マニュアル表紙LIVE Ver.1.2 2006.04.20 Xbox 360/JAPAN プロ …mktplassets.xbox.com/NR/rdonlyres/CD5E0222-08EC-442B-92FD-D737CF882818/...1 Microsoft、Xbox、Xbox ロゴ、Xbox

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本製品は　　　　が記載されている日本国内仕様のXbox 360本体のみでお使いいただけます。許諾を得ずに、複製、改変、リバースエンジニアリング、配信、公共の場における実演、上映、レンタル、商業目的での使用、またはコピーガードの解除を行うことは固く禁じられております。これらを行った場合には、法的措置を取ることがありますので、ご注意ください。 Any unauthorized reproduction, modification, reverse engineering, transmission, public broadcast, rental and/or business use is prohibited.Removal of thecopyguard is strictly forbidden. All rights shall be enforced to the fullest extent under the law.

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MicrosoftMicrosoft、Xbox 360Xbox 360、Xbox 360 Xbox 360 ロゴは、米国ロゴは、米国 Microsoft Corporation Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標であの米国およびその他の国における登録商標または商標であり、り、MicrosoftMicrosoftの許可を得て使用しています。の許可を得て使用しています。 Microsoft、Xbox 360、Xbox 360 ロゴは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標であり、Microsoftの許可を得て使用しています。

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本ソフトウェアでは、株式会社フォントワークスジャパンフォントをもとに、ソフトウェアデザインに合わせたフォントを作成、使用しています。フォントワークスジャパンの社名、フォントワークスFontworks、フォントの名称は、株式会社フォントワークスジャパンの商標または登録商標です。

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Xbox 360/JAPANVer.1.2 2006.04.20マニュアル表紙LIVE

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1

Microsoft、Xbox、Xbox ロゴ、Xbox 360、Xbox 360 ロゴ、Xbox Live、Xbox Liveロゴは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

このたびは Xbox 360TM 専用ソフト『クロムハウンズ』をお買い上げいただき、誠にありがとうございました。ゲームを始める前にこの取扱説明書を必ずお読みください。

このたびは Xbox 360TM 専用ソフト『クロムハウンズ』をお買い上げいただき、誠にありがとうございました。ゲームを始める前にこの取扱説明書を必ずお読みください。

※本取扱説明書に記載されている内容は、実在の人物・国家・地名・団体とは一切関係ありません。

※本取扱説明書に記載されている内容は、実在の人物・国家・地名・団体とは一切関係ありません。

■ 安全情報光の刺激による発作についてごくまれに、ゲーム中の強い光、光の点滅、パターンなどにより、発作を起こすことがあります。発作やてんかんなどの病歴がない方も、ビデオゲームを見ている間に、原因不明の光過敏てんかん発作を起こすことがあります。この発作には、めまい、視覚の変調、目や顔のけいれん、手足の筋肉の痙攣やふるえ、前後不覚や意識の一時的な喪失などのさまざまな症状があります。また、発作による意識喪失やひきつけのために転倒したり周囲のものにぶつかったりして、けがをすることもあります。このような症状を感じた場合は、すぐにゲームを中止し、医師の診察を受けてください。保護者の方は、ゲームをしているお子様に注意を払ってください。年少者は、このような発作を起こしやすい傾向にあります。あなたやご家族、ご親戚の中に、ゲーム中、またはそれ以外の状況で、過去にこの種の発作を起こした人がいる場合には、ゲームをする前に医師に相談してください。

ゲームをするときは、次のことに注意しましょう。●テレビから離れて座る

●画面の小さいテレビを使う

●明るい部屋でゲームをする

●疲れているときや眠いときはゲームをしない

そのほかの健康と安全についての重要なお知らせこのソフトウェアをご使用になる前に、Xbox 360™ 本体の取扱説明書に記載されている「安全のために」、「健康のために」を必ずお読みください。

■ テレビの焼き付き現象についてプロジェクター (液晶方式を除く) やプラズマテレビなどに長時間同じ画像を表示すると、「焼き付き」現象により、ゲームの画像がスクリーンに残り、ゲームをしていないときにもその画面が現れたままになってしまうことがあります。テレビのマニュアルを読んで、ゲームをしても問題がないか確認してください。マニュアルで確認できない場合は、テレビを販売したお店か製造会社にお問い合わせください。

■ CERO マークについて本製品は、コンピュータエンターテインメントレーティング機構（CERO）の審査を受け、パッケージには年齢区分マーク (表面) 及びアイコン (裏面) を表示しています。年齢区分マークは、CERO 倫理規定に基づいて審査され、それぞれの表示年齢以上対象の表現内容が含まれていることを示しています。パッケージ裏面のアイコンは対象年齢の根拠となる表現を表すもので、ゲーム全体の内容を示すものではありません。尚、全年齢対象のゲームソフトにはアイコンを表示していません。また、CERO の対象年齢は、本製品に対してのみ適用されるものであり、オンラインプレイなどを通して得られる追加の表現に関しては、この限りではありません。詳しくは CERO のウェブサイト（http://www.cero.gr.jp/）をご覧ください。

許諾を得ずに、このソフトウェアの複製、リバースエンジニアリング、配信、公共の場における実演、レンタル、商業目的での使用、またはコピーガードの解除を行うことは、固く禁じられています。

■ このゲームをセーブするためには、最低 240 KB の空き容量が必要です。

プロローグ･･････････････････････2基本操作････････････････････････4

メニュー操作････････････････････････4ガレージ操作････････････････････････4HOUND操作･･･････････････････････5オプション･･････････････････････････5

ゲーム概要･･････････････････････6ストーリーモード････････････････7

ストーリーモードの流れ･･････････････7メインメニュー･･････････････････････7ガレージ･･････････････････････････8〈パーツ・機体パラメータ紹介〉･････9シナリオ選択････････････････････20〈HOUND操作方法〉･････････････22〈画面の見方〉･･･････････････････24フリープレイ････････････････････28プレイヤー詳細･･････････････････28ミリタリーファイル･･････････････28年表････････････････････････････28システム････････････････････････28ワールドモードに移行････････････28

〈公式Webサイトのご案内〉･･････････29〈ドルビーデジタルで再生するには〉･･29

ワールドモード･････････････････30ワールドモードの始め方････････････30〈Xbox Livej について〉･･････････31メインロビー画面･･････････････････32スカッド････････････････････････32〈ワールドモードの

コミュニケーション〉･････････34ガレージ････････････････････････35出撃････････････････････････････36世界情勢詳細････････････････････43システム････････････････････････43

クロムハウンズの世界観･････････44世界背景と地理････････････････････44年表･･････････････････････････････45主要国・組織紹介･･････････････････50用語集････････････････････････････57

Microsoft、Xbox、Xbox ロゴ、Xbox 360、Xbox 360 ロゴ、Xbox Live、Xbox Liveロゴは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

XB360_CH_manu_060508.qxd 06.5.8 6:25 PM ページ 1 (1,1)

2 3

プロローグ


4 5

左スティック方向パッドボタン

ボタン

項目選択決定

キャンセル

右スティックカメラ移動

ボタンキャンセル

ボタンカテゴリ移動

（パーツリスト表示時）ジョイント角度変更（パーツ取り付け時）

ボタン決定

LBボタン情報表示切り替え（パーツ選択時）

右トリガー元に戻す／やり直し※（HOUND構築時）

左スティック方向パッド

項目選択$^：パーツ種類選択*@：パーツ選択（パーツリスト表示時）$^：ジョイント位置選択（パーツ取り付け時）

※「元に戻す／やり直し」は、パーツを変更した際に1手順前まで戻るか、変更したままにするかを切り替えることができる操作です。

ゲーム内の基本的な操作方法です。その他の操作やより詳しい操作は、以降のページやゲーム内表示をご覧ください。

STARTボタンゲームスタート

（タイトル画面時）

RBボタンメンバー情報表示

（ワールドモード時→P.32）

右スティックカメラ移動

ボタンMAP上で味方機をフォーカス※

（MAP表示時※）

左トリガーアシストパーツ使用

LBボタンアシストパーツ選択

右トリガー攻撃

左スティック

方向パッドマクロコマンド^：チャット開始／文章決定$：1つ前に戻る*@：文章選択

機体移動

左スティックボタン

ライト点灯のON／OFF

BACKボタン機体放棄／帰還（→P.23）

右スティックボタン

通常／ガンカメラ視点の変更

STARTボタンポーズ（→P.23）

タイトル画面や各モード内の「オプション」で、以下の項目を設定できます。方向パッド／左スティック*@で項目を選び、$ ^で設定してください。「OK」を選びAボタンで決定すると、設定が反映されます（Bボタンで戻った場合は設定変更は反映されません）。

●画面輝度：画面の輝度を変更します。画面右に表示されるカラーバーを参考に、ご使用のテレビに適した輝度を設定してください。

●BGM ：BGM音量を変更します。●SE ：SE（効果音）音量を変更します。●視点の上下操作：右スティックによる上下の視点操作を設定します。「標準」の状態では、右ステ

ィック*@で上下、「反転」の場合は逆になります。●視点の左右操作：右スティックによる左右の視点操作を設定します。「標準」の状態では、右ステ

ィック$^で左右、「反転」の場合は逆になります。●言語：ゲーム中で表示される言語を変更します。●振動：Xbox 360TM コントローラーの振動機能を変更します。

ボタンMAPの倍率変更（MAP表示時）

ボタンMAP上で味方機をフォーカス※

（MAP表示時※）

RBボタン武器スロット変更

ボタンMAP表示・機体情報表示の

ON／OFF

※この操作はNA maker（→P.11）搭載時のみ有効です。Aボタンで番号順、Bボタンで逆順にフォーカスします。

基本操作

メニュー操作

ガレージ操作

HOUND操作

オプション ST岩ａぇŻ鞢ヅヘルプ表示

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6 7

総合チュートリアル

ラストミッション

ディフェンダーヘビーガンナースナイパーアタッカーコマンダースカウト難易度：イージー難易度：イージー難易度：ノーマル難易度：ノーマル難易度：ハード難易度：ハードＲ

Ｔ別ストーリー

「New Game」からストーリーモードをプレイする際に最初にプレイします。

すべてのRTのストーリーモードをLevel 7までクリアすると、メインメニューの「シナリオ選択」内に「ラストミッション」項目が表示され出撃が可能になります。

●シナリオ選択（→P.20）●年表（→P.28）●ガレージ（→P.8）●ミリタリーファイル（→P.28）

●フリープレイ（→P.28）●ワールドモードに移行（→P.28）●プレイヤー詳細（→P.28）●システム（→P.28）

Level 1Level 2Level 3Level 4Level 5Level 6Level 7






※Roleロール

Typeタイプ

。各HOUNDの役割を示す6つのタイプのこと。機体構成と操作スタイルによって決定される。詳しくはP.20参照。

お前は、ただ戦うためだけに育てられた傭兵に過ぎない。

難民だったお前が唯一この世界に生きる価値、それは世界のどこかで常に繰り広げ

られている戦争に“消耗品”として送り込まれること。

――ただ、戦場でしか生きられない傭兵たちにも誇りと栄誉が与えられる可能性も

無くはない。HOUNDを操り常に優秀な戦果を挙げることで、時にこう呼ばれるこ

ともあるだろう。『CHROMEクロム

HOUNDSハウンズ

』と。

ただしそう呼ばれるのが、鋼の猟犬に身を包み戦い続けている時か、鋼の棺桶で安

らかに眠っている時か、それはお前の実力と運、そして世界に渦巻く大きな欲望の

うねり次第だ。

一つだけ約束しよう。お前は此処で生き、此処で死ぬ。それだけだ。

Xbox Livej を利用して最大6人協力、12人の対戦プレイを楽しめるモードです。最長2ヶ月間のシーズンで勢力争いを行う「ネーロイムス戦争」がメインのモードになります。

