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遊歩道には、 花びらがいっぱい ゴテチャが きれい! 手摺り塗装作業 花の苗植え 尾広池のカモ 手作りのおひな様 人間おひな様 H28 21 日(水) クリスマス会 28 日(水) ミニ門松作り 29 13 日(金) 新春おたのしみ会 20 日(金) 北摂写真クラブ展示 (3 17 ) 2 日(木)節分 8 日(水) ボランティア 基礎講座 (市民へ公開講座) 3 日(金)ひなまつり 10 日(金)遺族会 (ふたばの会) 21 日(火) 押し花展示 (~5 23 日) 5 日(水)お花見 20 日(木)勉強会① 21 日(金) ティタイム 「ヘルマンハープ演奏」 2 日(火)端午の節句 10 日(水)しらかばカフェ 24 日(水)勉強会② 原武看護師による 26 日(金) 北摂写真クラブ展示 (~7 21 日) 満開の桜の下でお花見できました 玄関の盆栽

るソファーカバー、外に行くと遊歩道の手入れやバルコニーの清 … · ナーの机にそっと置いてある折り紙やどんぐりのおもちゃ、今も手掛けて頂いてい

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Page 1: るソファーカバー、外に行くと遊歩道の手入れやバルコニーの清 … · ナーの机にそっと置いてある折り紙やどんぐりのおもちゃ、今も手掛けて頂いてい

ミニ門松作り

スタッフが鬼に

ボランティアが

お多福になって

お部屋回り。

豆まきも。「鬼は

外、福は内」

遊歩道には、

花びらがいっぱい ゴテチャが

きれい!

手摺り塗装作業 花の苗植え

尾広池のカモ

手作りのおひな様 人間おひな様

H28年

21日(水) クリスマス会

28日(水) ミニ門松作り

H29年

13日(金) 新春おたのしみ会

20日(金) 北摂写真クラブ展示 (~3月 17日)

2日(木)節分

8日(水) ボランティア

基礎講座 (市民へ公開講座)

3日(金)ひなまつり 10日(金)遺族会 (ふたばの会)

21日(火) 押し花展示

(~5月 23日)

5日(水)お花見 20日(木)勉強会① 21日(金)

ティタイム

「ヘルマンハープ演奏」

2 日(火)端午の節句 10日(水)しらかばカフェ 24日(水)勉強会②

原武看護師による 26日(金)

北摂写真クラブ展示 (~7月 21 日)

