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プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

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1999年のプレスリリース一覧年のプレスリリース一覧

ここに掲載されている情報は、発表日時点の内容です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

役員人事ならびに変則決算のおしらせ役員人事ならびに変則決算のおしらせ

日本スポーツ振興くじ株式会社発足について日本スポーツ振興くじ株式会社発足について

「「Windows2000アップグレードアップグレード・・プログラム」についてプログラム」について

「「Club IBM Web Link Shopping」サイトをオープン」サイトをオープン

インターネット通販サイトの運営企業との協力を推進インターネット通販サイトの運営企業との協力を推進

BullととIBM、、UNIXシステムおよびソフトウェアの契約を延長システムおよびソフトウェアの契約を延長

S/390およびおよびRS/6000サーバーを使用、サーバーを使用、250万人近くの人々が資産を管理万人近くの人々が資産を管理

家庭用ゲーム機と家庭用ゲーム機とTVを利用した会員制ネットワークを利用した会員制ネットワーク・・サービスサービス

武蔵野銀行様が基幹システムを当社に一括アウトソーシング武蔵野銀行様が基幹システムを当社に一括アウトソーシング

幅広い購入形態を総合支援幅広い購入形態を総合支援 ASKUL B2B MARTを本格展開を本格展開

「「OCN PCパック」パック」ThinkPad i シリーズの提供開始シリーズの提供開始

チボリとのチボリとのEビジネスアウトソーシングに関する基本合意についてビジネスアウトソーシングに関する基本合意について

世界最速スーパーコンピューター開発に向け世界最速スーパーコンピューター開発に向け1億ドル規模の研究計画億ドル規模の研究計画

ホームページの運用を低料金で代行するサービス販売開始ホームページの運用を低料金で代行するサービス販売開始

ウェアラブルウェアラブル・・パソコンの試作機をオリンパスとの協業により開発パソコンの試作機をオリンパスとの協業により開発

アジア太平洋地域のウェブサイト上でプライバシー保護の主導を開始アジア太平洋地域のウェブサイト上でプライバシー保護の主導を開始

「「OCN Aptivaパック」で初のカスタマイズ契約パック」で初のカスタマイズ契約

書籍インターネットサイト書籍インターネットサイト 「本やタウン」大型書店参加し本格稼働「本やタウン」大型書店参加し本格稼働

寒天トップメーカー伊那食品工業様の食品ネット販売システム再構築寒天トップメーカー伊那食品工業様の食品ネット販売システム再構築

役員人事のお知らせ役員人事のお知らせ

第第13回『日本回『日本IBM科学賞』受賞者決定科学賞』受賞者決定

サンとサンとSGIを抜いてを抜いて ハイパフォーマンスハイパフォーマンス・・コンピューティングで首位コンピューティングで首位

e−ビジネス時代に対応した企業向けクライアントビジネス時代に対応した企業向けクライアントPCの最上位モデルの最上位モデル

IBMととEXEテクノロジーズが共同でテクノロジーズが共同でe-businessソリューションを提供ソリューションを提供

IBMが、業界初のが、業界初の315万画素高画質万画素高画質20.8型型TFTカラー液晶パネルを開発カラー液晶パネルを開発

「「e-ビジネス」に機能を統合ビジネス」に機能を統合 最新アプリケーション最新アプリケーション・・サーバーを発表サーバーを発表

WorkPad用オプションを発表用オプションを発表

武藤工業武藤工業 携帯電子メモパッド「携帯電子メモパッド「Decrio」を発表」を発表

200種以上ものテンプレートと種以上ものテンプレートと39種類のフォント集を発売種類のフォント集を発売

大阪大学様が大阪大学様がLinux搭載ワークステーション搭載ワークステーション700台をご発注台をご発注

プレスリリースプレスリリースプレスリリースプレスリリース

Page 2: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

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北城日本北城日本IBM社長が社長がIBM AP社長に、大歳常務が日本社長に、大歳常務が日本IBM社長に就任社長に就任

インターネットで動画による金融市場情報のトライアル提供を開始インターネットで動画による金融市場情報のトライアル提供を開始

日産が北米グローバル日産が北米グローバル・・インフォメーションインフォメーション・・プロバイダーにプロバイダーにIBM簡易スクリプト言語簡易スクリプト言語WebBASE Server Pages for WebSphere販売開始販売開始

IBM取締役会、四半期現金配当を宣言 追加自社株買い戻しを承認取締役会、四半期現金配当を宣言 追加自社株買い戻しを承認

最新システム管理機能サポート最新システム管理機能サポート 企業向けノート企業向けノートPCの普及機種を発表の普及機種を発表

高信頼性高信頼性・・高可用性を実現する高可用性を実現するPCサーバーの新シリーズサーバーの新シリーズ

銀行向け情報銀行向け情報・・通信システム事業に関する合弁会社の設立について通信システム事業に関する合弁会社の設立について

9万円台の初心者向け低価格万円台の初心者向け低価格PCの後継モデルを発表の後継モデルを発表

7色のカラー色のカラー・・カバーカバー 家庭向けオールインワン型ノート家庭向けオールインワン型ノートPCを発表を発表

「「IBM PC教材シリーズ」の第教材シリーズ」の第2弾として「インターネット活用法版」弾として「インターネット活用法版」

IBMコーポレーションコーポレーション1999年度第年度第3四半期の連結決算を発表四半期の連結決算を発表

会計会計・・販売物流販売物流・・生産管理のビッグバン型基幹業務再構築生産管理のビッグバン型基幹業務再構築

液晶ディスプレイを活かす次世代インターフェイスを共同開発を提案液晶ディスプレイを活かす次世代インターフェイスを共同開発を提案

日本初の仮想大学が開講日本初の仮想大学が開講

IBM、世界最大容量のサーバー用、世界最大容量のサーバー用HDDを発表を発表

慶應義塾大学で慶應義塾大学でWebによる履修システムが本格稼動による履修システムが本格稼動

最新最新PCシステム管理機能をサポートした企業向けクライアントシステム管理機能をサポートした企業向けクライアントPC発表発表Netfinityの製品ラインアップを強化の製品ラインアップを強化

NTT Commとの協業による「との協業による「OCN Aptivaパック」の提供開始についてパック」の提供開始について

RS/6000 モデルモデルS80 トランザクション処理の世界記録を更新トランザクション処理の世界記録を更新

マツダと日本マツダと日本IBMが情報システムのアウトソーシング契約で基本合意が情報システムのアウトソーシング契約で基本合意 高性能、低価格の高性能、低価格のPCワークステーションの新製品を発表ワークステーションの新製品を発表

AS//400e 中堅成長企業の新規市場向け、ドミノ専用サーバーを発表中堅成長企業の新規市場向け、ドミノ専用サーバーを発表

IBMががHDDで世界最高の記録密度を達成で世界最高の記録密度を達成

「「IPS(インテリジェントインテリジェント・・ポンプポンプ・・セーバーセーバー)」を開発、外販開始」を開発、外販開始

経営者層に向けたサーバー製品の新広告キャンペーンを開始経営者層に向けたサーバー製品の新広告キャンペーンを開始

大昭和製紙の大昭和製紙のSPEEDシステム本格稼動システム本格稼動

デジタルデジタル・・キャンパスのための次世代マルチメディアキャンパスのための次世代マルチメディア・・ステーションステーション

通産省プロジェクト通産省プロジェクト 実証実験「デジタルコンテンツ市場」稼動開始実証実験「デジタルコンテンツ市場」稼動開始

IBMの銅配線の銅配線PowerPCの出荷数がの出荷数が100万個に万個に

デルコンピュータとデルコンピュータとIBMがサービス業務における提携を発表がサービス業務における提携を発表

最先端の最先端のIBMサポートセンターを沖縄に新設サポートセンターを沖縄に新設

声だからこそ楽しめる『声でゲーム』シリーズを発表声だからこそ楽しめる『声でゲーム』シリーズを発表

ViaVoiceミレニアムの音声認識技術を活用した新製品を発表ミレニアムの音声認識技術を活用した新製品を発表

ViaVoiceミレニアム音声認識ソフトウェア最新版ミレニアム音声認識ソフトウェア最新版

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Webアプリケーション統合開発ツールとワークフローソリューションアプリケーション統合開発ツールとワークフローソリューション

IBM、シークエントの合併完了を発表、シークエントの合併完了を発表

ベリサインが、日本ベリサインが、日本IBMのウェブのウェブ・・ホスティングホスティング・・サービスへサービスへ

IBM、、DASCOM社を買収社を買収 新規格「新規格「SXGA+」採用液晶パネルの」採用液晶パネルのOEM販売を開始販売を開始

低価格の低価格のS/390新シリーズを発表新シリーズを発表

ロータスロータス ノーツノーツ ドミノで実現できるドミノで実現できるSFA製品を発売開始製品を発売開始

Monterey/64、インテルの、インテルのMercedチップで動作する初のチップで動作する初のUNIX2000年シドニー年シドニー・・オリンピックの公式ウェブサイトを開設オリンピックの公式ウェブサイトを開設

シドニー五輪組織委とシドニー五輪組織委とIBMがシドニー五輪のオフィシャルがシドニー五輪のオフィシャルWebサイトサイト

RS//6000業界最高速の業界最高速のSMPサーバー、低価格の薄型サーバーを発表サーバー、低価格の薄型サーバーを発表

日本リロケーション、日本リロケーション、AS/400によるによるCTIシステムを採用システムを採用

「情報バリアフリーフォーラム「情報バリアフリーフォーラム1999」を」を22日に開催日に開催

コンビニコンビニATM共同出資会社設立共同出資会社設立 -24時間銀行サービスが利用可能時間銀行サービスが利用可能

IBM VideoChargerサーバーサーバー・・衛星インターネットで配信実験を開始衛星インターネットで配信実験を開始

新日本製鐵君津製鐵所で資材見積照会の新日本製鐵君津製鐵所で資材見積照会のWebシステムが本格稼動システムが本格稼動

音声読み上げや「音声読み上げや「iモード」画面用ホームページも簡単に作成モード」画面用ホームページも簡単に作成

15インチインチ・・ディスプレイ付きでディスプレイ付きで9万円台の初心者向けデスクトップ万円台の初心者向けデスクトップPCシスコとシスコとIBM、戦略的サービスで提携、戦略的サービスで提携

省スペースのスリムタワー型など企業向けクライアント省スペースのスリムタワー型など企業向けクライアントPCを発表を発表

小規模企業を支援する「スモール小規模企業を支援する「スモール・・ビジネスビジネス・・プログラム」を強化プログラム」を強化

矢崎総業で技術情報の電子配布システムを構築矢崎総業で技術情報の電子配布システムを構築

日本初の法人事業所向け日本初の法人事業所向け“e-オークションオークション”をを10月開始月開始

三井海上火災と保険業界最大規模の戦略的アウトソーシング契約締結三井海上火災と保険業界最大規模の戦略的アウトソーシング契約締結

大丸興業大丸興業 総合商社初の本格的な総合商社初の本格的なSCMを展開へを展開へ

サプライチェーンサプライチェーン・・マネジメントを活用したマネジメントを活用したeビジネス分野で提携ビジネス分野で提携

ホームページを聴くソフトウェアをさらに使いやすくホームページを聴くソフトウェアをさらに使いやすく

IBM Corporationにアジアパシフィック向けにアジアパシフィック向けATMを供給を供給

IATAととIBM、航空業界向けに、航空業界向けにe-ticketシステムを共同開発システムを共同開発 IBM、、HDD新製品で新製品で3つの世界新を樹立つの世界新を樹立

日本初日本初!音声認識対応宛名印刷ソフト音声認識対応宛名印刷ソフト 宛名職人宛名職人2000新発売新発売

日本初日本初!音声認識対応家計簿ソフト音声認識対応家計簿ソフト やりくり上手やりくり上手2000シリーズ新発売シリーズ新発売

スポーツ振興投票業務の受託についてスポーツ振興投票業務の受託について

低コストでインターネット低コストでインターネット・・バンキングを実現バンキングを実現

IBMとと3Com、特許のクロス、特許のクロス・・ライセンス契約を締結、提携関係を強化ライセンス契約を締結、提携関係を強化

あなたの声でポストペットが動く!あなたの声でポストペットが動く!

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IBMコーポレーションコーポレーション 1999年度第年度第2四半期の連結決算を発表四半期の連結決算を発表

PCリモート操作ソフト『リモート操作ソフト『Desktop On-Call』を』をLinux対応に対応に

PC最上位機種最上位機種 高速プロセッサーを搭載した新モデルを追加高速プロセッサーを搭載した新モデルを追加

住友信託銀行住友信託銀行 インターネット法人顧客向け資産運用管理システムインターネット法人顧客向け資産運用管理システム

SOHO市場向けに市場向けにLinuxベースのベースのPCサーバーの販売で協業サーバーの販売で協業

「「Netfinityアベイラビリティーアベイラビリティー・・エクステンション」を発表エクステンション」を発表

IBMととPhotronics社、小型で高性能なチップ製造技術の開発で協業社、小型で高性能なチップ製造技術の開発で協業

新オーガニック新オーガニック・・チップチップ・・キャリアキャリア・・パッケージング技術を発表パッケージング技術を発表

IBMとシークエント、合併を発表とシークエント、合併を発表

「「NetWare」対応」対応 標準標準Webアプリケーションアプリケーション・・サーバーとして採用サーバーとして採用

電子商取引向け、「電子商取引向け、「e−ビジネスビジネス かんたんパック」を発表かんたんパック」を発表

三井信託銀行で三井信託銀行でWebブラウザーによる履歴照会システムが稼動開始ブラウザーによる履歴照会システムが稼動開始

最新の総合ビジネス最新の総合ビジネス・・ソフトを添付した個人向けソフトを添付した個人向けPC新モデル新モデル

企業向けノート企業向けノートPC2機種で新モデルを追加機種で新モデルを追加

AS/400e 電子商取引向け、「電子商取引向け、「e−ビジネスビジネス かんたんパック」を発表かんたんパック」を発表

地理情報システムを本格展開地理情報システムを本格展開

家族の介護や育児が必要な社員の一部に部分的な在宅勤務制度家族の介護や育児が必要な社員の一部に部分的な在宅勤務制度

役員人事および業務分担変更役員人事および業務分担変更

ERPパッケージソフトウェアを活用したソリューションパッケージソフトウェアを活用したソリューション

乗換の案内や交通費確認も音声で指示乗換の案内や交通費確認も音声で指示

Webブラウザーで離れたブラウザーで離れたPCを操作する「を操作する「PCリモコン」ソフトを発表リモコン」ソフトを発表

電子キャンパス環境実現に向けた協力で合意電子キャンパス環境実現に向けた協力で合意

オープンなオンチップオープンなオンチップ・・バスバス・・アーキテクチャーを無償公開アーキテクチャーを無償公開

システムシステム・・オンオン・・チップの設計期間とコストを大幅に削減する新技術チップの設計期間とコストを大幅に削減する新技術

多国語アプリケーション開発向け技術支援を開始多国語アプリケーション開発向け技術支援を開始

Linux上で稼動する英日翻訳ソフトを発表上で稼動する英日翻訳ソフトを発表

マイクロドライブの販売を開始マイクロドライブの販売を開始

e-ビジネスへの道を切り開くツール群ビジネスへの道を切り開くツール群

ロシア国立エルミタージュ美術館のデジタル化を支援ロシア国立エルミタージュ美術館のデジタル化を支援

メッセージングメッセージング・・ミドルウェア製品ラインを一新ミドルウェア製品ラインを一新

筑波大学に最新データマイニング環境を導入筑波大学に最新データマイニング環境を導入

三菱信託銀行の受託管理事務を効率化する新システムを導入三菱信託銀行の受託管理事務を効率化する新システムを導入

TOP500スーパーコンピュータースーパーコンピューター・・リストでリストで2位に躍進位に躍進

「「PC教材シリーズ」第一弾として「ホームページ教材シリーズ」第一弾として「ホームページ・・ビルダービルダー2000版」版」京セラ 約京セラ 約3,600万件の大規模データ万件の大規模データ・・ウェアハウスを構築ウェアハウスを構築

液晶ディスプレイ一体型クライアント液晶ディスプレイ一体型クライアントPCの新モデルの新モデル

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ホイッスルホイッスル・・コミュニケーションズを買収コミュニケーションズを買収

PCワークステーションの普及機種に低価格ワークステーションの普及機種に低価格3Dモデルを発表モデルを発表

ISRFがインターネットがインターネット・・スクリーンフォン規格案を発表スクリーンフォン規格案を発表

e-businessソフト開発企業の支援体制を強化ソフト開発企業の支援体制を強化

低価格のエントリー低価格のエントリー・・クラスクラスPCサーバー「サーバー「Netfinity 1000」を発表」を発表

エイサーエイサー・・グループとグループと80億ドルの技術契約を締結億ドルの技術契約を締結

イーサネット機能も搭載した個人向け低価格デスクトップイーサネット機能も搭載した個人向け低価格デスクトップPCを発表を発表

最新版のデジタル画像編集ソフトを発表最新版のデジタル画像編集ソフトを発表

役員の業務分担変更役員の業務分担変更

1テラフロップスのテラフロップスのRS//6000  SPを受注を受注

Linuxソリューションの提供を促進に共同歩調を取ることで合意ソリューションの提供を促進に共同歩調を取ることで合意

B5サイズサイズ・・ノートにフルサイズノートにフルサイズ・・キーボードを搭載キーボードを搭載

ディープディープ・・コンピューティングコンピューティング・・インスティチュートを設立インスティチュートを設立

従来モデルの従来モデルの6倍の処理能力を持つスイッチング倍の処理能力を持つスイッチング・・ハブハブ

ビジネスビジネス・・パートナー向け新プログラム「パートナーワールド」パートナー向け新プログラム「パートナーワールド」

音声認識ソフトウェアをさらに親しみやすく音声認識ソフトウェアをさらに親しみやすく

銅配線技術を採用した銅配線技術を採用したS//390 G6サーバーを発表サーバーを発表

バーチャルバーチャル・・ストア向け、「ストア向け、「e-ビジネスビジネス かんたんパック」を発表かんたんパック」を発表

ホームページ作成ソフトの特別低価格キャンペーンを開始ホームページ作成ソフトの特別低価格キャンペーンを開始

ソフトウェアの総合開発拠点「ソフトウェア開発研究所」を新設ソフトウェアの総合開発拠点「ソフトウェア開発研究所」を新設

DB2 UDBのプラットフォームをのプラットフォームを Linuxにも拡大にも拡大

HDDで世界最高の記録密度を達成で世界最高の記録密度を達成

高速で信頼性の高いサーバー用高速で信頼性の高いサーバー用HDDを発表を発表

ニンテンドウとニンテンドウと10億ドルの技術契約億ドルの技術契約

価格性能比に優れた価格性能比に優れた3Dグラフィックスグラフィックス・・アダプターアダプター

手のひらサイズの情報機器「手のひらサイズの情報機器「WorkPad」の事業を強化」の事業を強化

省スペース型クライアント省スペース型クライアントPC「「PC  300PL  Slim」を発表」を発表

第第37回ユーザー回ユーザー・・シンポジウムを沖縄で開催シンポジウムを沖縄で開催

取締役会、取締役会、9%増配の四半期現金配当を宣言%増配の四半期現金配当を宣言

ViaVoice for LinuxががRed Hatより利用可能により利用可能に

IBMコーポレーションコーポレーション 1999年度第年度第1四半期の連結決算を発表四半期の連結決算を発表

戦略ミドルウェア「戦略ミドルウェア「MQSeries」を強化」を強化

現行モデルと比較して現行モデルと比較して37%低価格なオフィス向けプリンター%低価格なオフィス向けプリンター

拡張機構でオール拡張機構でオール・・インイン・・ワンの省スペースワンの省スペースPCににWebアプリケーションアプリケーション・・サーバーをさらに強化サーバーをさらに強化

ノートノートPCバッテリー稼働時間バッテリー稼働時間/処理能力向上するフリー処理能力向上するフリー・・ソフトウェアソフトウェア

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ドミノドミノ・・サーバーにサーバーに S//390 エンタープライズエンタープライズ・・サーバーを採用サーバーを採用

ソニーとデジタル音楽コンテンツの著作権保護技術で協力ソニーとデジタル音楽コンテンツの著作権保護技術で協力

メディア資産管理機能を提供する世界規模の合弁契約締結メディア資産管理機能を提供する世界規模の合弁契約締結

NuOfficeを北米市場でも発売を北米市場でも発売

携帯用音声技術のイニシアティブ『携帯用音声技術のイニシアティブ『VoiceTIMES』結成』結成

業界最高レベルのグラフィックス業界最高レベルのグラフィックス・・ボード搭載ボード搭載PCワークステーションワークステーション

インターネットインターネット・・プロバイダーを支援するパートナープロバイダーを支援するパートナー・・プログラムプログラム

価格性能比に優れた家庭向けノート価格性能比に優れた家庭向けノートPCの新モデルを発表の新モデルを発表

“人人”とと“スキルスキル”に焦点を当てた新たな広告展開を開始に焦点を当てた新たな広告展開を開始

音声認識ソフト利用の視覚障害者音声認識ソフト利用の視覚障害者PC利用支援の実験を開始利用支援の実験を開始

Project Monterey、予定より短い期間でプロジェクトが進行、予定より短い期間でプロジェクトが進行

コンパック、コンパック、ProjectMontereyのサポートを表明のサポートを表明

クラス最高のクラス最高のWeb処理性能を達成処理性能を達成 アプリケーションアプリケーション・・サーバーサーバー

将来の将来のe−businessに向けた先進インターネットに向けた先進インターネット・・プロジェクトプロジェクト

「「Linuxサポートサポート・・センター」インテル社との協力で本日オープンセンター」インテル社との協力で本日オープン

e−ビジネスを支えるビジネスを支えるNetfinity新製品とサポート新製品とサポート・・サービスを発表サービスを発表

電話音声認識システム「電話音声認識システム「ViaVoice  Telephony」を発表」を発表

高機能機種などクライアント高機能機種などクライアントPCおよびノート型およびノート型PCの新モデルを発表の新モデルを発表

丸全昭和運輸が日本丸全昭和運輸が日本IBMにホストにホスト・・システム運用をアウトソーシングシステム運用をアウトソーシング

「「MICRO CADAM Helix」の会員制サービスを開始」の会員制サービスを開始

CRM実現のための中核製品を出荷実現のための中核製品を出荷

役員人事および業務分担変更役員人事および業務分担変更

変則決算のお知らせ変則決算のお知らせ

業界初のインターネット受発注システム「業界初のインターネット受発注システム「YKKAPオンラインサービス」オンラインサービス」

ノベルとノベルとNetWare対応の対応のWebSphereを提供を提供

日本生まれのソフトウェアを米国でも発売開始日本生まれのソフトウェアを米国でも発売開始

EMCとテクノロジーとビジネスの戦略的提携を発表とテクノロジーとビジネスの戦略的提携を発表

1998年度(年度(1月~月~12月期)決算発表月期)決算発表

システム運用管理業務のアウトソーシングを基本合意システム運用管理業務のアウトソーシングを基本合意

シャープとパーベイシブシャープとパーベイシブ・・コンピューティングにおける協業に合意コンピューティングにおける協業に合意

音声とデータの統合により、通信コストを削減音声とデータの統合により、通信コストを削減

千代田生命との提携強化について千代田生命との提携強化について

日本での日本でのLinuxサポートを発表サポートを発表

e−ビジネスを実現するためのビジネスを実現するためのWebサーバー機能を強化サーバー機能を強化

第一証券と情報システム業務をアウトソース合弁会社設立で基本合意第一証券と情報システム業務をアウトソース合弁会社設立で基本合意

大王製紙大王製紙 家庭紙事業部の家庭紙事業部のSFAシステム 販売促進活動を強力に支援システム 販売促進活動を強力に支援

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デルコンピュータがデルコンピュータが160億ドル規模の技術契約を発表億ドル規模の技術契約を発表

佐川急便で全国を結ぶ売上管理システムを構築佐川急便で全国を結ぶ売上管理システムを構築

Linux対応製品のラインアップを一挙に拡大対応製品のラインアップを一挙に拡大

家庭向けインターネット家庭向けインターネット・・サービスの標準仕様「サービスの標準仕様「OSG」策定へ」策定へ

PentiumIII対応の対応のViaVoice開発キットを発表開発キットを発表

「「ServicePac」の販売を開始」の販売を開始

介護保険制度対応の情報ネットワーク介護保険制度対応の情報ネットワーク・・システムを構築システムを構築

スペースを実現するスリムスペースを実現するスリム・・タワー型の企業向けタワー型の企業向けPCを発表を発表

声による文章入力機能を強化した個人向け声による文章入力機能を強化した個人向けPCを発表を発表

人事人事・・経理経理・・総務機能をアウトソース総務機能をアウトソース

印刷速度が毎分印刷速度が毎分40枚のワークグループ向けレーザー枚のワークグループ向けレーザー・・プリンタープリンター

手のひらサイズの情報機器手のひらサイズの情報機器 PCコンパニオン「コンパニオン「WorkPad」を発表」を発表

ASIC技術の進化によりシステム技術の進化によりシステム・・オンオン・・チップ製品に拍車チップ製品に拍車

世界初のデジタルワイヤレス世界初のデジタルワイヤレス・・マルチメディアマルチメディア・・システム実験を開始システム実験を開始

デジタル画像の電子透かし技術提案を統合デジタル画像の電子透かし技術提案を統合

「「ThinkPad 600E」の企業向けおよび個人向け新モデルを発表」の企業向けおよび個人向け新モデルを発表

デジタルデジタル・・コンテンツ用電子透かしサービスを開始コンテンツ用電子透かしサービスを開始

「「SCAW」生産管理システムに」生産管理システムにSCMソリューション「ソリューション「SCORPIO/PRM」連携」連携

大手レコード会社と新デジタル配信システムの試験運用を発表大手レコード会社と新デジタル配信システムの試験運用を発表

あの『鉄腕アトム』とあの『鉄腕アトム』とPCで会話ができるで会話ができる

AS//400e、ラインアップを一新、ラインアップを一新

お客様のネットワーク環境に合わせて選択できる企業向けお客様のネットワーク環境に合わせて選択できる企業向けPCフィリップス 高セキュリティーのスマートカードを共同開発フィリップス 高セキュリティーのスマートカードを共同開発

ドイツドイツ・・テレコム、チボリテレコム、チボリ・・システムズと重要な戦略的契約を締結システムズと重要な戦略的契約を締結

2.2倍の処理性能向上倍の処理性能向上 科学技術計算向け科学技術計算向けUNIX超並列サーバーを投入超並列サーバーを投入

個人向け低価格個人向け低価格PCの後継ファミリーを発表の後継ファミリーを発表

サプライサプライ・・チェーンチェーン・・マネジメント分野で販売提携マネジメント分野で販売提携

戦略ミドルウェア「戦略ミドルウェア「MQSeries」を大幅に強化」を大幅に強化

幕張事業所拡張工事が完了し二期ビルが竣工幕張事業所拡張工事が完了し二期ビルが竣工

取締役会、通常の四半期現金配当を宣言、株式分割を発表取締役会、通常の四半期現金配当を宣言、株式分割を発表

「「PC西暦西暦2000年対応支援サービス」を開始年対応支援サービス」を開始

企業の基幹業務システムでの利用に向けて企業の基幹業務システムでの利用に向けてNetfinityの新製品の新製品

S//390、、2000年の準備に向け処理能力を拡張年の準備に向け処理能力を拡張

1998年度第年度第4四半期および四半期および1998年度通期の連結決算を発表年度通期の連結決算を発表

2000年問題チェックリストをインターネットで公開年問題チェックリストをインターネットで公開

32ノードノード Netfinity 7000 M10、、WindowsNT上の上のTPC−D値で最高値達成値で最高値達成

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お客様のパソコンのリサイクルをお手伝いお客様のパソコンのリサイクルをお手伝い

サーバー統合支援サービスを開始サーバー統合支援サービスを開始

貿易金融貿易金融EDIの実用化に向けた実施ガイドラインを策定の実用化に向けた実施ガイドラインを策定

6年間連続して米国で最多特許を取得年間連続して米国で最多特許を取得

WebSphereファミリー日本語版ラインアップが完結ファミリー日本語版ラインアップが完結

「「CLARION AutoPC」へ「」へ「microdrive」採用向けクラリオンと技術協力」採用向けクラリオンと技術協力

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役員人事ならびに変則決算のおしらせ役員人事ならびに変則決算のおしらせ

1999年12月27日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳卓麻)は、27日、2000年の新しい組織体制と役員人事を発表しました。なお、組織体制変更の詳細については1月末までに 決定する予定で、発効は2000年2月1日です。

また同日、会計年度を12月期決算に変更し、2000年1月1日より新年度の会計を開始すると発表しました。今回の変更は、2000年度よりIBMコーポレーションの 会計年度に決算期を合致させ、決算期の違いによる複雑な決算処理業務を簡素化するものです。

組織変更:

現在の首都圏以外の地域を3つの支社(東日本、中部、西日本)で統括する体制を変更し、産業別のシステム事業部およびゼネラル・ビジネス事業部へ再編成します。

今回の再編成は、全世界のIBMで培った最先端のソリューションを迅速にお客様にお届けする体制を強化することを目的として、お客様の業種に対応した組織へ集中させる ことにしたものです。また、営業体制を一元化することで当社のビジネス・プロセスの簡素化、効率化も図っていきます。

役員人事:

[業務分担変更(2000年2月1日付け)]

石黒 和義(いしぐろ かずよし、 現:常務取締役−西日本支社長)の業務分担を常務取締役−西日本担当に変更します。

大山 俊道(おおやま としみち、現:取締役− e-ビジネス事業部長)の業務分担を取締役−特別プロジェクト担当に変更します。

金田 治(かねだ おさむ、現:取締役−中部支社長)の業務分担を取締役−製造装置システム事業部長に変更します。

[退任(1999年12月31日付け)]

佐伯 達之(さえき たつゆき)が副社長−パーソナル・システムズ・グループ アジア・パシフィック担当を退任します。

以 上

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日本スポーツ振興くじ株式会社発足について日本スポーツ振興くじ株式会社発足について

平成11年12月21日

株式会社 大和銀行株式会社 博報堂株式会社 日本交通公社株式会社 東芝日本アイ・ビー・エム 株式会社ぴあ 株式会社大日本印刷 株式会社株式会社 ベルシステム24

 大和銀行及び博報堂、日本交通公社、東芝、日本アイ・ビー・エム、ぴあ、大日本印刷、ベルシステム24の再委託先企業中核7社は、スポーツ振興投票業務の円滑な運営を図 ることを目的とした『日本スポーツ振興くじ株式会社』を発足させました。

 『日本スポーツ振興くじ株式会社』は、大和銀行よりスポーツ振興投票業務のうち売りさばき業務の管理等の再委託を受け、平成13年3月の販売開始に向け平成12年1月よ り本格的に作業をすすめてまいります。

【会社概要】【会社概要】

商     号 日本スポーツ振興くじ株式会社日本スポーツ振興くじ株式会社 英文名  Japan Sports Advancement Lottery, Ltd.

発     足 平成11年12月16日

業 務 開 始 平成12年 1月 中旬

本店所在地 東京都港区西新橋1丁目6番21号 大和銀行虎ノ門ビル9階

資 本 の 額 5億円

役     員 代表取締役社長   後藤 享 (大和銀行出身) 専 務 取 締 役 箙   紘矢 (博 報 堂出身) 常 務 取 締 役 織田 幾太郎 (日本交通公社出身) 取  締  役 長瀨 泰郎  (東 芝 出身) 取  締  役 石田 和男 (大和銀行出身)

従  業   員 約50名 大半が大和銀行及び中核7社よりの出向

主な事業内容 スポーツ振興投票券の売りさばき業務の管理及び関連業務

株 主 構 成 株式会社大和銀行                 5.0%株式会社大和銀カード                5.0% 大和銀総合システム株式会社            4.9% 東京生命保険相互会社                5.0% 富士火災海上保険株式会社             5.0% 日動火災海上保険株式会社              5.0% 株式会社アーバネックス               5.0% 朝日火災海上保険株式会社             1.0% 大和銀行グループ大和銀行グループ・・親密先           親密先           35.9%

株式会社博報堂                       5.0% 株式会社博報堂フォトクリエイティブ           5.0% 株式会社博報堂インセンティブプロモーションズ   5.0% 株式会社博報堂キャプコ                  5.0% 博報堂グループ                   博報堂グループ                    20.0%

株式会社日本交通公社                5.0% 株式会社JTB情報システム              3.9% 株式会社交通公社トラベランド            3.9% 株式会社日本交通事業社               2.0% 日本交通公社グループ             日本交通公社グループ             14.8%

株式会社東芝                      5.0% 東芝建物総合リース株式会社            2.5% 東芝グループ                  東芝グループ                   7.5%

日本アイ・ビー・エム株式会社            5.0% カテナ株式会社                     1.8% 日本アイ日本アイ・・ビービー・・エムグループ         エムグループ         6.8%

ぴあ株式会社                   ぴあ株式会社                   5.0%大日本印刷株式会社               大日本印刷株式会社               5.0%株式会社ベルシステム株式会社ベルシステム24                        5.0%

    合       計                 合       計             100.0%

以上

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「「Windows2000アップグレードアップグレード・・プログラム」についてプログラム」について(ご参考資料)

1999年12月20日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳卓麻)は20日、Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation 4.0が初期導入されてい る当社製PCの特定機種を購入したお客様に「Windows 2000(R) Professional日本語版アップグレード・キット」を無償(送料はお客様負担)で提 供する「Windows2000アップグレード・プログラム」の詳細を発表しました。  当社は、Windows 2000へのスムーズなアップグレードを目的とした同プログラムの実施をすでに本年10月に発表して おりますが、「Windows 2000最新情報ホームページ」を本日オープンし、そのなかでこのプログラムの詳細情報や、Windows 2000へのアップグレードに関する技術情報などを紹介しています(http://www.ibm.com/jp/pc/msinfo/windows2000/upgrade/)。

当プログラムの対象となるのは、本年9月1日から2000年3月31日の期間内に日本IBMの「IBM(R) PCシリー ズ」、「IntelliStation(R)」、「ThinkPad(R)」の特定機種(新品に限ります)を日本国内で購入した方です。申込書を上記ホームページよりダウ ンロードし、必要事項を記入した後、購入証明書(領収書または納品書のコピー)を添付の上、郵送でお申し込みいただきます。

 なお、申し込みは2000年4月15日の消印まで有効で、Windows 2000 Professionalの出荷後、順次発送します。対象機種は以下のとおりです。

ThinkPad

ThinkPad 600E: 2645-8MJ(8BJ),8KJ(8AJ)

ThinkPad 570: 2644-3B7(3BJ),1B7(1BJ)

ThinkPad 390E: 2626-ENJ

ThinkPad 390X : 2626-FNJ,GNJ,HNJ,JNJ

IBM PCシリーズシリーズ

IBM PC300PL : 6862-5LJ,C7J,5DJ,C9J,W8J,B6J,45J            6892-5FJ,C9J,W5J,50J

IBM PC300 PL Slim : 6871-22J,52J

IBM PC710 : 6870-JPN,JNL,JSN

IntelliStation

IntelliStation Z Pro : 6865-46J,40J,36J

IntelliStation M Pro : 6889-76J,83J,41J,44J,56J,53J

IntelliStation E Pro : 6893-76J,84J,82J,50J,43J,52J

以 上

IBM、Aptiva、IntelliStation、ThinkPadは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Microsoft、Windows、Windows NTはMicorsoft Corporationの商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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「「Club IBM Web Link Shopping」サイトをオープン」サイトをオープン

1999年12月20日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳卓麻)は16日、ThinkPad 、Aptiva など当社の個人向けPC利用者 を対象とした会員制サービスである「Club IBM 」の会員専用ホームページにおけるサービスの強化を目指し、当社の周辺機器などを販売するショッピング・サイト「バリュー・コレクション」に加え、当社以外の製品を扱う新 しいサイト「Club IBM Web LinkShopping(ウェブ・リンク・ショッピング)」を本日からオープンすると発表しました。

 この新しいサイトは、様々なインターネット通販サイトを運営する企業の参画を得て、Club IBM の通販サイトと参画企業が作成したClub IBM会員専用のショッピング・サイトをリンクで結び、参画企業の製品をClub IBMの会員に対して販売するものです。当 社は、定期的な電子メール・ニュースやホームページ上において、ClubIBM ウェブ・リンク・ショッピングへ参画した企業のショッピング・サイトを告知します。

 このプログラムによって、参画企業は、約10万人のClub IBM会員に対して、「日本IBMのPC利用者」という属性に適した自社製品の販売を行うことができます。 また、当社は、Club IBM会員に提供するサービスの拡充を図ることができます。さらに、Club IBM会員は、従来Club IBMの通販サイトでは扱われていなかった多彩な製品やサービ スを優待価格で購入することができるようになります。

 本日、Club IBM ウェブ・リンク・ショッピングへの初めての参画企業であるPC周辺機器メーカー「株式会社アイ・オー・データ機器(社長・細野昭雄、以下IOデ ータ)」、インターネット経由での音楽配信を行う株式会社ミュージック・シーオー・ジェーピー(会長・佐々木隆一、以下MCJ)のサイトがオープンします。IOデータはCPU、メモリー、ストレージ製品など各種PC周辺機器の販売を、またMCJはポップス、ロック、クラシックなどMP3形式の音楽データやMIDIデータのダ ウンロード販売を行います。

 「インターネット」「電子メール」という2つの大きなアプリケーションが、個人向けPCの好調な販売を支え、またインターネットを利用した新しいビジネスのあり方である e−ビジネスが広がりを見せる中、インターネット・ショッピングが今後ますます生活に根ざしたものになると予想されます。今回の2社の皮切りに、当社は、Club IBM ウェブ・リンク・ショッピングにおける取り扱い製品をPC関連の書籍やソフトウェア、またPC関連以外の製品にも拡大し、お客様に対して多彩な製品やサービスを提供する予 定です。

以 上

IBM,Aptiva,ThinkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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ホームページ上での会員向けサービス強化に向け、インターネット通販サイトの運営企業との協力を推進ホームページ上での会員向けサービス強化に向け、インターネット通販サイトの運営企業との協力を推進

1999年12月20日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳卓麻)は16日、ThinkPad 、Aptiva など当社の個人向けPC利用者 を対象とした会員制サービスである「Club IBM」の会員専用ホームページにおけるサービスの強化を目指し、当社の周辺機器などを販売するショッピング・サイト「バリュー・コレクション」に加え、当社以外の製品を 扱う新しいサイト「ClubIBM Web LinkShopping(ウェブ・リンク・ショッピング)」を本日からオープンすると発表しました。

 この新しいサイトは、様々なインターネット通販サイトを運営する企業の参画を得て、Club IBMの通販サイトと参画企業が作成したClub IBM会員専用のショッピング・サイトをリンクで結び、参画企業の製品をClub IBMの会員に対して販売するものです。当社は、定期的な電子メール・ニュースやホームページ上において、ClubIBM ウェブ・リンク・ショッピングへ参画した企業のショッピング・サイトを告知します。

 このプログラムによって、参画企業は、約10万人のClub IBM会員に対して、「日本IBMのPC利用者」という属性に適した自社製品の販売を行うことができます。 また、当社は、Club IBM会員に提供するサービスの拡充を図ることができます。さらに、Club IBM会員は、従来Club IBMの通販サイトでは扱われていなかった多彩な製品やサービスを優待価格で購入することができるようになります。

 本日、ClubIBM ウェブ・リンク・ショッピングへの初めての参画企業であるPC周辺機器メーカー「株式会社アイ・オー・データ機器(社長・細野昭雄、以下IOデー タ)」、インターネット経由での音楽配信を行う株式会社ミュージック・シーオー・ジェーピー(会長・佐々木隆一、以下MCJ)のサイトがオープンします。IOデータはCPU、メモリー、ストレージ製品など各種PC周辺機器の販売を、またMCJはポップス、ロック、クラシックなどMP3形式の音楽データやMIDIデータのダ ウンロード販売を行います。

 「インターネット」「電子メール」という2つの大きなアプリケーションが、個人向けPCの好調な販売を支え、またインターネットを利用した新しいビジネスのあり方である e−ビジネスが広がりを見せる中、インターネット・ショッピングが今後ますます生活に根ざしたものになると予想されます。今回の2社の皮切りに、当社は、ClubIBM ウェブ・リンク・ショッピングにおける取り扱い製品をPC関連の書籍やソフトウェア、またPC関連以外の製品にも拡大し、お客様に対して多彩な製品やサービスを提供する予 定です。

以 上

IBM,Aptiva,ThinkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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Bullとと IBM、、UNIXシステムおよびソフトウェアの契約を延長システムおよびソフトウェアの契約を延長(ご参考資料)

1999年12月17日

 BullとIBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は14日(現地時間)、Powerプロセッサー・ベースのUNIXシステムおよ びAIX オペレーティング・システムに関連する契約を延長する、と発表しました。新しい契約 は、7年前に両社の間で交わされた既存の契約に基づいています。さらに両社は、少なくとも2005年までは両社の関係を継続する意向があることも発表しました。

 BullとIBMの技術者は、引き続きAIXオペレーティング・システムについて、ワークロード管理、Webベースのシステム管理、信頼性および可用性といった面で共同 作業を行っていきます。 過去にもBullとIBMチームは共同で、AIX上の対称マルチプロセシング(SMP)機能を開発し、ワークロード処理を高速化した実績があります。

 両社は、引き続き64ビットの処理パフォーマンスの改善に集中すると同時に、高可用性にも焦点をあてて、お客様からの24時間のニーズにお応えします。

 AIXは、IBM PowerおよびIntel IA-32/IA-64プロセッサー向けに開発されているProject Monterey UNIXオペレーティング・システムの基盤となります。Bullは、AIX、シークエントのNUMA-Q、およびSCO UnixWareのテクノロジーを使用してエンタープライズ・クラスの高ボリューム商用UNIXオペレーティング・システムを開発するという、Project Montereyイニシアティブをサポートする主導的ハードウェア・サプライヤーのグループ、Project Monterey OEM Councilのメンバーです。

 1992年以来、BullとIBMの関係は、Baan、Oracle、およびSAPといったソフトウェア企業から高い評価を受けています。

以 上

IBM、AIXは、IBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標、または登録商標。

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S/390およびおよびRS/6000サーバーを使用して、サーバーを使用して、250万人近くの人々が資産を管理万人近くの人々が資産を管理(ご参考資料)

1999年12月17日

 IBM (本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は14日(現地 時間)、USDA(米国農務省)NationalFinance Centerが、米国連邦政府全職員のための401K(確定拠出型年金)プランである新しい『ThriftSavings Plan System』を実行するためにIBMの「S/390」および「RS/6000」サーバーの採用を決定した、と発表しました。 ThriftSavings Planは250万人近くの加入者を抱え、850億ドル以上の投資金を扱います。

 Thrift Savings Plan Systemでは、加入者はオンラインによって日々、基金間で資金を動かすことができるため、自分たちのポートフォリオをより 自由に管理できます。従来のシステムでは、加入者は月に1度しか自分たちのポートフォリオを変更できず、加入者へのインターネット・サービスも制限されていまし た。 新しいシステムでは、2000年5月の開始時にシステムに含められる他の2つの基金からの選択も可能になる予定です。この他にも新システムは、お客様へのサービスをさら に向上させ、加入者の管理費用を削減するいくつかの機能を提供します。

 RS/6000およびS/390サーバーは、書類の処理にデジタル・イメージングを取り入れています。会員は今後、自分たちの預金口座に関するより多くの情報をオンライ ンで見ることができます。これまでNational Finance Centerでは、加入者が口座に関する問合せを行ったとき、またはローンや預金の引出しを処理する際に多くの場合、書類を加入者に郵送しなければなりま せんでした。今後は、National Finance Centerは1つの印刷物に全ての計算明細書をまとめることもできるため、248万人の加入者への郵送費が削減されます。この結果、加入者には年に 4回、まとめて整理された計算明細書が届けられることになります。

 National Finance Centerは、Thrift SavingsPlanの全レコードの公的保管機関です。また、全USDA、および財務省や商務省を 始めとする他の100以上の連邦政府省庁職員45万人に対する隔週での給与支払いを管理しています。National FinanceCenterは、1998会計年度に350億ドル以上を配分し、100億ドル以上を集め、3,000万以上のトランザクションを処理しています。

以 上

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家庭用ゲーム機と家庭用ゲーム機とTVを利用した会員制ネットワークを利用した会員制ネットワーク・・サービスサービス・・システムを構築システムを構築

1999年12月16日

−任天堂とリクルートの新事業『ランドネット』任天堂とリクルートの新事業『ランドネット』−

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳卓麻)は16日、任天堂株式会社と株式会社リクルートの共同出資による合弁会社、株式会社ランドネットディディ(本社・東京都 中央区、田中正則社長)が提供する、家庭用ゲーム機とTVモニターを利用する会員制新ネットワーク・サービス『ランドネット』のシステムを構築したことを発表しました。  ランドネットは、任天堂の家庭用ゲーム機「NINTENDO64」と、周辺機器である「64DD(ディスクドライブ)」、およびTVモニターを利用して、ネット経由で新 作ゲームを取り込んだり、ゲームの書き換えができることに加え、eメール交換やホームページの閲覧などインターネットを楽しめる会員制サービスです。月額2,500円、入 会金無料という低料金で、64DDなどのハードウェアに、専用ゲームソフト6本と接続時間無制限のインターネット利用がセットで提供されることが最大の特徴です。ランドネ ットディディでは、今後3年間で50万人の会員を見込んでいます。

 同サービスは、本年12月から、64DD対応新作ゲームをオフラインで楽しめるサービスの第1フェーズを提供開始しました。2000年2月には、インターネット上で遊べ る各種デジタル・コンテンツ・サービス、インターネット接続関連のサービスが本格展開を開始する計画です。

 日本アイ・ビー・エムは、今月から稼動を開始したランドネットの会員管理システム、コンテンツ管理システムや、インターネット接続のセンター・システム、ランドネット会 員専用のネットワークアクセスポイント、認証システム等を全面的に構築しています。また会員からの問合せに対応するコールセンターをはじめ、サーバー/ネットワークの運用 やシステムの保守管理業務等のサービスも同時に受託しました。

 センター・システムのWebサーバー/メール・サーバーでは、IBM の UNIX 超並列サーバー「RS/6000 SPTM」を2フレーム(4WAYのCPUを6ノード搭載)、認証やセキュリティ制御用に「RS/6000」を約30台利用しているほか、会員管理や販売管理用の業務サー バーとして統合ビジネス・サーバー「AS/400 e」を3台、コンテンツ管理用に「Netfinity 」3台が採用された大型システムです。 また、一部のコンテンツは、別途構築されたLinux搭載のNetfinity3台でも管理されます。

 同システムは、インターネットでのゲーム配信システムなどにおいて、Java を基盤とした IBMの統合Webアプリケーション実行環境『WebSphere 』、及びデータベー ス『DB2 Universal Database (UDB)』を全面採用し、IBMのe-business関連技術とサービスを統合しています。PCではない64DDという特殊な クライアント環境で、メールやホームページなどのインターネットを楽しめるように、サーバー上でJavaプログラム(サーブレット)を稼動させるWebSphereを採用 しました。長野オリンピックで活用された負荷分散技術「Network Dispatcher」も利用しているため、10万人会員がアクセスしても安定した対応を行えます。また、64DDの中心利用者である若年層に配慮した、有害サイトへのア クセス制御を行っているため、保護者も安心してインターネットにアクセスできます。

以 上

IBM、AS/400、DB2、RS/6000、SP、WebSphereは IBM Corporationの商標。UNIX は X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。Javaは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

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武蔵野銀行様が基幹システムを当社に一括アウトソーシング武蔵野銀行様が基幹システムを当社に一括アウトソーシング[ プレスリリース ]

1999年12月14日

株式会社武蔵野銀行日本アイ・ビー・エム株式会社

 武蔵野銀行(頭取・三輪克明、本店・埼玉県大宮市桜木町)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:大歳卓麻、本社・東京都港区六本木、以下日本IBM)は14日、武蔵野 銀行の基幹システムの開発・保守と運用管理を日本IBMにアウトソーシングする基本合意に達したことを発表しました。サービス期間は2000年4月1日から10年間で、本 年中に契約を締結する予定です。

 地域金融機関においては、情報技術の飛躍的な発展、規制緩和による業務分野の拡大、顧客ニーズの多様化などの環境変化の中で、より一層、地域に密着したサービスの強化が 求められています。今回の一括アウトソーシングは武蔵野銀行の経営方針である「お客様のニーズに的確かつ迅速にお応えできる体制整備」を具現化するものです。同行は、コス ト構造を改善し、システム資源を持たない経営への転換を進めると同時に、埼玉県の地元銀行として総合金融サービスの向上を目指します。

 武蔵野銀行ではシステム部門の課題として、システムの大規模化、各種業務処理の高度化・複雑化、災害対策などの対応が必要になっています。また、長期間従事している情報 システム要員の高齢化に伴い、後継者の育成も必要になっています。さらに、先進的な技術や高度なノウハウを積極的に活用し、顧客ニーズに即した競争力のある新しい商品・サ ービスをスピーディーに提供することが求められています。

 これらの課題を解決するため、武蔵野銀行は、基幹システムの企画・立案機能を除く、開発・保守、運用管理を全面的に日本IBMにアウトソーシングします。与野事務センタ ーのシステムは、日本IBMのノウハウを最大限に享受するため、IBMのセンターに移設される予定です。

 武蔵野銀行は今回のアウトソーシングにより、システム・コストの削減を図る一方で、お客様のサービス向上のために、今後数年間に24時間365日サービス、テレホン・バ ンキング、インターネット・バンキング、及び営業店システムの再構築などを実施していく予定です。

 アウトソーシングの長期にわたる契約により、新規のシステム開発や、ハードウェアやソフトウェアの変更に要する投資コストの平準化が図れます。また、システム要員の後継 者育成の負担が減少し、全体で50名程度の要員をコア事業へ再配置することが可能になります。さらに、IBM(R)の専門的な技術やノウハウを活用することで、多様化・複 雑化するシステムの運営の効率化と新規サービスの迅速な提供が可能になります。

 武蔵野銀行は、日本IBMが今後計画している共同センターの利用も視野に入れて、更に検討を進めていく予定です。

 日本IBMは、長年の地方銀行における実績や経験を活かし、武蔵野銀行に対して高品質なサービスを提供します。また、今回の包括的なアウトソーシングを通じて、地方銀行 におけるアウトソーシング・サービスの拡大を目指します。

以 上

IBM は、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。

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オークションから即売、商談まで幅広い購入形態を総合支援オークションから即売、商談まで幅広い購入形態を総合支援 ASKUL B2B MARTを本格展開を本格展開

[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年12月9日

アスクル株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 オフィス用品翌日配送サービス「ASKUL」を展開するアスクル株式会社*(本社・東京都文京区、社長・岩田彰一郎、以下アスクル)は9日、日本アイ・ビー・エム株式会 社(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻、以下日本IBM)の技術支援により、本年8月に発表した「アスクル e-オークション」を、ビジネス機器のインターネットによる購入サポートサービスとして機能拡張し、本日から全面稼動させる、と発表しました。サービスの正式名称 は『ASKUL B2B MART(アスクル B2B マート)』、URLはhttp://b2b.askul.co.jp/で す。

■ASKUL B2B MARTのの3つの機能つの機能アスクル B2B マートは、8月発表時のオークション機能の他に、今すぐ決まった価格で購入したいという企業の購買担当者の要求に応える「e-SELECTION」、企 業の購買担当者の相談に応える「e-SOLUTION」の2つの新機能を加えた、B toB(Business to Business)型の企業間EC(電子商取引)を実現する以下の3サイトの総称です。

1.e-AUCTION(オークション)−

ビジネスマシンの新製品がオークションに出品され、登録事業所が希望購入金額を入札、購入できるシステム。

2.e-SELECTION(即売)機能 −

お買得なビジネスマシンを、Web上で即座に購入できる機能。価格が決定されていないと購入予算が確定できない事業所向け。

3.e-SOLUTION(相談)機能  −

「どんなビジネスマシンを導入したらよいか」「こんなシステムが欲しい」等の相談に答え、バーチャルな商談を行える機能。出品メーカーの専門知識をもった 担当者(ソリューション・トレーダー)が相談に応じてくれる。

お客様の様々なニーズに的確に応えることで、Web上における新しい企業の購買形態として、便利で容易に利用できるサービスを指向しています。B to Bの“to”を“2”とし、双方向性を強調しています。

■参加メーカーも充実参加メーカーも充実本日より、日本IBM、日本電気(NEC)、日立製作所、東芝、日本ヒューレット・パッカード、富士ゼロックス、キヤノン、シャープ、カシオ、ブラザー、サンヨー、コニ カ、プラス等の各社がパソコン、プリンタ、ファックス、情報端末(PDA)などの最新製品を出品します。その後、他メーカー各社も順次出品が計画されています。また、出品される商品は、各メーカーの「製品仕様情報」にリンクされています。さらに、パソコン関連商品については、定評あるパソコン情報のWebサイトの協力を得て、Web上に掲載されている「実勢価格」欄および「製品レビュー」のページにもリン クをしています。これにより、購買希望時には、より客観的な判断材料が提供され、より便利に安心して購入いただけます。

*アスクル株式会社:従来のFAXを利用した利用登録制通信販売のインフラを利用してインターネットビジネスを展開しており、法人顧客をビジネス対象とする「Business to Business」型の企業間EC(電子商取引)を、日本で最初に本格的に実現した企業のひとつです。現在、約87万の事業所からのFAXや、インターネットの電子 モール(http://www.askul.co.jp)経由の発注に対し、事務用品や PC用品からドリンク類までの8,700アイテムの商品を翌日までに配送しています。同社の電子商取引による売上は、11月現在で、月ベース売上高換算約6億円(ユーザー 取引高)に達しています。

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標。

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「「OCN PCパック」パック」ThinkPad i シリーズの提供開始シリーズの提供開始[ プレスリリース ]

平成11年12月9日

NTTコミュニケーションズ株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木正誠、以下NTT Com)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大歳卓麻、以下日本IBM)は、NTT Comのインターネット接続サービス「OCN」と日本IBMのノート型パソコン「ThinkPad i シリーズ」をセットにした「OCN PCパック」ThinkPad iシリーズを来年1月11日より受付開始します。 NTT Comと日本IBMでは、「OCN」とデスクトップパソコン「Aptiva 」をセ ットにした、「OCN Aptiva パック」を12月1日から提供開始しましたが、今回、お客様からのノート型パソ コンのご要望にお応えするため、日本IBMのノート型パソコン「ThinkPad i シリーズ」をラインアップに追加することとししたものです。

1. サービスのねらい

 NTT Comと日本IBMは10月より、「OCN Aptiva パック」の受付を開始し、すでに2万セットを超えるご注文をいただいている等ご好評を頂いております が、ノート型パソコンのご要望が多いことから、今回ノート型パソコンとOCNのセットプラン「OCN PCパック」ThinkPad i シリーズを追加することとしました。 「OCN PCパック」ThinkPad i シリーズは「OCN Aptivaパック」と同様、OCNをご利用いただくための最寄のアクセスポイント電話番号、お客様 の認証ID、電子メールアカウント等を出荷時に設定し、宅配によりお届け致しますので、商品到着後、お客様ご自身で開梱及びケーブル接続を行っていただき、電源をONして いただくだけで簡単にインターネットをご利用いただくことができます。(お客様ご自身によるパスワード入力は必要)

2.提供価格

月額利用料金 5,980円/月(消費税別) (別途アクセスポイントまでの通信料が必要となります)

3.「OCN PCパック」ThinkPad i シリーズの提供内容

(1)インターネット接続NTT Comの「OCNダイヤルアクセス・ロング」を提供します。月100時間まで上記月額利用料金でご利用できます。(100時間を超える場合、3円/分の加算料金が別途必要)

(2)パソコン日本IBMの「ThinkPad i シリーズ」を提供します。

標準モデル仕様(機器のスペックは、ThinkPadのモデルチェンジに対応し、変更する予定です) 日本IBMが11月末より出荷を開始した、家庭・個人向けオールインワン型・A4サイズ・ノートパソコンの「ThinkPad i シリーズ モデル1424」をベースに、本パック向けの独自の仕様を加えた、13.0インチHPA液晶ディスプレイを装備した最新機種です。

<ハードウェア>・OS:Windows 98 SE・ディスプレイ:13.0インチ HPA液晶(800×600ドット 1670万色)・CPU:モバイルCeleron−400Mhz・主記憶(RAM)容量:64MB・ハードディスクドライブ:4.8GB・CD−ROMドライブ:最大24倍速(内蔵)・オーディオ:マイクロフォン・ステレオスピーカー・外形寸法:328(W)×269(D)×40(H)(最薄部)mm・重量:3.6Kg

<主なソフトウェア>・ロータス スーパーオフィス 2000・メールの王様 バージョン1.0(電子メールに写真や絵を貼り付けて 絵はがき感覚のメール作成ソフト)・インターネット翻訳の王様 バージョン3.0(ホームページ翻訳等 を行うソフト)・辞スパ Extend(国語、漢和、英和、和英、時事英語の統合辞書ソフト)・筆ぐるめ for IBM(宛名印刷ソフト)・デジカメの達人 2000(写真の整理、印刷、加工、修正等を行うソフ ト)・RingCentral FAX(パソコンをFAXとして使って送信、受信が可能となるソフト)・JRトラベルナビゲータ(鉄道等の経路、運賃などを調べるソフト)

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・ViaVoice 98日本語版(音声認識ソフ ト)・VoiceATOK2 for ViaVoice(音声入力可能な日本語変換ソフト等)・コナミ永世名人III(将棋ソフト)・ホームページ・ビルダー 2000(オリジナルホームページ作成ソフ ト)

<パーソナライズ>OCNとの接続に必要な各種情報を出荷時に設定しますので、商品到着後、お客様ご自身で開梱及びケーブル接続を行っていただき、電源をONしてい ただくだけで簡単にインターネットをご利用いただくことができます。(お客様ご自身によるパスワード入力は必要)

(3)サポート体制

安心の3年間の保守サービス日本IBMによる1年間の製品保証に加え、ご契約時から3年間サポートの拡張保守サービス「IBM PC Care OCN PCパック ThinkPad用」を付加しております。当サービスは、落下破損等による障害、盗難、紛失にも対応しており、3年間にわたって、宅配サービス(引取り&お届け)付の拡張保守サービスとなっております。

テクニカルサポート「OCN PCパック」Think Pad i シリーズ専用のサポートセンタによる1年間無料の電話サポートサービスをご提供します。ThinkPadのご利用方法及びOCNダイヤルアクセスに関するサポートをワンストップで受けることができます。

4. 利用期間等

3年間契約です。(利用期間等、ご契約のしくみは基本的に「OCN Aptiva パック」と同様です)中途解約については所定の解約金が必要となりますなお、3年経過後は、次の3つのプランを選択いただけます。 ・お使い頂いていたPCをお買い上げいただくプラン(お買取料金は38,000円です)・お使い頂いていたPCをさらに3年間継続利用するプラン(月々のご利用料金は3,000円の予定です)・最新機種のPCにグレードアップするプラン(未定です)

5.販売開始時期等

平成12年1月11日から受付を開始します。(パソコンのお届けは2月1日以降の予定です)なお、今回のサービス提供に先立ち、全国の教職員、学生の方々を対象に、12月13日より先行受付を開始します。(パソコンのお届けは12月下旬以降の見込みです)

(注) OCNはNTTコミュニケーションズ株式会社の商標です。    IBM、ThinkPad、Aptiva、メールの王様、インターネット翻訳の王様、デジカメの達人、ViaVoice、ホームページ   ビルダー はIBM Corporationの商標です。    ロータス、スーパーオフィス は Lotus Development Corporationの商標です。    Windows は Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。    他の会社名、製品名及びサービス名等は、それぞれ各社の商標です。

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NTTコミュニケーションズ、チボリとのコミュニケーションズ、チボリとのEビジネスアウトソーシングに関する基本合意についてビジネスアウトソーシングに関する基本合意について[プレスリリース]

平成11年12月7日

NTTコミュニケーションズ株式会社IBMコーポレーションチボリシステムズ

NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 鈴木 正誠、以下:NTT Com)は、IBMコーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー、以下:IBM)および、チボリシステムズ(本社:米国テキサス 州オースチン、会長/CEO:ヤン リンデロウ、以下:チボリ)と、Eビジネスアウトソーシングに関して基本合意しました。

Eビジネスアウトソーシングとは、IT及びネットワークの最も効率的な運用管理を実現するコンサルティング、設計・構築サービスと、企業のイントラネット、エクストラネッ ト、インターネットサーバーのアウトソーシングサービスからなります。

現在、インターネットが社会および経済の基盤となる中、ネットワークとITの融合は、従来の枠組みを超えた取引を可能とし、企業にとって新たなビジネスチャンスをもたらし つつあります。

NTT ComのEビジネスアウトソーシングは、大規模企業からSOHOにいたるお客様が、このビジネスチャンスを最大限に活かせるよう、高品質で信頼性の高いネットワー クとサーバホスティングを中核に、IT環境のトータルな運用管理サービスを提供するものです

今回の提携により、IBMは、e-ビジネスソリューションであるスケーラブルなサーバー運用技術と、それを支えるプロフェッショナルサービスを、チボリシステムズは、マル チベンダー、クロスプラットフォームを一元管理するためのソフトウェアソリューションをNTT Comに提供します。

NTT Comは、2000年4月から、Eビジネスアウトソーシングの本格的サービスを開始する予定です。

今後ともNTT Comは、Eビジネスアウトソーシングや、OCN アプティバ パックなどをベースに、個人から企業までの幅広いお客様を取り込んだ、新たなビジネスプラ ットフォームを提供してまいります。

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世界最速のスーパーコンピューターの開発に向け世界最速のスーパーコンピューターの開発に向け1億ドル規模の研究計画を発表億ドル規模の研究計画を発表[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年12月7日

[米国ニューヨーク州ヨークタウン・ハイツ 12月6日(現地時間)発]

 IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は6日(現地時間)、現在世界最速のコンピューターの500倍の演算処理能力を持つスーパ ーコンピューターの開発に向け、1億ドル規模の新たな研究計画を発表しました。

 IBMの研究者が「ペタFLOPSコンピューター」というニックネームで呼ぶこの新しいコンピューターでは、1秒間に1,000兆回(1ペタフロップ)以上の演算を実行 することが可能になります。これは、1997年にチェスの世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフ氏と対戦し勝利を収めた「ディープ・ブルー」コンピューターの1,000倍 の演算処理能力、もしくは、デスクトップPCの約200万倍の処理能力です。

 ペタFLOPSコンピューターの強大な処理能力は、まず最初にヒトのたんぱく質の折りたたまれ方のシミュレーションに使用されることになります。IBMでは、この生物学 上の基礎的研究を、ディープ・ブルーの開発以来の「グランド・チャレンジ」として位置づけています。たんぱく質の折りたたみ構造の解析は、医療分野における病気やその治療 法の解明につながると期待されています。

ペタフロップ級の性能を実現する新しい「ペタフロップ級の性能を実現する新しい「SMASH(Simple, Many and Self-Healing)」アーキテクチャー」アーキテクチャーIBMリサーチは、コンピューターの設計およびアーキテクチャーに対してこれまでとはまったく違ったアプローチをとることによって、ペタフロップ級のパフォーマンスをおよ そ5年で実現できると考えています。

これは、半導体の性能と集積は、18ヶ月ごとに2倍になるというムーアの法則に基づいた予測の15年以上の3分の1の期間です。 現在世界最速のコンピューターは、米国エネルギー省が進めている、ASCIプログラムの一環の2台のコンピューターで、最近のテストでそれぞれ約2テラフロップ(1秒間に 2兆回の演算)の処理速度を記録しています。

SMASHアーキテクチャーの特徴:●各プロセッサーによって実行される命令を劇的に単純化することにより、プロセッサー  の高速化および省電力化、チップ面積の削減を実現します(従来のアプローチでは、命   令セットをより複雑にすることによって処理能力を上げていました)。

●800万以上のスレッドを同時に実行できる巨大な並列システムを構築できるようになりま  す(現在は最大5000スレッド)。

●コンピューターに自己安定化および自己修復の機能が追加され、個々のプロセッサーや スレッドのエラーが自動的に修復されるようになります。

 ペタFLOPSコンピューターは、それぞれが1秒間に10億回の演算を実行できる(1ギガフロップ)100万個以上のプロセッサーで構成されています。これらの超高速プ ロセッサーが1つのチップに32個搭載されます(32ギガフロップ)。こうしたチップを64個含む60.96cm ×60.96cm(2フィート×2フィート)のコンパクトなボードの処理能力は、743.2 平方メートル(8000平方フィート)のASCIコンピューターと同等の2テラフロップになります。

 このボードが高さ183cm(6フィート)のラックに8枚搭載され(16テラフロップ)、このラックが64台リンクされて、最終的に185.8 m2(2000平方フィート)以下で1ペタフロップの処理能力を持つマシンになります。

生命の基盤を理解するための鍵を握るたんぱく質の折りたたまれ方生命の基盤を理解するための鍵を握るたんぱく質の折りたたまれ方 科学の分野では、たんぱく質の折りたたみ構造の解析は最も重要な"グランド・チャレンジ"と考えられています。"グランド・チャレンジ "とは、広範な経済的および科学的影響力を持つ、科学上、工学上の基礎的問題であり、その解明を進めるには高度な処理能力を持つコンピューティング・テクノロジ ーの適用が不可欠です。

 たんぱく質は、人体のすべての細胞の変化をつかさどっています。鎖状につながったアミノ酸の列で構成されているたんぱく質は、非常に複雑な立体的形状に折りたたまれてお り、その形状によって機能が決定されます。たんぱく質の形状の変化はその機能に劇的な変化をもたらし、折りたたまれ方のほんのわずかな変化によって有益なたんぱく質が病気 をもたらすこともあります。

 たんぱく質の折りたたみ構造の解明が進めば、科学者や医師はその成果を病気や治療法の研究に役立てることができます。また、製薬会社は、個人個人に合わせたハイテク処方 薬の開発が可能になり、医者は薬への抵抗力を高めるようなバクテリアやウイルスの変化に、より迅速に対応できるようになることが期待されています。

IBMリサーチリサーチ IBMリサーチでは、ディープ・コンピューティング・インスティチュートとコンピュテーショナル・バイオロジー・グループのおよそ50名の科学者が、ペタFLOPSコン ピューターとたんぱく質の折りたたみ構造を解析するグランド・チャレンジの研究に従事していきます。IBMリサーチは、世界各国に8つの研究所(オースティン、北京、デリ ー、ハイファ、東京、サンノゼ、ヨークタウン・ハイツ(ニューヨーク)、およびチューリッヒ)を擁する世界最大の情報テクノロジー専門研究機関です。またIBMリサーチ は、製薬、バイオテクノロジー、アグリ・サイエンスの各業界に技術的な支援を提供するために本年設立

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されたIBM Life Science Unitと密接に協業を行っています。

以 上

IBM、Deep Blueは、IBM Corporationの商標。

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ホームページの運用を低料金で代行するサービス販売開始ホームページの運用を低料金で代行するサービス販売開始[プレスリリース ]

1999年12月6日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳卓麻)は6日、従業員100人未満という小規模企業のお客様を対象にした当社のWebサイト「スモール・ビジネス・センター」 で、ホームページの運用を低価格で代行するサービス「People Power Web」を、本日から販売すると発表しました。スモール・ビジネス・センターのアドレスはhttp://www.ibm.com/jp/sbc/です。

当サービスは、当社の関連会社である株式会社ピープル・ワールド(本社・港区、社長・荒川出)のサービス、People PowerWebを、当社が初のベンダー・サービスとして販売するものです。サービスの運用は、ピープル・ワールドが行います。

従業員100人未満という小規模企業の市場は、今後飛躍的な拡大が期待されています。当社ではこの市場に焦点を当て、お客様が少ない投資でe−ビジネスを実現できるように 「スモール・ビジネス・プログラム」を展開しています。Webサイトであるスモール・ビジネス・センターは当プログラムの内容に関してお客様とのリレーションを構築する場 として「スモール・ビジネス・プログラム」に関する情報提供や製品販売を行っています。今回の発表のサービスは、スモール・ビジネス・センターを拡充するもので す。

People Power Webは、お客様のホームページの運用を代行するホスティング・サービスで、ホームページの容量に応じて15MB、30MB、60MBの3種類 のディスク容量を用意しています。初期料金(消費税別)は3,000円から、月額料金(消費税別)は3,000円から(共に15MBの場合)と低料金です。また、お客様が システム構築を自社で行う必要がないため、少ない初期投資ですぐにホームページを開設でき、自社コンピューター環境の陳腐化の心配もなくなります。お客様は「スモール・ビ ジネス・センター」のページから必要項目を入力するだけで、申し込み、変更、解約を簡単に行うことができます。これらの特長により、小規模企業のお客様に最適なサービスと なっています。

「スモール・ビジネス・センター」では、本年8月からPCサーバー「Netfinity 1000」と基本ソフト「Linux」を組み合わせた「e−Server」の申し込みやお問い合わせの受付を行なってい ます。今回発表したPeople Power Webの受注開始は、これに次ぐ「スモール・ビジネス・センター」強化の第2弾です。今後も継続的に小規模企業のお客様を支援する他企業や、各種業界 団体などと協業し、メニューの多様化やコンテンツの充実を図っていく予定です。

People Power Webの基本サービス料金(消費税別)は次の通りです。

ディスク容量 15MBの場合−初期料金 3,000円、 月額料金 3,000円

ディスク容量 30MBの場合−初期料金 6,000円、 月額料金 6,000円

ディスク容量 60MBの場合−初期料金 12,000円、 月額料金 12,000円

IBM、Netfinityは、IBM Corporationの商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

(R)

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ウェアラブルウェアラブル・・パソコンの試作機をオリンパスとの協業により開発パソコンの試作機をオリンパスとの協業により開発[プレスリリース]

1999年11月25日

オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城 恪太郎)はこの度、ウェアラブル・パソコン(Wearable PC)の試作機を両社の協業により開発しました。ウェアラブル・パソコンは、ノートパソコンと同等の機能 を、ヘッドフォン・ステレオ・サイズの本体、片手で使える小型のポインティングコントローラー、小型・軽量かつ解像度の高いフェイス・マウント・ディスプレイ(FMD)に 凝縮して体に装着できるようにしたもので、パソコンの究極の携帯性を実現するものです。

今回発表した試作機は、昨年9月に日本アイ・ビー・エムの大和事業所(神奈川県大和市)で開発されたウェアラブル・パソコンの試作機をベースに、オリンパスと日本アイ・ビ ー・エムが、より実用可能な性能を目指して開発したものです。日本アイ・ビー・エムがパソコンのシステム本体及び、コントローラー、I/O 拡張ボックスを開発し、オリンパスが単眼式FMDを日本アイ・ビー・エムとの協業のもとに開発しました。今後、この試作機を用いて、お客様のご意見をいただきながらウェアラブル・パソコンの実用化のためのテストや検証作業を行っていく予定です。ウェアラブル・パソコンは、マニュアルを見ながら作業をするメンテナンス分野などの業務用途から、モバイル環境でのメールチェックなどの民生用途まで、幅広い領域での活用 が期待されています。

■今回開発されたウエアラブル今回開発されたウエアラブル・・パソコン試作機の特徴パソコン試作機の特徴

システム本体:システム本体:−高解像度 SVGA (800x600) のカラー画面をFMDで効率よく表示できるよう、ビデオ信号の転送に高速ディジタルインタフェースを採用しまし た。

−種々の I/O インタフェースを持つ拡張ボックスへの接続を実現しました。これにより数多い PC 用周辺機器への接続が容易になるばかりでなく、ユーザによるアプリケーションプログラムの導入が手軽に行えるようになりました。

−省エネ設計の空冷用ファン機構の装備、発熱を考慮した電子部品配置の最適化をおこなった熱フロー設計により、長時間の連続使用時における発熱問題を解決 し、信頼性を向上させました。−新設計のバッテリーパックを採用し、バッテリー動作時間の延長を実現しました。

I/O拡張ボックス:拡張ボックス:−PCカード16  タイプ3、シリアル・ポート、パラレル・ポート、ThinkPadディスケット・ドライブ・ポート 以上、4種類のI/Oインターフェイスを装備し、システム本体との着脱は、システムの動作を停止することなく行えます。

単眼式フェイス単眼式フェイス・・マウントマウント・・ディスプレイ『ディスプレイ『PC Eye-Trek』:』:−SVGA(800×600)カラー対応。50cm先に10型相当と、ノートパソコンレベルの仮想画面サイズを実現。パソコン用の本格的なモニターとして利 用できます。

−偏心自由曲面光学系を応用した「フリーシェイプト・プリズム」の採用により、144万画素LCDパネルの性能を十分に引き出し、歪みの無い周辺部までクリ アな映像を実現しました。

−ビューワ部を約100gと、同クラスの単眼HMD/FMDとしてはクラス最高レベルの軽量化を実現しました。

−フリーシェイプト・プリズムに加え、新光学系の開発により、シースルー機能を実現しました。外部視野を確保しながらパソコン映像を見ることが出来ま す。(付属のカバー装着により、シースルー機能を使用しないことも可能です)

−左右いずれの眼でも使用出来るよう、ビューワの装着位置を変えられると共に、画面の上下反転機能を装備しました。

−反射型LCDの採用により、モバイル用途に不可欠の低消費電力を実現しました。

−装着位置の自由度の高いヘッドバンド、回転式フレーム、可動式ビューワ部により、画面を最適な位置に調整できます。また、ロングアイリリーフにより、眼鏡をかけたままでも使用できます。

 オリンパスは、パソコン用途での単眼式FMDを有望な市場と考えており、汎用的なインタフェースを備えた同タイプの製品の開発を進めて参ります。

以 上

■ウエアラブルウエアラブル・・パソコン(試作機)の主要なスペックパソコン(試作機)の主要なスペックシステムシステム・・ユニット:ユニット:

項目項目 仕様仕様

寸法 高さ 141mm、幅 87mm、奥行き 36.3mm

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重量 382g(バッテリーを含む)

プロセッサー Intel MMX テクノロジ Pentium -233MHz512KB 外部2次キャッシュ付

主記憶(RAM)容量 64MB(EDO)

ビデオ・サブシステム NeoMagic MagicGraph 128XD

ビデオRAM 2MB

HDD IBM Micro Drive 340MB

インターフェース USB×1コンパクト・フラッシュ・カード・スロット タイプ2 ×1PS/2 キーボード・マウス ×1ヘッドセット用デジタル・ビデオ ×1

オーディオ マイクロフォン・スピーカー(モノラル)SoundBluster Pro互換

ディスプレイ出力 SVGA 800×600dots 16bits カラー

稼動OS Windows98・95

環境 温度(高度2438m以下) 動作時 5 ~35非動作時 -20 ~60

相対湿度 動作時 8%~95%

最大高度 圧力を受けない状態で、3048m3048mでの最高温度:31.3

発熱量 1時間当たり 約8W

電源(ACアダプター) 50~60Hzでの正弦波入力が必要ACアダプターの定格入力:100~240V AC、50~60Hz

バッテリー・パック 種類 リチウム・イオン・バッテリー/使用時間:2時間から3時間

公称電圧 11.1V

容量 1.45A

重量 183g

コントローラー 寸法 高さ 110mm、幅 45mm、奥行き 19mm

重量 72g(プラスチック製ケースの場合)161g(金属製ケースの場合)

I/O拡張ボックス 寸法 高さ 163.5mm、幅 89mm、奥行き 50mm

重量 185g

項目項目 仕様仕様

単眼式フェイス単眼式フェイス・・マウントマウント・・ディスプレイ『ディスプレイ『PC Eye-Trek』:』:

項目項目 仕様仕様

寸法 高さ35mm、幅50mm、奥行き170mm(ビューワユニットのみ)

重量 100g以下(ビューワユニットのみ)

入力電源 +3.3V±5%+5.0V±5%

消費電力(動作時1.6W) 0.8W(+3.3V)、0.8W(+5.0V)

仮想画面サイズ 約10型相当(50cm先)

入力信号 SVGA 60Hz

インタフェース GVIF

LCD 0.47型反射型LCD 144万画素相当(Colorado Micro Display 社製)

画角 水平:22度垂直:16.5度

画面設定・切替 3段階のブライトネス設定

左右掛け替えによる画面反転切り替え

使用温度 動作時 +5~+40

保存時 -10~+60

使用湿度 動作時 20~80%RH

保存時 20~80H(-10~+45 )

(R) (R) (R)

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オリンパス、Eye-Trekはオリンパス光学工業の商標。IBMはIBM Corporationの商標。Windowsは Microsoft Corporationの登録商標。Intel,MMX、PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。その他の社名、製品名は各社の商標または登録商標。

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IBM、アジア太平洋地域のウェブサイト上でプライバシー保護の主導を開始、アジア太平洋地域のウェブサイト上でプライバシー保護の主導を開始[東京 1999年11月22日(現地時間)発]

 IBM コーポレーション(会長:ルイス・V・ガースナー)は22日、アジア太平洋(AP)地域 におけるインターネット上のプライバシー保護を主導するため、ウェブサイト運営者に対して、閲覧者が提供する個人情報がどのように使用されるかを説明した「プライバシー・ ステートメント(声明)」を掲載する要請を開始しました。

 IBMはAP地域最大のインターネット広告企業です。今回の要請は、今年初頭に米国で発表した同様の慣行に従い、2000年3月以降、AP地域のウェブサイト上に掲出す る同社の広告を、プライバシー声明を掲載してあるサイトに限定する、というものです。

 「ある調査は、取引の安全性と、その過程で提供する様々な個人情報に関するプライバシー保護について信頼感が高まったことで、インターネット上での取引を行う人々の数が 増えていくことを示しています。」と、IBM AP マーケティング担当副社長のロン・グリーンバーグは語っています。「利用者は、ウェブサイトの個人情報に対する適切な取り扱いに関して、目に見える分かり易い方法で 注意を喚起してくれることを望んでいます」

 IBMは160ヵ国以上で事業を展開していますが、最も早い段階で同社のウェブサイト(http://www.ibm.com)を対象に全世界的なプライバシー・ポリシー(方針)を採用した企業 の一つです。利用者はIBMホームページの最初の画面上のハイパーリンクでこの方針を確認することができます。IBMの方針は自己規制原則に基づいたもので、この原則は下 記団体の支持を受けています。

●経済協力開発機構(OECD)などの国際的な方針策定機関●オンライン・プライバシー・アライアンス(http://www.privacyalliance.org)、TRUSTe (http://www.TRUSTe.org)、BBBOnline(http://www.bbbonline.org)、FASTforwardなど、経済界の 支持を受けた主要団体

 IBMは、適切なプラバシー方針を決定することが各ウェブサイト運営業者の責任であると考えており、IBMが広告を掲出する各サイトを調査し、プライバシー方針が掲載さ れていることを確認します。「当社としては、広告が受け付けられるか否かを問わず、各ウェブサイトがプライバシー声明を掲載するように奨励しています」と、グリーンバーグ 氏は語っています。「当社はこの要請が、民間企業がプライバシー声明の掲載に関して主導権を発揮するための、非常に時宜を得た機会になると考えます」

 ウェブサイト運営者はTRUSTeの資料や手引きを参考にして、自身のサイトを対象としたプライバシー声明を設定することができます。TRUSTeは独立した非営利団体 で、情報開示とインフォームド・コンセントの原則を奨励することで、インターネットに対するユーザーの信頼と信用を確立することを目的としています。

 利用者が「TRUSTe」のマークを表示したウェブサイトを閲覧する場合、どのような情報が収集と追跡の対象となっているか、その情報がどのように使用されるのか、また 他に誰がその情報を共有しているのか、といった点について通知を受けることができます。

(R)

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「「OCN Aptivaパック」で初のカスタマイズ契約パック」で初のカスタマイズ契約−第一生命版第一生命版 OCN Aptivaパックパック

1999.11.22

第一生命保険相互会社日本アイ・ビー・エム株式会社NTTコミュニケーションズ株式会社

第一生命保険相互会社(代表取締役社長 森田富治郎、以下第一生命)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長 鈴木正誠、以下NTT Com)と日 本アイ・ビー・エム株式会社(代表取締役社長 北城恪太郎、以下日本IBM)が提供する「OCN Aptivaパック」に第一生命のインターネットを利用したカスタマーサ ービスを簡単に利用できるようにカスタマイズした、第一生命版OCN Aptivaパックを第一生命のご契約者(以下、ご契約者)に向け、来年4月から提供するよう準備を開始しました。

第一生命版 OCN Aptivaパックをご希望されるご契約者に対して、第一生命のサービスを簡単に利用できるようにアイコン等を事前に設定して送付します。月額 料金(3,980円)等の諸条件は既存の「OCN Aptivaパック」と同様ですが、第一生命がオプションで設置・接続サービス(IBM PCハウス・コール訪問サービ ス)等を第一生命のご契約者に限り優遇提供します。PCやインターネットのビギナー層を中心に魅力的で反響の大きい「OCN Aptivaパック」をカスタマイズして提供 することを発表したのは第一生命が初めてです。

*OCN Aptivaパックとは

NTT Comが日本IBMと提携し、NTT Com のインターネット接続サービス「OCN」とIBMのパーソナルコンピュータ「Aptiva」をセッ トにしたサービス。12月1日よりサービス提供を開始。加入者は月々3,980円を支払えばパソコンを3年間借りることが可能なうえ、月100時間までインターネット接続 が提供される。1年間無料の電話サポートサービス、3年間の宅配サービス(引取り&お届け)付保証・保守サービスが盛り込まれている他、PCは3年経過後にIBMの最新機 種にグレードアップする等のプランが設定されている。

なお、第一生命では、来年4月から業界で初めてすべての契約者を対象とするポイントサービスを開始いたします。ポイントサービスの導入にあたって第一生命版 OCN Aptivaパックを活用して、インターネットを利用したカスタマーサービスの充実を図ることにしております。インターネットサービスの概要は以下のとおりです。

<第一生命のインターネットを利用したカスタマーサービス>−ポイントサービス対象者専用−

・専用サイト:対象者限定のサイト対象者限定のサイト。ポイントサービスの内容ご案内と、インターネットを通じて提供するサービスの提供。対象者のID認証を行いま す

・ご契約者毎専用ページ :リコメンド(お勧め)システムを使い、ご契約者毎の属性や取引履歴、アクセス履歴等をもリコメンド(お勧め)システムを使い、ご契約者毎の属性や取引履歴、アクセス履歴等をもとに一人一人異なるポータル(玄関)サイトを表示しまとに一人一人異なるポータル(玄関)サイトを表示しま す。す。ご契約者毎に最も使いやすく、価値のあるサービス(含情報)を提供します。

・情報配信:属性(地域、年代等)によってセグメントしたご契約者に対して、当社より定期的もしくはスポットで情報提供を行います。地域地域・・期間限定のサービスや期間限定のサービスや イベントのご案内等を発信イベントのご案内等を発信します。

・アクセスポイント加算: 専用サイトにアクセスしてくださったご契約者に対して、1アクセスにつきアクセスにつき1ポイント加算ポイント加算します。(上限設定)

以上

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書籍インターネットサイト書籍インターネットサイト 「本やタウン」大型書店が参加して本格稼働「本やタウン」大型書店が参加して本格稼働[プレスリリース]

1999年11月18日

日本出版販売株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

−− 読みたい書籍の書店在庫検索や発注が自宅から可能に −−

日本出版販売株式会社(本社・東京都千代田区、社長・菅 徹夫、以下日販)は11月29日から、インターネット上に大型書店店頭の書籍在庫を公開し、読者が自由に欲しい書 籍の検索や発注を行えるシステムを稼働させる。システム構築は日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)が全面的に担当してい る。

同システムは、日販が今年9月16日に開店した、インターネット上で約150万点の書誌データベースの検索・発注を行える「本やタウン」(http://www.honya-town.co.jp/)の第2ステップである。 「本やタウン」は、実在の大型書店がテナントとして参加するショッピングブックモールの形をとる。すでに稼働している第1ステップでは、書名や著者名、キーワードなどから 約150万点の書誌検索を行える。本日発表の第2ステップでは、読者が「本やタウン」に参加している書店のホームページから在庫状況を把握したり検索したうえで、実際に注 文することができる。

「本やタウン」にホームページを開設するのは、有隣堂本店(神奈川県横浜市)、平安堂新長野店(長野県長野市)、フタバ図書MEGA店(広島県広島市)、ブックセンターク エスト小倉店(福岡県北九州市)の4店。この後も参加店を順次拡大していく。また来春には、日販とオンライン接続している書店を中心に、注文書籍の受け取りポイントを全国 に広げ、読者はインターネットで書籍を注文し、最寄り書店で受け取ることができるようになる。

「本やタウン」は、日販がこれまで蓄積してきた書誌情報、在庫情報、注文追跡機能などの情報・システムを、インターネットを通じて広く公開することで読者の書籍購入の利便 性を向上させるとともに、「本やタウン」参加書店の販売支援を目的として構築されている。このため、既存のインターネット書店と比較して、以下の3点が大きな違いになって いる。

1. 業界初の書店店頭・流通センター・出版社在庫の閲覧機能「本やタウン」の参加書店、日販の流通センター、出版社などがオンラインで接続されているため、読者は欲しい本が どこにあるか、書店、販売会社、出版社の在庫を確認した上で、注文することができる。

2. 注文追跡機能日販・出版社・書店間の広範囲なオンライン接続と、流通過程のすべてがシステム管理されていることにより、読者 は、自分が注文した書籍が現在どのような状況にあるのか、出版社や流通センターにあるのか、すでに書店に到着 しているのか、また入荷予定日などをリアルタイムに把握することができる。

3. 参加書店のメリット既存のインターネット書店と異なり、実在の書店が参加することで自店の在庫を有効活用でき、さらに全国ネットで潜 在的な読者(顧客)を開拓することができる。また、「本やタウン」に出店することで、低コストでインターネット通販業務 に進出することが可能である。

「本やタウン」は、ホームページの利用者が要求した書籍の照会や予約、配達状況の確認など、基幹業務との連携が強く求められるため、IBMのソフトウエ ア『WebSphere(ウェブ・スフィア)』をベースに構築されている。同製品は、サーバー上でJavaプログラム(サーブレット)を常駐させるため、利用者からの要求 が多い予約や照会などの処理を迅速に行えることが最大の特徴。また、ホームページ利用者のアクセスが一定時間に集中しても、高速で安定した応答時間(レスポンス)を提供す ることができる。

同システムはWebサーバーとして、今年4月に日本IBMが発表し、同価格帯UNIXサーバー中最高のWeb処理能力を達成したIBMのUNIXサーバー『RS/6000 モデルH70』を採用しているほか、約150万点にのぼる膨大な書誌データベースは、UNIX超並列サーバーの『RS/6000SP』を合計7ノード接続して管理してい る。このため、今後予想されるトラフィック量の急激な増加にも、プロセッサー・ノードを拡張することで、柔軟に対応できることが特徴である。

以 上

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寒天トップメーカー伊那食品工業様の食品ネット販売システムを再構築寒天トップメーカー伊那食品工業様の食品ネット販売システムを再構築

[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年11月18日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、伊那食品工業株式会社(本社・長野県伊那市、塚越 寛社長)が日本全国の会員向けに提供してきたインターネットのホームページによる寒天食品の販売システムの再構築を受注しました。本格稼動の開始は、2000年3月を予定 しています。

今回受注したシステムは、WebサーバーとしてのIBM(R)のUNIX(R)サーバー「RS/6000(R)」をベースとした日本アイ・ビー・エムの仮想商店構築用低価 格パッケージ「e-ビジネス かんたんパック」です。今回のシステムは、インターネットから入ってきた注文データを、ホスト・コンピューターとして使われているIBMのビジネス・サーバ ー「AS/400(R)」の顧客データベースや受発注データベースと直接連携する典型的な「e-ビジネス」を実現する製品や機能で構成されています。このため、現在 Webサーバーとして使われているPCサーバーからホストコンピューターへの手作業による受注データの入力が不用になり、大幅な事務作業の軽減が期待できます。地方の地場 の中堅企業における画期的な一般家庭を対象としたEC(電子商取引)システムです。

伊那食品工業は、工業用や医薬用の粉末寒天で、国内75%というトップ・シェアの企業で、健康食品として注目されている寒天食品部門でも家庭用製品「かんてんぱぱ」ブラン ドが人気を呼び、現在一般の通販会員が15万人を超えています。同社のネット通販の取り組みの歴史は以下の通りです。

1995年 ホームページによる寒天製品カタログの紹介を開始1998年 フリーOS「Linux」を搭載したPCサーバーで電子メールによる通販開始1999年 1日の注文数(平均10~20件)の増加に対応し、本格的ECの構築開始

今回の新システムで採用された「e-ビジネス かんたんパック RS/6000版」は、インターネット上の仮想商店を簡単に作るため、ハードウェアとソフトウェアにサービ スを組み合わせたものです。本年5月、高度で複雑な多様なバーチャル・ストア構築向けとして、ハードウェア、ソフトウェアに加えて、サンプル・コンテンツの提供や機器設 置・導入などのサービスを包括したパッケージ商品として発表し、11月30日までの期間限定の特別価格で販売しています。このパッケージを利用し、伊那食品工業では導入か ら約5ヶ月という短期間で生産管理や販売管理等の基幹システムと連動した本格的なe-ビジネスを開始する予定です。

以上

IBM、AS/400、RS/6000はIBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標、または登録商標。

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役員人事のお知らせ役員人事のお知らせ

1999年11月17日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は17日、本年12月1日付けの役員人事を発表しました。

[業務分担変更]小名木 正也(おなぎ まさや、現:常務取締役−金融システム事業部長)の業務分担を、常務取締役−サービス事業担当に変更します。

柴田 稔久(しばた としひさ、現:取締役−経営企画・人事担当兼秘書室長)の業務分担を、取締役−アジア・パシフィック ビジネス・オペレーションズ担当に変更します。

[新任]宮村 忠良(みやむら ただよし、現:理事−金融システム事業部・第一事業推進部長)が、金融システム事業部長に就任します。なお、宮村 忠良は、11月26日開催予定の臨時株主総会において取締役に選任される予定です。

以 上

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第第13回『日本回『日本 IBM科学賞』受賞者決定科学賞』受賞者決定

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は17日、第13回『日本IBM科学賞』の選考を終え、6件6名の受賞者を発表しました。

 本賞は、日本の科学分野の基礎研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的とし、当社創立50周年を記念して1987年に創設しました。対象は、国内の大学や公的 研究機関に所属する45歳以下の研究者(国籍不問)で、物理、化学、コンピューターサイエンス、エレクトロニクスの4分野において基礎研究の幅広い分野で優れた研究活動を 行っている方々です。受賞者には300万円の賞金と賞状、副賞の記念メダルが贈呈されます。

 本年も公募の結果、94件の応募があり、江崎玲於奈・前筑波大学学長を委員長とする7名の審査委員が厳正な選考と審査を行い、6件6名の受賞が決定しました。これによ り、第1回からの受賞は計80件85名となります。

 なお、日本IBM科学賞に関する詳しい情報は、日本IBMホームページの『科学の扉』(http://www.ibm.com/jp/company/society/science/)で掲載しています。「科学の扉」は、これまでの受賞者の協力を得て科学全般の振興を目的とした科学情報を提供するペー ジです。これまでの受賞者やその研究分野の紹介、受賞者から寄せられた若者へのメッセージ、科学のおもしろさについての随筆などが盛り込まれています。

 第13回『日本IBM科学賞』の受賞式は、12月9日(木)午後1時30分から東京都千代田区の学士会館で行います。また、午後2時45分より、東京大学大学院理学系研 究科情報科学専攻・辻井 潤一教授による記念講演『ことばと計算』が行われます。

受賞者とその業績は次の通りです。(敬称略)

●物理分野斎藤斎藤 晋(さいとう晋(さいとう・・すすむ) すすむ) 41歳歳 東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻 教授  『フラーレンネットワーク物質の理論的研究』齋藤齋藤 理一郎(さいとう理一郎(さいとう・・りいちろう) りいちろう) 41歳歳 電気通信大学電気通信学部電子工学科 助教授 『カーボンナノチューブの理論的研究』●化学分野相田相田 卓三(あいだ卓三(あいだ・・たくぞう) たくぞう) 43歳歳 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 教授 『分子間相互作用の空間的制御による新反応の開拓』杉山杉山 弘(すぎやま弘(すぎやま・・ひろし) ひろし) 43歳歳 東京医科歯科大学生体材料工学研究所 教授 『DNAの原子特異的反応性に関する研究』●コンピューターサイエンス分野松本松本 眞(まつもと眞(まつもと・・まこと) まこと) 34歳歳 九州大学数理学研究科 助教授 『超高次元均等分布性を持つ高速疑似乱数発生法とその並列化』●エレクトロニクス分野山村山村 清隆(やまむら清隆(やまむら・・きよたか) きよたか) 39歳歳 中央大学理工学部電気・電子工学科 教授 『非線形システムの数値解析法の開発とその応用に関する研究』

日本IBM科学賞の審査員のメンバーは次の通りです。

委員長:江崎 玲於奈 前 筑波大学 学長(1973年ノーベル物理学賞受賞)委 員:井口 洋夫 元 岡崎国立共同研究機構 機構長、東京大学 名誉教授

猪瀬 博 文部省学術情報センター 所長(1975年マルコーニ賞受賞)後藤 英一 東京大学 名誉教授、神奈川大学 教授近藤 次郎 元 日本学術会議 会長(1967年デミング賞受賞)西島 和彦 東京大学 名誉教授、京都大学 名誉教授岩野 和生 日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 所長

以 上

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IBM(R)がサンとがサンとSGIを抜いて、を抜いて、 ハイパフォーマンスハイパフォーマンス・・コンピューティングで首位コンピューティングで首位

世界の最高速コンピューター上位500システムに関するレポートで IBMのシェアが36%上昇 [米国ニューヨーク州ソマーズ 11月11日(現地時間)発]

大学や政府研究機関、広範な業務向けに設置されたスーパーコンピューターについてまとめた11日発行のレポートにおいて、IBMはハイパフォーマンス・コンピューティング で首位にランクされました。

スーパーコンピューター部門の「トップ500」リストによると、IBMはRS/6000(R)SPが前年を36%上回る141システムをランクインさせ、全ベンダー中のト ップに立ちました。SGI/クレイは、7年に及ぶ「トップ500」リストの歴史を通じて保持してきた首位の座から転落しました。

トップ500リスト上位3社

1998年 1999年 増減率

IBM 104 141 36%

SGI 183 133 (-27%)

サン 127 113 (-10%)

「インターネット、ビジネス・インテリジェンス、ディープ・コンピューティングにより、あらゆるタイプの研究機関や企業にとってのデータの価値が高まりました」と、IBM のRS/6000担当ゼネラルマネジャー、ロッド・アドキンズは語っています。「最近まで科学や学術だけに用途が限られていたコンピューターの能力を、科学者から企業の CFO(最高財務責任者)まで多種多様な層が必要とするようになっています。IBMは今後も、ビジネス/エンジニアリング/科学分野においてもっとも複雑な要求を解決する のに必要な演算処理能力やディープ・コンピューティング・テクノロジーを提供し続けていきます」

最新のトップ500リストでも引き続き1つの重要な傾向が浮き彫りになっています。それは商業目的に使用されるスーパーコンピューターの数が増加していることです。トップ 500の半数近くに上る246台が商業目的の用途となっています。さらに精選されたトップ100を見ると、商業目的に使用されるシステムの9台中7台がIBMの UNIX(R)であるAIX(R)を搭載したRS/6000 SPとなっています。

米エネルギー省向けに開発されたRS/6000 SPで、大いに期待されている「ASCI White」スーパーコンピューターのプロトタイプは、トップ500の120位で初のランクインを果たしました。このコンピューターが完成し、来年に予定どおりローレンス・リバモア国立研究所に納入されれば、最高10テラフロップスの演算能力を発揮することでしょう。これは毎秒10兆回の浮動小数点演算を実行すること、言いかえれば現在 のトップ500リストの最速コンピューターの4倍以上の演算速度を実現することになります。

「トップ500スーパーコンピューティング・サイト」のリストがスーパーコンピューティングのエキスパートである、テネシー大学のドンギャラ(Dongarra)氏とマン ハイム大学(ドイツ)のエーリヒ・ストローマイヤー氏およびハンス・モイヤー氏によって編集、発行されています。リストの全文はインターネット・ホームペー ジ(http://www.top500.org)でご覧いただけます。 以上

IBM、RS/6000、AIXはIBM Corporationの商標。UNIXはThe Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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e−ビジネス時代に対応した企業向けクライアントビジネス時代に対応した企業向けクライアントPCの最上位モデルを発表の最上位モデルを発表

1999年11月15日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は15日、企業向けクライアントPC「IBM PC 300PL モデル6565」2モデルを発表しました。新製品は、IBM PC 300PLシリーズの最上位 モデルで、従来のPCシステム管理機能に加え、ネットワークを通じてさまざまな重要情報をやり取りする「e−ビジネス」時代の必須機能であるセキュリティー・チップを PC業界で初めて標準搭載したことが特長です。

 同時に、現行モデルと比較して処理性能が向上したプロセッサーを搭載した、液晶ディスプレイ一体型のクライアントPC「IBM PC710」4モデルを発表するととも に、「IBM PC 300PL モデル6862/6892」にWindows 95を初期導 入した6モデルを追加しました。さらに、本年10月に発表した「IBM PC 300GL モデル6564」にも1モデルを追加しています。

 本日の発表の概要は以下の通りです。

●IBM PC 300PL モデルモデル6565((2モデルモデル)の発表の発表 企業活動において、イントラネット/インターネットに代表されるネットワークは、もはや欠かせないものになっております。同時に、電子商取引などさまざ まな重要情報が行き来するネットワーク上での機密性の保持が、ますます重要になっております。本日発表したIBM PC 300PL モデル6565は、ネットワーク時代 に必要な機能を搭載し、次世代の標準を見据えた企業向けPCです。

 インターネットを通した電子商取引などを行なう際の、秘密鍵、公開鍵、電子署名などの利用をサポートする「IBMEmbedded Security Chip」を搭 載しました。ソフトウェアではなくチップに機能を持たせることで、高速演算を実現していますが、このようなチップをマザーボード上に搭載したのはPC業界で初めてです。こ のチップの機能を利用するには、Client Seculity Softwareなどのミドルウェアの導入が必要で、本年12月中に当社のホームページから無料ダウンロ ードが可能になる予定です。チップとミドルウェアの連携によって、情報の漏洩や改ざんを防止するとともに、相互認証、機密情報の電子メールでの送信などの際に効果を発揮し ます。

 また、当社の企業向けクライアントPCの特長であるシステム管理機能として、UMS(Universal Manageability Services)をサポートし ています。Tivoli製品に代表される業界各社のシステム管理機能とPCのシステム管理機能を連携させ、効果的にシステムを管理することができます。UMSは、本年 12月中に当社のホームページから無料ダウンロードを開始する予定です。

 また、UMSの拡張ツールとして「UM Desktop Extensions」の無料ダウンロードも本年12月より開始する予定です。UMDesktop Extensionsは、クライアントのハードディスクに故障の危険があるときに、その内容を一時的に自動バックアップするSMART Reaction II機能やクライアントPCの使用者がPC環境を変えてしまうのを防ぐために 利用環境を制限することのできるEZ Admin機能など、計6種類のシステム管理ツールから構成されています。

 最新のIntel Pentium IIIプロセッサ667MHzを採用、133MHzに対応した標準64MB(最大1GBまで拡張可能(注))のメモリー、高速大容量の13.5GBハードディスクに加え、遠隔地からシステム管理者が電源操作を行なうことができるWake onLAN に対応した高速イーサネット機能を搭載しています。

 基本ソフトにWindows 98 Second EditionまたはWindows NT Workstation 4.0を初期導入した2モデルを用意しています。Windows98モデルは、添付のリカバリーCDを利用することによってWindows95環境への変更を行なうことができます。

●IBM PC 710((4モデル)の発表モデル)の発表 燃焼時に有毒ガスを発生することなく、また再生材としたときに難燃性が劣化しにくい素材を本体のプラスチック部分に採用するなど、環境への配慮を施すとともに、省スペー ス・省エネルギーを実現する液晶ディスプレイ一体型クライアントPCです。本日発表した4モデルは、本年6月に発表した製品の後継モデルです。

 液晶ディスプレイを採用することでCRTディスプレイを使用する場合と比較して電力消費量を約7分の1に削減するとともに、拡張スロット部をPCカード化することで通常 の拡張スロットと比較して、1スロットあたりの最大定格電力を約4分の1に低減しています。

 また、お客様の設定によって、一定時間操作を行なわない場合に段階的に消費電力を低減させ、最終的に自動的にシステムを電源オフにすることもできる機能を実現していま す。さらにモニター回路部やCD−ROMのコントロール部などに省電力機能を盛り込むことで、待機時の消費電力も抑えることができます。

 上下160°左右160°と視野角が広い14.1型または15型のスーパーTFT液晶ディスプレイを搭載しています。液晶ディスプレイは、デスクの位置や目の高さにあわ せて角度の調節が可能です。

 新モデルでは、Intel Celeron プロセッサ433MHzまたはPentium IIIプロセッサ 500MHzを採用するとともに、標準64MBのメモリー(最大256MBまで拡張可能)、8.4GBハードディスクを搭載しています。ま た、Wake on LANに対応したイーサネット機能などを装備しています。

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 基本ソフトには、Windows 95または、Windows NT Workstation 4.0を初期導入しています。

●IBM PC 300PL モデルモデル6862//6892 Windows 95初期導入モデルの追加(初期導入モデルの追加(6モデル)モデル) 従来、Windows NT Workstation 4.0またはWindows98を初期導入したモデルの設定しかなかった、IBM PC 300PL モデル6862(デスクトップ・タイプ)およびモデル6892(ミニタワー・タイプ)のPentium IIIを搭載したモデルに、お客様からの要望に基づき、あらたに Windows 95を初期導入したモデルを発表しました。

 同シリーズは、ハードウェアとしてのパフォーマンスに加え、企業向けクライアントPCに求められる優れたPCシステム管理機能をあわせ持つ機種です。

●IBM PC 300GL モデルモデル6564追加モデルの発表(追加モデルの発表(1モデル)モデル) 主に成長企業のお客様や、さらに高いパフォーマンスを求めるお客様向けの機種で、多くの業務を同時にこなさなければならない業務特性や、企業の成長にともなう用途やシス テム環境の変化に対応できる高機能が特長です。本日は、本年10月に発表した製品に1モデルを追加しています。

 なお、本日発表した製品のIBM希望小売価格(消費税別)および出荷開始予定日は以下の通りです。

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

IBM PC 300PL 6565-B1J ¥350,000 1999年12月下旬

(Pentium III 667MHz、64MB SDRAM、13.5GBHDD、100Base-TXイーサ、セキュリテ ィ・チップ、Win98SE)

IBM PC 300PL 6565-B2J ¥365,000 1999年12月下旬

(Pentium III 667MHz、64MB SDRAM、13.5GBH DD、100Base-TXイーサ、セキュリ ティ・チップ、WinNT 4.0)

IBM PC 710 6870-JNK ¥310,000 1999年11月19日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、、100Base-TXイー サ、14.1TFT、Win95)

IBM PC 710 6870-JNL ¥325,000 1999年11月19日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、、100Base-TXイー サ、14.1TFT、WinNT 4.0)

IBM PC 710 6870-JSP ¥365,000 1999年11月19日

(Pentium III 500MHz、64MB SDRAM、8.4GBHDD、100Base-TXイー サ、15TFT、Win95)

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

IBM PC 710 6870-JSN ¥380,000 1999年11月19日

(Pentium III 500MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、100Base-TXイー サ、15TFT、WinNT 4.0)

IBM PC 300PL(デスクトップ) 6862-5EJ ¥210,000 1999年11月26日

(Pentium III 500MHz、64MB SDRAM、13.5GB HDD、100Base-TXイー サ、Win95)

IBM PC 300PL(デスクトップ) 6862-CAJ ¥255,000 1999年11月26日

(Pentium III 550MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、100Base-TXイー サ、Win95)

IBM PC 300PL(デスクトップ) 6862-W9J ¥320,000 1999年11月26日

(Pentium III 600MHz、64MB SDRAM、13.5GB HDD、100Base-TXイー サ、Win95)

IBM PC 300PL(ミニタワー) 6892-5GJ ¥225,000 1999年11月26日

(Pentium III 500MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、100Base-TXイー サ、Win95)

IBM PC 300PL(ミニタワー) 6892-CAJ ¥270,000 1999年11月26日

(Pentium III 550MHz、64MBSDRAM、13.5GB HDD、100Base-TXイー サ、Win95)

IBM PC 300PL(ミニタワー) 6892-W6J ¥335,000 1999年11月26日

(Pentium III 600MHz、64MBSDRAM、13.5GBHDD、100Base-TXイー サ、Win95)

IBM PC 300GL 6564-SVJ ¥290,000 1999年11月26日

(Pentium III 600BMHz、128MB SDRAM、27.2GB HDD、48X CD、100Base-TXイーサ、Win98SE、MS Office 2000 Personal)

以 上

メモリーの種類やOSの環境によっては制限があります。IBM,SMART Reaction,Wake on LANはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel,Celeron,PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Micorsoft,Windows,Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

(注)

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IBMととEXEテクノロジーズが共同でテクノロジーズが共同でe-businessソリューションを提供ソリューションを提供

ご参考資料

[米国ニューヨーク州ホワイトプレーンズ 11月11日(現地時間)発] IBM コーポレーション(会長:ルイス・V・ガースナー、以下IBM)とEXEテクノロジ ーズ(CEO:レイ・フッド、以下EXE)は11日、世界規模の戦略的提携関係を結んだと発表しました。この提携は両社の得意分野を結合することで、サプライチェーン分野 のお客様に業務のe-business化への転換を促す強力な統合ソリューションを提供することを狙いとしています。

 当初想定される販売先としては、自動車、消費者向けパッケージ製品、エレクトロニクス、流通業(小売りおよび卸売り)といった業種を見込んでいます。さらにEXEと IBMは、この提携の成果を活用する企業として、他に先駆けて米国の自動車用品販売大手のペップ・ボーイスとカナダの食品・雑貨大手のメトロ・リシュリューが名乗りを上げ たと、発表しました。

 この提携は、サプライチェーンの業務連携を実現するアプリケーション、コンサルティング、技術、統合化スキルを世界規模で提供することにより、企業の伝統的な流通業務を 短期間に先進的なマルチチャネル対応の「eFulfillment Centers(eFC)」へと変革します。EXEとの提携は、EXE の「Exceed eFulfillment」ソリューションとi2テクノロジーズの「eBusiness ProcessOptimization(eBPO)」およびインダストリ・マテ マティック(IMI)の「VIVALDI OrderManagement System」との統合における実証を経て、IBMのサプライチェーン・ソリューションを拡張します。

 「私どもは、準備段階のコンサルティングから仕上げ段階のシステム・インテグレーションまで、IBMのビジネス全般にわたる総合力とEXEの大量流通およびオーダー実行 機能の組み合わせがもたらす利益をじかに体験しました。お客様や取引先にe-businessソリューションの提供を開始した当社にとって、今回の提携は多大な価値をもた らすでしょう」と、ペップ・ボーイズのソフトウェア開発担当ディレクター、ジャック・グラミルチ(Jack Gramilch)氏は語っています。

 「大量流通およびe-fulfillmentの分野におけるIBM、EXE両社の業界での知識が合体することは喜ばしいかぎりです。両社のソリューションがよりあわされ ることにより、私どもは、両社の世界的プレゼンス、小売り業界で実証された成功、e-businessのビジョンが、マルチチャネル流通や調達先とのコラボレーションを実 現する業務の変革を進めるメトロ・リシュリューに莫大な価値をもたらすでしょう」と、メトロ・リシュリューの情報システム担当副社長、ジャック・クチュー ル(Jacques Couture)氏は語っています。

 IBMとEXEは、企業がWebビジネスを軌道に乗せることを可能にする共通のe-businessおよびサプライチェーンのビジョンを共有しつつ、戦略、マーケティン グ、販売、開発で連携していきます。この提携の下、両社の世界に展開する直販戦力を通じ、共同でEXEの「Exceed 」ウェアハウス・マネジメントとeFulfillmentシステムを含むe-businessおよびサプライチェー ン・ソリューションのマーケティングおよび販売を展開します。EXEはIBMの世界的な経営リソースと研究施設により利益を得ます。IBMは、EXEとの合同ソリューショ ンを主力とする世界規模の「サプライチェーン・センターズ・オブ・エクセレンス」を設立する予定です。

 こうした戦略関係を通じ、EXEは統合e-businessアプリケーションを構築・配備するためのオープンなマルチ・プラットフォーム・アプローチである、IBM の「Application Framework for e-businesss」の標準とテクノロジーを採用します。その中にはIBMのe-commerceサーバー・パッケー ジ「Net.Commerce」や連携業務メッセージング・ソリューション「MQSeries 」があります。これを基盤に、IBMとEXEは、サプライチェーンを通じた製品流通速度を高めるために必要な、マル チカンパニー(複数企業間)・コラボレーションを促進する、XMLなどの業界標準の発展を支援していきます。

 「企業は伝統的な店舗のe-business化への転換に努力していますが、効率的なバックエンドの受注処理システムに伴う煩雑な作業やコストを見過ごしている場合がよ くあります」と、EXEテクノロジーズ最高経営責任者(CEO)のレイ・フッド氏は語っています。「IBMとEXEの合同サプライチェーンおよび e-fulfillmentソリューションにより、お客様は新しいe-businessモデルの価値を100%実現することが可能です」

 「ビジネスパートナーとしてのEXEとの経験から、EXEは明らかに重要な垂直市場におけるサプライチェーン実行および受注処理ソリューションの市場リーダーであると確 信するにいたりました」と、IBMグローバル・インダストリーズのエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)ならびにサプライチェーン・ソリューションズ担当ゼ ネラルマネジャー、ビル・ポーク(Paulk)は語っています。「i2やIMIなど、IBMの優秀なサプライチェーン・パートナー・グループにEXEが加わることで、完成 された統合サプライチェーン・ソリューションをお客様に提供する上でさらに力をつけることができます。」

 今回の発表に伴ない、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城恪太郎)とイーエックスイーテクノロジーズ(社長:津村謙一)の協業による日本初の「Exceed」導入 企業であり、中堅異業種企業4社による共同物流センターを運営する協同組合 蔵道の専務理事・塩野谷和男氏は、「現在、日本のビジネス環境は激動の時代にあります。今後、外資系の進出などにより、淘汰の波は更に強まるでしょう。このような状況の 中、IBMとEXEという、リーディングカンパニー同士によるパートナー提携は、当社の今後のビジネス展開にも大いに意義のあることです。」とコメントしていま す。

 同氏はさらに、「インターネットショッピングや企業の枠を超えたビジネスの協業化など、新たな変動の波が押し寄せる中、情報化、特にバックオフィスのシステム化は企業に とって今後の命題ともいえます。その意味でも、両社の提携は、激動の時代に生きる我々日本企業にとって、常に最適なソリューションを提供してくれるものと大いに期待してい ます。」と

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語っています。

IBMについてIBMは全世界で、SCM(Supply Chain Management)、ERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(Customer RelationshipManagement)、BI(Business Intelligence)、PDM(Product Data Management)、e-commerceなどの戦略分野におけるe-businessの開発、導入の実績を有しています。さらに詳しい情報はホームページ(http://www.ibm.com/e-business/s upplychain)でご覧いただけます。

EXEについてEXEは、最先端のウェアハウス・マネジメント・システム(WMS)およびeFulfillment System(eFS)を特長とするサプライ・チェーン実行環境(SCE)ソフトウェア販売の世界最大手の一社です。世界規模のマルチ・プラットフォーム・ソフトウェア・ソリューションを開発し、小売/卸売り業、製造業、サードパーティー・ロジスティクス・プロバイダー(3PL、4PL)のお客様を中心に幅広く販売活動を行っていま す。EXEはテキサス州ダラスを本拠として、北米、中東、アジア、オーストラリア、欧州など世界規模で事業を展開しています。EXEの詳しい情報は同社のホームページ (http://www.exe.com/)でご覧いただけます。

EXE Technologies(本文中はEXEテクノロジーズと表記)、EXE、ExceedはEXEテクノロジーズ社の米国および/またはその他の国々における商標 またはサービス・マーク。IBM、MQSeriesはIBM Corporation(米国)の商標。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の登録商標、商標またはサービスマーク。

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IBMが、業界初のが、業界初の315万画素高画質万画素高画質20.8型型TFTカラー液晶パネルを開発カラー液晶パネルを開発

1999年11月10日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城恪太郎)は、TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスター)液晶を採用し、業界最高レベルの 315万画素の高解像度・高画質を実現した商用20.8型液晶パネル、「ITQX20」を開発したことを発表しました。

このITQX20パネルは、11月15日から米国ネバタ州ラスベガスで開催されるFall Comdex(秋のコムデックス)、および11月末に米国イリノイ州シカゴで開催されるRSNA(Radiologist Society of North America)展示会に出展される予定です。

ITQX20液晶パネルは、従来の18.1型パネル(SXGA:約131万画素=1280ドット×1024ドット)と比較して、30%大きな画像サイズで、従来の 2.4倍にあたる約315万画素(QXGA:約315万画素=2048ドット×1536ドット)を実現しています。これによりフルサイズのA4イメージを2枚同時に画面上 に表示することも可能です。

IBM ITQX20には、IBMの18.1型パネルで初めて導入された、”黒い「黒」”を実現する「ポスト・スペーサー技術」 が組み込まれており、より優れたコントラストによって画質が改良されています。従来の液晶パネルでは、カラー・フィルターとTFTアレイの隙間を均一に保つため「スペーサ ー・ボール」と呼ばれるプラスチックの球を用いていましたが、プラスチックの球がバックライトを透過してしまいました。「ポスト・スペーサー技術」ではプラスチックの球の 代わりに光を透過しない柱によって、カラー・フィルターと液晶の隙間を保つため、黒をより黒く表示することが可能になりました。

IBM ITQX20では広視野角技術(IPS)の採用により、上下、左右ともに 170度の視野角を実現しています。さらに直下型バックライトの採用により高輝度 を実現しています。 また、本パネルのパッケージは、外枠のサイズを最小限に抑えたため、液晶モニターや機器への組み込みの際、柔軟な設計や製造を行うことができま す。

液晶ディスプレイの小型軽量、低消費電力といった特長により従来のCRTディスプレイの置換えとしての関心が高まっていますが、IBM ITQX20は、大量の情報 と高品質イメージを処理するプロフェッショナル業務向けとして、医療、製図、イメージ処理、メディア・コンテンツ作成、データ・ビジュアル化、また金融業界のディーリン グ・ルームなどのアプリケーションに最適です。

IBMはテクノロジー・グループを通して、コンピューター・メーカーに対する主要コンポーネントをOEM供給しています。IBMは、ハードディスク・ドライブ、液晶 パネル、テープ・ストーレッジ・システム、および半導体を供給する世界最大級の製造会社です。

以 上

■IBM ITQX20の仕様対角画面サイズ:52.8cm(20.8型)サイズ:457.0mm (W) × 350.0mm (H) × 45.0mm (D)(予告なく変更する場合があります。)画素数:QXGA 2048 × 1536 (315万画素)

IBMは、IBM Corporationの商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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「「e-ビジネス」に必要な機能を統合した最新アプリケーションビジネス」に必要な機能を統合した最新アプリケーション・・サーバーを発表サーバーを発表

1999年11月9日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、e-ビジネスを実現するJavaTMを基盤とした統合Webアプリケーション開発環 境『WebSphere』ファミリーの中核製品であるアプリケーション・サーバーに、新たに「エンタープライズ版」を追加した最新 版『WebSphereApplication Server V3.0(ウェブ スフィア・アプリケーション・サーバー、以下WebSphereV3)』3製品を本年 11月30日より出荷します。また同時に、同ファミリーのアプリケーション開発環境の最新版『VisualAgefor Java V3.0』も発表しまし た。

WebSphere Application Serverは、Java Servlet(サーブレット)による高速なサーバー側でのアプリケーショ ン処理、EJB(EnterpriseJavaBeans)によるトランザクション処理、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)プロトコル 上での対話型アプリケーション、データベース接続の高速化、JSP(JavaServerPagesTM)による動的Webページの提供といったインターネットによる業務 システム構築に不可欠な機能を提供するソフトウェアです。Apacheをベースに開発されたIBM(R)HTTPサーバーを同梱していることに加え、 マイクロソフ トのIIS (Internet Information Server)やNetscape EnterpriseServerといった幅広いWebサーバーをサポート しています、このため、予約システムやホームバンキングなどインターネット上での本格的ビジネス・アプリケーションの構築を容易に行うことが可能であり、さらに各種のコネ クターが提供する既存システムとの柔軟な接続性が最大の特徴です。

■WebSphere Application Server V3 最新の WebSphere Application ServerV3は以下の3製品が提供され、幅広いシステム構築の需要に応えます。同製品群は、AIX (R)、SunSolarisとWindows NT(R)上で稼動します。

1.スタンダード版 Java ServletやJSP等のサーバー側 に必要なJava技術のサポートに加え、サイト内で迅速にデータを配置するため、最新XMLおよび XSL ツールに対応したアプリケーション・サーバ ー

2.アドバンスド版 スタンダード版の機能に、アプリケーション・サーバー用ソフトウエア・コンポーネント仕 様「EnterpriseJavaBeansTM(EJB)」サポートを追加

3.エンタープライズ版 アドバンスド版の機能に、分散オブジェクト間 通信の標準仕様「CORBA(CommonObject Request Broker Architecture)」のサポートを追加。さらにオンライン処理用ミドルウ ェア(TPモニター)「CICS(R)」 「Encina」や「MQSeries(R)」などをパッケージ化したトランザクション処理用ソフトウェア製 品「TXSeriesTM 」を統合しました。

WebSphere V3の全製品には、新たにWebサイトの使用状況を分析してレポートするツー ル「サイト・アナライザー」が加えられています。この機能により、開設しているサイトの特定ページが何時間閲覧されているか、サイトへの来訪者がどのサーチ・エンジンやバ ナー広告を経由してきたのか、来訪者が閲覧したのはサイト中のどのページかといった使用状況を簡単に解析することができるようになりました。このため、自社のサイトがマー ケティングや営業上で、どのような効果をもたらしているのかを把握できます。

さらに最新版の、アドバンスド版とエンタープライズ版ではシステムのスケーラ ビリティと信頼性を飛躍的に向上させる「ワークロードマネジメント機能」が提供されました。これによりアプリケーション単位での負荷分散やフェール・オーバー機能が実現さ れます。

■VisualAge for Java V3.0 VisualAge for Javaは、Java Servletやアプレッ ト、EJB、JavaBeanコンポーネントなど、100%Pure Javaアプリケーションを簡単に開発するための統合開発ツールです。 V3.0は、個人開発者用の 「プロフェッショナル版」と企業向けJavaアプリケーション開発用の「エンタープライズ版」の2製品が提供されます。OS/2(R)と Windows(R)95、Windows98およびWindowsNT上で稼動し、エンタープライズ版にはAIX版が加わります。

本日発表のV3.0で は、従来の機能に様々な新機能が追加され、パフォーマンスや操作性がさらに向上しています。特に、WebSphereApplication Serverや WebSphere Studioなどのファミリー製品群や、IBMのデータベース「DB2(R)ユニバーサル・データベース」との統合が、さらに緊密化され、基幹データ との連携や開発したアプリケーションのテストなどがさらに容易になりました。また、EJBを簡単に作成するためのウィザード機能が大幅に強化されていることも特徴で す。

またV3.0では、Java2SE(JDK1.2)をサポートする英語版Early Adopters Environmentが同梱されています。 これにより、Java2で提供される予定の高度なセキュリティー機能や移植性、ユーザー・インターフェースなどの新機能を利用しながら、Java2をターゲットとするアプ リケーションを作成できます。さらに英語版Linux用のテクニカル・プレビューも提供しています。

■WebSphere Performance Pack V3.0 日本アイ・ビー・エムは本日同時に、Webサーバーをクラスタ構成にして、大規模に展開するためのWebSphereファミリー製品の最新 版『WebSpherePerformance Pack(パフォーマンス・パック) V3.0』も発表しました。同製品は、負荷分散や

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キャッシング、分散ファイル・シス テムなどを実現するためのパッケージで、今回の機能強化により、さらにシステム管理、セキュリティ、構成上の柔軟性が強化されました。

■ WebSphere Studio V3.0(出荷済) WebSphere StudioはWebアプリケーション開発のあらゆる場面をサポートする 統合された ツールパッケージです。一新された「ワークベンチ」はHTML、Javaプログラム、イメージファイルといったWebサイトを構成するファイル群を一括管理することを可能 にすると共にチーム開発もサポートしています。 ページ・デザイン・ツールとして定評ある「IBM ホームページビルダー2000」の機能が組み込まれた「ビジュアル・ペ ージ・デザイナー」はJSPをサポートした業界初めてのレイアウト・ツールです。 プログラミング初心者には「サーブレット・ウィザード」、Javaプログラマー向けには IBMVisual Agefor Javaプロフェッショナル版が同梱されています。「新しい分散デバッッガー」によりサーバー側プログラムのデバッグも可能になりま した。

本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。 製 品 名標準使用料金(税別)出荷開始予定日IBM WebSphere Application ServerV3.0スタンダード版  プログラム・パッケージ (CD-ROM付きライセンス)\ 127,200(サーバーあた り)1999年11月30日アドバンスド版  プログラム・パッケージ (CD-ROM付きライセンス)\1,200,000(CPUあたり)1999年11月 30日エンタープライズ版  プログラム・パッケージ (CD-ROM付きライセンス)\ 5,600,000(CPUあたり)1999年11月30日 IBMVisualAge for Java V3.0プロフェッショナル版 for OS/2 and Windows\ 23,9001999年12月3日エンタープ ライズ版 for OS/2 and Windows\ 479,9001999年12月 3日エンタープライズ版for AIX\ 479,0001999年12月 3日IBM WebSphere Performance Pack V3.0プログラム・パッケージ(CD-ROM付きライセンス)\1,280,000(インストール あたり)1999年11月17日IBMWebSphere Stusio V3.0プログラム・パッケージ (CD-ROM付きライセンス)\ 79,9001999年 10月8日(出荷済)

以 上

IBM、AIX、DB2、CICS、OS/2、MQSeries、TXSeries、WebSphereはIBM Corporationの商 標。 Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。 Java、JavaServer Pages、Enterprise JavaBeansは Sun Microsystems, Inc.の商標。 その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

WebSphere関連の情報は、http://www.ibm.com/jp/Products/news/991109/でご覧いただけます。

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WorkPad用オプションを発表用オプションを発表

1999年11月9日

武藤工業 携帯電子メモパッド「Decrio」を発表日本IBMがWorkPad(R)用オプションとして販売

武藤工業株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

武藤工業株式会社(本社・東京都世田谷区、社長・加賀市喜、以下武藤工業)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以 下日本IBM(R))は9日、日本IBMの手のひらサイズの情報機器WorkPadと連携して活用できるオプション製品として、武藤工業が開発した携帯電子メモパッ ド「Decrio(デクリオ)」の販売で協業すると発表しました。標準価格は2万4,800円(消費税別)で、日本IBMのベンダーロゴ製品(日本IBMが販売する他社製 品)として本年12月初旬から出荷を開始する予定です。

今回の発表によって、武藤工業は、Decrioの基本技術であり、従来大型図面入力のためのデジタ イザーなどに応用されてきた電磁誘導方式(注)を、より幅広い製品に活用することができるようになりました。また、WorkPadが携帯情報機器として世界中で幅広い利用 実績をもっていることなどから、そのオプションとして製品の普及が期待できると判断し、今回の協業に至ったものです。

一方、日本IBMは、手書きメモとい うアナログ・データをデジタル・データとしての活用を可能にする製品をWorkPadオプションのラインアップに加えることで、WorkPadの企業や個人のお客様に対し て、より幅広い利用方法を提案することができます。

パソコン通信・携帯電話・インターネットの普及はネットワークを急速に発展させ、情報を瞬時に手に入れ ることを可能にしました。そうした背景からビジネスのスピード化が進み、会社内だけでなく出先でも自宅でも情報収集を可能にするツールとして携帯情報端末の需要は 近年非常な勢いで伸びています。しかしながら、多くの利用者は、紙と鉛筆による入力の方が速い、最終確定の入力ではなく簡易メモが必要などの理由から紙(メモ帳やノート) と筆記具を同時に携行し利用しています。

Decrioは、専用のボールペンから発生する磁界をメモパッドに内蔵したセンサー・グリッドが受信して解析する ことにより、パッド上の用紙に手書きされた内容を赤外線通信でリアルタイムでWorkPad上に表示し、画像データとして保存できます。さらにWorkPadの HotSync機能を利用することによって、PC上でこの手書きデータを活用することもできます。

 Decrioの形状は、システム手帳のようなファスナ ー付きケースで、その内部の片側にメモパッドを、反対側にWorkPadとの赤外線通信用端子を装備しています。WorkPadを赤外線通信用端子側にマジックテープなど で固定するだけで利用できます。また、ケースの内部には、WorkPadの通信用オプションであるSnapConnectや携帯電話、さらに名刺などを収納するス ペースやポケットも装備されています。

新製品の特長は、以下の通りです。

1.WorkPadとともに持ち歩くメモ用紙に記録した内容を、 デジタル・データとして活用することができます。2.持ち運びが便利なシステム手帳のような形状のケースに、専用ペンとメモ用紙を装備し、WorkPadを装着す るだけですぐに利用することができます。3.WorkPad側の標準アプリケーションである「予定表」「メモ帳」「アドレス帳」「ToDo」の各々に手書きメモを 添付できる、米国Ecritek社が開発した拡張アプリケーション「EcriNote」が付属しています。これにより予定表の会議の項目に手書きの議事録を添付したり、 アドレス帳の任意のアドレスに手書きの地図を添付したりすることができます。4.販売開始キャンペーンとして、WorkPad用のホームページ閲覧ソフトや電子メ ール・ソフトを収録したCD-ROMを添付しています。たとえば電子メール・ソフト「MultiMail for WorkPad 1.0]を利用して、手書きの電子メー ルを送付することも可能です。

<製品概要>

1.製品名:携帯電子メモパッド「Decrio(デクリ オ)」

2.開発・製造元:武藤工業株式会社

3.販売:ベンダーロゴ製品として日本IBMより販売

4.IBM型 番:09J3546(武藤工業型番:Decrio-58B)

5.標準価格(消費税別):24,800円

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6.出荷開始予定日:1999年12月初 旬

7.動作環境:a.WorkPadもしくはWorkPadC3-日本語版Palm OS 3.1以上b.WorkPadと接続するため のパーソナルコンピュータ-Intel(R)Pentium(R)166MHz以上または100%互換のプロセッサを搭載した DOS/Vコンピュー タ-Windows(R)95またはWindows98-10MB以上のHDD空き容量(このほかにWorkPad用として14MB以上の空き容 量が必要。またAcrobat 4.0を導入する場合にはさらに50MBが必要)-16MB以上のRAM(32MB以上推奨)-WorkPadと接続する ための空きシリアルポート1個-SVGAモニタ(解像度800×600以上)-CD-ROMドライブ

8.仕様・寸法:縦 27cm横19cm幅4cm・重さ:約580g・電源:単4電池2本(寿命は平均約3~4ヶ月)・スペアインクケース:スペアインク5本入りカー トリッジ・デジタルペン:1本(ペンのキャップはスタイラスペンとして利用可能)・ノートパッド:2冊・添付ソフトウエ ア:-EcriNote(Ecritek社)-Adobe Acrobat Reader4.0(Adobe Systems社)・発売キャンペ ーンとして下記ソフトウェアが収録されたCD-ROMを添付-Palmscape for WorkPad 1.0-Jot Mail for WorkPad 1.0-Multi Mail for WorkPad 1.0

製品名の「Decrio」は、フランス語で「描く」を 意味する「Decrire」からきております。

以 上

(注)武藤工業の米国100% 子会社であるムトーアメリカ社が特許を保有する電磁誘導に関する特許技術を使用。

IBM,WorkPadはIBM Corporationの米国およびそ の他の国における商標。Intel,PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商 標。WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標で す。

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武藤工業武藤工業 携帯電子メモパッド「携帯電子メモパッド「Decrio」を発表」を発表[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年11月9日

武藤工業株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 武藤工業株式会社(本社・東京都世田谷区、社長・加賀市喜、以下武藤工業)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本 IBM )は9日、日本IBMの手のひらサイズの情報機器WorkPadと連携して活用できる オプション製品として、武藤工業が開発した携帯電子メモパッド「Decrio(デクリオ)」の販売で協業すると発表しました。標準価格は2万4,800円(消費税別)で、 日本IBMのベンダーロゴ製品(日本IBMが販売する他社製品)として本年12月初旬から出荷を開始する予定です。

 今回の発表によって、武藤工業は、Decrioの基本技術であり、従来大型図面入力のためのデジタイザーなどに応用されてきた電磁誘導方式(注)を、より幅広い製品に活 用することができるようになりました。また、WorkPadが携帯情報機器として世界中で幅広い利用実績をもっていることなどから、そのオプションとして製品の普及が期待 できると判断し、今回の協業に至ったものです。

 一方、日本IBMは、手書きメモというアナログ・データをデジタル・データとしての活用を可能にする製品をWorkPadオプションのラインアップに加えること で、WorkPadの企業や個人のお客様に対して、より幅広い利用方法を提案することができます。

 パソコン通信・携帯電話・インターネットの普及はネットワークを急速に発展させ、情報を瞬時に手に入れることを可能にしました。そうした背景からビジネスのスピード化が 進み、会社内だけでなく出先でも自宅でも情報収集を可能にするツールとして携帯情報端末の需要は近年非常な勢いで伸びています。しかしながら、多くの利用者は、紙と鉛筆に よる入力の方が速い、最終確定の入力ではなく簡易メモが必要などの理由から紙(メモ帳やノート)と筆記具を同時に携行し利用しています。

 Decrioは、専用のボールペンから発生する磁界をメモパッドに内蔵したセンサー・グリッドが受信して解析することにより、パッド上の用紙に手書きされた内容を赤外線 通信でリアルタイムでWorkPad上に表示し、画像データとして保存できます。さらにWorkPadのHotSync機能を利用することによって、PC上でこの手書きデ ータを活用することもできます。

 Decrioの形状は、システム手帳のようなファスナー付きケースで、その内部の片側にメモパッドを、反対側にWorkPadとの赤外線通信用端子を装備していま す。WorkPadを赤外線通信用端子側にマジックテープなどで固定するだけで利用できます。また、ケースの内部には、WorkPadの通信用オプションである SnapConnectや携帯電話、さらに名刺などを収納するスペースやポケットも装備されています。

 新製品の特長は、以下の通りです。1. WorkPadとともに持ち歩くメモ用紙に記録した内容を、デジタル・データとして活用することができます。2. 持ち運びが便利なシステム手帳のような形状のケースに、専用ペンとメモ用紙を装備し、WorkPadを装着するだけですぐに利用することができま す。3. WorkPad側の標準アプリケーションである「予定表」「メモ帳」「アドレス帳」「To Do」の各々に手書きメモを添付できる、米国Ecritek社が開発した拡張アプリケーション「EcriNote」が付属しています。これにより予定表の会議の項目に手書 きの議事録を添付したり、アドレス帳の任意のアドレスに手書きの地図を添付したりすることができます。4. 販売開始キャンペーンとして、WorkPad用のホームページ閲覧ソフトや電子メール・ソフトを収録したCD−ROMを添付しています。たとえば電子メー ル・ソフト「Multi Mail for WorkPad 1.0]を利用して、手書きの電子メールを送付することも可能です。

<製品概要>

1. 製品名:携帯電子メモパッド「Decrio(デクリオ)」2. 開発・製造元:武藤工業株式会社3. 販売:ベンダーロゴ製品として日本IBMより販売4. IBM型番:09J3546      (武藤工業型番:Decrio−58B)5. 標準価格(消費税別):24,800円6. 出荷開始予定日:1999年12月初旬7. 動作環境:  a.WorkPadもしくはWorkPadC3   −日本語版Palm OS 3.1以上  b.WorkPadと接続するためのパーソナルコンピュータ   −Intel Pentium 166MHz以上または100%互換のプロセッサを搭載した DOS/V コンピュータ   −Windows 95またはWindows98   −10MB以上のHDD空き容量    (このほかにWorkPad用として14MB以上の空き容量が必要。またAcrobat 4.0を導入する場合にはさ

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    らに50MBが必要)   −16MB以上のRAM(32MB以上推奨)   −WorkPadと接続するための空きシリアルポート1個   −SVGAモニタ(解像度800×600以上)   −CD-ROMドライブ8.仕様・寸法:縦27cm横19cm幅4cm・重さ:約580g・電源:単4電池2本(寿命は平均約3~4ヶ月)・スペアインクケース:スペアインク5本入りカートリッジ・デジタルペン:1本(ペンのキャップはスタイラスペンとして利用可能)・ノートパッド:2冊・添付ソフトウエア:−EcriNote(Ecritek社)−Adobe Acrobat Reader4.0(Adobe Systems社)・発売キャンペーンとして下記ソフトウェアが収録されたCD−ROMを添付−Palmscape for WorkPad 1.0−Jot Mail for WorkPad 1.0−Multi Mail for WorkPad 1.0

製品名の「Decrio」は、フランス語で「描く」を意味する「Decrire」からきております。

以 上

(注)武藤工業の米国100%子会社であるムトーアメリカ社が特許を保有する電磁誘導に関する特許技術を使用。

IBM,WorkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel,PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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200種以上ものテンプレートと種以上ものテンプレートと39種類のフォント集を発売種類のフォント集を発売

1999年11月8日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は8日、ワープロ感覚でホームページを簡単に作成できる最新ソフトウェア『ホームページ・ビルダー 2001』専用の、200種類の多彩なデザイン用ひな形(テンプレート)と39種類のフォントをセットにしたテンプレート集『ホームページ・ビルダー2001 ベスト・デ ザイン・テンプレート 』を、本年11月19日に出荷開始することを発表しました。同製品 は、Windows 98、Windows95およびWindows NT 用の2枚組CD-ROMとして提供され、消費税別の標準使用料金は5,100円(税別) です。

本日発表するベスト・デザイン・テンプレートは、スポーツ、ミュージック、ホビー、四季等11ジャンル別に、総計200のテンプレート素材を収録しています。収めら れているテンプレートは、ウィザード形式にしたがうだけ(テンプレート・ウィザード機能)で、簡単に自分の好みの色やサイズのホームページ用に利用できます。

同製品に含まれる「デザイナー作品集」は、「YELLOWS」「ジャングルパーク」に代表される芸術性の高い作品をはじめ、荒木経惟、日比野克彦、松本弦人各氏等の CD-ROM作品で知られる、株式会社デジタローグ(東京都渋谷区、代表取締役・江並直美)が監修したテンプレート集です。また、テンプレートに加え、同社が発売している デジタルフォント作品集「フォント・パビリオン」シリーズから、ホームページ作成用に39種類のフォントを厳選して提供します。ホームページ・ビルダー2001の「ウェブ アート・デザイナー」機能を利用すれば、このフォントを使ったオリジナルのロゴやボタンが簡単に作れます。

テンプレートには、デザインだけでなく、動きのあるページを作成するためのテクニック例や、ブラウザー上に表示される画像の上に、マウスのポインターを置くだけで、 別の画像と切り替える「ロールオーバー」の作成サンプルなども加えられています。また、NTTドコモ(NTT移動網株式会社)の「iモード」画面用のページ作成サンプル、 フレームを使用したページの作成サンプルなども収録されているため、簡単に多彩なパターンのホームページを作成することができます。

以 上

IBM、ホームページ・ビルダー、ベスト・デザイン・テンプレートは IBM Corporationの商標。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商 標。

ホームページ・ビルダーの詳細については、http://www.ibm.com/jp/software/internet/hpbでご覧いただけます。

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大阪大学様が大阪大学様がLinux搭載ワークステーション搭載ワークステーション700台をご発注台をご発注

1999年11月4日

日本アイ・ビー・エム株式会社セコム情報システム株式会社

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)とセコム情報システム株式会社(本社・東京都三鷹市、社長・市橋成元、以下 SIS)は4日、大阪大学(所在地・大阪府吹田市、岸本忠三総長)が情報処理教育の拡充を図ることを目的に進めてきた、Linuxによる大規模な教育用計算機システムの構 築を受注し、2000年3月から稼動を開始させることを発表しました。

 新しい教育用計算機システムは、情報処理に関する教育研究を行うための大阪大学内の共同教育研究施設である情報処理教育センターに導入され、文章作成や電子メール、表計 算などのコンピューター・リテラシー教育をはじめ、プログラミング、語学、数学、数理統計学など大学院の一部を含む多くの科目の教育に適用される計画で す。

 新システムの最大の特徴は、基本ソフトウェア(OS)として、急速に浸透してきたオープンソースソフトウェアのLinuxを採用していることです。日本IBMでは本年 4月に、富士ゼロックスと協業し、京都産業大学のクラスルーム・システムに同OSを導入しましたが、国立大学の大規模クラスルーム・システムとしては極めて先進的な事例で す。

 豊中・吹田の両キャンパスには、サーバー計算機として、IBMのUNIX サーバ ー『RS/6000 』計9台(上位モデルH70 3台を含む)が設置され、最先端のネットワーク 技術で接続されます。また、学生が利用するPCワークステーションとして、『IntelliStation (インテリステーション)』が700台導入され、これにターボリナックスが搭載される計画です。CAD/CAM、コンピ ューター・グラフィックス(CG)など高度な処理性能が要求される業務向けワークステーションであるIntelliStationの採用により、演習科目における処理能力 が格段に向上します。

 新システムでは、大規模なクラスルームの運営・システム管理に対応するため、TCO(Total Cost of Ownership)を削減する様々な手法を活用する 予定です。例えば、クライアントPCの電源操作を行う「Wake on LAN 」機能や、アプリ ケーションの配信をリモートで行う自動メンテナンス環境を構築します。また、分散ストーレッジ管理で高速なバックアップを行うための「ADSM」や、TCP/IPネットワ ーク経由で両キャンパスのサーバーを一元的に遠隔管理するための「UPS(無停電電源装置)管理ソリューション」などのTCO削減ツールを組み合わせて提供していきま す。

 同システムの保守および運用管理は、日本IBMとSISおよび、株式会社昭電(本社・東京都江東区、太田昭吾社長)の協業体制で行います。特に、Linuxサポートに関 しては、日本IBMがインテル株式会社や各Linuxベンダーと協業して展開している「IBM Linuxサポートセンター(東京都港区)」において、ハードウェアやネッ トワークの検証や問題発生時の技術支援を行っていく計画です。

以 上

IBM、IntelliStation、RS/6000、Wake on LANはIBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。その他の社名、製品はそれぞれ各社の商標、または登録商標。

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北城日本北城日本 IBM社長が社長が IBM AP社長に、社長に、 大歳常務が日本大歳常務が日本 IBM社長に就任社長に就任

1999年11月2日

IBMコーポレーション日本アイ・ビー・エム株式 会社

IBM(R)コーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長兼CEO)は11月1日(現地時間)、 北城恪太郎日本アイ・ビー・エム代表取締役社長のIBMアジア・パシフィック(IBM AP)社長への就任、ジョン・R・ジョイスIBM AP社長のIBM チーフ・ファ イナンシャル・オフィサー(CFO)への就任を発表しました。また、日本アイ・ビーエム株式会社(日本IBM)は、2日、椎名武雄会長の最高顧問への就任、北 城恪太郎社長の代表取締役会長への就任、大歳卓麻常務取締役の代表取締役社長への就任を発表しました。IBMコーポレーションの役員人事は11月15日付け、日本IBMの 役員人事は12月1日付けで発効します。

IBM AP(本部:東京)は日本を含むアジア地域19カ国でのIBMの事業を統括しており、IBMのアメリカ本部、ヨーロ ッパ/中近東/アフリカ本部に並ぶ3つの地域統括本部の一つです。傘下の各国社員を合わせると約35,000人の社員を擁しており、北城社長は日本人を含むアジア人として 初のIBM AP社長を務めることになります。また、IBMコーポレーションとしても、上級幹部への日本人登用としては、これまでで最も高い役職になりま す。

今回の北城社長の就任についてIBMコーポレーションのルイス.V.ガースナー会長は「北城社長は日本IBMのリエンジニアリングに果敢に取り組み、 厳しい経済環境の中で着実な業績を上げてきました。また、サービス、ソフトウェア、トータル・ソリューションに力を入れ、お客様のビジネスの改革を支援し、さらに、日本 IBMにおいてe-ビジネス戦略を強力に推進し、その実現を図ってきました。新職務において、北城社長の経験は、アジア全域のお客様にとって大きな力となるでしょう。」と 述べています。

大歳常務取締役は、1971年に日本IBMに入社、1994年、取締役−公共システム事業部長に就任、同年、ガースナー会長補佐を務 め、1996年以来、サービス事業を担当してきました。サービス・ビジネスは近年2桁成長を続け、日本IBMの業績に大きく貢献してきました。特に、お客様の情報システム を一括して引き受けるアウトソーシング・ビジネスの伸びは目覚しく、情報システムの新たな潮流になりつつあります。大歳常務は、北城社長を引き継ぎ日本での事業に責任を持 つことになります。

今回の発表はIBMのグローバルな経営展開の一環として位置づけられ、これにより日本ならびにアジア地域のお客様のご要望を踏まえた、さ らに優れた製品・サービスやソリューションをより迅速に提供していくことができるようになります。また、日本IBMならびに日本人のグローバルな分野での貢献を通し て、IBMの持つグローバルな強みをさらに強固なものとすることを目指しています。

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標です。

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インターネットで動画による金融市場情報のトライアル提供を開始インターネットで動画による金融市場情報のトライアル提供を開始

1999年11月2日 株式会社共同通信マーケッツ日本アイ・ビー・エム株式会社日本ビデオニュース株式会社アットマークベンチャー株式会社

株式会社共同通信マーケッツ(本社・東京都港区、社長・松尾文夫)、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪 太郎)、日本ビデオニュース株式会社(本社・東京都港区、社長・神保哲生)、アットマークベンチャー株式会社(本社・東京都港区, 社長 大津山訓男)の四社は共同で、東 京金融市場の動きを伝える「ブリッジ・共同マーケットニュース」(日本語)のインターネットによるオンデマンド配信を、11月2日から実証実験として開始します。(http://video.ibm.co.jp/videonews/)当実験では、日本IBMの動画配信・管理ソフト「VideoCharger 」の動画ストリーミ ング技術を用いることで、優れた動画圧縮方式によりTV並の品質でインターネット上で番組のネット配信を行うことができるようになります。

「ブリッジ・共同通信マーケットニュース」は、日本ビデオニュースが制作、共同通信マーケッツが毎日1回夕刻に、MXテレビ及び関連ケーブルTVなどに配信、放映中の2分 間番組(株式、外為、債券の一日の動きをまとめ、アナリストによる解説を加えたもの)で、実証実験の現段階では約半日遅れで翌朝からインターネット上のIBMホームぺージ での視聴が可能になります。動画データは、衛星インターネット接続サービスに対応した約450kbpsとISDN等に適した128kbpsの2種類の速度で配信されま す。

各社の役割

共同通信マーケッツは提供先の米国ブリッジ社と展開する予定のインターネット上の映像サービスの実用化を試行する。

日本IBMは1,000チャンネルの動画をビデオオンデマンドで配信できる動画配信ソフト「VideoCharger」とサーバー「RS/6000(R)SP」を提供してユーザー評価を中心に実用化へのトライアルを行う。

日本ビデオニュース社およびアットマークベンチャーは、配信されるニュース番組の制作とデジタル化を行なう。

以 上

RS/6000、VideoChargerはIBMコーポレーションの商標

TM

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日産が北米におけるグローバル日産が北米におけるグローバル・・インフォメーションインフォメーション・・プロバイダーにプロバイダーに IBMを選定を選定

1999年10月28日(現地時間)、米国ニュージャージー州ソマーズ

北米日産会社(以下NNA)とIBMコーポ レーション(以下IBM)は本日、IBMが日産の北米におけるオペレーション向けに包括的な情報技術(IT)マネジメントとデリバリーサービスを提供する10億ドル、9年 半の契約を締結したと発表した。なお、日産とIBMは、今後日産が事業展開する他の地域においても効果的、効率的なITサービスを展開していく予定であ る。

IBMのサービス担当部門であり、世界最大かつ広範囲なITサービスで知られる「IBMグローバル・サービス」は、その戦略的アウトソーシングと情報 技術マネジメントを含むITサービス分野の長年の経験を、日産へのサービス提供に活かしていきたいと考えている。

このパートナーシップにより、日産は契約 期間中にかなりの経費削減を見込んでいる。また、経費削減効果に加えて、日産はIBMの情報技術分野における長年の経験から多くのものを得ることができ、日産の新しいビジ ネスチャンスを作り顧客ベースに近づくという戦略に活かすことができる。

この契約により、IBMは日産が世界規模のITマネジメントシステムを開発、展開 することを支援する予定である。このマネジメントシステムによって、日産はそのオペレーションを改善し、拡大するグローバルマーケットにおける課題に、より良い体制で対応 できるようになる。これらの試みは、10月18日東京で日産のCOO(最高執行責任者)カルロス・ゴーン氏が発表した『日産リバイバルプラン』の一環であ る。

北米日産会社社長兼CEOの荒木宣夫氏は、「自動車産業は急速にグローバル化しており、競争力を保つために新しいIT技術に頼る部分が大きくなってい る。IBMのようなテクノロジーリーダーと提携することにより、日産は、そのビジネス戦略をサポートしてくれるITインフラストラクチャーとサービスを提供できるITパー トナーを得ることになる。このパートナーシップにより、我々はITコストを著しく削減しながら自分たちのコアビジネスである自動車のデザイン、生産、販売に集中することが できるようになる」と語った。

また、IBMグローバル・サービスのインダストリアル部門ゼネラル・マネジャー、ダン・コルビー氏は次のように語 る。「IBMは成長するIT市場で日産の発展を全力を挙げて支援していく」。「当社は、すでに定評を得ている先端のITサービスの専門技術を日産に提供し、日産が 組織をリエンジニアリングしてビジネス目標を達成することを手助けしていきたい」

北米での日産のオペレーションには、車両のスタイリン グ、エンジニアリング、顧客及び法人組織のファイナンス、販売とマーケティング、流通と製造などが含まれる。日産はアメリカ、カナダ、メキシコに従業員と設備を所有し、北 米大陸ではおよそ1500店の日産、インフィニティ販売店を通じて、7万1000人以上、直接的に約2万人、合計で9万人以上の雇用を創出している。北米における日産の詳 しい情報と日産及びインフィニティのフルモデルラインナップはホームページ(www.nissandriven.com)で、あるいはコーポレート・メディア・ライ ンへ直接お問い合わせ下さい。

IBMグローバル・サービスは世界最大の情報技術サービス・プロバイダーで、1998年の売上高は約290億ドルに およぶ。サービス分野はIBMのなかでももっとも急速に成長している分野であり、160カ国で13万6000人のプロフェッショナルが活動している。IBMグローバル・サ ービスはIBMのすべての活動・・・・・サービス、ハードウエア、ソフトウエア、研究を包括し、あらゆる規模の企業が情報技術をフルに活用できるよう支援している。詳しい 情報はホームページをご参照(www.ibm.com/services)くださ い。

以 上

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平成11年10月29日

NTTソフトウェア株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

NTTソフトウェア株式会社と日本アイソフトウェア株式会社と日本アイ・・ビービー・・エム株式会社エム株式会社簡易スクリプト言語「簡易スクリプト言語「WebBASE Server Pages for WebSphere (ウェブベース(ウェブベース サーバサーバ ページズページズ フォーフォー ウェブスウェブスフィア)」の販売を開フィア)」の販売を開 始始- 日本アイ 日本アイ・・ビービー・・エム株式会社の「エム株式会社の「WebSphere」に対し、複雑な処理やデータ構造が簡単に記述できる」に対し、複雑な処理やデータ構造が簡単に記述できる -

NTTソフトウェア株式会社(以下 NTTソフトウェア 本社:神奈川県横浜市中区山下町223-1、代表取締役社長:鶴保 征城)と日本アイ・ビー・エム株式会社 (以下 日本IBM 本社:東京都港区六本木3丁目2番12号、代表取締役社長:北城恪太郎)は、Java Servlet として動作する簡易スクリプト言語「WebBASE Server Pages for WebSphere(ウェブベース サーバページズ フォー ウェブスフィア)」の販売を11月初旬より開始します。

「WebBASE Server Pages for WebSphere」は、JavaのServletとして動作する簡易スクリプト言語エンジンです。WWW開発者が、簡単なスクリプト言語をおぼえるだけで、移植性の高いシステムの開発を実現可能とするツールです。同製品は、NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発し た「WebBASE Server Pages(ウェブベース サーバ ページズ)」をIBM の開発した「WebSphere Application Server(ウェブスフィア アプリケーション サー バ)、以下WebSphere」に対応させたもので、NTTソフトウェアが日本IBMの協力を得て企画・商品化しました。

WebSphereは、1998年11月の発表以来、Webサーバー上で予約システムやホームバンキングなどの本格的なeビジネス・アプリケーションを構築するため の、Javaベースのソフトウェアとして多くの企業に導入されている製品です。