ワールドモード（→P.30）

※セーブやロード中は、Xbox 360 本体の電源を切ったり、メモリーユニット（別売）やXbox 360 コントローラーの抜き差しはしないでください。

※すでにゲームデータがある状態で「New Game」を選びゲームデータを作成すると、既存のゲームデータが上書きされそれまでの進行状況が消えてしまいますのでご注意ください。

本ソフトには、以下の2つのモードがあります。

プレイモード

ストーリーモードは大まかに「総合チュートリアル」→「RT※別ストーリー」→「ラストミッション」の順で構成されています。

ストーリーモードの流れ

ゲームの進行状況は、1つのゲーマープロフィールに1つだけセーブできます。また、ワールドモードのゲームデータは随時サーバーにセーブされます。その他のゲームデータは、ゲーム進行時や設定変更時などにオートセーブされます。進行中のゲームデータを失わないように、ゲームを中断する際には各モードのメインメニューに戻り Xbox 360 本体の電源を切るようにしてください。

ゲームデータについて

1人でプレイするモードです。6つに大別されるHOUNDの種類ごとに、ストーリーが展開されます。「New Game」を選択すると、新規にゲームデータを作成します。ゲームデータを作成せずにプレイを開始した場合、プレイ途中でゲームデータを保存することはできないのでご注意ください。

ストーリーモード（→P.7）

タイトル画面でSTARTボタンを押すとモード選択画面が表示されます。「Story Mode」を選択すると、6つに大別されるHOUNDの種類ごとにストーリーが展開される、1人用のモードがスタートします。「New Game」を選ぶと最初から、「Load Game」を選ぶとゲームデータをロードして前回の続きからプレイできます。

総合チュートリアルを終了すると、以下のメニュー項目が表示されます。

メインメニュー


8 9

現在所有するHOUNDの構成や各パーツの情報を確認できます。LBボタンを押すことでパーツやHOUNDの情報表示を切り替えることができます。

1

2

3 4

5

6

7

8

9

1名前：名前の冒頭にあるアイコンは黄が「ベースパーツ」、青が「エクステンドパーツ」になります（→P.16）。

2パーツ画像：回転画像でパーツ全体を表示します。

3生産国：生産国を国旗で表示します。

4構築パーツ評価：そのパーツが適したRTをゲージで表します。上から「赤：CMD（コマンダー）」「橙：DEF（ディフェンダー）」「黄：SNP（スナイパー）」「緑：SCT（スカウト）」「青：ATK（アタッカー）」「紫：HVG（ヘビーガンナー）」になります。

5特徴：文章でパーツの特徴を説明します。LBボタンでパーツパラメータ表示との切り替えができます。

6HOUND名：登録しているHOUND名を表示します。

7エラーアイコン：HOUNDが構築制限ルールを満たしているかどうかアイコンで表示します（→P.15）。

8RT評価：現在構築されているHOUNDがどのRTに適しているかを示すレーダーチャートです。構築パーツ評価や、HOUNDの挙動能力から算出される構築挙動評価から判定されます。

9機体パラメータ：HOUNDの機体パラメータを表示します（→P.14）。

ストーリーモードストーリーモード

ガレージには自分が所有するHOUNDが保管されています。HOUNDの構築やパーツの差し替えなど、自分のHOUNDをカスタマイズできます。

ガレージ

HOUND情報

〈パーツ・機体パラメータ紹介〉

HOUNDを構成するパーツには、大きく分けて「Leg parts」「Cockpit」「Generator」「NA※maker（→P.11）」「Heavy arms」「Light arms」「Spacer（→P.12）」「Assist parts」「System device（→P.14）」があります。下記の図はHOUNDの構築例です。

1

25 5

4

3 4

FRONT BACK

1Leg parts：移動を担いHOUND構築の土台となるパーツ（下記参照）。

2Cockpit：兵士が搭乗し、各パーツを制御するSystem deviceを搭載する（→P.10、14）。

3Generator：燃料を搭載し、各パーツに電力を供給するパーツ（→P.10）。

4Assist parts：HOUNDに追加効果を与えるパーツ（→P.13）。

5Heavy arms & Light arms：規格や性能により2種類に分かれる攻撃用パーツ。上記HOUNDは、Light armsを両サイドに複数搭載した例（→P.11）。パーツによって弾薬の変更が可能（→P.12）。※Network Area。通信可能な範囲のこと。くわしくはP.26参照。

●Leg parts移動を担うHOUNDの構築に必須のパーツです。

カテゴリ情報Two legs 斜面での速度低下が少なく移動性能が高い2脚タイプです。Reverse joint 射撃の反動を抑え積載量と移動性能が良い逆関節タイプです。Myriapod legs 砲撃時のぶれが小さく重火器使用に適した安定性の高い多脚タイプです。Caterpillar 安定性と旋回速度に優れた近距離戦闘向けのキャタピラタイプです。Hover legs 水上移動可能な最高速度が高いホバータイプです。Wheel legs 平地の移動に適し細やかな加速・減速に優れたホイールタイプです。


10 11

パーツ情報

※装甲値は各パーツの防御力を意味し、KEは「運動エネルギー弾属性」、CEは「化学エネルギー弾属性」を表します。敵の攻撃弾がどちらの属性かによって、適用される装甲値がKE／CEのいずれかになります。

パーツ情報

●Cockpit兵士が搭乗するCockpitです。Cockpitの耐久値が無くなるとHOUNDは撃破されます。HOUNDの構築に必須のパーツです。

●Generator駆動電力を発生させるパーツです。このパーツを装備しないと駆動電力不足になり、出撃は可能ですがHOUNDの性能が著しく低下します。

●NA makerNAを周囲に発生させるパーツです。HOUNDの構築に必須ではありませんが、これを取り付けた機体はコマンダーとしての能力を持ちます。

●Heavy arms & Light arms攻撃に使用する武器です。HOUNDの構築に必須ではありませんが、どんなRTでも最低限の武器は装備した方が良いでしょう。


カテゴリ属するカテゴリを表します。重量重量を表します。駆動電力必要な駆動電力を表します。構築制限ルールに影響します（→P.15）。耐久値攻撃や移動時のショックに対する耐久値です。KE:CE装甲特性装甲値をKEとCE※に分けて表示します。積載重量機体に積載できる重量を表します。構築制限ルールに影響します。駆動出力移動時の最大速度に影響します。起動トルク移動時の加速度に影響します。停止トルク停止時の減速度に影響します。転回速度機体全体の旋回性能に影響します。腰部回転トルク上半身の旋回性能に影響します。ダンパ特性移動時の着地に影響します。平衡特性射撃時や被弾時に受ける反動に影響します。システム制御率駆動制御システムデバイス（→P.14）の影響度を表します。

重量重量を表します。構築制限ルールに影響します。駆動電力必要な駆動電力を表します。構築制限ルールに影響します。耐久値攻撃や移動時のショックに対する耐久値です。KE:CE装甲特性装甲値をKEとCEに分けて表示します。システムソケット数システムデバイス（→P.14）の搭載に必要なソケット数を表します。内部電源出力 Cockpitが内部バッテリーから出力する電源量を表します。構築制

限ルールに影響します。コンデンサ容量 Rotor craft（→P.13）使用時のコンデンサ容量を表します。コンデンサ回復率 Rotor craft使用時のコンデンサ回復率を表します。パーツ管理数機体構築に使用できるパーツ数です。構築制限ルールに影響します。

パーツ情報重量重量を表します。構築制限ルールに影響します。耐久値攻撃に対する耐久値です。KE:CE装甲特性装甲値をKEとCEに分けて表示します。電源出力発生させる電力量を表します。構築制限ルールに影響します。燃料タンク容量積載する燃料の容量を表します。駆動熱量最大駆動時の発熱量を表します。

パーツ情報重量重量を表します。構築制限ルールに影響します。駆動電力必要な駆動電力を表します。構築制限ルールに影響します。耐久値攻撃に対する耐久値です。KE:CE装甲特性装甲値をKEとCEに分けて表示します。NA半径発生させるNAの範囲を表します。

カテゴリ情報Huge rocket 装填時間が短く火力に優れたロケットランチャーです。Missile 誘導弾を射出する射程距離が短い近距離戦に適したミサイルです。Huge cannon 圧倒的な射程と破壊力を持つ曲射式の巨大砲です。Machinegun 威力は低いが連射性に優れ装弾数が多く長期戦向きのマシンガンです。Grenade 近距離戦に優れ範囲攻撃が可能な前線向けのグレネードランチャーです。HEAT rocket 反動が無く移動中の射撃に適した対HOUNDロケットです。Shotgun 散弾により命中力と威力に優れたショットガンです。Assault rifle 移動中の射撃に優れ連射性と威力のバランスが良いライフルです。Sniper rifle 精密射撃に使われる射程距離の長いスナイパーライフルです。Sniper cannon 威力と精密性が非常に高いスナイパータイプのキャノン砲です。Rocket 広範囲爆撃が可能な拡散発射型のロケットランチャーです。Cannon 対HOUND用砲弾を装填できる直射式の火力に突出したキャノン砲です。Howitzer 広範囲を破壊できる遠距離爆撃用の曲射式榴弾砲です。Mortar 通常弾の他に発煙弾や照明弾を装填できる迫撃砲です。Anti HOUND pile 対HOUND、司令部破壊用の射突ブレードです。Land mine 待ち伏せ・進行妨害・司令部防衛用の地雷射出装置です。Bomb dispenser 司令部破壊に適した爆弾射出装置です。


12 13

※弾薬費が表示されますが、ストーリーモードでは費用を払う必要はありません。ワールドモードの「ネーロイムス戦争（→P.36）」では、実際に費用を払う必要があります。


パーツ情報

※装填する弾種によって変化します。くわしくは下記参照。

カテゴリ属するカテゴリを表します。重量重量を表します。構築制限ルールに影響します。駆動電力必要な駆動電力を表します。構築制限ルールに影響します。耐久値攻撃に対する耐久値です。KE:CE装甲特性装甲値をKEとCEに分けて表示します。侵徹性能弾の属性（KE／CE）とその威力を表します※。弾種装填する弾種を表します※。公称射程使用に適した距離を表します※。着弾熱量着弾時に敵に与える熱量を表します※。連続発射数 1回の射撃で発射される弾数を表します。装弾数装填している弾数を表します。照準器ガンカメラ視点時の射撃マークと望遠倍率をタイプで表します。装填時間リロードにかかる時間を表します。弾薬費弾1発あたりの単価を表します※。

弾薬情報侵徹体分類弾の属性（KE／CE）を表します。公称射程弾の射程距離を表します。着弾熱量着弾時に敵に与える熱量を表します。弾薬費弾1発あたりの単価を表します※。

●SpacerHOUND構築時に、パーツ干渉を防ぐためにパーツの仲介役となる接続部品です。HOUNDの構築に必須ではありません。

パーツ情報カテゴリ属するカテゴリを表します。重量重量を表します。構築制限ルールに影響します。駆動電力必要な駆動電力を表します。構築制限ルールに影響します。耐久値攻撃に対する耐久値です。KE:CE装甲特性装甲値をKEとCEに分けて表示します。