平成二十九年は、

南京玉すだれの

イベントで♪

和やかに始まり

ました。

基礎講座は、

二十二名の

応募があり

ました

満開の桜の下でお花見できました

玄関の盆栽

Page 2: るソファーカバー、外に行くと遊歩道の手入れやバルコニーの清 … · ナーの机にそっと置いてある折り紙やどんぐりのおもちゃ、今も手掛けて頂いてい

緩和ケア病棟師長

西浦美香

昨年より緩和ケア病棟師長の任を受け、日々奮闘中の西浦です。

早いもので、あたふたしているうちに 2年目に突入してしまいました。

ここ緩和ケア病棟は設立されて今年で 15 年目。実は私、開設された当時の緩和ケア病棟看護師とし

て数年勤めさせていただいておりました。一緒にお仕事させていただいた方々もおられますね。

当時は何もかも新品、ピカピカの病棟でしたが、15年たった今いろいろガタはきているもののいい

具合に家庭的な雰囲気が定着しており、年期が入っても病院らしくない居心地の良さが保てていると

感じています。これは開設当時には感じられなかった空間であり、今まで緩和ケア病棟に携わってこ

られた人々が作り上げてきたものなのだなぁと今、あらためて感じています。

何よりボランティアさん方の空間づくりのすばらしさには頭が下がります。

日々のお花の手入れ、廊下にかけられた切り絵や写真などの作品展示、デイコー

ナーの机にそっと置いてある折り紙やどんぐりのおもちゃ、今も手掛けて頂いてい

るソファーカバー、外に行くと遊歩道の手入れやバルコニーの清掃いつもどこかに

ボランティアさんがいてくださいます。

よくボランティアさんが『おもてなしの心』と言われています。装飾だけでなく、その心をずーっ

と 15 年間、大切に紡いできたことによって今この病棟がいい味になったのだなと感じています。そ

れはお金では買えない当院の宝だと思います。

スタッフのころは私は同じ病棟に所属する人たちを〝仲間″とは思っていましたが、緩和チームと

いう考えはあまりなかったように思います。

しかしこの一年、師長の立場で緩和チームというのを考えたとき、ボランティアさんの存在は医療

者とは違った目線で患者・ご家族に心休まる空間を作って下さる大切な

チームの一員であることをつくづく考えるようになりました。

患者さん、ご家族の方に少しでも安らぎを感じてもらえる病棟である

よう、これからもみんなで作り上げたこの空間を大切に大切に緩和チー

ムで守っていきたいと思います。

春のハイキング お茶を頂きながら お花を愛でました

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勉 強 会

2017年 5月 24日に原武麻里看護師

にお話して頂きました。原武看護師は、

がん相談支援センターに専任し、緩和

サポートチームも兼任されています。

がんと診断された時から患者さんは

「がん相談支援センター」に相談でき、

がんと共に、生活できるよう、色々

支援して頂ける事がわかりました。

2017年 6月 15日に、元看護係長

斉藤三七子さんにお願いしました。

わたしたちは最後の場に選ばれてこの

場にいさせてもらっている。無力さと

限界を感じながら、謙虚であること。

この方はどんな風に日常をすごされて

いたのだろうか?...

と心にかける、気

にかけていく事を

日頃から大切にし

ているそうです。

レイクサイドで玉すだれ

ぼちぼちいこか

年明け一月十三日「新春お楽しみ会」で、南京玉すだれと皿回しをご披露させて頂きました。

病院での演技は初めてで、ボランティアの方々を交えて打ち合わせを

し、皆様に楽しんで頂ける様考えておりました。

そして迎えた当日、患者様はお二人でしたが、家族様、お医者様、

看護師様、ボランティアの皆様も参加して下さり、賑やかな会となり

ました。ベッドに横になり拍手をしながら観て下さった患者様、昨日

から楽しみにしていたとお聞きし、心から感謝し、精一杯演じさせて

頂きました。

皿回しの体験も、お医者様やスタッフの皆様で盛り上げて下さいました。

フィナーレも全員で「ふるさと」や「憧れのハワイ航路」を歌い、楽しい余韻を残しつつお開きと

なりました。 皆様本当に有り難うございました。♪アラエッサッサ―♪

「ペンタスの思い出」

昨日ペンタスの苗を植えました。5 月~10 月位まで

咲く花です。ふと植えながら昨年の秋の事を思い出

しました。白のペンタスの花でした。秋も終りの頃

で最後に少し残ったお花を摘みとり持って来まし

た。病室に届けて下さったのですが、「星のようにキ

レイな花何っていう名前?」と尋ねられたのですが、

名前がわからず持って来た私に尋ねて下さったので

すが、私も何気なく持って来て浅はかでした。尋ね

られた時、「今、分からないから明日まで調べて置き

ます」と返事した時、ハッと気付きました。自分の

返事の浅はかさに、もしかして、明日

お伝えできるかどうか分からない所で

ボランティアさせて頂いています。

明日がないかも知れないのにと思った

時、大切な所でボランティアさせて

頂いている。自分自身にもっと深く

心しながら、私も今日 1日を一刻一

秒を大切に生かせて頂こうと、思った

事又新たに、新しい明日を迎えさせて

頂こうと思いました。ありがとうござ

います。感謝いたします。水曜日(ボ)白鳥 明子

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緩和ケア病棟 遊歩道の樹木たち 5 「綿毛の樹、マルバヤナギ」 バルコニーの下、池に沿って太い樹を 10 数本見ることができる。これがマルバヤナギで落葉広葉樹。

ヤナギと言えばしなやかに垂れ下った枝とその枝に付いた細長い葉を持つシダレヤナギをイメージするが、このマルバヤナギ、見た目は全くヤナギに見えず普通の樹で

ある。ヤナギは種類も多く、漢字表記も枝が垂れているものを「柳」、枝が立ち上がっているものを「楊」と区別することがある。葉が丸みのある形をしていることからマルバヤナギの名がある。また新芽が赤いことからアカメヤナギの別名もある。沼地、池、河川敷など水辺を好んで

