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インバウンド観光を巡る最近の動向 平成271030観光庁国際観光課長 岡野まさ子 インバウンドセミナー

インバウンド観光を巡る最近の動向 · 2016. 11. 17. · ※日本政府観光局(jnto)資料より観光庁作成 ⑥タイ 66万人 (4.9%) ドイツ 14万(1.0%)

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  • インバウンド観光を巡る最近の動向

    平成27年10月30日

    観光庁国際観光課長 岡野まさ子

    インバウンドセミナー

  • 中国の儒教の経典である四書五経の一つ『易経(えききょう)』の「観国之光、利用賓于王」による。

    国の光を観るは、もって王たるの賓によろし。(くにのひかりをみるは、もっておうたるのひんによろし)

    「光」は文物、政治、暮らし向き、風俗などのこと、「観」はただ漠然と見ることではなく「よくみる」、「しめ

    す」の意味もある。つまり観る、観せるの意味をもつ。((財)日本交通公社『現代観光用語辞典』)

    我が国で「観光」が使われ始めたのは、江戸時代末期。広く大衆が認知したのは、オランダ国王から徳

    川幕府に贈られた蒸気船に付けた「観光丸」。その意図は、進んでいる海外の実情を観るとともに、我が

    国の意気を観せることにある。因みに、正式に購入した船は有名な「咸臨丸」で力を合わせて事に望むこ

    とを意図している。なお、観光を冠する初めての我が国の行政機関は、昭和5年の鉄道省国際観光局。

    観光とは?

    観光

    国の光を観る、観せる

    2

  • 人口減少・少子高齢化が進展する中、国内外からの交流人口の拡大や旅行消費によって地域の活力を維持し、社会を発展させる。

    急速な成長を遂げるアジアをはじめとする世界の国際観光需要を取り込むことによって、日本の力強い経済を取り戻す。

    諸外国との双方向の交流を通して、国際相互理解を深め、我が国に対する信頼と共感を強化する。日本のソフトパワーの向上によって、国際社会での日本の地位を確固たるもの

    とするために、極めて重要。

    成長戦略の柱

    地域の発展の鍵

    国際社会での日本のパワー

    観光で国を開き、外国の人々に日本文化や日本人の本質に触れて貰うことを通じて、日本人自らも、その価値を再認識し、自らの文化や地域を誇りに思う。

    自らの文化・地域への誇り

    観光立国の意義

    3

  • 1.インバウンド観光の現状

  • 335 384 422 411 444

    476 477

    524 521 614 673

    733 835 835

    679

    861

    622

    836

    1036

    1341

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600

    700

    800

    900

    1000

    1100

    1200

    1300

    1400

    1500

    1995年 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

    訪日外国人旅行者数の推移

    注) 2014年以前の値は確定値、2015年1月~7月の値は暫定値、2015年8月~9月の値は推計値、%は対前年(2014年)比

    ビジット・ジャパン開始

    万人

    出典:JNTO(日本政府観光局)

    1月:121.8万人 (29.1%増)

    2月:138.7万人 (57.6%増)

    1448.8万人(48.8%増)

    4月:176.5万人 (43.3%増)

    3月:152.6万人 (45.3%増)

    5月:164.2万人 (49.6%増)

    6月:160.2万人 (51.8%増)

    7月:191.8万人 (51.0%増)

    9月:161.2万人 (46.7%増)

    リーマンショック 東日本

    大震災

    1000万人達成

    8月:181.7万人 (63.8%増)

    5

  • 2014年の訪日外国人旅行者数及び割合(国・地域別)

    【確定値】

    総計1341万人

    アジア 1061万人(79.1%)うち東アジア 892万人(66.5%)うち東南アジア 160万人(11.9%)

    ⑤米国89万人(6.6%)

    ②韓国276万人(20.5%)

    ④香港93万人(6.9%)

    ①台湾283万人(21.1%)

    ③中国241万人(18.0%)

    その他68万人(5.1%)

    欧州主要3ヵ国54万人(4.0%)

    北米107万人(8.0%)

    オーストラリア30万人(2.3%)

    ロシア6万人(0.5%)

    ※ ( )内は、訪日外国人旅行者数全体に対するシェア※ その他には、アジア、欧州等各地域の国であっても記載のない国・地域が含まれる。※ 数値は、それぞれ四捨五入によっているため、端数において合計とは合致しない場合がある。※ 日本政府観光局(JNTO)資料より観光庁作成

    ⑥ タイ66万人(4.9%)

    ドイツ14万(1.0%)

    フランス18万人(1.3%)

    イギリス22万(1.6%)

    インド9万(0.7%)

    ベトナム12万人(0.9%)

    フィリピン18万人(1.4%)

    インドネシア16万人(1.2%)

    マレーシア25万人(1.9%)

    シンガポール23万人(1.7%)

    スペイン6万人(0.5%)

    イタリア8万人(0.6%)

    カナダ18万人(1.4%)

    6

  • 83,700

    74,757

    64,995

    55,622

    48,576

    39,811

    33,005

    32,613

    29,848

    29,091

    27,770

    27,437

    25,291

    24,779

    22,033

    16,528

    16,000

    15,098

    14,566

    14,202

    13,926

    13,413

    12,712

    12,139

    11,858

    11,781

    10,750

    10,617

    10,282

    9,990

    9,910

    9,628

    9,549

    9,435

    9,323

    9,158

    8,557

    8,260

    8,035

    7,550

    0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000

    フランス (France)

    米国 (U.S.A.)

    スペイン (Spain)

    中国 (China)

    イタリア (Italy)

    トルコ (Turkey)

    ドイツ (Germany)

    英国 (U.K.)

    ロシア (Russia)

    メキシコ (Mexico)

    香港 (Hong Kong)

    マレーシア (Malaysia)

    オーストリア (Austria)

    タイ (Thailand)

    ギリシャ (Greece)

    カナダ (Canada)

    ポーランド (Poland)

    サウジアラビア (Saudi Arabia)

    マカオ (Macau)

    韓国 (South Korea)

    オランダ (Netherlands)

    日本 (Japan)

    ウクライナ (Ukraine)

    ハンガリー (Hungary)

    シンガポール (Singapore)

    クロアチア (Croatia)

    スウェーデン (Sweden)

    チェコ (Czech Republic)

    モロッコ (Morocco)

    ★アラブ首長国連邦 (U.A.E.)

    台湾 (Taiwan)

    エジプト (Egypt)

    南アフリカ共和国 (South Africa)

    インドネシア (Indonesia)

    ポルトガル (Portugal)

    スイス (Switzerland)

    ★デンマーク (Denmark)

    ★アイルランド (Ireland)

    ベルギー (Belgium)

    ベトナム(Vietnam)

    日本は世界22位。アジアで7位。

    1位

    10位

    20位

    30位

    40位

    ※1 : 外国人旅行者数は、各国・地域ごとに異なる統計基準により算出・公表されているため、これを厳密に比較する際には統計基準の違いに注意することが必要である。(例:外国籍乗員数(クルー数)について、日本の統計には含まれないが、フランス、スペイン、中国、韓国等の統計には含まれている)

    ※2 : 外国人旅行者数のうち、隣国から陸路により入国する旅行者数が大半を占める国・地域も数多く存在しており、例えばフランス、イタリア、英国といった受入数上位国でも、空路による旅行者数に限定すれば、概ね2000万人強となっている。(島国である日本は、約95%が空路による入国者である)

    外国人旅行者受入数の国際比較(2014年)

    千人

    出典: 世界観光機関(UNWTO)、各国政府観光局 作成: 観光庁(JTA)注1: 本表の数値は2015年6月時点の暫定値である。注2: ★印を付したアラブ首長国連邦、デンマーク、アイルランドは、2014年の数値が不明であるため、2013年の数値を採用した。注3: アラブ首長国連邦は、連邦を構成するドバイ首長国のみの数値が判明しているため、その数値を採用した。注4: 本表で採用した数値は、韓国、日本、台湾、ベトナムを除き、原則的に1泊以上した外国人訪問者数である。注5: 外国人訪問者数は、数値が追って新たに発表されたり、さかのぼって更新されることがあるため、数値の採用時期によっ

    て、そのつど順位が変わり得る。注6: 外国人旅行者数は、各国・地域ごとに日本とは異なる統計基準により算出・公表されている場合があるため、これを比較す

    る際には注意を要する。

    7

  • 空路又は水路による外国人旅行者受入数の国際比較(2013年)

    4972 4083

    3203 3068

    2837 2645

    2539 2221

    1739 1351 1337 1311

    1222 1218

    1181 1036

    953 875 868 868 847 844

    802 641 617

    470 429

    357 317

    276

    0 1000 2000 3000 4000 5000 6000

    スペイン米国

    ★トルコフランス★英国

    ★イタリア★中国タイ

    ★香港★マカオ

    ★シンガポールギリシャメキシコ★韓国

    ★スウェーデン★日本ロシア

    インドネシアサウジアラビア

    モロッコ★エジプト

    カナダ★台湾

    アイルランド★ベトナム

    ★ポーランド★クロアチア★ハンガリー

    南アフリカ共和国★ウクライナ

    ドイツマレーシアオーストリア

    オランダアラブ首長国連邦

    チェコスイス

    ポルトガルベルギーデンマーク

    (万人)

    日本は世界で16位 アジアで7位

    ※交通手段別(空路、水路、陸路)の外国人旅行者数は、全ての国・地域において算出・公表されているわけではないため、本ランキングは公表されている国・地域のみで作成している。

    2014年の訪日外国人旅行者数は1341万人(全て空路又は水路)

    ※世界で11位、アジアで5位に相当

    データなし

    出典:UNWTO注1)外国人旅行者数は、各国・地域ごとに異なる統計基準により算出・公表されているため、これを厳密に比較する際には統計基

    準の違いに注意することが必要。注2)本表の数値は2015年1月時点の暫定値である。注3)本表で採用した数値は、★印を付した国・地域を除き、原則的に1泊以上した外国人旅行者数である。注4)本表で採用した数値は、空路、水路、陸路の交通手段のうち、陸路(自動車等による入国)を除いた外国人旅行者数である。注5)ドイツ、マレーシア、オーストリア、オランダ、アラブ首長国連邦、チェコ、スイス、ポルトガル、ベルギー、デンマークは、交通手

    段別のデータがないため、空路又は水路による外国人旅行者数は不明である。注6)外国人旅行者数は、数値が追って新たに発表されたり、さかのぼって更新されることがあるため、数値の採用時期によって、 そ

