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1MPLAB IDEの起動 プログラミング MPLABの使い方 Widowsの「スタート」から「すべてのプログラム」-「Microchip」-「MPLAB IDE」を選択 する。(計算機実習室では、[スタート]から[すべてのプログラム]-[アプリケーションソフ ]-[CAD&グラフィック]-[Microchip]-[MPLAB IDE]で起動。) 1

プログラミング の使い方 1 MPLAB IDEの起動 - ESatoesato.net/ex/robo/mplab.pdf1.MPLAB IDEの起動 プログラミングMPLABの使い方 Widowsの「スタート」から「すべてのプログラム」-「Microchip」-「MPLAB

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  • 1.MPLAB IDEの起動プログラミング MPLABの使い方

    Widowsの「スタート」から「すべてのプログラム」-「Microchip」-「MPLAB IDE」を選択する。(計算機実習室では、[スタート]から[すべてのプログラム]-[アプリケーションソフト]-[CAD&グラフィック]-[Microchip]-[MPLAB IDE]で起動。)

    1

  • 2.Projectの作成プログラミング MPLABの使い方

    ①メニューのProjectからNewを選択してNew Projectのダイアログを表示。②Project Nameは test01、Project Directory(保存先フォルダ)はc:¥semi2016a等とする。※他のクラスもPCを利用します。フォルダ名は適宜設定し、USBメモリ等にもバックアップしておく。

    ③OKボタンを押す。Project Directoryに指定したディレクトリ(フォルダ)が無い場合には、新しくディレクトリを作成するかどうか訊いてくるので、さらにOKボタンを押す。

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  • 3.ソースコード(プログラム)の作成プログラミング MPLABの使い方

    ①メニューのFileからNewを選択してテキストエディタを表示。未だソースコードに名前を付けていないため、タイトルはUntitled*の状態。

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  • プログラミング MPLABの使い方②テキストエディタにプログラムを入力する。③プログラムを保存するためにメニューのFileからSave As…を選択する。④「名前を付けて保存」のダイアログでは、保存する場所をProject Directoryで指定した場所とし、ファイル名は test01.asm等とする。※拡張子 .asm を付けるのを忘れずに!⑤保存ボタンを押す。

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  • 4.ソースコード(プログラム)をProjectへ登録プログラミング MPLABの使い方

    ①プロジェクトウィンドウ(緑矢印)が表示されていない場合は、メニューのViewにおいて表示されるリストのProject部分にチェックを入れる。②プロジェクトウィンドウのSource Filesの行をマウスで右クリックすると、選択メニューが

    現れ、Add Files…部分をクリックする。すると、ファイル選択

    のダイアログが表示されるので、ソースコードを登録する。

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  • 5.ソースコードのビルド(機械語への変換)プログラミング MPLABの使い方

    ①メニューのProjectからBuild Allを選択する。途中で「Absolute or Relocatable?」というダイアログが現れたら、「Absolute」を選択する。

    ※同じソースコードで再ビルドを行っている場合は現れません。

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  • プログラミング MPLABの使い方②ビルド中は、Outputダイアログに様々なメッセージが表示されます。最後に「BUILD SUCCEEDED」と表示されていれば、OKです。エラー(間違い)がある場合は、行番号を確認し、エディタにてソースコードの修正が必要になります。<エラーメッセージの例>

    Error[113] C:¥LED01¥LED01.ASM 49 : Symbol not previously defined (s)→ 49行目:未定義シンボルを使っていないか?

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    プログラミング MPLABの使い方「BUILD FAILED(ビルド失敗)」の原因として、PICマイコンの種類が正しく設定されていない可能性もあります。設定はOutputダイアログの下記部分で確認して下さい。

    正しい設定がなされていると、青枠部分は

    /p16F876A

    設定を変更するには、①メニューの「Configure」から「Select Device」を選択する。

    ②Deviceで「PIC16F876A 」を選び、OKボタンを押す。

    PIC16F876A

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    6.シミュレータによる動作検証プログラミング MPLABの使い方

    ①メニューのDebuggerからSelect Toolを選び、シミュレータの一覧から「4.MPLAB SIM」を選択する。すると、下の赤い破線枠のとおりツールバーに操作ボタンが追加される。

    シミュレータ操作ボタン

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    プログラミング MPLABの使い方②入出力ポートやレジスタの値を表示するWatchダイアログを表示させるため、メニューのViewからWatchを選択する。次にPORTBを追加するため、下図のとおり赤枠のボタンを押して表示されるリストから「PORTB」を選択し、左の「Add SFR」ボタンを押す。

    Wレジスタはリストから「WREG」を選択する。また、値の表示形式を変更するには、Valueの表示の上でマウスの右ボタンを押し、現れるリストにおいてチェックの状態を変える。

    <値の表示形式の変更方法>

    2進数(チェックをつける)

    16進数(チェックなしでOK)

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    プログラミング MPLABの使い方③入力ポート(PORTB)の値を設定するため、下図のとおりメニューのDebuggerから

    Stimulus、New Workbookを選択する。すると、Stimulusのダイアログが現れる。

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    プログラミング MPLABの使い方④下図の赤枠で示した「Pin/SFR」と「Action」の欄をクリックすると、リストが現れる。上から順にPORTBの「RB7」と「Toggle」、2行目に「RB6」と「Toggle」、3行目に「RB5」と「Toggle」、4行目に「RB4」と「Toggle」、5行目に「RB3」と「Toggle」、6行目に「RB2」と「Toggle」、7行目に「RB1」と「Toggle」、8行目に「RB0」と「Toggle」を選択する。

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    プログラミング MPLABの使い方⑤エディタ、Watch、Stimulusの3つを見やすい位置に置く。シミュレータ操作ボタンのリセットボタン(赤枠)を押すと、エディタ上の緑の矢印がプログラムメモリ00HのGOTOMAINの位置に戻る。以後、シミュレータ操作ボタンのStep Intoボタン(青枠)を押すたびに、緑の矢印がプログラム上を1行ずつ移動する。

    エディタ

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    プログラミング MPLABの使い方⑥PORTBの値を設定する場合は、StimulusのダイアログのFireボタン(赤枠)を使用する。例えば、PORTBの入力値を0x01から0xA0(2進数:10100000b)に変更するには、RB7, RB5, RB0のFireボタンをそれぞれ1回押す。Watchに表示されるPORTBの値が変わるのは、次にStep Intoのボタンを押した後になる。

    ※1 0x01の「0x」は16進数、00000001bの「b」は2進数表記であることを表す。他に16進数は「H」を使用する場合がある。

    ※2 PORTBは8ビットの入出力ポート。ビット単位で値を表す場合は、上位からRB7, RB6, RB5, RB4, RB3, RB2, RB1, RB0 に分ける。例) PORTB = 0xA0➡ RB7=1, RB6=0, RB5=1, RB4=0, RB3=0, RB2=0, RB1=0, RB0=0