本日発表の「WebBASE Server Pages for WebSphere」は、データベースアクセス時にもスクリプト言語として用意された簡単な組み込み関数を用いてアプリケーションの開発をおこなえるためJavaや JDBC についての深い知識を持つ必要がありません。Java Servletとしてシステムを開発できるため、WWW利用者の要求毎に新たなプログラムを起動する必要がなく、高速なレスポンスとサーバの処理負荷の軽減を実現していま す。

また、複数のHTTP(HyperText Transfer Protocol)セッション間でデータの引継ぎをおこなうことができるため、複数のページに渡り WWW利用者と対話的に処理を進めていくようなサービスを提供することができます。価格は20万円(税別)で、本製品は、NTTソフトウェアと日本IBMの販売代理店から販売されます。

(*1)Java Servlet: サーバー上で稼動するJavaプログラム。ブラウザーからの要求時に起動し、処理結果を利用者のブラウザーにHTMLファイルとして 返信する。(*2)JDBC(Java Database Connectivity):Javaプログラムからデータベースをアクセスするためのインターフェース(API)仕様 で、JavaSoft社が1996年2月に発表し、データベース関連各社と共同でまとめたもの。

NTTソフトウェア株式会社は、NTT民営化の年である1985年7月に設立された、NTTの100%出資会社です。情報通信に関する先進的かつ大規模なソフトウェ アの設計および製造を中心に事業を立ち上げ、NTT研究所が行う先端技術開発の成果をビジネスとして展開し、インターネット技術やバーチャルスペース技術関連、パッケージ 販売という分野にまで積極的に事業を広げています。同社は1998年2月、全社を挙げての品質管理への取り組みが国際的に認められ、全社規模でISO9001を認証取 得(JQA-1586)しています。同年12月に東京本部を開設し、営業力および情報収集・発信機能を強化した他、1999年5月にはNTTグループ外市場向けビジネスの 拡大と商品開発体制強化を目的に組織改変を実施しました。

日本アイ・ビー・エム株式会社は、世界160カ国以上でビジネスを展開しているIBMの日本法人として、1937年から日本でビジネスを展開、本年で創立61周年を 迎えました。昨今のインターネット、イントラネット普及を踏まえ、ネットワーク・コンピューティング分野でのリーダーシップ確立を目指し、日々ビジネスを展開しています。 また、21世紀に向けたビジョン「VISION21」を掲げ、「お客様志向の会社」、「情報産業の変革をリードする会社」、「自由闊達な会社」をその3本柱としています。 ここ数年は、全社にわたるリエンジニアリングの推進やスキル育成に対する積極的に取り組み、システム・インテグレーションなどのサービス・ビジネス、ソフトウェアといった 高い成長性が見込まれる分野においても、確実に利益を生み出す企業体質を確立しました。

その結果、1998年の総売上は1兆4,740億9500万円で、経常利益901億100万円です。総社員数2万1,083人(99年4月1日現在)で、2000年 には約500人の採用を予定しています。一層の需要拡大が予想される情報産業界において、「グローバル企業IBM」としての総合力を背景に、より最適なソリューションをお 客様にご提供することを通じ、お客様満足度の一層の向上に努めています。

詳細は別紙の通りです。

別紙

「「WebBASE Server Pages for WebSphere 」製品概要」製品概要

製 品 名: WebBASE Server Pages for WebSphere(ウェブベース サーバ ページズ フォー ウェブスフィア)

開 発 元: NTTソフトウェア株式会社

販 売 元: NTTソフトウェア株式会社、日本IBM株式会社

発 売 日: 平成11年 11月初旬

価 格: 20万円(税別)

製品特徴:

(R) TM

(*1)

(R)

(*2)

TM

TM

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1.スクリプトによる強力なプログラミング機能スクリプトによる強力なプログラミング機能WebBASE Server Pages for WebSphere(以 下、WBSPと略す)スクリプトを使用する事によって、WWW利用者やデータベースに格納されたデータなどに応じて動的なコンテンツを生成し、ブラウザに表示することがで きます。WBSPスクリプトの文法はシンプルで、初心者でも容易に習得することができます。しかしその機能は強力で、複雑な処理やデータ構造を簡単に記述できるよう設計さ れています。WBSPスクリプトは、処理やブラウザへのHTML出力を全て手続き的に記述するだけでなく、通常のHTMLファイルに特定のタグで手続きを埋め込むことで作成することも できます。このためHTMLのレイアウトは市販のオーサリングツールなどを使用してデザインし、その結果作成されたHTMLファイルに後から手続きを追加するような開発ス タイルを取ることもできます。2.データベースへのアクセスデータベースへのアクセスWBSPでは、JDBCによるデータベースへのアクセスをサポートしています。データベースへのアクセスはスクリプトに用意された簡単な組み込み関数を用いて行いますの で、データベースへアクセスするために、JavaやJDBCについての深い知識を持つ必要はありません3.高負荷システムへの対応高負荷システムへの対応WebアプリケーションをCGIプログラムで実現する場合、WWW利用者の要求が発生するたびにCGIプログラムを起動するために、プログラム起動のための処理時間がかか ります。WBSPでは、JavaのServlet機講により、WWW利用者の要求毎に新たなプログラムを起動する必要がなく、高速なレスポンスとサーバの処理負荷の軽減を 実現しています。またWBSPでは、一度読み込んだスクリプトファイルをメモリ上にキャッシュするなどの高速化のための工夫が行われています。4.セッショセッショ ンの管理ンの管理WBSPでは、複数のHTTPセッションの間でデータの引き継ぎを行うことができます。これにより、複数のページに渡りWWW利用者と対話的に処理を進めていくようなサー ビスを作成することができます。また、1つのデータベーストランザクションを複数のページに渡り引き継いでいくことも可能です。5.Javaとの連携との連携WBSPでは、スクリプトの中からJavaのクラスファイルやライブラリを利用することができます。Javaの標準クラス、システムで独自に開発されたクラスのいずれも利 用可能です。スクリプトからの命令により、Javaのオブジェクトを生成したり、メソッドやフィールドにアクセスすることができます。6.スクリプトファイルのコンパイルスクリプトファイルのコンパイル従来のスクリプト言語はコンパイルが不要であることが開発を容易にする利点とされています。しかしその反面で第三者による処理内容の閲覧または改竄を防ぐことができないと いう欠点も併せ持っています。WBSPではスクリプトを暗号化するためのコンパイル機能を提供しており、この欠点を解消しています。もちろんシステム開発時にはコンパイル レスで容易に開発を進めることができます。

動作環境:

●対応OS:SPARC Solaris 2.6、Windows NT R4.0       (WebSphere の動作環境に準ずる)●Java環境:IBM JDK1.1.7b       (WebSphere の動作環境に準ずる)●HDD容量:インストール時 2MB● メモリ使用量:1MB

IBM,WebSphereはIBMコーポレーションの商標Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標

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IBM取締役会、四半期現金配当を宣言 また、追加自社株買い戻しを承認取締役会、四半期現金配当を宣言 また、追加自社株買い戻しを承認[米国ニューヨーク州アーモンク[米国ニューヨーク州アーモンク 1999年年10月月26日(現地時間)発]日(現地時間)発]

 IBM取締役会は本日、四半期の現金配当と して一株当たり0.12ドルを1999年11月10日現在の株主に対して1999年12月10日に支払うことを決議しました。ニューヨーク証券取引所では、1999年 11月8日から配当落ちとしてIBM株式の売買取引を行います。

 IBMの取締役会はまた、自社の普通株式を最高35億ドルまで追加に買い戻すことを承認しまし た。IBMは公開市場で、市況に応じて随時買い戻しを実施する予定です。

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ネットワーク機能を標準搭載、最新のシステム管理機能をサポート<ネットワーク機能を標準搭載、最新のシステム管理機能をサポート<BR>> 企業向けノート企業向けノートPCの普及機種を発表の普及機種を発表

Windows(R)2000アップグレード・プログラムを同時発表

日本アイ・ビー・エム株式会 社(社長・北城恪太郎)は28日、ハードディスク、フロッピー・ディスク、CD−ROMの3ドライブを本体内に内蔵した、オールインワン型の企業向けノートPC普及機 種「ThinkPad(R)390X」11モデルを発表しました。現行機種と比較して、ネットワーク機能の標準搭載、最新のシステム管理機能のサポート、プロセッサーなど の強化を行ないました。最上位モデルにはあらたに大画面の15インチTFT液晶ディスプレイを搭載しています。

また本日、Microsoftの次期基本ソ フトであるWindows 2000へのスムーズな移行のためにWindows2000 Professionalへの無償(注)アップグレード・プログラムをお客様に提 供する計画があることを明らかにしました。このプログラムの詳細につきましては、当社のインターネットのホームページで11月中旬以降に告知する予定で す。

本日の発表の概要は以下の通りです。

ThinkPad 390X(11モデル)多くの企業において、限られたオフィス空間を 有効活用したいとする省スペースに対するニーズがますます高まっています。また、コミュニケーション・ツールとしての電子メールの一般化、企業へのe−ビジネスの浸透な ど、企業内でのPCの利用に際して、ネットワークへの接続は必須の項目になっております。本日発表したThinkPad390Xは、3ドライブをシステム本体に内蔵した省 スペース・デザインを採用し、かつ高速イーサネット機能を標準で搭載するなど、企業のお客様の要望に広く対応できる機種です。

標準搭載したイーサネット機 能は、システム管理者が遠隔地からクライアントPCの電源操作をすることができるWake onLAN(R)に対応しているのに加え、UMS(Universal ManageabilityServices)をはじめとする最新のシステム管理機能をサポートします。UMSは、Tivoliのエンタープライズ製品に代表される業界各 社のシステム管理機能とPCのシステム管理機能を連携させ、効果的なシステム管理を可能にしするものです。これらの機能を組み合わせることによって、PCのTC O(TotalCostof Ownership)削減に寄与します。

モバイルIntel(R) CeleronTMプロセッサ 400MHzまたは、 モバイルPentium(R)IIプロセッサ400MHzを採用し、標準64MBメモリー(最大256MBまで拡張可能)、4.8GBまたは6.4GBハードディスク、最 大24倍速CD−ROMドライブなどを搭載しています。

ディスプレイには、12.1インチ、14.1インチTFT液晶に加え、最上位モデルには15.0イ ンチTFT液晶を採用しました。基本ソフトには、Windows98 Second Edition、Windows 95またはWindows NT(R) 4.0 W orkstation を初期導入しています。

Windows 2000アップグレード・プログラム当社は、Windows 2000へ のスムースな移行のために、Windows 2000 Professionalへの無償(注)アップグレード・プログラムを提供する予定です。このプログラムは、日本I BM製のIBM(R)PC 300シリーズ、ThinkPad、IntelliStation(R)のWindowsNT4.0 Workstationが初期導入され た機種に対し、容易な移行方法として提供するものです。

当社では、Windows 2000アップグレード・プログラムをご利用いただいたお客様に、イン ターネットのホームページにおける技術情報の提供やヘルプセンターにおける導入方法に関する電話サポートの提供を予定しています。

なお、同プログラムの詳 細につきましては、11月中旬以降に、当社のインターネットのホームページで公開する予定です。

本日発表した製品の希望小売価格(消費税別)、お よび出荷開始予定日は以下の通りです。

製品名 / 型番 / 希望小売価格(消費税別) / 出荷予定日ThinkPad 390X / 2626-F0J / ¥245,000 / 1999年10月29日(モバイルCeleron400MHz、64MB SDRAM、4.8GB HDD、24X CD、12.1TFT、イーサネット、Win98SE)ThinkPad 390X / 2626-F5J / ¥245,000 / 1999年10月29日(モバイルCeleron400MHz、64MB SDRAM、4.8GB HDD、24X CD、12.1TFT、イーサネッ ト、Win95)ThinkPad 390X / 2626-FNJ / ¥260,000 / 1999年11月19日(モバイル Celeron400MHz、64MB SDRAM、4.8GB HDD、24X CD、12.1TFT、イーサネット、WinNT4.0)ThinkPad 390X / 2626-G0J / ¥295,000 / 1999年10月29日(モバイルCeleron400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、14.1TFT、イーサネット、Win98SE)ThinkPad 390X / 2626-G5J / ¥295,000 / 1999年11月 5日(モバイルCeleron400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、14.1TFT、イーサネッ ト、Win95)ThinkPad 390X / 2626-GNJ / ¥310,000 / 1999年11月19日(モバイル Celeron400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、14.1TFT、イーサネット、WinNT4.0)

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  製品名 / 型番 / 希望小売価格(消費税別) / 出荷予定日ThinkPad 390X / 2626-H0J / ¥340,000 / 1999年 11月 5日(モバイルPentium II 400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、14.1TFT、イーサネッ ト、Win98SE)ThinkPad 390X / 2626-H5J / ¥340,000 / 1999年10月29日(モバイルPentium II 400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、14.1TFT、イーサネット、Win95)ThinkPad 390X / 2626-HNJ / ¥355,000 / 1999年11月19日(モバイルPentium II 400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、14.1TFT、イーサネット、WinNT4.0)ThinkPad 390X / 2626-J0J / ¥380,000 / 1999年10月29日(モバイルPentium II 400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、15.0TFT、イーサネッ ト、Win98SE)ThinkPad 390X / 2626-JNJ / ¥395,000 / 1999年11月12日(モバイルPentium II 400MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、15.0TFT、イーサネット、WinNT4.0)以 上

(注) 配送料はお客様 にご負担いただくことになります。

IBM,IntelliStation,ThinkPad,Wake on LANはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intal,Celeron,PentiumはIntel Corporationの米国およびその 他の国における商標または登録商標。Micorsoft,Windows,Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商 標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料>本日発表製品の特長

ThinkPad 390X(2626−F0J/F5J/FNJ/G0J/G5J/GNJ/H0J/H5J/HNJ/J0J/JNJ)● CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスクの3ドライブを本体内に内蔵した省スペースデザインを採用しています。● システム管理者が遠隔地からクラ イアントPCの電源操作をすることのできるWake on LANに対応した、100BaseTX/10Base −T規格のイーサネット機能を標準搭載していま す。● プロセッサーに、モバイルIntel Celeronプロセッサ 400MHz(F0J/F5J/FNJ/G0J/G5J/GNJ)、モバイルPenti umII 400MHz(H0J/H5J/HNJ/J0J/JNJ)を搭載した11モデルを用意しました。● メモリーには、64MBのSDRAMを標準搭載し ました。最大で256MBまで拡張が可能になっています。● 4.8GB(F0J/F5J/FNJ)または6.4GB(G0J/G5J/GNJ/H0J/H5J /HNJ/J0J/JNJ)ハードディスクを搭載(アップグレード可 能)しています。● 標準装備のCD−ROM/ディスケット一体型ドライブの着脱が可能な、 ウルトラベイFXを採用しました。利用目的によってオプション のセカンド・バッテリーやセカンド・ハードディスク、DVD/ディスケット・ドライブと交換装着することが できます。● 最大24倍速CD−ROMドライブ、高性能ステレオスピーカーを標準搭載したほか、ビデオチップにNeoMagic社のMagicMedia 2 56AVを採用するなどマルチメディア機能も充実しています。● モデルJ0J/JNJでノートPC最大級の15.0インチ、モデルG0J/G5J/GNJ/H0 J/H5J/HNJで14.1インチのXGA TFT液晶デ ィスプレイを採用しました。また、モデルF0J/F5J/FNJでは、12.1インチのSVGA表示のTFT 液晶ディスプレイを採用しました。● 広いパームレストを確保したタイピングのしやすいフルサイズ・キーボードを採用しています。また、IBMが開発した、マウス と同様 の機能を持つキーボード中央に位置したスティック「TrackPoint」の機能拡張版を搭載しています。ボタンを使わずにスティックの操作だけでプログラムの選 択、起動ができるなど、利用環境が向上しています。● TV出力ポートを標準装備しています。会議でのプレゼンテーションなどをTVに出力して行なうことができま す。● 最新のシステム管理機能である、業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMS(UnoversalManageability Services)をサポートしています。このソフトウェアは、11月下旬より当社のインターネットのホームページか らダウン ロードすることができます。● 始動パスワード、ハードディスク・ドライブ・パスワード、スーパーバイザー・パスワードの3種類のパスワードを標準装備しており、データの盗難や不正使用を防ぐことができます。また、セキュリティ・ロックによってThinkPadを固定することも可能です。● 基本ソフトには Windows98 Second Edition(F0J/G0J/H0J/J0J)、Windows95(F5J/G5J/H5J)、WindowsNT 4.0 (FNJ/GNJ/HNJ/JNJ)を初期導入したモデルを用意しています。総合オフィス・アプリケーションにはロータス スーパー・オフィス2 000を同梱していま す。 以 上

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高信頼性高信頼性・・高可用性を実現する高可用性を実現するPCサーバーの新シリーズ「サーバーの新シリーズ「Netfinity 5600」を発表」を発表

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は26日、基幹系からe−ビジネスまで幅広い業務に 活用できるPCサーバー「Netfinity(ネットフィニテ ィ)」の新しいミッドレンジ・シリーズとして、フロント・バス・スピードが133MHzのPentium(R)IIIプロセッサ 667MHzまたは600EBMHzを搭 載した「Netfinity5600 」を発表しました。

サーバーの電源を落とすことなくコンポーネントを交換することのできるActive PCIやホットプラグ・リダンダント電源、ファン などの先進テクノロジーを、Netfinity5500から引継いだ後継シリーズで、よりコンパクトなボディーを採用したことが特長で す。

Netfinity 5600は、e−ビジネスを行なう際のWebサーバーやメール・サーバーとして、またロータス ノーツ・ドミノといったグルー プ・ウェアやERPなどのアプリケーション・サーバーに十分なパフォーマンスをお客様に提供します。また、当社がこれまで培ってきた豊富なネットワーク管理の知識と最先端 のテクノロジーを融合させることによって、お客様の投資対効果を高め、企業の情報システムを支えます。

Netfinity 5600の概要は以下の通りで す。

最大限のパフォーマンスと拡張性● フロント・バス・スピードが133MHzのPentium IIIプロセッサ600EB MHz、または 667MHzを採用● 2Way SMPに対応● 最大4GBまでメモリーの拡張可能● 3本の64ビットと2本の32ビットPCIアダプター・ スロット● Dual Channel Wide Ultra2 SCSIコントローラー搭載● オプションでServeRAID ディスク・サブ・シス テムをサポート● 6個のホット・スワップ、ハードディスク・ベイ、最大40倍速CD−ROMドライブ、1.44MBディスケット・ドライブを装備高可用 性● サーバーの電源を落とすことなくコンポーネントを交換することのできる、ホット・スワップPCIカード・スロット、ドライブ・ベイ、ファン、電源、オプショ ンのリダンダント電源● 主要コンポーネントのPFA(事前障害分析)機能によって問題点を事前警告システム管理● 遠隔地からのシステムの監視やモニタ リングを可能にする「Netfinityシステム管理プロセッサー」を標準で搭載● サーバーの稼動監視から運用管理、Helpデスク機能を提供するシステム管理 製品「Netfinityマネージャー」を標準で装備● 万が一故障が発生した場合にその発生場所を容易にしめす LightPathテクノロジーを採用● 強力な運用管理機能を提供するNetfinityマネージャーを標準で添付。さらにキャンペーン期間中(1999年12月31日まで出荷分)には、Netfinity マネージャーの機能を強化(プリンターの管理、ソフトウェア配布の実現など)するNetCubeを添付● ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作 業、ハード保守(2年目以降)などをパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)サービス● ロータス ドミノ R5.0を添付● 「24時間/365日対応オンサイト保守サービス」(1年)を実施

なお、本日発表した製品の価格および出荷開始予定日は以下の通りで す。製品名 / 型番 / 標準価格(消費税別) / 出荷開始予定日Netfinity 5600 / 8664-21Y / 980,000円 / 1999年12月 3日(Pentium III 600EB MHz、タワー 型)Netfinity 5600 / 8664-2RY / 980,000円 / 1999年12月 3日(Pentium III 600EB MHz、ラック型)Netfinity 5600 / 8664-31Y / 1,140,000円 / 1999年12月 3日(Pentium III 667MHz、タワー型)Netfinity 5600 / 8664-3RY / 1,140,000円 / 1999年12月 3日(Pentium III 667MHz、ラック型)

以  上

IBM、Netfinityは、IBM Corporationの米国およびその 他の国における商標。Pentium、は、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。他の会社名、製品名お よびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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銀行向け情報銀行向け情報・・通信システム事業に関する合弁会社の設立について通信システム事業に関する合弁会社の設立について

1999年10月26日

株式会社 東芝日本アイ・ビー・エム株式会社

株式会社東芝(以下、東芝)と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)とは、銀行向けの情報・通信システム分野におけるコンサルテーションとソリューションを提 供する合弁会社を共同出資により、本年12月をめどに設立することで基本合意しました。

今回、両社が設立する新会社は、銀行内の情報・通信システム市場を対象に、上流コンサルテーションや事務集中分野でのBRP(business process reengineering、業務処理プロセス見直し)ソリューション、IBMが推進しているネットワークを経営基盤として活用した新ビジネススタイ ル「e-business」を核とした新規ソリューションなどの企画・設計を行います。

現在、銀行をはじめとする金融分野では、大手行の合併によるメガバンク化や業務相互参入、異業種の新規参入など、金融ビッグバンが進行しており、勘定系・情報系から 現場/現物処理系までスルーした総合的なソリューションに対する要求が強まってきています。

このような背景のもと、東芝はOCR(光学式文字読み取り装置)イメージ処理技術をコアとした現場/現物処理系システムのソリューションに強みがあり、日本 IBMは、勘定系・情報系の基幹システムで多くの実績があり、また、イメージ処理とワークフロー技術を組み合わせた新しい事務集中処理ソリューション FIM(Financial Image Master)を持っております。新会社は、日本IBMのUNIXサーバと両社の持つ高度な技術力・システム提案力を融合させることによって、一層の伸長が見 込まれる銀行向け情報・通信システム市場への総合的な展開を図り、事業の拡大をめざしていきます。

新会社の概要

会 社 名 : ティ・アンド・アイ・ソリューション株式会社(仮称)

設 立 時 期 : 1999年12月(予定)

本社所在地 : 東京都中央区(予定)

資 本 金 : 2億4,200万円(予定)

出 資 比 率 : 東芝側 51%、日本IBM側 49%

代 表 者 : 日本IBMより選出する予定

事 業 内 容 : 銀行向け情報・通信システム市場におけるコンサルテーション、システムソリューションの企画・設計・販売業務(上流から下流まで一貫したソリューションのご提供)

売 上 規 模 : 年間40~50億円規模

従 業 員 数 : 約30人

以  上

IBMは、IBM Corporationの商標です。

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9万円台の初心者向け低価格万円台の初心者向け低価格PCの後継モデルを発表の後継モデルを発表

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は25日、当社の個人向けPC「AptivaEシリーズ」に、本年9月に発表し 販売状況も好調な低価格デスクトップ・ファミリーの後継機として、「Aptiva24J/24M/25J/28L/28Jデスクトップ・ファミリー」計5ファミリー11モ デルを発表し、ラインアップを強化しました。

15型CRTディスプレイ、統合オフィス・アプリケーションや音声認識などのソフトウェア、初心者にも分かり やすいマニュアル類に加え、インターネットや電子メールをボタン操作一つで起動できる機能のついたキーボードを付属しながら、IBM(R)PC Direct(当社の通信 販売)価格で99,800円のモデルを用意したことをはじめ、全ファミリーで高い価格性能比を実現したことが特長です。

「低価格なモデルほど女性や若年層 の購入比率が高まる」という当社の調査結果に基づき、昨年11月に初めて15万円を切るPCを発表して以来、Aptiva購入者の裾野は確実に広がっております。さらに、 初心者でも安心して利用できる製品仕様を採用した9万円台のモデルを本年9月に発表したことによって、初心者層への広がりはさらに加速しています。

従来上 位ファミリーに採用していたラピッド・アクセス・キーボードllを低価格モデルを含む全ファミリーに付属しました。ラピッド・アクセス・キーボードには、ボタン操作一つで インターネットや電子メールなどのアプリケーションを起動できる機能を備えており、初心者への配慮をさらに強化しています。

また、本日の発表のもう一つ の特長は、低価格機種のラインアップ構成を従来の2ファミリー2モデルから4ファミリー11モデルへと拡充したことです。15型に加え、17型のCRTディスプレイ付属モ デルも用意するとともに、お客様の多様なニーズに対応するために、統合オフィス・アプリケーションとして人気の高い、Microsoft(R)社のOffice 2000 Personalを添付したモデルも新たに設定しました。

プロセッサーには、3D Now! テクノロジ K6−2プロセッサ 450MHzま たは500MHzを採用し、標準64MBメモリー(最大256MBまで拡張可能)、6.0GBまたは8.0GBのハードディスク、最大40倍速CD−ROMなどインターネ ットや電子メールなど通常の用途には十分な仕様を採用しています。また、小規模事業所などのSOHO向けに高速イーサネット機能付のモデルも用意していま す。

さらに、Aptivaの特長である声でパソコン操作や文章入力などができる音声認識ソフトウェア「ViaVoiceTM 98日本語版」を初期導入す るとともに、インターネット、電子メールなどのソフトウェアを充実させています。

なお、9月に発表した省スペース・タイプの「Aptiva 46J/ 47Jスリム・タワー・ファミリー」は引続き販売します。また、Aptivaシリーズは、IBMPC Directと全国の当社製品取り扱い販売店を通じて販売しま す。

本日発表した製品の価格および出荷開始予定日は以下の通りです。

Aptiva 24Jファミリー型番/ 標準価格/ 出荷予 定日 2190-4J5 / オープン(¥99,800)// 1999年10月25日 (15型CRT、K6-2 450MHz、64MBメモリ ー、6.0GBHDD、40X CD、56K Modem、Super Office 2000)2190-4J7 / オープン(¥117,800)/ 1999年10月25日 (17型CRT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、6.0GBHDD、40X CD、56KModem、Super Office 2000)2190-4JA*1 / オープン(¥99,800)/ 1999年10月25日 (15型CRT(OSD)、K6-2 450MHz、64MBメ モリー、6.0GBHDD、40XCD、56K Modem、Super Office 2000)

Aptiva 24Mファミリー*2 型番 / 標 準価格 / 出荷予定日 2190-4M5 / オープン(¥119,800)/ 1999年10月25日 (15型CRT、K6-2 450MHz、64MBメ モリー、6.0GBHDD、40X CD、56KModem、MS Office 2000P)2190-4M7 / オープン(¥137,800)/ 1999年10月25日 (17型CRT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、6.0GBHDD、40X CD、56KModem、MS Office 2000P)

Aptiva 25Jファミリー型番 / 標準価格 / 出荷予定日 2190-5J5 / オープン(¥104,800)/ 1999年10月25日 (15型CRT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、6.0GBHDD、40X CD、56KModem、イーサネット、Super Office 2000)2190-5J7 / オープン(¥122,800)/ 1999年10月25日 (17型CRT、K6-2 450MHz、64MBメ モリー、6.0GBHDD、40X CD、56KModem、イーサネット、Super Office 2000)

Aptiva 28Lファミリー型 番 / 標準価格 / 出荷予定日 2190-8L5 / オープン(¥118,800)/ 1999年11月 1日 (15型CRT、K6-2 500MHz、64MBメモリー、8.0GBHDD、40X CD、56KModem、Super Office 2000)2190-8L7 / オープン (¥136,800)/ 1999年11月 1日 (17型CRT、K6-2 500MHz、64MBメモリー、8.0GBHDD、40X CD、56KModem、Super Office 2000)

Aptiva 28Jファミリー*2 / 型番 / 標準価格 / 出荷予定日

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2190-8J5 / オープン(¥138,800)/ 1999年11月 1日 (15型CRT、K6-2 500MHz、64MBメモリ ー、8.0GBHDD、40X CD、56KModem、MS Office 2000P)2190-8J7 / オープン(¥156,800)/ 1999年 11月 1日 (17型CRT、K6-2 500MHz、64MBメモリー、8.0GBHDD、40X CD、56KModem、MS Office 2000P)*カッコ内の価格はIBM PC Direct価格(消費税別)です。

*1 キャンペーンモデルとして出荷するものです。*2 注文生産品です。

以 上

IBM、Aptiva、ViaVoiceはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Microsoftは、Microsoft Corporationの登録商標。PC DirectはZiff Communication Companyの商標であり、IBM Corporationがライセンスを得て使用しています。他の会社 名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

<補足資料>本日発表製品の特長

Aptiva Eシ リーズ 24J/24M/25J/28L/28Jファミリー** デスクトップ型デザインを採用しています。システム本体の縦置き用スタンドを標準で 添付しており、自由なレイアウトが可能になっています。** キーボードには取り外し可能なパームレストやインターネットや電子メールなど利用頻度の 高いアプリケーションの起動ができるボタンなどを配した「ラピッドアクセス キーボードll」を採用しています。わかりやすいレイアウトや色使いによって、優れた操作性を 提供しています。** 2つのPCI空きスロット(ハーフ)を確保するなど、拡張性にもすぐれています。** 25Jファミリー には、100BaseTX/10Base−Tのイーサネット機能をオンボードで搭載しています。SOHOや一般家庭などにおけるネットワーク構築に便利なほか、ルーターな どの通信機器を経由してインターネットに接続することによって高速通信が可能になります。** 音声認識ソフトウェア「Via Voice 98日本 語版」のほか、ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK2」を初期導入しています。これらを組み合わせて利用することによって、快適な音声入力環境を 提供します。(音声認識用マイクは別売)** グラフィックス描画能力に優れた3DNow!テクノロジ AMD K6−2プロセッサ 450MHz(24J/24M/25J)または500MHz(28L/28J)を採用しています。また、メモリーには標準64MB(最大256MB)のSDRAMを搭載す るなどコスト・パフォーマンスに優れた基本仕様を採用しています。** 全モデル最大40倍速CD−ROMドライブを搭載し、ハードディスクには 6.0GB(24J/24M/25J)または8.0GB(28L/28J)を搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア用途などにも適しています。** 15型または17型CRTディスプレイが付属しています。またOSD付きの15型ディスプレイをセットしたキャンペーン・モデルも出荷します。** 最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵し、インターネット閲覧ソフトや電子メールソフトなどを添付しているの で、インターネットやパソコン通信などを、PCを購入してすぐに楽しむことができます。** 基本ソフトには、Windows 98 Second Editionを初期導入しています。また、統合オフィス・アプリケーションには、ロータス スーパーオフィス2000を添付モデルに加え、お客様の多様なニーズに応える ためにMicrosoft Office 2000 Personalを添付したモデルも設定しています。

以 上

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7色のカラー色のカラー・・カバーをオプションで用意した家庭向けオールインワン型ノートカバーをオプションで用意した家庭向けオールインワン型ノートPCを発表を発表

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は25日、自分の好みやインテリアなどにあわせて選択できる、7色のカラー・カ バーをオプションで用意した家庭向けオールインワン型ノートPC「ThinkPad(R)i Series(アイ・シリーズ)」3モデルを発表しました。お客様の意見に基 づいて、デザインや色をはじめとする大幅な仕様変更を施したことに加え、13型のHPA液晶ディスプレイを採用し、IBM(R)PC Direct(当社の通信販売)価格 で20万1,000円の低価格を実現したお買い得モデルを新たに提供したことが特長です。

同時に、標準添付の拡張機構(ウルトラベース)を利用すること で、携帯PCとしてもオールインワンの省スペースPCとしても利用できるA4薄型ノート「ThinkPad570」の個人向け1モデルと、軽量、コンパクトなB5サイズで ありながらタイピングのしやすいキーボードを搭載したサブノート「ThinkPad240」の個人向け1モデル/企業向け1モデルを発表しました。これらは、本年5月に発 表した製品の後継モデルで、主にプロセッサーやハードディスクなどの機能を強化したことが特長です。

インターネットや電子メールの普及にあわせて、PCの 購入層が、女性や若年層、初心者といったお客様へと広がっていることや、家庭において省スペースが求められることなど、デザインや価格をはじめとしたノートPCに対する多 様なニーズが生まれています。本日の発表製品は、これらの要望に応えるものです。

なお、本日同時に、ThinkPad向けの新しいサービスとして、本年 6月にAptiva(R)を対象に発表した、個人向けPC保守サービス「IBMPC Care」の対象機種をThinkPad iシリーズにも拡大すると発表しました。こ れは、ThinkPadiシリーズ(型番が2611−xxx、2621−xxxの製品)の購入者に対し、保証期間終了後に、引き続き保証期間中と同様のサービスを提供する ものです。お客様は、保証期間後の1年保守と2年保守を選択することができます。

本日発表した製品の概要は以下の通りで す。

ThinkPad i Series(3モデル)CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスクの3ドライブを本体内に内蔵するなど、デ スクトップPCと同様の機能をすべて詰め込んだ家庭向け専用ノートPCです。外観色をソフトブラック・メタリックとブラックのツートンにしたのに加え、タイピングのしやす いように形状を前傾にするなど、お客様の使いやすさをさらに追求しています。

本日発表した3モデルでは、専用オプション製品として、お客様の好みやインテ リアなどにあわせて選択できる、7色のカラー・カバーを用意しています。複数の色を揃えることで、その日の気分によってノートPCの色を変えることも可能になります。同製 品は、サンワサプライ株式会社(本社・岡山県岡山市、社長・山田哲也)で販売を行なうとともに、ベンダー・ロゴ製品(他社のロゴで当社が販売する他社製品)として当社から も販売します。

また、インターネットをよりやさしく、楽しく利用できるように、複数のインターネット・プロバイダーのオンライン・サインアップ用ソフトウ ェアや、音声認識対応のメールソフト「PostPetfor Windows ver2.0jp ViaVoice対応版」を導入しています。

さらに、代 表的なインターネット検索サイトであるライコス社と当社の連携により、ThinkPadi Seriesのお客様向けライコス・サイトを企画し、4つのEZボタンを押す と、同サイトのトップページ、検索ページ、ショッピング・ページ、無料電子メール・ページへと接続されるように標準設定されています。このサイトのトップ・ページで は、BIOS更新などのお客様向け情報を提供するとともに、お客様の好みによってカスタマイズすることもできます。お客様は、この検索サイトならではのカテゴリや検索機能 を利用することによって、長いインターネット・アドレスを意識することなく、マウスのクリック操作だけでネット・サーフィンを楽しむことができます。

スピ ーカーには、低音の響きを良くするパイプ・オルガン構造を取り入れています。音楽CDの再生はもちろん、最上位モデルに搭載されているDVD-ROMドライブで映画などを 鑑賞するときなどに迫力のあるサウンドを提供します。また、システムの電源を切った状態でもCDなどを再生できるる操作ボタンとともに音量調節を本体前面に配置し、操作性 も向上しています。

モバイルIntel(R)CeleronTMプロセッサ433MHzまたは400MHzを採用し、標準64MBメモリー(最大 256MBまで拡張が可能)、8.1GB、6.4GBまたは4.8GBハードディスク、14.1型TFTまたは13型HPA液晶ディスプレイ、高速モデム機能を搭載してい ます。また、14.1型TFTモデルには、暗がりの中でもキーボードを操作することのできる「キーボード・ライト」をパネル上部に装備するとともに、最上位モデルには最大 4倍速DVD-ROMドライブ、その他のモデルには最大24倍速CD−ROMドライブをそれぞれ内蔵しています。

統合オフィス・アプリケーションとし て、3モデルすべてにロータススーパーオフィス2000を添付するとともに、14.1型TFTの2モデルにはMicrosoft(R)社のOffice2000 Personalも添付しています。さらにマルチメディア、音声認識、ユーティリティー関連などの実用的で多彩なソフトウェアを初期導入または添付しています。なお、基本 ソフトにはWindows(R)98Second Editionを初期導入しています。

ThinkPad570(1モデル)標準で付属 しているウルトラベースを使用することでオールインワンの省スペースPCとしても利用できる、厚さ28mm、重

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さ1.87Kgの携帯性に優れたスリム・軽量ノートPCで す。

現行モデルと比較して、プロセッサーをモバイルIntelCeleronプロセッサ366MHzから同400MHzに、また、ハードディスク容量を 6.4GBから10GBへと強化しています。さらに音声認識対応電子メールソフト「PostPetfor Windows ViaVoice対応版」などのインターネット 関連ソフトウェアや、画像加工・整理、はがき作成、時刻表などの実用ソフトウェアを充実させています。

標準64MBメモリー(最大192MBまで拡張可 能)、13.3型のTFT液晶ディスプレイ、最大24倍速CD−ROMドライブ(ウルトラベースに内蔵)、高速モデム機能などを搭載しています。バッテリー駆動時間は約 3.0時間を実現しています。基本ソフトにはWindows98Second Editionを初期導入しています。

ThinkPad240(2モデ ル)厚さ26.6mm、重さ1.35KgのB5サイズのサブノートPCです。当社大和研究所のテクノロジーを結集し、軽量、コンパクトなボディーにタイピングのし やすいキーボードを搭載したことが特長です。

現行モデルと比較して、プロセッサーをモバイルIntelCeleronプロセッサ300MHzから同 366MHzに強化しています。

また、コンパクトなデザインでありながら、シリアル、パラレル、赤外線通信、USBなどの周辺機器用各種ポートをすべて標 準装備した当社のサブノートPCの伝統を踏襲し、例えば外出先などでもポートリプリケーターを用いることなくデスクトップPCと同等の拡張性を提供しま す。

このクラスでは大容量の6.4GBハードディスク、標準64MBメモリー(最大192MBまで拡張可能)、10.4型のTFT液晶ディスプレイ、高速 モデム機能などを搭載しています。バッテリー駆動時間は約1.8時間ですが、オプション製品の大容量バッテリーを利用することによって約3.6時間の駆動時間を実現しま す。

ThinkPad240は、基本ソフトにWindows 98 Second Edition またはWindows95を初期導入した2モデルを用 意しています。Windows95モデルは主に企業向けの製品になります。

なお、当社は、大量なデータの高速転送が可能な「IEEE1394イン ターフェースボード」(メルコ社製)をベンダー・ロゴ製品としてすでに発表しています。同製品は、本日発表した3機種で動作確認(注1)を行なっており、例えばデジタルビ デオ・カメラなどで撮影したデータをThinkPadで編集、加工し、写真入り年賀状を作ることもできます。本日発表した製品の価格および出荷開始予定日は以下の 通りです。

製品名/型番/標準価格/出荷開始予定日ThinkPad i Series / 2621-42J/オープン(¥201,000)/ 1999年11月19日 (モバイル Celeron400MHz、64MBSDRAM、4.8GBHDD、x24CD、56KModem、13HPA、Win98SE)ThinkPad iSeries / 2621-464/オープン(¥271,000)/1999年10月29日 (モバイル Celeron433MHz、64MBSDRAM、6.4GBHDD、x24CD、56KModem、14.1TFT、Win98SE)ThinkPad i Series / 2621-484/オープン(¥329,000)/1999年10月29日 (モバイル Celeron433MHz、64MBSDRAM、8.1GBHDD、x4DVD、56KModem、14.1TFT、Win98SE)ThinkPad 570/2644-BA7/オープン(¥299,800)/1999年11月6日 (モバイル Celeron400MHz、64MBSDRAM、10.0GBHDD、x24CD、56KModem、13.3TFT、Win98SE)ThinkPad 240/2609-31J/オープン(¥219,000)/1999年11月13日 (モバイル Celeron366MHz、64MBSDRAM、6.4GBHDD、56KModem、10.4TFT、Win98SE)ThinkPad 240/ 2609-35J/オープン(¥219,000)/1999年11月13日 (モバイル Celeron366MHz、64MBSDRAM、6.4GBHDD、56KModem、10.4TFT、Win95)

(ThinkPad i Series専用カラー・カバー)カラー型番/標準価格(消費税別)/出荷開始予定日マーズ・レッド・メタリック/10K1934/¥4,980/ 1999年12月1日テラ・グリーン・メタリック/10K1935/¥4,980/1999年12月1日エクリプス・ブルー・メタリック / 10K1936 / ¥4,980 / 1999年12月1日ルナ・グレイ・メタリック / 10K1937 / ¥4,980 /1999年12月1日シリウス・レッド / 10K1938 / ¥4,980 / 1999年12月1日アンドロメダ・グリーン / 10K1939 / ¥4,980 / 1999年12月1日ポラリス・ブルー/ 10K1940 / ¥4,980 /1999年12月1日

(VLH製品)製品名/型番/標準 価格(消費税別)/出荷開始予定日IEEE1394インターフェースボード/09J3543/¥24,800/1999年10月20日

以上

(注1) IEEE1394対応インターフェースボードの付属ソフトでは、ThinkPad i Seriesでのデ ジタルビデオカメラへの書き込みはサポートされません。

IBM,ThinkPad,ViaVoiceはIBMCorporationの米国およびその他の国におけ る商標。Intal,CeleronはIntelCorporationの米国およびその他の国における商標または登録商 標。Microsoft,Windowsは、MicrosoftCorporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標ま たは登録商標です。

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<補足資料>本日発表製品の特長

ThinkPad i Series(2621− 42J/464/484)** CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、モデム、スピーカーなど必要な機能を内蔵した使いやすいオールインワン設計で、家庭内で場所を取らずに設置できます。外観色をソフトブラック・メタリックとブラックのツートンにしたのに加え、タイピングのしやすいように形状を前傾にす るなど、お客様の使いやすさをさらに追求しています。** 専用オプション製品として、お客様の好みやインテリアなどにあわせて自由に選択のできる 7色のカラー・カバーを用意しています。カラーは、「マーズ・レッド・メタリック」「テラ・グリーン・メタリック」「エクリプス・ブルー・メタリック」「ルナ・グレイ・メ タリック」「シリウス・レッド」「アンドロメダ・グリーン」「ポラリス・ブルー」を用意しています。** 代表的なインターネット検索サイトである 「ライコス」と当社の連携により、ThinkPadiSeriesのお客様向けサイトを企画し、4つのEZボタンを押すと、同サイトのトップページ、検索ページ、ショッピ ング・ページ、無料電子メール・ページへと接続されるように標準設定されています。このサイトのトップ・ページでは、BIOS更新などのお客様向け情報を提供するととも に、お客様の好みによってカスタマイズすることもできます。お客様は、この検索サイトならではのカテゴリや検索機能を利用することによって長いアドレスを意識することなく ネット・サーフィンを楽しむことができます。** ViaVoice98とともに、ジャストシステム社の日本語変換システムである VoiceATOK2を初期導入しており、声による文章入力やパソコン操作を楽しむことができます。また、音声認識対応の電子メール・ソフトであ る「PostPetforWindowsver2.0jpViaVoice対応版」を添付し、音声で電子メールの作成や送信をすることができます。** 最大24倍速CD−ROMドライブ(42J/464)または最大4倍速DVD-ROMドライブ(484)、低音を重視したパイプオルガン構造を採用した AltecLansing社製高性能ステレオ・スピーカーを標準搭載したほか、CD再生ボタンや音量調整を本体前面に設置し、利用環境も向上しました。** 暗がりでもキーボード操作のできるように「キーボード・ライト」を装備しました。(モデル464/484のみ)14.1型の大画面XGA(1,024×768ド ット1,677万色表示)TFT液晶ディスプレイ(464/484)または13型のSVGA(800×600ドット1677万色表示)HPA液晶ディスプレイ(42J)を 採用しました。** 4MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップATIMobility−Mを採用しています。** モバイルIntelCeleronプロセッサ433MHz(464/484)または 400MHz(42J)を採用しています。メモリーには、標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で256MBまで拡張が可能になっています。** 8.1GB(484)、6.4GB(464)または4.8GB(42J)の大容量ハードディスクを搭載しています。** 広いパームレストを確保した タイピングのしやすいフルサイズ・キーボードを採用しています。また、キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版TrackPointを採用していま す。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。センターボタンを押す事によってマウスのアイコンが 変化するようになり、より使いやすくなっています。** 基本ソフトにはWindows98SecondEditionを初期導入しました。また、ア プリケーション・ソフトウェアにはインターネット、マルチメディア、オフィス、ユーティリティーなどの各分野のソフトが20数種類同梱または初期導入されています。

ThinkPad 570(2644−BA7)** 厚さ28mm、重さ1.87Kgの薄型・軽量のボディを採用し、携 帯に適しています。持ち上げやすく落下時の衝撃を緩和するC面カットデザインを採用するとともに、ボディの色はThinkPadカラーであるブラックを基調にして、パネル 部分にメタリック処理を施しています。** CD−ROMドライブを搭載したウルトラベースを標準で付属し、オールインワンPCとしても利用すること ができます。CD−ROMドライブは、オプション製品であるDVD-ROMドライブ、Zipドライブ、スーパー・ディスク(LS−120)などのいずれかひとつと交換装着 できるウルトラスリム・ベイに搭載されています。** モバイルIntelCeleronプロセッサ400MHzを採用しています。** メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で192MBまで拡張が可能です。** 交換可能な10.0GBのハードディスクを 搭載しています。** 通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモデム機能を内蔵しています。このモデムでは、コミュニケーションに特化 した新しいPCI規格であるMiniPCIを採用しています。** 明るく見やすい13.3型のTFT液晶ディスプレイを採用しています。また、使い やすさで定評のあったThinkPad600のキーボードをさらに改良した、広いパームレスト付きのフルサイズ・キーボードを採用するなどすぐれた操作環境を提供していま す。** 2.5MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagicMagicMedia256AVを採用しています。解像度1,024ドット×768ドットで1,677万色表示が可能です。** キ ーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロー ル機能などを利用することができます。センターボタンを押す事によってマウスのアイコンが変化するようになり、より使いやすくなっています。** バ ッテリー駆動時間は、約3.0時間を実現しました。** SoundBlasterPro互換のサウンド機能を内蔵しています。キーボードで行なうボ リューム調節を15段階にし、きめ細かい調整が可能になりました。** すべてのデバイスをPCI経由で接続することにより、IRQを考慮する必要が 無くなり、ユーザビリティが格段に向上しています。** ノートPCとしてのさまざまな利用環境や状況を想定した、過酷な耐久テストを実施していま す。これをクリアすることによって、外部からの衝撃やストレスでシステム内部が損傷しにくい、十分な堅牢性と信頼性を実現しました。** 基本ソフト にはWindows98SecondEditionを初期導入しています。また、PostPetforWindowsver2.0jpViaVoice対応版をはじめとす るインターネット、ホームオフィス、ユーティリティ、実用などのソフトウェアを添付または初期導入しています。

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ThinkPad 240(2609−31J/35J)** B5サイズ、厚さ26.6mm、軽量1.35Kgのコンパクト・ボディーで携帯に適しています。持ち上げや すく落下時の衝撃を緩和するC面カットデザインを採用するとともに、ボディーの色はThinkPadカラーであるブラックを基調にして、パネル部分にメタリック処理を施し ています。** タイピングがしやすいキーボードを搭載し、優れた操作性を実現しています。** シリアル、パラレル、ディスプ レイ、USBなどの周辺機器用のポートをすべて装備し、デスクトップPCと同等の拡張性を有しています。** モバイルIntelCeleronプロ セッサ366MHzを採用しています。** メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で192MBまで拡張が可能です。** 6.4GBのハードディスクを搭載しています。

** 全モデルに通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモ デム機能を内蔵しています。このモデムでは、コミュニケーションに特化した新しいPCI規格であるMiniPCIを採用しています。** 10.4型 のSVGA(800×600ドット1677万色表示)TFT液晶ディスプレイを採用しています。** バッテリー駆動時間は、約1.8時間を実現しま した。また、オプション製品の大容量バッテリーを利用することで、約3.6時間の利用が可能になっています。** ノートPCとしてのさまざまな利用 環境や状況を想定した、過酷な耐久テストを実施しています。これをクリアすることによって、外部からの衝撃やストレスでシステム内部が損傷しにくい、十分な堅牢性と信頼性 を実現しました。** 基本ソフトにはWindows 98 Second Edition(31J)またはWindows95(35J)を初期導入 しています。** インターネット、ホームオフィス、ユーティリティ、実用などのソフトウェアを添付または初期導入していま す。

個人向けPC保守サービス「IBM PC Care」サービス・メニューおよび料金(消費税別)-1年保守:¥ 10,000-2年保守:¥18,000IBM PC Careのサービスについて-機器の故障時の無償修理/交換(破損/紛失/盗難等、お客様 責任による障害を除く)-本体保証期間内であればいつでも入会可-宅配によるお客様宅までの機器受け渡し対象機種-本日発表の ThinkPad i Series(型番が2611−xxx、2621−xxxの製品)

以 上

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初級者向けの「初級者向けの「 IBM PC教材シリーズ」の第教材シリーズ」の第2弾として「インターネット活用法版」を発表弾として「インターネット活用法版」を発表

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は 22日、初級者向けのパソコン学習用教材「IBM PC教材シリーズ」に、Microsoft 社の最新のインターネット閲覧ソフトや電子メール・ソフトの操作法を解説した「インターネット活用法版」を発表し、 本年10月25日から販売を開始します。これは、本年6月に発表した「ホームページ・ビルダ2000版」に続く教材シリーズの第2弾です。標準価格は2,400円(送料込 み、消費税別)で、当社のオンライン・ショッピングサイト(http://www.ibm.com/jp/shop/)などで購入できま す。

「IBM PC教材シリーズ」は、PC初級者を対象に「PCをやさしくする」ことをコンセプトに開発されたもので、ポイントを押さえながらできるだけ分 かり易くシンプルに構成したことが特長です。

パソコンの低価格化に伴い、若年層や女性、高齢者など幅広い世代へと利用者の裾野は確実に広がっております。ま た、その購入理由も従来のワープロや表計算などから、電子メールやインターネットへと変化しています。本日発表した製品は、急増するパソコン初級者に対し、最もニーズの高 い電子メールやインターネットの活用法をスムーズに習得してもらうことを目的としています。

今回発表した「インターネット活用法版」は、Microsoft 社の最新のホームページ閲覧ソフト「Internet Explorer 5」と電子メールソフト「Outlook Express 5」について、基本的な操作法から活 用法までを過不足なく学習できます。「インターネット活用法版」のカリキュラムは、学生編、主婦編、サラリーマン編の3編に各4章、さらにオプション編2章を加えた計 14章構成になっています。

3つの各編では、それぞれ利用者が学生、主婦、サラリーマンであるという設定のもと、たとえば「リクルート情報のページを検索 し、お気に入りに登録する」といったストーリーを各章に用意しています。また、オプション編2章では電子メール・ニュースの購読申し込み方法や、インターネット上からソフ トウェアをダウンロードする方法を学習します。お客様は、こうしたカリキュラムに沿って、全14章を消化することによって、「Internet Explorer」 と「Outlook Express」の機能の活用法や作業の手順などを習得することができます。

教材シリーズ第1弾の「ホームページ・ビルダー2000版」と同 様に、PC初級者でも無理なく楽しく学習できるように各章ごとに課題を設定し、この課題を「見て、理解し、操作する」という「課題達成型」の手法を採用しています。この学 習方法は、当社が全国展開している「PCエスコート」 (パソコン教室を開設する事業者向けのPC教育教材のラ イセンス・サービス)で培われたノウハウを活用したものです。また、紙媒体としてのテキスト本体だけでなく、テキストのカリキュラムに沿って操作法を紹介したビデオ・ムー ビーが収録されたCD-ROMも添付しています。

当社は、「ホームページ・ビルダー2000版」の販売が好調なことから、本日発表した製品に続き、年内には「ホーム ページ・ビルダー2001版」をリリースすることを計画しています。また「IBM教材シリーズ」のラインアップを今後も順次拡充していく予定です。

本日発表 した「IBM PC教材シリーズ インターネット活用法版」の概要は以下の通りです。

教材仕様 テキスト A4版 本文2色刷 り 67ページ(14章構成)付属CD-ROM 1枚(添付データ、操作法のビデオ・ムービーを収録)

外 装 IBM PC教材シリーズ 紙製フォルダー

価格 2,400円/セット(配送費込み・消費税 別)

以 上

(R)

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IBMコーポレーションコーポレーション1999年度第年度第3四半期の連結決算を発表四半期の連結決算を発表 [米国ニューヨーク州アーモンク[米国ニューヨーク州アーモンク 1999年年10月月20日日 (現地時間)発]現地時間)発]

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション(IBM(R)コーポレーション、本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイ ス V.ガースナー会長)は10月20日(現地時間)、1999年度第3四半期の連結決算を発表しました。

1999年度第3四半期の潜在株式調整後の普通株式1株当 り利益は、前年同期の潜在株式調整後の普通株式1株当りの利益0.78ドルに対して0.93ドルと増加しました。1999年度第3四半期の収益は、決算報告のとおり5%増 の211億ドル(為替変動の影響を除いた場合)でした。1999年度第3四半期の純利益は前年同期の15億ドルに対して18億ドルと増加しました。

1999年度第 3四半期の業績には当四半期に講じた、いくつかの措置によって得た6,300万ドル、潜在株式調整後の普通株式1株当り0.03ドルの税引後利益が含まれています。特に、 さらに数ヵ所の地域でグローバル・ネットワーク社の売却を完了しました。当社は、3件の買収を完了し、その費用は継続中の研究開発費として計上しています。IBMはまた、 当四半期中に当社のテクノロジー・グループの競争力強化を目的とした追加的措置を講じました。

IBMコーポレーションの会長兼CEO・ガースナーは、次のように語っ ています。「当四半期は悲喜こもごもの四半期となりました。マイナス面では、四半期末にさしかかり2000年問題を原因として大型サーバーを中心に販売が減速し、また大型サーバーほどではありませんがサービスやオペレーティングシステム・ソフトウェアにも影響がありました。さらに当社にとって、フラットパネル・ディスプレイの品不足、ハー ドディスク・ドライブ事業における利益率圧迫、一部のネットワーキング・ハードウェア資産売却に伴う営業活動上の混乱が打撃となりました。プラス面では、成長株であるサー ビス、オペレーティングシステムを除くソフトウェア、OEMといった事業が揃ってきわめて好調な業績を上げました。強力な経費管理を推進したことに加えて、これらの要因が 税引前利益と1株当り利益の大幅増に貢献し、当社の幅広い事業ポートフォリオの強さを再確認する結果となりました」

「今後の展望として当社は、第4四半期から年明け 早々にかけて引き続き2000年問題による影響で販売が鈍ることを覚悟してます」と、ガースナーは語っています。「しかし、予測は難しいのですが、2000年問題の影響を あらかた脱してしまえば、来年はIBMにとって良い年となる可能性はあります。第3四半期の決算内容からもうかがえるように、当社の事業ポートフォリオは非常に幅広く弾力 性に富んでいます。当社の基本的な事業戦略、当社製品およびサービスの価値、総合的な推進力についての自信は揺いではいません」

当第3四半期における米大陸の収益は 前年同期比1%減(為替変動の影響を除いた場合には1%増)の96億ドルでした。欧州/中東/アフリカ地域の収益は2%減(同4%増)の58億ドルでした。アジア太平洋地 域は前年同期比28%増(同10%増)の37億ドルでした。OEM事業の収益は、前年同期比24%増(同22%増)の20億ドルでした。

当第3四半期のハードウェア 事業の収益は前年同期比1%減(為替変動の影響を除いた場合には2%減)の88億ドルでした。パーソナルコンピューターの収益は、Netfinityサーバーラインを中心 とする大幅な売上増を反映して増加しました。マイクロエレクトロニクスの収益も増加しましたが、RS/6000は若干の減収となりました。2000年問題が逆風となって AS/400の収益を大いに圧迫し、システム/390サーバーも2000年問題がらみの低迷と前期に引き続いての価格引き下げにより減収となり、前年比で厳しい成績となり ました。ストレージの収益は前年並みで、ネットワーキング・ハードウェアは前年同期に比べ大幅な減収となりました。

IBMグローバル・サービス部門の収益は、グロー バル・ネットワーク社売却に関わる会計処理後で、19%増加(保守事業を除外した場合)しました。保守事業を加え、またグローバル・ネットワーク売却に関わる会計処理を行 わない場合は、12%増(為替変動の影響を除いた場合には11%増)の79億ドルでした。IBMは当四半期に総額92億ドルにのぼるサービス契約を締結し、同期末の契約残 高合計は約575億ドルとなりました。グローバル・サービス部門の売上総利益率は前年同期に比べ1.7ポイント改善されました。

当第3四半期のソフトウェア事業の収 益は7%増(為替変動の影響を除いた場合には8%増)の30億ドルでした。e−business導入に不可欠なソフトウェアであるミドルウェアの収益は、チボリ社製システ ム管理製品、トランザクション処理およびデータベース製品を中心とする好調な売れ行きを背景に13%(為替変動の影響を除いた場合には14%)の増収となりました。IBM はまた、当四半期にロータス ノーツ/ドミノの出荷本数でこれまでの最高記録を達成しました。さらにIBMは、Webセキュリティ市場の有力企業、DASCOM社を買収し ました。

当第3四半期の顧客金融(グローバル・ファイナンス)事業の収益は、14%増(為替変動による影響を除いた場合には14%増)の7億7,400万ドルでし た。

お客様の特殊な要件に合わせて設計されたカスタム・アプリケーション等の製品を含む、エンタープライズ・インベストメント/その他の分野の収益は、前年同期比 3%減(為替変動の影響を除いた場合には3%減)の6億2,200万ドルでした。

IBM全体の売上総利益率は、前年同期の37.2%に対して当第3四半期 は、35.8%でした。ネットワーキング・ハードウェア事業移管の影響で、全体の売上総利益率が0.7ポイント、ハードウェアの売上総利益率が1.6ポイント、低下しまし た。

当第3四半期のIBMの費用総額49億ドルには、前述の各種措置に伴う費用3億4,500万ドルも含まれています。当社の収益に対する総費用(E/R)の比率は 前年同期より3.2ポイント改善され、そのうち当四半期の措置は1.6ポイント相当の改善に貢献しています。

IBMの法人税率は、前年同期の30.0%に対して、当 第3四半期の措置を含め、33.0%となりました。税率は約3ポイント上昇しましたが、主として当第3四半期にとった措置の結果です。

IBMは当第3四半期に自社株 買い戻しのため、約15億ドルを支出しました。平均発行済み基本的普通株式数は、前年同期の18億5,700万株に対して、当四半期は18億500万株となりまし た。1999年9月30日現在の発行済み基本的株式数は18億300万

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株です。

顧客金融事業を除く当社の通常債務は、1998年度末から11億ドル減少して5億 6,800万ドルとなり、負債総資本比率は4%になりました。顧客金融事業の負債総額は1998年度末から4億1,800万ドル減少して、273億ドルになり、負債資本比 率は5.7対1になりました。

15億ドルの自社株買い戻しと11億ドルの負債圧縮にもかかわらず、IBMの当期末現金保有高は60億ドルになりまし た。

1999年9月30日を期末とする9ヵ月間の純利益は、第2~第3四半期の措置による影響を含めて56億ドル、潜在株式調整後の普通株式1株当たりで2.99ド ルとなりました。これに対し前年同期の純利益は40億ドル、潜在株式調整後の普通株式1株当たりで2.05ドルでした。1999年1月からの9ヵ月間で、潜在株式調整後の 1株当たり利益は46%増大し、そのうち20ポイントは第2~第3四半期に講じた措置によるものでした。1999年9月30日を期末とする9ヵ月間の収益は634億ドル で、前年同期の565億ドルに対し12%増(為替変動による影響を除いた場合は12%増)となりました。

第第3四半期の措置四半期の措置

1998年 12月、IBMはグローバル・ネットワーク事業をAT&Tに50億ドルで売却すると発表しました。1999年第3四半期中に34カ国のグローバル・ネットワーク事業、金額 にして約7億3,000万ドルの売却を完了し、年初来の合計では38カ国、総額49億ドルの取引となりました。当四半期中に計上された売却関連の税引前利益は5億 8,600万ドル(税引後利益は3億6,600万ドル、潜在株式調整後1株当たり利益で0.19ドル)でした。

当四半期、IBMはDASCOM社に加えてシークエン ト・コンピューター・システムズ社、Mylex社の買収を完了しました。これらの措置は、サーバー、ストーレッジ、Webセキュリティの各市場におけるIBMの長期的な競 争力強化を狙ったものです。これらの買収の結果、継続中の研究開発に対する税引前費用を1億1,100万ドル(税引後費用は1億1,100万ドル、潜在株式調整後の1株当 たり費用は0.06ドル)計上しました。

1999年第3四半期中に、IBMはテクノロジー・グループの競争力強化をはかるために数多くの措置を講じました。これらの 措置の中心となったのは、テクノロジー・グループ内のネットワーキング・ハードウェアとストーレッジ・システムズのふたつの部門です。ネットワーキング分野では、IBMは シスコ・システムズ社と戦略的契約を締結し、お客様のe-businessとネットワーキングへのニーズに応えるため、両社で総合的なサービスとソリューションを提供して いくことになりました。ストーレッジの分野では、当四半期中は引き続き特定の開発活動の強化に取り組みました。当四半期中に講じた措置の結果、IBMは合計2億 7,400万ドル(税引後償却は1億9,200万ドル、潜在株式調整後1株当たりで0.10ドル)の税引前償却を計上しました。

将来予測に関する記載および注意事 項:ここに記載された歴史的情報と所見を除き、このプレス・リリースに盛り込まれた記載は、1995年の私的有価証券訴訟改革法において「将来予測に関する記載」 となります。これらの記載は、証券取引委員会に対する当社の提出書類に述べられているように、実際の結果を著しく異なったものとする可能性がある、いくつかのリスクや不確 定要素などの要因を含んでいます。

1999年第年第3四半期(四半期(7~~9月)連結決算概要月)連結決算概要

  1999年度第3四半期 (7~9月) 対前期比増加率 1999年度第3四半期 (7~ 9月)

総収益 211億4,400万ドル 5.2% 200億9,500万ド ル

税引前利益 26億2,900万ドル 23.3% 21億3,200万ド ル

純利益 17億6,200万ドル 17.9% 14億9,400万ド ル

普通株式1株当り純利益 0.97ドル 21.3% 0.80ド ル

普通株式平均発行株数 18億 520万株   18億5,690万 株

1999年度年度 1~~9月月 連結決算概要連結決算概要

  1999年度9ヶ月 (1~9月) 対前期比増加率 1999年度 9ヶ月 (1~9月)

総収益 633億6,600万ド ル 12.1% 565億3,600万ドル

税引前利益 87億7,200万ド ル 52.9% 57億3,800万ドル

純利益 56億2,300万ド ル 41.2% 39億8,200万ドル

普通株式1株当り純利益 3.09ドル 46.4% 2.11ドル

普通株式平均発行株数 18億 1,370万株   18億7,880万株

詳細は、下記のIBMコーポレーションのホーム ぺージをご覧ください。http://www.ibm.com/investor/ 3q99earnings.phtml

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会計会計・・販売物流販売物流・・生産管理のビッグバン型基幹業務再構築生産管理のビッグバン型基幹業務再構築

日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)と株式会社理研オプテック(本社・東京都品 川区、社長・三須肇、以下理研オプテック)は21日、理研オプテックの基幹システムとして、会計、販売物流、生産管理の基幹業務全体にSSAジャパン(本社・東京都中央 区、社長・アレキサンダー・ヴァン・アイク)のERPパッケージ「BPCS(ビーピクス)」と、日本IBMのビジネス・サーバー「AS/400」による新システムが本日よ り本格稼動した、と発表しました。

理研オプテックは、会計、販売物流、生産管理の基幹システム全体の再構築を同時に取り組み、各業務を順次開発し本番稼動し ていく通常の方法ではなく、全業務を同時に本番稼動する「ビックバン型」のプロジェクト開始からわずか11ヶ月で、実現しました。

理研オプテックは、プレス 安全装置や品質管理に欠かせないミス検出装置、荷重監視装置並びに安全眼鏡や遮光眼鏡などの労働安全衛生保護具の製造・販売を行っており、年商40億(1999年5月度) の中堅成長企業です。現行システムの2000年対応並びに基幹システムデータの一元管理を検討した結果、会計、販売物流、生産管理といった基幹業務全体を新規に再構築し、 意思決定を迅速に行い、より一層の業務革新を実現する新システムの構築を目指しました。今回の新システムの稼働開始により、月次決算を1.5ヶ月から10労働日に短縮、経 営資料作成の早期化、オンライン化による営業所の統廃合、在庫管理の一元化および営業の業績評価方法の変革(売上のみの評価から、売掛金・在庫責任等の明確化)を実現しよ うとしています。

「BPCS」は、年商数十億の中堅企業から、数兆円の大企業までを対象とした製造業向けのERPパッケージとして、全世界で6,500社 16,000サイト以上、日本で160社250サイトの導入実績があります。また、会計業務で求められる月締め処理や、生産管理業務で求められる日本固有の各種生産方式や 複数社購買対応など、日本特有の商習慣に合わせた機能を備えており、これらの豊富な実績や機能が高く評価されました。

ハードウェアにビジネス・サーバ ー「AS/400」が採用された理由は、高い信頼性と、オール・イン・ワン設計による運用管理の容易さです。全世界60万台以上の導入実績と共に、信頼性を求められる基幹 業務のサーバーであることや、多数のシステム要員を確保することが難しい、という理研オプテックの新システムの要件に「AS/400」が最適と判断されたからです。ま た、RDB(リレーショナル・データベース)を標準機能として持つため、データ分析が容易にできます。

今回のBPCSの導入にあたり、理研オプテック内では 4名がプロジェクト・チームとして担当し、SSAジャパンのパートナー企業である三井情報開発(本社・東京都中野区、社長・宮本進)と日本アイビーエム情報ソリューション 株式会社(本社 川崎市)のコンサルタントが導入支援を行いました。

以 上

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液晶ディスプレイを活かす次世代インターフェイスを共同開発、標準化団体に提案液晶ディスプレイを活かす次世代インターフェイスを共同開発、標準化団体に提案 1999年10月 20日

シャープ株式会社株式会社東芝日本アイ・ビー・エム株式会社株式会社日立製作所

シャープ株式会社、株式会社東芝、日本アイ・ビー・エム株式会社、 株式会社日立製作所、以上4社は、液晶ディスプレイの特徴を活かす次世代インターフェイス“デジタルPVリンク”(Digital PV Link)を共同で開発すること に合意しました。この新しいインターフェースが液晶ディスプレイの普及をより一層促すものと期待されます。4社では、共同開発を 2000年中頃に終え、その後、デジタル PVリンクを現在のインターフェイスの拡張機能としてVESA注1、DDWG注2、DISM注3などの標準化団体に提案し、標準化を目指していく予定です。

現在、液晶ディスプレイでは、パソコン本体から画面上の全てのイメージが連続的にデータ転送され画面表示をしています。 デジタルPVリンクは、この方式とは異なり、表示 データにID(情報識別ビット)などを加えてパケット化して転送する方式です。 全データを転送する従来の方式でもディスプレイ側に表示メモリーを置きデータ転送を遅くす ると、UXGA(1600x1200ドット、約200万画素)を超える超高精細パネルの表示はできます。しかし動画などの表示に問題が残ります。 デジタルPVリンクはデ ータをパケット化することによりそれぞれのデータに応じた最適の処理を選ぶ事が出来るようになります。つまり動画を圧縮したまま送ったり、書き換わった部分だけ送ることに より超高精細パネルの表示が問題なくできるようになります。 コピー・プロテクションなどの機能も簡単にサポートできます。又、複数のディスプレイに個別の表示データを転 送できるため、複数のディスプレイで別々の画面表示を行なうマルチパネルの機能が容易に実現されるようになります。加えて、画面上の必要な部分だけを転送したり、転送後は 転送操作を止めるなど、消費電力を大幅に削減できます。

こうしたパネル機能の向上に加え、任意のパソコンと任意の液晶ディスプレイの接続を可能にする Plug&Display注4などの機能を強化して、それをもとにした携帯からオフィスまでの空間における新たな製品群の開拓も期待されます。

デジタル PVリンクは、インターフェイスのプロトコル部分に属し、現在のデジタルインターフェイス(TMDS注5, LVDS注6,GVIF注7)を変更するのではなくその上の拡 張機能となります。今後は、デジタルPVリンクの標準化への活動とともに、携帯端末への表示から超高精細表示やマルチパネル表示までの幅広い範囲をサポートするグラフィッ クスカードやOSといった技術的インフラの整備も働きかけていく予定です。

デジタルPVリンクの製品への展開は、大型高精細やマルチパネル機能をサポートす るモニターとグラフィックスカードが共同開発終了後に予定されています。その後ノートブック・パソコンなどにも順次展開していく予定です。

以 上

注1) Video Electronics Standards Associationの略で最も権威のある表示規格などの標準化団体 注2) Digital Display Working Group の略でIntelやIBMなど7社が参加しているモニターインターフェイスの標準化グループ 注3) Digital Interface Standards for Monitor の略でJEIDAの下の標準化組織 注4) VESAが提唱している機能でPCの電源の入った状態でもモニターを簡単につなげて使う事ができる 注5) Transition Minimized Differential Signaling の略でSiI社が提案している高速インターフェイスで DDWGが提唱している規格DVI(Digital Visual Interface)に採用されている 注6) Low Voltage Differential Signaling の略でノートブックで一般的な高速インターフェイス 注7) Gigabit Video InterFaceの略でSonyが提案している伝送線数の少ない超高速インターフェイス

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日本初の仮想大学が開講日本初の仮想大学が開講日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は20日、高知(橋本大二郎知事)・宮城(浅野史郎知事)両県、および高知工科大学 (高知県香美郡、末松康晴学長)、宮城県立宮城大学(宮城県黒川郡、野田一夫学長)と共同で構築を進めてきた、インターネット上で最新のLAN(構内情報通信網)構築技 術、ホームページ構築 技術などを学習できるオープンカレッジ「バーチャル・ユニバーシティ(仮想大学)」の実証実験が、このほど開始したことを発表しました。

日本で初めて民間が大学およ び地方自治体と協同で実施する、本格的なバーチャル・ユニバーシティ実験は、通産省の特別認可法人、情報処理振興事業協会(IPA)が実施する「教育の情報化推進事業」対 象プロジェクトの一つとして、本年12月までの3ヶ月間開設されます。同実験は、先進的な地域情報化への取組みを行っている高知と宮城の両県が連携したプロジェクトとし て、多くの自治体の注目を集めています。また、この実験は、高知県が推進する「こうち2001プラン」と宮城県の「高度情報通信県みやぎ推進計画」の両地域情報化プロジェ クトの一環として行われています。

バーチャル・ユニバーシティで開設される講座は、「LANとウェブ・サーバの構築」、「WEBデザイン講座」等、基本ソフト(OS)やネットワークに関する6コースです。コース別の標準学習時間は3時間から30時間で設定されており、受講生は希望するコースを選択できます。インターネット技 術の社会人に対する生涯学習の一環として開講されるため、CD-ROM付きのパソコンを所有し、インターネットに接続できる環境にあれば、誰でも自宅や職場から受講できま す。

両県では受講資格をインターネットの基礎知識を持つ社会人とし、9月10日にインターネットからの一般公募を開始しました。この結果、海外を含め、予想以上に両 県外からの応募者も多く、県職員や教員を含む366名(1都2府12県および米国在住者)の受講生が決定しました。内訳は、高知県サイトが246名、宮城県サイトが 120名で す。受講生の年齢層も19歳から69歳までと幅広く、実験の成果が期待されています。

同実験で使用されているシステムは、日本アイ・ビー・エムの情報技術研修と人材 開発研修の100%子会社、日本研修サービス株式会社(本社・神奈川県川崎市、社長・本間光男)が、IBMのイントラネット利用型の社内研修申込システムの基本技術をベー スに、スキルズ・データベース機能*1、スマートカタログ機能*2等の追加・拡 充をしたものです。このため、従来の遠隔教育で提供されるCD-ROMなどの記憶メディアを中心としたシステムと異なり、インターネットの特色を生かしたコラボレーション (協調)型の講座を提供できることも特徴です。

*1− スキルズ・データベース機能:学習コースはスキルの集合体という切り口で定義され、コースを修了すれば修 了者にそのスキルが付与される。この仕組みを実現するスキル体系のデータベース。*2− スマートカタログ機能:目標とする技能に対して自分の持っているスキルから何をどんな順で学習し、修得すれば目標とする技能を獲得できるかガイドする機 能。

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IBM、世界最大容量のサーバー用、世界最大容量のサーバー用HDDを発表を発表

(ご参考資 料)

[米国カリフォルニア州サンノゼ 10月15日(現地時間)発]

IBM (本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は15日(現 地時間)、10,000RPM(Revolutions PerMinute)で世界最大容量を実現した73ギガ・バイト(GB)の「Ultrastar 72ZX」と、10,000RPMで36GBの記憶容量を持つ「Ultrastar 36LZX」、7,200RPMで36GBの「Ultrastar 36LP」のハードディスク・ドライブ(HDD)製品、3モデルを発表しました。

本日発表された製品は日本アイ・ビー・エム藤沢事業所で開発されたもので、ハードディスクの容量と記憶密度でサーバー用HDDの世界最高記録を樹立していま す。Ultrastar72ZXの厚さは41.6ミリメートルと単行本程度ですが、ニューヨーク公立図書館の1フロアー分の本と同じ分量の情報を記憶することができま す。Ultrastar 72ZXと36LZXは10,000RPMのドライブで、サーバー用ハードディスクで世界最高の記憶密度(1.091ギガ・ビット/平方センチメートル: 7.04ギガ・ビット/平方インチ)を達成しました。この高密度化により、世界最大容量を達成しています。

IBMはまた、「アクティブ・ダンピング」と呼ばれる新技術をあわせて発表しました。この技術は、温度変化と振動からハードディスクを保護し、ハードディスクの性能と信頼 性を向上させます。

コンピューター業界を揺るがすコンピューター業界を揺るがすUltrastar電子商取引からプロの音楽録音まで、さまざまな用途に使用することができます。オーディオ、ビデオ、グラフィック、アニメーション、データベース、大規模なインターネット とイントラネットが含まれるプロジェクト、またオンライン・バンキングやクレジット・カード決済処理をサポートするサーバー、デジタル・ビデオ編集、デジタル・ドキュメン テーション、画像処理、データ・マイニングなどにも最適です。

新しい技術新しい技術新しいアクティブ・ダンピング技術を採用することによって、温度変化と振動に対するドライブの耐性が向上し、より高い機械(サーボ)性能を実現しています。振動は、複数の ドライブを使用するRAIDアレイに大きな影響を与えます。

また、1Gビットに加えて2Gビットのファイバー・チャネル・インターフェースにも対応しているため、現在のファイバー・チャネルの速度が2倍になります。これによって、 ドライブの性能が向上します。

インターフェースインターフェース・・サポートの向上サポートの向上「Ultra160+」と呼ばれるUltra160 SCSIインターフェースを更新したバージョンを含む各種のインターフェースに対応しています。また、パケット化と直 交振幅変調(QAS)を初めて実現しました。パケット化によってSCSIコマンドをデータ・パケットとしてまとめて転送することができるので、SCSIデータ・バスの速度 が最大限になります。QASでは、調停時間が短縮されるので、ドライブの動作が、より効率的になります。

パケット化とQASによって、新しいUltrastar製品にはUltra-3 SCSI仕様の5つの機能がすべて組み込まれています。

本日発表の製品には、省電力機能とスタンバイ・モード、ガラス・ディスク・プラッター、ロード/アンロード機構、GMR(Giant MagnetoResistive)記録ヘッド、ドライブ温度インディケーター・プロセッサー技術(Drive-TIP)など、実績のある多くの技術が組み込まれていま す。これらの技術を組み合わせることによって、高信頼性、高性能、低消費電力を実現ししています。

Ultrastar 36LPおよび36LZXは、数量限定で1999年第四四半期に出荷開始される予定です。また、Ultrastar 72ZXは、2000年第一四半期に出荷される予定です。IBMのハード・ディスクの詳細については、(http://www.ibm.com/harddrive)でご覧いただけま す。

IBMは1956年に初のハードディスク・ドライブを発明、出荷しています。 1998年には、サーバー、デスクトップPC、ノートPC、ハンドヘルド機器向け各 分野において、世界各国で20以上の賞を受賞しました。また同年IBMは、ストレージ製品メーカーの中で最多のデータ・ストレージ関連の特許を米国において取得しまし た。

先端技術開発の発表でも、IBMはコンピューターの記憶装置市場における記録を次々と塗り替えています。10月4日に、IBMは磁気ハードディスクで1平方センチメートル当たり5.47ギガ・ビット(1平方インチ当たり35.3ギガ・ビット)という世界最高記憶密度を達成し ました。この革新的な技術により、現在市場に出回っているハードディスク製品の3倍以上にあたる情報を格納することができるハードディスクが期待されています。9月には、 「エンタープライズ・ストレージ・サーバー(ESS)」の出荷を開始しました。これは、11テラバイトの記憶容量を持つ、業界最大容量の記憶サブシステムです。また、世界 最小のハードディスク、「IBMマイクロドライブ」も大量出荷が始まっています。

本日発表のハードディスク製品は、日本では日本アイ・ビー・エム株式会社ストレジ製品営業部からOEMを中心として販売される予定です。IBMは、コンピューター・メーカ ーに対する大手部品サプライヤーで、ハードディスク、液晶ディスプレー、テープ記憶システム、半導体の世界最大メーカーの1つです。

(R)TM

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以 上

■Ultrastar 72ZXの仕様

回転数 :10,000RPM

容量 :73.4GB

平均待ち時間 :2.99ミリ秒

平均読み込みシーク時間 :5.3ミリ秒

メディア・データ・レート :280~473Mビット/秒

記憶密度 :1.091ギガ・ビット/平方センチメートル

(7.04ギガ・ビット/平方インチ)

キャッシュ :16MB

GMRヘッド :22

ガラス基盤付きディスク・プラター :11枚

インターフェース :Ultra160 SCSI、ファイバー・チャネル・アービトレーテッド・ループ(FC-AL)

■Ultrastar 36LZXの仕様

回転数 :10,000RPM

容量 :36.7GB、18.3GB、9.1GBの3種類

平均待ち時間 :2.99ミリ秒

平均読み込みシーク時間 :4.9ミリ秒

メディア・データ・レート :280~452Mビット/秒

記憶密度 :1.091ギガ・ビット/平方センチメートル

(7.04ギガ・ビット/平方インチ)

キャッシュ :4MB

GMRヘッド :12/6/3

ガラス基盤付きディスク・プラター :6/3/2枚

インターフェース :Ultra160+ SCSI、ファイバー・チャネル・アービトレーテッド・ループ(FC-AL)

■Ultrastar 36LPの仕様

回転数 :7,200RPM

容量 :36.9GB、18.3GB、9.1GBの3種類

平均待ち時間 :4.17ミリ秒

平均読み込みシーク時間 :6.8ミリ秒

メディア・データ・レート :248~400Mビット/秒

記憶密度 :0.998ギガ・ビット/平方センチメートル

(6.44ギガ・ビット/平方インチ)

キャッシュ :4MB

GMRヘッド :10/5/3

ガラス基盤付きディスク・プラター :5/3/2枚

インターフェース :Ultra160 SCSI

IBM、Ultrastarは、IBM Corporationの商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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慶應義塾大学で慶應義塾大学でWebによる履修システムが本格稼動による履修システムが本格稼動[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年10月14日

日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎)では、大学における学生へのサービス向上と事務処理の効率化を目的として、慶應義塾大学(所在地・東 京都港区、鳥居泰彦塾長)と、Webを利用した履修申告システムを共同開発し、9月から稼動させました。

 今回のシステムはIBM がグローバルに推進している「e-campus」実現のためにイン ターネットやJava の技術を採用し開発を行ったもので、従来のシステムが小規模かつ基幹シス テムへのバッチ処理が必要であったのに比べ、今回のシステムはUNIX 機をベースに、申告の 一連の処理をリアルタイムに行えるようにしました。また3階層クライアント・サーバー構成により処理能力の増強にも容易に対応できる特長を兼ね備えています。

 学生は24時間、キャンパス内のパソコンやワークステーションはもちろんのこと、自宅からも履修申告をオンライン・リアルタイムに行うことができます。今回のWeb履修 システムは大学のすべての業務のデジタル化を図るe-campusの実現への大きな第一歩と位置づけられています。ネットワークを利用した人手を介さない迅速な事務処理に よる学生サービスの向上が期待されています。

 日本アイ・ビー・エムでは、昨今のPCの急速な普及に伴って、大学におけるインターネットを利用した学生サービスの需要はますます増大するものと考えています。今回のシ ステムはIBMが提案するe-campus構想を具現化する日本における典型的な事例であり、今後も次世代型大学事務システムの開発を慶應義塾大学と共同で進めていく予定 です。

 今回開発したWeb履修申告システムは、データベース・サーバー、Webアプリケーション・サーバー、WWWブラウザーからなるWeb 3階層アプリケーション・システムとして構築されています。データベース・サーバーには「DB2 UDB 5.2FixPack8」を載せた「RS/6000 H50」を 、Webアプリケーション・サーバーには「WebSphere 」を載せたPCを利用していま す。Web履修申告アプリケーションのユーザー・インターフェース部分は全て Java Servlet により実現されました。また、履修エラー・チェックや進級・卒業条件等の判定部分については DB2 のストアード・プロシージャーで実現しています。なお、開発は「VisualAge for Java Enterprise」を利用して行っています。

以 上

IBM、DB2、RS/6000、VisualAge、WebSphereはIBM Corporationの商標。Javaは Sun Microsystems, Inc.の米国ならびに他の国における商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

(R) TM

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最新の最新のPCシステム管理機能をサポートしたシステム管理機能をサポートした 企業向けクライアント企業向けクライアントPCを発表を発表

低価格モデルに加え、省スペース、高機能モデルなどラインアップが充実

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は13日、企業向けクライアント PC「IBM(R) PC 300シリーズ」の新製品として、最新のPCシステム管理機能をサポートした3機種8モデルを発表しました。新製品は、オフィスでの利用に十分 な機能を搭載しながら低価格を実現した普及機種「IBM PC 300GL(モデル6288)」3モデル、優れた省スペース性が特長の「IBM PC 300PL Slim」4モデル、システム・バス幅が133MHzに対応したチップセットを大手PCメーカーで初めて搭載したのをはじめとする高機能を集約した成長企業向け機 種「IBM PC 300GL(モデル6564)」1モデルです。

本日発表した新製品8モデル共通の特長は、新しいシステム管理機能をサポートしたことで す。UMS(Universal ManageabilityServices)は、UMA(Universal Managemnt Agent)の後継ソフトウェア で、Tivoli Enterprise製品などの業界各社のシステム管理機能とPCのシステム管理機能を連携させ、効果的にシステムを管理することができます。UMS は、本年11月下旬よりインターネットのホームページから無料ダウンロードを開始する予定です。

また、UMSの拡張ツールとして「UM Desktop Extensions」の無料ダウンロードも本年12月より開始する予定です。UMDesktop Extensionsは、クライアントのハードディスクに故障の危険 があるときに、その内容を一時的に自動バックアップするSMART ReactionTM機能やクライアントPCの使用者がPC環境を変えてしまうのを防ぐために、利用環 境を制限することのできるEZ Admin機能など計6種類のシステム管理ツールから構成されています。

当社は、IBM PC 300シリーズの特長である システム管理機能を、引続き強化することで、お客様のTCO(Total Cost ofOwnership:PCシステム運用・管理に要する総費用)の軽減に貢献して まいります。

本日発表した製品の概要は以下の通りです。

IBM PC 300GL((6288−39J//40J// JM1) 低価格でしかもオフィスでの利用に十分な機能を搭載し、しかもPCシステムの管理機能を備えています。依然厳しい経済環境の中、高い投資効果を求めるお客様からシ ステム管理機能に重点を置くお客様まで、幅広いニーズに対応する当社のクライアントPCの普及機種です。

Intel(R)CeleronTMプロセッサ 466MHzを搭載し、チップセットにはあらたにIntel 810を採用しました。標準64MB(最大512MBまで拡張可能)のSDRAM、大容量の10.1GBハー ドディスク、最大40倍速CD−ROMドライブ、遠隔地からの電源操作が可能なWake on LAN(R)に対応したイーサネット機能などを搭載しています。

な お、基本ソフトには、Windows(R)98(39J/JM1)またはWindows 95(40J)を初期導入しています。また、全モデルにロータス スーパー・オフ ィス 2000のライセンスを添付しているのに加え、モデルJM1には、Microsoft(R) Office 2000Personalも添付し、成長企業のお客様 向けにオフィス・アプリケーションの充実を図っています。

IBM PC 300PL Slim((6871−51J//52J//53J//JM2)) 幅88mm、奥行き330mm、高さ350mmのコンパクトで設置場所を選ばない省スペース性に加え、拡張性や操作性をあわせ持っています。低消費電力型の電源ユ ニットやプラスチック部に環境への影響度の低いエンジニアリング・プラスチックを採用するなど省エネルギーや環境に配慮した取組みも行なっていま す。

Pentium(R) IIIプロセッサ 500MHzを採用し、標準64MB(最大256MBまで拡張可能)のSDRAM、8.4GBハードディスク、最大 40倍速CD−ROMドライブ、Wake on LANに対応したイーサネット機能などを搭載しています。また、パワースイッチ、出力/入力端子、マイク、USBなどの各 種インターフェースをPCのフロントパネルに配しており、優れた操作性を提供しています。

基本ソフトには、Windows 98(51J/ JM2)、Windows 95(53J)、Windows NT(R) Workstation 4.0(52J)をそれぞれ初期導入しています。また、全モデルにロー タス スーパー・オフィス 2000のライセンスを添付しているのに加え、モデルJM2には、Microsoft(R)Office 2000 Personalも添付 し、成長企業のお客様向けにオフィス・アプリケーションの充実を図っています。

IBM PC 300GL((6564−SKJ))主に成長企業のお客様や、さらに高いパフォーマンスを求めるお客様向けの機種で、多くの業務を同時にこなさなければならない業務特性や、企業の成長にともなう用途 やシステム環境の変化に対応できる高機能が特長です。

Pentium IIIプロセッサ 600B MHzを採用し、大手PCメーカーではじめてシステム・バス幅 133MHzに対応したチップセットを搭載しています。また、標準128MB(最大1GBまで拡張可能)のSDRAM、大容量の27.2GBハードディスク、最大48倍速CD−ROMドライブ、Wake on LANに対応したイーサネット機能を搭載しています。

基本ソフトにはWindows 98を初期導入しており、総合 オフィス・アプリケーションにはロータス スーパー・オフィス2000のライセンスに加え、Microsoft Office 2000 Personalを添付していま す。また、一回線で複数のユーザーがインターネットを利用できる「i.Share」や、ビジネスに快適な「AT&Tビジネスインターネット接続サービス」の導入キットなど を添付しています。

なお、オプション製品として17インチのフル・フラット・モニターと、IBM PC 300PLの現行製品の価格改定 (値下げ)を本日同時に発表しました。

本日発表した製品の希望小売価格(消費税別)および出荷開始予定日、価格改定の概要は以下の通りです。

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(新製品新製品)

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

IBM PC 300GL 6288-39J ¥130,000 1999年10月18日

(Celeron 466MHz、64MB SDRAM、10.1GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネッ ト、Win98)

IBM PC 300GL 6288-40J ¥130,000 1999年10月18日

(Celeron 466MHz、64MB SDRAM、10.1GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネッ ト、Win95)

IBM PC 300GL 6288-JM1 ¥150,000 1999年10月18日

(Celeron 466MHz、64MB SDRAM、10.1GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネッ ト、Win98、MS Office 2000 Personal)

IBM PC 300PL Slim 6871-51J ¥205,000 1999年10月13日

(Pentium III500MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサ ネット、Win98)

IBM PC 300PL Slim 6871-52J ¥220,000 1999年10月13日

(Pentium III500MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサ ネット、WinNT)

IBM PC 300PL Slim 6871-53J ¥205,000 1999年10月13日

(Pentium III500MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサ ネット、Win95)

IBM PC 300PL Slim 6871-JM2 ¥225,000 1999年10月18日

(Pentium III500MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサ ネット、Win98、MS Office 2000 Personal)

IBM PC 300GL 6564-SKJ ¥295,000 1999年10月22日

(Pentium III600BMHz、128MB SDRAM、27.2GB HDD、48X CD、100Base-TX イーサネット、Win98SE、MS Office 2000 Personal)

(オプション製品オプション製品)

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

P76 17型カラー・モニター 6550-33N ¥56,000 1999年10月13日

<価格改定<価格改定(値下げ値下げ)>>

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

IBM PC 300PL 6862-5CJ ¥210,000 ¥240,000 約12%

IBM PC 300PL 6862-5DJ ¥225,000 ¥255,000 約12%

IBM PC 300PL 6862-C8J ¥255,000 ¥290,000 約12%

IBM PC 300PL 6862-C9J ¥270,000 ¥305,000 約11%

IBM PC 300PL 6892-5EJ ¥225,000 ¥255,000 約12%

IBM PC 300PL 6892-5FJ ¥240,000 ¥270,000 約11%

IBM PC 300PL 6892-C8J ¥270,000 ¥305,000 約11%

IBM PC 300PL 6892-C9J ¥285,000 ¥320,000 約11%

以 上

IBM,SMART Reaction,Wake on LANはIBM Corporationの米国およびその 他の国における商標。Intel,Celeron,PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Micorsoft,Windows,Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標。 その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IBM PC 300GL(6288−39J/40J//JM1)

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアである、UMA(Universal Management Agent)の後継ソフトウェアであるUMS(Universal Manageability Services)をサポートしています。Tivoli社のシステム管理製品群のほか、Netfinity Managerや、Microsoft社のSystems Management Server、Intel社のLANDesk製品などともあわせて使うことができます。さらに、インターネットの閲覧ソフトを用いたシステム管理も可能にしています。なお、UMSは本年11月中旬より当社のインターネットのホームページから無償でダウンロードできます(予定)。

UMSの拡張ツールであるUM Desktop Extensionsを本年12月より当社のインターネットのホームページよりダウンロードで

Page 75: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

きます(予定)。UM Desktop Extensionsには、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップする SMART Reaction機能、クライアントPCの使用者がPC環境を変えてしまうのを防ぐために、利用環境を制限する事のできるEZ Adminなど6種類のソフトウェアが含まれています。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。

Intel Celeronプロセッサ466MHzを採用しています。チップセットにはIntel 810を搭載しています。

標準64MBのSDRAMを搭載し、最大512MBまでの拡張が可能になっています。

Ultra−ATA/66仕様の10.1GBの大容量ハードディスク、最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備しています。

システム管理者が遠隔地からクライアントの電源操作のできるWake on LANに対応した100Base-TXのイーサネット機能を搭載しています。

Windows 98(39J/JM1)、Windows95(40J)をそれぞれ初期導入しています。総合オフィス・アプリケーションとして、全モデルにロータス スーパー・オフィス98のライセンスを添付するとともに、モデルJM1にはMicrosoft Office 2000Personalを添付しています。

IBM PC 300PL Slim((6871−51J//52J//53J//JM2))

幅88mm、奥行き330mm、高さ350mmの省スペースを実現するスリムサイズのデザインを採用。縦置き(スタンド標準添付)にしての利用に加え、横置きでの利用も可能になっています。

操作性に配慮し、サウンドスイッチやLine in/out端子等をフロントパネルに設置しました。また、2つあるUSBポートのうち1つをフロントに装備しました。

Pentium IIIプロセッサ 500MHzを採用しています。チップセットにはIntel 440BXを採用しました。

標準64MBのECC機能付きSDRAM(最大256MBまで拡張可能)を採用しています。

ビデオ・チップには、S3社のTrio3Dをグラフィックス専用バスであるAGP(Accelerated Graphics Port)に装着。ビデオ・メモリーには4MBのSGRAMを標準で搭載し、高速かつ高発色をサポートしています。

大容量8.4GB(Ultra ATA)のハードディスクを標準搭載しています。

最大40倍速CD−ROMドライブを搭載しています。

遠隔地からクライアントPCの電源操作ができるWake on LAN機能に対応した100−BaseTXイーサーネットをオンボードで搭載しています。

UMSやUM Desktop Extensionsをインターネットのホームページからダウンロードして使用することができます(予定)。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。

基本ソフトには、Windows 98(51J/JM2)、Windows NT Workstation 4.0(52J)、Windows 95(53J)をそれぞれ初期導入しています。

総合オフィス・アプリケーションとして、全モデルにロータス スーパー・オフィス98のライセンスを添付するとともに、モデルJM2には Microsoft Office 2000 Personalを添付しています。

IBM PC 300GL(6564−SKJ)

UMSやUM Desktop Extensionsをインターネットのホームページからダウンロードして使用することができます(予定)。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。

Pentium IIIプロセッサ 600BMHzを採用し、標準128MBのSDRAM(最大1GB)、Ultra−ATA/66仕様の27.2GBの大容量ハードディスク、最大48倍速のCD−ROMドライブを標準搭載するなど、長期にわたって利用できる最新の機能を搭載しています。

チップセットには、大手PCメーカーで初めて133MHzのフロント・サイド・バスに対応したAGP 4×/133chipset(注)を採用しています。

ビデオ・アダプターには、S3社の Savage4 Xtremeを採用しています。

Wake on LANに対応した100Base-TXのイーサネット機能をオンボードで搭載しています。

Microsoft社のOffice 2000 Personal、ロータス スーパー・オフィス98のライセンスも同梱するなど、ビジネス・アプリケーション・ソフトが充実しています。

基本ソフトには、Windows 98を初期導入しています。

左右ボタンの中間にマウス・スティックを配置した「スクロールポイント・マウス II 」を採用しています。マウス・スティックの操作によって、マウス本体を動かすことなく表示ウィンドウの縦、横のスクロールが出来る機能が付いています。

(注) Design Lisensed from VIA Technologies.

以 上

Page 76: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

Netfinityの製品ラインアップを強化の製品ラインアップを強化1999年10月 13日 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は13日、基幹業務からeービジネスまで幅広いエリアで活用できる当社のPCサーバー 「Netfinity」の新シリーズを発表するとともに、現行シリーズ に新モデルを追加し、製品ラインアップを強化しました。

当社は、本日の発表によって、信頼性、可用性、高いパフォーマンスという基幹業務向けのPCサーバー に必要な要素を強化する一方で、コンパクトで高性能というeービジネスに最適な製品ラインアップも充実させ、さまざまなお客様のニーズに応えていきます。

本 日発表した新シリーズは、プロセッサーを最大8個まで搭載可能な高いパフォーマンスを実現する最上位シリーズ「Netfinity 8500R」2モデルです。また、柔軟 なシステム構成を実現する1Uサイズ・サーバー「Netfinity 4000R」を、近い将来発売する計画があることを明らかにしました。Netfinity 4000 Rは、たとえば、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)など限られたスペースに多くのサーバーを設置するようなニーズをお持ちのお客様に最適なシリーズで す。

現行シリーズに追加された新モデルは、最新のPentium(R)III Xeon(R)プロセッサ550MHzを搭載した「Netfinity 70 00M10」、「Netfinity 5500 M20」、Pentium IIIプロセッサ 600MHzを搭載した「Netfinity 5000」の計3シリーズ 7モデルです。これらの新モデルは、いずれも現行モデルと比較して、動作周波数の向上したプロセッサーを搭載しています。

同時に、「Xーアーキテクチャー (注1)」に基づくNetfinityの新しいソリューションとして、RS/6000のクラスタリング技術をNetfinityに移植した「Netfinity SPスイ ッチ」を発表しました。新製品は、最大14台のサーバーを接続し、DB2 UDBやOracle Parallel Serverのような分散負荷をおこなうシステムで、 高速スイッチングによる優れたパフォーマンスを提供します。

加えて、高いパフォーマンスを提供する外付けストレージ拡張装置「EXP200ストレージ拡張装 置」やハードディスク・オプション製品なども発表しました。

さらに、新シリーズ、新モデルの発表に伴い、Netfinity 5000およびNetfini ty 5500 M10現行モデルで、最大約13%の価格改定(値下げ)を発表しました。

本日の発表の概要は以下の通りです。

1. 新シ リーズの発表●Netfinity 8500Rデータ・センターに最適なエンタープライズ・サーバーで、Netfinityシリースの最上位シリーズです。最新のIntel PentiumIII Xeon プロセッサ550MHzを搭載し、8ウェイSMP対応のチップセットであるIntel Profusionを採用しています。最大16GBのメモリー空間をサポートし、1 2本の64ビット ホットプラグPCIスロットを装備、さらに高速・大容量データ転送に不可欠なファイバー・チャネルなどに最適な、充実したI/O環境を提供します。LA N経由での電源のON/OFFが可能なシステム管理PCIアダプターや、保守性が大幅に向上するLight−Path診断機能も搭載しています。●Net finity 4000R(製品計画の公表)わずか1U(約44mm)の薄さでラックに格納可能な「Netfinity 4000R」の製品計画を発表しました。数多くのサーバーが必要なのにスペースが限ら れているなどのニーズに最適なモデルとして基本的な仕様を公表しています。

2. 現行シリーズに新モデルを追加 ●Netfinity 7000 M10高速、高信頼性、高可用性を実現する基幹システムの構築に最適なエンタープライズ・サーバーに、Pentium III Xeonプロセッサ 550MHzを搭載 したモデルを追加しました。●Netfinity 5500 M20 高信頼性・高可用性を実現するミッドレンジ・サーバーに、Pentium III Xeon 550MHzを搭載したモデルを追加しました。●N etfinity 5000 経済性を重視した部門サーバーとして最適なシリーズに、Pentium III 600MHzを搭載した新モデルを発表しました。

3. クラ スタリング製品「Netfinity SPスイッチ」の発表●Netfinity SPスイッチRS/6000のクラスター技術SP(Scalable POWERParallel)をNetfinity製品で実現しました。標準で8ノード、最大14ノード のサーバーをサポートします。最大で33.6Gbit/秒のデータ転送速度を提供するなどハイ・パフォーマンスを提供します。また、各種のコンポーネントを冗長構成にする ことによって信頼性を向上させています。SPスイッチの製品群は、「Netfinity SPスイッチ」、「Netfinity SP PCIホスト・アダプター」、「N etfinity SPケーブル」、「Netfinity SPスイッチ・カード・オプション」で構成されています。

4. オプション製品の強化●EXP200 ストレージ拡張装置EXP15ストレージ拡張装置および3518 SCSI記憶機構格納装置の後継製品である、ハイ・パフォーマンスな外付けストレージ拡張装置です。3Uのコンパク トサイズに10個のベイを装備し、最大364GBのハードディスクを格納が可能です。Wide Ultra2 SCSIをサポートし、データ転送速度最大80MB/秒を実 現します。ホットスワップ可能なリダンダント・ファンおよび電源機構を装備し、高可用性を実現しています。また、オプションでタワー型に変換可能です。● ハードディスク製品 トレイを共通にすることで、従来は別々だったサーバーと外付け装置で使用するディスクを共用化し、36.4GB 10Kのハードディスクをはじめとした6製品を発 表しました。これによってシステム内での柔軟な構成が可能になり、トータルコストの軽減にも寄与します。

なお、本日発表した製品の標準価格およ び出荷開始予定日、価格改定の概要は以下の通りです。

<新製品>

Page 77: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

Netfinity 8500R 8681-5RY 4,300,000円  1999年11月17日

Netfinity 8500R 8681-6RY 5,000,000円  1999年10月27日

Netfinity 7000 M10 8680-1SY 1,900,000円  1999年10月13日

Netfinity 7000 M10 8680-3SY 3,000,000円  1999年10月13日

Netfinity 5500 M20 8662-51Y 1,700,000円  1999年10月13日

Netfinity 5500 M20 8662-5RY 1,700,000円  1999年10月13日

Netfinity 5500 M20 8662-61Y 2,400,000円  1999年10月13日

Netfinity 5500 M20 8662-6RY 2,400,000円  1999年10月13日

Netfinity 5000 8659-61Y 820,000円  1999年10月13日

Netfinity 5000 8659-6RY 820,000円  1999年10月13日

(SPスイッチ製品)

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

Netfinity SPスイッチ 35291RY 2、500,000円  1999年11月19日

Netfinity SP PCI ホスト・アダプター

  01K9305 320,000円  1999年11月19日

Netfinity SPスイッチ・カード・オプション

  01K9306 1、000,000円  1999年11月19日

Netfinity SPケーブル 2.3m 03K9220 40,000円  1999年11月19日

Netfinity SPケーブル 5.0m 03K9221 60,000円  1999年11月19日

Netfinity SPケーブル 10.0m 03K9222 80,000円  1999年11月19日

(オプション製品)

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM EXP200 35301RU 600,000円 1999年10月27日

9.1GB Wide Ultra2 SCSI ホットスワップ スリム・ハードディス ク(7.2Krpm)

  36L9744 200,000円 1999年10月27日

18.2GB Wide Ultra2 SCSI ホットスワップ スリム・ハードディス ク(7.2Krpm)

  36L9745 380,000円  1999年10月27日

36.4GB Wide Ultra2 SCSI ホットスワップ ハーフ・ハードディス ク(7.2Krpm)

  6L9746 700,000円 1999年10月27日

9.1GB Wide Ultra2 SCSI ホットスワップ スリム・ハードディスク(10Krpm)

  36L9748 250,000円 1999年10月27日

18.2GB Wide Ultra2 SCSI ホットスワップ スリム・ハードディス ク(10Krpm)

  36L9749 480,000円 1999年10月27日

36.4GB Wide Ultra2 SCSI ホットスワップ ハーフ・ハードディス ク(10Krpm)

  36L9750 950,000円 1999年10月27日

<価格改定>(消費税別)

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

Netfinity 5500 M10 8661-51Y 1,400,000円 1,600,000円 約13%

Netfinity 5500 M10 8660-5RY 1,400,000円 1,600,000円 約13%

Netfinity 5000 8659-41Y 660,000円 740,000円 約11%

Netfinity 5000 8659-4RY 660,000円 740,000円 約11%

Netfinity 5000 8659-51Y 740,000円 820,000円 約10%

Netfinity 5000 8659-5RY 740,000円 820,000円 約10%

以 上

Page 78: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

(注1)X−アーキテクチャーは、強力なプロセッサー、信頼性・可用性に富んだメモリー・システム、スケーラブルなI/O、先進のストレージ・ソリューション、現存システ ムとの相互操作性、クラスター接続システム、強化されたシステム管理機能などさまざまな革新的技術の集積です。

IBM、Netfinityは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel、Pentium、Xeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Microsoft,WindowsNTは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

●Netfinity 8500R

8ウェイSMP Pentium III Xeonプロセッサーを搭載

1MBまたは2MB L2キャッシュのモデルを提供

512MB ECC SDRAMメモリー標準搭載、最大16GBメモリーをサポート

12個の64ビットホットプラグPCIスロット(4×66MHz、8×33MHz)

2チャネルのWide Ultra2 SCSIコントローラー(オンボード)

オプションのServeRAID

3HBアダプターをサポート

4つのベイ(内2つのハーフハイト対応ホットスワップHDDベイ、新しい共用トレイ)

各コンポーネントが事前障害検知(PFA)機能を提供HDD、CPU、VRM、メモリー、ファン、電源

システム管理PCIアダプターを標準で装備

Light−Path診断機能により大幅に保守性を向上

ホット・スワップ対応のリダンダント電源とファンを標準装備

ラックモデルにより大きな拡張性を提供(オプションでタワーへの変換キットを提供)

8Uラックサイズ

●Netfinity 4000R(製品計画の公表)(製品計画の公表)

1Uラックサイズにより省スペースを実現

2ウェイSMP Pentium IIIプロセッサ・モデル

最大2GBメモリーをサポート

最大36.4GB HDDをサポート 2つの9.1GBまたは18.2GB スリム・ハードディスクを内蔵可能

2つのPCIスロット装備(ハーフ・サイズ1つ、フル・サイズ1つ)

2チャンネルWide Ultra SCSIを標準装備

2つの10/100Mbpsイーサネットを装備

●Netfinity 7000 M10

最新のIntel Pentium III Xeonプロセッサ 550MHzを搭載

4way SMPをサポート

2MBまたは512KB ECC L2キャッシュのモデルを提供

最大8GBのECCメモリーをサポート

高速(50ns)インターリーブのECCメモリーによる高速アクセスを実現

ファイバー・チャネル ストレージ・システムに対応

100MB/秒の転送速度、最長10kmの接続距離

EXP200を6台使って、2TB以上の大容量をサポート

高性能のRAIDアダプター第3世代ServeRAID−3HBに対応

64ビットPCI,32MBキャッシュ、LVDS対応

高信頼性のIBM Chip

kill ECCメモリーをサポート

Page 79: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

5つの64ビットと7つの32ビットPCIスロットを装備

ラックモデルにより大きな拡張性を提供(タワーへの変換キットもオプションで提供)

ホットプラグ・コンポーネントを満載(ハードディスク、すべてのPCIスロット、ファン、電源)

最新の「システム管理PCIアダプター」を専用スロットに標準装備

LANまたはモデムを経由しての電源コントロール

リモートPOSTを通して、遠隔地からのセットアップ/診断

事前障害分析(PFA)機能を装備(CPU、メモリー、ファン、HDD)

Light−Path診断機能により障害箇所を容易に検出

システム全面パネルに故障箇所を表示し、該当コンポーネントの近くにあるLEDが点灯し、障害箇所を指摘。

PCシステム管理ソフトウェア「Netfinityマネージャー」による強力なシステム 管理機能の提供

24時間365日オンサイト保証(1年間)

ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

●Netfinity 5500 M20

最新のIntel Pentium III Xeonプロセッサ 550MHzを搭載

4way SMPをサポート

1MB、512KBのL2キャッシュを提供

100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現

最大4GBメモリーをサポート

最大109.2GBの内蔵ストレージ(スリム18.2GBのハードディスクを6個使用)

NetBAY3格納台1台標準装備、最大3個まで増設可能

3台のEXP200を使用することにより最大1.2TBまでストレージを拡大可能

ファイバー・チャネルに対応(オプション)

高速入出力を実現するI2Oアダプターに対応(オプション)

システムとしての高可用性を実現:マイクロソフト・クラスター・サーバー対応

重要コンポーネントがすべて”ホットスワップ”対応

Windows NT 4.0、IntranetWare 1.0でホット・アッドPCI を実現

ServeRAID IIコントローラー(2チャネル)を標準装備

チップセットにはReliance社のChampion 2.0LE(Dual)を採用

標準装備のシステム管理プロセッサーとの連携による先進のシステム運用管理を実現

ECCメモリーによりメモリーエラーを自動修正

6つのホットスワップ・ベイを装備

Light−Pathテクノロジーが実現するコピー機感覚の問題判別

Netfinityマネージャーによる強力なシステム管理機能の提供

容易な保守を実現するメカニカルデザイン

24時間365日オンサイト保証(1年間)

ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

●Netfinity 5000

Intel Pentium IIIプロセッサ600MHzを搭載

2way SMPをサポート

512KBのL2キャッシュを提供

100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現

標準128MB ECCメモリーを搭載、最大2GBメモリーをサポート

最大91GBの内蔵ストレージ

ラック・モデルとタワー・モデルで提供し、相互に型式変更可能(オプション)

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標準装備のシステム管理プロセッサーとの連携による先進のシステム運用管理を実現

5つのホットスワップ・ベイを装備

Light−Pathテクノロジーが実現するコピー機感覚の問題判別

24時間365日オンサイト保証(1年間)

●Netfinity SPスイッチ製品群スイッチ製品群

RS/6000で高い評価を得たクラスター技術SP(Scalable POWERParallel)をNetfinityに投入

クラスターで重要なノード間の高速スイッチ機構を提供

ハイ・パフォーマンスの実現 最大で33.6Gb/Secのバンド幅を提供 300ns/hopの低レイテンシー

高い拡張性 標準で8ノード、オプション追加により最大14ノードのサーバーをサポート

高い信頼性 各コンポーネントを冗長構成にし高信頼性を実現

システム管理機能 オンボード・システム管理プロセッサーを搭載

対応クラスター・ミドルウェア IBM DB2 UDB EEE(14ノード) Netfinityアベイラビリティ・エクステンション(MSCS用)* Netfinityクラスター・イネーブラー(OPS用)* * 2000年1Qサポート予定

4つの製品群で構成 Netfinity SPスイッチ Netfinity SP PCIホスト・アダプター Netfinity SPケーブル Netfinity SPスイッチ・カードオプション

以 上

Page 81: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

NTTコミュニケーションズとの協業による「コミュニケーションズとの協業による「OCN Aptivaパック」の提供開始についてパック」の提供開始について[ プレスリリース ]  

1999年10月13日 NTTコミュニケーションズ株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社  

NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木正誠、以下NTT Com)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、代表取 締役社長:北城恪太郎、以下日本IBM)は、日本におけるインターネットユーザのさらなる拡大を目指し、一般ユーザが安心してインターネットを利用できる環境を低価格で提 供するため、NTTComのインターネット接続サービス「OCN」とIBMのパーソナルコンピュータ「Aptiva」をセットにしたサービス「OCNAptivaパッ ク」を提供することとし、10月15日よりフリーダイヤル0120-506-506にて受け付けを開始致します。

1.サービスコンセプト 本サービスは、平成10年度の会員増加数が日本で最も多く、現在約70万のご契約を頂いているインターネット接続サービス「OCNダイヤルアクセス」と、日本IBMの家 庭向けパソコン「Aptiva」を組み合せることにより、一般ユーザが安心して簡単にインターネットを利用できる環境をワンストップで提供するものです。インターネット上 での電子商取引(EC)やコンテンツ配信等他のサービスへの加入や利用を義務付けるものではなく、OCNダイヤルアクセスにご加入頂ければどなたでもご利用できま す。 ご提供する「Aptiva」は、本年9月1日より日本IBMが販売を開始した「Aptiva 20J デスクトップ・ファミリー」に本サービス独自の仕様を加え、さらに、無料でOCNへの接続電話番号、お客様の認証ID等を設定しお届け致しますので、パスワードを 入力するだけですぐにインターネットが利用できます。また、日本IBMによる「3年間保守サービス」や本サービス専用の「1年間の無料電話テクニカルサポート」を設置し、一般ユーザに安心のカスタマサポートを提供します。

2.提供価格(標準モデル)  月額利用料金 3,980円/月(消費税別) (別途アクセスポイントまでの通信料が必要となります)

3.OCN Aptivaパックの提供内容 

(1) インターネット接続    NTT Comの「OCNダイヤルアクセス・ロング」を提供します   ・ 月100時間まで上記ご利用料金でご利用可能です。   (100時間を超える場合、3円/分の加算料金が別途必要)

(2) パソコン    日本IBMの「Aptiva」を提供します。   ・ 標準モデル仕様(機器のスペックは、Aptivaのモデルチェンジに対応し、変更する予定です)   IBM製「Aptiva 20Lファミリー」(Aptiva 20Jデスクトップファミリーを本パック向けにカスタマイズしたものです)   *標準モデル以外に「液晶ディスプレイモデル」をラインアップ予定です  <ハードウェア>   ・Windows98 Second Edition   ・CPU:K6-2 400MHz、メインメモリ:64MB、HDD:6GB、CD:最大40倍速   ・15インチCRTディスプレイ   ・56Kモデム   <ソフトウェア>   ・ロータス スーパーオフィス2000   ・音声認識ソフト、音声対応日本語変換システム等   <パーソナライズ>    PCの出荷時にOCNとの接続に必要な各種情報を無料で設定しますので、お客様はパスワードの入力だけですぐに使用できます。

(3) サポート体制   ・ 安心の3年間の保守サービス等    日本IBMによる1年間の製品保証に加え、同社「PC Care」仕様による2年間延長の保守サービスを付加しており、3年間にわたって、宅配サービス    (引取り&お届け)付の保証・保守サービスを受けることができます。    ・ テクニカルサポート    「OCN Aptivaパック」専用のサポートセンタによる1年間無料の電話サポートサービスをご提供します。Aptivaのご利用方法及び OCNダイヤルア   クセスに関するサポートをワンストップで受けることができます。    4. 利用期間     3年間契約(中途解約については所定の解約金が必要となります)    なお、3年経過後は、次の3つのプランを選択いただけます。   ・最新機種のPCにグレードアップするプラン(料金未定)

Page 82: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

  ・ お使い頂いていたPCをさらに3年間継続利用するプラン(月々のご利用料金は、2,800円の予定です)   ・お使い頂いていたPCをお買い上げいただくプラン(お買取料金は、30,000円です)

5. 販売開始時期等    平成11年10月15日より受付を開始し、12月1日よりサービスを提供いたします。   (受付電話番号:0120−506−506)

(注)*1: AptivaはIBM Corporationの商標です。*2: WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標です。*3:他の会社名、製品名及びサービス名等は、各社の商標及び登録商標です。

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RS/6000 モデルモデルS80 トランザクション処理の世界記録を更新トランザクション処理の世界記録を更新ご参考資 料

[米国ニューヨーク州ニューヨーク 10月5日(現地時間)発]

IBMコーポレーションは5日(現地時間)、UNIXサーバー「RS/6000モデルS8 0」がトランザクション処理性能で世界最高記録を樹立した、と発表しました。

TPC−Cベンチマークによると、S80は、毎分126,671トランザクショ ン(tpmC)を処理し、1トランザクションあたり58.12ドル($/tpmC)です。これにより、S80は世界で最も強力なトランザクション処理用ノン・クラスター・ サーバー・システムとなります。また、10種類の最上位システムの中で最もトランザクション当たりのコストが少なく、大型エンタープライズ・サーバーの中で最高の価値を提 供します。S80は価格性能比で「SUN E10000」を44%上回っています。

テストはIBMのUNIXであるAIX4.3.3と、Oracle8i  Version 8.1.6データベースを用いて実施されました。

●公表されたノン・クラスター・サーバー・ベンチマークの結果は次の通りです。

tpmC $/tpmC

IBM RS/6000 モデルS80 126,671 58.12

SUN Starfire Enterprise 10000 115,395 105.63

アバディーン・グループ(Aberdeen Group)のジョセフ・クラビー氏 は次のように語っています。「このような目覚ましい成果により、S80がパフォーマンス面で業界のトップを行くことは間違いありません。UNIXサーバーの選択に際し、最 終的な候補として考えていただくのがよいでしょう」

企業ではTPC−Cテストを、性能要件の厳しい全社的アプリケーションを動かすシステムを比較するための 基準となるデータとして利用してきました。「私どもは、S80を世界でもっとも負荷が厳しいワークロードを集中管理できるよう設計し、S80はまさにその設計通りの性能を 示したのです」と、IBM RS/6000 プロダクト アンド ソリューション担当のバイス・プレジデントであるデブラ・トンプソン氏は語っています。「S80およびA IXは、先進のパフォーマンスのみならず、卓越した価格性能比、拡張性、可用性を提供します」  「私どもは、OracleとRS/6000サーバーを併用した場合、いかにすばらしい性能を発揮するかを知っていただきたいと思います」と、オラクル社IBMプロダク ト・デイビジョンのバイス・プレジデントである、デービッド・ダーゴ氏は語っています。「この結果は最近のいくつかのベンチマークテストでも、最も優秀なもので、Orac le8とS80がお客様の最も性能要件の厳しいアプリケーションに必要なパフォーマンスを発揮することを示しています」

今回のTPC−Cの結果は、RS/6 000 モデルS80に関して公表された7回目の業界トップ記録のベンチマークです。詳しい製品仕様およびパフォーマンス情報については(http://www. rs6000.ibm.com/hardware/enterprise/s80_specs.html)をご覧ください。今回の結果は、IBMが長年にわたり培 ったテクノロジーとオラクルとのマーケティング協力が顧客価値を提供していることを如実に示すものです。

エネルギー供給・販売の大手で、電力とガスの売上3 30万ドルのミッドアメリカン・エナジー・ホールディング社(本社アイオワ州デモイン)はRS/6000 モデルS70サーバー上でOracle8およびOracle F inacialsを運用しています。「アプリケーションの継続使用可能な時間は当社のビジネスにとってきわめて重要です」と、ミッドアメリカンのUNIXテクニカル・サービス・マネジャー、クリス・トリッケル氏は語っています。「アプリケーションがクラッシュする可能性がないか調べるために、広範な信頼性テストを行いました。幸いなこと に、その可能性は見出せませんでした。Oracleを動かす当社のRS/6000システムはパフォーマンス、信頼性ともに抜群の結果でした。私どもが正しい選択をしたこと が納得できましたので、RS/6000 モデルS80でさらにすぐれたパフォーマンスが提供されることを楽しみにしています」

詳細は、TPC Webサイト (http://www.tpc.org)でご覧いただけます。

IBM、RS/6000、AIXは IBM Corporationの商標。UNIXは The Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。tpmc、$/tpmc、TPC-Cは、Transaction Performance Processing Council(TPC)の商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

当文書は1999年10月5日(米国現地時間)に 作成されました。ここに掲載されたデータは文書作成時点のものです。本文書作成時以降に新たなデータが発表され、このデータが正確なデータと一致しなくなる場合もあること をIBMは認識しています。

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マツダと日本マツダと日本 IBMが情報システムのアウトソーシング契約で基本合意が情報システムのアウトソーシング契約で基本合意

日本IBM、全額出資のITサービス新会社を設 立

1999年10月7日マツダ株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

マツダ株式会社 (本社・広島県安芸郡府中町、社長・ジェームズ・E・ミラー、以下マツダ)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は、本 日、マツダの情報システムの開発・保守・運用業務の大部分を日本IBM社に委託(アウトソーシング)することで基本合意に達した。日本IBMはこの運営のため、同社 100%出資のIT(情報技術)サービス新会社を11月に設立する。

このたびの基本合意は、情報システム化における開発、保守、運用工程の効率化と、サー ビス品質の向上を図るとともに、システム化の戦略立案、企画機能を強化し、情報技術(IT)によるビジネスの変革を促進したいマツダの考えと、中国地方のサービス拠点の確 立と製造業のお客様を中心とするサービス事業の総合力強化を図りたい日本IBMの考えが一致したことによるものである。

両社が締結するアウトソーシング契 約では、日本IBMがマツダの研究開発領域を除く情報システムの開発、保守を受託する他、3台のホスト・コンピューター、2台のスーパー・コンピューター、1万台のパソコ ン、及びこれらを結ぶネットワークの運用の全てを請け負う。また、アウトソーシングの契約期間は本年12月1日から10年半であり、契約金額は約500億円を予定してい る。これは国内自動車産業、及び国内製造業においては最大の規模となる。

日本IBMが設立する「日本IBM中国ソリューション株式会社」(*)は、マツダ 100%出資の情報システム子会社である「株式会社マツダシーアンドティー」(本社:広島市南区、社長・板倉 崇、以下C&T)からの移籍者、マツダの情報システム本部、 及び日本IBMからの出向者で構成され、発足時の社員数は約350人である。これにより、C&Tはシステム運用、データエントリー、システム開発他の業務を今年12月に新 会社へ移管し、来年3月をもって解散する。

* 新会社の概要

社名 日本IBM中国ソ リューション株式会社(略称:IGSCH)

英文社名 IBM Global Services Japan Chugoku Solutions Company

所 在 地 広島県広島市南区

資 本 金 1000万円(日本IBM 100%出 資)

社 長 代表取締役社長 小野 健史(おの けんじ)(現 日本IBM金融西日本ソリュー ションサービス担当)

設立予定日 99年11月4日

営業開始日 99年12月1日予定

従 業 員 約350名

事業内容 (1)マツダ(株)とのアウトソーシング契約に基づくサービスの提供(2) その他、情報システムの開発、保守、運営に係わるコンサルティング及び受託(3)上記に付帯又は関連する一切の事 業

以上

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高性能、低価格の高性能、低価格の3DモデルをはじめとするモデルをはじめとするPCワークステーションの新製品を発表ワークステーションの新製品を発表[ プレス・リリース ] 1999年10月6日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は6日、PCベースのワークステーションである「IntelliStation (インテリステーション)」の新製品として、低価格でありながら高性能な3次元(3D)グラフィックス・ボードを搭 載したエントリー・シリーズ「IntelliStation E Pro」1モデルと、高速プロセッサーを搭載したミッドレンジ・シリーズ「IntelliStation MPro」2モデル(3Dモデルおよび2Dモデル)を発表しました。

 IntelliStationは、コンピューター設計のCAD/CAM/CAE、 コンピューター・グラフィックス(CG)、映像処理、金融ディーリングなど高度な処理性能が要求されるプロフェッショナル業務向けのワークステーションです。

 本日発表した「IntelliStation M Pro」および「同 E Pro」の新製品3モデルは、現行モデルと比較して、動作周波数が向上した高速プロセッサー Pentium IIIプロセッサ 600MHzを新たに搭載し、価格性能比の向上を図ったことが特長です。

 「E Pro」および「M Pro」の3Dモデルに、3D処理能力に優れた高性能グラフィックス・ボード「IBM Fire GL1」を搭載しています。「IBM Fire GL1」は、レンダリング処理エンジンとしてプロセッサーを利用するという構造から、プロセッサーの処理速度の 向上がそのままグラフィックス処理能力の向上へとつながります。また、「M Pro」の2Dモデルには、実績と安定性に定評のあるMatrox社の「Millennium G400」を採用しています。

 「E Pro」の新モデルは、3Dデータの高い処理能力を持ちながら、当社の希望小売価格で39万8,000円(消費税別)の低価格を実現しており、少ない投資で高いパ フォーマンスを求めるお客様に最適なモデルとなっています。また、新製品の発表に伴い、「IntelliStation E Pro」の現行1モデルの価格を改定(値下げ)しました。

 なお、本日発表した製品の価格(消費税別)および出荷開始予定日、価格改定の概要は以下の通りです。

<新製品>

製製 品品 名名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IntelliStation E Pro(3Dモデル)

6893-96J ¥398,000 1999年10月19日

製製 品品 名名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IntelliStation M Pro(2Dモデル)

6889-93J ¥568,000 1999年10月13日

IntelliStation M Pro(3Dモデル)

6889-95J ¥898,000 1999年10月13日

<価格改定(値下げ)>

製製 品品 名名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

IntelliStation E Pro 6893-50J ¥198,000 ¥228,000 約13%

以 上

IBM、IntelliStationはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Fire GL1はDiamond Multimedia Systemsの米国およびその他の国における商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IntelliStation E Pro((6893−96J))

プロセッサーにはPentium IIIプロセッサ600MHz、チップセットにはIntel 400BX AGPsetを採用。

米国IBM社と米国Diamond Multimedia Systems社による共同開発製品である「IBM Fire GL1」を採用。 Fire GL1は、「IBM256bit Graphics Rasterizer」をグラフィックス・チップとして搭載しており、400万ポリゴン/秒、4500万ピクセル/秒のトリリニア・テクスチャー描画性能を発揮。またPentium IIIのSSEに対応。

主記憶には、PC100規格のSDRAMを標準で128MB搭載。最大で768MBまで拡張可能。エラーの検出および訂正機能を備え

(R)

(R)

(R)

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たECC対応。

障害事前検知機能S.M.A.R.T.に対応したUltra ATA−33仕様の13.5GB拡張IDE(7,200rpm)ハードディスクを搭載し、高速かつ安全なデータ転送を実現。

最大40倍速CD−ROMを標準装備。

4ベイ×5スロットのNLX規格準拠デスクトップ・ケースを採用し、拡張性を確保するとともに、縦置きも可能。

CPU/拡張ボード冷却(前面)、電源(背面)の2ファンを装備。

各種パスワード・セキュリティーに加えて、ケースやパーツの物理的変更を防ぐセキュリティ・センサー/ロック機構を装備。

環境にも配慮し、外装ケースのプラスチック部分に再生プラスチックを使用。

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネットをオンボードで装備。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポート。

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert on LAN機能。

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応。

システム環境のメンテナンス時に便利なリカバリーCDを標準添付。

IntelliStation M Pro((6889−93J//95J))

Pentium IIIプロセッサ 600MHz採用。チップセットには440BX AGPsetを採用。SMP対応で、オプションで同プロセッサーを1機増設可能。

3Dモデル(6889−95J)には、米国IBM社と米国Diamond Multimedia Systems社による共同開発製品である「IBM Fire GL1」を採用。

Fire GL1は、「IBM 256bit Graphics Rasterizer」をグラフィックス・チップとして搭載しており、400万ポリゴン/秒、4500万ピクセル/秒のトリリニア・テクスチャー描画性能を発揮。またPentium IIIのSSEに対応。

また、2Dモデル(6889−93J)には、実績と安定度に定評のあるMatrox社のMillennium G400を採用。

主記憶にはPC100規格のSDRAMを標準で256MB(95J)または128MB(93J)搭載し、エラーの検出および訂正機能を備えたECCに対応。最大1GBまで拡張が可能。

2チャンネル Ultra Wide SCSIインターフェースを標準搭載(オンボード)。

7,200rpmのUltra Wide SCSI対応の9.1GBの大容量ハードディスクを搭載。

最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備。

サウンド機能はSoundBlaster Pro互換のCrystal Soundをオンボードで装備し、スピーカーも本体に内蔵。

6ベイ×6スロットのタワー・ケースを採用し、拡張性を確保。4つの冷却ファンを装備し、安定稼動にも配慮。

各種パスワード・セキュリティに加えて、ケースやパーツの物理的変更を防ぐセキュリティ・センサー/ロック機構。

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100 Base−TXイーサネットをオンボードで装備。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポート。

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert on LAN機能。

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応。

システム環境のメンテナンス時に便利なリカバリーCDを標準添付。

以 上

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AS//400e 中堅成長企業の新規市場向け、ドミノ専用サーバーを発表中堅成長企業の新規市場向け、ドミノ専用サーバーを発表[プレス・リリース]1999年10月6日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は6日、インターネット標準の電子メール/グループウェア統合システム「ロータス ノーツ/ドミノ」を活用してe−ビジネスを実現したいという中堅成長企業のお客様向けに、64ビットRISCプロセッサーを搭載し、高信頼性と管理の容易性を特長とする統 合ビジネス・サーバー「AS/400e」の新モデル、「AS/400e ドミノ専用サーバー」を発表しました。

 ロータス ドミノは、電子メールはもとより、インターネット/イントラネットを利用した基幹業務を支えるソフトウェアとして高く評価されています。このようなe−ビジネ スを実現するお客様にとって、高い信頼性や管理の容易性への要求は一層高まる傾向にあります。本日の発表は、これまでUNIXやWindows NTが高いシェアを占めていたロータス ドミノの利用において、AS/400の持つ高信頼性と管理の容易性を低価格で提供する専用モデルを提供することにより、中堅成長企 業の市場でのAS/400の優位性をさらに強化するものです。

 本日の発表に向けて、ロータス株式会社の安田 誠社長は「今回の発表は当社が現在力点を置いている中小企業を中心にした新規市場の獲得と合致するものです。AS/ 400の信頼性と同市場での実績は高く評価されると考えており、今後の販売推進活動を協業して積極的に推進していきます」と意向を表明しています。

 また、「AS/400e ドミノ専用サーバー」は、50人から500人未満の企業を主な対象として販売活動を展開していきます。このような市場を積極的に 開拓する販売施策として、Webや電話を活用したマーケティング活動を強化します。これにより、AS/400を全く知らないお客様からの販売機会の増大を狙いま す。

 「AS/400e ドミノ専用サーバー」は、最新のAS/400eシリーズと同じ64ビットRISCプロセッサー「PowerPC AS プロセッサー」を搭載し、オペレーティング・システム(OS)は最新のOS/400 V4R4です。 最大1,300、2,300、4,300のシンプル・メール・ユーザーに対応できる3種類のプロセッサーがあり、当モデル内での上位機種へのアップグレー ドが可能です。従来のAS/400eは、1台で既存の基幹業務、Web、ERPなどの複数の業務に利用できましたが、新製品は、ドミノ・サーバー機能に特化するようプロセ ッサーをチューニングしており、ロータス ドミノの利用に最適化させています。そのため、メール・ユーザーあたりの価格性能が高く、NTサーバーを利用した場合と同等の経済的な価格でシステムを構築できます。さら に、AS/400の特長である高信頼性、運用・保守の容易性、バックアップの自動化やジョブ・スケジューリングといったシステム管理の容易性なども備えています。

 「AS/400e ドミノ専用サーバー」の機能概要は次の通りです。

- PowerPC ASプロセッサーを搭載 - 主記憶容量は標準で256MB、最大4GB - 磁気ディスク容量は標準で4GB、最大175.4GB - OS/400 V4R4搭載 - ロータスドミノ用に改良された専用サーバー - メール・ユーザー数に応じて選べる3つのプロセッサー機構 - 優れた価格性能比を発揮 - ロータスドミノサーバーAS/400対応版R5.0.1をサポート

製品名製品名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

AS/400e ドミノ専用サーバー    

(1,300シンプル・メール・ユーザー モデル) 200万円*から 1999年10月22日

(2,300シンプル・メール・ユーザー モデル) 330万円*から 1999年10月22日

(4,300シンプル・メール・ユーザー モデル) 450万円*から 1999年10月22日

*システム装置+プロセッサー機構のみの価格(OSは含む)

以上

IBM、AS/400e、PowerPC AS、OS/400は、IBM Corporationの商標。ロータス ノーツはロータス ディベロップメント コーポレーションまたは、ロータス株式会社の登録商標。ドミノはロータス ディベロップメント コーポレーションまたは、ロータス株式会社の商標。Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標。

TM

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IBMががHDDで世界最高の記録密度を達成で世界最高の記録密度を達成1999年10月5日

デイスクの安定性を増す新素材採用デイスクの安定性を増す新素材採用IBMががHDDで世界最高の記録密度を達成で世界最高の記録密度を達成==1平方インチあたり平方インチあたり35ギガギガ・・ビット=ビット=

[米国カリフォルニア州サンノゼ 10月4日(現地時間)発]

IBM(R)(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は4日(現地時間)、磁気HDDで1平方インチあたり35.3ギガ・ビットとい う、世界最高記録密度を達成した、と発表しました。IBMは、1平方インチあたり20ギガ・ビットの記録を達成してから5ヵ月未満で、さらに75%の記録密度向上を達成し ました。

今回の新記録は、高記録密度化で発生する可能性のあるデータ損失を起こさないようディスクの品質を安定させるため、データが記録されるディスク表面 に独自の合金素材を採用した新しい磁性素材を用いることにより実現したものです。

データは、あるパターンのビット--正反対の2方向のどちらか一方に磁化さ れた微小の長楕円領域--としてディスク上に書き込まれます。このビットをさらに小さくすることができれば、ディスクの同一面積上により多くのデータを記憶させることがで きます。しかし、ビットが小さくなりすぎると、実用に耐えるだけの年月の間、磁気方向性を維持することができません。この「超常磁性効果」を防止する方法の1つとして、磁 性変化への抵抗力の強い磁性材料の採用が挙げられます。しかし、一方では、HDDには必要に応じて消去や再書き込みが容易なことも要求されます。今回の新素材は、この望ま しい性質を2つとも備えています。ディスク素材の組成は公表していませんが、既存の製造設備を用いて生産が可能だと考えられます。また研究成果から、このHDD上にさらに 微小なビットを形成しても安定性を保つことができ、将来さらに高記録密度を達成できるとみられます。

一平方インチあたり35ギガ・ビット(1平方センチメー ターあたり、5.43ギガ・ビット)という今回の新記録は、現在市場に出回っているHDD製品の3倍以上にあたる記録密度です。この密度では、1平方インチのディスク領域 あたり4.375ギガ・バイト(GB)のデータを記憶できます。これは、5.25インチDVD-ROM(4.7GB)やCD-ROM(650メガ・バイト)7枚分にほぼ相 当し、MPEG-2規格の圧縮により3時間15分のビデオ映像を記録することができます。また、3.5インチのディスク一枚に約50GB、ノートパソコン用の2.5インチ のディスクに20GB以上、1インチのマイクロドライブでも2GB以上を記憶させることができます。

データ密度の向上は、所定のデータ記憶容量を達成するの に必要なディスク数を減らすことができるため、ポータブル・コンピューターにとって重要な要素です。必要なディスク枚数が少なくなることで、HDDの軽量化、省消費電力化 を実現し、製品の信頼性が向上します。

1991年にIBMが、業界で初めてMR(MagnetoResistive)ヘッドをHDDに採用して以来、データ 記録密度は毎年60%を越えるペースで向上し、この2年間に限っては2倍のペースで伸びています。もしこの速さで向上し続ければ、35ギガ・ビットの記録密度を持つ製品が 2~3年以内に実用化されることになります。今夏、IBMは1平方インチあたり10.1ギガ・ビットの記録密度を持つ製品の出荷を開始しました。

35ギガ・ ビットという画期的な記録密度は、IBMのデータ・ストレージ製品を開発、製造、販売しているストレージ・システム部門の研究者と技術者チームによって達成されました。今 回の記録は長年にわたるIBM基礎研究部門との磁気データ記録技術に関する共同研究の成果の一部です。

技術的詳細技術的詳細

今回の35ギガ・ビットの記録達成にあたっては、ディスク上の磁気ビットを読み込むための最も高感度なセンサーである最先端のGMR(Giant MagnetoResistive)読取りヘッドが使用されました。このGMRヘッドには、狭トラック薄膜誘導書き込みヘッド、先進の PRML(Partial-Response, Maximum Likelihood)チャネル・エレクトロニクスが採用されています。

デモンストレーシ ョンでは、半径1インチに67,300という密度で同心円状に収められた15%のトラック・ピッチのオフ・トラック容量を持つトラックに、1インチあたり522,000ビ ットの情報が書き込まれました。データの読み書きレートは、毎秒1,800万バイトでした。トラック上のデータの読み込みも完全で、1億ビットあたり1エラー未満となって います。更にこの値は製品化の段階では、エラー訂正コードによって1兆ビットあたり1エラー未満にまで下げられます。これは、1,000年分の新聞を転記してようやくエラ ーが1つ出るという計算に相当します。

IBM HDDの詳細は、 http://www/ibm.com/harddriveでご覧いただけます。

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標。

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「「 IPS(インテリジェントインテリジェント・・ポンプポンプ・・セーバーセーバー)」を開発、外販開始」を開発、外販開始[ プレスリリース] 1999年10月5日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は5日、半導体製造工程に使用される真空ポンプを自動モニターし、その寿命管理を行うことで不意の停止を防ぐシステ ム「IPS(インテリジェント・ポンプ・セーバー)」を開発し、関連会社の株式会社アイテス(本社・滋賀県野洲郡、上田高夫社長)を通じて半導体製造メーカー向けに外販を 開始すると発表しました。

 当システムは、日本アイ・ビー・エム野洲事業所(滋賀県野洲郡野洲町)の半導体保全サービス部門が、同事業所内の半導体製造ラインの保全業務で培ったノウハウをもとに開 発したもので、外販は10種類以上の製造プロセスに合わせたソフトウェアと組み合わせて行なわれます。

 半導体製造ラインでは多くの工程が高真空中で行われるため、真空ポンプが多用されています。これらの真空ポンプは、成膜工程やエッチング工程などの半導体工程特有の使用 環境のため、通常の環境で使用される真空ポンプに比べて負荷が高くなっています。そのため真空ポンプの寿命が短くなり、突然の停止により生産に及ぼす影響も大きいため、機 器保全上の課題となっていました。

 真空ポンプのこうした突然停止を未然に防ぐため、従来は、振動や電流値などの測定を行い、これらの測定値やモニター値の変化で真空ポンプの状況を監視してきました。しか しながら、感知精度や応答速度、および異常を察知してから後の自動制御等の点で難点があり、投入する労力の割には十分な成果が上がっていませんでした。

 本日発表のシステムは、こうした問題を解決するために、真空ポンプの状態変化に反応しやすく電源電圧の変動にもあまり影響を受けない消費電力で各ポンプの状態を自動監視 することに着目しました。真空ポンプの消費電力の変化などをあらかじめプログラムされたコントローラーにフィードバックさせ、回転数をインバーターにより制御し、必要真空 値を維持させながらポンプの突然停止を防ぎ、寿命延長をはかれるように設計されています。

 また、真空ポンプの消費電力の占める割合は半導体製造ラインで使用される総消費電力の約10%に上るといわれています。このシステムの導入により、各装置ごとに回転数を 適正化することにより、真空ポンプの消費電力の約20%が節約でき、省エネルギーにも有効です。

 当システムは、コントローラーをLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)でつなぎ、現場のポンプの状況をオフィスで効率的に一元管理するよう設計されています。当シス テムを主要ポンプ100台規模で活用すれば、ポンプに関わる保全経費、生産ロス、電力エネルギーなどで年間4,000万円程度の生産コスト削減が期待できます。

以 上

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経営者層に向けたサーバー製品の新広告キャンペーンを開始経営者層に向けたサーバー製品の新広告キャンペーンを開始[ プレスリリース] 1999年10月4日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は4日、サーバー製品群の新たな広告キャンペーン「マジックマジック・・ボックボックス(魔法の箱)キャンペーンス(魔法の箱)キャンペーン」を、 本年10月6日より開始することを発表しました。

 このキャンペーンは、IBMコーポレーションが全世界的に行っている「マジック・ボックス(魔法の箱)キャンペーン」を日本市場向けに開発したもので、10月6日に掲載 する4ページ全面広告を始まりに、本年から来年にかけて新聞、雑誌、インターネットのWebサイト等に掲載します。

 日本の全世帯のインターネット普及率が本年中に15%に達すると言われ、また、ネットを通じたオンライン販売などを行うネット・ジェネレーション・カンパニーが広がりを 見せ始めるなど、インターネットが社会のインフラとなってきています。

 「マジック・ボックス(魔法の箱)キャンペーン」では、情報や通信の技術者以外に馴染みの薄いサーバーが、まるで「魔法の箱」からマジックを引き出すように生活のさまざ まな局面で利用されていることをアピールします。予期しない場所に置かれたサーバー製品とそれに信頼を寄せる人をモチーフとした斬新なビジュアルと手書文字により、世界最 大のサーバー・カンパニーであるIBMのサーバー製品の豊富な品揃えと優秀性を身近感をもって訴えます。

 また、この期間中に実施されるサーバー製品単体の広告やダイレクト・メールも「マジック・ボックス(魔法の箱)」にイメージが統一され、広告キャンペーンの開始に合わせ て新設の専用ホームページ 「http://www.ibm.com/jp/magicbox」にお客様からの資料請求や問合せ情報が集約されるようにします。当社では、広告やセールス・プロモーシ ョン活動とホームページを連動することにより、お客様との双方向のコミュニケーションが計られ、販売促進につながることを期待しています。

 なお、日本に先駆けて、アメリカでは6月、ヨーロッパならびに中国では9月、また韓国でも10月から同様のキャンペーンを実施しています。

IBMは、IBM Corporationの商標。

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大昭和製紙の大昭和製紙のSPEEDシステム本格稼動システム本格稼動[ プレスリリース (ご参考資料)] 1999年10月4日

大 昭 和 製 紙 株 式 会 社日本アイ・ビー・エム株式会社

 大昭和製紙株式会社(本社・静岡県富士市、社長・十河一元 以下大昭和)は本日日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)の 技術協力の下で進めてきた、受注から生産・出荷・在庫管理までの全業務プロセスを再構築したSPEEDシステムを完成させ、本格的に稼動を開始しました。

 SPEEDシステムは、大昭和と代理店を一体化した営業力強化と業務の効率化および物流経費の削減を目的として、1997年7月から取り組んだ販売・生産・在庫管理のプ ロセスを再構築したシステムです。

 このシステムは代理店・物流業者を含め、受注から在庫照会・生産・出荷に至る情報の適時把握と共有化を通じ、

1. 市場の動向をリアルタイムに把握し、お客様の要望に即応し顧客満足度を向上させる。2. バランスの取れた生産・販売・在庫・物流体制を構築するとともに、在庫拠点と配送拠点を明確化し、荷動きを正確に把握し、効率的な配送と在庫の削減を図り、トータル物流経費(大昭和・代理店を通じた)の削減を行う

3. 出荷業務の効率化・処理機能の強化により、販売活動に重点を置いた営業の構築を図る4. 大昭和・代理店・物流業者間の重複作業・無駄を無くし効率化・コスト削減を図る5. 商流・物流業務の革新を成し遂げ営業の革新を図る

事を目的としております。

 結ばれた各端末から、発注から生産・出荷にいたる全プロセスの挙動が簡単に照会できるようになりました。

本システムで再構築された各業務は以下の通りです。

注文機能 代理店の在庫・発注進捗・出荷等の照会、注文・在庫予約

受注機能 製造または倉出し受注・各種照会

生産・仕上機能 生産計画・製造指図・生産計上・生産進捗照会

出荷・移送機能 出荷移送予定作成・確定・出荷依頼残および出荷残照会

在庫・物流機能 在庫公開・在庫区分(紐つけ)・輸送機関手配・倉庫管理

  なお、日本IBMは本システムの開発に加え、ホストシステムの運用・保守(大阪南港コンピュータセンター)、ネットワークの敷設・運用を請け負います。また、SPEEDシステムの概要について10月8日開設予定の大昭和製紙のホームページでもご紹介致します。                                 

以上

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慶應義塾大学慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス、デジタル湘南藤沢キャンパス、デジタル・・キャンパスのための次世代マルチメディアキャンパスのための次世代マルチメディア・・ステーションが本格稼動ステーションが本格稼動

1999年10月 1日

慶應義塾大学日本アイ・ビー・エム株式会社

慶應義塾大学(所在地・東京都港区、塾長・鳥居泰彦、以下慶 應大学)と、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は1日、湘南藤沢キャンパス(SFC)で進めてきた、デジタルビデオの キャプチャリング、編集、DVDの制作などを目的とした次世代型マルチメディアIT環境を構築したことを発表しました。

SFCは、1990年に開設された慶 應大学の5番目のキャンパスで、総合政策学部と環境情報学部、および大学院(政策・メディア研究科)で構成されています。SFCでは、メディアセンターをはじめとして、教 室や研究室すべてが高速ネットワークでつながれているだけでなく、いつでも、どこでも、だれでもが利用できるデジタルコンテンツを備えたデジタルキャンパスを構築してきて います。この次世代マルチメディアステーションは、研究教育の現場で必要な動画やCGなど、さまざまなメディアコンテンツの制作、編集を可能とする環境を提供するもので す。

今回構築した次世代型マルチメディアIT環境は、従来2D(2次元)編集、3D(3次元)-CG制作、ノンリニア・ビデオ編集(リアルタイム・オペレー ション機能)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)制作(オーサリング)機能など用途によって分散していた制作環境を、IBM(R) のプロフェッショナル・ワー クステーション『IntelliStation(R) M Pro』に統合したものです。静止画やサウンドの編集機能の他に、DVD-R(リコーダブル)の制作機能も含ま れます。約130台設置されるワークステーションは、データ・サーバーの『RS/6000(R) H70』と接続されています。

同システムは、MPEG2規 格を全面採用したことにより、映像素材の入力から、制作・編集、DVDやDVD-Rへのオーサリングまでフルライン編集機能を備えていることが最大の特徴です。特に DVD関連の制作システムは、一部の業務用途でしか利用されていないため、世界でも例を見ないシステムとなります。また、利用できるデータ容量は、システム全体で7テラバイト(TB)にも達します。

SFCでは、同システムを、学生が自由に使用できるオープンスペースに80セット、クラスルーム用に40セット導入しています。 また、三田や日吉など他の4キャンパスにも試験的に数台のシステムを導入します。同システムにより、DVD-Videoの制作が容易になるため、キャンパスでのプレゼンテ ーション・ツールとして浸透していくことが期待されています。

以 上

IBM、IntelliStation、RS/6000はIBM Corporationの商標。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標、または登録商標。

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通産省プロジェクト通産省プロジェクト 神戸の実証実験「デジタルコンテンツ市場」が稼動を開始神戸の実証実験「デジタルコンテンツ市場」が稼動を開始 −クリエイターと出版社など企業間のクリエイターと出版社など企業間のコンテンツ流通を革新コンテンツ流通を革新

日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・ 北城恪太郎)は30日、デジタル・コンテンツの著作権を保護しながら、新市場での流通を進めていく実証実験『デジタルコンテンツ市場(いちば)』が、このほど神戸市で実証 実験を開始したことを発表しました。9月末現在、出版社など約20社(注1)と、イラストレーターなどのクリエイター約30人が登録しています。

デジタルコ ンテンツ市場は、神戸市復興計画・シンボルプロジェクト「国際マルチメディア文化都市−KIMEC構想の推進」の中核的役割を担う機関として、神戸市と日本アイ・ビー・エ ム他11社の出資によって設立された第三セクターの、キメック株式会社(本社・神戸市中央区、佐藤眞住社長)が、通産省プロジェクト(注2)として開始したものです。日本 アイ・ビー・エムは、同実験の基盤となるシステムの構築を、同社から本年2月に受託し、開発を進めてきました。

同実験は、デジタル・コンテンツを市場に供給 する意志を持つイラストレーターやアートデザイナー、フォトグラファーなどクリエイターが、出版社や印刷会社、広告代理店などの企業とのコンテンツの電子取引の安全性を確 認することを目的としています。同時に、デジタル・コンテンツの生産から流通、販売・決済、著作権管理の全工程を、ネットワーク上で実現することによる取引機会の拡大、業 務スピードの改善、経済性などの有効性の検証を行います。最終的には、ネットワークを単なるコンテンツの流通経路として機能させるだけでなく、「市場」そのものを制作コラ ボレーション(協同制作)の場とし、新しいコンテンツの生産拠点化することを想定しています。

ネットワークでの配信が可能なデジタル・コンテンツは、従来の 紙や音楽レコード上のアナログ・コンテンツと比較して、制作や流通・販売などの工程に必要なコストや時間を大幅に削減させました。しかし、デジタルデータはコピーを繰り返 しても品質が劣化しないことや、合成や変形が容易に行えることなどから、不正な二次使用からオリジナルの著作権をいかに保護するかが、音楽・出版・放送業界や博物館・大学 などコンテンツを扱う業界全体の大きな問題です。

日本アイ・ビー・エムは、この課題に対応するために、画像やビデオ、音声などマルチメディア・データの取り 込みから、データの検索、ネットワークへの配信、情報資産の著作権保護までを一括して行うソフトウェア製品「IBM(R)DigitalLibrary」を中心に、2台 のIBM製PCサーバー「Netfinity(R)」をコンテンツのサーバーとしてシステムを構築しました。デジタルコンテンツ市場に登録される情報には、目に見えないよ うにデータを埋め込む最先端のデータ・ハイディング技術(DataHiding TM)や、電子透かし(ウォーター・マーク)技術などを使用して、情報資産の無断使用や 不正流用を防止していることが大きな特長です。

今回のシステムは、以下の5つの機能を備えています。1. ライツライツ・・マネージメントマネージメント・・センセン ター機能ター機能参加者クリエイターには著作者ID、出版社や印刷会社には需要者IDが与えられ、高いセキュリティーを持つ認証システムを特徴としています。個々の会員情報管理と著作者情 報の照会機能、および著作者の閲覧用コンテンツの管理機能が合わせて提供されます。また、自分の作品にID等を電子透かしとして挿入することもできるため、不正な二次利用 を防止できます。

2. クリエータークリエーター・・プロファイル機能プロファイル機能クリエイターは、市場内に自己紹介と著作コンテンツのサンプルを紹介するホームページを構築できるます。参加企業は、参加者のホームページを検索し、自社の目的に合致した デザインを表現できそうなクリエイターを選んで業務を発注できる、取引先の拡大を目的とした機能です。

3. 交渉支援システム機能交渉支援システム機能制作側と需要側双方は、制作内容の指示や条件提示などを、ネット上で行えます。交渉の記録自体もデータベース化して管理されることに加え、見積書などの定型資料書類の作成まで市場から提供されることも特徴です。

需要者と著作者の間の交渉が成立した時点で、コンテンツはコンテナ ーに収納され、郵送またはオンラインで取引されます。請求・支払い手続き段階では次の2つの機能が利用されます。

4. コンテンツコンテンツ・・コンテナー機コンテナー機 能能コンテンツを安全に配送する機構を提供する機能です。コンテンツ・コンテナーを受け取った需要者は、開封のための「鍵」を、オンラインでライツ・マネージメント・センター に要求します。

5. 電子商取引機能電子商取引機能コンテンツ・コンテナーで配送されたコンテンツを、複合化された「鍵」で開封した時点で、債権債務が生じるというルールが定められています。このため、開封時点で電子請求 書が発行され、利用者に対しては取引集計情報の通知が行われます。

デジタル・コンテンツ市場は、本年12月までの実証実験終了後、2000年からは実ビ ジネスとして稼動する計画です。

以 上

注1:コンテンツ需要側協力企業として、印刷会社、出版社、広 告代理店等20社、クリエイター側協力企業としては、デザインプロダクション、フォトライブラリー等の個人を含めた約30社が実証実験期間の会員となっている。 注2: 通産省プロジェクト−平成10年度の通産省補正事業「先進的情報システム開発実証事業」

IBM、DataHiding、NetfinityはIBM Corporationの商標。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標、または登録商標。

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IBMの銅配線の銅配線PowerPCの出荷数がの出荷数が100万個に万個に[ プレスリリース (ご参考資料)] 999年9月29日

[米国ニューヨーク州フィッシュキル 9月23日(現地時間)発]

 IBM (本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は23日 (現地時間)、銅配線チップの「PowerPC 」の出荷数が、初出荷からわずか1年で100万 個を記録した、と発表しました。

 IBMはネットワーク機器メーカーに対する半導体製品のサプライヤーとして急成長しており、銅配線PowerPCプロセッサーはそれに貢献しています。また、IBMは本 日同時に、高性能の組み込みプロセッサーである銅配線の「PowerPC 440」コアを発表しました。本プロセッサーは、ルーターやハブ、スイッチのトラフィックを増強させることができ、インターネットなどのネットワークを強化しま す。