    のつど順位が変わり得る。

    フランス・英国・イタリアといった世界の観光先進国も空路・水路では2000~3000万人台

    我が国は2020年に向けて、訪日外国人旅行者数2000万人を目指す

    8

  • 出典:観光庁 「訪日外国人消費動向調査」

    2014年2010年

    43.6

    35.7

    59.1

    39.2

    77.5

    48.5

    42.7

    50.2

    3.7

    10.1

    11.9

    16.7

    14.5

    12.4

    8.2

    7.1

    18.8

    56.4

    64.3

    40.9

    60.8

    22.5

    51.5

    57.3

    49.8

    96.3

    89.9

    88.1

    83.3

    85.5

    87.6

    91.8

    92.9

    81.2

    0% 50% 100%

    全国籍・地域

    韓国

    台湾

    香港

    中国

    タイ

    シンガポール

    マレーシア

    インドネシア

    フィリピン

    ベトナム

    インド

    英国

    ドイツ

    フランス

    ロシア

    米国

    カナダ

    オーストラリア

    その他

    団体ツアー 個人旅行

    33.2

    18.3

    44.4

    24.7

    61.1

    33.8

    21.0

    27.7

    37.6

    13.1

    41.6

    17.6

    8.1

    6.8

    6.9

    15.1

    11.5

    8.8

    8.4

    12.5

    66.8

    81.7

    55.6

    75.3

    38.9

    66.2

    79.0

    72.3

    62.4

    86.9

    58.4

    82.4

    91.9

    93.2

    93.1

    84.9

    88.5

    91.2

    91.6

    87.5

    0% 50% 100%

    全国籍・地域

    韓国

    台湾

    香港

    中国

    タイ

    シンガポール

    マレーシア

    インドネシア

    フィリピン

    ベトナム

    インド

    英国

    ドイツ

    フランス

    ロシア

    米国

    カナダ

    オーストラリア

    その他

    団体ツアー 個人旅行

    訪日外国人旅行者の旅行形態の変化(国籍・地域別、観光・レジャー目的)

    9

  • 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

    国籍・地域別 来訪回数(2014年、観光・レジャー目的)

    43.1

    36.1

    25.7

    18.6

    72.1

    46.4

    38.4

    59.6

    61.1

    62.2

    75.9

    63.5

    65.6

    61.6

    61.0

    50.6

    63.8

    66.3

    63.6

    71.4

    17.1

    19.7

    19.2

    14.9

    13.1

    18.2

    19.7

    17.9

    16.2

    16.7

    15.5

    11.8

    14.1

    12.9

    17.8

    10.1

    16.7

    16.5

    18.1

    10.2

    10.6

    12.9

    13.8

    13.6

    4.7

    8.6

    13.0

    7.6

    8.0

    7.7

    4.4

    8.9

    6.3

    6.6

    7.3

    9.7

    4.6

    4.7

    7.4

    7.7

    18.3

    17.7

    26.7

    31.7

    6.0

    19.6

    18.4

    9.8

    9.0

    8.8

    0.0

    8.6

    9.2

    12.2

    9.5

    19.3

    9.7

    8.4

    9.2

    7.9

    11.0

    13.6

    14.5

    21.1

    3.9

    7.1

    10.4

    5.2

    5.8

    4.6

    4.1

    7.2

    4.8

    6.6

    4.4

    10.3

    5.2

    4.1

    1.7

    2.9

    0% 50% 100%

    全国籍・地域

    韓国

    台湾

    香港

    中国

    タイ

    シンガポール

    マレーシア

    インドネシア

    フィリピン

    ベトナム

    インド

    英国

    ドイツ

    フランス

    ロシア

    米国

    カナダ

    オーストラリア

    その他

    1回目 2回目 3回目 4-9回目 10回目以上

    10

  • 日本食を食べること ショッピング日本の歴史・伝統文化体験

    タイ 83.9タイ 74.1フランス 46.3フランス 83.4香港 69.6米国 43.7シンガポール 82.9中国 68.0カナダ 43.0カナダ 80.2台湾 66.9オーストラリア 41.0香港 79.8シンガポール 59.1ロシア 39.8ベトナム 79.7ベトナム 58.2英国 37.8米国 78.8マレーシア 57.5ベトナム 33.4オーストラリア 78.5フィリピン 51.9ドイツ 31.6ドイツ 77.4インドネシア 50.0インドネシア 30.4英国 76.8オーストラリア 47.1タイ 27.9ロシア 76.6ロシア 46.5フィリピン 26.8台湾 76.2カナダ 46.1インド 26.4インドネシア 75.5インド 44.8シンガポール 25.0フィリピン 74.9韓国 44.3マレーシア 24.2韓国 73.8フランス 42.5台湾 20.6マレーシア 72.7米国 39.0中国 16.2中国 72.6英国 37.6香港 14.2インド 56.2ドイツ 30.7韓国 12.2その他 79.4その他 41.3その他 38.9

    11

    76.2

    56.6

    46.8

    40.0

    33.4

    25.2

    24.4

    22.8

    15.6

    13.7

    13.6

    13.2

    8.0

    5.2

    5.1

    5.1

    3.6

    1.4

    1.3

    8.2

    0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0

    日本食を食べること

    ショッピング

    自然・景勝地観光

    繁華街の街歩き

    温泉入浴

    旅館に宿泊

    日本の酒を飲むこと

    日本の歴史・伝統文化体験

    テーマパーク

    四季の体感

    日本の現代文化体験

    美術館・博物館

    自然体験ツアー・農漁村体験

    舞台鑑賞

    スキー・スノーボード

    映画・アニメ縁の地を訪問

    スポーツ観戦

    治療・検診

    ゴルフ

    上記に当てはまるものがない

    ◯ 訪日外国人が「訪日前に期待していたこと」(訪日動機)は、順に「日本食を食べること」、「ショッピング」、「自然・景勝地観光」となっていることが伺える。

    ◯訪日動機として「ショッピング」を挙げている割合はアジア諸国が高い傾向にある。◯ 訪日動機として「日本の歴史・伝統文化体験」を挙げている割合は欧米諸国が高い傾向にある。

    東アジア 他のアジア(東南アジア等) 欧米等

    (図表)訪日前に期待していたこと(2014年)

    外国人旅行者数の訪日動機

    出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

    (単位:%)

  • 旅行消費額と訪日外客数の推移

    ○2014年の訪日外国人の旅行消費額は、2兆278億円と推計。前年(1兆4,167億円)と比べ43.1%増となり、過去最高額。

    ○国籍・地域別では、中国が、対前年2倍を超える5,583億円となり、総額の4分の1を超える。タイ、台湾、マレーシアなどが、対前年で大幅な増加となった。

    2014年の訪日外国人旅行消費額について(国籍・地域別)

    旅行消費額の国籍・地域別構成比(億円) (万人)

    11,490

    8,135

    10,849

    14,167

    20,278

    861

    622

    836

    1,036

    1,341

    0

    200

    400

    600

    800

    1,000

    1,200

    1,400

    1,600

    1,800

    2,000

    0

    5,000

    10,000

    15,000

    20,000

    25,000

    2010 2011 2012 2013 2014

    旅行消費額(億円)・左目盛 訪日外客数(万人)・右目盛

    中国

    5,583 億円

    27.5%

    台湾

    3,544億円

    17.5%

    韓国

    2,090億円

    10.3%

    米国

    1,475億円

    7.3%

    香港

    1,370億円

    6.8%

    タイ

    960億円

    4.7%

    オーストラリア

    690億円

    3.4%

    英国

    412億円

    2.0%

    マレーシア

    363億円

    1.8%

    シンガポール

    355億円

    1.8%

    フランス

    348億円

    1.7%

    カナダ

    312億円

    1.5%

    ベトナム

    295億円

    1.5%

    ドイツ

    209億円

    1.0%

    フィリピン

    194億円

    1.0%

    インドネシア

    190億円

    0.9%

    インド

    147億円

    0.7%

    ロシア

    129億円

    0.6%

    その他

    1,611億円

    7.9%

    旅行消費額2兆278億円

    出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」12

  • 費目別訪日外国人旅行消費額(2014年)

    2014年 費目別旅行消費額

    ○2014年の訪日外国人旅行消費額のうち、買い物代、宿泊料金はそれぞれ3割程度を占める。○費目別・国別では宿泊料金・飲食費・交通費は平均宿泊数の多い欧米旅行者の支出が多く、一方で買い物代は中国を初めとした東アジア・東南アジア旅行者の支出が多い。

    出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

    買物代

    7,146億円35.2%

    宿泊費

    6,099億円30.1%

    飲食費

    4,311億円21.3%

    交通費

    2,181億円10.8%

    娯楽

    サービス費

    465億円2.3%

    その他

    76億円0.4%

    旅行消費額2兆278億円

    国籍旅行支出

    総額宿泊費 飲食費 交通費

    娯楽

    サービス費買物代 その他 全目的

    観光・

    レジャー

    全国籍 151,174 45,471 32,140 16,259 3,464 53,278 564 11.7 6.1

    韓国 75,852 24,820 19,147 9,112 2,371 20,137 265 6.0 3.5

    台湾 125,248 37,021 25,267 12,568 3,598 46,501 292 6.8 5.1

    香港 147,958 45,937 31,747 15,361 3,181 51,584 148 5.7 5.2

    中国 231,753 44,661 39,483 15,668 2,812 127,443 1,687 18.6 5.9

    タイ 146,029 40,803 28,358 14,899 5,494 56,133 341 11.5 6.0

    シンガポール 155,792 52,619 38,897 15,555 2,984 45,485 252 9.6 7.5

    マレーシア 145,466 46,990 28,105 18,422 3,642 47,500 805 12.0 6.7

    インドネシア 119,884 37,301 21,840 18,582 3,673 37,563 924 16.3 6.3

    フィリピン 105,284 30,986 26,866 11,284 2,134 34,011 4 28.6 9.4

    ベトナム 237,688 63,739 54,361 23,725 5,596 88,814 1,452 48.1 6.7

    インド 167,530 62,668 47,536 26,225 2,178 28,884 40 34.1 10.8

    英国 187,239 81,094 46,360 28,562 3,793 27,087 341 15.0 13.4

    ドイツ 148,774 65,762 33,884 24,577 3,422 21,095 33 12.3 13.5

    フランス 194,685 77,827 45,677 33,052 4,864 33,233 32 15.6 14.4

    ロシア 201,588 68,779 40,296 20,544 8,884 63,056 28 20.9 10.9

    米国 165,381 71,783 42,343 24,481 3,564 22,905 306 13.8 9.9

    カナダ 170,599 71,496 40,963 24,902 4,334 28,748 155 13.8 11.0

    オーストラリア 227,823 93,484 52,308 33,755 7,614 39,082 1,580 13.6 12.4

    その他 195,795 73,255 50,652 28,763 4,782 38,193 150 15.4 12.9

    【費目別旅行支出】           (円/人) 【平均泊数】(泊)