生育し、高さ 15~20m にもなる。この樹の特徴は、開花後の綿毛。5 月の初めに、たくさんの白い綿毛が、バルコニーに飛び交うと綿毛の季節だな-と思う。

ところで羽衣伝説と言えば、静岡県の三保の松原の松が有名であるが、滋賀県長浜市余呉湖にも羽衣伝説がある。ここでは松でなくこのマルバヤナギに羽衣を掛けた伝説となっている。「衣掛やなぎ」と言われ、その樹のそばには天女像があ

るとか。風に乗ってふわふわと飛ぶ綿毛を見ていると、羽衣伝説は、松よりもこのマルバヤナギの方がふさわしい。

「松竹梅、マツ」 南遊歩道の池側に数本生育している。常緑針葉樹。マツは古から広く親しま

れ「マツ」の語源には諸説ある。万葉集ではマツに「松」の他に「待」の漢字をあてていることもあることから、「神の降臨を待つ」神聖な木であることを意味するという説が有力である。

大きく分けると、アカマツとクロマツがあり、ここはアカマツ。文字通り樹皮が赤っぽいのでこの名が付いた。葉がやや細く柔らかく、手で触れてもクロマツほど痛くない。そのためクロマツが「雄松」と呼ばれることに対比して、「雌松」と呼ばれることもある。マツの葉は針葉と

呼ばれる針状の葉で、アカマツ/クロマツは 2 本。針葉が 5 本の五葉松、アメリカには 3 本の針葉を持つマツもある。マツの果実が松ポックリ、その形が面白く大きさも手頃で、子どものおもちゃなどに用いられる。時には工芸品などに加工されることもある。松が出れば、竹と梅で、吉祥の象徴「松竹梅」。松は寒い冬でも常緑で長寿の象徴、竹は子孫繁栄の象徴、そして梅は(春を待って咲く桜とは違い)寒い冬に春を運んで咲く生命力の強さと気高い香りを漂わせる。この遊歩道でも松・竹・梅を見ることが出来る。松と言えば、2011 年の東日本大震災時、岩手県陸前高田市の松原で奇跡的に津波に耐えて、立ったままの状態で残った「奇跡の一本松」が、命の力強さと希望を教えてくれた。

「紅葉の美しい、ナンキンハゼ」 南遊歩道池側とやすらぎホール横の廊下で見ることができる。落葉広葉樹。名の由来は、中国原産でハゼノキと同様に種子から蝋をとったことに由来する。ハゼの名

が付くが、ウルシの仲間でなく、かぶれることはない。

紅葉が美しいので街路樹や公園などにもよく植えられている。菱型の葉が特徴で、他の樹と容易に区別できる。初夏に薄黄色の穂のような花をたくさん咲かせる。この花、蜜が豊富で虫たちに人気がある。秋の紅葉は赤、黄、紫また緑などのいろいろの色が見られ美しい。10 月~11 月頃に実が熟すと黒色の種皮が裂けて、中から 3

個の白いロウ質に包まれた種子が出てくる。 葉が落ち白い種子だけが枝先に残る姿が秋の青空に映り白い花のようにも見え、可愛らしくまた美しい。

ところで 7 月頃遊歩道のナンキンハゼの樹の下で、写真の様な黄色い蟻の巣を見たことがありますか? 花が咲き終わると蜜の付いた花が道路に落ち、それを蟻が巣の中に運び入れる。蜜を吸われた花を巣の外に出し周りに盛り上げ、写真のように黄色い山ができる。ちょっと面白い不思議な造形である。 水曜日(ボ) 石井教昌

―編集後記― 今年のマルバヤナギは綿が、少なかったように思 今回も沢山の方のご協 います。自然界の変化なのでしょうか?ちょっと気になります。 力によって発行するこ 最近ご家族さんが皆さんに観てほしいとよく季節の花を届けて とができました。 下さいます。とてもうれしいです。5 月には牡丹、最近では 有難うございました。 手まり草 etcを頂きました。逆に私達が癒されています。♥♥♥♥ ♥M.H.♥