 PowerPC 440は、急速に充実しているIBMの「Blue Logic 」ライブラリ ーに加わった最新のチップ・コアです。設計者はこのチップ・コアを、チップ・デザインの部品として通信、サーバー、ストレージ 、パーベイシブ・コンピューティング製品など、幅広い市場を対象とした新しいチップを設計する際に、組み合わせることができます。このチップ・コアはIBMの先進の銅配線 技術に基づいており、昨年発表したPowerPC405コアの約3倍の性能を実現します。プリンターやRAIDコントローラー、携帯電話基地局、セット・トップ・ボックス などをはじめとした、さまざまな用途に適用できます。

 PowerPC 440は4平方ミリメートルという超小型で、0.18ミクロン銅配線技術を使用しており、550MHzの速度で動作します。標準的な性能レベルは最大 1000MIPSです。PowerPC 440プロセッサーは、IBMの既存のPowerPC 401および405プロセッサーに基づくチップ・デザインを容易にアップグレードすることができます。この新しいコ アは、PowerPCアーキテクチャーに対する新しい拡張機能「Book E」に準拠する初のコアです。IBMは、カスタム・デザインでの使用だけでなく、PowerPC 440に基づく各種の標準的なチップが開発される事を期待しています。

 IBMはまた、PowerPC 440の性能をサポートするため、本年6月に発表した無償の64ビット・オンチップ・バス・アーキテクチャーをアップグレードした 128ビットの「CoreConnect 」バスも発表しました。CoreConnectは、情 報をプロセッサーに伝達するための高速なパイプラインとして設計されており、さまざまなサプライヤーのチップ・デザインを素早く組み合わせるための標準的な手段も提供しま す。これは、オープンな「システム・オン・ア・チップ(system-on-a chip/SOC)」の設計プロセスとして機能し、再使用可能な知的財産とより高速かつ容易な新しいカスタム・チップ・デザインの開発を促進します。

 今回、新たに主要なIPおよびサービス・プロバイダー6社がCoreConnectバスのライセンスを受けました。現在、CoreConnectのライセンス供与先に は、アナログ・デバイセズ(Analog Devices, Inc.)、 ケイデンス・デザイン・システムズ(Cadence Design Systems,Inc.)、CAEプラス(CAE Plus,Inc.)、カーネギー・メロン大学(Carnegie Mellon University)、エネーブリング・テクノロジーズ(Enabling Technologies)、イノベイティブ・セミコンダクターズ(InnovativeSemiconductors,Inc.)、イントリンシック ス(Intrinsix Corporation)、九州大学、レクスラ(Lexra,Inc.)、メンター・グラフィックス(Mentor Graphics Corporation)、プロフェット・システムズ(Prophet Systems)、ステラー・セミコンダクター(StellarSemiconductor Inc.)、サミット・デザイン(Summit Design,Inc.)、テクニカル・データ・フリーウェイ(Technical DataFreeway,Inc.)があります。

 PowerPCアーキテクチャーは、アップルコンピュータのチップとして知られていますが、300~500MHzの動作速度があり、それ以外のさまざまな用途に使用され ています。IBMのお客様は、従来のコンピューティング・システムの他に、プリンター・コントローラーやストレージ、通信機器などの用途にもPowerPCを使用していま す。IBMは、業界で初めて銅配線技術の量産を実現し、IBMの「RS/6000 」サーバー だけでなくアップルのスタンドアローンPowerPCプロセッサーにも銅配線チップを組み込んでいます。また、IBMの「S/390 」G6サーバーやカスタムASIC (特定用途向けIC)のホスト、スタンドアローンの組み込みプロセッサー・デザインにおいても銅配線技術は重要な技術です。

 IBMマイクロエレクトロニクス製品についての詳細は、(http://www.chips.ibm.com)でご覧いただけます。

 その他のPowerPC440の技術的な詳細は、10月6日に米国で開催されるMicroprocessor Forumで発表される予定です。

以 上

IBM、Blue Logic、CoreConnect、IBM Micro Electronics、PowerPC、RS/6000、S/390は、IBM Corporationの商標。

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デルコンピュータとデルコンピュータと IBMがサービス業務における提携を発表がサービス業務における提携を発表デルコンピュータ・コーポレーションIBMコーポレーション

~ 業界をリードする2社による、60億ドル相当の大型契約 ~

[米国ニューヨーク1999年9月27日(現地時間)発]デルコンピュータ・コー ポレーション(以下デルコンピュータ)とIBMコーポレーション(以下IBM)は27日(現地時間)、サービス業務における両社の提携契約を発表しました。これにより今 後、IBMグローバル・サービスは、デルコンピュータに対し、同社の戦略的サービス・プロバイダーとしてコンピュータ関連のサービスを提供していきます。今回の契 約は今後7年間にわたるもので、契約規模はおよそ60億ドルに相当する見込みです。その他の契約条項については公表されていません。この提携契約は、世界をリード するコンピュータ・システムの直販メーカーであるデルコンピュータと、世界最大の情報技術サービス・プロバイダーであるIBMという両社の強みや能力を結合し、かつ補完し あうものです。この戦略的な契約は、両社間のサービス分野での既存の協力関係を正式に規定すると同時に、その範囲をさらに拡大します。また、この契約は今年3月に発表した IBMとデルコンピュータの160億ドル規模の戦略的な技術提携を背景として締結されました。情報産業界における同種の契約としては最大級といえるこの技術提携は、デルコ ンピュータが、IBMの先進的なテクノロジーに基づく部品に幅広くアクセスすることを可能にしています。デルコンピュータは来年の初頭より、同社の米国の企業、官 公庁、および教育関連の顧客に対して、同社のデスクトップ、ノートブック、ワークステーション、ネットワーク・サーバ、およびデータ・ストレージ製品の設置やオンサイト保 守サービスを、IBMグローバル・サービスを通して提供開始する予定です。その他の地域については、来年初頭以降、順次サービスの展開を図る意向です。今回の提携 について、デルコンピュータ・コーポレーションの副会長であるケビン・ロリンズは次のように述べています。「IBMグローバル・サービスのサービス能力とその規模は非常に 高く評価されています。今回、IBMのサービス能力と、デルコンピュータ自身が持つ広範なサービス・プログラム、ユニシスやジェトロニクス・ワングなどの既存のグローバ ル・サービス・パートナー、および当社製品の高い製品力、これらすべてを統合することにより、デルコンピュータは同社の顧客に、業界随一のバリュー(価値)を提供できると 考えます。両社の協力関係により、デルコンピュータは世界市場でのサービス提供地域を広げるとともに、顧客に情報技術ソリューションにおけるより豊富な選択肢を提供するこ とができるのです。」

また、IBMの上席副社長 兼 IBMグローバル・サービス部門のグループ・エグゼクティブであるサミュエル・J・パルミサーノは「近年、情報技術は、大企業かインターネットの新興企業かにかかわらず、あらゆる企業にとってビジネスの心臓部になったと言えます。今回の提携は、デルコンピュータのお客 様に、同社の製品が設置から日々の運用に至るまで、一貫して最高レベルの効率で稼動しつづけることを確約するものです。」と語っています。[デルコンピュータ・コ ーポレーションについて]フォーチュン誌(米国)の「フォーチュン500社」ランキング中78位、同誌の「フォーチュン・グローバル500社」リストでは210位にランク されているデルコンピュータ・コーポレーションは、直近の4四半期において217億ドルの売上高をあげている世界最大手のコンピュータ・システムの直販メーカーです。デル コンピュータは自社で製品の設計・生産を行ない、顧客の要望にしたがって製品やサービスをカスタマイズして提供しています。さらに、ソフトウェアや周辺機器などの要望につ いても幅広く対応しています。デルコンピュータ・コーポレーションについての詳細はwww.dell.comを参照ください。[IBMグローバル・サービス部門について]グローバ ル・サービスは、世界最大の情報技術サービス・プロバイダーであり、1998年度の売上は約290億ドルです。サービス部門は、IBM社の中でも最も急速に成長している分 野であり、130,000人の専門スタッフが160ヶ国でサービス業務を提供しています。IBMグローバル・サービスは、IBMの有するサービス、ハードウェア、ソフトウ ェアおよび研究開発など幅広い能力を駆使することにより、あらゆる規模の企業顧客が情報技術の価値を最大限に享受できるお手伝いをしています。詳細はwww.ibm.com/servicesを参照くださ い。

以上

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最先端の最先端の IBMサポートセンターを沖縄に新設サポートセンターを沖縄に新設

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は28日、2000年4月に沖縄県那覇市に沖縄北事業所を開設 し、「IBM(R)沖縄サポートセンター(仮称)」を設置することを発表しました。なお、当センターの業務は、当社と琉球銀行などとの共同出資会社である株式会社リュウ・ アイ・システム(本社・沖縄県那覇市、社長・大野 裕児、日本IBM出資比率85%)に委託します。

IBMは、インターネットに代表されるオープンでグロー バルなネットワークを活用した、新しい革新的な業務プロセスで行うビジネスを「e−business」とし、全世界で推進しています。当社では、今回発表のIBM沖縄サポ ートセンターを今後拡大するe-businessを支えるセンターとして位置付けています。

従来のコールセンターとしての機能に加え当センターでは、先進的 なインターネット技術やCTI(Computer TelephonyIntegration)、広範なデータベース、高度な分析ツールなど、最先端の技術を駆使したセ ンターとして設立し、既存の川崎事業所(神奈川県)と幕張事業所(千葉県)にあるサポートセンターと連携していきます。

当センターは、当社の総合的なお客様 窓口「ダイヤルIBM」の業務を主体に2000年4月から約50人体制で開設します。2001年には、見積りや請求処理、オーダー受付などの営業を支援する事務センター業 務や技術支援業務等を順次移管し、約300人体制でサービスを展開する計画です。

多様で高度な業務に対応するため、当センターでは新規雇用者を沖縄県で採用 する計画で、同県における雇用機会の創出と労働者層の高度なITスキルの向上を支援できるものと確信しています。

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声だからこそ楽しめる『声でゲーム』シリーズを発表声だからこそ楽しめる『声でゲーム』シリーズを発表[ プレスリリース ]

1999年9月28日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は28日、自然な話し方で音声を認識できるソフトウェア「ViaVoice」の音声認識テクノロジーを利用した、イン タラクティブな音声対応ソフトウェア製品『声でゲーム』シリーズを発表しました。第一弾として本日発表するのは、『声でクイズ』と『声でもぐらたたき』の2製品で、本年 10月8日から全国のパソコン・ショップなどで各1,200円(消費税別)という低価格で提供します。

 『声でゲーム』シリーズは、音声利用のゲームならばこその臨場感がもたらす、興奮や緊迫を味わえることが特徴です。同シリーズには、ViaVoiceの音声認識エンジン を組み込んでいるため、別途音声認識ソフトを購入する必要はありません(注)。マイクに向かって話しかけるだけでインタラクティブにゲームを楽しめます。同シリーズは、以 下の2製品で構成されています。

声でゲーム 次々に声で出題されるクイズに対し、声で答えるゲームです。クイズ番組に出演しているかのような感覚で、制限時間内にマイクに向かって答を返していきます。出題されるクイズは、文学・歴史、地理、科学、芸能、ノンセクションの5ジャンルで、10問正解すれば、1ラウンドをクリアできます。1ラウンドあたりの回答制限時間は1分です。

声でもぐらたたき ゲームセンターなどで人気の高いあの「もぐらたたき」を音声対応ゲームにしました。つい叫んでしまうほど興奮度の高いゲームです。穴から出現するキャラクターの名前をタイムリーに呼ぶことで、ラウンドをクリアしていきます。ゲームは、アニマル、フルーツ、フーズ、フラワー、ヒューマンの5ジャンルで構成され、ラウンドが進むにつれ、穴の数と出現するキャラクター数が増加するなど難易度を増していきます。 同シリーズは、8cmのCD-ROMパッケージで提供します。動作環境は以下のとおりです。CPU:MMX テクノロジ Pentium プロセッサ 166MHz以上(推奨200MHz以上) メモリー:32MB以上(推奨64MB以上)ハードディスク空き容量: 20MB以上 ビデオアダプター: 640 x 480以上の解像度で、256色以上を表示可能なもの             (推奨ハイカラー/16ビット以上)音源:Sound Blaster 16あるいはその100%互換カードマイクロフォン:単一指向性のものを推奨CD-ROMドライブ:倍速以上その他:スピーカーオペレーティングシステム:Windows 95, Windows 98

以上

(注)マイクは別売り。また、既にViaVoiceGold/98/FriendlySpeak/ミレニアムを導入されている場合もそのまま使用できます。

IBM、ViaVoiceは、IBM Corporationの商標。Windowsは Microsoft Corporationの登録商標。MMXおよびPentiumは、Intel Corp.(米国)の米国およびその他の国における商標または登録商標。その他の会社名および製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標

ViaVoiceの詳細ついては、下記のホームページをご覧ください。http://www.ibm.com/jp/voiceland/

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ViaVoiceミレニアムの音声認識技術を活用した新製品を発表ミレニアムの音声認識技術を活用した新製品を発表[ プレスリリース]

1999年9月28日

日本アイ・ビー・エム株式会社株式会社コジマ株式会社ジャストシステム株式会社日立製作所(五十音順)

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)と株式会社コジマ(本社・栃木県宇都宮市、社長・小島勝平)、株式会社ジャストシ ステム(本社・徳島県徳島市、社長・浮川和宣)、株式会社日立製作所(本社・東京都千代田区、社長・庄山悦彦、以下日立)の4社は28日、コジマ、ジャストシステム、日立 の3社が日本IBMの最新音声認識技術を活用した新製品の発売と商品化計画を発表しました。

 コジマ、ジャストシステム、日立の3社が発表する新製品は、日本IBMが本日同時に発表する最新音声認識ソフトウェア『ViaVoice ミレニアム』の基礎技術を利用したものです。コジマはアプリケーション・ソフトウェアへの音声認識技術の対応、ジャストシステムは日本語変換ソフトやワープロソフトで培わ れた最先端の日本語処理技術、日立はペン入力にも対応するモバイル端末で、開発段階から協業した音声認識機能を搭載した新製品を発表します。

 本日発表する新製品は、以下のとおりです。

1.英会話学習用ソフトの共同開発プロジェクトViaVoiceミレニアム米国英語版を活用した「英会話・発音判定システム」による中学教科書対応の英会話学習用ソフトを開発します。日本IBM、コジマに加え、株式会 社三省堂、東京書籍株式会社、日本ユニシス・ソフトウェア株式会社の協業により、商品化していく計画です。

2.日本IBMとジャストシステムのジョイント・プロジェクト音声ワープロソフトの『Voice一太郎10 e-Talk』を、年内に販売開始します。税別価格は28,000円です。音声での自然な言葉による問いかけで操作すること が可能な、対話型インターフェイスを実現しました。これにより、コマンド名やメニューを覚える必要がなく、初心者でも本格的な文書作成が可能です。

3.日本IBMと日立のジョイント・プロジェクトIBMの音声入力技術と日立の手書き文字認識技術をドッキングさせたマルチポジショナルPC『FLORA 220MP』を発売します。本製品は音声入力とペン入力を組み合わせることにより、キーボードやマウスに不慣れな方々、また屋外でのPC入力が必要となる業種の方々に最適 です。同製品は、本年9月29日より販売を開始します。税別価格は454,000円からです。

以 上

IBM、ViaVoiceは IBM Corporationの商標一太郎は 株式会社ジャストシステムの登録商標、その他の社名、および製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。

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ViaVoiceミレニアム音声認識ソフトウェア最新版ミレニアム音声認識ソフトウェア最新版?認識精度と使いやすさを向上認識精度と使いやすさを向上[ プレスリリース ] 1999年9月28日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は28日、自然な話し方で音声を認識できるソフトウェアに、認識精度の向上やエンロール(音声の登録作業)時間を約 1/3に短縮し、句読点の自動挿入機能や音声でのマウス操作機能などを加えた最新版『ViaVoice ミレニアム』の2製品を、本年10月22日から出荷開始することを発表しました。

 本日発表のViaVoiceミレニアムは、音声認識を行なう新アルゴリズムを導入し、音声信号処理に使用する次数を約2倍とし、認識精度を向上させつつ、処理速度を向上 させることで従来のViaVoice98と同様のハードウェア要件で利用できます。また、文書作成機能に絞った従来の1/2程度の価格の低価格版も用意しており、一層手軽 に音声認識によるPC利用ができるようになりました。

 また、使いやすさの向上として、従来の約1/3の時間で音声登録が可能となりました。従来のViaVoice製品では、話者の約300文の読み上げデータを、そのままハ ードディスクに蓄積するエンロール処理を行って、解析した特徴を音声入力時に認識させており、約30分必要でした。このため、一定量の読み上げデータが必要でした が、ViaVoiceミレニアムでは、話者の解析結果だけをディスクに保存し、エンロール後の使用時に、話者の発声パターンを自動学習する機能を追加しています。このた め、エンロール処理に必要な時間は、約10分に短縮され、セットアップ時の作業が大幅に軽減されました。(アンスパーバイズド・エンロール機能)

 また、AMD AthlonとIntel Pentium IIIプロセッサに最適化しました。さらに新たに以下の機能をはじめとする新機能を追加し、実用レベルから普及レベルへ と、音声認識ソフトウェアの使いやすさを追求しています。

句読点自動挿入機能従来製品では、音声で文章を作成する「ディクテーション機能」使用時に、「てん」「まる」などと、句読点を音声入力する必要がありましたが、ViaVoiceミレニアムでは、文意を判断して自動的に挿入します。

辞書のカスタマイズ標準の辞書に登録されていない単語も最大200万語まで、新たに追加できます。ViaVoice 自身が未登録の単語を自動的に検出し、頻繁に使う単語などを簡単に追加し、自分に あった辞書を作成できます。

Voiceマウス「ドラック」「ドロップ」「左クリック」「ダブルクリック」など、マウスの基本操作を音声で行う機能が追加されました。

MSエージェント「Woodrow(ウッドロー)−MSエージェント」と名づけられたキャラクターが、操作方法が不明な時などに現れて、説明を行うヘルプ機能が追加されました。

Voiceアドレス(開発元:株式会社石川コンピュータ・センター)住所や名前で良く使われる単語をそれぞれ12万語、2万語収録し、住所録などの作成作業 を声で可能とするツールです。

 なお、ViaVoiceミレニアムは、従来のViaVoice98フレンドリー・スピークの後継製品である「ViaVoice Proミレニアム」と、音声ワープロや音声メールなど文章作成機能に絞り込んだ、低価格の専用ソフトウェア「ViaVoice Standardミレニアム」の2製品を出荷します。

ViaVoiceミレニアムの稼働環境は以下の通りです。

CPU:256KBのL2キャッシュ付きMMX テクノ ロジPentiumプロセッサ200MHz以上

メモリ: 48MB以上(Windows 95、Windows98の場 合)

64MB以上(WinsowsNT の場合)

ハードディスク空き容量:300MB以上(Standard)、350MB以上(Pro)

OS:Windows95、Windows98、WindowsNT Workstation4.0

その他: Sound Blastar 16および100%互換カード

4倍速以上のCD-ROMドライブ

ノイズ消去機能付きマイクロフォン

本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。

製製 品品 名名 価格価格 (税別)税別) 出荷開始日出荷開始日

ViaVoice Proミレニアム日本語版 ¥ 18,000 1999年10月22日

ViaVoice Standardミレニアム日本語版 ¥ 9,800 1999年10月22日

ViaVoice Proミレニアム日本語版(アップグレード) ¥ 12,000 1999年10月22日

ViaVoice Pro Millennium Edition米国英語版 ¥ 23,000 1999年10月22日

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ViaVoice Web Millennium Edition米国英語版 ¥ 13,800 1999年10月22日

ViaVoice Standard Millennium Edition米国英語版 ¥ 9,800 1999年10月22日

製製 品品 名名 価格価格 (税別)税別) 出荷開始日出荷開始日

アップグレード版には、マイクロフォンは付属しません。

以 上

IBM、ViaVoiceは、IBM Corporationの商標。Intel、MMX、PentiumはIntel Corp.(米国)の米国およびその他の国における商標または登録商標Windows、WindowsNTはMicrosoft Corporationの登録商標

ViaVoiceの詳細については、下記のホームページをご覧ください。http://www.ibm.com/jp/voiceland/

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e-business用用Webアプリケーション統合開発ツールとアプリケーション統合開発ツールとWebワークフローのソリューションを発表ワークフローのソリューションを発表[ プレスリリース (ご参考資料)] 1999年9月28日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は30日、WebページのデザインからJavaプログラムの開発までをトータルにおこなえる、Webサイト統合開発ツ ールの最新版『IBM WebSphere Studio(ウェブ スフィア スタジオ)V3』日本語版を発表しました。同製品の標準使用料金は79,900円(税別)、本年10月8日の出荷開始を予定しています。また、本日同時にイントラネットや インターネットの環境で、ワークフロー・システムの開発から運用までをトータルに行える、Webワークフロー・ソリューション『IBM FormWave for WebSphere(フォームウェーブ フォー ウェブ スフィア) V1』を発表しました。

 企業の戦略的ビジネス基盤を提供するWebサイトには、流動するマーケットに柔軟に対応しうる接続性やスケーラビリティ、可搬性が不可欠です。 IBMのソフトウェア製品群「WebSphereファミリー」は、このような時代の要求に応える、より“進化した”Webサイトの構築から運用、管理までを容易に可能にす る製品です。WebSphere Studioは、同ファミリーの製品として本年1月に販売を開始し、サーバー側の実行環境である「WebSphere Application Server」用の統合された開発ツールとして、多くのWebサイト構築に使用されてきました。

 WebSphere Studio V3はJava、JSP(Java Server Pages)、HTMLといったインターネット技術の業界標準をサポートすると同 時に、WebページやJavaサーブレット、JavaBeansの作成といった高度なWebサイトの開発に欠かせない様々な機能をパッケージングしています。最新版の V3では、特にページ・デザイン機能が大幅に強化され、業界で初めてJSP(レベル1.0サポート)に対応したビジュアル・レイアウト・ツールである「ページデザイナー」 が加えられました。この機能は、ホームページ作成ソフトのベストセラー製品である IBMの「ホームページ・ビルダー 2000」をもとに開発されました。 コンテンツ作成者は画面を見ながら、マウス操作だけでダイナミック・ページのレイアウトを自由に作成できます。また、ページデザイナーは、レイアウトされたコンテンツの内 容がHTMLやJSPのソースの形で出力されるため、ソースに直接、修正や変更をおこなうことができます。

 また、WebSphere Studioは、対話的Webアプリケーションの開発に欠かせないJavaプログラミングのツールも提供します。ウィザード(対話形式)機能 を利用することで、Javaに不慣れな開発者でも、基幹システム上のデータベースと連携するサーブレットのロジックを、自動生成することができます。さらに複雑なロジック を生成するために、Java統合開発ツールとして実績あるIBMの「VisualAge for Java」を同梱しています。さらに、V3ではサーバー側で稼動するJavaサー ブレットやJavaBeansのリモート・デバッグを行うための分散デバッガーも提供されています。

 IBMは、WebSphere Studio V3により、Webデザイナーやプログラマーなどの専門家が協力して、一つの魅力あるWebサイトを、より高い生産性をも って開発するための環境を提供します。 V3において一新された「ワークベンチ」により、Webサイトを構成する各種のファイルやWebページのリンクの関係を一覧表示できるため、複雑なWebサイトの維持・管 理が容易になります。また、アセット(ファイル、リンク、フォルダーなど)、ファイル状況 (チェックインしたかどうか)などの共通表示を提供し、今後ますます増加が見込まれる大規模なWebサイトの構築・運用環境を提供します。

 本日同時に発表するFormWave for WebSphereは、急速に進展するCRM(Customer Relationship Management)や、それに連携した企業内業務システムのアプリケーションを、効率的に構築するとともに、保守・管理機能を提供する製品 です。

 企業にとって、インターネットやイントラネットを最大限に活用し、お客様からの要求に的確に対応するためにWebアプリケーションと社内プロセスを、シームレスに結合す る先進的なワークフロー・システムが急速に求められはじめています。FormWave for WebSphereは、このような先進的ワークフロー機能を、WebSphere Application Server上で提供します。

 また、FormWave for WebSphereは、組織の階層構造の定義をアドレス帳でサポートしています。このため、人事、給与や会計システムと連携した勤怠管 理、旅費・経費精算、購買などの人事・総務アプリケーションや稟議システムなどイントラネット社内ワークフローにも最適のソリューションです。

 同製品は、Webブラウザーをクライアントとして、インターネット技術の業界標準であるJSP形式の帳票を利用するため、一般的なWeb環境でワークフローが実現できま す。ワークフローの処理経路は、StudioのAdd-inツールとして提供するFormWave GUIツールを使用して、画面を見ながらマウス操作で簡単に定義できます。代行やグループ設定などの業務上必要な機能や、起票・申請した帳票の承認結果・滞留個所を確認す ることができるオンライン状況表示機能も備えていることも特徴です。

 本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。

製 品 名製 品 名 標準使用料金標準使用料金 (税別税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM WebSphere Studio V3.0(CD-ROM付ライセンス ¥ 79,900 1999年10月 8日

IBM WebSphere Studio V3.0追加導入(ライセンス証書のみ) ¥ 76,700 1999年10月 8日

IBM FormWave for WebSphere (AIX 版) 1サーバーあたり

¥ 4,000,000 1999年11月30日

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IBM FormWave for WebSphere (Windows NT 版) 1サーバーあたり

¥ 4,000,000 1999年10月29日

製 品 名製 品 名 標準使用料金標準使用料金 (税別税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

以 上

(注)JavaBeans:Javaプログラムから共有利用できるソフトウエア部品IBM、AIX、VisualAge、WebSphere、ホームページ・ビルダーは IBM Corporationの商標。Javaは、米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

WebSphere関連の情報は、http://www.ibm.com/jp/software/web sphereでご覧いただけます。

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IBM、シークエントの合併完了を発表、シークエントの合併完了を発表

[米国ニューヨーク州ソマーズ 9月24日(現地時間)発]

IBMコーポレーションは24日(現地時間)、シークエント・コンピューター・システムズとの合併を完了 したと発表しました。シークエント(本社・オレゴン州ビーバートン)は同日よりIBMの完全子会社となります。

この合併の結果、次の通りになります。

IBMはシークエントのサーバー「NUMA-Q 1000」と「NUMA-Q 2000」を、IBMロゴを冠したNUMA-Qブランドとして市場 に出荷し、販売していきます。

IBMのビジネス・パートナーは、現在のシークエント製品を市場に出荷し、販売できるようになります。

IBMとシークエントの両社の開発チームは、モントレー・プロジェクトに対する取り組みを強化していきます。

今後のIBMサーバーには、NUMA技術が組み込まれることになります。

シークエントはNUMAアーキテクチャーに基づいたシステム分野の大手 企業として評価されています。NUMAは先進的なハードウェアとソフトウェアで、これにより、プログラミングの容易性と小規模システムの管理可能性を維持しながら、数多く のプロセッサーを単一システムとして運用することができます。シークエントのシステムでは、トランザクション処理、カストマー・リレーションシップ・マネージメント、ビジ ネス・インテリジェンスなどの広範囲なe-ビジネス関連アプリケーションに対して、最高64個のインテル製マイクロプロセッサーを使用することができます(将来的には 256個を使用する計画もあります)。また、シークエントには、UNIXやNTを単一システム上で相互に稼動させることが可能なNUMACenterと呼ばれる革新的な技 術があります。

NUMA-Qに関しては、http://www.sequent.co.jpをご覧ください。

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ベリサインが、日本ベリサインが、日本 IBMのウェブのウェブ・・ホスティングホスティング・・サービスへサービスへ 128ビット対応デジタル証明書発行ビット対応デジタル証明書発行

インターネットとECを対象とする電子認証サービスのプロバイダ−である日本ベリサイン(本社:川崎市幸区 社長:児 玉皓次こだまこうじ)と、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城恪太郎)は、日本アイ・ビー・エムが設立するイン ターネット・バンキング運用センターのセキュリティ・プラットフォームに、128ビットSSL暗号化通信 *1対応のデジタル 証明書「 ベリサイン・グローバル・サーバID *2」が導入されたことを発表しました。この導入により、10月より開始さ れる金融機関対象のウェブ・ホスティング・サービスにおいて、最高レベルの強度を備えたSSL暗号化通信が可能に なります。

インターネットを利用した金融ECサービスのシステムを実現するためには、「盗聴」「改竄」「なりすまし」「否認」「プラ イバシー漏洩」等の脅威から顧客を守るため、PKI( 公開鍵基盤: Public Key Infrastructure)とデジタル証明書によるセキュリティ環境の構築が求められています。 「ベリサイン・グローバル・サーバID」の採用により日本アイ・ビー・エ ムのウェブ・ホスティング・サービスは、現在利用できるなかで最高レベルの強度を備えた128ビットSSLの暗号化機 能による保護を受けることになります。

SSLでウェブ・サーバの真正性を確かめるために必要となるベリサイン社のルートキーは、一般的なブラウザにあらか じめ組込まれた形で提供されているため、ウェブサイトで各種サービスを利用するユーザは専用ソフトウェアなどをイン ストールすることなしに、普段日常的に利用しているブラウザを用いて高度な安全性を備えたサービスを利用できま す。128ビットSSL暗号通信は、一般的な40ビットの暗号通信時と比較して、約300兆の1兆(3*1026)倍も強度の高 い暗号化処理が可能になるため、安全性を飛躍的に高めることができます。

日本アイ日本アイ・・ビービー・・エムのウェブエムのウェブ・・ホスティングホスティング・・サービスについサービスについ てて

日本アイ・ビー・エムでは、各金融機関毎の各種ウェブ・サーバーおよびセキュリティ関連機器などを集中的に運営・ 管理することによりWWW関連の最新技術や業界標準のシステム・サービスを低コストかつ迅速にサポートし、さらに、 信頼性の高いデジタル証明書「ベリサイン・グローバル・サーバID」を採用することで顧客情報の保護に欠かせない 世界標準の128ビット暗号化通信を、実現しています。

ウェブ・ホスティング・サービスを利用する金融機関は、現在稼動中のバンキング・アプリケーションを 中断することな しに、残高照会、入出金明細照会、振込・振替予約などの基本機能と各銀行固有の各種受付業務、そして、将来的 には、無通帳化やビル・プリゼントメント(請求書提示による振込み)対応の新しい金融サービス、また、顧客データベ ースとの連動によるリレーショナル・マーケティング等を推進することが容易になります。

日本アイ・ビー・エムと日本ベリサインは、ウェブ・ホスティング・サ ービスにおける最先端のセキュリティ・ソリューショ ン提供を推進します。

日本アイー・ビー・エムのウェブ・ホスティング・サービス概要についてはウェブサイト http://www.ibm.com/jp/financeをご覧ください。

SSL ( Secure Sockets Layer: セキュアセキュア・・ソケットソケット・・レイヤーレイヤー ) *1 SSL は、ネットスケープ社によって開発された暗号通信プロトコルで、現在インターネット上のセキュリティ・プロトコルとして最も普及しています。秘話性を欠き匿名性が高いインターネットに、盗聴不能で安全な通信チャネルの確立 と、ウェブ・サーバとウェブ・ブラウザ相互の認証処理を可能にします。このSSL暗号化プロトコルを利用するために は、ベリサイン等のCA(Certificate Authority:第三者認証機関)から提供されるデジタル証明書が必要になります。

「ベリサイ「ベリサイ ンン・・グローバルグローバル・・サーバサーバ ID」」*2 1997年7月にベリサインはCA(Certificate Authority:認証局)を運営する企業として初めて、米国連邦政府商務省 より「SSL128ビット対応デジタル証明書」(=「ベリサイン・グローバル・サーバID」)の発行許可を取得しました。「ベリサ イン・グローバル・サーバID」は、米国商務省の資格基準に適合した銀行、クレジットカード・信販会社、消費者金融、 証券会社、商品取引会社、投資信託会社、保険会社、医療関係、米国企業の海外支社、オンライン・マーチャントな どに対して発行されるデジタル証明書であり、ネットスケープ・コミュニケータおよびマイクロソフト・インターネット・エク スプローラは、このグローバル・サーバ ID をインストールしたウェブ・サーバと通信する際に、最高強度の暗号化テク ノロジである128ビットSSL暗号化通信を利用することが可能になります。

従来、暗号関連ソフトウェアに対する米国連邦政府の輸出規制のために、米国製 ソフトウェアを利用する場合、日本 国内で一般的に使える暗号鍵長は 40ビットまでとなっていました。 しかしながら、バンキング、トレーディング、保険 販売、クレジットカード・サービスと言った各種金融サービスや、医療サービス、オンライン・マーチャントのように高度 なセキュリティを必要とする商取引、情報交換をインターネットを介して行なう場合には、より強度の高い暗号化機能 の利用が望まれるため、特別に「ベリサイン・グローバル・サーバID」を用いて暗号機能のステップアップ処理を実現 することが米国連邦政府から認可されています。

VeriSignはVeriSign, Incの登録商標です。VeriSign Global Server IDはVeriSign, Inc.のサービス・マークです。その他本資料に記載の商標は、各社の商標または登録商標です。

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IBM、、DASCOM社を買収社を買収

[米国カリフォルニア州サンタクルーズ 9月22日(現地時間)発]

 IBM(R)コーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長)は22日(現地時間)、Web関連技術とエンタープライズ・セキュリティー技術の有力企業、DASCOM社(本社:カリフォルニア州サンタクルーズ)を買収することに合意した、と発表しました。この買収により、IBMはDASCOM社の多彩なアクセス・コントロール・ テクノロジーと高度なインターネット/イントラネット・セキュリティー技術を活用できるようになり、IBMのe-businessおよびセキュリティーにおける主導権はさらに強化されます。

DASCOM社は、IBM全額出資の子会社となりますが、買収額については公表していませ ん。

企業が社内のビジネス・プロセスを世界的にネットワーク化し、中核事業の多くをインターネットに移行させるに伴 い、セキュリティーはますます重要視されるようになってきました。DASCOM社のテクノロジーは、企業が自社システ ムを安全にWebに接続し、インターネットから企業の基幹システムまで、様々なトランザクションを安全に実行できるよ うにします。DASCOM社は、ネットワーク・アプリケーションの集中管理認証サービスというコンセプトを開拓し実現さ せてきました。

業界調査会社のIDCの試算によると、インターネット・セキュリティー市場最大の分野であるアクセス・コントロール/ 認証/ネットワーク管理の市場は、年率18.3%のペースで成長し、2003年には37億ドルの規模になります。アクセス・ コントロールと認証により、企業のアプリケーション、データ、その他の資源にWeb経由でアクセスしたり、利用できる 人物を集中管理することができます。在庫管理や入出荷、顧客サービス、資金や個人情報の流通に関わるトランザ クションなどの多種多様なWeb対応アプリケーションに対して、アプリケーションやデータへのアクセスを許可したり、 禁止したりする機能はe-businessのセキュリティーにとって不可欠です。

「e-businessを運用するどの企業も、資源にアクセスできる人間を 的確にコントロールする必要があります」と、IBM のネットワーク・コンピューティング・ソフトウェア部門のゼネラル・マネジャー、アル・ゾラーは語っています。 「DASCOM社の革新的なテクノロジーとIBMの最先端のセキュリティー・ソリューションという強力な組み合わせによ り、お客様とオンラインで接続しより親密な関係を築く一方で、自社の電子資産を保護する総合的なツールをお客様 に提供することができます」

DASCOM社には約100人の従業員がおり、カリフォルニア州サンタクルーズ、テキサス州オースチン、英国、オース トラリアに営業拠点や開発拠点が置かれています。DASCOM社のお客様には、数多くのフォーチュン誌100社ランキ ング企業が名を連ねています。

DASCOM社は、セコムおよびセコム子会社、日本ダスコム株式会社との事業提携を維持します。セコムは日本市 場におけるセキュリティー・システムの有力企業です。セコムはDASCOM社のテクノロジーを引き続きサポートし、IBM とセコムは強力な技術提携を結ぶ意向で、これによりセコムと日本ダスコムは「IBM SecureWay」製品シリーズをサ ポートすることになります。

「当社のお客様は自社のe-businessアプリケーションに、こうした先進のアクセスコントロール・テクノロジーを活用し 始めています」と、セコムの最高情報責任者(CIO)、田尾陽一氏は語っています。「IBM/DASCOM社合同チームとの 関係が広がることで、重要なお客様にエンド・ツー・エンドのセキュリティーを提供することができます」

「DASCOM社の認証/アクセス・コントロール・テ クノロジーは、当社のもっとも戦略的なe-businessイニシアチブのい くつか、特に当社のグローバル・サプライヤー・ネットワークと当社のイントラネット機能を構築する上で大いに役立ち ました」と、ゼネラルモーターズの副社長兼最高情報責任者、ラルフ・シジェンダ氏は語っています。「IBMの強みでも あるグローバルな情報テクノロジーとDASCOM社ならではの高度なセキュリティー技術・知識の組合せは、私どもが 世界的な展開を推進する上で恩恵をもたらすことは間違いありません」

DASCOM社の企業向けおよびWeb対応アクセス・コントロール/認証向け主力製品の テクノロジー、IntraVerseTMは 現在、IBMのe-business向け統合セキュリティー・ソリューション、「SecureWayTMPolicy Director」および 「SecureWayFirstSecure」の一部として提供されています。DASCOM社のテクノロジーとスキルを得て、IBMはより 一層、広範かつ多彩な業界先進の企業向けおよびWebセキュリティー向け製品を提供できることになります。

「私たちは、e-business向け認証および アクセス・コントロールでナンバー1になることに情熱をかけてきました」と、DASCOM社の社長兼最高経営責任者(CEO)、ジム・カーティン氏は語っています。「当社の製品をSecureWay Softwareに統合し、高いブランド認知と広範な顧客関係を持つIBMグループの一員になることで、e-businessセキュリ ティーのデファクト・スタンダードになるという私どものビジョンの実現は早まることでしょう」

「認証技術はe-business基盤が完成するための画期的 なテクノロジーです」と、DASCOM社の創立者で、最高テク ノロジー責任者のグレッグ・クラーク氏は語っています。「私どもは、IBMチームに参加し、当社のアクセス・コントロー ル・テクノロジーのさらなる改良に取り組めること楽しみにしています」

IBM SecureWay Softwareについてについて

IBM SecureWay Softwareは、マルチ・プラットフォームのコンピューティング環境でe-businessアプリケーションを動 かすための安全なネットワーク・プラットフォームを提供する総合的な製品ファミリーです。SecureWay Softwareは、 e-businessによりネットワーク上の人員、情報、アプリケーションを配置し、お客様、パートナー、従業員などを様々な システムにわたって存在するリソースに接続し、アプリケーション、通信、データ、トランザクションのセキュリティーを どう保護するかという問題に対応します。IBM SecureWay Softwareについての詳しい情報はIBMのホームペー

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ジhttp://www.ibm.com/securewayでご覧いただけま す。

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新規格「新規格「SXGA+」採用液晶パネルの」採用液晶パネルのOEM販売を開始販売を開始

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は24日、ノートPCの上位機種等向けに、15ンチの高精細TFT(Thin FirmTransistor:薄膜トランジスタ)カラー液晶表示装置(LCD)の新規格「SXGA+」を策定し、同規格を採用した液晶パネルをOEM製品として発表しまし た。

SXGA+は、画面表示規格であるSXGAをベースに開発した、画像ピッチ0.2175mmで116PPI (Pixels Per Inch) の高 解像度のTFT LCD規格です。一般的なノートPCに搭載されているXGAパネルの画素数約78万(1024×768ドット)と比較して、147万(1400× 1050ドット)と画素数を約87%も増やしているため、飛躍的な高精細表示が実現しました。XGAの表示性能は一般的なPC用CRTモニターとほぼ同等とされています が、SXGA+ではそれを圧倒的に凌駕する全く新しい表示環境を提供します。

また、SXGAは画面の縦横比が4:5であるのに対し、新規格はVGA、 SVGA、 XGA、UXGA等、他の一般的な規格と同じ3:4にしたことも大きな特徴です。このため、PCメーカーがSXGA+を採用した場合、他の規格用の筐体をその まま活用することが可能です。

TFT液晶パネルは、ノートPC向けの持続的に成長している需要に加え、デスクトップ型PCのモニターとしてのニーズが急速に 拡大しており、特に15インチ以上の大画面を備えた高解像度の製品が求められています。新規格SXGA+は、プレゼンテーションやCAD、DVDビデオ等の特定の用途だけ でなく、ワードプロセッサーや表計算など一般的な業務においても、優れた表示環境とより多くの情報量による高い生産性を実現します。

SXGA+を採用した液 晶パネルは、本日からOEM製品として量産サンプルの販売を開始します。

発表製品のその他の仕様は、以下のとおりです。

サイズ 318.5 x 241.5 x 7.5 mm

重量 740 g

輝度 最大150 cd/m2

コントラスト 200 : 1

消費電力 4.6ワット(輝度 90 cd/m2時)

インターフェース LVDS dual

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低価格の低価格のS/390新シリーズを発表新シリーズを発表

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は21日、e-ビジネスの推進に向けてシステム/390(R)(S/ 390)を幅広く利用できるように、価格を従来機種に比べて2分の1に設定したS/390の新シリーズ「S/390 M ultiprise(R) 3000シリーズ」(3モデル)を発表しました。

本日の発表は、これまでS/390で提供してきたミッション・クリティ カルな業務で必須となる連続稼働性に代表さ れるような高信頼性を、低価格でお客様に提供することにより、e-ビジネスを実現するサーバーの品揃えを拡充し、 S/390を幅広く利用できるようにしたものです。

「Multiprise 3000」は、昨年発表したS/390 G5サーバーと同じCMOS(相補性金 属酸化膜半導体)テクノロジーを採用し、性能は従来の Multiprise 2000シリーズ最上位モデルの約2倍、S/390 G5サーバーの下位機種と同等の処理速度を実現しています。また、価格は Multiprise 2000に比べて約2分の1と低価格に設定しています。(同等性能モデルを基準に、ハードウェア、ソフトウェア、保守合計の月額料金で比較した場 合)

設置スペースは従来のMultiprise 2000の約40%減、消費電力と発熱量は約60%減と、省スペース・省エネ ルギー設計です。さらに、今後の電子商取引において秘密鍵、公開鍵、電子署名などを高速に処理できる暗号化専 用プロセッサーを搭載できる(オプション)ことも大きな特徴です。

「Multiprise 3000」は、当社のS/390ビジネス・パートナー36社が販 売します。当社ビジネス・パートナーは、 昨年のS/390 Integrated Serverの発売開始以来、中小型メインフレーム分野におけるシステム構築に対して 数多くの実績を持ちます。この実績をもとに、S/390の信頼性を廉価で提供できる新製品の拡販を推進していきま す。

また、S/390で稼働するe-ビジネス対応のソリューションを拡充することを目的に、本年6月に東京 日本橋に開 設した「SPC(ソリューション・パートナーセンター東京)」に新製品を設置して、他のプラットフォームで稼働している アプリケーションの移植(ポーティング)を進めていきます。対象はソリューション・パッケージのソフトウェアベンダー や国内の欧米系ソフトウェア販社、ロータス・パートナーなどで、システムの利用、技術者の立ち会い、eメールによ る質疑応答のサービスは無料で提供します。

「S/390 Multiprise3000シリーズ」(3モデル) の特徴は以下のとおりで す。

S/390 G5サーバーのCMOSテクノロジーを採用

処理能力の違う1CPUモデルのH30とH50、2CPUモデルのH70の3モデル

最大792GB RAID−5対応内蔵磁気ディスク

ESCONチャネル、並列チャネル最大56本まで接続可能

暗号化CMOSプロセッサー搭載(オプション)

オフィスの100V電源で使用可能

障害時に備えた二重化電源

オプションとして予備電源機構や緊急の停電時に最大20分間電気を供給するバッテリ ー・バックアップを内蔵可能

内蔵磁気ディスク、電源部、冷却ファンなどの保守をシステム稼働中に可能

対応OSはOS/390 V2.4以上、VSE/ESA V2.2以上、VM/ESA V2.2以上

価格は(消費税抜き)6,740万円から、出 荷開始予定は本年9月30日です。

本日同時に、オペレーティング・システムの新リリース、OS/390(R)バージョン2リリース8(OS/ 390V2R8)を 本年11月から出荷開始することを発表しました。月額使用料金(消費税)は現行料金と同じ32万9,600円(基本 機能版)からです。また、OS/390バージョン2リリース9の製品計画を公表しました。

機能の概要は次の通りです。

OS/390V2R8

OS/390標準機能であるWebSphereTM ApplicationServer上のWebサーバーのパフォーマン ス向上

OS/390 Infoprint(R) Server機能により、ホストやLANに接続されたプリンターの統合管理を実現

LDAP V3プロトコルに対応できるようディレクトリー・サービスを強化

シスプレックス環境でのTCP/IPの可用性を強化

OS/390バージョン2リリース9の製品計画

WebSphere for JavaツールとStudioツールのサポートおよびクラスタリングとワークロード・バランスのサポート

Windows環境にファイル/プリントサーバー機能を提供

UNIX98ブランド獲得に向けた機能拡張

また、オープンな分散システム環境での一元的な管理を実現する 「Tivoli Management Framework for OS/390 V3.6.1をはじ

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めとしたOS/390対応のTivoli新製品(6製品)」を同時に発表しました。本年10月から出荷開始す る予定です。

新製品の管理機能は以下の通りです。

ソフトウェアの配布やインベントリーを管理するデプロイメント管理

アベィラビリティ管理

セキュリティー管理

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ロータスロータス ノーツノーツ ドミノで実現できるドミノで実現できるSFA製品を発売開始製品を発売開始

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は20日、ロータス ノーツ上でSFA(Sales Force Automation/営業支援システム)を簡単に実現するソフトウェア『OverQuota(オーバー・クォータ)』を、VLS(ベンダー・ロゴ・ソフトウェア)として発売開始しました。メーカー標準価 格は、124,000円(税別、年額料別)からとなり、IBMビジネスパートナーおよびロータス社系列ビジネスパートナーを通じて販売しま す。

OverQuotaは、米国リラビス社(Relavis Corporation)が開発したSFAソフトウェア製品(1993年初版リリース)で、企 業の営業活動の生産性を向上させるために、ノーツの持つメールやカレンダー/スケジュール等のグループウェア機能、インターネット、ノート型PCやIBM WorkPad(R)を使ったモバイル・コンピューティングに対応する基盤技術を組み入れていることが特長です。同製品は米国でLotus Beacon Awardを受 賞するなど、ノーツ・アプリケーションとして高い評価、実績を持っています。ノーツの基盤をそのまま活用できるため、ノーツ・ユーザー企業にとって、低コスト/低リスク で、短期間にSFAシステムを構築でき、従来の操作/開発/運用面の情報技術を流用できることが大きな利点です。

同製品は、顧客管理、文書一括送付、引き合 い(セールスリード)の登録、商談管理、営業活動管理、契約、契約後のプロジェクト管理、ビジネスレポート等、広範に営業プロセスをカバーし、営業担当者だけでなく、管理 者、関連部門、外部パートナーも含めたチームによるコラボレーションを強力に推進、企業全体での営業力強化を支援します。

また、顧客や商談の基本情報はもちろん、それらに関連する活動履歴や提出資料を一元的に管理したり、理想的なセリングクローズのノウハウをセールスサイクル という形で共有したり、営業のナレッジ・マネジメントを推進するツールとしてビジネスに貢献します。

IBMは、e-businessの中核として、企業の競 争力と収益性を高めるために顧客との良好な関係を構築・発展させていくCRM(Customer Relationship Management)を位置づけていま す。OverQuotaは、営業活動管理の効率化だけではなく、営業関連情報・顧客関連情報やノウハウの効果的な利用と組織内での共有を通じて、CRMを実現するためのソ フトウェア・ソリューションです。

なお、今春、シーアイエス株式会社(本社・東京都港区、戸高修社長)が先行して同製品の取り扱いを発表していましたが、本 日より、日本アイ・ビー・エムが国内窓口となります。日本アイ・ビー・エムと同社ビジネス・パートナーであるシーアイエスは、協業して同製品のビジネスを展開していく意向 です。

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Monterey/64、インテルの、インテルのMercedチップで動作する初のチップで動作する初のUNIX

[米国ワシントン州デュポン 9月17日(現地時間)発]

IBMコーポレ ーション、SCO、シークエントは17日(現地時間)、Monterey/64オペレーティング・システム(OS) がインテルのMercedチップで動作する初の商用UNIXであると発表しました。このOSは、ワシントン州デュポンにある インテルの施設で完成しました。この業績は、Monterey/64を、インテルIA-64およびIBM POWERプロセッサ ー・アーキテクチャー用のボリュームが多い商用のエンタープライズ・クラスのUNIX OSとして確立させる、というMonterey関係者の約束を強調するもので す。

IBMのUNIX部門のゼネラル・マネジャーであるラジブ・サマントは次のように語っています。「このような短期間でMonterey/64をインテル のハードウェアで動作させたということは驚くべき業績です。これにより、私たちはSunやHPな どの業界他社より優位に立ちました。この業績と、システム事業やソフトウェア事業を営む各企業のサポートの増加を 考え合わせれば、Montereyが主要なUNIX OSになることは明らかです」。

インテルのインテル・アーキテクチャー・グループのバイス・プレジデン ト兼エンタープライズ・サーバー・グループのゼ ネラル・マネジャーであるマイク・フィスターは次のように語っています。「Monterey/64は、お客様およびISV向けの 業界をリードするエンタープライズUNIX環境です。この製品を開発したという重要な出来事は、 Mercedプロセッサー・ システムが2000年に出荷される際に、Monterey/64を発売できるようにするための最初の大きな一歩です」。

SCOのワールドワイド・マーケティ ング担当上席副社長であるマイク・オールは次のように語っています。「Monterey/64OS を実際のチップ上で起動、動作させると、私たちに共通するISVおよびOEMと次のレベルの契約を結ぶこと ができます。64ビット・ハードウェアの設計と開発は加速しており、より多くのISVが、Monterey/64の発売に備えて UnixWare 7をIA-32プラットフォームに、POWERプラットフォームにAIXを積極的に移植しています」。

シークエントのグローバル・マーケ ティング部門バイス・プレジデントであるジェフ・パンコッティーンは次のように語っています。「Project Montereyイニシアチブの発表以来、私たちはインテルのMerced発売に向けてこのチップに対応し た製品を提供することに全力で取り組んでいます。この最新の画期的な業績は、Mercedが出荷されるときに私たちが システムを出荷するだけでなく、製品の早期投入におけるリーダーシップも実現できる地位にいることを実証するもので す」。

IBM SCO、シークエントの3社は先月、カリフォルニア州パーム・スプリングスで開催されたIntel Developer’s Forumの席上で、Intel MercedシミュレーターにMonterey/64を搭載し、Apache Webサーバーを動作させるデモ ンストレーションを行い成功を収めました。Apache WebサーバーをMonterey/64へ移植するのは、単純なコンパイ ルと実行によって1日もかからずに達成され、Monterey/64へアプリケーションの移植するのが大変に容易であることを証明しています。

エイサー、ブ ル、コンパック、CETIA(Thomson-CFの子会社)、IBM Netfinity、ICL、シークエント、Unisysの各 社、および最も新しく名を連ねたサムスン電子など多くの大手ハードウェア企業の協力によって、Project Montereyの 勢いは業界において引き続き急速に増大しています。また、新しいISVとプロバイダーも次々Project Montereyに加 わっています。オープン・ソース・ソフトウェアのリーダーであるCygnus Solutionsは今週、POWERおよびIA-64を 搭載したAIX OS用に最適化したCygnus GNUProソフトウェア開発ツールの提供についてIBMと合意したと発表しま した。また、Edinburgh PortableCompilers(EPC)も、今週Project Montereyのサポートを表明しました。EPC は、Project Monterey製品ライン向けC/C++およびFortranコンパイル・ツール・キットをネイティブ・バージョンとクロス・コンパイルバージョン で発売する計画を発表しています。

Project Montereyの背景

昨年10月に発表されたProject Montereyは、IBM、SCO、シークエント、インテルによるUNIX OSのイニシアチブ です。Project Montereyの目標は、部門で使用するサイズから大規模なデータ・センターのサーバーまでにおよぶ各 システムにおいて、インテルIA-32およびIA-64プロセッサーとIBMのPOWERプロセッサーで動作する、ボリュームの多いエンタープライズ・クラスのUNIX製 品ラインを確立することです。このイニシアチブの一部として、IBMのAIX、 SCOのUnixWare、シークエントのエンタープライズ・テクノロジーを使用して、インテルのIA-64プロセッサー向けのボリュームの多いUNIX OSが開発され つつあります。

Project Montereyのサポートを発表した大手ソフトウェア企業には、Baan、BEA Systems、Compuware、 Cygnus Solutions、Data Pro Accounting Software、Informix、Merant Micro Focus、Netscape Communications Corporation、Novell、PeopleSoft、Pick Systems、Progress Software、Rational、 Real World、Risk Management Technology、Software AG、SAS Institute、TakeFive、Tivoli、 Viador、BMC Software、daly.commerce、Facet、Geac SmartEnterprise Solutions、ISOCOR、JDEdwards、Marcam Solutions、Parasoft、Sanchez、Sapiens International N.V.、Sendmail、TIBCO などがあります。

Project Montereyの詳細については、以下をご覧ください。

IBMhttp://www.ibm.com/servers/montereySCOhttp://www.sco.com/montereySequenthttp://www.sequent.com/products/software/operatingsys/monterey.htm

IBM、AIX、Netfinity、RS/6000はIBM Corporationの商標 SCO、UnixWareはThe Santa Cruz Operation,Incの登録商標

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SequentはSequent Computer Systems,Inc.の商標 UNIXはThe Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標

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2000年シドニー年シドニー・・オリンピックの公式ウェブサイトを開設オリンピックの公式ウェブサイトを開設[米国ニューヨーク州アーモンク 9月14日(現地時間)発]

シドニー・オリンピック組織委員会(以下SOCOG)と同委員会のワールドワイドITパー トナーであるIBMコーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長)は14日(現地時間)、2000年シドニー・オリンピックのオフ ィシャルWebサイト http://w ww.olympics.com を開設しました。当オフィシャル・サイトは、オリンピック史上初めて、オリンピック・スポンサーだけでなく、インターネットを活 用している企業にもオンラインでの広告およびスポンサー活動の機会を提供します。

SOCOGは、インターネット広告を扱うPhase2Media社と BMCMedia.com社を運営しています。SOCOGは、この2社を通じてオフィシャル・オリンピック・スポンサーにサイトの利用権を販売し、こうした企業が全世界向 けに強力なマーケティング活動を展開できる機会を提供しています。 Phase2Media社は、ニューヨークを拠点とし、米国、欧州、ラテンアメリカでサイトを運営しま す。BMCMedia.com社は、シドニーを拠点とし、オーストラリアおよびアジア太平洋地域でサイトを運営します。提供するパッケージには、バナー広告権、サイト・コ ンテンツに対するスポンサーシップ/参画、e-commerceの機会、リサーチ支援などが含まれています。

オフィシャル・サイトでは、インターネットを事 業に活用している企業も、サイトの利用権の「入札」に参加することができます。例えば、書籍や音楽、花のオンライン販売を行う企業や、オンラインで検索やオークションを行 う企業は、サイト上でのブランド宣伝や商取引による利益が期待できる、オフィシャル「カテゴリー」の権利入札への参加が認められます。当サイトには、サイトが終了するまで に累計で、10億ページ・ビュー以上もの登録があると予想されています。

「2000年シドニー・オリンピックのオフィシャルWebサイトでは、豊富な競技種 目と強力な双方向のマーケティング・プログラムを提供しています。Web上でこれまでにないような楽しい経験ができるでしょう」と、SOCOGのインターネット・プログラ ム・グループのマネジャー、マーク・ジャクソン氏は語っています。「IBMと私どものインターネット広告会社2社の参加により、これまでになく強力な世界的双方向マーケテ ィングの機会をスポンサーに提供し、オリンピックへの投資を活かせる体制が整いました」

ジャクソン氏は、サイトへのアクセスの35%超が米国以外からのもの と見込まれるとして、サイトが世界的な規模で利用されることを強調しています。

2000年のシドニー・オリンピック開催をちょうど1年後に控え、新たな装い と使いやすいナビゲーション機能が加わった当オフィシャルWebサイトは、ファンが探しているお目当ての競技ページをこれまでになくダイナミックに、オンラインで提供しま す。コンテンツは、今後ますます充実した内容に逐次更新され、最高潮に達する2週間のオリンピック期間中には、世界各国の数百万の人々に「仮想オリンピック観戦席」を提供 することになります。

オリンピック期間中、オフィシャル・サイトは今まで以上に充実した結果をリアルタイムで提供します。当サイトは、IBMリザルト・シス テムから直送される各競技の総合的な公式結果と統計情報を入手することのできる唯一のWebサイトで、これらの情報に選手別、国別、種目別にアクセスすることができま す。

また、ファンはシドニーの「バーチャル」ツアーを楽しんだり、バーチャル・リアリティー3Dテクノロジーを通じて、各競技について知ることができま す。逐次更新されるオリンピック競技、オリンピック・パーク、シドニー市のWeb Cam写真を含め、競技中にサイト上に表示される22,000枚以上の写真にアクセスす ることができます。オンラインのオリンピック・ストア経由で限定版競技グッズを眺めて購入したり、観戦チケットを購入したりすることもできます。

オフィシャ ル・サイトは各国のオリンピック参加全選手に関するきめ細かな情報や全オリンピック会場の情報、AV機能、過去のオリンピックの歴史的瞬間のハイライト、双方向のゲームや 各種イベント、充実した双方向キッズ・セクションなど多彩な機能を揃えています。

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シドニー五輪組織委とシドニー五輪組織委と IBMがシドニー五輪のオフィシャルがシドニー五輪のオフィシャルWebサイトを開設サイトを開設[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年9月17日

[米国ニューヨーク州アーモンク 9月14日(現地時間)発]

 シドニー・オリンピック組織委員会(以下SOCOG)と同委員会のワールドワイドITパートナーであるIBM コーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長)は14日(現地時 間)、2000年シドニー・オリンピックのオフィシャルWebサイト(http://www.olympics.com)を開設しました。当オフィシャル・サイトは、 オリンピック史上初めて、オリンピック・スポンサーだけでなく、インターネットを活用している企業にもオンラインでの広告およびスポンサー活動の機会を提供しま す。

 SOCOGは、インターネット広告を扱うPhase2Media社とBMCMedia.com社を運営しています。SOCOGは、この2社を通じてオフィシャル・オリン ピック・スポンサーにサイトの利用権を販売し、こうした企業が全世界向けに強力なマーケティング活動を展開できる機会を提供しています。 Phase2Media社は、ニューヨークを拠点とし、米国、欧州、ラテンアメリカでサイトを運営します。BMCMedia.com社は、シドニーを拠点とし、オーストラ リアおよびアジア太平洋地域でサイトを運営します。提供するパッケージには、バナー広告権、サイト・コンテンツに対するスポンサーシップ/参画、e−commerceの機会、リサーチ支援などが含まれています。

 オフィシャル・サイトでは、インターネットを事業に活用している企業も、サイトの利用権の「入札」に参加することができます。例えば、書籍や音楽、花のオンライン販売を 行う企業や、オンラインで検索やオークションを行う企業は、サイト上でのブランド宣伝や商取引による利益が期待できる、オフィシャル「カテゴリー」の権利入札への参加が認 められます。当サイトには、サイトが終了するまでに累計で、10億ページ・ビュー以上もの登録があると予想されています。

 「2000年シドニー・オリンピックのオフィシャルWebサイトでは、豊富な競技種目と強力な双方向のマーケティング・プログラムを提供しています。Web上でこれまで にないような楽しい経験ができるでしょう」と、SOCOGのインターネット・プログラム・グループのマネジャー、マーク・ジャクソン氏は語っています。「IBMと私どもの インターネット広告会社2社の参加により、これまでになく強力な世界的双方向マーケティングの機会をスポンサーに提供し、オリンピックへの投資を活かせる体制が整いまし た」

 ジャクソン氏は、サイトへのアクセスの35%超が米国以外からのものと見込まれるとして、サイトが世界的な規模で利用されることを強調しています。

 2000年のシドニー・オリンピック開催をちょうど1年後に控え、新たな装いと使いやすいナビゲーション機能が加わった当オフィシャルWebサイトは、ファンが探してい るお目当ての競技ページをこれまでになくダイナミックに、オンラインで提供します。コンテンツは、今後ますます充実した内容に逐次更新され、最高潮に達する2週間のオリン ピック期間中には、世界各国の数百万の人々に「仮想オリンピック観戦席」を提供することになります。

 オリンピック期間中、オフィシャル・サイトは今まで以上に充実した結果をリアルタイムで提供します。当サイトは、IBMリザルト・システムから直送される各競技の総合的 な公式結果と統計情報を入手することのできる唯一のWebサイトで、これらの情報に選手別、国別、種目別にアクセスすることができます。

 また、ファンはシドニーの「バーチャル」ツアーを楽しんだり、バーチャル・リアリティー3Dテクノロジーを通じて、各競技について知ることができます。逐次更新されるオ リンピック競技、オリンピック・パーク、シドニー市のWeb Cam写真を含め、競技中にサイト上に表示される22,000枚以上の写真にアクセスすることができます。オンラインのオリンピック・ストア経由で限定版競技グッズを眺め て購入したり、観戦チケットを購入したりすることもできます。

 オフィシャル・サイトは各国のオリンピック参加全選手に関するきめ細かな情報や全オリンピック会場の情報、AV機能、過去のオリンピックの歴史的瞬間のハイライト、双方 向のゲームや各種イベント、充実した双方向キッズ・セクションなど多彩な機能を揃えています。

以 上

IBM は、IBM Corporationの商標です。

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RS//6000業界最高速の業界最高速のSMPサーバー、低価格の薄型サーバーを発表サーバー、低価格の薄型サーバーを発表[プレス・リリース]

1999年9月16日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は16日、インターネットを活用したe−ビジネスの進展に伴い急成長が見込まれるUNIX市場でのリーダーシップを確 立するため、RS/6000のラインアップを拡充し、業界最高速の性能を達成した最上位サーバー「RS/6000 モデルS80」、50万円台と低価格なホスティング用サーバー「RS/6000 モデルB50」など、新製品群を発表しました。

 当社では、e−ビジネスの進展に伴い、UNIXサーバー市場が年率2桁以上の成長を遂げると考えています。特に、予測不可能なトランザクション(処理量)の増大に対応し て多数のデータを処理するデータセンター・サーバーとしての高性能なUNIXサーバーや、インターネットを活用してサービスを提供するISP(インターネット・サービス・ プロバイダー)やASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)向けのWebサーバーなど、高い成長が期待されています。

 「RS/6000 モデルS80」は、最大24個のCPUを搭載できるSMPサーバーで、ウェブ・パフォーマンスSPECweb96が40,161(http ops/sec、12way)、SAP SDベンチマークが16,640ユーザー(24way)と、業界最高速の性能を達成し、e−ビジネスの中核となるデータセンター・ サーバーに要求される高速処理、高信頼性、拡張性を実現しています。最小構成価格(消費税抜き)は約5,340万円と、このクラスでは低価格を実現し、優れた価格性能を達 成しました。

 「RS/6000 モデルB50」は、59万8千円と低価格(消費税抜き)で、少ない設置面積で多数のサーバーを必要とするISPやASP向けとして業界 標準の19インチ・ラックに最大20台まで搭載可能な薄型サーバーです。両製品がRS/6000ファミリーに追加されたことにより、当社のUNIX製品群は一層強化されま した。

 また、ISPやASPといった新しい業態やサービスを行う企業に対して「RS/6000 モデルB50」を販売するため、これまでの販売チャネルに加えて、Webや電話を利用した直販体制を積極的に展開していきます。Web販売のアドレスは、http://shopibm.japan.ibm.co.jp/rs60 00、電話販売は、IBMハーモニーライン(tel.0120-418-220,受付時間:月−金 10:00-17:30/祝日を除く)で受付けます。発表製品の概要は次の通りです。

データ・センター向けSMPサーバー「RS/6000 モデル S80」 標準で6個、最大24個のCPUを搭載できるSMP(Symmetrical Multi Processor)サーバーです。CPUは、UNIXサーバーとして初めて0.22ミクロン銅配線技術を採用し、64ビットRISCプロセッサーの PowerPC RS64III/450MHzを搭載しています。また、CPU、メモリー、I /0間を結合するシステム・バスに、業界クラス最高の1秒あたり43.2GBの高速結合を行う最新のデータスイッチを採用しています。これらの性能強化により、現行製品と 比べてパフォーマンスが約3.5倍向上し、ウェブ・パフォーマンスSPECweb96が40,161(http ops/sec、12way)、SAP SDベンチマークが16,640ユーザー(24way)と、業界最高速の性能を達成しています。

低価格ホスティング用サーバー「RS/6000 モデルB50」 RS/6000ファミリーとして初めてのISPやASPを対象とした薄型サーバーで、価格(消費税抜き)は59万8千円と低価格です。システムの拡張に 合わせて増強がしやすいラックマウント式の薄型設計を採用し、業界標準の19インチ・ラックに横置きで搭載できます。1台の高さは88ミリ・メートル(EIA標準のラック 高の単位では2U)、1台のラックに最大20台まで搭載できます。PowerPC 604 e 375MHzを搭載し、メモリーは最大1GB、内蔵ディスクは最大36.4GBま で拡張可能です。また、統合10/100M Ethernet、統合Ultra−SCSIアダプターが標準で搭載され、PCIスロットは2つです。

 なお、本日同時に、次のRS/6000関連製品を発表しました。

RS/6000 SP POWER3 SMP ハイ・ノード UNIX超並列サーバー「RS/6000 SP」の新製品です。RS/6000 SPは、プロセッサー・ノードを格納し、1ノードから最大512ノードまでの構成が可能な拡張性の高い製品です。CPUはPOWER3 222MHzを搭載し、現行製品と比較して処理性能が3.9倍向上しました(POWER3 SMP 200MHzノードとROLTP値で比較した場合)。メモリーは最大16GB、2、4、6、8ウェイのSMP構成が可能で、科学技術計算の中でも大容量メモリーを 必要とするSMPパラレル・アプリケーションに最適です。

RS/6000 SP モデルT70 本日発表したPOWER3 SMP ハイ・ノードを1ノード格納した、SPスイッチ無しのサーバーです。科学技術計算分野でのSMPパラレル・アプリケ ーションに最適なエントリー・サーバーです。

UNIX OSの新リリース「AIX 4.3.3」 パフォーマンスとスケーラビリティの大幅な強化およびアプリケーション・ワークロードを管理する機能を標準サポートしました。また、Webサーバーでの 利用拡大に促して、ネットワークのパフォーマンスやセキュリティーを強化しています。さらに、RASやシステム管理のほか、エンタープライズ・サーバーに有効な機能を多岐 にわたって拡張しています。

 製品の価格(消費税別)および出荷開始予定日は次の通りです。

製品名製品名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

RS/6000 モデルS80   53,449,600円から    1999年 9月24日

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RS/6000 モデルB50   598,000円から    1999年 9月24日

RS/6000 SP POWER3 SMPハイ・ノード   31,392,000円(最小システム構成)

  2000年 1月28日

(トールフレーム、1ノード、SPスイッチ無し、拡張I/Oユニット無 し)    

RS/6000 SP モデルT70   28,942,000円(最小システム構成)

  2000年 1月28日

(1ノード、拡張I/Oユニット無し)    

製品名製品名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

以上

IBM、RS/6000、AIX、PowerPC、PowerPC 604は IBM Corporationの商標。UNIXは The Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

補足資料

RS/6000 モデル S80

6/12/18/24wayのCPUが搭載可能なSMPサーバー

CPUにUNIXサーバー初の銅配線技術(Copper Technology)を採用した64ビットPowerPCRS64III/450MHzを搭載

CPU、メモリー、I/O間を結合するシステム・バスに、クラス最高の43.2GB/秒で高速結合する最新のデータスイッチを採用

最小2GBから最大64GBまでのECC SDRAMメモリー

最小9.1GBから最大873.6GBまでの内蔵ディスク(Ultra SCSI、ホットスワップ)

最小14個から最大56個までのI/Oスロット(3個は使用済み)

CPUラックとI/Oラックの2ラック構成、ラックは4台まで増設可能

AIXライセンス(1−2ユーザー)を含む

モデルS7AからS80へのモデル変更が可能

RS/6000 モデルB50

PowerPC 604e 375MHzプロセッサー

1MB L2キャッシュ

128MB ECC SDRAMメモリー(最大1GBまで拡張可能)

2つのPCIスロット

2つのディスクベイ(内1つは9.1GBまたは18.2GB Ultra−SCSIディスクが使用するため、実質空きは1つ)

32倍速(最大)CD−ROM機構

1.44MB 3.5インチディスケットドライブ

統合10/100M Ethernetコントローラー、統合Ultra−SCSIコントローラー

パラレル・ポート×1、シリアル・ポート×2、キーボード・ポート、マウス・ポート、オーディオ・ポート(ラインイン・ラインアウ ト)

RS/6000 SP POWER3 SMP ハイ・ノード

64ビット・プロセッサー POWER3 222MHzを搭載したハイ・ノード

2/4/6/8wayのSMP構成が可能

統合10/100Mbpsイーサネット×1、Ultra SCSI×1のインターフェースを標準装備

4つのメモリー・スロットに1−16GBメモリー拡張が可能(1ノードあたり)

2つのディスク・スロット、5つのPCIスロット(1ノードあたり)

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最大6つまでの拡張I/Oユニットを接続可能(1拡張I/Oユニットあたり、PCIスロット×8、Ultra SCSIディスク・スロット×4拡張可能)

RS/6000 SP モデルT70

POWER3 SMPハイ・ノードを1ノード格納したSPスイッチ無しのスタンドアロン・サーバー

最大4つまでの拡張I/0ユニットを接続可能

RS/6000 SPトール・フレーム・モデル550にアップグレード可能

コントロール・ワークステーション用に43Pモデル140が別途必要

以 上

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日本リロケーション、日本リロケーション、AS/400によるによるCTIシステムを採用システムを採用日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は13日、福利厚生代行サービス最大手の株式会社日本リロケーション(社長・佐々田正徳、本社・東京都新宿 区)が、次世代コールセンターを構築する新システムに、ビジネス・サーバー「AS/400」を基盤としたCTIシステムを採用することを発表しました。新システム は、2000年1月の稼働開始を計画し、業界初の50万人対応型システム環境の構築を目指します。また、総投資額は約6億円を予定しています。

今回新しく構築される コールセンターには、IT(情報技術)と電話技術を融合したCTIシステムが採用されます。CTIシステムにより、顧客からの電話を受信した段階で、システム利用者の端末 には顧客情報や、各福利厚生施設の情報、予約状況が自動的に表示されるようになります。当システムの導入により、コールセンター担 当者業務の生産性は大幅に向上されるようになります。

また、日本リロケーション社は今回のCTIによるコールセンターの強化に加えて、今後、Webによる情報提供、 各施設の予約および取引先を含めた受発注業務を段階的に展開していくことを計画しています。

今回のシステム選定にあたり、日本リロケーション社は、CTI構築ソフト ウェア、「CallPath/400(R)」とビジネス・サーバー「AS/400」の組み合わせによる中堅企業でのコールセンターの実績を理由にあげています。ま た、今後のWebとITの技術を活かしたe−ビジネスの推進に向けて、AS/400のWebサーバ標準機能なども評価されています。

これらの特長に加 え、「AS/400」は、基幹業務との連携の容易さ、オール・イン・ワン設計による運用管理の容易さも備えており、全世界60万台以上の導入実績を誇り、中堅成長企業のお 客様に高く評価されています。

日本リロケーション社は「企業における福利厚生制度の問題解決者」として、一貫して企業とその従業員の福利厚生に関わる問題の解決をは かり、よりよい企業社会を支えるため、これまでにない新しいサービスを創出し提供してきた企業です。今回、新システムを導入する同社の福利厚生代行サービス事業は、企業 (会員)から得る従業員(登録メンバー)数に応じた会費を収益とし、登録メンバーへの保養施設、スポーツクラブ、各種スクールなど同社独自の福利厚生メニューの提供や予約 受付など一切の手続業務代行を行うサービスです。

多くの企業において事業領域の再編や中核事業への特化などの経営構造改革が行われ、従来聖域であった福利厚生政策に 対しても抜本的な見直しが進められているという状勢を背景に、当該事業は近年著しい成長を示している分野です。前期には大手化粧品会社、今期に入って大手都市銀行二行、大 手飲料メーカーが入会するなど、本年8月末の時点で会員企業は約2,000社(前期同月比140%)、登録メンバーは約200,000名(同190%)と、順調に業績を拡 大しています。同社ではこうした急激な会員数の増加に伴う業務の増大へ対応し、より充実したサービスの維持を目的として新システムを導入するもので、これによりメンバー数 50万人に対応す るコールセンターの稼働を計画しています。

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「情報バリアフリーフォーラム「情報バリアフリーフォーラム1999」を」を22日に開催日に開催[ プレスリリース]

1999年9月10日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、来る9月22日に、視覚障害者によるインターネットを通しての情報活動参画を目的とした「情報バリアフリーフォー ラム1999」を、東京国際フォーラムにて開催します。同フォーラムの参加費は無料、視覚に障害がある方も、健常者もバリアフリー・デザインに関心があれば誰でも参加でき ます。

 急激に発展するネットワーク社会において、不自由な視覚障害者の方々にとって、インターネットを通して享受できる情報の有用性と情報へのアクセス範囲が拡大することによ る効果は限りないものがあります。「バリアフリー」とは、町や物から高齢者や障害者に使いにくい部分を取り去るための概念です。本日発表するフォーラムは、特に視覚障害者 向けに、インターネットによる情報収集における利便性を追求するとともに、社会活動への一層の参画の可能性を関係者の皆様と共に考えるために、1998年に開始されまし た。

 今回のフォーラムでは、画像情報の多いインターネットのホームページが視覚障害者向けにも対応できているかチェックするBobby (Web Checker)を開発したユニバーサルデザイン研究所(UDL)所長のチャック・ヒッチコック氏や国立福岡視力センターの塚原幸雄氏による講演やパネル・ディ スカッションが予定されています。また、日本アイ・ビー・エムが開発したコンテンツの音声読み上げソフト「ホームページ・リーダー 」や音声読み上げ機能付きのホームページ作成ソフト「ホームページ・ビルダー 2001」などのデモンストレーションも併せて行います。

以 上

IBM、ホームページ・ビルダー、ホームページ・リーダーは、IBM Corporationの商標。

<お問い合わせ窓口>日本アイ・ビー・エム株式会社 アクセシビリティ・センター情報バリアフリーフォーラム 1999 事務局Tel. 046-273-4447, Fax.046-273-7428受付時間 :月~金 9:30~12:00 , 13:00~17:30 (土日祝日を除く)下記のホームページからも情報バリアフリーフォラムの参加申し込みを受け付けています。http://www.ibm.com/ jp/accessibility/event/bf99-1.html

<添付資料>

開催概要

名 称 :情報バリアフォーラム1999日 時 :1999年9月22日(水)10:00~16:30会 場 :東京国際フォーラム レセプションホール(東京都千代田区丸の内 3-5-1)主 催 :日本アイ・ビー・エム株式会社参加費:無料(定員は300名)

予定プログラム10:00 オープニング 石田 清二 (日本アイ・ビー・エム株式会社 技術顧問 )10:15 基調報告 塚原 幸雄 (国立福岡視力センター)

視覚障害者にとってのインターネットアクセシビリティーの現状

10:50 基調講演 竹村真一 (東北芸術工科大学助教授)

3つの「バリアフリー」:真のマルチメディア時代を迎えるために

11:30 昼食13:00 パネルディスカッション

視覚障害者のインターネットネット利用と情報環境におけるバリアフリーデザインの可能性を探る[コーディネーター] 竹村 真一[パネラー]

西澤 和夫 (世田谷区 制度改革・政策担当部 政策担当課長)

保科 裕 (株式会社ソニー・ミュージックエンタテイメントマルチメディアグループ゜代表)

和波 たかよし (音声ブラウザ ユーザー)

生田 昌弘 (株式会社キノトロープ(Web製作会社) 代表取締役社長

岩野 和生 (日本アイ・ビー・エム株式会社 理事 東京基礎研究所所長)

TMTM

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15:00 休憩15:30 講演 チャック・ヒッチコック     「米国における視覚障害者のインターネットアクセスの現状とBobby (WebChecker) 開発の意義」     ユニバーサルデザイン研究所(UDL)所長、Bobby 製作責者16:30 クロージング 池田 正弘 (日本アイ・ビー・エム株式会社常務取締役)

以上

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コンビニコンビニATM共同出資会社設立共同出資会社設立 -全国のコンビニで、全国のコンビニで、24時間銀行サービスが利用可能時間銀行サービスが利用可能

平成11年9月7日

株式会社東京三菱銀行(頭取:岸曉)、株式会社第一勧業銀行(頭取:杉田力之)、 株式会社さくら銀行(頭取:岡田明重)、三菱信託銀行株式会社(社長:内海暎郎)、株式会社ファミリーマート(社長:後藤茂)、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城 恪太郎)他19社は、全国の参加コンビニエンスストアの店内で、現金の入出金や振込など金融サービスの利用基盤を提供する新会社「株式会社イーネット(以下、イーネッ ト)」を9月17日(金)付で設立致します。イーネットはATM(現金自動預金払出機)の設置、およびATMの運用に付随する業務の受託を目的に設立され、これに より参加銀行のお客様(キャッシュカードホルダー)は、全国の参加コンビニエンスストアの店内に設置される多機能ATMで、最大365日・24時間、現金の入出金、振込な どの銀行サービスを利用いただけるようになります。またイーネットでは、参加各行が提供する定期預金作成、クレジットカードのキャッシング、将来的には投資信託、ICカー ド取引等についてもサポートしていく計画であり、多様な金融サービスをコンビニエンスストアでご利用いただける可能性が広がります。 

(注)・尚、非参加銀行カードでも、出金・残高照会のお取引 がご利用いただけます。・参加銀行の 利用可能時間帯及びお取引できるサービスの内容は、銀行により異なることがございます。

イーネットは、本年10月から東京、神 奈川、静岡のコンビニエンスストア234店舗でサービスを開始いたします。平成13年春を目処に全国約5,000店舗への展開を目指し、その後も利用状況に応じて利用可能 店舗数を拡大していく予定です。イーネットの資本金は8億6千万円、社長は日本アイ・ビー・エム株式会社から上岡隆之が就任する予定です。

イーネット参加各行は、独 自に店舗を開設することなく、全国の参加コンビニエンスストアを通じて、お客様との接点を飛躍的に拡大し、24時間対応等お取扱時間にも柔軟な対応を行なうことで、リテー ル(小口金融取引)取引の強化に役立てることが可能です。また、多数の銀行による共同利用とイーネットへの事務の委託(アウトソーシング)により、低コストでの運営が可能 となります。

以上の趣旨からも、イーネットはオープンスキームとして幅広い金融機関の参加を募っていく予定です。

イーネット参加の各コンビニエンスストアは、 多様な金融サービスを店内で気軽に利用できるATMを導入することで、集客力の強化と収益力の向上等を期待できます。さらに、全国均一サービスを前提とするコンビニエンス ストアにとって、より多くの拠点に、より低コストでATMを導入できる本スキームを活用することは大きな意義があります。

イーネットでは、ATMの設置、保守、管理 を始めとする情報システム面での業務は日本アイ・ビー・エム株式会社に委託し、現金輸送、補填、ATM機械警備等については、セコム株式会社(社長:杉町壽孝)他に委託し ます。

イーネットが採用するATMは、日本アイ・ビー・エム株式会社が開発した多機能マルチメディア端末ソフトを搭載しております。参加コンビニエンスストア各店舗 に設置するATMとオペレーション・センター(ATMOC)の間、ATMOCと各行の勘定系システムの間は、高いセキュリティの専用線で接続します。また、コンテンツは Webの技術を採用して作成するため、どのATMからでもどの銀行のサービスでも同じ操作環境で利用できます。さらに、ATMOC内のWebサーバーは参加各行個別に構築 し、銀行取引プロトコルであるGoldMessageStandardを採用しているので、将来のサービスの拡張にも各行毎に柔軟に対応できます。

以上

コンビニATM事業共同出資会社設立概要

1.新会社の概要銀行/コンビニ/日本アイ・ビー・エムを中心とした共同事業の運営母体として、下記の共同出資会社を設 立。

1.社名 株式会社イーネット2.資本金 860百万円(設立時)3.出資構成

【銀行】 10行東京三菱、第一勧業、さくら、三菱信託東京三菱、第一勧業、さくら、三菱信託(各5%%)、千葉、スルガ、十六、琉球、百十四、武蔵野(各3.5%)

【コンビニ】 5社ファミリーマートファミリーマート(5%%)、サンクス、サークルK、ミニストップ、スリーエフ(各3.5%)

【日本アイ日本アイ・・ビービー・・エムエム】(8%%)【警備・輸送】 3社

セコム(4.1%)、日本通運、第一貨物(各3.5%)【その他】 6社

ソニー、伊藤忠、日本生命、第一生命、デオデオ、ネットフューチャー(各3.5%)(太字太字は設立準備委員会幹事企業)

4.設立予定日 平成11年9月17日5.事業目的 1.現金自動預金払出機の設置・運営、保守及び管理に関する業務 2.ネットワーク等を利用した金融関連商品及び金融サービス提供に関する事務受託等

2.新会社の人員構成(1)新会社の人員は設立準備委員会幹事企業6社を中心に派遣を受ける予定。

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(2)社長は日本アイ・ビー・エム、その他の役員は東京三菱銀行、第一勧業銀行、日本アイ・ビー・エムから常勤役員、さくら銀行、ファミリーマートから非常勤役員が、それぞれ派遣される予定(常勤監査役については、三菱信託銀行から 派遣される予定)。

3.ATM設置計画平成13年4月までに参加コンビニ6社(出資5社+コミュニティーストア)約 12,000店舗のうち5,000店舗にATMを設置し、その後も利用状況に応じて展開台数を増やしていく予定。・平成11年10月に東京、神奈川、静岡に234台設置注)・平成12年4月を目処に500台まで増設・平成13年春を目処に5,000台に到達予定

本年10月6日(水)、ファミリマート東京都内6店舗から設置開始予定。

4.サービス内容

対応時期対応時期 サービス内容サービス内容 サービス時間帯サービス時間帯

11年10月 入金、出金、残高照会 平日 8:00~21:00土曜日 9:00~18:00日曜日・祝日 9:00~17:00

12年4月以降 上記+振込、定期作成、クレジットキャッシング等 24時間

通帳記帳はお取扱できません。出金、残高照会については非参加銀行カード取引も可能。平成12年4月以降、ICカード対応等のサービス追加を実施していく予定。参加銀行により、サービス内容・サービス時間帯は異なります。

注)

注1)注2)注3)注4)

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新着映画のプレビューを新着映画のプレビューを IBM VideoChargerサーバーサーバー・・衛星インターネットで配信実験を開始衛星インターネットで配信実験を開始[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年9月3日

株式会社カミングスーン・ティービーNTTサテライトコミュニケーションズ株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 株式会社カミングスーン・ティービー( 以下、カミングスーンTV)、NTTサテライトコミュニケーションズ株式会社(以下、NTTSC)、日本アイ・ビー・エム株式会 社(以下、日本IBM)の3社は、新着映画の予告編をストリーミング・データとして衛星インターネットを通じて、高速に配信する実験を本日より開始したと発表しまし た。

 本実験では、カミングスーンTVが映画情報WEBサイト「カミングスーン WEB (ISIZE MOVIE)」で配信している新着映画の予告編の一部を「QuickTime 4」方式のビデオ・データとして、日本IBMのビデオ/オーディオ・データ配 信用ソフトウェア「VideoCharger」サーバーに蓄積し、高速・大容量のストリーミング・データでNTTSCが提供する衛星インターネット接続サービス「Maga Wave」のインフラを介して配信します。

 「VideoCharger」サーバーは28.8 Kbpsといった低ビットレートのフォーマットから、MPEG1、MPEG2といった中−高ビットレートのフォーマッ トまで対応しており、本実験を通じてMPEG4の基本フォーマットとして採用されているQuickTime 4を使用した約500 Kbps程度のビデオ・データを、従来のイントラネット/インターネットだけではなく最大 1Mbpsの衛星を介して配信できることを実証していきます。

 利用者は、ホームページ上から「Maga Wave」のインフラを介してこれらのデータを受信し、従来のインターネット・ビデオより更に、迫力あるステレオ音声ととも に、大画面高画質の劇場映画予告編を、本来の雰囲気を損なうことなく、インターネットで視聴できます。

配信データは下記の各社ホームページより見ることができます。 http://cstv.co.jp/ http://video.ibm.co.jp/

 衛星インターネットのサービスを利用するためには、衛星インターネット用の受信ボードを利用者のPCに装着し、受信用アンテナを設置し、一般のインターネット・プロバイ ダーへの加入と共に、NTTSCが提供する衛星インターネット接続サービス「Mega Wave」に加入する必要があります。 ビデオを見るためのプラグイン・プレーヤーとしてアップルコンピュータ株式会社の「QuickTime Player」が必要です。

 この実験サービスを通して、カミングスーンTVは映画予告編の高画質ストリーミング配信に関する市場調査が期待でき、NTTSCは「Mega Wave」への加入者の増加を、日本アイ・ビー・エムは「IBM VideoCharger」サーバーの実稼動運営の確認、また、ビデオ・ソリューションの一部として、今 後お客様に提供する予定です。なお、9月7日から幕張メッセにて開催される  WORLD PC EXPO 99内のIBMブースおよびNTTSCの体験コーナーにて本実験の映像をご覧いただけます。

以上

IBM,VideoChargerはIBM Corporationの商標

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新日本製鐵君津製鐵所で資材見積照会の新日本製鐵君津製鐵所で資材見積照会のWebシステムが本格稼動システムが本格稼動[ プレスリリース]

1999年9月2日

新日鉄情報通信システム株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 新日鉄情報通信システム株式会社(本社・東京都中央区、社長・市瀬圭次、以下ENICOM)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下 日本IBM)は、新日本製鐵株式会社(本社・東京都千代田区、千速晃社長、以下新日鉄)君津製鐵所において両社が共同で構築を進めてきた、インターネット技術の活用による 「資材見積照会管理システム」が、このたび本格稼動を開始した、と発表しました。

 国内最大手の鉄鋼生産メーカー新日鐵の中でも、最大規模の粗鋼生産を行う君津製鐵所では資材の調達・購買において、多岐に渡る資材や工具を、数十社以上の取引先に見積も り仕様図面データとあわせて発注する業務が大きなウェートをしめています。そこで、事務の生産性向上とシステムの将来性を確保するため、既存の光ディスク・システムから最 先端のインターネット技術を活用した新資材見積システムへ刷新することを計画しました。

 ENICOMと日本IBMは、PCサーバー「Netfinity 」上でJavaを基盤とし たソフトウェア「WebSphere 」を採用し、約3ヶ月という短期間で同システムを再構築し ました。

 新システムでは、11万件以上という大量の図面データをWWWブラウザから自由に閲覧可能にするため、日本IBMが開発した「EsperViewer」を利用していま す。また、ホストからのデータ送受信の機能、見積もり照会書を図面付きでFAX自動送信する機能もすべてサーブレット経由で、一貫してWWWブラウザから行えるようになっ ています。この結果、図面検索時間の半減など、大幅な業務の生産性向上とスピードの向上が実現できました。

 同所では将来的には同システムをエクストラネット化し、取引先とネットワークで結んだ受発注システムに拡張していくことも視野に入れています。

以 上

IBM,Netfinity,WebSphereは、IBM Corporationの商標。Javaは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。

EsperViewerの詳細については、http://www.ibm.com/jp/ma nufacturing/prod/pdm/ev/をご覧ください。

(R) TM

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音声読み上げや「音声読み上げや「 iモード」画面用ホームページも簡単に作成モード」画面用ホームページも簡単に作成[ プレス・リリース ]

1999年9月2日

  日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は2日、ワープロ感覚でインターネットのホームページを簡単に作成できるソフトウェアの最新版『ホームページ・ビル ダー 2001』と、英文ホームページやワープロ、テキスト文書などあらゆる英語の情報を日本語に翻訳するソフトウェアの最新版『インターネット翻訳の王様 POWER+』(パワープラス)を、本年10月8日から出荷することも発表しました。

 ホームページ・ビルダーは、HTML(Hyper Text Markup Language)言語を知らなくても、簡単に魅力的なデザインのホームページを作成できる Windows 用ソフトウェアとして、1996年4月の発売開始以来この分野のベストセラー 製品シリーズです。

 最新版のホームページ・ビルダー 2001は、150点のテンプレートと3,700点の素材を標準で提供し、手順に従って選択していくだけで、ホームページを作成できま す。また初心者から専門のエンジニアやクリエイターまでが満足して利用できるような幅広い機能を追加しています。特に、NTT移動網株式会社(NTTドコモ)の「iモー ド」や、モバイル情報端末(カーナビ/携帯端末)向けインターネット接続仕様「MobileWeb 1」向け画面を簡単に作成できることが大きな特徴です。

 ホームページ・ビルダー 2001は、アニメーションなど視覚効果の高いホームページを作成する機能を大幅に強化しています。従来の絵のアニメーション作成に加えて、例 えばブラウザー上に表示される画像の上に、マウスのポインターを置くだけで、別の画像と切り替えるロールオーバー作成機能や、文字アニメーションの簡単作成機能も追加され ました。ホームページをより魅力的なものにする「カスケーディング・スタイル・シート(CSS 2)」、「HTML4.0」など最新技術のサポートも拡大していま す。

 また、ホームページ・ビルダー2001では、IBM の音声合成ソフ ト「ProTALKER 97エンジン」を利用した音声合成ページを作成できます。さらに、視覚 に障害を持った方を配慮したページを作成するためのチェック機構も持ち(アクセシビリティ・チェック機能)、インターネットのホームページ上の情報を、日本語で読み上げる ソフトウェア『ホームページ・リーダー 』との連携も図りました。

 デジカメで撮った写真を楽しくアルバム管理したり、レタッチ処理を行うソフトウェア「デジカメの達人 2000」および「Internetホームページ用素材集」(インプレス社発行)の3製品をセットして、別々に各製品 を購入する場合と比較して5割以上低価格となる「トクトクパック」も、従来に引き続き提供します。

 インターネット翻訳の王様 POWER+は、従来製品で定評のある翻訳機能やユーザー・インターフェースを強化したことに加え、キャラクター「王様くん」が訳文や単語訳 などを。吹き出しとともに音声で読み上げる新機能を追加しました。また、華氏表記やマイル、フィートといった欧米で一般的な度量衡単位を、日本でなじみのある摂氏表記やキ ロメートルといった単位に訳す単位翻訳機能も採用していることが特徴です。英日翻訳辞書は7万語を追加し、35万語まで拡張しました。

 また、今回新たに翻訳ソフトウェアとして業界で初めて製品化したLinux版を同梱したほか、研究社の新英和・和英中辞典の電子版とのバンドル版(「インターネット翻訳 の王様 POWER+ 王様の辞書」)も提供します。なお、ホームページ・ビルダーについてもLinux版を今後提供していく計画です。

<製品の価格および出荷開始予定時期>

製製 品品 名名 価格(消費税別)価格(消費税別)    出荷開始予定時期出荷開始予定時期

ホームページ・ビルダー 2001   14,800円    1999年 10月8日

ホームページ・ビルダー 2001 (アップグレード) 7,800円   1999年 10月8日

ホームページ・ビルダー 2001 (学割パック) 9,800円   1999年 10月8日

ホームページ・ビルダー 2001 (アップグレード/学割パック) 5,300円   1999年 10月8日

ホームページ・ビルダー 2001 トクトクパック 17,800円   1999年 10月8日

ホームページ・ビルダー 2001 トクトクパック      

  (アップグレード) 13,800円   1999年 10月8日

インターネット翻訳の王様  POWER+ 7,800円   1999年 10月8日

インターネット翻訳の王様  POWER+(アップグレード) 5,300円   1999年 10月8日

インターネット翻訳の王様 POWER+ 王様の辞書 14,800円   1999年 10月8日

インターネット翻訳の王様  POWER+ 王様の辞書      

  (アップグレード) 8,800円   1999年 10月8日

(R)

(R) TM

TM

TM

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以 上

1MobileWebソニー、日本アイ・ビー・エム、パイオニア、本田技研工業、マツダ、シャープ、セイコーエプソン、住友電気工業の8社が理事会社となり、他約60社で構成 されるモバイルウェブ推進協議会が策定するモバイル情報端末向けインターネット接続仕様。

2CSS[カスケーディング・スタイル・シート]ドキュメントの表示形式を定義するもの。HTMLタグに対して位置、フォント、色等の指定をすることにより、独自書式のタグを定義できるようになり、自由 な場所への文字やイメージのレイアウトが可能になったり、ページの見栄えをよくすることができる。 

IBM、ProTALKER、インターネット翻訳の王様、デジカメの達人、ホームページ・ビルダー、ホームページ・リーダーは、IBM Corporationの商標。Windowsは Microsoft Corporationの登録商標。その他の会社名、製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標

ホームページ・ビルダーの詳細については、http://www.ibm.com/jp/softwar e/internet/hpbインターネットト翻訳の王様の詳細は、http://www.ibm.com/jp/softw are/internet/king/をご覧ください。

<ご参考資料><ご参考資料>本日発表の「ホームページ・ビルダー 2001」の主な新機能は以下のとおりです。

■ページ編集機能の強化ページ編集機能の強化−編集画面の機能強化編集画面の機能強化 ユーザー調査実施結果をもとにメニュー等の操作性を格段に向上しました−ブラウザ環境に合わせたページ編集機能ブラウザ環境に合わせたページ編集機能 NTTドコモのiモード端末とMobile Web専用ページ作成をサポート。i モードユーザーへのサービス用 ページ、i モードユーザーの自分用ページなど様々な用途に対応。−ロゴ作成機能ロゴ作成機能 ホームページの印象を左右するロゴが専用ツールでなく編集画面内でも作れます。−HTML/ロゴ/ボタン/アニメーション/ロゴ/ボタン/アニメーションGIFファイルの縮小サイズでのプレビュー表示ファイルの縮小サイズでのプレビュー表示 アニメーションGIFが縮小状態でも、実際の動きがファイルを開かずに確認できます。−カラーギャラリーカラーギャラリー おすすめの背景色と文字色の組合せが一目でわかり、ウィザードで仕上げられます。−テンプレートおよび素材テンプレートおよび素材 テンプレート150点、素材3700点を提供。テンプレートはウィザードでさらにカスタマイズできます。−IBM ProTALKER(注(注1)対応の音声読み上げページ作りをサポート)対応の音声読み上げページ作りをサポート サンプル・スクリプトを用意しています。−アクサシビリティアクサシビリティ・・チェック機能チェック機能 障害を持った方を配慮したページ作りに欠かせないタグの有無をチェックする機能。−CSS(カスケーディング(カスケーディング・・スタイルスタイル・・シート)のテンプレートシート)のテンプレート 目的のスタイルシートをページ単位、サイト単位に適用できます。−表作成機能表作成機能 行単位、列単位でコピーや貼り付けができるようになりました。−ダイナミックダイナミックHTMLによる効果の強化による効果の強化−HTML4.0のサポート範囲を拡張のサポート範囲を拡張−CSSの強化の強化−強力な強力なHTMLソース処理ソース処理 大文字、小文字、インデント等の書式設定が可能になりました。−Active Xサポートサポート■イメージ編集機能の強化イメージ編集機能の強化−ロールオーバー(マウスでポイントすると表示が変化する画像)作成機能ロールオーバー(マウスでポイントすると表示が変化する画像)作成機能 ウィザード形式で簡単に作れます。また、1つの画像だけを使っていろいろな効果を付けることもでき ます。−ウェブアニメータによるアニメーションウェブアニメータによるアニメーションGIF作成作成 アニメーションウィザードでアニメーションGIFを簡単に作成します。従来の画像のアニメーション作成 機能に加えて、文字アニメーション作成も可能になりました。アニメーション最適化機能でサイズも 小さく作ります−ウェブアートデザイナーウェブアートデザイナー 実際に使いたくなる多種多彩なロゴのパターンが豊富に用意されているので、簡単にオリジナリティーの ある素材が作れます。ペイント機能も搭載していま す。

(注1)音声読み上げページはActiveXコントロールを使用していますので、Internet Explorer 4.0以降のブラウザ以外では音声読み上げの機能は動作しません。

(ご参考資料(ご参考資料2))本日発表の「インターネット翻訳の王様 POWER+」の主な特徴は、以下のとおりです。

ホームページ翻訳機能強化ホームページ翻訳機能強化マイクロソフトのインターネット・エクスプローラー(IE) 5.0でのホームページ翻訳がより便利になりました。ブラウザのツールバーに自動的に王様の 翻訳ボタンが挿入され、1クリックでホームページを簡単翻訳します。

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しゃべる「王様くん」しゃべる「王様くん」画面上の英単語をマウスでポイントすると「王様くん」 が、その英単語の意味を吹き出しの中で表示し、同時に読み上げてくれます(on/off可能)。ま た、翻訳する際に訳文も読み上げます。研究社の辞書とも連動ができます。

インターネット翻訳の王様 インターネット翻訳の王様 POWER+王様の辞書+王様の辞書(研究社新英和(研究社新英和・・和英中辞典のバンドル版)和英中辞典のバンドル版)「インターネット翻訳の王様 POWER+ 王様の辞書」は、定評ある研究社の新英和・和英中辞典(英和=総収録語約9万語/用例約8万語/和英=総収録 語約7万語/用例約10万語)の電子辞書版を「インターネット翻訳の王様 POWER+」に同梱したバージョンです。 画面上で英文を追いながら辞書引きができたり、上記の王様くんで利用することができます。また、例文や発音記号など、より深く英単語の意味内容を調べたいときに便利です。 ネイティブスピーカーによる発音データも提供しています。王様の辞書引きのユーザーインターフェースは翻訳の王様オリジナルのもので、用例や語義などの表示切り替え、和英 と英和の表示切り替えなど、使い勝手に思考が凝らされています。

単位(度量衡)翻訳機能単位(度量衡)翻訳機能欧米の単位を日本でなじみのある単位に換算し、カッコ付けで表示します。通貨など変化する数値や、独特の表現などは、ユーザー選択することでカスタマイズできます。以下に例を示します。

  原文 訳文

Water freezes at 32 degrees Fahrenheit. 水は、華氏32度(約摂氏0.0度)で凍ります。

The village is two miles away. 村は、2マイル(約3..22キロ)離れています。

717 Acre Ranch for Sale! 717エーカー(約東京ドーム62個分)牧場セール中!

Linux版(英日翻訳のみ)版(英日翻訳のみ)翻訳の王様のエンジンをLinux版で提供。ホームページやテキストの翻訳が可能です。 Muleで利用することもできます。また、コマンドやライブラリも提供しています。

Eメール翻訳機能メール翻訳機能"FYI”、"ASAP"といった英文のEメール独特の言い回しや引用記号を配慮して翻訳します。また、Outlook Express、EudoraPro、Netscape Messenger、メールの王様等おなじみのメールソフトに対応し、1クリックで翻訳できま す。

英日翻訳辞書拡張英日翻訳辞書拡張辞書は7万語増の35万語になりました。コンピュータやインターネット分野をより強化しています。

Word2000などのさまざまな文書アプリケーションに対応などのさまざまな文書アプリケーションに対応最新のMS Word2000やLotus Notes5等にも対応しました。アプリケーションを起動すると王様の翻訳ボタンが自動的に表示され、1クリ ックで簡単に翻訳します。

 以 上

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15インチインチ・・ディスプレイ付きでディスプレイ付きで9万円台の初心者向けデスクトップ万円台の初心者向けデスクトップPCを発表を発表

1999年9月1日

− 新デザインのスリムタワー型PCとあわせて個人向けPCを強化 −

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は1日、当社の個人向けPC「Aptiva(R)Eシリーズ」に、15インチCRTディスプレイ付き でIBM(R)PC Direct(当社の通信販売)価格が99,800円のモデルを含む低価格デスクトップ型PC「Aptiva20J/21Jファミリー」と、新デザイ ンのスリムタワー型PC「Aptiva 46J/47Jファミリー」の計4ファミリー5モデルを発表しました。

「20J/21Jファミリー」は、低価格で ありながら、Aptivaの特長である初心者を意識した分かりやすいマニュアルや、インターネット、ビジネス、音声認識などの多彩なソフトウェアを添付しています。また、 当社では初心者を含むさまざまなお客様がPCを充分に活用できるよう、お客様の自宅を訪問してセットアップやインターネットへの接続、講習を提供するといった多彩なサポー ト・メニュー(有償)や、インターネットを活用してさまざまな情報提供を行う当社製PCの個人ユーザーの会員組織「ClubIBM」(初年度年会費無料、翌年から 2,000円)などの充実したサービスを取り揃えています。

「46J/47Jファミリー」は、省スペースのスリムタワー型のボディーを採用し、デジタル接 続で表示画面が美しいTFT液晶ディスプレイとのセット・モデルを用意したことが特長です。インターネットや電子メールをボタン操作一つで起動できる機能のついたキーボー ドや、スクロール機能のついたマウスを付属するなど優れた操作性を提供します。もちろん、お客様は「20J/21J」と同様のサービスを利用できます。

本 日発表した2つのファミリー製品は、「低価格」と「省スペース」という、お客様がPCに求める2つの大きなニーズを具体化したものです。低価格モデルでは、初心者のお客様 が購入してすぐにインターネットを始めることのできるPCとして、個人のお客様にお勧めするのはもちろん、インターネット証券取引やインターネット・バンキング用の端末と してなど、PCを活用した新しいビジネスを展開する企業のお客様にも積極的に販売していきます。

また、スリムタワー型の46J/47Jファミリーは、「省 スペース型PC」という日本独特のマーケット・ニーズに応えるもので、日本国内でのみ販売されるAptiva製品です。当社は、同ファミリー製品を、省スペース性と高機能 を求めるお客様に最適なモデルと位置づけています。

なお、本日同時に、お客様の自宅を訪問してセットアップやインターネットへの接続、講習などのサービス を提供する「IBMPCハウス・コール訪問サービス」や、全国約100ヶ所にある弊社のPCサービス・ステーションである「PCDOCK」において提供するサービス・メニ ューの強化などを発表しました。

PCハウス・コール訪問サービスでは、アプリケーション・ソフトウェア関連の利用法や操作法などを指導する出張教育のメニ ューを強化しています。新たに加えたメニューは、インターネット関連、Windows(R)関連、ViaVoiceTM、ホームページ・ビルダー、メールの王様などです。 また、PCDOCKでは、ThinkPad(R) 570およびThinkPad 240のキーボードを英語版キーボードへ交換するサービスを開始しま す。

さらに、本年6月3日に発表した、Aptivaの特定モデル購入者を対象にした個人向けPC保守サービス「IBMPC Care」のサービスの提供 を、本格的にスタートします。これは、今後発表される製品を含む、本年6月3日以降に発表されたAptiva製品の購入者に対し、保証期間終了後に、引き続き保証期間中 と同様のサービスを提供するというものです。お客様のご希望によって1年保守と2年保守を選択することができます。

本日発表した製品の概要は以下の通りで す。

Aptiva 20J/21Jデスクトップ・ファミリー(2モデル)Aptiva Eシリーズの入門・普及機種です。コンパクトでありながら 拡張性も確保し、かつ縦置きも横置きもできるデスクトップ型PCで、高速モデム機能に加えネットワークの構築や高速インターネット接続に便利なイーサネット機能を標準装備 した21Jファミリーと、高速モデムのみを搭載した20Jファミリーを用意しています。

Aptivaシリーズのなかでも特にコスト・パフォーマンスに優れ たファミリーで、低価格を実現するとともに、音声認識関連、インターネット関連、ビジネス・アプリケーションなど充実したソフトウェアや初心者向けのマニュアル、リカバリ ーCDなどを初期導入または添付しています。

3D Now!テクノロジAMD K6−2プロセッサ400MHzを採用するとともに、標準64MBメモリー (最大256MBまで拡張可能)、6.0GBハードディスク、最大40倍速CD−ROMドライブなどを搭載しています。また、15インチCRTディスプレイを付属していま す。

また、Aptivaの特長である、声によるパソコン操作や文章入力などができる音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98日本語版」を両ファミリ ーに初期導入し、さらにビジネス・アプリケーションとして、ロータス社の「スーパーオフィス2000」を添付しています。

Aptiva 46J/47Jス リムタワー・ファミリー(3モデル)新たにスリムタワー型ボディを採用したAptiva Eシリーズの上位機種です。省スペース性とデザイン性、機能性を重視し

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た、日本市場でのみ販売されるファミリーです。ステレオ・スピーカー内蔵の15インチTFT液晶ディスプレイをセットした46Jファミリー1モデルと、外付けの Infinity製ステレオ・スピーカーで15インチCRTディスプレイまたは17インチCRTディスプレイとセットした47Jファミリー2モデルで構成されていま す。

15インチTFT液晶ディスプレイは、デジタル接続のインターフェースを採用し、にじみのないくっきりとした画面を実現しています。長時間利用しても 疲れにくく、目に優しいことが特長です。

新ファミリーでは、Intel(R) CeleronTMプロセッサ 466MHz、標準64MBメモリー(最大 256MB拡張可能)、8.4GBハードディスクなどを搭載するとともに、使いやすさが向上したラピッドアクセス キーボードIIとスクロールポイント マウスIIを標準装備しています。

ラピッドアクセス キーボードは、インターネットや電子メールなどの利用頻度の高いアプリケーションをボタン操作一つで起動できるボタン (起動するアプリケーションは変更可能)やCD−ROMドライブの操作ボタン、省電力モードへの切り替えを行うボタンなどがあり、分かりやすいキーのレイアウトと色使いに よって操作が易しくなりました。

また、スクロールポイント マウスIIは、マウス・スティックの操作によって、マウス本体を動かすことなく表示画面のスクロールができる機能などがあり、大型のスティックを搭載しているので軽いタッチでの操作が可能です。

また、音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98日本語版」に加え、人気メールソフトに音声認識機能を付けた「PostPet forWindows ver2.0jp ViaVoice対応版」を添付していま す。また、インターネット関連、マルチメディア関連のソフトウェアのほか、ビジネス・アプリケーションとして、Microsoft(R)社の「Office 2000 Personal」を添付しています。

なお、本日発表した製品の標準価格および出荷開始予定日は以下の通りです。

Aptiva 20Jフ ァミリー 型番 / 標準価格 / 出荷予定日2190-0J5 / オープン(\99,800) / 1999年 9月 1日(15インチ CRT、K6-2 400MHz、64MBメモリー、6.0GB HDD、40X CD、56K Modem、Super Office2000)

Aptiva 21Jファミリー 型番/ 標準価格/ 出荷予定日2190-1J5 / オープン (\104,800) / 1999年 9月 1日/(15インチCRT、K6-2 400MHz、64MBメモリー、6.0GB HDD、40X CD、イーサ ネット、56K Modem、SuperOffice2000)

Aptiva 46Jファミリー 型番/ 標準価格/ 出荷予定 日2188-6JT / オープン(\283,000) / 1999年 9月13日(15インチTFT、Celeron 466MHz、64MBメモリ ー、8.4GB HDD、24X CD、56K Modem、MS Office2000P)

Aptiva 47Jファミリー 型番 / 標準価 格 / 出荷予定日2188-7J5 / オープン(\181,000) / 1999年 9月13日(15インチCRT、Celeron 466MHz、64MBメモリー、8.4GB HDD、24X CD、56K Modem、MS Office2000P)2188-7J7 / オープン (\199,000) / 1999年10月20日(17インチCRT、Celeron 466MHz、64MBメモリー、8.4GB HDD、24X CD、56K Modem、MS Office2000P)

カッコ内の価格はIBM PC Direct価格(消費税別)です。

以 上

IBM、Aptiva、ThinkPad、ViaVoiceはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel、CeleronはIntel Corporationの米国およびその他の国における商 標または登録商標。Microsoft、Windowsは、Microsoft Corporationの登録商標。PC DirectはZiff Communication Companyの商標であり、IBM Corporationがライセンスを得て使用しています。他の会社名、製品名および サービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

<補足資料>本日発表製品・サービスの特長

Aptiva Eシリーズ 20J/21Jファミリー*容積比で当社のマイクロタワー型の約60%とコンパクトなデスクトップ型デザインを採用しています。システム本体の縦置き 用スタンドを標準で添付しており、自由なレイアウトが可能になっています。*2つのPCI空きスロット(ハーフ)を確保するなど、拡張性にもすぐれていま す。*21Jファミリーには、100BaseTX/10Base−Tのイーサネット機能をオンボードで搭載しています。SOHOや一般家庭などにおけるネットワー ク構築に便利なほか、ルーターなどの通信機器を経由してインターネットに接続することによって高速通信が可能になります。*音声認識ソフトウェ ア「ViaVoice 98日本語版」のほか、ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK」を初期導入しています。これらを組み合わせて利用することに よって、快適な音声入力環境を提供します。(音声認識用マイクは別売)*グラフィックス描画能力に優れた3DNow!テクノロジ AMD K6−2プロセッサ 400MHzを採用しています。また、メモリーに

*

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は標準64MB(最大256MB)のSDRAMを搭載するなどコスト・パフォーマンスに優れた基本仕様を採用して います。*最大40倍速CD−ROMドライブとともに、ハードディスクには6.0GBを搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア用途などにも適していま す。*15インチCRTディスプレイが付属しています。*最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵し、イン ターネット閲覧ソフトや電子メールソフトなどを添付しているので、インターネットやパソコン通信などを、PCを購入してすぐに楽しむことができます。*基本ソフト には、Windows 98を初期導入しています。また、ビジネス・アプリケーションには、ロータス スーパーオフィス2000を添付していま す。

Aptiva Eシリーズ 46J/47Jファミリー*新しいスリムタワー型デザインを採用した日本市場向けの省スペースPCです。 マイク、ヘッドフォン、ラインイン、USBなどのコネクタを本体前面に配置するなど操作性にも配慮しています。*ステレオ・スピーカーを内蔵した15インチ TFT液晶ディスプレイ付属の46Jファミリーと、15インチまたは17インチCRTディスプレイとInfinity製のステレオ・スピーカーを付属した47Jファミリー で構成されています。*15インチTFT液晶ディスプレイには、画面を美しく表示できるデジタル・インターフェースを採用しています。*音声認識ソフトウ ェア「ViaVoice 98」とともに、ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK2」を初期導入しています。また、人気の電子メールソフトが音声認 識に対応した「PostPet for Windows ver2.0jp ViaVoice対応版」を添付しています。*左右ボタンの中間にマウス・スティック を配置した「スクロールポイント マウスII」を採用しています。マウス・スティックの操作によって、マウス本体を動かすことなく表示ウィンドウのスクロールができま す。*キーボードには取り外し可能なパームレストやインターネット他電子メールなど利用頻度の高いアプリケーションの起動ができるボタンなどを配した「ラピッド アクセス キーボードII」を採用しています。わかりやすいレイアウトや色使いによって、優れた操作性を提供しています。*Intel Celeronプロセッサ 466MHz、標準64MBメモリー(最大256MBまで拡張可能)を搭載しています。*最大24倍速のCD−ROMドライブ、大容量の8.4GBハードディスク を標準搭載しています。*ビデオ・カードには、3D画像の表示速度や画質などで高いパフォーマンスを発揮するATI RAGE LT Pro(AGP 2x)を採 用しています。ビデオ・メモリーは標準で8MBを搭載しています。*最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵してい るので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむことができます。*基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。 また、ビジネス・アプリ ケーションには、Microsoft Office 2000Personalを添付しています。

「IBM PCハウス・コール訪問サービス」 メニューの強化について■サービス対象者IBM製PC・非IBM製PC機器本体を所有されているお客様■サービス対象地域日本全 国(指定外地域、一部の離島や山間部等は、別途交通費/出張費をいただく場合もあります)■サービス提供条件1)パーソナル・コンピュータが LAN,WAN等のネットワーク接続をされていない事2)サービス対象ハードウエアおよびサービス対象ソフトウエアの下での稼動が確認されているワープロ、表計 算、インターネット・ブラウザー等の一般的なソフトウェアで ある事3)お客様が「サービスのご説明」の内容を確認および承諾される事。 なお初回電話受付けにて 上記対象者のみをスクリーニングします■サービス対象外の内容1)コンサルテーション・サービスや分析作業2)長期にわたる作業や操作の支 援3)技術的な教育4)製品の仕様変更や不具合の分析・修正5)ハードウェアの修理■サービス時間10:00~17:00(年末 年始を除く)

■サービス総合窓口パソコン訪問サービス受付センターTel.0570−017−017(ナビダイヤ ル)Tel.0476−23−3878受付時間:10:00~17:00(年末年始を除く)・インターネッ ト:http://www.ibm.com/jp/pc/

■追加サービス・メニュー 内容と価格

・インターネット 3時間集中講習 18,800円Webの見方、メールの操作方法などを指導します。・ウィンドウズ 3時間集中講習 18,800円まったくのPC初心者の方を対 象に、ウィンドウズの操作を初歩から指導します。

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・オフィス・ソフト 3時間集中講習 18,800円MS Office(Word、Excel、Power Point)、一太郎など一般的なオフィスソフトの操作方法を指導します。・ViaVoice 3時間集中講 習 18,800円・ホームページ・ビルダー3時間集中講習 18,800円・メールの王様 3時間集中講習 18,800円当社の人気ソフトの 操作方法を指導します。・はがき作成ソフト 3時間集中講習 18,800円筆まめ、筆ぐるめ、筆王など人気ソフトの操作方法を指導しま す。

PC DOCK ThinkPad 英語キーボード交換サービスサービス受付開始:1999年9月1日提供価格:¥ 17,800(消費税別)サービス内容:キーボードの米国版への交換サービス対象機種:ThinkPad 240、ThinkPad 570(初期導入済 みOSがWindows 95、98モデルのみ)サービス受付:PC DOCK各店舗カウンターサービス所要期間:お預りから約1週 間

個人向けPC保守サービス「IBM PC Care」サービス・メニューおよび料金(消費税別)-1年保守:¥ 8,000-2年保守:¥13,800

IBM PC Careのサービスについて-機器の故障時の無償修理/交換 (破損/紛失/盗難 等、お客様責任による障害を除く)-本体保証期間内であればいつでも入会可-宅配によるお客様先までの機器の受け渡しサービス対象製 品-Aptiva Eシリーズ(本年6月3日以降発表製品)*付属ディスプレイがVLH製品の機種(IBM以外の保証書が添付の機種)の場合、 本サービ ス対象は機器本体のみとなりますサービスの案内-インターネッ ト:http://www.ibm.com/jp/jpccinfo/pccare/index.htmlサービスの受付-IBM PC Care受付セン ター:0570−018−018(ナビダイヤル)0466−45−1849受付時間 10:00-17:00 (土日祝日、年末年始、弊社創立記念日 除 く)

以 上

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シスコとシスコと IBM、テクノロジー、ネットワーキング、および戦略的サービスで提携、テクノロジー、ネットワーキング、および戦略的サービスで提携

[米国ニューヨーク州アーモンク、カリフォルニア州サンノゼ 8月31日(現地時間)発]

IBMコーポレーションとシスコシステムズ は31日(現地時間)、20億ドルのテクノロジー契約、IBMグローバル・サービスとの戦略的提携、IBMのネットワーキングに関する知的所有権の一部のシスコへの売却か らなる世界的規模の協定を結んだと発表しました。

これらの合意に基づき、両社はネットワーキング・ソリューションおよび各種のテクノロジーやサービスか らなる強力なラインアップを世界中の企業やサービス事業者に対して提供することになります。今日の発表の要旨は次のとおりです。

*IBMグローバル・サー ビスとシスコとの戦略的提携。両社はお客様の e-businessおよびネットワーキング・ニーズに対応すべくフル・ライン アップのサービスおよび共同開発ソリューシ ョンを提供します。シスコの世界中の お客様はシスコ製品のサポートに、これまで以上にIBMグローバル・サービスを利用できるようになります。

*IBMのネットワーキング・ハードウェア・ディビジョンの所有するルーティングおよびスイッチングに関する知的所有権をシスコが買収し、またお客様がシスコの ネットワ ーキング・ソリューションを導入するに当たり円滑な移行を実現するための商品の共同開発を行う。IBMは既存のお客様に現在提供しているルーターおよ びスイッチ製品に対 するサポートを継続するとともに、世界規模の販売・流通チャ ネルを通じて引き続きシステム・ネットワーク・アーキテクチャー(SNA)、 トークンリング・ソリューショ ン、イーサネット・アダプターを提供し、これをサ ポートします。

*向こう5年間、シスコがIBMテクノロジーを購入する契約を結ぶ。

「お客様は伝統的なビジネスモデルからe-businessへ移行するにつれ、テクノロジー・プロバイダーに支援とリーダーシップが求められるようになっています」 と、IBMテクノロジー・グループのシニア・バイス・プレジデント兼グループ・エグゼクティブのジェームス・バンダースライス氏は語っています。「この度の提携を通じて、 私どもは、サーバー、ソフトウェア、サービス、テクノロジーにおけるIBMの強みとシスコが持つ高度なネットワーキング技術を組み合わせ、そうしたリーダーシップを提供し ていきます」

「インターネットはあらゆるビジネスの運命を書き替えつつあり、今回のシスコとIBMの提携は『ニュー・ワールド・インターネット』に基づく ビジネスプロセスへと転換するにあたって協力することで、両社のお客様に多大な価値をもたらすことになるでしょう」と、シスコシステムズ・インターワークスビジネス・ディ ビジョンのシニア・バイス・プレジデント、セルビー・ウェルマン氏は語っています。「当社のインターネット・エコシステムに合致しているこの提携は、シスコの多彩なエン ド・ツー・エンド・ネットワーク・ソリューションと、IBMのテクノロジーおよび世界規模のサービス体制を活用して、シームレスにインターネット上でのビジネスへと移行す るための膨大な市場機会をお客様に提供するものです」

「強力なネットワークの構築は世界進出とe-business戦略の鍵を握っています」と、IBMグ ローバル・サービスのIBMシニア・バイス・プレジデント兼グループエグゼクティブ、サム・パルミサーノ氏は語っています。「今回の戦略的提携を通じて、お客様は迅速にシ スコ製品とIBMのサービスを利用して、シスコ・ベースのネットワークの迅速な配備、最適化、維持管理を行うことができるようになるでしょう」

企業はいま や、ネットワーク・コンサルティングや設計から製品調達、導入・立上げ、維持管理に至るまで、シスコ製品に関する必要なサポートをIBMグローバル・サービスに依頼するこ とができます。このサポートの一環として、IBMグローバル・サービスは引き続き、シスコ・サポートの技能者認定を大幅に拡大し、ネットワーク・ソリューション導入や e-business移行に取り組む世界中のお客様をアシストしていきます。IBMグローバル・サービスとシスコは、サービス事業者や顧客企業にその e-business要件、データ/音声/ビデオ・サービス向けインターネット対応オープン・アーキテクチャーー、企業管理に対処するためのネットワーク・ソリューション の内容を拡充し、これを提供していきます。IBMグローバル・サービスは、共同技術開発と共同販売・マーケティングを柱とするにシスコの「グローバル・サポート・パートナ ー・プログラム」、「ゴールド・パートナー認定プログラム」、「シスコ・ボイス・アプリケーション・パートナー・スペシャライゼーション」に参加します。今回の提 携により両社の得意業務を互いに補うことで、IBMとシスコはネットワークとシステムのパフォーマンスを向上するソリューションを提供することが可能になりま す。e-businessへと移行しつつあるお客様は、より高度なセキュリティ、アベーラビリティー(可用性)、アプリケーション・パフォーマンスを必要としていま す。IBMとシスコはビジネス方針管理などの分野で協力することで、サービスのレべルアップにつながるe-business機能の配備をスピードアップするためのインフラ を提供します。

このパートナーシップは製品の多彩化を進めることを通じて、中・長期的ネットワーキング戦略を策定する上での一層のフレキシビリティをお客 様に提供するでしょう。また、企業は新たに加わったサービスを利用することで次世代ネットワークの導入を迅速かつ簡単に行えるようになります。シスコのインターネット・ソ リューションへの円滑な移行をアシストするため、両社はまた、お客様の機会を共同で見いだし、取り扱うプロジェクト・オフィスと、ソリューションのチェックを行うインター オペラビリティー(相互運用性)研究所を設立します。

今回の提携の一部は、政府のレビューにより今後変更される場合があります。

シスコは インターネット対応ネットワーキングにおける世界の最大手企業です。シスコについての詳しい情報は同社のイン

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ターネット・ホームページ(http://www.cisco.com)でご覧いただけます。

IBMは世界最大の 情報テクノロジー企業です。IBMについての詳しい情報は同社のインターネット・ホームページ(http://www.ibm.com)でご覧いただけます。

当資料は、1999年8月 31日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に、日本版独自の情報を付加したものです。

以 上

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省スペースのスリムタワー型など企業向けクライアント省スペースのスリムタワー型など企業向けクライアントPCを発表を発表[ プレスリリース ]

1999年9月1日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は1日、企業向けクライアントPC「IBM PC 300シリーズ」に、スリムタイプの省スペース機種「IBM PC 300PL Slim」4モデルと、上位機種「IBM PC 300PL」4モデルの合計2機種8モデルを追加発表しました。

 これらの新モデルは、現行モデルと比較して、動作周波数が向上したプロセッサーを搭載するとともに、「IBM PC300PL Slim」には、はじめてPCを導入する成長企業向けに、Microsoft 社のビジネス・アプリケーションを添付したモデルを設定したことが特長です。

 また、「IBM PC 300PL Slim」および企業向けPC普及機種である「IBM PC 300GL」で、ディスプレイとセットしたお買い得モデルを販売するキャンペーンを実施すると発表しました。キャンペーンは本年9月24日受付分までの期間限定で行 ないます。さらに、「IBM PC 300PL Slim」および普及機種の「IBM PC 300GL」の一部モデルにおいて、最大約13%の価格改定(値下げ)を本日出荷分より実施しま す。

 同時に、製造業におけるCAD/CAM/CAE、コンピューター・グラフィックス(CG)などのプロフェッショナル用途向けのPCワークステーションの中位機 種「IntelliStation (インテリステーション) M Pro」および普及機種「IntelliStation EPro」に、新しいグラフィックス・ボードを搭載し、ビデオメモリーを強化した2機種3モデル(2次元モデル)を追加しています。

 なお、本日発表した新製品、キャンペーン・モデルの価格(消費税別)と出荷予定日および価格改定の概要は以下の通りです。

(IBM PC 300シリーズ新製品)

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

IBM PC 300PL Slim 6871-21J ¥170,000 1999年 9月10日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300PL Slim 6871-22J ¥185,000 1999年 9月10日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、WinNT4.0)

IBM PC 300PL Slim 6871-23J ¥170,000 1999年 9月10日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win95)

IBM PC 300PL Slim 6871-JM1 ¥190,000 1999年 9月17日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98、MS Office 2000 Personal)

IBM PC 300PL(デスクトップ) 6862-W7J ¥320,000 1999年 9月 3日

(Pentium III 600MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300PL(デスクトップ) 6862-W8J ¥335,000 1999年 9月 3日

(Pentium III 600MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、WinNT4)

IBM PC 300PL(ミニタワー) 6892-W4J ¥335,000 1999年 9月 3日

(Pentium III 600MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300PL(ミニタワー) 6892-W5J ¥350,000 1999年 9月 3日

(Pentium III 600MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、WinNT4)

(IntelliStation新製品)

製製 品品 名名    型番型番    希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 )    出荷開始予定日出荷開始予定日

IntelliStation E Pro   6893-82J   ¥258,000   1999年 9月 1日

(Pentium III 500MHz、128MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、Millennium G400)

IntelliStation E Pro   6893-84J   ¥298,000   1999年 9月 1日

(Pentium III 550MHz、128MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、Millennium G400)

(R)

(R)

(R)

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製製 品品 名名    型番型番    標準価格標準価格 (消費税別消費税別 )    出荷開始予定日出荷開始予定日

IntelliStation M Pro   6889-83J   ¥568,000   1999年 9月 1日

(Pentium III 550MHz、128MB SDRAM ECC、9.1GB HDD、40X CD、Millennium G400)

* 上記価格にモニターの価格は含まれていません。

(IBM PC 300PL Slimキャンペーン・モデル)

製製 品品 名名 キャンペーン価格キャンペーン価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

6871-11J + 14インチTFTモニター ¥243,000 1999年 9月17日

6871-11J + 15インチTFTモニター ¥258,000 1999年 9月17日

6871-13J + 14インチTFTモニター ¥243,000 1999年 9月17日

6871-13J + 15インチTFTモニター ¥258,000 1999年 9月17日

(IBM PC 300GLキャンペーン・モデル)

製製 品品 名名 キャンペーン価格キャンペーン価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

6287-4D7 + 15インチCRTモニター ¥145,000 1999年 9月17日

6871-4YJ + 15インチCRTモニター ¥145,000 1999年 9月17日

(価格改定)

*新価格は本日より適用となります。また、価格はすべて消費税別です。

製品名製品名    型番型番    新価格新価格    旧価格旧価格    値下げ率値下げ率

IBM PC 300GL   6287-4DJ   120,000円   138,000円   約13%

IBM PC 300GL   6287-4YJ   120,000円   138,000円   約13%

IBM PC 300PL Slim   6871-11J   155,000円   170,000円   約 9%

IBM PC 300PL Slim   6871-12J   170,000円   185,000円   約 8%

IBM PC 300PL Slim   6871-13J   155,000円   170,000円   約 9%

IBM PC 300PL Slim   6871-41J   205,000円   225,000円   約 9%

IBM PC 300PL Slim   6871-42J   220,000円   240,000円   約 8%

以 上

IBM,IntelliStationはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。MicrosoftはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IBM PC 300PL Slim(6871−21J/22J/23J/JM1)

幅88mm、奥行き330mm、高さ350mmの省スペースを実現するスリムサイズのデザインを採用。縦置き(スタンド標準添付)にしての利用に加え、横 置きでの利用も可能になっていいます。

操作性に配慮し、サウンドスイッチやLine in/out端子等をフロントパネルに設置しました。また、2つあるUSBポートのうち1つをフロントに装 備しました。

IntelCeleronプロセッサ433MHzを、チップセットには440BXを採用しました。

標準64MBのECC機能付きSDRAM(最大256MBまで拡張可能)を採用しています。

ビデオ・チップには、S3社のTrio3Dをグラフィックス専用バスであるAGP(Accelerated Graphics Port)に装着していま

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す。ビデオ・メモリーには4MBのSGRAMを標準で搭載し、高速かつ高発色をサポートしています。

障害事前検知機能S.M.A.R.T対応の大容量8.4GB(Ultra ATA)ハードディスクを標準搭載しています。

最大40倍速CD−ROMドライブを搭載しています。

遠隔地からクライアントPCの電源操作ができるWake on LAN機能に対応した100−BaseTXイーサーネットをオンボードで搭載しています。 スロットを使用せずにイーサネット環境への接続が可能になっています。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアである、UMAをサポートしています。また、システムの異常の発生を検知すると同時に システム管理者に知らせることのできるAlert on LAN機能、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能をサポートしたほか、クライアントPCのソフトウェアを管理者側から更新できるLCCMをサポートしています。

基本ソフトには、Windows 98(21J/JM1)、Windows NTWorkstation 4.0(22J)、Windows 95(23J)をそれぞれ初期導入しています。

オフィス・アプリケーションにはロータス スーパーオフィス2000のライセンス証書を添付しています。また、それに加えてモデル「JM1」には Microsoft社のOffice 2000 Personalを添付しています。

IBM PC 300PL(6892−W4J/W5J、、6862−W7J/W8J)

拡張性にすぐれたミニタワー型のデザイン(モデル6892)またはデスクトップ型のデザイン(モデル6862)を採用したモデルを用意していま す。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアである、UMAをサポートしています。また、システムの異常の発生を検知すると同時に システム管理者に知らせることのできるAlert on LAN機能、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能をサポートしたほか、クライアントPCのソフトウェアを管理者側から更新できるLCCMをサポートしています。

Intel PentiumIIIプロセッサ600MHzを、チップセットには440BXを採用しました。

標準64MBのECC機能付きSDRAM(最大384MBまで拡張可能)を採用しています。

障害事前検知機能S.M.A.R.T対応の大容量13.5GB(Ultra ATA)ハードディスクを標準搭載しています。

最大40倍速CD−ROMドライブを搭載しています。

遠隔地からクライアントPCの電源操作ができるWake on LAN機能に対応した100−BaseTXイーサーネットをオンボードで搭載しています。 スロットを使用せずにイーサネット環境への接続が可能になっています。

Windows98(6862−W7J/6892−W4J)またはWindows NT Workstation 4.0(6862−W8J/6892−W5J)、をそれぞれ初期導入しています。

オフィス・アプリケーションにはロータス スーパーオフィス98のライセンス証書を添付しています。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface )2.0」に対応しています。

IntelliStation E Pro((6893−84J//82J))

グラフィックス・エンジンには、Matrox社のMillennium G400を採用し、ビデオメモリーは標準で16MB搭載しています。

プロセッサーにはPentiumIIIプロセッサ550MHz(84J)または500MHz(82J)を採用しています。

主記憶には、動作周波数100MHzのSDRAMを標準で128MB搭載。最大で768MBまで拡張可能。エラーの検出および訂正機能を備えたECC対 応。

障害事前検知機能S.M.A.R.T.に対応したUltra ATA−33仕様の13.5GB拡張IDE(7,200rpm)ハードディスクを搭載し、高 速かつ安全なデータ転送を実現。

最大40倍速CD−ROMを標準装備。

SoundBlaster Pro互換Crystal Audioをオンボードで装備。

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネットをオンボードで装 備。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA をサポート。

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert on LAN機能。

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応。

オプションのキットを装着することにより縦置きも可能なデスクトップ・デザイン(5スロット、4ベイ)を採用。

IntelliStation M Pro((6889−83J))

グラフィックス・エンジンには、Matrox社のMillennium G400を採用し、ビデオメモリーは標準で16MB搭載しています。

PentiumIIIプロセッサ 550MHz採用。

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チップセットには440BX AGPsetを採用。SMP対応で、オプションで同プロセッサーを1機増設可能。

主記憶には動作周波数100MHzのSDRAMを標準で128MB(最大1GBまで拡張が可能)搭載し、エラーの検出および訂正機能を備えたECCに対 応。

10,000rpmのUltra Wide SCSI対応の9.1GBの大容量ハードディスクを搭載。

最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備。

サウンド機能はSoundBlaster Pro互換のCrystal Soundをオンボードで装備し、スピーカーも本体に内蔵。

6ベイ×6スロットのタワー・ケースを採用し、拡張性を確保。4つの冷却ファンを装備し、安定稼動にも配慮。

各種パスワード・セキュリティに加えて、ケースやパーツの物理的変更を防ぐセキュリティ・センサー/ロック機構。

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネットをオンボードで装 備。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポート。

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert onLAN機能。

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応。

以 上

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小規模企業を支援する「スモール小規模企業を支援する「スモール・・ビジネスビジネス・・プログラム」を強化プログラム」を強化

1999年8月31日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は31日、従業員  100人未満の小規模企業のお客様を支援する様々な製品や施策を統合した「スモール・ビジネス・プログラム(SBP)」をさらに強化し、本日より、Webを活 用した製品の 販売促進を本格的に開始していくことを発表しました。

第一弾として、本年7月発表のPCサーバー「Netfinity(R)1000」と基本ソフ ト「Linux」を組み合わせた「e−Server」の申し込みやお問い合わせを、当社が小規模企業のお客様向けに開設しているWebサイト「スモール「スモール・・ビジネスビジネス・・センター(センター(SBC))((http://www.ibm.com/jp/sbc/)」)」で受け付けま す。

従業員100人未満の小規模企業の市場は、今後飛躍的な拡大が期待されています。当社では、これらのお客様に焦点を当て、少ない投資でシステムを構築で きるように、さらには、e−ビジネスを実現できるように、「スモール・ビジネス・プログラム」を展開しています。「スモール・ビジネス・プログラム」は、プライス・アドバ ンテージ、e−ビジネス・アドバンテージ、サポート・サービス・アドバンテージの3項目から構成され、低価格の製品やサービスを提供することにより、小規模企業のお客様を 積極的に支援するものです。

また、「スモール・ビジネス・センター」は、「スモール・ビジネス・プログラム」を実施していくための重要な仕組みとして、 情報提供や製品販売促進を行うWebサイトです。ここでは、キャンペーンの紹介や最新の製品・サービス情報の提供に加え、eメールの登録をしているお客様に対して限定情報 を発信しています。今回、製品の販売促進を本格的に開始したことにより、さらに利用しやすいWebサイトとなります。

今後の計画としては、当社だけでなく、小 規模企業のお客様を支援する他企業や、各種業界団体、女性起業家を支援する企業などと協業し、「スモール・ビジネス・センター」のメニューの多様化やコンテンツの充実を図 っていきます。これにより、お客様は、「スモール・ビジネス・センター」にアクセスするだけでシステム構築以外にも活用でき、多くのお客様が利用できるWebサイトとして 利便性が向上します。

本年7月14日に発表され、既に出荷を開始している「e−Server」は、当社、株式会社テンアートニ(本社・東京都千代田区、社 長・角田好志)、株式会社大塚商会(本社・東京都千代田区、社長・大塚実)による協業によって提供される製品です。テンアートニは、当社のNetfinity1000をベ ースにLinuxの導入、テクニカル・サポート、周辺機器などのパッケージングを行います。大塚商会は、製品の販売、導入・セットアップに関するサポート、保守サービスを 提供します。Netfinity 1000とLinuxの組み合わせにより実現する高いコスト・パフォーマンスと、信頼性の高いWeb関連のフリー・アプリケーションによ り、スモール・オフィスでの利用に最適です。「スモール・ビジネス・センター」で申し込みをお受けした「e−Server」は、大塚商会から販売されま す。

●「スモール・ビジネス・プログラム(SBP)」の概要は次の通りです。<プライス・アドバンテージ> 各種キャンペーンや低価格製品により、少ない投資を実現します。<e−ビジネス・アドバンテージ> e−ビジネス かんたんパックなど、e−ビジネスを容易に実現できるよう支援します。<サポート・サービス・アドバンテージ> 低価格のサービスやサポートを提供します。

●「e−Server(Small Officeモデル)」の概要は次の通りです。<価格>  ¥695,600(消費税別)<ハードウェア構成> - Netfinity 1000 Pentium ? 400MHz,128MBメモリー,9.1GB HDD×2個 (Pentium ? 500MHzアップグレード可) - ダイヤルアップ・ルーターRTA50i(ヤマハ) - UPS Smart UPS 700(APC)<ソフトウェア構成> - red hat Linux 5.2 - SendMail/POP3(メール・サーバー用ソフト) - Apache(Webサーバー用ソフト) - BIND(DNSサーバー用ソフト) - IP−masquarade(ファイアウォール) - wu−ftpd(FTPサーバー用ソフト) - Samba(ファイル/プリント・サーバー用ソフト) - Netatalk(MACファイル/プリント・サーバー用ソフト) - ルージュ for Internet(スケジュール管理ソフト)

IBM、Netfinity、は、IBM Corporationの商 標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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矢崎総業で技術情報の電子配布システムを構築矢崎総業で技術情報の電子配布システムを構築[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年8月27日

矢崎総業株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 矢崎総業株式会社(本社・東京都港区、社長・矢崎裕彦、以下矢崎総業)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は 27日、矢崎総業で構築を進めてきた、CADデータなどの技術情報を約50拠点の国内部門間でインターネットを利用して共有する「電子技術情報授受システム」が、このたび 本格稼動を開始した、と発表しました。

 自動車部品からガス空調システムまで、約3万の商品アイテムを持つ矢崎グループでは、CADデータや各種仕様書など、膨大な量の技術文書の配布や管理の効率化が大きな課 題でした。このため、国内外への資料発送コストを削減すると同時に、データ受領までの時間を短縮するために、1998年10月から技術情報の電子配布システムの構築を進め てきました。

 稼動を開始した電子技術情報授受システムは、データ容量の大きいイメージデータ及びCADデータや、プロッタ出力用のPLOTデータなどを、一般的なブラウザー上で簡単 に共有することを目的としています。このため、構築されたイントラネット・システムには、日本IBMの企業間情報共有用のソフトウェア製品「WEB EIナビゲーター」を中核として利用しています。同製品は、通産省が実施したV-CALSの実証実験を踏まえて製品化されたソフトウェアで、イントラネット/エクトラネッ ト共存環境での安全な情報共有を実現する製品です。

 同システムは、WEB EIナビゲーターを使用して、IBM のUNIX サーバー「RS/6000 」をベースとする WWW環境に構築したことが、大きな特徴です。同製品のアクセス制御機能により、データを閲覧できる社員は、認可された関連部門に限定されます。また、Web上でのワーク フロー・ナビゲーション機能を利用して、取引先やグループ企業間での業務連携も行えるため、予定納期に対する進捗・遅延状況を、ブラウザー上で確認できます。

 矢崎総業では、新システムにより従来2~3日必要であった資料の受領までの工程を、リアルタイムで共有できるようになった上、送付に関するコストや工数も大幅に削減され ています。また、FAXでの配信と比較して、情報の出力品質が大きく向上している点も高く評価されています。

 なお、矢崎総業は、本年10月にシステムの英語対応を完了し、15社の海外グループ企業との連携も開始する計画です。

以 上

IBM、RS/6000 は、IBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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お客様主導の価格決定へお客様主導の価格決定へ日本初の法人事業所向け日本初の法人事業所向け“e-オークションオークション”をを10月開始月開始

1999年8月25日アスクル株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

日本IBMが Web運用・保守等を支援

オフィス用品翌日配送サービス「ASKUL」を展開するアスクル株式会社*(本社・東京都文京区、社長・岩田彰一郎、以下アスクル)は 25日、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)の包括的な情報技術支援により、インターネット上で日本初の試みとなる法人 事業所やSOHOを対象としたビジネス機器の本格的オークション・サービス「アスクルe-オークション」(http://auction.askul.co.jp)を、本年10月から開始することを発表しました。

本日 発表する新サービスは、インターネットの双方向性を活用した、法人事業所の総務や購買部門、SOHOなどを対象とするビジネス機器のオークション・システムです。 中古品 や旧型商品などを扱う従来のオークションとは違い、新製品を中心に価格決定の仕組みの根幹や、購買プロセス自体を変えていくものです。アスクルe-オークションを利用する ことにより、お客様にとっては、必要な機器を自らの希望する価格で入札し購入することが可能となります。さらに購入された商品に対しては総合的なサービスとサポートを提供 していきます。

また、メーカーにとっては、製品販売の新しいチャネルを得るとともに、新製品のテスト・マーケティングの場として活用することで、適切な価 格設定のための情報や市場ニーズを把握することができるオープンなプラットフォームを提供できます。

アスクルでは、5年後のオークション関連での売上目標 を1000億円と設定しています。1年間で参加企業の目標を約15万事業所まで拡大する計画です。

日本IBMは、アスクルの情報システムに関する総合的な パートナーとして支援し、アスクルe-オークションのシステムを開発するとともに、東京・三鷹のIBMコンピューター・センターにおいて運用・保守全般を行います。これに より、インターネット上で飛躍的に増加するアクセス数などに対応し、システムの拡張などを迅速かつ柔軟に実現していきます。

アスクル e-オークション は、IBMのワトソン・リサーチ・センターと大和研究所がアスクル向けに、電子商店構築支援ソフト「Net.CommerceTM」上で稼動するオークション・システムを 共同で開発したものです。同システムは、IBMのミッドレンジ・サーバー「AS/400(R)」上の基幹システムおよびCTIコールセンターシステムと連携した UNIX(R)サーバー「RS/6000(R)」等で構築されています。このため、単なる価格決定だけを行うオークション・システムにとどまらず、基幹システムと連動する 受発注機能やCRM機能を含んだ、本格的なECシステムとして稼動することが最大の特徴です。

アスクル e-オークションは、コピー機、ファック ス、パソコンなどの新製品がオークションに出品され、ユーザーとなる会員企業が希望購入金額を入札するシステムです。オークション参加のための会員登録費用は無料、メーカ ーは手数料を払って出品します。

なお、オークション方式には、入札情報を非公開にする方式や、値を競り下げていく方式などもありますが、アスクルe-オー クションでは、入札情報を公開して競り上げていく「オープン・クライ」方式を採用しています。また今後、お客様にとって分かりやすく、メリットの多い方式の採用も検討して いきます。

アスクル株式会社:従来のFAXを利用した会員制通信販売のインフラを利用してインターネット・ビジネスを展開しており、法人顧客を ビジネス対象とする「Businessto Business」型の企業間EC(電子商取引)を、日本で最初に本格的に実現した企業のひとつです。現在、約80万の事業所 からのFAXや、インターネットの電子モール(http://www.askul.co.jp)経由の発注に対し、事務用品やPC用品からドリンク類までの6,600アイテム の商品を翌日までに配達しています。同社の電子商取引による売上は、7月現在で、月ベース売上高換算約3.6億円(ユーザー取引高)に達していま す。

以 上

IBM、AS/400、Net.Commerce、RS/6000 は、IBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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三井海上火災と日本三井海上火災と日本 IBM保険業界最大規模の戦略的アウトソーシング契約を締結保険業界最大規模の戦略的アウトソーシング契約を締結

 三井海上火災保険株式会社(社長 井口武雄、以下三井海上)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長 北城恪太郎、以下日本IBM)は、三井海上の千葉ニュータウン本社で のホストシステム運用・管理のアウトソーシング契約を7月30日に締結し、8月1日からサービスを開始しました。 契約期間は10年、契約金額は約270億円で、保険業界 におけるアウトソーシングとしては最大規模になります。

 三井海上のアウトソーシングの目的は、日本IBMとの協調体制を通じて、以下の3点を実現することで す。1, 最先端のIT(システム技術)によるシステム品質の向上2, 戦略分野へのリソースのシフトによるシステム対応力の強化3, 各種改善 施策による更なるコスト削減またこれらを通じて、急激なビジネス環境変化の中でお客様満足度の向上や営業戦略を実現するために、これまで以上にITを戦略的にスピ ーディーに活用することを可能とします。

 さらに今回、情報システム部門の構造を抜本的に見直し、限られた経営資源を戦略的業務へ重点的に投入するとともに、システ ム運用・管理をアウトソーシングすることにより、三井海上の情報処理関連費用の一部を変動費化し、財務体質をより健全にすることができます。

 日本IBMは、最先端 の技術とリーディング・アウトソーサーとして培った経験・ノウハウを最大限に利用し、保険業界における最高水準の、安定した運用・管理サービスの提供を行います。

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大丸興業大丸興業 総合商社初の本格的な総合商社初の本格的なSCMを展開へを展開へ

1999年8月23日

大丸興業株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

大 丸百貨店グループの総合商社である大丸興業株式会社(本社・大阪市中央区、社長・山中秀男、以下大丸興業)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城 恪太郎)は23日、大丸興業で構築を進めてきた本格的なSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)システムの第1ステップが、本年9月から本格稼動を開始することを発表 しました。

大丸の共同仕入業務および輸出入業務を行う商社として設立された大丸興業は、化学・建設・電子・繊維・食品・保険代行業務などあらゆる産業分野に進出す るとともに、流通業としては日本で初めて全営業部門でISO 9001を、また全社でISO 14000を取得した総合商社としてグローバルな展開を進めています。大丸興 業では1996年10月に「情報システム3か年計画」を策定し、基幹システムの経営データをパソコンを利用して様々な切り口で照会できるデータ・ウェアハウス、問題点を 素早く発見して積極的な経営へとつなげるBI(ビジネス・インテリジェンス)*1を活用した経営分析システム、グループウェア*2、ERPの会計パッケージ*3などの導入 をこれまで推進してきました。

本日発表する新SCMシステムは、これらの情報システム化に向けて稼動したシステムを基盤に、大丸百貨店や大丸ピーコックをは じめとする小売業者への商品供給力を強化することを目的として構築するものです。第1ステップは、ERPパッケージの販売物流版(OneWorld)を導入し、業務重複を 排除するとともに在庫や受発注の情報を一元化するSCMシステムを構築することから開始します。現在、以下のシステムが9月から稼動を開始する予定で す。

用度品在庫適正化システム用度品在庫適正化システム売部門で使われる季節物を含む包装紙やのし袋、文房具など用度品の、店舗単位の発注量 を店舗規模に応じて適正化させ、在庫量を最適化するための受発注システムです。現在、大丸百貨店、量販店向けに約2,000品目の用度品を対象にテスト導入を実施してお り、在庫回転率の向上、用度倉庫スペースの削減による売場スペースの拡大、業務の効率化などの成果があがっています。当システムは、今後、テナント、他小売業者へと展開 し、小売業者にとって課題となっている用度品のSCMにおいて、総合商社からの提案を実現していきます。 インテリア部門の代理店とのエクストラネットインテリア部門の代理店とのエクストラネット家具やインテリア資材を扱う代理店とインターネットで結び受注入力や納期照会を行うシステムです。代理店は基幹システム側で随時更新される納期や施行情 報を紹介できる上、そのまま受注データを入力することができます。受注データはリアルタイムで基幹システム側に反映されるため、代理店はビジネス機会の損失を防ぐことがで きます。当システムは、将来的にはメーカーへの発注を行う計画であり、今回稼動システムは、SCM展開に向けた総合商社からの提案を実現しています。

大丸 興業では、今後、繊維部門、食品部門にSCMシステムを拡大し、自動発注、連続自動補充(CRS)、ネットを利用した共同製品開発などを推進していく計画です。また、需要 予測システムやバーコード(JAN Code)とのインターネットを活用した連携による大丸グループ外へのSCM展開も視野に入れており、新たな総合商社型e-ビジネスの 実現を図っていきます。大丸グループの百貨店、量販店、専門店といった消費最前線に応じるSCMは、実際の運用として、常に鮮度、時間、タイミングを最大限に配慮した DCM(デマンド・チェーン・マネジメント)をキーワードに運用にあたっていきます。

以 上

データ・ウェアハウスによる経営情報分析システム1997年5月にIBMのミッドレンジ・サーバー「AS/400(R)」上に、ハイペリオン社の多次元DB「EssBase」などを利用して構築。経営トップが、管理帳票 を組織・基幹・管理項目などで分類して照会可能であり、全社→統括部門→チームと絞り込むことで、経営上の問題点を早急に把握できるシステム。

グループウェアによるワークフロー・システム1と同時期に、ロータス ノーツをベースに、400人以上の社員による各種申請や交通費精算等のワークフロー・システムを構築。

ERPの会計パッケージ採用による基幹システム再構築1999年3月に稼動開始。業務手順をグローバル・スタンダードに合わせて再構築することを目的に、AS/400上でJ.D.エドワーズ社のERPパッケー ジ「OneWorld」会計版を導入し、グループウェアと連携。

IBM、AS/400 は、IBM Corporationの商標。

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IBMとと i2テクノロジーズがサプライチェーンテクノロジーズがサプライチェーン・・マネジメントを活用したマネジメントを活用したeビジネス分野で提携ビジネス分野で提携[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年8月19日

米IBMと米i2テクノロジーズは、サプライチェーン・マネジメント(SCM)分野での両社の強みを生かしてビジネスを拡大することを目的に、提携関係を締結したことを発 表しました。今後e-businessへの進出を目指す企業に、インターネットを活用した強力な統合ソリューションを提供していきます。

この関係により、インターネット上でのe-businessのプロセスを最適化するために必要となる、最先端のサプライチェーン・アプリケーション、コンサルティング、テ クノロジー、高度なリサーチ機能、および導入とインテグレーションの広範にわたるスキルを、先進企業に向け世界規模で提供することが可能になります。そして、企業間コラボ レーションを実現するi2テクノロジーズのInternet Fulfillment Serverによるインテリジェントなe-businessソリューションと、サプライチェーンとの結合により、顧客に利益をもたらしま す。

今日の急激に進化するe-businessの世界では、日々の企業間競争で常に先んじると同時に、毎日のように世界のどこかで出現する競合企業への対策も怠ることはできま せん。こうした厳しい状況の中で直面するニーズに応えるため、米国の大手蛇口メーカーDelta Faucetと、イタリア有数の自動車・工業部品メーカーCarraroの各社は、IBMとi2テクノロジーズから、サプライチェーン・マネジメントを含む e-businessソリューションを導入することを決定しました。

Delta Faucetの最高財務責任者Steve McFarland氏は次のように語っています。「フロント・エンドでのビジネス・コンサルティングからバック・エ ンドでのシステム統合までをカバーするIBMの包括的な技術力と、i2テクノロジーズの先進的な機能を組み合わせることで生まれる利益を我々は目の当たりにしました。この 提携は、Delta Faucetにとって、そして当社の顧客やサプライヤーにとって、さらに大きな価値をもたらすものとなるでしょう」