    13

  • 11,490

    8,135

    10,849

    14,167

    20,278

    861

    622

    836

    1,036

    1,341

    0

    200

    400

    600

    800

    1,000

    1,200

    1,400

    1,600

    1,800

    2,000

    0

    5,000

    10,000

    15,000

    20,000

    25,000

    2010 2011 2012 2013 2014

    旅行消費額(億円)・左目盛 訪日外客数(万人)・右目盛

    訪日外国人旅行消費額について

    ○ 2014年の訪日外国人の旅行消費額は、前年比43.1%増の2兆278億円。

    ○ 2015年第3四半期の訪日外国人の旅行消費額は、前年同期比81.8%増の1兆0,009億円となり、1四半期で

    初めて1兆円を超えるとともに、過去最高額となっている。

    四半期毎の旅行消費額と1人当たり旅行支出の推移旅行消費額と訪日外客数の推移

    (億円) (万人) (億円) (円/人)

    出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」日本政府観光局(JNTO)

    2,894 3,675 3,899 3,698

    4,298 4,870

    5,505 5,605

    7,065

    8,893

    10,009

    128,352

    136,151 140,442

    140,440

    149,517

    143,903

    158,254

    152,465

    171,025

    177,546

    187,165

    2,000

    3,000

    4,000

    5,000

    6,000

    7,000

    8,000

    9,000

    10,000

    11,000

    1-3月期

    4-6月期

    7-9月期

    10-1

    2月期

    1-3月期

    4-6月期

    7-9月期

    10-1

    2月期

    1-3月期

    4-6月期

    7-9月期

    2013年 2014年 2015年

    100,000

    110,000

    120,000

    130,000

    140,000

    150,000

    160,000

    170,000

    180,000

    190,000

    200,000

    旅行消費額(億円)・左目盛 1人当たり旅行支出(円/人)・右目盛

    14

  • 109,194

    78,177

    39,584 36,908

    34,750

    25,397 24,363 20,278

    15,557

    6,117 5,972 1,628 1,052 90

    0

    20,000

    40,000

    60,000

    80,000

    100,000

    120,000

    自動車 化学製品 鉄鋼製品 電子部品 自動車の

    部分品

    原動機 複写機・

    カメラ等

    観光 造船・舶用品 農林水産物 映像機器 エアコン テレビ 冷蔵庫

    単位:億円

    訪日外国人旅行消費額の製品別輸出額との比較

    ※観光、造船・舶用品及び農林水産物以外の各製品の金額は貿易統計(財務省)より算出。※造船・舶用品以外の金額は2014年の値。※造船・舶用品の金額は2013年の値で、海事局データより算出。※農林水産物の金額は農林水産省公表値。※映像機器にはテレビの輸出額を含む。※カッコ内に記載の品名は、貿易統計における品名を示す。

    (半導体等電子部品) (科学光学機器) (船舶類)(テレビ受像機) (電気冷蔵庫)

    15

  • 日本人国内日帰り旅行4.5兆円(20.1%)

    日本人海外旅行(国内分)1.4兆円(6.3%)

    訪日外国人旅行等2.2兆円(9.8%)

    出典:観光庁「旅行・観光消費動向調査」、財務省・日本銀行「国際収支統計」より

    22.5兆円

    日本人国内宿泊旅行14.4兆円(63.8%)

    国内における旅行消費額(2014年(平成26年))

    2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014

    日本人国内宿泊旅行

    20.1

    (-1.2%)

    20.6

    (2.6%)

    19.0

    (-7.9%)

    19.0

    (-0.1%)

    17.3

    (-8.6%)

    15.8

    (-9.2%)

    15.1

    (-4.1%)

    15.3

    (1.4%)15.8

    (3.2%)

    14.4

    (-8.8%)

    日本人国内日帰り旅行

    5.9

    (-13.9%)

    6.6

    (12.3%)

    6.2

    (-7.2%)

    5.9

    (-4.5%)

    5.5

    (-5.7%)

    5.1

    (-8.6%)

    4.9

    (-2.3%)

    4.4

    (-10.1%)4.8

    (7.5%)

    4.5

    (-5.0%)

    日本人海外旅行(国内)

    1.5

    (2.6%)

    1.5

    (-1.4%)

    1.6

    (9.0%)

    1.5

    (-9.0%)

    1.3

    (-15.3%)

    1.2

    (-1.5%)

    1.3

    (7.5%)

    1.4

    (7.1%)1.4

    (-2.0%)

    1.4

    (1.7%)

    訪日外国人旅行等

    1.1

    (9.3%)

    1.3

    (24.4%)

    1.5

    (9.4%)

    1.4

    (-2.4%)

    1.2

    (-18.4%)

    1.3

    (15.0%)

    1.0

    (-25.9%)

    1.3

    (29.6%)1.7

    (27.6%)

    2.2

    (33.7%)

    合計 28.6 30.1 28.2 27.8 25.3 23.4 22.4 22.5 23.6 22.5

    ※カッコ内の数値は前年比を示す。 (兆円、%)

    16

    ※数値は内閣府「国民経済計算」データによる補正前の暫定値であり、今後、改定があり得る。

  • 国民1人当たり国内宿泊観光旅行の回数及び宿泊数の推移

    宿泊数(泊)

    回数(回)

    観光庁「旅行・観光消費動向調査」(注)2008年までは、20歳から79歳までが調査対象。

    2009年以降は、全年齢が調査対象

    2.922.74

    2.482.37 2.38

    2.09 2.08 2.14 2.25

    1.78 1.71

    1.52 1.52 1.46

    1.32 1.30

    1.35 1.39

    0.00

    0.50

    1.00

    1.50

    2.00

    0

    1

    2

    3

    4

    平成17年

    (2005年)

    平成18年

    (2006年)

    平成19年

    (2007年)

    平成20年

    (2008年)

    平成21年

    (2009年)

    平成22年

    (2010年)

    平成23年

    (2011年)

    平成24年

    (2012年)

    平成25年

    (2013年)

    宿泊数 宿泊観光旅行回数

    17

  • 定住人口は2010年国勢調査(総務省)、定住人口1人当たり年間消費額は2014年家計調査(総務省)による。旅行消費額の訪日外国人旅行は訪日外国人消費動向調査(2014年)より算出、国内旅行は旅行・観光消費動向調査(2014年第1~3四半期確報及び第4四半期速報)より算出。訪日外国人旅行者はJNTO(2014年)発表数値、国内旅行者は旅行・観光消費動向調査(2014年第1~3四半期確報及び第4四半期速報)より算出。訪日外国人旅行者1人1回当たり消費額は訪日外国人消費動向調査(2014年)、国内旅行者(宿泊/日帰り)1人1回当たり消費額は旅行・観光消費動向調査(2014年第1~3四半期確報及び第4四半期速報)より算出。定住人口1人減少分に相当する旅行者人数は、定住人口1人当たり年間消費額を訪日外国人旅行者又は国内旅行者1人1回当たり消費額で除したもの。 (※観光庁資料)

    観光交流人口増大の経済効果(2014年)

    定住人口1人減少分

    減少

    外国人旅行者9人分

    国内旅行者(宿泊)27人分

    国内旅行者(日帰り)84人分

    又は

    又は

    拡大

    定住人口=1億2,805万人1人当たり年間消費額=125万円

    国内旅行者(宿泊+日帰り)

    うち宿泊 3億499万人うち日帰り 3億771万人

    1人1回当たり消費額宿泊 4万7千円日帰り 1万5千円

    訪日外国人旅行者

    1人1回当たり消費額15万1千円

    1,341万人 6億1,270万人

    訪日外国人旅行2.0兆円 国内旅行(海外分除く)18.8兆円

    うち宿泊旅行 14.2兆円うち日帰り旅行 4.6兆円

    旅行消費額

    ○定住人口1人当たりの年間消費額(125万円)は、旅行者の消費に換算すると外国人

    旅行者9人分、国内旅行者(宿泊)27人分、国内旅行者(日帰り)84人分にあたる。

    18

  • 訪日外国人旅行者数・出国日本人数の推移

    521 614 673 733

    835 835 679

    861 622

    836 1036

    1341

    1330

    1683 17401753

    17291599

    1545

    1664

    1699

    18491747

    1690

    0

    500

    1000

    1500

    2000

    2500

    3000

    2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年

    訪日外国人旅行者数 出国日本人数

    VJ事業開始

    万人

    出典:日本政府観光局(JNTO)

    1851

    2297

    24132486

    25642434

    2224

    2525

    2321

    26852783

    3032

    19

  • -224

    -336 -334 -378

    -913

    -658

    -439 -426 -470

    -236

    -445 -446

    413

    77

    -20

    138

    -482

    -254

    272 242

    300

    440

    791

    634

    1344

    1044 1056

    1295

    782

    92 88 90

    100 91 87 93 84 86

    94 88

    105

    123

    110 106

    127

    111 110

    127 111

    124 122

    139

    153

    176 164

    160

    192 182

    124 127 130

    145

    184

    155 150

    140 148

    125

    140

    160

    119

    128 129 141

    178

    152 142 136 140

    124

    126

    153

    115

    125 119

    132

    165

    -200

    -150

    -100

    -50

    0

    50

    100

    150

    200

    -1000

    -800

    -600

    -400

    -200

    0

    200

    400

    600

    800

    1000

    1200

    1400

    1600

    1800

    2000

    2200

    2400

    旅行収支

    訪日外国人

    旅行者数

    日本人出国

    者数

    国際旅行収支の改善について

    ◆旅行収支、訪日外国人旅行者数と日本人出国者数の推移

    2014年度

    出典:旅行収支・・・財務省国際収支統計、 訪日外国人旅行者数・・・日本政府観光局(JNTO)訪日外客数、日本人出国者数・・・法務省出入国管理統計注)旅行収支における2015年7月~8月の値は速報値、2014年1月~12月、2015年1月~6月の値は第2次速報値、2013年以前の値は確報値

    旅行者数

    (万人)

    2013年度

    ○ ビジット・ジャパン事業を2003年に開始して以来、国際旅行収支は改善。○ 2014年度は、1959年度(昭和34年度)以来55年ぶりに黒字(2,551億円)。また、2015年上半期においても旅行収支は黒字転化し、黒字額は5,309億円と過去最大となった。

    ○ 2015年8月は訪日外国人数が出国日本人数を上回った結果、8月として過去最大となる782億円の黒字となった。

    1970年(昭和45年)9月(IN7.9万人,OUT 5.1万人)以来、約44年ぶりに訪日外国人旅行者数が日本人出国者数を上回る。その後、2015年2月、4月~8月においても上回った。

    1970年(昭和45年)7月(100万ドルの黒字)以来、約44年ぶりに旅行収支が単月で黒字となる。その後、2014年5月、7月で黒字となり、2014年10月から黒字が継続。

    (億円)

    出国日本人

    訪日外国人

    旅行収支

    年旅行収支(億円)