●Assist parts駆動・構築・索敵・防御などに使用するパーツです。HOUNDの構築に必須ではありませんが、作戦やRTによって重要なパーツとなります。

カテゴリ情報Sensing device 暗視・熱感知・地雷探知を行う索敵装置です。NA jammer NA範囲から姿を消すことができるNAジャマーです。Missile counter 敵ミサイルの誘導を外させるミサイルカウンターです。Rotor craft 一定時間浮遊移動が可能になります。Radiator Generatorの熱を放出するラジエータです。Fuel storage 燃料を追加する補助燃料タンクです。Armor 防御を強化する追加装甲です。

パーツ情報カテゴリ属するカテゴリを表します。重量重量を表します。構築制限ルールに影響します。駆動電力必要な駆動電力を表します。構築制限ルールに影響します。耐久値攻撃に対する耐久値です。KE:CE装甲特性装甲値をKEとCEに分けて表示します。センサ機能 Sensing deviceの索敵機能を表します。探知範囲 Sensing deviceの有効範囲を表します。効果時間 NA jammerを使用できる総時間です。使用時間合計がこの値になるま

で使用できます。誘導精度 Missile counterがミサイルを誘導する性能を表します。搭載数 Missile counterの有効回数を表します。最大回転数 Rotor craftが発生させる浮上力です。コンデンサ消費量 Rotor craft使用によるコンデンサの消費量です。この値が大きいほど、

Cockpitのコンデンサ容量を多く消費します。放出熱量 RadiatorがGeneratorを冷やす冷却性能です。サブタンク容量 Fuel storageの持っている燃料容量です。


14 15

※出撃費用が表示されますが、ストーリーモードでは費用を払う必要はありません。ワールドモードの「ネーロイムス戦争（→P.36）」では、実際に費用を払う必要があります。

構築制限ルールHOUNDの構築には以下のルールがあります。ルールを満たしていない場合、画面右上のエラーアイコンが赤く点灯するか、パーツの取り付けができず、出撃できません。ルールを満たしているか、エラーアイコンが黄色く点灯している場合、エラーアイコン右にある「OK」アイコンが点灯して出撃可能になります（エラーアイコンが黄色く点灯した状態で出撃するとHOUNDのパフォーマンスが損なわれます）。

1攻撃設定していない武器がある※取り付けたすべての武器パーツが攻撃設定（→P.17）されている必要があります。

2電力供給不足※GeneratorとCockpitが出力する電力合計が、各パーツが消費する駆動電力の合計を上回っている必要があります。

3積載量オーバーLeg partsの持つ積載重量が、各パーツ（Leg parts以外）が持つ重量の合計を上回っている必要があります。

4Leg partsが無いHOUNDを構築するには、土台となるLeg partsが必須になります。

5Cockpitが無いHOUNDが出撃するためには、兵士が搭乗するCockpitが必須になります。

6腰部支持限界によるサイズオーバーパーツは腰部のジョイントから一定範囲内に取り付けられている必要があります。サイズオーバーの場合、HOUND周囲にエラーを示すオレンジ色の球体が表示されます。

※パーツ同士の位置が干渉しているパーツ取り付け／差し替え／取り外し時に他のパーツと位置が干渉する場合、そのパーツを取り付ける／差し替える／取り外すことはできません。干渉している場合は、パーツ取り付け／差し替え／取り外し時に画面に表示されます（→P.16）。

※ガレージの床下にパーツが及ぶパーツがガレージの床下にまで及んでしまう場合、そのパーツを取り付けることはできません。触れている場合は、パーツ取り付け／差し替え時に画面に表示されます。

※構築パーツ数オーバーCockpitの性能で決定するパーツ管理数より多くパーツを使用して、HOUNDを構築することはできません。

1 2 3 4 5 6

※上記のルールを満たさなくても出撃は可能ですが、使用できない武器を搭載している、電力不足で駆動が悪くなる等、HOUNDのパフォーマンスが損なわれます。


●System deviceCockpitにセットするシステムデバイスです。駆動制御・火器管制・機体管制の3種類があります。システムデバイスは必ずCockpitにセットされている状態になります。

パーツ情報使用ソケット数 Cockpitのソケット数をどれだけ必要とするか表します。駆動制御最高速度を向上させる性能を表します。移動トルク制御加速度を向上させる性能を表します。照準制御射撃時のぶれを補正する性能を表します。兵器並列制御攻撃設定（→P.17）で登録できる兵器数を表します。平衡制御脚部安定性を向上させる性能を表します。回転制御旋回速度と転回速度を向上させる性能を表します。

●機体パラメータ現在構築されているHOUNDのパラメータを表示します。構築されるパーツによってHOUNDのパラメータは随時変化します。

パーツ情報構築パーツ数機体構築に使用しているパーツ数です。構築制限ルールに影響します。機体重量機体全体の重量です。積載荷重

機体平衡特性機体が反動を受けた時や移動時に姿勢を保ち続ける性能です。電力使用率

推定駆動時間燃料切れまでの時間を示します。単位は分です。発熱量：放熱量 Generatorが発生する熱量とRadiatorの冷却性能です。移動速度 Leg partsに供給されている電力に応じた移動速度です。加速度機体の移動加速度です。減速度移動速度が0へ向かう減速度です。転回速度 Leg partsが方向を変える旋回性能です。腰部旋回速度腰より上の部分が回転する旋回性能です。衝撃耐性落下による衝撃を軽減する性能です。出撃費用出撃にあたり必要な弾薬費と燃料費の合計です※。

パーツの取り付け／取り外し／差し替えや、攻撃／システムデバイス／使用弾薬の設定を行い、HOUNDを構築します。なお、STARTボタンを押すとヘルプ表示のON／OFFを切り替えられます。ヘルプ表示中は、方向パッド／左スティックで表示項目を切り替えられます。

HOUND構築

Leg partsに掛かる重量です。積載重量／耐荷重で表し、構築制限ルールに影響します。

駆動電力の最大値です。消費電力／総発電量で表し、構築制限ルールに影響します。


16 17

取り付けパーツの取り付けを行います。ここでは何もパーツが存在しない状態から、HOUNDの構築方法を説明します。なお、画面上部にも構築ステップを示す数字が表示されます（複数ステップ時のみ）。

取り外しパーツを取り外すことができます。取り外すパーツを選択した際に、そのパーツに取り付けてある他のパーツも外れてしまう場合は、そのパーツが赤いフレームで表示されます。

差し替え取り付けてあるパーツと選択したパーツを差し替えることができます。差し替え時の取り付け方法は、通常の取り付け時と同じです。

システムデバイス設定Cockpitに取り付けるシステムデバイスを選択します。

弾薬装填装備済みの武器に装填する弾種・弾数を変更します。

攻撃設定各武器は武器スロット1～4に設定し、戦闘中にスロットを切り替えて攻撃を行います。設定を変更したい場合は各スロットの「未設定」を選び、次にセットしたい武器を選択してください。また、Xボタンでスロットから武器を外すことができます。なお、1つのスロットにセットできる武器の数は、火器管制システムデバイスの兵器並列制御に依存（最大4つ）します。各スロットの照準やガンカメラ視点は、メイン武器（リスト右に青いCアイコン）に設定した武器で表示されます。

【Leg partsを選ぶ】まず土台となるLeg partsを選びます。Legpartsを設置していないと、他のパーツを選ぶことはできません。

【ジョイントを選ぶ】選んだパーツを取り付けるHOUND側のパーツを選択したら、左スティック／方向パッド$ ^で取り付けるジョイント（オレンジの丸で表示されます）を選びます。この時、他のパーツと干渉して取り付けることができない場合は、干渉しているパーツがピンクで表示されます。

【ジョイント位置とパーツ角度を選ぶ】ジョイントに取り付けたら、取り付けたパーツ側のジョイント位置（赤い矢印で表示されます）を左スティック／方向パッド$^、取り付ける角度をXボタンで選択します。この時も、他のパーツと干渉して取り付けることができない場合は、干渉しているパーツがピンクで表示されます。

【HOUNDを完成させる】パーツを構築し終わったら、構築制限ルールを満たしているか確認しましょう。攻撃設定が未設定でエラーアイコンが点灯している場合、メニュー項目の「攻撃設定（→P.17）」で設定すれば、構築制限ルールを満たすことができます。またCockpitを取り付けた際には、自動的にシステムデバイスの選択画面が表示されます（→P.17）。

【他のパーツを選ぶ】Leg partsを土台にして、他のパーツを取り付けていきます。以降、各パーツの関節に相当するジョイントを介して、パーツにパーツを取り付けていくことでHOUNDを構築していきます。なお、パーツには「ベースパーツ（パーツ名の右に黄でB表示）」「エクステンドパーツ（パーツ名の右に青でE表示）」があり、エクステンドパーツのジョイントに対してベースパーツを取り付けることはできません。


HOUNDに登録する名称を変更することができます。

HOUND名変更

HOUNDを装飾するデカール・番号・エンブレム・カラーを設定できます。

HOUND装飾


18 19

デカール貼り付けパーツのうち、Leg Parts・Cockpit・Armorにデカールを貼り付けることができます。デカールには、国旗・スカッドエンブレム・階級章・HOUND番号・ユーザーエンブレム・勲章があります。

エンブレム編集機体に表示するエンブレムを編集します。設定したいユーザーエンブレムを選び「編集／コピー／消去」を選択してください。【編集】最初にレイヤースロットが表示されます。レイヤースロットを決定し「ピース選択」で、そのレイヤーに貼るパーツを選択できます。パーツを選択すると、さらに位置・サイズ・色を編集できます。他に「配置変更」でパーツ編集済みレイヤーの再編集、「上層に移動」「下層に移動」でレイヤー位置の変更、「消去」で編集済みパーツの消去ができます。

【パーツを選択】最初にデカールを貼りたいパーツを選択します。新規に貼る場合は空欄を選び、続けてパーツを選択してください。

【設定の開始】デカールを貼る、または変更する場合は「デカール貼り付け」を選択してください。他に「パーツ変更」で他のパーツに変更、「全消去」でそのパーツに設定したデカールを消去できます。

【デカールの選択・調整】貼り付けるデカールを選択すると、さらに位置・サイズを編集できます。

【レイヤースロットの選択】レイヤースロットが表示されます。上層のスロットほど、重ねて表示された際に上面に描かれるレイヤーになります。レイヤースロットを決定し「デカール選択」で、そのレイヤーに貼るデカールを選択できます。他に「配置変更」で貼り付け済みデカールの調整、「上層に移動」「下層に移動」でレイヤー位置の変更、「デカールをはがす」で貼り付け済みデカールを消去できます。

【コピー】ユーザーエンブレムを、他のユーザーエンブレムにコピーします。

【消去】設定したユーザーエンブレムを消去します。

カラーリング各パーツまたは機体全体のカラーリングができます。方向パッド／左スティック*@でカラーリング対象を選択してください。

【パターン選択】カラーパターンを選択できます。パターンによっては使用する色を複数設定することができます。

【カラーリングデータを適用】設定済みのカラーリングデータを選び、機体に適用することができます。

【保存】現在のHOUNDの状態を、構築データとして保存します。構築データは、HOUND名／更新日時で管理されます。

【読み込み】セーブされている構築データをガレージに読み込みます。現在ガレージにあるHOUNDは解体され、読み込んだデータで再構築されます。ただし、構築するのに必要なパーツが不足している場合、読み込むことはできません。

