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Kaspersky Security Center 10 イベント通知メール設定
2018/01/15 株式会社カスペルスキー 法人営業本部
セールス エンジニアリング部 Ver 1.0
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目次 1. はじめに ......................................................................................................... 3
1.1. 本資料の目的 .............................................................................................. 3 1.2. 「イベント通知メール設定」について ...................................................................... 3 1.3. 設定する際の前提条件 ................................................................................... 4
2. メール送信先の設定 .......................................................................................... 5 3. イベント通知設定 .............................................................................................. 7 4. 受信の確認 ...................................................................................................11
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1. はじめに
1.1. 本資料の目的
本資料では、Kaspersky Security Center(以降 KSC)における機能の一つである、「イベント通知メール設定」についてご説明します。
1.2. 「イベント通知メール設定」について
KSC では、管理対象デバイス配下に存在するクライアントにて発生したイベント情報をデータベースに保管しております。 これらのイベントは、管理者へメールにて通知することができます。 この機能を利用することで、重要なイベント(ウイルス検知など)が発生した場合、管理者はいち早く情報を把
握することができます。 通知機能はメールのほか、SNMP経由や SMSでの通知も可能であり、また、イベント発生時にスクリプトを実行
することも可能です。 本資料では、イベント発生時にメール通知をする設定についてご説明します。
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1.3. 設定する際の前提条件
本機能を使用するためには、以下の前提条件を満たしている必要があります。 管理サーバーとして KSC がインストールされていること。 KSC からメールサーバーへ接続し、送信処理ができること。
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2. メール送信先の設定
本章では、レポートの送信先を設定する手順についてご説明します。 ここで設定する送信先は、KSC標準の送信先として使用されます。
① 「管理サーバー」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
② 「通知の配信設定」-「通知」を開きます。
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③ 「宛先(メールアドレス):」に、送信先となるメールアドレスを入力します。 宛先が複数ある場合は、セミコロン ";" またはカンマ "," で区切ります。 また、SMTP サーバーのアドレスを入力します。 送信者のメールアドレスを設定する場合は、「設定」をクリックします。
④ 送信者となるメールアドレスを入力し、「OK」をクリックします。
⑤ 「OK」をクリックし、プロパティを閉じます。
以上になります。
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3. イベント通知設定
本章では、イベントをメール通知する設定についてご説明します。 設定は「ポリシー」にて行います。ポリシーは製品毎にあり、それぞれ設定することができます。 本資料では例として、「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows(以降 KES)」 のポリシーを使
用し、ウイルスが検知した際のイベントをメール通知する手順をご説明します。
① 「管理対象デバイス」を開き、「ポリシー」タブを開きます。 KES のポリシーを右クリックし、「プロパティを開きます。
② 「イベント通知」セクションを開きます。
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③ 「緊急イベント」タブにある「悪意のあるオブジェクトが検知されました(ローカル定義データベース)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
④ 「メールで通知」にチェックを入れます。
「2. メール送信先の設定」にて設定した既定の送信先に送信する場合、以上で「OK」をクリックして設定を保存してください。 送信先を変更する場合は、「設定」をクリックします。
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⑤ 宛先の設定画面が表示されます。既定では「管理サーバーの設定の使用」にチェックが入っており、既定の宛先、メッセージ内容が設定されております。 変更する場合は、このチェックを外します。
⑥ 任意の宛先、SMTP サーバー、メッセージ
内容を入力し、「OK」をクリックします。
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⑦ 「OK」をクリックし、イベントのプロパティを閉じます。
⑧ 「悪意のあるオブジェクトが検知されました
(KSN)」についても同様の設定を行います。 設定したイベントの左側にメールのアイコンが設定されていることを確認し、「OK」をクリックします。
以上になります。 ポリシーが適用されたクライアントにて、該当のイベントが発生した場合、設定した宛先にメールが送信されます。
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4. 受信の確認
本章では、受信したメールの例をご説明します。
① クライアントにてウイルス検知が発生した場合、KSC へイベントが通知されたのと同時に、右記のようなメールが送信されます。
以上になります。
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株式会社カスペルスキー
〒101-0021 東京都千代田区外神田 3-12-8 住友不動産秋葉原ビル 7F
www.kaspersky.co.jp | kasperskylabs.jp/biz/ ©2018 Kaspersky Labs Japan. Kaspersky Anti-Virusおよび Kaspersky Securityは、AO Kaspersky Lab の登録商標です。 その他記載された会社名または製品名などは、各社の登録商標または商標です。なお、本文中では、TM、®マークは明記していません。 記載内容は 2018年 1月現在のものです。記載された内容は、改良の為に予告なく変更されることがあります。