイラーSI-1500VS 12,008 948,632 11,383,584

改善効果（見込み） 3,792 299,568 3,594,816

③Co2排出量 Co2排出量年間Co2排出量

(kg-Co2/月) (kg-Co2/年)

既存ボイラーAI-2000S 45,419 545,026

新規ボイラーSI-1500VS 34,911 419,933

改善効果（見込み） 10,508 125,092

◎ＣＯ２排出量：２２％削減


〈環境〉改善事例４

2015年貫流ボイラー更新（郡山）

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京セラケミカル化学物質管理

当社

資材

客先

安全衛生製品品質

仕入先

環境

法令・規制

当社を取り巻く化学物質管理のイメージ

自然環境

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当社の化学物質管理が必要な項目

・環境管理：大気、排水、土壌等への汚染防止、ＰＲＴＲ法物質管理・報告、

廃棄物（ＷＤＳ）、異常事態対応訓練

・安全衛生管理：安衛法の有害物質、特化物、有機則局排・作業環境確保、健康診断

消防法危険物管理、リスクアセスメント

・品質保証：製品認定、製品ラベル表示、ＳＤＳ作成と提供、

環境負荷化学物質の不含有保証の管理、製品不含有の保証、回答

ＲｏＨＳ指令、ＲＥＡＣＨ規制、客先要求等への対応

・法令順守：毒劇法、化審法届出、製造、販売、輸入等の認可取得

・社内基準：京セラ環境負荷物質ガイドライン、仕入先環境管理評価、グリーン購入

⇒社内の化学物質の明確化 ⇒適切な管理、運用へ



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当社

資材

客先

安全衛生製品品質

仕入先

環境

法令・規制

当社を取り巻く化学物質管理

自然環境

仕入先環境評価

グリーン購入

禁止化学物質不使用保証

京セラ環境負荷物質ガイドライン

MSDS

データベース登録

新製品認定、表示、SDS

大気、オゾン層温室効果ガス

排水、廃棄物

地下水 PRTR物質

安衛法有害物質特化物、作業環境健康診断

毒劇法、化審法製造、輸出入許可

RoHS指令、REACH規制

異常事態訓練

消防法危険物

環境法、条例

環境負荷化学物質不使用保証

客先要求

リスクアセスメント

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化学物質データベース (当社へ入る化学物質の一覧）

⇒社内サイトへ公開

非登録品は購入・入手不可



データベースの内容

資材名、使用部門、成分、製造元、該当法令と区分、ＳＤＳへのリンク、禁止化学物質不使用保証の有無、ＲｏＨＳ分析データ有無など

件数：全社で13,500件

実用資材件数：3,000件

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製品の順法判定

製品は購入資材とは異なる配合や反応品であり、法令への該当、非該当の判定を行って適切な対応を行う必要

⇒ 製品認定

製品の原料となる資材は、全てデータベースへの登録を済ませて、製品認定(DR)会議にかけられる



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ご清聴を賜り、

誠にありがとうございました。


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