【消去】セーブされている構築データを消去します。

【カラーリングデータを保存】現在のカラーリングを、カラーリングデータとして保存することができます。

【終了】設定を反映してカラーリングを終了します。Bボタンで前画面に戻っても設定変更は反映されます。


HOUND構築時にガイドを表示するか、ON／OFFで設定できます。

構築ガイドON／OFF

現在のHOUNDを、構築データとしてセーブすることができます。セーブした構築データは、後で読み込むことができます。

構築データ

現在のHOUNDをテストするために出撃します。テスト出撃はストーリーモードの進行に関係ありません。帰還（→P.23）／敵の全滅／自機の大破で、テスト出撃を終了させることができます。

テスト出撃


20 21

攻撃力と機動力に秀でた機体を用い、前線での近接戦闘を担う攻撃役。シナリオ選択

6つのRTからシナリオを選択します。各RTは全7編あり、それぞれを同時進行で進めていくことができます。

シナリオスタートスカッドメンバーとの会話などを経て作戦が始まります。

（P.27へ）

【出撃】シナリオをスタートします。

【貸与HOUND】貸し出されるHOUNDの構成を確認できます。このHOUNDのパーツ変更はできませんが、シナリオに適したHOUNDが構築されています。この項目が表示されている場合は、貸与HOUNDで出撃することになります。

【ガレージ】※下記の【出撃HOUND変更】を選択すると、上記の【貸与HOUND】が【ガレージ】に変わります。この項目が表示されている場合は、ガレージの自機HOUNDで出撃することになります。この項目自体を選択すると、ガレージのHOUNDを確認・調整できます。

【出撃HOUND変更】※選択することで、上記の【貸与HOUND】と【ガレージ】を切り替えることができます。

【ミリタリーファイル】そのシナリオに登場する出撃メンバーのミリタリーファイルを閲覧できます。

【ストーリーを中断】現在のシナリオを中断し、進行データを保存してストーリーモードのメインメニューに戻ります。

ブリーフィングシナリオを選択すると、以下のメニューを選択できます。なお、画面左下にはミッション名と目的、画面右にはMAPが表示されます。

※この項目が登場するのは、各RTのLevel 2からになります。

シナリオ選択

ブリーフィング

シナリオスタート

ミッション終了

リザルト画面

デブリーフィング

次のミッションへ

HOUNDによる戦闘（P.22～26）


6つのRTに分けられたストーリーをプレイできます。RTの種類は以下の通りです。

シナリオ選択

Attackerアタッカー

（ATK）

射程距離に優れた武器を用い、後方から前線の援護を行う狙撃役。

Sniperスナイパー

（SNP）

攻撃力と防御力に優れた機体を用い、味方機体や司令部を守る護衛役。

Defenderディフェンダー

（DEF）

軽量・高機動の機体を用い、最前線での偵察を行う斥候役。

Scoutスカウト

（SCT）

圧倒的な攻撃力と射程を持つ曲射砲を用い、敵司令部への砲撃を行う長距離攻撃役。

Heavyヘビー

Gunnerガンナー

（HVG）

単独でNAを形成できる「NA maker」を用い、情報収集と戦況分析を行う指揮官役。

Commanderコマンダー

（CMD）

総合チュートリアルが終わると、以下のようにシナリオは進行します。

シナリオの流れ


22 23

●移動：　左スティックRTの違いやLeg partsの性能、HOUNDのパーツ構成によって速度・加速度・減速度・旋回速度などは異なります。

●視点操作：　右スティックオプションの反転操作（→P.5）で、上下／左右操作を変更できます。

●通常／ガンカメラ視点の変更：　右スティックボタン通常／ガンカメラ視点は、メイン画面と画面右上のサブ画面に表示されており、右スティックをクリックする（上から押し込む）ことで入れ替わります。ガンカメラ視点では、選択している武器スロットのメイン武器が持つ照準器が表示されます。

●攻撃：　右トリガー選択している武器スロットに設定した武器で攻撃します。

●武器スロット変更：　 RBボタン画面右上に表示されている1～4の武器スロットを切り替えます。スロットに対する武器の設定は、ガレージの「HOUND構築」内「攻撃設定（→P.17）」で行います。

●アシストパーツ使用：　左トリガーパーツの種類によって、使用／停止の切り替え（Sensing device/Missile counter/NAJammer）、入力したままの状態で起動（Rotorcraft）、搭載するだけで効果を発揮（Fuelstorage/Armor）など、操作方法が異なります。

●アシストパーツ選択：　 LBボタン装備しているアシストパーツの種類が複数ある場合、LBボタンで切り替えることができます。

●ライト点灯のON／OFF：　左スティックボタン夜間戦闘などでは、左スティックをクリックする（上から押し込む）ことで、ライトを点灯して視野を確保することができます。

●MAP表示のON／OFF：　ボタン現在位置・敵位置・コムバス・NA・司令部などをMAPで確認することができます（→P.25～26）。NA maker搭載時のみ、味方／敵機の位置を確認することができます。また、画面左には機体情報も表示されます。

●MAPの倍率変更：　ボタンMAPを拡大表示することで、より詳細な位置や地形を確認することができます。

●MAP上で味方機をフォーカス：　／　ボタンNA maker搭載時のみ、MAP上で拡大表示中にAボタンで番号順、Bボタンで逆順に味方機をフォーカスすることができます。

●ポーズ：　 STARTボタン戦闘を一時停止できます。もう一度STARTボタンを押すとポーズを解除できます。なお、ワールドモード（→P.30）では、テスト出撃を除く戦闘では、ポーズはできません。

●機体放棄／帰還：　 BACKボタンBACKボタンを押したままにすると機体放棄できます。やむを得ずミッションを放棄したい場合に使用してください。また、テスト出撃時は（→P.19）、同様の操作でガレージに帰還します。


〈HOUND操作方法〉


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●NAとコムバスについてNA（Network Area）は、NA makerを持つHOUNDと、自軍支配のコムバスの周囲に発生します。NA内にいる機体同士で通信連絡が可能になり、さらにNA makerを持つ機体は味方／敵機の位置も確認できます。

NAはその範囲が重なることで、領域を共有することができます。つまりコムバスを自軍支配にしてNAを広げ、そのNAを重ねることで広範囲に渡って自軍との通信や、NA makerによる味方／敵機の位置把握が可能となります。

▲NA範囲内にいる場合

▲NA makerのNAのみ

▲NA範囲内にいない場合

▲コムバスNを占拠した場合

▲コムバスMを占拠した場合 ▲コムバスLを占拠した場合

ミッション終了ミッションの目標を達成した場合は作戦成功、失敗もしくは達成前に自機HOUNDが破壊された場合は作戦失敗になり、ミッション終了です。

リザルト画面ミッション終了後、ミッションを評価するリザルト画面が表示されます。評価は、各RTごとに設定されている「MissionResults（所要時間・命中率など）」と、ミッションごとに設定されている「Extra Operations（特定条件を満たす）」があります。この2種類の評価から得られるポイントの合計で「Clear Rank」が決定します。「Clear Rank」はS～Eまでの6段階あり、ランクによってはデブリーフィング時に新たなパーツやカラーパターンが支給されます。また、ベスト記録はワールドモードへのデータ引き継ぎ時に、各RTごとの熟練値（→P.30）へと変換されます。

デブリーフィング作戦成功の場合、Clear Rankに応じて新たなパーツやカラーパターンが支給されます。ただし、同じミッションを再度クリアした場合は基本的に支給されません。これら支給品はガレージで自分のHOUNDを構築するのに使用できます。作戦失敗の場合は、ミッションをもう一度やり直すかブリーフィング画面に戻るか選択できます。

次のミッションへ支給品を受領した後に進行データがセーブされ、次のミッションへの説明が始まり、ブリーフィング画面になります。


（P.21より）


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オプションタイトル画面での「オプション（→P.5）」と同様の操作ができます。

保存先変更ゲームデータの保存先を変更できます。

タイトル画面へタイトル画面に戻ることができます。


クリア済みのミッションをプレイできます。フリープレイでくり返しミッションに挑戦することで、より上のClear Rankを目指すことができます。

フリープレイ

シナリオの達成度や進行状況に応じて、プレイヤーには勲章が与えられます。この項目で現在所持している勲章を確認できます。

プレイヤー詳細

ストーリーモードをプレイして出会った人物のミリタリーファイルを表示します。

ミリタリーファイル

本ソフトの世界観と歴史背景を確認できる年表を閲覧できます。なお、本取扱説明書にも詳細な年表を記載しています（→P.45）。

年表

以下の項目を選択できます。

システム

Xbox Live に接続し、ワールドモード（→P.30）を開始します。

ワールドモードに移行

〈公式Webサイトのご案内〉

●現在進行中のXbox Live 対戦「ネーロイムス戦争」の勢力情勢をリアルタイムにチェック！

●次々に明かされていくクロムハウンズの世界観

●ワールドモードとの連動コンテンツを公開

●サーバー状況など最新情報を常時掲載

※上記画面は2006年4月現在のものです。※公式Webサイトの運営や内容は予告無く変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

30 31

〈Xbox Live について〉Xbox Live は、いつでも好きなときに、世界中の誰とでも遊べるオンラインのゲーム環境です*。Xbox Live では、自分の名刺代わりになるゲーマーカードを作って、好みにあったプレイヤーと友達になったり、一緒にゲームを遊んだりできるだけでなく、友達とボイスチャットをしたり、文字だけではなく音声やビデオでメッセージを送ることもできます*。さらに、Xbox Live マーケットプレースを通じて、ゲームをより楽しくするさまざまなコンテンツをダウンロードできます*。

* 各ゲームにより対応機能は異なります。

Xbox Live を利用するためにXbox Live を利用するには、Xbox 360 本体をブロードバンド環境に接続し、Xbox Live サービスにサインアップすることが必要です。Xbox Live サービスや Xbox 360 とブロードバンド回線の接続に関する詳細は http://www.xbox.com/jp/ をご覧ください。

保護者による設定保護者の方は、児童や青少年がプレイできるゲームや Xbox Live の各機能・サービスのご利用および制限についてCERO年齢区分などに基づき簡単に設定することができます。詳しくは Xbox 360 本体の取扱説明書およびhttp://www.xbox.com/jp/familysettings/をご覧ください。

ADSLモデム/ケーブルモデム

ブロードバンドルーター

LANケーブル

パソコン

Xbox 360

WAN/アップリンク端子イーサネット端子

ワールドモードは、Xbox Live で最大協力6人、対戦12人でプレイできるモードです。プレイヤーは最大20名のスカッド（チーム）に所属し、スカッドはネーロイムス地方の3国「タラキア民主共和国」「モルスコイ共和国」「シャル・カール王国」のどれかに属します。プレイヤー、そしてスカッドの戦いにより3国の勢力争いが繰り広げられ、最終的に所属国がネーロイムス地方を制圧することが目的です。なお、ワールドモードはストーリーモードのラストミッション終了後を世界背景とし、この勢力争いを「ネーロイムス戦争」と呼びます。

ストーリーモードを進行させている状態でワールドモードに移行すると、HOUNDのパーツやカラーパターン、各RTのシナリオ達成度を引き継ぐことができます。ストーリーモードの達成度はワールドモードの熟練値（→P.43）に変換されます。移行が終了すると、ゲームデータをセーブします。なお、ストーリーモードをさらに進行させた状態で再びワールドモードに移行すると、進行した分がさらにワールドモードに反映されます。

ワールドモードを初めてスタートする際には、1台のHOUNDが提供されます。好きなRTから1つHOUNDを選択してください。構築データを保存し、構築に必要なパーツが支給されます。