Carraro Groupの全世界製造担当副社長Guido Ghilardi氏は次のように語っています。「サプライチェーン・マネジメントの分野と e-businessソリューションの分野で活躍するi2テクノロジーズとIBMが、それぞれの経験と知識を持ち寄ることは大変喜ばしいことです。世界中に展開する拠点 で、豊富な知識と経験を持ち、自動車業界で大きな成功を収めた両社の功績を振り返れば、双方のソリューションを組み合わせることが、当社の固有な環境においても多大な利益 をもたらすことは明白です」

e-businessとサプライチェーン・マネジメントの分野で共通のビジョンを持つIBMとi2テクノロジーズは、戦略、マーケティング、販売、開発の各段階でコラボレ ーションを展開していきます。提携後の具体的な行動計画としては、まず、両社がそれぞれ擁するグローバルな直接販売部門を通して、i2テクノロジーズの RHYTHM製品などのe-business/サプライチェーン・ソリューションを共同販売することが決定されています。また、i2テクノロジーズは、IBMが全世界に持 つ豊富なリソースと研究施設を利用できるようになります。IBMは、IBMとi2テクノロジーズの統合ソリューションを扱う「Supply ChainCenter of Excellence」を全世界に創設する計画です。

さらに、i2テクノロジーズはこの関係を機に、IBMのe-businessに対応したApplication Frameworkを標準技術として取り入れることを決定しました。Application Frameworkは、統合e-businessソリューションの構築にオー プン環境のマルチプラットフォーム方式で取り組むものです。IBMとi2テクノロジーズは、このフレームワークをベースに、これからのサプライチェーン変革に不可欠となる 多企業間にわたるコラボレーションの簡素化を目指した、オープン・データ・モデリングの業界標準の開発を支援していきます。

今回の提携は、戦略的な意味で、IBMのサプライチェーン・マネジメント・ソリューションに一大革新をもたらものとなります。IBMは今後、i2テクノロジーズを始めとす る各市場の少数精鋭企業の協力のもとで、最先端の統合サプライチェーン・マネジメント・ソリューションの開発、マーケティング、インプリメンテーションを推進していきま す。

IBM Global Industriesのサプライチェーン・ソリューション担当副社長Bill Paulkは次のように語っています。「i2テクノロジーズが当社の ビジネス・パートナーとなり、社内業務にそのサプライチェーン技術を導入し始めてから2年が経ちました。この経験から我々は、i2テクノロジーズがサプライチェーン・アプ リケーション市場の真のリーダーであることを確信するに至りました。多数の企業が、顧客へのサービス提供において従来の殻を脱却しようと模索しています。顧客満足度とコス トの両面において大きな効果をもたらす方法を意欲的に追求するこうした企業のために、価値と競争における優位性を生み出すにはどうしたらよいのか。IBMとi2テクノロジ ーズは、まさにこの点で、ビジョンと情熱を分かち合っています」

i2テクノロジーズのGreg Brady社長は次のように語っています。「IBMとi2テクノロジーズが提携したことによって、企業は、ビジネスの重要な問題に対処する ための高価値なソリューションを、各社固有の問題に対応してカスタマイズされ統合された形で得ることができるようになります。これまで、複数ベンダーの比較評価と選択に多 大な時間と労力を費やすことを強いられ、肝心のビジネス・パフォーマンスの改善に十分な注意を払うことができなかった企業の悩みが、これで解決されます」

IBMとi2テクノロジーズは、顧客企業が直面するサプライチェーンとバリューチェーン(サプライチェーン・プロセスを全社的に統合し最適化する)の諸問題に広範かつ長期 的に取り組むための関係を発展させていくことを目指しており、今回の合意はその第一歩となるものです。

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日本法人の対応について日本法人の対応について

この提携を受けて、両社の日本法人である、日本アイ・ビー・エム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:北城恪太郎)とi2テクノロジーズ・ジャパン株式会社(東京都港 区、代表取締役社長:渡辺邦昭)も同様の提携関係を結び、サプライチェーン・マネジメントのビジネスにおいて、共同で販売活動を展開していくことで合意しました。

今後、両社の間で行なっていくビジネス活動は主に以下のとおりです。

ジョイント・マーケティングによる提案活動、顧客開拓両社の持つ顧客への共同でのソリューション提案、および各産業における新規顧客の開拓

ジョイント・プロモーションの展開セミナー、イベント活動などの共同開催第1弾として、本年9月21日にコンシューマ・エレクトロニクス業界向けセミナーを共催

日本IBMのSCM関連エンジニアに対する教育プログラムの展開RHYTHM製品に関する営業およびエンジニア向けのトレーニングの実施

両社では、共同の提案活動をすでに日本企業数社に開始しており、今後急速に拡大していくと予想されている日本でのサプライチェーン・マネジメント市場において、両社の共同 ソリューションが製造業を中心とした様々な業種で採用されることが期待されています。

IBMは、IBM Corporationの商標です

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ホームページを聴くソフトウェアをさらに使いやすくホームページを聴くソフトウェアをさらに使いやすく[ プレスリリース ]

1999年8月18日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は18日、インターネットのホームページ上の情報を、日本語で読み上げるソフトウェアの最新版『ホームページ・リーダ ー Windows 版 V2.5』を発表しました。価格は15,000円(消費税別)、出荷予定 日は本年9月17日です。

 ホームページ・リーダーは、1997年9月に発表した、日本初の健常者と障害を持つ方が共に利用できる「ユニバーサル・デザイン」 を基本コンセプトとして、日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所の研究成果を製品化した音声ブラウザーです。障害者用 の特別な装置を必要とせず、健常者と障害者が、同じパソコンで一緒にインターネットを楽しめることが特徴で、ホームページ上の最新ニュースや株式市況などを、合成音声によ りラジオ感覚で聞くことができます。また、必要な操作は、マウスを使わずに、数値キーで利用可能になっています。本年4月に開始された、視覚障害者のインターネット利用プ ロジェクト『音声認識ソフトを使った視覚障害者のパソコン利用支援−VRVプロジェクト(Voice Reco for Visuallyimpaired)』の実証実験でも使用されています。

 本日発表する最新版のV2.5は、特に視覚障害を持つ方にとっての操作性を大幅に向上させていることが特徴です。従来の製品からの最大の変更点は、豊富な音声斜め読み機 能の強化とテーブルやフレームの読み上げ機能の強化、そして電子メール機能の追加です。

 「音声斜め読み機能」として、V1.0の早送り再生に加え、新たにジャンプ機能を用意しました。ページの中の見出しや構造体などへ読み上げカーソルをジャンプさせること ができます。この機能を利用すると、より速くより簡単に必要な情報を見つける事ができます。さらに、選択リストやイメージマップなど、通常の再生中は読み飛ばしますので、 選択リストを先頭から最後まで聞きつづける必要が無くなります。また、新機能の「フレームセット・フレーム拡張」機能や「テーブル・ナビゲーション」機能により、より簡単 により速く、よりわかりやすく、フレームやテーブル(表)の内容を確認することができます。

 さらに、V1.0の発売時より特に要望が強かった電子メール機能を製品版に組み込みました。これは、電子メールの送受信に必要な操作を全て、ホームページ形式で行えるの で、ホームページ・リーダーの操作を覚えれば、特別なキー操作を覚える必要がありません。

 この他にも、ページサマリー機能、現在の読み上げ位置を案内する機能や、文字の詳細読みをしなくても記号が確認できる記号読み機能の追加など、様々な機能が強化されてい ます。また、インストールプログラムには、音声ガイドが用意されているので、インストール時に必要な手順を、的確に音声で案内します。パソコン初心者でも安心してインスト ールができます。また、英語版(お試し版)を同梱しており、英文ホームページも、音声で聴くことができるようになりました。

 同製品は、Windows 95/98または、Windows NT 4.0上で、同梱されているIBM の音声合成ソフ ト「ProTALKER97エンジン」、およびブラウザーの「Netscape Communicator 4.5」とともに稼働します。

以 上

:米ノースカロライナ州立大学のユニバーサルデザイン研究所や米国政府が進めている、設計時から健常者と障害者を分け隔てせず、誰にでも使いやすい商品を開 発するというコンセプト。障害者用に設計された町や物から、高齢者や障害者に使いにくい部分を取り去るという「バリアフリー」の概念を拡大したもの。

IBM、ProTALKER、ホームページ・リーダーは、IBM Corporationの商標。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。

ホームページ・リーダーに関する最新情報は下記の日本IBMのホームページからご覧になれます。http://www.ibm.com/jp/accessibility/

<添付資料>

本日発表の「ホームページ・リーダー V2.5」の、その他の主な特徴は以下のとおりです。

ジャンプ機能ジャンプ機能より早くより簡単に目的の情報へたどり着く事ができるようになりました。見出しの位置にジャンプしたり、10項目単位でのページ・スクロール、フォーム、選択メニュー、マ ップ、テーブル行などの構造体へのジャンプ、テーブルの先頭行にジャンプ、などができます。

テーブルテーブル・・ナビゲーション機能ナビゲーション機能V1.0では、テーブル(表)を単純に上から順番に読み上げる事しかできなかったので、テレビ番組表のような複雑なテーブ

(R)

(注)

(R) (R) TM

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ルは、分かりやすく読み上げることができ ませんでした。V2.5では、「テーブルナビゲーション」機能で、テーブルのセルからセルへジャンプして読み上げる事ができるので、例えば、いろは「テレビ局の9時の番 組」といった情報の検索が可能になり、複雑な表もより簡単に分かりやすく読み上げる事ができます。

フレーム読み上げ機能フレーム読み上げ機能簡単にフレームの内容を確認し、目的の情報へたどり着く事ができるようになりました。フレームセット機能により、最初のフレームページに戻ることができ、フレーム拡張機能 により、各フレームページの情報を、ひとつのページとして読み上げることができます。

電子メール機能電子メール機能電子メールの送受信に必要な操作を全て、ホームページ形式で行えるので、ホームページ・リーダーの操作を覚えれば、特別なキー操作を覚える必要がありません。

記号読み機能記号読み機能文字の詳細読みをしなくても、ページ情報を聞きながら、記号も同時に確認することができるようになりました。

行読み機能が項目読みに変更行読み機能が項目読みに変更V1.0 の [行読みキー]を、V2.5 では[項目読みキー]と名称を変更しました。

読み上げ中の再生キーの機能読み上げ中の再生キーの機能V1.0 では、読み上げ中に再生キーを押すと、現在の読み上げ位置から、読み上げを再開していましたが、V2.5 では、読み上げ中に再生キーを押すごとに、次の項目から読み上げが開始されます。この機能により、項目単位でジャンプし、読み続けることができるようになりまし た。

選択メニューとマップの読み飛ばし機能選択メニューとマップの読み飛ばし機能V1.0 では、選択メニューの、すべての項目を読み上げていましたが、V2.5では選択されていない項目は読み上げません。また、V1.0 では、クライアントサイドマップを全て読み上げていましたが、V2.5 では、マップの項目は読み上げないようになりました。さらに、V1.0 ではクライアントサイドマップは、HTMLファイルで定義されている位置で読み上げていましたが、V2.5では、表示されている位置で読み上げるよう、変更しまし た。

ヒストリーリストの利用法ヒストリーリストの利用法V1.0 では、入力フォームの内容は、ページが移動してしまうと、破棄されてしまいましたが、V2.5 では、ホームページ・リーダー終了時までは、一時的にヒストリーに保管されるようになりました。

ページページ・・サマリー機能サマリー機能ページ・タイトルや、リンクの数、ページを構成する要素の数等をお知らせするページ・サマリー機能が追加されました。また、現在の読み上げ位置のお知らせ機能もありま す。

モード設定メニューのレイアウト変更モード設定メニューのレイアウト変更V1.0 では、各キーに設定項目が割り当てられていましたが、V2.5 では、機能ごとに分類され、階層構造になりました。例えば、「音声設定」というメインメニューを 選択すると、その中に「音量」や「速度」などのサブメニューがあります。そのため、設定の作業が、V 1.0 の時よりも簡単に行なえるようになりました。

HTML 4.0 への対応への対応HTML 4.0 への対応は、以下の 4 つになりました。 1.画像やマップに ALT 属性に NULL が指定されている場合、その画像は無視します。 2.画像やマップの TITLE, LONGDESC 属性等に対応しています。 3.テーブルの CAPTION, SUMMARY 属性、THEAD エレメント等に対応しています。 4.NOFRAMES, NOSCRIPT, LANG 等のタグに対応しています。

スタートページの登録スタートページの登録ホームページ・リーダーをインストールして起動すると、[はじめに]というページが、スタートページとして開きますが、別のページをスタートページとして登録することもで きるようになりました。

以 上

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IBM Corporationにアジアパシフィック向けにアジアパシフィック向けATMを供給を供給

1999年8月16日

オムロン株式会社IBM Corporation

オ ムロン株式会社(以下:オムロン)は、IBM Corporation(以下:IBM)に対して、アジアパシフィック向けの現金自動支払機(以下:CD= CashDispenser)、現金自動預金機(以下:ADM=AutomatedDeposit Machine)、現金自動預払機(以下:ATM= Automated Teller Machine)の供給を99年10月より開始します。

今回、オムロンがハードウェアをIBMに供給し、IBMが通信 系、および業務系のソフトウェアを搭載し、販売します。

オムロンとIBMとのパートナーシップにより、銀行に対して、ハードウェアとソフトウェアだけでな く、コンサルティングやメンテナンスといったサービスを含む「トータルソリューション」を提供することが可能となります。これらにより、一般の使用者は、最適なセルフサー ビスバンキングを安心して享受することができます。

オムロンがIBMに供給する自動化機器は、まずアジアにおいて販売される予定です。主要マーケ ットと捉えているアジアパシフィック諸国の自動化機器市場は、過去数年にわたって、毎年2桁の成長を続けています。オムロンが長年築いてきた自動化機器における生産能力、 紙幣入出金技術とIBMが有する販売ネットワーク力およびサポート力とが融合することで、成長著しいアジアパシフィック諸国における入金処理の自動化、高速化に革新的な貢 献ができるものと確信しています。

海外における自動化機器は、CDが多用されており、入金ができるATMも封筒入金式が主流となっています。アジアパシフィック諸国では、現金取引が主流であり、紙幣を直接、入金できるATMが期待されています。

各国のマーケットニーズに対応するため、今回、オムロンが供給 する自動化機器は、従来のCD、封筒入金式のATMに加え、直接、紙幣を入金できるATM、ADMも品揃えしています。

今回のIBMに対する供給により、 オムロンの自動化機器の年間生産台数は、国内向け自動化機器を含め、15,000台程度となり、世界有数のATMメーカになる見込みです。

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標です。

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IATAとと IBM、航空業界向けに、航空業界向けにe-ticketシステムを共同開発システムを共同開発

- ペーパーレス旅行のグローバルな展開に向けて合意 -

[シンガポール 8月11日(現地時間)発]国際航空運送協 会(IATA)とIBM*コーポレーションは11日、世界各国の航空会社数百社間でe−ticket(以下、e−チケット)システムの連結を可能にするサービスの開発に取 り組むと発表しました。この新たなサービスは業界標準に基づいたもので、これにより、IATA会員航空会社266社間と業界全体でe−チケット・システムの普及と利用の大 幅な拡大が期待できます。

この新たな業界向けソリューションにより、参加企業は集中管理されたe−チケット・サービスにリンクし、e−チケットの発行や 交換を行うことができます。また、e−チケットを利用する旅行者は、同一の旅行で複数の航空会社を利用したり、必要に応じて予約を変更したりするなど、柔軟性に富んだ旅行 を楽しむことができます。現時点では、相互契約を締結した少数の航空会社のうちの1社が発行したe−チケットでない限り、このような柔軟性を実現することはできませ ん。

また、e−チケット発行機能を持たないシステム参加企業は、この新たな集中管理サービスをホスト・システムとして利用することにより、e−チケット の作成、保管、発行を行うことができます。これにより、自社独自のe−チケット・システムを開発し、維持管理する必要がなくなります。

「標準的な紙製チ ケットのコストを大幅に削減したとの報告があるなど、航空会社はe−チケット・システムの導入により著しいコスト削減を実現しつつあります」と、トム・マーフィー IATAディストリビューション・サービシズ担当マネージング・ディレクターは語っています。「IATAを通じて、航空業界はe−チケット・システム分野における IBMの経験と専門知識から大きな利益を引き出し、乗客にグローバルなサービスを提供することができるようになるでしょう」

「この新たなサービスは航空 業界にとって、e−businessを推進していく上で画期的な出来事となるものです」と、グレッグ・コンレーIBMグローバル・トラベル&トランスポーテーション部門ゼ ネラル・マネジャーは語っています。「これにより、航空会社は簡単なインターフェイスを開発するだけで集中管理されたe−チケット・サービスと接続することができます。こ れは各航空会社が個別に相互接続システムを構築する必要がある現行方式より、はるかに効率的なシステムといえます」

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標です。

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IBM、、HDD新製品で新製品で3つの世界新を樹立つの世界新を樹立[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年8月11日

[米国カリフォルニア州サンノゼ 8月10日(現地時間)発]

 IBM(本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー)は、10日(現地時間)、ノートPC用ハード・ディスク・ドライブ(HDD)としては 世界最大の記憶容量を持つ「Travelstar 25GS」をはじめとする、3種類の2.5インチHDD製品を発表しました。これらの製品は、日本アイ・ビー・エムの藤沢事業所で開発されました。

 Travelstar 25GSは高性能ノートPC向けで、標準的なノートPC向けHDDの4倍にあたる25ギガバイト(GB)のデータを記憶できます。これはTV放送 並みの画質で映画20本分、もしくは印刷物700万ページ(積み上げると本の高さ200メートル以上)分の記憶容量に相当します。このTravelstar 25GSは、ノートPC用HDDとしては世界最高の5,400rpm (Revolutions PerMinute)の回転速度を実現しています。

 12GBの記憶容量を持つ「Travelstar 12GN」は、世界でもっとも耐衝撃性に優れた 2.5インチHDDです。Travelstar 12GNは、ノートPCが損傷する危険性の最も高い、持ち運び時の衝撃や落下によって生じるダメージもしくはデータ損失の 危険性を抑えます。また、本日同時に、18GBの記憶容量を持つ普及型ノートPC向けHDD「Travelstar 18GT」を発表しました。本日発表されたTravelstar製品は全て、業界初のUDMA/66技術による1秒あたり最大66メガバイトのデータ転送速度を実現し、ノ ートPCの高性能化に貢献しています。

Travelstar製品は高性能かつ大容量であるため、最近需要の拡大している「ミニチュア・デスクトップ」と呼ばれる薄型デスクトップPC向け製品としても最適で す。

 発表製品は、コンパック・コンピューター、デル・コンピュータ、ヒューレット・パッカード、IBMをはじめとする有力PCメーカー数社に向けて限定生産/出荷が開始され ています。

 1998年、サーバー、デスクトップPC、ノートPC、ハンドヘルド機器向けのIBM HDD製品は、世界各国で20以上の賞を受賞しました。また同年IBMは、ストレージ製品メーカーの中で最多のデータ・ストレージ関連の特許を米国において取得しまし た。IBMは世界で最初にHDDを発明し、1956年に初のドライブ製品を出荷しています。

以 上

IBMのHDD製品についての詳しい情報は(http://www.ibm.com/harddrive)をご覧下さい。

■Travelstar 25GSの仕様厚さ:17mm容量:25.3GBディスク数:5枚記録ヘッド:10回転数:5,411rpm平均待ち時間:5.5ミリ秒非動作時耐衝撃性:500G/2ミリ秒動作時耐衝撃性:150G/2ミリ秒平均リード・シークタイム:12ミリ秒重量:185g

■Travelstar 18GTの仕様厚さ:12.5mm容量:18.1/15.1GBディスク数:3/3枚記録ヘッド:6/5回転数:4,200rpm平均待ち時間:7.1ミリ秒非動作時耐衝撃性:700G/1ミリ秒動作時耐衝撃性:175G/2ミリ秒平均リード・シークタイム:12ミリ秒重量:135g

■Travelstar 12GNの仕様厚さ:9.5mm容量:12.0/9.0/6.0GBディスク数:2/2/1枚記録ヘッド:4/3/2回転数:4,200rpm

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平均待ち時間:7.1ミリ秒非動作時耐衝撃性 :800G/1ミリ秒動作時耐衝撃性:175G/2ミリ秒平均リード・シークタイム:12ミリ秒重量:99g

 IBMのノートPC用HDD新製品は、より高い信頼性と容量の拡大、ノートPCのバッテリー寿命の延長を実現するために、GMR(巨大磁気抵抗)ヘッド、ロード/アンロ ード・テクノロジー、「Enhanced Adaptive Battery Life Extender 3.0 」を採用しています。また、ATA-4(ハードディスクのインターフェース規格)に準拠するとともに、オペレーティング・システムがダウンしたときに作動する自己診断ツー ル、「Drive Fitness Test (DFT)」をサポートしています。

この数値は耐衝撃性テストで得られた、800Gの非動作時耐衝撃性能に基づいています。

IBM、Drive Fitness Test、Enhanced Adaptive Battery Life Extender、Travelstarは IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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日本初日本初!音声認識対応宛名印刷ソフト音声認識対応宛名印刷ソフト 宛名職人宛名職人2000新発売新発売[ プレスリリース ]

1999年8月10日株式会社アジェンダ日本アイ・ビー・エム株式会社

株式会社アジェンダ(代表取締役 松井文也 本社:北海道札幌市北区北7条西6丁目2番34号、以下アジェンダ)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(代表取締役 北城恪太郎 本社:東京都港区六本木3丁目2番12号、以下日本IBM)の技術協力により、日本IBMの「ViaVoice 98 Friendly Speak日本語版(以下ViaVoice 98)」の音声認識技術に対応したWindows 用宛名印刷ソフト『宛名職人2000』を開発し、平成11年10月8日(金)に全国一斉発売いたします。本製品は Windows98/95/NT4.0に対応しており、標準小売価格4,980円(消費税別)、年間10万本の販売を目標としております。

『宛名職人』シリーズは、平成5年10月にMacintosh用宛名印刷ソフトとして発売を開始。その後平成10年10月にはWindows版の販売を開始いたしました。 洗練された操作性と充実した機能性など、全国100万人を越えるユーザー様から絶大なるご支持を頂いている宛名印刷ソフトの定番です。

『ViaVoice 98』はIBM の約30年にわたる音声認識への研究開発に基づいて開発され たソフトです。アプリケーション・ソフトの実行などマウスで行うほとんどの操作「ナビゲーション機能」と、読み上げた文章をかな漢字まじりの文章として記述する「ディクテ ーション機能」を備えており、PCをより使いやすくすることができます。また、既にさまざまな分野のViaVoice対応ソフトも発表されており、声によるPCの利用が広 がっています。

今回新発売いたします『宛名職人2000』は、日本IBMの技術協力(音声認識技術)により、宛名印刷ソフトとして初めて「ViaVoice 98」のPC操作「ナビゲーション機能」にあたる「ViaVoice98日本語版 ナビゲーションランタイム」を標準搭載いたしました。これによりPCユーザー待望の 「声」による操作が可能になり、キーボード不要の新時代を先取りいたします。また、この音声認識技術と同時収録の全国4,120万件の「個人・法人電話番号辞書」とを連携 させることにより、1件あたりの住所入力時間「0.5秒」を実現。電話番号をマイクに向って読み上げるだけで、郵便番号・住所はもちろん、氏名や会社名まで自動入力します ので、今まで多くの時間を費やしてきた住所録作成が、短時間でストレスなく行えるようになりました。さらに日本人の姓名をほぼ網羅した24万件の「姓名辞書」を搭載。珍し い姓名の漢字変換も簡単に行え、住所録作成の更なる効率化を図ることができます。また、『 宛名職人2000』で作成した住所録データは、電子地図ソフトや携帯電話メモリ編集ソフトとの強力な連携により、住所から地図を表示させたり、携帯電話メモリ編集ソフトを 介して携帯電話に登録したりと、宛名印刷以外の様々な場面で有効利用でき、年賀状シーズンだけでなく1年を通して役立ちます。

裏面編集では、デジタルカメラなどから画像を直接取り込める(TWAIN機器対応)画像編集機能や、グラデーションやトリミングなど多彩な表現が簡単に出来るドロー機能を 搭載し、思いのままのデザインを楽しめます。さらに、6,000点以上もの美しいイラストや写真データのほか、TrueTypeフォント120書体や1,000点の基本デ ザインを収録していますので、本格的な年賀状が手軽に作成できます。

また、今回は特別限定パッケージとして、公式ガイドブックを同梱した「宛名職人2000ガイドブック付き」と、ヘッドセット型マイクロフォンを同梱した「宛名職人 2000マイク付き」を標準小売価格6,800円(消費税別)で同時発売いたします。

以上

IBM,ViaVoiceはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標

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日本初日本初!音声認識対応家計簿ソフト音声認識対応家計簿ソフト やりくり上手やりくり上手2000シリーズ新発売シリーズ新発売[ プレスリリース ]

1999年8月10日株式会社アジェンダ日本アイ・ビー・エム株式会社

株式会社アジェンダ(代表取締役 松井文也 本社:北海道札幌市北区北7条西6丁目2番34号、以下アジェンダ)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(代表取締役 北城恪太郎 本社:東京都港区六本木3丁目2番12号、以下日本IBM)の技術協力により、日本IBMの「ViaVoice 98 Friendly Speak日本語版(以下ViaVoice 98)」の音声認識技術に対応したWindows 用ホームマネージメントソフト『やりくり上手2000』を開発し、平成11年11月上旬に全国一斉発売いたします。 本製品はWindows98/95/NT4.0に対応しており、年間3万本の販売を目標としております。

この度新発売いたします『やりくり上手2000』は、日本IBMの技術協力(音声認識技術)により、ViaVoice 98の認識エンジンにあたる「ViaVoice98日本語版 ナビゲーションランタイム」を標準搭載。家計簿入力の際には、マイクに向って内訳や金額を話すだけの「手ぶら 入力」を実現しました。キーボード入力より遥かに簡単で、忙しい家事の合間に手軽に家計簿付けが行えます。また、画面上でやりくりママがアドバイスを行なうなど、親しみや すいユーザーインターフェイスで、飽きずに長く家計簿を続けることができます。さらに、細かな支給項目や控除項目を管理できる給与明細や、贈り物や頂き物を整理して管理で きる贈答品明細などの機能も搭載。お金の流れを明確に把握でき、家計の節約につながります。

また『やりくり上手2000』は、住宅ローンの繰上返済の計算まで出来る「ローン・貯蓄計算機能」や家計簿のデータから60年先の家計状況がわかる「ライフプラン機能」が あり、お子さんの教育計画やマイホームプランなど、将来の計画を簡単に立てられます。他にも「住所録」や「カレンダー」、「日記帳」などの機能も備え、家庭のトータルホー ムマネージメントソフトとして、より便利な暮らしをサポートします。

また、この度の『やりくり上手2000』の発売に伴いまして、姉妹品『ぱぱっと家計ノート2000』につきましても「ViaVoice98日本語版 ナビゲーションランタイム」を標準搭載して同時発売いたします。『ぱぱっと家計ノート2000』は、『やりくり上手2000』の「家計簿機能」と「ローン・貯蓄計算機能」 を収録。やりくり上手の優れた機能を低価格でご提供することにより、気軽に家計簿のみをご使用頂けます。

なお、アジェンダでは『ぱぱっと家計ノート2000』のみ、Macintosh版も今秋同時発売を予定しております。

以上

IBM,ViaVoiceはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標

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スポーツ振興投票業務の受託についてスポーツ振興投票業務の受託について[ プレスリリース ]

平成11年8月10日

(受託金融機関)株式会社 大和銀行(再委託先企業)株式会社 東芝日本アイ・ビー・エム 株式会社株式会社 博報堂ぴあ 株式会社株式会社 日本交通公社大日本印刷 株式会社株式会社 ベルシステム24

 本日、大和銀行は「日本体育・学校健康センター」より「スポーツ振興投票業務委託金融機関」として決定されました。

 大和銀行は、スポーツ振興という本制度の主旨に賛同し、業務委託金融機関選定の公募に応募しておりました。 応募にあたっては、各分野のスペシャリストであり再委託先企業の中核となる東芝、日本アイ・ビー・エム、博報堂、ぴあ、日本交通公社、大日本印刷、ベルシステム24とと もに、安定的かつ継続的に受託業務を運営できるよう事業スキームを構築してまいりました。

 今後、受託金融機関と再委託先企業中核7社は、広く各分野の企業等からも協力を得て、透明度の高い業務運営を行い、平成13年3月の実施にむけ作業を進めてまいりま す。

1.業務受託理由

スポーツ振興投票制度の「地域のスポーツ環境づくり」、「世界で活躍する選手を育てる環境づくり」という趣旨への賛同

スポーツ振興に貢献する国家的な事業に対する、社会の公器としての積極的な関与

事業としての収益性・将来性

2.運営体制

1.大和銀行受託金融機関として、スポーツ振興投票制度の安定的、継続的な運営のため、業務全般を管理・監督していく。

2.中核となる業務再委託先企業7社(以下「中核7社」)

事業の運営にあたり必要な各分野のスペシャリスト7社は、各社が培ってきた経験・ノウハウを活用し、事業成功のために受託金融機関に協力してい く。

中核7社:東芝、日本アイ・ビー・エム、博報堂、ぴあ、日本交通公社、大日本印刷、ベルシステム24

3.運営会社

大和銀行および中核7社が中心となり、受託業務を効果的・効率的に遂行するために、スポーツ振興投票業務の運営を目的とする「運営会社」を設立し、運営・管理業務を行なう。

運営会社は適宜情報公開を実施し、透明度の高い経営を行なっていく。

3.事業スキーム

1.スキーム図

再委託先企業(中核7社、その他)は販売、情報処理、消耗品等供給、広報宣伝等の専門的業務を担当する。

2.受託金融機関の役割

資金の管理と日本体育・学校健康センターへの納入

スポーツ振興投票券の販売

当せん券への払戻金の支払い

試合不成立等の場合の投票券回収、返還金支払い

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上記に附帯する業務(情報処理システムの保守、管理他)

専門的業務については中核7社に再委託する方向

(現在検討中の候補)販売 私鉄駅、売店 興行チケット販売所 ガソリンスタンド 等 全国で15,000店を目標払戻し 信用金庫     8,600店(全国) 3等の場合は、事前登録による本人口座への振込みを併用

3.中核7社の主な役割東 芝:端末関連設計・製造・保守I B M:センターシステム・ネットワーク構築、MMS製造博 報 堂:マーケティング、広報宣伝、コーディネーションぴ あ:販売店開拓・教育、会員組織運営J T B:販売システム・電子決済システムの開発、運用大日本印刷:券関連印刷、販促物制作、配送ベルシステム24:カスタマーサポートセンター運営、ホームページ運営

4.事業展開の考え方

事業採算については、いろいろなケースのシミュレーションを行なったが、初期投資を抑える等効率的な運営により、運営経費枠内での事業展開が見込める。

今後2002年のワールドカップの開催、2004年のオリンピックの開催とサッカーに対する気運が盛り上がることにより、スポーツ振興投票の増加が期待できる。また多様な販売チャネルや決済手段を提供し、購入しやすい環境を作っていくことにより、販売拡大が十分見込める。

事業を安定的に継続させていくため、まず確実な販売システムを創りあげることが第一である。実績を積み上げていくことにより、事業を拡大してい く。

5.青少年への配慮1.19歳未満への販売・払戻禁止措置

身分証明書により生年月日を確認のうえ、IDカードを購入初回に全員に発行する。以降購入時にはIDカードの呈示を義務づけ、かつ販売店での対面販売のみとすることにより、19歳未満の購入を防止する。(具体的実施方法については、日本体育・学校健康 センターと協議して行う。)

払戻金の受取手続きの際にも、身分証明書による生年月日の確認を行なう等、19歳未満への払戻しが生じないスキームを計画検討してい る。

販売店については19歳未満に販売しないよう、徹底した教育と管理・監督を行う。

2.広報・宣伝

19歳未満購入禁止を周知させる啓蒙活動と、19歳未満の射幸心を煽らないための広告自主規制の2本柱で19歳未満の者の購入を未然に防止す る。

6.実施スケジュール(予定) 平成11年11月 運営会社設立 平成12年 秋 テスト販売 平成13年3月 平成13年度Jリーグ開幕に合わせ、全国での本格販売開始

以 上

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低コストでインターネット低コストでインターネット・・バンキングを実現バンキングを実現[1999/08/06]

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、金融機関向けインターネット・バンキング運用センターを設立し、10月よりウェブ・ ホスティング・サービスの提供を開始します。

地方銀行20行と当社は、昨年9月に「地銀サイバービジネス研究会」を発足し、情報技術(IT)を活用した地方 銀行によるバンキング・サービスについて共同で検討してきました。本日発表のインターネット・バンキング運用センターは、同研究会の成果をビジネスとして実践・展開する最 初のケースです。

当初の参加行は、株式会社十六銀行(清水義之頭取)、株式会社スルガ銀行(岡野光喜社長)であり、当センターのためのシステム開発、構築お よび運用は、当社が行います。当社では、今後とも地銀サイバービジネス研究会参加行をはじめとする地銀各行に対して、当該サービスの提供を推進していく計画で す。

今回設立する運用センターの特長は以下の通りです。

1. 実績のあるインターネット/モバイル・バンキング・プラットフォームを採 用複数都銀への導入実績を持つ「ゴールド・ダイレクト(注)」などの先進的なソリューションを採用することで、短期間かつ低コストでサービスを開始できます。当初の利用端 末は、ブラウザー搭載パソコンとNTT DoCoMo iモード携帯電話です。

2. ウェブ・ホスティング・サービスの提供銀行毎の各ウェブ・サーバー及び関連リソースを集中的に運営・管理することにより、ウェブ関連の最先端技術や世界標準のシステム・サービスを低コストかつ迅速に提供するも のです。大多数の米銀では、このサービス形態を利用して、 インターネット・バンキング・サービスを提供しています。

3. 自由度・拡張性各行毎に個別のサーバーを構築しているため、将来の各行のニーズやスケジュールに応じて、サービス機能の拡張や基幹業務との連携が可能です。

4. GOLDメッセージ・スタンダードの採用柔軟性の高いタグ形式の業界標準メッセージ・フォーマット「GOLDメッセージ・スタンダード」を採用しているため、新規業務やアプリケーションへの拡張を容易に行うこ とができます。また同じメッセージ・スタンダードを利用することにより同業他社、異業種とのビジネス連携を発展させることが容易になります。

5. セキュリティの確保と容易なアクセス方式業界標準の暗号化技術SSL(業界最高強度の128ビット)を採用しているため、利用者はパソコンに専用ソフトを導入することなく、容易かつ安全なバンキング・サービス を利用できます。

サービス開始当初は、残高照会、入出金明細照会、振込・振替予約などの基本機能と各銀行固有の各種受付業務を提供します。来年には、無 通帳化への取り組みなどのより低コストな金融サービスの提供、またビル・プリゼントメント(請求書提示による振込み)による新しいサービスの提供、さらに顧客データベース との連動によるワントゥワン・マーケティング等を推進していく予定です。

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IBMとと3Com、特許のクロス、特許のクロス・・ライセンス契約を締結、提携関係を強化ライセンス契約を締結、提携関係を強化[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年8月3日

 IBMコーポレーション 3Comコーポレーション

 IBM(本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー)と3Comコーポレーション(Nasdaqコード:COMS本社:米国・カリフォル ニア州サンタクラーラ、 会長:エリック・A・ベナムー)は、2日(現地時間)、ネットワーキングおよびコミュニケーション技術について広範な特許のクロスライセンス契約 を締結した、と発表しました。この契約は、両社の製品開発から市場投入までの大幅な時間短縮を実現するものです。

IBMテクノロジー・グループのシニア・バイス・プレジデント兼グループ・エグゼクティブ、ジェームズ・T・バンダースライス(James T. Vanderslice)は次のようにコメントしています。 「3Comとの契約により、両社は研究・開発の目標を拡大することができます。IBMの最高の頭脳をもった選りすぐり研究陣が提供する高度なテクノロジーは、通信業界の お客様にとって多大な価値を持っており、今回の発表はIBMの技術革新をできるかぎり迅速に市場に投入するという当社の戦略のハイライトとなるものです。今回の契約はお客 様にとっても利益をもたらすものであり、歓迎していただけると考えています。」

3Com社のプレジデント兼最高業務責任者(COO)、ブルース・クラフリン(Bruce Claflin)は次のようにコメントしています。 「テクノロジー・リーダーである両社の協業により、お客様がネットワークで結ばれた情報へアクセスするための、これまでにない新しいソリューションを提供することができ ます。特許の共有により3ComとIBMは、より自由に製品を開発することが可能となり、新たな情報技術市場での競争力を一段と強化することができます。」

 IBMと3Comは、7年間以上にわたりビジネスおよび技術開発で良好な提携関係を結んできました。この提携には、「IBM8260マルチプロトコール・ハブ」および「IBM 8271イーサーネットLANスイッチ」、PCモデムおよびネットワーク・インターフェース・カード、3Com の「CoreBuilder 」製品向けIBM カスタム・チップの開発や製造、などにおける協業が含まれています。またIBMは、3Comが「システム・オン・チップ(system-on-a-chip/SOC)」の 設計と開発期間の短縮のため、「PowerPC 405GP」を採用することを発表しました。

クロスライセンス契約により新たな展開を期待クロスライセンス契約により新たな展開を期待 今回締結されたクロス・ライセンス契約に基づき、両社は各々の特定の分野に関係するすべての特許に関するライセンスを供与されます。IBMの特許品目は広範なネットワー キング・テクノロジーに関する基本特許が中心で、サーバー・アクセス、サーバー・ロード・バランシング、Webキャッシング、ATM/イーサネット/トークンリング・テク ノロジー、ネットワーク・インターフェース・カードおよびネットワーク管理、ポリシー・ベースド・ネットワーキングおよびバーチャル・プライベート・ネットワークなど多数 にのぼります。

 3Comの特許品目は、ハンドヘルド接続オーガナイザー、ネットワーク・インターフェース・カード、アナログ/デジタル・モデム・テクノロジー、ネットワーク・ハブ、ル ーター/スイッチ、広帯域ネットワーキング・テクノロジー、Voice over IP、LANテレフォニーなど、ハードウェアおよびソフトウェアの特許で構成されています。

IBMについてについて IBMは世界最大手の情報テクノロジー企業です。IBMのストレージ、マイクロエレクトロニクス、ネットワーキング、ディスプレイ、その他のOEM技術に関する詳細は、 (http://www.ibm.com)でご覧いただけます。

3Comについてについて 全世界に約3億のお客様を持つ3Comは、他のどのネットワーキング企業よりも多くの手段を通じてより多くの人々と情報を結びつけています。3Comは、大企業、中小企 業、通信事業者、ネットワーク・サービス・プロバイダー、PCのOEM企業、およびお客様に革新的な情報アクセス製品やネットワーク・システム・ソリューションを提供して います。3Comのスローガンは「More connected」です。3Comについて関する詳しい情報は同社のホームページ(http://www.3com.com/pressbox)でご覧いただけま す。

以 上

IBMはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。3ComおよびCoreBuilderは3Com Corporationの登録商標であり、More connectedは3Com Corporationの商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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あなたの声でポストペットが動く!あなたの声でポストペットが動く![ プレスリリース ]

1999年7月27日日本アイ・ビー・エム株式会社ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社

 ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(本社:東京都品川区、社長・山本泉二、以下SCN)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、社長・北城恪 太郎、以下日本IBM)の技術支援により、日本IBMの音声認識ソフトの最新版「ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak(フレンドリー・スピーク)」に、愛玩電子メールソフト「PostPet(ポストペット)」を対応させた、「PostPet for Windows ver.2.0jp ViaVoice対応版 (略称以下 PostPet ViaVoice対応版)」を開発いたしました。

 日本IBMでは、音声認識ソフト市場での拡販を進めるべく、「ViaVoice 98 日本語版」と「PostPet ViaVoice対応版」をひとつのパッケージにした、『ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak with PostPet ViaVoice対応版(略称以下 ViaVoice withPostPet)』を9月10日より20,001円(税別)で発 売いたします。また、同社のコンシューマー向けPC「Aptiva 」と「ThinkPad i Series」の今後発売される新機種への搭載も予定しており ます。SCNでは、ViaVoice 98を既にお使いのお客様を対象に、同社ホームページで「PostPet ViaVoice対応版」のオンライン販売を予定しております。

 「PostPet ViaVoice対応版」では、メール送信メニューや受信メニューの起動、ペットにおやつをあげたり、ペットを洗ったりするなどの操作が、音声で簡単 に実行できます。またメール作成の際は、音声による新規ウィンドの作成、文字入力が可能です。 さらにペットに声をかけると、ペットが喜んだり、驚いたり、慌てたり、怒ったりする機能が追加され、ペットと飼い主が声でコミュニケーションできる楽しさも加わっていま す。  PostPetは、ピンクのテディベアの「モモ」など、計8種類のペットがメールを運んでくれる愛玩電子メールソフトで、「かんたんに使える楽しいメールソフト」をめ ざして開発されました。喩えるならばペットは伝書鳩のようなもので、メールを届けることに幸せを感じます。そして相手の方もPostPetを使っていれば、相手のペットの 部屋におじゃまし、「おやつ」をもらったりと、もてなしを受けたりします。ペットはメールを持って「おつかい」に行くことで世間を知り、賢くなったり幸せになります。また ペットは飼い主や飼い主が親しいと思われる人に、勝手にメールを出すこともあり、ペットを通してユーザー同士に温かなコミュニケーションが生まれるメールソフトで す。

 SCNではPostPetでのコミュニケーションの楽しさをさらに広げるため、ポータブルプラットフォーム「WindowsCE」に対応した「PostPet for WindowsCE」の開発・発売に引き続き、音声でポストペットを使う楽しさ、音声でペットとコミュニケーションできる楽しさの提案として「PostPet ViaVoice対応版」を開発・販売いたします。

 「ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak」は、IBMの約30年にわたる研究に基づいた、自然な話し方で音声を認識し、文字の入力やさまざま な操作ができる高い認識精度を誇るソフトウェアの最新版です。アプリケーション・ソフトの実行やファイルの保存などの作業を行う「ナビゲーション機能」と、読み上げた文章 をかな漢字まじりの文章として記述する「ディクテーション機能」により、よりパソコンを使いやすくすることができます。また、電子メール、インターネット上の掲示板やチャ ットなどで、感情を表現する際に頻繁に使用される「顔文字」を、音声で入力できる機能を追加しています。 ViaVoice対応のソフトウェアとしては、音声ワードプロセッサ「Voice一太郎」や路線検索ソフト「乗換案内」などが既に発売されており、今回の電子メールソフ トとして大人気のPostPetのViaVoice対応とあわせて、声で簡単にPCを楽しむ世界が一段と広がりました。

 また『ViaVoice with PostPet』では、PostPetのキャラクター「モモ」にあわせた特別仕様のピンク色のマイクロフォンも同梱し、本年9月7日 から11日まで幕張メッセで開催される「WORLD PC EXPO 99」で先行販売されます。

『ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak with PostPet ViaVoice対応 版』  本体価格:20,001円(税別) 発売元:日本アイ・ビー・エム株式会社「PostPet ViaVoice対応版」  本体価格: 2,980円(税別) 発売元:ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社

以 上 

表記の価格は、全て消費税別の価格です。PostPetは、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社の登録商標です。IBM、Aptiva、ThinkPad、ViaVoiceは、IBM Corporationの商標です。So-netは、ソニー株式会社の商標です。WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標です。

ViaVoiceの詳細については、下記のホームページをご覧ください。http://www.ibm.com/jp/voiceland/また、So-net、ポストペットの概要は、http://www.so-net.ne.jp/でご覧になれます。

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IBMコーポレーションコーポレーション 1999年度第年度第2四半期の連結決算を発表四半期の連結決算を発表[米国ニューヨーク州アーモンク 1999年7月19日(現地時間)発]

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション(IBM(R)コーポレー ション、本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス V.ガースナー会長)は7月19日(現地時間)、1999年度第2四半期の連結決算を発表しました。

  1999年度第2四半期の潜在株式調整後の普通株式1株当たり利益は、前年同期の潜在株式調整後の普通株式1株当たり利益0.75ドルに対して1.28ドルと増加しまし た。1999年度第2四半期の収益は16%増(為替変動の影響を除いた場合には16%増)の219億ドルでした。

 1999年度第2四半期の純利益は、前年同期の 15億ドルに対して24億ドルと増加しました。この業績には当四半期に講じたいくつかの措置によってもたらされた約7億ドル(潜在株式調整後の普通株式1株当り0.37ド ル)の税引後利益が含まれています。特に、数ヵ所の主要地域においてグローバル・ネットワークの売却を完了しました。また、IBMのマイクロエレクトロニクス事業とストレ ージ事業の長期的な競争力強化を目的として一定の措置を講じました。さらに、社内で使用されるPCの減価償却期間を5年間から3年間へと短縮する会計処理の変更を実施しま した。

 IBMコーポレーション会長兼CEOのガースナーは、次のように語っています。「第2四半期も当社は引き続き戦略的優先事項に立脚して事業を展開しました。 この優先事項は3つの分野を柱としています。すなわちサービス、ソフトウエア、そして当社の業界最先端をいくテクノロジーの市場向け販売です。当社のサービス事業は当四半 期も引き続き卓越した業績を残しました。ソフトウエア事業は、特にデータベース、トランザクション処理、チボリ製品などの好調な売上を背景に、きわめて良好に業績を回復し ました。テクノロジー部門では、分野によって価格引き下げなど、総体的に困難な環境下にありながら、良好な業績を残しました。」

 「マイクロエレクトロニクス、スト レージの両分野で進めている措置は長期的視点からテクノロジー部門を実質的に強化することを目的としています。こうした措置によって、当社はDRAMチップ量産路線を縮小 し、より急速に成長を遂げている利益率の高いカスタムチップ分野への資源移行を進めています。さらに、ハードディスク・ドライブ事業において経費節減を併行させながら、開 発と生産の統合を図るため様々な策を講じています。これらの措置はテクノロジー部門の競争力を高めるだけでなく、IBMの事業ポートフォリオ全般を一層強化することになり ます。」

 「おおむね、当社の業績は世界的に堅調でした」と、ガースナーは語っています。「サービス、ソフトウエア、テクノロジー分野での好調さに加え、さらに、シ ステム/390(R)サーバーが再び大幅な伸びを記録し、演算能力ベースでのシステム/390の出荷は昨年の2倍以上となりました。また、RS/6000(R)事業は当四 半期において顕著な改善を見せました。PC事業は今年も前年比で増収となりました。つまり当社は、長期的に事業ポートフォリオの一層の強化を図るという重要な措置を講じる 一方で、第2四半期も好調なビジネスを維持しています。」

 当第2四半期の米大陸における収益は前年同期比16%増(為替変動の影響を除いた場合には18%増)の 100億ドルでした。欧州/中東/アフリカ地域の収益は、14%増(同17%増)の64億ドルでした。アジア太平洋地域は前年同期比19%増(同9%増)の36億ドルでし た。OEM事業収益は、前年同期比21%増(同20%増)の19億ドルでした。

 当第2四半期のハードウエア事業の収益は94億ドルで、前年同期比22%増(為替変 動の影響を除いた場合には21%増加)となりました。PC、RS/6000、それにシステム/390サーバーは売上を伸ばしましたが、AS/400(R)は減収でした。ス トレージおよびマイクロエレクトロニクス全般の収益は増加しました。

 IBMグローバル・サービス部門の保守事業を含めた当第2四半期の収益は、15%増(為替変動 の影響を除いた場合には15%増)の80億ドルでした。保守事業を除いたサービス部門の収益は19%増(同18%増)の67億ドルでした。当社は当第2四半期に総額95億 ドルにのぼるサービス契約を締結し、同期末の契約残高合計は約552億ドルとなりました。

 ソフトウエア事業の収益は、ユニバーサル・データベース製品、トランザク ション管理製品、ロータス ノーツ、そしてチボリのシステム管理製品が引き続き好調だったことにより、9%増(為替変動の影響を除いた場合には10%増)の31億ドルでし た。ソフトウエア事業の売上総利益率は前年同期比で2.5ポイント改善しました。

 顧客金融(グローバル・ファイナンス)事業の収益は、4%増(為替変動の影響を除 いた場合には5%増)の7億4,300万ドルでした。

 お客様の特殊な要件に合わせて設計されたカスタム・アプリケーション等の製品を含む、エンタープライズ・イン ベストメント/その他の分野の収益は、前年同期比19%増(為替変動の影響を除いた場合には19%増)の6億6,900万ドルでした。

 IBM全体の売上総利益率 は、前年同期の38.0%に対して当第2四半期は、 37.5%でした。

 当第2四半期に取られた措置の効果は同期の経費実績にも表れています。こうした措置に伴う 16億ドルを含め、当第2四半期の費用総額は42億ドルとなり、当社の収益に対する総費用(E/R)の比率は前年同期より7.8ポイント改善されました。当四半期の措置は E/R比率を7.3ポイント改善するのに寄与しました。

 IBMの法人税率は、前年同期の30.3%に対して、当第2四半期は同期の措置を含め、40.8%となりま した。税率が11ポイントほど上昇したのは、主に当第2四半期中の措置によるものです。

 IBMは当第2四半期に自社株買戻しのため16億ドルを支出しました。今年 5月に実施した1対2の株式分割による調整後の平均発行済み普通株式数は、前年同期の18億7,900万株に対して当四半期は18億1,200万株となりました。1999 年6月30日現在の発行済み普通株式数は18億900万株です。

 顧客金融事業を除く当社の通常債務は、1998年度末から4億8,200万ドル増加して21億ドル となり、負債資本比率(debt-to-capitalization ratio)は、13%になりました。顧客金融事業の債務総額は1998年度末から8億 5,200万ドル減少して269億ド

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ルで、負債資本比率(debt-to-equity ratio)は6.0対1となっています。

 1999年6月30日を期末と する6ヵ月間の純利益は39億ドル、潜在株式調整後の普通株式1株当りで2.05ドルでした。これに対し前年同期の純利益は25億ドル、潜在株式調整後の普通株式1株当り で1.28ドルでした。1999年6月30日を期末とする6ヵ月間の収益は422億ドルで、前年同期の364億ドルに対し16%増(為替変動の影響を除いた場合には15% 増)となりました。IBMの当6ヵ月間の純利益および1株当り利益には、当第2四半期の措置に伴う効果(約7億ドルの税引き後利益、潜在株式調整後の普通株式1株当り 0.37ドル)が含まれています。

第2四半期の措置当第2四半期の措置は以下のとおりです。

 米国、日本、英国、アイルランドにおけるグローバ ル・ネットワーク売却を完了しました。IBMは約21億ドルの税引後利益(潜在株式調整後の普通株式1株当り1.12ドル)を計上しました。当社は、グローバル・ネットワ ークの売却が第3四半期に実質的に完了すると予想しています。

 DRAMチップから高成長・高利益率カスタム・ロジック・チップへと開発・生産資源を移行しました。 フランス・エソンヌのIBM施設は、シーメンスの子会社、インフィネオン・テクノロジーズ社との間で当第2四半期に設立した合弁会社を通じ、18ヵ月の期間をかけてカスタ ム・ロジック生産事業所への転換を図る予定です。 IBMはまた、余剰DRAM検査装置に関連した評価減を計上しました。これにより約7億7,000万ドルの税引後費用 (潜在株式調整後の普通株式1株当り0.41ドル)を計上しました。

 DRAM生産会社のドミニオン・セミコンダクター・カンパニーについてIBMが保有する50% の同社株式の東芝への譲渡(2000年12月31日発効)を行いました。この結果、IBMはドミニオンに対する投資を償却し、1億400万ドルの税引後費用(潜在株式調整 後の普通株式1株当り0.05ドル)を計上しました。

 CMOSベースのロジック・コンポーネントを生産する、シーラス・ロジック社との合弁会社MiCRUS社を IBMの完全子会社化しました。当第2四半期中に、シーラス・ロジック社は、業務提携契約に定めた負担額について再交渉したい旨、IBMに通知しました。この結果 IBMは、約9,200万ドルの税引後費用(潜在株式調整後の普通株式1株当り0.05ドル)を計上しました。

 ストレージ分野では、IBMは経費を節約し、HDD サーバー・ラインを共通の低コスト設計プラットフォームに統合するための措置を講じました。これに伴い約2億800万ドルの税引後費用(潜在株式調整後の普通株式1株当り 0.11ドル)を計上しました。

 またIBMは、自社内で使用するPCの減価償却期間に関する会計処理を変更しました。当社が進める新たな資産管理戦略の下、IBM 社内で使用されるPCは平均3年ごとに更新されることになります。現行では自社内のPCは平均5年で減価償却するものとしています。今回の償却期間の変更は、IBM社内の PCについて予想される有効使用期間の実態をよりよく反映するものとなります。これに伴いIBMは、約2億4,100万ドルの税引後費用(潜在株式調整後の普通株式1株当 り0.13ドル)を計上しました。

将来予測に関する記載および注意事項:ここに記載された歴史的情報と所見を除き、このプレス・リリースに盛り込まれた記載 は、1995年の私的有価証券訴訟改革法において「将来予測に関する記載」となります。これらの記載は、証券取引委員会に対する当社の提出書類に述べられているように、実 際の結果を著しく異なったものとする可能性がある、いくつかのリスクや不確定要素などの要因を含んでいます。

1999年第年第2四半期(四半期(4~~6月)連結決月)連結決 算概要算概要

  1999年度第2四半期 (4~6月) 対前期 比増加率 1998年度第2四半期(4~6月)

総収益 219億 500万ド ル 16.4% 188億2,300万ドル

税引前利益 40億4,300万ド ル 94.1% 20億8,300万ドル

純利益 23億9,100万ド ル 64.6% 14億5,200万ドル

普通株式1株当り純利益 1.32ド ル 71.4% 0.77ドル

普通株式平均発行株数 18億1,210万 株   18億7,920万株

1999年度上半期(年度上半期(1~~6月)連結決算概月)連結決算概 要要

  1999年度上半期 (1~6月) 対前期比 増加率 1998年度上半期 (1~6月)

総収益 422億2,200万ド ル 15.9% 364億4,100万ドル

税引前利益 61億4,300万ドル 70.3% 36億 600万ドル

純利益 38億6,100万ド ル 55.2% 24億8,800万ドル

普通株式1株当り純利益 2.12ド ル 61.8% 1.31ドル

普通株式平均発行株数 18億1,800万 株   18億8,980万株

詳細は、下記のIBMコーポレーションのホームぺージをご 覧ください。http://www.ibm.com/investor/2q99earnings.phtml

以 上

IBM、システ ム/390、AS/400、RS/6000は、IBM Corporationの商標です。

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PCリモート操作ソフト『リモート操作ソフト『Desktop On-Call』を』をLinux対応に対応に[ プレスリリース]

1999年7月21日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は21日、JavaTMアプレットを使用してPCをブラウザー上で遠隔操作できるソフトウェア製品『Desktop On-Call(デスクトップ・オン・コール)』に、Linuxプラットフォームもサポートするバージョン2.5を発表しました。 本日からインターネットのホームページ上で、β版プログラムの無償配布を開始します。URLはhttp://www.ibm.co. jp/pspjinfo/javadesk/li_syoukai.htmlで、本年12月31日までの期間限定で利用できます。今回の発表により、Windows OS/2 、Macintoshに加え、Linuxで稼動しているPCを操作可能となり、企業内のヘルプデスク業務などでの用 途が広がりました。

 Desktop On-Callは、遠隔地のPC画面を手近にあるPCのWebブラウザー上に表示して、まるで目の前にあるように自由に操作できる日本IBM大和事業所 で開発したソフトウェア製品です。同製品は、100% Pure Javaで作成しているため、操作する側にJava 対応のブラウザーさえあれば、専用ソフトを必要とせずに遠隔操作できることが特徴です。本日の発表により、操作される側のLinuxマシン(日本語RedHat 5.2)に同製品をインストールすれば、遠隔地のWindows PCやUNIXワークステーションから、Linuxマシンをコントロールすることができるようになりま す。

 β版プログラムで提供される主な機能は、以下のとおりです。なお、ファイルのサイズは約640KBです。

−GUIによるブラウザーからのLinux搭載PCのリモート・コントロール機能−操作側PCのデスクトップ・イメージの縮小機能−256色転送機能−ファイル転送機能(受信のみ)−ユーザーID/Passwordの設定機能

以 上

IBM、Desktop On-Call、OS/2は、IBM Corporationの商標。Javaは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。Windowsは Microsoft Corporationの登録商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

(R) (R)

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企業向けクライアント企業向けクライアントPC最上位機種最上位機種 高速プロセッサーを搭載した新モデルを追加高速プロセッサーを搭載した新モデルを追加[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月16日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は16日、企業向けクライアントPCの最上位機種「IBM PC 300PL」に、高速プロセッサーを搭載し、ハードディスク容量を強化した新モデルを追加しました。ボディの形状(拡張性に優れたミニタワー、またはデスクトップ) と、初期導入済み基本ソフト(Windows 98、またはWindows NT Workstation 4.0)の違いによる4モデルを用意しています。また、同時に現行モデルの価格改定を発表しました。

 新モデルは、現行モデルと比較して、プロセッサーをPentium IIIプロセッサ 500MHzから同550MHzへと変更し、ハードディスク容量を6.4GBから13.5GBに強化しました。

 なお、IBM PC 300PLは、高性能と信頼性を求めるお客様向けの機種で、当社のテクノロジーを駆使した、優れたシステム管理機能をお客様に提供します。システム 管理者の作業負担を軽減するとともに、PCシステムのTCO(Total Cost ofOwnership)低減を可能にします。IBM PC 300PLでサポートされている具体的なシステム管理機能には、システムの異常の発生を検知する と同時にシステム管理者に知らせることのできるAlert on LAN 機能、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できる LCCM(LANClient Control Manager )などがあります。

 本日発表した製品のIBM希望小売価格(消費税別)、出荷開始予定日および価格改定の概要は以下の通りです。製品の詳細につきましては補足資料をご参照下さい。

(新製品新製品 )

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

IBM PC 300PL 6862-C8J ¥290,000 1999年 7月16日

(Pentium III 550MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300PL 6862-C9J ¥305,000 1999年 7月16日

(Pentium III 550MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、WinNT4.0)

IBM PC 300PL 6892-C8J ¥305,000 1999年 7月16日

(Pentium III 550MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300PL 6892-C9J ¥320,000 1999年 7月16日

(Pentium III 550MHz、64MB SDRAM ECC、13.5GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、WinNT4.0)

(価格改定価格改定 )

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

IBM PC 300PL 6862-5JJ 155,000円 180,000円 約17%

IBM PC 300PL 6862-5KJ 155,000円 180,000円 約17%

IBM PC 300PL 6862-5LJ 170,000円 195,000円 約10%

IBM PC 300PL 6862-5CJ 240,000円 270,000円 約12%

IBM PC 300PL 6862-5DJ 255,000円 285,000円 約11%

IBM PC 300PL 6892-5EJ 255,000円 285,000円 約11%

IBM PC 300PL 6892-5FJ 270,000円 300,000円 約 9%

*新価格は本日より適用となります。また、価格はすべて消費税別です。

以 上

IBM,Alert on LAN,LANClient Control ManagerはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows,Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IBM PC 300PL(6892−C8J/C9J、6862−C8J/C9J)

(R)

(R) (R)

(R)

TMTM

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拡張性にすぐれたミニタワー型のデザイン(モデル6892)またはデスクトップ型のデザイン(モデル6862)を採用したモデルを用意しています。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアである、UMAをサポートしています。また、システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に知らせることのできるAlert on LAN機能、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能をサポートしたほか、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMをサポートしています。

最新のPentium IIIプロセッサ 550MHzを搭載しています。

標準で64MB(最大384MB)のSDRAM ECCメモリーを搭載しています。

Ultra−ATA仕様の13.5GBのハードディスク、最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備しています。

Wake on LAN機能に対応した100Base-TXのイーサネット機能を搭載しています。

Windows NT 4.0(C9J)、Windows98(C8J)をそれぞれ初期導入しています。総合オフィス・アプリケーションにはロータススーパー・オフィス98のライセンスを同梱しています。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface )2.0」に対応しています。

以 上

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住友信託銀行住友信託銀行 インターネットによる法人顧客向け資産運用管理システムを本格稼動インターネットによる法人顧客向け資産運用管理システムを本格稼動[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月15日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は15日、住友信託銀行株式会社(本店・大阪市中央区、高橋温社長、以下住友信託 銀行)で構築を進めてきた『運用管理情報サービス』の運用をこのほど開始した、と発表しました。同サービスは、年金基金や事業法人等のお客様と投資顧問会社に対して、イン ターネット技術を利用した運用レポート情報やファンド資金繰り情報の照会を可能にするシステムです。

 信託銀行では、事業法人や投資顧問会社向けに、投資信託や年金性資金など受託財産管理において、ファンド別の評価損益一覧表や資産別運用実績表、資産構成推移表をはじめ とする定型レポートを提供しています。従来、この提供サービスは、勘定系の基幹システムから帳票を出力し、FAXや郵送などで提供するスタイルが一般的でした。しかし、金 融ビッグバンによる業態の多様化に伴なう競争の激化に対応するため、お客様へのタイムリーな情報開示が課題となっています。

 このため、住友信託銀行は、お客様が資産運用に関する情報を、安全かつ即時に入手できるシステムの構築を進めてきました。本日発表する『運用管理情報サービス』は、専用 端末を利用せずに、事業法人・年金基金・投資顧問会社のPC上にあるWebブラウザーから直接、情報の照会を行うことができます。インターネットから照会できる資産別運用 実績表など5種類の定型レポート・データは、表計算(EXCEL)用ファイルでダウンロードできるため、お客様がデータの再加工を簡単にできることも特徴です。

 同システムは、Java 、SSL(Secure Socket Layer)、ノーツ ドミノなどオープンな国際標準の情報技術や製品から構成されるIBM のインターネット・バンキング用ソリューション「ゴールド・ダイレクト」を、日本の信託業界で初めて採用していま す。また、お客様と運用管理情報サービスとの接続は、信頼性の高いTCP/IPネットワーク・サービスである「IBMMDNS セキュアIPネットワークサービス」を利用しているため、情報の漏洩や改ざんを防止できます。

 住友信託銀行では、将来的に約千社のお客様に同サービスを利用できるよう、拡張性の高いシステム設計を行っています。2000年にスタートする予定の第2フェーズでは、 対応する定型レポートの数を約30種類まで拡大するとともに、同サービスを、年金基金を一元管理する今後の「マスタートラスト」展開の基盤として活用していく計画で す。

以上

IBMは IBM Corporationの商標。Javaは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。

TM(R)

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ホーム/スモールホーム/スモール・・オフィス市場向けにオフィス市場向けにLinuxベースのベースのPCサーバーの販売で協業サーバーの販売で協業[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月14日

日本アイ・ビー・エム株式会社株式会社テンアートニ株式会社大塚商会

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎)と株式会社テンアートニ(本社・東京都千代田区、社長・角田好志)、株式会社大塚商会(本社・東京 都千代田区、社長・大塚実)は14日、日本IBM の低価格PCサーバ ー「Netfinity 1000」と、オープンソース基本ソフト「Linux」に関するテンア ートニのノウハウ、大塚商会のサポート力と販売力を核にした、ホーム・オフィスおよびスモール・オフィス向けサーバー「e−Server」の販売で協業することを発表しました。

 インターネットやPCの急速な普及にあわせて、一人ひとりが扱い、保有する情報量が飛躍的に大きくなっています。また、電子メールやWebによるコミュニケーションの一 般化も相まって、サラリーマンやOLの独立・副業、中高年や主婦の特技や趣味を生かした自宅での在宅勤務など、従来の組織や勤務・事業形態にとらわれない労働スタイルが広 がりつつあります。さらに小規模事業所や家庭においても複数台のPCを所有する例が増えています。このように、ホーム・オフィス、スモール・オフィス市場において、多くの 情報を迅速に安定して処理し、複数のPCから利用できるサーバーの必要性は確実に高まっています。

 本日の発表は、Netfinity 1000とLinuxの組みあわせによって実現した高いコスト・パフォーマンスと、信頼性の高いWeb関連のフリー・アプリケーショ ンを多数抱えるLinuxの特性を考慮して、ホーム・オフィス、スモール・オフィス市場を開拓する製品として「e−Server」を積極的に販売していくもので す。

 具体的な用途としては、たとえば、e−ビジネスを実現するためのホームWebサーバーや、画像データのアルバムや金融データなどに代表される家庭用データおよび電子出版 物などのファイル・サーバーとして、さらに、家庭や小規模事業所におけるネットワーク共用や在宅勤務者のためのゲートウェイ・サーバーなどとして導入するのに最適なモデル となっています。

 協業による3社の役割は、日本IBMのNetfinity 1000をベースに、テンアートニがred hat Linuxの導入とテクニカル・サポートおよびダイヤルアップ・ルーター、UPS(無停電電源装置)などの周辺機器をあわせたパッケージングを行ないます。大塚商 会は、テンアートニがパッケージした製品を、お客様の用途にあわせて「e−Server(Home Officeモデル)」または「e−Server(Small Officeモデル)」として販売し、導入・セットアップに関するサポート、保守サービスを提供しま す。

 また、日本IBMは、本年4月に開設したLinuxサポート・センター(東京都港区)を通じて、テンアートニに対してNetfinity1000やLinuxに関する情報提供などの支援を行ないます。

 今回発表したe−Serverの特長は、低価格でありながらサーバーとしての十分な機能を備えたNetfinity 1000とLinuxという組み合わせによって実現した優れたコスト・パフォーマンスと、新たにテンアートニが開発したソフトウェアによってLinuxの知識が無いお客様 でもクライアントPC側からホームページ閲覧ソフトで簡単にセットアップできるようにしたことです。また、サーバー側のアプリケーションとして、iモードの携帯電話や WorkPad(R)をe−Serverのクライアントとして同期を取り、スケジュールを管理できるソフトウェアをSmall Officeモデルに初期導入しています。

 なお、大塚商会は、お客様の多様なニーズに対応するために、今回のモデルに引き続き、Netfinity 3000および5000においてもe−Serverを販売することを計画しています。今回、大塚商会から販売されるe−Serverの概要は以下の通りです。

e−Server((Home Officeモデル)の概要モデル)の概要

価格: ¥358,000(消費税別) 出荷開始予定日: 1999年8月20日

<ハードウェア構成>

● Netfinity 1000 −Pentium(R) II 400MHz  (Pentium III 500MHzアップグレードが可) −64MBメモリー −9.1GB HDD×1個

● ダイヤルアップ・ルーター −RTA50i(ヤマハ)

● UPS

(R)(R)

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−UPS FW−F10−0.5K(三菱電機)

<ソフトウェア構成>

● red hat Linux 5.2 ● SendMail/POP3(メール・サーバー用ソフト) ● Apache(Webサーバー用ソフト) ● BIND(DNSサーバー用ソフト) ● wu−ftpd(FTPサーバー用ソフト) ● Samba(ファイル/プリント・サーバー用ソフト) ● Netatalk(MACファイル/プリント・サーバー用ソフト)

<サービス>

● セットアップ −搬入・設置および初期指導(オプション)

● 保守 −サーバー保守(オプション)

<ハードウェアオプション>

● 増設メモリー64MB ● クライアントPC(ThinkPad)

e−Server((Small Officeモデル)の概要モデル)の概要

価格: ¥695,600(消費税別) 出荷開始予定日: 1999年7月30日

<ハードウェア構成>

● Netfinity 1000 −Pentium II 400MHz  (Pentium III 500MHzアップグレード可) −128MBメモリー −9.1GB HDD×2個

● ダイヤルアップ・ルーター −RTA50i(ヤマハ)

● UPS −Smart UPS 700(APC)

<ソフトウェア構成>

● red hat Linux 5.2 ● SendMail/POP3(メール・サーバー用ソフト) ● Apache(Webサーバー用ソフト) ● BIND(DNSサーバー用ソフト) ● IP−masquarade(ファイアウォール) ● wu−ftpd(FTPサーバー用ソフト) ● Samba(ファイル/プリント・サーバー用ソフト) ● Netatalk(MACファイル/プリント・サーバー用ソフト) ● ルージュ for Internet(スケジュール管理ソフト)

<サービス>

● セットアップ −搬入・設置および初期指導(必須:¥89,000)

● 保守 −サーバー保守(必須:¥25,000/月)

<ハードウェアオプション>

● クライアントPC(ThinkPad) ● Array MasStar−J(アドテックス)

以 上

Page 166: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

IBM、Netfinityは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Pentiumは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

テンアートニのプレスリリースは、テンアートニのホームページ(http://www.10art-ni.co.jp/)でご覧いただけま す。

大塚商会のプレスリリースは、大塚商会のホームページ(http://www.otsuka-shokai.co.jp/)でご覧いた だけます。

Page 167: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

「「Netfinityアベイラビリティーアベイラビリティー・・エクステンション」を発表エクステンション」を発表[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月14日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は14日、大規模企業の基幹系システムへ向けて、Windows NT(R)の可用性を高めるクラスタリング機能であるMicrosoft Cluster Server(MSCS)を用いたシステムを、従来の2ノードから最大8ノードまでの対応を可能にするMSCS対応ソフトウェア 「Netfinityアベイラビリティー・エクステンション Version1.0」を発表しました。

 同時にIntel(R)社が発表予定の最新チップセットであるProfusionを採用した、業界標準に基づく8ウェイSMPサーバー「IBM Netfinity 8500R」を発表する計画を明らかにしました。製品の最終仕様、標準価格および出荷開始予定日などの詳細は未定ですが、本年第3四半期中に 正式発表する予定です。

 また、Netfinityのミッドレンジ・シリーズ「IBM Netfinity 5500 M10」、「IBM Netfinity 5000」およびエントリー・シリーズ「IBM Netfinity 3000」に、プロセッサーの動作周波数を550MHzに対応させた3シリーズ5モデルを追加し、ラインアップを強化しました。

 加えて、Netfinityのオプション製品として、テープバックアップ・ソリューションを支える製品群や、性能が向上したRAIDアダプターなどを発表しまし た。

 本日発表した製品の概要は、以下のとおりです。

1.「Netfinityアベイラビリティー・エクステンション」 Microsoft社との協力によって、Microsoft Cluster Server(MSCS)の拡張製品である、「Netfinityアベイラビリティー・エクステンション Version1.0」を開発・発表しました。同製品は、MSCS対応アプリケーションとの互換性を保ちながら、通常2ノードのフェイル・オーバー(代替サーバーへの自動 切り替え)をサポートするMSCSの機能を、8ノードまで拡張することができます。

 3台以上のサーバーで相互にフェイル・オーバーさせたり、特定のサーバーが残りのサーバーのフェイル・オーバーを受け持つといった柔軟性のあるフェイル・オーバーの形態 をサポートすることによって、MSCS対応のアプリケーションをより少ない台数のサーバーで稼動させ、また可用性も向上させることができます。

 たとえば、3つのシステムを3台のサーバーで別々に稼動させる場合、MSCSではサーバー1台につきそれぞれバックアップ用サーバー(合計6台のサーバー)が必要でした が、Netfinityアベイラビリティー・エクステンションを用いることによって、バックアップ用サーバーの共有化を図る(合計4台のサーバー)ことができま す。

 当社は、当面、同ソフトウェアをNetfinityの上位シリーズである「Netfinity 7000 M10」でサポートします。出荷開始予定日は本年10月28日です。

2.「Netfinity 8500R」の発表計画(プレビュー) Netfinity 8500Rは、Intel社の8ウェイSMP用チップセットであるProfusionを採用し、業界標準テクノロジーに基づく8ウェイSMP対応の PCサーバーです。

 データセンターとしての利用に最適な、Netfinityの新たなハイエンド・シリーズです。将来のPentium III Xeon プロセッサを搭載、最大16GBのメモリー・サポートをはじめとする業界標準で最高 のテクノロジーを搭載するとともに、X−アーキテクチャー(注1)の推進によって最高のパフォーマンスと信頼性を提供します。

 なお、製品の最終仕様、標準価格および出荷開始予定日などの詳細は未定ですが、本年第3四半期中に正式発表する予定です。

3. Netfinity新モデルの発表●「Netfinity 5500 M10」追加2モデルの発表 高信頼性、高可用性を実現する基幹業務向けのミッドレンジ・サーバーに、Intel Pentium III Xeonプロセッサ550MHz(512KB ECC L2キャッシュ)を搭載した2モデルを追加しました。2ウェイSMPをサポートするとと もに、4ウェイSMPまでのステアウェアが可能です。

●「Netfinity 5000」追加2モデルの発表 高い基本性能をコンパクトな筐体に凝縮し、経済性を重視した部門サーバーとして最適なシリーズです。最新のPentiumIIIプロセッサ 550MHzを搭載しています。省スペースにも配慮し、ミニタワー・モデルにもラック・モデルにも型式変更が可能です。

●「Netfinity 3000」追加1モデルの発表 小規模LANに最適な設計が施され、価格性能比にすぐれた小規模向けサーバーです。本日の発表では、Pentium IIIプロセッサ550MHzを搭載したモデルを追加しています。

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4.オプション製品を発表 Netfinityのテープバックアップ・ソリューションを支える製品として、「DLT テープ・オートローダー装置」「DLTテープ・ライブラリー」「40/80GB DLT SCSI駆動機構」「20/40GB 4mm 駆動機構(DDS−4)の4製品を発表しました。そのほか、ハードディスク、RAIDアダプターなどのオプション製 品を発表しています。

 本日発表製品の標準価格(消費税別)、出荷開始予定日は以下の通りです。

<新製品><新製品>

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

Netfinity 5500 M10 8661-51Y 1,600,000円 1999年 7月14日

Netfinity 5500 M10 8661-5RY 1,600,000円 1999年 7月14日

Netfinity 5000 8659-51Y 820,000円 1999年 7月14日

Netfinity 5000 8659-5RY 820,000円 1999年 7月14日

Netfinity 3000 8476-61U 650,000円 1999年 7月14日

(オプション製品)オプション製品)

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

18.2GB U/W ホットスワップ スリム・ハードディスク(10Krpm)

36L9807 480,000円 1999年 8月 6日

EXP 36.4GB U/W ホットスワップ ハーフ・ハードディスク(10Krpm)

36L9811 950,000円 1999年10月22日

ServeRAID-3HB Ultra2 SCSIアダプター(3チャネル、32MBバッテリーバックアップ付 き)

36L9736 300,000円 1999年 8月27日

DLTテープ・ライブラリー(タワー) 3502314 3,780,000円 1999年 7月30日

DLTテープ・ライブラリー(ラック) 3502R14 3,780,000円 1999年 7月30日

DLTテープ・オートローダー装置 3502108 2,880,000円 1999年 7月30日

40/80GB DLT SCSI駆動機構 00N7990 1,400,000円 1999年 8月30日

20/40GB 4mm DAT駆動機構(DDS-4)

00N7991 358,000円 1999年 9月30日

フラット・パネル・モニター ラックマウント・キット

37L6857 30,000円 1999年 8月13日

以 上

(注1)X−アーキテクチャーは、強力なプロセッサー、信頼性・可用性に富んだメモリーシステム、スケーラブルなI/O、先進のストレージ・ソリューション、現存システム との相互操作性、クラスター接続システム、強化されたシステム管理機能などさまざまな革新的技術の集積です。

IBM、Netfinityは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel、Pentium、Xeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Microsoft、Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

● Netfinity 8500R

− Intel Profusion搭載で、Xeon 8ウェイSMPをサポート − 最大16GBのECCメモリーをサポート − 12本の64ビット ホットプラグPCIスロットを装備 − 8Uのラックサイズ − 電源が入った状態で、PCIカードの抜き差しができるアクティブPCIをサポート − Netfinityマネージャーと連携してTCO軽減に貢献する「システム管理PCIアダプター」を専用スロットに標準装備 − LightPathテクノロジーが実現する簡単な問題判別機能

● Netfinity 5500 M10

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− 最新のIntel Pentium III Xeonプロセッサ 550MHzを搭載 − 512KBのL2キャッシュを提供 − 100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現 − 2way SMPをサポート、4way Xeon SMPまでのステアウェイ可能 − 最大2GBメモリーをサポート− 最大109.2GBの内蔵ストレージ(スリム18.2GBを6個使用) − NetBAY3をタワーモデルで1台標準装備、最大3個まで増設可能   ・3台の外付けハードディスク・ドライブ拡張装置EXP15を使用することにより最大1.2TBまでストレージを 拡張可能 − 障害時のCPU自動縮退機能を搭載 − ファイバー・チャネルに対応(オプション) − HDD、ファン、電源がすべて”ホットスワップ”対応 − Windows NT 4.0、IntranetWare 1.0でアクティブPCIを実現 − ServeRAID IIコントローラー(2チャネル)を標準装備 − 標準装備のシステム管理プロセッサーとの連携による先進のシステム運用管理を実現 − ECCメモリーによりメモリーエラーを自動修正 − 6つのホットスワップ・ベイを装備 − LightPathテクノロジーが実現する簡単な問題判別機能 − Netfinityマネージャーによる強力なシステム管理機能の提供 − 容易な保守を実現するメカニカル・デザイン − 24時間365日オンサイト保証(1年間) − ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした 「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

● Netfinity 5000

− Pentium IIIプロセッサ550MHz搭載、2ウェイSMP対応 − 512KBのL2キャッシュを提供 − 100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現 − 5個のホットスワップ対応ベイで、最大91GBの内蔵ストレージ容量を実現 − 標準128MB ECC SDRAMを装備し、最大2GBのメモリー空間を提供 − お客様のニーズに応じてEIA標準5Uラック・モデル、ミニタワー・モデルの型式変更が可能 − 障害時のCPU自動縮退機能を搭載 − 350Wリダンダント電源を標準装備 − システム管理プロセッサーを標準装備するとともに、オプションのシステム管理PCIアダ プターにより、 遠隔地からLAN経由でのシステム運用管理を実現 − ネットワーク管理ソフトウェアNetfinity マネージャーを添付 − アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中) − 24時間365日オンサイト保証(1年間) − ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした 「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

● Netfinity 3000

− Pentium IIIプロセッサ550MHz搭載 − 最大768MBメモリーをサポート − 内蔵ストレージ容量は最大72.8GBをサポート − チップセットにはIntel社の440BXを採用 − ネットワーク管理ソフトウェアNetfinity マネージャーを添付 − アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中) − 24時間365日オンサイト保証(1年間) − システムの専門家なしで導入作業のできるソフトウェア「ServerGuide」を標準添付

以 上

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IBMととPhotronics社、小型で高性能なチップ製造技術の開発で協業社、小型で高性能なチップ製造技術の開発で協業[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月13日

[米国ニューヨーク州フィッシュキル、フロリダ州ジュピター7月12日(現地時間)発]

 IBM ( 本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー )とPhotronics社( NASDAQコード:PLAB )は、12日( 現地時間 )、より小型で高密度な半導体の製造に必要な「マスク」技術の開発を促進するために協業することを発表しました。

 両社は、双方のマスク製造における得意技術を結集し、「NGL( Next Generation Lithography:次世代リソグラフィー)」で使用するマスク技術を開発していきます。

 マスクは写真のネガのような役割をチップ製造プロセス「リソグラフ」において果たすもので、ネガが紙に写真を転写するのと非常によく似た方法で、マスクはチップに回路パ ターンを転写します。より多くの性能を組み込んだ高性能なチップの開発が求められ、「システム・オン・チップ(SCO)」の設計開発によって、、今日では何百万もの回路を 単一のチップに組み込む必要性がでてきましたが、今日のマスク作成およびリソグラフィー技術では限界に近づいてきています。チップ製造業界は、更に進歩したNGLプロセス を模索する途上にあり、かなりの投資が必要とされているのが現状であり、その投資の約半分がマスク技術関連の開発と見なされています。

 IBMとPhotronics社は、インターネットやe−businessの拡大に伴う演算能力向上の要求に応えるため、12ヵ月から18ヵ月でチップ性能が2倍になる という業界の格言である、「ムーアの法則」に半導体メーカーが追いつくための貢献策として、このマスク技術開発での協業と他社への提供を計画しています。

 本日の提携により、IBMとPhotronics社は、米国バーモント州バーリントンにあるIBMの製造施設内に「マスク・センター・オブ・コンピテンシー」を設立しま した。マスク設計と製造における経験をもとに、マスク開発、および回路のイメージ・プレースメントやクリテイカル・デイメンションなど、チップ製造の生産性に影響を及ぼ す、マスク使用の際の関連 技術開発を中心に両社は協力していく予定です。Photronics社はマスク開発プロジェクトを管理し、半導体メーカーへの販売を計画しています。

 現在、さまざまなNGLの手法が確立されていますが、半導体業界のはっきりとした方向はまだ確立されていません。マスク・センター・オブ・コンピテンシーは、半導体業界 が数々の選択肢の中から、どれかひとつに結集するという合意に達すれば、IBM、Photronics社、および半導体業界全体に商用のマスク技術をすぐにでも提供したい と考えています。

以 上

IBMはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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新オーガニック新オーガニック・・チップチップ・・キャリアキャリア・・パッケージング技術を発表パッケージング技術を発表[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月13日

 IBM (本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー)は、12日 (現地時間)、インターネットのバックボーン(基幹部分)を構成するサーバーやネットワーク機器の信頼性を大幅に向上する、画期的な半導体チップのパッケージング技術を発 表しました。この新しいチップ・パッケージは、インターネットに不可欠な高周波数・高帯域幅をサポートし、さらに接続に関する高信頼性に貢献します。

 「チップ・パッケージング」は、チップをケースに入れることによりチップのデリケートな回路を保護し、配線やその他のデリケートな物質によって構成されるチップと他のシ ステム間の複雑なデータ経路を介したデータ伝送を行います。チップ・パッケージングは電子製品のパフォーマンスに大きく影響するため、パッケージング技術の進歩は機能全般 の性能向上へとつながります。

 主にサーバーやネットワーク機器用のIC向けに開発された、IBMの「ハイ・パフォーマンス・チップ・キャリア(HPCC)」は既存のオーガニック・チップ・パッケージ に比べ、フィールド・ライフ(field life)を倍増させた、新しい業界標準となるにふさわしい技術です。さらに、その先進機能により、ルーター、ハブ、スイッチなどの装置に内蔵されたチップは他のシステム へ、より大量のデータを伝送することができ、Webトラフィックやユーザーの増大に対応します。

 HPCCの高度な信頼性は、画期的な設計により実現しました。パッケージの中心となるユニークでフレキシブルな基板は、稼働中にチップが熱くなったり、冷えたりすること によって生じる膨張・収縮によるストレスを緩和します。これは高速道路でのクラックやトラブルを防止するのに使用されている、エクスパンジョン・ジョイント(伸縮性のある 継目)のような働きをしています。IBMのチップ・パッケージングの画期的な進歩によって、ハブ、ルーター、サーバーなど、システム全体の高信頼性に貢献します。

 新しいパッケージング製品は、「フルオロポリマー誘電」材料を採用しています。これによって、チップからの 信号速度を向上し、チップの能力を最大限に引き出すことができます。IBMのHPCCはギガヘルツ級のチップスピード、高帯域幅をサポートします。高速サポート機能を搭載 した新しいパッケージング製品はお客様に高速配線やサーバーの用途向けにすぐれた選択肢を提供します。

 本日発表の新技術は、「フリップチップ」パッケージング設計における大きな進歩です。フリップチップ・パッケージングはチップをボード基板の表面に直接実装することで、 他のシステムとの情報の伝送を実現しています。フリップチップ・パッケージングはますます高まるチップ配線密度の高密度化に対応することができるため、エレクトロニクス業 界が推進する単一チップ上への機能集約の実現に最適なパッケージング技術です。

 IBMのHPCCのお客様向けプロトタイプは本年下半期に出荷予定です。また、本格生産は2000年を予定しています。

 今回の発表はIBMマイクロエレクトロニクスの広範な半導体パッケージのラインアップをさらに強化するものです。本日発表のパッケージおよびIBMマイクロエレクトロニ クスの製品全般に関する詳しい情報は( http://www.chips.ibm.com )でご覧いただけます。また、パッケージング製品の画像は(http://www.chips.ibm.com/news/packaging )をご覧下さい。

以 上

IBMはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

(R)

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IBMとシークエント、合併を発表とシークエント、合併を発表[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月13日

IBMコーポレーションSequent

 IBMコーポレーションとシークエントコーピューターズは12日(現地時間)、合併協定を締結したと発表しました。これにより、シークエント独自のハードウェアおよびソ フトウェア技術がグローバルな展開とパートナーシップによって展開され、UNIXサーバーとNTサーバーの分野におけるIBMの推進力がさらに強化されます。

 IBMはシークエントの発行済み普通株1株につき18ドルを現金で支払うことになります。この合併が完了した時点で、持分価額が総額で約8億1,000万ドルになるもの と見込まれています。

 IBMは合併手続きの完了を受けて直ちに、世界各国でシークエント製品群の販売を開始することなっています。また、IBMはシークエントの技術をIBM製品に組み込んで いきます。一方、シークエントもこれと同様に、IBMの技術力、製造力、グローバルな販売力から利益を得ることになります。これにより、規模の大小を問わず、e−ビジネス 企業、新たに登場する「NetGen」企業(ネットジェネレーション・カンパニー)、UNIXやNTを利用するお客様に対して、リーダーシップ・ソリューションを提供して いくというIBMの戦略が裏付けを得ることになります。

 シークエントはNUMAアーキテクチャーに基づくシステムにおいてトップ企業と認められており、インストール・ベースで世界各国に多数のお客様を持っています。NUMA は先進的なハードウェアおよびソフトウェアで、これらを利用することにより、プログラミングの容易性と小規模システムの管理容易性を維持しながら、多数のプロセッサーを単 一のシステムとして運用することができます。シークエントのシステムはデータ・ウェアハウスやビジネス・インテリジエンスなど、幅広いe−ビジネス関連アプリケーションに 対して、最大で64個のインテルマイクロプロセッサー(今後は256個のマイクロプロセッサーを使用する計画)を使用しています。オラクルの世界最大のデータベースやアプ リケーション環境の多くは、シークエントのサー バー上で稼動しています。

 「NUMAは21世紀初頭のUNIXサーバーやNTサーバーの位置を明確に定める技術となるでしょう」と、IBM上級副社長兼IBMサーバー・グループ担当グループ・エ グゼクティブのロバート・M・スティーブンソンは語っています。「お客様は予測不可能な作業量やオンライン・トラフィックの急増に対応するために迅速に拡張できるサーバー をますます求めるようになっています。NUMAは業界トップの拡張性と優れた管理容易性を兼ね備えた素晴らしいソリューションです。当社はシークエントの人材と技術に感銘 を受けており、今後、同社ならびにそのお客様やパートナーと協力していくことを楽しみにしております。」

 今日では、多くの企業がUNIXサーバーとNTサーバーの双方を使用しており、こうした傾向は時間の経過とともに拡大していくことになるでしょう。シークエントは、単一 のシステム上でUNIXサーバーとNTサーバーが相互操作性を持つようにすることができる革新的な技術があります。ユーザーのお客様は単一システム内において、一部のプロ セッサーでUNIXアプリケーションを稼動させながら、同時に、他のプロセッサーでNTアプリケーションを稼動させるようにすることができます。このシステムは単一個所か らの管理が可能で、UNIXアプリケーションとNTアプリケーションの間でデータを共有することができます。

 1998年10月、シークエントは、IBM主導の下でIBMアーキテクチャーとインテル・アーキテクチャーの双方をサポートする量販用の企業向けUNIXオペレーティン グ・システムを製品化するという構想「モントレー・プロジェクト」に、設立会員として参加しています。また、SCOとインテルも当初からの会員で、設立以来、モントレー・ プロジェクトは拡大を遂げ、多くのソフトウエア・ベンダーやシステム・メーカーを会員として持つようになっています。今回の発表により、モントレー・プロジエクトの開発活 動が強化され、今後、同プロジェクトが業界の先端を行くUNIX製品として、お客様、ソフトウェア・ベンダー、システム・メーカーに規模の経済をもたらすことになりま す。

 シークエントの会長兼CEO、ケーシー・パウエルは、「IBMのもつ世界的な展開とパートナーシップを利用してシークエントの顧客基盤を拡大できます」と述べていま す。「IBMとの合併により、シークエントはサーバーの売り上げとエンタープライズ・コンピューティングの分野で世界のトップ企業に仲間入りし、急速に拡大する商用 UNIXシステムへの需要に応えていけるでしょう。モントレー・プロジェクトにおけるIBMとの協力は大きな成果を生んできたので、合併は成功すると確信しています。合併 が楽しみです」

 シークエントのシステムは、IBMのスケーラブルなRS/6000サーバー製品群を補完するものです。IBMのRS/6000は、科学および商用ワークステーションから 世界最高速のスーパー・コンピューターにまで広く利用されています。新型のRS/6000 S80サーバー(第3四半期に出荷開始予定)は、インターネット、Java、クラスタリングのパフォーマンスで新記録を達成しました。オンライン・トランザクション処理、 データ・ウエアハウジング分野でのシークエントの先端を行くパフォーマンスと、新しい2つの製品群がこれに加われば、他社を大きく凌ぐことになります。

合併により次の事業を進めます。

- IBMは、シークエントのNUMA−Q1000および2000を自社の世界的営業網を通じて販売します。 - IBMは、自社のビジネス・パートナー・ネットワークでシークエントの現行製品のマーケティング、販売が

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 できるようにします。 - IBMとシークエントの開発チームはモントレー・プロジェクトでの開発を強化します。 - IBMのサーバーにシークエントのNUMAテクノロジーを取り入れます。 - IBMは、シークエントの現行製品群のためのミドルウェア・サポートを提供します。

 シークエントは、オレゴン州ビーバートンに本社を置き、世界各国2500人を超す従業員と、北米、欧州、アジアに56の販売オフィスをもち、インテル・ベースのデータセ ンター・ソリューションでは世界トップの実績を誇ります。1983年に設立され、シンメトリック・マルチプロセッサー(SMP)、商用環境向けのNUMAシステムを開発し ました。1998年3月、UNIXとWindowsNTの混合環境によるNUMACenterの導入により、業界ではじめてデータセンターの分野でWindowsNTへの パスを採用しました。このソリューションにより、お客様はUNIXとWindowsNT双方の利点を生かしたITインフラを構築できます。合併は、シークエントの株主総会 と規制当局の承認の後に完了します。

以 上

IBM、RS/6000はIBM Corporationの商標SequentはSequent Computer Systems,Inc.の商標UNIXは The Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標

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「「WebSphere」がノベルの「」がノベルの「NetWare」対応」対応 標準標準Webアプリケーションアプリケーション・・サーバーとして採用サーバーとして採用[ プレスリリース ]

1999年7月8日

日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は8日、ノベル株式会社(本社・東京都世田谷区、フィリップ・K.ウェルチ社長)の ネットワークOS『NetWare 5』の次期バージョンとなる『Cobra(コードネーム)』に、Java 対応のIBM製 Webアプリケーション・サーバー『WebSphere Application Server(以下WebSphere)』をバンドル(同梱)する形で提供することを発表しました。WebSphereが搭載された次期 NetWare 5は、ノベルから来年初頭にオープン価格で出荷開始される予定です。

 本日の発表は、本年3月にIBMコーポレーションと、Novell社で交わされたライセンスに関する合意に基づくものです。JavaベースのWebアプリケーション実行 環境とサイトのマネジメント・ツールを提供するWebSphereのスタンダード版が、最新版のNetWareに搭載されます。ノベルの標準Webアプリケーション・サー バーとしてWebSphereが採用されたことにより、NetWare 5を利用するお客様がJavaを基盤とするe-business環境を実現できるようになります。また、Webアプリケーションの構築には他のプラットフォームと同様 WebSphere Studioを使用することができます。

 Netware対応のWebSphereスタンダード版は、本年6月からノベルのWebサイト(http://developer.novell.com/ndk/download.htm)でベータ版をダウンロードすることが可能になっています。

 また、WWWサイトで安全なトランザクション処理を行うための機能を強化したWebSphereアドバンスド版についてもNetWare 5対応版を提供する予定です。アドバンスド版を利用することにより、NetWare上で「EnterpriseJavaBeans (EJB)」を使用したWebアプリケーションと既存のシステムを容易に接 続できるようになります。

 本日の発表により、IBMがオープン戦略を進めるWebSphereは、従来からサポートしているWindows NT 、AIX 、 SUNSolaris 、 OS/400 、 OS/390 、 OS/2 の各OSに、NetWare 5を加え、稼動するプラットフォームがさらに拡張しました。

以上

IBM、AIX、OS/2、OS/390、OS/400S、WebSphereはIBMコーポレーションの商標Novell NetWare、NDS は、米国Novell, Inc.の登録商標ですJava、Soralisは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。その他の会社名および製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標

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Netfinityのミッドレンジ、エントリーのミッドレンジ、エントリー・・シリーズで電子商取引向け、「シリーズで電子商取引向け、「e−ビジネスビジネス かんたんパック」を発表かんたんパック」を発表[ プレスリリース ]

1999年7月7日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は7日、インターネット上の仮想商店(バーチャル・ショップ)を低価格で容易に実現できるように、当社のPCサーバ ーのミッドレンジ・シリーズ「Netfinity 5000」およびエントリー・シリーズ「Netfinity 3000」を基盤としたソリューション・パッケージ「e−ビジネス かんたんパックNetfinity版」を 発表しました。

 本日発表した「e−ビジネス かんたんパック Netfinity版」はハードウェア、基本ソフトやアプリケーションなどのソフトウェアが含まれ、本年7月21日から本 年9月30日までの期間限定で提供(注1)し、価格(消費税別)は90万円からとなっています。なお、オプションとしてe−ビジネスかんたんパックの導入・構築サービスを 用意しており、お客様の要望によって提供していきます。

 新製品は、本年5月に発表したNetfinity 版、RS/6000 版、今月1日に発表 したAS/400 版に続くものです。今回の「Netfinity版」は、5月発表製品の販売 が好評のうちに6月25日で終了したのに伴い、品揃えを拡充し、新たに発表したものです。

 中小規模の企業や、SOHO(Small Office Home Office)においても、インターネットを活用した新しいビジネスへの期待が高まっています。ま た、米国などでは、比較的小規模な企業が、書籍や音楽CDなどのオンライン通販、インターネットでの証券取引などを開始し、成功を収める例も数多く見られます。「e−ビジ ネスかんたんパック Netfinity版」を利用することによって、お客様は、業界で広く採用されているWindows NT ベースのシステムでバーチャル・ショップを開設し、企業間取引や企業対消費者取引などの 電子商取引(エレクトリック・コマース)市場に、低コストで参入することができます。

 「e−ビジネス かんたんパック Netfinity版」で提供するハードウェアは、本年4月7日に発表した最新の「Netfinity 5000」および「Netfinity 3000」です。Pentium III プロセッサ500MHzを搭載した、当社のPCサーバーのミッドレンジ、およびエントリー・クラス・サーバーです。また、ソフトウェアは、「Windows NT Server 4.0」、簡単に仮想商店を構築できる「Net.Commerce V3 START for Windows NT」、ホームページ作成用ソフトウェア「ホームページ・ビルダー 2000」などの最新版となります。

 発表製品の概要は次の通りです。

「「e−ビジネスビジネス かんたんパックかんたんパック Netfinity 3000版」版」モデル名: 8476−5JK 価格: 900,000円(消費税別)

<ハードウェア構成>

- Netfinity 3000 (8476−51X) - 128MB ECC SDRAM メモリー・キット(DIMM) - NS 10/20GB SCSI テープ駆動機構 - G54 15インチ カラーモニター(黒)

<ソフトウェア>

- Windows NT Server V4.0 - Net.Commerce V3 START for WindowsNT(日本語版) - ホームページ・ビルダー 2000 - Lotus ノーツ ドミノ

「「e−ビジネスビジネス かんたんパックかんたんパック Netfinity 5000版」版」 モデル名: 8659−4KJ 価格: 1,330,000円(消費税別) <ハードウェア構成>

- Netfinity 5000 (8659−41Y) - 128MB SDRAM ECC RDIMMメモリー - 9.1GB U/W ホットスワップスリム・ハードディスク 3個 - ServerRAID-3L Ultra2 SCSIアダプター(1チャンネル) - G54 15インチ カラーモニター(黒)

<ソフトウェア>

- Windows NT Server V4.0 - Net.Commerce V3 START for WindowsNT(日本語版) - ホームページ・ビルダー 2000

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- Lotus ノーツ ドミノ

オプションオプション・・サービスサービス 「e−ビジネスかんたんパック」の導入・構築を支援するサービスです。機器のセットアップ、ショップ・デザイン・デモ、導入計画や要件の定義、暗号化、ショップのテンプ レート登録、配送・決済アプリケーション作成、商品イメージ追加、テスト、基本トレーニングなどの組み合わせによって3つのサービス・パッケージを用意し、お客様のニーズ に合わせて提供します。

以 上

(注1) 「e−ビジネスかんたんパックNetfinity版」は、予告なく仕様変更などを行なうこともあります。

IBM、AS/400、Netfinity、Net.Commerce、RS/6000、ホームページ・ビルダーは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。Pentiumは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。その他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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三井信託銀行で三井信託銀行でWebブラウザーによる履歴照会システムが稼動開始ブラウザーによる履歴照会システムが稼動開始[ プレスリリース ]

1999年7月7日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は7日、三井信託銀行株式会社(本店・東京都中央区、社長・古沢熙一郎、以下三井 信託銀行)で構築を進めてきた、勘定系の照会業務を専用端末を利用せずに、Webブラウザー上で行うイントラネット・システムが稼動を開始したことを発表しまし た。

 新システムでは、約5ヶ月という短期間に、低コストで照会システムを構築するために、Webサーバーと基幹システムが情報を受け渡す際の、従来の標準規格である CGI(Common Gateway Interface)を使わずに、Webサーバー上でJavaプログラム(サーブレット)を動作させるソフトウェア「WebSphere」を利用していま す。同ソフトを利用したことにより、イントラネット利用者からのアクセスが集中しても、高速で安定した応答時間(レスポンス)でのデータ照会が実現していることも特徴で す。

 リテール業務を行う行員にとって、勘定系のホスト・コンピューターに蓄積されたデータから、お客様の取引履歴を照会し、営業に活用することは重要です。本日発表する新シ ステムは、一般のPCでWebブラウザーから、ホストの基幹データを照会できるイントラネット・システムです。連続した安定稼動が要求されるホスト(IBM ( S/390 並列サー バー)のプログラムへの修正を最小限に抑えるため、IBM製PCサーバー「Netfinity (ネットフィニティ)」を9台接続しており、全店に配備された約500台のクライアントPCから基幹データの照会を行え るようになりました。

 信託業務を中心に、一般銀行業務から不動産・証券代行、遺言業務まで、幅広い業務分野を持つ三井信託銀行は、金融業界の環境全体が激変する中、ミニ店舗や投信センター展 開など新チャネルや店舗への営業人員配置推進によるリテール強化に施策をシフトしてきました。

以上

IBM、Netfinity、S/390、WebSphere は IBM Corporationの商標Javaは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標

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最新の総合ビジネス最新の総合ビジネス・・ソフトを添付した個人向けソフトを添付した個人向けPC新モデルをラインアップに追加新モデルをラインアップに追加

−ノートPCで最新プロセッサを搭載した新モデルも発表−

日本アイ・ビー・エム株式会社は 6日、本年5月に発表した個人向けオールインワン型ノートPC「ThinkPad(R)i Series(アイシリー ズ)」と、本年6月に発表した個人向けデスクトップ/マイクロタワー型PC「Aptiva(R)E Series」に、最 新の総合ビジネス・ソフトウェア「Microsoft(R)Office 2000 Personal」を添付した新モデ ルを追加したと発表しました。

発表したのはThinkPad iシリーズの「モデル1459」と「モデル1479」の2モデルで、これらはそれぞれ現行の 「モデル1456」および「モデル1476」にOffice 2000 Personalを添付したモデルです。

また、Aptivaでは、現行モデルで Micorsoft社のWord98&Excel97&Outlook98を添付していた11J/15Jデスクトップ・ファミリーと54J/58Jマイクロタワー・ファミ リーに、それぞれ新たに、Office 2000 Personalを添付した「12J/16Jデスクトップ・ファミリー」と「55J/59Jマイクロタワー・ファミリ ー」合計4ファミリー6モデルを追加しました。

同時に、個人向けノートPC最上位機種「ThinkPad 600E」に最新のプロセッサーを搭載し、ハー ドディスク容量を強化した1モデルを発表しました。この新モデルでは、最新のモバイルPentium(R)プロセッサ 400MHzを搭載するとともに、本年2月に発表した現行モデル と比較してハードディスク容量を6.4GBから10.0GBに強化しています。また、昨日発表した企業向けモデルがCD−ROMドライブを搭載しているのに対し、このモデ ルではDVD−ROMドライブを標準搭載するとともにTV出力ポートを装備するなどマルチメディア機能が充実しています。

当社は、本日の発表によって、個 人向けPCのラインアップをさらに強化し、お客様に対して、従来にも増して多様な選択肢を提供することができます。

なお、本日発表した製品の価格はすべて オープン価格です。また、IBM(R)PC Direct(当社の通信販売)価格(消費税別)および出荷開始予定日は以下 の通りです。製品の詳細につきましては補足資料をご参照下さい。

<ThinkPad>製品名 型番    IBM PC Direct価格  出 荷予定日 ThinkPad i Series 2611-459 \271,000 1999年 7月 9日(モバイル Celeron366MHz、64MB SDRAM、4.8GB HDD、24X CD、56Kモデム、14.1TFT)ThinkPad i Series 2611-479 \345,000 1999年 7月 9日(モバイルPentium366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、2X DVD、56Kモ デ ム、14.1TFT)ThinkPad 600E 2645-5BJ \429,000 1999年 7月13日(モバイルPentium400MHz、64MB SDRAM、10.0GB HDD、2X DVD、 56Kモデム、13.3TFT)

< Aptiva>Aptiva 12Jファミリー 型番    IBM PC Direct価格  出荷予定日 2165-2J4 \234,000 1999年 7月 9日(14.1インチTFT、K6-2 380MHz、64MBメモリー、6.0GB HDD、40X CD-ROM、56Kモデム、イーサネ ット)

Aptiva 16Jファミリー 型番    IBM PC Direct価格  出荷予定日 2165-6J7 \201,000 1999年 7月 9日(17インチCRT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、8.0GB HDD、40X CD-ROM、56Kモ デム、イーサネット)2165-6J4 \255,000 1999年 7月 9日(14.1インチTFT、K6-2 450MHz、64MBメモリ ー、8.0GB HDD、40X CD-ROM、56Kモデム、イーサネット)2165-6JT \291,000 1999年 7月 9日(15インチ TFT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、8.0GB HDD、40X CD-ROM、56Kモデム、イーサネット)

Aptiva 55Jファミリー 型番    IBM PC Direct価格  出荷予定日 2171-5J7 \261,000 1999年 7月 9日(17イン チCRT、Pentium450MHz、64MBメモリー、8.0GB HDD、6X DVD-ROM、56Kモデ ム)

Aptiva 59Jファミリー 型番    IBM PC Direct価格  出荷予定日 2171-9J7 \306,000 1999年 7月 9日(17インチCRT、Pentium500MHz、64MBメモリ ー、10.0GB HDD、6X DVD-ROM、56Kモデム)

以 上

IBM,Aptiva,ThinkPad,はIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Pentiumは Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。MicrosoftはMicorsoft Corporationの登録 商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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<補足資料>本日発表製品の特 長

ThinkPad i Series(2611−479/459)

● CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、モデム、ス ピーカーなど必要な機能を内蔵した使いやすいオールインワン設計で、家庭内で場所を取らずに設置できます。スピーカ ーをディスプレイ脇に配置したデザインを採用しています。● 最新の総合ビジネスソフトである「Microsoft Office 2000 Personal」を添付しています。● 14.1インチの大 画面XGA TFT液晶ディスプレイを採用しました。解像度1,024×768ドットで1677万色表示が可能です。● モバイルPentiumプロセッサ 366MHz(479)またはモバイルCeleronプロセッサ 366MHz(459)を採用しています。メモリーには、標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で2 56MBまで拡張が可能になっています。● 6.4GB(479)または4.8GB(459)の大容量ハードデ ィスクを搭載しています。● 「ViaVoice98日本語版」とともに、ジャストシステム社の日本語変換システムである「VoiceATOK for ViaVoice」を初期導入しており、声による文章入力やパソコン操作を楽しむ ことができます。● 電源ボタンを押すだけで、システムを正常に終了させる「セ ーフ・オフ ユーティリティー」機能、キーボードの特定のキーにあらかじめ登録しておくことによって、簡単にプログラムを起 動することのできる「ショートカット・ユーテ ィリティー」機能を搭載するなど初心者の利用に配慮しています。● 最大24倍速CD−ROMドライブ(459)または最大2倍速DVD−ROMドライ ブ(479)、高性能ステレオスピーカー4基を標準搭載したほか、CD再生ボタンを本体前面に設置しま した。● 基本ソフトにはWindows98を初期導入し ました。

ThinkPad 600E(2645−5BJ)

● ノート型PCで最高速クラスのモバイル Pentiumプロセッサ 400MHzを採用しています。● メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載 し、最大で288MBまで拡張が可能です。● 交換可能な10.0GBハードディスクを搭載しています。● 通信速度56Kbpsで、標準通信規格 V.90対応のモデム機能を内蔵しています。● 大画面で見やすい13.3インチのXGA TFT液晶ディスプレイを採用しています。● 2.5MBのビ デオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagic MagicMedia 256AVを採用してい ます。解像度1,024ド ット×768ドットで1,677万色表示が可能です。● 最大2倍速のDVD-ROMドライブを標準搭載しています。また、TV出力ポ ートを装備し、TVと接続して映画などのDVDソフトを楽しむことができます。● バッテリー駆動時間は、約3.0時間を実現しました。また、セカンド・バッテリ ーの構成もオプションのセカンド・バッテリーで対応可能です。● 基本ソフトには、Windows98を初期導入していま す。

Aptiva Eシリーズ 12J/16Jファミリー

● 容積比でマイクロタワー型の約60%とコンパクトなデスクトップ型 デザインを採用しています。システム本体の縦置き用スタンドを標準で添付しており、自由なレイアウトが可能になっています。● 「Microsoft Office 2000 Personal」を添付しています。● 2つのPCI空きスロットを確保するなど、拡張性にもすぐれています。● 100BaseTX/10Base−Tのイーサーネット機能をオンボードで搭載しています。SOHOや一般家庭などにおけるネットワーク構築に便利なほか、ルーターなど の通信機器を経 由してインターネットに接続するとこによって高速通信が可能になります。● 音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98日本語版」のほか、ジ ャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK forViaVoice」を初期導入しています。● グラフィックス描画能力に優れた3DNow! テクノロジ AMD K6−2プロセッサ380MHz(12J)または450MHz(16J)をそれぞれ採用しています。また、メモリーには標準64MB(最大 256MB)のSDRAMを搭載するなどコスト・パフォーマンスにすぐれた基本仕様を採用しています。● 最大40倍速CD−ROMドライブとともに、ハードディ スクには6.0GB(12J)または8.0GB(16J)を搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア用途などにも適しています。● 12Jファミリーでは 14.1インチTFT液晶ディスプレイ(アドテックス社製)のモデルを用意しています。また15Jファミリーでは上記1モデルに、17インチCRTディスプレイまたは 15インチTFT液晶ディスプレイ・モデルを加えた3モデルの構成になっています。● 最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポ ート)を内蔵しているので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむことができます。● 基本ソフトには、Windows 98を初期導入していま す。

Aptiva Eシリーズ 55J/59Jファミリー

● 「Microsoft Office 2000 Personal」を添付しています。● Pentiumに対応した音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98日本語版」とともに、ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK」を初期導入しています。● 左右ボタンの中間にマウス・スティックを配置 した「スクロールポイント マウス」を採用しています。マウス・スティッ

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クの操作によって、マウス本体を動かすことなく 表示ウィンドウのスクロールができます。同製品は、大型キャップとスティック構造の改良によって、軽いタッチで操作することができます。● キーボードには取り外 し可能なパームレストやボタンを押すだけであらかじめ登録したアプリケーションの起動ができるEZ(イージー)ボタンなどを配した「ラピッドアクセス キーボー ド」を採用しています。● 上位機種の59JファミリーにはPetiumプロセッサ500MHzを、55Jファミリーには450MHzをそれぞれ採用してい ます。● 最大6倍速のDVD−ROMド ライブ(CD−ROM読み込みは最大32倍速相当)とともに、MPEG2ボードを必要としないソフトウェアDVDを標準搭載しています。● ビデオ・カードに は、AGPスロット用で3D画像の表示速度や画質などで高いパフォーマンスを発揮するS3 Savage4(AGP 2×)を採用しています。ビデオ・メモリーには標準 で8MBを搭載しています。● 17インチCRTディスプレイが付属しています。● ハードディスクには59Jファミリーに10.0GB、55Jファミリ ーには8.0GBを搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア・ソフトなどの利用にも適しています。● 最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/ K56flexサポート)を内蔵しているので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむことができます。● メモリーには標準64MB(最大256MB) のSDRAMを搭載しています。● 基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。

以 上

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企業向けノート企業向けノートPC2機種で新モデルを追加機種で新モデルを追加[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年7月5日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は5日、企業向けノートPCの新モデルとして、携帯性と高機能を両立させた最上位機 種「ThinkPad 600E」に最新プロセッサーを搭載した2モデルを、また、普及機 種「ThinkPad 390E」にプロセッサーとハードディスク容量を強化した2モデルを、それぞれ追加したと発表しました。

 ThinkPadシリーズは、当社の大和研究所の厳しい製品試験に裏付けられた、優れた強度や耐久性をもつノートPCです。

 ThinkPadシリーズの企業向けモデルでは、セレクタベース PCカード・イネーブラーや、拡張ポートリプリケーターなどの拡張機構を利用することによって、システ ム管理者がサーバー側からクライアントPCのソフトウェアを更新できるLCCM(LanClient Control Manager )をはじめとする、システム管理機能をサポートしていることが 特長です。これらの機能を活用することによってお客様のPCシステムのTCO(Total Cost of Ownership)削減に寄与します。

「「ThinkPad 600E」(」(2645−4MJ//8MJ)) ThinkPad 600Eは、携帯性と高機能をあわせ持つ、ThinkPadシリーズの最上位機種です。新モデルは、本年2月に発表した製品の追加モデルで、新たに最 新のモバイルPentium IIプロセッサ 400MHzを搭載するとともに、ハードディスク容量を現行モデルの6.4GBから10.0GBに強化しています。

 標準64MB(最大288MBまで拡張可能)のメモリー、高速モデム機能、最大24倍速CD−ROMドライブを内蔵し、13.3インチのTFT液晶ディスプレイを搭載し ています。また、企業での利用を前提にイーサネット・カードを同梱しています。基本ソフトにWindows 98(4MJ)またはWindowsNT Workstation 4.0(8MJ)を初期導入した2モデルを用意しています。

「「ThinkPad 390E」(」(2626−B0J//B5J)) ThinkPad 390Eは、CD−ROM、フロッピー・ディスク、ハードディスクの3ドライブを本体内に内蔵したThinkPadシリーズの普及機種です。本年4月 に発表した現行のThinkPad 390Eは、液晶ディスプレイの大きさや初期導入済み基本ソフト、ハードウェア仕様の違いによって7モデルを取り揃えていましたが、本日発表した製品は12.1インチ TFT液晶ディスプレイ搭載モデルの後継機です。

 新モデルでは、Intel モバイルCeleron プロセッサ 366MHzを採用し、ハードディスク容量を従来モデルの3.2GBから4.8GBに強化しています。Windows 98(B0J)またはWindows 95(B5J)と初期導入済み基本ソフトの違いによる2モデルを用意しています。

 本日発表したThinkPad 600EおよびThinkPad 390Eでは、機能強化を行ないながら、それぞれの従来モデルとグラフィック・アクセラレータやオプシ ョン類などを共通化しているので、お客様は過去の投資を最大限活用することができます。

 なお、本日発表した製品のIBM 希望小売価格および出荷開始予定日は以下の通りです。ま た、製品の詳細は補足資料をご参照下さい。

<新製品><新製品>

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

ThinkPad 390E 2626-B0J ¥240,000 1999年 7月 5日

(モバイルCeleron366MHz、32MB SDRAM、4.8GB HDD、24X CD、12.1TFT、Win98)

ThinkPad 390E 2626-B5J ¥240,000 1999年 7月 5日

(モバイルCeleron366MHz、32MB SDRAM、4.8GB HDD、24X CD、12.1TFT、Win95)

ThinkPad 600E 2645-4MJ ¥450,000 1999年 7月13日

(モバイルPentium II 400MHz、64MB SDRAM、10.0GB HDD、24X CD、13.3TFT、 イーサネット、Win98)

ThinkPad 600E 2645-8MJ ¥465,000 1999年 7月13日

(モバイルPentium II 400MHz、64MB SDRAM、10.0GB HDD、24X CD、13.3TFT、 イーサネット、WinNT 4.0)

以 上

IBM,ThinkPad,LANClient Control ManagerはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel,Pentium,CeleronはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows,Windows NTはMicorsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

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ThinkPad 600E(2645−4MJ/8MJ)

ノート型PCで最高速クラスのモバイルPentium IIプロセッサ 400MHzを採用しています。

メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で288MBまで拡張が可能です。

交換可能な10.0GBハードディスクを搭載しています。

全モデルに通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモデム機能を内蔵するとともに、企業での利用を前提に100Base−TX/ 10Base−T規格対応のイーサネット・アダプター・PCカードを添付しています。

大画面で見やすい13.3インチのTFT液晶ディスプレイを採用しています。また、広いパームレスト付きのフルサイズ・キーボードを採用するなどすぐれた操作環境を提供しています。

2.5MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagicMagicMedia 256AVを採用しています。解像度1,024ドット×768ドットで1,677万色表示が可能です。

最大24倍速のCD-ROMドライブを搭載しています。

キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。

スーパーディスク・ドライブ、DVD−ROMドライブ、Zipドライブ、セカンド・バッテリー、セカンド・ハードディスクなどのいずれかひとつを内蔵できるウルトラ・スリム ベイを採用しました。

バッテリー駆動時間は、約3.0時間を実現しました。また、セカンド・バッテリーの構成もオプションのセカンド・バッテリーで対応可能です。

システム管理者がサーバー側からクライアントPCのソフトウェアを更新できるLCCM(LANClient Control Manager)や、遠隔地から電源操作のできるWake on LANなどのシステム管理機能を、セレクタベース・PCカード・イネーブラー(EtherJet機能付)などの拡張機構を利用することによってサポートしています。また総合的なネットワーク・マネージメント機能を実現するシステム管理ソフト UMA(Universal Management Agent)を利用することが可能です。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface)2.0」やIntel社が提唱する「WfM(Wired for Management)」に準拠しています。

基本ソフトには、WIndows NT Worksation 4.0(8MJ)、またはWindows98(4MJ)を用意しています。

ThinkPad 390E(2626−B0J/B5J)

CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスクの3ドライブを本体内に内蔵した省スペースデザインを採用しています。

プロセッサーに、モバイルCeleronプロセッサ 366MHzを搭載しています。

メモリーには、32MBのSDRAMを標準搭載しました。最大で256MBまで拡張が可能になっています

4.8GBの大容量ハードディスクを搭載(アップグレード可能)しています。

ドライブの着脱が可能な、ウルトラベイFXを採用しました。CD−ROM/ディスケット一体型ドライブを標準装備していますが、利用目的によってオプションのセカンド・バッテリーやセカンド・ハードディスク、DVD/ディスケット・ドライブと交換装着することができます。

最大24倍速CD−ROMドライブ、高性能ステレオスピーカーを標準搭載したほか、ビデオチップにNeoMagic社のMagicMedia256AVを採用するなどマルチメディア機能が充実しています。

12.1インチのTFT液晶ディスプレイを採用しています。800×600ドットで1,677万色表示が可能です。

広いパームレストを確保し、タイピングのしやすいフルサイズ・キーボードを採用しています。また、キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版 TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。

TV出力ポートを標準装備しています。会議でのプレゼンテーションなどをTVに出力して行なうことができます。

オプション製品の拡張ポートリプリケーター(EtherJet機能付)と接続することによって、業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA、クライアントPC管理機能であるLCCM(LANClient Control Manager)や、遠隔地からの電源管理が可能なWake on LANなどのシステム管理機能を利用することができます。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface)2.0」やIntel社が提唱する「WfM(Wired for Management)」に準拠しています。

基本ソフトにはWindows98(B0J)、またはWindows95(B5J)を初期導入した2モデルを用意しています。

以 上

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AS/400e 電子商取引向け、「電子商取引向け、「e−ビジネスビジネス かんたんパック」を発表かんたんパック」を発表= 基幹システムとの連携が可能な、シリーズ最上位のソリューション・パッケージ =

日本アイ・ビー・エム株式会社は1日、インターネット上で基幹業 務と連携した仮想商店(バーチャル・ショップ)を容易に実現できるように、統合ビジネス・サーバー「AS/400e」を基盤としたソリューション・パッケージ「e−ビジネ ス かんたんパック AS/400版」を発表しました。

「e−ビジネス かんたんパック AS/400版」はハードウェア、ソフトウェア、サービスが含 まれ、本年7月1日から本年11月30日までの期間限定で提供し、価格(消費税別)は490万円です。

新製品は、本年5月に発表した Netfinity(R)版、RS/6000(R)版に続く、シリーズ最 上位のパッケージです。今回の「AS/400版」の発表は、既発表のシリーズの好評に応え、品揃えの拡充を図るものです。

「e−ビジネス かんたんパッ ク AS/400版」は、標準装備のWeb機能を活用して、基幹システムと仮想商店との連携を実現します。さらに、AS/400eの特徴であるオール・イン・ワン設計によ り、グループウェア、データ・ウェアハウス、ERPなど最新の情報技術と組み合わせることにより、一台のAS/400上で安全かつ低コストでより高度の電子商取引に発展さ せることが可能です。

また、本日同時に、本年5月に発表した「e−ビジネス かんたんパック RS/6000版」(498万円、消費税別)の価格およ びサービスの変更を発表しました。価格は320万円(消費税別)と大幅に値下げし、サービスは導入サービスを行います。当製品は、本年7月1日から本年11月30日までの 期間限定で提供します。

米国を中心に、書籍や音楽CD、自動車などのオンライン通販や、インターネットでの証券取引など、e−ビジネスを基本戦略として 事業を進める企業が、ドット・コム企業、ネット・ジェネレーション・カンパニーと呼ばれ、大きな成功をあげています。このような企業では、自社のインターネット上の事業を 比較的小規模で開始し、Webサーバーの情報量(トランザクション)が飛躍的に伸びた時点で、急速にサーバー拡張などの追加投資を行うとい う「StartSimple、Glow Fast」型の投資を行っている点が特徴です。当社では、「e−ビジネス かんたんパック」により、日本でのECを中心とした e−ビジネスをさらに推進し、「StartSimple、Glow Fast」型のECを開始する支援を行います。「e−ビジネス かんたんパック AS/400版」はエントリー構成となっていますが、処理能力は200倍、メモリーは最大40GB、磁気ディスクは最大2.1TBまで拡張でき、電子商取引による飛躍的な 情報量の伸びに対応できます。

「e−ビジネス かんたんパック AS/400版」で提供するハードウェアは、本年2月26日に出荷開始した最新 の「AS/400eサーバー モデル170」です。64ビットRISCプロセッサーの「PowerPCTMASプロセッサー」を搭載し、複数のプロセッサーを使って並行処 理を行うSMP技術を採用した高機能のエントリー・サーバーです。ソフトウェアは、簡単に仮想商店を構築できる「Net.CommereceTM」、全面的にJavaの技術を採用しインタラクティブなビジネス・アプリケーションをサポートす る「WebSphereTMアプリケーション・サーバー」、インターネット標準技術を完全に取り込んだ、グループウェアと Webアプリケーション・サーバー統合ソフト「ロータス ドミノ」、ホームページ作成用ソフトウェア「ホームページ・ビルダーTM2000」等の最新版となります。また、サービスは、サンプル・コンテンツの提供や機器設置・導入などを提供しま す。

さらに、より高度なECシステムを構築するために、ファイアウォール構築サービス、基幹システム連携サービス、電子決済支援サービスのオプション・ サービスを利用することができます。

発表製品の概要は次の通りです。

「e−ビジネス かんたんパック AS/400版」<ハー ドウェア> - AS/400 eサーバー モデル170 (9476−170)(メモリー容量 512MB、磁気ディスク容量 17GB 、10/ 100Mbps イーサネット・アダプター、4GBテープ装置)

<ソフトウェア>- OS/400(R) V4R3- Net.Commerce V3 for AS/400- ロータス ドミノ アプリケーショ ン・サーバー R5.0- WebSphere アプリケーション・サーバー for AS/400- ホームページ・ビルダー 2000

<サービス> - e−ビジネスかんたんパック AS/400版 ベース導入サービスバーチャル・ストアのベースとなる環境を 構築するための、導入/構成/基本運 用トレーニング

<オプション・サービス>- ファイアウォール構築サービスビジネスにインターネ ットを活用する際にセキュリティ上重要な役割を果たすファイアウォールの導入/構築のためのサービスを提供します。AS/400はNet.Commerceが稼動する同一システム上で、ファイアウォール機能

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を実現できます。- 基幹システム連携サービス受注システムなど の既存アプリケーションと連携したリアルタイム・オンライン取引の実現に向けて、既存アプリケーションとNet.Commerce/400の連携手法に ついてコンサルティングを行います。- 電子決済支援サービス クレジットカードによるオンライン決済の実現に向けて、オンライン決済の技 術的手法についてコンサルティングを行います。

「e−ビジネス かんたんパック RS/6000版 ***」<ハードウェア> - RS/6000 F40(PowerPC604e 233MHzプロセッサー搭載128MBメモリー、9.0GBハードディス ク、17インチ・モニター/キーボード/マウス、イーサネット・アダプター)

<ソフトウェア>- AIX(R)- ロータス ドミノ R5- Net.Commerce V3 START for AIX- ホー ムページ・ビルダー2000

<サービス>- 導入サービス以  上

IBM、AS/400、Netfinity、Net.Commerce、OS/400、PowerPC、RS/6000、ホームページ・ビルダー は、IBMCorporationの商標。UNIXはX/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商 標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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地理情報システムを本格展開地理情報システムを本格展開[ プレス・リリース ]

1999年6月29日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は29日、エリア・マーケティングや営業支援、各地に点在するネットワーク設備の管理などを効率的に実現するために、 データの分析結果を地図上に表示する「地理情報システム」(Geographic Information Systems: GIS)構築用の2種類のソフトウェア製品を発表し、地理情報システムの構築・販売を本格展開することを発表しまし た。

 地理情報システムは、地域単位の実績や競合データの分析結果を地図上に表現することで、店舗計画や販売予測を行うエリア・マーケティングや、販売・営業戦略を立案する顧 客管理・営業支援システムで幅広く活用されています。また、行政の情報管理や災害対策システム、物流関連の運行管理や店舗管理、配送経路の最適化シミュレーションなどにお いても不可欠なシステムとなっています。

 日本アイ・ビー・エムでは従来、エリア・マーケティングや防災システム、配送システムなどのSI(システム・インテグレーション)の中核の一つとして、地理情報システム を位置づけ、多数の導入実績をあげてきました。しかし、CRM(Customer Relationship Management)や、SFA(Sales Force Management)、データ・マイニングなど、企業の競争力と体質を強化する ためのビジネス革新を支援するe−businessソリューションがGISと連携する必要性が高まったことを受け、本日パッケージ製品として、以下の2種類のソフトウェア を発表するものです。

Super IF−MAP シリーズエリア・マーケティング、顧客管理、防災などの地理情報システムを構築するためのアプリケーション開発ツール・キット(GISエンジン)。描画、検索、シ ミュレーション、マッチング、空間解析、ネットワーク解析などのエンジンを搭載しています。お客様のシステム規模や業務に応じたアプリケーションは、SIとして提供しま す。また、イントラネット用のWeb対応版も用意しています。同製品は、Windows 95/ 98、Windows NT 、およびOS/2 Warp V3で稼動します。

配送経路最適化シミュレーションシステム(VRP : Vehicle Routing Planner)日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所が開発した、物流分野における意思決定支援のためのソリューション。シミュレーションやヒューリステッィク法を駆使し て、倉庫配置と配送経路の最適化を行います。

また、本年5月31日には、電力・ガスや電話、鉄道・道路・上下水道・プラント設備など、さまざまなネットワーク設備の管理を実現するAIX 版とWindows版の地理設備管理システム「IBM Geographic Application Interface」の出荷も開始しました。

本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。

製製 品品 名名 価格価格 (税別)税別) 出荷開始日出荷開始日

IBM Super IF-MAP for Windows95 ¥ 860,000 1999年 6月30日

IBM Super IF-MAP for Web ¥ 860,000 1999年 6月30日

IBM Vehicle Routing Planner for Windows95

(配送経路最適化シミュレーション・システム) ¥ 10,000,000 1999年 9月30日

御参考:以下は、既発表・出荷中の製品一覧です

IBM Super IF-MAP TrialPak for Windows95 ¥ 180,000

IBM Super IF-MAP for OS/2 ¥ 860,000

IBM Geographic Application Interface for AIX ¥ 800,000

IBM Geographic Application Interface for Windows

  実行環境 ¥ 222,000

  開発環境  ¥ 300,000

以 上

IBM、AIX、OS/2は IBM Corporationの商標。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。

IBM地理情報システムの情報は、インターネットのIBMホームページ(http://www.ibm.com/jp/crossind/gis)で ご覧いただけます。

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家族の介護や育児が必要な社員の一部に部分的な在宅勤務制度家族の介護や育児が必要な社員の一部に部分的な在宅勤務制度[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年6月29日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、1999年6月1日付で、専門性をもって自律的に業務を遂行し継続的に貢献している社員が、家庭において育児また は介護を行うことが必要になった場合に、業務との両立を可能とし、その能力を十分に発揮できるような就業環境を提供することを目的として、「育児・介護ホーム・オフィス制 度」を新設しました。

 当制度は、社外での勤務が可能な職種で副主任(非管理者層の最高職位)以上の社員が、小学校入学前の子の養育あるいは家族の介護と、業務との両立を図るために適用を希望 した場合に、会社がその仕事ぶり・業務内容等から妥当と判断すれば、一日の勤務の一部分について、パーソナル・コンピューターや通信機器などを使用して自宅で勤務すること を認めるものです。

 勤務時間については、当制度の適用者であっても、一部に自宅勤務が含まれるものの、通常の勤務者と同様の勤務を行うことが原則となりますが、業績評価、給与処遇なども、 通常の勤務者と同じものとなります。

 当社では、自ら向上しようとする社員を支援し、業務を通じて能力を発揮し会社に貢献した社員に適切に報いることを、人事の基本的な考え方としています。特に最近は、「ハ イ・パフォーマンス・カルチャー」の実現を標榜して、この考え方の徹底に努めています。当制度は、こうした背景から生まれたもので、育児・介護を行いながらも、他の社員と 変わることなく成果をあげ、会社に貢献したいという意欲ある社員に対して、会社を休むことなく育児・介護を可能とする就業環境を提供し、その成果達成を支援することを趣旨 としています。

以 上

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役員人事および業務分担変更役員人事および業務分担変更[ プレス・リリース ]

1999年6月29日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は29日、本年7月1日付けの役員人事を発表しました。

[新任][新任] 齊藤 文彦(さいとう ふみひこ、現:法務・知的所有権担当)が、取締役−法務・知的所有権担当に就任します。

 山下 治(やました おさむ、現:理事−秘書室長)が、常勤監査役に就任します。

[業務分担変更][業務分担変更] 加藤 勲(かとう いさお、現:取締役−アジア・パシフィック プロダクト・サポート・サービス担当)が、非常勤取締役に就任します。なお同氏は、IBMコーポレーショ ン(米国)に赴任し、IBMグローバル・サービス PSSビジネス・プロセス担当 バイス・プレジデントに就任し、サービス・ビジネスをお届けするビジネス・プロセスについて、グローバルな観点での標準化、統合化を進めま す。

 内永ゆか子(うちなが ゆかこ、現:取締役−アジア・パシフィック マルチインダストリー・ソリューションズ担当 兼 APプロダクツ担当)が、取締役−ソフトウェア開発研究所長に就任します。

 柴田 稔久(しばた としひさ、現:取締役−経営企画・人事担当)の業務分担を、取締役−経営企画・人事担当 兼 秘書室長に変更します。

[退任][退任] 沼倉 佑栄(ぬまくら すけひで)が、常勤監査役を退任します。

以 上

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連結経営実現に向け、連結経営実現に向け、ERPパッケージソフトウェアを活用したソリューションを販売開始パッケージソフトウェアを活用したソリューションを販売開始[ プレス・リリース ]

1999年6月28日

アーサーアンダーセン日本ジェイ・ディ・エドワーズ株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 アーサーアンダーセン・ビジネスコンサルティング(本社:東京都新宿区揚場町、代表:山本裕二/以下アーサーアンダーセン)、日本ジェイ・ディ・エドワーズ株式会社(本 社・東京都千代田区三番町、社長ヴィック・シャズニー)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区六本木、社長:北城恪太郎/以下日本IBM)は28日、連結経営 強化を目指す企業向けのソリューションとして日本IBMの統合ビジネス・サーバーであるAS/400 システムで稼動するJDEdwards社の統合業務パッケージ・ソフトウェア導入にて、アーサーアンダーセン の公認会計士が監修した会計業務テンプレートAKIT を提供することにおいて協業していくこと を発表しました。

 AKITは、グローバルな視点で連結経営の実現を検討しているお客様に対し、会計システムを短期間に効率良く導入することを支援する会計テンプレートを提供します。この テンプレートは、公認会計士のノウハウをパッケージングしたもので、  − 会計業務の標準手順  −JDEdwards社のERPパッケージソフトウェアを導入する上でアーサーアンダーセンが推奨する独自のパラメータ設定を中心に構成されており、テンプレートを有 効活用する標準的な導入方法論を活用することにより約4ヶ月での確実な導入を目指します。また、オプションで追加帳票や連結決算用のパッケージ・ソフトウェアとを連携させ る標準インターフェースも、このAKITにより提供が可能になりました。 AKITの導入により、経理部門の変革をもたらすとともに「連結経営に役立つ会計システム」として企業グループ全体の基盤作りに大きく貢献できるソリューションで す。ITインフラとしては、既に多くの稼動実績があり、かつ運用負荷が少ないことで定評のある統合ビジネス・サーバーAS/400システムと会計分野での導入実績が豊富な JDEdwards社のERPパッケージソフトウェアをご提供することにより、情報システム要員が少ないお客様にも安心してご使用いただくことが可能です。

 今回の発表の目的は、AKITの企業への販売、導入サービス、において3社のパートナー・シップを強化し、ERPを中心に連結経営実現を目指すお客様を強力に支援するこ とにあります。3社は、今後も各種マーケティング活動、販売活動、顧客サービスの向上においても協業していく予定です。

以 上

AKIT はアーサーアンダーセンの商標です。AS/400 はIBM Corporationの商標です。

(R)TM

TM(R)

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乗換の案内や交通費確認も音声で指示乗換の案内や交通費確認も音声で指示[ プレス・リリース ]

1999年6月28日

  日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は28日、日本IBMの「ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak(以下フレンドリー・スピーク)」と、ジョルダン株式会社(社長・佐藤俊和)の「乗換案内 時刻表対応版」を低価格パッケー ジにした『ViaVoiceトクトクパック乗換案内版』を、本年7月8日より日本IBMから発売することを発表しました。両製品を個別に購入する場合と比較して、大幅に低 価格となる19,800円で提供します。

 フレンドリー・スピークは、本年5月21日に発売を開始した、自然な話し方で音声を認識できるソフトウェアの最新版です(単体価格 18,000円)。また、乗換案内は、国内の鉄道や飛行機を使った最適経路や運賃を案内する路線検索ソフトウェアで、全線全駅の時刻表を搭載しています。(同 13,800円)。

 本日発表のViaVoiceトクトクパック乗換案内版により、目的地までの経路候補と運賃の表示や、所用時間計算、定期券の差額計算等を、出発駅と到着駅名を声で指定す るだけで操作できるようになりました。添付のマイクに向かって「乗換案内時刻表対応版を実行」と音声入力すると乗換案内が起動し、「検索」と命令すれば経路検索が開始され ます。例えば、乗換案内時刻表対応版の特徴のひとつである、出発時刻や到着時刻を指定しての検索は、マウスやキーボードを使用すると7回の操作が必要であるのに対し、声で 指定すれば、音声マクロを使用することにより、一声で実行することができます。

 また、時刻表の変更に伴う乗換案内最新版へのアップグレードを1回、無料で保証しています。ノイズ除去機能や手元操作でマイクのオン/オフを切り替えられるミュート(消 音)スイッチ付きの高機能マイクロフォンも標準装備しています。また、IBMの音声読み上げソフト「ProTALKER」(別売 9,800円)を使用すれば、検索結果の読み上げも行えます。

以 上

表記の価格は、全て消費税別の価格です。IBM、ProTALKER、ViaVoiceは、IBM Corporationの商標。

ViaVoiceの詳細については、ホームページhttp://www.ibm.com/jp/voiceland/をご覧くださ い。

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Webブラウザーで離れたブラウザーで離れたPCを操作する「を操作する「PCリモコン」ソフトを発表リモコン」ソフトを発表[ プレス・リリース ]

1999年6月25日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は25日、Java アプレットを使用して PCを遠隔操作できるソフトウェア製品にMacintoshの操作やセキュリティーなどの機能強化を加えた最新版『Desktop On-Call V3.0 (愛称:PCリモコン)』を発表しました。

 Desktop On-Callは、遠隔地にあるPCの画面をLANや電話回線経由で手近にあるPCのWebブラウザー上に表示して、まるで目の前にあるかのように自由 に操作できるソフトウェアです。Javaアプレットで作成されているので、操作する側にJava対応のブラウザーさえあれば、専用ソフトを必要とせずに遠隔操作できること が特徴です。このため、例えば以下のような用途で数多く利用されています。

・複数台のパソコンを一台のPCから操作する・オフィスのPCを自宅や出張先から操作する・サーバー・ルームにあるサーバーを遠隔操作する・ヘルプデスク用PCとして、ユーザーのPCを操作して質問に回答する・PC教室で生徒の操作するPCの様子を見る・ソフトウェアのデモンストレーションを、お客様の環境へインストールせずに行う

 本日発表の最新版では、操作性やセキュリティを大幅に強化して「PCリモコン」という愛称を付けています。PCリモコンの従来版からの主な強化点は以下の通りで す。

■Macサポートの追加 操作対象となるPCのプラットフォームとして、従来のWindows 95、Windows 98、Windows NT 、OS/2 Warpに、新たにMacintoshを追加しました。これにより、会社の Windows PCから自宅のMacを操作することも可能になります。

■セキュリティの強化−SSLの全面採用 企業内でのヘルプデスク用やサーバーの遠隔操作用に利用されることが多いため、他人にPCを遠隔操作されることを防止するためのセキュリティ機能を大幅に強化しまし た。SSL (Secure Socket Layer)プロトコルを採用して、全通信データを暗号化しており、従来から提供されているIPアドレス限定機能、遠隔地のパソコンの状態 を確認するだけの監視機能(リモート・ブラウジング)などとあわせ、高度なセキュリティが提供されます。

■使いやすさの向上 遠隔PCを操作するリモート・コントロール画面と、ファイル転送時の画面を別ウインドウに表示する機能を追加しました。この機能により、ファイル転送中でも別の処理を簡 単に操作することができます。

 本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。

製製 品品 名名 標準使用料金標準使用料金 (税別)税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

Desktop On-Call Version 3.0「PCリモコン」 ¥ 11,800 1999年 7月23日

Desktop On-Call Version 3.0「PCリモコン」

  アップグレード ¥ 6,800 1999年 7月23日

以 上

IBM、Desktop On-Call、OS/2、PCリモコンは IBM Corporation.の米国およびその他の国における登録商標。Javaは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

PCリモコンについての詳細情報は、http://www.ibm.com/jp/pspjinfo/jav adesk/でご覧ください。

■添付資料本日発表の『Desktop On-Call V3.0 「PCリモコン」』のその他の強化点は以下のとおりです。

□Macサポート

MacintoshをHost PCとしてリモート・コントロールできます。

□セキュリティ機能強化

■SSL(Secure Socket Layer)による全通信データの暗号化(Windows、OS/2)

リモート・コントロール・ソフトでは、一端接続が確立すると、ホストPCに対して全てのことが行えるため、セキュリティに対しては注意が必要です。「PC リモコン」は、SSLを用いてデータ通信を行うことができます。業界標準のRSA Data Security社の暗号化ロジックを採用し、通信の機密性を保ちます。

■ユーザーIDごとのアクセスレベル設定

TM

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複数のユーザーIDをあるホストPCに登録した場合、あるユーザーIDはアドミニストレータとして、「PCリモコン」のプロパティーまで変更できる権限を 与えたり、また別のユーザーIDには、画面を見るだけで、操作は制限する、といった細かなユーザーIDごとのセキュリティ・レベルを設定できます。

■ユーザーIDごとのパスワードの期限とタイムリミットを設定

ユーザーIDごとのパスワードの有効期限とセッションのタイムリミットを設定できます。

□使いやすさの向上

■複数ウィンドウ

リモートコントロール画面とファイル転送画面を別ウィンドウに表示しファイル送受信中でもリモートコントロールが可能になりました。

■拡張コネクト・モ−ドと基本コネクト・モード

「PCリモコン」は、複数ウィンドウなどをサポートするために拡張コネクトモードを使用します。拡張コネクトモードはゲストPC側のブラウザ− に、JavaスクリプトやLiveConnectのサポートがあることを条件としています。しかし、その条件を満たさないブラウザの場合は、基本コネクト・モードでの接続 を試みます。このモードは、リモート・コントロールのみが可能です。(ウィンドウサイズの変更はできません。)

■エミュレーション・ボタンの別枠表示

「PCリモコン」は、AltキーやCtrlキーなどゲストPC側で機能してしまうキー、漢字キーなどJavaでサポートされていないキーをエミュレーショ ン・ボタンとしてサポートしています。ホストPC画面のスクロールしても、押しやすいよいうに、これらのボタンを別枠に移しました。

■オートアップデート機能

オートアップデート機能を選択するだけで、ホストPCの「PCリモコン」が最新かどうかを判定し、アップデートモジュールが提供されている場合には、適応し最新に保つことができます。

■接続ウィザード(Windowsのみ)

「PCリモコン」は、ブラウザを使ってリモート・コントロールするという特長からOSが提供するネットワーク環境を利用する仕様になっています。このた め、OSにネットワーク環境をセットアップする必要があります。接続ウィザードは、ネットワーク環境がセッアップされているかを確認し、されていなかった場合には、セット アップ方法をガイドします。

■オート・ラウンチ・マップ機能

Desktop On-Call Version 2.5で提供されたラウンチ・マップ機能をエンハンスしています。ラウンチ・マップ機能は、複数のホス トPCに簡単にアクセスするために設けられました。また、オフィスのレイアウトや教室のレイアウトなどのカスタマイズしたHTMLファイル(オリジナル・ラウンチ・マッ プ)を用いるとビジュアルにどのPCにアクセスしているかを把握するのが容易になります。

以上

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電子キャンパス環境実現に向けた協力で合意電子キャンパス環境実現に向けた協力で合意[ プレス・リリース ]

1999年6月23日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は23日、学校法人玉川学園(所在地・東京都町田市、小原芳明理事長)と、玉川学 園女子短期大学(以下玉川学園女子短大)の電子キャンパス環境実現に向けた協力体制を進めていくことに合意したことを発表しました。

 協力合意の内容は、「いつでも、どこでも」学べるネットワーク環境、および協調・共同学習のネットワーク環境を構築するというものです。IBM が全世界で展開している大学ソリューション体系「IBM Global Campus」構想を、日本の大学で実現した初めてのケースです。日本IBMはこの合意を受け、同校の情報化に向けたパートナーとして、遠隔教育用のコンテンツ開発や保守サービスなどを提供していく計画です。

 日本IBMと玉川学園女子短大は、1997年12月からインターネットとロータス社のノーツ ドミノを利用した教育ソリューション「ラーニングスペース」による遠隔授業の実験を行ってきました。実験授業で展開された、チーム・ディスカッションや協調学習といった新 しい教育手法により、大教室では実現しにくい学生各自の積極的な講義への参加が大きな成果を生んでいます。

 98年4月から正式科目として開講されている講座は、キング牧師の演説など音声や画像も利用できる「アメリカ文化史」や「情報科学入門」など4コースです。参加する学生 は各自のノートPCから、学内でも自宅からでも好きな時間に講義を受講できます。

 学生が受身になりがちな一般講義と異なり、教員と学生が討論データベース上で質疑応答を手軽に行えるため、授業が活発化するとともに、学生間での情報共有や意見交換など 新しい教育スタイルが定着しはじめています。この結果「最終試験の点数があがった」「レポート内容が充実した」「授業に対する積極性が増した」といった効果が、同校の教職 員から報告されています。また、教養課程を学びながら、PCやソフトウェアの操作をあわせて習得できるため、コンピュータを道具として活用する意識の高まりや、科目の履修 後に自分用のPCを購入する学生が増加するといった相乗効果もあらわれています。

 玉川学園女子短大は2000年度から、教養科と幼児教育科の新入生全員となる約400人の学生、及び2年生の希望者にPCを持たせ、講義カリキュラムの中核としてPCと ネットワークを利用した教育を展開していく予定です。また、玉川学園が97年4月から推進している学園ネットワーク「TKG−Net」との連携も進め、電子キャンパスを四 年制大学や大学院を含む約1万人の学生や教職員に拡張していく計画です。

以 上

IBMは IBM Corporationの商標

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オープンなオンチップオープンなオンチップ・・バスバス・・アーキテクチャーを無償公開アーキテクチャーを無償公開[ プレス・リリース ]

1999年6月22日

[米国ニューヨーク州フィッシュキル 6月21日(現地時間)発] IBM コーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナ ー)は21日(現地時間)、オープンなオンチップ・バス・アーキテクチャーである「CoreConnect (コア・コネクト)」により、カスタム・チップの設計プロセスを簡素化したことを発表しまし た。CoreConnectは、「VSIA (Virtual Socket Interface Alliance)」ガイドラインに準拠したアーキテクチャーで、チップ設計者やコアIPおよびツール開発者は、同 規格を無償で即時に利用できます。

 また本日同時に、CoreConnectのユーザー団体として、有力IPおよびサービス・プロバイダーで構成するコンソーシアムを発足したことも発表しました。コンソー シアムは、メンター・グラフィックス・コーポレーションとケイデンス・デザイン・システムズのEDAツールの大手2社が主導します。両社は、すでに CoreConnectバスを採用しており、将来のさらなる発展を図るためIBMと協力していく計画です。

 CoreConnectは、様々なサプライヤーのチップ・デザインの一部を組み合わせるための手段を提供し、再利用可能なIPの開発を促すオープンな「システム・オン・ チップ(system-on-a chip/SOC)」の設計プロセスを容易にします。従来の業界標準活動があまり活発でないため、IBMは今回仕様を一般公開し、無償でそのライセンスを提供することで、 有力チップ・デザイン会社の支持を得ており、CoreConnectを事実上のバス標準として推進しています。

 CoreConnectのライセンス供与先は、ケイデンスとメンターに加え、レクスラ(Lexra Inc.,)、ステラ・セミコンダクター(Stellar Semiconductor)、サミット・デザイン(Summit Design)、テクニカル・データ・フリーウェイ(Technical Data Freeway)などで、これら各社はコンソーシアムへの参加も予定されていま す。

 CoreConnectバスは、過去2年間に「IBM blue Logic 」コア・ライブ ラリーのコアを利用した20以上のチップ・デザインの基盤となった規格です。同規格が標準バスとして利用できるようになったことで、設計者はさらに広範で業界規模の、実績 あるコア・ライブラリーを活用できるようになります。このコアは簡単にチップ・デザインに適用できるため、SOCプロジェクトの完成までの期間を、大幅に短縮できま す。

 本日IBMは同時に、CoreConnectを用いて設計された高性能、高集積のPowerPC 組み込みプロセッサー「PowerPC405GP」を発表しています。405GPは様々な用途に通常必要とされる周辺機能が多数統合されていることを特色としており、お客様の特定用途に合わせて即座に設計変更 することができます。こうしたスピーディーな設計変更の実現には、オープン・バス・アーキテクチャーとしてCoreConnectを利用したことが寄与していま す。

 CoreConnectバスには、プロセッサー・ローカル・バス(PLB)、オンチップ・ペリフェラル・バス(OPB)、バス・ブリッジ、2つのアービター、デバイス・ コントロール・レジスター(DCR)バスあります。高性能の周辺機能は高帯域幅、低待時間PBLに接続しています。低速の周辺コアはOPBに接続し、PLB上の通信量を削 減し、システム全体のパフォーマンスを大きく向上させます。IBMは32ビットおよび64ビット・バージョンのCoreConnectのアービター、ブリッジ・マクロ、バ ス・モニター、バス機能言語コンパイラーも、無料でライセンス供与しています。

CoreConnectの仕様の詳細は、以下のホームページから入手できます(http://www.chips.ibm.com/products/powerpc/cores/crcon_pb.html)

以 上

IBM、CoreConnect、IBM Blue Logic、PowerPCは、IBM Corporationの商標。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標。

IBMマイクロエレクトロニクスの製品およびサービスについての詳しい情報のURLは、http://www.chips.ibm.comです。

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システムシステム・・オンオン・・チップの設計期間とコストを大幅に削減する新技術を発表チップの設計期間とコストを大幅に削減する新技術を発表[ プレス・リリース ]

1999年6月22日

[米国ニューヨーク州フィッシュキル 6月21日(現地時間)発] IBM コーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナ ー)は21日(現地時間)、先進の「システム・オン・チップ(system-on-a chip/SOC)」の開発期間とコストを約50%削減する最新テクノロジーを発表しました。

 この最新テクノロジーにより、より高速で低コストなカスタム・チップが利用できるようになるため、エレクトロニクス・メーカーは従来のネットワーク接続機能のないスタン ド・アローン型製品を、パーベイシブ・コンピューティング用のデバイスへ転用することができます。また、インターネット通信機器がさらに高速化するため、e− businessアプリケーションの選択肢が大きく拡大します。

 本日の主要な発表は以下の3点です。

IBMの最新チップの最新チップ・・テクノロジーテクノロジー − CoreConnect複数のソースからのチップやコアの一部を組み合わせて、まったく新しいチップが容易に開発できるようにするバス・テクノロジー

IBMの最新アーキテクチャーの最新アーキテクチャー − SuperstructuresCoreConnectを用いて、高集積度のチップを迅速かつ効率的に開発するためのアーキテクチャー

高性能高性能PowerPC 組み込みプロセッサー組み込みプロセッサー − PowerPC 405GP上記のテクノロジー、アーキテクチャーを利用したIBMからのチップ第1号となる、数々の新機能を搭載した最新MPU

 本日の発表の中心となるのは、『CoreConnect』と呼ばれるIBMが開発したオンチップ・バスです。オンチップ・バスは、様々なチップ・デザインの一部を互いに 組み合わせることで、全く新しいひとつのチップを作り上げるための接続の手段を提供するものです。従来のバス・テクノロジーには、企業間の互換性に欠ける点が指摘されまて います。このような標準化への課題に対し、IBMはCoreConnect仕様の一般公開、テクノロジーのライセンスの無料提供、有力チップ・デザイン会社の支持を得るこ となどにより事実上のバス標準を確立しようとするものです。

 またIBMは、チップ・デザインを互いに組み合わせるためのCoreConnectを利用し、コンフィギュレーションとテストを予め実施してある一連のベース・モデル・ チップ「Superstructures(スーパーストラクチャー)」を提供する計画を発表しました。これは、利用頻度の高い機能の多くを予めビルトインして、特殊用途に 応えるためのチップです。追加機能が必要な場合、スーパーストラクチャーではゼロから新しいチップを作り出す必要がなく、簡単にカスタマイズできるので、納期短縮とコスト 削減につながります。

 全てのスーパーストラクチャーは、そのコンポーネント・パーツが協調することを確認するテストが事前に行われています。この事前テストにより、従来のカスタムチップでは 設計時間の最大50%を費やしていたテスト時間を節約できることになります。

 また今回の発表でIBMは、スーパーストラクチャーの第一弾チップとなる「PowerPC 405GP」を発表しました。405GPはシングル・チップ上で高性能 PowerPCマイクロプロセッサー(最高266MHz)と、周辺機能を組み合わせた標準製品です。ネットワーク製品のような、様々なアプリケーションで必要とされる特殊 な機能を追加機能として持っているので、個々のお客様向けに機能を追加し、簡単にカスタマイズすることができます。

以上

IBM、CoreConnect、PowerPCは、IBM Corporationの商標。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標。

IBMマイクロエレクトロニクスの製品およびサービスについての詳しい情報のURLは、http://www.chips.ibm.comです。

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多国語アプリケーション開発向け技術支援を開始多国語アプリケーション開発向け技術支援を開始[ プレス・リリース ]

1999年6月21日

[米国ニューヨーク州サマーズ6月18日(現地時間)発]

 IBMコーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は18日(現地時間)、アプリケーション・プログラムをさまざまな国や言語で 動作させるためのソフトウェア「IBM Classes for Unicode」のソース・コードを公開し、無償でアクセスできるようにしたことを発表しました。これによりソフトウェア開発者は、多国語のアプ リケーションをより簡単に開発できるようになります。