    1996年度 ▲ 36,031

    1997年度 ▲ 33,471

    1998年度 ▲ 32,921

    1999年度 ▲ 32,813

    2000年度 ▲ 30,940

    2001年度 ▲ 26,915

    2002年度 ▲ 29,040

    2003年度 ▲ 23,293

    2004年度 ▲ 29,735

    2005年度 ▲ 25,815

    2006年度 ▲ 21,415

    2007年度 ▲ 19,619

    2008年度 ▲ 16,606

    2009年度 ▲ 13,598

    2010年度 ▲ 12,864

    2011年度 ▲ 12,491

    2012年度 ▲ 10,069

    2013年度 ▲ 5,304

    2014年度 2,551

    1959年度(昭和34年度)以来、55年ぶりに旅行収支が黒字となる。

    2015年度

    5,309億円の黒字

    20

  • 1,345 584

    403 341

    275 231

    149 133 132

    94 80

    66 66 65

    51 50 44 37 34 29 27 23 17 16 16 15 14 13 13 13 11 11 9 9 8 7 7 7 5 5 5 4 4 4 4 3 3

    0 500 1,000 1,500

    東京都大阪府北海道京都府千葉県沖縄県愛知県福岡県

    神奈川県山梨県静岡県岐阜県兵庫県長野県熊本県長崎県広島県大分県石川県

    和歌山県鹿児島県滋賀県宮崎県三重県栃木県香川県奈良県富山県新潟県宮城県群馬県岡山県茨城県埼玉県佐賀県岩手県青森県愛媛県鳥取県山形県山口県福島県秋田県高知県徳島県福井県島根県

    都道府県別 外国人延べ宿泊者数都道府県別 日本人延べ宿泊者数

    1出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」((平成26年 速報値)) 2「外国人」とは、日本国内に住所を有しないものをいう。

    (単位:万人泊)

    都道府県別日本人・外国人延べ宿泊者数

    (単位:万人泊)

    4,083 2,836

    2,094 2,045

    1,864 1,772

    1,730 1,617

    1,537 1,433

    1,394 1,279

    1,083 1,045

    968 946

    873 832 818

    732 716

    670 660 641

    581 575 574 551 541 533

    445 439 424 407 386 355 347 339 331 326 325 321

    285 284 263 247

    202

    0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000

    東京都北海道大阪府静岡県千葉県沖縄県長野県

    神奈川県京都府福岡県愛知県兵庫県宮城県福島県新潟県栃木県三重県群馬県広島県

    鹿児島県石川県長崎県山梨県熊本県大分県山形県岩手県岐阜県岡山県茨城県山口県滋賀県青森県

    和歌山県埼玉県愛媛県福井県秋田県宮崎県香川県島根県富山県鳥取県高知県佐賀県徳島県奈良県

    平成26年日本人延べ宿泊者数 4億2,750万人泊 平成26年外国人延べ宿泊者数 4,482万人泊

    21

  • 外国人延べ宿泊者数

    都道府県別 2015年1~7月 シェア 前年同期比総 数 38,200,630 100.0% 51.2%

    北海道 3,154,060 8.3% 37.7%

    青森県 56,910 0.1% 48.5%

    岩手県 55,320 0.1% 42.7%

    宮城県 105,410 0.3% 72.3%

    秋田県 26,780 0.1% 50.1%

    山形県 42,980 0.1% 43.8%

    福島県 26,110 0.1% 16.9%

    茨城県 119,470 0.3% 142.7%

    栃木県 119,110 0.3% 45.4%

    群馬県 95,820 0.3% 63.2%

    埼玉県 92,850 0.2% 68.6%

    千葉県 2,177,770 5.7% 34.8%

    東京都 10,162,770 26.6% 36.2%

    神奈川県 1,257,230 3.3% 55.5%

    新潟県 148,960 0.4% 106.9%

    富山県 125,610 0.3% 58.0%

    石川県 302,610 0.8% 38.7%

    福井県 35,360 0.1% 84.8%

    山梨県 851,850 2.2% 56.3%

    長野県 595,040 1.6% 34.7%

    岐阜県 543,710 1.4% 60.3%

    静岡県 1,071,480 2.8% 154.5%

    愛知県 1,350,030 3.5% 67.6%

    三重県 185,880 0.5% 129.9%

    滋賀県 244,760 0.6% 79.5%

    京都府 2,723,150 7.1% 43.7%

    大阪府 5,382,120 14.1% 58.9%

    兵庫県 714,730 1.9% 91.0%

    奈良県 160,940 0.4% 97.3%

    和歌山県 254,350 0.7% 66.3%

    鳥取県 61,530 0.2% 100.8%

    島根県 20,240 0.1% 38.6%

    岡山県 91,370 0.2% 62.7%

    広島県 416,230 1.1% 70.4%

    山口県 50,140 0.1% 59.6%

    徳島県 32,840 0.1% 80.4%

    香川県 120,410 0.3% 68.6%

    愛媛県 57,490 0.2% 74.5%

    高知県 36,320 0.1% 87.2%

    福岡県 1,313,740 3.4% 88.7%

    佐賀県 106,330 0.3% 147.8%

    長崎県 459,930 1.2% 62.3%

    熊本県 410,980 1.1% 42.7%

    大分県 332,350 0.9% 55.8%

    宮崎県 128,020 0.3% 50.9%

    鹿児島県 225,970 0.6% 57.2%

    沖縄県 2,153,620 5.6% 63.5%22

  • 主要空港の入国外国人数

    2015年1~8月実績 シェア 前年同期比

    総 数 12,956,842 100.0% 41.4%

    空 港 12,564,507 97.0% 43.7%

    新 千 歳 626,830 4.8% 43.7%

    函 館 70,480 0.5% 44.3%

    仙 台 26,926 0.2% 50.2%

    茨城 40,857 0.3% 59.0%

    新潟 22,522 0.2% 24.8%

    羽田 1,581,469 12.2% 42.8%

    成田 4,126,388 31.8% 26.2%

    羽田+成田 5,707,857 44.1% 30.4%

    富士山静岡 121,721 0.9% 177.5%

    中部 665,128 5.1% 44.9%

    小 松 47,574 0.4% 31.0%

    富山 28,263 0.2% 22.8%

    関 西 3,258,051 25.1% 61.7%

    岡 山 18,629 0.1% 18.7%

    広 島 41,859 0.3% 42.8%

    福 岡 877,282 6.8% 57.4%

    鹿 児 島 40,387 0.3% 25.9%

    那 覇 698,573 5.4% 69.2%

    その他 271,568 2.1% 43.8%

    (出典)法務省 出入国管理統計統計表※2015年8月の実績は速報値

    23

  • 国籍(出身地)別・運輸局別 外国人延べ宿泊者数構成比

    出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」 従業員数10人以上の施設に対する調査から作成[平成25年年間値・暫定値 観光目的] 主として観光目的による宿泊者が多い施設の宿泊者数の合計

    ○韓国・台湾・香港は、関東・近畿以外の地域に一定の需要がある。その他の市場は、関東・近畿への宿泊に集中している。○その他の市場についても、韓国・台湾・香港のように、関東・近畿以外の地域への一定の需要を創出する必要があるのではないか。

    24

  • 都道府県別、国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数構成比(平成26年)

    出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」 従業員数10人以上の施設に対する調査から作成 ※欧州はドイツ・イギリス・フランスの3ヶ国主として観光目的による宿泊者が多い施設の宿泊者数の合計