所属国を選択します。なお、ワールドモード開始後、一定期間が経過するまで再び所属国を変更することはできません。また、自機HOUNDの番号を選択します。番号はスカッド所属時に使用され、スカッド内で使われていない番号ならば後から変更することができます。

メインロビー画面が表示され、ワールドモードをスタートできます。

※ワールドモードをプレイするには、Xbox Live のゴールドメンバーシップにサインアップしている必要があります。

※ワールドモードの開始時には、ストーリーモードのゲームデータと構築データ（下記参照）をセーブする必要があります。

ワールドモード

タイトル画面で「World Mode」を選ぶ、またはストーリーモード内で「ワールドモードに移行」を選ぶと、ワールドモードを始めることができます。以降、以下の流れでメインロビー画面に進みます。

ワールドモードの始め方


〈ワールドモードのコミュニケーション〉

34 35

スカッド脱退

亡命

所属しているスカッドから脱退し、未所属状態になることができます。

スカッドの所属国が滅亡した場合にスカッドリーダーにのみ表示される項目で、他国に所属国を変更してネーロイムス戦争に参加します。亡命をしない場合は、ゲリラとして首都エリアのみ出撃可能となり、さまざまな制約の下で首都の奪還・国家復興を目指します。

トレードルームトレードルームに移動し、スカッドメンバーと物品のトレードができます。トレードの対象となるのは、パーツ／構築データ／エンブレム／お金です。

●メインロビーワールドモードをスタートしてメインロビー画面が表示された時点で、画面右下にスカッド名とスカッドメンバーのリストが表示されます。このリストにはメインロビーにいるメンバーのみ表示され、ミッションやガレージのテスト出撃に入っているメンバーは表示されません。

●ボイスチャットメインロビーにいるスカッドメンバー同士で、Xbox 360 ヘッドセット（別売）によるボイスチャットができます。また、同じミッション内にいる際のブリーフィング画面でも同様です。どのミッションに出撃するか、どんな作戦にするかなど、打ち合わせをすると良いでしょう。

戦闘中は、同じNA内にいるHOUND同士でのみボイスチャットが可能になります。戦闘画面下にスカッドメンバーのHOUND番号とステータスが表示されます。ステータスは、通信可能な場合はランプが点灯し、破壊された場合は×で表示されます。

パーツ購入パーツを購入できます。パーツはガレージに保管され、HOUND構築のパーツ取り付けや差し替え時に使用することができます。

パーツ売却所持しているパーツを売却できます。ただし、ワールドモード開始時に提供された初期HOUNDのパーツ等は売却できません。

構築データから購入セーブしてあるHOUND構築データを読み込み、構築するために不足しているパーツをまとめて購入できます。

完成機体の購入すでに構築済みの完成機体を購入できます。購入時には構築データを保存し、構築に必要なパーツがガレージに保管された状態になります。現在ガレージにあるHOUNDは変更されていないので、購入した完成機体を構築したい場合は、購入時に保存した構築データを読み込んでください。

スカッド履歴スカッドの活動状況（出撃・メンバーの入隊・脱退）を確認することができます。

ワールドモードワールドモード

パーツ・完成機体・カラーパターンの購入、パーツの売却ができ、抽選に応募して当選した場合のみ購入できる限定パーツもあります。また、新たなパーツがショップに入荷された場合は、新規入荷として商品案内が表示されます。選択できる項目は以下の通りです。

ショップ

自機HOUNDの構築やショップでのパーツ購入を行います。表示される項目のうち、「HOUND装飾」の「HOUND番号編集」と「ショップ」以外は、ストーリーモードのガレージ（→P.8）と同じです。

ガレージ

HOUND番号編集HOUND番号の色やフォントを編集します。色は、RGBまたはカラーパターンから選択してください。RGBの場合、方向パッド／左スティック$^で数値を調整します。フォントはLT／RTボタンで選択できます。

HOUND装飾


36 37

限定パーツ応募限定パーツには「試作パーツ」と「鹵

ろ

獲かく

パーツ」があり、応募したいパーツを選んでお金を支払います。当選した場合はパーツが支給され、落選の場合はお金が返却されます。なお、応募はスカッド所属時のみ可能です。抽選は1日ごとに行われます。応募総数はスカッドごとに設定され、スカッドランクやメンバー数によって決定します。

応募状況限定パーツの応募状況の確認や、応募の取り消しができます。

エリア選択画面・バトルフィールド選択画面メインロビー画面で表示されている勢力図のより詳細な情報が、ミッション出撃のエリア選択・バトルフィールド選択時（→P.38）に表示されます。また、メインロビー画面でXボタンを押した場合も、戦闘条件を除いた同様の情報を見ることができます。

1首都：このエリアが他国に所有されると、その国は滅亡します。

2街道：エリア間をつなぐルートです。3戦闘可能エリア：明るく表示されたルートを挟み2国間で隣接しているエリアが、戦闘可能なエリアになります。エリアの中には複数のバトルフィールドがあり、エリアとバトルフィールドを選択して出撃することになります。

4戦闘不可エリア：暗く表示された2国間で隣接していないエリアは戦闘不可能で、出撃先として選択できません。

5エリア情報：エリア選択時に支配国国旗・エリア名・各国の持つ戦略ポイントを表示します。

6所属国支配率：ネーロイムス戦争における所属国の全体支配率です。

7情報：バトルフィールドを選択すると表示されます。

8バトルフィールド名：支配国国旗・バトルフィールド名・戦略ポイントを表示します。

9占領ポイント：上段がバトルフィールド耐久値、下段が侵攻度になります。

0戦闘条件：バトルフィールドの詳細な戦闘条件を表示します。

q選択ウィンドウ：エリア内のバトルフィールドと戦略ポイント、各国の持つ戦略ポイントを表示します。

w戦略ポイント：オレンジ色の丸が、バトルフィールドに割り振られた戦略ポイントです（エリア選択画面も同様）。

シーズンの流れとルールシーズンは以下の流れとルールで進行します。

●シーズン単位（2ヶ月）で勢力争いは行われます。●バトルフィールドには国ごとの占領ポイントがあり、戦闘が終了すると勝ったスカッドが所属する国の占領ポイントが上がります。●バトルフィールド耐久値が0になると、その時点でより多くの占領ポイントを獲得していた国家が新たな所有国になります。●バトルフィールドには戦略ポイントが存在します。そのエリアに属するバトルフィールドの戦略ポイントを国家ごとに合計し、値が最も高い国家がそのエリアの支配権を持ちます。なお、エリア支配国より他2国の戦略ポイントが高い場合でも、他2国の戦略ポイントが同一の場合は支配権は移動しません（他2国どちらかの国家が、単独で戦略ポイントが最も高くなった時点で支配権が移動します）。

●各国には「国家予算」があり、支配しているエリア数に応じて増減します。●国家予算は「バトルフィールド耐久値」「パーツの開発速度」「戦闘補助金の支給額」に影響を与えます。

●各国家では国家代表を決める選挙が行われます。選挙で選ばれた国家代表によって、国家予算の配分が変化します。

●戦況や各国の情勢はニュース履歴や各国家の情報画面で確認できます（→P.43）。●3国のうち1国が滅亡した場合、滅亡した国に所属するプレイヤーは、他国に亡命するか、旧首都のみに出撃できるゲリラとしてプレイを続行できます。●残りの2国間のうち1国が滅亡すると、戦勝国のスカッドに褒賞が与えられ終戦となります。●3国または2国が存続している状態で2ヶ月が経過した場合、終戦協定が結ばれて終戦となります。●終戦後は勢力図がリセットされ、新たなシーズンがスタートします。

1

1

1

23

3

4

6

5

7

q

w

89

0


ワールドモードのお金について

ワールドモードには各国の通貨で表示されるお金の概念があります。主な収入と支出は以下のようになります。

【収入】・「ネーロイムス戦争（下記参照）」のミッション終了時に得られる報酬・「ネーロイムス戦争」のシーズン終了時の褒賞・「個別任務（→P.40）」終了時に得られる報酬・「ガレージ」内ショップ（→P.35）でのパーツ売却

【支出】・「ネーロイムス戦争」出撃時の機体修理費・燃料・弾薬費・「ガレージ」内ショップでのパーツ・機体購入費

出撃できるモードには「ネーロイムス戦争」「個別任務」「フリー対戦」の3種類があります。

出撃

ワールドモードのメインとなるモードです。所属する国家の勢力を広げるために、スカッドから最大6名のメンバーが1つのバトルフィールドに出撃できます。

ネーロイムス戦争

【エリア選択画面】【バトルフィールド選択画面】

カラーパターン購入カラーパターンを購入できます。カラーパターンはHOUNDカラー設定内「カラーリング（→P.19）」のパターンに登録されます。

※上記の他にエリア選択画面では、エリア上部に陥落寸前の状態を示す小さい敵国旗や、エリア周囲に重点攻撃目標に指定されたことを示すサークルが表示されます。


38 39

出撃方法バトルフィールドへ出撃するには、以下の3つの項目のうちどれかを選択します。

ミッションの流れブリーフィングに入ると、以下のような流れでミッションは進行します。

【スカッドに合流】すでに出撃しているスカッドメンバーを検索し、ブリーフィングに合流します。すでにブリーフィングを終えて戦闘が始まっているバトルフィールドには、後から合流できません。

【ブリーフィング】「ガレージ」「司令部設定（最大5つの候補地のうち1箇所を指定）」「マーカー設置（MAPに目印のマーカーを設置）」で戦闘準備を整えることができます。敵軍司令部はMAPでは分からず、本物の司令部には実際の建造物に軍の旗が付けられています。「準備完了」を選ぶと出撃待機状態になり、全員が出撃待機状態になると、リーダー（最初にブリーフィングに入ったスカッドメンバー）は「出撃」を選択できます。

画面右上には自軍スカッドメンバー、右下には敵軍スカッドの準備状況が表示されます。自軍・敵軍共にリーダーが「出撃」を選択すると、戦闘が始まります。なお、出撃待機状態で敵軍スカッドが現れない場合は「出撃」の代わりに「COM戦を開始」が表示され、選択するとCOM戦が始まります。

【ミッション検索】他国のスカッドが出撃し、ブリーフィング待機状態のセッションを検索します。「エリア」「バトルフィールド」「人数制限」「階級制限」の検索条件を設定し「OK」で決定すると、検索を開始します。検索後に該当するミッションが見つかった場合は、そのミッションを選択しブリーフィングに進むことができます。

【ミッション出撃】「エリア」「バトルフィールド」「人数制限」「階級制限」を設定し、新規にミッションを作成してブリーフィングに進みます。「エリア」「バトルフィールド」は最初に空欄を選択し、次に左スティックで場所を選びAボタンで決定してください。

【戦闘開始】相手スカッドのHOUNDを全滅させるか、司令部を破壊すると「勝利」、逆の場合は「敗北」となります。制限時間内に上記の条件を満たさなかった場合、終了時に占拠していたコムバス数の多い方が勝利となります。占拠コムバス数も同数の場合は「引き分け」です。

【戦闘終了】戦闘が終了すると、リザルト画面で今回の戦闘の内容が表示されます。

【バトルフィールド情報】戦闘の結果に応じて取得した占領ポイントが表示されます。また、占領ポイントによって変動したバトルフィールド耐久値・侵攻度も一緒に表示されます。