 本日発表のIBM Classes for UnicodeはUnicodeの業界標準規格に基づいており、新たなIBMパブリック・ソース・ライセンスによって利用で きる、最初のソフトウェア・パッケージです。同ライセンスは「オープンソース・コミュニティー」との協力によるもので、ソフトウェアの核となるソース・コードをWeb上 (http://www.ibm.com/alphaWorks)から、無償 でダウンロードできます。ソフトウェア開発者は、同製品を使用するだけでなく、変更を加え、他と共有することができます。

 Unicodeクラスの利用により、ソフトウェア開発者は、オープンソース・システムであるLinuxを含むさまざまなOS上で、世界中のさまざまな言語をサポートする アプリケーションを作成できるようになります。アプリケーションの各国対応は、データ・ファイルを変更するだけで簡単に行えます。これにより、日付、通貨、数値、および文 字が、個々の国の言語の形式に合わせて自動変更されます。たとえば、日本語用に通貨の形式を円表示にしたり、日付フィールドをドイツ語形式に合わせて変更するといった作業 が、Unicodeクラスによって自動的に行われるようになります。

 IBM Classes for UnicodeでサポートしているOSは、AIX 、Linux、Windows NT 、およびSolaris です。世界中の主要な文章表記をサポートしています。数値、通貨、および日付のフォーマッターに加え、タイム・ゾー ン、サマータイムの調整、カレンダー計算、およびその他の変換を扱う命令セットも含まれています。

 IBMでは、この数ヵ月間に、いくつかのテクノロジーのソース・コードをオープン・ソース・ソフトウェアとして公開してきました。これら製品のライセンスは、新しい IBMパブリック・ソース・ライセンスを反映して更新されます。現在ソース・コードを利用できるテクノロジーには、データの3Dビジュアル化とその解析を行う「IBM Visualization Data Explorer 」や、電子メール配信サービスのセキ ュリティーと信頼性、パフォーマンスを向上させる「Secure Mailer 」、Java ソース・コードをコンピュータが解読できるバイト・コードに変換し、Javaアプリケーションをすばやく作成できるよ うにする「Jikes 」コンパイラーなどがあります。

ロバート・ルブラン (Robert LeBranc)IBMソフトウェア・ソリューション ソフトウェア・ストラテジー担当バイス・プレジデントのコメント「e-businessの進展により、言語の壁を超えるようなグローバルなソフトウェアへのニーズが高まっています。国際的なビジネスを展開するお客様に 世界規模のソリューションを提供するのにIBMが利用しているこのテクノロジーを、オープン・ソース・コミュニティーと共有できることを嬉しく思いま す。」

以 上

IBM、AIX、IBM Visualization Data Explorer、Jikes、Secure Mailerは、IBM Corporationの商標Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標Java、Solarisは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標その他の会社名、製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標

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Linux上で稼動する英日翻訳ソフトを発表上で稼動する英日翻訳ソフトを発表[ プレス・リリース ]

1999年6月18日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は18日、指定した英単語や英文を瞬時に日本語訳できるLinux用翻訳ツール『インターネット翻訳の王様 Linux版 テキスト翻訳コマンド&ライブラリ』のベータ版プログラムの無償ダウンロードを開始しました。ダウンロード可能なWebサイトのURLは http://www.ibm.com/jp/software/internet/king/li_syoukai.htmlで、本ベータ版プログラムは本年10月31日 までの期間限定で利用できます。

 翻訳の王様 Linux版は、大和研究所で開発したLinux(日本語RedHat 5.2)上で利用できる商用英日翻訳ソフトウェア製品で、現在利用できる Linux対応翻訳ソフトとしては業界初になります。英日/日英翻訳ソフト『インターネット翻訳の王様 』の英日翻訳エンジンを活用した、Linuxのコマンドとして提供されるツールです。無償配布するベータ版では同 コマンド&ライブラリを使用するためのC++のサンプル・プログラムを提供しており、これを利用することでお客様自身が英日翻訳プログラムやユーザ辞書の作成プログラムを 作成することもできます。

 ベータ版プログラムで提供される機能は、以下のとおりです。各機能は、すべてコマンドラインからの実行形式を利用します。なお、インストール用パッケージファイルのサイ ズは約6MBです。

●テキストの英日翻訳機能(ユーザーの入力文字列またはテキストファイルの英日翻訳)●ユーザー辞書の作成と単語・パターン登録機能(CSV形式からの登録)●英日翻訳プログラムおよびユーザー辞書作成プログラムの作成機能 (同時提供されるC++のサンプル・プログラムをもとにプログラミングができます)●mule編集画面上でのテキスト翻訳およびユーザー辞書作成・登録機能 (mule からコマンド起動する、内部記述言語(Emacs Lisp)のサンプル・プログラムを提供)

以 上

(注)mule:Linuxで広く使われているテキストエディタ

IBM、インターネット翻訳の王様は、IBM Corporationの商標。

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マイクロドライブの販売を開始マイクロドライブの販売を開始[ プレス・リリース ]

1999年6月18日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は18日、世界最小・最軽量のハードディスク・ドライブ(HDD)「IBMマイクロドライブ」の販売を開始したと発表 しました。IBMマイクロドライブは、日本アイ・ビー・エムの藤沢事業所(神奈川県藤沢市)で開発されたもので、重量は16グラム、大きさは全長42.8mm×幅 36.4mm×高さ5.0mmという超小型サイズでありながら、340メガバイト(MB)の大容量を実現しています。 

  今回の販売開始にあたりIBMでは、カシオ、コンパック・コンピューター、クラリオン、ダイヤモンド・マルチメディア・システム社リオポート(RioPort)事業 部、イーストマン・コダック、日立製作所、ミノルタ、ニコン、三星、三洋電機、トリンブル(Trimble)・ナビゲーションの11社に対してマイクロドライブを出荷しま した。これらの各社では、マイクロドライブを各社のデジタル機器に搭載したり、各機器のオプションとして提供することが見込まれています。一方、IBMではマイクロドライ ブの消費者向けの販売網を構築しており、日本と米国では発表と同時に、ヨーロッパにおいては本年後半からそれぞれの販売網を通じて販売します。

  IBMマイクロドライブは、500円硬貨サイズのディスクの中に1,000枚以上のデジタル写真 、またはCDとほぼ同等の音質の音楽を6時間分 収めることができ、一般のフロッピー・ディスク200枚分以上の記憶容量を持っています。また、高性能・高信頼性を誇る ハード・ディスク・ドライブ技術を使っており、他の小型記憶機器と比べて、大容量とメガバイト単価比で大幅な低コストを実現しました。

  IBMマイクロドライブは、業界標準の「CF+ 」(コンパクトフラッシュ・プラス)に適合し、タイプ IIスロットで使用できます。また、専用のPCカード・アダプターを使えばPCカー ド・スロットでも使用できます。こうした使い勝手の良さや超小型・高速・大容量といった特徴から、マイクロドライブはパーベイシブ・コンピューティング機器に最適と考えら れます。デジタル静止画カメラやデジタル・ビデオカメラ、またハンドヘルドPCや携帯電話といった携帯情報機器をはじめ、GPSシステム、車載パソコン、携帯オーディオ・ プレイヤーまで、さまざまな用途が見込まれます。

  また当社は、PCオプション製品として「IBM 340MB マイクロドライブ」を発表しました。当製品は、PCMCIAアダプタ ー(Type II)を標準装備しており、ノートPCなどのカード・スロットに装着して利用できます。希望小売価格は58,000円(消費税 別)で、本年6月28日より出荷を開始する予定です。 なお、同時に、会員向け通信販売サービス「Club IBM」より、ThinkPad 240および570ユーザー向けにマイクロドライブを同梱した特別オプション・キット(マイクロドライブ、キャリング・ケース、専用バッテリーのセット)の販売も開始しま す。詳細につきましては、Club IBMのホームページ、http://www.ibm.com/jp/pc/clubibm/をご覧ください。

以 上

*これらの例は、使用機種、データ圧縮比などにより変わります。

■日本における一般消費者向けパッケージの販売会社 

 (株) メルコ インフォーメーションセンター  http://www.melcoinc.co.jp/              

■日本におけるOEM向け販売代理店

  イノマイクロ株式会社 222−8586 横浜市港区新横浜3−17−6 TEL:045−476−7506

■価格  IBM 340MBマイクロドライブ  希望小売価格  58,000円(税別)  (一般消費者向けパッケージ:PCカードアダプター、収納ケース付き)

■仕様容 量 :340/170MBサイズ :全長42.8mm×幅36.4mm×高さ5.0mm(TypeII)重 量 :16グラム平均待ち時間 :6.7ms平均読み取り :15msシーク時間メディア転送速度 :22.6−45.2Mb/秒連続読み出し速度 :最低1.8MB/秒 最高3.0MB/秒定格電圧 :CF+規格(3.3 V / 5 V +- 5% at 500ma)記憶密度 :5.04Gビット/平方インチディスク数 :1枚回転数 :4500 回転/分使用している代表的なテクノロジー:

IBMの先進GMR(巨大磁気抵抗)ヘッドEnhanced Adaptive Battery Life Extender 3.0ロード・アンロード・テクノロジー

IBM、Enhanced Adaptive Battery Life Extender 3.0、ThinkPad は IBM Corporationの商 標。その他の社名はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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e-ビジネスへの道を切り開くツール群「ビジネスへの道を切り開くツール群「SanFrancisco」、「」、「VisualAge for[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年6月16日

[米国サンフランシスコ6月14日(現地時間)発]

 世界中の企業がeビジネスを求め、中核となるビジネス・プロセスをWebへリンクする動きが広がりつつある中、IBMは開発者が今までよりも簡単にこれらのeビジネス・ アプリケーションを構築して利用できるという新たな戦略に基づいたツールの機能強化を続けています。

 IBMはお客様がeビジネスを実現できるようデザインされた一連のアプリケーション開発ツールを発表しました。この発表には「SanFranciscoアプリケーショ ン・ビジネス・コンポーネント」の新バージョン、およびSanFranciscoから業界標準のプログラミング規格であるEnterprise JavaBeans ( EJBs )へ移行するロードマップが含まれてます。また同時に Javaベースの企業アプリケーション用プログラミング環境「VisualAge for Javaプロフェッショナル版」と、統合Web開発ツール「WebSphere Studio」の新ベータ版を発表しました。さらに、主なLinuxと Java2プラットフォームをサポートしたVisualAge for Javaのプレビューも行っています。これら新製品のデモはJavaOneカンファレンスのIBMブースで実演される予定です。

 今回の発表は、IBMがエンド・トゥ・エンドのeビジネス・ソリューションの提供において業界をリードし、開発者とお客様がeビジネス・アプリケーションを構築、運用す るための実績ある仕組み、IBM Application Framework for e-businessを提供するものです。

SanFranciscoバージョンバージョン1.4 SanFranciscoアプリケーション・ビジネス・コンポーネントは、開発者が迅速かつ低コストでJavaベースのeビジネス・アプリケーションを開発できる、あら かじめ用意された流用可能なコンポーネント群です。SanFranciscoバージョン1.4では、SanFranciscoのコンポーネントをEJBsへ移行するための プランを提供しています。EJBsへの移行により、SanFranciscoで構築されたアプリケーションはIBMのWebSphereアプリケーション・サーバーを含 む、どのような EJBサーバー上でも稼動可能になります。EJBサポートにより、SanFranciscoを利用したサーバーでのソリューションがデータベース、ハードウェア、オペレー ティングシステム、およびサーバーの幅広い拡張性、パフォーマンスの点で多様な選択が可能となります。この移行 は、VisualAge、WebSphere、Net.Commerce、MQSeries を含むApplication Framework for e-business全体にわたり、eビジネス・ソリューション向けの統一したJavaベースのプログラミング・モデルを提供するという IBMの戦略の一環です。IBMでは、既存のSanFranciscoアプリケーションをEJBsで利用できるよう自動変換するための移行ツールとウィザードを今後提供し ていく予定です。

 EJBsへの移行準備は、SanFranciscoバージョン1.4で開始されます。さらに、このバージョンでは機能の拡充とパフォーマンス、操作性の向上が図られてい ます。

WebSphereで稼動するEJBコンポーネントとしてSanFranciscoコモン・ビジネス・オブジェクト( CBOs )が再実装されたことを示すデモンストレーションが利用可能となります。

新しいGUIビーンズおよび新しいドキュメンテーションにより、SanFranciscoをより簡単に学習、使用できます。SanFrancisco GUIビーンズは、VisualAge for Javaなどの統合開発環境において視覚的な組み立て、カスタマイズが可能なコンポーネントです。新しいGUIビーンズ は、SanFranciscoの以前のバージョンで利用できたGUIフレームワークの代わりとなります。これはクライアント・コードの開発において効果的で、EJBsへの SanFranciscoの移行の第一弾となります。

JavaBeanテクノロジーのコンポーネントに基づいて追加されたSanFranciscoビーンズにより、お客様は業界標準のクライアント用アーキ テクチャーをより容易に導入可能となります。

SanFranciscoのすべての層でのパフォーマンス向上によって、より多くのユーザーをサポートし、パフォーマンスの最適化およ び、SanFranciscoベースのコードをより高速に実行できます。

新しいデータベースおよびプラットフォームのサポートにより、SanFranciscoの市場範囲が拡大します。IBM DB2 ユニバーサル・データベースに加えて、Windows NT 上のSQL Server、サンSolaris 、HP / UX、Reliant UNIX 上のOracle8XAをサポートしま す。

スキーマ・マッピングの改良により、リレーショナル・データベースとの連携が容易となります。スキーマ・マッピング・ユーティリティ は、SanFranciscoのクエリーをデータベースのクエリーへ自動変換します。さらに、バイナリー・ラージ・オブジェクト( BLOB )サポートの向上によって、オーディオ、およびビデオといった、マルチメディア・オブジェクトを効率的に扱えます。

 SanFranciscoバージョン1.4の最初の出荷は、1999年6月25日です。

VisualAge for Javaプロフェッショナル版 バージョンプロフェッショナル版 バージョン3.0 VisualAge for Javaは、企業のeビジネスのための100% Pure Java アプレット、サーブレット、Javaストアード・プロシージャー、JavaBeansを作成し、コンパイルしてテス トするための完全に統合された開発環境です。VisualAge for Javaバージョン3.0の新しい特徴には、DB2 UDB、およびWebSphereファミリーとのより一層の統合が含まれており、迅速かつ安全にeビジネス・ アプリケーションを開発し、既存のデータをWebへ拡張することを一層簡単にします。

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・SQLJを新たにサポートし、データ・アクセス時のレスポンスタイムの高速化とSQLのコーディングを容易にします。・新たなストアード・プロシージャー・ビルダー for DB2によりストアード・プロシージャーの開発、テスト、実装が簡単になり、アプリケーションは DB2の信頼性とセキュリティを利用できます。・サンSolaris上でのアプリケーション実装サポートは、VisualAge for Javaを強化し、eビジネス・アプリケーションの構築やテス トにおけるオープンなクロス・プラットフォーム向けソリューションとして他の開発環境よりも多くのプラットフォームをサポートします。・WebSphereアプリケーション・サーバーおよびWebSphere Studioとの統合強化により、リモートでのデバッグが容易となり、テスト を簡素化して時間を節約します。・コンパイラーがより最適化され、開発が速くなりコストを節約できます。

 VisualAge for Javaプロフェッショナル版の新しいベータ版は、IBMのVisualAge開発者リソース・サイトのVisualAge開発者向けドメ イン( http://www.software.ibm.com/vadd)で6月 16日よりダウンロード可能です。VisualAge開発者向けドメインでは、最新のIBMおよびVisual for Javaのテクノロジーへいち早くアクセスできる予約購読サービスを提供します。新しいベータ版のCDは、JavaOneコンファレンスでも入手可能で す。

WebSphere Studioバージョンバージョン3.0 WebSphere Studioは、Webベースのアプリケーションのエンド・トゥ・エンドの開発、ウェブ計画管理、デバッグ、および導入を可能にしま す。WebSphere Studioバージョン3.0の新しい特徴により、Web開発者のための生産性が向上し、より統合されたチーム開発環境を実現できます。

・業界初のVisual Page Designerにより、視覚的にJava Server Pages( JSPs )を作れます。これによって、開発者はデータベースやJavaBeansからの動的な情報を用いたWebページをビジュアルなHTMLページ・レイアウトを通常使用しなが ら、簡単に作り出せます。さらに、JSPsのリモートでのデバッグと他のサーバー側のロジックをWebを作る環境へ初めて統合することによって、開発期間の短縮、およびコ スト削減が可能となります。

・一般的なプロジェクト・ビューを備えた先進のWorkbench、および統合化されたチーム開発、管理、実装環境によって、Web開発や実装をチームで 組織して管理することが簡単になります。・VisualAge for Javaとの統合強化によって、分散したeビジネス・アプリケーションの開発、テスト、実装を行い、開発生産性を向上させ るエンド・トゥ・エンドの統合ソリューションを提供します。・統合されたリモート・デバッグにより、開発者はWorkbenchから実装したアプリケーションをデバッグでき、時間の節約とプロセスの簡素化を実現し ます。

 新しいWebSphere Studioのベータ版は、 http://www.ibm.com/software/websphe reよりダウンロード可能です。

VisualAge for JavaののLinuxサポートサポート 開発者からの強い要求に対応し、主要なLinuxプラットフォーム向けVisualAge for Javaのテクニカル・プレビューを発表しました。これにより、開発者はLinux上で100% Pure Javaアプレット、アプリケーション、JavaBeansコンポーネント、さらにサーブレットを迅速に構築、テストして実装できます。Linux版 VisualAge for Javaのテクニカル・プレビューのCDは、JavaOneコンファレンス、または6月16日よりVisualAge開発者向けドメインのホームページ(http://www.software.ibm.com/vadd)で 入手可能です。

VisualAge for JavaののJava2サポートサポート JDK1.2( Java2)をサポートしたVisualAge for Javaのテクニカル・プレビューを発表しました。これにより、お客様はセキュリティーや可搬 性の向上、および高度なユーザ・インタフェース管理などJava2の利点を利用できます。この発表は、Application Framework for e-businessで完全にJava2をサポートするというIBMの計画の第一弾です。Java2をサポートしたVisualAge for Javaのテクニカル・プレビューCDは、JavaOneコンファレンス、または6月16日よりVisualAge開発者向けドメインのホームページ(http://www.software.ibm.com/vadd)で入 手可能です。

以上

IBM,DB2,MQSeries,SanFrancisco,VisualAge,WebSphereはIBM Corporationの商標Java,JavaBeans,JavaOne,100% Pure Java,Sun Solarisは米国およびその他の国におけるSun Microsistems, Inc.の商標または登録商標UNIXはX/OPEN Company Limitedがライセンスしている米国およびその他の国における登録商標Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標

Page 200: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

ご参考資料

1999年6月16日

IBM 、ロシア国立エルミタージュ美術館のデジタル化を支援、ロシア国立エルミタージュ美術館のデジタル化を支援=数年間におよぶパートナーシップの成果を発表==数年間におよぶパートナーシップの成果を発表=

[ロシア共和国 サンクト・ペテルブルグ6月15日(現地時間)発]

 IBMコーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は、15日(現地時間)、ロシアのエルミタージュ美術館におよそ200万ドル の技術支援を行い、世界で最も卓越したテクノロジーを備えた「デジタル美術館」を完成したと発表しました。これは、エルミタージュ美術館の収蔵品を高解像度でデジタル化し て保存し、インターネットで世界中から鑑賞できるようにしたものです。併せて、同美術館内に「教育テクノロジー・センター」、「イメージ・クリエーション・スタジオ」、 「ビジター・インフォメーション・キオスク」などの先進的な施設をオープンしました。

 インターネット上に開設されるデジタル美術館(http://www.hermitagemuseum.org)では、ブラウザ ーを使って、古代ロシアの聖像からフランス印象派の代表作まで、2,000点以上の芸術作品や宝物を鑑賞することができます。最終的には、300万点におよぶエルミタージ ュ・コレクションの全てがデジタル化され、収蔵される予定です。

 ホームページは、Java ベースのアプリケーションを用いており、絵画、彫刻、宝石など 12の芸術分野から、高解像度の画像検索が可能です。どんな小さな画像でも詳細に調べたり、拡大して鑑賞するために作品をズームしたり、「PanoramIX」という機能 にアクセスして、3D映像による館内バーチャル・リアリティー・ツアーを体験することができます。また、IBMの「QBIC (Query By Image Content)」というテクノロジーを使用しており、作品の色の割合や幾何学的な形を指定することによって、そのビジュアル構成に近い 芸術作品をデジタル・ライブラリーからイメージで検索することができます。同美術館のホームページに掲載された芸術作品の画像には、エルミタージュ美術館の著作権を保護し、無断使用を防ぐため、IBM独自のデータ・ハイディング技術を使用した、 電子透かしが埋め込まれています。

 「教育テクノロジー・センター」は、美術館1階「冬の宮殿」の間に開設されます。このセンターはコンピュータ化された学習エリアとして、同時に7人が利用でき、ロシア語 (キリル文字)、英語の2カ国語で、完全にインタラクティブな教育カリキュラムを提供します。カリキュラムでは、ゴスペル、古代神話など、同一のテーマで異なる美術館に出 展された芸術作品を実際に目で見て比較することができます。来館者は作品を比較することで、そのテーマについてのさまざまな解釈の進化の歴史をたどることができます。ま た、ズーム機能を使って、角度を変えて作品を見たり、さらに作品の細部まで鑑賞することができるため、展示室での鑑賞では難しい微妙な識別もできるようになりま す。

 「イメージ・クリエーション・スタジオ」は、独自のデジタルカメラと照明設備を備えています。このスタジオのデジタルカメラは、Pro/3000スキャナーという画像取 り込みシステムの一部で、特別に設計されたカラー・フィルターを使用することにより、作品の色を人間の視覚器官と同様の方法で記録し、従来の最高画質の写真よりもはるかに 精密な色彩を実現しました。取り込まれた画像はその後、ニューヨークにあるIBMのT.J.ワトソン研究所の科学者グループが開発したソフトウェアを使って、その色彩を変 えることなく縮小・圧縮され、IBMのコンピューター、RS/6000 のデジタル・ライブラリー・データベースに保存されます。

 「ビジター・インフォメーション・キオスク」は、マルチメディアを活用したキオスクで、館内4カ所に設置されます。キオスクでは、来館者が美術館の最新情報やイベントに 関する情報を得ることができ、有名な作品やコレクションの数々や館内見取り図を調べたり、個人・団体用の各ツアーを利用することができます。 ナビゲーション機能のついたインフォメーション・サービスでは、キオスクの場所から館内の著名な作品までの道順を見取り図と説明文によって案内します。ナビゲーション情報 は、現在公開中の展示室や作品について日々更新される最新情報にもとづき、随時作成されます。情報はすべてロシア語と英語の両方で提供されます。

 本プロジェクトはロシア、イタリア、イスラエル、米国の各国のIBM研究員とエルミタージュ美術館の芸術研究員が共同で開発した新技術を活用し、数年間にわたって行って きた作業の成果です。

以 上

IBM、QBIC 、RS/6000、はIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Javaは米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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メッセージングメッセージング・・ミドルウェア製品ラインを一新ミドルウェア製品ラインを一新[ プレス・リリース ]

1999年6月16日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は16日、e-business環境の基盤となる戦略ミドルウェア製品「MQSeries」ファミリーの3製品群を全 面的に強化した最新版を発表するとともに、Linux版やモバイル版MQSeriesの製品開発意向を表明しました。

本日発表する新製品は以下の通りで、本年7月10日より順次出荷開始予定です。・MQSeries Integrator V2.0 (AIX ,Windows NT 版)版)・MQSeries Integrator V1.1 (AS/400版/版/ OS/390 版)版)・MQSeries Workflow V3.2・MQSeries V5.1 (AS/400 版版)

 SCM(Supply Chain Management)やCRM (Customer Relationship Management)など e-businessの拡大やM&Aの急増により、自社内に加え取引先や提携先間のマルチベンダー環境において、既存システムを新しいアプリケーションと連携させ る必要性はさらに高まっています。本日発表する最新版MQSeriesファミリーは、XML (注1)(eXtensible Markup Language)やJMS(Java Message Service)のサポートを中心に、アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)を拡張して、このニーズへの対応をさらに強化していることが特徴で す。

 最新版MQSeriesの主な追加機能は以下のとおりです。新機能の一部は、今秋インターネットからダウンロード可能にする予定です。

■ XMLととJMSのサポートのサポート 論理メッセージとして、「XML」をサポートすることにより、WWW上でドキュメントとして表示される文書自体を、アプリケーションで利用できるデータとして活用できます。また、JavaSoft社が開発したJavaベースの非同期メッセージング用API 「JMS」もサポートするため、イベント駆動型のメッセージング機能を、従来から提供しているPut-Get型のメッセージング機能に加えて提供できることが特徴です。

■ 情報やメッセージの処理を単純化する情報やメッセージの処理を単純化する2つの新つの新API AMI(Application Message Interface)機能NT、AIX、Solaris、HP-UX用に、メッセージ配信をプログラミングすることなく、ミドルウェア自身が処理する高水準のAPIを今秋Webからの入手を可能にします。また、 OS/390版の開発も進める計画です。

CMI(Common Message Interface)メッセージを動的に構成および解析、変更する新APIの開発意向を表明します。

 また、本日同時にMQSeriesのCompaq Tru64 UNIX 版、Linux 版、及びモバイル用の軽量デバイスでMQSeriesを利用できる「MQSeries Lite」の開発意向を表明しました。

 本日、最新版を発表するMQSeriesファミリーの製品の主な新機能は以下のとおりです。

・・MQSeries V5.1 (AS/400 版版)様々な機種上のアプリケーションを容易に連携させるメッセージング・ミドルウェア最新版の AS/400対応製品。

・・MQSeries Integrator V2.0 (AIX ,Windows NT版)版)・・MQSeries Integrator V1.1 (AS/400版/版/OS/390版)版)

異機種間で稼動している複数の業務アプリケーション間のメッセージを、1対1だけでなくn対nで連携させるビジネス・インテグレーションのためのソフトウ ェア製品の最新版で、新たにAS/400とOS/390にも対応しました。V2.0では以下の新機能が加えられます。

XMLメッセージのサポートメッセージのサポート− 言語、画像や音声のような構造化された情報を、文書に組み込めることが特徴

パブリッシュパブリッシュ・・サブスクライブ機能サブスクライブ機能− あらかじめ予約しているクライアントに対して情報を定期的に発行できる機能を提供

ゴールドゴールド・・メッセージメッセージ・・スタンダードのサポートスタンダードのサポート− インターネットなどネットワーク上での銀行取引の業界標準仕様のサポート

・・MQSeries Workflow V3.2

(対応サーバー:AIX、OS/2、Windows NT、Sun Solaris 、HP-UX,OS/390)複数のシステムを統合・再編することで、新ビジネス・プロセスを容易に導入させるワークフロー管理用ソフトウェアの最新版。 新たにSun Solaris、HP-UXにも対応。V3.2では以下の新機能が加えられます。

ワークワーク・・フローフロー API をを Java でサポートでサポート− 提携先企業や取引先とMQSeries Workflow の対話機能を利用して、プラットフォームから独立したプログラムを作成が可

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外部パートナーのワーク外部パートナーのワーク・・フローへの組込機能フローへの組込機能− インターネットからワーク・フロー・プロセスを開始することや、外部のパートナーに、ワーク・フロー・プロセス全体のうちの特定部分を開放することが実現

本日発表した製品の価格と出荷予定時期は次のとおりです。

製    品    名 製    品    名  価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

MQSeries Integrator for AIX,V2.0 ¥20,625,000より 1999年12月

MQSeries Integrator for Windows NT,V2.0 ¥20,625,000より 1999年12月

MQSeries Integrator for OS/390 and DB2,V1.1(注2) ¥ 865,500より 2000年 3月

MQSeries Integrator for AS/400 and DB2,V1.1 ¥20,625,000より 1999年12月

MQSeries Workflow V3.2 ¥3,496,000より 1999年 7月

MQSeries Workflow for OS/390 V3.2.1(注2) ¥735,800より 1999年12月

MQSeries V 5.1 for AS/400 ¥713,000より 1999年11月

以 上

(注1)XMLWWW上でのデータを定義し共有するための標準で、W3C (World Wide Web Consortium)が開発した異種間でのデータのやりとりを容易にするた めのテキスト・ベースのデータ定義用言語。WWWで一般的に使用されるHTML (Hyper Text MarkupLanguage)と、文書作成用であるSGML (Standard Generalized Markup Language)の2つの言語から派生し、両方の利点を備えた文書構造化用言語として急速に進展中。

(注2)この価格は、PSLC(並列シスプレックス・ライセンス・チャージ)の月額料金で、マシンの処理能力(MSU)が最も低いMSU=1の場合の料金を最低価格として います。

IBM、AIX、AS/400、DB2、MQSeries、MQSeries Integrator、MQSeries Workflw、OS/2、OS/390はIBM Corporationの商標。Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。Java、Sun Solarisは米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

トランザクション・システム関連情報は、http://www.ibm.com/jp/software/ transaction/でご覧いただけます。

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筑波大学に最新データマイニング環境を導入筑波大学に最新データマイニング環境を導入[ プレス・リリース ]

1999年6月16日

  日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎)は16日、国立筑波大学(所在地・茨城県つくば市、北原保雄学長)大学院博士課程社会工学研究科 のデータマイニング工学研究室(香田正人教授)が進めてきた、最新データマイニング技術のアルゴリズムなどを研究する環境の構築が完了したことを発表しました。

 筑波大学大学院博士課程社会工学研究科のシステム情報数理専攻では,平成十年度から日本の教育機関で初めて、データマイニングを正式科目として取り上げてきました。シス テム情報数理専攻は、システム科学・情報科学・数理科学の3つを総合し、社会・経済システムを中心に、あらゆるシステムに対して,それらを構築、分析、運用するための数理 工学的手法を研究しており、急速に進展するデータマイニングを学問として体系的に教育・研究するために、専門科目を開設したものです。6月18日、約40人の学部学生向け の実習講義で、デモンストレーションを含めたデータマイニングが紹介され,新しい環境の下での実践教育と基礎研究が開始されます。

 データマイニングは、企業や研究機関などが蓄積した膨大なデータの宝の山から、ビジネス戦略に役立つ情報を発掘(マイニング)するための新しい手法です。従来の仮説に頼 ったデータベース検索技術と異なり、膨大なデータから自動的に未知の法則を見つけ出すための発見型の新検索技術です。これにより、長年の経験と勘でしかわからなかった、デ ータ間や事象間の関連、トレンドの予測などをシステマティックに発見することが可能となりました。流通や金融、保険、製造業など、さまざまな分野でビジネスに活用され、す でに大きな成果を上げつつあります。

 筑波大学では、この新技術のアルゴリズムをさらに多角的に研究するために、新システムを導入しました。特に、データウエアハウスからの知識発見をベースに、金融・株取り 引き現象等の工学的研究を視野に入れ、複雑適応系として知られるシステムも対象にした新しい発見科学(discovery science)の構築を目指しています。また、既に同大学大学院修士課程の経営・政策科学研究科に導入されているERP(Enterprise Resource Plannning)システムや、SCM(Supply Chain Management)、CRM (Customer Relationship Management)とデータマイニング技術との融合や、ナレッジ・マネージメントへの応用研究も検討されていま す。

 同大学に導入されたシステムは、UNIX サーバー「RS/6000 」上で、最新テクノロジーを集大成させたIBM のデータマイニング・ツール『Intelligent Miner (インテリジェント・マイナー)』を、国立大学で初めて稼動させるものです。このシステムにより、膨大な生データの相関 関係や時系列パターンの分析、予測モデル分析などを行えるようになります。

 筑波大学データマイニング工学研究室では、今後この新システムを以下のような研究に活用していく計画です。

小売業における「買い物かご分析」(米国でよく知られている,缶ビールを購入する人の多くが、同時に紙オムツを買う)などの相関関係ルールを評価するサポート係数やリフト値などの詳細分析

金融派生商品や株取り引など、金融工学分野におけるリスク管理法則の発見や最適な価格付けモデルの同定、取引支援システムなどの開発

同大学に既に導入されているERPシステムとの連携による、ビジネス・プロセスの多角的分析と、新しい基幹業務統合システムの構築

同研究室で提唱している確率ニューラル・ネットワークに基づく新しい適応学習理論の検証

SCMや生産管理、電子商取引など新規分野への適用

テキスト・マイニングやネット・マイニング など

以 上

IBM、Intelligent Miner、RS/6000は IBM Corporationの商標UNIX は X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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三菱信託銀行の受託管理事務を効率化する新システムを導入三菱信託銀行の受託管理事務を効率化する新システムを導入[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年6月15日

 三菱信託銀行株式会社(社長:中野豊士、以下三菱信託銀行)では、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城恪太郎、以下日本IBM)がシステム構築を担当した「証券 STP(Straight Through Processing)システム」の本格運用を開始しています。

 三菱信託銀行では、金融ビッグバンの進展に伴ない、外資系投信・投資顧問会社からの財産管理受託が拡大しています。また海外市場の活況により、外国証券や外国為替取引の 管理が急増しており、海外時間での事務対応など受託管理業務に対するニーズも高度化、多様化しています。

 「証券STPシステム」は、国内外の投信・投資顧問会社からの投資信託や年金性資金に対する運用指図、証券会社と為替銀行からの取引報告などの様々な情報を電子データと して受信します。これらのデータは自動照合され、会計処理を行うホストコンピュータに自動入力されると同時に、外国証券や外貨資金を預託している海外の代理銀行(カストデ ィ銀行)へ決済指図を発信します。これらの一連の処理は、一切人手を介さずに自動的に行われます。

 日本IBMは、「証券STPシステム」の構築に際して、IBM のメッセージ・キューイング 製品である「MQSeries 」をベースとした米国NEON社のミドルウェアを採用していま す 。これにより、複数の業務アプリケーション間のメッセージを、必要な形式にリアルタイム で変換し、複数の相手に送信できます。また、メッセージの送受信は非同期で行われるため、多様なネットワークや既存システムとも柔軟かつ容易に接続することができ、日本 IBMは同システムの開発を6ヶ月間という短期間で実現しました。

 4月からは、外国証券売買に係る事務処理に関して、金融機関間の代表的なネットワーク「SWIFT」で受信したデータによるSTPを実現 していますが、今秋には外国為替取引、来春には外国証券の利金・配当取引に関しても随時システム化していく予定で す。また、メッセージ・キューイングのネットワークおよびプラットフォームからの独立性を活かして、SWIFT以外のネットワーク(インターネットなど)への対応も強化し ていきます。

以 上

(注1) 日本IBMは、同様の機能を実現する「MQSeries Integrator」を本年4月22日に発表しています。NEON社の製品は、日本における販 売代理店であるNIWS社を通じて、今回の開発に採用しています。(注2) STPのための指図書やコンファメーションの受信、照合、ホスト送信のためのプラットフォームにはRS/6000 を採用しています。

IBM、MQSeries、RS/6000はIBM Corporationの商標。

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TOP500スーパーコンピュータースーパーコンピューター・・リストでリストで2位に躍進位に躍進[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年6月15日

[米国・ニューヨーク州ソマーズ 6月10日(現地時間)発]

 IBMコーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は10日(現地時間)、「TOP500スーパーコンピューター・リスト」で IBMが前回調査に引き続き2桁の伸び率を達成し、総合ランキングでサン・マイクロシステムズを抜いて2位になった、と発表しました。

 過去3回のTOP500調査の結果を見ると、IBMが競合他社のシェアを奪って躍進していることがわかります。

TOP500設置台数 TOP500増減

98年 6月 98年11月 99年 6月 98年11月-99年6月 98年 6月-99年 6月

IBM  75 104 118 13%  57% 

Sun 111 127  95 (−25%) (−14%)

SGI 200 183 182 (−0.55%) (−9%)

 この結果は、IBMのUNIXであるAIX で稼働する「RS/6000 SP」の販売が大きく貢献しました。「ディープ・ブルー」の愛称で知られるRS/6000 SPは、チェスの世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフ氏と対戦し勝利を収めたコンピューターです。販売リストにおいて、RS/6000 SPは他のいかなるスーパーコンピューターよりも最多の実績を残しています。さらに「TOP100・リスト」によれば、IBMは2期連続で少なくとも40%以上の成長を遂 げました。

 この数週間、大口のRS/6000 SP導入がお客様から相次いで発表されています。その納入先にはファースト・ユニオン・コープ、オーク・リッジ・ナショナル・ラボラ トリーズ、ローレンス・バークリー・ナショナル・ラボラトリー、ノースカロライナ・スーパーコンピューター・センターがあります。

 最新のTOP500ランキングから読みとれるスーパーコンピューターの好調な伸びは、世界各地の企業による高性能コンピューターの利用の急増によるものです。リストによ れば、システムの約半数である241台が、現在、ビジネスで利用されています。これはわずか半年前に発表された前回リストに対して16%の増加で、この2年では55%の伸 びとなります。

ビジネスで利用されるTOP500スーパーコンピューターの台 数

98年 6月 99年 6月 増減率

計 178 241  35%

IBM  44  78  77%

Sun  96  78 (−19%)

 IBMが6年前にRS/6000 SPを発表した時、高性能コンピューティングの需要は研究所を超えて最終的にはビジネス界にまで達するとIBMは確信していまし た。IBMは分散メモリー型を採用し、科学技術分野とビジネス分野のニーズに等しく対応するスーパーコンピューターを設計することにより、産業界を歴史的に特徴づけてきた 古い独特のスーパーコンピューター・デザインに代わる、きわめて強力でしかも柔軟性に富んだ費用対効果の高いスーパーコンピューターを設計しました。

 RS/6000 SPを利用するTOP500企業としては、ブリティッシュ・エアウェイズ、ステート・ファーム、チャールズ・シュワブ、ロッキード・マーチン、チェイ ス、スプリント、ブリティッシュ・コロンビア・テレコミュニケーションズ、ファーストUSA、プルデンシャル、チェイス、ナビスコ、GTE、フェデラル・エクスプレスがあ ります。RS/6000 SPには、米国エネルギー省(DOE:Department of Energy)のスーパーコンピューター開発計画「ASCI(アスキー:Advanced Strategic Computing Initiative)」の支援において重要な役割を果たしている業界先進の研究開発成果が採用されており、RS/6000 SPを利用するお客様はその恩恵を受けることができます。

 IBMは現在DOEと協力して、毎秒10兆回の計算ができるRS/6000 SP、「ASCIホワイト」を構築しており、これが2000年に完成すれば、現在最高速のスーパーコンピューターの4倍以上の処理速度を実現すると期待されていま す。

 また、先日、IBMは学会と財界の専門家を集め、ビジネスおよび科学上の非常に困難な問題に取り組むための研究機関として、2,900万ドルを投入した「ディープ・コン ピューティング・インスティチュート」の設立を発表しています。

 「ディープ・コンピューティング」は、膨大な計算と非常に高度なソフトウェア・アルゴリズムを組み合わせ、従来の情報技術では解決できなかった問題に対処する、スーパー コンピューター規模の計算処理を意味するものです。

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 TOP500リストは世界最大級のスーパーコンピューターに関する客観的な統計情報として広く認識されており、ドイツ・マンハイム大学のハンス・モイエル(Hans Meuuer)氏とエーリヒ・シュトロマイエル(Erich Strohmaiers)氏、およびアメリカ・テネシー大学のジャック・ドンガーラ(Jack Dongarra)氏によって1993年から発行されています。

 RS/6000およびAIXに関する詳細は、IBM RS/6000のホームページ(http://www.rs6000.ibm.com/)をご覧ください。

以 上

IBM、AIX、DEEP BLUE、RS/6000、SPはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。UNIXはX/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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初級者向けの「初級者向けの「PC教材シリーズ」第一弾として「ホームページ教材シリーズ」第一弾として「ホームページ・・ビルダービルダー2000版」を発表版」を発表[ プレス・リリース ]

1999年6月11日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は11日、初級者向けのパソコン学習用教材「IBM PC教材シリーズ」を発表し、その第一弾としてAptiva や ThinkPad iシリーズなどにも添付されている当社のホームページ作成ソフトウェア「ホームページ・ビルダー2000」用の教材、「ホームページ・ビルダー2000版」の販売を本日から開始します。価格は2,200円(送料込み、消費税別)で、当社の通 信販売であるshop IBM(http://shopibm.japan.ibm.co.jp/)などで購入できます。

 「IBM PC教材シリーズ」は、PC初級者を対象に「PCをやさしくする」ことをコンセプトに開発されたもので、ポイントを押さえながらできるだけシンプルに構成した ことが特長です。

 同シリーズの教材は、当社が全国展開している「PCエスコート」(パソコン教室を開設する事業者向けのPC教育教材のライセンス・サービス)で培われたノウハウを活用し ています。PC初級者でも無理なく学習できるように各章(ホームページビルダー2000版は10章構成)ごとに1つの課題を設定し、この課題を「見て、理解し、操作する」 という「課題達成型」の手法を採用しています。また、紙媒体としてのテキスト本体だけでなく、サンプルや素材、テキストのカリキュラムに沿って操作法を紹介したビデオ・ム ービーを収録したCD−ROMも添付しています。

 当社は、今回の「ホームページ・ビルダー2000版」を皮切りに、「IBM PC教材シリーズ」のラインアップを充実させていきます。インターネット関連ソフトウェア、オフィス関連ソフトウェアなどのアプリケーション活用法のほか、パソコンの接 続・設定など初心者ユーザーのトラブル回避に役立つものなどを予定しています。また、同シリースの教材を今後発表されるAptivaやThinkPad iシリーズに同梱することも検討しいます。

 本日発表した「IBM PC教材シリーズ ホームページ・ビルダー2000版」の概要は以下の通りです。

● 教材仕様: テキスト A4版 本文2色刷り 58ページ(10章構成)付属CD−ROM 1枚 (サンプルデー         タ、使用素材、操作法のビデオ・ムービーを収録) ● 外装:    IBM PC教材シリーズ 紙製フォルダー ● 価格:    2,200円/セット(配送費込み・税別)

以 上

IBM、Aptiva、ThinkPad、ホームページ・ビルダーはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。

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京セラ 約京セラ 約3,600万件の大規模データ万件の大規模データ・・ウェアハウスを構築ウェアハウスを構築[ プレス・リリース ]

1999年6月10日

京セラ株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社京セラコミュニケーションシステム株式会社

 京セラ株式会社(本社:京都市、代表取締役社長 伊藤謙介 以下京セラ)、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 北城恪太郎 以下日本 IBM)、京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市、代表取締役社長 森田直行 以下KCCS)は6月10日、京セラの約3,600万件にのぼる受注や売 上のデータ・ウェアハウス*1 を中核とする新情報系システムの第1ステップが稼動開始したことを発表致しました。本システムの構築はKCCSが担当し、京セラにおいて確立された小集団の部門別採算によ る経営手法「アメーバ経営」における経営層に対する意思決定迅速化を支援する仕組みとして実現しました。受注、売上、生産、在庫などのデータを京セラ本社の1,500人の 社員がネットワークを通じて共有することにより、高度な経営情報分析による、確度の高い迅速な意志決定と戦略策定を行うことを目的としています。 KCCSは、京セラの基幹系システム構築及び保守に携わっており、日本で最も早くからISO文書管理や営業支援をはじめとするロータス株式会社(ロータス ノーツ)のソ リューションを数多く手掛けてきたノウハウやIT技術を生かし、本システムの構築を行っています。 本システムのデータは、「ロータス ノーツ」などをベースに日本IBM大和研究所の統合開発支援ソフトウェア「LsCube」の高度なテクノロジーを採用することで、社 員が各自ダイレクトに検索・活用することができます。 第一ステップの稼動に際しては日本IBMの技術協力により、最新のシステム環境を構築しています。

 本システムの主な目的は以下の5点です。■京セラの過去から現在までに蓄積されたデータの分析システム導入■マーケット・トレンド情報の共有化■マーケットに対する戦略の策定と検証ツールの導入■製品開発企画の迅速化■経営層に対する意思決定支援システムの構築

 本システムは、受注、売上、採算、在庫等の集計情報や明細情報といった基幹系システム、作業日報、クレーム情報などのグループウェア、エンドユーザや他社に関する社内共 有情報、更に外部システム及びインターネットを利用した様々な情報をネットワークを通じてデータ・ウェアハウスから簡単にアクセスすることができます。従来は、基幹系シス テムから各部門単位に分散型クライアント/サーバ経由で情報収集と配信を行なってまいりましたが、本システムにより、全社の情報を集中型サーバで一元化して提供できるた め、上位マネージメントの的確かつ迅速な意思決定を推進することが可能になりました。 従来、京セラにおける経営情報はデイリーで発生する各種データを経営管理部のホストコンピュータにて蓄積し、その情報を加工し、クライアント/サーバ経由で集計データ・ 明細データとして各部門にフィードバックするという形を取っていました。今回のシステム構築により、各部門が自部署のパソコンから直接本社の超並列サーバーにアクセスし、 蓄積されている膨大なデータを見ることができるようになります。また、部門別や製品別、日次・月次別など、様々な切り口から自由に分析を行えるため、各部門の目的に応じた 最適なデータを逐次加工できるようになり、各部門のデータ分析、意志決定の迅速化に著しい効果が期待できます。

 本システムは、IBM のUNIX 超並列サーバー「RS/6000 SP 」(2ノード)を中心に、PCサーバー「NetFinity 」、ノートPC1500台(本社内)で構築されています。既存の基幹業務系システムから日次更新されるデータウェア ハウス用に、RDBとして日本オラクル株式会社の「Oracle」、多次元データベースとしてHyperion Solutions社の「EssBase」を採用し、RS/6000SPで管理しています。また、NetFinity上で稼働しているアプリケーション開発に は「LsCube」を採用し、開発負荷の削減を図りました。EssBaseの多次元分析に適した機能により、さまざまな角度からの分析を行うための情報検索を超高速で行う ことができます。京セラの受注をはじめとする約3,600万件の明細データが蓄積されているOracleデータベースから多次元データベースに移された活用頻度の高いデー タや集計データなどを、「ロータス ノーツ」で構築したイントラネットを介して、さまざまな角度から社員が各自ダイレクトに検索することができます。

 京セラでは今年度中に新システムの全社展開を行い、順次国内外の関連会社との連携を強化する予定です。また同システムの第2ステップでは、マーケットリサーチ情報などを 取り込む計画で、製品の開発から市場投入までの更なる時間短縮を目標としています。将来的には、KCCSと共同で、基幹システムと連携したSCM*2(サプライ・チェー ン・マネジメント)やSFA*3(セールス・フォース・オートメーション)のシステム構築に発展させていく計画です。

*1 データ・ウェアハウス:意思決定支援のための全社規模のデータベース*2 SCM(サプライ・チェーン・マネジメント):部品供給会社(サプライヤー)から製造会社、卸や小売りなど顧客に至るまでのサプライチェーン全体をネットワークで結 びつけ、生産、在庫など全ての情報をリアルタイムに交換することで、チェーン全体で効率を向上させる経営手法*3 SFA(セールス・フォース・オートメーション):情報化による営業部門の業務革新

*IBM、Netfinity、RS/6000SPは IBM Corporationの商標です。*UNIXは、X/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。

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*その他の製品名及び会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

添付資料:京セラ データ・ウェアハウス システム構 成図

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省スペース省スペース・・省エネルギーの液晶ディスプレイ一体型クライアント省エネルギーの液晶ディスプレイ一体型クライアントPCの新モデルの新モデル[ プレス・リリース ]

1999年6月10日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は10日、省スペース、省エネルギーの液晶ディスプレイ一体型クライアントPC「IBM PC 710」2モデルを発表しました。再生が可能なプラスチック素材を採用するとともに、設置面積や電力消費量を弊社の標準的なデスクトップPCよりも低減し、さらに動 作音もおさえた製品設計が特長です。

 新モデルは、昨年9月に発表した「IBM PC710」の後継モデルです。従来モデルは、自社製品を回収して次の製品に再利用するなどの環境へ配慮した取組みによって、 本年1月の「第9回21世紀型省エネルギー機器・システム表彰(省エネ大賞)」において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。新モデルでは、新たに環境への影響 度が低いエンジニアリング・プラスチックを採用するなど一歩進んだ製品設計を施すとともに、プロセッサーやハードディスク容量などの機能面も強化しています。

 「IBM PC 710」の製品概要は以下の通りです。

●電力消費量を大幅に低減する設計をハードウェア/ソフトウェアの両面で採用電力消費量を大幅に低減する設計をハードウェア/ソフトウェアの両面で採用 液晶ディスプレイを採用することでCRTディスプレイを使用する場合と比較して電力消費量を約7分の1に削減するとともに、拡張スロット部をPCカード 化することで通常の拡張スロットと比較して、1スロットあたりの最大定格電力を約4分の1に低減しています。

 また、お客様の設定によって、一定時間操作を行なわない場合に段階的に消費電力を低減させ、最終的に自動的にシステムを電源オフにすることもできる機能を実現していま す。さらにモニター回路部やCD−ROMのコントロール部などに省電力機能を盛り込むことで、待機時の消費電力も抑えることができます。

●視野角の広い液晶ディスプレイ一体型の省スペースデザインを採用視野角の広い液晶ディスプレイ一体型の省スペースデザインを採用 A4サイズとほぼ同じスペースがあれば設置が可能で、省スペースを実現しています。また、上下160°左右160°と視野角が広い14.1インチまたは 15インチのスーパーTFT液晶ディスプレイを搭載しています。液晶ディスプレイは、デスクの位置や目の高さにあわせて角度の調節が可能です。

●優れた基本仕様とシステム管理機能を搭載優れた基本仕様とシステム管理機能を搭載 新モデルでは、Intel Celeron プロセッサ400MHzまたはPentium IIIプロセッサ 450MHzを採用するとともに、ハードディスクを8.4GBに強化しています。標準64MBメモリー(最大 256MBまで拡張可能)を搭載し、遠隔地からシステム管理者が電源操作を行なうことができるWake on LAN に対応したイーサネット機能などを装備しています。

 また、システムの異常発生を検知すると同時にシステム管理者に知らせることのできるAlert on LAN 機能やクライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できる LCCM(LANClient Control Manager )など最新のシステム管理機能をサポートしています。

 基本ソフトにはCeleronモデルにWindows 95、Pentium IIIモデルにWindowsNT Workstation 4.0を初期導入しています。

 なお、本日発表製品のIBM希望小売価格(消費税別)および出荷開始予定日は、以下の通りです。

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

IBM PC 710 6870-JMK ¥325,000 1999年 6月15日

(Celeron 400MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、24X CD、100Base-TXイーサネッ ト、Win95)

IBM PC 710 6870-JPN ¥425,000 1999年 6月15日

(Pentium III 450MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、24X CD、100Base-TXイーサネット、WinNT WS 4.0)

以 上

IBM,Alert on LAN,LANClient Control Manager,Wake on LANはIBM Corporationの米国およびその他の 国における商標。Intel,Celeron,PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows,WindowsNTはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IBM PC 710((6870−JMK//JPN))

液晶ディスプレイ一体型PCで、標準的なデスクトップに比べ、消費電力と設置面積を削減しています。

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Intel Celeron プロセッサ400MHz(JMK)またはPentium III プロセッサ 450MHz(JPN)を採用するとともに、基本ソフトにはWindows 95(JMK)または、Windows NT Workstation4.0(JPN)を初期導入しています。

表示面積がブラウン管ディスプレイで16または17インチに匹敵する、14.1インチ(JNK)または15インチ(JPN)のスーパーTFT液晶ディスプ レイを採用しています。上下160°左右160°とほぼブラウン管並みの広い視野角を実現しています。

両モデルで、システムの異常の発生を検知すると同時に、システム管理者に知らせることのできるAlert on LAN機能や、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時にその内容をサーバーのハードディスクなどに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能を搭載したほか、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。

標準で64MBのECC機能付SDRAMを搭載しています。最大256MBまでの拡張が可能になっています。

Ultra−ATA仕様の8.4GBの大容量ハードディスクを搭載するとともに、最大24倍速のCD−ROMドライブを標準装備しています。

Wake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネット機能をオンボードで標準搭載しています。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface )2.0」に対応しています。

インテル社が提唱するWired for Management 1.1aに準拠しています。

以 上

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ホイッスルホイッスル・・コミュニケーションズを買収コミュニケーションズを買収[ プレス・リリース ]

1999年6月10日

[米国カリフォルニア州フォスター・シティー 6月9日(現地時間)発]

 IBMコーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は9日(現地時間)、中小企業向けのe−ビジネスをより一層推進するため、ホ イッスル・コミュニケーションズ(本社:カリフォルニア州フォスター・シティー)を買収することに合意したと発表しました。今回の買収により、IBMはホイッスルの専門技 術や製品・サービスを有効に活用し、中小企業がひとつのインターネット接続を行うだけで、様々なウェブ機能を簡単に構築したり、インターネットへのアクセスや電子メール・ サービスを複数の従業員に提供できるようになります。

 ホイッスルはIBMの完全子会社となりますが、買収価格などの条件は公表されていません。

 IBMは今後、ホイッスル社の業界最先端の「シン・サーバー(thin server)」製品を、IBMの広範なアプリケーション、サービス、ファイナンス(金融支援) などのオプションと組み合わせ、従業員数100人未満の企業向けに充実したe−ビジネス・ソリューションとして提供していきます。例えば、中小企業は毎月低額の料金でe− ビジネスに移行し、安全なウェブ・サイトを通じてお客様と双方向のやり取りや取引を行うと共に、従業員向けにインターネットへのアクセスや電子メール・サービスを提供でき るようになります。

 「情報技術産業では、中小企業ほど急速な成長を遂げている分野はありません」と、IBMグローバル・スモール・ビジネス部門ゼネラル・マネジャーのピーター・ローリーは 語っています。「今回の買収により、中小企業がインターネットを簡単に低価格で利用できる力が飛躍的に向上します」

 この新たなIBMソリューションは、世界各国であらゆる産業の中小企業が利用できるようになります。例えば、中小の住宅ローン業者はウェブ上での各種住宅ローン利率の広 告掲載、オンラインによる申し込みの受付、電子メールによるお客様とのやり取りを、すべて簡単かつ低価格で行うことができるようになります。また、人材派遣会社は求人広告 の掲載、オンラインによる履歴書の受付、電子メールを通じた人材派遣会社から雇用者への売り込み、安全なエクストラネットを通じた雇用者からの手数料の受け取りを行うこと ができるようになります。

 このソリューションは導入や保守が簡単で、既存の情報技術システムや電気通信システムを大きく変更する必要はありません。また、ブラウザーを利用して遠隔管理を行うこと ができ、ひとつのインターネット接続を行うだけで完全に稼動させることができるため、この点が中小企業にとって重要なメリットとなります。ホイッスルは、中小企業向けの 「シン・サーバー」メーカーとしては世界のトップ企業です。同社製品の「InterJet(インタージェット)」では、インターネットへのアクセスを共有し、社内外との電 子メールの送受信ができると共に、ウェブ作成ツールが得られます。

 「この2年間、多くの中小企業が、ウェブを簡単かつ低価格で利用できる方法としてインタージェットを採用してきました」と、ホイッスルのジョン・ハム社長兼CEOは語っ ています。「IBMと新たな関係に入ることにより、IBMの幅広い製品、サービス、ソリューション提供力が得られ、インタージェットがe−ビジネスに関して持つ真の可能性 を有効に活用できるようになります」

 世界各国の総情報技術支出額のほぼ半分は、中小企業が占めています。この分野では年率約15%の割合で成長しており、ウェブを採用する企業の数は2001年までに倍増す ると見込まれています。また、電子サービス市場も年率22%の割合で拡大しており、2002年には市場規模が440億ドルに達するとみられています。

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標

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PCワークステーションの普及機種に低価格ワークステーションの普及機種に低価格3Dモデルを発表モデルを発表[ プレス・リリース ]

1999年6月9日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は9日、PCワークステーション「IntelliStation インテリステーション)」の新製品として、3D環境のアプリケーション用途に適した高性能グラフィックス・ボードを 搭載し、かつ希望小売価格で39万円台の低価格を実現した普及機種「IntelliStation E Pro」1モデルを発表しました。同時発表のオプション製品の19インチ・モニターを合わせて購入しても、50万円以下です。

 また、拡張性に優れた製品設計を採用した中位機種「IntelliStation M Pro」に、新たにPentium(R) IIIプロセッサ 550MHzを搭載した1モデルを発表しました。

 製造業におけるCAD/CAM/CAE、コンピューター・グラフィックス(CG)、金融ディーリング業務などプロフェッショナル用途におけるアプリケーションの充実にあ わせて、PCワークステーションの利用は確実に広がり続けています。当社は、IntelliStationのエントリー・シリーズに価格性能比に優れた3Dモデルを追加す ることで、PCワークステーション事業を一層推進します。

 本日発表した製品の概要は以下の通りです。

IntelliStation E Pro((6893−76J)) IntelliStationシリーズの普及機種です。本日の発表では、本年4月14日に発表した現行2Dモデル製品に、IBMコーポレーションと米国 Diamond Multimedeia Systems社による共同開発製品である「IBM Fire GL1 」をグラフィックス・ボードに採用した3Dモデルを追加しました。

 コンパクトなデスクトップ型デザインに3D CAD設計やCG制作などのプロフェッショナルな用途に十分な機能を搭載しながら、希望小売価格で39万8,000円という 低価格を実現したことが特長です。

 PentiumIIIプロセッサ550MHzを採用しています。エラーの自動検出および訂正機能を備えたECC対応のSDRAMを標準 で128MB搭載、最大768MBまで拡張することができます。また、13.5GBの大容量ハードディスク・ドライブを搭載しています。

IntelliStation M Pro((6889−76J)) IntelliStationシリーズの中位機種で、6ベイ6スロットの拡張性に優れたタワー型デザインを採用しています。高性能グラフィックス・ボードであ る「IBM Fire GL1」を搭載しています。

 PentiumIIIプロセッサ550MHzを採用、デュアル・プロセッサー仕様対応で、同プロセッサーを1機増設することができます。エラーの自動検出および訂正機能を備えたECC付きSDRAMを標準で256MB搭載、最大1GBまで拡張することができます。また高速大容量の9.1GBハードディ スクを搭載しています。

IBM G96 カラーカラー・・モニター(オプション製品)モニター(オプション製品) IntelliStationと同じ黒いボディー色を採用し、同製品と組み合わせて利用するのに最適な「IBM G96 カラー・モニター」を発表しました。19インチ型の大画面でありながら17インチ型並みの奥行きを実現した省スペース性と、IBM希望小売価格で7万9,800円 という低価格が特長です。

 なお、本日発表した製品の価格および出荷開始予定日は以下の通りです。

(IntelliStation)

製 品 名 型番 希望小売価格(消費税別) 出荷開始予定日

IntelliStation E Pro 6893-76J

¥398,000 1999年 6月11日

製 品 名 型番 標準価格(消費税別) 出荷開始予定日

IntelliStation M Pro 6889-76J

¥998,000 1999年 6月14日

(オプション製品)

製 品 名 型番 希望小売価格(消費税別) 出荷開始予定日

IBM G96 カラー・モニター 6549-7AN

¥79,800 1999年 7月14日

以 上

IBM,IntelliStationはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。

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PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Fire GL1はDiamond Multimedia Systemsの米国およびその他の国における商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IntelliStation E Pro((6893−76J))

米国IBM社と米国Diamond Multimedia Systems社による共同開発製品である「IBM Fire GL1」を採用。Fire GL1は、「IBM 256 bit Graphics Rasterizer」をグラフィックス・チップとして搭載しており、400万ポリゴン/秒、4500万ピクセル/秒のトリリニア・テクスチャー描画性能を発揮。またPentiumIIIのSSEに対応。

プロセッサーにはPentiumIIIプロセッサ550MHzを採用。

主記憶には、動作周波数100MHzのSDRAMを標準で128MB搭載。最大で768MBまで拡張可能。エラーの検出および訂正機能を備えたECC対 応。

障害事前検知機能S.M.A.R.T.に対応したUltra ATA−33仕様の13.5GB拡張IDE(7,200rpm)ハードディスクを搭載し、高 速かつ安全なデータ転送を実現。

最大40倍速CD−ROMを標準装備。

SoundBlaster Pro互換Crystal Audioをオンボードで装備。

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネットをオンボードで装 備。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA(Universal Management Agent)をサポート。

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert on LAN機能。

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応。

オプションのキットを装着することにより縦置きも可能なデスクトップ・デザイン(5スロット、4ベイ)を採用。

IntelliStation M Pro((6889−76J))

米国IBM社と米国Diamond Multimedia Systems社による共同開発製品である「IBM Fire GL1」を採用。Fire GL1は、「IBM 256 bit Graphics Rasterizer」をグラフィックス・チップとして搭載しており、400万ポリゴン/秒、4500万ピクセル/秒のトリリニア・テクスチャー描画性能を発揮。またPentiumIII>のSSEに対応。

PentiumIIIプロセッサ 550MHz採用。

チップセットには440BX AGPsetを採用。SMP対応で、オプションで同プロセッサーを1機増設可能。

主記憶には動作周波数100MHzのSDRAMを標準で256MB(最大1GBまで拡張が可能)搭載し、エラーの検出および訂正機能を備えたECCに対 応。

10,000rpmのUltra Wide SCSI対応の9.1GBの大容量ハードディスクを搭載。

最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備。

サウンド機能はSoundBlaster Pro互換のCrystal Soundをオンボードで装備し、スピーカーも本体に内蔵。

6ベイ×6スロットのタワー・ケースを採用し、拡張性を確保。4つの冷却ファンを装備し、安定稼動にも配慮。

各種パスワード・セキュリティに加えて、ケースやパーツの物理的変更を防ぐセキュリティ・センサー/ロック機構。

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネットをオンボードで装 備。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポート。

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert on LAN機能。

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応。

以 上

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ISRFがインターネットがインターネット・・スクリーンフォン規格案を発表スクリーンフォン規格案を発表[ プレス・リリース ]

1999年6月9日

[6月8日米国アトランタ発(現地時間)]

 インターネット・アクセスにおけるグローバル化の促進を目指し、コンピューター、家電、通信分野の世界的有力企業36社で組織するコンソーシアム『Internet Screenphone Reference Forum』(以下ISRF)は8日、ディスプレイを装備した多機能電話機「スクリーンフォン」をインターネットに接続する ための規格案を発表しました。

 業界調査会社インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)によると、インターネット・スクリーンフォンの市場は2002年までに数量にして950万台、売上 金額にして22億ドルになると推定されています。今回発表されたISRFの規格案はスクリーンフォンのインターネット・アクセスの統一規格を確立し、一般ユーザーに対し て、操作がやさしく安価なインターネット利用手段を新たに提供することを目指しています。ISRFは、統一規格の確立が消費者や中堅企業に適した安価なインターネット機器 の開発を促し、e-businessの普及に弾みをつけるものと期待しています。

 今回ISRFが発表した規格案は、スクリーンフォン端末とネットワーク会社またはインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)間のインターフェイスに関するオープ ン仕様の開発の促進を狙いとしたものです。ISRFでは、端末機器のメーカーやハードウェア/ソフトウェア開発者、ISP、サーバー開発者に対して、7月15日までにエン ドユーザー・ソリューションを開発する立場からの意見を寄せるよう呼び掛けています。最終的な仕様は後日、各層からの意見を集約し、総合試験と評価が終了後に発表されるこ とになっています。ISRFの規格案はISRFのWWWサイトでご覧いただけます(http://www.isrf.org)。

 今回発表されたISRF仕様はベンダーにもテクノロジー的にも中立的であり、サービスや機器の導入と普及を実現するとともに、一般ユーザーやコンテンツ・デベロッパー、 そしてシステム、サービス、アプリケーションを提供する業者がそれまでに行った投資が無駄にならないこと企図しています。そして、規格に準拠したものならいかなるインター ネット・スクリーンフォンからでも広範なサービスが利用できるようにするためのオープン標準を提供します。

 スクリーンフォンの設計・生産に関与する当事者である一般ユーザー、企業、業界がインターネット・アクセスのオープンな共通規格を用いてそのソリューションを開発すれ ば、これらの当事者はみな恩恵を受けることになります。提案された規格が採用されれば、安価で多様なサービスや機器の開発が促進されるとともに、ソリューションとしてパソ コンが現実的でなかったり採算に合わない分野を中心に、世界的なインターネット・アクセスの普及が加速されます。

以上

[[ ISRFについて]について] ISRFは、スクリーンフォン端末を通じて利用する新しいJavaテクノロジー対応サービスの開発のグローバル化推進の一助とするためのオープン・フォーラムとして 1997年に創設されました。ISRFには、次に挙げる世界の有力機器メーカー、ソフトウェア会社、ネットワーク会社、通信サービス会社36社が参加しています。 ISRFはまた、MNCRS(モバイル・ネットワーク・コンピューター・レファレンス・スペック)など、その他の団体との協力関係を推進しています。

 エイサー、アルカテル、オーデシ(Audesi)・テクノロジーズ、ベルガコム、ブリティッシュ・テレコム、CPSヨーロッパ、大宇、ドイツ・テレコム、エリクソン、フ ランス・テレコム、ジェムプラス、IBM、インフェルノ・ベンチャー(ルーセント・テクノロジーズ子会社)、インフォギア・テクノロジー、インダストリア・ポリテクニカ・ メリディオドナル(IndustriaPolitecnica Meridiodonale)、インシグニア(Insignia)・ソリューションズ、KPNリサーチ、ロータス・ディベロップメント、マト ラ(Matra)、ノーテル・コミュニケーションズ、マクステル・フォーラム、NTT、NTTコミュニケーションウェア、プラネットウェブ、セゲム(Sagem)、三星、 シーメンス、シリコン・インフュージョン、スマート・コード、スパイグラス、サン・マイクロシステムズ、スイスコム、テレノア(Telenor)、テリア(Telia)、 ユニバーサル・マイクロエレクトロニクス、USウェスト(以上36社)

社名は、それぞれ各社の商標または登録商標。Javaは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。

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e-businessソフト開発企業の支援体制を強化ソフト開発企業の支援体制を強化[ プレス・リリース ]

1999年6月9日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は9日、「ソリューション・デベロッパー(SD)」型ビジネス・パートナー(BP)およびIBMプラットフォームを利 用して「e-business」関連アプリケーション・ソフトウェアを開発する企業への支援体制を強化し、各種の技術支援サービスを開始するとともに、サポートの拠点とな る『IBM Solution Partnership CenterTokyo(ソリューション・パートナーシップ・センター東京、以下SPC Tokyo)』を、本日から東京・日本橋に開設することを発表しました。

 SPCはIBMが全世界で展開しているSD向けの技術支援センターであり、12カ国で設置されています。日本でも昨年10月に南青山に開設し、e-businessの基 盤となるIBMソフトウェア製品群や、Java を利用して構築したアプリケーション を、OS/400 、AIX 、Windows NT 、OS/2 、Solaris などマルチ・プラット フォームでテストする環境を無料で提供し、SDのソリュ−ション開発を支援してきました。

 本日開設した日本橋の「SPC Tokyo」は、これまで南青山のSPCを利用されたSDからの幅広いニーズに応え、さらにe-business関連のアプリケーショ ン・ソフトウェア開発に積極的なソフト開発企業を支援するため、施設規模を大幅に拡張するとともに、各種のサポート・プログラムを追加し、本格的なテクニカル・サポートセ ンターとしてSDの支援業務を開始するものです。同施設には、3つのポーティング・ルームが用意されており、IBMのすべてのプラットフォーム及び全ソフトウェア・ミドル ウェア群のテスト環境が提供されます。また、1人1台のPCを備えた専用のセミナー・ルームやデモンストレーション・コーナーも新設されています。

 また、本日から新たに電子メールや電子掲示板によるIBMソフトウェア製品のテクニカルQ&AサービスをSD向けに開始する他、南青山のLinuxサポートセン ターと連携したLinux環境下でのIBM製品を利用したアプリケーションのテスト・サポート等の無料サービスも行います。さらに、SPC Tokyoでは毎月、開発者向けにJavaやWebSphere 、MQSeries 、DB2UDBなどのセミナーやハンズオン・トレーニングを無料で開催していく計画です。従来から行っている100% Pure Java 認定取得のための無料支援サービスや、アプリケーション動作確認テスト支援 サービスに加え、有料の各種の開発者技術支援のコンサルテーション・サービスも幅広く提供されます。

 SPC Tokyoは、IBMが全世界で展開している「IBM Solution Developer Program」 (SDP)にメンバーとして企業登録(Webによる登録制度:会費無料)し、同プログラムにビジネス開発計画を提出することによって利用できます。

以上

■IBM Solution Partnership Center Tokyoの所在地〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3 - 3 - 6      ワカ末ビル5階(日本IBM日本橋事業所内)                                     TEL. 03-5412-2079(SPC事務局)

IBM、AIX、DB2、MQSeries、OS/2、OS/400、WebSphereは IBM Corporationの商標。Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。Java、100% Pure Java、Solarisは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。

SPCが提供するサ−ビスに関する詳細は、下記ホ−ムペ−ジをご参照ください。http://www.de veloper.ibm.com:8080/welcome/japan/spcjpn.html SDPへの登録に関する詳細は、下記ホ−ムペ−ジをご参照ください。http://www.developer.ibm.com:8080/

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低価格のエントリー低価格のエントリー・・クラスクラスPCサーバー「サーバー「Netfinity 1000」を発表」を発表[ プレス・リリース ]

1999年6月8日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は8日、e−ビジネス時代のお客様の新しいニーズに応えるPCサーバー「Netfinity(ネットフィニティ)」の 新製品として、20万円を切る低価格で、かつサーバーとしての高い信頼性と十分な機能を備えたエントリー・シリーズ「Netfinity 1000」を発表しました。希望小売価格は180,000円(消費税別)で、本日から出荷を開始します。

 複数のクライアント機を使用しているオフィスにおいて、ファイル/プリント・サーバーは不可欠の存在と言えます。また、インターネットなどを活用した新しいビジネスへの 期待が年々高まる中、中小規模の企業においても投資効果を最大限発揮することのできる高機能なエントリー・サーバー導入の動きが活発になっています。Netfinity 1000は、このようなお客様の要望に応える製品で、部門用のファイル/プリント・サーバーや小規模のインターネット・サーバーといった用途での導入に適していま す。

 新製品は、20万円を切るクライアントPC並みの低価格を実現しながら、最大40MB/秒の高速転送を実現するUltra WideSCSIディスクや、エラーの自動修復機能をもつECCメモリーを搭載するなど、サーバーとしての十分な機能と高い信頼性を備えています。また、標準で添付して いるシステム管理ソフトウェアNetfinityマネージャーなどによってLAN環境の管理や各種システム管理を行なうこともできます。

 Netfinity 1000では、WindowsNT 4.0 Serverはもちろん、OS/2 Warp Server、NetWareなど多様な基本ソフト上での稼動確認を行なっています。また、RedHat版LinuxやTurbo Linux対応についての関連情報も、当社が本年4月7日に発表したIBMLinuxサポートセンターのホームページ(http://www.ibm.com/jp/linux/lsc/ index.html)において適宜提供する予定です。

 なお、当社は、本日から本年6月30日までの期間、「Netfinity 1000デビュー・キャンペーン」を実施します。同キャンペーンでは、4.5GBのUltra Wide SCSIハードディスクをキットしたお買い得なモデルを198,000円(IBM直販キャンペーン価格、消費税別)で販売します。

 同キャンペーンの詳細につきましては、当社のホームページ(http://www.ibm.com/jp/pc/campaign /nf1000/)でご覧いただけます。

「Netfinity 1000」の製品概要は以下の通りです。

Netfinity 1000製品概要製品概要

−   Pentium II400MHzを搭載−   チップセットにIntel 社の440BXを搭載−   プロセッサーの性能を最大限引き出す高速100MHz SDRAM ECCメモリーを採用−   メモリー容量は最大384MBをサポート−   内蔵ストレージ容量は最大72.8GBをサポート−   Wide Ultra SCSI PCIアダプターを標準搭載−   100Base−TX(または10Base−T)のイーサネット・コントローラーを標準搭載−   4MBのビデオ・メモリーを実装−   Netfinityマネージャーによる先進のシステム監視/管理    ・サーバーガイドによる簡易システム導入    ・アプリケーション配布を可能にするNetCubeを標準添付(キャンペーン)−   24時間365日のオンサイト保証(1年間)−   PC NTソリューション・モールを核にした、スモール・ビジネス向けの豊富なソリューションの品揃え  

以 上

IBM、Netfinity、OS/2は、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel、Pentiumは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。WindowsNTは、Microsoft Corporationの登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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エイサーエイサー・・グループとグループと80億ドルの技術契約を締結億ドルの技術契約を締結[ プレス・リリース ]

1999年6月7日

IBMコーポレーションエイサー・グループ

[台北:6月7日(現地時間)発] IBM コーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガース ナー、以下IBM)とエイサー・グループ(本社:台湾台北市、会長:スタン・シー)は7日、7年間にわたる技術調達・提携契約を締結したことを発表しました。

 本日発表した契約は、エイサーがIBMからストーレッジ(記憶装置)、マイクロエレクトロニクス(半導体)、ネットワーキング、ディスプレイ関連の技術を購入し、自社の サーバー、デスクトップPC、ノートPC製品に採用するというものです。購入総額は、契約全期間で80億ドルに達すると見込まれています。またエイサーは、自社の販売チャ ネルを通じてIBMの技術を販売していく予定です。

 またIBM、エイサー両社は、製造面での協力や技術の相互補完、共同開発の可能性も検討していく計画です。具体的な提携内容は以下のとおりです。

エイサーは、1998年にIBMからライセンス供与を受けた製造工程と技術を活用し、IBM向けにディスプレイを製造する。IBMがエイサーから購入する ディスプレイの総額は10億ドルに達する見込み。

IBMのPowerPCに組み込まれたコントローラーとマイクロプロセッサーを、エイサーの次世代インターネット機器およびパーベイシブ・コンピューティ ング用機器に、システム・オン・チップで実装するための共同開発を行なう

エイサーおよび同社の主要供給企業の中核的情報技術インフラのために、両社でe−businessソリューションを共同開発する

 エイサー・グループの会長兼CEO、スタン・シー(Stan Shih)のコメント。「エイサーはPC産業におけるきわめて幅広い技術基盤を持っています。IBMとの新たな技術提携により、両社の資源と長所を組み合わせて、業界によりよいサービスを提供 し、今日のPC市場、およびポストPC時代のお客様に先進技術とコンポーネントを提供することが可能となります」

 IBMテクノロジー・グループのシニア・バイス・プレジデント兼グループ・エグゼクティブ、ジェームズ・バンダースライス(James T. Vanderslice)のコメント「この契約で、エイサーとIBMテクノロジー・グループの関係は大きく拡大します。これは相互補完的な提携であり、エイサーの効率的な製造工程、強力なマーケティング力 を、IBMの最先端技術、e-businessソリューションと統合し、もっとも競争力のある製品を市場に提供するものです」

 エイサーは1976年に設立された世界3位のPCメーカーで、業界最先端のハイエンド・サーバー、マルチメディアPC、ノートパソコン、周辺機器、部品、半導体を幅広く 提供しています。世界37ヵ国にわたる120の企業から成るエイサー・グループの従業員数は28,000人を超えており、100ヵ国以上の協力会社、販売会社を支援してい ます。グループの1998年の売上高は67億ドルでした。エイサー・グループに関する詳細情報は(http://www.acer.com)でご覧いただけます。

 IBMは世界最大手の情報テクノロジー企業であり、主たる成長分野をサービス、ソフトウェア、最先端技術の販売に定めてきました。1998年秋に設立されたテクノロジ ー・グループの任務は、IBMが開発した技術のOEM市場向け商用アプリケーションを見極めて販売することです。

 1999年初頭、IBMはデルコンピュータおよびEMCと合計190億ドル相当のOEM契約を締結しました。テクノロジー・グループは、IBMのシステムストレージ、マ イクロエレクトロニクス、ネットワーキング・ハードウェア、ディスプレイ、組み込みシステム、印刷システムの各部門で構成されています。IBMに関する詳しい情報は (http://www.ibm.com)でご覧いただけます。

以 上

IBMはIBM Corporationの商標。

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拡張性を確保しイーサネット機能も搭載した個人向け低価格デスクトップ拡張性を確保しイーサネット機能も搭載した個人向け低価格デスクトップPCを発表を発表[ プレス・リリース ]

1999年6月3日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は3日、個人向けPC「Aptiva Eシリーズ」に、当社の通信販売価格で12万円台を実現したモデルを含む低価格デスクトップ機種「Aptiva 10J/11J/15Jファミリー」と、マイクロタワー型の「Aptiva 54J/58Jファミリー」の計5ファミリー9モデルを発表しました。

 デスクトップ・ファミリーでは現行モデルと比較して、ボード増設用スロットの拡張性を強化するとともに、新たに高速インターネット接続や家庭内ネットワーク構築に便利な イーサネット機能を搭載したこと、さらに14.1インチ液晶ディスプレイとのセット・モデルで20万円台を実現するなど高いコストパフォーマンスが特長です。また、マイク ロタワー・ファミリーではDVDなどをボタン操作一つで再生できるキーボードやスクロール機能のついたマウスを搭載するなど操作環境を向上させたことが特長です。

 当社は、昨年より、好調な個人向け市場に対して、「価格が低いほど女性や若年層の購入比率が高まる」という当社の調査結果に基づき低価格デスクトップPCを提供してきま した。今回の発表ではさらに、それら購入層のPC利用目的の上位を占める、電子メールやインターネットを、ルーターなどの通信接続機器を使うことによって、より高速で行な うことができるイーサネット機能を標準で搭載しました。

 また、イーサネット機能を搭載することで小規模事業所などのSOHO(Small Office Home Office)での新規需要を掘り起こしていきます。当社は、手はじめに、SOHO向けの支援体制充実への取組みとして、会員制サービ ス「Club IBM 」のホームページにおいて、個人向けSOHO支援のための情報を提供するコーナーをあ らたに開設しました。

 なお、本日同時に、Aptiva新モデルの購入者を対象にした個人向けPC保守サービス「IBM PC Care」を開始すると発表しました。これは、保証期間終了後に、引き続き保証期間中と同様のサービスをお客様に提供するというものです。お客様のご希望によって 1年保守と2年保守を選択することができます。

 本日発表した製品およびサービスの概要は以下の通りです。

Aptiva 10J//11J//15Jデスクトップデスクトップ・・ファミリー(ファミリー(7モデル)モデル) Aptiva Eシリーズの入門・普及機種です。コンパクトでありながら拡張性も確保し、かつ縦置きも横置きもできるデスクトップ型PCで、新たにネットワークの構築や 高速インターネット接続に便利なイーサネット機能を標準装備しました。Aptivaシリーズのなかでも特にコスト・パフォーマンスにすぐれたファミリーで、ビジネス・アプ リケーションなど添付ソフトやプロセッサー、ハードディスク容量など違いによって10J/11J/15Jの3ファミリーを用意しました。

 10J/11Jファミリーでは、15インチCRTまたは14.1インチTFT液晶(アドテックス社製)のディスプレイを備えたモデルを用意しています。また、15Jファ ミリーでは17インチCRTディスプレイ、14.1インチまたは15インチTFT液晶のディスプレイとセットしたモデルの3モデルの構成になっています。

 これら新ファミリーでは、3DNow!テクノロジAMD K6−2プロセッサ380MHz(10J/11J)または450MHz(15J)を採用するとともに、ハードデ ィスク容量を現行製品の4.2GBから6.0GB(10J/11J)または8.0GB(15J)に強化しています。

 また、Aptivaの特長である、声によるパソコン操作や文章入力などができる音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98日本語版」を全ファミリーに初期導入しています。ビジネス・アプリケーションには、Microsoft社の Word98、Excel97、Outlook98(11J/15J)またはロータス社のスーパーオフィス98(10J)を添付しています。

Aptiva 54J//58Jマイクロタワーマイクロタワー・・ファミリー(ファミリー(2モデル)モデル) マイクロタワー型ボディを採用したAptiva Eシリーズの上位機種です。今回は、17インチ・ディスプレイとのセット・モデルのみを発表しました。

 新ファミリーでは、最新のPentium IIIプロセッサ 450MHz(54J)または500MHz(58J)を採用するとともに、使いやすさが向上したラピッドアクセス キーボードIIとスクロールポイント マウスIIを標準装備しています。

 ラピッドアクセス キーボードは、あらかじめ登録したアプリケーションをボタン操作一つで起動できるEZ(イージー)ボタンやDVDなどの操作ボタン、省電力モードへの 切り替えを行なうボタンなどの機能があり、分かりやすいキーのレイアウトと色使いによって操作が易しくなりました。また、スクロールポイント マウスIIは、マウス・スティックの操作によって、マウス本体を動かすことなく表示画面のスクロールができる機能などがあり、従来よりも大型のスティックを搭載したことで 軽いタッチでの操作が可能になりました。

 また、マイクロタワー・ファミリーには、PentiumIIIプロセッサへの対応コードが追加されている音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98日本語版」が添付されています。ビジネス・アプリケーションには、Microsoft社のWord98、Excel97、Outlook98が添付されています。

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TM

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個人向け個人向けPC保守サービス「保守サービス「 IBM PC Care」」 「IBM PC Care」は、本日発表したAptiva製品の購入者を対象に、1年間の保証期間終了後も1年間もしくは2年間にわたって保証期間に引き続き同様のサー ビスを提供するものです。同サービスの受付は本年7月1日から開始する予定で、サービスについての情報は、インターネットのホームペー ジ(http://www.ibm.com/jp/jpccinfo/pccare/index.html)で提供していきます。

SOHO支援をはじめとした「支援をはじめとした「Club IBM」のサービス内容の強化」のサービス内容の強化 インターネットのホームページや電子メールを通じて、さまざまな情報や特典を提供する当社の会員制サービス「ClubIBM」では、会員向けホームページの中に個人向けSOHO支援を目的とした専用コーナー「きらきらSOHOたち」を設置します。ここでは、SOHOを実践している個人の 事例紹介をはじめとしたさまざまな情報提供を行ないます。またClub IBMの会員同士の交流や情報交換の場である「メンバーズ・フォーラム」もあらたに開設し、サービス内容の強化を図っています。

 本日発表製品の標準価格および出荷予定日は以下の通りです。

Aptiva 10Jファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2165-0J5 オープン( ¥126,000) 1999年 6月 3日

(15インチCRT、K6-2 380MHz、64MBメモリー、6.0GB HDD、40X CD-ROM、イーサネッ ト、Super Office98)

  2165-0J4 オープン(¥205,000) 1999年 6月 3日

(14.1インチTFT、K6-2 380MHz、64MBメモリー、6.0GB HDD、40X CD-ROM、イーサネッ ト、Super Office98)

Aptiva 10Jファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2165-1J5 オープン(¥155,000) 1999年 6月 3日

(15インチCRT、K6-2 380MHz、64MBメモリー、6.0GB HDD、40X CD-ROM、イーサネッ ト、Excel&Word&Outlook)

  2165-1J4 オープン(¥234,000) 1999年 6月 3日

(14.1インチTFT、K6-2 380MHz、64MBメモリー、6.0GB HDD、40X CD-ROM、イーサネッ ト、Excel&Word&Outlook)

Aptiva 15Jファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2165-5J7 オープン(¥201,000) 1999年 6月 3日

(17インチCRT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、8.0GB HDD、40X CD-ROM、イーサネッ ト、Excel&Word&Outlook)

  2165-5J4 オープン(¥255,000) 1999年 6月 3日

(14.1インチTFT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、8.0GB HDD、40X CD-ROM、イーサネッ ト、Excel&Word&Outlook)

2165-5JT オープン(¥291,000) 1999年 6月 3日

(15インチTFT、K6-2 450MHz、64MBメモリー、8.0GB HDD、40X CD-ROM、イーサネッ ト、Excel&Word&Outlook)

Aptiva 15Jファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2171-4J7 オープン(¥266,000) 1999年 6月 3日

(17インチCRT、PentiumIII450MHz、64MBメモリー、8.0GB HDD、6X DVD-ROM、Excel&Word&Outlook)

Aptiva 15Jファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2171-8J7 オープン(¥311,000) 1999年 6月19日

(17インチCRT、PentiumIII500MHz、64MBメモリー、10.0GB HDD、6X DVD-ROM、Excel&Word&Outlook)

*カッコ内の価格は当社の通信販売であるIBM PC Direct価格(消費税別)です。

以 上

IBM、Aptiva、ViaVoice、はIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Microsoftは、Microsoft Corporationの登録商標。PC DirectはZiff Communication Companyの商標であり、IBM Corporationがライセンスを得て使用しています。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

<補足資料><補足資料>本日発表製品本日発表製品・・サービスの特長サービスの特長

Aptiva Eシリーズシリーズ 10J//11J//15Jファミリーファミリー

Page 221: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

容積比でマイクロタワー型の約60%とコンパクトなデスクトップ型デザインを採用しています。システム本体の縦置き用スタンドを標準で添付しており、自由 なレイアウトが可能になっています。

2つのPCI空きスロットを確保するなど、拡張性にもすぐれています。

00BaseTX/10Base−Tのイーサーネット機能をオンボードで搭載しています。SOHOや一般家庭などにおけるネットワーク構築に便利なほ か、ルーターなどの通信機器を経由してインターネットに接続するとこによって高速通信が可能になります。

音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98」のほか、ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK for ViaVoice 98」を初期導入しています。これらを組み合わせて利用することによって、快適な音声入力環境を提供します。

グラフィックス描画能力に優れた3DNow!テクノロジ AMD K6−2プロセッサ380MHz(10J/11J)または450MHz(15J)をそれ ぞれ採用しています。また、メモリーには標準64MB(最大256MB)のSDRAMを搭載するなどコスト・パフォーマンスにすぐれた基本仕様を採用していま す。

最大40倍速CD−ROMドライブとともに、ハードディスクには6.0GB(10J/11J)または8.0GB(15J)を搭載し、大量のデータを扱うマ ルチメディア用途などにも適しています。

10J/11Jファミリーでは15インチCRTディスプレイまたは14.1インチTFT液晶ディスプレイ(アドテックス社製)のいずれかを含んだ各2モデ ルを用意しています。また15Jファミリーでは上記2モデルに、15インチTFT液晶ディスプレイ・モデルを加えた3モデルの構成になっています。

最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵しているので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむこ とができます。

基本ソフトには、Windows 98を初期導入しています。また、ビジネス・アプリケーションには、10Jファミリーにロータススーパーオフィス98を、11J/15JファミリーにMicrosoft Excel 97/Word 98/Outlook 98をそれぞれ添付しています。

Aptiva Eシリーズシリーズ 54J//58Jファミリーファミリー

PentiumIIIに対応した音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98日本語版」とともに、ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK」を初期導入しています。

左右ボタンの中間にマウス・スティックを配置した「スクロールポイント マウスII」を採用しています。マウス・スティックの操作によって、マウス本体を 動かすことなく表示ウィンドウのスクロールができます。同製品は、従来のスクロールポイント マウスと比較して、大型キャップとスティック構造の改良によって、軽いタッチでの操作が可能になりました。

キーボードには取り外し可能なパームレストやボタンを押すだけであらかじめ登録したアプリケーションの起動ができるEZ(イージー)ボタンなどを配した 「ラピッドアクセス キーボードII」を採用しています。従来のラピッドアクセス キーボードと比較して、レイアウトや色使いを変更したことで、より使いやすくなりまし た。

上位機種の58JファミリーにはPetiumIIIプロセッサ500MHzを、54Jファミリーには450MHzをそれぞれ採用していま す。

最大6倍速のDVD−ROMドライブ(CD−ROM読み込みは最大32倍速相当)とともに、MPEG2ボードを必要としないソフトウェアDVDを標準搭載 しています。

ビデオ・カードには、AGPスロット用で3D画像の表示速度や画質などで高いパフォーマンスを発揮するS3 Savage4(AGP×2)を採用しています。ビデオ・メモリーには標準で8MBを搭載しています。

17インチCRTディスプレイが付属しています。

ハードディスクには58Jファミリーに10.0GB、54Jファミリーには8.0GBを搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア・ソフトなどの利用にも 適しています。

最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵しているので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむこ とができます。

メモリーには標準64MB(最大256MB)のSDRAMを搭載しています。

基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。 また、ビジネス・アプリケーションには、Microsoft Excel 97/Word 98/Outlook 98を添付しています。

個人向け個人向けPC保守サービス「保守サービス「 IBM PC Care」」

サービス・メニューおよび料金(消費税別)-1年保守:¥8,000-2年保守:¥13,800

IBM PC Careのサービスについて-機器の故障時の無償修理/交換(破損/紛失/盗難等、お客様責任による障害を除く)-本体保証期間内であればいつでも入会可-宅配によるお客様先までの機器の受け渡し

サービス対象製品-Aptiva Eシリーズ(10J/11J/15J デスクトップ・ファミリー、 54J/58J マイクロタワー・ファミリー)*付属ディスプレイがVLH製品の機種(IBM以外の保証書が添付の機種)の場合、本サービス対象は機器本体のみとなります

サービスの案内-インターネット:http://www.ibm.com/jp/jpccinfo/pccare/index.html

Page 222: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

サービスの受付-IBM PC Care受付けセンター:0570−018−018 受付時間 10:00-17:00 (土日祝日、年末年始、弊社創立記念日 除く)-1999年7月1日より受付開始

以 上

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最新版のデジタル画像編集ソフトを発表最新版のデジタル画像編集ソフトを発表[ プレス・リリース ]

1999年6月2日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は2日、自作のホームページや年賀状などで利用するデジタル画像を簡単に修正・加工(レタッチ)したり、大量のデジタ ル写真を効率よく整理し、楽しくおしゃれな「動く電子アルバム」を作成できる、低価格の統合レタッチ・ソフトウェアの最新版『デジカメの達人 2000』を発表しました。

 新製品は、Windows 95、Windows 98、WindowsNT に対応しており、価格(消費税別)は、12,500円、従来のデジ カメの達人 V1からのアップグレード版は6,800円です。また、ホームページ作成ソフト、ホームページ・ビルダーと組み合わせた「デジカメの達人2000トクトクパック2000」 も17,800円で発売します。

 デジカメの達人 2000は、これまで低価格のソフトウェアではなかったマウスによる画像の切り抜きや一括自動補正機能を新たに備えており、初心者でもプロ並みの画像処 理を行えます。連続写真からアニメーションGIFやAVIファイルの作成もでき、魅力的なホームページを作るための画像編集ツールとしても優れています。

 その他にも、PCに保存した画像を整理するアルバム機能やシール、インデックス形式での印刷機能を備えており、デジタルカメラで撮影した画像を様々な目的に簡単に活用す ることが可能です。例えば、次のような使い方があげられます。

・撮影した写真をデッサン風や水中写真風に仕上げるなど加工・修正する・画像を自分のホームページに貼り付ける・パソコン用のスクリーン・セーバーや壁紙として画像を利用する・画像を年賀状や案内状に印刷する・画像をプリクラのようにシール印刷する・大量の画像データをBGM付きで動きのある電子アルバムとして整理する・スライドショーを作成してプレゼンテーションに利用する

 デジカメの達人2000の主な機能は以下の通りです。

<製品の価格および出荷開始予定時期><製品の価格および出荷開始予定時期>

製 品 名製 品 名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

デジカメの達人2000 12,500円 1999年6月25日

デジカメの達人2000(アップグレード版) 6,800円 1999年6月25日

デジカメの達人2000トクトクパック2000 17,800円 1999年7月 2日

以 上

IBM、デジカメの達人、ホームページ・ビルダーは、IBM Corporationの商標。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。

デジカメの達人に関する最新情報は下記の日本IBMのホームページからご覧になれます。http://www.ibm.com/jp/sof tware/internet/dcmaster/

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役員の業務分担変更役員の業務分担変更[ プレス・リリース ]

1999年5月31日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は31日、本年6月1日付けの役員人事を発表しました。

業務分担変更業務分担変更:

 山本 和夫(現:専務取締役 - ストーレッジ・プロダクト生産担当)の業務分担を専務取締役 - テクノロジー・グループ マニュファクチャリング アジア・パシフィック担当に変更します。

以 上

Page 225: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

ノースノース・・カロライナカロライナ・・スーパーコンピュータースーパーコンピューター・・センターからセンターから1テラフロップスのテラフロップスのRS//6000  SPを受注を受注[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年5月28日

[ノース・カロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク5月19日(現地時間)発]

 IBMコーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は19日(現地時間)、「ノース・カロライナ・スーパーコンピューター・セン ター(NCSC:North Caroraina Supercomputer Center)」が、テラフロップス(毎秒1兆回の演算能力)の処理能力を持つスーパー・コンピューターとして、IBM の「RS/6000 SP」の導入を決定した、と発表しました。

 ノース・カロライナ州のコンピューター・サイエンス研究機関は、米国内だけでなく国際的にも極めて高い学術的評価を得ています。今回のRS/6000 SPの導入により、NCSCを利用する研究者は、アルツハイマー病の謎の究明、生命にかかわる不整脈の原因の特定、より効果的な治療法の開発、新素材の発見に結びつく特定 物質の構造分析による構造の改善や変更など、様々な問題の第一人者として、さらなる前進が期待できます。

 今回の発表により、ノース・カロライナ各地の大学(下記リスト参照)の研究者は、2,000万ドル相当のRS/6000 SPにアクセスできるようになります。RS/6000 SPは、1997年にチェスの世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフ氏と対戦し、歴史的勝利を収めたIBMのコンピ ューター「ディープ・ブルー」のテクノロジーを利用しています。

 今回のシステムは、IBMのUNIXであるAIX 上で稼動し、1999年第4四半期に出荷 を予定しています。システムは、専用高速スイッチに接続された320個の「POWER3」マイクロプロセッサーと1.45テラバイトのストレージから構成され、最高パフォ ーマンスは0.25テラフロップスになります。2000年末の完成時には、新型高速スイッチに接続された640個の「POWER3 −II」マイクロプロセッサーから構成され、1テラフロップスのパフォーマンスを達成する予定です。新しいスイッチは、ノード間の相互接続 帯域を140メガバイト/秒から2ギガバイト/秒に向上します。

 ノース・カロライナ・スーパーコンピューター・センターは、非営利組織MCNCの一部門です。この組織は協力関係にある企業、政府、教育機関に競争上優位をもたらすエレ クトロニクス、情報テクノロジー分野における先進設備や高度な知識を保持しています。

 NCSCに関する詳しい情報はNCSCのホームページ(http://www.NCSC.org)でご覧いただけます。また、IBM RS/6000SPに関する詳細情報は(http://www.ibm.com/servers) でご覧いただけます。

NCSCにアクセスする大学は以下のとおりです。アパラチアン州立大学、デューク大学、イースト・カロライナ大学、エリザベス・シティー州立大学、フェイエットビル(Fayetteville)州立大学、ノース・カロラ イナA&T州立大学、ノース・カロライナ・セントラル大学、ノース・カロライナ・スクール・オブ・アーツ、ノース・カロライナ州立大学、ノース・カロライナ大学アッシュビ ル校、ノース・カロライナ大学チャペル・ヒル校、ノース・カロライナ大学シャーロット校、ノース・カロライナ大学グリーンボロ校、ノース・カロライナ大学ペンブローク校、 ノース・カロライナ大学ウィリミングトン校、ウェイク・フォレスト大学、ウェスタン・カロライナ大学、ウィンストン・セーレム州立大学、その他NCコミュニティー・カレッ ジに属する単科大学および総合大学

以 上

IBM、AIX、DEEP BLUE、RS/6000、SPは、IBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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Page 226: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

パシフィックパシフィック・・ハイテック株式会社、ハイテック株式会社、Linuxソリューションの提供を促進に共同歩調を取ることで合意ソリューションの提供を促進に共同歩調を取ることで合意[ プレス・リリース ]

1999年5月26日

パシフィック・ハイテック株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

[ニューヨーク州ソマーズ、25日(現地時間)発]

 IBMコーポレーションとパシフィック・ハイテック株式会社(以下、パシフィック・ハイテック)は今日、パシフィック・ハイテックがLinuxディストリビューターとし て初めてデータベース製品のリーダーであるIBMのDB2 Universal Databaseを同社のTurboLinuxにバンドルして供給するパートナー契約に合意したと発表した。またこの契約により、オープン・ソース・ オペレーティング・システムであるLinuxの企業での利用を促進するために両社が共同で開発、マーケティング、教育と研修、そしてサポートの各業務を進めることにな る。

 ハイパフォーマンスLinuxの開発で環太平洋地域のリーダーであるパシフィック・ハイテックは北米市場での展開を広げており、同社にとって初めての大型パートナーとの 発表は、米国およびカナダ市場でのシェアの拡大に大きな後押しとなる。パシフィック・ハイテックはDB2 Universal Databaseを皮切りに、IBMの統合ミドルウェアと同社のTurboLinux製品をアジア、北米にあるルートを通じて販売することにな る。

 ソフトウェアのバンドルに加えて、IBMとパシフィック・ハイテックは“バーチャル開発ラボ(Virtual Development Lab)”を設立し、将来に向けてIBMの他のミドルウェア製品をTurboLinuxに移植してゆくための共同開発環境とすることにも合意した。これによりIBMのソフトウェアがTurboLinux上で適切に作動し、IBMのミドルウェア製品がTurboLinux市場へ迅速に提供可能となる。

 また、お客様の要望に対応し、IBMは24時間体制でTurboLinuxへの電話によるテクニカルサポートを行う予定で、使用方法に関する質問からより複雑な問題の解 決までカバーする。またIBMは必要に応じてパシフィック・ハイテック社のサポートリソースを使いTurboLinuxを使うお客様にテクニカルサポートを提供す る。

 パシフィック・ハイテックの社長/CEO、クリフ・ミラー氏は、「このパートナー契約はLinux全体にとって重要な前進といえるでしょう。なぜならばこの合意によって ハイパフォーマンスLinuxとエンタープライズ・アプリケーションが統合され、さらに世界で最大のIT企業による世界規模でのサポートが24時間受けられるからです」と 述べている。そして、「パシフィック・ハイテックが他よりも優位に立っているところは、Linuxにトップブランド商用ソフトウェアを統合させている所です。ですからエン ドユーザーやビジネスパートナーの方々にとって導入が簡単にでき、しかも価値の高い製品を提供することができるのです」と語っている。

 IBMはその主力ソフトウェア製品をLinuxに対応させていくことを表明しており、DB2 Universal Database、On-DemandServer、そして主要なウェブ・アプリケーション・サーバー製品である WebSphere などは既にβテストの最中である。また、Linux対応のAFSエンタープ ライズ・ファイル・サーバー、Java -basedエミュレーターのHost On-Demand 、そしてViaVoice の音声認識技術などは既に提供されてい る。Lotus Development Corp.もLotus Dominoでのサポートを予定している。今回のIBMとパシフィック・ハイテックとの間で結ばれたパートナー合意を通 してこれらの主要製品が今年中にTurboLinux対応予定である。

 IBMソフトウェア・グループのインテグレーテット・ソリューション・バイス・プレジデントのディック・サリバン氏は、「世界中の私どものお客様からLinuxソリュー ションについてのお問い合わせがあります。今回のパシフィック・ハイテックとの提携によって私どものお客様に、エンタープライズ・ソリューションをその他のオペレーティン グ・システムと同様のレベルの高いサポートとともにLinuxに対しても迅速に提供できます」と述べている。

 IDCの調査によると、Linuxユーザーの数は世界中で現在1,000万人以上。また同じくIDCの調査によると、1998年においてのLinux市場は212%の伸 びを示し、それは昨年販売された全サーバー・ハードウェア・ライセンスの18%を占めるという。

 IDCのリサーチマネジャー、ウィリアム・ピーターソン氏は、「私どもの予測では、この種のアプリケーションを備えていればこれから6~8ヶ月の間に、Linuxオペレ ーティング・システムがサーバー・アプリケーション部門でのシェアを広げるチャンスが十分にあると見ています。パシフィック・ハイテックのTurboLinuxにIBMの DB2 Universal Databaseを統合させるという今回の合意は、パシフィック・ハイテックにとってさらに充実したパッケージでのアプリケーション・サーバー市場への参入を可能にすることでしょう」と語った。

IBMについてについてIBMは世界最大のインフォメーション・テクノロジー企業で、80年もの間ビジネス・イノベーションをサポートするリーダーである。IBMはコンピュータ・システ ム、ソフトウェア、ネットワーク・システム、ストレージ・デバイス、マイクロエレクトロニクスなどを含む業界最先端のインフォメーション・テクノロジーを開発・製造してい る。ホームページはhttp://www.ibm.com(英語)を参照。

パシフィックパシフィック・・ハイテック株式会社及びハイテック株式会社及びTurboLinuxについてについてパシフィック・ハイテックは1992年に設立され、現在急速に成長を遂げているLinux開発販売会社。主力製品である

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Page 227: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

TurboLinuxは世界で100万コピー以上配 布されている。パシフィック・ハイテックはまた、環太平洋地域で圧倒的なシェアをほこるLinux配布元でもありそのシェアは50パーセントを超え る。TurboLinuxは日本で最も急速に成長しているLinuxオペレーティング・システムで、日経バイトによって1998年の「エディターズ・チョイス賞」に選ばれ ている。本社をサンフランシスコに持ち、そのほか東京、北京、そしてシドニーにオフィスを持っている。ホームページは(www.pht.co.jp)もしくは(www.turbolinux.com)(英語)を参照。

TurboLinuxはパシフィック・ハイテックの商標IBM、DB2、ViaVoice、WebSphereはIBMコーポレーションの商標Javaは米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標

Page 228: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

B5サイズサイズ・・ノートにフルサイズノートにフルサイズ・・キーボードを搭載キーボードを搭載[ プレス・リリース ]

1999年5月26日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は26日、厚さ26.6mm、重さ1.32KgのB5サイズのサブノートPC新製品「ThinkPad 240」を発表しました。コンパクトなB5サイズでありながら、タイピングのしやすいフルサイズのキーボードを搭載するなど、優れた操作性が特長です。

 また同時に、標準添付の拡張機構(ウルトラベース)を利用することで、携帯PCとしても省スペースPCとしても利用できる「ThinkPad 570」個人向け1モデルと、オールインワン型の「ThinkPad i Series(アイ・シリーズ)」2モデルを発表しました。ThinkPad 570は、本年4月に企業向けのモデルを発表しましたが、今回のモデルは標準でウルトラベースにCD−ROMドライブを装備しています。また、ThinkPad iシリーズでは現行モデルと比較して、14.1インチの大画面液晶ディスプレイを採用するとともにビデオ機能を強化、さらにDVD−ROMドライブ搭載モデルを用意しまし た。

 本日、これらの製品を発表したことで、すでに2月および4月に発表している最上位機種ThinkPad 600Eとあわせて、最新の個人向けノートPCのラインアップが完成し、携帯性重視型からデスクトップ機の代替機まで、お客様に対してより多様な選択肢を提供することがで きるようになります。

 本日発表した製品の概要は以下の通りです。

ThinkPad 240((2モデル)モデル) 厚さ26.6mm、重さ1.32KgのB5サイズのサブノートPCです。当社大和研究所のテクノロジーを結集し、軽量、コンパクトなボディにタイピングのしやすいフルサ イズのキーボードを搭載しました。従来、当社のサブノートPCが日本国内のみの販売であったのに対し、北米でも販売されるので、あらたにハードウェア国際保証対象機種(注 1)となっています。

 また、コンパクトなデザインでありながら、シリアル、パラレル、赤外線通信、USBなどの周辺機器用各種ポートをすべて標準装備した当社のサブノートPCの特長を踏襲し、これによってポートリプリケーターなどを用いることなくデスクトップPCと同 等の拡張性を提供します。

 モバイルCeleron プロセッサ 300MHz、このクラスでは大容量の6.4GBハードディスク、標準64MBメモリー(最大192MBまで拡張可能)、10.4インチのTFT液晶ディスプレイ、高速モ デム機能などを搭載しています。バッテリー駆動時間は約1.9時間ですが、オプション製品の大容量バッテリーを利用することによって約4時間の駆動時間を実現しま す。

 ThinkPad 240は、基本ソフトにWindows 98またはWindows 95を初期導入した2モデルを用意しています。

ThinkPad 570((1モデル)モデル) 標準で付属しているウルトラベースを使用することでオールインワンの省スペースPCとしても利用できる、厚さ28mm、重さ1.83Kgの携帯性に優れたスリム・軽量ノ ートPCです。

 最新のモバイルCeleronプロセッサ 366MHzを採用、標準64MBメモリー(最大192MBまで拡張可能)、6.4GBハードディスク、13.3インチの TFT液晶ディスプレイ、最大24倍速CD−ROMドライブ(ウルトラベースに内蔵)、高速モデム機能などを搭載しています。バッテリー駆動時間は約3.0時間を実現して います。基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。

ThinkPad i Series((2モデル)モデル) CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスクの3ドライブを本体内に内蔵するなど、デスクトップPCと同様の機能をすべて詰め込んだ家庭向け専用ノートPCです。電源ボタンを押すだけでシステムを終了させるセーフ・オフ・ユーティリティー機能に代表される使いやすさを追求した製品設計が特長です。

 本日発表した2モデルは、4月に発表した現行モデルと比較して、液晶ディスプレイのサイズを13.3インチから14.1インチへ拡大したほか、標準2.5MBのビデオメ モリーを搭載し、ディスプレイの解像度や表示能力が強化されたビデオチップを採用しています。本体は、ディスプレイの大型化にあわせて、高性能ステレオ・スピーカーをディ スプレイ脇に配置したデザインを採用しています。

 モバイルPentium IIプロセッサ 366MHzまたはモバイルCeleronプロセッサ 366MHzを採用し、標準64MBメモリー(最大256MBまで拡張が可能)、6.4GBまたは4.8GBハード ディスク、高速モデム機能を搭載しています。また、PentiumIIモデルには最大2倍速DVD−ROMドライブ、Celeronモデルには最大24倍速CD−ROMド ライブをそれぞれ内蔵しています。基本ソフトにはWindows98を初期導入しています。

「「PC DOCK 」」ThinkPad向け新サービスについ向け新サービスについ てて ThinkPad 235でご好評をいただいていたエキスパート・ユーザーを対象にした英語版キーボードへの交換サービスを、ThinkPad 240でも行ないます。このサービスは全国約100ヶ所に設置している当社のPCサービス・ステーション「PC

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Page 229: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

DOCK」において提供します。

 また、同じく「PC DOCK」のサービスとして、ThinkPadをお使いのお客様を対象に従来から実施してきた「ハードディスク・アップグレード・サービス」を6月 上旬より拡充します。新たにThinkPadiシリーズで10GBの、ThinkPad 235で6.4GBのアップグレード・サービスをメニューに追加します。

 これらのサービスの詳細や価格などについては、後日当社のインターネットのホームページなどで告知する予定です。

 なお、本日発表した製品はすべてオープン価格です。IBM(R)PC Direct(当社の通信販売)価格(消費税別)および出荷開始予定日は以下の通りです。

(ThinkPad製品)

(ThinkPad製品製品 )

製品名製品名 型番型番 IBM PC Direct価格価格 出荷開始予定日出荷開始予定日

ThinkPad 240 2609-21J ¥239,000 1999年6月26日

  (モバイルCeleron300MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、56K Modem、10.4 TFT、Win98)

ThinkPad 240 2609-25J ¥239,000 1999年6月26日

  (モバイルCeleron300MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、56K Modem、10.4 TFT、Win95)

ThinkPad 570 2644-AA7 ¥329,000 1999年5月29日

  (モバイルCeleron366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、56K Modem、13.3 TFT、Win98)

ThinkPad i Series 2611-456 ¥271,000 1999年5月29日

  (モバイルCeleron366MHz、64MB SDRAM、4.8GB HDD、56K Modem、14.1 TFT、Win98)

ThinkPad i Series 2611-476 ¥345,000 1999年5月29日

  (モバイルPentiumII366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、56K Modem、14.1 TFT、Win98)

(オプション製品オプション製品 )

製製 品品 名名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

ThinkPad240 大容量バッテリー 02K6580 ¥22,000 1999年6月26日

ThinkPad i Series Li-Ionバッテリー 02K6576 ¥22,000 1999年6月 1日

ThinkPadキャリング・ケース(トラベル・ライト) 01K1258 ¥ 9,800 1999年5月26日

ThinkPadキャリング・ケース(エグゼクティブ) 01K1179 ¥19,800 1999年5月26日

以 上

(注1) ハードウェア国際保証対象機種:お客様がIBM PCを購入された国だけでなく、他国に持ち込んだ場合でも、オリジナルの保証期間に限り、購入された国において 提供されるサービスと同等のサービスを受けられるものです。対象はハードウェアのみになります。なお、同サービスが提供される国は限定されております。IBM,ThinkPad,PC DOCKはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Pentium,CeleronはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windowsは、Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

ThinkPad 240(2609−21J/25J)

B5サイズ、厚さ26.6mm、軽量1.32Kgのコンパクト・ボディで携帯に適しています。持ち上げやすく落下時の衝撃を緩和するC面カットデザインを 採用するとともに、ボディの色はThinkPadカラーであるブラックを基調にして、パネル部分にメタリック処理を施しています。

タイピングがしやすいフルサイズのキーボードを搭載し、優れた操作性を実現しています。

当社のサブノートPCで、はじめての国際保証対象機種となっています。

シリアル、パラレル、ディスプレイ、USBなどの周辺機器用のポートをすべて装備し、デスクトップPCと同等の拡張性を有していま す。

モバイルCeleronプロセッサ 300MHzを採用しています。

メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で192MBまで拡張が可能です。

6.4GBのハードディスクを搭載しています。

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全モデルに通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモデム機能を内蔵しています。このモデムでは、コミュニケーションに特化した新しい PCI規格であるMiniPCIを採用しています。

10.4インチのTFT液晶ディスプレイを採用しています。

バッテリー駆動時間は、約1.9時間を実現しました。また、オプション製品の大容量バッテリーを利用することで、約4時間の利用が可能になっていま す。

ノートPCとしてのさまざまな利用環境や状況を想定した、過酷な耐久テストを実施しています。これをクリアすることによって、外部からの衝撃やストレスで システム内部が損傷しにくい、十分な堅牢性と信頼性を実現しました。

基本ソフトにはWindows98(21J)またはWindows95(25J)を初期導入しています。

ThinkPad 570((2644−AA7))

厚さ28mm、重さ1.83Kgの薄型・軽量のボディを採用し、携帯に適しています。持ち上げやすく落下時の衝撃を緩和するC面カットデザインを採用するとともに、ボディの色はThinkPadカラーであるブラックを基調にして、パネル部分にメタリック処理を施しています。

CD−ROMドライブを搭載したウルトラベースを標準で付属し、オールインワンPCとして利用することができます。CD−ROMドライブは、オプション製品であるDVD−ROMドライブ、Zipドライブ、スーパー・ディスク(LS−120)などのいずれかひとつと交換装着できるウルトラスリム・ベイに搭載されています。

ウルトラベースは、電源投入時でも本体との着脱が可能(注1)です。

最新のモバイルCeleronプロセッサ 366MHzを採用しています。

メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で192MBまで拡張が可能です。

アップグレード可能な6.4GBのハードディスクを搭載しています。

全モデルに通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモデム機能を内蔵しています。このモデムでは、コミュニケーションに特化した新しいPCI規格であるMiniPCIを採用しています。

大画面で見やすい13.3インチのTFT液晶ディスプレイを採用しています。また、使いやすさで定評のあったThinkPad 600のキーボードをさらに改良した、広いパームレスト付きのフルサイズ・キーボードを採用するなどすぐれた操作環境を提供しています。

2.5MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagicMagicMedia 256AVを採用しています。解像度1,024ドット×768ドットで1,677万色表示が可能です。

キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。センターボタンを押す事によってマウスのアイコンが変化するようになり、より使いやすくなっています。

バッテリー駆動時間は、約3.0時間を実現しました。

SoundBlaster Pro互換のサウンド機能を内蔵しています。キーボードで行なうボリューム調節を15段階にし、きめ細かい調整が可能になりました。

すべてのデバイスをPCI経由で接続することにより、IRQを考慮する必要が無くなり、ユーザビリティが格段に向上しています。

ノートPCとしてのさまざまな利用環境や状況を想定した、過酷な耐久テストを実施しています。これをクリアすることによって、外部からの衝撃やストレスでシステム内部が損傷しにくい、十分な堅牢性と信頼性を実現しました。

基本ソフトにはWindows98を初期導入しています。

(注1)Windows NT環境ではThinkPadの電源を切ってからの着脱になります。

ThinkPad i Series((2611−476/456))

CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、モデム、スピーカーなど必要な機能を内蔵した使いやすいオールインワン設計で、家庭内で場所を取らず に設置できます。スピーカーをディスプレイ脇に配置したデザインを採用しています。

14.1インチの大画面XGA TFT液晶ディスプレイを採用しました。

2.5MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagicMagicMedia 256AVを採用しています。解像度1,024ドット×768ドットで1,677万色表示が可能です。

モバイルPentiumIIプロセッサ 366MHz(476)またはモバイルCeleronプロセッサ366MHz(456)を採用しています。メモリ ーには、標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で256MBまで拡張が可能になっています。

6.4GB(476)または4.8GB(456)の大容量ハードディスクを搭載しています。

ViaVoice98とともに、ジャストシステム社の日本語変換システムであるVoiceATOKを初期導入しており、声による文章入力やパソコン操作を 楽しむことができます。

電源ボタンを押すだけで、システムを正常に終了させる「セーフ・オフ ユーティリティー」機能、キーボードの特定のキーにあらかじめ登録しておくことによ って、簡単にプログラムを起動することのできる「ショートカット・ユーティリティー」機能を搭載するなど初心者の利用に配慮しています。

Page 231: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

最大24倍速CD−ROMドライブ(456)または最大2倍速DVD−ROMドライブ(476)、高性能ステレオスピーカー4基を標準搭載したほか、CD 再生ボタンを本体前面に設置しました。

広いパームレストを確保したタイピングのしやすいフルサイズ・キーボードを採用しています。また、キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版 TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。センターボタン を押す事によってマウスのアイコンが変化するようになり、より使いやすくなっています。

基本ソフトにはWindows98を初期導入しました。また、アプリケーション・ソフトウェアにはインターネット、マルチメディア、オフィス、ユーティリ ティなどの各分野のソフトが20数種類同梱または初期導入されています。

以 上

Page 232: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

ディープディープ・・コンピューティングコンピューティング・・インスティチュートを設立インスティチュートを設立[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年5月25日

[米国ニューヨーク州ヨークタウン・ハイツ5月24日(現地時間)発]

 IBM ( 本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー )は、24日( 現地時間 )、業界・学界の専門家を結集し、ビジネスおよび科学上の非常に困難な問題に取り組むための研究機関とし て、2900万ドルを投入して「ディープ・コンピューティング・インスティチュート( Deep Computing Institute )」を設立する、と発表しました。

 「ディープ・コンピューティング」は、膨大な計算と非常に高度なソフトウェア・アルゴリズムを組み合わせ、従来の情報技術では解決できなかった問題に対処する、スーパー コンピューター規模の計算処理を意味するものです。ディープ・コンピューティングには最適化、シミュレーション、ビジュアル化、高度なパターン・マッチングと検出などの技 術があります。

 IBMは「パーベイシブ・コンピューティング」と共に、ディープ・コンピューティングが、e−businessを次の段階へとステップアップさせる、主要な2大テクノロ ジーのひとつになると位置づけています。

参加する企業、学界、および政府研究所参加する企業、学界、および政府研究所 ディープ・コンピューティング・インスティチュートは、大学、政府研究所、企業の代表者で構成される諮問委員会によって運営されます。IBMでは、航空会社のスケジュー リングなど複雑な環境下における人員配置計画から、精密な気象パターンのモデリング等のディープ・コンピューティング・プロジェクトの最初の共同研究を、ニューヨーク、ア ルマデン、オースチン、東京、チューリッヒ、ハイファ、北京、ニュー・デリーの各研究所に擁する120名以上の研究者と技術者で行っていく予定です。日本アイ・ビー・エ ム 東京基礎研究所では高度な組み合わせ最適化問題や計算生物学や高性能チップの開発とその応用やインターネット上の経済問題などの分野で積極的に参画していく予定で す。

 インスティチュートのディレクターには、IBMリサーチ数理科学ディレクターのウィリアム・R・プリブランク博士が就任します。また、日本アイ・ビー・エムの理事で東京 基礎研究所所長の岩野和生博士がこのインスティチュートのIBMでのカウンシルメンバーとして参加します。

インスティチュートがオープンインスティチュートがオープン・・ソースソース・・コードのビジュアル化ソフトウェアをリリースコードのビジュアル化ソフトウェアをリリース インスティチュートでは、特定の研究プロジェクトに加え、ディープ・コンピューティングに関する議論、実験、開発を促すための一連の作業を行ないます。このイニシアチブ の一貫として、オープン・ソースが可能なことを利用して「IBM Visualization Data Explorer」をリリースします。本製品は、データ解析と 3D表現の作成に使用できる、パワフルなソフトウェア・パッケージです。Data Explorerとソース・コードは米国時間で5月26日より( http://www.research.ibm.com/dci/software.html )からダウンロード可能になる予定です。

 また、インスティチュートではその他の活動として、他のソフトウェア・ツールとプログラム・ライブラリーのリリース、会議とシンポジウムの主催およびインターネットを通 じた問題解決のためのリソースを提供するディープ・コンピューティング・サービスの確立を計画しています。

ディープディープ・・ブルーの遺産ブルーの遺産 「ディープ・コンピューティング」という言葉は、1996年にチェスの世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフ氏と対戦し、勝利を収めたIBMのコンピューター、「ディー プ・ブルー」に由来します。このチェス・プロジェクトは、コンピューティング・テクノロジーの開発にとって画期的な進歩でした。グランドマスター・レベルのチェス競技にお ける非常に複雑な問題を解決することで、数学的アルゴリズム、プログラミング技術、コンピューティング・パワーが、初めて結合されたのです。

研究所の諮問委員会メンバー研究所の諮問委員会メンバー●シドニー・カリン博士( Dr. Sidney Karin )アドバンスト・コンピューター・インフラストラクチャーのための国内協力機関( NPACI:National Partnership for AdvancedComputational Infrastructure )ディレクター、カリフォルニア大学サンディエゴ・スーパーコンピューター・センター(SDSC:San Diego Supercomputer Center )ディレクター

●ケン・ケネディ博士 ( Dr. Ken Kennedy )ライス大学パラレル・コンピューテーション研究センター( Center for Research on Parallel Computation, Rice University )ディレクター

●トーマス・L・マグナンティ教授( Professor Thomas L. Magnanti )マサチューセッツ工科大学工学部、学部長

●ロバート・マーク博士( Dr. Robert Mark )カナダ帝国商業銀行( Canadian Imperial Bank of Commerce )、企業財務/リスク・マネジメント、エグゼクティブ・バイス・プレジデ ント

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Page 233: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

●ジョージ・モア博士( Dr. Jorge More )アルゴンヌ国立研究所、数学/コンピューター・サイエンス部門、上級コンピューター科学者

●マニュエル・C・ピーチ博士( Dr. Manuel C. Peitsch )GlaxoWellcome Research and Development、GlaxoWellcome Experimental Research S.A.社長、科学計算世界ディレクター

●クリス・サンダー氏( Mr. Chris Sander )ミレニアム・プレディクティブ・メディシン社( Millennium Predictive Medicine, Inc. )チーフ・サイエンス・インフォメーション・オフィサー、マサチューセッツ工科大学ゲノム研究センター( MIT Center for Genome Research )客員教授

●ギャリー・スメイビー氏( Mr. Gary Smaby )Smaby Group, Inc.、CEO兼主席アナリスト

●ビビアン・M・ステファンソン氏( Ms. Vivian M. Stephenson )Dayton Hudson Corporation、Executive Vice President 兼 CIO

●リック・スティーブンス博士( Dr. Rick Stevens )アルゴンヌ国立研究所、数学/コンピューター・サイエンス部門、部門長、シカゴ大学コンピューター・サイエンス学部教授 

●コリン・ホワイト( Colin White )DataBase Associates International, Inc.、創設者

●ジョン・C・ウーリー( John C. Wooley )生物・環境研究所( Office of Biological and Environmental Research )健康・環境研究所( Health and Environmental Research )、副アソシエート・ディレクター

ディープ・コンピューティング研究所のホームページは、( http://www.research.ibm.com/dci )でご覧いただけます。当研究所の本部は、米国ニューヨーク州ウエストチェスター郡のトーマス・J・ワトソン研究所にあります。また、東京基礎研究所に関する情報は、東京基礎研究所のホームページ、( http://www.trl.ibm.co.jp )でご覧いただけます。

以 上

IBM、DEEP BLUEはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

Page 234: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

従来モデルの従来モデルの6倍の処理能力を持つスイッチング倍の処理能力を持つスイッチング・・ハブハブ[ プレス・リリース ]

1999年5月25日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は25日、e−ビジネスの基盤となる高速の部門LAN(Local AriaNetwork)を、低コストで構築するイーサネット・デスクトップ・スイッチ(スイッチング・ハブ)製品群に、従来モデルの約6倍となる毎秒950万パケッ ト(pps)の処理能力を持つ最上位モデル「IBM 8275 Nways イーサネット・デスクトップ・スイッチ モデル416(以下 8275モデル416)」を発表しました。

 情報システムの優劣が企業の競争力を直接左右する現在、部門LANなどのネットワーク・システム基盤の構築は、生産性向上や競争力強化のために必要不可欠です。しかしな がら、LAN構築後に、情報量の急増によりパフォーマンスが低下し、運用管理のコスト増大が課題となることもあり、小規模オフィス向けのLAN製品から、大規模ネットワー ク向けのATMスイッチまで、スイッチ製品の高機能化への要望が大変高まっています。

 8275モデル416は、高速部門LANを低価格で実現する、簡便なデスクトップ・タイプのスイッチング・ハブ「8275シリーズ」の最上位モデルで す。16個の10/100イーサネット・ポートを標準装備し、ギガビット接続や光ファイバー接続用の拡張スロットを2つ搭載しています。また、従来モデルの約6倍となる毎 秒950万ppsの処理能力を持ち、従来モデルの2倍となる毎秒10ギガビット(10Gbps)の高速バックプレーンを内蔵し、ワークグループ・スイッチとして業界最高ク ラスのパフォーマンスを実現しています。

 これらの高性能を利用することにより、例えば、フロア全体に10/100イーサネットLANを構築し、バックボーンと複数のサーバーに、ギガビットで高速接続できるよう になります。また、レイヤー3機能により、IPアドレスを自己学習して(注)ルーターの処理を行うこともできます。このため、中規模から大規模のLAN環境でも充分に対応 しながら、高速部門LANを低価格で構築できます。

 また本日同時に、中規模ネットワーク用の高機能ルーター「IBM2212 Nways アクセス・ユーティリティー」による音声・データ統合をより柔軟に幅広く適用するための新製品として「IBM 9783 音声制御装置」を発表しました。同製品は、本社などの拠点でルーターとPBX(構内交換機)間に配置し、音声圧縮処理や中継交換を行う音声制御装置で す。電話番号をフレームリレーの宛先に変換することにより、音声データをデジタル形式のまま中継できるので、遅延などによる品質劣化を抑えた伝送が可能です。アナログ、デ ジタルPBX両方の接続をサポートし、1台で最大24のデジタル音声チャネルを収容できます。

●8275モデル416の製品概要は次の通りです。

-  16個10/100BasebTxポート(標準装備)-  ビガビット接続や光ファイバー用の2つの拡張スロット-  オプション・モジュール(拡張スロットに挿入して使用)-  2ポート ギガビット(1000BaseSx)-  8ポート 10/100BaseTx-  8ポート 100BaseFx (MT-RJコネクター)-  4ポート 100BaseFx (MT-RJコネクター)-  10Gbpsのバックプレーン内蔵(従来モデルは5Gbps)-  950万ppsの処理能力(従来モデルは160万pps)-  レイヤー3サポート:IP自己学習機能により隣接ルーターの処理をオフロード-  802.1p&Q:VLAN、QoS(優先制御機能)に対応-  フロー制御機能:ふくそう時のパケット損失を回避-  装置を最大4台まで連結して使用できるスタック機能

本日発表製品の価格と出荷開始予定時期は以下のとおりです。

製    品    名製    品    名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM 8275 Nways イーサネット・デスクトップ・スイッチ モデル416 458,000円 1999年 6月25日

IBM 9783 音声制御装置 735,000円 1999年 6月18日

以 上

(注)IP自己学習機能:隣接ルーターにアクセスした時点でネットワークの経路情報を学習し、以後のルーティング処理をルーターに代わって高速に実行するレイヤー3機能。これにより、ルーターの負 荷を軽減させ、ネットワークのパフォーマンス低下を抑えることが可能になる。

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IBM、Nwaysは、IBM Corporationの商標。

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ビジネスビジネス・・パートナー向け新プログラム「パートナーワールド」パートナー向け新プログラム「パートナーワールド」[ プレス・リリース ]

1999年5月25日

 IBMコーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長)は24日(現地時間)、ビジネス・パートナー向けのマーケティングプログラ ム「パートナーワールド(PartnerWorld )」を発表しまし た。

 このプログラムは、ビジネス・パートナーが新しいビジネスの機会を創出できるようにするとともに、製品、サービス、テクノロジー、リースに代表される金融支援等を活用 し、お客様にe−ビジネス・ソリューションを提供できるようにするためのプログラムです。

 パートナーワールドは、ビジネス・パートナーが6000億ドル(約70兆円)のe−ビジネスの市場ニーズに応えるため、現在別体系にてそれぞれ実施されている製品、サー ビス、金融支援、テクノロジーのオファリング、すなわちインセンティブ、セールス・マーケティング・サポート、教育、テクニカル・サポート、金融支援等へのご支援を共通の 体系にすることにより、ビジネス・パートナーがIBMとの協業を促進することをより一層容易なものにします。

 パートナーワールドは全世界で導入され、全ビジネス・パートナーに対して次の共通の施策を実施していきます。

プレミア、アドバンス、メンバーのメンバーシップ制度:-ビジネス・パートナーの事業分野にかかわらず、共通に適用されます。

シングルエントリーの情報インフラ:-IBMの貴重な情報、サポートツールを入手するため大きな役割を果します-このインフラを活用しIBMと協業したWebビジネスも可能となります。

共通のリレーションシップ契約:-IBMのハードウェア、ソフトウェア、サービス、ファイナンスサービス それぞれに対するリレーションシップ契約を共通化します。

 ビジネス・パートナーはパートナーワールドに参画することにより、e−ビジネス・マーケティング・キャンペーンからより一層のベネフィットを享受することができます。こ のベネフィットは、IBMの施策実施に対してビジネス・パートナーがどの程度取り組んだかによって、プレミア・アドバンス・メンバーのいずれかに属します。パートナーワー ルドは一部ですでに導入が始っており、来年にかけて段階的に導入される予定です。

 パートナーワールドは、現在の50種以上のビジネス・パートナー向けプログラムを統合しますが、既存のプログラムでも特別な分野をターゲットとし、強みを発揮していたプ ログラムはそのまま継続されます。現在、既存プログラムの多くはそれぞれ独自のプログラム体系、資格基準、取引条件になっており、それぞれ独自の登録基準のWebサイトに よってサポートされています。この発表によってビジネス・パートナーはより一層IBMとの協業が容易なものとなります。また、IBMの製品、サービスを販売している既存の ビジネス・パートナーに対する認定はそのまま継続されます。

 「市場が単一のテクノロジーのみに注目していた時代には、別々に実施されていた個々のビジネス・パートナー・プログラムは最善かつ最速の手段でした。」と、IBMグロー バル・ビジネス・パートナーズのイアン・ボナー・マーケティング担当バイス・プレジデントは語っています。「ソリューションを重視したビジネス展開を行い、e−ビジネスに おいてIBMがリーダーシップを発揮するためには、ビジネス・パートナー向けプログラムを統合し、ビジネス・パートナーが私たちと仕事をし易くすることが必須となりま す。 そうすることによって、ビジネス・パートナーはe−コマース、ERPのようなより大きな価値をお客様にもたらせるような新規のソリューションをお客様にお届けすることが容 易になるのです。」

 パートナーワールドは、各ビジネス・パートナーの事業分野に応じて柔軟に対応できるように構成されていると同時に、IBMの全製品とサービスをサポートしている既存のプ ログラムの良いところも取り入れています。ビジネス・パートナーが柔軟に対応できるようIBMは次に述べる4つのトラックにてビジネス・パートナーをサポートし、ビジネ ス・パートナーは、自社の事業分野とIBMとのリレーションに基づき、選択できます。

 その内、3つのトラックはIBMテクノロジーをサポートします。1つ目は、パーソナル・コンピューターとその関連製品、2つ目はIBM、ロータス、チボリ、コア・ポイン ト・テクノロジーのソフトウェア製品、3つ目はサーバー、ネットワーキング、ストレージ、POS製品です。4つ目のトラックは、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)を 含め、お客様の課題に対応するアプリケーション・ソフトウェアおよびサービスを開発、流通、販売するソリューション・デベロッパーをサポートします。なお、サービスはそれ ぞれのトラック上にて統合的にサポートされます。

 現在のビジネス・パートナー向けプログラムは、ある1つの製品ブランドに特化したサポートが提供されていますが、この新しいトラックの考え方の導入により、ビジネス・パ ートナーは各トラック上の製品等のオファリングを統合的に活用し、e−ビジネス・ソリューションを要求されるお客様のニーズに対処することで、新たなビジネスチャンスを獲 得できます。

 IBMは最近、パートナーワールドのプログラム体系を支えるいくつかの施策を発表しました。例えば、IT産業の中でも最も急速に成長している分野の1つに特化したインタ ーネット・サービス・プロバイダーのための施策、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)向けの、コア・ポイント製ソリューションを提供するための施策、 中小企業のニーズ

TM

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に応えるためにパッケージされたIBMハードウェア、ソフトウェア、ファイナンス・ソリューションを販売するための施策、IBM製品およびサービスを統合 する新しいeコマース・ソリューションの販売キャンペーンなどです。また、ERPのソリューションや、Webを利用してビジネスを行うためにnet.commerceをす ぐに始められるソリューションを、ビジネス・パ ートナーを通じて提供していくことを発表しています。

 「2002年までに、お客様はe−ビジネスのテクノロジー、サービス、ソリューションに6,000億ドル(約70兆円)を費やすとIBMは予想しています。45,000 社のIBMビジネス・パートナーは、こうしたソリューションを開発し、市場に提供する上で非常に重要な役割を担っています」「私たちは、ビジネス・パートナー独自のオファ リングとIBMのハードウェア、ソフトウェア、サービス、金融支援を組み合わせたe−ビジネス・ソリューションをお客様に容易に提供できるようにすることで、パートナー各 社の収益拡大に貢献するよう努めていきます」

 1999年から2000年までに次のプログラムが発表される予定です。

ヨーロッパ、アジア、ラテン・アメリカで、システム、ストレージ、ネット ワーキング、サービスを提供するビジネスパートナーに向けて当該プログラムを導入します。

シングルエントリーの情報インフラ:-IBMの貴重な情報、サポートツールを入手するため大きな役割を果します-このインフラを活用しIBMと協業したWebビジネスも可能となります。

パートナーインフォを、ウェブへと変換する際、その機能やコンテンツを拡充し、IBMの先進的なe−ビジネスWebサイトへエントリーする際のシングル・ ポイントを提供いたします。新ウェブは、全世界ビジネス・パートナー向けに120の既存のWebサイトを統合し、複数の登録プロセスを一元化します。ビジネス・パートナー はこのWebサイトをとおしてe−コマースを実現することができます。

教育、トレーニング、ソリューションロードマップなどその他スキル開発関連の資料へのWebアクセスを強化します。

現在のソフトウェアパートナープログラムとロータス・プログラムを1つのプログラムトラックに統合します。

以 上

発表についての詳しい情報はhttp://www.ibm.com/PartnerInfoでご覧いただけま す。

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音声認識ソフトウェアをさらに親しみやすく音声認識ソフトウェアをさらに親しみやすく[ プレス・リリース ]

1999年5月21日

日本アイ・ビー・エム株式会社株式会社ジャストシステム

  日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は21日、自然な話し方で音声を認識できるソフトウェアを強化し、さらに便利にパソコンを利用できるようにし た『ViaVoice (ビアボイス)98 日本語版 Friendly Speak(以下フレンドリー・スピーク)』を同日より出荷開始したことを発表しました。

 本日発表のフレンドリー・スピークは、お客様からのご要望に応え、最先端の音声認識技術を活用している「ViaVoice98」に、同梱されるボーナス・パックとマイク ロフォンに様々な強化機能を追加し、従来と同価格で提供しています。特に、インターネットを簡単に音声操作で楽しめる「声で簡単インターネット」では、株式会社ジャストシ ステム(社長・浮川和宣)の協力により、同社のプロバイダー・サービス「JustNet」へ複雑な設定をすることなく、登録できるようにしました。当社のテストでは数分で 登録完了するケースもあり、音声入力によるネットサーフィン、電子メールとあわせて、キーボードのタッチ数を一般的な方法の約1/6にまで減らしました。さらに、入会金と 入会後最大2ヶ月間は無料でJustNetを利用でき、簡単かつ手軽にインターネット を楽しむことが可能となりました。また、使い方を詳しく説明したビデオ・マニュアルも含まれています。

 その他の機能強化として、電子メール、インターネット上の掲示板やチャットなどで、感情を表現する際に頻繁に使用される「顔文字」を、音声で入力できる機能を追加してい ます。約180の顔文字入力用マクロが登録されており、入力する音声と画面に表示される顔文字は例えば以下のようなものです。

かおもじあーん :^0 ̂アーーーーーーン

かおもじわーい :\(^0 )̂/

かおもじにこ (*^_^*)

かおもじねてる (-_-)zzz

 また、Intel の最新高性能プロセッサー「Pentium III」に対応したアップグレード・キットや、ジャストシステムの日本語変換システ ム「ATOK12」に、音声対応機能を追加する「VoiceATOK エクステンション」もパッケージされているため、より高速かつ便利に音声認識技術を利用することができます。

 また、付属のマイクロフォン(NC-60型)も、ノイズ除去機能や手元操作でマイクのオン/オフを切り替えられるミュート(消音)スイッチが追加され、さらに高機能にな りました。なお、新マイクロフォン・キットだけを、旧製品であるVoiceType や ViaVoice GOLDで利用することも可能です。

 本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。

製製 品品 名名 価格価格 (税別税別    出荷開始日出荷開始日

ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak 18,000円   1999年 5月21日

ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak 学割パック 12,000円   1999年 5月21日

ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak マイクロフォン・キット 7,600円   1999年 5月21日

 なお、フレンドリー・スピーク発表キャンペーンを、本日から23日までの3日間、JR秋葉原駅頭をはじめ、都内各地で開催しています。

以 上

IBM、ViaVoice、VoiceTypeは、IBM Corporationの商標Intel、PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標その他の社名および製品名は各社の商標または登録商標

ViaVoiceの詳細については、下記のホームページをご覧ください。http://www.ibm.com/jp/voiceland/

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銅配線技術を採用した銅配線技術を採用したS//390 G6サーバーを発表サーバーを発表[ プレス・リリース ]

1999年5月19日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は19日、e−ビジネス時代の企業システムの要となる当社の大型並列サーバー、システム/ 390 (S/390)の新製品「S/390並列エンタープライズ・サーバーG6(S/390 G6)」を発表しました。出荷は本年6月から開始する予定です。ま た、現行のS/390並列エンタープライズ・サーバー G5を新製品の下位機種と位置づけ、S/390 G6と共に引き続き販売していきます。

 新製品は、サーバー製品として初めて銅配線技術を採用した「CMOS 7S」(相補型金属酸化膜半導体)プロセッサーを搭載しています。小型化、軽量化、省電力化を実現 した新プロセッサーは1プロセッサーあたりの処理能力で、201MIPSを実現しています。この性能は現行モデルのG5と比較して処理能力で50%向上しています。また、 プロセッサーを12個搭載した最上位モデル(モデルZZ7)の場合、1システムあたりの処理能力は1,614MIPSを達成しています。現行モデルのG5の場合は最上位モ デルが1,040MIPSであったため、1システムあたりの処理能力も大幅に向上しました。

 また、SAP社と米国IBMは米国時間本年5月3日、従来のSAPデータサーバーに加えて、SAPアプリケーション・サーバーのS/390対応を本年中に出荷開始するこ とを発表しました。当発表に基づき、SAPジャパン株式会社(社長・中根 滋)と当社は、今後、日本語版の開発を計画していくことで合意しました。

 当社では、S/390の今後の利用形態として、従来のオンライン・トランザクションやバッチ処理を中心にした基幹業務に加えて、ERP、SCM、CRM、ECといった新 たなアプリケーションの構築を推進しています。このような新たなアプリケーションを構築するために、S/390は、処理能力の一層の強化に加えて、広範な拡張性、連続可動 性などを提供しています。これらの実績としては、トヨタ自動車株式会社のロータス ノーツ/ドミノを利用したユーザー数3万人規模の電子メール・システムや、S/390を Webサーバーとして活用したヤマト運輸株式会社の荷物追跡システムが挙げられます。

 さらに、3層のシステムにおいて、Windows NTやUNIXで構築された新しいアプリケーションと基幹データベースとの連携を行い、S/390をアクセス・ハブ (データ連携)サーバーとして利用する新しいシステム形態も、積極的に展開していきます。

 S/390はe−ビジネスの推進に伴う予測不可能なトランザクション(処理量)の増大に対応するために、1994年に第一世代のCMOSプロセッサーを出荷開始して以 来、単一プロセッサーの能力を約13倍に強化しています。米国ではe−ビジネス時代での競争力を高めるために、1企業で20,000MIPS相当のシステムを構築するよう な事例もあり、今後も処理能力の一層強化を図っていきます。また、21世紀に向けた製品計画として、64ビットへの対応、ギガヘルツ・プロセッサーの採用、並列技術の強 化、オブジェクト技術採用の推進を公表しており、e−ビジネスを実現するサーバーとしての機能を一層強化していきます。

   S/390 G6特徴は以下の通りです。−  銅配線技術を採用したCMOS7Sプロセッサーを搭載   クロック周波数は637MHz、0.20ミクロンの線幅、1チップに1億2千万個のトランジスターを搭載−  1システムの能力は従来比約1.5倍−  16モデルあり、3Wayから最大12Wayの構成−  最大32GBの主記憶容量−  最高256本のチャネル・サポート(並列/ESCON/FICON)−  最大24本のFICONチャネル・サポート−  システム稼働中のCPUアップグレードが可能−  最高12のオープン・システム・アダプター−  暗号化機構標準搭載−  システム移行支援機構(SMAF)をサポート予定−  最大384個のCMOSプロセッサーによる、並列シスプレックス構成が可能−  対応OSは、OS/390、MVS/ESA、VM/ESA、VSE/ESA

 出荷開始予定日は本年6月からで、価格は個別商談毎にソストウェア、サービスと組み合わせて決定します。

 また、Webコンピューティング、e−ビジネス、ERP、ビジネス・インテリジェンスなどの新しいアプリケーションを利用するために、新たにS/390を導入するお客様 に向けて、OS/390を最大16%値下げしました。今回の新アプリケーションの構築に向けた料金改定の取り組みは、昨年9月30日に発表した並列シスプレックス環境月額 使用料金(PLSC)からの最大70%の値下げに継ぐ第2段となります。

以 上

IBM、S/390、システム/390は、IBM Corporationの商標。 Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。 UNIXはX/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製 品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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バーチャルバーチャル・・ストア向け、「ストア向け、「e-ビジネスビジネス かんたんパック」を発表かんたんパック」を発表[ プレス・リリース ]

1999年5月18日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は18日、インターネット上の仮想商店(バーチャル・ストア)を容易に実現できるように、バーチャル・ストア構築用の ハードウェア、ソフトウェア、サービスを組み合わせて低価格で提供する「e−ビジネス かんたんパック」を発表しました。

 新製品はPCサーバー版の「e−ビジネス かんたんパック Netfinity 版」とUNIX版の「e−ビジネス かんたんパック RS/6000 版」の2種類です。Netfinity版は、バーチ ャル・ストア構築用のハードウェアとソフトウェアを組み合わせ、当社標準価格と比較して47%割引の131万5千円(消費税別)です。RS/6000版は、より高度かつ複 雑で多様なバーチャル・ストア構築向けとして、ハードウェア、ソフトウェアに加えて、サンプル・コンテンツの提供や機器設置・導入などのサービスを包括し、価格は498万 円(消費税別)です。Netfinity版は本年6月25日まで、RS/6000版は本年9月30日までの期間限定の特別価格で提供します。

 「e−ビジネス かんたんパック」は、バーチャル・ストア構築に必要な各製品を個別に購入する必要がなく、OSと関連ソフトウェアの前提条件や共存条件を予め考慮してあ ります。また、RS/6000版は、ハードウェアやソフトウェアだけでなく、サンプル・コンテンツの提供や機器設置・導入・サービスをパッケージとして提供できます。これ により、システムの構築や運用を容易に短時間で実現できます。

 本日の発表は、新規市場の拡大や競争力の強化を目的にしたお客様のe-ビジネスの推進に向けて、新しいシステムを低価格かつ容易に提供することにより、多くのお客様 が、e−ビジネスへの対応を素早く、簡単に始められることを目的としています。当社ではe-ビジネスの推進に力点をおいており、今日まで蓄積してきた実績やノウハウを新し いシステムの構築に対して活用できることも大きな特徴です。

 新製品の内容は次のとおりです。

「e−ビジネス かんたんパック Netfinity版」

<ハードウェア>- Netfinity 5000スペシャルキット・モデル- Pentium

500MHzプロセッサ搭載- 128MBメモリー- 9.1GBハードディスク 3個- ServeRAID−3L Ultra2 SCSIアダプター- オンボード イーサネットコントローラー- 15インチ・モニター/キーボード/マウス

<ソフトウェア>- Microsoft Windows NT server V4.0*1- ロータス・ドミノR4.6*1- ホームページ・ビルダー 2000- Net.Commerce V3 START for Windows NT

*1 両ソフトはNetfinity 5000スペシャルキット・モデルに同梱されています

提供開始予定は本年5月20日から、価格は131万5千円です。(消費税別、本年6月25日までの特別価格)

「e−ビジネス かんたんパック RS/6000版」

<ハードウェア>- RS/6000 F40- PowerPC604e 233MHzプロセッサー搭載- 128MBメモリー- 9.0GBハードディスク- 17インチ・モニター/キーボード/マウス- イーサネット・アダプター

<ソフトウェア>- AIX- ホームページ・ビルダー2000

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- ロータス・ドミノR5- Net.Commerce V3 START for AIX

<サービス>- サンプルとなるコンテンツの提供- 機器設置・導入・サービス 提供開始予定は本年5月20日から、価格は498万円です。 (消費税別、本年9月30日までの特別価格)

以 上

IBM、RS/6000、Netfinity、AIX、ホームページ・ビルダーは、IBM Corporationの商標。Microsoft、Windows NTは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。UNIXはX/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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ホームページ作成ソフトの特別低価格キャンペーンを開始ホームページ作成ソフトの特別低価格キャンペーンを開始[ プレス・リリース ]

1999年5月18日

  日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は18日、ワープロ感覚でインターネットのホームページを簡単に作成できるソフトウェア『ホームページ・ビルダー』 シリーズの発売以来の累計出荷本数が100万本を超えたことを記念した低価格パッケージ「ホームページ・ビルダー2000アップグレード デジカメの達 人 V1 トクトクパック(ホームページ・ビルダー2000御愛用記念トクトクパック)」を発表 しました。同時に、『IBMホームページ・ビルダー2000 ミリオン・セールス・キャンペーン』を21日から開始することを発表しました。

 ホームページ・ビルダーは、HTML(Hyper Text Markup Language)言語を知らなくても、簡単に魅力的なデザインのホームページを作成できる Windows 用のソフトウェアとして、1996年4月の発売開始以来、ベストセラー製品となったソフトウェア です。最新のホームページ・ビルダー2000ではHTML4.0をはじめとする最新のインターネット技術に対応し、より優れた操作性を実現しています。本日発表するキャン ペーンは、100万本突破を記念したことへのお客様への感謝の意を込めて、7月31日までの約2ヶ月間行います。

 ホームページ・ビルダー2000御愛用記念トクトクパックは期間中のキャンペーン商品として、ホームページ・ビルダーV1.2~V3.0をご購入されているお客 様(Aptiva 、ThinkPad のプリロード版のご利用者を含む)向けに提供するものです。ホームページ・ビルダー2000へのアップグレード版 に、デジカメで撮った写真を楽しくアルバム管理したり、レタッチ処理を行うソフトウェア『デジカメの達人V1』および「Internetホームページ用素材集」(インプレ ス社発行)の3製品をセットして、価格は別々に各製品を購入する場合と比較して半額以下となる8,800円(税別)で本年5月21日より出荷開始します。

 また、キャンペーン期間中には、ホームページ・ビルダーのWebサイト(http://www.ibm.co.jp/software/internet/hpb/index.htm)において、ホームページ・ビルダー2000のご利用者を対象に、ホームページ作りの悩みや質問に無料でIBMのWebデザインのプロがお答えするアットホームなコンテンツ企画、「ドクター・ホームページ・ビルダーのホームページ・クリニック」を開設します。(質 問の受け付けは6月1日より開始)

以 上

IBM、Aptiva、ThinkPad、デジカメの達人、ホームページ・ビルダーは、IBM Corporationの商標。 Windowsは MicrosoftCorporationの登録商標。

ホームページ・ビルダーの詳細については、下記のホームページをご覧ください。http://www.ibm.com/jp/software/internet/hpb

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ソフトウェアの総合開発拠点「ソフトウェア開発研究所」を新設ソフトウェアの総合開発拠点「ソフトウェア開発研究所」を新設[ プレス・リリース ]

1999年5月17日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は本日、ソフトウェアの製品とソリューションの開発を世界的視野で推進する「ソフトウェア開発研究所」を同社大和事業 所(神奈川県大和市)内に本年7月1日付けで新設すると発表しました。開発体制は約550人で、世界のIBMのソフトウェア開発体制におけるアジア太平洋地域の拠点となり ます。ソフトウェア開発研究所長は、取締役アジア・パシフィック マルチインダストリー・ソリューションズ担当 兼 APプロダクツ担当・内永ゆか子が兼務します。新組織は専務取締役開発製造担当・丸山力の直属の組織となりま す。

 経済のグローバル化やインターネットを中心とするネットワークの発達、e−ビジネスの急速な拡大にともない、いつでも、どこでも、だれでも簡単に情報システムにアクセス でき、必要な情報を得たり情報をやり取りすることができるパーベイシブ・コンピューティングの時代が訪れようとしています。また、それまで企業や経済システムごとに個別性 の強かったアプリケーション・ソフトウェアやソリューションにおいては、グローバル・レベルでの共通化が進んでいます。IBMではこれに対応し、かねてよりお客様の業種ご と、あるいは業種横断的なソリューションの開発において世界レベルでの共通化をはかってきました。

 今回新設される「ソフトウェア開発研究所」は、こうした変化を背景に、これまで開発製造部門の各組識においてソフトウェアの製品やソリューションの開発に携わってきた開 発者を1つの組織に再編・統合し、IBMソフトウェア・グループをはじめとする世界のIBMのさまざまな組織と連携をはかりながら、各種ソフトウェアやソリューションの開 発をグローバルかつ効率的に推進していきます。担当する主な開発分野は、パーベイシブ・コンピューティング、Webツール、インダストリー・ソリューション等で、日本とア ジア各国に対するソフトウェアに関する技術支援も行います。

以 上

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DB2 UDBのプラットフォームをのプラットフォームを Linuxにも拡大にも拡大[ プレス・リリース ]

1999年5月17日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は17日、高い可用性と信頼性を備え、大容量のデータ処理の実績を持つ、リレーショナル・データベース管理製 品(RDBMS)の最新バージョン『IBM DB2ユニバーサル・データベース(以下DB2UDB)』V6.1を発表しました。

 DB2 UDBは、UNIX やWindows NT 等の環境で、e-business基盤を支えるデータベース製品です。 並列処理やJava などの最新技術を駆使した次世代型データベース・システムであり、文字や数値デ ータに加え、電子商取引(EC)やWebアプリケーションで必要となる画像や音声も扱え、e-businessアプリケーションを短期間に構築できる製品として、広範に利 用されています。

 本日の発表により、DB2 UDBは新たにLinuxプラットフォーム、モバイル環境をサポートし、お客様がe-businessを進めていく上で必要とするスケーラビ リティをモバイル端末からPCサーバー、AS/400、超並列/大規模SMP クラスタリングUNIXシステム、さらにはS/390までに拡大しました。

 本日発表のDB2 UDB V6.1での強化点は以下の通りです。●IBMのミドルウェア製品として初めて、オープンのミドルウェア製品として初めて、オープン・・ソースソース・・オペレーティングオペレーティング・・ システムシステム(OS)「「Linux」をサポート」をサポートパシフィック・ハイテック株式会社のTurboLinux と RedHat Linux に対応しています。また、DB2 UDB V6.1の出荷開始にあわせ、本年4月に開設した港区南青山の「IBM Linuxサポート・センター」において、各ディストリビューションでの稼動認証などのサ ポートを体制を整えていく予定です。