    0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

    北海道

    青森県

    岩手県

    宮城県

    秋田県

    山形県

    福島県

    茨城県

    栃木県

    群馬県

    埼玉県

    千葉県

    東京都

    神奈川県

    新潟県

    富山県

    石川県

    福井県

    山梨県

    長野県

    岐阜県

    静岡県

    愛知県

    三重県

    滋賀県

    京都府

    大阪府

    兵庫県

    奈良県

    和歌山県

    鳥取県

    島根県

    岡山県

    広島県

    山口県

    徳島県

    香川県

    愛媛県

    高知県

    福岡県

    佐賀県

    長崎県

    熊本県

    大分県

    宮崎県

    鹿児島県

    沖縄県

    台湾,33%

    台湾,27%

    台湾,61%

    台湾,31%

    台湾,30%

    台湾,29%

    台湾,18%

    中国,23%

    アメリカ,19%

    台湾,53%

    中国,29%

    中国,32%

    中国,17%

    中国,22%

    台湾,24%

    台湾,49%

    台湾,42%

    台湾,32%

    中国,45%

    台湾,39%

    台湾,27%

    中国,47%

    中国,36%

    台湾,28%

    台湾,39%

    台湾,19%

    中国,23%

    台湾,31%

    中国,35%

    香港,34%

    韓国,44%

    台湾,25%

    台湾,23%

    アメリカ,14%

    韓国,48%

    香港,22%

    台湾,37%

    台湾,28%

    台湾,39%

    韓国,35%

    韓国,51%

    韓国,30%

    韓国,45%

    韓国,48%

    韓国,55%

    台湾,39%

    台湾,30%

    中国,18%

    韓国,20%

    韓国,6%

    中国,12%

    韓国,21%

    中国,12%

    アメリカ,15%

    アメリカ,17%

    台湾,17%

    中国,9%

    韓国,13%

    台湾,18%

    台湾,13%

    アメリカ,17%

    中国,17%

    香港,10%

    香港,8%

    中国,19%

    台湾,17%

    オーストラリア,10%

    中国,12%

    台湾,19%

    台湾,13%

    韓国,20%

    中国,14%

    中国,13%

    台湾,19%

    中国,18%

    台湾,14%

    台湾,25%

    台湾,20%

    韓国,16%

    中国,15%

    欧州,13%

    アメリカ,11%

    中国,16%

    韓国,20%

    韓国,17%

    韓国,18%

    台湾,22%

    台湾,16%

    台湾,23%

    台湾,21%

    台湾,20%

    台湾,24%

    韓国,20%

    韓国,20%

    香港,12%

    アメリカ,15%

    香港,5%

    アメリカ,11%

    中国,11%

    アメリカ,9%

    中国,11%

    韓国,9%

    中国,13%

    香港,7%

    アメリカ,11%

    アメリカ,8%

    アメリカ,11%

    欧州,10%

    韓国,11%

    中国,9%

    アメリカ,6%

    香港,12%

    タイ,16%

    中国,10%

    香港,10%

    タイ,8%

    アメリカ,8%

    中国,20%

    香港,11%

    アメリカ,12%

    韓国,13%

    香港,12%

    欧州,9%

    中国,18%

    アメリカ,7%

    アメリカ,13%

    香港,9%

    オーストラリア,10%

    中国,10%

    台湾,12%

    香港,8%

    香港,12%

    中国,9%

    香港,10%

    中国,15%

    アメリカ,15%

    香港,10%

    香港,10%

    香港,9%

    香港,11%

    香港,19%

    韓国,10%

    中国,8%

    アメリカ,5%

    タイ,8%

    アメリカ,7%

    香港,8%

    韓国,8%

    欧州,7%

    欧州,9%

    韓国,7%

    欧州,9%

    タイ,6%

    韓国,8%

    台湾,10%

    アメリカ,8%

    韓国,8%

    中国,5%

    韓国,9%

    香港,5%

    香港,7%

    タイ,10%

    韓国,5%

    タイ,7%

    香港,7%

    韓国,6%

    欧州,11%

    香港,11%

    韓国,12%

    アメリカ,9%

    韓国,6%

    中国,7%

    中国,9%

    欧州,9%

    台湾,9%

    台湾,7%

    アメリカ,12%

    欧州,7%

    中国,11%

    香港,8%

    中国,9%

    香港,5%

    中国,9%

    中国,8%

    中国,6%

    中国,3%

    中国,9%

    中国,16%

    タイ,8%

    香港,6%

    中国,4%

    韓国,7%

    欧州,4%

    韓国,8%

    欧州,6%

    台湾,7%

    韓国,8%

    アメリカ,5%

    台湾,7%

    香港,3%

    欧州,8%

    韓国,6%

    香港,6%

    タイ,6%

    韓国,4%

    アメリカ,6%

    インドネシア,3%

    タイ,5%

    欧州,6%

    アメリカ,5%

    韓国,5%

    欧州,4%

    アメリカ,5%

    オーストラリア,7%

    タイ,4%

    アメリカ,5%

    韓国,6%

    欧州,3%

    香港,6%

    香港,7%

    韓国,9%

    中国,8%

    欧州,5%

    欧州,8%

    アメリカ,6%

    アメリカ,10%

    アメリカ,5%

    タイ,5%

    アメリカ,3%

    香港,6%

    タイ,3%

    タイ,5%

    アメリカ,3%

    アメリカ,4%

    アメリカ,8%

    その他,19%

    その他,23%

    その他,18%

    その他,32%

    その他,27%

    その他,33%

    その他,42%

    その他,36%

    その他,34%

    その他,19%

    その他,30%

    その他,33%

    その他,44%

    その他,35%

    その他,34%

    その他,17%

    その他,33%

    その他,20%

    その他,14%

    その他,30%

    その他,36%

    その他,17%

    その他,31%

    その他,21%

    その他,24%

    その他,38%

    その他,29%

    その他,22%

    その他,28%

    その他,14%

    その他,16%

    その他,30%

    その他,35%

    その他,46%

    その他,19%

    その他,30%

    その他,22%

    その他,21%

    その他,19%

    その他,19%

    その他,10%

    その他,18%

    その他,13%

    その他,10%

    その他,6%

    その他,17%

    その他,8%

    ※ 欧州はドイツ・英国・フランスの3カ国

    ※ 従業者数10人以上の施設に対する調査から作成

    25

  • 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

    北海道

    青森県

    岩手県

    宮城県

    秋田県

    山形県

    福島県

    茨城県

    栃木県

    群馬県

    埼玉県

    千葉県

    東京都

    神奈川県

    新潟県

    富山県

    石川県

    福井県

    山梨県

    長野県

    岐阜県

    静岡県

    愛知県

    三重県

    滋賀県

    京都府

    大阪府

    兵庫県

    奈良県

    和歌山県

    鳥取県

    島根県

    岡山県

    広島県

    山口県

    徳島県

    香川県

    愛媛県

    高知県

    福岡県

    佐賀県

    長崎県

    熊本県

    大分県

    宮崎県

    鹿児島県

    沖縄県

    台湾,33%

    台湾,27%

    台湾,61%

    台湾,31%

    台湾,30%

    台湾,29%

    台湾,18%

    中国,23%

    アメリカ,19%

    台湾,53%

    中国,29%

    中国,32%

    中国,17%

    中国,22%

    台湾,24%

    台湾,49%

    台湾,42%

    台湾,32%

    中国,45%

    台湾,39%

    台湾,27%

    中国,47%

    中国,36%

    台湾,28%

    台湾,39%

    台湾,19%

    中国,23%

    台湾,31%

    中国,35%

    香港,34%

    韓国,44%

    台湾,25%

    台湾,23%

    アメリカ,14%

    韓国,48%

    香港,22%

    台湾,37%

    台湾,28%

    台湾,39%

    韓国,35%

    韓国,51%

    韓国,30%

    韓国,45%

    韓国,48%

    韓国,55%

    台湾,39%

    台湾,30%

    中国,18%

    韓国,20%

    韓国,6%

    中国,12%

    韓国,21%

    中国,12%

    アメリカ,15%

    アメリカ,17%

    台湾,17%

    中国,9%

    韓国,13%

    台湾,18%

    台湾,13%

    アメリカ,17%

    中国,17%

    香港,10%

    香港,8%

    中国,19%

    台湾,17%

    オーストラリア,10%

    中国,12%

    台湾,19%

    台湾,13%

    韓国,20%

    中国,14%

    中国,13%

    台湾,19%

    中国,18%

    台湾,14%

    台湾,25%

    台湾,20%

    韓国,16%

    中国,15%

    欧州,13%

    アメリカ,11%

    中国,16%

    韓国,20%

    韓国,17%

    韓国,18%

    台湾,22%

    台湾,16%

    台湾,23%

    台湾,21%

    台湾,20%

    台湾,24%

    韓国,20%

    韓国,20%

    香港,12%

    アメリカ,15%

    香港,5%

    アメリカ,11%

    中国,11%

    アメリカ,9%

    中国,11%

    韓国,9%

    中国,13%

    香港,7%

    アメリカ,11%

    アメリカ,8%

    アメリカ,11%

    欧州,10%

    韓国,11%

    中国,9%

    アメリカ,6%

    香港,12%

    タイ,16%

    中国,10%

    香港,10%

    タイ,8%

    アメリカ,8%

    中国,20%

    香港,11%

    アメリカ,12%

    韓国,13%

    香港,12%

    欧州,9%

    中国,18%

    アメリカ,7%

    アメリカ,13%

    香港,9%

    オーストラリア,10%

    中国,10%

    台湾,12%

    香港,8%

    香港,12%

    中国,9%

    香港,10%

    中国,15%

    アメリカ,15%

    香港,10%

    香港,10%

    香港,9%

    香港,11%

    香港,19%

    韓国,10%

    中国,8%

    アメリカ,5%

    タイ,8%

    アメリカ,7%

    香港,8%

    韓国,8%

    欧州,7%

    欧州,9%

    韓国,7%

    欧州,9%

    タイ,6%

    韓国,8%

    台湾,10%

    アメリカ,8%

    韓国,8%

    中国,5%

    韓国,9%

    香港,5%

    香港,7%

    タイ,10%

    韓国,5%

    タイ,7%

    香港,7%

    韓国,6%

    欧州,11%

    香港,11%

    韓国,12%

    アメリカ,9%

    韓国,6%

    中国,7%

    中国,9%

    欧州,9%

    台湾,9%

    台湾,7%

    アメリカ,12%

    欧州,7%

    中国,11%

    香港,8%

    中国,9%

    香港,5%

    中国,9%

    中国,8%

    中国,6%

    中国,3%

    中国,9%

    中国,16%

    タイ,8%

    香港,6%

    中国,4%

    韓国,7%

    欧州,4%

    韓国,8%

    欧州,6%

    台湾,7%

    韓国,8%

    アメリカ,5%

    台湾,7%

    香港,3%

    欧州,8%

    韓国,6%

    香港,6%

    タイ,6%

    韓国,4%

    アメリカ,6%

    インドネシア,3%

    タイ,5%

    欧州,6%

    アメリカ,5%

    韓国,5%

    欧州,4%

    アメリカ,5%

    オーストラリア,7%

    タイ,4%

    アメリカ,5%

    韓国,6%

    欧州,3%

    香港,6%

    香港,7%

    韓国,9%

    中国,8%

    欧州,5%

    欧州,8%

    アメリカ,6%

    アメリカ,10%

    アメリカ,5%

    タイ,5%

    アメリカ,3%

    香港,6%

    タイ,3%

    タイ,5%

    アメリカ,3%

    アメリカ,4%

    アメリカ,8%

    その他,19%

    その他,23%

    その他,18%

    その他,32%

    その他,27%

    その他,33%

    その他,42%

    その他,36%

    その他,34%

    その他,19%

    その他,30%

    その他,33%

    その他,44%

    その他,35%

    その他,34%

    その他,17%

    その他,33%

    その他,20%

    その他,14%

    その他,30%

    その他,36%

    その他,17%

    その他,31%

    その他,21%

    その他,24%

    その他,38%

    その他,29%

    その他,22%

    その他,28%

    その他,14%

    その他,16%

    その他,30%

    その他,35%

    その他,46%

    その他,19%

    その他,30%

    その他,22%

    その他,21%

    その他,19%

    その他,19%

    その他,10%

    その他,18%

    その他,13%

    その他,10%

    その他,6%

    その他,17%

    その他,8%

    ※ 欧州はドイツ・英国・フランスの3カ国

    ※ 従業者数10人以上の施設に対する調査から作成

    都道府県別、国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数構成比(平成26年)

    出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」 従業員数10人以上の施設に対する調査から作成 ※欧州はドイツ・イギリス・フランスの3ヶ国主として観光目的による宿泊者が多い施設の宿泊者数の合計

    26

  • 日本の観光の動向(国内旅行・宿泊の状況)

    27

    (図)延べ宿泊者数の推移

    ◯2015年(平成27年)4-6月の延べ宿泊者数は1億1,964万人泊(対前年同期比8.4%増)と増加傾向であった。日本人延べ宿泊者数は1億198万人泊(対前年同期比3.4%増)、外国人延べ宿泊者数は1,766万人泊(対前年同期比50.7%増)となった。

    (億人泊)

    出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」

    3.988 4.1324.324 4.287

    1.003

    1.020

    0.1840.263

    0.335 0.448

    0.137 0.177

    0.0

    1.0

    2.0

    3.0

    4.0

    5.0

    2011 2012 2013 2014 2015 1-3月 2015 4-6月

    日本人延べ宿泊者数 外国人延べ宿泊者数

    計 3.988

    計 4,132

    計 4,324 計 4,287

    計 1,003 計 1,020

    外国人伸び率:50.7%増

    日本人伸び率:3.4%増

  • 28

    (図)延べ宿泊者数、外国人延べ宿泊者数の伸び率(2011年から2014年の3年間の平均伸び率)

    ◯ 2011年(平成23年)~2014年(平成26年)における地方ブロック別延べ宿泊者数は、沖縄、関東、近畿、北海道、中部、中国、九州、東北、四国において増加した。

    ◯ 2011年(平成23年)~2014年(平成26年)の地方ブロック別外国人延べ宿泊者数は、すべての地方で増加した。特に、沖縄は50%を超える高い増加率となった。

    日本の観光の動向(地域における観光の動向)