【搭乗者結果報告】搭乗者の獲得戦功・獲得熟練値・撃墜数・コムバス占領数が表示されます。

【個人収支画面】個人の収支報告画面が表示されます。Aボタンを押すとミッションが終了し、メインロビーに戻ります。

【報酬分配画面】ミッション報酬の分配状況が表示されます。リーダーのみに「経費支給して均等分配」「均等分配」の選択肢が表示され、選択に応じて報酬メンバーに分配されます。また、以降メインロビー画面に戻るまで、RBボタンで戦闘に参加したプレイヤー全員の情報を見ることができます。



出撃方法「スカッドに合流」「ミッションに出撃」の2つがあり、ネーロイムス戦争と同じ方法です（→P.38）。

ミッションの流れ以下の流れで個別任務は進行します。

【マップ選択】出撃するミッションを選択します。内容を確認し、決定するとブリーフィングに進みます。

【ブリーフィング】司令部設定や対戦相手受付が無いのを除き、ネーロイムス戦争と同じ内容になります（→P.38）。「出撃」を選択すると、すぐにCOM戦がスタートします。

40 41

【戦闘終了】戦闘が終了すると、敵の撃破数・報酬総額・報酬分配額・所持金などが表示されます。Aボタンを押すとミッションが終了し、ブリーフィング画面に戻ります。

出撃方法「プレイヤーマッチ」「ランクマッチ」の2つの対戦方法を選択します。「プレイヤーマッチ」は戦闘結果によってプレイヤーの熟練度などのパラメータは変動しません。「ランクマッチ」は戦闘結果によってパラメータが変動し、搭乗者ランキングに反映されます。

ミッションの流れ以下の流れでフリー対戦は進行します。

【マッチング方式選択】「クイックマッチ」「カスタムマッチ」「クリエイトマッチ」の3つの方式を選択します。「クイックマッチ」はすでに作成されているセッションを自動で検索し、ロビーに進みます。「カスタムマッチ」は検索条件を設定して条件に合うセッションを選び、ロビーに進みます。「クリエイトマッチ」はセッションのバトルフィールド・ルール・参加条件を設定し、セッションを作成してロビーで他プレイヤーの参加を待ちます。

〈フリー対戦ルール〉●スタンダード：通常のネーロイムス戦争と同じルール。敵軍の全滅または司令部破壊で勝利。タイムアップ時はコムバス占領数で判定。コムバス占領数も同じ場合は引き分け。〈チーム戦〉〈再出撃不可〉●キャプチャー・ザ・フラッグ：敵軍司令部前に置かれたフラッグを入手して自軍司令部に運んだ数を競う。敵司令部前にフラッグは同時に一本しか配置されず、プレイヤーは一度に一本しか持てない。ただし、味方プレイヤーがフラッグを取得した場合、一定時間後敵司令部前に新たなフラッグが配置される。フラッグ所持時に撃墜されると、フラッグは消滅。敵からフラッグを奪ったり、味方同士でフラッグを引き渡すことはできない。敵軍以外による撃墜はペナルティを受ける。フラッグ所持時は移動速度が低下し、フラッグの位置は常にMAPに表示される。〈チーム戦〉〈再出撃可〉●コムバスキーパー：自軍がコムバスを占領した延べ時間を競う。自軍コムバスが敵軍に占領されても、それまでに経た占領時間は消滅しない。敵軍以外による撃墜はペナルティを受ける。〈チーム戦〉〈再出撃可〉●デスマッチチーム：敵軍HOUNDの撃墜数を競う。撃墜されるとペナルティを受ける。〈チーム戦〉〈再出撃可〉●アンリミテッドチーム：デスマッチの弾数制限なしルール。撃墜されるとペナルティを受ける。〈チーム戦〉〈再出撃可〉

●サバイバルチーム：敵軍を全滅させると勝利。〈チーム戦〉〈再出撃不可〉


ワールドモードでの兵士操作

ネーロイムス戦争の勢力争いには関係なく、個人もしくはスカッドメンバーとチームを組んで参加するミッションです。成功すると報酬を獲得できるので、資金を稼ぐのに適しています。ミッションの成功・失敗に関わらず、出撃に伴う経費（機体修理費・弾薬費・燃料費）は発生しません。なお、戦闘はCOM戦のみとなります。

個別任務

ネーロイムス戦争でHOUNDが撃墜された場合、まだ勝敗が付いていない状況ならば兵士として再出撃できます。兵士時は以下のように行動が制限され、攻撃を受けると戦闘不能となり再度兵士での出撃となります。なお、個別任務（下記参照）やフリー対戦の特定ルール（→P.41）でも兵士としての再出撃が可能です。

【兵士時に可能な操作】・左スティックによる移動・右スティックによる視点操作・右トリガーによる攻撃・YボタンによるMAP表示／非表示・XボタンによるMAPの倍率変更・NA範囲内にいる場合のチャット（ボイスチャット／マクロコマンド）

ネーロイムス戦争の勢力争いには関係なく、またスカッドの所属／未所属も問わず自由に対戦を楽しめるミッションです。同じ国・スカッドに所属するプレイヤー同士も対戦できます。なお、フリー対戦では、出撃費用や勝利報酬は発生しません。

フリー対戦


【ロビー】プレイヤー達の参加を待つロビー画面が表示されます。このロビーでは参加者全員がボイスチャットによる会話ができます。また、RBボタンで参加者のメンバー情報の確認、「設定変更」でセッションの設定変更、「ガレージ」で自機HOUNDの確認ができます。画面右には参加者のステータスが表示されています。〈チーム戦〉の場合、緑と赤のどちらのチームに入るかYボタンで変更することができます。〈個人戦〉の場合はチーム分けされず、自分が緑、自分以外は赤で表示されます。「ブリーフィング開始」を選択すると参加者の募集を終了し、ブリーフィングに進みます。

【ブリーフィング】基本的にネーロイムス戦争と同じ内容になります（→P.38）。両チーム（または全員）が「出撃」を選択すると、すぐに戦闘がスタートします。

【フリー対戦】フリー対戦で得たポイントのランキングです（通算結果のみ表示）。

【名声】ネーロイムス戦争で得た名声のランキングです。名声は、ネーロイムス戦争での戦闘で上昇させることができます。【一人当たり名声】スカッドメンバー1人当たりの名声のランキングです。【占拠ポイント】スカッドがネーロイムス戦争の戦闘結果、占領して得たポイントのランキングです。

【撃墜数】ネーロイムス戦争で敵HOUNDを撃墜した数のランキングです。【各RT熟練値】RTごとの熟練値のランキングです。熟練値はストーリーモードからのデータ引き継ぎ（RT達成度からの変換）が可能で、ネーロイムス戦争での戦闘で上昇させることができます。

42 43

【戦闘終了】戦闘が終了すると、チーム戦／個人戦で異なるリザルト画面が表示されます。また、ランクマッチの場合は、変動したランキングポイントも表示されます。Aボタンを押すとミッションが終了し、ブリーフィング画面に戻ります。


●キープ・ザ・フラッグチーム：バトルフィールドに配置されたフラッグを所持した延べ時間を競う。フラッグはMAP上に1つだけ出現し、所持しているプレイヤーが撃墜された場合、撃墜したプレイヤーにフラッグの所有権が移動する。フラッグを所持するプレイヤーが敵軍以外によって撃墜した場合、フラッグは初期位置に戻る。〈チーム戦〉〈再出撃可〉●ブレイクオールチーム：バトルフィールドに配置された物を破壊したポイントを競う。敵軍以外による撃墜はペナルティを受ける。〈チーム戦〉〈再出撃可〉

●デスマッチ：敵軍HOUNDの撃墜数を競う。敵軍以外による撃墜はペナルティを受ける。タイムアップ時、敵HOUNDを撃墜した得点が多かった順に順位が決定する。〈個人戦〉〈再出撃可〉●アンリミテッド：デスマッチの弾数制限なしルール。撃墜されるとペナルティを受ける。タイムアップ時、敵HOUNDを撃墜した得点が多かった順に順位が決定する。〈個人戦〉〈再出撃可〉●サバイバル：自分以外のHOUNDを全滅させると勝利。生存時間が長い順に順位が決定する。〈個人戦〉〈再出撃不可〉●キープ・ザ・フラッグ：キープ・ザ・フラッグチームの個人戦。フラッグの延べ所持時間が長い順に順位が決定する。〈個人戦〉〈再出撃可〉●ブレイクオール：ブレイク　オールチームの個人戦。取得ポイントの多い順に順位が決定する。〈個人戦〉〈再出撃可〉

選択すると所属国の情報が表示されます。以下の項目を選ぶと、プレイヤー&スカッドのランキングや世界情勢の確認、所属国への寄付や選挙投票ができます。

世界情勢詳細

世界情勢の状況変更により発行されたニュースの履歴を参照できます。

ニュース履歴

スカッド単位でのランキングを表示します。複数のランキングがあり、それぞれ通算結果・現シーズンのランキングを表示することができます。

スカッドランキング

所属国家に所持金から寄付をすることができます。また、所属国家の国家予算が増えることで研究開発速度が上がります。

寄付

本ソフトの世界観と歴史背景を確認できる年表を閲覧できます。なお、本取扱説明書にも詳細な年表を記載しています（→P.45）。

年表

国家代表の候補者を選び、投票を行うことができます。選挙で選ばれた国家代表によって、国家予算の配分が変化します。

選挙

搭乗者個人のランキングを表示します。複数のランキングがあり、それぞれ通算結果・現シーズンのランキングを表示することができます。

搭乗者ランキング

スタッフクレジットの閲覧や、ストーリーモードと同様の操作ができます（→P.28）。

システム


44 45

1945年－大戦の終結を受け、軍事的需要が低下。複数の軍事産業・武器商人が結社化、ラフザカエルが成立。中核を担ったのは、イスラエルを支援するユダヤ人組織とも、在米華僑組織とも言われる。

1960年－〈米ソによる宇宙開発競争〉計画の一環として、低重力下での使用を目的とした歩行型の推進機構を持つ新型車両の研究が進む。宇宙開発の縮小化に伴い、両国で研究が停滞。開発は次世代型戦車開発計画に組み込まれ、軍へと移行する。

1960年－〈ベトナム戦争（1960-75）〉不整地踏破力を期待され、米軍による試作歩行型戦車小隊の実験が行われる。

1980年 9月〈イラン・イラク戦争〉

3月米・ソ連・中国国内各地でインフラの停止による死者が多数発生、大暴動へ発展。

10月ラフザカエル、武器換装システム・脚部駆動システムを搭載した新型戦車（ACV：Advanced Combat Vehicles）の第一期型を開発。

11月太陽フレアの拡大現象が始まる。

1981年 2月史上最大規模のフレアが断続的に発生、世界全域で重篤な障害が発生し、各種インフラが途絶。流通の停止による重篤な物資不足が発生。○ 短期的影響・各地の工業施設、軍事施設、交通関連などで事故が多発・各種インフラの途絶○ 中期的影響・流通の停止、混乱による物資不足が発生し、各地で暴動や紛争に発展

・政情不安や食料難による難民の大量発生・電波誘導技術の麻痺により、航空機による移動、輸送が事実上無力化

○ 長期的影響・紛争の発展によるクーデター、国家解体が相次ぐ・航空戦力、精密誘導兵器の無効化による軍事バランスの崩壊・流通システムの崩壊により、資源の調達が困難に石油などの資源と領土確保が、各国にとって最重要課題となる。

