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タスク・シフティング等勤務環境改善推進事業
【事業内容】
• タスク・シフティングなどの勤務環境改善の先進的取組を行う医療機関に必要経費を補助するとともに、当該取組の効果・課題について検証・評価し、周知することにより先進的取組の普及を図る。
• 医療関係団体が、医療機関向けの会議開催や好事例の普及等を通じて、医師等の勤務環境改善に資する取り組みを行う場合の必要な経費に対する支援を実施。
• ICT 等勤務環境改善に資する機器を導入した場合
(スマートフォンやタブレット端末導入よる、電子カルテの音声記録や
外出先からの画像診断等の勤務環境改善)
• 勤務環境改善の取組実施における効果測定や助言等の実施にコンサ
ルタントを利用した場合
• 他医療機関の勤務環境改善の事例等が発表された研修会や学会へ
参加した場合
• 医師事務作業補助者養成経費
(医療関係団体等が主催する研修会への参加や外部講師の招聘した
場合)
• 医療機関における医師・看護師業務の補助者導入経費
(診療報酬加算が算定できない場合に限る)
• 個別医療機関で勤務体系等の改定する具体的内容検討や事務作業
などを外部委託等した場合の費用
【個別医療機関における勤務環境改善に係る先進的取組】
医師の実施している業務を他の職種へ移管することや、当直明けの勤務負担の緩和、勤務間インターバル制度等の導入などの勤務環境改善に取り組んでいる医療機関に対し、以下のように追加的費用のかかる病院内での新たな取組を実施する場合の財政的支援及び当該取組の周知
★事業計画策定のもと、事業実施後に具体的な成果を報告していただきます★HP等でその成果を紹介させていただきます
事業に要する経費の1/2を補助(各取組別に上限金額設定)します※次ページに金額記載
【医療関係団体による勤務環境改善の取組支援】
• 研修会やセミナー等の会議開催、医師事務等に対する実技講習等を通じた好事例の普及等医師の勤務環境改善に資する取組に係る経費への補助
• 補助額上限は1か所あたり300千円の1/2
★事業計画策定のもと、事業実施後に具体的な成果を報告していただきます
※厚生労働省HP「医療分野のトピックス」、いきいき働く医療機関サポートWeb等にも公募情報を掲載中。
(参考:前回公募HPhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000204006_00003.html )
好事例の普及
11月 12月 1月 2月 3月
申込期間
事業計画書提出期間
取組病院の決定
病院の取組期間
病院の報告書提出
【概要スケジュール】 現時点で想定する本事業の二次募集以降の概要スケジュールは以下の通りです
【申込について】 以下から申込説明、申込書をダウンロードしてください
https://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/information/download/youshiki1_v2.xlsx
11月30日〆切
12月10日〆切
【補助対象事業と補助金額一覧】※具体内容の詳細は公募要領をご確認下さい
タスク・シフティング等勤務環境改善推進事業
項目 具体内容 補助対象経費補助金額(上限額)
医療機関
における
勤務環境
改善の取
組の実施
勤務環境改善導入事業
• ICT機器の導入
• 勤務環境改善の効果測定や
助言等関するコンサルタント
の利用
• 特定行為研修における領域
別パッケージ研修の受講
非常勤職員手当、
研修受講料、備品費、
借料及び損料、
委託費
1,250千円
医師事務作業補助者研修事業
• 当該医療機関の職員2名以
上を医療関係団体等が実施
する医師事務作業補助者養
成の集合研修に参加
• 当該医療機関が受講5名以
上の医師事務作業補助者研
修を実施するために外部講
師を招聘する研修の実施
研修受講料
諸謝金、旅費
研修参加時:
15千円
外部講師招聘時:
76千円
医師事務作業補助者導入事業
• 医師事務作業補助者の新規
採用
(常勤の直接雇用及び診療
報酬で医師事務作業補助者
の加算を取得していない場
合に限る)
職員基本給、
職員諸手当、
社会保険料
1,241千円
看護補助者導入事業
• 看護補助者の新規採用
(常勤の直接雇用及び診療
報酬で看護補助者の加算を
取得していない場合に限る)
職員基本給、
職員諸手当、
社会保険料
844千円
医療関係団体における医療機関
の勤務環境改善の普及促進を
目的とした会議等の開催
• 具体的な勤務環境改善の取
組事例等を紹介する会議等
の開催
諸謝金、印刷製本費、
通信運搬費、
借料及び損料
150千円
※補助金額については事業に要する経費の1/2を補助します(上記金額は補助額を記載)※申請される医療機関において、新たに実施する取組のみが対象となります
タスク・シフティング等勤務環境改善推進事業
間接補助事業を実施する医療機関 医療関係団体の公募要領
厚生労働省医政局
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タスク・シフティング等勤務環境改善推進事業
間接補助事業を実施する医療機関 医療関係団体の募集要綱
1. 事業背景
働き方改革実行計画(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定)等を踏まえ、
「医師の働き方改革に関する検討会」において、平成31年3月までに結論を得るべ
く医師の労働時間短縮・勤務環境改善策等について議論された。同検討会の「中
間的な論点整理」(平成30年2月27日)において、医師の実施している業務の中に
は他職種へのタスク・シフティング(業務の移管)が可能な業務も一定程度ある
という意見があり、医師事務作業補助者等事務職へのタスク・シフティング、看
護職員へのタスク・シフティング、薬剤師による病棟での服薬指導等の推進など
が必要であるとされている。