    4.3%

    0.7%

    6.9% -1.4%4.3%

    6.4%2.5% 1.3% 2.1%

    12.5%

    34.9%

    24.2%

    31.2%

    37.7%33.5%

    40.5%

    30.1%

    36.2%

    25.0%

    62.1%

    -10.0%

    0.0%

    10.0%

    20.0%

    30.0%

    40.0%

    50.0%

    60.0%

    70.0%

    北海道 東北 関東 北陸信越 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄

    延べ宿泊者数 外国人延べ宿泊者数

    外国人延べ宿泊者数平均:34.5%

    延べ宿泊者数平均:4.3%

    出典:観光庁「宿泊旅行統計調査(平成26年確定値)」

  • 客室稼働率の推移(2011年~2015年)

    29

    ◯2015年(平成27年)6月の客室稼働率は全国で57.5%となった。特に、大阪府は80%を超える高い客室稼働率となった。

    (図)客室稼働率の推移

    51.854.8 55.2

    57.4

    51.4

    58.760.9

    58.160.2

    57.5

    63.7

    68.0

    76.4

    81.1

    78.8

    74.0

    83.8

    85.083.5

    80.7 79.7

    87.2

    68.2

    71.6

    76.2

    81.0

    75.1

    82.4

    88.0 88.0

    83.4 83.8

    87.6

    40.0

    50.0

    60.0

    70.0

    80.0

    90.0

    100.0

    2011 2012 2013 2014 2015.1 2015.2 2015.3 2015.4 2015.5 2015.6 2015.7

    全国 東京都 大阪府

    (%)

    出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」

  • 宿泊旅行統計調査(平成27年7月・第2次速報)の結果概要(客室稼働率)

    都道府県別客室稼働率

    ※宿泊施設タイプ別に見たとき、客室稼働率が最も大きかった都道府県を朱書きにしている。また、客室稼働率が80%を超えている都道府県を赤枠で囲んでいる。

    ■ :90.0%以上 ■:80%以上

    旅館リゾートホテル

    ビジネスホテル

    シティホテル

    簡易宿所

    全国 39.0 - 61.1 - 78.1 - 82.2 - 34.8 -北海道 61.6 2 65.7 9 86.8 4 90.5 1 36.0 15

    青森県 48.7 8 54.9 23 69.3 35 66.7 34 16.5 42

    岩手県 43.2 12 37.4 45 77.9 13 72.3 27 35.2 16

    宮城県 49.7 4 39.5 43 76.5 17 70.5 31 38.2 10

    秋田県 34.4 28 42.7 37 65.1 42 70.3 32 23.6 31

    山形県 33.6 29 41.5 40 77.5 15 74.0 25 30.2 19

    福島県 38.1 20 47.9 32 81.7 10 84.0 8 19.1 37

    茨城県 30.3 35 45.7 35 62.7 44 66.2 35 25.5 27

    栃木県 40.4 15 57.4 21 68.2 37 64.9 37 20.4 36

    群馬県 49.0 6 48.8 31 71.4 29 75.9 20 11.8 46

    埼玉県 31.0 32 49.5 28 73.5 24 79.8 15 52.4 5

    千葉県 40.2 16 84.8 2 73.8 21 83.1 11 36.3 14

    東京都 70.4 1 84.4 3 93.2 1 86.0 4 65.9 1

    神奈川県 38.3 19 49.4 29 83.0 6 83.0 12 43.1 8

    新潟県 28.4 43 32.9 46 69.1 36 72.8 26 24.9 28

    富山県 37.3 21 58.0 19 80.2 11 76.6 18 47.6 6

    石川県 49.3 5 53.8 24 82.3 8 83.5 9 40.3 9

    福井県 30.4 34 45.9 34 70.3 34 62.3 42 13.1 44

    山梨県 48.1 9 61.5 14 73.8 21 74.9 23 27.8 22

    長野県 28.3 44 41.3 41 75.0 19 72.2 28 12.8 45

    岐阜県 38.6 18 50.2 27 75.6 18 69.3 33 26.9 24

    静岡県 38.8 17 57.7 20 74.6 20 79.2 16 31.8 17

    愛知県 36.4 23 59.5 16 81.8 9 85.7 5 57.0 4

    旅館リゾートホテル

    ビジネスホテル

    シティホテル

    簡易宿所

    三重県 29.0 40 53.1 25 70.4 32 71.0 29 6.1 47

    滋賀県 35.5 25 66.1 8 77.5 15 74.7 24 27.8 22

    京都府 50.4 3 45.5 36 87.2 3 86.1 3 45.5 7

    大阪府 46.8 11 95.3 1 90.5 2 89.8 2 63.1 2

    兵庫県 31.4 31 56.2 22 85.4 5 84.6 7 31.3 18

    奈良県 30.1 36 81.3 5 71.9 27 75.0 22 29.3 21

    和歌山県 42.0 13 61.6 13 71.1 31 76.2 19 21.3 33

    鳥取県 36.3 24 28.4 47 72.0 26 81.3 14 26.7 25

    島根県 30.6 33 49.3 30 78.3 12 64.3 39 36.6 13

    岡山県 29.5 38 42.2 39 71.7 28 70.9 30 21.7 32

    広島県 35.2 26 58.7 17 77.9 13 82.4 13 29.4 20

    山口県 34.7 27 58.2 18 66.4 40 61.2 44 57.6 3

    徳島県 30.1 36 51.2 26 70.4 32 64.4 38 16.6 40

    香川県 27.2 46 61.7 12 65.5 41 62.2 43 15.7 43

    愛媛県 48.8 7 46.8 33 61.0 45 66.1 36 24.5 29

    高知県 29.3 39 40.9 42 58.5 47 63.7 41 24.3 30

    福岡県 33.2 30 60.2 15 73.6 23 85.6 6 37.8 11

    佐賀県 47.9 10 69.9 7 71.3 30 60.7 45 25.8 26

    長崎県 40.9 14 78.2 6 72.3 25 75.2 21 17.4 38

    熊本県 37.0 22 42.3 38 67.8 38 77.2 17 20.5 34

    大分県 29.0 40 62.4 11 63.0 43 64.2 40 20.5 34

    宮崎県 29.0 40 65.1 10 60.5 46 55.7 47 16.6 40

    鹿児島県 27.8 45 37.9 44 66.9 39 60.6 46 16.8 39

    沖縄県 25.5 47 81.8 4 82.4 7 83.2 10 37.8 11

    30

  • 2.インバウンド観光政策

  • 平成15年 1月 小泉総理が「観光立国懇談会」を主宰

    4月 ビジット・ジャパン事業開始

    観光立国懇談会報告書(小泉内閣)

    「住んでよし、訪れてよしの国づくり」

    平成19年 1月 観光立国推進基本法施行(議員立法)

    6月 観光立国推進基本計画閣議決定(安倍内閣)

    平成20年 10月 観光庁発足(麻生内閣)

    平成24年 3月 観光立国推進基本計画改訂(野田内閣)

    平成25年 3月 観光立国推進閣僚会議設置(安倍内閣)

    6月 「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」決定

    日本再興戦略 –JAPAN is BACK- 閣議決定

    12月 訪日外国人旅行者1000万人達成

    平成26年 6月 「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2014」決定

    「日本再興戦略」改訂2014 閣議決定

    12月 訪日外国人旅行者1300万人達成

    平成27年 6月 「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」決定

    観光立国の実現に向けた政府の取組

    32

  • 最近のビザ要件緩和

    33

  • 2013年以降のビザ発給要件緩和国・地域

    2015年9月8日現在

    アジア地域拡大図

    34

  • ビザ発給要件の現状(観光目的による短期滞在)

    ビザの種類:白色:一次ビザ、黄緑色:数次ビザ(11の国・地域)、青色:ビザ免除(67の国・地域) 2015年9月8日現在35

  • ビザ要件の緩和の効果

    タイ

    マレーシア

    旅行者の国籍 2013年7月1日以前の制度

    数次ビザ

    数次ビザ

    2013年7月1日に実施した緩和の内容

    ビザ免除

    ビザ免除

    ビザ要件緩和の効果

    33万人

    58万人

    0

    20

    40

    60

    80

    14

    22

    0

    10

    20

    30対前年同期比

    58%増

    2012年7月~ 2013年7月~2013年6月 2014年6月

    2012年7月~ 2013年7月~2013年6月 2014年6月

    万人

    対前年同期比76%増

    【タイからの訪日旅行者数】 【マレーシアからの訪日旅行者数】万人

    14万人

    22万人

    33万人

    58万人

    36

  • 0.0

    2.0

    4.0

    6.0

    8.0

    0.0

    2.0

    4.0

    6.0

    8.0

    10.0

    12.0

    14.0

    ビザ要件の緩和の効果

    フィリピン

    ベトナム

    旅行者の国籍 2014年10月1日以前の制度

    数次ビザ

    数次ビザ

    2014年10月1日に実施した緩和の内容

    数次ビザ発給要件の大幅緩和

    ビザ要件緩和の効果

    対前年同期比51%増

    2013年10月~2014年 3月

    万人

    対前年同期比88%増

    【フィリピンからの訪日旅行者数】 【ベトナムからの訪日旅行者数】万人

    4.9万人

    7.4万人

    6.0万人

    11.3万人

    数次ビザ発給要件の大幅緩和

    2014年10月~2015年 3月

    2013年10月~2014年 3月

    2014年10月~2015年 3月

    37

  • 地方における消費税免税店の拡大について

    【訪日外国人の費目別旅行消費額(2014年)】

    【旅行消費額と訪日外客数の推移】消費税免税制度の拡充

    シンボルマーク制度、相談対応制度の活用

    〈拡充第1弾〉(2014年10月1日運用開始)・全ての品目が消費税免税の対象となり、地方の名産品にも対象が拡大。

    〈拡充第2弾〉(2015年4月1日運用開始)・免税手続の第三者への委託を可能とし、商店街や物産センター等において、免税手続の一括カウンターの設置を実現。

    ・外航クルーズ船の寄港時に埠頭に臨時出店する仮設店舗の免税許可申請を簡素化する。

    ショッピングの魅力を官民連携して海外に発信

    ・地方運輸局に設置した免税制度相談窓口を周知・活用。・免税店のブランド化・認知度向上のために創設した「免税店シンボルマーク」の使用申請にあわせて免税店の「活きた情報」を取得しJNTOのHPで海外向け情報発信。

    ・地方ならではの魅力あるお土産や新しい消費税免税制度の情報を、観光庁やJNTO、百貨店、航空会社、旅行会社、クレジットカード会社等官民が連携して発信。

    免税店A

    免税店B

    免税店C

    一括免税手続

    11,490

    8,135

    10,849

    14,167

    20,278

    861

    622

    836 1,036

    1,341

    0

    500

    1,000

    1,500

    2,000

    0

    5,000

    10,000

    15,000

    20,000

    25,000

    2010年 2011年 2012年 2013年 2014年

    旅行消費額(億円)・左目盛 訪日外客数(万人)・右目盛

    外国人旅行者による地方での旅行消費を拡大し、地域経済の活性化を図るため、商店街、物産センターなど地方の外国人旅行者向け免税店の拡大を推進。※全国の免税店数:平成26年10月1日 9,361店 →平成27年4月1日 18,779店。半年間で倍増。