1970年－実験施設が攻撃を受け、実験部隊は壊滅。関係者・実験データは散逸。ラフザカエルによって回収され、傘下各組織に供給される。ラフザカエルに属する企業によって「武装換装型戦車」「脚型移動システム搭載戦車」など数タイプの試作型が製作される（後のACVの原型が完成する）。

HOUNDの動力源となる燃料電池用の地下資源、石油・天然ガスを産出するシャル・カール王国の権益を巡って、タラキア民主共和国とモルスコイ共和国は領土拡大と資源確保のための侵攻を画策しつつも、互いの力量による牽制等によって、一触即発の緊張状態が続いている。

戦争の主力兵器となったHOUNDを、複数の軍事産業・武器商人が秘密裏に成立させた結社組織「ラフザカエル」が見逃すはずは無かった。ラフザカエルは傭兵部隊の中でも特に訓練を重ね操縦に長けたHOUNDパイロットを育成し、各国の派遣要請に対応する体制を整えていった。

クロムハウンズの世界観

クロムハウンズの舞台は、アメリカ合衆国・大ソビエト社会主義共和国・極東連合と何らかの関係を持つ「タラキア民主共和国」「モルスコイ共和国」「シャル・カール王国」の3国が国境を接する、ネーロイムス地方となる。ネーロイムス地方は、東ヨーロッパの黒海沿岸に当たる。

【世界背景と地理】【年表】


46 47

1984年－海底採掘用にACV技術が応用され、技術革新が進む。次世代ACV（後のHOUND）の研究が進められる。

2月 OEAED、東シナ海およびマレーシア沖に、世界最大規模の天然ガス資源を発見。

1985年 10月〈東西ドイツ統合〉東欧諸国の独立とドイツの統合から、欧州統一を望む革新派とアフガン勢力の拡大を警戒する保守派が欧州内で対立、西欧勢力の足並みが乱れ始める。

1986年 6月〈極東連合成立〉日中の主導により、東アジア・東南アジア各国が連合。

11月イラン・イラク戦争、西欧勢力の足並みの乱れによってイラク側が押され始め、敗北寸前まで追い込まれる。

1987年 1月極東連合、少数民族の支援を口実に中東に介入を開始、イラク側を支援。

1月次世代ACV「HOUND」が初の実戦投入、多数の傭兵が戦場に送られる。RT※4の組み合わせによる小隊戦術と、傭兵の操作技術によって、想定以上の戦果をあげる。（当時は2～3機のHOUNDに、ACVを組み合わせる手法が一般的）イラク側は約半年で占領地の回復に成功。

1988年－この頃、ラフザカエルから各国にHOUNDが供給され始め、以降独自の開発が進められる。

3月〈ゴルバチョフ書記長就任〉

8月〈イラン・イラク戦争終結〉極東連合の主導により、イラン・イラク領双方が分割される。

1983年 4月〈日中、次世代エネルギー技術研究機構（NETRO※1）設立〉次世代の動力機構の開発が推進される。

5月〈ASEAN解体〉日中指導下で、東アジア諸国連合（AEAN※2）として再編。

5月〈東アジア資源開発機構（OEAED※3）発足〉超国家的レベルで複数の資源採掘プロジェクトが発足。

※1「NETRO」Next-generation Energy Technical Research Organization※2「AEAN」Association of East Asian Nations※3「OEAED」Organization for East Asiaｎ Energy Development※4「RT」Role Type※CALO：Central Asia Liberation Organization

4月〈バルト独立紛争〉ソ連国内の混乱を突いて、バルト三国が連合、ソ連からの独立を宣言し、連邦政府軍と衝突。ソ連領内の資源を狙う北欧諸国の支援によって、バルト勢が戦局を優勢に進める。

7月〈東欧戦争〉バルト独立紛争は東欧全域での戦争に拡大。東欧で反ソ連・バルト勢支援の機運が高まり、各国で政府と民衆が対立。

7月政情不安が続く米国内では、東欧での戦争勃発に危機感を強め、孤立主義が高まりを見せる。

8月〈レーガン・ドクトリン発表〉国内情勢の安定化の最優先を謳い、紛争への不介入を宣言。海外駐留軍を本土周辺へ集中させる再配備計画を発表。日米安保条約などの軍事条約を破棄、在外米軍の退去が始まる。

9月〈日中首脳会談〉インフラの再建と、国内での反政府運動の高まりから、軍の近代化と拡充を目指す中国と米軍の撤退によって、自国の安全保障と資源確保が致命的な課題となった日本が接近。

10月〈バグラム戦争〉ソ連占領下のアフガンで、ラフザカエルからの支援を受けたゲリラ勢力が一斉蜂起。ACVが初の実戦投入。ラフザカエル傭兵によるACV部隊が大きな戦果をあげる。バルト連合の侵攻を受け、手薄となっていたソ連軍を壊滅状態に追い込む。

10月ラフザカエルを通じ、各大国にACV技術が供給される。各国で急速に開発が進められる。

11月〈中央アジア解放機構（CALO※）発足〉アフガンおよび中央アジアの連邦各国が連合し、ソ連への対抗を宣言、一大勢力を形成。

1982年－西欧各国、資源確保のため、中東（イラク）への軍事支援を強化。CALOがイランを支援したため、戦局は長期化する。

11月〈ソ連、ブレジネフ書記長が死去〉建て直しを図っていたアフガン・東欧戦線は、再び混乱へ。ソ連国内では強硬派と穏健派が対立を深める。

12月〈日中共同声明（上海宣言）〉日中両国の包括的協力体制の推進を宣言、条約の締結と国内の法改正が進む。周辺各国がこれを支持、東アジアにおける日中主導体制が始まる。

【年表】

クロムハウンズの世界観クロムハウンズの世界観


48 49

1997年 10月シャル・カール領内で世界最大規模の天然ガス田が発見され、同地方への国際的な関心が高まる。

1998年 3月〈黒海戦争〉大ソビエトが割譲された領土の再統合を狙い軍を派遣。核兵器の使用をほのめかしたことから、西欧・米勢力が介入。

1999年－ HOUNDの生産数増加に伴い、より高度な小隊戦術が考案され、6機を一小隊とする運用が確立される。

2000年 8月〈黒海戦争終結〉欧米勢力の勝利に終わる。アメリカにより周辺各地に駐留軍がおかれる。

2001年 2月モルスコイ中南部の町エーゲルで大規模テロ事件。旧ソ連系勢力の犯行が噂される。●ストーリーモード「ディフェンダー編」時期

2002年－タラキア国内でのアメリカの影響力が強まる。

2003年 5月タラキア国内で、反米・反政府運動が頻発。●ストーリーモード「アタッカー編」時期

2004年 7月シャル・カールで不法移民による戦闘行為が頻発。●ストーリーモード「ヘビーガンナー編」時期

2005年 6月各国で小規模な武力衝突が頻発、ネーロイムス3国で自国軍へのHOUNDの配備が進む。●ストーリーモード「コマンダー編」時期

9月シャル・カール、ビラール浄水場が爆発。●ストーリーモード「スカウト編」時期

●ワールドモード時期

2006年 1月シャル・カール、タジン地方に防衛用施設の建設を発表。

6月〈ネーロイムス戦争勃発〉

10月タラキア－モルスコイ国境でテロ組織「ネーロイムス解放戦線」が壊滅。●ストーリーモード「スナイパー編」時期

1997年－黒海沿岸地域で資源採掘が盛んに行われる。西・東欧各国からの移民が、次々と同地域へ入植。

1996年 1月〈アフガン中央アジア連邦の占領域で複数の独立国が成立〉黒海沿岸のネーロイムス地方でモルスコイ共和国が独立を宣言。

1989年 1月〈イラン北方で複数の独立国家が成立〉黒海沿岸のネーロイムス地方でシャル・カール王国が2世紀ぶりに復興。新国王シャル・カール14世が即位

－中東で勢力を広げる極東同盟に対し、北米で警戒意識が強まり、ユーラシアへの介入論が広まる。

1月この頃、各勢力から相次いで自国製HOUNDが公表される。

1990年 7月〈東欧戦争、停戦交渉開始（モントルー会議）〉ゴルバチョフは東欧戦線での停戦を画策、西欧勢力へ仲介を依頼する。西欧勢力はソ連領内への影響力拡大を狙い、代表者による会合が持たれる。

1991年 8月〈武力衝突により、チェルノブイリ原発で爆発事故〉ソ連による核使用の噂が広まる。事故の真相解明に向けて、米が介入。

1992年 3月〈東欧戦争停戦（マルセイユ停戦条約）〉北欧・東欧勢力は米・西欧勢力の介入によって、領土割譲を条件にした停戦を認めさせる。ソ連国内ではこの停戦に対して、主戦派が反対運動を起こす。

6月〈東欧勢力の占領域で複数の独立国が成立〉黒海沿岸のネーロイムス地方にタラキア民主共和国成立。

1993年 4月〈バクラム戦争停戦（京都停戦条約）〉チェルノブイリ事件後、核の脅威に押されたアフガン軍は極東連合の仲介により、停戦に合意する。

10月〈アフガン中央アジア連邦発足〉旧アフガニスタンと占領地域の国家による連邦国家。主導役となったアフガン政府は、資源の所有権確保を目論み、連邦内の勢力の反対を無視して自治権を制限、反アフガンの機運が高まる。

1994年 4月〈ソ連交戦派によるクーデター勃発〉旧軍人を中心に、停戦反対を唱える反政府グループがモスクワをはじめとする主要各都市で同時蜂起。

7月〈ソ連、東西に分裂〉クーデターは不完全に終わるが、国内は完全に二分され、反政府グループはソ連からの独立を宣言する。

7月〈大ソビエト社会主義共和国・ロシア共和国成立〉

1995年 9月〈中央アジア独立運動〉極東連合からの圧力と、大ソビエトへの再統合を警戒したアフガン勢力は数カ国の独立を承認。

【年表】



50 51

タラキア民主共和国Democratic Republic of Tarakia

〈基本データ〉面積：68,540（km2）

人口：452万人

人口密度：65.95（人/Km2）

首都：ヘレス（Xeres）

民族：西欧・東欧を始め、周辺各国からの多数の移民によって形成される多民族国家

公用語：英語

宗教：多数の宗教・宗派が混在

〈政治体制・内政〉政体：共和制

元首：大統領（任期4年）

議会：二院制（任期4年、定数218）

内政：ネーロイムス地方で最大の規模を持つ、多民族国家。東欧戦争後に独立を果たしたが、その背景に、旧ソ連・アフガン勢力への牽制として、この地への影響力を求めた西欧の目論見があることは否定できない。また、その後の欧州各地からの移民によって、国家の基盤が形成されたという経緯がある。黒海戦争後は、孤立主義から一転、ユーラシアへの支配権の確立を求めたアメリカの影響を強く受けており、現政権はその意向を強く汲んだものといえる。国としての歴史がまだ浅く、さらには国民の多くが移民中心であることが、全体の同一性認識の低さにつながっており、国家としての脆弱さを抱えている。一方で最も民主化・近代化が進んだ国家でもあり、物質的な豊かさの面では他の2国に長じている。

主な政党：タラキア保守党と民主党による、2大政党制。他に、自由連合、民主同盟、タラキア自由ネットワーク、青の党など。

〈外交・国防〉協調関係にあるアメリカの支援の下、ネーロイムス最大規模の軍を保有する。国家そのものが、多様な民族の集合体であることを反映してか、配備される兵器も、性能より扱いやすさを重視する傾向があり、どちらかといえば、物量で押し切ることを前提としたシンプルな戦略・戦術を好む。