また、「中間的な論点整理」の中ではほかにも複数主治医制への移行等業務の
共同化、ICTを活用した勤務環境改善策が挙げられており、厚生労働省においても
それらの取り組みの促進を図ることを目指すこととしている。
これらのことを背景に、勤務環境改善に関して先進的な取組を実施している医
療機関の取組を好事例として収集し紹介することにより、他の医療機関が自主的
に同様の取組を行うことを支援し、勤務環境改善の取組を促進するため、本事業
を実施することとした。
2. 補助金について
本事業に係る補助金の交付については、「医療施設運営費等補助金及び中毒情
報基盤整備事業費補助金交付要綱」により行うこととなり、補助を受ける医療機
関及び医療関係団体に交付する補助金は318,149千円を基準額(上限額)とする。
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3. 補助を受ける医療機関、医療関係団体の対象・補助金額について(予定)
補助を希望する医療機関、医療関係団体は公募にて受付を行う。補助金の対象
となる取組は下記の(1)~(2)に記載されている各事業を対象とし、複数の取
組であっても補助の対象とする。より高い効果を得るためにも、各医療機関で複
数の取組の実施を推奨する。
補助対象経費、補助金額
(1) 医療機関における勤務環境改善の取組の実施
① 勤務環境改善導入事業
対象取組例
ICT等勤務環境改善に資する機器を導入した場合(スマートフ
ォンやタブレット端末導入よる、電子カルテの音声記録や外出
先からの画像診断等の勤務環境改善)
上記を含む勤務環境改善の効果測定や助言等の実施に利用した
コンサルタントを利用した場合
勤務間インターバルの導入、当直明け勤務負担の緩和、特定行
為研修制度における領域別パッケージ研修※を受講した場合
他医療機関の勤務環境改善の事例等が発表された研修会や学会
へ参加した場合
※ 「保健師助産師看護師法第37条の2第2項第1号に規定する特定行為及び同項
第4号に規定する特定行為研修に関する省令(平成27年厚生労働省令第33
号)別表第4の備考第5号」に規定する特定行為研修の一部を免除した研修
補助対象経費
非常勤職員手当、研修受講料、備品費、借料及び損料、
委託費(効果的実施に係る専門的有識者への相談や効果の測定に関
するもの)
補助金額
事業に要する経費(上限額は勤務環境改善に資する取組あたり
2,500千円)の 1/2
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② 医師事務作業補助者研修事業
(ア)当該医療機関の職員 2 名以上を医療関係団体等が実施する医師事務
作業補助者養成の集合研修に参加した場合
対象取組例
医療関係団体等(学会や市民団体、患者団体等、医療に携わる団体を
含む。)が主催する研修会への参加
※研修に参加した人数に応じて補助金を交付する
補助対象経費
研修受講料
補助金額
事業に要する経費(上限額は 1名あたり 30千円)の 1/2
(イ)当該医療機関が受講者 5 名以上の医師事務作業補助者研修を実施す
るために外部講師を招聘した場合
対象取組例
研修会場が遠方であることや業務への支障を考慮して外部から研
修講師を招いて研修を実施した場合
※研修に参加した人数に応じて補助金を交付する
補助対象経費
諸謝金、旅費
補助金額
事業に要する経費(上限額は1か所あたり 152千円)の 1/2
③ 医師事務作業補助者導入事業
対象取組例
診療報酬で算定されない医師事務作業補助者 1名以上を、当該医
療機関が常勤職員として直接雇用した場合
※採用人数に応じて補助金を支給する
補助対象経費
職員基本給、職員諸手当、社会保険料
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補助金額
事業に要する経費(上限額は 1か所あたり 2,482千円)の 1/2
④ 看護補助者導入事業
対象取組例
診療報酬で算定されない看護補助者 1名以上を、当該医療機関が
常勤職員として直接雇用した場合
※採用人数に応じて補助金を支給する
補助対象経費
職員基本給、職員諸手当、社会保険料
補助金額
事業に要する経費(上限額は1か所あたり 1,688千円)の 1/2
※ 医療機関において、新たに実施する取組のみを対象とし、既に実
施している取組は対象とならない
※ 事業の応募にあたっては、医師の時間外労働時間を削減するため
の具体的な目標を示した事業計画書の提出を必要とする。また、
事業完了後には、事業の実施による具体的な効果を数値等で示し
た事業報告書の提出を必要とする
(2) 医療関係団体等(学会や市民団体、患者団体等、医療に携わる団体を含む。)
における医療機関の勤務環境改善の普及促進を目的とした会議等の開催
(勤務環境改善普及事業)
対象取組例
当該医療関係団体が 15団体以上の医療機関が参加する会議等を開
催することを対象とする。なお、開催する会議等は、具体的な勤
務環境改善の取組事例等を紹介するなど、参加する医療機関が導
入しやすいよう工夫をするものとする
補助対象経費
諸謝金、印刷製本費、通信運搬費、借料及び損料
補助金額
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事業に要する経費(上限額は1か所あたり 300千円)の 1/2
※ 事業の応募にあたっては、開催予定の会議等の具体的な内容を示
した事業計画書の提出を必要とする。また、事業完了後には、会
議等の詳細な開催結果(使用した資料等含む)をまとめた事業報
告書の提出を必要とする
補助金額の選定
(1) 上限額と補助対象経費の実支出額とを比較して少ない方の額を選定し、選
定された額の合計額と総事業費から寄付金その他の収入額を控除した額と
を比較して少ない方の額に 1/2を乗じて得た額を選定する
(2) 補助対象経費の実支出額から(1)により選定された補助金額を控除した
額は、間接補助事業者が負担する