    宿泊費3,713

    億円34.2%

    買物代

    3,409億円31.4%

    飲食費2,229

    億円20.5%

    交通費

    1,179億円10.9%

    娯楽

    サービス費

    293億円2.7%

    その他

    26億円0.2%

    旅行消費額

    1兆849億円

    買物代

    7,146 億円35.2%

    宿泊費

    6,099 億円30.1%

    飲食費

    4,311 億円21.3%

    交通費

    2,181 億円10.8%

    娯楽

    サービス費

    465 億円2.3%

    その他

    76 億円0.4%

    旅行消費額

    2兆278億円

    38

  • 4173 4622 57779361

    18779

    0

    5000

    10000

    15000

    20000

    2012.4.1 2013.4.1 2014.4.1 2014.10.1 2015.4.1

    免税店数の推移

    (単位:店)

    消費税免税店(輸出物品販売場)の都道府県別分布(2015年4月1日現在)

    店舗数増加数

    対前回比率

    店舗数増加数

    対前回比率

    店舗数増加数

    対前回比率2014.10.1 2015.4.1 2014.10.1 2015.4.1 2014.10.1 2015.4.1

    札幌国税局 594 1,132 538 190.6% 金沢国税局 122 279 157 228.7% 高松国税局 87 217 130 249.4%

    北海道 594 1,132 538 190.6% 富 山 73 129 56 176.7% 徳 島 3 22 19 733.3%

    仙台国税局 156 486 330 311.5% 石 川 46 142 96 308.7% 香 川 48 88 40 183.3%

    青 森 12 61 49 508.3% 福 井 3 8 5 266.7% 愛 媛 25 79 54 316.0%

    岩 手 18 49 31 272.2% 名古屋国税局 595 1382 787 232.3% 高 知 11 28 17 254.5%

    宮 城 94 267 173 284.0% 岐 阜 57 152 95 266.7% 福岡国税局 587 1262 675 215.0%

    秋 田 7 23 16 328.6% 静 岡 161 352 191 218.6% 福 岡 507 1,011 504 199.4%

    山 形 8 39 31 487.5% 愛 知 296 672 376 227.0% 佐 賀 37 84 47 227.0%

    福 島 17 47 30 276.5% 三 重 81 206 125 254.3% 長 崎 43 167 124 388.4%

    関東信越国税局 509 1158 649 227.5% 大阪国税局 2084 4126 2,042 198.0% 熊本国税局 97 431 334 444.3%

    茨 城 66 149 83 225.8% 滋 賀 52 115 63 221.2% 熊 本 24 99 75 412.5%

    栃 木 69 134 65 194.2% 京 都 351 772 421 219.9% 大 分 22 93 71 422.7%

    群 馬 22 66 44 300.0% 大 阪 1259 2,316 1,057 184.0% 宮 崎 15 68 53 453.3%

    埼 玉 211 500 289 237.0% 兵 庫 307 701 394 228.3% 鹿児島 36 171 135 475.0%

    新 潟 53 132 79 249.1% 奈 良 49 122 73 249.0% 沖縄国税事務所 138 347 209 251.4%

    長 野 88 177 89 201.1% 和歌山 66 100 34 151.5% 沖 縄 138 347 209 251.4%

    東京国税局 4172 7356 3,184 176.3% 広島国税局 220 603 383 274.1% 合計 9361 18779 9,418 200.6%

    千 葉 383 801 418 209.1% 鳥 取 23 49 26 213.0%

    東 京 3268 5,469 2,201 167.4% 島 根 6 19 13 316.7%

    神奈川 468 994 526 212.4% 岡 山 56 169 113 301.8%

    山 梨 53 92 39 173.6% 広 島 114 310 196 271.9%

    山 口 21 56 35 266.7%

    2014年10月1日

    9,361店

    2015年4月1日

    18,779店

    三大都市圏と地方部の免税店数

    地方部で3,736店増加

    2015年4月1日現在:国税局所管地域別(国税庁集計)

    39

  • 地方運輸局等・観光庁

    民間企業自治体 観光関係団体

    地方連携事業

    重点市場(20市場)韓国・中国・台湾・香港・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナム・

    インド・豪州・米国・カナダ・英国・フランス・ドイツ・イタリア・ロシア・スペイン

    在外公館等連携事業 官民連携事業

    ◎在外公館等と連携し、オールジャパンの体制による訪日プロモーションを展開

    ◎海外にネットワークを有する企業と連携し、「日本ブランド」ファンへの訪日プロモーションを展開 ◎広域で連携した訪日プロモーションを、地域と

    国が協同で実施

    訪日プロモーション(ビジット・ジャパン事業)の概要

    [イベント開催、旅行博出展等][現地店舗・ネットワークを活用した訪日キャンペーン、

    SNS・WEBを活用したプロモーション等] [旅行会社招請、メディア招請、旅行博出展等]

    ○海外広告宣伝

    現地消費者向け事業

    ○海外メディア招請

    現地旅行会社向け事業

    ○海外旅行会社招請○旅行博出展・イベント開催〈現地消費者向け〉 〈現地旅行会社向け〉

    【広域で連携・事業構築】

    新聞、旅行雑誌、WEB、映像等を通じ、現地消費者向けに訪日観光の魅力を発信

    現地メディアを日本の観光地へ招請し、帰国後、外国人目線による記事掲載、番組放映等により訪日観光の魅力を発信

    海外旅行に関心を持つ現地消費者へ訪日観光の魅力を旅行博等でPR、併せて訪日旅行商品の即売を支援

    現地旅行会社等が一堂に集まる旅行博への出展、商談会等の開催

    現地旅行会社を日本の観光地へ招請し、新たな訪日旅行商品の造成を働きかけ

    日本政府観光局の訪日観光PRと旅行会社の訪日旅行商品広告を共同で実施し、販売を促進

    ○ツアー共同広告

    40

  • 平成27年度(2015年度)訪日プロモーション方針について

    マーケティング戦略本部(本部長:観光庁長官)

    外部マーケティング専門家の知見

    恩藏早大教授(マーケティング分野の国内第一人者)安藤千葉商大准教授(元㈱ワールド、民間ビジネスを経験)

    ビジット・ジャパン事業の実施

    観光庁連携強化

    JNTO(日本政府観光局)

    国交省関係部局の協力

    平成26年4月11日設置

    ○外部のマーケティング専門家も参画する「マーケティング戦略本部」において、平成27年度(2015年度)訪日プロモーション方針を決定。

    ○地方への誘客促進と訪日シーズンの分散化により、新たな訪日シーズンの創出・定着を図る。

    <平成27年度訪日プロモーション方針のポイント>1.地方への誘客促進外国人旅行者の地方への誘客を図るため、市場ニーズ等を踏まえ、重点的にプロモーションで誘客を図る地域を設定。

    2.訪日シーズンの分散化(新たな訪日シーズンの創出・定着)訪日時期の分散化を図るため、市場ごとの訪日需要の動向を踏まえ、プロモーションのターゲットとする時期を設定。

    プロモーション方針概要

    北海道や長野に集中している冬のウィンタースポーツ層を、東北、新潟等にも広げるべく、スノーリゾートのプロモーションをより一層強化する。

    【例:豪州市場】

    【例:シンガポール市場】

    プロモーション方針概要

    クリスマス休暇や長期の学期末休暇が重なる最大の訪日シーズンである11月末~12月末に加え、長期の学期末休暇があり、比較的訪日者数が多い5月下旬~6月末をターゲットに、直行便が就航している中部や福岡を起点とした地方へのプロモーションを強化する。

    プロモーション方針概要

    台湾人観光客が少ない東北・中国・四国地方の魅力を重点的に発信し、地方への誘客を図る。また、訪日需要が少ない冬の需要を喚起するため、東北地方を中心としたスノーリゾート等のプロモーションを行う。

    【例:台湾市場】

    プロモーション方針概要

    訪日のピーク期である4月、10月に加え、ベトナムの旧正月があり、最大の旅行シーズンである2月についても訪日需要を創出すべく、プロモーションを展開する。

    【例:ベトナム市場】

    41

  • 独立行政法人国際観光振興機構 《日本政府観光局/JNTO》 の概要

    海外における観光宣伝、外国人観光旅客に対する観光案内、

    その他外国人観光旅客の来訪の促進に必要な業務を効率的に行う

    ことにより、国際観光の振興を図ることを目的とする。

    昭和39年 4月 特殊法人国際観光振興会設立

    平成15年10月 独立行政法人国際観光振興機構設立

    ※(独)国際観光振興機構法(平成14年法律第181号)施行

    ○ 平成21年 1月 通称名を従前の「JNTO」から

    「日本政府観光局(またはJNTO)」に改称

    ※(独)国際観光振興機構組織規程改正施行

    ○ 平成27年~ 訪日プロモーション事業執行機関化

    ●役 員 : 6人(理事長1、理事3、監事2)

    ●職 員 : 105人(国内68人、海外37人)

    その他海外現地職員41人 ※平成27年4月1日現在

    ●国 内 : 4部制

    (経営管理部、インバウンド戦略部、海外プロモーション部、

    コンベンション誘致部)

    ●海 外 : 14事務所

    ●運営費交付金 : 65.4億円(平成27年度)

    ●外国人観光旅客の来訪促進のための宣伝

    ● 外国人観光旅客に対する観光案内所の運営 ● 通訳案内士試験事務の代行

    ● 国際観光に関する調査研究・出版物の刊行 ● 国際会議等の誘致促進、開催の円滑化等

    ● その他附帯業務

    シドニー

    JNTO海外事務所

    ソウル

    北 京

    上 海

    バンコク

    シンガポール

    ロサンゼルス

    ニューヨーク

    トロントロンドン

    パ リ

    フランクフルト

    本 部東京都千代田区有楽町(東京交通会館10F)

    沿 革

    ジャカルタ

    香 港

    目 的

    業 務

    組織・予算

    42

  • 3.今後の政策の方向性

  • ○ 訪日外国人旅行者増加の流れを一過性に終わらせることなく、全国津々浦々に観光客を呼び込む。

    ○ 来るべき「2000万人時代」を万全の備えで迎えるため、CIQの体制を強化する。また、商店街などの免税店化

    を進め、現在6千店余りの地方部の免税店を、2020年に2万店規模に拡大する。さらに、観光の「稼ぐ力」を高め、

    昨年約2兆円だった外国人観光客の消費額を、訪日2000万人の年に4兆円に倍増させる。

    ○ 今後も、このアクション・プログラムについて、毎年見直しを行いながら、全力で取り組んでいく。

    観光立国実現に向けた政府の推進体制

    【構成員】 全閣僚(主宰:内閣総理大臣)