●モバイルモバイル・・ユーザー用のライト版ユーザー用のライト版DB2『『DB2 UDB サテライトサテライト・・エディション』エディション』従来のパーソナル版、ワークグループ版、エンタープライズ版に加え、非定期的に基幹システムと接続するノートPCなどのモバイル・ユーザー用に、ライト版DB2であ る『DB2 UDB サテライト・エディション』(英語版)も提供していきます。データへのアクセス権限などを集中管理でき、自動的に基幹データベースとの同期をとるため個々の利用者 は面倒な作業を行わずに、必要なデータを取り出すことができます。

●Webアプリケーションアプリケーション・・サーバー『サーバー『 IBM WebSphere アプリケーションアプリケーション・・サーサー バー』をあわせて提供バー』をあわせて提供DB2 UDB V6.1では、インターネットと基幹システムの連携をさらに強化するために、Java関連の最新技術を追加しました。例えば、Webサーバー上のアプリケ ーションの効率的な構築・保守・管理を実現するソフトウェア製品『IBMWebSphereアプリケーション・サーバー』を組み込んでいます。このため、Javaサーブレット環境を簡単に利用することができるようになりました。

●Java対応の強化対応の強化すでに提供しているJDBC, SQLJに加え、業界に先駆けてJava2に対応するとともに、Javaストアード・プロシジャーの開発を容易にする、Javaストアー ド・プロシジャー・ビルダー機能に、GUIの開発環境を追加しました。

本日発表した製品の価格と出荷予定時期は次のとおりです。

製    品    名製    品    名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

DB2 ユニバーサル・データベース パーソナル・エディション V6.1 38,800円 1999年7月30日

DB2 ユニバーサル・データベース ワークグループ・エディション V6.1 104,900円より 1999年7月30日

  (年内はキャンペーン価格98,000円)

DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ・エディション V6.1 1,318,000円より 1999年7月30日

DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ拡張エディション V6.1 2,106,000円より 1999年7月30日

DB2 パーソナル開発者版 4,100円 1999年7月30日

  (インターネットからのダウンロードは無料)

IBM DB2 コネクト パーソナル・エディション V6.1 26,000円 1999年7月30日

IBM DB2 コネクト エンタープライズ・エディション V6.1 262,500円より 1999年7月30日

IBM DB2 コネクト アンリミテッド・エディション V6.1 530,300円より 1999年7月30日

以 上

IBM、DB2、DB2 Universal Database、WebSphere は IBM Corporationの商標。

(R)

(R) (R) TM

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Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。Javaは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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HDDで世界最高の記録密度を達成で世界最高の記録密度を達成[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年5月14日

[米国カリフォルニア州サンノゼ5月11日(現地時間)発]

 IBM (本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー )は11日( 現地時間 )、1平方インチあたり200億データ・ビットという、世界最高記録密度を達成した、と発表しました。

 1平方インチあたり20ギガビット(1平方センチメーターあたり3.1ギガビット)という今回の新記録は、現在出荷されているHDD製品の3倍にあたる記録密度です。こ の密度では、1平方インチのディスク領域あたり2.5ギガバイト(GB)のデータを記憶できます。これは、テレビ放送並の画質で映画2本分、MPEG−2のデジタル・ビデ オであれば2時間分、CD−ROMプログラム4枚分、また標準的な長さの小説2,500冊分に相当します。

 IBMが1991年に業界で初めてMR( MagnetoResistive )センサーをHDDに採用して以来、記録密度は毎年60%以上向上してきました。もしこの 速さで向上し続ければ、1平方インチあたり20ギガビットの製品が3年以内に市場に出ることになります。過去8年間で、世界で販売されているHDDの記憶容量は50倍以上 に拡大された一方、1GBあたりの平均価格は、300分の1近くに値下がりました。

      1991年年    1999年年

HDDの平均記憶容量       : 0.145 GB   7.7 GB (53倍)

1GBあたりのHDDの平均価格 : $5,230 / GB   $18.42 / GB(1/284倍)

     (インダストリー・アナリスト・レポートより)

 高記録密度化は、HDDの軽量化、低消費電力化に役立ちます。これは、ノート・パソコンなどのポータブル・コンピューターにとっては大変重要な要素です。また、データを 記憶するのに必要なディスクの枚数が少なくなるため、製品の信頼性が向上します。

 20ギガビットの記録密度は、IBMのデータ・ストーレッジ製品を開発、製造、販売しているストーレッジ・システム部門の研究者と技術者チームによって達成されました。 今回の記録は長年にわたるIBM基礎研究部門との磁気データ記録技術に関する共同研究の成果の一部です。

 これまでのデモンストレーションでIBMは、1平方インチあたり1ギガビット(1989年12月発表)、3ギガビット(1995年3月)、5ギガビット(1996年 12月)、10ギガビット(1997年12月)の密度記録を達成してきました。IBMは実際に用いられるデータ・レートでの製品レベルの読み書き精度を実現していま す。

 今回の20ギガビットのデモンストレーションでは、最先端のGMR( Giant MagnetoResistive )ヘッドが使用されました。このGMRヘッドには、ディスク上の磁気ビットを読み込むための最も高感度なセンサーであるGMR読み込 みヘッドを更に進化させたモデル、トラックの狭い薄膜誘導書き込みヘッド、超低ノイズのコバルト合金磁気メディア、および高度PRML( Partial-Response、Maximum Likelihood )チャネル・エレクトロニクスが採用されています。デモンストレーションでは、半径1インチに 4万1,400という密度で同心円状に収められたトラックに、1インチあたり約49万ビットが書き込まれました。データの読み書きレートは1,800万バイト/秒でした。 トラック上のデータの読み込みも完全で、1億ビットあたり1エラー未満となっています。さらにこの値は、製品化の際には、エラー訂正コードによって1兆ビットあたり1エラ ー未満にまで下げられます。これは、1,000年分の新聞を転記してようやくエラーが1つ出るという計算に相当します。

 今回のデモンストレーションの技術詳細は、韓国の慶州で来週開かれる国際磁気学会(インターマグ99)で発表されます。

 IBM HDDの詳細は、( http://www.ibm.com/harddrive )でご覧いただけます。IBMリサーチの業績の詳細については、IBMリサーチのホームページ( http://www.ibm.com/research )でご覧いただけま す。

以 上

IBMはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

(R)

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高速で信頼性の高いサーバー用高速で信頼性の高いサーバー用HDDを発表を発表[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年5月14日

[米国カリフォルニア州サンノゼ5月11日(現地時間)発]

 IBM ( 本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー )は、11日( 現地時間 )、10,000RPM (Revolutions Per Minute )で、高性能、高信頼性を実現した36ギガバイト(GB)の「Ultrastar 36ZX」と、18GBおよび9GBの「Ultrastar 18LZX」のハードディスク・ドライブ(HDD)製品、以上2モデルを発表しました。

 Ultrastar 18LZXは、お客様がHDDに格納している情報を取り出すまでの時間を表す、読みとりシーク時間が4.9ミリ秒と、HDDの中で最高速で す。

 Ultrastar 18LZXは、高音質で15曲以上の交響曲を記憶することができます。 36ZXは、本にして積み上げると1,188フィート、テレビ放送並の画質で映画30本分以上を記憶することができます。

 本日発表のHDDは、明瞭な音声、高解像度でリアルな画像、カラフルなグラフィックとアニメーション、巨大なデータベースを使用するアプリケーション向けに設計されてお り、イントラネット/インターネット・アプリケーションや、デジタル・ビデオの編集、CAD/CAM、オンライン・バンキングおよびクレジット・カード決済の処理、デジタ ル・ドキュメンテーションとドキュメント・イメージング、データ・マイニングなどをサポートするのに最適です。

 Ultrastar 36ZXと18LZXは、より高い信頼性と性能を実現するために、ロード/アンロード機構とガラス・ディスク・プラターを採用した、世界初の HDDです。ロード/アンロード機構では、データの読み書きを行わない時に記録ヘッドをディスク・プラターから離すことによって摩耗を減らし、スタンバイ・モードでの電力 消費を著しく節約します。どちらもIBMが、ノートブック・パソコン用のHDDに何年も採用し、成功を収めている技術です。

 更にIBMは、新しいUltrastar製品でキャッシュ・オプティマイザーと呼ばれる新技術を初めて採用しています。これによってドライブのアクセス時間が短縮され、 性能が飛躍的に向上します。また、最大8MBのバッファーを搭載しており、大規模なデータ転送など、連続してデータ送り続ける機能を強化しています。

 本日発表の製品は、GMR( Giant MagnetoResistive )ヘッド技術を組み込んだIBM初の10,000RPM HDDです。IBMは、1997年にGMRヘッド技術をHDDに利用した初めての企業です。また、Ultrastar 36ZXと18LZXには、IBMの記憶チップ技術も利用されています。

 デスクトップ、サーバーおよびノートPC、サーバー、デジタル・カメラ、ハンドヘルド機器用のIBMのハード・ディスクは、1998年に世界中で20以上の主要な賞を受 賞しました。

 Ultrastar 36ZXと18LZXは、現在いくつかのOEM、ディストリビューターで評価されており、6月から量産出荷される予定です。IBMのハードディスク の詳細については、(http://www.ibm.com/harddrive)でご覧いただけま す。

以 上

■Ultrastar 18LZXの仕様の仕様

回転数               :10,000RPM

容量                 :18.3GBと9.1GBの2種類

平均待ち時間           :3.0ミリ秒

平均読み取りシーク時間    :4.9ミリ秒

メディア・データ・レート     :186.4~354.4Mビット/秒(バンド済み)

記憶密度              :3.5ギガビット/平方インチ

GMRヘッド              :10/5

ガラス基板ディスク・プラター  :5/3枚

インターフェース          :Ultra2 SCSI、Ultra160 SCSI、

                     SSA、Fibre−Channel

                     Arbitrated Loop(FC−AL)

■Ultrastar 36ZXの仕様の仕様

回転数               :10,000RPM

(R)TM

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容量                 :36.7GB

平均待ち時間           :3.0ミリ秒

平均読み取りシーク時間    :5.4ミリ秒

メディア・データ・レート     :186.4~354.4Mビット/秒(バンド済み)

記憶密度              :3.5ギガビット/平方インチ

GMRヘッド              :20

ガラス基板ディスク・プラター  :10枚

インターフェース          :Ultra2 SCSI、Ultra160 SCSI、

                     SSA、Fibre−Channel

                     Arbitrated Loop(FC−AL) 

本日発表の製品には、省電力機能とスタンバイ・モード、ドライブ温度インディケーター・プロセッサー技術(Drive−TIP)が組み込まれています。これらの技術を組み 合わせることによって、高信頼性、低消費電力を実現し、ドライブの温度を監視します。

IBM、UltrastarはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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ニンテンドウとニンテンドウと10億ドルの技術契約億ドルの技術契約[ プレス・リリース ]1999年5月13日

ニンテンドウIBM

カリフォルニア州ロサンゼルス(1999年5月12日) IBMとニンテンドウは本日、「ドルフィン」と言うコードネームで呼ばれるニンテンドウの次のホームビデオゲーム機をサポートする為の複数年に亘る10億ドル規模の技術 契約を発表した。

 当該契約の一環として、IBMは業界をリードする同社の0.18マイクロンカッパーテクノロジーを特徴とするユニークな400MHzセントラルプロセッサーを設計、製造 する。「ゲッコー(Gekko)」プロセッサーと呼ばれるこのチップは、IBMPowerPCアーキテクチャーの拡張仕様である。現行の、あるいは現在計画されているいずれの家庭用ビデオゲーム娯楽システムよりもパワフルになる様設計されており、プ レーヤーに劇的に向上したグラフィックスと、よりリアリスティックなアクションが提供される。

 ニンテンドウが目指す2000年のクリスマス商戦向け全世界発売をサポートすべく、当該プロセッサーは順調に開発中である。

 今回発表の契約は、このカッパーベースのプロセッサー開発・製造が当初の目的だが、両者はIBM技術を他のニンテンドウ製品にも応用できないかについても、検討してい く。現行の契約では、IBMがカッパープロセッサーを設計製造し、ニンテンドウに出荷することになるが、当該取り引き規模は10億ドルを超える可能性がある。

 「1983年に発売した当社の最初の家庭用システム以来、ニンテンドウが約束してきたのはゲーム開発者達に業界をリードする技術を提供することで、プレーヤーの皆様に新 たなゲーム体験をして頂くことです。」米国任天堂会長ハワードリンカーンは語る。「IBMの新しいカッパーベースのチップにより、この約束は今までに無かった規模で実現さ れます。我々は革命的結果を保証すべく長期の協力関係を約束したのです。」

 現行のニンテンドウゲームシステム用チップ以上のパワーを実現する為にはニンテンドウが個別に要求する拡張機能を組込むことが必要で、複雑なシステム設計を可能にしてき たIBMの経験が発揮されることになる。例えば、オンチップメモリーの追加や、プロセッサーとゲームシステムの主要グラフィックスチップ間のより効率的なデータ処理が必要 になる。

 「ニンテンドウの様なお客様がより複雑なシステムを開発されるので、それらの動力源となるチップの複雑さも劇的に増しています。」IBMマイクロエレクトロニクスディビ ジョン(IBM Microelectronics Division)のゼネラルマネージャーであるジョン・ケリー(Dr. John Kelly)は言う。「このニーズを満たせる企業は多くはありません。当社は当社のお客様用にカスタム化されたソルーションを開発、提供する為に必要な技術と、 設計の経験と、そして製造実績を有しています。

 IBMの先端技術であるPowerPCベースカッパープロセッサーがニンテンドウの次のシステムにパワーを与えることで、ゲームソフト開発者は彼らがいつも思い描いてき た現実性や、感情的な一体感や、空想や、インタラクションを特徴とするゲーム設計が行なえる。

 「ゲーム設計とは常に変化し続けるプロセスであり、これだけのスピードとシームレスなデータフローを有するこのチップを使うことで、我々は更に驚くようなゲームを作るこ とが可能になります。」N64用のメガヒットゲームであるゴールデンアイやバンジョーとカズーイのプロデューサーであるレアーリミテッド(Rare Ltd.)の共同マネジングディレクターであるクリス・スタンパー(Chris Stamper)は説明する。「新しいシステムが提供する成果に、お客様方も満足されるこ とでしょう。」

 「私は心の中でいつもゼルダの様なゲームがこんな風になったら良いなあと思い描いていましたが、N64によってそれを実現出来ました。」ニンテンドウの開発者であり、世 界的に有名なゲームデザイナーである宮本茂は語る。「そして今、ゲッコープロセッサーにより、ゲームデザインは新たなレベルへと進み始めます。」

 IBMのカッパープロセッサーはカリフォルニア州パロアルトに所在する先進3Dグラフィックス技術会社であるアートエックスインク(ArtX Inc.)が設計する革命的グラフィックスチップとペアーを組むことになる。ドクターウエイ・イエン(Dr.Wei Yen)会長の率いるアートエックスチームには、N64グラフィックスチップ開発チームのコアーメンバーが参加している。

 「ニンテンドウの次のシステム開発に参加するパートナー達の顔ぶれは非常にエキサイティングなものです。」ドクターウエイ・イエンは言う。「ビデオゲーム分野におけるニ ンテンドウのノウハウとIBMが提供するカッパー技術に比肩されるものはないでしょう。」

 カッパーベースのプロセッサーは1998年以来バーモント州バーリントンにあるIBMの大量製造施設で製造、出荷されているが、ニンテンドウゲームシステム用プロセッサ ーチップもそこで作られることになる。

 日本、京都の任天堂(株)はインタラクティブエンターテイメントのクリエータとして世界中に知られている。今日ま

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で、ニンテンドウは全世界で10億本以上のビデオゲーム を売り、マリオやドンキーコングやゼルダの伝説やポケモンといった業界の代名詞を生み出してきた。ニンテンドウはハードウェアとソフトウェアの両方をマーケティングしてい るが、ハードにはニンテンドウ64、そして世界で最も良く売れているビデオゲームシステムであるゲームボーイといった人気のあるビデオゲームシステムがある。ワシントン州 レドモンドの米国任天堂はその完全所有子会社の一社として、ニンテンドウの北米地域の活動拠点として機能している。

 IBMマイクロエレクトロニクスは、世界一級の情報技術サプライヤーとしてのIBMの存在に大きく貢献している。IBMマイクロエレクトロニクスは最先端半導体技術、製 品、パッケージング及びサービスを開発、製造、マーケティングしている。同部門の卓越した半導体技術は世界で最も著名な電子ブランドの数多くに採用されている。IBMマイ クロエレクトロニクスの情報はhttp://www.chips.IBM.comにあ る。

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価格性能比に優れた価格性能比に優れた3Dグラフィックスグラフィックス・・アダプターアダプター[ プレス・リリース ]1999年5月12日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は12日、UNIXワークステーション「RS/6000」用のミッドレンジの3D(3次元)グラフィックス・アダプタ ー、「POWER GXT2000P グラフィックス・アダプター」を発表しました。 3Dグラフィックスの性能は現行と比較して約3倍に向上しながら、価格は約50%低減し、価格 性能比の優れた製品です。製品の価格(消費税別)は、53万9千円、出荷は本日より開始します。

 自動車や航空機などのエンジニアリング分野において、機械設計や電子設計の高性能3次元CADの高速処理のニーズはますます拡大しています。一方、ワークステーションに 対する低価格への要望も強く、今回発表した製品は、このような要求に応える価格性能比の優れた製品です。

 POWER GXT2000P グラフィックス・アダプターは、現行「RS/6000 43P」シリーズの全モデル(モデル260、150、140)に対応したミッドレンジの3Dグラフィックス・アダプターです。3Dグラフィックス性能のベンチマーク・テス トである「CDRS−04」において、103.70という高性能を達成し 、この数値は、従来の ミッドレンジ3Dの標準構成 と比較して約3倍です。このような高性能を達成しながら、グラフィ ックス・アダプターの価格は約50%低価格になります。また、小型化を実現したPCIアダプターのため、PCIスロットを1つ使用するだけで、他のスロットを占有しないこ とも特長です。

 その他の特長は次の通りです。- OpenGLとgraPHIGSをネイティブ・サポート- 最大1920×1200(76Hz)の解像度をサポート- 8ビットおよび24ビットのダブル・カラー・バッファ- 24ビットのバッファ- 16MBのテクスチャ・メモリー(最大)- 256色のカラー・テーブル×4

以 上

*1「RS/6000 43Pモデル150とGXT2000P」の構成、*2「RS/6000 43Pモデル140とGXT800P」の構成IBM、AIX、RS/6000 は IBM Corporationの商標。UNIXは The Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

*1 *2

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手のひらサイズの情報機器「手のひらサイズの情報機器「WorkPad」の事業を強化」の事業を強化[ プレス・リリース ]1999年5月11日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は11日、PCと連携して活用できる手のひらサイズの情報機器「IBM WorkPad(ワークパッド)」の事業強化 を目的に、薄さと軽さを追求した新モデル、および周辺機器やアプリケーションの開発環境支援施設の設置を発表しました。また同時に、WorkPadの通信環境を強化する機 能の開発計画を公表しました。

 当社は、WorkPadを個人の情報機器としてはもちろん、e−ビジネスを実現するツールとして位置づけています。WorkPadは、e−ビジネスのシステムで企業間あ るいは企業と個人をつなぐパーベイシブ・コンピューティングにおいて、重要な役割を果たします。パーベイシブ・コンピューティングとは、小型化、低価格化されたコンピュー ターが、情報機器をはじめ家電などあらゆるものに組み込まれていくことで、いつでも、どこでも、だれでも簡単に情報システムにアクセスでき、必要な情報を得たり、やり取り することができる情報社会の姿です。

 本日発表した新モデルは、現行モデルに比較して約40%薄く、約30%軽い「IBM WorkPad c3」です。オープン価格を採用しており、本年5月21日から出荷 を開始する予定です。現行モデルと合わせてお客様の選択肢を広げました。

 また、会員として登録したパートナー企業に対して、WorkPad用の周辺機器やアプリケーション・ソフトウェアなどの開発を支援することを目的に、技術情報や稼動確認 などの技術サポートを提供する「Palm Computingソリューション・センター」を、今月20日に東京都港区南青山に開設します。

 さらに、企業内におけるさまざまな業務アプリケーションで、効果的なソリューション構築のために、PHSを利用した内蔵型または拡張ボックス型データ通信機能を提供する 計画を公表しました。

本日の発表の概要は以下の通りです。

薄さと軽さを追求した「薄さと軽さを追求した「 IBM  WorkPad  c3」」 「IBM WorkPad c3」は、本年2月に発表したPCコンパニオン(注)「WorkPad」の追加モデルです。現行モデルがメモリーに4MBのDRAMや拡張用の空スロットを装備し、拡張性を重視した仕様が特長であるのに対し、新モデルは、液 晶保護カバー付で重さが119g、厚さが11.35mmと、薄型化、軽量化を追求したことが特長です。ボディの材質にも軽量性と強度を両立させたアルミニウムを採用し、ス リムなデザインをより引き立たせる質感を提供しています。お客様は、使い方や目的にに応じて現行モデルと新モデルを選択できます。

 新たに、4時間のフル充電で約2週間使用できる充電式の内蔵リチウム・イオン・バッテリーを採用しています。充電は標準で付属しているクレードル(PCとWorkPadを接続し、データ交換を行なうための設置台)で行なうことができるので、デスクにいる時にクレードルにWorkPad c3を置いておけば、バッテリー切れ を気にすることなく利用できます。

 また、WorkPad c3では、明るく見やすい新しい液晶画面を採用するとともに、左右どちらにも取り付けることのできる液晶保護カバーを付属するなど、使い勝手も向 上しています。もちろん、ボタン操作ひとつでメモ帳、電話帳、スケジュール帳などのアプリケーションの起動やPCとのデータ交換(HotSync機能)を瞬時に実行できる 簡単な操作性などの特長は、現行モデルと同様です。

 添付ソフトには、現行モデルと同様、WorkPadとPCの同期をとり、情報連携を実現する個人情報管理ソフト、ロータス ノーツのメールや予定表などと同期をとる「ロ ータス イージーシンク」、赤外線通信用のソフト「IRSync」、などを用意しています。

「「Palm  Computingソリューションソリューション・・センター」を開設センター」を開設 当社は、スリーコム ジャパン株式会社との協力により、米国3Com社の提唱する携帯機器用のオープン・プラットフォームであるPalm Computing  Platformに基づくWorkPad用の周辺機器やアプリケーション・ソフトウェアなどのパートナー企業による開発を支援するため、「Palm Computingソ リューション・センター」を、今月20日に、東京都港区南青山にオープンします。当社野洲研究所も、当センターへのサポートを行ないます。

 同センターでは、ご登録いただいたパートナー企業を対象に、インターネットのホームページを利用した技術情報の発信、テクニカル・セミナーによる技術情報の提供、稼動確 認・接続テストなどの技術支援をはじめとする、さまざまなサポートを提供していきます。

 なお、本日の段階では、日本オラクル株式会社、サイベース株式会社、ロータス株式会社、プーマテクノロジー株式会社の4社がパートナー企業として同センターに登録してお り、今後、独立系ソフトウェア会社をはじめとする各社に参加を呼びかけていきます。

WorkPad用コミュニケーション用コミュニケーション・・ツール(開発意向表明)ツール(開発意向表明) 当社は、WorkPadを企業内におけるさまざまな業務アプリケーションにおいて効果的に活用していただくためのコミュニケーション・ツールとして、内蔵型または拡張ボ ックス型データ通信機能を提供する計画を公表しました。PHSの32K/64K

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通信機能を、内蔵型はWorkPad現行モデルの拡張スロット用アダプターとして、拡張ボッ クス型はWorkPad c3の外部インターフェースを活用した外付けオプションとして提供されます。これらによって、お客様は、より手軽に外出先などからWorkPadとクライアントPCやサーバーとの同期をとり、データのやりとりを行なうことができるようになります。 

「「 IBM  WorkPad  c3」 オプション製品」 オプション製品 WorkPad c3をより効果的に使うためのオプション製品として、充電器とHotSync用ケーブルがセットになったトラベル・キットや専用モデム、本体を保護する スリムレザーケースなどを発表しています。

 本日発表した製品の標準価格および出荷予定日は以下の通りです。

(新製品)(新製品)

製品名  製品名   型番 型番  標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM WorkPad c3 8602-40J *オープン(54,900円) 1999年 5月21日

*IBM WorkPadのカッコ内の価格はIBM PC Direct価格(消費税別)です。

(オプション製品)(オプション製品)

製品名  製品名   型番 型番  標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

WorkPad c3スタイラス(3本セット) 05K6182 1,800円 1999年 5月14日

WorkPad c3クレードル 05K6180 11,500円 1999年 6月10日

WorkPad c3スリムレザーケース 05K6181 4,300円 1999年 5月14日

WorkPadインターナショナルモデム 10L1271 35,800円 1999年 6月10日

WorkPad c3トラベル・キット 02K6582 9,800円 1999年 6月10日

以 上

(注)PCコンパニオン:PCをこれまで以上に有効に活用するためのIBMの情報機器製品群の総称です。これは、製品単体でも便利に利用でき、世界中の人々が同じように使うことができる仕様を採用しており、しかもPCと連携して使用することでより大きな相乗効果を期待することができる、従来の周辺機器とは一線を画すものです。

IBM,WorkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

Page 254: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

拡張性や操作性にもすぐれた省スペース型クライアント拡張性や操作性にもすぐれた省スペース型クライアントPC「「PC  300PL  Slim」を発表」を発表[ プレス・リリース ]1999年5月11日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は11日、企業向けクライアントPCの新製品として「IBM PC 300PL Slim」5モデルを発表しました。 新製品は、省スペース型PCでありながら拡張性や操作性にもすぐれており、加えてPCシステムの管理コストを軽減できる機能やオフィスでの利用に適した機能を搭載した価格 性能比の高さが特長の機種です。

 厳しい経済環境の中、お客様は、情報システム投資に対してより高い効果を求めています。また、省スペース、環境への配慮、TCO(Total Cost of Ownership)軽減などお客様のメーカーに対する要求も多岐にわたっています。当社は、本日の発表で、優れたシステム管理機能を有する企業向け PCの最上位シリーズ「PC 300PL」ラインアップに、省スペース性、拡張性、操作性をあわせ持つ機種を追加したことで、お客様の幅広い要求に応えることができるよう になります。

 IBM PC 300PL Slimの第一の特長は、幅88mm、奥行き330mm、高さ350mmのコンパクトで設置場所を選ばない省スペース型デザインです。オプシ ョンの液晶ディスプレイとの組み合わせができるのはもちろん、横置きにして17インチ・ディスプレイをシステム本体の上に載せて使用しても、ディスプレイの大きさ以上の設 置面積をとることなく、さらにボディが薄型のため視点があがらず、快適な操作環境を提供しています。

 また、コンパクトなボディでありながら、SCSIなどのオプション用ボードの増設ができる拡張用スロットを3基装備するなど優れた拡張性を備えています。さらに、電源ボ タン、オーディオ・ボリューム・スイッチに加え、従来のモデルではシステム装置の背面に装備されていたサウンド入出力端子、マイクロフォン入力端子、USBなどのインター フェースも前面に配置することで、使いやすさが向上しています。

 システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に知らせることのできるAlert on LAN 機能やクライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager TM )など最新のシステム管理機能をサポートしています。また、遠隔地からの電源操作が可能なWake on  LAN に対応したイーサネット機能も内蔵しています。

 加えて、IBM PC 300PL Slimでは、現行の300PLと比較して待機時の消費電力を約15%削減できる低消費電力型電源ユニットやプラスチック部に環境へ の影響度が低いエンジニアリング・プラスチックを採用するなど省エネルギーや環境に配慮した取組みも行なっています。

 Pentium IIIプロセッサ 450MHzまたは Celeron プロセッサ400MHzを採用し、Windows 98、Windows 95またはWindows NT  Workstation 4.0の いずれかを初期導入した5モデル(PentiumIIIモデルにはWindows 95モデルの構成はありません)を用意しています。その他、標準64MBメモリー(最大 256MBまで拡張可能)、8.4GBハードディスク、最大40倍速CD−ROMと優れたハードウェアの基本仕様を採用しています。

 なお、本日発表した製品のIBM希望小売価格および出荷開始予定日は、以下の通りです。

  製品名    製品名     型番    型番   希望小売価格(消費税別)希望小売価格(消費税別)  出荷予定日  出荷予定日 

IBM PC 300PL Slim 6871-11J ¥170,000 1999年 6月 7日

(Celeron 400MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイー サネット、Win98)

IBM PC 300PL Slim 6871-12J ¥185,000 1999年 6月 7日

(Celeron 400MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイー サネット、WinNT4.0)

IBM PC 300PL Slim 6871-13J ¥170,000 1999年 6月 7日

(Celeron 400MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイー サネット、Win95)

IBM PC 300PL Slim 6871-41J ¥225,000 1999年 6月 7日

(PentiumIII 450MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300PL Slim 6871-42J ¥240,000 1999年 6月 7日

(PentiumIII 450MHz、64MB SDRAM ECC、8.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、WinNT4.0)

* 上記価格にモニターの価格は含まれていません。

以 上

IBM,Alert on LAN,LANClient Control Manager,Wake on LANはIBM Corporationの米国およびその他の 国における商標。Celeron,PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows,Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

TM

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(R) TM (R)(R)

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<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IBM PC 300PL (6871−11J/12J/13J/41J/42J)

幅88mm、奥行き330mm、高さ350mmの省スペースを実現するスリムサイズのデザインを採用。縦置き(スタンド標準添付)にしての利用に加え、横置きでの利用も可能になっていいます。

操作性に配慮し、サウンドスイッチやLine in/out端子等をフロントパネルに設置しました。また、2つあるUSBポートのうち1つをフロントに装備しました。

PentiumIIIプロセッサ 450MHz(41J/42J)またはIntel Celeronプロセッサ400MHz(11J/12J/13J)を採用しています。チップセットにはIntel 440BXを採用しました。

標準64MBのECC機能付きSDRAM(最大256MBまで拡張可能)を採用しています。

ビデオ・チップには、S3社のTrio3Dをグラフィックス専用バスであるAGP(Accelerated Graphics Port)に装着。ビデオ・メモリーには4MBのSGRAMを標準で搭載し、高速かつ高発色をサポートしています。

障害事前検知機能S.M.A.R.T対応の大容量8.4GB(Ultra ATA)ハードディスクを標準搭載しています。

最大40倍速CD−ROMドライブを搭載しています。

遠隔地からクライアントPCの電源操作ができるWake on LAN機能に対応した100−BaseTXイーサーネットをオンボードで搭載しています。スロットを使用せずにイーサネット環境への接続が可能になっています。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアである、UMA(Universal Management Agent)をサポートしています。Tivoli社のシステム管理ソフトのほか、当社のNetfinity Managerや、Microsoft 社のSystems Management Server、Intel社のLANDesk製品などともあわせて使うことができます。さらに、インターネットの閲覧ソフトを用いたシステム管理も可能にしています。

UMAとともに利用できるシステム管理ソフトを集めたUMA Plusをインターネットのホームページからダウンロードできます。UMA Plusには、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction、クライアント PCの使用者の不意の操作により、PC環境を変えてしまうのを防ぐために、利用環境を制限する事のできるEZ Admin(イージー・アドミン)などが含まれています。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。

LANシステムの中で、サーバーとクライアントPCを一元管理・監視ができるNetfinity Managerをサポートしていく予定です。

基本ソフトには、Windows 98(11J/41J)、Windows NT Workstation 4.0(12J/42J)、Windows  95(13J)をそれぞれ初期導入しています。

添付ドライバー・ソフトウェアやアプリケーション・ソフトウェアの導入を簡単に行なうことのできるサポートCDを添付しています。

オフィス・アプリケーションにはロータス スーパーオフィス98のライセンス証書を添付しています。

以 上

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第第37回ユーザー回ユーザー・・シンポジウムを沖縄で開催シンポジウムを沖縄で開催[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年5月10日

 全国IBMユーザー研究会連合会(会長・吉本先知:ライオン株式会社 統合システム部部長)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、来る5月20、21 日の両日に「第37回IBMユーザー・シンポジウム」を、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにて開催します。

 今回のシンポジウムには、IBMユーザーの方々から過去最高(平均応募件数の約2倍)となる118編もの応募論文をいただきました。その中から15編の優秀論文を3部に わけて発表します。

 全国IBMユーザー研究会連合会は、日本各地で組織されている16のIBMユーザー研究会で構成されています。IBMユーザー研究会は、当社のお客様がIBMシステムの 有効な利用方法の研究・発表を通じて、相互の知識と経験を分かち合い、高度なコンピューターの利用を目指す団体です。当シンポジウムは、このIBMユーザー研究会の会 員(2,700社/99年4月現在)が年1回一堂に会し、論文発表などを通じて日頃の研究発表の成果を交換するとともに、会員同士の親睦を図ることを目的としていま す。

 今回のシンポジウムは、那覇市で「いちゃりばちょーでー(出会った人は皆兄弟) テクノロジーと心のネットワークを求めて」のテーマの下、会員同士の技術研鑚、最新情報集、相互交流を実現します。沖縄県立芸術大学客員教授・沖縄学研究所所長・外間守善 氏による基調講演「沖縄の歴史と文化」の他、ノンフィクション作家の山根一眞氏による特別講演、沖縄アクターズスクールの校長・マキノ正幸氏によるセミナーなど、沖縄に造 詣の深い講師による講演を予定しています。また、琉球料理や紅型工芸の体験セミナーもあります。

 なお、シンポジウムの開催概要と「IBM賞優秀論文」および発表企業は別紙のとおりです。

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標。

IBMユーザー・シンポジウムのホームページは、http://www.uken.or.jp/symp37/です。■添付資料1.第37回IBMユーザー・シンポジウム開催概要■添付資料2.IBM賞優秀論文一覧

[添付資料[添付資料1]]

開催概要開催概要

名 称: 第37回IBMユーザー・シンポジウム

日 時: 1999年5月20日(木)、21日(金)

会 場: 沖縄コンベンションセンター (宜野湾市真志喜4−3−1)

主 催: 全国IBMユーザー研究会連合会

協 賛: 日本アイ・ビー・エム株式会社

参加資格: IBMユーザー研究会の会員企業/団体

参 加 料: 18,000円(消費税込)

内 容: 5月20日

・開会の辞   真喜屋 明   (第37回IBMユーザー・シンポジウム実行委員長:株式会社琉球新報開発代表取締役社長)

・挨 拶      吉本 先知 (全国IBMユーザー研究会 連合会会長:ライオン株式会社 総合システム部長)

          本林 理郎 (日本アイ・ビー・エム株式会社 副会長)

・論文表彰式

・基調講演 「沖縄の歴史と文化」 外間守善

(沖縄県立芸術大学客員教授・沖縄学研究所所長)

・アトラクション

・交流会(情報交換会)

5月21日

・「IBM賞優秀論文」発表分科会

・沖縄プログラム

 「謎のムー大陸は琉球にあった」 木村政昭(琉球大学教授)

 「オンリーワンへの挑戦」 マキノ正幸(沖縄アクターズスクール校長)

 「泡盛の歴史と文化」 萩尾俊章(沖縄県立博物館学芸員)

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 「沖縄のこころ発見」 ゆたかはじめ(本名・石田穣一 元東京高裁長官)

 「沖縄長寿の秘密」 尚弘子(放送大学 沖縄学習センター所長) 他

・特別プログラム

 「巨大な生命体=西表島に学ぶ」 山根一眞(ノンフィクション作家)

以 上

[添付資料[添付資料2]]

IBM賞優秀入選論文賞優秀入選論文

・ノーツを活用した全社共用ドキュメントマネージメントシステムの構築 川崎重工業(株)・分散オブジェクト技術を核としたシステムインテグレーションの実践 マツダ(株)・『目標型課題管理』の推進 (株)ビジネスブレイン太田昭和・電子データを利用したPC管理業務のアウトソーシングについて (株)リクルート・WEBインテグレーションを加速する運用管理基盤の整備 サントリー(株)・SCM(サプライチェーンマネジメント)実現のための取り組み ホーマック(株)・品質確保と生産性を飛躍的に向上させた基幹ホストシステム領域の2000年問題解決策 マツダ(株)・アウトソーシングの戦略的活用についての一考察 オムロンネットワークアプリケーションズ(株)・企業における『情報の海』に関する一考察 関東研システム研究会・JRA−VAN Internet Serviceシステムの構築 エー・アンド・アイシステム(株)・サプライ・チェーン・マネジメント革新への挑戦 マツダ(株)・社内共通開発環境の構築を目指して 川崎重工業(株)・ネットワーク業務委託実施による効果と今後の課題 オムロン(株)・AS/400 をサーバーとした視聴率検索システム (株)テレビ東京システム

以 上

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取締役会、取締役会、9%増配の四半期現金配当を宣言 また、追加自社株買い戻しを承認%増配の四半期現金配当を宣言 また、追加自社株買い戻しを承認[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月28日

 ニューヨーク州アーモンク、1999年4月27日...IBMの取締役会は本日、四半期の現金配当として、9%の増配にあたる、一株当たり0.22ドルから0.24ドル (従前は0.22ドル)、もしくは、普通株1株を2株とする株式分割が、マイアミで本日これから行われる年次総会で株主に承認された場合、1株あたり0.12ドル を、1999年5月10日現在の株主に対して、1999年6月10日に支払うことを決議しました。

 IBMの取締役会が、配当金の増加を承認するのは過去4年間で4度目のことです。本日承認された増配分を含めると、IBMの四半期現金配当は、1996年以来92%増加 しています。

 IBMはまた、自社の普通株式を、最高35億ドルまで、追加に買い戻すことを承認しました。IBMは、公開市場での市況に応じて買い戻しを実施する予定です。

 IBMは、1995年1月31日以来、一連の取締役会での決定に従い約270億ドルの自社株を買い戻しました。

以 上 

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ViaVoice for LinuxががRed Hatより利用可能により利用可能に[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月27日

[米国ニューヨーク州サマーズ 4月26日(現地時間)発] IBM コーポレーション(本社・米国ニューヨーク州、ルイス・V・ガースナー会長)は 26日、ViaVoiceの音声認識技術がLinux環境で利用できるようになったことを発表しました。ViaVoiceはLinux上に移植された最初の商用の音声認識 技術です。

 「音声はコンピューティングにおける次のインターフェースです。」と、IBMスピーチ・システムズのゼネラル・マネジャーであるW・S・“オジー”オズボーンは語ってい ます。「IBMは、成長しているLinux開発者のコミュニティーに音声エンジンとライブラリーを提供することによって、新しい双方向で会話型のアプリケーションが開発さ れ、成長していくことを促進しています。」

 IBMが最初に提供するのは、ViaVoiceソフトウェア・デベロッパーズ・キット(SDK) for LinuxとViaVoiceランタイム・キットfor Linux、オープンソースのサンプル・プログラムとなります。これらのテクノロジーは、アプリケーシ ョン開発者が次世代のアプリケーションに音声認識を組み込むための土台となるものです。ViaVoiceのエンジンとSDKの最初のベータ版は米語で利用可能です。Red Hat Softwareが本日同時に発表したとおり、同社のLinux Application CDのひとつとしてIBMの音声技術を最初に提供する予定です。また、 今後数ヶ月間で、各国語への対応や、Caldera Systemsを含むディストリビューターと内容の追加も計画しています。

 Linux版ViaVoice SDKと認識エンジンに加え、IBMでは新しいテクノロジーをダウンロードしたり、技術情報について討議するためのWebサイトを設ける 予定です。詳細はhttp://www.software.ibm.com/speech で"Linux"を選択してください。

 「IBMの音声認識技術とLinuxの安定性、柔軟性を合わせることは、Linuxが優れたプラットフォームとなる要因のひとつとなります。」と、Red Hat Softwareのビジネス・デベロップメント担当バイス・プレジデントであるポール・マクナマラは語っています。「ViaVoiceのような先進アプリケーショ ンを提供することは我々にとって非常に重要です。」

 「これはLinuxとIBMの双方にとって重要な技術面の進歩です。」と、Caldera Systems, Incの会長兼CEOのランソン・ラブは語っています。「ViaVoiceはOpenLinuxのお客様がまさに求めているものであり、音声認識は企業 にとって非常に重要なものです。これとIBMが行うオープンソースの開発者とのオンラインでのWebを利用した協業により、ビジネス向けのLinuxは次のレベルに向かっ ていきます。」

以上

IBM、ViaVoiceはIBMコーポレーションの商標

(R)

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IBMコーポレーションコーポレーション 1999年度第年度第1四半期の連結決算を発表四半期の連結決算を発表[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月22日

[米国ニューヨーク州アーモンク 1999年4月21日(現地時間)発]

 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション(IBM コーポレーション、本 社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス V.ガースナー会長)は4月21日(現地時間)、1999年度第1四半期の連結決算を発表しました。

 1999年度第1四半期の潜在株式調整後の普通株式1株当り利益は1.55ドルで、前年同期の潜在株式調整後の1株当り利益は1.06ドルでした。1999年度第1四半 期の純利益は15億ドルで、前年同期の純利益は10億ドルでした。1999年度第1四半期の収益は203億ドルで、前年同期比15%(為替変動の影響を除いた場合には 14%)の増収となりました。1株当り利益、純利益、収益ともに、当社の第1四半期の記録を更新しました。

 IBMコーポレーションの会長兼CEO・ガースナーは、次のように語っています。「当社は上々の四半期業績をもって1999年のスタートを切りました。アジアでの事業が 大幅に改善されたほか、欧州と米大陸で2桁の増収を達成しました。当社は、サービス事業とソフトウェア事業の牽引により、すばらしい業績を残しました。この2つ事業の利益 の合計は、当四半期の総利益の60%を占めました。当社のテクノロジー・グループの業績は、ハード・ディスク駆動装置の販売は増収となりましたが、メモリー・チップ販売は 減収となりました。PC部門の業績は大幅に改善されました」

 さらにガースナーは次のように述べています。「しかし、それ以上に喜ばしいことは、当第1四半期の業績が過去数年間にわたり実践してきた戦略の効果を直接反映したもので あることです。サービス事業は明らかに、IT産業の最大かつ最も急速に成長する部門となり、当社の業界における主導的立場は四半期ごとに強まっています。ソフトウェア事業 も、ますます勢いを増しています。例えば、現在当社はデータベースの売上で世界のトップに立っています。最先端テクノロジーを市場に投入する当社の戦略は、デル社および EMC社と巨額の長期契約を交わした結果、今第1四半期にいたって大きなはずみがつきました。そして、システム/390 の販売戦略の転換を引き続き推進し、当第1四半期にMIPS(1秒あたり 百万回の命令)ベースの出荷高を80%以上伸ばしました」

 決算報告にあるように、当社のOEM(相手先ブランド生産)事業を除いた米大陸(北米・中南米)における当第1四半期の収益は前年同期比13%増(為替変動の影響を除い た場合には14%増)の88億ドルでした。欧州/中東/アフリカ地域は20%増(為替変動の影響を除いた場合には18%増)の63億ドルでした。アジア太平洋は20%増 (為替変動の影響を除いた場合には13%増)の35億ドルでした。1999年度第1四半期のOEM事業の収益は前年同期比5%増(為替変動の影響を除いた場合には5%増) の18億ドルでした。

 当第1四半期のハードウエア製品の収益は全体で86億ドルとなり、前年同期比17%増加しました(為替変動の影響を除いた場合には16%増)。パーソナル・システム事業 は、大幅な増収となりました。サーバー製品については、システム/390の収益は増加しましたが、RS/6000 およびAS/400 の収益は減少しました。テ クノロジー部門では、ストレージ製品が増収で、マイクロエレクトロニクス製品は減収となりました。

 グローバル・サービス部門の保守事業を含む当第1四半期の収益は、前年同期比で19%増(為替変動の影響を除いた場合は18%増)の76億ドルとなりました。保守事業を 除いたサービス部門の収益は、24%増(為替変動の影響を除いた場合は23%増)の63億ドルでした。IBMは、第1四半期に98億ドルのサービス契約を締結し、同期末の 契約残高合計は約550億ドルになりました。

 ソフトウェア事業の収益は、前年同期比で10%増(為替変動の影響を除いた場合は9%増)の29億ドルとなりました。特にデータベース製品、ロータス・ノーツ、トランザ クション・プロセシング製品が好調でした。

 顧客金融(グローバル・ファイナンス)事業の収益は、前年同期比で2%減の7億500万ドルでした。

 お客様の特殊な要件に合わせて設計されたカスタム・アプリケーション等の製品を含む、エンタープライズ・インベストメント/その他の分野の収益は、前年同期比で6%減 (為替変動の影響を除いた場合は8%減)の5億5,800万ドルでした。

 IBM全体の売上総利益率は、前年同期の36.6%に対して、当第1四半期は35.7%でした。

 第1四半期の収益に対する総費用の比率は前年同期比で2.6ポイント改善し25.4%となりました。

 IBMの税率は、前年同期の32.0%に対して、当第1四半期は30.0%でした。

 当社は第1四半期に自社株買戻しに約21億ドルを支出しました。平均発行済み普通株式数は前年同期の9億5,020万株に対して当四半期は9億1,190万株でし た。1999年3月31日現在の発行済み普通株式数は9億740万株です。

 顧客金融事業を除く当社の通常債務は、1998年度末から11億ドル増大して28億ドルになりました。 顧客金融事業の債務総額は、1998年度末から5億5,900万ドル減少して272億ドルになりました。

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将来予測に関する記載および注意事項:ここに記載された歴史的情報と所見を除き、このプレス・リリースに盛り込まれた記載は、1995年の私的有価証券訴訟改革法において「将来予測に関する記載」となります。 これらの記載は、証券取引委員会に対する当社の提出書類に述べられているように、実際の結果を著しく異なったものとする可能性がある、いくつかのリスクや不確定要素などの 要因を含んでいます。

       1999年第1四半期(1~3月)連結決算概要

1999年度第1四半期(1~3月)

対前期比増加率

1998年度第1四半期(1~3月)

総収益 203億1,700万ドル 15.3% 176億1,800万ドル

税引前利益    21億ドル 37.9% 15億2,300万ドル

純利益 14億7,000万ドル 42.0% 10億3,600万ドル

普通株式1株当り純利益 1.61ドル 49.1% 1.08ドル

普通株式平均発行株数 9億1,190万株 9億5,020万株

詳細は、下記のIBMコーポレーションのホームぺージをご覧ください。http://www.ibm.com/investo r/1q99earnings.phtml

以 上

IBM、システム/390、AS/400、RS/6000は、IBM Corporationの商標です。

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戦略ミドルウェア「戦略ミドルウェア「MQSeries」を強化」を強化[ プレス・リリース ]1999年4月22日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、e-business環境の基盤となる戦略ミドルウェア製品「MQSeries」製品群に、異機種間で稼動してい る複数の業務アプリケーション間のメッセージを、必要とされる形式にリアルタイムで変換し複数の相手に送信できる、企業のビジネス・インテグレーションのためのソフトウェ ア製品『MQSeries Integrator(MQシリーズ・インテグレーター(英語版))』を追加し、販売開始したことを発表しました。価格(消費税別)は、2,062万5千円からで す。

 企業の情報システムには、製造、調達、発注、請求など個別ビジネスに対応したネットワークが張り巡らされています。しかし、それぞれの部門は、独自にシステムを構築する ケースが多く、さまざまなアプリケーションが錯綜状態になっている例が多く見られます。このため、各システム自体はデータをリアルタイムで処理できても、企業の全容を把握 するエンタープライズ・インテリジェンスという重要な要素が欠けていることが課題となっています。

 また、e-businessの拡がりや企業の提携、M&Aの増加などに伴い、ERPやCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)、SCM(サプラ イ・チェーン・マネジメント)の構築など、マルチベンダー環境において既存システムを新しいアプリケーションと有機的に連携させて利用するニーズが高まっていま す。MQSeriesは、企業の基幹システムとインターネットなどの新しい技術を容易に連携させることも可能ですが、従来のアプリケーション連携は基本的に1対1の関係を 目指したものでした。「MQSeries Integrator」は、複数のアプリケーションを一括して連携・統合するソフトウェアであり、MQSeriesファミリーをベースにした『ビジネス統合』戦略を具現化 するものです。

 企業内外におけるさまざまなコンピューター・システムやアプリケーションの急速な普及・拡大に伴い、メッセージ・キューイング機能は、個別のアプリケーションを他のすべ てのアプリケーションと相互接続することを実現しました。しかし、これらアプリケーションの急増により、接続形態はメッシュ状となり、ネットワークはすぐに複雑になってし まいます。このため各システムを直接接続するのではなく、ネットワークの中央に新しい接続ポイント(ハブ) を設定し、各システムが個々にハブと接続するスター型の接続機能が求められてきました。この機能がビジネス・インテグレーションにおけるMQSeries Integratorの中核です。

 同製品の機能により、アプリケーション間のメッセージは、すべてハブを通過させることが可能となります。ハブの構築によりデータのトラフィック量や複雑さに影響されず、 また、あらゆるタイプのアプリケーションやシステムを統合する、強固で柔軟性に富んだ情報ネットワークが実現できます。同製品は、AIX 、Solaris 、HP-UXおよび WindowsNT で稼動します。また、データベースは、DB2 、Oracle、Sybaseをサポートしており、NT版ではSQL Serverにも対応しています。

以 上

(注)メッセージ・キューイング:データ送信時に、相手側の処理の完了を待つことなく、次の処理を始められるデータ交換方法。送信側アプリケーションは、一旦「キュー」と呼ばれる、データを一時的に保管す るための待ち行列ファイルに送信データを格納するだけで、次の処理を実行できます。キューに格納されたデータはキュー・マネージャーに管理され、キュー・マネージャーは即 時、または適時にデータを相手側のキューに送信します。データをキューに格納したり取り出したりする際に使用される(ApplicationPrograming Interface)をMQI(Message Queue Interface: MQPUT/MQGET等)と呼んでいます。

IBM、AIX、DB2 、MQSeriesは IBM Corporationの商標。Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。Solarisは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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現行モデルと比較して現行モデルと比較して37%低価格なオフィス向けプリンター%低価格なオフィス向けプリンター[ プレス・リリース ]1999年4月21日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は21日、オフィス向けA3対応レーザー・プリンターの新モデルとして、現行モデルと比較して37%低価格な 「IBM5589−K20型レーザー・プリンター」を発表しました。価格(消費税別)は23万8千円、本日から出荷を開始します。

 5589−K20型レーザー・プリンターは、PC上のアプリケーションの印刷やIBMのホスト・システムからの印刷まで対応できる、オフィス向けのA3対 応レーザー・プリンターです。ホスト・システムからの出力に対応するため、ページ記述言語「PAGES」を標準搭載し、さらに、「IBM純正5577データ・ストリーム」 を標準搭載しています。このように、ホスト・システムからの印刷が必要となるオフィスでの利用に最適ながら、価格は、現行モデルの5588−H02(税別価格:37万8千 円)と比較して約37%低価格です。また、他社プリンターと比較しても価格性能比の高い製品です。

 5589−K20型レーザー・プリンターは、32ビットのRISCプロセッサーとフォント・キャッシュ・メモリーを採用し、半導体レーザーを光源とした電 子写真方式を採用しています。このため、毎分20ページ(A4用紙)という高速処理かつ高品質の印刷を行うことができます。また、スムージング技術のSFC− 2(Super Fine Control-2)の採用により、720dpi(dot perinch)相当の高解像度を提供します。オフィスでの大量利用に対応する高耐久性を実現し、 月間最大印刷枚数は5万枚です。

 オプションの内蔵型LANカードを利用してイーサーネット、トークンリングのネットワークに直接接続でき、UNIX、Windows 95/98、Windows NT 、NetWare、OS/2 LAN Serverをサポートします。アウトライン・フォントは平成明朝体と平成角ゴシック体を標準装備し、標準で650枚、オプションを利用して最大1,650枚の大 量給紙が可能です。オフィス環境への配慮として、エネルギー・スター・プログラムに準拠したパワー・セーブ・モードによる省エネルギー設計になっており、トナー・セーブ・ モードによりトナーの節約を実現します。新郵便番号制のカスタマー・バーコードにも対応したバーコード印刷機能や、Windowsで使用される「Code Page 943」などを標準装備していることも特長です。

 発表製品はマルチプラットフォームに対応しており、Windows95/98、WindowsNT3.51/4.0のプリンター・ドライバーが同梱されています。ま た、Windows3.1、OS/2、AIX についても、OSにバンドルされているプリンタ ー・ドライバーを利用して印刷することができます。

以 上

IBM、OS/2、AIX は IBM Corporationの商標。Windows,Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。UNIXはX/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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拡張機構でオール拡張機構でオール・・インイン・・ワンの省スペースワンの省スペースPCにに[ プレス・リリース ]1999年4月20日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は20日、標準で付属している拡張機構(ウルトラベース)を使用することでオール・イン・ワンの省スペースPCとして も利用できる、スリム・軽量のノート型PC「ThinkPad 570」5モデルを発表しました。

 「ThinkPad 570」は、携帯性を重視したThinkPad 560シリーズの後継機種と位置づけています。ThinkPad 560は1996年5月の発表以来、企業・個人を問わず多くのお客様に利用されてきた、当社のノートPCの中でも特に人気の高い機種でしたが、「ThinkPad 570」では560以上の携帯性に加え、デスクトップ機としての利便性も重視したことが特長です。

 これは、オフィスにおいて導入するクライアントPCをノートで標準化したいとする企業のお客様の要望に応えるものです。オプション製品であるCD−ROM、ハードディス クなどのドライブ類を内蔵できるウルトラベースを標準で付属したことで、オフィスではオール・イン・ワンの省スペースPCとして使用できるとともに、本体をウルトラベース から切り離すことで、厚さ28mm、重さ1.83Kgの携帯用PCとしても利用できます。

 ウルトラベースには、ThinkPad 600でも採用された、ウルトラスリム・ベイが装備されているので、CD−ROMドライブの他、セカンド・ハードディスク(アダ プターが必要)、DVD−ROMドライブ、スーパー・ディスク(LS−120)ドライブ、Zipドライブなど多彩なオプション製品を利用することができます。お客様はこれ らの中から必要な物を購入し、自分に最適な環境を構築することができます。さらに、これらオプション製品は簡単に着脱できるので、複数のThinkPad 570/600で共有しあうことができます。

 また、この製品は、ThinkPadの優れた強度や耐久性はもちろん、28mmの薄型のボディに高機能を凝縮するための実装技術、洗練されたデザインや人間工学を駆使し た快適な操作性など当社の技術を結集した製品です。さらに多くのThinkPad560のお客様から寄せられた意見をもとに、キーボードや静音、放熱など細部にわたる工夫が施されており、利用環境が向上しています。

 デザインは黒を基調としたThinkPadの伝統を守りつつ、パネル面をメタリック加工することによって斬新さを演出しています。また、前面下部を斜めにカットすること で、本体を持ち上げやすく、衝撃も吸収するデザインを採用しています。

 最新のモバイルPentium II

プロセッサ 366MHzまたは333MHzを採用、標準64MBメモリー(最大192MBまで拡張が可能)、6.4GBまたは4.0GBハードディスクをそれぞれ搭載しています。高 性能バッテリーによって、約3時間の使用時間を確保したほか、13.3インチの大画面XGA表示のTFT液晶ディスプレイやタイピングのしやすいフルサイズ・キーボード、 さらに高速モデム機能も内蔵しています。

 なお、「ThinkPad 570」のIBM希望小売価格および出荷開始予定日は以下の通りです。

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

ThinkPad 570 2644-1A7 ¥360,000 1999年4月26日

(モバイルPentiumII 333MHz、64MB SDRAM、4.0GB HDD、56K Modem、Win98)

ThinkPad 570 2644-1D7 ¥360,000 1999年4月26日

(モバイルPentiumII 333MHz、64MB SDRAM、4.0GB HDD、56K Modem、Win95)

ThinkPad 570 2644-1B7 ¥375,000 1999年5月21日

(モバイルPentiumII333MHz、64MB SDRAM、4.0GB HDD、56K Modem、WinNT 4.0)

ThinkPad 570 2644-3A7 ¥440,000 1999年4月26日

(モバイルPentiumII 366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、56K Modem、Win98)

ThinkPad 570 2644-3B7 ¥455,000 1999年5月21日

(モバイルPentiumII 366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、56K Modem、WinNT 4.0)

(オプション製品オプション製品 )

製製 品品 名名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

ThinkPadモバイル・マウス 28L3671 ¥ 6,800 1999年4月20日

Li-ionバッテリー・パック 02K6546 ¥24,000 1999年4月20日

バッテリー・チャージャー 02K6570 ¥18,000 1999年4月20日

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ウルトラ・スリムCD-ROMドライブ 05K9122 ¥19,800 1999年4月20日

Zip 100MBウルトラ・スリム・ベイ・ドライブ 37L1507 ¥39,800 1999年6月30日

ウルトラ・ベース 05K5840 ¥18,000 1999年4月20日

製製 品品 名名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

以 上

IBM,ThinkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

厚さ28mm、重さ1.83Kgの薄型・軽量のボディを採用し、携帯に適しています。持ち上げやすいC面カットデザインを採用するとともに、ボディの色は ThinkPadカラーであるブラックを基調にして一部にメタリック処理を施しています。

DVD−ROMドライブ、Zipドライブ、CD−ROMドライブ、スーパー・ディスク(LS−120)などのいずれかひとつを内蔵できるウルトラスリム・ベイを装備したウルトラベースを標準で付属し、オール・イン・ワンPCとして利用することもできます。

ウルトラベースは、電源投入時でも本体との着脱が可能(注1)です。

ノート型PCで最高速クラスのモバイルPentiumIIプロセッサ 366MHz (3A7/3B7)または333MHz(1A7/1D7/1B7)を採用しています。

メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で192MBまで拡張が可能です。

アップグレード可能な6.4GB(3A7/3B7)または4.0GB(1A7/1D7/1B7)のハードディスクを搭載しています。

全モデルに通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモデム機能を内蔵しています。このモデムでは、コミュニケーションに特化した新しい PCI規格である MiniPCIを採用しています。

大画面で見やすい13.3インチのTFT液晶ディスプレイを採用しています。また、使いやすさで定評のあったThinkPad 600のキーボードをさらに改良した、広いパームレスト付きのフルサイズ・キーボードを採用するなどすぐれた操作環境を提供しています。

2.5MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagicMagicMedia 256AVを採用しています。解像度1,024ドット×768ドットで1,677万色表示が可能です。

キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。センターボタンを押す事によってマウスのアイコンが変化するようになり、より使いやすくなっています。

バッテリー駆動時間は、約3.3時間(1A7/1D7/1B7)または約3.0時間 (3A7/3B7)を実現しました。

SoundBlaster Pro互換のサウンド機能を内蔵しています。キーボードで行なうボリューム調節を従来の6段階から15段階にし、きめ細かい調整が可能になりました。

すべてのデバイスをPCI経由で接続することにより、IRQを考慮する必要が無くなり、ユーザビリティが格段に向上しています。

基本ソフトにはWindows98(1A7/3A7)、Windows 95(1D7)、またはWindows NT Workstation 4.0(1B7/3B7)を用意し、お客様のシステム環境によって選択ができるようになりました。

システム管理者がサーバー側からクライアントPCのソフトウェアを更新できるLCCM(LANClient Control Manager)や、遠隔地から電源操作のできるWake on LANなどのシステム管理機能を、拡張ポートリプリケーターを利用することによってサポートしています。また総合的なネットワーク・マネージメント機能を実現するシステム管理ソフトウェアUMA(UniversalManagement Agent)を利用することが可能です。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface)2.0」やIntel社が提唱する「WfM(Wired for Management)1.1a」に準拠しています。

Windows NT環境ではThinkPadをサスペンド状態にするか、電源を切ってか らの着脱になります。

以 上

(注1)

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Webアプリケーションアプリケーション・・サーバーをさらに強化サーバーをさらに強化[ プレス・リリース ]1999年4月20日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は20日、トランザクション処理を含んだWebアプリケーションを容易に構築し、基幹業務の連携によるエレクトロニッ ク・コマース(電子商取引)やサプライ・チェーン・マネジメントなどの幅広いeビジネスのアプリケーションの基盤となるミドルウェア製品『IBM WebSphere(ウェブ スフィア)ApplicationServerV2.0(以下 WebSphere V2)』を発表しました。同製品にはスタンダード版と アドバンスド版があり、いずれも本年5月17日から出荷を開始します。

 WebSphere V2の最大の特長は、Webサーバー上でのトランザクション・レベルの処理を可能にするEnterpriseJavaBeans(EJB)をアドバンスド版でサポートしたことです。これによって、開発者は異常発生時の処理や並列処理といった余分な処理の記述は行わず、業務処理に 集中してソフト部品を機能開発できるとともに、開発したソフト部品を他のプラットフォームで、OSやデータベースの種類が変わってもそのまま実行することが可能となり開発 生産性を高められます。また、構築したアプリケーションの運用管理をTivoliにより一元的に行える機能など、TCO削減のための機能強化が図られています。

 さらに、WebSphere V2ではWebサーバーとして人気の高いフリーソフトウェアであるApacheを機能強化した、IBMHTTP Serverを同梱しています。HTTP Serverでは従来からのApacheの機能に加え、セキュリティーのためのSSLサポート、キャッシュを使用した 高速化などの機能拡張が図られています。

 WebSphere V2はWebサーバーとしてIBM HTTP Server以外にも、Lotus Domino V5、Apache、 Netscape EnterpriseServer、Netscape FastTrack Server、Microsoft Internet Information Server、Lotus Domino Go Webserver、OSではAIX(R)、Solaris、Windows NT(R)をサポートし、幅広いプラットフォームでWebサーバーを対話型のJava Webアプリケーション・サーバーに拡張できます。

 本日同時にWebサーバーをクラスタ構成にして、大規模に展開するためのWebSphereファミリー製品『WebSpherePerformance Pack V2.0』を本年5月27日から出荷開始することを発表しました。同製品は、負荷分散、キャッシング、分散ファイル・システムなどを実 現するためのパッケージで、今回の機能強化により、サービス品質(QOS)や生産性、使いやすさなどが大幅に向上しました。

本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。

製 品 名製 品 名 標準使用料金(税別)標準使用料金(税別) 出荷開始日出荷開始日

IBM Web Sphere Application Server V2.0 スタンダードスタンダード 版版

プログラム・パッケージ (CD-ROM付きライセンス) 127,200円 1999年 5月17日

1追加導入(ライセンスのみ) 122,600円 1999年 5月17日

アップグレード V1.1からV2.0へ(CD-ROM付きライセンス) 38,300円 1999年 5月17日

アップグレード V1.1からV2.0へ(ライセンスのみ) 36,800円 1999年 5月17日

IBM WebSphere Application Server V2.0 アドバンスドアドバンスド 版版

プログラム・パッケージ (CD-ROM付きライセンス) 960,000円 1999年 5月17日

1追加導入(ライセンスのみ) 955,400円 1999年 5月17日

アップグレード V1.1からV2.0へ(CD-ROM付きライセンス) 832,800円 1999年 5月17日

アップグレード V1.1からV2.0へ(ライセンスのみ) 832,800円 1999年 5月17日

IBM WebShere Performance Pack V2.0 1,058,000円 1999年 5月27日

以 上

WebSphere ファミリーについて:WebSphere Application Serverは既存のWebサーバー上で、Javaプログラム(サーブレット)を動作させ、対話型の動的コンテンツ提供や、 高速なDB接続といった機能を提供する製品です。同製品は、1998年11月の発表以来、WWWの従来の標準規格であるCGI(Common Gateway Interface)で構築されたアプリケーションの課題である、アクセス集中時のレスポンスの低下、開発生産性やパフォーマンスの低さ、保守や管理業務 の負荷の増大などを解消するソフトウェアとして高い評価を得ています。 同製品は、Windows NT、AIX、Solaris、OS/400 など、さまざまなプ ラットフォームをサポートするオープンな稼働環境を特徴としています。また、分散オブジェクト間通信の標準的な仕様であるCORBA(Common Object Request

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Broker Architecture)をサポートしています。

WebSphereファミリーは、Webサイトの構築から実行、管理を行うための全ての機能を提供します。 WebSphereApplication Serverに加え、対話型Webアプリケーションの開発ツールである「WebSphere Studio」、Webサーバーをクラスタ構成にして、大規模に展開するための「WebSphere Performance Pack」があります。

IBM、AIX、OS/400、WebSphereは IBM Corporationの商標。Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。Lotus、DominoはLotus Development Corporationの商標TivoliはTivoli Systems Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標Java、JavaBeans、Solarisは Sun Microsystems, Inc.の商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

WebSphere関連の情報は、http://www.software.ibm.com/webservers/jpn/でご覧いただけます。

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ノートパソコン向けのバッテリーの稼働時間ノートパソコン向けのバッテリーの稼働時間 /処理能力を向上するフリー処理能力を向上するフリー・・ソフトウェアを提供ソフトウェアを提供[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月19日

 IBM ( 本社:米国・ニューヨーク州アーモンク、 会長:ルイス・V・ガースナー )は、ノートパソコンのバッテリー稼働時間を最大約10パーセント延長、もしくは処理能力を向上させることができるフリー・ソフトウェ ア、「Power Booster」を提供しています。

 Power Boosterは、IBMのalphaWorks のホームページ、(http://www.alphaWorks.ibm.com)からダウンロードで きる、1メガバイト未満の小さなプログラムです。本プログラムを導入すると、1997年6月以降に製造されたIBMの「Travelstar 2.5インチ・ハードディスク」に搭載されているバッテリー電力管理機能の制御・拡張を実現するスライダー・バーを使用することができます。Travelstar 2.5インチ・ハードディスクは、すべての主要なコンピューター・メーカーで採用されており、IDC(International Data Corporation)によれば、昨年製造されたノートパソコンの半数近くに搭載されている、業界で最も人気のあるハードディスクです。

 ベンチマーク・テストによれば、消費電力を最大限に節約するようにPower Boosterを設定した場合、ノートパソコンのバッテリー稼働時間が最大約10パーセント延長されます。つまり、バッテリー稼働時間が4時間の場合、約25分延長されることになります。(ディスク・ドライブはノートパソコンのバッテリー電力を最大で約4分の1消費します)

 Power Boosterでは、バッテリー稼働時間と処理能力のどちらを優先するか、その度合いを設定することができます。例えば、お客様向けに30分間、高速でマル チメディア・プレゼンテーションを行おうとする場合、バッテリー稼働時間は気にする必要がないため、処理能力を最大にした設定を、一方、長時間飛行機に乗って何時間も仕事 をする場合は、バッテリー稼働時間を最大にした設定にするといった選択が可能です。

 Power Boosterは、「IBM Adaptive Battery Life Extender バージョン2」かそれ以降を備えたTravelstarで動作します。これらのHDDは、ATA−4電力管理仕様も装備しており、適応性のあ るパワー・マネージャーが、お客様の実際の作業を分析し、バッテリー電力を節約するのに最適な方法を判断します。IBM Adaptive Battery Life Extenderは、フルパワーからスタンバイまで5つの電力/パフォーマンス・レベルから、最適のレベルを選定し、ドライ ブに指示します。一般的に、適応性の低いディスク・ドライブのエネルギー節約システムでは、レベルは3レベルしかなく、あらかじめ設定された時間後に省電力オプションが有 効になるだけです。実際のディスクの使用状況にはさまざまな特徴的なパターンがあるため多くの場合、このように単純な方法ではエネルギーの消費量は減少せずにむしろ増加し ます。

 Power Boosterのインストールと使用法は簡単です。サイトからのダウンロード後、まずPower Boosterは、ディスク・ドライブがTravelstarに適合しているかどうかを判別します。適合していると判別された場合、お客様はこのプログラムをインストール することができ、左端の「バッテリー稼働時間最大」から右端の「パフォーマンス最大」まで、電力管理設定のレベルを設定できるスライダー・バーのついた小さなウィンドウが 表示されます。ノートパソコンを外部の電源コンセントに接続した場合には、バッテリー稼働時間は考慮する必要がないため、PowerBoosterは電源が変わったことを 感知して、自動的にドライブの設定をパフォーマンス最大に切り替えます。

 IBMのalphaWorksは、IBMの新技術の市場投入を見極め、促進します。IBMは、alphaWorksを通じて、Power Boosterなどの技術を提供することにより、自社の製品開発プロセスの向上に役立つ市場動向および貴重なフィードバックを得ています。

詳細については、以下のホームページでご覧いただけます。Power BoosterのFAQ:http://www.alphaWorks.ibm .com/tech/powerbooster

Power Boosterのスライダー制御のGIFスクリーン・ショット:http://www.tsicomm.com/powerboos ter.html

IBMのAdaptive Battery Life Extender技術の詳細を提供するホワイト・ペーパー:http://www.almaden.ibm.com/almaden/pbwhitepaper.pdf以 上

IBM,alphaWorksはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標

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ドミノドミノ・・サーバーにサーバーに S//390 エンタープライズエンタープライズ・・サーバーを採用サーバーを採用[ プレス・リリース ]1999年4月19日

ロータス株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 ロータス株式会社(本社・東京都品川区、代表取締役社長・安田 誠、以下ロータス)、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、代表取締役社長・北城 恪太郎、以下日本IBM)は19日、業界標準のメッセージング/グループウエア統合システムの「ロータス ノーツ/ドミノ」をトヨタ自動車株式会社(本社・愛知県豊田市、代表取締役社長・奥田 碩)へ全社規模で納入したことを発表しました。トヨタ自動車では、全社的な電子メールシステムのインフラとして、2月から部分的に「ノーツ/ドミノ」の運用を開始し、最終 的には約3万人の社員が「ノーツ/ドミノ」による電子メールシステムを利用することになります。 また、サーバーには日本IBMのエンタープライズ・サーバー「S/390 G5」が採用されました。

 今回、全社規模の電子メールシステムの利用に向けた再構築において、「ノーツ/ドミノ」を選んだ理由として大規模な運用に不可欠な管理機能や安定性が優れていること、イ ンターネット標準技術へ全面的に対応していることが高く評価されました。 当面はバージョンR4.6が納入されます。また、サーバーに「S/390 G5」が採用された理由として、全社レベルの約3万人という大規模なシステムを一元的に運用・管 理でき、TCO(運用管理などを含めたシステムの総費用)を最適化できるという点が高く評価されました。エンタープライズ・サーバーが、ノーツ/ドミノの電子メールサーバ ーに採用されたのは今回が初めてです。

以 上

*記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

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ソニーとデジタル音楽コンテンツの著作権保護技術で協力ソニーとデジタル音楽コンテンツの著作権保護技術で協力[ プレス・リリース (ご参考資料) ]1999年4月16日

IBM コーポレーションソニー株式会社

 IBMコーポレーション(以下、IBM)とソニー株式会社(同、ソニー)は、米国時間4月15日、IBMが開発したデジタル音楽コンテンツをダウンロード・販売するため の“e−ビジネス”ソリューション「EMMS(Electronic Music ManagementSystem)」と、ソニーが開発した著作権保護技術「MagicGate(マジックゲート:仮称)」および「OpenMG(オープン エムジー:仮称)」をブリッジさせるために協力することを発表しました。

 両社は、各々が持つ技術をブリッジさせることで、今後拡大が予想されるデジタル音楽配信市場において、著作権などの権利者保護を実現しつつ、アーティストやコンテンツ配 信者に新しいビジネスの可能性を提供することを目指します。また、信頼性のある著作権保護技術を搭載した新しいオーディオカテゴリー機器の登場を促し、より優れた利便性や 機能をコンスーマーに提供することを目標としています。

 まず両社は、IBMの「EMMS」とソニーの「MagicGate」および「OpenMG」技術の相互運用を実現します。これにより、インターネットから「EMMS」を 利用して購入・ダウンロードした音楽コンテンツを、「MagicGate」や「OpenMG」対応のメモリースティックウォークマンのようなオーディオ機器やパソコンで利 用することが可能になります。もちろん、この方法でダウンロードされた音楽コンテンツは、コンテンツ配信者が定める利用条件に基づくため、録音や再生、複製などは、著作権 に配慮した運用がなされます。 さらに、協力の一環として、より付加価値の高い音楽配信サービスをコンスーマーや音楽業界に提供できるよう、各々が持つ技術の拡張についても検討する予定です。

Richard K. Selvage(IBM Global Media and Entertainment Industry、General Manager)のコメント「IBMは、権利者の著作権などの保護に対応したデジタル音楽配信技術のリーダーとして、音楽配信技術の構築に寄与してまいりました。今回、コンスーマーエレクトロニクス のリーダーであるソニーと協力することにより、両社は、音楽業界により貢献できると共に、“e−ビジネス”から利益を得る新しい事業機会を創造することが可能になるでしょ う。」

堀籠 俊生(ソニー 常務、デジタルネットワークソリューション プレジデント)のコメント「ソニーは、エレクトロニクスカンパニーとして、エンタテインメント業界の発展に貢献し、また、アーティストを始めとする権利者の権利を尊重してきました。IBMと我々 は、著作権者の保護というビジョンを共有しており、お客様に音楽コンテンツを素早く簡便に提供する信頼性のあるプラットホームを構築するのに不可欠な技術ソリューション を、協力して音楽業界に提案してまいります。」

【【EMMS】】IBMが開発した「EMMS」は、オープンアーキテクチャー、規模の柔軟性、セキュリティー機能などを搭載したデジタル音楽コンテンツのダウンロード・販売システムで す。「EMMS」は、主な要素として、コンテンツのマスタリング機能、音楽コンテンツやプロモーション素材のホストツール、オンラインショップのコンスーマーへの音楽コン テンツ販売支援ツールなどから構成されます。また、情報センター(Clearinghouse)で、コンテンツの販売状況が管理され、ユーザーからのアクセスやコンテンツ所有者の設定した条件での利用が行われるよう マネージメントを行います。加えて、ソフトウエア開発会社やコンスーマー機器会社向けにOEMツールキットが用意されており、デジタルメディアなどの信頼あるエンドユーザー向けシステムの開発が可能 です。

【【MagicGate、、OpenMG】】ソニーが開発した「MagicGate」および「OpenMG」は、保護されたデジタル音楽コンテンツの不正なコピーや利用、配信を防止する技術で す。「MagicGate」は、対応半導体メディアや機器に搭載され、音楽著作権を保護します。ソニーでは、メモリースティックや対応機器への搭載を計画していま す。「OpenMG」は、早急な著作権保護対応が必要なパソコン向けに開発され、対応パソコンでは、著作権保護を行いつつ音楽コンテンツの録音や再生などを実現しま す。

【背景】【背景】IBMおよびソニーは、音楽業界とともに、今後拡大が予想される電子配信市場に対応し、コンスーマーの利便性を高め、またデジタル音楽コンテンツの価値を守る電子配信技術 の構築を進めてきました。そして、両社は、デジタル配信におけるセキュリティーと相互運用性を検討するSDMI(Secure Digital Music Initiative)にも積極的に参加しております。また、本年2月8日(米国時間)発表の通り、IBMとBMG, EMI, Sony Music, Universal Music, and Warner Musicは、「EMMS」を利用し、ネットワークを経由してCD並みの品質のアルバムをノーカットで簡便迅速に提供する「デジタル 配信システムの試験運用」を行っています。

IBMは、IBM Corporationの商標です。

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ソニーとソニーと IBM 業界向けにメディア資産管理機能を提供する世界規模の合弁契約締結業界向けにメディア資産管理機能を提供する世界規模の合弁契約締結〔米国ニュージャージー州バークリッジ、カリフォルニア州ロサンゼルス 〔米国ニュージャージー州バークリッジ、カリフォルニア州ロサンゼルス 4月月14日(現地時間)発〕日(現地時間)発〕

ソニーとIBM(R)コーポレーションは 14日、放送局やポスト・プロダクション施設、エンターテインメント・スタジオ内でのデジタル・コンテンツおよび知的資産を管理するための総合的なソリューションを提供す る、全世界的なマーケティング契約に調印したと発表しました。契約が発効し次第、ソニーとIBMは世界の放送・制作市場にメディア資産管理システムを共同で販売します。こ うした業界向けの事業においてソニーとIBMが提携するのは初めてのことです。

両社のスキルとテクノロジーを互いに補い合うことで、ソニーとIBMは、メディア およびエンターテインメント企業が既存のテープ・ライブラリーをデジタル資産に移行させる上で必要なソリューションを提供できます。こうしたデジタル資産の活用は、オンラ インでの再配信や再販売など収益性の高い新サービスの基盤となります。

CNNは、今月から数年間にわたり、ソニーとIBMが提供するカスタマイズされたメディア 資産管理ソリューションを採用します。CNNは19年以上にわたり蓄積された10万時間以上に及ぶ素材をデジタル化し、日常の制作システムに統合します。これにより CNNは、価値あるデジタル資産を有効活用し、ニュース素材の制作を質および量的に改善することができ、営業経費の削減と売上増大の機会拡大を図ることができま す。

この広範囲にわたる契約の一部としてIBMは、コンサルティング、システム・インテグレーション・サービス、デジタル・ライブラリー・ソフトウェア、MQ Series(R)ワークフロー・ソフトウェア、チボリ、Lotus Notes、そしてお客様の要望に基づく各種のサードパーティ・ソフトウェア・アプリケーションを含 むメディア資産管理フレームワークを提供します。またソニーは、永年にわたる放送・制作システムの開発経験を活かしたシステム・インテグレーションやコンサルティングとと もに、Sony PeteSite大規模ストレージ・ライブラリー、DTFテープドライブ、MPEG2のエンコーディング/デコーディング装置、AV(音響・映像)プロダ クション・サーバー、伝送サーバーを提供します。

柔軟性と拡張性に富み、カスタマイズ性に優れた包括的なメディア資産管理ソリューションは、制作されたにもかか わらず不採用となった、あるいは未使用のAV資産の量を大幅に削減するために開発されました。さらに、これらのソリューションは後日の使用や最販売のため、デジタル資産の カタログ作成と、利用目的の明示を効率的に行います。

「ソニーの放送分野における強さとリーダーシップに、IBMのIT(情報技術)産業における世界的なリーダ ーシップが加わることで、データ管理のための強力かつ新しいデジタル・ソリューションをお客様に提供できるでしょう」と、ソニー株式会社のブロードキャスト&プロフェッシ ョナル・システム・カンパニーの大木充社長は語っています。「再利用と再配信のためデジタル・メディアの保管とアクセスの可能度を向上すれば,メディアが本来持っている価 値を最大限発揮させることができます」

「メディア・コンテンツを活用するためのツールとテクノロジーを習得した企業は、新たな収益機会を捉え、経費を大幅に削 減する体制を整えることができるでしょう」と、IBMグローバル・メディア・アンド・エンターテインメント・インダストリー担当ゼネラル・マネジャー、リチャード・K・セ ルベージは語っています。

「向こう数年間、CNNは10万時間以上にも及ぶ保管素材のデジタル化に取り組んでいきます」と、CNNとターナー・ブロードキャステ ィング・システムのニュース担当でCIOのスコット・テイズラーは語っています。「当社の2分の1インチのテープを基本としたビデオ・ライブラリーは、オンエア、インタラ クティブ・プロダクションおよび将来のコンテンツ直販の要となる、新しいデジタル資産管理システムに統合されます。当社のためにソニーとIBMが設計したデジタル資産管理 ソリューションは、この移行の透明性を最大化するものです。当社のBetacam SXおよびMPEG2フォーマットに対する現在のコミットメントもまた、この計画中の移 行の一部であり、アナログからデジタル環境への完璧なブリッジを提供します」

「それは日常のシステムの一部となるものであり、デジタル保管庫である以上に、デジ タル・プロダクション・システムなのです」と、CNNのR&D担当副社長のゴードン・キャッスル氏は語っています。「このシステムは実際、すべてのフィルムを間接的に記録 し、長期にわたる作品のほか日常のすべての素材を保存することになります。ライブラリーの素材は日常のプロダクションでより大きな役割を果たし、日常のプロダクション・コ ストを削減することができます。このシステムは当社の最終利益に好影響を及ぼすでしょう」

以 上

●テクノロジーに関してメディア資産管理は、デ ジタル資産の獲得、制作、加工、記録、保管、検索、伝送、表示を行うためのオープン・フレームワーク/プラットフォームとなるものです。メディア資産管理アプリケーション は、「アセット・アクイジション(デジタル資産管理システムにコンテンツを記録するアプリケーション)」「アセット・マネジメント(デジタル資産を保管、検索、照会するア プリケーション)」「コンテンツ・クリエーション(デジタル・コンテンツを生成するアプリケーション)」「アセット・ディストリビューション(マルチメディアを配信、表示 するアプリケーション)」から構成されています。メディア資産管理に関するIBMソリューションは、オープン・フレームワークに基づく統合ソフトウェア・アプリケーション およびサービス、先進テクノロジー、IBMおよび先進テクノロジー・プロバイダーが提供するインダストリー・アプリケーションを結集したものです。

Sony DTFドライブ 市販のものとしては最高速のドライブで、UNIXおよびNTプラットフォームをサポートし、ミッション・クリティカルな情報テクノロジー環境から最高画 質のグラフィック・プロダクションやポスト・プロダクションに至るまで、様々なサーバー、ワークステーション、クライアント/サーバー・コンピューター・システムに対する バックアップおよびアーカイビング機能を提供します。

このドライブは現在、最大42GBの未圧縮データ/カセットのキャパシティーとSCSI-2 Fast and Wideインターフェースを介した12MB/秒(96Mbps)の持続転送速度を兼ね備えています。すべてのDTFドライブは、ソニーのDMSストレージ・ライブラリー・ファミリーの中では最も強力な主力製品であるPeteSiteシステムと互換性があります。PeteSiteシステムはモジュー

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ル構成を持ち柔軟性のあるシステム で、5.4テラバイトから最大2.3ペタバイト(2,300テラバイト)のストレージ・ニーズに対応する容 量拡張性を備えています。DTFドライブはまた、ロボティッ ク・オートローダー やライブラリー・システムと組み合せて完全なシステムを構成します。

PeteSiteシステムのハイブリッド・オペレーションに新たに加 わった機能 により、プロフェッショナルな「ビデオ記録された」テープと同時に「データ記録された」テープを処理することができます。これにより既存の資産から大がかり な デジタルデータ転換をする必要がなくなり、お客様にとってより簡単でより速い移 行が可能となり、CNNのDTF決定に関する重要な要因となりました。CNN は 1台のPeteSiteシステムを活用し、アナログのBetacam、Digi tal Betacam、Betacam SX、新しいDTF記録メディアから なる既存のライブラリーを管理しています。これまで蓄積された資産が検索できる ので、デジタル・ファイルへの転換が可能になり、時間の経過とともにシステムは もっ と実際的にデジタル転換ができるようになります。最終的にすべての資産はデータ資産になりますが、既存の、蓄積された投資や資産を活かす形で転換作業を 進めることがで きます。

IBM、MQSeriesは、IBM Corporationの商標。Lotus Notesは、Lotus Development Corp.の商標。UNIXは、X/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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NuOfficeを北米市場でも発売を北米市場でも発売[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月15日

[米国ジョージア州アトランタ 4月13日(現地時間)発]

 IBMコーポレーションは13日、オフィス機器とのデータの送受信を簡素化する、Lotus Notes Dominoに基づいたネットワーク対応オフィス・システ ム、「NuOffice」を北米市場において本年6月に発売すると発表しました。IBMは同時に、リコーコーポレーション(米国法人)、キヤノン U.S.A.、ムラテック アメリカ(Muratec America Inc.)の事務機器大手3社が、NuOfficeシステムをサポートする多機能周辺機器を順次出 荷すると発表しました。

 NuOfficeおよびその周辺機器は、インターネットや企業イントラネットを通じて機器の配置を把握し、コントロールするためのオープン・ミドルウェア・テクノロジ ー、サリュテーション・アーキテクチャーに準拠しています。ネットワーク上にある周辺機器の配置がわかれば、NuOfficeがその機器に適したデバイスドライバーを選び 出してくれるため、ユーザーは容易にそれぞれの機器を使用できます。

 Lotus Notesのユーザーは、NuOfficeを利用することによりサリュテーション・アーキテクチャーに準拠した任意の周辺機器で情報をプリント、ファック ス、またはスキャンできます。加えて、NuOfficeはコンフィギュレーションを自動感知し、適切なドライバをロードするため、NuOffice対応の周辺機器について は、Lotus Notes Domino Serverにローカルで、あるいは遠隔的に接続することができます。

 IBM NuOfficeは、既に日本市場において、キヤノン、富士ゼロックス、三田、ムラテック(村田機械)、リコーの一群のNuOffice対応周辺機器およびソフ トウェアのサポートを得ています。

 NuOfficeのユーザーは、ファックス機やコピー機から取り込んだドキュメントを直接電子メールで送ったり、読み込んだドキュメントをNotes Data Baseに直接取り込むことができます。さらにそこを中継点として別の場所に転送することもできます。NuOfficeはOCRなどのアプリケーション・プロセスに入力す ることもできます。ファックスなどから送信されてきた取り込み情報やスキャン画像は個人のメールボックスや特定のデータベースに格納することができ、これによりモバイル作 業中もオフィスとの情報共有が可能になります。印刷に際しても、NuOfficeのユーザーは機能やオプション、可用性についてプリンターの照会を行うことができま す。

 さらに、NuOfficeはネットワーク上の機器のアップグレード、再構成、削除といったタスクを自動的に管理します。NuOfficeは、ローカルで、あるいは遠隔的 に配置されたサリュテーション機器の位置を特定します。LANやWANやインターネットを介してNuOfficeサーバーと接続することができる機器は、NuOffice のメリットを存分に享受することができます。また、NuOfficeは、サリュテーション対応機器とNotes Data Base間のインターフェースを提供するた め、Notes Data Baseの内容を参照する既存の垂直的なアプリケーションとネットワーク機器との統合が容易に実現できます。

 NuOfficeは99年6月に発売されます。これに対応するリコーの新製品には、「RICOH Aficio 350/450」デジタル・イメージング・システ ム、「AP Series」白黒/カラー・デジタル・プリンターがあります。このリコーのNuOffice対応製品は99年第3四半期に発売される予定です。キヤノンは北 米向けデジタル複写機のラインナップ「imageRUNNER」でNotes対応を開始し、さらに、1999年後半を目標にリリースする予定の次世代プラットフォームでサ リュテーション・アーキテクチャーをサポートし、NuOffice対応を計画しています。さらにムラテックのSalutation FaxServer Systemは、F−120ファックス・サーバーやSM−100サーバー・ソフトウェアを含め、99年6月発売の予定です。

 IBMは世界最大の情報テクノロジー企業であり、企業イノベーションの支援において80年にわたり業界をリードしてまいりました。IBMのパーベイシブ・コンピューティ ング部門は、ハンドヘルド・インターネット対応機器やスクリーンホンなど、新種のネットワーク接続クライアント装置を活用するe−businessソリューションの開発に 携わっています。このチームの重要な任務の1つは、パーベイシブ・コンピューティングに必要なオープン・インダストリー・スタンダードの採用を促進し、お客様がいつでも、 どこにいても、情報に簡単にアクセスし、活用できるようにすることです。

サリュテーションサリュテーション・・コンソーシアムについてコンソーシアムについて

サリュテーション・コンソーシアムは、情報交換を効率化するためのテクノロジー提供を主な目的とした非営利団体であり、以下のアメリカ、ヨーロッパ、日本の企業が会員とし て名を連ねています。アドビシステムズ、Advanced PeripheralsTechnologies、アクシスコミュニケーションズ、ブラザー工業、キヤノン、シスコシステムズ、富士ゼロックス、富士通、グラナイト・シ ステムズ、ヒューレット・パッカード、日立製作所、IBMコーポレーション、神戸製鋼所、小松製作所、コニカ、松下電器産業、三田工業、三菱電機、村田機械、沖データ、リ コー、三洋電気、セイコーエプソン、サン・マイクロシステムズ、シャープ、東芝、ゼロックス。

サリュテーション・アーキテクチャーについての情報は、(http://www.salutation.org)でご覧いただけます。

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携帯用音声技術のイニシアティブ『携帯用音声技術のイニシアティブ『VoiceTIMES』結成』結成[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月14日

 音声認識技術とモバイル・テクノロジー関連の業界大手7社は13日(現地時間)、DemoMobile 99 Conferenceにおいて、モバイル・エンタープライズ・ソリューション用の音声技術イニシアティブ『VoiceTIMES(ボイス・タイムス)』を結成したことを発表しました。VoiceTIMESは、携帯録音機器などのモバイル・デバイスと音声技術を利用したソリューションを企業のお客様に提供するための技術を統合していく ことを目的としています。

 VoiceTIMESに設立メンバーとして参加するのは、Dictaphone、e.Digital、IBMコーポレーション、インテル コーポレーショ ン、Norcom Electronics、オリンパス工学工業株式会社、ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスの7社です。

 VoiceTIMESは、急成長するモバイル機器によるネットワーク接続への需要増加に伴い、既製のモバイル製品および将来の携帯機器上で、音声コマンドや音声情報の送 受信方法の仕様を規定する目的で結成されました。現在、音声対応のモバイル・デバイスに関する規格は存在していません。VoiceTIMESでは、音声技術を利用した相互 に接続でき、低コストなモバイル・ソリューションを実現するため協力し、規格を提供する予定です。

 モバイル・デバイスにより、音声認識、話者認識、音声合成などをしたいというお客様は、これまで製品を組み合わせて高いコストで開発を行っていまし た。VoiceTIMESのメンバーは、音声技術をモバイル・エンタープライズ・ソリューションに組み込むときに発生するハードウェアとソフトウェア双方で発生する技術的 な問題を解決することを計画しています。新しく策定された技術仕様は、オープンなスダンダード・ソリューションとして業界の標準化団体で検討されるように公表する予定で す。

 主な共同作業のひとつとして、VoiceTIMESでは、モバイル・デバイスの成長が急であるエンタープライズ・ソリューションや、企業のビジネス方法を変更するために 照準を絞った共同調査研究を行う予定です。遠隔地から即時に情報やコンピューター資源にアクセスすることは、専門家にとって競争上の大きな優位点と考えられ、今回の協業で はモバイル環境でのインターネット/イントラネットへのアクセスについて焦点をあてています。

VoiceTIMESの設立メンバー企業VoiceTIMESイニシアティブの参加企業およびその役割は、次のとおりです。

IBMコーポレーション音声認識技術とモバイル・コンピューティング、カスタマイズ用ツールキット、モバイル・デバイスの評価とテスト、トランスクリプションの拡張、ファイルのフォーマット、ク ライアント/サーバーのプロトコルを担当。

e.Digitalデジタル・モバイル・デバイスとPCやインターネットとのインターフェースのデザイン、開発を担当。E.Digitalはインテルと機能強化したデジタル・ボイス・レコー ダーについて協業しています。

Dictaphoneデジタル・レコーダーのデザイン、エンタープライズ関連のカスタマー環境を担当。

インテル コーポレーションマイクロプロセッサーとシステム設計を担当。さらにIBMと協力して、分散環境で音声アプリケーションを使用するモバイル・ユーザーのための最適なシナリオを作 成。

Norcom Electronics専門的なディクテーション/音声認識製品とソリューションの構築および販売を担当。

オリンパス光学工業デジタル・レコーダー分野を担当。

フィリップス電子部品、音声技術、モバイル生産性ツールを担当。

 VoiceTIMESでは、他の無線規格による通信などのエンタープライズ・ソリューションで使用する音声データの構造を定義する予定です。音声技術規格を確立する作業 は、モバイル・エンタープライズだけでなくコンピューティング環境のあらゆる部分に及びます。

 現在さまざまな製品に組み込まれている音声認識、識別、確認のソリューションや統合の標準化を早期に開発するには、1グループの作業や提携関係だけでは不十分です。この ため、インターネットと無線通信ネットワークを利用して情報にアクセスする際に、音声を使用する場合の要件に取り組むために、他の規格のための協力関係が形成されつつあり ます。IBMとVoiceTIMESのメンバーの多くも、VXMLやSpeech for Java、World Wide Web Consortium(W3C)などのイニシアティブに参加しており、規格を制定する際にVoiceTIMESを他の業 務提携と調整して組み込む計画です。

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以 上

社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

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業界最高レベルのグラフィックス業界最高レベルのグラフィックス・・ボードを搭載したボードを搭載したPCワークステーションの新製品を発表ワークステーションの新製品を発表[ プレス・リリース ]1999年4月14日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は14日、PCワークステーション「IntelliStation(インテリステーション)」の新製品として、業界最 高速クラスのプロセッサーやグラフィックス・ボードを搭載したモデルなどを含む最上位機種「IntelliStation Z Pro」3モデル、価格性能比に優れた中位機種「IntelliStation M Pro」2モデル、および2D環境のアプリケーション用途に適した普及機種「IntelliStation E Pro」2モデルの合計3機種7モデルを発表し、ラインアップを一新しました。

 IntelliStationは、コンピューター設計のCAD/CAM/CAE、コンピューター・グラフィックス(CG)、映像処理、金融ディーリングなどの高度な処理 性能が要求されるプロフェッショナル業務向けのワークステーションです。当社は、グラフィックス・ボード・メーカーとの協力に基づくチューニング作業などによって上記の用 途に適した高い処理性能を実現するとともに、全国5か所にあるPC NTソリューション・モールを通じて行なっているソフトウェア開発会社などとの協力によって、多くのソリューション事例をお客様に提供しています。

 なお、本日発表したIntelliStation E Proは、先ごろ企業向けクライアントPCおよびノートPCで導入した新価格体系を適用しています。これは、従来 の値引きを前提とした「標準価格」から、市場の実勢価格に近くお客様にわかりやすい「希望小売価格」表示へと変更するものです。

 本日発表した製品の概要は以下のとおりです。

IntelliStation Z Pro IntelliStationシリーズの最上位機種です。特に大規模なモデル・データを複数取り扱うデジタル・モックアップ(3D CADの最も進んだ設計)やCG制作に適した3Dモデル(2モデル)と、ノンリニア・ビデオ編集や複雑で高度なプログラミングなどの実行に適した2Dモデル(1モデル)を 用意しています。

3Dモデル(6865−36J/46J) 最新のPentium III Xeon プロセッサ550MHzまたは500MHzを採用し、デュアル・プロセッサー仕様対応で、同プロセッサーを1機増設 することができます。グラフィックス・ボードには業界最高レベルの処理性能を持つIntense 3D社のIntense3D Wildcat 4000を搭載しています。このグラフィックス・ボードは、米国IBM とIntense 3D社との協力関係に基づき、ボード全般とドライバー・ソフトウェアに対するチューニングを行っており、高い処理性能と安定性をお客様に提供しています。

 メモリーには標準256MB(最大2GB)の動作周波数100MHzのECC SDRAMを採用し、高速大容量の9.1GBハードディスクを搭載しています。

2Dモデル(6865−40J) Pentium III Xeonプロセッサ 550MHzを採用、デュアル・プロセッサー仕様対応で、同プロセッサーを1機増設することができます。グラフィックス・ ボードには、シリーズとしての長い利用実績に基づく安定性が特徴のMatrox社のMillennium G200を採用しています。メモリーには標準128MB(最大2GB)の動作周波数100MHzのECC SDRAMを採用し、高速大容量の9.1GBハードディスクを搭載しています。

IntelliStation M Pro IntelliStationシリーズの中位機種です。3D CAD設計やCG制作向けの3Dモデルと、2D CAD設計、ノンリニア・ビデオ編集、プログラミング業務向けの2Dモデルを用意しています。

3Dモデル(6889−56J) 米国IBMと米国Diamond Multimedia Systems社による共同開発製品である「IBM Fire GL1 」をグラフィックス・ボードに採用しています。一般的な大きさのモデリング・ データを扱う3D CAD設計やCG制作現場で特に性能を発揮し、32MBのビデオ・メモリーを標準で搭載することにより1,920×1,200ドットの解像度で1,670万色表示が可能で す。

 Pentium IIIプロセッサ 500MHzを採用、デュアル・プロセッサー仕様対応で、同プロセッサーを1機増設することができます。 メモリーには標準256MB(最大1GB)の動作周波数100MHzのECC SDRAMを採用し、高速大容量の9.1GBハードディスクを搭載しています。

2Dモデル(6889−53J) Pentium IIIプロセッサ 500MHzを採用、デュアル・プロセッサー仕様対応で、同プロセッサーを1機増設することができます。グラフィックス・ボードに は、Matrox社のMillennium G200を採用しています。メモリーには標準256MB(最大1GB)の動作周波数100MHzのECC SDRAMを採用し、高速大容量の9.1GBハードディスクを搭載しています。

IntelliStation E Pro((6893−50J//52J)) IntelliStationシリーズの普及機種です。使用予定のアプリケーションの運用上、通常のデスクトップPCよりもう一段上のスペックの製品をのぞむお客様向け の製品です。2つの2Dモデルのみの構成です。

 プロセッサーには、Pentium IIIプロセッサ500MHzまたは450MHzを、グラフィックス・ボードにはMatrox社のMillennium

(R) (R)

(R)

TM

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G200をそれぞれ採用しています。標準64MBまたは128MBのPC100規格 ECCSDRAMを搭載、最大768MBまで拡張が可能です。また、ハードディスク・ドライブには大容量の13.5GBを搭載しています。

Linux対応への取組み対応への取組み 本日発表したIntelliStationの2Dモデルについては株式会社五橋研究所によるLinux稼動認証、ならびにIBM Linuxサポートセンターによる導入・運用支援を通じて、IntelliStation上におけるRedHat版Linuxの運用促進を図っていく予定です。

なお、本日発表製品の価格および出荷開始予定日は以下のとおりです。

製製 品品 名名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IntelliStation E Pro 6893-50J ¥258,000 1999年 4月21日

IntelliStation E Pro 6893-52J ¥328,000 1999年 4月21日

製製 品品 名名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IntelliStation M Pro 6889-53J ¥728,000 1999年 4月21日

IntelliStation M Pro 6889-56J ¥898,000 1999年 4月21日

IntelliStation Z Pro 6865-40J ¥868,000 1999年 5月26日

IntelliStation Z Pro 6865-36J ¥1,480,000 1999年 4月21日

IntelliStation Z Pro 6865-46J ¥1,580,000 1999年 5月26日

以 上

IBM,IntelliStationはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Pentium,XeonはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Fire GL1はDiamond Multimedia Systemsの米国およびその他の国における商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IntelliStation Z Pro(6865−36J/40J/46J)

3Dモデル(36J/46J)には、グラフィックス・カードにIntense 3D社の「Intense 3D Wildcat 4000」を採用し、Intense 3D社との連携によりアプリケーションの処理速度が向上。また2Dモデル(40J)には安定稼動に定評があるMatrox社MillenniumG200を採用Wildcat 4000は、3G FLOPSの演算能力と6800万ピクセル/秒のトリリニア・テクスチャー描画速度を誇り、Pro CDRS−01において、24.12という圧倒的スコアを記録

業界最高速クラスのPentiumIII Xeonプロセッサ 550MHz(40J/46J)または500MHz(36J)を採用

チップセットに440GX AGPsetを搭載することで、プロセッサー/メモリー−グラフィックス/HDD間の高速データ転送を実現。SMP対応で、オ プションで同プロセッサーを1機増設可能

主記憶には動作周波数100MHzののSDRAMを標準で256MB(36J/46J)または128MB(40J)を搭載。最大2GBまで拡張が可能。エラーの検出および訂正機能を備えたECCに対応

10,000rpm(40Jは7,200rpm)の9.1GBの大容量ハードディスクを標準搭載。データ転送方式にUltra2 SCSIを採用

最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備

サウンド機能はSoundBlaster Pro互換のCrystal Soundをオンボードで装備

7ベイ×7スロットのタワー・ケースを採用し、拡張性を確保。4つの冷却ファンを装備し、安定稼動にも配慮

各種パスワード・セキュリティに加えて、ケースやパーツの物理的変更を防ぐセキュリティ・センサー/ロック機構

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネットをオンボードで装備

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA(Universal Management Agent) を標準装備

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知する、Alert on LAN機能

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応

IntelliStation E Pro(6893−50J/52J)

3Dモデル(56J)には米国IBM社と米国Diamond Multimedia Systems社による共同開発製品である「IBM Fire GL1」を、2Dモデル(53J)にはMatrox社Millennium G200をそれぞれ採用Fire GL1は、「IBM 256bit Graphics Rasterizer」をグラフィックス・チップとして搭載しており、400万ポリゴン/秒、4500万ピクセル/秒のトリリニア・テクスチャー描画性能を発揮

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PentiumIIIプロセッサ 500MHz採用

チップセットには440BX AGPsetを採用。SMP対応で、オプションで同プロセッサーを1機増設可能

主記憶には動作周波数100MHzのSDRAMを標準で256MB(最大1GBまで拡張が可能)搭載し、エラーの検出および訂正機能を備えたECCに対応

3Dモデル(56J)に10,000rpm(53Jは7,200rpm)のUltra Wide SCSI対応の9.1GBの大容量ハードディスクを搭載

最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備

サウンド機能はSoundBlaster Pro互換のCrystal Soundをオンボードで装備し、スピーカーも本体に内蔵

6ベイ×6スロットのタワー・ケースを採用し、拡張性を確保。4つの冷却ファンを装備し、安定稼動にも配慮

各種パスワード・セキュリティに加えて、ケースやパーツの物理的変更を防ぐセキュリティ・センサー/ロック機構

システム管理者が遠隔地から電源操作できるWake on LAN機能に対応した100Base−TXイーサネットをオンボードで装備

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポート

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert on LAN機能

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応

IntelliStation E Pro(6893−50J/52J)

グラフィックス・ボードには、AGP対応で高速かつ安定したデータ転送能力によって高い利用実績をもつMatrox社のMillennium G200を搭載

主記憶には、動作周波数100MHzのSDRAMを標準で128MB(52J)または64MB(50J)搭載。最大で768MBまで拡張可能。エラーの検出および訂正機能を備えたECC対応

障害事前検知機能S.M.A.R.T.に対応したATA−33仕様の13.5GB拡張IDE(7,200rpm)ハードディスクを搭載し、高速かつ安全なデータ転送を実現

最大40倍速CD−ROMを標準装備

SoundBlaster Pro互換Crystal Audioをオンボードで装備

Wake on LAN対応の転送速度100メガビット/秒規格に対応した100Base−TXのイーサネットをオンボードで装備

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポート

システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に通知するAlert on LAN機能

クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMに対応

オプションのキットを装着することにより縦置きも可能なデスクトップ・デザイン(5スロット、4ベイ)を採用

以 上

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インターネットインターネット・・サービスサービス・・プロバイダーを支援する新たなパートナープロバイダーを支援する新たなパートナー・・プログラムを開始プログラムを開始[ プレス・リリース ] 1999年4月14日

 IBMコーポレーションは13日(米国ニューヨーク州 現地時間)、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)向けの製品やサービスの提供を積極的に展開する組 識を新設する、と発表しました。ISPの市場は、2003年までに米国において370億ドルの売上規模を見込まれている注1市場です。

 新組織では、最初の施策として、ISP向けのIBMビジネスパートナー・プログラムを全世界で開始します。このプログラムは、ISPが新たな市場での成功のため に、IBMのインターネット研究やe−ビジネス・ソリューションを迅速に入手できるようにします。

 同時に、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は14日、日本のISPを対象としたビジネスパートナー・プログラムを、本日から開始することを発表しまし た。この新たなパートナー・プログラムにより、ISPとの協業を推進していきます。

 「ITテクノロジーおよびe−ビジネス・ソリューション分野でのリーダーとして、IBMはこれらの分野の成果を統合し、ISPに提供していきます」と、IBMISPイン ダストリー・ユニットのゼネラル・マネジャーであるジム・コージェルは語っています。「業界の最先端を行くIBMの研究開発力とソリューションおよびノウ・ハウを組み合わ せれば、当社を凌ぐIT企業はありません」

 セージ・ネットワークスを前身とするインターライアント社は、多様なWebホスティングと高付加価値のインターネット・サービスを多くの企業に提供しています。IBMのNet.Commerceをホスト・サーバーとし、拡張性と安全・信頼性を高めたWebベースのトランザクション・ソリューションによって、ユーザー・ニーズに応 えています。

 「IBMの技術を利用することで、当社は今日のインターネット・ビジネス環境で競争力を維持するために必要なサービスをお客様に提供することができます」と、インターラ イアントの社長兼最高経営責任者(CEO)であるスティーブン・W・マッグズは語っています。「すべての業種の企業が新しいテクノロジーを日常業務に統合するようになり、 当社はインターネットと二人三脚の成長を遂げています。インターネット・ソリューションを提供でき、企業ニーズへの対応を支援してくれる企業との提携は当社が継続的な成功 を収めていく上で不可欠です」

●ISP向けビジネス・パートナー・プログラム  ISP向けIBMビジネスパートナー・プログラムは、テクノロジー研修支援、e−ビジネスの専門知識、ビジネス開発ツールの提供等を通じ、ISPが先進アプリケーショ ンを駆使して新市場に参入することを支援します。

 ISPはこのプログラムを利用して、IBMの広範囲にまたがるパートナー・ネットワーク、すなわちソリューション・プロヴァイダー、独立系ソフトウェア・ベンダ ー、Web・インテグレーター、あるいはシステム・インテグレーターと連携することにより、業界内での活動範囲を飛躍的に拡大できます。IBMのパートナー・ネットワーク は全世界で45,000社以上にのぼる大規模なものです。

 新組織は、ISP特有のニーズに応えるソフトウェア、ハードウェア、サービスなど充実したソリューションを提供していきます。これらは、Webホスティング、アプリケー ション・サーバー、メッセージング、コラボレーティブ・アプリケーション、コマース・ソリューションといった基幹となるソリューションです。

 また、IBMは、急成長しているオープン・ソース・コードのLinuxを幅広く支援していくことを表明しており、ISP向けにLinuxで稼動するソリューションを開発 していきます。これらは、インターネット・アプリケーション用オープン・ソース・ソフトウェアへの取り組みを拡大するものです。IBMはまた、最先端のUNIXテクノロジ ー、あるいはWindoes NTベース・サーバーとして、RS/6000やNetfinityもISPに提供していきます。これらは、ISPが最も必要とする信頼性と拡 張性を約束します。

●先端インターネット研究国際センター(iCAIR)を発足  IBMは、アメリテックおよびシスコの賛助により、ノースウェスタン大学と共同でiCAIR(international Center for AdvancedInternet Research)を発足したことを、すでに発表しています。このセンターは、先進的なインターネット・アプ リケーションの商用化を迅速に進めることを目的とした世界初の研究センターとして、教育機関と企業パートナーの活動を結集し、次世代インターネット・アプリケーションのプ ロトタイプ作成の迅速化に取り組みます。

 この研究センターの目標のひとつに、大学や政府の研究プロジェクトを実用的な商用アプリケーションに迅速に転換することがあります。先進アプリケーションを用いていち早 く市場への参入を求めるISPは、iCAIRおよびIBMによって開発された先進的サービスの早期入手が可能となります。

注1 IDC「インターネット・サービス・プロバイダー・リポート」1998年12月よりIBM、RS/6000、Netfinityは、IBM Corp.(米国)の商標。その他の社名や製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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ISP ビジネスビジネス・・パートナーパートナー・・プログラムプログラム ファクトファクト・・シートシート

IBMのISP向けビジネス・パートナー・プログラムは、3種のメンバーシップ・レベルがあり、それぞれのレベル基準を満たす場合に下記のIBM支援を受けられます。各レ ベルの特典は次のとおりです。

メンバー・レベルISP向けのe−ビジネス開発用ツールIBMおよびLotus社のソフトウェア製品各種技術支援関連製品パートナー・データベースへの登録教育コース「You Pass, We Pay」の無料援助トレーニング、資格証明、パートナーシップ・ガイドに対する割引フリーダイヤル・ヘルプライン

アドバンスト・レベルメンバー・レベルの全特典に加え、IBMおよびLotus社のビジネス・パートナー・エンブレムの使用ISPとIBMのパートナー企業との業務提携等を目的としたWebへのアクセスIBM主催の各種マーケティング・イベントへの参加販売支援(販売見込み案件の提供)教育コース「You Pass, We Pay」のより多額の無料援助

プレミア・レベルメンバー・レベルおよびアドバンスト・レベルの全特典に加え、IBMとの協業ビジネス・ケース構築およびIBMパートナー企業との業務提携のための専任 IBMマネジャーの配属プレミア・パートナー・エンブレムの使用協業分野策定ワークショップ ハイ・レベル・ワークショップへの参加

このプログラムは、IBMがすべてのビジネス・パートナーに提供しているパートナー・プログラムと同じもので、IBMとのパートナー関係に積極的に投資を行うISPPによ り報いていくものです。

ISP向けソリューション向けソリューション ファクトファクト・・シートシート−発表時での一例であり、今後も追加されます−

IBMは広範な業界先進のe−ビジネスのテクノロジーをISPに提供しています。

 ISPの顧客基盤は消費者から企業へとシフトしつつあります。これは、ISPがその競争力を維持し、顧客を保持するためのe−ビジネス・ソリューションを提供する必要が あることを意味しています。インターネット・テクノロジー開発のリーダーとして、IBM はISPの売上と利益を伸ばすために必要なソリューションをISPに提供できるよう全力を傾けています。IBMのソリューションは、ISPの顧客がe−ビジネス・アプリケ ーションを導入できるようISPを支援することを目的とするもので、e−ビジネスのサービス・インフラ、メッセージングおよびコラボレーティブ・アプリケーション、商取引 に関するソリューションなどから構成されています。

●e−ビジネスビジネス・・サービスサービス・・インフラインフラRS//6000 世界中で85万台以上のRS/6000がビジネス分野と技術分野の12万5,000を超える企業や団体で利用されています。RS/6000は、RISC型POWERチッ プとIBMのUNIXであるAIXを特長とする製品ファミリーです。RS/6000は、ワークステーションからワークグループ・サーバーやエンタープライズ・サーバー、さ らにはRS/6000 SPスーパー・コンピューターに至るまで、幅広い品揃えと能力を揃えています。また最近、最高速の4ウェイ・Webサーバーであり、e−ビジネスやWebサーバーとして卓 越した能力を備える「H70」を発売しました。

ISP向け向けRS//6000 POWERソリューションソリューション ISP向けRS/6000 POWERソリューションは、ISPが最先端のWeb運用サービスやサービス・クォリティーの向上を図るためのトータル・ソリューションで す。このソリューションはRS/6000のハードウェアとソフトウェア、さらにはWebアプリケーション・サーバーにもっとも適したRS/6000の機能を最大限に活用で きるよう1年間のコンサルティング・サービスから構成されています。

Netfinity ISPはNetfinityを導入することにより、インターネット上でのプレゼンスあるいはビジネスの拡大を目指す顧客にマルチ−サイト・コネクティビティー、Webホ スティング、エントリーレベル・ネットワーク・サービスを提供することができます。Netfinity 7000 M10、Netfinity 5500 M20、Netfinity 5500、Netfinity 3000は、ISP特有の要望に応える各種のオプションとパフォーマンスを提供します。

インテリジェンインテリジェン・・サブスクライバーサブスクライバー・・マネジメントマネジメント・・システムシステム インテリジェン・サブスクライバー・マネジメント・システムは、ISPが顧客の加入申し込みや認証、サービス提供を行うためのインフラを提供します。大手ISPおよび現 行システムの拡張を検討中のISPに最適です。

WebSphereパフォーマンスパフォーマンス・・パックパック WebSphereパフォーマンス・パックは、キャッシング・プロキシー、フィルタリング機能、ファイル・コンテンツ・マネジメ

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ント、リプリケーションおよび単一のイン ターネット・ホスティングのインフラ上でのロード・バランシングといった組合せからなるパッケージ製品です。拡張性にとんだコンテンツ・ホスティングを提供する必要のある ISPに最適です。WebSphereパフォーマンス・パックは、膨大なアクセス数があるイべントのWebサイトで数多く利用されてきました。

WebSphereアプリケーションアプリケーション・・サーバーサーバー WebSphereアプリケーション・サーバーにLotus Dominoが加われば、単純なWebパブリッシングからエンタープライズ規模のトランザクション処理に至 るビジネス・アプリケーションを可能とする、エンド・トウ・エンドのWebアプリケーション・サーバー環境が実現されます。また、WebSphereは、ISPの顧客がよ り複雑なデータベース照会やJavaアプレットの提供を実行可能とすると共に、1社または複数の顧客のサポートを実現します。

ストレージストレージ・・オプションオプション IBMは、あらゆる規模の企業が使用できる広範なストレージ・オプションをISPに提供します。これらはディスク・ストレージ・システム、テープ・ストレージ、オプティ カル・ストレージ・システムから成り、ネットワークとの接続を前提に設計されています。ISPはこうした数多くのストレージ・オプションの中から最適の選択が可能となりま す。

セキュアセキュア・・ネットワークネットワーク・・プラットフォームプラットフォーム セキュア・ネットワーク・プラットフォームはe−ビジネス・アプリケーションを提供するための基盤を提供します。セキュア・ネットワーク・プラットフォームの中核となる のがIBM ”e Network”ソフトウェアで、これは、ビジネス・プロセスをWebに移行することにより迅速にまた費用面でも効率的にe−ビジネス化を図るIBM製品およびサー ビスのパッケージです。IBM ”e Network”ソフトウェアを利用することにより、重要データあるいは資源の探索、さらには多種多様なコンピューティング・プラットフォーム上でカストマー、サプ ライヤー、パートナー、社員などとの必要とされる繋ぎ込みのための手段、および安全の確保された通信、データ、トランザクションを提供します。

統合顧客管理システム統合顧客管理システム 統合顧客管理システム(ICMS)はマルチ・サービス・オファリングを提供したいと望んでいるISPのためのカスタマイズ可能なカストマー・ケアとビリングが統合された システムです。このシステムは、顧客の事業拡大にともない拡張可能な顧客サービスを提供したいと考えている大手ISPや通信会社に適しています。

●コマースコマース・・ソリューションソリューションNet.Commerce IBMのNet.Commerceは、トランザクションの多いインターネット・コマースWebサイトの開発と導入のためのプラットフォームです。このプラットフォームに は、支払いシステムへのインターフェース、開発ツール、ISPがシングル・サーバーで複数のコマース・サイトを支援する事が可能となるホスト統合インターフェースが含まれ ています。

IBM Payment Server IBM Payment ServerはJavaベースの「キャッシュ・レジスター」であり、インターネット上でクレジット・カード処理を行うための統合セキュリティ ー・ソリューションを提供します。販売会社・販売店は単一のトランザクションでお客様の注文情報を得、カード情報をお客様の銀行に直接伝送することができ、すべてのトラン ザクションの完全かつ安全な記録が保持されます。

IBM Payment Gateway IBM Payment Gatewayは、販売会社・販売店に提示されるデジタル証明の管理システムとして機能する支払処理アプリケーションです。Payment Gatewayは、認証管理、ルーティング、暗号化と暗号解読、キーの管理と変換の各プロセスを扱い、Secure Electronic Transactionのプロセスとメッセージをサポート、管理します。

IBM Payment Registry IBM Payment Registryは、リレーショナル・データベースと連携しSecure Electronic Transactionで使用する暗号化されたデジタル証明の発行および管理のためのテクノロジーを提供する、サーバー・ベースのアプリケーション です。取り引きに関与する全員の識別あるいは確認がデジタル証明によって行われるため、電子商取引の安全性と保全性が向上します。

●メッセージングおよびコラボレーションメッセージングおよびコラボレーション・・アプリケーションアプリケーションSametime ロータス社のSametimeファミリーの製品は、インターネット上でのリアルタイムなコラボレーションを可能にするためのオンライン・アウェアネス、インスタント・メ ッセージング、データ共有機能を統合したものです。顧客は、対話に参加するばかりでなく、ドキュメントおよびアプリケーションをリアル・タイムに共有する事が可能となりま す。

Lotus Domino Instant Host Domino Instant Hostは、共有サーバー環境においてセルフサービス環境でのLotus Dominoアプリケーションを運用するためのミドルウェアです。Domino Instant Host にはサーバー・プロバイダーが、運用するアプリケーションの提供、請求、管理を行うためのインターフェースが含まれています。

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価格性能比に優れた家庭向けノート価格性能比に優れた家庭向けノートPCの新モデルを発表の新モデルを発表[ プレス・リリース ]

1999年4月13日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は13日、価格性能比に優れた家庭向けノートPCの新製品として、初心者にも配慮した設計思想をもつオール・イン・ワ ン型の「ThinkPad(R)i Series(アイ・シリーズ)」と薄型デザインに高機能を搭載した「ThinkPad 600E」の2機種2モデルを発表しました。

 ThinkPad i Seriesは、本年2月3日に発表した製品の後継モデルで、当社のノートPCではじめて3D Now!テクノロジK6−2プロセッサ300MHzを採用するとともに、ハードディスク容量を現行モデルの4.3GBから4.8GBに強化しました。ま た、ThinkPad 600Eは本年2月17日に発表した製品の追加モデルで、モバイルPentium IIプロセッサ 300PE MHzや最大24倍速CD−ROMなどの仕様を採用することで、価格性能比に優れたモデルとなっています。

 また、本日発表した2モデルに共通する特長として、明るく見やすい13.3インチの大画面のTFT液晶ディスプレイ、広いパームレストを確保した打ちやすいフルサイズ・ キーボード、さらにキーボードから手を放さずにマウス操作ができ、スクロール操作や拡大表示などの付加機能のついたTrackPoint 拡張版などの、お客様の利用のしやすさを考慮した装備があります。

 当社は、これら2モデルの追加によって、家庭向けノートPC製品のラインアップを強化し、お客様により多彩な選択肢を提供できるようになります。

 なお、本日発表した製品はすべてオープン価格です。IBM PC Direct(当社の通信販売)価格と出荷開始予定日は以下の通りです。

   製品名   製品名 型番型番 IBM PC Direct価格価格 出荷開始予定日出荷開始予定日

ThinkPad i Series 2611-436 ¥269,000 1999年4月13日

  (モバイルK6-2 300MHz、64MB SDRAM、4.8GB HDD、24X CD-ROM、13.3TFT)

ThinkPad 600E 2645-3JJ ¥329,000 1999年4月13日

  (モバイルPentiumII300PE MHz、64MB SDRAM、4.0GB HDD、24X CD-ROM、13.3TFT)

以 上

IBM,ThinkPad,TrackPointはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

ThinkPad i Series

CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、モデム、スピーカーなど必要な機能を内蔵した使いやすいオール・イン・ワン設計で、家庭内で場所を取らずに設置できます。

プロセッサーに、3D Now!テクノロジ K6−2プロセッサ 300MHzを搭載しています。メモリーには、標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で256MBまで拡張が可能になっています。

4.8GBの大容量ハードディスクを搭載しています。

ViaVoice98とともに、ジャストシステム社の日本語変換システムであるVoiceATOKを初期導入しており、声による文章入力やパソコン操作を楽しむことができます。

電源ボタンを押すだけで、システムを正常に終了させる「セーフ・オフ ユーティリティー」機能、キーボードの特定のキーにあらかじめ登録しておくことによって、簡単にプログラムを起動することのできる「ショートカット・ユーティリティー」機能を搭載するなど初心者の利用に配慮しています。

最大24倍速CD−ROMドライブ、高性能ステレオスピーカー4基を標準搭載したほか、CD再生ボタンを本体前面に設置しました。また、ビデオチップに NeoMagic社のMagicGraph 128ZV+を採用するなどマルチメディア機能が充実しています。

13.3インチのXGA TFT液晶ディスプレイを採用しました。

広いパームレストを確保したタイピングのしやすいフルサイズ・キーボードを採用しています。また、IBMが開発した、マウスと同様の機能を持つキーボード中央に位置したスティック「TrackPoint」の機能拡張版を搭載しています。ボタンを使わずにスティックの操作だけでプログラムの選択、起動や表示画面のスクロールができるなど、操作性が向上していま

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す。

基本ソフトにはWindows98を初期導入しました。また、アプリケーション・ソフトウェアにはインターネット、マルチメディア、オフィス、ユーティリティなどの各分野のソフトが20数種類同梱または初期導入されています。今回はあらたにNetscape Communicator4.06やPostPet v2.0jpなどを添付しています。

ThinkPad 600E

携帯性と高機能を両立させた個人向けノートPC最上位シリーズのお買い得モデルです。

最新のモバイルPentiumIIプロセッサ300PE MHzを採用しています。

メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で288MBまで拡張が可能です。

アップグレード可能な4.0GBハードディスクを搭載しています。

通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモデム機能を内蔵しています。

大画面で見やすい13.3インチのTFT液晶ディスプレイを採用しています。また、広いパームレスト付きのフルサイズ・キーボードを採用するなどすぐれた操作環境を提供しています。

2.5MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagicMagicMedia 256AVを採用しています。解像度1,024ドット×768ドットで1,677万色表示が可能です。

最大24倍速のCD-ROMドライブを搭載しています。

キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。

スーパーディスク・ドライブ、DVD−ROMドライブ/フロッピー・ディスクドライブ、Zipドライブ、セカンド・バッテリー、セカンド・ハードディスクなどのいずれかひとつを内蔵できるウルトラ・スリム ベイを採用しました。

バッテリー駆動時間は、約3.0時間を実現しました。また、セカンド・バッテリーの構成もオプションのセカンド・バッテリーで対応可能です。

基本ソフトにはWindows98を初期導入しています。

以 上

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“人人”とと“スキルスキル”に焦点を当てた新たな広告展開を開始に焦点を当てた新たな広告展開を開始[ プレス・リリース ]

1999年4月13日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城恪太郎)は、新聞や雑誌、インターネットのホームページなどを活用し、当社が提供する情報技術(IT)関連サービスへの認知度 向上と、新たなビジネス・チャンスの拡大を目的とした、新しい広告展開「e−business people campaign(e−ビジネス ピープル キャンペーン)」を、本日より開始すると発表しました。

 IBM におけるサービス事業は、最も急速に成長している分野です。98年に全世界で約 290億ドル(3兆4千8百億円:1ドル120円換算、以下同)の売上を達成し、全世界で約12万6千人以上のスタッフがサービス事業に従事しています。IBMのサービス 事業は、最新の情報技術(IT)およびお客様のビジネスに対するコンサルティング、総合的なシステム運用・管理、戦略的アウトソーシングなど、上流から下流までのあらゆる 分野をカバーしています。

 e−ビジネス ピープル キャンペーンは、全世界のサービス事業を統括するIBMグローバル・サービスが中心となり、7千5百万ドル(90億円)の予算を組んで、昨年よ り開始した全世界的なキャンペーンです。IBMの歴史上初めて、製品やソリューションではなく、各サービス分野で実績を持つスペシャリストの技術、スキルに焦点を当てた長 期間にわたる広告企画です。

 新聞や雑誌の広告、そして期間中に発送される各種のダイレクト・メールには、キャンペーン専用のフリーダイヤル(0120-300-426)とホームページの URL(http://www.ibm.com/jp/e-business/p eople/)が印刷されています。またインターネット/イントラネット上の当社関連のウェブ・サイト、13の他ウェブ・サイトに展開するバナー広告からは、キャ ンペーン・ホームページにリンクが張られています。これらのアクセス・チャネルによるお客様からの問い合せや要望は、幕張事業所内のアクセス・センターが一元的に管理し、 きめ細かい対応を行っていきます。以 上

IBMは、IBM Corporationの商標。

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音声認識ソフト利用の視覚障害者音声認識ソフト利用の視覚障害者PC利用支援の実験を開始利用支援の実験を開始[ プレス・リリース ]

1999年4月12日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は12日、キーボードやマウスによるパソコン操作が困難な視覚障害者が、自分の声を使って快適にインターネットを利用 できることを目的としたプロジェクト『音声認識ソフトを使った視覚障害者のパソコン利用支援−VRVプロジェクト(Voice Reco for Visually impaired)』の実証実験を、明13日から社会福祉法人日本点字図書館の協力の下で開始することを発表しました。

 VRVは、通産省の特別認可法人である情報処理振興事業協会が実施する「高齢者・障害者支援型情報システム開発事業」の対象プロジェクトの一つです。同実験は、日本点字 図書館に引き続き、23日から国立塩原視力障害センター、5月8日から国立福岡視力障害センターの計3施設において、6月までの3ヶ月間にわたって行われます。

 インターネットの発展により、手軽に利便性の高い多様な情報を即時に入手したり、世界中に情報を発信することもできるようになりましたが、視覚に障害を持つ方がこの恩恵 に浴するための環境整備は遅れています。特に、視覚障害者にとって、一般的なパソコンの入力手段であるキーボードやマウスの操作は非常に困難である上、画面に表示される情 報を視覚以外の手段で判読する必要があります。このため、急速に技術革新が進んでいる音声入力や音声読み上げなどの音声技術の本格的な活用による対話型パソコンが待ち望ま れていました。

 13日から開始するVRVの実証実験は、各団体から協力いただく2~4名の視覚障害を持つモニターの方に、システムを一定期間利用していただくことで、操作性、実用性、 有効性などを検証する計画です。実証実験では、モニターの自宅にインターネットに接続したパソコンを設置し、実験用に作成されたコンテンツを中心としたホームページの閲覧 やモニター同士による電子メール交換などを予定しています。また7月からは、上記団体に加え数ヶ所の施設で、1日単位で集合型のVRVの講習会を開催していく予定で す。

 VRVは、自然な話し方で音声を認識できる『ViaVoice 98』をはじめ、健常者と障害を持つ方が共に利用できるユニバーサル・デザインを基本コンセプトとしたホームページ文章の読み上げソフト『ホームページ・リーダー』、音声 合成ソフト『ProTALKER 97』など、IBM の音声入出力に関するソフトウェア製品をベースに構築されています。ま た、読み上げる文章を音声で検索する音声カーソル機能や、音声による確認・ヘルプ機能、視覚的なPCのユーザー・インターフェースを障害者向けに音声化したエンロール(音 声登録)機能など、インターネットの対話方式での活用に必要な機能を新規に開発しています。以 上

IBM、ViaVoiceは IBM Corporationの商標。

障害者向け製品情報は「バリアフリーの扉」http://www.ibm.com/jp/accessibility/でご利用いただけます。

TM

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SCO、シークエント、、シークエント、Project Monterey、予定より短い期間でプロジェクトが進行、予定より短い期間でプロジェクトが進行[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月7日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は7日、e−ビジネス(注1)時代の新しいお客様のニーズに対応するPCサーバー「Netfinity(ネットフィニ ティ)」の新製品として、Intel PentiumIII Xeon を搭載した最上位シリーズ「IBM Netfinity 7000 M10」、ミッドレンジ・シリーズの新製品「IBM Netfinity 5500 M20」、さらにPentiumIII プロセッサを搭載した「IBM Netfinity 5500」、「IBM Netfinity 5000」および「IBM Netfinity 3000」の計4シリーズ9モデルを発表し、ラインアップを一新しました。

 また、Intel社の最新チップセットであるProfusionを採用することで、今後Netfinityシリーズで業界標準に基づく8ウェイSMPサーバーを提 供していく計画があることを発表しました。

 同時に、特定のハードウェア・ソフトウェア構成のシステムを導入するお客様を対象に、24時間365日保守をベースに、年間99.9%の稼動を支援するサービ ス「Netfinity 99.9%(注2)稼動 支援サービス」を発表しました。このサービスは、X−アーキテクチャー(注3)に基づく高い信頼性を実現するハードウェアの二重化機 能、Microsoft Cluster Server(MSCS)によるシステムの二重化機能、そして実績のあるIBMのサポート・サービスの組み合わせにより提供するものです。

 さらに、増加するお客様のPC UNIXシステムの利用の要求にお応えすべく、Netfinityのハイエンドおよびメインストリーム・モデルを対象にSCO社 のUnixWare7のサポートを正式に開始することを発表しました。これはIntel社の64ビットの次世代プロセッサー上で稼動する次世代UNIX OSを共同開発するプロジェクト「Project Monterey(注4)」への展開を視野にいれてのことです。

 加えて、Netfinity 5500、5000の価格改定を発表しました。値下げ率は最大15%です。その他、システム管理関連のオプション製品やバージョンアップし たシステム管理ソフトウェアなども本日同時に発表しています。

 本日発表した製品・サービスの概要は、次のとおりです。

1.Netfinityのラインアップ一新

●Netfinity 7000 M10に新モデル追加 クラス最高のパフォーマンスと高信頼性を実現する基幹業務アプリケーションのためのハイエンド・エンタープライズ・サーバーです。今回は、最新の PentiumIII Xeonプロセッサ500MHz(2MBまたは512KB ECC L2キャッシュ)を搭載した2モデルを追加しました。4ウェイSMPや8GBメモリー空間の確保、ラッ クモデルでの提供などにより、ビジネスの成長にあわせた拡張性を実現しています。

●新製品 Netfinity 5500 M20の発表 高信頼性、高可用性を実現する基幹業務向けのミッドレンジ・サーバーの新製品です。最新のIntel PentiumIII Xeonプロセッサ 500MHz(1MBまたは512KB ECC L2キャッシュ)を搭載した2モデルを用意しています。4ウェイSMP対応です。

●Netfinity 5500に新モデル追加 ミッドレンジ・サーバーの下位シリーズでありながら、PentiumIII Xeonプロセッサの4ウェイまで、同一筐 体で拡張が可能なステアウェイの移行パスを用意しています。最新のPentiumIIIプロセッサ 500MHzを搭載しています。2ウェイSMPに対応しているほか、ラックモデルとミニタワーモデルの提供によりビジネスの拡大にあわせた拡張性を実現していま す。

●Netfinity 5000に新モデル追加 高い基本性能をコンパクトな筐体に凝縮し、経済性を重視した部門サーバーとして最適なシリーズです。最新のPentiumIIIプロセッサ 500MHzを搭載しています。省スペースにも配慮し、ミニタワー・モデルにもラック・モデルにも型式変更が可能です。本日の追加モデルはRed Hat版Linuxで稼動確認をしています。

●Netfinity 3000に新モデル追加 小規模LANに最適な設計が施され、価格性能比にすぐれた小規模向けサーバーです。最大搭載メモリー容量や最大搭載ハードディスク容量などを強化していま す。PentiumIII 500MHzを搭載しています。本日の追加モデルはRed Hat版Linuxで稼動確認をしています。

2.Netfinity 8ウェイSMP対応製品(開発意向表明) 当社は、Intel社の8ウェイSMP用チップセットであるProfusionを採用し、業界標準テクノロジーに基づく8ウェイ対応のPCサーバーを提供する計画を明ら かにしました。Netfinityは、Intel社の最新プロセッサーの検証作業に開発段階から参画することで、常に最高のパフォーマンスを提供するとともに、お客さまの 資産継承の観点から今後も業界標準のテクノロジーを採用していきます。

3. Netfinity 99.9%稼動 支援サービスの発表 X−アーキテクチャーに基づく高信頼性を実現するハードウェア機能、Microsoft Cluster Server(MSCS)によるシステム

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Page 287: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

の二重化、そして当社のサポート力により、お客様に導入するシステムに対して、24時間365日の稼動時間のう ち、99.9%の稼動を支援するサービスです。サービスの前提ハードウェアとして、Netfinity 7000 M10またはNetfinity 5500 M10/M20の二重化システムと、ファイバー・チャネル・システムなどを組み合わせることにより、徹底した堅牢性 と高い拡張性を実現します。

 当サービスを利用することによってお客様は、ミッション・クリティカルな基幹系アプリケーションをも稼動させやすくでき、さらに当社の24時間365日のリモート監視な どの運用サービスにより、お客様はシステムの運用管理などのコストを軽減することもできます。

 なお、当社はこのサービスを、高い可用性が要求される基幹アプリケーションの運用をNetfinity上でご検討のお客様に積極的に販売していきます。

4.NetfinityでSCO UnixWare 7をサポート PC UNIXシステムを利用したいとするお客様の要求の増加に対応するために、Netfinity 7000 M10、5500 M20および5000を対象にSCO社のUnixWare7のサポートを正式に開始することを発表しました。UnixWareは、ハイエンド PCサーバーの基本ソフトとして、高い信頼性と高性能を提供します。この基本ソフトをNetfinityの上位シリーズと組み合わせることによって、RISC Unixと同等の性能を提供することができます。

 なお、今回のUnixWareのサポート表明は、Intel社の64ビット次世代プロセッサー、IA−64上で稼動する次世代UNIX OSを共同開発するプロジェクト「Project Monterey」への展開を視野に入れた取組みになります。

5.オプション製品を発表 本日、Netfinityのオプション製品として、システム管理機能をもつ製品を発表しました。発表したのは、イーサネット機能のほか、LAN、モデム、インターコネク ト経由で遠隔地からBIOSの更新ができる「システム管理PCIアダプター」、およびシステム管理PCIアダプターとシステム管理プロセッサーの接続を最大12個までサポ ートしている「システム管理インターコネクト・ケーブル・キット」の2製品です。

6.システム管理ソフトウェアのバージョンアップ Netfinity新製品には、本日同時発表のバージョン・アップしたシステム管理ソフトウェアが添付されています。あらたにキャパシティ管理機能、パフォーマンス管理 機能が加わった「Netfinityマネージャー 5.20.3」また、ジョブ管理や電源管理をサポートした「NetCube V2.0」、さらに特別な知識が無くてもサーバーのセットアップなどを行なうことができ る「Server Guide4.1」がそれぞれバージョン・アップされています。

 なお、すべてのNetfinityブランド製品に、Server Guideを最新のバージョンに一度だけアップグレードできる権利を提供する「ソフトウェア・クーポ ン」を提供しています。オーダーの受付は4月20日より、インターネットやFAXで申し込むことができます。

 本日発表製品の標準価格(消費税別)、出荷開始予定日ならびに価格改定の概要は以下の通りです。

新製品新製品

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

Netfinity 7000 M10 8680-6RY 2,100,000円 1999年 4月28日

Netfinity 7000 M10 8680-8RY 3,300,000円 1999年 4月28日

Netfinity 5500 M20 8662-31Y 1,800,000円 1999年 4月14日

Netfinity 5500 M20 8662-41Y 2,460,000円 1999年 5月 7日

Netfinity 5500 8660-61X 1,160,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 5500 8660-6RX 1,160,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 5000 8659-4RY 820,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 5000 8659-41Y 820,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 3000 8476-51X 700,000円 1999年 4月 7日

オプション製品オプション製品

製品名製品名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

システム管理PCIアダプター 01K7209 125,000円 1999年 5月28日

システム管理インターコネクト・ケーブル・キット 03K9309 21,000円 1999年 5月28日

価格改定(消費税別)価格改定(消費税別)

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

Netfinity 5500 8660-51X 1,080,000円 1,270,000円 15%

Netfinity 5500 8660-5RX 1,080,000円 1,270,000円 15%

Page 288: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

Netfinity 5000 8659-31Y 740,000円 820,000円 10%

Netfinity 5000 8659-22Y 660,000円 740,000円 11%

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

1999年4月7日

e−ビジネスを支えるビジネスを支えるNetfinity 新製品とサポート新製品とサポート・・サービスを発表サービスを発表==Netfinity 99.9%稼動支援サービスなど=%稼動支援サービスなど= 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は7日、e−ビジネス(注1)時代の新しいお客様のニーズに対応するPCサーバー「Netfinity(ネットフィニ ティ)」の新製品として、Intel PentiumIII Xeon を搭載した最上位シリーズ「IBM Netfinity7000 M10」、ミッドレンジ・シリーズの新製品「IBM Netfinity 5500 M20」、さらにPentiumIII プロセッサを搭載した「IBMNetfinity 5500」、「IBM Netfinity 5000」および「IBM Netfinity 3000」の計4シリーズ9モデルを発表し、ラインアップを一新しました。

 また、Intel社の最新チップセットであるProfusionを採用することで、今後Netfinityシリーズで業界標準に基づく8ウェイSMPサーバーを提 供していく計画があることを発表しました。

 同時に、特定のハードウェア・ソフトウェア構成のシステムを導入するお客様を対象に、24時間365日保守をベースに、年間99.9%の稼動を支援するサービ ス「Netfinity 99.9%(注2)稼動 支援サービス」を発表しました。このサービスは、X−アーキテクチャー(注3)に基づく高い信頼性を実現するハードウェアの二重化機 能、Microsoft Cluster Server(MSCS)によるシステムの二重化機能、そして実績のあるIBMのサポート・サービスの組み合わせにより提供するものです。1999年4月8日

IBMコーポレーションSCOSequent

IBM、、SCO、シークエント、、シークエント、Project Monterey、予定より短い期間でプロジェクトが進行、予定より短い期間でプロジェクトが進行=64ビットビットUNIX OS、インテルの、インテルのMercedシミュレーターで動作可能にシミュレーターで動作可能に=[米国ニューヨーク州ニューヨーク、4月7日(現地時間)発] IBMコーポレーション、SCO、シークエントは7日(現地時間)、インテルIA−64アーキテクチャー用Mercedシミュレーターで動作するProject Montereyオペレーティング・システム(OS)の初期テストが成功した、と発表しました。ProjectMontereyは、ボリュームが多いエンタープライズ・クラスの商用UNIX OSのイニシアチブとして、1998年10月に開始しました。

 Project Montereyの参加社は、5ヵ月に満たない開発期間でIA−64用UNIX OSのプロトタイプが完成し、動作した、と報告しました。米国の開発センターで行われたテストにより、Project Montereyは、開発目標の第一段階を終了したことになります。

 また本日、広範なソフトウェア・ベンダーのサポート、これまで以上に進行計画を早めた2001年までの製品ロードマップ、総合的なディベロッパー・プログラムも発表しま した。

 Project Montereyの目標は、部門サーバーから大規模なデータ・センターのサーバーまで様々なシステムにおいて、イン テルIA−32およびIA−64プ ロセッサーとIBMのPowerプロセッサーで動作するボリュームが多いエンタープライズ・クラスのUNIX製品ラインを確立することです。さらに、UNIXデベロッパー ズ・ガイド−プログラミング・インターフェース(UDG−PI)仕様に準拠するUNIXベンダーは、Project Monterey参加社によってサポートされます。

 Project Montereyイニシアチブの一環として、IBMのAIXのエンタープライズ機能と、SCOのUnixWareオペレーティングシステム技術とシーク エントのエンタープライズ技術を融合し、インテルのIA−64アーキテクチャー用UNIX OSを開発します。さらにIBMは、UnixWareに取り入れるためAIX技術をSCOにライセンス供与し、IA−32プラットフォーム市場におけるUNIXシステムの 提供を促進します。

 「Project Montereyは、UNIX業界全体に大きな推進力を与え、本格的な事業への取り組みを促し続けるでしょう」と、IBMのUNIX部門ゼネラルマネ ジャーであるラジブ・サマントは語っています。「私たちはパートナーと協力して、5ヵ月未満でIA−64用UNIX OSの製品開発目標のひとつを達成しました。また、私たちが今後も積極的に構築しようとしているソフトウェアおよびハードウェアのベンダー・コミュニティーからも、これま でに無いほどのサポートを得ています。私たちが行っているのは、業界をリードするボリュームの多いエンタープライズ・クラスのUNIX OSを提供することです。私たちの目標は、32ビットおよび64ビットUNIXシステムの大量生産による経済性、革新性、エンタープライズ・クラスの品質がもたらす利益に ついて、お客様に理解していただき、それを支援することです」

IA−64UNIXへの統合されたロードマップ 4月6日(現地時間)、IBM、インテル、SCO、シークエントは、業界のコンサルタントに対し、Monterey製品ラインの完全に統合された製品ロードマップを説明 しました。統合されたロードマップによると、お客様とISVは、共通のAPI、オペレーティング・システム・サービス、Webベースのシステム管理の利用といった一貫した 環境が提供されます。

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Page 289: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

 1999年、シークエントは同社のオペレーティング・システムである「UnixWare ptx Edition」を機能強化し、UnixWareファミリー製品とのAPIおよびABI互換性を提供します。SCOは、アプリケーション・サポート用のAIXライ ブラリおよびヘッダーとAIXシステム管理機能の拡張によってUnixWare 7製品を補完します。

広範なディベロッパー・プログラムの開始 Project Montereyのブリーフィングでは、IA−64用UNIXOSのアプリケーションの可用性を促進する広範な計画の概略が発表されました。現在、IA −32プラットフォームでUnixWare用に作られているターゲット・アプリケーションは、IA−64ベースのシステムでバイナリー・レベルでもソース・レベルでも互換 性を持ちます。開発者は、UnixWareアプリケーションのソース・コードを再コンパイルするだけでIA−64プラットフォームのパフォーマンスの利点を活用することが でき、修正部分は最小限になると予想されます。同様にAIXアプリケーションには、IA−64プラットフォーム用の新しいUNIX OSとの完全なソース・コード・レベルの互換性があります。

 Project Montereyディベロッパー・プログラムには、IA−32、IA−64、IBM Powerプロセッサーの各プラットフォーム用の共通API群と移植ガイドが含まれる予定です。また開発者は、IBMおよび他の参加ソフトウェア・ベンダーによる広範なエ ンタープライズ・ミドルウェアを利用するできます。Project Montereyは、世界中の移植センターの利用とIBM、SCO、インテルが年間を通して開催するディベロッパー・イベントを主要な開発者に提供します。移植センター は、新しいIA−64用UNIXオペレーティング・システムに関する技術サポート、移植/イネーブリング、パフォーマンス・テスト、技術教育を開発者に提供しま す。1999年後半には、IBMソリューション・パートナーシップ・センターがマサチューセッツ州ウォルサムに開かれ、インテルプラットフォーム上のUNIX開発を支援す る予定です。

 SCOの社長兼CEOであるダグ・マイケルは、次のように語っています。「私たちは、Mercedへの最初の移植を記録的に短い期間で完成させただけでなく、この魅力的 なボリュームの多いUNIXシステムを、ビジネス・パートナーがあらゆる規模のビジネスに展開できるようにするディベロッパー・プログラムと、統合された製品ロードマップ を用意しました。すでにProject Montereyのパートナーは、世界中のUNIXシステム・ビジネスで大きい部分を占めており、合計すると年間数十億ドルになります。OEMとISVがProject Montereyに参加するごとに、さらなるシェア拡大に向けて弾みがつくのです」

 シークエントの会長兼CEOであるケーシー・パウエルは、次のように語っています。「Project Montereyは、ひとつのベンダーとひとつの世界観に縛られる危険性がなく、お客様が単一のデータセンター・クラスのUNIX OSにITインフラストラクチャーを構築できるようにします。Project Montereyの一環として、私たちはUnixWare ptx Editionによって、32ビット及び64ビット・システムの広範なロードマップと多くのベンダーと の互換性をもち、確実なプラットフォームを提供します」

OEMとISVによる業界サポート インテルのエンタープライズ・サーバー部門ゼネラル・マネージャー兼副社長であるジョン・マイナーは、次のように語っています。「Project Montereyは、ボリュームの多いUNIX OSの提供に焦点を当てており、UNIX市場の重要な製品イニシアチブです。これは、画期的な動きです。Monterey チームがこのような短い期間でこれだけのことを達成したことにある種の興奮さえ覚えます。MontereyによってMercedの生産が衝撃を受けるようになったのは明ら かです」

 5ヵ月未満で、Project Montereyは、データベース、ビジネス・インテリジェンス、e−ビジネス、ERPの各ビジネス・セグメントにおいて、ほとんどすべ ての主要なISVからサポートを得ています。

昨年10月には次のソフトウェア会社がProject Montereyのサポートを発表しました。それは、BEA Systems、Compuware、Datad Pro Accounting Software、Informix、Infospace、Micro Focus、Netscape Communications Corporation、Novell、PickSystems、Progress Software、Rational Real World、 Risk Management Technology、Software AG、SAS Institute、TakeFiveです。

また本日新たに次のISVがサポートを表明しています。それは、Baan Company、BMC Softwares、daly.commerce、ISOCOR、Marcam Solutions、Sapiens、Sendmail、TICBOです。

また、Project Montereyは、Acer、Bull、CETIA(Thomson−CFの子会社)、IBM Netfinity、ICL、Sequent ComputerSystems、Unisys Computer Systemsなどのハードウェア・サプライアーから もサポートを得ています。

UNIXデベロッパーズ・ガイド−プログラミング・インターフェース 別のイニシアチブで、IBMやインテル、シークエント、SCOなど業界リーダーのグループが最近UNIXデベロッパーズ・ガイド−プログラミング・インターフェースを発 表しました。UDG−PIは、インテルのマイクロプロセッサー・アーキテクチャーで動作するUNIXオペレーティング・システムについてソフトウェア開発者とシステム・メ ーカーが使用できるガイドラインを整備し刊行するための共同作業です。これらのガイドラインは、開発、保守、テストのコストをソフトウェア開発者とシステム・メーカーが削 減できるようにデザインされています。IBMとUNIXの追加情報については、http://www.ibm.com/servers.aix をご覧ください。

Project Montereyの詳細については、以下をご覧ください。IBM  http://www.ibm.com/servers/montereySCO  http://www.sco.com/montereySequent  http: //www.sequent.com/products/software/operatingsys/monterey.html

IBM、AIX、Netfinity、RS/6000はIBM Corporationの商標SCO、UnixWareはThe Santa Crus Operation,Incの登録商標SequentはSequent Computer Systems,Inc.の商標UNIXは The Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標

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コンパック、コンパック、ProjectMontereyのサポートを表明のサポートを表明 ProLiantサーバーでの動作を計画サーバーでの動作を計画[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月8日

IBMコーポレーションSCOコンパックコンピュータ

 コンパックコンピュータ、IBMコーポレーション、SCOの3社は7日、インテルのIA−64アーキテクチャーに対するイニシアチブである「Project  Monterey」について、コンパックが支持を表明した、と発表しました。また、IBMは、コンパックのProject Monterey参加に対して支援する、と発表 しました。具体的には、IBMのソリューション・パートナーシップ・センターにおいて、コンパックのProLiantシステムを運用するほか、コンパックのUNIXプラッ トフォームにIBMのミドルウェアを提供していきます。

 今回のコンパックの支持により、コンパックとSCOとの長年に渡るビジネス関係がさらに拡張されることとなりました。これによりコンパックは、SCOの既存の UnixWareから64ビット環境に移行するお客様に対し、業界をリードするソリューションと専門技術を提供します。

 今回の発表は、IA−64で動作するMontereyの支持が高まり、業界の動きが活発化していることを示すものです。 Montereyは、ボリュームが多く、チャネルが用意され、シュリンクラップされた業界をリードするUNIX OSとなります。

 IBM、SCO、コンパックの提携により、それぞれの販売力、UNIXの技術面における利点、パートナーのサポート体制、およびサーバー市場におけるシェアを活用 し、ProLiantプラットフォームのIA−64で動作するMontereyを市場に投入します。その結果、既存のUnixWareを使用しているお客様およびチャネル に対するビジネス・チャンスが爆発的に増大し、またコストが削減されると期待されます。お客様にとっては、新しいUNIXシステム・ソリューションを獲得し、IA−32シ ステムに対する投資を保護し、IA−64完全対応ソリューションへの明確な道筋を得るなどのメリットが期待できます。

 「コンパックはMontereyイニシアティブを支持することにより、当社のSCOのお客様へのコミットメントを広げました」。コンパックコンピュータのUNIXソフト ウェア部門担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャー、ティム・イートンはこのように語っています。「当社がData Center Acceleration  Program(DCAP)およびNonStop Clusterで指導的役割を果たした結果、IA−32用のすぐに提供可能なUNIXソリューション・パッケージを求め るUnixWareユーザーの方々に対し、堅牢で、拡張性・可用性の高い能力を提供することができました。Montereyイニシアチブでは、業界をリードするこれらのソ リューションの対象を、IA−64環境に移行す るお客様にまで拡大します」。

 コンパックはまた、Project Montereyの参加社であるIBMと共同で、プラットフォームのサポートとソフトウェアの可用性を強化します。

 「コンパックがMontereyに参加したことで、このイニシアチブは次の段階へと進むことになります」と、IBMのUNIX部門ゼネラル・マネジャー、ラジブ・サマン トは語っています。「企業におけるIBMの強みとコンパックの市場シェア、流通チャネル、およびUNIXの機能との組み合わせにより、Project Montereyを 成功に導きます。コンパックのProLiantサーバーがIA−64で動作するMontereyの重要なプラットフォームとなり、コンパックの参加を得た Montereは、IA−64プラットフォーム対応の有力なOSとして、ボリュームが多くシュリンクラップされたエンタープライズ・クラスのUNIX OSとなります」

 「Montereyにコンパックが参加したことを心から歓迎します」。SCOの社長兼CEOのダグ・マイケルは語っています。「コンパックはSCOの長年の戦略パートナ ーであり、IA−32サーバーで業界をリードするサプライヤーでもあります。そのコンパックがProject Montereyの一員になったことによって、まったく新し い活動を展開する力が加わりました。私たちに共通のお客様は、この発表が現在のIA−32 UnixWareソリューションと将来のProject Monterey/ 64プラットフォームの両方にとって計り知れない価値を持つと考えるでしょう」

 いくつかのIBMソリューション・パートナーシップ・センターに、IBM Netfinityに加えてコンパックのProLiantサーバーも設置し、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)がProject Montereyプラットフォームへアプリケーションを移植するのを支援します。さらにコンパックは、自社の移植センターのうち数ヵ所をProject Montereyの開発用に指定します。これによって、ISVがMontereyへアプリケーションを移植するために必要となるインフラストラクチャーが提供しやすくなり ます。IBMとコンパックは「Tru64 UNIX」などコンパックのUNIX製品上で動作するIBMミドルウェア・ソリューションを提供するよう協業していきます。