〈HOUNDパーツ特性〉性能、価格ともに平均的で、よく言えば使いやすく安定しているが、悪く言えば特徴がなく、決定力に欠ける。バリエーションは多い。

〈経済〉主要産業：農業、鉄鋼業、機械

主要貿易品目：［輸出］機械製品、食料品、繊維［輸入］機械製品、鉱物（石油・天然ガス）

主要貿易相手国：［輸出］ロシア共和国、モルスコイ共和国［輸入］アメリカ合衆国、西欧各国、シャル・カール王国

通貨：タラキアドル（Tarakia dollar）

主要援助国：アメリカ合衆国

タラキア兵士


【主要国・組織紹介】


52 53

モルスコイ共和国Republic of Morskoj


人口：358万人

人口密度：57.39（人/Km2）

首都：オストロヴ（Ostrov）

民族：土着の民族性を共有するモルスコイ人が過半数を占めるが、周辺の旧ソ連系国家からの流入者も多数存在する。

公用語：モルスコイ語・ロシア語

宗教：大多数は旧ロシア系の宗教だが、土着の風俗・習慣の影響を多大に受けており、独自色が高い。

〈政治体制・内政〉政体：共和制

元首：大統領（任期4年）

議会：一院制（任期4年、定数138）

内政：タラキアに比肩する領土を持つ、ネーロイムス第2の国家。ほぼ単一の民族で構成された国家で、ソビエト連邦に属していた時代は中央の指導の名の下、少数派ゆえの苦難を受けたが、アフガンでの動乱を経て、民族の悲願であった独立を果たした。国土は険しい山地に覆われ、またそれらの多くが豪雪地帯であるため開発に不向きである。また、かつては豊富な地下資源を抱えた鉱産国であったが、ソ連時代の無計画な乱採掘によって、埋蔵量が激減しているなど国家の抱える問題点は多い。中でも最大の課題は、かつての宗主国ソ連の流れを汲み、モルスコイの再統合を狙う大国、大ソビエト社会主義共和国の存在である。

主な政党：民族政党の連合団体、「祖国」が圧倒的多数を占める。他に、モルスコイ人民党、労働者党、モルスコイ共産党、若者の党、など。

〈外交・国防〉大ソビエト社会主義共和国と対立関係にあり、内情は常に緊張状態。民族意識の高まりが著しく、全体として士気は高い。大ソビエト社会主義共和国と対立しているロシア共和国とは、比較的穏やかな関係にあり、配備される兵器はロシア系のものが殆どである。質実剛健を是とする豪胆な気質を反映してか、重装甲・重武装を好む傾向がある。比較的安価で耐久性の高いものが多いのも特色といえる。

〈経済〉主要産業：鉱業、林業、農業、冶金・金属加工

主要貿易品目：［輸出］鉱物（石炭・鉄鉱石）、木材［輸入］機械製品、鉱物（石油・天然ガス）

主要貿易相手国：［輸出］ロシア共和国、大ソビエト社会主義共和国、タラキア民主共和国

［輸入］ロシア共和国、シャル・カール王国

通貨：イスラ（Isra）

主要援助国：ロシア共和国

〈HOUNDパーツ特性〉絵に描いたような重厚長大が特徴で、頑丈で耐久性が高く、大型のものが多い。武器に関しても、高火力のものが揃っており、単機で高い戦闘力を持つ機体を構築しやすい。ややバリエーションに欠ける面があり、機動力を重視したタイプ

には向かない。

モルスコイ兵士




54 55

シャル・カール王国Kingdom of Sal Kar


人口：228万人

人口密度：109.62（人/Km2）

首都：カーラ（Qara）

民族：大多数が同一の民族性を有し、ほぼ単一民族国家と言える。

公用語：シャル・カール語

宗教：ごく少数の移民以外は、シャル・カール古来の宗教を信奉

〈政治体制・内政〉政体：立憲君主制

元首：シャル・カール14世国王。実際の政務は最高執政官（任期4年）が行う。

議会：一院制（任期4年、定数52）

内政：オスマントルコ帝国とその祖を共にするというシャル・カール王朝を戴き、長い歴史と伝統を持つ民族。かつて繁栄を誇った王国が滅亡して以来、苦渋の歴史を強いられてきたが、中東地域の再編によって復興を果たす。ネーロイムス三国の中では最も規模が小さく、また国土の多くが砂漠に属するため、食料品を始め、主だった物資の殆どを輸入に頼る国家だが、領内に莫大な地下資源を有することが明らかにされてからは、近隣諸国のみならず全世界の耳目を集める存在となっている。

主な政党：多数の政党が存在するが、政策的対立は少ない。シャル・カール統一党、シャル・カール国民会議、人民運動、国民党など。

〈外交・国防〉独自の宗教観に基づき、本来は不戦を是とすることから、専ら自国の防衛を重視した方策を採るが、その一方で軍備の拡充にはむしろ積極的である。配備されている兵器は、協調関係にある極東連合系のものが殆どで、高性能な最新鋭兵器が多数存在する。他の2国に比べて、兵力の絶対数こそ少ないものの、自国の状況に対する国民の危機意識が高く、民族意識から来る団結心も手伝って、一般兵士に至るまで士気・練度共に極めて高い。

〈経済〉主要産業：天然ガス、石油

主要貿易品目：［輸出］天然ガス、石油［輸入］機械、食料品

主要貿易相手国：［輸出］極東連合、タラキア民主共和国、モルスコイ共和国［輸入］極東連合

通貨：ズィヤード（Ziyad）

主要援助国：極東連合

シャル・カール兵士



〈HOUNDパーツ特性〉軽量で高性能なパーツが多く、単体での性能が高い傾向にある。独特の複雑なデザインも特徴的。機動力重視の機体を構築しやすく、耐久性には難があることが多い。価格がやや高めで、バリエーションが少ないことも欠点。


56 57

ラフザカエルRafzakael

〈成立〉成立は第2次世界大戦直後といわれるが、正確には明らかになっていない。中核を担ったのは、イスラエルを支援するユダヤ人組織とも、在米華僑組織とも言われる。無数の兵器産業・武器商人の結社組織であり、世界各国にある同様の組織が連帯することで構成されている。中東戦争を機に勢力を拡大、その後も各地の紛争に介入した。ベトナム戦争では南北両軍に対し、武器供与を行っていたという。またこの頃から、自国兵の被害を嫌ったアメリカの要請によって、傭兵の斡旋にも着手していた。

〈組織構成〉本質的には、あくまで参加組織間の利害調整を目的とした調停機関である。組織の意思決定は、主要地区の代表者によって開かれる幹部会の場で行われ、これの決定に沿わない場合は、組織からの追放や粛清などの制裁が加えられる。

〈ラフザカエルとは？〉複数の軍事産業・武器商人が秘密裏に成立させた結社組織。

〈目的〉構成組織全体にとって、共通のビジネスの場である戦争に対し、物質的介入と政治的圧力によるコントロールを行い、それによって得られる利益の「安定的供給」と「公正な配分」を図ることである。小国間の対立や、大国による表立った援助がはばかられる国家間紛争において組織の存在は非常に大きいものとなっており、大国といえども介入できないほどの影響力を保持している。

〈活動〉各国・各勢力から武器を入手し、それを販売することが主な活動内容といえる。各地の組織が連帯することによって、ラフザカエルはあらゆる国家・組織・勢力に対して強いコネクションを獲得しており、こと戦争に関するもので手に入らないものはないと言われる。また、紛争が続く現在の世界情勢を受け、兵力そのものの供給（傭兵の派遣）も主要な業務の一つとなりつつある。

紛争が日常的に勃発し、全世界で政情不安が続くクロムハウンズの世界においては、国家に匹敵するほどの力を持つ存在となっている。近年では、その軍事力をもって独自に各地の紛争に介入し、「市場のコントロール」を行っているという噂もある。


【アメリカ合衆国】いまなお世界最大の軍事力を持つ大国。シャル・カール王国の資源を手中にするため、タラキア民主共和国を支援してネーロイムスに介入している。

【オストロヴ】モルスコイ共和国の首都。多数の工場や鉄道施設が立ち並ぶ工業都市。

【タジン】ネーロイムス3国が国境を接する地方。ここにシャル・カール王国が軍事施設を建設し始めたことが、ネーロイムス戦争の発端となった。

【カーラ】シャル・カール王国の首都。現国王シャル・カール14世の王宮を中心にしたオアシス都市。

【極東連合】日中が中心となって建国された東アジア勢力の連合国家。シャル・カール王国の独立に関与し、以降同国に強い影響力を持つ。

【ネーロイムス】タラキア民主共和国、モルスコイ共和国、シャル・カール王国の3国がある、黒海沿岸の地方。

【大ソビエト社会主義共和国】旧ソ連系の大国。シャル・カール王国の資源を求め、ネーロイムスに介入するきっかけを求めている。ソ連から独立した経緯を持つモルスコイ共和国の再統合を画策している。

【ビラール浄水場】シャル・カール王国領内で最大の浄水施設。砂漠の多い同国においては、水源の確保はきわめて重要な意味を持つ。何者かによってこの施設が爆破されたことが、シャル・カール王国の警戒心を煽る要因となった。

【ヘレス】タラキア民主共和国の首都。ネーロイムス地方最大の都市。

【ACVエーシーブイ

（Advanced Combat Viecles）】宇宙開発技術と、海底採掘技術の応用によって開発された新型戦車。武装の換装が可能で補修や転用が容易であることや、脚部型などの従来にない駆動機構を搭載し不整地での局地戦に強い、などのメリットを持つ。武装と脚部タイプによって「指揮官型」「近接戦型」「狙撃型」などのいくつかのタイプが存在、それらの組み合わせによる、多彩な小隊戦術が最大の特徴である。

【COMBASコムバス

（Communication Base）】大型の電波受発信装置を備えた塔状の建造物。周辺の一定範囲にNA（ネットワークエリア）と呼ばれる通信範囲を形成し、範囲内の電波を中継することができる。主に軍事用の通信インフラとして、各地に建造が進められている。

【CHROMEHOUNDクロムハウンド

（CHROMEHOUNDSクロムハウンズ

）】小隊戦術を得意とするHOUNDの特性を犬の群れに例えたもの。ラフザカエルに属する傭兵のうち、HOUNDに搭乗する腕利きの者（あるいはそれらが属するスカッド）への畏怖をこめた俗称として用いられた。

【HOUNDハウンド

】あらゆるパーツの換装が可能になった、次世代型ACVの通称。機構の改良による高出力化・重武装化が図られると共に、ACVをはるかに上回るバリエーションの実現によって、戦場のあらゆる局面に対して柔軟な対応が可能となった。また、ACVの特徴であった小隊戦術はより複雑化・高度化し、RT（ロールタイプ）と呼ばれる6つの代表的な機体タイプを持つに至った。陸上戦力が主体となるクロムハウンズの世界では、まさに最強の兵器と言え、大国を中心に世界各地への配備が進んでいる。ちなみにHOUNDは正規の名称ではなく、有能な傭兵を指す俗称「CHROMEHOUND」からつけられた通称である。

【NAエヌエー

（Network Area）】ネットワークエリア。「COMBAS」の項を参照。

【NAエヌエー

maker】NA大型レーダーを備えたHOUND用パーツ。これを装備した機体は、単独でNAを形成することが出来る。NA範囲内の味方機との通信が可能な他、味方・敵機体の現在位置などの把握も可能。

【Squadスカッド

】直訳すると「分隊」。クロムハウンズの世界ではいわゆるチームのことを指す。


【用語集】


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