    観光立国推進閣僚会議 観光立国推進ワーキングチーム

    【座長】 国土交通副大臣 【座長代理】 国土交通大臣政務官【構成員】 関係副大臣等

    ○2013年3月に「観光立国推進閣僚会議」が設置され、政府一丸となって観光立国を進める体制が整った。

    ○2013年6月11日には「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」を、翌2014年6月17日には「アクション・プログラム2014」を決定し、取組を強化。この結果、2014年の訪日外国人旅行者数は1341万人に達し、過去最高。訪日外国人による旅行消費額も2兆円を突破し、閣僚会議発足後、2年間で倍増した。

    ○今後、「2000万人時代」を万全の備えで迎え、地方創生への貢献を図り、観光を日本の基幹産業へ飛躍させ、また、我が国の歴史・文化を深く理解してもらうことにより、質の高い観光立国を目指すべく、2015年6月5日、「アクション・プログラム2015」を決定。

    <開催実績>第1回 平成25年3月26日第2回 平成25年6月11日第3回 平成26年1月17日第4回 平成26年6月17日第5回 平成27年6月5日(アクション・プログラム2015決定)

    《安倍内閣総理大臣発言概要》(平成27年6月5日第5回観光立国推進閣僚会議)

    <開催実績>第1回 平成25年4月10日第2回 平成25年4月17日第3回 平成25年5月20日第4回 平成25年6月 7日第5回 平成25年9月20日

    第6回 平成26年1月23日第7回 平成26年4月16日第8回 平成26年5月29日第9回 平成27年3月17日第10回 平成27年4月21日第11回 平成27年5月21日(第5回観光立国推進閣僚会議)

    44

  • 観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015(主な項目(例))

    1.インバウンド新時代に向けた戦略的取組○地方への誘客、新たな季節需要の創出

    ○未来を担う若い世代・欧米からの呼び込み(学校交流・体験促進プログラム、

    ビジット・イースト・アジア・キャンペーン等)

    ○現地におけるプロモーション基盤の強化

    ○オールジャパン体制の連携強化

    ○ビザ要件の戦略的緩和(ブラジル向け数次ビザ発給開始、モンゴル向け数次ビザの早期実現)

    ○インバウンド・アウトバウンド双方向での交流促進2.観光旅行消費の一層の拡大、幅広い産業の観光関連産業としての取り込み、観光産業の強化

    ○地方における消費税免税店の拡大(2020年、地方部で20,000店規模へ)

    ○農産品を円滑に自国へ持ち帰ることができる環境整備

    ○地域産品等の「地域ブランド」認定

    3.地方創生に資する観光地域づくり、国内観光の振興

    ○広域観光周遊ルートの形成・発信

    ○日本版DMOの形成・支援 ○観光による被災地復興

    ○「道の駅」の積極活用

    ○LCCの就航・利用促進、国内クルーズ活性化

    4.先手を打っての「攻め」の受入環境整備○空港ゲートウェイ機能の強化

    ○CIQ体制の強化

    ○宿泊施設・貸切バスの供給確保

    ○通訳ガイドの供給拡大

    ○多言語対応、無料Wi-Fi環境の整備

    ○災害、不慮の怪我・病気への対応

    5.外国人ビジネス客等の積極的な取り込み、質の高い観光交流

    ○外国人ビジネス客の取り込み強化

    ○MICEに関する取組の抜本的強化

    ○富裕層の取り込みと外国人長期滞在制度の利用促進

    ○質の高い観光交流の促進

    6.「リオデジャネイロ大会後」、「2020年オリンピック・パラリンピック」及び「その後」を見据えた観光振興の加速

    ○全国各地での文化プログラムの開催

    ○開催国としての国際的注目度を活かした訪日

    プロモーション

    ○オリパラ開催を契機としたバリアフリー化の加速 45

  • インバウンド新時代に向けた戦略的取組(1)

    ○広域観光周遊ルートの形成・発信等による地方への誘客(後述)

    ○新たな季節需要の掘り起こしこれまで訪日旅行のピークであった夏シーズンのみならず、春の桜、秋の紅葉に加え、冬の雪のシーズンの魅

    力を発信することにより、四季折々の魅力をPRし、年間を通して訪日需要を創出。

    ○未来を担う若い世代の訪日促進2020年までに、海外からの教育旅行の年間旅行者数を2013年度(約4万人)比5割増を目標に、文部科学省と

    の連携の下で「学校交流・体験促進プログラム」(仮称)として関係施策をパッケージ実施。

    ○欧米からの観光客の呼び込み-日本の歴史・文化に高い関心を有しつつ十分に取り込めていない欧米からの訪日需要を確実に取り込むべく、日本の歴史や伝統文化をテーマとしたプロモーションを実施し、体験型訪日ツアー商品を充実。

    -日中韓三国を旅の共通の目的地として、欧米等を対象とした「ビジット・イースト・アジア・キャンペーン」を三国が連携して実施し、東アジア観光周遊モデルルートの商品化等を推進。

    新たな季節需要の掘り起こし 未来を担う若い世代の訪日促進(台湾の教育旅行例)

    46

    冬・雪のシーズンのプロモーションのイメージ(白川郷)

    欧米からの観光客の取り込み

    欧米等の旅行会社及びメディアを招請し、日本が誇る観光資源や日本の食文化体験を通じて、日本の観光魅力を発信。

    欧米向けの日本の文化体験等の発信(例)

    <茶道体験(石川県金沢市)>

    自治体による取組事例(京都市)

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    0

    2,000

    4,000

    6,000

    8,000

    10,000

    12,000

    2003

    2004

    2005

    2006

    2007

    2008

    2009

    2010

    2011

    2012

    2013

    2014

    生徒数

    学校数

    (左軸:訪日した生徒数右軸:訪日した学校数)

    (人)2014年は、台湾の約5割の高校が訪日教育

    旅行を実施

  • (参考) 広域観光周遊ルートの形成促進について

    観光地②観光地①

    観光地におけるトイレの補修

    47

    ルート共通の取組

    空港

    観光地③

    空港における広域観光案内機能の強化

    文化施設における案内看板の設置

    多言語パンフレットの作成

    バス停における情報提供の多言語化

    複数の都道府県を跨って、テーマ性・ストーリー性を持った一連の魅力ある観光地を、交通アクセスも含めてネットワーク化して、外国人旅行者の滞在日数(平均6日~7日)に見合った、訪日を強く動機づける「広域観光周遊ルート」(骨太な「観光動線」)の形成を促進し、海外へ積極的に発信する。

    広域観光周遊ルート形成促進事業(広域の協議会による取り組み) 国の支援○広域観光周遊ルート形成計画の策定○数値目標の設定とPDCAサイクルの整備○外国人受入環境の整備(免税店の整備、多言語表記、無料公衆無線LAN環境の整備、手ぶら観光の推進等)

    ○広域周遊のための交通アクセスの円滑化○地域の観光資源を活かした滞在コンテンツの充実○広域の関係者の官民連携による体制づくり 等

    ○計画策定に係る費用○マーケティング費用○広域での外国人受入環境の整備○広域周遊のための交通アクセスの円滑化○海外への情報発信 等

    滞在プログラムの開発・提供

    X県A市 Y県B市 Z県C町ゲートウェイのおもてなし強化

    ○○伝統文化の体験 ○○自然環境の体験

    空港

    道の駅における無料公衆無線LAN環境整備

    広域観光周遊ルート形成促進事業パッケージ支援メニュー例

    観光地④

    •マーケティング調査•計画策定のための専門家の招へい•広域で利用できる無料公衆無線LAN環境の整備

    •海外プロモーションの実施•広域周遊ツアーの企画・販売•その他広域の地域共通の取組等

    日本固有の○○文化と○○自然を巡る○○ルート

    テーマ性・ストーリー性

    http://sakuransmr.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=14246981&i=201004/25/24/c0039924_2135398.gifhttp://sakuransmr.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=14246981&i=201004/25/24/c0039924_2135398.gif

  • (参考) 広域観光周遊ルート形成計画(認定)位置図

    ②「日本の奥の院・東北探訪ルート」(東北観光推進機構)

    ③「昇龍道」(中部(東海・北陸・信州)広域観光推進協議会)

    ④「美の伝説」(関西広域連合、関西経済連合会、関西地域振興財団)

    ⑤「せとうち・海の道」(瀬戸内ブランド推進連合、瀬戸内観光ルート誘客促進協議会)

    ⑥「スピリチュアルな島~四国遍路~」(四国ツーリズム創造機構)

    ⑦「温泉アイランド九州 広域観光周遊ルート」(九州観光推進機構)

    ※申請のあった広域観光周遊ルート形成計画について骨太な観光動線及び広域観光周遊を構成するルート例を概略的にイメージ化したもの。

    凡例 骨太な観光導線

    広域観光周遊を構成するルート例

    ①「アジアの宝悠久の自然美への道ひがし北・海・道」(「プライムロードひがし北・海・道」推進協議会)

    48

  • ○「訪日外国人による観光消費拡大・地域活性化」プログラム

    -商店街等での免税手続カウンターの活用を促し、約6,600店(2015年4月)の地方の免税店数を、2020年に20,000店規模へと増加させる。

    -地方運輸局・地方経済産業局が連携して、免税手続カウンターを活用した「免税商店街」の実現に向けて、自治体、商工会議所、商店街関係者に強く働きかけ。モデル商店街としてJNTOにより海外に強力にプロモーション。

    -地域産品や日本ならではの商品・伝統工芸品に触れながら、買い物を楽しめるショッピングエリアを巡るコースを地方ブロックごとに作り上げて、JNTOが海外に強力に発信。

    -外国人旅行者が安心して円滑に地域の農林水産物・食品を購入し、持ち帰ることができる環境・体制を整備。

    -地方運輸局が外国人に訴求する質の高いサービス・商品を選定して、日本を代表する「地域ブランド」マークを付与し、JNTOが海外に強力に発信。

    -日本の歴史・文化に関心の高い欧米等からの旅行者に訴求する質の高い日本文化体験プログラムを充実させ、体験プログラムへの参加を促進するとともに、滞在期間の長期化を図る。

    「訪日外国人による観光消費拡大・地域活性化」プログラム消費税免税店の拡大とその波及効果

    訪日外国人増加を受け、高級腕時計の国内生産を6割増強。主力の山形工場で10万円以上の商品の生産ラインを増強。(2015年2月24日日本経済新聞)

    訪日中国人に南部鉄器が人気。鋳造所は「多くの注文が舞い込んで、生産がとても追いつかない」と嬉しい悲鳴。(2015年2月23日SankeiBiz)

    <事例1>南部鉄器(岩手県)

    <事例2>カシオ(山形県)

    <消費税免税店数の推移>

    (店数)

    2012 2013