 コンパックはまた、今月初めに発表された「UNIXデベロッパーズ・ガイド プログラミング・インターフェース」イニシアティブのスポンサーともなります。UNIXディベロッパーズ・ガイド プログラミング・インターフェースは、ソフトウェア開発者やシステム製造者がインテルのマイクロプロセッサー・アーキテクチャー上で動作するOSであるUNIXに関したガ イドラインを共同で開発、発行しようとする活動です。このようなガイドラインは、ソフトウェア開発者やシステム製造者が開発、メンテナンス、テストにかかるコストを削減す るのに役立つように作成されています。コンパックのIA−32ベースUnixWare向けソリューション、IA−64ベースのMonterey、およびコンパックの Tru64 UNIXは、UNIXディベロッパーズ・ガイ

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ド プログラミング・インターフェイスが定める基準に準拠するものとなります。

Compaqは、コンパックコンピュータ社の商標または登録商標SCO、UnixWareはThe Santa Cruz Operation,Incの登録商標IBM、AIX、Netfinity、RS/6000はIBM Corporationの商標UNIXは The Open Groupがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標

Project Montereyの概要Project Montereyは、昨年10月に発表され、IBM、SCO、シークエント、大手OEMおよびこの度参入するコンパックなどにより進められている主要な UNIX OSのイニシアチブです。このイニシアチブの一環として、インテルのIA−64で動作し、ボリュームが多くシュリンクラップされたUNIX OSが開発される予定です。開発には、IBMのAIX、SCOのUnixWareのテクノロジー、およびシークエントのエンタープライズ・テクノロジーなどが使用されま す。また、IBMはIA−32市場に対し自社のAIXテクノロジーをSCOの UnixWareシステムにライセンス供与します。新しいUnixソフトウェアへのサポートを表明した主要なソフトウェア企業は、BEA Systems、Compuware、Data Pro Accounting Software、Informix、Infospace、Micro Focus、Netscape Communications Corporation、Novell、PeopleSoft、Pick Systems、 Progress Software、Rational、Real World、RiskManagement Technology、Software AG、 SAS Institute Take Fiveなどです。また本日、Montereyを支持する新たなISVとして、Baan Company、BMC Software、daly.commerce、ISOCOR、Marcam Solutions、Sapiens、Sendmail、TIBCOが発表されました。

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クラス最高のクラス最高のWeb処理性能を達成処理性能を達成 e-ビジネスを実現するアプリケーションビジネスを実現するアプリケーション・・サーバーサーバー[ プレス・リリース ]

1999年4月8日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は8日、64ビット・プロセッサーを搭載したUNIX サーバー「RS/6000」のラックマウント型新モデル「RS/6000 モデルH70」を発表しました。新モデルは、同価格帯のUNIXサーバーにおいて最高のWeb処理性能を達成し、現行モデルと比較してパフォーマンスが70%向上 しています。このため、e- ビジネスを実現するためのアプリケーション・サーバーとして最適な製品です。

 また、複数のコンピューターを組み合わせて一つのシステムとして活用するクラスタリング(並列化技術)を、低価格で提供するためのソリューション「高可用性クラス ター・サーバーHA-H70パッケージ・ソリューション」を発表しました。

 Webを利用した電子商取引、ERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(Customer Relationship Management)、SCM(SupplyChain Management)などのe- ビジネスを実現する上で、高性能な処理能力と 共に、柔軟に対応できる拡張性が求められています。例えば、予約システムや通信販売などのWebサーバーとして利用した場合には、インターネットからの予測不可能な需要増 加にも余裕を持って対応できる性能が必要となります。

 「RS/6000 モデルH70」は、RS/6000の中位に位置づけられ、中規模企業のお客様がWebサーバー、ERPサーバーなどを構築し、e- ビジネスを実現するためのアプリケーション・サーバーとして最適な製品です。例えば、Webへのアクセスに関する業界標準のベンチマーク「SPECWeb96」では、同価 格帯のUNIXサーバーにおいてクラス最高の毎秒11,774ヒット(http ops/sec)を記録しています。プロセッサーは、64ビットのRS64- II 340MHzを4つまで搭載できる4ウェイSMP(対称型マルチ・プロセッサー)を採 用し、メモリー容量は最大で8ギガバイトと、クラス最大の拡張性を特長としています。これにより、既存モデルと比較してパフォーマンスが70%向上し、高速な処理性能を実 現しています。また、64ビットと32ビットの両アプリケーションを同時に実行させることができます。

 「高可用性クラスター・サーバーHA-H70パッケージ・ソリューション」は、「RS/6000 モデルH70」を2台、7133SSA(注1)ディスク装置、オペレーティング・システム(OS)のAIX 、連続稼動性や耐障害性を実現するソフトウェアの「HACMP (注2)」をパッケージしています。個別に製品を購入した場合と比較して最大約21%の割引となり、中規模企業のお客 様は、連続稼動性や障害時の回復対策といった高信頼性の向上や高可用性を低価格で実現できます。

 本日発表製品の価格と出荷開始予定日は以下のとおりです。

製品名製品名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

RS/6000 7026- H70 エンタープライズ・サーバー 5,155,200円より 1999年 4月23日

(構成:1WAY,メモリー128MB,ディスク容量4.5GB)

高可用性クラスター・サーバーHA- H70パッケージ・ソリューション 18,458,150円より 1999年 4月23日

(構成:H70 1WAY,メモリー0.5GB,ディスク 4.5GB×2個,7133-D40 ディスク4.5GB×8個)

SSA (Serial Storage Architecture)ストレージ接続アーキテクチャーのひとつ。SCSI- 2よりも高速であることが特長。

HACMP (High Availability Cluster Multi- Processing)RS/6000上で高可用性を実現するアプリケーションの管理ソフトウェア。システムをクラスター構成(二重化)にするため、いずれかが障害発生により稼動できなくなった場合、他のシステムがその代替実行を可能にする機能を持つ耐障害性を強化したシステムを実現。 世界中で25,000ライセンスの実績を持つ製品。

HA-H70の価格2台のH70ともにCPUが2ウェイ、メモリー0.5GB、ディスク9.1GB×2個、7133−D40はディスクが9.1GB×8個のケースで、約21%割引となります。IBM、AIX、HACMP、RS/6000は、IBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

補足資料補足資料

RS/6000 モデルH70の特長は以下のとおりです。

1~4ウェイのSMPラック・サーバー

1ウェイと2ウェイ・プロセッサー・カードの組合せにより、1/2/3/4ウェイを構成可能

64ビット・プロセッサー「RS64- II(340MHz)」を採用

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(R)TM

(注1)

(注2)

(注3)

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1プロセッサー当たり、データ・キャッシュは64KB、命令キャッシュは64KB

1プロセッサー当たり、レベル2キャッシュは4MB

8GBまで拡張可能なメモリー- 標準16個のDIMMメモリー・ソケット(32MB/128/256MB DIMMを装着可能)- メモリー・カードの追加で最大32個のメモリー・ソケット(カード2枚で)- 標準で128MBのECC SDRAMメモリーを搭載

最適化された内部アーキテクチャーによる高パフォーマンスを実現- ピーク時1.4GB/sのシステム・バス- 独立4系統、計8スロットのPCIバス(最高528MB/s)

2個の統合Ultra SCSIコントローラー- 4.5GBのUltra SCSIディスク・ドライブ(最小構成)

統合100Mbpsイーサネット(10Base5および100BaseTX)

多様な内蔵ディスク構成- SCSI/Ultra SCSI/SSA

サービス・プロセッサーを標準搭載し、高度なRAS機能を提供

冷却装置の冗長化(N+1)や電源二重化(オプション)による信頼性向上

ラック・ドロワーのパッケージング(8EIA)

AIX V4基本パッケージのライセンスを含む

 高可用性クラスター・サーバーHA- H70パッケージ・ソリューションの基本構成に含まれるのは次の製品群です。

RS/6000 モデルH70 2台 プロセッサー/メモリー/ディスクは2台とも同一構成S00システム・ラックSSAディスク装置 4.5/9.1/18.2GB(8個組)から選択AIX 4.3.2 2ライセンスHACMP V4.3 2ライセンス HAS/ES/ESCRMから選択。AIX SPO  システム・パッケージ 以 上

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将来の将来のe−businessに向けた先進インターネットに向けた先進インターネット・・プロジェクトプロジェクト[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月7日

[米国ニューヨーク州サマーズ 4月6日(現地時間)発] IBMコーポレーションは6日、高速ネットワークの活用により、お客様のビジネスの抜本的な変革を支援する「アドバンスド・インターネット・プロジェク ト(Advanced Internet Projects)」を、発表しました。従来の1千倍の帯域幅を持つ将来のインターネットは、映像、音声、データやトランザクションにより、e− businessにとって、より自然で直観的に操作できる効果的な媒体としてのアプリケーションを可能にします。

 これらのプロジェクトの一環として、IBMは潤沢な帯域幅を持つネットワークを活用する先進テクノロジーおよびアプリケーションの開発に重点的に取り組みます。これは、 先進ネットワークとe−businessの将来像の実現のためIBMが参画する広範なアドバンスド・インターネット・プロジェクトの最新のものです。

 「未来のインターネットは、より大きく、より速いパイプとなるだけではありません。帯域幅の拡大によって可能になることは何か、が重要です」と、IBMのインターネット 部門のゼネラルマネージャー、アービング・ラダウスキー・バーガーは語っています。「IBMの目標は、この新たな高速ネットワークの時代の利点を十分に活用するビジネス・ アプリケーションおよびサービスを提供することにより、お客様がe−businessの持つ可能性を存分に利用できるようお手伝いすることです」

今日の発表のハイライト今日の発表のハイライト

・先端インターネット研究国際センター(iCAIR)本日、IBMはノースウェスタン大学およびその他のパートナーとともに、先進インターネット・アプリケーションの開発に取り組む世界初のグローバル・プロ ジェクトを発足しました。世界の最先端を行く高性能ネットワークの交差路に位置するiCAIRにより、世界中の研究者による共同開発が実現されます。iCAIRは先進の研究プロジェクトを活用しお客様企業とともに、バーチャルリアリティーを利用した世界 規模のテレビ会議、コラボレーション・エンジニアリング、フルスクリーンの対話型遠距離学習などの画期的な双方向アプリケーションの早期実現に取り組んでいきま す。商業用インターネットが早期に、豊富な媒体を利用したアプリケーションをサポートできるようにするため、必要となるデジタル・ビデオ・ネットワーク、コラ ボレーション・ツール、ネットワーク・パフォーマンスの向上技術を含むIBMの先進技術および専門知識は、iCAIRが企図しているプロジェクトで重要な役割を果たしま す。イリノイ州ショームバーグにあるIBM施設はiCAIRセンターの一部になってています。IBMはまた、ノースウェスタン大学にあるiCAIR施設に専従スタッフを派 遣しています。・欧州先端インターネット・アプリケーションズ・センターIBMは、テレマティックス・インスティチュートおよびSURFnetと共同で欧州先端インターネット・アプリケーションズ・センターをオランダに設立す ると発表しました。1999年第2四半期に開業を予定している同センターは、IBMの技術的イノベーションと専門知識の活用を、ビデオストリーミング(連続映像配信)、コ ラボレーション・ツール、オンライン学習(learning space)など先進のインターネット・テクノロジーの展開を進めている欧州企業にまで拡大する予定です。さらに同センターは、分散ストレージ・テクノロジーを最大限に利 用することにより、ネットワーク・パフォーマンスを向上する研究に焦点を当てていきます。このセンターを通じて、IBMは、世界有数の高度通信ネットワーク開発を目指すド イツ政府の「ギガポート」プロジェクトをサポートします。

現在進行中のアドバンスド現在進行中のアドバンスド・・インターネットインターネット・・プロジェクトプロジェクトIBMはいくつかのアドバンスド・インターネット・プロジェクトに全世界規模で参加しており、将来のインターネットをe−businessにフル活用できるよう努めていま す。こうしたプロジェクトを通じて、台頭するテクノロジー、各種標準、公共政策問題に取り組んでいます。次にプロジェクトの一部を紹介します。

・先進インターネット研究世界のIBM研究所が手掛ける独自の研究に加え、IBMは以下のような多くの業界イニシアチブで主導的役割を務めています。★インターネット2インターネット2プロジェクトの一環として、IBM研究所の開発担当者は、大学機関の研究者と共同で高等教育機関や研究団体のニーズに応える新しい高性能テクノロジーを開発しています。IBMは、こうした実験台となるテクノロジーやアプリケーションを公衆インターネットに移行させ、商品化を支援します。さらに、IBMは新しいアビリーン・リサーチ・ネットワーク上のコラボレーション・サイトとして承認された初の企業パートナーとなりました。★インターネット2・デジタル・ビデオ・ネットワークIBMの先進スーパーコンピューターや映像テクノロジーは、次世代ビデオ・ネットワーク・サービスの構築を目的としたこのプロジェクトに利用されています。iCAIRが管轄するこのプロジェクトは、ライブ、またはオン・デマンドの双方向デジタル映像を連続配信することのできる使いやすいアプリケーションの開発に集中的に取り組んでいます。★インターネット2・分散ストレージ・イニシアチブIBMの最新鋭の高速ストレージ・テクノロジーは、共同研究や遠距離学習などビデオ・アプリケーションのパフォーマンスと配信を最適化する新しいネットワーク・サービスのテストを目的とするこのプロジェクトで利用されています。★インターネット2・ユニバーシティー・リサーチ・グランツIBMは、高速ネットワーク・パワーの企業による活用を支援するアプリケーションおよびテクノロジーの開発を迅速化するた

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め、有力大学に5,600万ドル以上を提供してきました。IBMは今月後半にさらなる助成金の発表を予定しています。★QBoneプロジェクトQBoneコンソーシアムのメンバーであるIBMは、新しいネットワーク・クオリティー・オブ・サービス(QoS)・テクノロジーの実験台を構築するこの国際的な共同活動にテクノロジー、サービス、専門知識を提供します。この活動は、通信医療など一部のリアルタイム・ビデオ・アプリケーションに不可欠になると予想されている次世代インターネットにおけるサービス・レベルの保証を実現する上で、きわめて重要なものです。・先進のインターネット規格高速ネットワークの登場により、信頼性があり、高品質で安全なインターネット・サービスを確実に配信するための新しい規格が必要です。IBMは、こうした規格の開発をいくつかの点で主導しています。IBMは、インターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(IETF)のディファレンシエーテッド・サービシズ(DiffServ)担当作業グループとポリシー・マネジメント担当作業グループの共同議長を務めています。また、デスクトップ・マネジメント・タスク・フォース(DMTF)の関連作業で活動し、インターネット・アーキテクチャー・ボード(IAB)の議長を務めています。IBMは、Java、XML、P3P、PKI、LDAPなどその他の分野のインターネット規格の作成に加えて、こうした役割を果たしています。・先進インターネット政策将来のインターネットのパワーを企業がe−businessにフルに活用できるよう、自由な市場が繁栄するような政策が必要です。IBMはいくつかの公共政策イニシアチブに参加し、インターネットが商取引と社会の利益のため成長し続けるよう支援しています。IBMはグローバル・インターネット・プロジェクト(www.gip.org)の議長を務めています。これは世界各国の企業の経営幹部13人から構成される団体で、重要な意思決定者にインターネットの特質について知らせ、公共政策の決定についての情報収集を助けています。グローバル・インターネット・プロジェクトは4月19日にワシントンD.C.で総会を開き、いくつかの新しいイニシアチブと基本方針を発表します。IBMはまた、最近発足した電子商取引に関するグローバル・ビジネス・ダイアログ(www.gbde.org)に参加しています。これは世界中のCEO24人を集め、インターネットの発展に伴い発生する電子商取引の問題に政府が正しく対応することができるよう助言するものです。

以 上

IBMは、IBM Corporationの商標。

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業界初の「業界初の「Linuxサポートサポート・・センター」インテル社との協力で本日オープンセンター」インテル社との協力で本日オープン[ プレス・リリース ]

1999年4月7日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は7日、インテル株式会社(社長・傅田信行)との協力体制をベースに、オープン・ソース・オペレーティング・システム であるLinuxを採用したPCベースのクライアント/サーバー・システムに関する幅広いソリューションの企画・提供を行なう、ハードウェア・メーカーとしては業界初 の「IBM Linuxサポート・センター」をオープンすると発表しました。同センターは、東京都港区南青山に設置し、本日より業務を開始します。

 同時に、特約店やソフトウェア開発会社をはじめとするLinuxの販売やソリューションの提供を行なっている企業を対象にしたLinuxパートナーの募集を開始し、それ らの企業との協業による営業活動ならびにお客様支援活動を推進していきます。

 なお、本日ラインアップを一新した当社のPCサーバーNetfinity 製品のう ち、Netfinity3000および5000がRed Hat版のLinuxで稼動確認をしているほか、順次ThinkPad 、IntelliStation も含 めRed Hat社が認証するハードウェア互換性リストに登録していきます。

 当社は、IBM Linuxサポート・センターで、インテル社との協力により、Intel Pentium III Xeon プロセッサや将来的にはインテル社の64ビット・マイクロ・プロセッサーなどをベース にした環境下での、PCサーバーNetfinity の先進テクノロジーによるLinux対応 を早期に行なうことができます。また、インテル社はインテル・アーキテクチャー上でのLinux利用環境を整備し、新しいビジネス分野への対応を加速することができま す。

 Linuxサポート・センターは、今後企業などへ販売していくLinuxシステム導入を支援するため、Windows NT と同様にお客様への総合的な技術サポートを行なう体制が必要であるという判断によって設 置されました。また、運営にあたっては、本年4月7日に稼動を開始する予定の京都産業大学(学長・新田政則)における大規模クラスルーム・システムなどで培ったノウハウも 活用していきます。

 同センターには、株式会社五橋研究所(社長・窪田俊之)が参画し、当社製PCでのredhat Linuxの稼動認証や技術コンサルティングなどを提供します。また、株式会社テンアートニ(社長・角田好志)と販売面での協業を行なうほか、将来的にはパシフィック・ハ イテック社によるTurbo Linuxのサポートも予定しています。さらに米国IBMのLinuxサポート・チームや当社の大和研究所などとも情報交換を密にしていきます。

 なお、同センターに登録されたソリューションで、Netfinity、ThinkPad、IntelliStationの特定機種上で稼動確認の取れたものは、当社およ び特約店などのパートナー各社から、企業、自治体、教育機関などのお客様に提案していきます。

 また、Linux導入サポートCD−ROMを無償で提供するクーポンを添付した、Netfinity3000とNetfinity5000の教育・学術機関向け(主とし て大学)限定モデルを用意しています。お客様がこのクーポン券を五橋研究所に送付することで、五橋研究所よりインストール・マニュアル、サーバー・ソフトウェアなどを含む Red Hat版Linuxが送付されます。

 これらのモデルは、Linuxの特性を考慮して、全国約700の教育・学術機関や、そうした機関向けにアプリケーションなどを開発しているソフトウェア・ハウスを対象に した「Academic Web」(本日開設)を通じて提供されます。また特約店を通じても販売されます。

 加えて、本日同時に当社のホームページにLinuxに関する情報を提供するページを開設(http://www.ibm.com/jp/linux/)します。さらに本年6月1日 からLinuxサポートセンターからLinux関連情報を発信するホームページである「Linux Web DB」も開設する予定です。このホームページでは、お客様に対して、Linuxサポート・センターで開発されたソリューションの情報や対応するデバイス・ドライバ 情報の提供を行なうとともに、パートナー各社に対してはデータベースを活用した情報提供による支援活動を進めてまいります。

 当社はまた、Windows NTおよびLinux対応の、Netfinity用のオプション・ボード「CryptoHighWay(仮称)」を開発する計画があること を明らかにしました。「CryptoHighWay」は、従来、基本ソフト上で行なっていた暗証番号の暗号化や認証などに使用されるRSA公開鍵暗号演算をハード上で行な えるというもので、これによって例えばオンライン・ショッピングなどのWebサイトの運営においてハイ・セキュリティ、高パフォーマンスを実現します。このボード と、Linux、Netfinity、さらにWebサーバー構築用のフリーソフトであるアパッチの組み合わせによってお客様に高い価値をもたらすソリューションを提案する ことができます。

以 上

IBM,IntelliStation,Netfinity,ThinkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel,Pentium,XeonはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

(R)(R) (R)

(R) (R) TM(R)

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e−ビジネスを支えるビジネスを支えるNetfinity新製品とサポート新製品とサポート・・サービスを発表サービスを発表[ プレス・リリース ]

1999年4月7日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は7日、e−ビジネス(注1)時代の新しいお客様のニーズに対応するPCサーバー「Netfinity(ネットフィニ ティ)」の新製品として、Intel PentiumIII Xeon を搭載した最上位シリーズ「IBM Netfinity 7000 M10」、ミッドレンジ・シリーズの新製品「IBM Netfinity 5500 M20」、さらにPentiumIII プロセッサを搭載した「IBM Netfinity 5500」、「IBM Netfinity 5000」および「IBM Netfinity 3000」の計4シリーズ9モデルを発表し、ラインアップを一新しました。

 また、Intel社の最新チップセットであるProfusionを採用することで、今後Netfinityシリーズで業界標準に基づく8ウェイSMPサーバーを提 供していく計画があることを発表しました。

 同時に、特定のハードウェア・ソフトウェア構成のシステムを導入するお客様を対象に、24時間365日保守をベースに、年間99.9%の稼動を支援するサービ ス「Netfinity 99.9%(注2)稼動 支援サービス」を発表しました。このサービスは、X−アーキテクチャー(注3)に基づく高い信頼性を実現するハードウェアの二重化機 能、Microsoft Cluster Server(MSCS)によるシステムの二重化機能、そして実績のあるIBMのサポート・サービスの組み合わせにより提供するものです。

 さらに、増加するお客様のPC UNIXシステムの利用の要求にお応えすべく、Netfinityのハイエンドおよびメインストリーム・モデルを対象にSCO社 のUnixWare7のサポートを正式に開始することを発表しました。これはIntel社の64ビットの次世代プロセッサー上で稼動する次世代UNIX OSを共同開発するプロジェクト「Project Monterey(注4)」への展開を視野にいれてのことです。

 加えて、Netfinity 5500、5000の価格改定を発表しました。値下げ率は最大15%です。その他、システム管理関連のオプション製品やバージョンアップし たシステム管理ソフトウェアなども本日同時に発表しています。

 本日発表した製品・サービスの概要は、次のとおりです。

1.Netfinityのラインアップ一新

●Netfinity 7000 M10に新モデル追加 クラス最高のパフォーマンスと高信頼性を実現する基幹業務アプリケーションのためのハイエンド・エンタープライズ・サーバーです。今回は、最新のPentiumIII Xeonプロセッサ500MHz(2MBまたは512KB ECC L2キャッシュ)を搭載した2モデルを追加しました。4ウェイSMPや8GBメモリー空間の確保、ラッ クモデルでの提供などにより、ビジネスの成長にあわせた拡張性を実現しています。

●新製品 Netfinity 5500 M20の発表 高信頼性、高可用性を実現する基幹業務向けのミッドレンジ・サーバーの新製品です。最新のIntel PentiumIII Xeonプロセッサ 500MHz(1MBまたは512KB ECC L2キャッシュ)を搭載した2モデルを用意しています。4ウェイSMP対応です。

●Netfinity 5500に新モデル追加 ミッドレンジ・サーバーの下位シリーズでありながら、PentiumIII Xeonプロセッサの4ウェイまで、同一筐体で拡張が可能なステアウェイの移行パスを用意し ています。最新のPentiumIIIプロセッサ 500MHzを搭載しています。2ウェイSMPに対応しているほか、ラックモデルとミニタワーモデルの提供によりビジネスの拡大にあわせた拡張性を実現していま す。

●Netfinity 5000に新モデル追加 高い基本性能をコンパクトな筐体に凝縮し、経済性を重視した部門サーバーとして最適なシリーズです。最新のPentiumIIIプロセッサ 500MHzを搭載しています。省スペースにも配慮し、ミニタワー・モデルにもラック・モデルにも型式変更が可能です。本日の追加モデルはRed Hat版Linuxで稼動確認をしています。

●Netfinity 3000に新モデル追加 小規模LANに最適な設計が施され、価格性能比にすぐれた小規模向けサーバーです。最大搭載メモリー容量や最大搭載ハードディスク容量などを強化していま す。PentiumIII 500MHzを搭載しています。本日の追加モデルはRed Hat版Linuxで稼動確認をしています。

2.Netfinity 8ウェイSMP対応製品(開発意向表明) 当社は、Intel社の8ウェイSMP用チップセットであるProfusionを採用し、業界標準テクノロジーに基づく8ウェイ対応のPCサーバーを提供する計画を明ら かにしました。Netfinityは、Intel社の最新プロセッサーの検証作業に開発段階から参画することで、常に最高のパフォーマンスを提供するとともに、お客さまの 資産継承の観点から今後も業界標準のテクノロジーを採用していきます。

3. Netfinity 99.9%稼動 支援サービスの発表 X−アーキテクチャーに基づく高信頼性を実現するハードウェア機能、Microsoft Cluster Server(MSCS)によるシステム

(R) TM(R)

(R)

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の二重化、そして当社のサポート力により、お客様に導入するシステムに対して、24時間365日の稼動時間のう ち、99.9%の稼動を支援するサービスです。サービスの前提ハードウェアとして、Netfinity 7000 M10またはNetfinity 5500 M10/M20の二重化システムと、ファイバー・チャネル・システムなどを組み合わせることにより、徹底した堅牢性 と高い拡張性を実現します。

 当サービスを利用することによってお客様は、ミッション・クリティカルな基幹系アプリケーションをも稼動させやすくでき、さらに当社の24時間365日のリモート監視な どの運用サービスにより、お客様はシステムの運用管理などのコストを軽減することもできます。

 なお、当社はこのサービスを、高い可用性が要求される基幹アプリケーションの運用をNetfinity上でご検討のお客様に積極的に販売していきます。

4.NetfinityでSCO UnixWare 7をサポート PC UNIXシステムを利用したいとするお客様の要求の増加に対応するために、Netfinity 7000 M10、5500 M20および5000を対象にSCO社のUnixWare7のサポートを正式に開始することを発表しました。UnixWareは、ハイエンド PCサーバーの基本ソフトとして、高い信頼性と高性能を提供します。この基本ソフトをNetfinityの上位シリーズと組み合わせることによって、RISC Unixと同等の性能を提供することができます。

 なお、今回のUnixWareのサポート表明は、Intel社の64ビット次世代プロセッサー、IA−64上で稼動する次世代UNIX OSを共同開発するプロジェクト「Project Monterey」への展開を視野に入れた取組みになります。

5.オプション製品を発表 本日、Netfinityのオプション製品として、システム管理機能をもつ製品を発表しました。発表したのは、イーサネット機能のほか、LAN、モデム、インターコネク ト経由で遠隔地からBIOSの更新ができる「システム管理PCIアダプター」、およびシステム管理PCIアダプターとシステム管理プロセッサーの接続を最大12個までサポ ートしている「システム管理インターコネクト・ケーブル・キット」の2製品です。

6.システム管理ソフトウェアのバージョンアップ Netfinity新製品には、本日同時発表のバージョン・アップしたシステム管理ソフトウェアが添付されています。あらたにキャパシティ管理機能、パフォーマンス管理 機能が加わった「Netfinityマネージャー 5.20.3」また、ジョブ管理や電源管理をサポートした「NetCube V2.0」、さらに特別な知識が無くてもサーバーのセットアップなどを行なうことができ る「Server Guide4.1」がそれぞれバージョン・アップされています。

 なお、すべてのNetfinityブランド製品に、Server Guideを最新のバージョンに一度だけアップグレードできる権利を提供する「ソフトウェア・クーポ ン」を提供しています。オーダーの受付は4月20日より、インターネットやFAXで申し込むことができます。

 本日発表製品の標準価格(消費税別)、出荷開始予定日ならびに価格改定の概要は以下の通りです。

新製品新製品

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

Netfinity 7000 M10 8680-6RY 2,100,000円 1999年 4月28日

Netfinity 7000 M10 8680-8RY 3,300,000円 1999年 4月28日

Netfinity 5500 M20 8662-31Y 1,800,000円 1999年 4月14日

Netfinity 5500 M20 8662-41Y 2,460,000円 1999年 5月 7日

Netfinity 5500 8660-61X 1,160,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 5500 8660-6RX 1,160,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 5000 8659-4RY 820,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 5000 8659-41Y 820,000円 1999年 4月 7日

Netfinity 3000 8476-51X 700,000円 1999年 4月 7日

オプション製品オプション製品

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

システム管理PCIアダプター 01K7209 125,000円 1999年 5月28日

システム管理インターコネクト・ケーブル・キット 03K9309 21,000円 1999年 5月28日

価格改定(消費税別)価格改定(消費税別)

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

Netfinity 5500 8660-51X 1,080,000円 1,270,000円 15%

Netfinity 5500 8660-5RX 1,080,000円 1,270,000円 15%

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Netfinity 5000 8659-31Y 740,000円 820,000円 10%

Netfinity 5000 8659-22Y 660,000円 740,000円 11%

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

以 上

(注1)e-ビジネスとは、特定の製品やサービスをさす言葉ではなく、企業のお客様に対して、インターネットに代表されるオープンでグローバルなネットワークを活用した新 規ビジネス・エリアへの参入、新規顧客の獲得、ビジネスパートナーとの効率的な業務連携など従来のビジネスや業務プロセスに変革をもたらす革新的な業務形態をさす言葉で す。(注2)サービス対象機器構成と当サービスを前提として当社開発部門での稼働率(可用性)モデリング・ツールにより算出。(注3)X−アーキテクチャーは、強力なプロセッサー、信頼性・可用性に富んだメモリーシステム、スケーラブルなI/O、先進のストレージ・ソリューション、現存システム との相互操作性、クラスター接続システム、強化されたシステム管理機能などさまざまな革新的技術の集積です。(注4)IBM社,SCO社,Intel社,Sequent社の共同開発によるIBM AIXとSCO UnixWareの統合を中心とした次世代Unix OS開発プロジェクト。 

IBM、Netfinityは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel、Pentium、Xeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Microsoft,WindowsNTは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

●Netfinity 7000 M10

最新のIntel PentiumIII Xeonプロセッサ 500MHzを搭載

2MBまたは512KB ECC L2キャッシュのモデルを提供

チップセットはIntel社の450NXを採用

高速(50ns)インターリーブのECCメモリーによる高速アクセスを実現

ファイバー・チャネル ストレージ・システムに対応・100MB/sの転送速度、最長10kmの接続距離・EXP15を6台使って、2TB以上の大容量をサポート

高性能のRAIDアダプター第3世代ServeRAID−3Hに対応・64ビットPCI,32MBキャッシュ、LVDS対応

高信頼性のIBM Chip−kill ECCメモリーをサポート

4way SMPをサポート

最大8GBのECCメモリーをサポート

5つの64ビットと7つの32ビットPCIスロットを装備

ラックモデルにより大きな拡張性を提供(タワーへの変換キットもオプションで提供)

ホットプラグ・コンポーネントを満載(ハードディスク、すべてのPCIスロット、ファン、電源)

最新の「システム管理PCIアダプター」を専用スロットに標準装備・LANまたはモデムを経由しての電源コントロール・リモートPOSTを通して、遠隔地からのセットアップ/診断

事前障害分析(PFA)機能を装備(CPU、メモリー、ファン、HDD)

Light−path診断機能により障害箇所を容易に検出・システム全面パネルに故障箇所を表示し、該当コンポーネントの近くにあるLEDが点灯し、障害箇所を指摘。

PCシステム管理ソフトウェア「Netfinityマネージャー」による強力なシステム 管理機能の提供

24時間365日オンサイト保証(1年間)

ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

●Netfinity 5500 M20

最新のIntel PentiumIII Xeonプロセッサ 500MHzを搭載

1MB、512KBのL2キャッシュを提供

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100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現

4way SMPをサポート

最大4GBメモリーをサポート

最大109.2GBの内蔵ストレージ(スリム18.2GBを6個使用)

NetBAY3 1台標準装備、最大3個まで増設可能・3台のEXP15を使用することにより最大1.2TBまでストレージを拡大可能

ファイバーチャネルに対応(オプション)

高速入出力を実現するI2Oアダプターに対応(オプション)

システムとしての高可用性を実現:マイクロソフト・クラスター・サーバー対応

重要コンポーネントがすべて”ホットスワップ”対応

Windows NT 4.0、IntranetWare 1.0でホット・アッドPCI を実現

ServerRAID IIコントローラー(2チャネル)を標準装備

チップセットにはReliance社のChampion 2.0LE(Dual)を採用

標準装備のシステム管理プロセッサーとの連携による先進のシステム運用管理を実現

ECCメモリーによりメモリーエラーを自動修正

6つのホットスワップ・ベイを装備

LightPathテクノロジーが実現するコピー機感覚の問題判別

アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中)

Netfinityマネージャーによる強力なシステム管理機能の提供

容易な保守を実現するメカニカルデザイン

24時間365日オンサイト保証(1年間)

ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

●Netfinity 5500

Intel PentiumIIIプロセッサ500MHzを搭載

512KBのL2キャッシュを提供

100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現

2way SMPをサポート、PentiumIII Xeonプロセッサの4ウェイまで同一筐体で拡張が可能なステアウェイの移行パスを用意

標準128MB ECCメモリーを搭載、最大1GBメモリーをサポート

最大109.2GBの内蔵ストレージ(スリム18.2GBを6個使用)

ラック・モデルとタワー・モデルで提供し、相互に型式変更可能(オプション)

NetBAY3 1台標準装備(タワーモデル),最大3個まで増設可能・3台のEXP15を使用することにより最大1.2TBまでストレージを拡大可能

重要コンポーネントがすべて”ホットスワップ”対応

Windows NT 4.0、Intranet 1.0でホット・アッドPCIを実現

ServerRAID IIコントローラー(2チャネル)を標準装備

チップセットにはIntel社の440BXを採用

標準装備のシステム管理プロセッサーとの連携による先進のシステム運用管理を実現

ECCメモリーによりメモリーエラーを自動修正

6つのホットスワップ・ベイを装備

LightPathテクノロジーが実現するコピー機感覚の問題判別

アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中)

Netfinityマネージャーによる強力なシステム管理機能の提供

24時間365日オンサイト保証(1年間)

ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

●Netfinity 5000

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PentiumIII500MHz搭載、2ウェイSMP対応

512KBのL2キャッシュを提供

100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現

5個のホットスワップ対応ベイで、最大91GBの内蔵ストレージ容量を実現

標準128MB ECC SDRAMを装備し、最大2GBのメモリー空間を提供

お客様のニーズに応じてEIA標準5Uラック・モデル、ミニタワー・モデルの型式変更が可能

障害時のCPU自動伸縮機能を搭載

350Wリダンダント電源を標準装備

システム管理プロセッサーを標準装備するとともに、オプションのシステム管理PCIアダ プターにより、遠隔地からのシステム運用管理を実現

ネットワーク管理ソフトウェアNetfinity マネージャーを添付

アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中)

24時間365日オンサイト保証(1年間)

●Netfinity 3000

PentiumIIIプロセッサ500MHz搭載

最大768MBメモリーをサポート

内蔵ストレージ容量は最大72.8GBをサポート

チップセットにはIntel社の440BXを採用

ネットワーク管理ソフトウェアNetfinity マネージャーを添付

アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中)

24時間365日オンサイト保証(1年間)

システムの専門家なしで導入作業のできるソフトウェア「ServerGuide」を標準添付

現行モデルからPentiumIII500MHzへのCPUアップグレードが可能に

以 上

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ViaVoiceのテクノロジーを利用した電話音声認識システム「のテクノロジーを利用した電話音声認識システム「ViaVoice  Telephony」を発表」を発表[ プレス・リリース ]

1999年4月6日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は6日、日本語音声認識ソフトウェア『ViaVoice』の最新テクノロジーを活用して、コールセンターなどの先進的 な電話システムを実現するソフトウェア新製品「ViaVoice Telephony(ビアボイス・テレフォニー)for AIX 」と「ViaVoice 電話番号案内システム」を発表しました。これにより、コンピューターと電話音声を融合した、新しい効率的なコンピューター・アプリケーションを幅 広く構築することが可能になります。

 本日発表した製品は、以下の2つのソフトウェア製品です。1. ViaVoice  Telephony  for  AIX(正式製品名:(正式製品名:ViaVoice Speech Recognition for AIX V1.1))電話の音声をコンピューターで認識させ、様々なアプリケーションを構築するための製品です。音声認識エンジンとアプリケーション開発ツールキットで構成さ れ、IBM のUNIX サーバーRS/6000 上で稼動します。価格は、標準構成で 約2,000万円(消費税別)、本年第3四半期から出荷開始する予定です。(なお、パイロット出荷は、第2四半期の予定で す。)

2. ViaVoice 電話番号案内システム 電話番号案内システム(正式製品名:(正式製品名:ViaVoice Directory Dialer))ビアボイス・テレフォニーの技術を利用し、電話に向かって名前を発声するだけで、自動的に相手へダイアルできるシステムです。社内電話番号問い合わせ用の音声案内システム としても利用でき、実際に米国IBMで使用されています。最大20万人までの名前を登録できるデータベースから、数秒で名前などのデータを検索、利用できることが特長で す。Windows NT  Workstation V4.0で稼動し、価格は、標準構成で 約1,050万円(消費税別)、本年第3四半期から出荷開始する予定です。 (なお、パイロット出荷は、第2四半期の予定です。) 

 本日発表した2つの製品は、ビアボイス・テレフォニー・テクノロジーを利用し、一般の加入電話、携帯電話、PHS、内線、親子電話などからの音声を、既存のCTIソリュ ーションと組み合わせて、音声認識/音声応答による本格的な次世代型CTIシステムを構築できるようになります。

 ViaVoice Telephony for AIXは、外線電話/内線電話からの音声を認識し、様々なアプリケーションと連動することができます。例えば、テレホン バンキングでは、「振込み」などの業務においてオペレーターを介さずに口座番号、振込銀行名、金額などを音声によりシステムに入力し、必要な処理を行えます。電話での音声 入力によるコンピューター・アプリケーションは、銀行業をはじめ、通信販売などの流通、製造、医療、電力・ガス、保険、コンピューター・サービス、運輸・旅行といった幅広 い業界で応用できます。

 ViaVoice電話番号案内システムは、電話取り次ぎを無人で処理できるもので、話したい相手の名前を発声すると、相手先へ自動で取り次いだり、相手先の電話番号を知 らせたりすることができます。既に1998年から米国IBMの266の拠点で実際に稼動しており、米国IBMの約20万人の情報をシステムに登録しており、これまで電話オ ペレーターや秘書が行っていた電話取り次ぎの業務が同システムで代行され、51名のオペレーターが26名へと省力化されました。

 同システムは、内線・外線を問わず利用できる(一般的なPBXで利用可能)ほか、人名の登録や削除もツールにより簡単に行うことが可能です。また、同姓同名の登録者も勤 務場所や所属部門により判別する機能も特長であり、社内電話帳を使わず、業務を効率化できます。

 今回発表した2製品については当社からの販売に加え、CTI分野に特化したビジネス・パートナーとの協業による販売にも力を入れていき、幅広い業種のお客様へ対応したソ リューションとして提供していきます。

 高度な音声認識機能で定評のあるViaVoiceは、IBMの約30年にわたる基礎研究に基づいた日本語の連続発声認識プログラムで、出荷開始以来、ワープロ入力や電子 メール作成など、キーボードに代わる入力装置として高い評価をいただいてまいりました。本日の発表は、このViaVoiceの技術をビジネス・アプリケーション分野に向け たもので、音声認識技術のこの分野での初めての応用製品となりますが、企業のより効率的な運営のための欠くことのできないできないソフトウエアとなることが予想されます。 詳しくは、ViaVoiceホームページ(www.ibm.co.jp/voiceland)をご覧下さい。

以 上

IBM、AIX、RS/6000、ViaVoiceは、IBM Corporationの商標。Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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企業の成長にあわせて活用できる高機能機種などクライアント企業の成長にあわせて活用できる高機能機種などクライアントPCおよびノート型およびノート型PCの新モデルを発表の新モデルを発表[ プレス・リリース ]

1999年4月6日

日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は6日、優れたPCシステム管理機能や最新の高性能プロセッサーなどを搭載した企業向けクライアントPCの新モデルを 発表しました。発表したのは「IBM PC 300GL 6277」1モデルと「IBMPC 300GL 6287」2モデル、「IBM PC 300PL(モデル6862/6892)」7モデルの合計10モデルです。また、同時に、企業向けノート型PCの普及機種「ThinkPad 390E」7モデルも発表しました。

 PC 300GL 6277は、主に成長企業のお客様向けの機種です。企業の成長による業務内容や用途の変化にも対応できるように最新のテクノロジーを集約し、「長い間 ご利用いただけること」をコンセプトに開発しました。また、PC 300GL 6287は、低価格で、しかもオフィスでの必要かつ十分な機能を集約した機種で、優れたコスト・パフォーマンスが特長です。

 PC 300PLは、すぐれたシステム管理機能や高い信頼性を重視するお客様向けの機種です。拡張性の高いミニタワー型のモデル6892と、デスクトップ型のモデル 6862を用意しています。

 また、ThinkPad 390Eでは、現行製品が3モデルの構成であったのに対し、プロセッサーの種類やディスプレイのサイズ、初期導入済み基本ソフトの違いによって ラインアップを7モデルに増やしています。

 当社は、今回の企業向けPCのラインアップの強化によって、あらゆる規模の企業のお客様に対して多様化するニーズに対応した製品を提供できるようになります。こうした幅 広い選択肢の提供に加えて、当社の企業向けPCの特長であるPCシステム管理機能などを充実させていくとことで、今後もお客様の情報システムへの投資効果を高めてまいりま す。

 本日発表した製品の概要は以下の通りです。

IBM PC 300GL((6277−98J)) 主に成長企業のお客様を対象にしたモデルで、多くの業務を同時にこなさなければならない業務特性や企業の成長にともなう用途、システム環境の変化に対応できる高機能が特 長です。Microsoft 社のワープロ、表計算ソフトを標準添付し、ビジネスソフトの充実 を図るとともに、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClientControl Manager )などPCシステム管理機能をサポートしています。

 Pentium IIIプロセッサ500MHz、標準128MBのSDRAM、20.4GB の大容量ハードディスク、最大40倍速CD−ROMなど、マイクロタワー型のボディに最新のテクノロジーを凝縮しています。また、遠隔地からの電源操作が可能なWake on LAN に対応したイーサネット機能も内蔵しています。

IBM PC 300GL((6287−4DJ/4YJ)) 低価格で、オフィスでの利用に十分な機能を搭載し、しかもPCシステム管理機能を備えた、高いプライス・パフォーマンスが特長です。厳しい経済環境の中で、高い投資効果 を求めるお客様向けの機種です。

 Intel Celeron プロセッサ400MHzを採用するとともに、標準32MBのSDRAM、4.2GBハードディスク、最大32倍速CD−ROM、Wake on LAN対応のイーサネット機能などを搭載しています。

IBM PC 300PL(6862-5JJ/5KJ/5LJ/5CJ/5DJ、、6892-5EJ/5FJ) 当社の企業向けPC最上位シリーズで、高性能と信頼性を求めるお客様向けの機種です。PCシステムのTCO(Total Cost ofOwnership:システムの運用・管理に要する総費用)の低減を可能にする、システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に知らせることの できるAlert on LANTM機能など最新のシステム管理機能を備えています。今回の発表ではデスクトップ型のモデル6862で5モデルとミニタワー型のモデル6892で2モデルをラ インアップに追加しています。

 モデル6862では、PentiumIIIプロセッサ500MHzまたはIntel Celeronプロセッサ 433MHzを採用しています。Pentium III搭載機にはWindows 98、Windows NT 4.0と初期導入済み基本ソフトの違いによる2モデルを用意 し、Celeron搭載機にはWindows 98、Windows 95、Windows NT 4.0を初期導入した3モデルを用意しています。また、モデル6892には、PentiumIIIプロセッサ500MHzを採用し、基本ソフ トにWindows 98またはWindows NTを初期導入した2モデルを用意しています。

 なお、今回のモデル6862、モデル6892とも標準64MBメモリー、6.4GBのハードディスク、最大40倍速CD−ROMドライブ、Wake on LAN対応のイーサネット機能などを搭載しています。

ThinkPad 390E(2626-90J/95J/CAJ/C5J/D0J/D5J/ENJ) ハードディスク、フロッピー・ディスク、CD−ROMの3ドライブを本体内に内蔵した省スペース・デザインを採用した企業向けノートPCの普及機種です。

 昨年10月に発表した現行製品は、プロセッサー、ハードディスク、液晶ディスプレイのサイズが違う3モデルの構成で

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あったのに対し、今回の発表製品では初期導入済み基本 ソフトにWindows 98、Windows 95およびWindows NT 4.0を搭載したモデルを用意したことで全7モデルをラインアップとなっています。これによってお客様により豊富 な選択肢を提供することができます。

 ThinkPad 390Eは、オプション製品の拡張ポートリプリケーターと接続することによってシステム管理機能を利用することができます。業界各社のシステム管理ソ フトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA(Universal ManagementAgent)、クライアントPC管理機能であるLCCM(LANClient Control Manager)や、遠隔地からの電源管理が可能なWake onLANなどによってお客様のPCシステムのTCOの削減に寄与します。

 なお、本日発表した製品の希望小売価格(消費税別)、および出荷開始予定日は以下の通りです。

IBM PC 300シリーズシリーズ

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

IBM PC 300GL 6287-4DJ ¥138,000 1999年 4月 7日

(Celeron 400MHz、32MB SDRAM、4.2GB HDD、32X CD、100Base-TXイーサネッ ト、Win98)

IBM PC 300GL 6287-4YJ ¥138,000 1999年 4月 7日

(Celeron 400MHz、32MB SDRAM、4.2GB HDD、32X CD、100Base-TXイーサネッ ト、Win95)

IBM PC 300GL 6277-98J ¥308,000 1999年 4月 7日

(PentiumIII500MHz、128MB SDRAM ECC、20.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300PL 6862-5JJ ¥180,000 1999年 4月 7日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイー サネット、Win98)

BM PC 300PL 6862-5KJ ¥180,000 1999年 4月 7日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイー サネット、Win95)

IBM PC 300PL 6862-5LJ ¥195,000 1999年 4月 7日

(Celeron 433MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、40X CD、100Base-TXイー サネット、WinNT4.0)

IBM PC 300PL 6862-5CJ ¥270,000 1999年 4月 7日

(PentiumIII500MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、40X CD、100Base-TX イーサネット、Win98)

IBM PC 300PL 6862-5DJ ¥285,000 1999年 4月 7日

(PentiumIII500MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、40X CD、100Base-TX イーサネット、WinNT4.0)

IBM PC 300PL 6892-5EJ ¥285,000 1999年 4月 7日

(PentiumIII500MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、40X CD、100Base-TX イーサネット、Win98)

IBM PC 300PL 6892-5FJ ¥300,000 1999年 4月 7日

(PentiumIII500MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、40X CD、100Base-TX イーサネット、WinNT4.0)

ThinkPad

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

ThinkPad 390E 2626-90J ¥240,000 1999年 4月 6日

(モバイルCeleron300MHz、32MB SDRAM、3.2GB HDD、24X CD、12.1TFT、Win98)

ThinkPad 390E 2626-95J ¥240,000 1999年 4月 6日

(モバイルCeleron300MHz、32MB SDRAM、3.2GB HDD、24X CD、12.1TFT、Win95)

ThinkPad 390E 2626-CAJ ¥275,000 1999年 4月 6日

(モバイルPentiumII300PE MHz、64MB SDRAM、3.2GB HDD、24X CD、13.3TFT、Win98)

ThinkPad 390E 2626-C5J ¥275,000 1999年 4月 6日

(モバイルPentiumII300PE MHz、64MB SDRAM、3.2GB HDD、24X CD、13.3TFT、Win95)

ThinkPad 390E 2626-D0J ¥315,000 1999年 4月 6日

(モバイルPentiumII300PE MHz、64MB SDRAM、4.3GB HDD、24X CD、14.1TFT、Win98)

ThinkPad 390E 2626-D5J ¥315,000 1999年 4月 6日

(モバイルPentiumII300PE MHz、64MB SDRAM、4.3GB HDD、24X CD、14.1TFT、Win95)

ThinkPad 390E 2626-ENJ ¥370,000 1999年 4月 6日

(モバイルPentiumII333MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD、14.1TFT、WinNT4.0)

Page 305: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

ThinkPadオプション製品オプション製品

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷予定日出荷予定日

10GBディスクパック(ThinkPad 390用) 05K8983 ¥168,000 1999年 4月31日

ThinkPadウルトラベイFX DVD/FDドライブ 05K8921 ¥ 59,800 1999年 4月12日

以 上

IBM,Alert on LAN,LANClient Control Manager,ThinkPad,Wake on LANはIBM Corporationの 米国およびその他の国における商標。Intal,Celeron,PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Micorsoft,Windows,Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IBM PC 300GL(6277−98J)

Pentium IIIプロセッサ 500MHzを採用し、標準128MBのSDRAM(最大384MB)、Ultra−ATA仕様の20.4GBの大容量ハードディスク、最大40倍速のCD−ROMドライブを標準搭載するなど、長期にわたって利用できる最新の機能を搭載しています。

Microsoft社のExcel 97&Word 98&Outlook 98With Bookshelf Basicとともに、ロータス スーパー・オフィス98も同梱するなど、ビジネス・アプリケーション・ソフトが充実しています。

基本ソフトには、Windows 98を初期導入しています。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。また、業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA(Universal Management Agent)をサポートするとともに、UMAと連携させて利用できるシステム管理ソフトを集めたUMA Plusを同梱のCD−ROMに収録しています。

遠隔地からの電源操作が可能なWake on LAN対応の100Base−TXイーサネット機能を搭載しています。

左右ボタンの中間にマウス・スティックを配置した「スクロールポイント・マウス」を採用しています。マウス・スティックの操作によって、マウス本体を動かすことなく表示ウィンドウの縦、横のスクロールが出来る機能が付いています。

IBM PC 300GL(6287−4DJ/4YJ)

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアである、UMAを同梱しています。Tivoli社のシステム管理ソフトのほか、当社の Netfinity Managerや、Microsoft社のSystems Management Server、Intel社のLANDesk製品などともあわせて使うことができます。さらに、インターネットの閲覧ソフトを用いたシステム管理も可能にしています。

UMAとともに利用できるシステム管理ソフトを集めたUMA Plusを同梱のCD−ROMに収録しています。UMA Plusには、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction、クライアントPCの使用者がPC環境を変えてしまうのを防ぐために、利用環境を制限する事のできるEZ Admin(イージー・アドミン)などが含まれています。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。

128KBの外部キャッシュ付のIntel Celeronプロセッサ400MHzを採用しています。

標準32MBのSDRAMを搭載し、最大256MBまでの拡張が可能になっています。

Ultra−ATA仕様の4.2GBの大容量ハードディスク、最大32倍速のCD− ROMドライブを標準装備しています。

Wake on LAN機能に対応した100Base-TXのイーサネット機能を搭載しています。

Windows 98(4DJ)、Windows95(4YJ)をそれぞれ初期導入しています。総合オフィス・アプリケーションにはロータススーパー・オフィス98を同梱しています。

IBM PC 300PL(6892−5EJ/5FJ)

拡張性にすぐれたミニタワー型のデザインを採用しています。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアである、UMAをサポートしています。また、システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に知らせることのできるAlert on LAN機能、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能をサポートしたほか、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMをサポートしています。

最新のPentiumIIIプロセッサ 500MHzを搭載しています。

標準で64MB(最大384MB)のSDRAM ECCメモリーを搭載しています。

Page 306: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

Ultra−ATA仕様の6.4GBのハードディスク、最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備しています。

Wake on LAN機能に対応した100Base-TXのイーサネット機能を搭載しています。

Windows NT 4.0(5FJ)、Windows98(5EJ)をそれぞれ初期導入しています。総合オフィス・アプリケーションにはロータス スーパー・オフィス98を同梱しています。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface )2.0」に対応しています。

IBM PC 300PL(6862−5JJ/5KJ/5LJ/5CJ/5DJ)

デスクトップ型デザインを採用しています。

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポートしています。また、システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に知らせることのできるAlert on LAN機能、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能をサポートした他、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMをサポートしています。

プロセッサーには、最新のPentiumIIIプロセッサ500MHz(5CJ/5DJ)、または、Intel Celeronプロセッサ 433MHz(5JJ/5KJ/5LJ)をそれぞれ搭載しています。

標準64MB(最大384MB)のSDRAM ECCメモリーを搭載しています。

Ultra−ATA仕様の6.4GBの大容量ハードディスクおよび最大40倍速のCD−ROMドライブを標準装備しています。

Wake on LAN機能に対応した100Base-TXのイーサネット機能を搭載しています。

WindowsNT4.0(5LJ/5DJ)、Windows95(5KJ)、Windows98(5JJ/5CJ)をそれぞれ初期導入しています。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface )2.0」に対応しています。

ロータス スーパー・オフィス98を同梱しています。

ThinkPad 390E(2626−90J/95J/CAJ/C5J/D0J/D5J/ENJ)

CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスクの3ドライブを本体内に内蔵した省スペースデザインを採用しています。

プロセッサーに、モバイルPentiumII 333MHz(ENJ)、300PE MHz(CAJ/C5J/D0J/D5J)、モバイルCeleronプロセッサ300MHz(90J/95J)を搭載した7モデルを用意しました。

メモリーには、64MB(ENJ/CAJ/C5J/D0J/D6J)または32MB(90J/95J)のSDRAMを標準搭載しました。最大で 256MBまで拡張が可能になっています。

6.4GB(ENJ)、4.3GB(D0J/D5J)または3.2GB(CAJ/C5J/90J/95J)の大容量ハードディスクを搭載(アップグレード可能)しています。

標準装備のCD−ROM/ディスケット一体型ドライブの着脱が可能な、ウルトラベイFXを採用しました。利用目的によってオプションのセカンド・バッテリーやセカンド・ハードディスク、DVD/ディスケット・ドライブと交換装着することができます。

最大24倍速CD−ROMドライブ、高性能ステレオスピーカーを標準搭載したほか、ビデオチップにNeoMagic社のMagicMedia256AVを採用するなどマルチメディア機能も充実しています。

モデルENJ/D0J/D5JでノートPC最大級の14.1インチ、モデルCAJ/C5Jで13.3インチのXGA TFT液晶ディスプレイを採用しました。また、モデル90Jおよび95Jでは、12.1インチのSVGA表示のTFT液晶ディスプレイを採用しました。

広いパームレストを確保したタイピングのしやすいフルサイズ・キーボードを採用しています。また、IBMが開発した、マウスと同様の機能を持つキーボード中央に位置したスティック「TrackPoint」の機能拡張版を搭載しています。ボタンを使わずにスティックの操作だけでプログラムの選択、起動ができるなど、利用環境が向上しています。

TV出力ポートを標準装備しています。会議でのプレゼンテーションなどをTVに出力して行なうことができます。

オプション製品の拡張ポートリプリケーター(EtherJet機能付)と接続することによって、業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA、クライアントPC管理機能であるLCCM(LANClient Control Manager)や、遠隔地からの電源管理が可能なWake on LANなどのシステム管理機能を利用することができます。

基本ソフトにはWindows98(90J/CAJ/D0J)、Windows95(95J/C5J/D5J)、Windows NT 4.0(ENJ)を初期導入したモデルを用意しています。 総合オフィス・アプリケーションにはロータス スーパー・オフィス98とともに、日本語変換システムには音声対応のVoiceATOK for ViaVoiceを同梱しています。

以 上

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丸全昭和運輸が日本丸全昭和運輸が日本 IBMにホストにホスト・・システム運用をアウトソーシングシステム運用をアウトソーシング[ プレス・リリース ]

1999年4月5日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎、東京都港区)は5日、丸全昭和運輸株式会社(社長・井上隆、横浜市中区)から、ホスト・システムの運用管理をアウトソ ーシングする契約を受注したと発表しました。今回の契約は運輸・倉庫業界での情報システムのアウトソーシングとしては初めてのケースで、契約期間は7年です。

 丸全昭和運輸は昭和6年の創業で、貨物自動車運送業を始め、港湾運送事業、構内作業、機械荷役事業、倉庫業、通関業など、物流事業を広く展開しています。同社は70年近 い歴史を持つ老舗でありながらも、経済環境の変化や規制緩和に伴う市場の変化にいち早く対応するため、迅速な経営革新の一つとして今回のアウトソーシングを採用しまし た。

 丸全昭和運輸がアウトソーシングを行う理由としては、最新設備による災害・セキュリティー対策、人件費を含めたシステム・コストの削減、専門性が高い最新技術の活用、の 3点が挙げられます。特に、次期海上貨物通関情報処理システム*1(略称:次期SEA-NACCS、1999年10月稼動予定)への柔軟なシステム対応が求められていま す。

 丸全昭和運輸では、今回の取り組みを同社のアウトソーシングの第一段階と位置づけており、今後、システム開発やシステム全体の運用管理、ユーザー部門の支援など幅広い分 野で日本IBMと検討を進めます。また、人材、設備なども含めた経営資源全体を見直し、さらに迅速な経営改革を進めていく計画です。

以 上

通関情報処理センターが運営する海上貨物の輸出入通関に関する情報処理システム

IBMはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。

*1:

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「「MICRO CADAM Helix」の会員制サービスを開始」の会員制サービスを開始[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年4月1日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎)は2次元、3次元CADソフトウェア製品「MICROCADAM Helix」のお客様向けサービスを拡充し、サービスの契約者を対象にインターネットで操作に関するQ&Aなどを行う会員制サポート・サービス「IBM(R) Helix Club」(http://www.helixclub.gr.jp/)』を、本日から開設すること を発表しました。

 MICRO CADAMは、1985年に日本で生まれた世界最初のパソコン用CADソフトウェアとして発表されて以来、螺旋状に進行していく設計業務のすべての工程 を、2次元・3次元で統合できるスタンダードな製造業の設計開発業務支援システムとして定評ある製品です。現在、Windows 版とIBMのUNIX OSである AIX 版を発売しています。日本アイ・ビー・エムでは、従来から「MICRO CADAM Helixエンハンスド・サポート・サービス」という名で、修正プログラム提供などのお客様向けサービスを行っていましたが、本日発表のIBM Helix Clubにより、サービス内容が大幅に拡大します。

 新サービスの会員になったお客様は、会員制ホームページIBM Helix Clubで技術面、操作関連のQ&Aを行なったり、いつでも必要な時に修正プログラムの差分(アップデート・プログラム)ファイルをダウンロードする事ができます。また、ホームページ上ではFAQ集、トラブル修正情報などの最新情報が公開される上、お客さま同士が情報を交換するためのフォーラム、MICRO CADAM Helixシリーズの各製品を利用する上でのサンプル・プログラムなども提供されます。

 なお、このサービスは、日本アイ・ビー・エム株式会社が全額出資子会社のエンサイクロソフト株式会社を通じて提供いたします。

以 上

IBM、AIXは、IBM Corporationの商標WindowsはMicrosoft Corporationの登録商標UNIXはX/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標その他の製品名、会社名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。

(R) (R) (R)

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CRM実現のための中核製品を出荷実現のための中核製品を出荷[ プレス・リリース ]

1999年3月31日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は31日、本格的なCRM(Customer Relationship Management)を実現し、お客様への対応を的確に効率よく遂行するカスタマー・センター構築のための中核ソフトウェア『コアポイント・ コンタクト・センター カスタム・エディション(Corepoint Contact Center Custom Edition V1)』の出荷を開始しました。

 CRMは、企業がお客様との良好な関係を長期にわたって築くことで収益を向上させ、競争力と企業体質を強化するためのビジネス革新を支援するe−businessのソリ ューションの一つです。グローバリゼーションや規制緩和・自由化などのビジネス環境の変化と厳しい経済情勢の中で、お客様指向のビジネスへの改革のためのソリューションと してCRMは大きな注目を集めています。

 CRMソリューションの中でも、電話やFAX、インターネットなど低コストのチャネルを通じた顧客からの相談や注文に対して素早く的確に対応することのできるカスタマ ー・センターは重要なものです。カスタマー・センターには、お客様からの様々なサービス依頼や問い合わせなどに即時に適切な対応を行うために、お客様のプロフィールや購買 履歴などを瞬時に調べることができる優れた機能が求められています。

 本日出荷を開始するコアポイント・コンタクト・センター カスタム・エディションは、効果的なカストマー・センターの構築を支援するためのソフトウェア製品です。同製品 は一元管理された顧客情報データベースや各種の履歴データベースに基づくカスタマー・センター業務の支援機能や業務フローの管理機能などの基盤を提供し、カスタマー・セン ターの効率的な構築と運用を支援します。受発注処理や在庫管理などの基幹システムへ容易に相互連携することも可能です。また、電話に限らず、インターネット、電子メー ル、FAXなど多様なアクセス・チャネルを利用したシステムも構築できます。

 なお同製品は、IBMが1998年11月に設立した社内ベンチャー組織「コアポイント・テクノロジーズ」が開発・販売する製品「コアポイント」ブランドの日本第一弾の新 製品です。

以 上

IBM、FormWaveは、IBM Corporationの商標。

<ご参考資料><ご参考資料>

本日出荷の『コアポイント・コンタクト・センター カスタム・エディション(Corepoint Contact Center Custom Edition V1)』の主要機能は以下のとおりです。

●カスタマー・センター・フレームワークおよび開発環境 CTI(Computer Telephony Integration)技術を活用するとともに、カスタマー・センターのエージェントのアクティビティ定義機能や進捗 管理機能など、カスタマー・センターのアプリケーション構築に必要となる機能群を提供します。また、個々のお客様に関する情報を一元管理するための顧客情報データベースの スキーマも提供します。こうしたフレームワークを利用することで、容易かつ短期間でカスタマー・センターを構築できます。

●カスタマー・センター運用支援 エージェントの生産性向上や熟練度の低いエージェントを支援するため、エージェントのスキルに応じたスクリプトを表示する機能や、エージェントのスキル管理・スケジュー ル管理などカスタマー・センターのスーパーバイザーを支援する機能群を提供します。

●マルチチャネル・アクセスのサポート インターネットの普及にともない、従来の電話サービス提供に加え、FAXやWeb、電子メールによるサービスや情報提供が求められています。当製品は、CTIと連動した センターでの電話によるサポートだけでなく、Webを利用した遠隔地アクセスや、FAX/電子メールによる情報提供など、マルチチャネルのカスタマー・センター構築を支援 します。

●バックオフィス連携サポート お客様からの注文トランザクションを処理して、製品を出荷するなど基幹のバックオフィスのプロセスと連携していなければ、十分なサービス提供が困難です。既存のホスト・ アプリケーションや顧客データベースと連携することにより、サービス提供の確実性・スピード、膨大な量のデータ処理を可能とします。

●3層インフラストラクチャー 複数のサイトにまたがるカスタマー・センターの構築および大規模カスタマー・センターの構築のための3層クライアント・サーバー型アプリケーション開発が可能で す。

●統合されたCRMソリューション構築を支援

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 コストセンターからプロフィットセンターへの変革をサポートするために、DMやアップセル/クロスセル等のマーケティング/セールスの実施を強力にサポートするIBM製 ソフトウェア「Campaign Director」との連携と、バックオフィスのプロセスを効率化するためのIBM製品「FormWave 」との連携機能を提供していきます。こうした連携機能によって、統合されたCRMソリューションが実現されます。

以上

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役員人事および業務分担変更役員人事および業務分担変更[ プレス・リリース ]

1999年3月31日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は31日、本年4月1日付けの役員人事を発表しました。

新任:新任: 大角 宏之(おおすみ ひろゆき、現:理事−国際営業推進担当)が、取締役−国際営業推進担当に就任します。

業務分担変更:業務分担変更: 片桐 靖夫(かたぎり やすお、現:取締役−顧客エグゼクティブ・プログラムズ・社会貢献担当)の業務分担を取締役−社会貢献担当に変更します。

以 上

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変則決算のお知らせ変則決算のお知らせ[ プレス・リリース ]

1999年3月31日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は、31日、1999年度の会計年度を1999年1月1日から同年3月31日までの変則決算とし、4月1日より新年度 の会計を開始すると発表しました。

 今回の変更は、大多数の主要民間企業と決算期を合致させ、より戦略的な事業展開を推し進める基盤を整備するためのものです。

以 上

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[ プレス・リリース ]YKKアーキテクチュラルプロダクツ株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

1999年3月30日

<報道資料>

10万点の商品を扱う業界初のインターネット受発注システム万点の商品を扱う業界初のインターネット受発注システム「「YKKAPオンラインサービス」オンラインサービス」

 YKKアーキテクチュラルプロダクツ株式会社(略称:YKKAP、本社:東京都千代田区神田和泉町1番地、社長:吉田忠裕資本金:10億円)は、建材メーカーとして初めて、本年4月1日からインターネットと基幹システムを連動させた受発注システム「YKKAPオンラインサービス」をスタート します。当サービスはYKKAPで扱う住宅用建材約10万点を対象としており、当初300ユーザーが利用する予定で、最終的には2,000ユーザーの利用を目標としていま す。

 当システムは日本アイ・ビー・エム株式会社(以下日本IBM、本社・東京都港区六本木3-2-12、社長・北城恪太郎)のWebアプリケーション・サーバ ー「WebSphere 」とJava を基盤とする最新のインターネット技術を用いています。基幹システムの商品データをもとに10万点もの商品を扱った電 子カタログ・システムをタイムリーに更新して、工務店、建材店といった販売店様に情報提供できるとともに、販売店様は簡単な操作で受注業務を行えます。YKKAPの発注担 当者も、統一した形式で受注業務を行えるので、一連の発注業務が大幅に軽減されることになります。

 YKKAPでは、96年2月から販売店様に専用端末(PC-YOURS)を導入し、オンラインで発注して頂いている場合と、電話やFAXによる発注情報の送信とオペレー ターによる入力作業が必要でした。

今回発表したインターネットを利用する「YKKAPオンラインサービス」により作業が大幅に削減されると共にWebブラウザー からGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース) による簡単な操作での発注が可能となり、新たに端末を 導入するといった初期投資も最低限に抑えられ、多くのユーザーの利用が期待できます。納期・価格・在庫等も簡単なマウス操作で照会できることに加え、雨戸付きサッシの構成 部材を自動的に展開できる機能を実現する等、ユーザーにとって便利な機能の充実を図っております。

 発注画面等はJavaアプレット で作成されており、Webブラウザーから発注や照会の入力を行うと、PCサーバーNetfinity に構築されたWebサーバー側でJavaサーブレットから「大型サーバ ー(S/390 )との連携」或いは「Webサーバーにあるデータベースへのアクセス」によ り、受発注処理や商品データ提供を行います。セキュリティに関してはSSL 3.0の暗号化技術によりお客様の情報を確実に保 護しております。

 YKKAPでは今回のシステム構築の経験をベースとして、最新技術を用いたより付加価値の高いサービスを提供していく予定です。以 上

IBM, Netfinity, S/390、WebSphereはIBM Corporationの商標Javaは米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標その他の製品名、会社名はそれぞれ各社の商標または登録商標

WEBブラウザ: インターネット上のWWWサーバーを検索するためのソフト。米ネットスケープ・コミュニケーションズ社の「Netscape Navigator」、米マイクロソフト社の「Internet Explorer」等が代表的。

GUI: グラフィカル・ユーザー・インターフェース。コンピューターの操作方法する方式のことで、コマンドをタイプ入力し文字でコンピュータが答えるという従来からの文字ベースの方式でなく、絵(アイコン)を介しマウスなどを操作してコンピューターと人が対話するインターフェース、またそれを実現するソフトウェア製品。

Javaアプレット: Javaは米サン・マイクロシステムズが開発したオブジェクト指向プログラミング言語。JavaアプレットはJava言語で作成した小さなソフトウェア。サーバーで管理され、wwwを使って配布でき、wwwブラウザーで実行される。

SSL: wwwブラウザー、wwwサーバー間でデータを安全にやりとりするための業界標準プロトコル。SSLには、認証と暗号化の機能があり、認証は互いに身元を確認する機能。暗号化はデータがインターネット上で盗聴される危険性を小さくすることができる機能。

TM TM

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注2

注3

注4

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ノベルとノベルとNetWare対応の対応のWebSphereを提供を提供[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年3月26日

 IBMコーポレーション(本社・米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長)は、Java 対応の先進的なWebアプリケーション・サーバー「WebSphere」をノベル社のオペレーティングシステ ム(OS)、「NetWare」用に提供することで合意したと発表しました。これにより、NetWareを利用している9,200万人以上のお客様がIBMのe− businessソリューションを利用できるようになります。

 今回の合意により、 Webアプリケーションの利用環境とWebサイト・マネジメントツールを提供するIBMの「WebSphere Application  Server(スタンダード版)」はノベルにライセンスされ、ディレクトリー・サービス機能を持つNetWareに搭載されることになります。

 また、ノベルはWWWサイトを安全にトランザクション処理を行うためのe−businessアプリケーションへと拡張させる「WebSphere(アドバンスド版)」の 再販売ライセンスを受けました。NetWare上でWebSphereを利用することにより、ノベルのお客様は、「Enterprise JavaBeansTM」を用い てWebアプリケーションと既存の集中管理型トランザクション・システムを接続できます。また、分散型のコンポーネント・ベース・アプリケーションを簡単に開発・利用でき る高ツール群も使えます。

 「今回の合意は、お客様がインターネットを利用したビジネスを行うために必要なサポートを提供するという上で重要なものです」と、IBMソフトウェア・グループのアプリ ケーション&インテグレーション・ミドルウェア担当ゼネラルマネジャーであるジョン・スウェインソンは語っています。「IBMのWebSphere製品群により、ノベルは NetWareを利用するお客様が迅速にe−businessへ移行できるテクノロジーを提供できるようになりました。これはIBM、ノベル、そしてe−businessの利益を実現する態勢を整えたお客様の三者それぞれに良い結果をもたらします」

 「ノベルとIBMは、インターネットがビジネス情報のやりとりと電子商取引を行うためのネットワークの標準に急速になりつつあると考えています」と、ストラテジーおよび コーポレート・デベロップメントを担当するシニアバイスプレジデントのクリス・ストーンは語っています。「Java、Enterprise  JavaBeans(EJB)、WebSphere、NetWareなどのテクノロジーは、Webアプリケーション・サーバーを中心とするバリュー・ネット(価値のネット ワーク)を創造します。両社はこのバリュー・ネットを創り、これを確固なものとするため協力していきます。」

 本日の発表は、Netfinity やOS/390 サーバーなどのIBM製品でNetWareをサポートしていくことを含むIBMとノベルとの補完的な関係が拡大された ものです。両社はともに、 XML、EJB、LDAPなど、Javaその他の業界標準に基づくオープンなエンタープライズ向けソリューションの開発に取り組んでいます。そのため両社間では頻繁に協業 を行い、また共通のコーポレート・デベロッパーやISVと協力しています。移植可能なJavaベースのWebアプリケーション・サーバー・ソリューションと業界最有力プラ ットフォームのひとつが合体したことは、IBM・ノベル双方のお客様にとってe−business環境に移行する上で有効です。ノベルがライトウェイト・ディレクトリー・ アクセス・プロトコル(LDAP)の新たなネイティブ・サポートを打ち出したことで、他のLDAP方式のディレクトリーやWebSphereなどのアプリケーションとの相 互運用性が確保されます。

 「IBMプラットフォーム向けの販売に加えて、このノベルとの販売契約が成立したことで、WebSphereは今後市場シェアを大幅にリードするでしょう」と、インター ネット・インフラストラクチャー・リサーチ・アバディーン・グループのディレクター、ティモシー・スローンは語っています。「Java対応のWeb開発者とISVが最初の アプリケーション利用でどのプラットフォームを採用するか決めるとき、市場での主導権を握っていれば、迷わずWebSphereを選択してもらえるでしょう」以上

IBM、OS/390、SanFrancisco、VisualAge、WebSphereはIBMコーポレーションの商標JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標その他の会社名および製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標

Enterprise  JavaBeansととWebSphereEnterprise JavaBeans、Java、Java Servlets、JavaServer Pagesのテクノロジーは、既存のIT環境と統合できるオープンなソリューションの提供を目指すIBMの総合戦略の柱の1つで す。WebSphereファミリーを利用すれば、このテクノロジーを活用して、多種多様なプラットフォーム上でトランザクションを実行するための拡張性と安全性を備えたア プリケーションを構築することができます。

IBMのWebSphere製品ラインにおけるEnterprise JavaBeanのサポートは「VisualAge 」アプリケーション開発製品によってされます。Java対応VisualAgeは開発担当者に、業界標準アプリケーショ ンを構築するための使いやすい開発環境を提供するとともに、Enterprise JavaBeanコンポーネントの作成プロセスを大幅に簡略化します。

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また、WebSphereはレディメイドのJava対応アプリケーションを構築するためのコンポーネント・ベース環境である「SanFrancisco 」アプリケーション・フレー ムワークをサポートします。SanFranciscoにより、NetWare開発者はコードを再利用して、お客様の業界ごとの用途に合ったアプリケーションをスピーディに 開発することができます。

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日本生まれのソフトウェアを米国でも発売開始日本生まれのソフトウェアを米国でも発売開始[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年3月26日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は本日、同社大和研究所が開発したコンシューマー向けPCソフトウェア「ホームページ・ビルダー」と「デジカメの達 人」が英語化され、IBM コーポレーションが3月17日から米国とカナダにおいて発売を開始 したと発表しました。

 本日英語版の発表をする製品は、ホームページ作成ソフト「ホームページ・ビルダー」と統合レタッチ・ソフト「デジカメの達人」の2つのソフトウェア製品です。両製品は共 に、初心者の方にも簡単に使いこなせることと、充実した機能が非常に好評で、日本での開発成果が認められ、米国でも発売されることになりました。

●ホームページホームページ・・ビルダービルダー (米国での製品名:NetObjects TopPage、価格59.95ドル) 同製品は、ホームページ作成時に一般的に使用されるHTML言語を知らなくても簡単に魅力的なデザインのホームページを作成できるソフトウェアとして、96年4月より日 本で発売されました。

 最新版の「ホームページ・ビルダー 2000」は、HTML4.0に対応し、ページ内やページ間の見栄えを統一するCSS(カスケード・スタイル・シート)やイメージや 文字を効果的に動かせるダイナミックHTMLなどの最新のインターネット技術に対応しています。また、ページ編集、フレーム編集、リンク管理、ファイル転送などの操作をす べて同じウィンドウ内で作業できるようにし、更に使いやすくなっています。さまざまな効果を加えたロゴやボタン等の部品を作成したり、イメージ編集を行う「ウェブアート  デザイナー」機能やアニメーションGIFを自動作成する機能を備えており、98年11月より発売(税別価格は14,800円)しています。

●デジカメの達人デジカメの達人 (米国での製品名:PerfectPhoto 、価格39.95ドル) 同製品は、一般向けデジタルカメラで撮影した写真をパソコンで簡単に加工でき、ホームページに貼りつけるなど、画像データとして多目的に活用するためのソフトウェアとし て、98年7月より日本で発売(税別価格は12,500円)されました。

 プロのレタッチャーが使用できるほどの本格的な画像 編集機能「イメージ エディタ」を特徴としており、写真をデッサン風に仕上げたり、画像の一部を背景にとけ込ませ て、水中やガラス越しの風景のように仕上げることができます。また「レタッチナビ」機能を利用すれば、約50種類用意しているレタッチ・シナリオのガイドに従って半自動的 に誰でも簡単にレタッチすることができるので、初心者でもプロのような技術を使えます。

 日本アイ・ビー・エムが開発したPC用コンシューマー・ソフトウェアが英語化されてパッケージ製品として米国で発売されるのは、インターネットのホームページ上の文字情 報を音声で読み上げるソフトウェア製品『ホームページ・リーダー』(本年2月米国発売)に続くものです。

以 上

IBM、NetObjects TopPage、PerfectPhoto、デジカメの達人、ホームページ・ビルダー、ホームページ・リーダーはIBMコーポレーションの 商標

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EMCとテクノロジーとビジネスの戦略的提携を発表とテクノロジーとビジネスの戦略的提携を発表[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年3月25日IBMコーポレーションEMCコーポレーション

 IBMコーポレーションとEMCコーポレーションは24日(現地時間)、30億ドル規模の5年間に及ぶテクノロジーとビジネスにおける戦略的提携関係を結ぶことで合意し た、と発表しました。この提携は、業界をリードする2社の既存の関係を大幅に拡大するもので、両社の多くのお客様に大きな利益をもたらすものです。

 合意内容に基づき、EMCは今後も、EMCの「Symmetrix Enterprise Storage」に組み込む製品として、先進的なIBMのディスク・ドライブ を購入します。将来的には、マイクロプロセッサーや高度なカスタム・チップなど、他のIBMテクノロジーまで拡大する予定です。

 また、両社はストレージ装置や他のテクノロジーについて広範な特許のクロスライセンス契約を結びます。さらに、両社に利益をもたらすビジネス機会のさらなる開拓のために 協調することで合意しました。

 EMCのプロダクツ・アンド・オファリングズ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、ポール・ノーブル氏は次のように語っています。「私どもは、EMCのディスク・ ドライブの検査および品質保証プロセスは世界で最も厳しいと考えています。IBMは、業界随一のコンポーネント・テクノロジーとOEMビジネスへの取り組みを通じ、私ども の求める要件を満たすことのできる数少ないサプライヤーの1つです。私どもは1年以上前から、IBMの先進的なディスク・ドライブを当社のStmmetrix Enterprise Storageに組み込んでおり、結果は大変満足のいくものでした。私どもは、両社が長期にわたる業務協力を約束したことについて、自らの利益にな るものとしてお客様にも歓迎していただけると考えています。これにより、EMCのソフトウェア志向のインテリジェント・ストレージ・システムへ、IBMのコンポーネントが 今後も搭載されることが保証されるだけではありません。EMCシステムとIBMシステムという組み合せは、すでに、基幹業務に関わる情報管理やセキュリティーのための、世 界で最も普及した環境を提供していますが、この両システム間の相互運用性の一層のレベルアップが確約されるのです」

 「今日のIBMのストーレジ・システム事業の最強のライバルのひとつが、今やIBMがその先進テクノロジーを提供するベスト・カストマーのひとつになりました」 と、IBMテクノロジー・グループのシニア・バイス・プレジデント兼グループ・エグゼクティブのジム・バンダースライス氏は語っています。「私どもは、トップクラスの技術 力を持つ、先進的なディスク・ドライブ技術の使い手であるEMCとの長期的で相互利益を生みだす関係に大いに期待しています。また、当社はこの契約を、IBMの業界随一の OEMテクノロジー製品に見合う新たな成長機会を積極的に追求する当社の戦略の成功を改めて実証するものであると考えています」

 IBMコーポレーションは、サービス、ソフトウェア、そして他社の追随を許さない最先端テクノロジーの販売を自社にとっての重要成長分野と位置づけてきました。IBMは 昨年10月にIBMテクノロジー・グループを新設し、成長機会の追求とOEM市場への重点的な強化に乗り出しました。このイニシアチブから生まれた最初の成果が、3月4日 発表のIBMとデル・コンピュータが締結した160億ドルのテクノロジー契約です。この種のものとしては情報テクノロジー業界最大の契約です。IBMおよびIBMの先進ストレージ、マイクロエレクトロニクス、ネットワーキング、ディスプレー、その他のIBMテクノロジーについての詳しい情報は、IBMのホームペ ージでご覧いただけます(http://www.ibm.com)。

 EMCコーポレーションは、マサチューセッツ州ホプキントンを拠点とし、フォーチュン500にランキングし、急成長を遂げるインテリジェント・エンタープライズ・ストレ ージ・システム/ソフトウェア/サービスの市場にあって、技術面でもシェアでもトップクラスの企業です。UNIX、WindowsNT、メインフレーム・プラットフォーム を含む主なコンピューティング環境の情報を、記憶、検索、管理、保護、共有します。世界各地にオフィスを構え、「EMC」としてニューヨーク証券取引所に株式を公開し、S &P500種指数の対象銘柄でもあります。EMCおよびそのストレージ・ソリューションについての詳しい情報は同社のホームページでご覧になれます(http://www.EMC.com)。

当リリースの内容は、連邦証券法に規定された「積極的記載」を含んでいます。実際の結果は、以下に掲げる事項あるいはその他の何らかのリスク要因の結果、予測されたものと は著しく異なる場合があります。1. コンポーネントの品質と入手の可能性2. 新しいテクノロジーの開発と新製品への転換の遅延3. 競争的要因4. 様々な地域市場における経済動向5. 当事者企業のOEM契約先、サプライヤー、再販業者の一部との契約悪化や終了6. 西暦2000年問題7. EMCが米国証券取引委員会に提出する書類の中で事前に、またはその都度開示される一回限りの事象その他の要因。以 上

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1998年度(年度(1月~月~12月期)決算発表月期)決算発表[プレス・リリース]

1999年3月25日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は25日、定時株主総会と取締役会を開き、1998年度(1~12月期)決算の報告と役員の選任を行いまし た。

 当期の総売上高は1兆4,740億95百万円(対前年比3.8%減)でした。そのうち国内売上高は1兆1,735億81百万円(同4.4%減)、輸出高は3,005億 14百万円(同1.7%減)です。

 当期の経常利益は、901億01百万円(97年度:1,270億79百万円)となりました。当期利益は、390億54百万円(同:686億57百万円)でした。

 昨年度は、厳しい経済環境の中で、お客様の情報システム投資の先送りや抑制に伴い、減収となりました。しかしながら、サービス事業は引き続き好調に推移し、売り上げで 2桁成長を記録しました。特に、経営基盤強化のための投資として、アウトソーシングやコンサルティングなどのサービス事業が大きく成長しました。 また、SI(システム・インテグレーション)サービスは、日本版ビッグバンに伴う金融再編等による需要の拡大や、オリンピックなどで実績をあげた当社のプロジェクト管理手 法などがお客様から評価され、順調に業績を拡大しています。

 また、当社の提唱する「e−business(注)」が浸透し、試行段階からアプリケーションの本格稼動段階に発展したことによって、電子商取引関連製品や、データベー ス、システム管理などのe−business関連の売り上げが顕著な伸びを示しました。

 減益の主な要因は、年金財政の健全化を目的とした、適格退職年金制度への追加拠出や日本IBMグループ全体の経営基盤を強化するための企業構造改革に関連する特別損失な どです。

 法人税、事業税、固定資産税、輸入関税などの支払税金総額は、988億40百万円、新規投資額は1,137億69百万円でした。

 1998年12月31日現在の日本アイ・ビー・エムの社員数は21,108名で、この中には子会社・関連会社等への在籍出向社員が含まれています。

 なお、本日決定した本年4月1日発効の役員人事は、以下のとおりです。

昇任:昇任:

常務取締役 西日本支社長 石黒 和義(いしぐろ かずよし)

 現職: 取締役 同支社長

常務取締役 アジア・パシフィック サービス・コンピテンシー担当

  冨永 章(とみなが あきら)

 現職: 取締役 同担当

新任:新任:

取締役 公共システム事業部長 大水 一彌(おおみず かずや)

 現職: 理事 同事業部長

取締役 金融サービス事業部長 瀬尾 惠(せお めぐむ)

 現職: 理事 同事業部長

取締役 開発製造スタッフ・オペレーションズ担当 廣瀨 貞夫(ひろせ さだお)

 現職: 理事 同担当 

常勤監査役 矢作 憲一(やはぎ のりかず)

 現職: 理事 クロスインダストリー&NII事業部長

業務分担変更:業務分担変更:

    取締役 アジア・パシフィック ビジネス・パートナーズ担当   山本 哲男(やまもと てつお)

 現職:取締役 ダイレクト・マーケティング事業部長

退任:退任:  

副社長 石田 清二(いしだ きよじ) 当社技術顧問就任(4月1日付)

常務取締役 西田 芳克(にしだ よしかつ) 当社顧問就任(4月1日付)

取締役 辛島 睦(からしま あつし) 当社顧問就任(4月1日付)

常勤監査役 渡部 元(わたべ はじめ) イースト・ウエスト・リサーチ・インスティチュート株式会社

(4月1日付)

 また、本日あわせて4月1日付けの新任理事を下記のとおり発表しました。理事は、当社社員の最高位の資格で、枢要な業

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務を担当し、会社の成長に顕著な貢献のあった社員か ら選出します。

新任理事一覧:新任理事一覧:

     セ−ルス・オペレ−ションズ担当 山岡 斉(やまおか ひとし)

APコアポイント担当 伊木 俊昭(いぎ としあき)

I/Tコンサルティング担当 田ノ岡 五男(たのおか いつお)

製造担当 岡部 清人(おかべ きよと)

製造装置システム事業部長 尾崎 弥武(おざき やすたけ)

金融システム事業部 第二事業推進部長 平野 光彦(ひらの みつひこ)

金融第一ソリューション・サービス担当 野口 倉二(のぐち くらじ)

金融システム事業部 第一事業推進部長 宮村 忠良(みやむら ただよし)

公益・公共サービス事業部長 佐々木 敏一(ささき としいち)

システム・マネジメント・サ−ビス担当 石垣 良信(いしがき よしのぶ)

経理担当 久保 信一(くぼ しんいち)

ERP/SCMシステム事業部長 印藤 公洋(いんどう きみひろ)

東京基礎研究所長 岩野 和生(いわの かずお)

AP PSSオペレーションズスタッフ担当 高橋 訓(たかはし さとし)

ゼネラル・ビジネス事業部長 橋本 孝之(はしもと たかゆき)

以 上

注:注: e−businesse−businessは、特定の製品や技術をさす言葉ではなく、企業のお客様に対して、インターネットに代表されるオープンでグローバルなネットワークを 活用した新規ビジネス・エリアへの参入、新規顧客の獲得、ビジネス・パートナーとの効率的な業務連携など、従来のビジネスや業務プロセスに変革をもたらす、革新的な業務形 態をさす言葉です。

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三菱信託銀行と日本三菱信託銀行と日本 IBM システム運用管理業務のアウトソーシングを基本合意 システム運用管理業務のアウトソーシングを基本合意[ プレス・リリース (ご参考資料) ]1999年3月24日

三菱信託銀行株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 三菱信託銀行株式会社(中野豊士社長)と日本アイ・ビー・エム株式会社(北城恪太郎社長、以下日本IBM)は、三菱信託銀行のシステム運用管理業務を日本IBMがアウト ソーシング・サービスすることに関し基本合意した。契約は本年3月中に締結し、4月1日から日本IBMがサービスを提供する予定。アウトソーシング・サービスの契約期間は 10年、契約金額は約4百億円規模となる見込み。

 アウトソーシングのサービス範囲は、複数のシステムセンター運用と全国の営業部店を含むネットワーク監視が中心となる。今回の取り組みは第1ステップに位置づけられ、両 社は分散システムのTCO(運用管理などを含めた総費用)削減を目的とした第2ステップも計画している。

 三菱信託銀行のアウトソーシングの目的は、

1. 情報システム部門におけるコスト構造を見直し、システム運用に関して資源を持たない経営への転換2. システム運用管理コスト及び要員の大幅な削減3. 高度なシステム技術を利用した業務システムの安定かつ効率的な運用管理 を、日本IBMとの協調体制により実現し、ひいてはビジネス環境変化への迅速な対応並びに重点エリアへの人材の戦略的配置に資することにある。

 金融機関システムのインフラとなる最新技術は、今後も多様化、複雑化する事が予測さ れる。このような技術を金融機関が単独で管理・運営していく事は益々困難な状況になることから、専門性が高く且つ高度な技術力と豊富な経験を持つ日本IBMへ委託する事に より、安定的・効率的なサービスを享受するとともに時代に適した情報システムを今後インテグレートして行く事が可能となる。

 また、情報システム部門におけるコスト構造を抜本的に見直し、限られた経営資源を三菱信託銀行にとってコアとなる業務(受託財産業務、資金仲介業務、市場運用業務)及び 戦略的業務システム開発部門へ重点的、積極的に投入する。システム運用管理等の間接業務については、アウトソーシング(持たない経営)する事により、固定費化していた情報 処理関連費用の一部を変動化する。

 更には、日本IBMのシステム運用管理技術及びセンター管理ノウハウを享受する事により、現在三菱信託銀行が有している複数のシステムセンターを統合し、センター管理コ スト及び要員の大幅な削減を図る事により経営健全化としてのリストラ計画の意味を持つ事になる。

 両者は、互いの戦略を共有しスピードある経営を実現する為に、引き続き多方面に渡る戦略的パートナーシップを強化していく方針です。以上

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シャープとパーベイシブシャープとパーベイシブ・・コンピューティングにおける協業に合意コンピューティングにおける協業に合意[ プレス・リリース ]1999年3月24日

IBMコーポレーションシャープ株式会社

 IBMコーポレーション(米国ニューヨーク州、会長 ルイス・V・ガースナー)とシャープ株式会社(大阪市、社長 町田勝彦)は、パーベイシブ・コンピューティング分野において、緊密な連携のもとに協業を進めることに合意しました。

 ネットワーク時代を迎え、コンピュータは今後、小型化、低価格化により、家電や自動車など、あらゆるものに組込まれ、社会全体に浸透していきます。また、情報通信インフ ラのデジタル化、高速化、グローバル化は急速に整備されてきています。パーベイシブ・コンピューティングとは、誰もが、いつでも、どこでも、家電など身の回りの機器を通 じ、コンピュータやネットワークを意識せずに、情報にアクセスしたり、情報をやりとりできるような近未来の情報社会の姿としてIBMが提唱しています。このたび、シャープ 株式会社は、このIBMのパーベイシブ・コンピューティング構想を支持し、今回の協業により、両社はこうした新しいニーズへの対応を目指します。

 IBMは、サーバーミドルウエア技術、オープン接続サービス技術、クライアントフレームワーク技術の蓄積と豊富な経験をもっています。 一方、シャープは、携帯情報端末技術、IR通信技術、コンパクトブラウザ技術、ユーザーインタフェース技術など、主にパーソナル分野で培った豊富な技術を有していま す。

 今回の協業により、両社の持つ得意技術、専業分野をお互いに提供し、IBMのサーバーシステムとシャープの携帯情報端末とのシームレスなデータ交換環境を実現する新シス テムを開発し、共同でワールドワイドに事業展開していきます。 さらには、パーベイシブ・コンピューティングの世界をより早く、実現するために、両社の得意とする分野で、必要とする技術を開発、実装し、製品やサービスとして提供して いきます。

 協業の第1ステップとして、IBMが開発したソフトウエアを、シャープのビジネスザウルスに搭載するとともに、ビジネスザウルスからノーツサーバーにアクセス出来るシス テムを共同で開発し、トータルソリューションとして販売していく意向です。さらに、第2ステップでは、パーベイシブ・コンピューティングのコンセプトに基づいた、新しいシ ステムの開発を共同で進めてまいります。

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音声とデータの統合により、通信コストを削減音声とデータの統合により、通信コストを削減[ プレス・リリース ]1999年3月23日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は23日、音声とデータを統合して同一のネットワークで伝送することにより通信コストの削減を実現する、中規模以下の 企業ネットワーク向けルーター「IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー」の新モデル4機種を発表しました。

 多くの企業内ネットワークは、音声を伝える電話回線と、情報システムのデータ通信用であるフレームリレー専用線やインターネットを基盤としたIPネットワークが混在して います。このため、様々な回線費用、ネットワーク接続機器の費用、ネットワークの運用管理費などが大きな負担となっています。今回の発表は、ルーターに音声統合機能を追加 することにより、通信コストの削減を実現するものです。

 例えば、当社が試算したデータとして、10拠点程度の規模でフレームリレー専用線と電話回線を利用した場合と、フレームリレー1回線にデータと音声を統合して利用した場 合には、回線費用として年間約480万円の軽減が見込まれます。

 当社では、分散しているサーバーを統合し、TCO(システムの総費用)の適正化を推進する「サーバー統合(サーバー・コンソリデーション)」を、サーバー事業の重点分野 としており、ネットワーク統合(ネットワーク・コンソリデーション)も、そのひとつと考えています。今回の発表は、ネットワーク・コンソリデーションの方法として音声とデ ータの統合を実現し、お客様のTCO削減を支援するものです。

 「IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー」は、音声とデータを統合して伝送するため、圧縮符号処理を行う音声アダプターと、ボイス・ オーバー・フレームリレー(VoFR)とボイス・オーバーIP(VoIP)の標準方式を採用しています。VoFRは、音声をディジタル・データとして扱い、その音声データ を圧縮した後、他のデータに混在させて伝送する技術です。受信側では音声と他のデータを分離し、音声をアナログ再生します。VoIPは、音声をIPのデータとして扱い、電 子メールなどと混在させて伝送する方式で、インターネットを使って音声を伝送できます。

 さらに、IBM独自の技術として、標準方式を拡張した機能を提供しています。例えば、音声品質の劣化を防ぐため、IBM独自の音声圧縮方式を採用しています。また、受信 側で音声の欠落部分を予測し、補完して音声を再生させる機能、音声が連続再生されるように、受信データの到達間隔のズレを補正する機能、ネットワークの混雑時に、音声デー タを先に送り、他のデータを待たせて音声伝送を継続させる優先制御機能など、音声品質を保持しながらデータとの統合を効率よく行うための様々な機能を提供します。ま た、FAX信号が入力された場合には、自動的にFAX通信に切り替えることもできます。

 その他の機能強化としては、200MHzのプロセッサーを搭載したハイ・パフォーマンス・システムカードにより、現行モデルと比較してパフォーマンスが 3倍向上しています。また、データ圧縮・暗号化アダプターにより、圧縮・暗号化を高速に処理することができます。IPSEC やL2TP(IPトンネル機能)などの高度なIPセキュリティー機能と共に、VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を構築してインターネットを専用線のように 利用することができ、通信コストを削減することができます。さらに、メモリー容量は、現行モデルと比較して4倍の最大512MBまで搭載可能です。ISDN PRIディジタル・モデム・アダプターにより、1.5Mbpsで最大23回線のダイヤル・アップ接続が可能です。以上のように、「IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー」は、これらの機能により、中堅企業のお客様で本社と支店のLANを相互接続したり、大企業のお客様が中規模拠 点や小規模支店にLANを構築する際に最適な、多機能ルーターとして広く利用できます。

 今回発表の「IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー」は、PCIアダプター・スロットの数と、フラッシュ・メモリー搭載またはハード ディスク搭載の違いにより、4つのモデルがあります。 モデル15Fとモデル15Hは小規模向け、モデル45Fとモデル45Hは中規模向けとして位置づけられます。音声ほか、すべてのアダプターは両モデルに使用できま す。

 発表製品の価格(消費税別)、出荷開始予定時期は次の通りです。

製製 品品 名名 価価 格(消費税別)格(消費税別) 出荷開始予定時期出荷開始予定時期

IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー モデル15F 1,185,000円 1999年 6月18日

IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー モデル15H 1,185,000円 1999年 6月18日

IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー モデル45F 1,530,000円 1999年 6月18日

IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティー モデル45H 1,530,000円 1999年 6月18日

2ポート音声・FAXアダプター(FXO) 250,000円 1999年 6月18日

2ポート音声・FAXアダプター(FXS) 250,000円 1999年 6月18日

2ポート音声・FAXアダプター(E&M) 250,000円 1999年 6月18日

ハイ・パフォーマンス・システムカード 525,000円 1999年 6月18日

データ圧縮・暗号化アダプター 450,000円 1999年 6月18日

ISDN PRIディジタル・モデム・アダプター(24 Channel) 990,000円 1999年 6月18日

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ISDN PRIディジタル・モデム・アダプター(12 Channel) 555,000円 1999年 6月18日

製製 品品 名名 価価 格(消費税別)格(消費税別) 出荷開始予定時期出荷開始予定時期

VoFR機能、VoIP機能は2212制御ソフトウェア、AIS*バージョン3.3にて提供されます。VoFRの出荷開始予定時期:1999年6月18日VoIPの出荷開始予定時期:1999年10月31日ソフトウェア・ライセンス料金は、本体価格に含まれます。

Access Integration Service

以 上

補足資料補足資料

IBM 2212 Nways アクセス・ユーティリティーの各モデルの概要は次の通りです。

- モデル15F 1つのコンパクトPCIアダプター・スロット1つのPMCアダプター・スロット             ハイパーフォーマンス・システムカード             64 MB DRAM標準装備、512MBまで拡張可能             48 MB フラッシュメモリー標準装備- モデル15H 1つのコンパクトPCIアダプター・スロット             1つのPMCアダプター・スロット             ハイパーフォーマンス・システムカード             64 MB DRAM標準装備、512MBまで拡張可能             3.2 GB ハードディスク標準装備- モデル45F 4つのコンパクトPCIアダプター・スロット             1つのPMCアダプター・スロット             ハイパーフォーマンス・システムカード             64 MB DRAM標準装備、512MBまで拡張可能             48 MB フラッシュメモリー標準装備- モデル45H 4つのコンパクトPCIアダプター・スロット             1つのPMCアダプター・スロット             ハイパーフォーマンス・システムカード             64 MB DRAM標準装備、512MBまで拡張可能             3.2 GB ハードディスク標準装備

音声・データ統合機能の概要は次の通りです。- 2ポートアナログ音声・FAXアダプター  ボックスあたり最大4枚まで収容可能  高機能DSP(Digital Signal Processor)を搭載  音声圧縮:標準方式(G.726:32kbps, G.728:16kbps, G.729:8kbps)と         独自方式(E-CELP、9.6、7.47、4.8kbps)を実装  各種アナログ・インターフェースに対応        FXO−外線との接続に使用します        FXS−アナログラインでビジネスホンやボタン電話につなぎます        E&M−アナログPBXにつなぎます- ボイス・オーバー・フレームリレー(VoFR)  フレームリレー・フォーラム標準(FRF.11,FRF.12)に準拠  損失パケット回復処理(IBM独自)  音声とデータを細かいレベルで優先制御(IBM独自)- ボイス・オーバーIP(VoIP)  ITU標準(H.323)に準拠  同じアダプターを利用してVoFRとVoIPをソフトウェアの機能選択でサポート

以 上

*

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千代田生命との提携強化について千代田生命との提携強化について[ プレス・リリース ]平成11年3月16日

千代田生命保険相互会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 千代田生命保険相互会社(社長 米山令士 以下 千代田生命)と、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長 北城恪太郎 以下 日本IBM)は、両社のシステム合弁事業である、「千代田生命情報システム株式会社(以下CLIS=Chiyoda Life InformationSystem)」の体制強化を目的に資本増強を図ることに合意しました。 あわせて両社は、千代田生命の保険・年金業務における事務処理センターおよび、テレホンセンターの情報処理を含めた包括的サービス体制の再構築に日本IBMが協力するこ とで合意しました。

 これまでの両社のシステム開発分野での提携関係に加え、事務処理分野においても提携・協力関係を築くことにより両社は、お客様に、より充実したサービスを提供できるよう になります。

(1)提携関係強化の背景及び目的 生命保険業界は、少子化・高齢化の進行による市場の狭隘化が見込まれる中で、今般の金融ビッグバンの実施に伴う新規参入が相次ぎ、これまでにない競争激化の時代を迎えて います。また、昨今のこの流れは今後更に勢いを増すものと思われます。このような環境下、勝ち残る企業であるためのキーポイントは、「商品内容の優位性」と「クオリティの高いお客様サービス」であると考えます。 以上の認識に立ち、千代田生命は今般、「カスタマー・リレーションシップ・マネジメントの強化」及び「事務処理等、バックオフィス機能の強化・効率化」の実現に向け、日 本IBMの協力により、同社と、保険・年金業務における事務処理センター、テレフォンセンターおよび情報処理を含めた包括的サービス体制の再構築に取組むこととしまし た。 更に両社はCLISの基盤強化をも同時に行ない、「システム開発・運営における効率性」と「競争優位性の高い商品開発を可能とするシステム開発力」を目指すべく協力関係 を強化することとしました。

(2)提携関係強化の内容(A)事務処理センター・テレフォンセンターの運営 日本IBMは、千代田生命の関連事務代行会社である、「株式会社チヨダビジネスサービス(以下CBS)」の情報処理を含めた包括的サービス体制の再構築に協力しま す。 また千代田生命は、CBSに事務処理センター・テレフォンセンターの業務運営を委託します。 これにより千代田生命は、CBSを通じ、IBMが持つ運営ノウハウ、及びカスタマー・リレーションシップ・マネジメントの技術を導入することにより、事務処理業務の効率 化を図り、事業の効率化・体制強化を進めると共に、お客様に、よりクオリティの高いサービスを提供することが可能となります。 一方日本IBMは、生命保険・年金事業に関わるシステム・事務両面のノウハウ蓄積を通じ、SI(総合システム開発・受託)事業に対するスキル及びリソースの提供とビジネ ス機会の拡大を実現します。

(B)CLISの基盤強化 CLISは、同社の行なう生命保険事業に関わるコンピューター・ソフトウェアの開発受託・販売等のシステム関連業務の体制・基盤強化のため、資本金を1億円(現在 5000万円)に増額し、千代田生命と日本IBMは、それぞれの持分比率(千代田生命グループ:65%、日本IBM:35%)においてこれに応じることとしまし た。 これにより、同社では今後、システム開発力及び外部販売能力の一層の向上が見込め、更なる成長企業へと躍進することが期待されます。

 千代田生命と日本IBMは、今般合意に至った事業を通じ、将来的にはソフトウェア・事務サービスの幅広い分野でお客様のニーズに応えるべく対応する方針で、今後一層の関 係強化を築きながら将来的なビジネス機会の拡大に積極的に対応していく予定です。

以上

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日本での日本でのLinuxサポートを発表サポートを発表[ プレス・リリース (ご参考資料) ]1999年3月15日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は15日、オープン・ソース・オペレーティング・システム「Linux」に関し、国内の主要なLinuxディストリビ ューター各社と協力して、当社のハードウェア、ソフトウェア、サービスの対応を進め、Linux上でのソリューションを提供していくことを発表しました。

 今回の発表は、IBM コーポレーションが3月2日に発表したLinuxのサポート方針に基 づいており、日本でのLinux対応のハードウェア、ソフトウェア、技術サポート体制に関するものです。企業向けサーバーでのLinuxニーズの高まりに応え、今後、さら に積極的にLinux対応について検討し、拡充していく予定です。

PCサーバー「Netfinity 」、ワークステーション「IntelliStation 」、ノートPC「ThinkPad 」の特定機種上でRed HatLinuxを稼動させるように協力を進め、PCによるソリューションを提供していきます。

データベース「DB2  Universal Database」のLinux版を第二四半期より提供する予定です。

本年後半に向けてお客様への技術サポート体制を整備していきます。その一環として、企業向けシステムを中心としたLinux技術サポート機能については、当社のシステムズ・エンジニアリング内のシステム・ソリューション・センターが以下の通り担当します。-テクニカル・フォーカル・ポイントとしてのセールス・サポート

さまざまな製品・サービスにまたがったソリューションの設計/支援

Linuxに関するエキスパートの育成と社内へのサポート

 また、パーソナル・システムズに関するLinux技術サポート機能についても体制を整備していきます。

以 上

IBM,DB2,IntelliStation,Netfinity,ThinkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標

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(R) TM (R)

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e−ビジネスを実現するためのビジネスを実現するためのWebサーバー機能を強化サーバー機能を強化[ プレス・リリース ]1999年3月12日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は12日、インターネット技術と企業の基幹システムを連携させたe−ビジネスを実現するため、Webサーバー機能、シ ステム管理機能などを強化したエンタープライズ・サーバー「S/390 」対応のオペレーティング・システム、「OS/390 バージョン2リリース7(OS /390 V2R7)」を発表しました。月額使用料金(消費税別)は現行料金と同じ32万9,600円からで、本年5月21日から出荷を開始します。

 また、次世代のOS/390バージョン2リリース8の製品計画を公表しました。

 新リリース、OS/390 V2R7の主な特徴は以下の4点です。●TCP/IPのパフォーマンスを15倍に向上●WebSphere Application Serverを標準機能として提供●Tivoliネットワークへの対応●VPN対応に向けたセキュリュティー機能の強化

 今回発表した「OS/390 V2R7」は、Webへのアクセスに関する業界標準のベンチマークであるSPECWeb96で、世界最高の毎秒21,591ヒッ トを記録しました。この記録は、これまでのSPECwebの記録を50パーセント上回るもので、S/390とOS/390の組み合わせが、Webサーバーとして、 最高の性能を提供できることを実証しています。

 e−ビジネスを実現する上で、信頼性や拡張性に優れた既存の基幹システムの環境と、UNIXのオープン・システム環境の両方を統合したいという要望があります。今回の発 表は、インターネットを利用するWebサーバー機能を強化し、インターネットを活用した企業システムをエンタープライズ・サーバー「S/390」上で構築することを強力に 支援するものです。

 会計、人事システムなどを再構築するERP、資材の調達から生産、販売、物流までを取引先も含めてネットワークを活用して行うSCM、膨大な顧客データを活用して電話や インターネットを通じて取引きを行うCRM、EC(電子商取引)といった新たなアプリケーションを構築する際には、連続稼動やデータ増加への柔軟な対応が必要となっていま す。今回の発表により、信頼性や拡張性に優れた「S/390」をこれらのアプリケーションを構築するためのサーバーとして利用する環境が、一層強化されました。

 OS/390は、全世界の出荷が1万ライセンス以上と豊富な実績があり、お客様のこれらの資産を継承し、新たな技術を迅速に採用するため、1年に2回継続的に機能拡張し ていく方針です。これにより、お客様は、技術の進歩に伴う機能強化を確実に実現することができ、システム構築を安心して推進できます。

 本日発表した「OS/390 V2R7」の機能強化は次の通りです。

●eNetwork Communications Server Webサーバーとして利用するためのTCP/IP機能を強化し、パフォーマンスが最大で15倍向上します。これにより、SPECWeb96で、世界最高の毎秒21,591ヒットを記録しました。

●WebSphere Application Server Javaを採用したWebアプリケーションを効率的に構築する機能で、Webサーバー上のアプリケーションの構築・保守・管理を実現する「IBMWebSphereファミリー」のひとつです。デジタル証明書とJavaプログラム(サーブレット)により、セキュリティーとWebアプリケーション開発の容易性を向上さ せています。サーブレットをサーバー上で動作させ、一度起動させたサーブレットをサーバー内に常駐させ再利用するため、アクセスが集中しても高速かつ安定した処理を行うこ とができます。

●Tivoli Management Agent Tivoli Management AgentをOS/390の標準機能として提供します。今回の発表により、エンタープライズからWindowsNTまでのあらゆる プラットフォームを、システム管理製品のTivoliにより一元管理できるようになります。

●VPNへの対応に向けたセキュリュティー機能の強化 専用線に比べて料金の安いインターネットを、高度なセキュリュティーを備えた企業ネットワークとして利用する「VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」への 対応を強化し、ネットワーク・セキュリュティーの標準規格である「IPsec」、「SNMP V3」にも準拠しました。

●DFSMS (Data Facility Storage Management  Systems) データ管理が容易になり、ファイルに関するパフォーマンスの向上や、CPUの負荷を軽減できます。例えば、階層ファイル・システム(HFS)を使用してアプリケーション の実行や開発を行っている場合には、最大40倍のファイル・パフォーマン

(R)

TM

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スの向上を図ることができます。

●ギガビット・イーサネットのサポート オープン・システム・アダプター(OSA)がギガビット・イーサネットをサポートすることにより、現在のファースト・イーサネットの10倍の転送速度を実現しま す。OSAは、S/390を直接LANへ接続するための機構で、ネットワーク・システムの管理が容易になり、パフォーマンスの向上を図ることができます。また、既発表の FICON(Fibre CONnection)チャネルと組み合わせて、一層のパフォーマンス向上を図ることができます。FICONチャネルは業界標準の光ファイバー技 術を採用し、転送速度は従来のESCONチャネルの8本分に相当し、構成の簡素化、経済性の向上を図ることができます。

  次世代のOS/390バージョン2リリース8の製品計画の主要な点は、以下の通りです。

●サーバー・コンソリデーションのための機能強化 プリント・サーバー利用されている複数のNTやUNIXサーバーを運用管理面でS/390一台に統合できるよう、OS/390にプリントサーバー・マネージャー をサポートします。

●WebSphereの機能強化 WebSphere Application ServerのJava機能を拡充し、Webサーバー上の障害を問題判別し、原因を特定できるよう強化していきま す。

●セキュリティー・サーバーの強化 S/390上の1つのアプリケーションに定義されたユーザーIDとパスワードは、他のアプリケーションでは同じものが定義されないように保護することができるように強化 します。

以 上

IBM、S/390、OS/390、システム/390、WebSphere、DFSMSは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Javaは、Sun MicroSystems,Inc. の商標または登録商標。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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第一証券と情報システム業務をアウトソースし、合弁会社設立で基本合意第一証券と情報システム業務をアウトソースし、合弁会社設立で基本合意[ プレス・リリース ]1999年3月8日

第一證券株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 第一證券株式会社(本社・東京都中央区、社長・溝渕雅也、以下第一証券)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は 8日、第一証券が情報システム子会社、株式会社第一システム・センター(本社・東京都江東区、社長・室石治男、以下DSC)に委託している情報サービス業務を再検討し、日 本IBMのアウトソーシング・サービスに転換することを前提とした設計準備作業に着手することで、基本合意に達したことを発表しました。

 また、第一証券、日本IBM両社は、現在DSCが第一証券向けに行っている情報システム業務を検討し、引き継ぐ合弁会社「第一情報システム株式会社」を設立することにも 合意しました。合弁会社は、第一証券グループ90.5%、日本IBM9.5%の出資比率で、本年4月1日を目標に発足する計画です。

 今回の基本合意により、第一証券は、高い能力を持っているDSCのシステムズ・エンジニアをさらにスキルアップしていくとともに、業務の多様化、業務量の安定化を実現 し、企業価値を向上をさせていきます。

 また、日本IBMは、証券業務システムの様々な経験とノウハウを持つスキル集団を活用することで、金融ビッグバンに伴う国内外の提携・合併企画の段階から、グローバルな アウトソーシング・サービス体制を強化することを目的としています。

以 上

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大王製紙大王製紙 家庭紙事業部の家庭紙事業部のSFAシステム 営業員、小売店システム 営業員、小売店・・卸売業者の販売促進活動を強力に支援卸売業者の販売促進活動を強力に支援[ プレス・リリース ] 1999年3月8日

大王製紙株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

 大王製紙株式会社(東京本社・東京都中央区、社長・大沢保、以下大王製紙)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM) は、8日、大王製紙の家庭紙事業部における新情報システム「新家庭紙システム」の第1段として、計画的かつ戦略的な販売促進活動を支援する「営業支援システム」が、本年 3月より本格稼動した、と発表しました。

 大王製紙では企業の競争力を一層強化するため、情報システムの構築を、ビジネス・プロセスの変革も見据えた取り組みとして進めています。「営業支援システム」は、ネット ワークを活用して営業の変革を目指すものであり、日本IBMが提唱するe−businessを実現するための情報システム構築として位置付けられます。

 「営業支援システム」は、「エリエール」ブランドに代表されるティッシュ・ペーパーや紙おむつなどの販売計画の作成支援から、販売実績の管理、販売データに基づく戦略決 定を支援するSFA(Sales Force Automation:営業支援)システムです。システムを利用して作成した販売計画や販売実績の情報を活用することにより、営業員だけでなく小売店や卸会社 までも強力に支援できるシステムです。

 さらに、今回稼動を開始した「営業支援システム」の次の段階として、効率的な商品補充活動を通じて小売店へのサービス向上と在庫・物流コストの削減を支援する「生産・販 売・在庫システム」、効率的な品揃え、プロモーション、補充活動などにより、正当な利益が得られているかを評価支援するための「利益管理システム」を構築し、「新家庭紙シ ステム」全体を構築する計画です。

 「営業支援システム」では、モバイル・コンピューティングを実現しており、約300人の全営業員がノートPCとPHSを使って、商談結果を営業現場で入力できます。ま た、データの閲覧や検索が容易なため、日次や月次の販売実績を簡単かつ確実に把握できる上、販売計画のシミュレーションを行うこともできます。これにより、営業員は販売促 進活動を計画的かつ戦略的に実施でき、小売店や卸会社との協業も効率的に行うことができます。

 「営業支援システム」の最大の特長は、Webを基盤としたシステムのため、閲覧ソフト(ブラウザー)だけで操作ができる使い易い操作性と、アプリケーションの保守や将来 の拡張にも簡単に対応できることです。さらに、Webを基盤としたインフラが整備されたため、将来計画として、企業内だけでなく、取引先、ビジネス上の関係を持つ他企業間 とのネットワーク基盤を確立することも可能となります。

 ノートPCは日本IBMの「ThinkPad 560」を利用し、サーバーは日本IBMの UNIX 超並列サーバー「RS/6000 SP (PowerPC 604e 200MHz、3ノード)」を採用しています。また、高品質かつ高度なセキュリティーを提供したモバイル・コンピューティングを実現する日本IBMのネットワー ク・サービス「セキュアIPリモートアクセス・サービス」を利用しています。さらに、システムの開発においては、アプリケーション開発や保守が容易 な「Java 」を開発言語として採用しました。

 「営業支援システム」は、販売計画作成支援システム、営業員評価システム、販売実績検索システム、戦略決定支援システムの4種類で構成されています。

1.販売計画作成支援システム 特売や定番商品、山積み商品といった小売店の販促計画に応じて、営業員が販売手段別の販売計画の作成を支援するためのシステムです。営業は、企画内容や企画実施時期など のシミュレーションを行うことによって販売計画を作成し、この計画に基づき、小売店や卸会社と商談を行います。また、商談の進捗状況をデータで管理することにより、企画の 採用状況を検証できます。

2.営業員評価システム 営業エリア別の販売計画対実績を把握するための評価システムです。

3.販売実績検索システム 日用雑貨業界のVAN「プラネット」から入手する小売店舗への販売実績値をデータベース化し、ロータス ドミノをベースとしたイントラネット上でリアルタイムに店舗別、商品別、地域別などの切り口で検索するシステムです。

4.戦略決定支援システム 市場動向、小売店舗の店頭情報、営業日報などをデータベース化し、データに基づく経営戦略の策定を支援するシステムです。

以 上

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IBM、RS/6000、SP、ThinkPadは、IBM Corporationの商標。Javaは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems.Inc.の商標または登録商標。UNIXは、X/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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デルコンピュータがデルコンピュータが160億ドル規模の技術契約を発表億ドル規模の技術契約を発表[ プレス・リリース ]1999年3月5日

デルコンピュータ・コーポレーションIBMコーポレーション

ニューヨーク発(1999年3月4日発表)−IBMとデルコンピュータ・コーポレーションは、本日、両社が160億ドル規模の戦略的技術契約を結んだことを発表しました。 これは、情報技術業界における同種の技術契約の中でも過去最大規模のものになると考えられます。

今回の契約により、デルコンピュータはIBMから同社のストレージ(記憶装置)、マイクロエレクトロニクス、ネットワーキング、およびディスプレイ製品の技術を購入し、デ ルコンピュータの製品に導入します。また、将来、この技術契約はIBMの銅およびシリコン・オン・インシュレーター(SOI)など、同社のその他の先進技術も包含する予定 です。

同契約は今後7年間にわたるもので、上記のほか、IBMとデルコンピュータ両社間における広範な特許のクロス・ライセンス保持や、製品技術の共同開発なども規定していま す。

当初、デルコンピュータは、IBMより、同社の大容量ディスク・ドライブ、ネットワーク・アダプターカード、フラットパネル・ディスプレイ、高性能SRAMおよびカスタ ム・チップの技術供与を受ける予定です。

今回の技術契約について、デルコンピュータ・コーポレーションのエンタープライズ・システム・グループ上副社長であるマイク・ランバートは次のように述べています。「デル コンピュータの製品開発技術、特にサーバ、ストレージ製品およびノートブックPCにおける技術力は、急速な勢いで強化・拡大しています。今回さらに、当社の技術とIBMの ワールドクラスの技術を広範に組み合せ、その製品をデルコンピュータの効率的なダイレクト・ビジネス・モデルを通じて市場にもたらすことにより、デルコンピュータは、世界 のコンピュータシステム業界において一段と競争力を強化する考えです。」

また、IBMの上席副社長 兼 IBMテクノロジー・グループのグループ・エグゼクティブであるジェームズ・バンダースライス氏は「近年、先進技術を市場にもたらす企業と してのIBMの役割は著しく増大しており、今回の契約は、そのような市場の技術リーダーとしてのIBMの価値を裏付けるものといえます。また、IBMの技術を幅広い顧客層 に、様々なチャネルを通じて迅速に提供するという、当社の姿勢を証明するものでもあります。」と語っています。

IBMは、サービス、ソフトウェア、および先進技術の販売を、同社の主要な成長分野と位置づけています。同社は、昨年10月に新組織としてIBMテクノロジー・グループを 設置し、新たな成長機会の追求とOEM市場でのビジネス強化を推進しています。

Fortune誌の「Fortune 500社」リスト中125位、同誌の「Fortune Global 500社」リストでは363位にランクされているデルコンピュ ータ・コーポレーションは、直近の4四半期において182億ドルの売上高をあげている世界最大手のコンピュータシステムの直販メーカーです。デルコンピュータは自社で製品 の設計・生産を行ない、顧客の要望にしたがって製品やサービスをカスタマイズして提供しています。さらに、ソフトウェアや周辺機器などの要望についても幅広く対応していま す。デルコンピュータ・コーポレーションについての詳細はwww.dell.comを参照くださ い。

IBMは世界最大のインフォメーション・テクノロジー・カンパニーです。IBM テクノロジー・グループの使命は、IBMが開発した技術を商業用アプリケーションに展開 し、市場に提供することです。この戦略的な新組識は、IBMのストレージ、マイクロエレクトロニクス、ネットワーキング、ディスプレイ、エンベデッ ド(embedded)・システムおよびプリンティング・システムの各部門によって構成されています。IBMについての詳細はwww.ibm.comを参照ください。

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佐川急便で全国を結ぶ売上管理システムを構築佐川急便で全国を結ぶ売上管理システムを構築[ プレス・リリース (ご参考資料) ]<>1999年3月3日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は3日、佐川急便株式会社(本社・京都市南区、栗和田榮一社長、以下佐川急便)の 全国支社を結んで構築を進めてきた、業界初となる個別運送経費のリアルタイム検索や見積の自動発行を一元管理して行う「お客様対応売上管理システム」の第1ステップが、本 年から稼動開始したことを発表しました。

 国内だけで317の拠点を持つ佐川急便では、お客様から依頼された貨物の一時保管から、各種物流加工やピッキング、出荷までをトータルに代行する総合物流サービスの実現 を目指したSRC(佐川流通センター)網を全国に配備しています。また、貨物追跡システム、VANよるオンラインでのリアルタイム出荷情報処理システム(CSシステム) や、FAXや電話による、24時間の自動集荷システム等、日本でも有数のオンライン・ネットワーク・システムを構築しています。

 本日発表するお客様対応売上管理システムは、全国の拠点で発生する請求業務の大量のデータ(トランザクション)処理を、オンラインでリアルタイムに処理するために、佐川 コンピューター・システム株式会社(本社・京都市南区、斎藤光仁社長、以下SCS)と日本IBMにより構築されました。第1ステップとして、拠点システムとして東京支社に 導入されたIBM の大型並列サーバー「システム/390 (S/390)」の請求関連のアプリケーションが稼動を開始しました。今後、東京に加えて5月までに仙台、名古屋、 大阪、福岡、計5拠点で同システムが順次稼動を開始する計画です。

 佐川急便では、取扱サービス品目の増加などにより、各種見積や送り状、請求書など請求システムが扱うデータ量は飛躍的に増大し、1日に発生する伝票件数は約400万件に まで達しています。また、システムを利用する機会が一定の時間帯に集中しやすいため、対応する処理能力の向上や、多様化するチャネルに応じた24時間365日の連続稼働で きるシステムへのニーズが拡大していました。

 このため、構築された新システムでは、S/390の最大の特徴である、複数のプロセッサーを高速結合して、一元管理する機能を最大限に活用していく計画です。また、全国 のシステムを一括運用管理しているSCSに設置されたS/390システムを加えた全国6個所にS/390が導入されれば、ハードウェアが多重化されて耐障害性が確保される ため、どこのシステムが停止しても連続した稼働が可能です。

 佐川急便では、新システムの導入効果として、以下の4点をあげています。1. お客様個別のコード体系を一元管理できることによって、翌日には個別の運送経費を宅配業界で初めて報告できるようになった。

2. オンライン化されていないお客様にも、請求関連の情報等を夜間に自動FAX送信できるようになった。3. 勘定系のシステム(特に経理システム)として構築しているため、部門単位や貨物単位など多様なニーズのある配送関係の経理帳票を、お客様に提供できるようになった。(約2,000社に提供していく予定)4.オープンな通信手段やデータ・フォーマットで構築しているため、お客さまの仕様に合わせた、DI(電子データ交換) 化が実現した。

 佐川急便の新システムの各アプリケーションは、モジュール化されたパッケージとして導入されているため、既存の資産を活用できる上メンテナンスも容易です。さらに、デー タベースとして、DB2 ユニバーサル・データベースを採用しているため、全社で整合性が確保 されたデータを共用できることも特徴のひとつです。以 上

IBM、DB2、システム/390、S/390は IBM Corporationの商標。

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Linux対応製品のラインアップを一挙に拡大対応製品のラインアップを一挙に拡大[ プレス・リリース ]

1999年3月3日

[米国カリフォルニア州サンノゼ 3月2日(現地時間)発]

 IBMコーポレーション(本社・米国ニューヨーク州アーモンク、会長・ルイス・V・ガーズナー)は2日、オープンソース・オペレーティングシステム(OS)である LinuxをサポートするとLinuxWorldにて発表しました。 今回の発表は重要な事業提携の計画、主力製品、業界でもっとも充実したサービス提供などを含んでおり、IBMはLinux対応のハードウェア、ソフトウェア、技術サポート からなる完全なソリューションを唯一提供していきます。

 発表の主な内容は次のとおりです。◇IBMは、全世界において主要なLinuxをサポートし、お客様の技術的サポートへのニーズ全般に対応する窓口を一本化する。

◇Linux販売大手4社−−Caldera Systems Inc.、Pacific HiTech Inc.、Red Hat Software  Inc.、SuSE Holding AG−−と協業を行い、Linuxを導入するお客様への共同マーケティング、開発、研修、サポートを行っていく。

◇「WebSphere 」の主要製品である「WebSphere Application  Server」と「WebSphere Performance Pack」を今年後半に提供する。これによりLinuxを利用するお客様は、Webパブリッシングからト ランザクション処理までWWWを活用することができる。

◇IBMは業界初のJava対応のLinux版エミュレーター、「Host On−Demand」を提供する。これによりイントラネットやエクストラネットのブラウザーか ら企業内データに安全にアクセスできるようになる。

◇第2四半期にLinux版On−Demand−Serverのベータ・テストを開始します。これにより、利用者、グループ、装置類からのe−businessアプリケー ションへのアクセスを管理できます。

◇IBMは、いくつかのRS/6000 上にLinuxを移植するため、 Linux Communityと協力して作業を進めていく。

 IDCによると、Linuxは最も急速に成長しているサーバー用オペレーティング・システムです。1998年、75万台ものLinuxサーバーが導入され、伸び率は 212%に達し、新規サーバー台数全体の17%を占めるまでになっています。

 「Linuxソフトウェアを利用するユーザーは1,000万人以上になり、当社のお客様の多くがLinuxソリューションを求めています」と、IBMソフトウェア・ソリ ューションズのゼネラル・マネジャー、スティーブ・ミルズは語っています。「私たちは、当社のビジネスパートナーやお客様がLinux上にシステムを構築したいと思ったと き、他のシステムと同様に必ずIBMがサポートしてくれるという安心感と確信を提供したいと考えています」

 今回の発表に先立って、IBMは次のようなLinux関連の発表を行っています。

 Red Hat Linuxに対応したIBM Netfinity 、IntelliStation 、ThinkPad の発売を計画。  IBMのDB2 ユニバーサル・データベースのLinux版についてベータテストを実施中であり、第2四半期  に発売の予定。 ロータス ドミノでLinuxをサポートする予定。業界先進のメッセージング/コラボレーション・サーバーで  あるドミノにWebSphereが加わることにより、業界でもっとも充実したラインアップのWWWアプリケーショ  ン・サーバー環境が実現する。 エンタープライズ・ファイル・システム、AFSのLinux版をIBMの子会社であるトランザーク社より提供す  る。

 IBMは、あらゆる種類のプラットフォームに向けて幅広いハードウェア/ソフトウェア・ソリューションを提供します。Linuxを利用するお客様は、IBMの広範な経 験、スキル、資源をよりどころとして、OSのサポートを含め技術的な課題に対処できます。お客様からの要望があれば、IBMは操作上の疑問に対する回答から、専門的な問題 の解決法に至るまで、24時間体制でサポートを提供します。サポート網は世界規模で展開しますが、まず米国で第2四半期に、その他の国では今年後半にサービスが開始されま す。

 IBMはLinux販売大手と連携し、さまざまなバージョンのLinux上で動くIBM製品のパフォーマンスを最適化することを目指し、お客様はLinuxを最大限に活 用可能となります。今回の協業には、IBM製品のLinuxへの移植、教育およびトレーニング、一部の製品についての共同開発、マーケティング・プロジェクトが含まれま す。さらにIBMは、必要に応じてLinux販売企業の支援を受けながら各種バージョンのLinuxに関する技術サポートを補なっていきます。

以上

IBM,IntelliStaion,Netfinuty,RS/6000,ThinkPad,WebSphereはIBM Corporationの米国およびその他の 国における商標その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標

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家庭向けインターネット家庭向けインターネット・・サービスの標準仕様「サービスの標準仕様「OSG」策定へ」策定へ[ プレス・リリース ]

[米カリフォルニア州レッドウッド・ショア:1999年3月1日(現地時間)発]  コンピューターおよび携帯通信機器関連の15社は、「オープン・サービス・ゲートウェイ(OSG)仕様」を策定し、それを発展させていくために提携したことを発表しまし た。今回の提携は、業界で初めての取り組みとして、消費者が家庭やSOHOの業務用に使用しているさまざまな情報機器をインターネット・サービスに接続させるための、オー プンなインターフェースを策定しようというものです。この提携に参加するのは、アルカテル、ケーブル&ワイヤレス、エレクトリシテ・ド・フランス、エンロン・コミュニケー ションズ、エリクソン、IBM、ルーセント・テクロジー、モトローラ、ネットワーク・コンピューター、ノーテルネットワークス、オラクル、ロイヤル・フィリップス・エレク トロニクス、サン・マイクロシステムズ、サイベ ース、東芝の15社です。

 OSG仕様は、インターネット接続プロバイダー(ISP)や、ネットワーク事業者、各種の機器メーカーが、家庭やリモート・オフィスのゲートウェイ・サーバー向けの広範 なインターネット・サービスやインターネット接続機器を開発し販売するにあたっての共通基盤を提供するために策定されます。OSG仕様は今後、上記15社が共同で定義し、 音声、データなどのマルチメディアを家庭において統合し、管理できるようにします。

 OSGのもう一つの目的は、ホーム・セキュリティーや電力・ガスなどのエネルギー管理、救急医療、電子商取引(EC)などの家庭向けサービスのために家庭から、コンピュ ーター・ネットワークやISPのシステムと接続するにあたり、低コストでかつ、有線・無線を問わず安全な接続を実現させることです。

 今回の提携により、ISPやソフトウェア開発会社は、家庭やSOHO、リモート環境向けの標準化されたソフトウェア環境を利用できるようになります。アプリケーションの 流通やインストール、削除、管理方法などの標準を策定することにより、ISPやソフトウェア開発会社にとって、家庭向けの大きな新市場が拓かれます。

 OSGにより、パソコンを持たない家庭でもインターネット接続による利便性を享受できるようになります。家庭用の防犯や緊急医療用の警報サービスや、食品の配送サービ ス、電話による情報サービスなどといった付加価値サービスが急速に拡大し、消費者は簡単にこれらを利用できるようになります。

 OSGはJavaテクノロジーをベースとしています。このため、従来、専用システムを開発する際の課題であった柔軟性の欠如が解消し、サービス提供者や開発者はインター ネットのインフラに加えて、数多くのJavaソフトウェアやインターネット関連開発者のリソースを活用できます。

[オープン[オープン・・サービスサービス・・ゲートウェイ(ゲートウェイ(OSG)仕様について])仕様について] OSGは、Javaテクノロジーをベースとしているため、サービス・プロバイダー、デバイス・メーカー、および機器メーカーは、ローカル・エリア・ネットワー ク(LAN)とワイド・エリア・ネットワーク(WAN)の接続インターフェースをベンダーに中立な形で得ることができます。Javaテクノロジーは移植可能であるため、ア プリケーション・プログラマーがアプリケーションを一度作成すれば、同じ仕様をサポートするあらゆるデバイスやネットワークで実行することができます。

 OSGは、以下の機能要素で構成されます。1.アプリケーションのフレームワークとリソース管理2.WANにおける軽いクライアントと高機能クライアント用のクライアントAPI3.LANにおけるデバイスの発見とアクセスのためのデバイスAPI4.セキュリティーとシステムの整合性を保つためのAPI5.データベース統合管理のためのデータ管理API

 この仕様は、ほぼすべての家庭用ネットワーキング標準および構想、たとえば Bluetooth、CAL、CEBus、HAVi、HomePNA、HomePnP、HomeRF、Jiniテクノロジー、LonWorksおよびVESAなどを、補足 および強化するように設計されます。同様に、この仕様は既存の有線および無線のネットワークの価値を利用しながら、広帯域CDMA、ADSL、およびその他の高速アクセス 技術に向けた柔軟性を提供します。

 参加企業15社は、OSG仕様の開発を、新しい「Javaコミュニティー・プロセス」で行います。これは新しいJava APIを定義するための監査可能な協業の手続き です。

 このプロセスの第一歩は、オープン・サービス・ゲートウェイ仕様を定義するJavaスペシフィケーション・リクエスト(Java仕様要求)を提出することです。仕様案の 公開は1999年半ばになる見込みです。なお、OSG規格についての情報は、http://www.osgi.orgでご覧いただけます。

以 上

社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

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PentiumIII対応の対応のViaVoice開発キットを発表開発キットを発表[ プレス・リリース ]

1999年3月2日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は2日、音声認識ソフトウェア『ViaVoice』ベースのアプリケーション開発者向けに、インテル社の最新プロセッ サーPentiumIIIに最適化した新ツールキットと、音声認識システムの中核となるランタイムの最新版を発表しました。新ツール群は、 インターネットのホームページ(http://www.ibm.com/jp/voiceland/)から、本日 より無償でダウンロードできます。

 この新開発キットは、IBMの最先端の音声認識技術を活用し、お客様のデスクトップやモバイル環境において、PentiumIIIの持つ 新しい命令セットに対応した高いパフォーマンスを持つ音声認識アプリケーションを開発可能なります。

 本日発表するツールは、『SDK(Software Developer Kit)for Windows V1.5』と『ランタイム V5.3』の2製品です。同製品群は、PentiumIIIプロセッサーに対応していることに加え、動的なWebコンテンツを簡単に作成で きるマイクロソフトの「ActiveXコントロール」をサポートしていることも特徴です。これらの新ツール群によって、技術を部品化することができるため、音声技術のアプ リケーションへの組み込みが、さらに容易になります。

 また、同ツール群は、アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)として、マイクロソフトのSAPI(Microsoft Speech Application Programming Interface)4.0と、IBM Speech API(SMAPI) 5.2をサポートしています。

以 上

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「「ServicePac」の販売を開始」の販売を開始[ プレス・リリース ]

1999年3月1日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は1日、パソコンやPCサーバーを導入されている、主に中小企業のお客様向けPC保守の新サービス方式として、契約書 や申込書等をソフトウェア製品のようにビニール包装(シュリンク・ラップ)し、購入・利用がしやすい形で販売する『IBM ServicePac』を開始することを発表しました。

 第1弾として、PC本体やモニター、プリンターなど現場でのハードウェアの保守を、保証期間を含む3年間のパッケージとして、PC製品と同時に販売す る『ServicePacワランティー&メインテナンス・オプション』と、製品保証期間終了後から3年間のパッケージとして販売する『ServicePacメインテナン ス・オプション』の2種類のサービスを8日から出荷開始します。

 本日発表するIBM ServicePacは、米国IBMコーポレーションが1997年から欧米で提供を開始した、PCサービスの新しい販売方法です。同サービス・パッ ケージは、製品と同様にパーツ・ナンバーで管理、製造、在庫、出荷され、全てIBMのビジネス・パートナー(BP)を通して販売されます。故障発生時には日本アイ・ビー・ エムの保守担当者が、直接お客様のPC設置場所で修理作業を行います。

 欧米では既に、年間30万台以上のPCに同サービスが販売されています。また、従来型の年間保守契約は、リース化(ローンでの支払)が不可能でした が、ServicePacはリース(ローン)への組み込みが可能となります。また、2次販売店でのIBMサービスの販売がこれにより初めて可能となりました。

 ServicePacはPCサービスの提供期間や時間、提供内容などを記した契約書や申込書等をフォルダーで閉じ、ソフトウェア製品のようにビニール包装した形で販売す るものです。お客様が包装を開封した時点で、サービス契約が成立します。ServicePacは、企業向けに販売されているPCサーバ ー「Netfinity 」やNTワークステーショ ン「IntelliStation 」とコマーシャル・デスクトップPC(IBM PCシリーズ等)、およびノート型PC「ThinkPad 」と付属のモニター、プリンターを保守サービスの対象とします。

 第1弾として出荷するServicePacワランティー&メインテナンス・オプションの内容は以下のとおりです。

保守サービス時間: 月曜日から土曜日の午前8時から午後8時まで              (製品保証期間中は、1日24時間、週7日間)保守サービス場所: お客様のPC設置場所保守サービス期間: 対象製品の保証開始日から3年間 また、製品保証期間が終了しているお客様には、3年間の同サービスをServicePacメインテナンス・オプションとして提供します。サービス価格は、対象とする PCやモニターの機種によって異なりますが、例えばNetfinity 3000を1台対象とするServicePacワランティー&メインテナンス・オプションを購入される場合のIBM標準価格は保証期間を含む3年間で100,000円(消 費税別)となります。ServicePacは、今後新メニューを随時開発していく計画です。

以 上

IBM、IntelliStation、Netfinity、ServicePac、ThinkPadは IBM Corporationの商標。

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社会福祉社会福祉・・医療事業団医療事業団 介護保険制度対応の情報ネットワーク介護保険制度対応の情報ネットワーク・・システムを構築システムを構築[ プレス・リリース (ご参考資料) ]1999年2月25日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)は、厚生省の特殊法人である社会福祉・医療事業団(本部・東京都港区、黒木武弘理 事長、以下WAM(social Welfare And Medical service corporation)で構築を進めてきた、介護保険制度に対応した都道府県、市区町村、社会福祉施設、医療 施設等向けのオンライン情報サービス『福祉・保険・介護情報ネットワークシステム−WAM NET』を、3月1日から運用開始します。

 少子・高齢化が急速に進行するなかで、社会保障の充実・発展のため、厚生省では、高齢者福祉向けの「新ゴールドプラン」児童福祉のための「エンゼルプラン」「障害者プラ ン」の3本柱を軸とした社会福祉・医療施策を推進しています。WAMは、このような日本の社会保障施策を推進するために、社会福祉と医療の連携・総合化による事業を推進す ることを目的として設立された団体です。WAM−NETは、高度情報化時代に対応した福祉・保健医療情報を提供するネットワーク・システムで、WAMの基幹サービスの一つ として位置づけられています。

 WAM−NETは、平成12年度から施行される「公的介護保険制度」に関連する様々な関連情報のインフラとするために構築されました。各種の制度や施策に関する情報、福 祉施設や医療施設情報、介護保険関連情報(指定事業者情報等)、福祉機器の取扱企業情報など14のデータベースから情報を瞬時に閲覧することを目的としています。WAM− NETの全情報を利用できる機関は、都道府県や市区町村、社会福祉施設、医療施設等ですが、福祉施設の所在地など一般公開用のコンテンツは、誰でもインターネット   (http://www.wam.go.jp)から利用できるようになります。

 WAM−NETでは、日本全国を1.5MB/秒という高速で大容量データを利用できるフレームリレー網(専用回線網)で構築されている上、アクセス制御や暗号化、認証シ ステムなど高度なセキュリティー対策が施されています。また、全国どこでも均一料金で情報を検索できることも特徴です。システムをノーツ ドミノで構築しているため、データベースからの情報提供に加えて、電子メールや掲示板、電子フォーラムなどによるコミュニケーション・ツールとしても活用されま す。

 WAM−NETは47都道府県全てに地方拠点サーバー(Windows NT )が設置さ れ、IBM のUNIX 超並列サーバー「RS/6000 SP 」が稼動する中央センターは、日本IBMの三鷹事業所に設置されます。日本 IBMは、TME10 を利用した通信回線やシステムの運用・集中監視を行うほか、パソコンの トラブルから各種の質問に対するヘルプデスク、機器やソフトウェアのメンテナンス業務までを受託します。

以 上

IBM、RS/6000、SPは IBM Corporationの商標。Notes DominoはLotus Development Corporationの商標。TME 10 は Tivoli Systems Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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スペースを実現するスリムスペースを実現するスリム・・タワー型の企業向けタワー型の企業向けPCを発表を発表[ プレス・リリース ]1999年2月25日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は25日、空間の効率的利用が求められるオフィスにおいて省スペースを実現する、企業向けPCの新製 品「IBM PC710 スリム・タワー」を発表しました。プロセッサーや基本ソフト、ハードディスク容量の違いにより、コスト・パフォーマンスを向上させたモデルと処理能力を向上させたモデルを用意しています。

 当社は、本日発表したIBM PC710を、当社の企業向けPCのラインアップの中でも特に省スペース性を追求されるお客様向けの製品として位置づけています。幅 78mm、奥行き320mm、高さ300mmとコンパクトなシステム本体は、縦置き、横置きのどちらにも対応しているので、わずかなスペースでも設置することができま す。

 今回のPC 710は、Intel Celeron プロセッサ 333MHzまたはPentium II プロセッサ 400MHzを搭載し、標準64MBのメモリー、4.3GBまたは6.4GBハードディスク、最大24倍速CD−ROMドライブ、イーサネット機能を装備する などオフィスでの利用に十分な基本仕様を採用しています。また、基本ソフトにはWindows 95またはWindows NT 4.0を初期導入しています。

 なお、本日発表製品の標準価格および出荷開始予定日は以下の通りです。

製品名製品名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM PC710 6870-JH3 268,000円 1999年 2月26日

     (Celeron 333MHz、64MB SDRAM ECC、4.3GB HDD、100Base-TXイーサネ ット、Win95)

IBM PC710 6870-JH6 368,000円 1999年 2月26日

     (PentiumII 400MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、100Base-TXイーサネット、WinNT 4.0)

以 上

IBMはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel,Pentium,CeleronはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows,Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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声による文章入力機能を強化した個人向け声による文章入力機能を強化した個人向けPCを発表を発表[ プレス・リリース ]1999年2月24日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は24日、「Aptiva Eシリーズ」に、音声入力対応のワードプロセッサー「Voice一太郎」をはじめて標準で添付し、声による文章入力機能を強化した「Aptiva 443ファミリー」を追加したと発表しました。443ファミリーは、15インチ、17インチ・ディスプレイまたは15インチTFT液晶ディスプレイのいずれかとセットした 3モデルを用意しています。

 当社は、Aptiva 443ファミリーを、今月3日に発表した「Aptiva 243/273/573」を含むマイクロタワー・ファミリーの中でも、特に音声入力機能を強化した製品と位置づけています。Aptivaシリーズに初期導入されている当社 の音声認識ソフトウェア、ViaVoice 98の活用法のなかで頻度の高い「声による文章入力」機 能を強化するために、ジャストシステム社の音声入力対応のワードプロセッサー「Voice一太郎9」をAptivaシリーズにはじめて標準添付しました。

 Voice一太郎は、ViaVoice 98やジャストシステム社の音声対応日本語変換システムであるVoiceATOKとの連携によって、声による文書作成をより快適 に行うことができます。

 また、当社の個人向けPCとしてはじめてIntel Celeron プロセッサ366MHzを搭載するとともに、標準64MBメモリー、8.0GBハードディスク、最大32倍速CD− ROM、高速モデム機能などコスト・パフォーマンスにすぐれた基本仕様を採用しています。

 なお、本日発表した製品はオープン価格です。IBM PC Direct(当社の通信販売)価 格(消費税別)および出荷予定日は以下の通りです。

Aptiva 443ファミリーファミリー    型番型番    IBM PC Direct価格価格 出荷開始予定日出荷開始予定日

(15インチCRTモデル)   2163-445   ¥199,000 1999年 2月24日

(17インチCRTモデル)   2163-447   ¥224,000 1999年 2月24日

(15インチTFTモデル)   2163-44T   ¥314,000 1999年 2月24日

以 上

IBM、Aptiva、ViaVoice、はIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel、CeleronはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

<補足資料><補足資料>

Aptiva Eシリーズシリーズ 443ファミリーの特長ファミリーの特長

最新の音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98」とともに、ジャストシステム社の音声入力対応ワードプロセッサー「Voice一太郎9」、音声対応日本語変換システム 「VoiceATOK」を初期導入し、音声による文章入力の操作性が向上しています。また、声で操作できるアプリケーションやAptiva専用のユーティリティ・ソフトウェア「声でAptiva!」も搭載されています。

当社の個人向けPCに、はじめてIntel Celeronプロセッサ366MHzを採用しています。

最大32倍速CD−ROMドライブを搭載しており、アプリケーションの導入などを高速で行なうことができます。

ビデオ・チップにはnVIDIA Riva 128ZXを採用するとともに、標準8MBのビデオメモリーを搭載するなど、ビデオ仕様が充実しています。

17インチCRT(マイクロ・フィルター管使用)、15インチCRT、15インチTFT液晶ディスプレイのいずれかを含んだ3モデルを用意しています。

キーボードには取り外し可能なパームレストやボタンを押すだけであらかじめ登録したアプリケーションの起動ができるEZ(イージー)ボタンなどを配した「ラピッドアクセス・キーボード」を採用しています。

ハードディスクには大容量の8.0GBを搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア・ソフトの利用に適しています。

最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵しているので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむことができます。

メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載しており、最大で384MBまで拡張することができます。

基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。

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人事人事・・経理経理・・総務機能をアウトソース総務機能をアウトソース[ プレス・リリース ]1999年2月24日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は24日、自社およびグループ企業への経理・財務、総務業務のサービスを強化・拡充することを目的として、全額出資の 子会社2社を設立することを発表しました。なお、2社の営業開始予定日は、本年4月1日です。

 新たに設立する2社は、当社の経理・財務部門と総務部門およびセキュリティー管理部門の一部を分離・独立させ、コンサルティング・サービスやアウトソーシング・サービス を提供します。また、当社は、人事機能に続き、財務・経理機能および総務機能の一部を新会社にアウトソースしていきます。

 さらに、人事分野でも、定年退職者と共同出資で1993年に設立した株式会社アワーズ(本社・東京都港区、社長・古畑仁一、日本アイ・ビー・エム出資比率35%)を4月 1日付けで100%子会社化し、名称を変更するとともに人事サービスの範囲を拡大していきます。

 本日発表した新会社の概要は、以下のとおりです。

[ 新設 ] 

日本アイ・ビー・エム フィナンシャル・サービス株式会社 (注)代表取締役社長・久保 信一本社・千葉市美浜区 資本金・2,000万円 社員数・約120名

日本アイ・ビー・エム 総務サービス株式会社 (注)代表取締役社長・松浦 厚本社・東京都港区 資本金・2,000万円 社員数・約200名

[ 出資比率および名称変更 ]

日本アイ・ビー・エム 人事サービス株式会社 (注)代表取締役社長・徳久 雄一本社・東京都港区 資本金・1,000万円 社員数・約140名

  注:社名は設立までに変更する場合もあります。

 日本アイ・ビー・エム フィナンシャル・サービス株式会社は、米国会計基準に基づく連結決算・連結経営を支える経理処理のノウハウを社内およびグループ企業に展開し、グ ループ企業で個別に行なわれている経理・財務業務を取り込んでいく計画です。

 日本アイ・ビー・エム 総務サービス株式会社は、当社総務サービス部門が開発してきた全社的ペーパーレス化交通費/出張旅費精算管理システムなどのソリューションと省エ ネルギーやリサイクル等の環境対応を含む総務サービスのノウハウをグループ企業をはじめ、社内外へ本格的に展開していく計画です。

 日本アイ・ビー・エム 人事サービス株式会社は、アワーズによる約6年間の外部企業への人事業務サービスやコンサルティング・サービスの高い実績に基づき、業務範囲を部 門人事や専門分野に特化したプロフェッショナル・スキルの開発などにも拡大する計画です。これにともない、出資比率を35%から100%に増やし、名称を変更しま す。

 なお3社では、本人の希望、意欲、能力、健康などを勘案し、各社の承認により、60歳の定年を62歳まで延長でき、雇用機会を提供していきます。

以 上

■ご参考資料

●日本アイ・ビー・エム フィナンシャル・サービス株式会社

名 称 : 日本アイ・ビー・エム フィナンシャル・サービス株式会社

(社名は設立までに変更する場合もあります)

代表取締役社長: 久保 信一(現・管理・財務・購買 経理担当)

(*日本アイ・ビー・エム 経理担当を兼任)

所 在 地 : 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目1

(日本アイ・ビー・エム 幕張事業所内)

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資 本 金 : 2,000万円(日本アイ・ビー・エムの100%出資)

設立予定 : 1999年3月

営業開始予定 : 1999年4月1日

社 員 数 : 約120名

業務内容 : 1.日本アイ・ビー・エム内各部門に対する経理・財務業務サービス

2.グループ企業に対する経理・財務のコンサルティング

3.グループ企業に対する経理・財務業務サービス

●日本アイ・ビー・エム 総務サービス株式会社

名 称 : 日本アイ・ビー・エム 総務サービス株式会社

(社名は設立までに変更する場合もあります)

代表取締役社長: 松浦 厚 (現・ビジネス・システムズ 総務推進担当)

所 在 地 : 東京都港区六本木3−2−12(本社事業所内)

資 本 金 : 2,000万円(日本アイ・ビー・エムの100%出資)

設立予定 : 1999年3月

営業開始予定 : 1999年4月1日

社 員 数 : 約200名

業務内容 : 1.日本アイ・ビー・エム内各部門に対する総務サービス

2.グループ企業に対する総務業務のコンサルティングと総務サービス

3.外部企業に対する総務業務のコンサルティングと総務サービス

●日本アイ・ビー・エム 人事サービス株式会社(株式会社アワーズから名称変更)

名 称 : 日本アイ・ビー・エム 人事サービス株式会社

(社名は設立までに変更する場合もあります)

代表取締役社長: 徳久 雄一

(現・開発製造 開発製造スタッフ・オペレーションズ 人事担当)

所 在 地 : 東京都港区六本木3−2−12(本社事業所内)

資 本 金 : 1,000万円(日本アイ・ビー・エムの100%出資)

設 立 : 1993年6月

社 員 数 : 約140名

業務内容予定 : 1.日本アイ・ビー・エム内各部門に対する人事関連業務サービ ス、スキル管理サービスおよび安全衛生健康管理サービス

2.グループ企業に対する人事コンサルティングと業務サービス

3.外部企業に対する人事関連コンサルティングとアウトソーシング・サービス

以 上

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印刷速度が毎分印刷速度が毎分40枚のワークグループ向けレーザー枚のワークグループ向けレーザー・・プリンタープリンター[ プレス・リリース ]1999年2月24日

  日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は24日、最新の「Adobe PostScript 3」を標準で搭載し、最大毎分40枚(A4用紙)で印刷ができるオフ ィス向けネットワーク・プリンター「IBM InfoPrint 40」を発表しました。価格(消費税別)は498,000円で、 本年4月30日より出荷開始します。

 オフィス向けプリンターに対しては、ホスト・システムからのデータ出力やPC上で作成した資料の出力など、1台のプリンターで様々な用途に対応したいという要求がありま す。また、インターネットの急速な普及に伴い、インターネット上のWebからダウンロードするイメージや写真データを、高品位で印刷したいという要求も高まっています。さ らに、プリンターをコピー機のように利用し、人件費やコピー時間を削減したり、品質の向上を実現したいという要求もあります。

 本日発表したInfoPrint 40は、日本語環境で高い印刷実績を持つ高品位印刷用ページ記述言語、アドビシステムズ社(Adobe Systems)のポストスクリプト3を標準搭載したA3対応のレーザー・プリンターです。ポストスクリプト3に対応しているため、高精細なイメージや写真でも鮮明に出力 できます。印刷速度は最大毎分40枚(A4用紙)で、現行製品(InfoPrint 20)の2倍となり、当社のレーザー・プリンターの最上位機種に位置付けられます。また、S/390 、AS/400、RS/6000 といったシステムのデータ出力や、Windows パソコン、 Macintoshのプリンターとしても利用でき、多様なプラットフォームが混在するオフィスのネットワーク環境においても1台で対応できます。

 さらに、オプションとして2.1ギガバイトと大容量のハードディスク・ドライブ(HDD、価格(消費税別)7万2千円)を搭載することにより、RePro機能を提供しま す。RePro機能は、印刷データを一度HDDに格納した後、プリンターで丁合しながら高速に必要部数の出力を行う機能で、プリンターで出力したものをコピーする必要性が なく、人件費やコピー時間を大幅に削減したり、印字品質の向上を実現できます。用紙は最大3,550枚(A4用紙)の連続給紙や、後処理オプションのステーブル留め機能に より、大量の部数が必要な書類にも効率よく対応できます。

 標準では600x600dpi(dot per inch)の解像度でエッジ・スムージング機能をサポートし、「イメージ品質モード」では1200dpi相当の高解像度 により、高い印刷品質を提供します。プリンター言語は、Adobe PostScript 3と、全世界で最も利用されているPCL5eデータ ストリーム エミュレーションを標準搭載し、PAGESとESC/Pはオプションで提供します。また、オフィス向けプリンターとしては画期的といえる、月間最高20万枚(ピーク時/ A4片面)の出力に耐えられる高耐久性も特長です。

 「IBM InfoPrint 40」の特長は以下の通りです。

- 印字速度40ページ/分の高信頼性プリンター- ピーク時月間最大印刷可能枚数20万ページ、月間最大平均印刷可能枚数5万ページ- 多彩な用紙サポート

両面印刷(オプション)

ハガキからA3までの用紙サイズをサポート

最大6個の給紙トレイで、最大3,550枚の給紙容量

最大5個の排紙ビンで、最大2,500枚の排紙容量

後処理(オプション)としてオフセットとステープル留めをサポート

オプションで封筒給紙サポート

- 様々なホストOS環境をサポート

S/390、AS/400、RS/6000、PC LAN

ワークステーション・プラットフォーム(Windows、OS/2、AIX、Macintosh、UNIX)

- 柔軟な接続サポート

標準で双方向パラレル・インターフェースと2個のネットワーク・インターフェース・カード(NIC)用スロット(オプション用)を装備

オプションNICカードはイーサネット、高速イーサネット、トークンリング、Twinax、Coax用

上記3つの接続を自動的に切り替えられ、複数システムを同時サポート

- 多彩な印刷データストリームで柔軟なアプリケーションサポート

業界標準のPCL5eとアドビ社PostScript3を標準装備し、オフィス業務からDTPまで対応

PAGES & ECS/Pオプションによりオンライン業務や558Xプリンターからの移行にも対応

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- 標準600 x 600 ドット/インチの解像度でエッジ・スムージング機能をサポート  1,200ドット/インチ相当のイメージ品質モードにより高い印刷品質を提供- トナー・セーブ・モードにより最大40%消耗品寿命が延び、印刷コストを低減- EPAエネルギー・スター準拠の低消費電力- ネットワーク・プリント・マネージメント・ユーティリティー(NPM)による遠隔でプリンター機能の設定やス  テータスの監視機能- コピー機能(RePro)による効率の良い複数部数の印刷とステープル留めによる印刷作業生産性の向上- トナー・カートリッジ本体のカウンター機能による正確なカートリッジ印刷枚数情報取得- SNMP MIBによる給・排紙機構の用紙枚数情報把握以 上

IBM、AS/400、RS/6000、System/390、S/390は IBM Corporationの商標。Windowsは Microsoft Corporationの登録商標。Adobe、PostScriptおよびはAdobe Systems Incorporatedの商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

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PCと連携して活用できる手のひらサイズの情報機器と連携して活用できる手のひらサイズの情報機器 PCコンパニオン「コンパニオン「WorkPad」を発表」を発表[ プレス・リリース ] 1999年2月23日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は23日、PCと連携して活用できる新製品として、手のひらサイズの情報機器「IBM WorkPad(ワークパッド)」を発表しました。予定表、アドレス帳、メモ帳などのアプリケーションの起動やパソコンとのデータ交換を一回のボタン操作で瞬時に実行でき る手軽さが特長です。

 IBM WorkPadは、オープン価格を採用しており、本日から出荷を開始します。IBM PC Direct(当社の通信販売)価格は、49,900円(消費税別)です。

 WorkPadは、昨年11月に発表したCrossPadに続く、PCコンパニオン製品の第2弾です。PCコンパニオンとは、PCをこれまで以上に有効に活用するための 当社の情報機器製品群の総称です。これは、製品単体でも便利に利用でき、世界中の人々が同じように使うことができる仕様を採用しており、しかもPCと連携して使用すること でより大きな相乗効果を期待することができる、従来の周辺機器とは一線を画すものです。

 新製品は、米国3Com社が提唱する携帯機器用のオープン・アーキテクチャー「Palm Computing Platform」に基づく初の日本語対応製品です。当社は、3Com社の日本法人であるスリーコム ジャパン株式会社(本社・東京都文京区)が本年2月3日に基本ソフト「Palm OS」の日本語版の開発と正式サポートを表明したことを受けて、Palm OSの日本語対応版を導入したハードウェアとして、WorkPadを発表しました。

 また、スリーコム ジャパンの上記の発表にあわせて、日本オラクル株式会社、サイベース株式会社、ロータス株式会社といったソフトウェア会社や、株式会社アイ・オー・デ ータ機器などの周辺機器メーカーも、Palm Computing Platform上で動作するアプリケーション・ソフトウェアや周辺機器の開発に力を入れていくことを表明しており、WorkPadの活用法が今後さらに広がることも予想されています。

 なお、当社は、WorkPadを企業、個人のお客様に積極的に販売していきます。企業向けには、金融機関、保険機関、医療機関、流通業などに、ミドルウェアの開発も含め てお客様の業態や用途にあわせた形で提供していきます。また、個人向けにはビジネスに必須な情報活用ツールとしてのニーズに応えていきます。

 本日発表した製品の概要は以下の通りです。

PCコンパニオンコンパニオン 「「 IBM WorkPad」」 WorkPadは、シャツのポケットに入れて持ち運ぶことができる、重さ162グラムの小型・軽量サイズの情報機器です。単4アルカリ乾電池2本で約2ヶ月間使用できる ことと、ボタン操作ひとつでメモ帳、電話帳、スケジュール帳などのアプリケーションを瞬時に起動することができる簡単な操作性が特長です。

 また、PCとのデータ交換を一回のボタン操作だけで実行できるHotSync(ホットシンク)機能を利用できます。PCとのデータ交換には、標準で付属しているクレード ル(PCとWorkPadを接続し、データ転送を行なうための設置台)を利用します。HotSync機能によって、手間をかけることなくPCとWorkPadで情報を更新 し合うことができるので、たとえば、自宅とオフィスのPCのデータを共有するためにWorkPadを活用することもできます。また、PCおよびWorkPad同士でのデー タ送受信は赤外線通信でも行なうことができます。

 WorkPadへのデータ入力は、PCからのデータ転送の他、Graffiti文字(アルファベットの筆記体とほぼ同じ文字)の手書き入力でのローマ字かな変換入力、ま たはスクリーンに表示されるキーボードを使った入力の3つの方法で行なうことができます。

 また、基本機能やメニュー画面のアイコン、および4つのボタンで起動するアプリケーションの設定などを、自分の好みや利用方法などにあわせて変更できることも WorkPadの特長です。これに加えて、すでに多くのフリーウェアやシェアウェアが流通しているので、これらを導入することによって自分だけのWorkPadを作ること ができます。

 添付ソフトには、WorkPadとPCの同期をとり、情報連携を実現する個人情報管理ソフト「ロータス イージーシンク」、赤外線通信用のソフト「IRSync」、データベースとして「英和・和英辞書」などを用意しています。

IBM WorkPad オプション製品オプション製品 WorkPadをより効果的に使うためのオプション製品として、ケーブル、スタイラス(ペン)などのサプライ製品のほか、グリーンとブルーの2色を用意したカラーパック (本体のトップカバー)、本体を保護するスリムレザーケースや名刺なども収納できる機能的なファスナー付レザーケースなどがあります。

 製品の標準価格および出荷予定日は以下の通りです。

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製品名製品名    型番型番    標準価格標準価格 (消費税別消費税別 )    出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM WorkPad   8602-30J   *オープン(49,900円)   1999年 2月23日

*IBM WorkPadのカッコ内の価格はIBM PC Direct価格(消費税別)です。

(オプション製品)*はIBMベンダー・ロゴ製品です。

製品名製品名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

クレードル 05K6136 6,000円 1999年 3月15日

スタイラス(3本セット) 05K6138 2,500円 1999年 3月15日

*HotSyncケーブル 09J2931 3,380円 1999年 2月17日

*カラーパック 09J2930 3,380円 1999年 2月17日

スリムレザーケース 05K6137 6,000円 1999年 3月15日

*ファスナー付レザーケース 09J2932 3,980円 1999年 2月17日

*レザーベルトクリップ 09J2929 3,380円 1999年 2月17日

*スナップ・コネクト 09J2810 29,800円 1999年 2月17日

以 上

IBM,WorkPadはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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ASIC技術の進化によりシステム技術の進化によりシステム・・オンオン・・チップ製品に拍車チップ製品に拍車[ プレス・リリース ] 1999年2月23日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城恪太郎)は23日、IBM の半導体技術の進歩に より、単一のシリコン・チップ上への完全なシステムの構築が可能になったことを発表しました。

 IBMは、業界最先端の銅配線テクノロジーを用い、ロジック回路とメモリー回路の両方を単一のシリコン上に効率よく配置する方法を開発しました。この技術を利用すれば、 パソコン から携帯電話、テレビ・ゲーム機まで、数多くの電子製品の性能を著しく向上させることができる一方、システム内部のチップ数を減らすことによって、製品の小型化、低価格化 が実現します。

 メモリー回路が情報を保存し、ロジック回路が情報を処理するという2つの役割は、これまで別々のチップによって提供されてきましたが、これは設計を複雑化し、コストを上 げる原因となっていました。この2つの役割が単一チップ上に統合されることで、電子製品の性能は著しく向上します。IBMの新技術によって、2400万もの回路を単一のチ ップへ組み込むことが可能になります。これは現在の代表的なパソコンの8倍の処理能力のロジックと、2~4倍のメモリーが単一チップ上に組み込まれることに相当しま す。

 今回開発された技術は、エレクトロニクス製品の小型化競争における大きな障害をひとつ取り除き、システム・オン・チップ製品と新時代のパーベイシブ・コンピューティング 機器の普及に道を開くものです。IBMは、この技術を搭載したカスタム・チップの設計を本年4月より開始する予定です。

 一般にシステム・オン・チップ製品に置いては、従来の手法では、ロジックとメモリーのいずれか、または双方の機能面について妥協したチップが作られていました。IBM独 自の銅配線とDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー)トレンチ・セル設計を組み合わせることで、ロジック機能を維持するだけでなくメモリーの能力を10倍 にまで向上させたチップをつくることができ、これにより、機能の統合を幅広い用途で初めて実用化することが可能になります。

 一層微細化されたIBMの銅配線技術と0.15ミクロン(人間の毛髪の太さの600分の1以下)という微小な回路によって、さらに高集積化した回路の配置が可能になり、 より多くのロジックを詰め込むことができます。また、IBMのメモリー・セルは非常に小型で、複雑な銅配線やロジック・トランジスターに干渉することなくチップに追加装着 することが可能です。

 IBMでは、新しい組み込みメモリーをまず、「SA−27E」と呼ばれるカスタム・チップ・テンプレートに採用する予定です。IBMは、複雑なASICチップ業界におい て、世界的なリーダーです。ゲート数では、業界の平均は約50万ゲートに対し、IBMの現在の設計では最高1300万ゲート、1設計あたりの平均では150万ゲートを達成 しています。カスタム化されたASICチップの需要は増加しており、コンピューターからコンシューマー・エレクトロニクスまで、様々な製品で使用されています。データクエ スト社の最近のレポート*によると、埋め込みDRAMを組み込んだASICの市場は、1998年には4億5千万ドル程度ですが、2002年までに75億ドルに成長すると予 測されています。

 IBMは、プロセス技術におけるリーダーシップ、システム・レベルの経験、チップの設計手法を改良したカスタム・ロジックに関する専門技術といった他社の追随を許さない 独自の強みを併せ持ち、より小さく、高速で消費電力の少ない電子製品を求めるお客様と企業の需要に応えられるようサポートしています。IBMは、チップ機能の効率改善にと って画期的な補完技術である銅配線やシリコン・オン・インシュレーター(SOI)、シリコン・ゲルマニウム(SiGe)など、チップ製造のための新技術導入で業界をリード しています。

 IBMの半導体製品についての詳細は、IBM Microelectronics のホームペ ージ、( http://www.chips.ibm.com )でご覧いただけます。

以 上

*データクエスト・マーケット・リサーチ・レポート「Embedded DRAM Revisited」(1998年8月24日号)IBM、IBM Microelectronicsは、IBM Corporationの商標。

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世界初のデジタルワイヤレス世界初のデジタルワイヤレス・・マルチメディアマルチメディア・・システム実験の試験電波発信を開始システム実験の試験電波発信を開始[ プレス・リリース ]1999年2月18日

宮 崎 県 北 郷 村日本アイ・ビー・エム株式会社

 郵政省は、平成11年2月12日付けで、通信・放送機構が宮崎県北郷村に設置する実験局に対し、予備免許を与えました。これを受けて、宮崎県北郷村(村長・山本 進、宮崎県東臼杵郡北郷村)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は18日、世界初の「デジタル双方向通信が可能 なワイヤレス・マルチメディア・システム」の無線実験局の試験電波発信を開始しました。

 同システムは、郵政省の認可法人である通信・放送機構(TAO : Telecommunications Advancement Organization ofJapan)が同村において、CATV基地局と村内の各加入者家庭間をワイヤレス(無線)接続し、双方向のデジ タル放送および通信サービスを行う実験のためのものです。当実験は、通信・放送機構が推進している通信・放送研究成果展開事業の一つ「マルチメディア・モデル農村展開事 業」です。

 「マルチメディア・モデル農村展開事業」は、日本国内に広範囲に存在する地理的な条件で架線が難しい山間地域において、双方向マルチメディアCATVを実用化するための 技術的ノウハウと基礎データを収集することを目的とした取り組みです。実験期間は平成9年度から5年間です。

 北郷村は、通信・放送機構の公募に応じ、実験地として採用されました。同村は山間地という立地条件のため、村内の山の山頂に各家庭が共同で利用する共聴アンテナを設置し てテレビ放送を受信していましたが、受信局数に限界があり、従来よりCATVの導入を検討していました。今回の実験では、CATV基地局と各加入者家庭間を無線で接続して いるため、従来の有線CATVと比較して、伝送ケーブルや中継増幅器の敷設にかかる初期コストやメインテナンス・コストを将来的には1/4から1/3に削減できます。その ため、加入者の少ない(人口密度の低い)地域でもサービスを行うことが容易になります。

 また、現在あまり利用されていないサブミリ波帯やミリ波帯の電波を利用することにより、広い帯域幅(40GHz帯)を確保でき、デジタル変調方式と併用することで、高品 質なデジタル双方向通信サービスを提供できます。本日の実験無線の発信に伴ない同村では、自主制作番組も含む多チャンネルのデジタルテレビ放送、テレビ電話やインターネッ ト接続、VOD(ビデオ・オン・デマンド)など様々なサービスを提供していく予定です。

 北郷村では、従来のCATVのネットワークを活用した「田園地域マルチメディアモデル整備事業(農林水産省所管:国庫補助事業)」と合わせて、先進的なインフラを活用し た地域振興や農業振興を積極的に展開していきます。

 日本アイ・ビー・エムは、村民のニーズを的確に捉え、娯楽やエンターテイメント、遠隔医療・福祉・教育、行政サービス、エレクトロニック・コマースなど、更に先進的で広 範囲に及ぶアプリケーションを視野に入れながら、今後の実験展開を支援していきます。

以 上

北郷村概要

人口・・ 2,147人(98年12月末現在)

位置・・ 宮崎県の北部、東臼杵郡のほぼ中央に位置し、日向市より40キロ、門川町より34キロ、周囲を九州脊梁山系に囲まれ豊かな緑と村中心部をぬって西から東へ 流れ門川町尾末湾に注ぐ五十鈴川の清流の自然に恵まれた静かな環境にあります。

面積・・ 総面積は120.17平方キロで、その内の93パーセントが山林で、五十鈴川及びその支流に沿って約300ヘクタールの耕地が存在する農林業の村で す。

 役場の位置・・東臼杵郡北郷村大字宇納間401番地 東経  131°30′ 北緯   32°20′ 標高  150メートル

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デジタル画像の電子透かし技術提案を統合デジタル画像の電子透かし技術提案を統合[ プレス・リリース ]

1999年2月17日 株式会社日立製作所IBMコーポレーション日本電気株式会社パイオニア株式会社ソニー株式会社

 株式会社日立製作所(以下日立)、IBMコーポレーション(以下IBM)、日本電気株式会社(以下NEC)、パイオニア株式会社(以下パイオニア)、ソニー株式会社(以 下ソニー) の5社は本日、デジタル・ビデオ・コンテンツ(以下コンテンツ)用の電子透かしを組み込む方式について統一することで合意したことを発表します。今回の合意により、コンピ ュータ技術と家電の映像処理技術を融合し、放送やネットワークシステムを介したコンテンツやパッケージ用コンテンツの不正コピーを防止することができる、より優れた電子透 かし技術が可能になります。これにより、例えば将来の録画可能なDVD等のデジタル録画機器やパソコン、高品位テレビ放送など幅広く応用されることが期待されます。なお、 この5社は今後、この合意に関して「ギャラクシー・グループ」(Galaxy group)と呼称します。

 電子透かしは、映画等のような著作権があるコンテンツに電子透かしを組み込むことにより、不正コピーを防止するために用います。デジタル化によりコンテンツは、画質を落 とさずに何回でもコピーができ、またアナログ信号になっても高画質でのコピーが可能となるため、デジタル接続のみならずアナログ接続でも有効な電子透かしによる著作権保護技術の開発は、映画業界にとって重要な課題でした。電子透かし技術を利用すれば、コピーの禁止はもちろん、一回のみコピー可という電子透かし情報をコンテンツに入れること により、不正なコピーを防止できるため、さまざまなコンテンツを安心して市場に投入できるようになります。例えば、将来のデジタル録画機器等を用いて、映画等のダウンロードサービスによる録画等が可能になります。もち ろん、コピーが認められたコンテンツであれば、ユーザーが私的利用の範囲に於いて、高画質で、ビデオ録画を楽しむことが可能です。

 電子透かし技術では、著作権管理情報が画像に影響を及ぼさないように埋め込まれており、容易に著作権管理情報のみを消すことはできません。例えば、本技術を、将来のデジ タルビデオ録画・再生機器に組み込んだり、PCのソフトウェアで実行できるようにすればすれば、コンテンツ上の著作権管理情報を検出し、不正にコピーされたコンテンツの再 生を禁止したり、録画機器では録画を制限することが可能となることから、不正にコピーされたコンテンツの流通や製造を防止することが期待できます。この電子透かし情報は、 デジタル・アナログ変換やデジタル圧縮・伸長等のような通常の処理でも消えることはなく、また、アナログ信号にも残っているため、幅広い機器での応用が期待されていま す。

【背景】 1997年9月、ギャラクシー・グループの5社を含む11社は、コピー・プロテクション・テクニカル・ワーキング・グループ(Copy Protection Technical Working Group:CPTWG)のデータ・ハイディング・サブグループ(Data Hiding SubgroupGroup:DHSG)に電子透かし技術を提案しました。CPTWGは、コンピューター、家電、映画スタジオおよび音楽著作権の各業界の 専門家により構成され、映画などのコンテンツのコピー防止策案を検討する組織です。

 電子透かし技術については、CPTWGのDHSGで討議されていました。IBMとNECは技術融合をはかり、一方日立、パイオニア、ソニーの3社も技術融合をはかってき ましたが、このたびコンピュータ業界と家電業界の広範な専門技術の融合を目指します。特に、将来の高品位テレビの規格やデジタル映画の配給、コンピュータ用高解像デジタ ル・イメージ・アプリケーションの分野においても、今回統合される技術の拡張に5社で協力していきます。

 なお、今回の合意によって開発される電子透かし技術は1998年12月にCSS(Contents Scrambling Scheme)の答申機関として設立されたWaRP(Watermark Review Panel)に評価されます。その後CSSのアドバイザリ機関である暫定CPAC(Interim Copy Protection Advisory Council)がCSSの要求に最も適合した提案として今夏までに選定する予定です。

以 上

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価格性能比が向上した「価格性能比が向上した「ThinkPad 600E」の企業向けおよび個人向け新モデルを発表」の企業向けおよび個人向け新モデルを発表[ プレス・リリース ]

1999年2月17日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は17日、携帯性と高機能を両立させたノート型PC「ThinkPad 600E」の企業向け製品5モデルと個人向け製品1モデルを発表しました。発表した6モデルは、プロセッサーやグラフィック処理能力などの機能強化とオプション製品などの 充実によって価格性能比が向上しています。

 企業向けモデルでは、最新プロセッサーを搭載するとともに、現行モデルと比較してグラフィック処理能力、ハードディスク容量などを強化しています。さらに初期導入済みの 基本ソフトにWindows 95を搭載したモデルの追加や、オプション製品を充実させることでお客様のシステム環境や拡張ニーズに幅広く対応することができます。

 また、個人向けモデルでは、最新プロセッサーを搭載したほか、現行モデルと同様にDVD−ROMドライブを標準搭載するなど、映画や音楽の鑑賞などマルチメディア用途で のすぐれた利用環境を提供しています。

 さらに、本日同時に、ThinkPadとともに使用するのに適した他社製品を認定する制度であるThinkPad Proven (シンクパッド・プルーブン)に、新しく4社19製品を追加認定したと発表しまし た。本日発表したのはキャリング・ケース、セキュリティ・ロック、ハードディスク&アップグレード・キット、DVDデコーダーなどで、これらの追加認定によって品揃えは 6社35製品となりました。

 本日発表した製品の概要は以下の通りです。

ThinkPad 600E すぐれた強度や耐久性、薄型のボディに高機能を凝縮するための実装技術、洗練されたデザインや人間工学を駆使した快適な操作性など当社の技術を結集したノート型PCで す。企業モデル、個人モデルとも高いパフォーマンスを求めるお客様を対象にした製品です。

企業向け5モデル(2645−3LJ/3KJ/4LJ/4KJ/8KJ) 新モデルでは、モバイルPentium IIプロセッサ 366MHzまたは300PE MHzを採用、標準64MBメモリー、6.4GBまたは4.0GBハードディスク、最大24倍速CD−ROMを搭載しています。

 高速モデム機能を内蔵したほか、企業での利用を前提にイーサネット・カードを標準で添付しています。基本ソフトには、Windows 98(3LJ、4LJ)を初期導入したモデルに加え、Windows 95(3KJ、4KJ)、またはWindows NT 4.0(8KJ)の初期導入モデルも用意しています。これによって、お客様のシステム 環境に合わせたモデルの選択が可能になりました。

 さらに、DVD−ROMドライブや、書き換え可能な記憶媒体で最近広く用いられているZipドライブなどの純正オプション製品を充実させることで、拡張のニーズにも幅広 く対応することができます。

個人向け1モデル(2645−5AJ) 新モデルでは、モバイルPentiumIIプロセッサ 366MHzを採用、標準64MBメモリー、6.4GBハードディスク、DVD−ROMドライブ、高速モデム機能 などを搭載しています。基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。

 個人向けモデルは企業向けモデルと比較して、マルチメディア機能が充実しています。TVとの接続が可能なTV出力ポートを装備しているので、ThinkPadと自宅の TVを接続し、高画質、高音質のDVDソフトを楽しむことができます。

ThinkPad Proven ThinkPad Provenは、1997年10月に発表したThinkPadとともに使用するのに適した他社製品を認定する制度です。これまで、キャリング・ケース やZipドライブなどがThinkPad Proven製品として、供給元企業や当社を通じて販売されておりましたが、本日あらたに4社19製品を追加認定しました。

 本日追加認定した製品は、ThinkPadの盗難を防ぐ固定用ケーブルである「セキュリティ・ロック」、昨年5月に発表したThinkPad 600の初期モデルでDVDを楽しむための「DVDデコーダー」、「ハードディスク&アップグレード・キット」などです。

 本日、これらの製品を発表したことでThinkPad Proven製品のラインアップは、6社35製品の品揃えになりましたが、当社は今後も認定製品を増やし、お客様 により多彩なオプション製品を提供していきます。

 なお、本日発表した製品の標準価格および出荷予定日は以下の通りです。

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(ThinkPad)* 2645-5AJのカッコ内の価格はのカッコ内の価格は IBM PC Direct(当社の通信販売当社の通信販売 )価格です。価格です。

製品名製品名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

ThinkPad 600E 2645-5AJ オープン(¥429,000*) 1999年3月6日

(個人向け:モバイルPentiumII 366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、2X DVD-ROM、Win98)

ThinkPad 600E 2645-3LJ ¥468,000 1999年3月8日

(企業向け:モバイルPentiumII 300PE MHz、64MB SDRAM、4.0GB HDD、24X CD-ROM、Win98)

ThinkPad 600E 2645-3KJ ¥468,000 1999年3月8日

(企業向け:モバイルPentiumII 300PE MHz、64MB SDRAM、4.0GB HDD、24X CD-ROM、Win95)

ThinkPad 600E 2645-4LJ ¥588,000 1999年3月8日

(企業向け:モバイルPentiumII 366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD-ROM、Win98)

ThinkPad 600E 2645-4KJ ¥588,000 1999年3月8日

(企業向け:モバイルPentiumII 366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD-ROM、Win95)

ThinkPad 600E 2645-8KJ ¥598,000 1999年3月8日

(企業向け:モバイルPentiumII 366MHz、64MB SDRAM、6.4GB HDD、24X CD-ROM、WinNT)

(オプション製品)オプション製品)

製品名製品名 型番型番 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

ThinkPad ウルトラ・スリム DVDドライブ 05K8890 ¥98,000 1999年4月28日

Zip 100MB ウルトラ・スリムベイ ドライブ 37L1504 ¥69,000 1999年3月 5日

ウルトラ・スリム 56W ACアダプター 02K6544 ¥12,000 1999年3月17日

10GBディスク・パック 36L9293 ¥290,000 1999年3月 5日

(ThinkPad Proven)(* Margi DVD-to-GoははThinkPad 600の従来モデルでの従来モデルでDVDドライブを使用するときに併用ドライブを使用するときに併用 )

製品名製品名 供給元供給元 標準価格標準価格 (消費税別消費税別 ) 提供開始予定日提供開始予定日

ThinkPadコミューターケース ポートジャパン ¥12,800 1999年2月17日

NoteSaverトラベルキット 理経 ¥7,400 1999年2月17日

NoteSaverオフィスキット 理経 ¥9,200 1999年2月17日

NoteSaverトラベル・オフィスキット 理経 ¥13,000 1999年2月17日

*Margi DVD-to-Go 日商エレクトロニクス ¥49,800 1999年2月17日

ハードディスク・ドライブ アップグレード・キット アスク ¥34,800 1999年2月17日

ポータブル・ハードディスク・ドライブ・ケース アスク ¥7,800 1999年2月17日

ThinkPad 360、370、750、755用3.1GB アスク ¥99,600 1999年2月17日

ThinkPad 360、370、750、755用4.1GB アスク ¥115,800 1999年2月17日

ThinkPad 360、370、750、755用5.1GB アスク ¥132,800 1999年2月17日

ThinkPad 365、365C/CS/CD/CSD/E/ED用3.1GB アスク ¥82,800 1999年2月17日

ThinkPad 365、365C/CS/CD/CSD/E/ED用4.1GB アスク ¥97,500 1999年2月17日

ThinkPad 365、365C/CS/CD/CSD/E/ED用5.1GB アスク ¥114,500 1999年2月17日

ThinkPad 365X/XD、560、560E用3.1GB アスク ¥77,700 1999年2月17日

ThinkPad 365X/XD、560、560E用4.1GB アスク ¥92,400 1999年2月17日

ThinkPad 365X/XD、560、560E用5.1G アスク ¥109,400 1999年2月17日

ThinkPad 701用3.1GB アスク ¥82,800 1999年2月17日

ThinkPad 701用4.1GB アスク ¥97,500 1999年2月17日

ThinkPad 701用5.1GB アスク ¥114,500 1999年2月17日

IBM,ThinkPad,ThinkPad ProvenはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Windows,WindowsNTは、Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

ThinkPad 600E(2645−5AJ/3LJ/3KJ/4LJ/4KJ/8KJ)

ノート型PCで最高速クラスのモバイルPentiumIIプロセッサ 366MHz(5AJ/4LJ/4KJ/8KJ)または300PE MHz(3LJ/3KJ)を採用しています。

メモリーには標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で288MBまで拡張が可能です。

アップグレード可能な6.4GBまたは4.0GBハードディスクを搭載しています。

全モデルに通信速度56Kbpsで、標準通信規格V.90対応のモデム機能を内蔵しています。企業向けのモデル(3LJ/3KJ/4LJ/4KJ/8KJ)には100Base−TXまたは10Base−T規格対応のイーサネット・アダプター・PCカードを添付しています。

大画面で見やすい13.3インチのTFT液晶ディスプレイを採用しています。また、広いパームレスト付きのフルサイズ・キーボードを採用するなどすぐれた操作環境を提供しています。

2.5MBのビデオ・メモリーを搭載し、AGP(アクセラレーテッド・グラフィック・ポート)接続の高性能ビデオチップNeoMagicMagicMedia 256AVを採用しています。解像度1,024ドット×768ドットで1,677万色表示が可能です。

個人向けモデル(5AJ)には最大2倍速DVD−ROMドライブ(CD−ROMの読み込みは最大20倍速見当)を標準で搭載しています。また、TV出力ポートも標準で装備しているので家庭のテレビに接続してDVDで高画質、高音質の映画や音楽などを楽しむことができます。企業向けモデルには、最大24倍速のCD-ROMドライブを搭載しています。

キーボード上から手を放さずにマウス操作ができる拡張版TrackPointを採用しています。これによってウィンドウ上のポインタの位置の拡大表示機能、縦・横のスクロール機能などを利用することができます。

スーパーディスク・ドライブ、DVD−ROMドライブ、Zipドライブ、セカンド・バッテリー、セカンド・ハードディスクなどのいずれかひとつを内蔵できるウルトラ・スリム ベイを採用しました。

バッテリー駆動時間は、約3.0時間を実現しました。また、セカンド・バッテリーの構成もオプションのセカンド・バッテリーで対応可能です。

基本ソフトには個人向けモデルではWindows98を初期導入しています。また、企業向けモデルでは、Windows98(3LJ/4LJ)、Windows 95(3KJ/4KJ)、またはWIndows NT 4.0(8KJ)を用意し、お客様のシステム環境によって選択ができるようになりました。

システム管理者がサーバー側からクライアントPCのソフトウェアを更新できるLCCM(LANClient Control Manager)や、遠隔地から電源操作のできるWake on LANなどのシステム管理機能を、セレクタベース・PCカード・イネーブラーなどの拡張機構を利用することによってサポートしています。また総合的なネットワーク・マネージメント機能を実現するシステム管理ソフト UMA(Universal Management Agent)を利用することが可能です。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface)2.0」やIntel社が提唱する「WfM(Wired for Management)1.1a」に準拠しています。

以 上

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デジタルデジタル・・コンテンツ用電子透かしサービスを開始コンテンツ用電子透かしサービスを開始[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年2月16日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:北城恪太郎)は16日、e-businessのインターネット/イントラネット・サービスの1メニューとして IBM All in Oneサービスに「デジタル・コンテンツ用電子透かしサービス」を追加したと発表しました。

 インターネットの発展に伴い、ネットワークでのデジタル・コンテンツの流通はますます盛んになっています。また、写真データ、画像データ等のデジタル著作物は、パソコン 等により容易に複製・編集が可能なため、再利用をしやすいという利点を持つ反面、不正使用も容易に行えるという欠点を併せ持っています。そのため、デジタル・コンテンツの 不正使用の抑制や著作権保護の必要性が増大しています。今回のサービスはこれらの目的のためにIBMのデータハイディング (電子透かし技術)を活用して電子透かしをデジタル静止画像に埋め込むサービスです。

 データハイディングは、デジタル静止画像・オーディオ・動画のデジタル著作物に対する著作権管理等のために、著作者ID/流通情報等を透かし情報として埋め込むことによ り、不正利用を防止/抑止させる技術で、日本IBMの東京基礎研究所で研究・開発を行った最新テクノロジーです。万一著作物が不正利用された場合にも、これらの透かし情報 を検出することができます。

ユーザーはこのサービスを利用することにより、デジタル著作物に対して著作者名等の著作権関連情報を不可視の形で埋め込み、著作物の不正使用の抑止に役立てることができま す。デジタル静止画像の場合には、元画像の画質をほとんど損なうことなく電子透かしを施せます。英大文字・数字等の場合には最大で21文字まで、漢字を含む場合には最大 8文字まで埋め込み可能で、回転・拡大・縮小等の組合せに対しても強い編集耐性があります。

 当サービスは、日本IBMと廣済堂印刷株式会社(社長:阿久津 勵)が協業し、廣済堂印刷から提供しているサービス(98年9月14日発表)と同じ技術を利用しています が、今回、当社がこのサービスを提供することで、お客様はデジタル時代の著作権保護・管理に関する総合的なソリューションを利用することが可能になります。例えば、コンテ ンツ・ホスティングサービスと組み合わせることで、著作権を保護しつつデジタル・コンテンツをCD−ROMやインターネット上で販売することができます。また、ウェブに載 せる写真が、他でコピーや無断転用された時に自社の写真であることを証明できるようにしたいお客様に効果を発揮します。なお、当社では今後、インターネット上の監視サービ ス、オーディオ、動画等のサービスをも含んだ総合的な 電子透かしソリューションの提供を計画しています。

 サービス形態は、お客様からご提供いただいたCD−R、MOに入ったデジタル画像に電子透かしを埋め込み、お返しします。サービス料金は1000画像ファイルごとに 37万円です。

以 上

IBM、データハイディングはIBM Corporationの商標

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NTTデータの最新データの最新ERPパッケージ「パッケージ「SCAW」生産管理システムに」生産管理システムにSCMソリューション「ソリューション「SCORPIO/PRM」を連携」を連携[ プレス・リリース ]平成11年2月15日

株式会社NTTデータ日本アイ・ビー・エム株式会社

 株式会社NTTデータ(本社:江東区豊洲3-3-3 社長:神林留雄)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:港区六本木3-2-12 社長:北城恪太郎)は、両社の持 つERP(Enterprise Resource Planning)パッケージとSCM(サプライチェーンマネジメント)ソリューションの連携を図り、一貫したERP/SCMシステム構築を実現するた めに提携しました。

 NTTデータの最新ERPパッケージ「SCAW-CIM 生産管理 Ver.3.2」と、IBMのSCMソリューション「SCORPIO/PRM」を基盤としたソリュー ションを、平成11年4月をめどに提供開始する予定です。NTTデータは日本IBMの企業ブランドとSCMソリューション提供の実績を使い、日本IBMはNTTデータの企 業ブランドと「SCAW」の国内販売実績を使い、更なる拡販への弾みとするねらいです。

 今回の提携により提供されるソリューションの最大の特徴は、限られた資源を全体最適の観点から有効に配分し、需要に対する最善の生産計画・出荷計画を立案できる点にあり ます。具体的な特長としては、複数生産拠点への生産配分等の最適な生産計画の立案や、ネックとなっている資材・能力の不足状況確認等の不足資源分析、即時納期回答等が挙げ られます。

 また、ユーザ企業は、ERPパッケージ販売とSCMソリューション提供の各分野で実績のある両社の高い技術力と手厚いサポートを受ける事ができ、具体的には導入期間の短 縮、TCO(トータルコストオブオーナーシップ)削減等のジャストサイジングなERPの導入と、最先端SCMシステムの柔軟な構築等が図れます。

 「SCAW 」は、純国産のERPパッケージとして日本独自の商慣習や生産形態等に柔軟に対応し ています。しかも開発を国内で行っていることから、外国産ERPとは異なり法制度の変革やユーザ保守対応にも即時対応が可能です。販売開始から多くの企業に導入さ れ、170社260システム(平成10年12月現在)の稼働実績を誇り、順調に実績を伸ばしています。

 一方、「SCORPIO/PRM」は、原材料調達から生産・物流・販売にいたる全ての商品供給プロセスの資材や能力等の制約条件を加味し、サプライチェーンの全体最適化 を図り、統合計画機能を実現する、IBMの持つ全世界でのSCMシステム構築経験を活用したSIサービスです。ワトソン研究所で開発され、国内でも多くの導入実績を持つ SCMエンジンであるPRMを中核として、ユーザー・インターフェースの強化と、製造業、流通業など各業種に対応したテンプレートを用意し、お客様にあわせたカスタマイズ が容易に行なえます。

 NTTデータでは、今回の提携に伴い、パートナー企業を増やすことで、従来からの販売チャネルの拡充とサポート体制の充実を図ります。SCAWの販売パートナーとして、 以下の13社と契約締結を行い、販売パートナーは全国各地で31社となりました。 (五十音順、敬称略) TDCソフトウエアエンジニアリング株式会社 株式会社エポック・ティーエスシー 新日鉄情報通信システム株式会社 住商情報システム株式会社 東京コンピュータサービス株式会社 日本アイ・ビー・エム株式会社 日本アウトソーシング株式会社 株式会社日本システムディベロップメント 日本重化学工業株式会社 日本電気情報サービス株式会社 株式会社フューチャー・マネジメント・コンサルタント マイルストーン株式会社 菱日エンジニアリング株式会社

 今回契約した13社は、システムインテグレーターやソフトハウスとして、堅実な実績を持っており、販売だけでなく開発・保守の面においても顧客企業の信頼を得ることがで きる強力なパートナーと期待しています。 今後、NTTデータでは、平成11年度夏までに、販売パートナー、開発パートナー等のパートナー企業を現在の31社から50社以上に増やし、受注拡大と顧客サポートの充 実を図ることにより、純国産のERPベンダーとして確固たる地盤を築く計画です。

●SCMセミナー開催のお知らせ 今回の提携を受けて、NTTデータと日本IBMは、合同でSCMセミナーを開催します。主に製造業の方を対象としています。日時は3/12(金)13:00からホテルニ ューオータニで行います。このセミナーに参加頂く事で、純国産ERPパッケージ「SCAW」とSCMソリューション「SCORPIO/PRM」の連携による新たなERP/ SCMソリューションの可能性を実感できます。

“SCAW”は株式会社NTTデータの登録商標です。

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*IBM*はIBM Corporationの米国およびその他の国における商標です。

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大手レコード会社と新デジタル配信システムの試験運用を発表大手レコード会社と新デジタル配信システムの試験運用を発表[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年2月9日

[米国ニューヨーク市 1999年2月8日(現地時間)発]

 大手レコード会社5社(BMG、EMI、ソニー・ミュージック、ユニバーサル・ミュージック、ワーナー・ミュージック)は8日、IBM と共同で市場初の新デジタル配信システムの試験運用を実施すると発表しました。同システムは、インターネット上でセ キュリティーを充分に確保し、消費者にCD並みの品質のアルバムをノーカットで簡便迅速に提供できるものです。

 今回の試験では、消費者が著作権を侵害することなく、これまでよりも迅速に、優れた品質の音楽を購入し、自分の家庭にダウンロードできるようになります。試験に参加する 消費者は、広帯域ケーブル・モデム配信システムを利用することで、60分のアルバムを10分以内でダウンロードできます。試験は今春から6ヶ月以上継続される予定で、期間 中に2千枚を超えるアルバムがダウンロードできるようになります。試験にはサンディエゴのケーブル加入者約千人が募集のうえ参加します。

 試験当初は、広帯域ケーブル・モデム配給に限定されますが、期間中に狭帯域電話モデム試験も実施されます。レコード会社とIBMは圧縮やネットワーク配給などのさまざま な技術的問題について試験を行うとともに、消費者からの貴重なフィードバックを得ることができます。

 今回の試験はトランザクションを許可し、処理するクリアリング・ハウス(情報交換機関)を包含したオープンなアーキテクチャーに基づいてIBMが開発した配給システムを 利用して実施されます。このシステムは極めて確度の高い著作権管理機能を提供するもので、この機能により、オンライン小売業者はクリアリング・ハウスと協力してレコード会 社の音楽をお客様に提供することができます。クリアリング・ハウスの概念は、大手銀行が金融取引が正当に認められたものであることを保証するために利用する手形交換所と類 似したものです。

 当初は、消費者はこの試験向けに設置されるオンライン店舗を通じて提供される約千枚のアルバムや市販のシングル盤から抜粋したものの中から音楽を選択することになりま す。新しいコンテンツが毎週追加され、試験が終了するまでには、2千枚から2千5百枚のアルバムが利用できるようになるものと予想されています。 音楽を選択し、クレジット・カード情報を処理すると、参加者は自分のPCに音楽をダウンロードできるようになります。ダウンロードした音楽は、この試験の複製管理基準に 適合した録音可能なデジタル媒体やデジタル装置にコピーすることができます。消費者は音楽の他に、各リリースのアートワーク(ジャケットやライナーノーツ)もダウンロード できるようになります。

 すでに報道されているように、この試験に参加する全ての企業が、最近発表された「SDMI(Secure Digital MusicInitiative)」を支持しています。SDMIは、音楽会社と技術関連企業を集めたフォーラムを創設し、デジタル・セキュリティーと相 互稼動性(Interoperability)の規格を考案することを目指すものです。今回試験はアーティストの知的所有権を保護しながら、消費者が簡便に音楽にアクセス できる方法を開発するというSDMIの目標達成を目指しています。

以上

IBMは、IBM Corporationの商標です。

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あの『鉄腕アトム』とあの『鉄腕アトム』とPCで会話ができるで会話ができる[ プレス・リリース ]

1999年2月9日

  日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は9日、人の音声に反応して、画面上のキャラクターが返事をしたりソフトウェアを起動する、パソコン用アクセサリ ー・ソフトウェア製品シリーズ(デスクトップ・キャラクター)に、株式会社手塚プロダクションの協力を得て、手塚治虫氏の代表作「鉄腕アトム」を3Dキャラクター化した新 製品『ViaVoiceアトム』を追加し、本日から全国のパソコン・ショップや量販店等で販売 を開始します。

 ViaVoice アトムは3,800円(税別)と低価格で、手軽にIBMが持つ業界最先端の音声認識技術を体験できます。音声認識機能には、自然な話し方で音声を認識 できるソフトウェア『ViaVoice98日本語版』の持つナビゲーション機能を利用しており、別途ViaVoiceを購入する必要はありません。

 同製品は、アトムがマウスの動きに合わせてパソコン画面上を動き回るソフトウェアです。80種類以上の呼びかけに反応して、アトムとの会話を楽しめることが最大の特徴で す。アトムに声をかければ、照れたりポーズを取ったりしながら返事(声の出演:清水マリ)を返してくれます。

 いくつかの返事には、アトムからの質問となっているものがあり、選択肢の中から答えるとさらにアトムがアクションと返事を返す2ステップ式の会話も楽しめます。また、ア トムによるワープロソフトやWWWブラウザーをはじめとするアプリケーション起動もでき、さらにViaVoiceと組み合わせると、アプリケーションの操作や音声による文 章入力も可能となります。

 画面に現れるアトムは、例えば以下のような呼びかけに、声とアクションで応えます。

呼びかけ アトムの返事 返事の選択 アトムの返事

アトム、好きな人いるの? はい、お茶の水博士です君にも好きな人がいるの?

いるよ なんて名前なの? どんな人?

教えない 残念だな。聞きたかったのに...

アトムが好き (照れながら)えっ、僕が好きなの。あ、ありがとう

 ViaVoice アトムは、ViaVoiceの音声認識技術を使用しているため、誰の声でも90%以上(注)の高い認識率を特徴としています。同製品 は、Windows 98/95、Windows NT 上で利用できます。

 同製品は、当社の教育用PCソフト『ファーストIBMカルロ・シリーズ』の人気キャラクター「ふしぎキャット・カルロ 」が、声に反応して画面上で挨拶したり、踊ったりする『ViaVoice CARLO』(1998年5月発売)に続く、音声認識対応のデスクトップ・キャラクターの第2弾製品です。

 また、9種類のアクションがキーボ−ド操作で可能な「デスクトップキャラクター・シリーズ 鉄腕アトム」も同時に発表しました。価格は1、200円(税別)で、本日より 販売開始します。

以 上

IBM、ViaVoice、ふしぎキャット・カルロは、IBM Corporationの商標。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。この製品に登場する「アトム」は、漫画家「手塚治虫氏」の著作物であり、この著作権は、株式会社手塚プロダクションが保有しています。(注)弊社のテスト結果に基づいた数値です。

ViaVoiceの詳細については、下記のホームページをご覧ください。http://www.ibm.com/jp/voiceland/

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AS//400e、ラインアップを一新、ラインアップを一新[ プレス・リリース ]

1999年2月9日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は9日、64ビットRISCプロセッサーを搭載した統合ビジネス・サーバー「AS/400eサーバー」のラインアップ を一新し、新シリーズの「AS/400eサーバー モデル700シリーズ」と、「モデル170」の機能拡充を発表しました。また、オペレーティング・システムの新リリース「OS/ 400 バージョン4リリース4」を発表しました。

 AS/400eは、高い信頼性や拡張性、オール・イン・ワン設計による開発や運用管理の容易性といった特長に加え、WebやJavaなどの最新技術を積極的に取り込 み、e−ビジネスの実現、ビジネス・インテリジェンス、大規模ノーツ ドミノ、ERPなどに最適なビジネス・サーバーです。

 「AS/400eサーバー モデル700シリーズ」は、お客様の要望が、これまでの受発注業務などのビジネス・アプリケーションに加え、e−ビジネスの実 現へと変化する中、オンライン処理とe−ビジネスを行う際のクライアント・サーバー処理の両方を、お客様の環境に合わせて最適に実行できるような柔軟性を提供します。ま た、これにより、コスト・パフォーマンスの向上を図っています。

 「OS/400バージョン4リリース4」は、Javaやノーツ ドミノといったe−ビジネスを実現するための先進機能を強化しています。さらに、サーバー 統合を実現するための機能として「ロジカル・パーティショニング機能 (LPAR*)」をAS/400eとして初めて採用しました。LPARは1台のAS/400eを論理的に最大12区画に分割し、独立して運用できる機能で、複数の AS/400eを1台のAS/400eに統合してTCO(システムの総費用)の最適化を目指すことができます。このような高度な機能は、これまでメインフレームで採用され ていたものです。

 今回の発表は、中堅成長企業の基幹業務や部門サーバーとしての利用や、これまでメインフレームを利用してきたお客様に対しても、十分な処理能力と最新の機能、最適な TCOを提供するものです。AS/400eは、下位モデルから最上位モデルまでの処理能力の拡張性が200倍あり、小規模なお客様からメインフレーム並みの処理能力を必要 とするお客様まで幅広く利用できます。これにより、AS/400eは、企業の情報システムを支えるビジネス・サーバーとして、お客様のニーズに応えます。

「AS/400eサーバー」のラインアップ一新●AS/400eサーバー モデル700シリーズ 「モデル740」、「730」、「720」 従来の「AS/400eサーバー」と「AS/400eシステム」を、「AS/400eサーバー モデル740」、「730」、「720」の新たな3モデルに統合しました。これにより、これまでのビジネス・アプリケーションのようなオンライン処理や、Webやノーツドミノといったe−ビジネスを実現するクライアント・サーバー処理など様々な用途をこれらの3モデルで対応します。また、最新のSMP(対称型マルチ・プロセッシング)技 術により、最上位モデルの「740」は最大12個のプロセッサーを搭載しています。

 全モデルは、新開発の64ビットRISCプロセッサー「PowerPC AS プロセッサー」 を搭載しています。「Power PC ASプロセッサー」は、処理量が増えても対話型のアプリケーションとクライアント・サーバー型のアプリケーションのそれぞれのワークロードをバランス良く提供しま す。そのため、対話型、クライアント・サーバー型それぞれのアプリケーションで、プロセッサーのパフォーマンスを最大限活用することができます。

 さらに、各モデルと新開発の「対話型カード」との組み合わせを選択することにより、対話型のアプリケーションとクライアント・サーバー型のアプリケーションを、お客様の 業務環境に合わせてバランス良く提供できます。このため、既存の適用業務アプリケーションをe−ビジネスに展開する場合、お客様のシステム投資を保護しながら、システムを 柔軟に拡張していくことができます。

●「AS/400eサーバー モデル170」のラインアップ拡充「モデル170」は、上位モデルと同じ「PowerPC ASプロセッサー」を採用し、AS/400eの高信頼性、管理の容易性、拡張性、先進機能を提供するエントリー・ モデルです。今回、エントリー・モデルとして初めて、2個のプロセッサーを使って並行処理を行うSMP技術を採用しました。モデル170は7種のプロセッサー機構があり、 最上位のプロセッサー機構の処理能力は従来と比較して約2.5倍となり、モデル170内での拡張性は20倍となります。

オペレーティング・システム「OS/400V4R4 」の機能強化●ロジカル・パーティショニング機能(LPAR:Logical PARtitioning)ロジカル・パーティショニング機能は、論理的に最大12の区画を作成することにより、1台のAS/400e上で複数のOS/400を稼動できる機能で、磁気ディスク装置や テープ装置などの入出力装置は共有できます。

 例えば、複数のAS/400eを1台または少数のAS/400eに統合してTCOの最適化を目指すお客様は、既存のアプリケーションを書き換えることなく、サーバー統合 を行い、運用管理コストの軽減を図ることができます。また、既存の基幹業務を稼働させながら新規アプリケーションの開発やテストを行うこともできます。その他、受発注業務 などの対話型アプリケー

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ションと、電子メールやデータ・ウェアハウスなどのクライアント/サーバー型のアプリケーションを1台のAS/400eで共存させたい場合にも、予 めパーティション間で処理能力を割り振っておくことにより、一方の急激な負荷増加に対して他アプリケーションが影響を受けずに済みます。

●e−ビジネス機能の強化- Java対応の強化 「OS/400」は、昨年2月に発表したV4R2よりJavaをサポートしていますが、今回、Javaによるアプリケーションの開発および実行をさらに支援するた め「EJB(エンタープライズJavaビーンズ)」をサポートします。

- Webアプリケーションを容易に構築 Webアプリケーションの基盤となる統合アプリケーション・サーバーで、Javaを基盤としたソフトウェア「WebSphereApplication Server」に対応しました。e−business構築に向け、簡単なWebアプリケーションの構築から、基幹業務との連携まで柔軟に対応でき ます。

- e−ビジネス時代の多様なデータを管理 「DB2 Universal Database 」に対応し、文字データだけでなく、画像、音声などの管理を容易に行うことができます。

- ロータス ノーツ ドミノR5に対応 最新のロータス ノーツ ドミノR5に対応します。

 AS/400eサーバーの価格(消費税抜き、OS/400を含む)と出荷開始予定日は以下のとおりです。

製品名製品名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

AS/400eサーバー モデル740 2億4,920万円より 1999年 2月26日

AS/400eサーバー モデル730 3,310万円より 1999年 2月26日

AS/400eサーバー モデル720 1,200万円より 1999年 2月26日

AS/400eサーバー モデル170 410万円より 1999年 2月26日

以上

IBMは、AS/400e、OS/400、PowerPC AS、WebSphere、DB2は、IBM Corporationの商標。Javaは、Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。Lotus NotesはLotus Notes Development Corporationの商標。他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標。

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お客様のネットワーク環境に合わせて選択できる企業向けお客様のネットワーク環境に合わせて選択できる企業向けPC[ プレス・リリース ]

1999年2月8日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は8日、企業向けデスクトップPCの普及機種である「IBM PC300GL」に、お客様のネットワーク環境にあわせて選択が可能で、現行モデルと比較してビジネス・ソフトの充実を図った2つの新モデルを発表しました。

 本日発表した「IBM PC 300GL」は、主に中小企業のお客様を対象にした機種です。LANやインターネットなどお客様のネットワーク環境にあわせて選択できるよ うに、イーサネット・カードまたはモデムを搭載した2モデルを用意しています。また、会計や文書作成といったオフィスでの用途を考慮して、両モデルに当社の企業向けPCで はじめて、Microsoft 社のワープロ、表計算ソフトを添付するなどビジネス・ソフトの 充実を図っています。

 さらに、IBM PC 300GLには、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient ControlManager )など、PCシステムの管理コストを低減できる機能が搭載され ています。このため、お客様が事業の成長などでシステムを再構築する場合でも、PCを買い替えることなく長期にわたり利用することができます。

 本日発表した製品の概要は以下の通りです。

IBM PC 300GL データ転送速度が毎秒100メガビット規格のイーサネット・カードを搭載したモデル(6277−70J)と、通信速度が毎秒56キロビット規格のモデムを搭載したモデ ル(6277−71J)を用意しました。お客様は、自社のネットワーク環境に合わせて最適なモデルを選択することができます。

 新モデルでは、Pentium IIプロセッサ400MHzを採用するとともに、標準 64MB(最大384MB)のメモリー、8.4GBハードディスクを標準搭載するなど基本性能を強化しています。また、当社の企業向けPCとしてはじめ て、Microsoft社のWord98、Excel97などを添付しています。ほかに、ジャストシステム社の音声対応日本語変換システムVoiceATOK(注)や、一本の電話回線で複数のクライアント PCが同時にインターネットを利用できるソフトを搭載しています。基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。

 さらに、IBM PC 300シリーズの特長であるシステム管理機能として、クライアントPCの使用環境を最新の内容にサーバー側から更新するLCCMなどを搭載してい ます。 なお、本日、当社の企業向けPCの上位機種である「IBM PC 300PL」に、PentiumIIプロセッサ 400MHzを搭載し、Windows 95、Windows 98、またはWindows NT を初期導入した、基本ソフトの違いによる3モデルを追加しました。また、現行のIBM PC 300PLおよび300GLの一部のモデルで最大約17%の値下げを行ないました。

 本日発表製品の価格と出荷開始予定日、および価格改定の概要は以下の通りです。

(新製品)

製品名製品名 型番型番 希望小売価格希望小売価格 (消費税別消費税別 ) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM PC 300GL 6277-70J 238,000円 1999年 2月10日

(PentiumII400MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、100Base-TXイーサネット、Win98)

IBM PC 300GL 6277-71J 238,000円 1999年 2月10日

(PentiumII400MHz、64MB SDRAM、8.4GB HDD、56Kモデ ム、Win98)

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

IBM PC 300PL 6862-C5J 328,000円 1999年 2月 8日

(PentiumII400MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、100BaseーTXイーサネ ット、Win98)

IBM PC 300PL 6862-C6J 328,000円 1999年 2月 8日

(PentiumII400MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、100BaseーTXイーサネ ット、Win95)

IBM PC 300PL 6862-C7J 348,000円 1999年 2月 8日

(PentiumII400MHz、64MB SDRAM ECC、6.4GB HDD、100BaseーTXイーサネ ット、WinNT)

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(価格改定)*新価格は本日より適用となります。また、価格はすべて消費税別です。 IBM PC 300GL(モデル6287)の価格はオープンで、新価格/旧価格ともIBM PC DIRECT(当社の通信販売)価格です。

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

IBM PC 300GL 6287-17J 138,000円 149,000円 8%

IBM PC 300GL 6287-1WJ 138,000円 149,000円 8%

IBM PC 300GL 6287-26J 148,000円 164,000円 10%

IBM PC 300GL 6287-2WJ 148,000円 164,000円 10%

IBM PC 300PL 6862-B5J 248,000円 298,000円 17%

IBM PC 300PL 6862-B2J 248,000円 298,000円 17%

IBM PC 300PL 6862-B6J 268,000円 318,000円 16%

IBM PC 300PL 6862-44J 288,000円 328,000円 13%

IBM PC 300PL 6862-B7J 288,000円 328,000円 13%

IBM PC 300PL 6862-45J 308,000円 348,000円 12%

IBM PC 300PL 6892-5AJ 398,000円 468,000円 15%

IBM PC 300PL 6892-5BJ 398,000円 468,000円 15%

IBM PC 300PL 6892-50J 418,000円 488,000円 15%

以 上

(注) 音声入力を行なう場合には、ViaVoice 98(別売)などが必要になります。IBM,LANClient Control Manager,ViaVoiceはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Pentium,LANDeskはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Microsoft,Windows,WindowsNTは、Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

IBM PC 300GL(6277−70J/71J)

システム管理者が遠隔地からクライアントPCの電源操作を行なうことのできるWake on LAN機能に対応した100Base-TXのイーサネット機能を搭載したモデル(6277-70J)と、通信速度が56Kbpsの高速モデムを搭載したモデル(6277-71J)を用意しました。

Pentium IIプロセッサ 400MHzを採用したほか、標準64MBのSDRAM(最大384MB)、Ultra−ATA仕様の8.4GBの大容量ハードディスク、最大32倍速のCD−ROMドライブを標準搭載するなど、オフィスでの利用に十分な基本仕様を採用しています。

当社の企業向けPCとしてはじめてMicrosoft社のExcel 97&Word 98&Outlook 98を同梱するとともに、ロータス社のロータス スーパー・オフィス98も同梱し、ビジネス・アプリケーション・ソフトが充実しています。

基本ソフトには、Windows 98を初期導入しています。また、日本語変換システムにはジャストシステム社の音声対応のVoiceATOK for ViaVoiceを同梱しています。

クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCM(LANClient Control Manager)をサポートしています。また、業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMA(Universal Management Agent)をサポートするとともに、UMAと連携させて利用できるシステム管理ソフトを集めたUMA Plusを同梱のCD−ROMに収録しています。

IBM PC 300PL(6862−C5J/C6J/C7J)

業界各社のシステム管理ソフトとPCの管理機能をつなぐソフトウェアであるUMAをサポートしています。また、システムの異常の発生を検知すると同時にシステム管理者に知らせることのできるAlert on LAN機能、クライアントのハードディスクに故障の危険がある時に、その内容をサーバーのハードディスクに一時的に自動バックアップするSMART Reaction機能を搭載した他、クライアントPCのソフトウェアをサーバー側から更新できるLCCMをハードウェア的にサポートしています。

プロセッサーには、PentiumIIプロセッサ400MHzを搭載しています。

標準64MB(最大384MB)のSDRAM ECCメモリーを搭載しています。

Ultra−ATA仕様の6.4GBの大容量ハードディスクおよび最大32倍速のCD−ROMドライブを標準装備しています。

Wake on LAN機能に対応した100Base-TXのイーサネット機能を搭載しています。

基本ソフトには、Windows NT4.0(C7J)、Windows95(C6J)またはWindows98(C5J)をそれぞれ初期導入しています。

オープン環境におけるネットワーク管理の業界標準規格である「DMI(Desktop Management Interface )2.0」に対応してい

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ます。

以 上

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フィリップス 高セキュリティーのスマートカードを共同開発フィリップス 高セキュリティーのスマートカードを共同開発

[ プレス・リリース (ご参考資料) ]1999年2月5日

IBMリサーチフィリップス・セミコンダクターズ

[米ニューヨーク/蘭アイントホーヘン:1999年2月4日(現地時間)発] IBMコーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク)の基礎研究部門であるIBMリサーチと、ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス(本社:オランダ・ア ムステルダム)の半導体部門フィリップス・セミコンダクターズは4日(現地時間)、最高レベルのセキュリティー機能を提供する次世代型多機能スマートカード(CPU付きの ICカード)を共同で開発していく計画を発表しました。

 共同開発を行う計画の次世代型スマートカードは、1枚のICカードで、バンキング機能や電子財布機能、医療カードや顧客管理機能など多彩なアプリケーションを利用できる マルチ・ファンクション型カードです。

 本日の発表により両社では、フィリップス・セミコンダクターズ製の「SmartXA」スマートカード・プロセッサー(MPU)をベースに、IBMリサーチが開発した高セ キュリティーのオペレーティング・システム(OS)と、マルチ・アプリケーションに対応する次世代スマートカードの標準規格「JavaCard」の仮想マシンを組み合わせ たカードの共同開発を進めていきます。また、この協業によって、欧州ITSECやCommon Criteriaなど、セキュリティー評価基準が高い団体から第三者認証を取得していく計画です。

 この共同開発により、スマートカードのアプリケーションはそれぞれ異なるプログラミング言語での書き込みが可能になり、カードの発行後にも同一カード上にロードできるよ うになります。共同開発作業では、ネイティブ・アセンブラ言語やネイティブのバイナリーコードにコンパイルされるC言語などのハイレベルな言語、また Java のようなインタープリター言語などで記述されたアプリケーションをサポートしていま す。さらに、SmartXAの強度なセキュリティー機能を利用するため、カード上のアプリケーションは、言語の種類やカード上にロードされたタイミングを問わずに、強力な セキュリティーが保証されます。

 フィリップス・セミコンダクターズのSmartXAは、内蔵する複数のアプリケーションを相互に隔離できる、スマートカード のハードウェア上のファイアウォール機能を特徴とする16ビットのCISCプロセッサーのアーキテクチャーです。従来の標準であった8ビット・アーキテクチャーのプロセッ サーと比べ、約30倍となる高速処理を行えるため、Java のようなインタプリター型言語を、 迅速かつ効率的に実行できます。また、全ての命令は、32ビット・レベルでコード化されています。

 IBMリサーチが開発する高セキュリティーのスマートカード用新OSは、ハードウェアとJavaCard仮想マシーンやアプリケーション・ソフトウェア間に、最適なリン クを提供するためのOSです。また、システム資源を管理し、各リソースから引き出したアプリケーションを分類し、安全性を確保できます。今回のフィリップスとの契約によ り、IBMリサーチでは、スマートカードのシステム・インターフェースを定義するとともに、JavaCardの仮想マシン上に、新OSと16ビットSmartXAを搭載し ていく計画です。

 本日発表する新スマートカード用OSは、1998年末に発表したIBMとGemplus社とのJavaテクノロジー・パートナーシップに基づくものです。IBMは、将来 製品に向けた評価と採用を検討するため、同OSをパートナー各社に提供していく計画です。

以 上

◆フィリップスフィリップス・・セミコンダクターズについてセミコンダクターズについて

ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスの1事業部門であるフィリップス・セミコンダクターズ(本社:オランダ、アイントホーヘン)は、業界売り上げランク世界第8位 (データクエスト1998年速報)の大手半導体サプライヤーです。ICカード関連においては、クリプト(暗号)コントローラ、非接触型スマートカード用IC、RF応用の識 別モジュール等の開発・生産に関して世界的に定評があります。またデジタル・ビデオ/オーディオ、そして携帯通信の分野に於けるフィリップス・セミコンダクターズの革新的技術力は他の追随を許しません。これらの民生、マルチメディ ア、携帯通信の各半導体市場でリーダー的地位を築いているのは、その技術力の賜物と云えます。世界の主要地域に網羅された販売拠点と、各地域のアプリケーション・ラボから は、お客様にご満足いただける万全なサービス/サポートを提供しています。

(ホームページ)日本語 http://www.philips.co.jp/semicon/英 語 http://www.semiconductors.philips. com/

◆IBMリサーチについてリサーチについて

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IBMは世界最大の情報テクノロジー企業であり、80年間にわたり、企業革新を情報テクノロジーの面から支援してきました。IBMリサーチはIBMの基礎研究部門として、 コンピューター・システム、コンピューター・アプリケーションおよびソリューション、コンピューター・セキュリティー、システム・テクノロジー、物理学、数理科学、記憶装 置、通信の分野における専門技術と先進性で世界中に知られています。IBMリサーチの研究成果についての詳しい情報はホームページ(http://www.ibm.com/research)でご覧いただけま す。

IBMは、IBM Corporationの商標。Java、JavaCardは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または 登録商標です。その他の社名、製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標。

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ドイツドイツ・・テレコム、チボリテレコム、チボリ・・システムズと重要な戦略的契約を締結システムズと重要な戦略的契約を締結[ プレス・リリース (ご参考資料) ] 1999年2月5日

 IBM コーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は 25日(現地時間)、長距離通信会社のドイツ・テレコムAGが、チボリ・システムズと長期にわたる戦略的契約を締結したことを発表しました。ドイツ・テレコム は、「Tivoli Enterprise」をベースに、巨大なパソコン・ネットワーク、ミッション・クリティカルなUNIX /NTアプリケーション・サーバー、IBMメインフレームの全域にわたって、プロセス中心のシステム管理環境を構築 し、4,580万本の電話回線の運用をサポートする予定です。

 ドイツ・テレコムAGは世界第3位の長距離通信会社で、1997年には670億ドイツマルク(390億米ドル)の収益を達成し、約20万台のPC、2,800台の UNIXサーバー、膨大な数のメインフレームによって、世界中に通信サービスを提供しています。さらに同社は今後数年間に、Windows NT サーバーを最高で2,500台設置する予定です。チボリのサポートによって構築したプロセス 中心のシステム管理環境により、ドイツ・テレコムは欧州内の事業所で使用されているクライアントとサーバー双方のプラットフォームを統合的に管理できます。

 「Tivoli Enterprise」は、ドイツ・テレコムが開発中のISインフラストラクチャーの主要コンポーネントとして、同社のもっとも重要な業務システムを管 理します。ドイツ・テレコムは年内に、UNIXサーバーによる巨大ネットワーク上で、同社が新たに開発したお客様への請求書発行システム、AWIの導入を開始する予定で す。 AWIはドイツ・テレコムの所有する電話回線4,580万本分の請求書を発行するため、サーバーの性能と可用性がきわめて重要です。「Tivoli  Enterprise」は、AWIおよびドイツ・テレコム社内にある他の400を越すアプリケーションについて、モニタリング、セキュリティ、ユーザー管理、ソフトウエア 配布、在庫調査およびその他の重要なサービスを提供します。

 今回の契約では、チボリとドイツ・テレコムの製品開発パートナーシップも締結され、これによってチボリの新製品開発と既存ソフトウエアの機能拡張の双方が実現します。さ らに両社は、既存技術をTivoli Enterprise環境へ統合することについても提携する予定です。ドイツ・テレコムはIBMメインフレーム、OS/ 390 環境にも、Candle Command Centreのようなポイント・ソリューション をすでに数多く利用していますが、「Tivoli Enterprise」を使い、こうしたソリューションをTivoli Global Enterprise  Manager(GEM)に統合し、すべてのネットワークおよびデータ・センターにおけるイベントが一つの地点から統 合して見られるようになります。

 また、ドイツ・テレコムの関連会社でITサービス事業を手がけているドイツ・テレコム・コンピューター・サービス・マネジメントGmbH(以下DeTeCSM)は、チボ リ・サービス・プロバイダーとなります。チボリは、DeTeCSMの社員120人をチボリのコンサルタントとして養成、正式認定し、DeTeCSMは「Tivoli Enterprise」のコンサルティング分野における欧州最大のプロバイダーのひとつとなります。

 これら120人のコンサルタントは、チボリ・コンサルティング・サービスと共同で、ドイツ・テレコム社内への「TivoliEnterprise」の導入およびサポート業務を担当するほか、Tivoliをベースにしたシステム管理技術をドイツ全土の他のお客様に提供していきます。

DeTeCSMの概要の概要 DeTeCSMはドイツ・テレコムAGの100%出資子会社で、データ処理センター、クライアント/サーバーおよびデスクトップ・システム、ヘルプ・デスクおよびコー ル・センター、Webサービス、事業所の通信・印刷代行業などの運営・管理をはじめとする広範なITアウトソーシング・サービスを提供しています。これらのサービスは、ド イツ・テレコムの販売チャネル経由でも提供されており、各地にある事業所とサービス・センターでは、最上のお客様サポートを保証しています。

 4,400人の社員を擁するDeTeCSMの巨大なデータ処理センターのCPU容量は、6台を合計すると2万3千MIPS、ディスク・ストレージの容量は71テラバイト です。現在は、サーバー2800台、クライアント約20万件、さらにデータベースからオフィス・オートメーションにわたる400を超すアプリケーションを管理しています。  DeTeCSMについての詳細は、DeTeCSMのホームページ(http://www.detecsm.de)でご覧いただけます。

チボリチボリ・・システムズの概要システムズの概要 チボリ・システムズ(本社・テキサス州オースチン)は、ネットワーク・システム、アプリケーション、e−commerce(電子商取引)などに向けた、オープンで拡張性 が高く、プラットフォームを問わない管理ソリューションを提供しています。世界の一流企業が、ネットワークやシステム、データベース、アプリケーションを管理する際のコス トを削減し、負荷を軽減するために、Tivoli Managementソフトウェアや互換性のある製品を使用しています。チボリの製品は、全世界を網羅する販売取扱店、およびシステム・インテグレーター、再販業 者、IBMの販売チャネルのネットワークを通じて世界各国で販売されています。チボリ・システムズについての詳細は、チボリのホームページ(http://www.tivoli.com)でご覧いただけます。

以 上

IBM、OS/390は IBM Corporationの商標。Tivoli、Tivoli Systems、Tivoli Enterprise、Tivoli Service Provider、Tivoli Consulting Service、Tivoli Global Enterprise Managerは

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Tivoli Systems Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標UNIXは X/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は それぞれ各社の商標または登録商標。

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2.2倍の処理性能向上を実現した科学技術計算向け倍の処理性能向上を実現した科学技術計算向けUNIX超並列サーバーを投入超並列サーバーを投入[ プレス・リリース ]

1999年2月4日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は4日、UNIX超並列サーバー「RS/6000 SP」の科学技術計算向けモデルとして、64ビットRISCプロセッサー「POWER3」をRS/6000 SPとして初めて搭載し、処理性能が約2.2倍向上したRS/6000 SPの新ノード「POWER3 SMPノード」を発表しました。

 RS/6000 SPは、プロセッサー・ノードを格納し、1ノードから最大512ノードまでの構成が可能な拡張性の高い製品です。新ノードは、既存の科学技術計算向けノ ードと比較して処理性能が約2.2倍で、RS/6000 SPの性能は大幅に向上します。

 流体・構造解析、計算化学・分子設計、航空機や自動車の設計などを行う科学技術計算においては、浮動小数点演算の処理性能を向上させ、さらに複雑な計算を高速に行いたい という要求があります。これらの要求に応えるため、高い処理性能を提供する科学技術計算向けモデルを発表しました。

 また、POWER3を搭載したRS/6000 SPは、米国エネルギー省のスーパーコンピューター開発計画「ASCI(アスキー)」のブルー・パシフィックというプロジ ェクトにおいて、IBM と米国ローレンス・リバモア国立研究所が共同開発し、大規模なシュミ レーションを行うシステムに採用が決定しています。当システムの性能は世界最高速の3.9TFLOPS(1秒間に3.9兆回の浮動小数点演算を実行)を達成しています。こ のように、RS/6000 SPは科学技術分野で高い処理性能を発揮しています。

 「POWER3 SMPノード」は、処理性能がLINPACK TPPで1,124MFLOPSとなり、1ノード当たりの性能は、既存の科学技術計算向けノードと比較し て、約2.2倍です。クロック周波数は200MHzです。内蔵ディスクと拡張スロットの違いによりシン・ノードとワイド・ノードがあり、シン・ノードはPCIスロットが 2、内蔵ディスクが最大36.4GB、ワイド・ノードはPCIスロットが10、内蔵ディスクが最大72.8GBです。シン・ノードからワイド・ノード、既存のノードから新 ノードへのアップグレードが可能なため、アプリケーションを変更することなくシステムを拡張できます。

 価格(消費税別)は959万3700円(シン・ノード最小構成)からで、本年2月26日から出荷を開始する予定です。 

以 上

IBM、RS/6000、SPは、IBM Corporationの商標。UNIXは X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

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個人向け低価格個人向け低価格PCの後継ファミリーを発表の後継ファミリーを発表[ プレス・リリース ]

1999年2月3日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は3日、個人向けPC「Aptiva Eシリーズ」に、当社の通信販売価格で13万円台を実現したモデルを含む低価格デスクトップ機種「Aptiva 133/143ファミリー」と、マイクロタワー型の「Aptiva243/273/573ファミリー」の計5ファミリー13モデルを発表しまし た。同時に、家庭向け専用ノート型PC「ThinkPad iSeries(アイ シリーズ)」に機能を強化した1モデルを発表し、個人向け製品のラインアップを強化しました。

 当社は、昨年10月、11月の発表で、好調な個人向け市場に対し、特に女性や10代、20代の若年層などを強く意識した、「使いやすさ」や「低価格」が特長の新製品を拡 充しましたが、本日発表した製品はその後継機種と位置づけています。

 本日の発表では、Aptivaの低価格機種に、添付ソフトウェアの違いによって11月発表製品よりも低価格のモデルを用意するとともに、15インチ液晶ディスプレイとの セット・モデルも追加しました。さらにシステム本体の縦置きができる専用スタンドを省スペースを望むお客様のリクエストにこたえて標準で添付しました。ま た、ThinkPad iシリーズでは、価格を維持しながら一部機能を強化したモデルを追加しています。

 当社は、引き続き「使いやすさ」や「コスト・パフォーマンス」にすぐれた製品を強化することで、個人のお客様のニーズに応えていきます。

 本日発表した製品の概要は以下の通りです。

Aptiva 133//143ファミリー(デスクトップ)ファミリー(デスクトップ) Aptiva Eシリーズの入門機種です。コンパクトなデスクトップ型PCで、システム本体を縦置きしたいというお客様のために専用スタンドも新たに標準装備しまし た。Aptivaシリーズのなかでも特にコスト・パフォーマンスにすぐれたファミリーで、ワープロ、表計算ソフトなど添付ソフトの違いによって133ファミリーと143フ ァミリーを用意しました。それぞれのファミリーに、15インチ・ディスプレイまたは15インチTFT液晶ディスプレイとセットした2モデルを用意しています。

 現行のAptiva D1Jと比較して、3D描画能力にすぐれた3DNow!テクノロジAMD K6−2プロセッサ333MHzを採用するとともに、ハードディスク容量を3.2GBから4.2GBに強化しています。

 なお、今回の発表製品から低価格デスクトップ・ファミリーでも小規模事業者などのSOHO(Small Office Home Office)での利用に向けて、イーサネットのネットワークをサポートしています。

Aptiva 243//273//573ファミリー(マイクロファミリー(マイクロ・・タワー)タワー) 今回の発表製品から、最上位の573ファミリーでも省スペースのマイクロ・タワー型ボディを採用しました。243/273/573のそれぞれのファミリーに、15イン チ、17インチ・ディスプレイまたは15インチTFT液晶ディスプレイとセットした3モデルを用意しています。17インチのディスプレイは今回のモデルからマイクロ・フィ ルター管を使用した製品を付属しています。

 現行機種に比較して、プロセッサーやビデオ・メモリーの容量を強化するとともに、これまで最上位ファミリーにのみ採用されていたラピッド・アクセス・キーボードをマイク ロ・タワーの全ファミリーに標準装備し、使いやすさを向上させています。ラピッド・アクセス・キーボードは、あらかじめ登録したアプリケーションをボタンを押すだけで起動 できるEZ(イージー)ボタンやCDなどの操作ボタン、省電力モードへの切り替えを行なうボタンなどの機能があります。

 また、マイクロ・タワーの全ファミリーには、Aptivaの特長である声でパソコンを操作するための音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98」や音声対応日本語変換システム「VoiceATOK for ViaVoice」を添付しています。

「Aptiva 573」ファミリー Pentium IIプロセッサ450MHz、標準128MBメモリー、大容量の 12.0GBハードディスク、4倍速DVD−ROMドライブなどを標準搭載した最上位機種です。 グラフィック・データの高速転送が可能なAGP(アクセラレーテッド・グラフィックス・ポート)用の最新ビデオ・カードを採用するとともに、ビデオ・メモリーを現行の E6Jの4MBから8MBに強化しています。

 また、左右ボタンの中央にスティックを配したスクロールポイント・マウスを標準で添付しています。このマウスは、スティックの操作によって、マウス本体を動かすことなく 表示ウィンドウの縦、横、斜めのスクロールが出来るほか、マウス・スティックを第三のボタンとして使用し、さまざまな機能を割り当てることができます。

「Aptiva 273」ファミリー 3DNow!テクノロジAMD K6−2プロセッサ400MHz、標準64MBメモリー、最大32倍速CD−ROMドライブなどを搭載しています。現行機種のE3Jと比 較して、ハードディスク容量が6.0GBから8.0GBに、ビデオ・メモリーが4MBから8MBに強化されています。

「Aptiva 243」ファミリー

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 3DNow!テクノロジAMD K6−2プロセッサ350MHz、標準64MBメモリー、最大32倍速CD−ROMドライブなどを搭載しています。 現行機種のE2Jと比較して、ビデオ・メモリーが4MBから8MBに強化されています。

ThinkPad i Series ThinkPad iシリーズは、CD−ROM、フロッピー・ディスク、ハードディスクの3ドライブを本体内に内蔵するなど、デスクトップPCと同様の機能をすべてつめ 込んだ家庭向け専用ノートPCです。あらかじめ登録することによって、特定のキーを押すだけでプログラムを起動できるショートカット・ユーティリティー機能に代表される使 いやすさを追求した機能を搭載するなど、女性や初心者を意識した製品設計が特長です。

 新モデルでは、MMX テクノロジPentiumプロセッサ300MHzを採用するととも に、最大24倍速CD−ROMドライブを搭載しています。

 13.3インチのTFT液晶ディスプレイの搭載と、広いパームレストを確保したフルサイズ・キーボードによって、長時間使用しても疲れにくい操作性を提供しています。ま た、キーボード中央に配置され、マウス同様の機能を持つスティック「TrackPoint 」 の機能拡張版を搭載しています。これによりボタンを使わずにスティックの操作だけでプログラムの選択、起動や表示画面のスクロールなどが可能となります。

 さらに、標準で搭載されている最大24倍速CD−ROM装置で音楽CDを手軽に楽しめるように、キーボードの手前に操作ボタンを設けたり、電源ボタンを押すだけでシステ ムを終了させるセーフ・オフ ユーティリティー機能を搭載しています。ソフトウェアにはViaVoice 98およびVoiceATOKをはじめMicrosoft 社のワープロ、表計算ソフトやイン ターネット、サウンド、マルチメディアなど20本以上を添付、または初期導入しています。

「「Club IBM」」180日無料メンバーシップ日無料メンバーシップ・・キャンペーンの実施キャンペーンの実施 Aptiva、ThinkPad(旧機種を含む)を本日以降にご購入いただき、そのユーザー登録を行っていただくと、当社の会員制サービス「Club IBM 」の特典を、パソコン購入日より180日間無料でご利用いただけるキャンペーンを実施 します。同キャンペーンは本年5月31日までにユーザー登録をしたお客様が対象です。(通常は年会費2,000円)

 また、購入直後のセットアップ、導入についての相談窓口である「IBM PCヘルプ・センター」のサービスを、Aptiva、ThinkPadについては、Club IBMのメニューに組み込み、ご購入日から180日の期間限定サービスとして提供することもあわせて発表しました。同サービスの利用にあたってはユーザー登録の完了が前提 となります。

 なお、本日発表製品の標準価格および出荷予定日は以下の通りです。      *カッコ内の価格は当社の通信販売であるIBM PC Direct価格(消費税別)です。

(Aptiva))

Aptiva 133ファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2156-135 オープン(¥134,000) 1999年 2月13日

   (15インチCRT、K6-2 333MHz、64MBメモリー、4.2GB HDD、32X CD-ROM)

  2156-13T オープン((¥249,000) 1998年 2月13日

   (15インチTFT、K6-2 333MHz、64MBメモリー、4.2GB HDD、32X CD-ROM)

Aptiva 143ファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2156-145 オープン((¥149,000) 1999年 2月13日

   (15インチCRT、K6-2 333MHz、64MBメモリー、4.2GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

  2156-14T オープン((¥264,000) 1999年 2月13日

   (15インチTFT、K6-2 333MHz、64MBメモリー、4.2GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

Aptiva 243ファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2158-245 オープン((¥189,000) 1999年 2月 3日

   (15インチCRT、K6-2 350MHz、64MBメモリー、6GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

  2158-247 オープン((¥214,000) 1999年 2月 3日

   (17インチCRT、K6-2 350MHz、64MBメモリー、6GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

  2158-24T オープン((¥304,000) 1999年 2月 3日

   (15インチTFT、K6-2 350MHz、64MBメモリー、6GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

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Aptiva 273ファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2158-275 オープン((¥214,000) 1999年 2月 3日

   (15インチCRT、K6-2 400MHz、64MBメモリー、8GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

  2158-277 オープン((¥239,000) 1999年 2月 3日

   (17インチCRT、K6-2 400MHz、64MBメモリー、8GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

  2158-27T オープン((¥329,000) 1999年 2月 3日

   (15インチTFT、K6-2 400MHz、64MBメモリー、8GB HDD、32X CD-ROM、Excel&Word&Outlook)

Aptiva 573ファミリーファミリー 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

  2163-575 オープン((¥324,000) 1999年 2月 3日

   (15インチCRT、PentiumII450MHz、128MBメモリー、12GB HDD、4X DVD-ROM、Excel&Word&Outlook)

  2163-577 オープン((¥349,000) 1999年 2月 3日

   (17インチCRT、PentiumII450MHz、128MBメモリー、12GB HDD、4X DVD-ROM、Excel&Word&Outlook)

  2163-57T オープン((¥439,000) 1999年 2月 3日

   (15インチTFT、PentiumII450MHz、128MBメモリー、12GB HDD、4X DVD-ROM、Excel&Word&Outlook)

(ThinkPad)

製品名製品名 型番型番 標準価格標準価格 出荷予定日出荷予定日

ThinkPad iシリーズ 2611-455 オープン((¥269,000) 1999年 2月 6日

   (13.3インチTFT、MMX Pentium 300MHz、64MBメモリー、4.3GB HDD、24X CD-ROM 、Excel&Word&Outlook)

以 上

IBM、Aptiva、ThinkPad、TrackPoint、ViaVoice、はIBM Corporationの米国およびその他の国における商標。MMX、PentiumはIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。Microsoftは、Microsoft Corporationの登録商標。PC DirectはZiff Communication Companyの商標であり、IBM Corporationがライセンスを得て使用しています。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標。

<補足資料><補足資料>本日発表製品の特長本日発表製品の特長

Aptiva Eシリーズシリーズ 133//143ファミリーファミリー

マイクロタワー・デザインの上位機種に比較して体積が約40%とコンパクトなデスクトップ型デザインを採用しています。システム本体の縦置き用スタンドを 標準で添付しており、自由なレイアウトが可能です。

ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK for ViaVoice 98」を初期導入しています。音声認識環境にないときには同社の最新の日本語変換エンジンである「ATOK12」として機能します。なお、会員制サービスであるClub IBMに加入すると「ViaVoice 98」を優待価格で購入することができます。

グラフィックス描画能力に優れた3DNow!テクノロジ AMD K6−2プロセッサ333MHzを採用しています。また、主記憶には標準64MB(最大 256MB)のSDRAMを搭載するなどコスト・パフォーマンスにすぐれた基本仕様を採用しています。

最大32倍速CD−ROMドライブとともに、ハードディスクには4.2GBを搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア用途などにも適していま す。

各ファミリーとも15インチ・ディスプレイ、15インチTFT液晶ディスプレイのいずれかを含んでいます。

最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵しているので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむこ とができます。

基本ソフトには、Windows 98を初期導入しています。また、143ファミリーには、実用ソフトとしてMicrosoft Excel97/Word 98/Outlook 98を添付しています。

Aptiva Eシリーズシリーズ 243//273//573ファミリーファミリー

全モデルに最新の音声認識ソフトウェア「ViaVoice 98」とともに、ジャストシステム社の日本語変換システム「VoiceATOK」を初期導入 し、音声によるパソコン操作の利用環境が向上しています。また声で操作できるアプリケーションやAptiva専用のユーティリティ・ソフトウェア「声でAptiva!」も 搭載されています。

上位機種の573ファミリーにはPetiumIIプロセッサ450MHzを、273および243ファミリーにはグラフィックス描画能力に優れた 3DNow!テクノロジ AMD K6−2プロセッサ400MHzまたは350MHzをそれぞれ採用しています。

573ファミリーに、4倍速のDVD−ROMドライブとともに、MPEG2ボードを必要としないソフトウェアDVDを標準搭載して

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います。273/ 243ファミリーには最大32倍速CD−ROMドライブを搭載しました。

573ファミリーのビデオ・カードには、AGPスロット用で3D画像の表示速度や画質などで高いパフォーマンスを発揮するnVIDIA Rive128ZXを採用しています。ビデオ・メモリーには標準で8MBを搭載しています。また、273/243ファミリーにはATI 3D Rage Pro Turbo(プレーナカード上に実装)を採用しています。

各ファミリーとも17インチCRT(マイクロフィルター管使用)、15インチCRT、15インチTFT液晶ディスプレイのいずれかを含んでいま す。

573ファミリーには、左右ボタンの中間にマウス・スティックを配置した「スクロールポイント・マウス」を採用しています。マウス・スティックの操作によ って、マウス本体を動かすことなく表示ウィンドウの縦、横、斜めのスクロールが出来る機能が付いたほか、マウス・スティックを第三のボタンとして使用し、さまざまな機能を 割り当てることができます。また、キーボードには取り外し可能なパームレストやボタンを押すだけであらかじめ登録したアプリケーションの起動ができるEZ(イージー)ボタ ンなどを配した「ラピッドアクセス・キーボード」を全ファミリーに採用しています。

ハードディスクには573ファミリーに12.0GB、273/243ファミリーには6.0GBを搭載し、大量のデータを扱うマルチメディア・ソフトの利用 に適しています。

最高通信速度が約56Kbpsのモデム機能(V.90/K56flexサポート)を内蔵しているので、インターネットやパソコン通信などを快適に楽しむこ とができます。

主記憶には573ファミリーに標準128MB(最大384MB)、その他のファミリーは標準64MB(最大256MB)を搭載しています。

基本ソフトにはWindows 98を初期導入しています。

ThinkPad i Series

CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、モデム、スピーカーなど必要な機能をすべて内蔵した使いやすいオールインワン設計で、家庭内で場所を 取らずに設置できます。

ViaVoice98とともに、ジャストシステム社の日本語変換システムであるVoiceATOKを初期導入しており、声による文章入力やパソコン操作を 楽しむことができます。

プロセッサーに、MMXテクノロジPentiumプロセッサ 300MHzを搭載しています。メモリーには、標準64MBのSDRAMを搭載し、最大で 256MBまで拡張が可能になっています

4.3GBの大容量ハードディスクを搭載しています。

電源ボタンを押すだけで、システムを正常に終了させる「セーフ・オフ ユーティリティー」機能、キーボードの特定のキーにあらかじめ登録しておくことによ って、簡単にプログラムを起動することのできる「ショートカット・ユーティリティー」機能を搭載するなど初心者の利用に配慮しています。

最大24倍速CD−ROMドライブ、高性能ステレオスピーカー4基を標準搭載したほか、CD再生ボタンを本体前面に設置しました。また、ビデオチップに NeoMagic社のMagicGraph 128ZV+を採用するなどマルチメディア機能が充実しています。

13.3インチのXGA TFT液晶ディスプレイを採用しました。

広いパームレストを確保したタイピングのしやすいフルサイズ・キーボードを採用しています。また、IBMが開発した、マウスと同様の機能を持つキーボード 中央に位置したスティック「TrackPoint」の機能拡張版を搭載しています。ボタンを使わずにスティックの操作だけでプログラムの選択、起動や表示画面のスクロール ができるなど、操作性が向上しています。

基本ソフトにはWindows98を初期導入しました。また、アプリケーション・ソフトウェアにはインターネット、マルチメディア、オフィス、ユーティリ ティなどの各分野のソフトが20数種類添付または初期導入されています。

「「Club IBM」」180日無料メンバーシップ日無料メンバーシップ・・キャンペーンの概要キャンペーンの概要

対象機種は本年2月3日以降に購入いただいたAptiva、ThinkPad全機種本年5月31日までにユーザー登録をする必要あり

無料メンバーシップ期間は、購入日から起算して180日間

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無料期間終了後の継続を希望する場合は、別途年会費2,000円が必要(IBM PC ヘルプセンターのサービスは購入日から180日のため、継続後は対象外)

以 上

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マニュジスティックスマニュジスティックス・・ジャパンとサプライジャパンとサプライ・・チェーンチェーン・・マネジメント分野で販売提携マネジメント分野で販売提携[ プレス・リリース ]

1999年2月1日

日本アイ・ビー・エム株式会社マニュジスティックス・ジャパン株式会社

 日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・北城恪太郎、以下日本IBM)とマニュジスティックス・ジャパン株式会社(本社・東京都渋谷区、社長・坂寄嗣 俊、以下マニュジスティックス)は1日、マニュジスティックスの統合サプライチェーン・マネジメント(SCM)ソフトウェ ア「Manugistics 5」の販売・サービス業務において、提携を進めていくことを発表 しました。

 Manugistics5は、需要予測、供給計画、製造日程計画、輸送管理といった資材調達から製造・物流・販売に至るまで、サプライチェーンの各段階における意思決定 の支援を行うプランニングシステムです。また、同製品を利用することで、一企業に限らず、多企業間にわたるサプライチェーンを見通すことができ、グローバル経営を展開する 企業のSCMに対するニーズに応えられます。お客様は、Manugistics5によりサプライチェーン全体を最適化することで、従来、販売・生産・物流の各部門で個別に 行われていた生産計画、物流計画、在庫管理等を見直し、コスト削減や利益率の向上、ひいては顧客サービスレベルの向上や競争優位性を実現することができます。プラットフォ ームとしては、IBM のUNIX サーバー RS/6000 、PCサーバー Netfinity をサポートしています。

 日本IBMではSCMへの取り組みを強化しており、今回の提携により、SCMの採用を検討しているお客様に対して、製品の販売や導入・技術支援、コンサルティングなどを 両社の密接な協業のもと提供でき、迅速かつ効果的にSCM導入によるメリットを実現できます。

 業務提携の内容は以下の通りです。

日本IBMは、パートナー契約に基づき、Manugistics5の販売活動および関連するサービスを提供する。

日本IBMは、Manugistics5の販売及びサービスを担当する組織を設置する。

マニュジスティックスは、日本IBMの営業員、コンサルタントのManugistics5に関するスキル育成、教育を支援する。

以 上

マニュジスティックス社についてマニュジスティックス社についてマニュジスティックス社(本社:米国メリーランド州ロックビル)は、世界で最大のクライアントベースを誇り、顧客を中心に据えたサプライチェーン最適化ソリューションを提 供する世界のトップ企業です。同社のソリューションは、コンパック、ハーレー・ダビッドソン、ナイキ、フリトレイ、ウォルマート、デュポン、ノーテルをはじめ全世界で 850社を超える優良企業に採用されており、原材料、部品から、製造工程を経て、製品が最終消費者の手に渡るまでの企業内外のモノの流れを最適化する支援をしています。こ の「お客様中心のサプライチェーン最適化(customer-centric supply chainoptimization)」では、導入企業がそれぞれの顧客を中心にしたサプライチェーンを形成し、最適化することを可能にしています。さら に、同社のソリューションは導入が短期間ですみ、変化にも容易に対応でき、求められる成果を迅速に実現します。

また、同社は日本市場のおけるビジネス拡大に向けて、1997年3月にマニュジスティックス・ジャパン株式会社を設立しました。以来、「Manugistics5」の日本 語版発表、大手ハードウェア/ソフトウェアベンダー、SI、コンサルティング会社とのパートナー提携、東京トレーニングセンターの開設、フリーダイヤルによるプロダクトサ ポートの開始など、販売から導入、教育、保守までの一貫したサービスを提供し、日本での積極展開を行っています。

IBM、RS/6000、NetfinityはIBMコーポレーションの登録商標UNIXは、X/Open Company Limitedがライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標

Manugistics、ロゴ及びworking as oneはManugistics, Incの登録商標です。Manugistics, Inc.に関する詳細な情報は、http://www.manugistics.comで公開しています。

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戦略ミドルウェア「戦略ミドルウェア「MQSeries」を大幅に強化」を大幅に強化[ プレス・リリース ]

1998年1月29日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は29日、e−business環境の基盤となる戦略ミドルウェア製品「MQSeries」製品群 に、IBM の大型並列サーバー「システム/390 (S/390 )」対応版を加えるとともに、拡 張性や処理能力を向上させた最新版「MQSeries V5.1」を発表しました。

 インターネット/イントラネットを活用したe−businessの拡がりに伴い、M&Aの急増、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)の構築など、マルチベンダー 環境において既存システムを新しいアプリケーションと有機的に連携させて利用する必要が高まっています。本日発表する製品群は、IBMが提唱するMQSeriesファミリ ーをベースにした『ビジネス統合』戦略を具現化するためのものです。

 MQSeriesは、メッセージ・キューイング(注1)という高い信頼性を持つ通信方式を利用して、異機種上で稼動する複数の業務システムを、通信プロトコルの違いや通 信相手先の状況等を意識することなく連携できる製品です。

本日の発表内容は、以下の3点です。1. MQSeries((OS//390版)版) V2.1メインフレーム「S/390」上で既存のアプリケーションとe−businessを結合させるためのミドルウェアです。OS/390版では、特に、複数の プロセッサー上のキュー(待ち行列)を一元管理できる「クラスタリング・サポート」機能により、負荷分散やシステムの拡張性を高めたことを特徴としていま す。

2. MQSeries Workflow((OS//390版)版) V3昨年9月に発表した、MQSeriesの柔軟な接続性と高い信頼性を基に、複数のシステムを統合・再編することで、新しいビジネス・プロセスを容易に導入 するワークフロー管理用ソフトウェアのOS/390版です。同製品を利用すれば、企業間をまたがるビジネス・プロセスを簡単に導入できるため、バリュー・チェーンや SCMなど、BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)を早期に実現させるために最適なソリューションです。

3. MQSeries V5.1UNIX (AIX 、HP−UX、Sun Solaris )および OS/2 Warp、Windows NT で稼動するMQSeriesの最新版です。各OSの最新版に対応していることに加え、あらかじめ予約しているクライアン トに対して情報を定期的に発行できる「publish/subscribe」という新機能によって、企業内の情報共有化を推進しています。また、負荷分散による拡張性の向 上、システム資源の有効活用によるパフォーマンスの向上など、機能を大幅に強化しています。さらに、キュー・サイズを2GBまで指定できるようになりまし た。

 MQSeries Workflowは、IBMも積極的に参加している「WfMC(Workflow Management Coalition)」をはじめとするワークフロー管理関係の標準化活動の方針に沿って開発したものです。ワークフロー管理ツールは、毎回業務の流 れが変わるアドホック・ワークフローを管理するツール(Lotus Notes等)と、定型化された同じ業務を繰り返すプロダクション・ワークフローを管理するツールの2種類に分類できます。同製品は、基幹業務をはじめとするプロダクショ ン・ワークフローを効率的に管理します。

 なお、MQSeries(OS/390版)とMQSeries V5.1では、それぞれ米Candle社のシステム管理ツールのお試しパッケージ「Candle Command Center AdminPac for MQSeries」(英語版)を添付しています(注2)。

本日発表した製品の価格と出荷予定時期は次のとおりです。

製 品 名製 品 名 価格(消費税別)価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

MQSeries (OS/390版)V2.1 ¥313,600より(注3) 1999年3月

MQSeries Workflow (OS/390版) V3 ¥735,800より(注3) 1999年4月

MQSeries(AIX版)V5.1 ¥713,000より 1999年6月

MQSeries(HP-UX版)V5.1 ¥713,000より 1999年6月

MQSeries(Sun Solaris版)V5.1 ¥713,000より 1999年6月

MQSeries(OS/2 Warp版)V5.1 ¥713,000より 1999年6月

MQSeries(Windows NT版)V5.1 ¥713,000より 1999年4月

以 上

メッセージ・キューイングデータ送信時に、相手側の処理の完了を待つことなく、次の処理(ジョブ)を行うためのデータ交換方法。送信側アプリケーションは、一旦「キュー」と呼ばれ る、データを一時的に保管するための待ち行列ファイルに送信データを格納するだけで、次のジョブを実行できます。キューに格納されたデータはキュー・マネージャーに管理さ れ、キュー・マネージャーは即時、または適時にデータを相手側のキューに送信します。データをキューに格納したり取り出したりする際に使用される API(Application Programing Interface)を、MQI(Message Queue Interface:MQPUT/MQGET等)と呼んでいま す。

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(注1):

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パッケージには次の3製品が含まれています。* PQEdit - MQアプリケーション開発支援ツール(フル機能版)* Candle Command Center for MQSeries - MQSeriesシステム・ネットワーク管理ツール(1ユーザー機能限定版)* Candle Command Center for MQSeries Configuration - MQSeries構成管理ツール(1ユーザー機能限定版)同パッケージ製品についてのお問い合わせ先:日本キャンドル株式会社(代表 Tel:03-5562-6991、e-mail: [email protected]

この価格は、PSLC(並列シスプレックス・ライセンス・チャージ)の月額料金で、マシンの処理能力(MSU)が最も低いMSU=1の場合の料金を最低価 格としています。

IBM、AIX、MQSeries、MQSeries Workflow、OS/2、OS/390、S/390、System/390は IBM Corporationの商標。Lotus、Notesは Lotus Development Corporationの商標。Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。Sun Solarisは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

トランザクション・システム関連情報は、http://www.ibm.com/jp/software/transaction/でご覧いただけます。

(注2):

(注3):

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幕張事業所拡張工事が完了し二期ビルが竣工幕張事業所拡張工事が完了し二期ビルが竣工[ プレス・リリース ]

1999年1月28日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)が、1997年9月に着工していた幕張事業所(千葉市美浜区中瀬一丁目1番)の拡張工事が予定通りに完成し、二期ビル が1月29日に竣工します。

 幕張事業所は、1991年6月に竣工した日本アイ・ビー・エムのソフトウェア開発部門および研修施設の拠点です。今回の拡張工事は、将来に向けたより一層の経営基盤強化 を目的として竣工したものです。

 今回竣工する幕張二期ビルは、建築面積が約1,640平方メートル、延床面積が約17,800平方メートルで、既存施設の約3分の1に相当し、地上10階、地下1階建て です。この拡張により、同事業所は既存施設と合わせ、建築面積が約9,830平方メートル、延床面積が約83,900平方メートルになります。

 幕張二期ビルは、耐震対策やセキュリティ機能、インテリジェント機能などの他、ニーズの多様化に対応するため、各デスク上に、データ通信用のモジュラー・ジャックを設置 し、社内LANやイントラネットへの接続を容易にする等の工夫がされています。

 なお、今回の拡張に伴い、2月6日から順次、本社スタッフ系部門、業務系部門、ソリューション開発部門等の約1,000人の社員が、他事業所から幕張二期ビルに入居しま す。これにより、同事業所の合計収容人数は、約2,000人になります。

以 上

ご参考資料ご参考資料

日本アイ・ビー・エム幕張事業所二期ビル概要

□所在地    :  千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目1番□敷地面積   :  31,369.03平方メートル□建築面積   :  1,636.86平方メートル(合計 9,902.74平方メートル)□延床面積   :  17,729.45平方メートル(合計83,950.26平方メートル)□構造/階数 :  鉄骨造、地上10階、地下1階、塔屋2階□入居人員   :  約1,000人(合計約2,000人)□設計監理   :  谷口建築設計研究所・日本設計 設計共同体□着  工    :  1997年9月 8日□竣  工    :  1999年1月29日

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取締役会、通常の四半期現金配当を宣言 また、普通株取締役会、通常の四半期現金配当を宣言 また、普通株1株を株を2株とする株式分割を発表株とする株式分割を発表[ プレス・リリース ]

1999年1月27日

 ニューヨーク州アーモンク、1999年1月26日...IBMの取締役会は本日、通常の四半期現金配当として1株当たり0.22ドルを1999年2月10日現在の株主に 対して、1999年3月10日に支払うことを宣言しました。取締役会はまた、授権株式数を46億8750万株に増加することを株主が承認することを条件に、普通株1株を 2株とする株式分割についても決議しました。

 現時点では、株式分割の基準日は1999年5月10日、またその後1999年5月26日をもって分割した株式の株券を交付する予定です。

 IBMはまた、次の年次株主総会を4月27日にフロリダ州マイアミ市のジェームズ・L・ナイト・センター(マイアミ・コンベンション・センター内)で開催すると発表しま した。

以 上

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「「PC西暦西暦2000年対応支援サービス」を開始年対応支援サービス」を開始[ プレス・リリース ]

1999年1月27日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は27日、全国の企業・自治体のお客様を対象に、パソコンの西暦2000年への移行が円滑に実施されるよう、対策立案 支援から移行作業支援までのさまざまなサービスを提供する「PC西暦2000年対応支援サービス」を本日より開始すると発表しました。料金はサービスの内容などに応じて個 別見積りとなります。

 同時に、当社製PCの機種、モデルごとの西暦2000年対応状況や移行方法などを紹介した専用ホームページ(http://www.ibm.com/jp/ad2000/pc/)の内容を一 新・拡充するとともに、お客様が使用しているPCを西暦2000年対応へスムーズに移行するための作業手順を紹介した「IBM PC 西暦2000年問題ロードマップ」ページ(http://www.ibm.com/jp/ad2000/pcs)も新たに本 日開設します。

 「PC西暦2000年対応支援サービス」は、お客様の責任のもとで最も経済的かつ効率的にパソコンの西暦2000年への移行を行なっていただくためのサービスです。具体 的には、お客様のPCシステム環境の西暦2000年への対応状況の調査や対応策立案の支援、移行作業の支援および新機種導入のための対応策立案や移行作業の支援などです。 これらのメニューは、お客様のご希望にあわせて組み合わせて利用いただくことができます。

 また、当社のホームページ上に新しく開設した「IBM PC 西暦2000年問題ロードマップ」のサイトでは、お客様が自社のPCを西暦2000年対応に移行するまでを 「準備」「棚卸し」「調査」「修整または交換」「テスト」の5つのステップに分けて、各ステップ毎に必要なお客様の作業内容をわかりやすく説明しています。さらにPC西暦 2000年対応専用ホームページではQ&A集などの内容を拡充しています。

 当社は、これまでお客様の西暦2000年対応を支援するために多くの施策を展開してきましたが、本年度もこれを最重要課題の一つと位置づけ、お客様における西暦 2000年への移行が円滑に実施されるために支援サービスや情報提供をさらに充実させていきます。

以 上

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企業の基幹業務システムでの利用に向けて企業の基幹業務システムでの利用に向けてNetfinityの新製品の新製品[ プレス・リリース ]

1999年1月27日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は27日、信頼性、拡張性に優れたPCサーバー「Netfinity(ネットフィニティ)」の新製品とし て、Intel Pentium II Xeon プロセッサ450MHzを搭載した最上位シリーズ「IBM Netfinity7000 M10」、ミッドレンジ・シリーズ「IBM Netfinity 5500 M10」の計2シリーズ4モデルを発表し、ラインアップを拡充しました。

 同時に、Netfinityと当社のメインフレームS/390 とをLANなどを介さずにダ イレクト・チャネル接続することで、従来に比べてデータ転送速度を向上させるオプション製品「IBM Netfinity ESCON(エスコン)アダプター」を発表しました。これによってS/390との高速・高信頼性のデータ通信を実現し、Netfinity上で、S/ 390上の膨大な量の企業データを活用したERPなど「生のデータを知識に変える」アプリケーションを実現します。

 さらに、PCサーバーとして業界初の36.4GBの大容量を実現したホットスワップ対応ハードディスク・ドライブをはじめとするNetfinityのオプション製品の発 表、および現行システム装置、オプション製品の価格改定を発表しました。オプション製品では、9.1GBのハードディスク製品を最大で32%値下げするなど、大幅な価格改 定によりハードディスクの追加・拡張が一層容易になり、大量データの取り扱いが必須の基幹システムをサポートしていきます。

<X−アーキテクチャー> IBMは、企業の基幹システムで要求される高い信頼性と広範な拡張性を、業界標準PCサーバーNetfinityで提供するために「IBM Netfinity X−アーキテクチャー」という開発方針を策定しています。X−アーキテクチャーは、これまでS/390,AS/400 およびRS/6000 などで蓄積して きたIBM独自のテクノロジーと業界標準の最新IT技術をNetfinityに統合することで、エンタープライズ・クラスのテクノロジーを優れたコスト・パフォーマンスで お客様に提供するものです。昨年9月に発表したディスク・アレイと同等の冗長性をもつ「IBM Chip−kill ECCメモリー」や、本日発表したESCONアダプターは、X−アーキテクチャーに基づく製品です。 IBMは今後も、高性能のプロセッサー、信頼性・可用性に富んだメモリーシステム、拡張性の高いI/O、先進のストレージ・ソリューション、既存システムとの相互操作 性、クラスター接続システム、優れたシステム管理機能などさまざまな革新的技術をNetfinityに活用していきます。これらの技術は、IBMの独自開発、および Intel社などと協力して現在開発を進めているものです。例えば、Intel社に対しては、Mercedを使った8プロセッサ機向けのチップセットの設計における支援な どを行なっています。

<充実したサポート体制> 当社では、Netfinityソリューションをお客様に提供するためのサポート体制の強化を図ってきました。「PC NTソリューション・モール」は、ソリューション・パートナーと協力して、システム・テスト、コンサルティング、技術支援、研修などを行っています。1999年1月現在、 登録しているソリューション・パートナーは219社、ソリューションは474製品です。また、全世界IBMで規定されている検証テストに従って動作確認を行い、ソリューシ ョンの販売や導入を確実かつ容易にする「ServerProven プログラム」にも取り組 み、関連情報をWebで公開しています。さらに、PCサーバー技術者を対象とした全世界共通の研修/認定プログラムとして「TechConnect 」があります。また、当社には、マイクロソフト社の技術認定制度であるMCPが1004人、MCSEが207人お り、お客様のシステム構築を支援する体制を整えています。

 本日発表した製品の概要は、次のとおりです。

1.Netfinityのラインアップ拡充

●Netfinity 7000 M10 クラス最高のパフォーマンスと高信頼性を実現する基幹業務アプリケーションのためのハイエンド・エンタープライズ・サーバーで、Intel Pentium II Xeonプロセッサ450MHz(2MBまたは1MB ECC L2キャッシュ付)搭載モデルを追加しました。業界標準のベンチマークであるTPC− D、SpecWeb96、SAPベンチマークで高いパフォーマンスを達成しています。また、4way SMPや64ビットのホットプラグPCIスロットをサポート、ラック・モデルでの提供などによりビジネスの成長に合わせた拡張性を実現しました。最新のシステム管理機能も 標準装備しています。今回発表したESCONアダプターをサポートしています。

●Netfinity 5500 M10 高いパフォーマンス、高信頼性、高可用性を備えた基幹業務向けのミッドレンジ・サーバーに、Intel Pentium II Xeonプロセッサ450MHz搭載モデルを追加しました。 Netfinity 5500 M10は、業界で初めて下位モデルからのステアウェイの移行パスを用意しました(Netfinity 5500からNetfinity 5500 M10へ)。また、PentiumII Xeonの4wayまで、同一筐体で拡張することを予定しています(開発意向表明)。ラック・モデルとタワー・モデルの提供によりビジネスの拡大に合わせた拡張性を実現 し、タワーモデルでは1.2TBまでのハードディスクが利用可能です。

2.Netfinityオプション製品の強化

●Netfinity ESCONアダプター Netfinity 7000 M10とS/390との間で17MB/秒のデータ転送を実現するなど高速・高信頼性のデータ通信が可能です。これ

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によりメインフレー ム、Netfinityサーバー、クライアントPCの3層クライアント/サーバー環境において、メインフレームの大量データを活用したアプリケーションを実行することがで きます。

 WindowsNT を実行しているNetfinityサーバーは、最大2枚のESCONア ダプターをサポートし、チャネル接続は、PCIバス・ベースのチャネル接続アダプターにより行なわれます。

●ハードディスク製品 業界ではじめて36.4GBの大容量を実現したハーフハイト・ハードディスクと18.2GBのスリムハイト・ハードディスクを新たにNetfinityオプション製品群 に追加しました。これらは7200回転の高速データ処理が可能なWide Ultra SCSI方式で、ホット・スワップにも対応しています。これらにより、格納可能なデータ容量を大幅に増大させ、基幹業務に欠かせない大容量ストレージ・システ ムの構築を実現します。

 また、既存のPCサーバー用の18.2GB、9.1GBおよび4.5GBのスリムハイト・ハードディスク、Netfinity EXPストレージ拡張装置用の36.4GBのハーフハイト・ハードディスクも同時に発表しました。

 なお、本日発表製品の標準価格(消費税別)、出荷開始予定日ならびに価格改定の概要は以下の通りです。

<新製品>

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

Netfinity 7000 M10 8680-4RU 3,200,000円 1999年01月27日

Netfinity 7000 M10 8680-5RU 4,200,000円 1999年01月27日

Netfinity 5500 M10 8661-31Y 1,500,000円 1999年01月29日

Netfinity 5500 M10 8661-4RY 2,200,000円 1999年02月05日

(主なオプション製品)

製品名製品名 型番型番 標準価格(消費税別)標準価格(消費税別) 出荷開始予定日出荷開始予定日

ESCONアダプター 9086001 2,400,000円 1999年 3月31日

18.2GB U/W ホットスワップ・スリム・ハードディスク(7.2Krpm)

  02K0439 560,000円 1999年03月20日

18.2GB U/W ホットスワップ・スリム・ハードディスク(7.2Krpm)

  02K0440 560,000円 1999年03月20日

36.4GB U/W ホットスワップ・ハーフ・ハードディスク(7.2Krpm)

  02K0441 1,120,000円 1999年04月20日

EXP 36.4GB U/W ホットスワップ・ハーフ・ハードディスク(7.2Krpm)

  02K0442 1,120,000円 1999年04月20日

4.5GB F/W SCSI-2 ホットスワップ・スリム・ハードディスク

  36L9802 180,000円 1999年02月25日

9.1GB F/W SCSI-2 ホットスワップ・スリム・ハードディスク

  36L9803 280,000円 1999年02月25日

<価格改定>(消費税別)

製品名製品名 型番型番 新価格新価格 旧価格旧価格 値下げ率値下げ率

Netfinity 7000 M10 8680-1RU 2,200,000円 2,500,000円 12%

Netfinity 5500 8660-51X 1,270,000円 1,500,000円 15%

Netfinity 5500 8660-5RX 1,270,000円 1,500,000円 15%

9.1GB U/W ホットスワップ・ハーフ・ハードディスク (10Krpm)

  01K8010 340,000円 500,000円 32%

9.1GB U/W ホットスワップ・スリム・ハードディスク (10Krpm)

  01K8054 420,000円 500,000円 24%

以 上

IBM、ESCON、Netfinity、S/390は、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。Intel、Pentium、Xeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。

(R)

Page 379: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

Microsoft、WindowsNTは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標。他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<補足資料><補足資料>

本日発表製品の特長本日発表製品の特長

●Netfinity 7000 M10

最新のIntel PentiumII Xeonプロセッサ 450MHzを搭載

2MB、1MB ECC L2キャッシュのモデルを提供

チップセットはIntel社の450NXを採用

高速(50ns)インターリーブのECC EDOメモリによる高速アクセスを実現

ファイバー・チャネル ストレージ・システムに対応- 100MB/sの転送速度、最長10kmの接続距離- EXP15を6台使って、2TB以上の大容量をサポート

高性能のRAIDアダプター第3世代ServeRAID−3Hに対応- 64ビットPCI,32MBキャッシュ、LVDS対応

高信頼性のIBM Chip−kill ECC メモリーをサポート

4way SMPをサポート

最大8GBのECC EDOメモリーをサポート

5つの64ビットと7つの32ビットPCIスロットを装備

ラックモデルにより大きな拡張性を提供(タワーへの変換キットもオプションで提供)

ホットプラグ・コンポーネントを満載(ハードディスク、すべてのPCIスロット、ファン、電源)

最新の「システム管理PCIアダプター」を専用スロットに標準装備- LANまたはモデムを経由しての電源コントロール- リモートPOSTを通して、遠隔地からのセットアップ/診断

事前障害分析(PFA)機能を装備(CPU、メモリー、ファン、HDD)

Light−path診断機能により障害箇所を容易に検出- システム全面パネルに故障箇所を表示し、該当コンポーネントの近くにあるLEDが点灯し、障害箇所を指摘。

PCシステム管理ソフトウェア「Netfinityマネージャー」による強力なシステム管理機能の提供

24時間365日オンサイト保証(1年間)

ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

ファースト・イーサネット/ギガビット・イーサネットをサポート

100Mbpsのハイスピード・トークンのネットワーキングをサポート

アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中)

●Netfinity 5500 M10

最新のIntel PentiumII Xeonプロセッサ 450MHzを搭載

1MB、512KBのL2キャッシュのモデルを提供

チップセットはIntel社の440GXを採用

100MHzの外部バスにより高速なメモリーアクセスを実現

最大109.2GBの内蔵ストレージ(スリム18.2GBを6個使用)

NetBAY3 1台標準装備(タワーモデル),最大3個まで増設可能- 3台のEXP15を使用することにより最大1.2TBまでストレージを拡大可能

6つのホットスワップ・ベイを装備

ファイバー・チャネル ストレージ・システムに対応

ServerRAID IIコントローラー(2チャネル)を標準装備

2way SMPをサポート

最大2GBメモリーをサポート

ECCメモリーによりメモリーエラーを自動修正

ラック・モデルとタワー・モデルで提供し、相互に型式変更可能(オプション)

重要コンポーネントがすべて”ホットスワップ”対応

Page 380: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

標準装備のシステム管理プロセッサーとの連携による先進のシステム運用管理を実現

Light−path診断機能により障害箇所を容易に検出

PCシステム管理ソフトウェア「Netfinityマネージャー」による強力なシステム管理機能の提供

24時間365日オンサイト保証(1年間)

ソフトウェアに対する電話相談、ソフトウェア修正適用作業、ハード保守(2年目以降)をパッケージした「ServiceSuite/PC」の提供(有償)

高速入出力を実現するI2Oアダプター

ファースト・イーサネット/ギガビット・イーサネットをサポート

100Mbpsのハイスピード・トークンのネットワーキングをサポート

システムとしての高可用性を実現:マイクロソフト・クラスター・サーバー対応

Windows NT 4.0、Intranet 1.0でホット・アッドPCIを実現

容易な保守を実現するメカニカルデザイン

アプリケーションの配布を可能にするNetCubeを添付(キャンペーン期間中)

以 上

Page 381: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

S//390、、2000年の準備に向け処理能力を拡張年の準備に向け処理能力を拡張[ プレス・リリース ]

1999年1月26日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は26日、西暦2000年に対応させたシステムの再構築や稼働テストの準備に向けて、業務を停止させることなく、エン タープライズ・サーバー「システム/390 (S/390)」のプロセッサーの処理能力を強化 できる「CPUアップグレード用選択機構アップグレード用選択機構」を発表しました。

 西暦2000年に対応させたシステムの再構築や稼働テストを行ったり、ネットワークを活用して企業のビジネス全体の変革を目指すe−businessの実現に向けて、プ ロセッサー(CPU)の処理能力を向上させたいという要望が高まっています。

 従来、CPUを増強するためには、システムが一定時間停止可能な日を予め計画する必要がありました。また、予測外の急激な処理量の増加によるCPUの能力不足に対して も、直ちに対応することは困難でした。

 今回の発表により、西暦2000年の準備やe−businessなどの新規業務を行うためにCPUを増強したいというお客様は、業務を停止させることなくCPUの処理能 力を拡張できます。システムの停止や再起動を行う必要がないため、既存の基幹業務に影響を与えず、設置場所で容易に拡張できます。例えば、S/390 G5サーバーのベース・モデルR16の場合、約3倍の上位モデルRD6相当に処理能力を増強することができます。

 「CPUアップグレード用選択機構」は本年7月から出荷開始予定で、選択機構による価格は従来のアップグレードと同じです。アップグレードの価格は、お客様の環境毎に個 別設定されます。また、前提となるのは昨年6月に発表したS/390G5サーバーとOS/390 V1.1以上です。

以 上

* 論理区画に、共有プロセッサーの一部を専用使用している場合は適用外です。IBM、S/390、システム/390は、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標

(R)

Page 382: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

1998年度第年度第4四半期および四半期および1998年度通期の連結決算を発表年度通期の連結決算を発表[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年1月22日

[米国ニューヨーク州アーモンク 1999年1月21日(現地時間)発]

 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション(IBM コーポレーション、 本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長)は1月21日(現地時間)、1998年度第4四半期ならびに通期の連結決算を発表しました。

 1998年度第4四半期の潜在株式調整後の普通株1株当りの利益は、前年同期の潜在株式調整後の普通株1株当り利益2.11ドルに対して2.47ドル、前年同期比で 17%増となりました。1998年度第4四半期の純利益は、前年同期の21億ドルに対して23億ドルとなりました。1998年度第4四半期の収益は、前年同期比6%(為替 変動の影響を除いた場合には5%)の増収で、過去最高となる251億ドルとなりました。

 IBMコーポレーションのガースナー会長兼CEOは、次のように語っています。「当社にとって、意義ある進展をとげた一年を締めくくるに相応しい素晴らしい四半期となり ました。お客様がe−businessやネットワーク・コンピューティングを利用する機会が増えるなかで、最も重要なサービスとソフトウェアの二つの分野で特に強みを発揮 しました。実際、現時点で売上総利益のほぼ60%がグローバル・サービスとソフトウェアからのもので、この二つの事業が大きな経常収益を生み出しています。IBMのテクノ ロジーにおける第一人者としての基盤拡大が有利に働き、当社のテクノロジーを他社に販売するOEM事業も、引き続き力強い成長を見せました」

 「当四半期は、アジアやラテンアメリカの景気低迷、メモリーチップ価格が引き続き下落傾向にあること、サーバー事業に悪影響を及ぼす価格競争の圧力や製品移行など、数々 の困難な問題を抱えながらも、当社としては利益面で素晴らしい成果を達成することができました」と、ガースナー会長は語っています。「当社の事業全般におけるポートフォリ オが、業界では並ぶもののない広範で多様なものであったからこそ、これまで安定した財務上の結果を残すことができたのです」

 今回の発表では、第4四半期の北米地域の収益は、前年同期比で8%増の113億ドルとなりました。欧州/中東/アフリカ地域の収入は13%増(為替変動の影響を除いた場 合は9%増)の87億ドルでした。アジア太平洋地域の収入は3%減(同6%減)の42億ドルでした。ラテンアメリカ地域の収入は22%減(同19%減)の9億2,900万 ドルでした。

 ハードウェア事業全体の売上高は前年同期比で2%減(為替変動の影響を除いた場合は2%減)の113億ドルとなりました。パーソナルコンピューターの収益は増加しまし た。システム/390 の出荷は、MIPS値(1秒あたり百万回の命令)では約60%増加しま した。ただし、前年に比べ価格が低下した結果、収益は落ち込みました。RS/6000 と AS/400 の収益は減少し、ストレージ製品の収益は増加しました。

 IBM全体のサービス事業収益は、前年同期比で20%増(為替変動の影響を除いた場合19%増)の71億ドルとなりました。サービス事業収益は前年同期比で10億ドルを 超える伸びとなっており、サービス事業部門は当四半期に、総額で90億ドルを超える新規のサービスを契約しています。

 ソフトウェア事業の収益は全体で、前年同期比9%増(為替変動の影響を除いた場合8%)の41億ドルとなり、特にデータベース、トランザクション処理、チボリのシステム 管理製品は好調でした。さらに、IBMは当第4四半期に、これまでで最高の500万シートを超える「ロータス・ノーツ」を出荷しています。ソフトウェア事業全体の売上総利 益率は3ポイント超の伸びを見せ75.2%となりました。

 保守事業の収益は前年同期比3%減(為替変動の影響を除いた場合には4%減)の15億ドル、レンタルと金融事業の収益は前年同期比10%増(同10%増)の11億ドルで した。

 IBM全体の売上総利益率は、前年同期の40.1%に対して、当第4四半期は39.0%でした。

 第4四半期の収益に対する総費用の比率は前年同期比で1.5ポイント改善し25.9%となりました。

 当社は当第4四半期に自社株買戻しに約16億ドルを支出しました。平均発行済み普通株式数は前年同期の9億6,480万株に対して当四半期は9億1,980万株でし た。

1998年度通期の業績年度通期の業績

 1998年12月31日を期末とする年間の純利益は63億ドルで、潜在株式調整後の1株当りの利益は過去最高の6.57ドルとなりました。これに対して、前年同期の純利 益は61億ドルで、潜在株式調整後の1株当りの利益は6.01ドルでした。1998年12月31日を期末とする1年間の収益も過去最高の817億ドルで、前年の785億ド ルに比べ4%増加しました(為替変動の影響を除いた場合には6%増)。

 1998年通年のハードウェアの収益は前年に比べ4%減(為替変動の影響を除いた場合には3%減)の347億ドルでした。サービス事業の収益は前年比21%増の234億 ドルでした(同24%の増加)。ソフトウェア事業の収益は前年比5%増(為替

(R)

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Page 383: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

変動の影響を除いた場合は8%増)の135億ドルでした。保守事業の収益は前年比7%減(同 4%減)の60億ドルでした。レンタルと金融事業の収益は前年比8%増(同10%増)の40億ドルでした。

 1998年通年の自社株買い戻し総額は69億ドルでした。1998年における平均発行済み普通株式数は9億3,450万株で、前年の平均発行済み普通株式数は9億 8,330万株でした。1998年末現在の発行済み普通株式数は9億1,590万株でした。

 IBMは営業活動により1998年に93億ドルの現金収益を上げ、1998年の年度末の現金保有高は58億ドルでした。

 顧客金融業務を除く当社の通常債務は、1997年末から1998年12月31日の期間で14億ドル減少して17億ドルとなりました。同期間中の顧客金融業務運営のための 債務は、前年末から39億ドル増加して278億ドルとなりました。

将来予測に関する記載および注意事項将来予測に関する記載および注意事項:ここに記載された歴史的情報と所見を除き、このプレス・リリースに盛り込まれた記載は、1995年の私的有価証券訴訟改革法が定義する「将来予測に関する記載」となりま す。これらの記載は、証券取引委員会に対する当社の提出書類に述べられているように、実際の結果を著しく異なったものとする可能性がある、いくつかのリスクや不確定要素な どの要因を含んでいます。

1998年第年第4四半期(四半期(10~~12月)連結決算概要月)連結決算概要

  1998年度第年度第4四半期(四半期(10~~12月)月) 対前期比増加率対前期比増加率 1997年度第年度第4四半期(四半期(10~~12月)月)

総収益総収益 251億3,100万ドル 5.9% 237億2,300万ドル

税引前利益税引前利益 33億 200万ドル 9.6% 30億1,200万ドル

純利益純利益 23億4,600万ドル 12.1% 20億9,300万ドル

普通株式普通株式1株当り純利益株当り純利益 2.55ドル 18.1% 2.16ドル

普通株式平均発行株数普通株式平均発行株数 9億1,980万株   9億6,480万株

1998年通期(年通期(1~~12月)連結決算概要月)連結決算概要

  1998年度年度 ((1~~12月)月) 対前期比増加率対前期比増加率 1997年度年度 ((1~~12月)月)

総収益総収益 816億6,700万ドル 4.0% 785億 800万ドル

税引前利益税引前利益 90億4,000万ドル 0.1% 90億2,700万ドル

純利益純利益 63億2,800万ドル 3.9% 60億9,300万ドル

普通株式普通株式1株当り純利益株当り純利益 6.75ドル 9.2% 6.18ドル

普通株式平均発行株数普通株式平均発行株数 9億3,450万株   9億8,330万株

詳細は、IBMコーポレーションのホームぺージ( http://www.ibm.com )をご覧ください。

以 上

IBM、システム/390、AS/400、RS/6000は、IBM Corporationの商標です。

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2000年問題チェックリストをインターネットで公開年問題チェックリストをインターネットで公開[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年1月22日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は22日、コンピューターの西暦2000年問題の対応が適切に行なわれているかどうかを企業が自己チェックでき るチェックリストチェックリストをインターネットのホームページで公開すると発表しました。

 西暦2000年まで1年を切った今、多くの企業は2000年対応作業の大詰め段階を迎えています。このチェックリストは、コンピューター自体の対応の点検はもとより、コ ンピューター以外の要因、つまり工場や建物のマイコン搭載機器への対応や、危機管理計画(コンティンジェンシー・プラン)の策定、さらには取引き先における対応の確認や自 社の2000年対応の広報計画まで、幅広い2000年対応が必要であることを認識していただくとともに、対応度合いが簡易にチェックできるようになっています。チェックシ ートは、経営の観点から自社の2000年対応のリスクをチェックし、リスクが高いものについては重要度に応じて適切な措置を早急に取ることでバランスの取れた2000年対 応を実施できるよう、工夫されております。

 チェックリストは次の8分野、70項目に分かれています。

1)経営トップの参画:問題の重要性に対する経営者の認識、全社的対応に責任を持つ役員の任命、など

2)2000年対応プロジェクト計画:プロジェクトの進捗度、スケジュールの実施可能度、など

3)ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションの2000年対応:導入済み製品のチェック、ベンダーへの確認、など

4)マイコン搭載機器およびパソコンの2000年対応:社内啓蒙活動の有無、代替品がない場合の対処、など

5)テスト計画:専任の担当者の有無、実環境テストの計画、など

6)2000年コンティンジェンシー・プラン:ビジネス・リスクの検討、トラブ ル回避手段の確保、など

7)2000年問題広報計画:社員の理解度、社内外への情報開示、など

8)サプライヤー管理:サプライヤー側のトラブルに対処する対応策、主要サプラ イヤーとのデータ交換テスト、など

チェックリストは企業のマネジメント・レベル自らが記入することを想定しており、総得点に応じて2000年リスク・レベルが3段階で評価されます。

このチェックリストのインターネット・アドレスはhttp://www.ibm.com/jp/ad2000/checklist.htmlで、1月25日から公開されます。

以上

Page 385: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

32ノードのノードのNetfinity 7000 M10、、WindowsNT上の上のTPC−D値で最高値を達成値で最高値を達成[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年1月18日

 IBM コーポレーション(本社:ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナ ー)は13日(現地時間)、32ノード・クラスターのインテル・ベースの「Netfinity 7000 M10」が、「DB2 ユニバーサル・データベース」との組み合わせにより、1テラ バイトあたりのTPC−D値で最高値を達成した、と発表しました。今回達成された価格性能比とパワーは、Windows NTベース・サーバーとしての業界新記録で、Windows NTのスケーラビリティーを更に拡大するものです。

 今回の記録は、IBMがお客様の要求に応じたサーバー/データベース・ソリューションに対する真の拡張性をWindows NT分野で提供できる唯一のベンダーであることを示しています。

 TPC−Dベンチマークテストの結果は次の通りです。

システム構成システム構成 パワーパワー((QppD@@1000GB)

スループットスループット(QthD

@@1000GB)

価格性能比価格性能比($/QphD@@1000GB)

出荷予定日出荷予定日

IBM Netfinity 7000M10 w/DB2

36,872 8,166.9 $352.00 1999年6月30日

ISVにメリットのあるクラスタリングにメリットのあるクラスタリング 32ノードのNetfinityクラスターは、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)の開発プログラムにおいてNetfinityシリーズの基盤となります。IBMはこ の開発プログラムを通じて、ISVやオペレーティング・システムの各ベンダーが、Netfinityプラットフォーム向けに製品を最適化できるように、テクニカル・リソースと専門知識を提供します。お客様は、テラプレックス・センターを利用することに より、クラスタリングによる大規模なエンタープライズ環境を必要とするアプリケーションの調査、測定、調整を、「現場と同じ環境」でテストすることができます。

他のハードウェア他のハードウェア・・ベンダーには類を見ないテラプレックスベンダーには類を見ないテラプレックス・・センターの可能性センターの可能性 IBMはNT上で、テラバイトのデータ処理能力を実証した、初のそして唯一の企業です。この能力は、以前はメインフレームだけが持っていたものです。また IBMは、TPC−Dベンチマークを8つのパラレル・クエリーで実行、複数のユーザーを伴うシステムをテストし、これまでになく正確に実際のユーザー環境を再現すると共 に、同時実行における新記録を達成しました。 テラプレックス・センターは、ISVをサポートし、大規模で商品価値のあるNetfinityサーバーのマルチノード・クラスター向けソフトウェアの最適化を支援しま す。

本物のパフォーマンス、真のハードウェアが身近に本物のパフォーマンス、真のハードウェアが身近に 今回のベンチマーク記録でIBMはデータベース機能の新記録を達成しただけでなく、注目すべきはこの記録が、お客様が容易に入手可能なハードウェアである、IBMの Netfinity 7000 M10サーバーとSSA(Serial Storage Aarchitecture)Diskテクノロジーによって達成されたという点です。

 TPC(Transaction Processing Performance Council)によって本年1月11日に認証されたベンチマーク記録によれば、32 ノードのNetfinity 7000 M10クラスターとDB2ユニバーサル・データベースは、1000GBあたりの TPC−D値で、あらゆるハードウェア・ベンダーとデータベース・ベンダーの中で最高の価格性能比とパフォーマンスを提供すると評価されました。 DB2ユニバーサル・データベースは、本年6月30日に出荷予定です。TPC−Dレポートの要約は、IBM Netfinityのホームページ(http://www.pc.ibm.com/us/techlink/perform.html)でご覧いただけます。

 TPC−Dは、データ・マートやデータ・ウェアハウスなどの大規模データベースに格納されている情報データをモデル化し、傾向を分析してシミュレーションします。お客様 はTPC−D値を利用することで、異なるベンダー間のビジネス・インテリジェンス・システムを相対的に比較し、製品のパフォーマンスをよりよく理解することができま す。TPC−Dベンチマークの詳細については、TPCのWebサイト(http://www.tpc.org)をご覧下さい。

以 上

IBM、Netfinity、DB2は、IBM Corporationの商標。TPC Benchmark、TPC-D、QppD、QthD、QphDは、Transaction Processing Performance Councilの商標または登録商標。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

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TM TM TM

Page 386: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

お客様のパソコンのリサイクルをお手伝いお客様のパソコンのリサイクルをお手伝い[ プレス・リリース ]

1999年1月18日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は18日、全国の企業・自治体のお客様を対象に、廃棄予定PC製品の中から再利用可能な製品・部品の選別、選別後の産 業廃棄物処理委託に関するデータの提供など様々な作業を提供するサービス「PCリサイクル支援サービス」を発表しました。当サービスの提供は本日から開始し、料金は個別見 積りとなります。

 昨年12月から廃棄物処理法が改正され、使用済みPCの廃棄処理においてもマニフェスト(産業廃棄物管理票)による処理プロセスの管理が求められるなど、環境に対する企 業の責任はますます重くなっています。当社はこれまで、再利用可能な部品の活用や新製品への再生プラスチックの使用、さらに旧型PCの有効活用を促すソフトウエア製品、ア ップグレード・サービスの提供など、長寿命化を含めたPCのライフサイクル全般における環境への負荷を軽減するための様々な取り組みを行ってきました。「PCリサイクル支 援サービス」もその活動の一環として位置づけています。

 「PCリサイクル支援サービス」の内容は、廃棄予定PCからの再利用可能製品・部品の選別・取外し、マニフェスト作成用データのお客様への提供、お客様の委託先である産 業廃棄物処理業者への情報提供などです。当サービスの対象製品は、PC製品、PCオプション、モニターやプリンターなどの関連製品です。当サービスや関連サービスを利用す ることで、お客様はPC廃棄に関わる作業負荷を軽減できます。

 当社は、お客様のPC廃棄に際して、廃棄物処理法の目指す「廃棄物の適正処理と減量化および利用率の向上」をお客様に実現いただきたいと考え、現時点での最高レベルのリ サイクル率を目標に検討してきました。その一環として、今回、「PCリサイクル支援サービス」を発表いたしました。今後とも、製品・部品のリサイクル率の向上や、PCに特 化した処理技術の蓄積・向上の観点で、リサイクル業者との技術情報交換などに努めます。

 当社では、今後の2000年問題対策による古いPCの置き換えに伴う廃棄の増加も考慮し、当サービスをはじめとするPCのリサイクルを積極的に提案していきま す。

以 上

Page 387: プレスリリース1999年12月27日 1999年12月21日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月20日 1999年12月17日 1999年12月17日 1999年12月16日 1999年12月14日

サーバー統合支援サービスを開始サーバー統合支援サービスを開始[ プレス・リリース ]

1999年1月14日

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は14日、分散しているサーバーを統合することによりTCO(システムの総費用)の適正化を推進するサービス、 「サーバー統合支援サービス」を発表しました。

 当サービスの特長は、全てのプラットフォームに対するサーバー統合や、ネットワークやストーレッジの統合も対象となることです。また、当サービスに加えて、コンサルティ ングやシステム運用・管理サービスを利用することにより、お客様はサーバー統合に向けた一貫したサービスを利用できるようになります。料金はシステム毎に算出し、本日から サービスの提供を開始します。

 TCOの適正化を図るためのひとつの手段として、サーバー統合への関心が高まっており、当社ではサーバー統合をサーバー事業の重点分野と位置付けています。これは、厳し い経済環境においてお客様がリエンジニアリングを推進していく上で、サーバー統合により、ハードウェアの総コスト、ソフトウェア料金、設置スペース、運用・管理コストの削 減などを目指すためです。また、サーバー統合に加え、ストーレッジやネットワークの統合を行うことにより、一層のコスト削減を実現できます。

 例えば、当社・野洲事業所の場合、53台のUNIXサーバー「RS/6000 」を1台の UNIX超並列サーバー「RS/6000 SP 」に統合しました。これにより、ハードウェアのコストを66%削減、ソフトウェアのコスト を29%削減、保守コストを63%削減し、全体としてTCOを49%削減しました。

 また、サーバー統合は、e−businessを実現する新しいアプリケーション構築に向けて、複数の様々なサーバーを活用しているアプリケーションの統合やデータの統合 に最適です。

 「サーバー統合支援サービス」は、システム構築支援として、新システムの導入やシステム拡張に伴う移行作業を支援します。当サービスの特長は、PCサーバ ーによるLANの統合といったサーバー統合から、S/390 による全社的なサーバー統合ま で、全てのプラットフォームに対するシステム統合を支援することです。さらに、サーバー統合を実現する際に必須となる、ネットワークやストーレッジの統合支援サービスも合 わせて提供します。また、当サービスに加えて、TCO最適化に向けたコンサルティング、システム運用・管理サービスなどを利用することにより、お客様はサーバー統合に向け た一貫したサービスを利用できるようになります。  サーバー統合支援サービスの内容は次の通りです。- S/390導入支援- AS/400 導入支援- RS/6000導入支援- PC導入支援- Lotus Domino導入支援- VSS(バーサタイル・ストーレッジ・サーバー)導入支援- ネットワーク構築支援

以 上

IBM、S/390、AS/400、RS/6000、SPは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標Lotus は Lotus Development Corporationの商標他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標

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貿易金融貿易金融EDIの実用化に向けた実施ガイドラインを策定の実用化に向けた実施ガイドラインを策定[プレス・リリース]

平成11年1月12日

三菱商事株式会社三井物産株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社日本電信電話株式会社株式会社日立製作所富士通株式会社

 三菱商事株式会社、三井物産株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本電信電話株式会社、株式会社日立製作所、富士通株式会社は、通産省平成10年度第1次補正予算 “先進的情報システム開発実証事業”の一環として、「貿易金融EDI実施ガイドライン」の策定に着手致します。

 世界的なネットワークの拡大により、様々な情報を共有・連携するための環境が整いつつあります。貿易金融取引においては、業界、国境を越えて関係する企業・組織間で、同 じ内容の情報をもとに各種書類が作成され交換が行われているなど、その効率化に向けた取り組みが緊急の課題となっています。

 かかる課題の解決に向け、関係書類の電子的な交換を実現する貿易金融EDIは、取引の活性化ならびに企業の国際調達能力向上など、貿易金融取引の効率化をもたらすものと して大きな期待が寄せられています。

 今回策定する「貿易金融EDI実施ガイドライン」には、情報の交換を安全かつ確実に行うための通信環境や法的な権利義務関係を含む運用環境等の整備に向け、貿易金融 EDI実用化に向けた法的フレームワークの提示と、相互運用性を確保するためのシステムインフラに係わるガイドラインなどが内容として盛り込まれます。

 なお、推進にあたっては電子商取引実証推進協議会(ECOM)と連携し、策定内容についてはECOMを通じて広く一般に公表することで、国際的な視点から貿易金融 EDIの実用化に供して参ります。

 今回取り纏めを行う「貿易金融EDI実施ガイドライン」の概要ならびに推進体制は以下の通りです。

1.ガイドライン概要

(1) 業務モデル要件  − 検討の対象とする業務範囲を明確化し、業務モデル要件を纏める。(2) 運用ガイドライン  − 国際貿易運用規約、関連法制度・規約に照らし合わせ、貿易金融EDIの運用に 伴ない必要となる運用ガイドライン。(3) 認証・公証ガイドライン  − 貿易金融EDIを行うために必要となる認証機能、公証機能のガイドライン。(4) 通信基盤ガイドライン  − 貿易金融実務に携わる企業間におけるEDIメッセ−ジの交換に必要な通信基盤に関するガイドライン。(5) EDIプロトコルガイドライン  − 企業間で共通に安全かつ効率的にデータを交換するためのEDIプロトコルに関するガイドライン。

2.推進体制

 プロジェクトメンバー(スティアリングコミッティ)による検討の他、貿易取引に関わる各業界からの意見を反映するため、荷主、銀行、保険、運輸の各業界別にユーザ部会を 設置し、実用化を目指したガイドラインの取り纏めを行います。

3.実施スケジュール

 平成11年3月末 「貿易金融EDI実施ガイドライン」取り纏め(予定)

4.本プロジェクト参加企業(敬称略、50音順)

〔スティアリングコミッティ〕   三菱商事株式会社(主査)   三井物産株式会社(副主査)   日本アイ・ビー・エム株式会社   日本電信電話株式会社   株式会社 日立製作所   富士通株式会社

〔各ユーザ部会〕 

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荷主: 伊藤忠商事株式会社、兼松株式会社、株式会社トーメン、     住友商事株式会社、日商岩井株式会社、丸紅株式会社、     ニチメン株式会社、三井物産株式会社、三菱商事株式会社銀行: 株式会社さくら銀行、株式会社三和銀行、株式会社住友銀行、     株式会社第一勧業銀行、株式会社東海銀行、株式会社東京三菱銀行、     株式会社富士銀行、保険: 住友海上火災保険株式会社、東京海上火災保険株式会社、     三井海上火災保険株式会社、安田火災海上保険株式会社運輸: 大阪商船三井船舶株式会社、川崎汽船株式会社、日本航空株式会社、     日本通運株式会社、日本郵船株式会社

以 上

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6年間連続して米国で最多特許を取得年間連続して米国で最多特許を取得[ プレス・リリース (ご参考資料) ]

1999年1月12日

[米国ニューヨーク州アーモンク 1月11日(現地時間)発]

 IBMコーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・V・ガースナー)は11日、1998年、米国特許商標局から2,658件の特許を取得 し、6年連続して米国で最多の特許数を取得したと発表しました。1998年に取得した特許数は、1996年に当社が記録した以前の最高件数(1,867件)を40%以上上 回っています。

 今回、2,658件の特許を取得したことでIBMは、米国特許の年間取得数が2,000を越えた初めての企業となりました。IBMが1998年に米国特許商標局から得た 特許は、1997年に取得した特許数を934件上回りました。また、2番目の企業と38%の差をつけました。

 この実績は11日、IFI/Plenum Data社によって発表されたものです。同社は、CLAIMS 特許情報データベースを編纂し、企業に付与された特許の数を毎年報告しています。

 「過去6年間の特許は、IBMの発展に直接的に貢献するとともに、お客様のe−business構築を支援しています。」技術・製造担当シニア・バイスプレジデント、ニ コラス・ドノフリオはこのように述べています。「こうした特許の対象となるテクノロジーの3分の1以上は、IBMが現在提供している製品やソリューションとして、すでに市 場に出ています。1999年にはさらに多くのものが、IBMの製品やライセンスを受けた他社の製品として、市場に出るでしょう。」

 IBMの1998年の米国特許ポートフォリオには、700を越えるソフトウェア関連の特許と、375を超えるネットワーク・コンピューティング関連の特許が含まれていま す。また、昨年発表された2つの革新的チップ・テクノロジー、シリコン・ゲルマニウムとSOI(シリコン・オン・インシュレーター)に直接関連する多数の特許も含まれてい ます。この2つのテクノロジーは、「パーベイシブ・コンピューティング」向けデバイスの新たな分野を開発していく上で、業界にとってきわめて重要となるな技術です。このデ バイスは、スマート・フォンやインターネット機器など、ハンドヘルド型の組み込み製品です。このデバイスを利用すれば、ビジネスマンや一般のユーザーは、e− businessのデータやサービスを簡単に利用できるよう になります。

 IBMは、情報技術産業分野において、最も広範な特許技術を保有しています。この技術は、ネットワーク、コンピューター・システム、超大型サーバー、半導体、マイクロプ ロセッサー、メモリー・チップ、記憶装置、ソフトウェア・アプリケーションなどあらゆる分野を網羅しています。IBMの知的所有権ポートフォリオは、年間10億ドル以上の 収益を生み出しています。

 「私たちが研究・開発に尽力した結果、IBMおよび情報技術産業全体にとって重要な新しいビジネス・チャンスが生まれたました」IBM知的所有権およびライセンス担当副 社長マーシャル・フェルプスJr.はこのように述べています。「近年の最も冒険的かつリスクの大きいプロジェクトの多くが、現在私たちのすべての分野のビジネスに多大な影 響を与えています」

 過去の企業年間米国特許取得数の記録は、1996年に1,867件の特許を取得してIBMが達成したものです。過去5年間にIBMが取得した米国特許の数は以下の通りで す。

   1993年: 1,085   1994年: 1,298   1995年: 1,383   1996年: 1,867   1997年: 1,724

 IFI/Plenum社によると、1998年にトップ10入りした他の企業は、キヤノン(1925)、NEC(1628)、モトローラ(1406)、ソニ ー(1315)、三星(1305)、富士通(1190)、東芝(1171)、イーストマン・コダック(1125)、日立(1094)となっています。(上記の総特許件数 は、IFI/Plenum Data社の算出したデータを基に、複数の企業に付与された特許を筆頭特許取得者のものとしてIBMが集計したものです。)

 1998年にIBMの発明に与えられた米国特許は、下記のとおりです。

US  5739545: 透明電極構造を持つ有機光ダイオード: 透明電極構造を持つ有機光ダイオード有機光ダイオード(OLED)は、その輝度や高解像度、エネルギー効率とコストパフォーマンスの高さなどで、ディスプレイ開発における新たな応用技術となっています。この 特許により、こうしたディスプレイのパフォーマンスを改善できます。主としてポリマーなどの有機物で構成されるOLEDは、角を曲げたり引き伸ばしたりできるため、ウェア ラブル・コンピューターから空港や駅など公共の場で使用される大画面ディスプレイまで幅広く応用できます。

US  5815573: 暗号キー: 暗号キー・・リカバリーリカバリー・・システムシステムこの特許により、IBMは、米国政府の輸出規制に従いつつ、海外のお客様に向けて強力な暗号を輸出できるようになります。強力な暗号は、e−businessのセキュリテ ィを保つには欠かせない重要なテクノロジーです。部分的にこの特許に基づいたIBMのKeyworks製品ラインのキー・リカバリー機能は、キー・リカバリー連合が提唱す る推奨技術に完全に準拠していま

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す。キー・リカバリー連合では、企業や組織が、政府の規定する要件を満たす最善のアプローチを見つけるべく協力しています。

US  5770881: 両極の過渡電流を削減する: 両極の過渡電流を削減するSOI式式FET設計設計この特許は、IBMのSOI(シリコン・オン・インシュレーター)技術の重要なコンポーネントです。これにより、サーバーやメインフレームにはより処理能力の高いマイクロ プロセッサーを、ハンドヘルド型やバッテリー駆動のパーベイシブ・コンピューティング・デバイスには省電力のチップを、それぞれ搭載できるようになります。SOIでは、チ ップ上のトランジスタの下に絶縁層を埋め込むことにより、トランジスタの電気的特性が改善されると共に、より効率的な設計が可能になります。このテクノロジーを使った製品 は、今年度後半に導入される予定です。

US  5774868:: セールスセールス・・プロモーション自動選択システムおよびその方法プロモーション自動選択システムおよびその方法このe−businessシステムでは、神経ネットワークを使って、お客様の商品購入パターンに基づき、効果的な販売促進活動の選択を手助けします。まずお客様のデータを 受け取り、それを在庫品目のデータベースや他のお客様の購入商品と照らし合わせ、お客様とお店の双方のニーズに合った最適な販売機会を提案します。

US  5818446: ディスプレイ上のデータ: ディスプレイ上のデータ・・コンテンツに基づいてユーザーコンテンツに基づいてユーザー・・インターフェースを変更するシステムインターフェースを変更するシステムこのユーザー・インターフェース・ソフトウェアでは、複数のユーザーに対して、特定の関心や必要とされる情報に基づき、ユーザーごとに異なるコンテンツを表示することが可 能です。たとえば、このシステムを使うことにより、同じ家庭向けのPC上で、子供向けにはユーザー・フレンドリーなコンテンツ、大人向けにはより洗練された情報をというよ うに、複数の異なるインターフェースをカスタマイズして使用することができます。また、このテクノロジーを別の形で応用した場合、あるデバイス(たとえばデスクトップ PC)で通常表示される情報を変換して、表示能力の劣る別のデバイス(たとえばPDA)でもアクセスできるようにすることができます。

 IBMの知的所有権ウェブ・サイト(http://www.ibm.com/patents)では、1971年以降に付与され たすべての米国特許に関する情報を公開しています。1974年以降に付与された210万の米国特許については、画像もご覧いただけます。 また当ウェブ・サイトでは、1998年10月には欧州の特許と、国際特許出願書の掲載を始めました。

(c)CLAIMSはIFI/Plenum Data社の米国特許商標局によるサービスマーク。

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1999年1月11日

e-business構築用ソフトウェア群を構築用ソフトウェア群をJava ベースに統合ベースに統合

WebSphere ファミリー日本語版ラインアップが完結ファミリー日本語版ラインアップが完結

−Webサイトの統合開発ツール『サイトの統合開発ツール『WebSphere Studio』を発表』を発表−

 日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・北城恪太郎)は11日、Webサーバー上のアプリケーションの効率的な構築・保守・管理を実現する、Javaを基盤としたソフトウ ェア製品群『IBM WebSphere(ウェブ スフィア)ファミリー』日本語版に、Webサイトの統合開発ツール『WebSphere Studio(スタジオ)』を追加し、同製品群の日本語ラインアップが完結したことを発表しました。

 WWW(World Wide Web)を活用したビジネスの広がりに伴い、より高度な機能を持ったWebアプリケーションへのニーズが高まりつつあります。 また企業の戦略的ビジネス基盤を提供するWebサイトには、流動するマーケットに柔軟に対応しうる接続性、スケーラビリティ、可搬性が不可欠です。 WebSphereファミリーは、このような時代の要求に応える、より”進化した”Webサイトの構築から運用、管理までを容易に可能にする製品群です。

 WebSphereファミリーはJavaを全面的に採用し、グローバル時代のオープン・スタンダードに完全に準拠すると同時に、開発、実行、運用といったWebサイトに 関わるあらゆる側面で必要とされる一連の製品を揃えています。同ファミリーは、以下の3製品で構成されています。1. WebSphere Application Server

1998年11月に発表。 Javaサーブレットによる高速なサーバー側でのアプリケーション処理、HTTP(Hypertext TransferProtocol)プロトコル上での対話型アプリケーション、データベース接続の高速化、JSP(JavaServer Pages )による動的Webページの提供といった高度なWebアプリケーション構築に不可欠 な機能を提供します。 また、Lotus Domino GoWebserverやフリーウェアとして実績のあるApache、マイクロソフ トのIIS(Internet Information Server)、NetscapeEnterprise Serverといった幅広いWebサーバーをサポートし、予約システムやホームバンキングなどの本格的なビジネス・アプリケーションをより容易に構築可能としま す。

2. WebSphere Studio本日発表製品。Webページやサーブレット、JavaBeans(Javaプログラムから共有利用できるソフトウエア部品)などを作成できるWebサイト の統合開発ツールです。同製品のウィザード(対話形式)機能を利用することで、Javaに不慣れな開発者でも、基幹システム上のデータベースと連携するためのサーブレット のロジックを、自動生成することができます。

3. WebSphere Perfomance Pack1998年9月に発表。Webサーバーをクラスタ構成にして、大規模に展開するためのソフトウェア製品群です。同製品を利用することで負荷分散、キャッシ ング、分散ファイル・システムなどを実現できます。当製品は1998年長野オリンピックでも採用され、ギネスブックに認定されたほど大量のオリンピック公式Webサイトへ の同時アクセス処理を記録しています。

 WebSphere Studioは、Windows 95/98、Windows NT で稼動します。また、WebSphere Application Serverは、Windows NT、AIX 、Solaris 、OS/ 390 、OS/400 など、さまざまなプラットフォームをサポートするオープンな稼働環境を特徴としています。

 将来的には、WebSphereファミリーは、Webと基幹システムを全社レベルで結合するためのパッケージ製品群『TXSeries (TXシリーズ)』や、分散オブジェクトのミドルウェア製品『Component Broker(コンポーネント・ブローカー)』、インターネット上に仮想商店や商店街を、容易に構築できるソフトウェア『Net.Commerce (ネットコマース)』といった製品を統合していく計画です。この計画により、Webベースの本格的なビジネス・トラン ザクション・システムと基幹のバックエンド・システムとの統合がWebSphereファミリーによって実現します。

本日発表の製品の価格と出荷予定時期は以下のとおりです。

製製 品品 名名 標準使用料金標準使用料金 (税別)税別) 出荷開始日出荷開始日

IBM Web Sphere Studio (CD-ROM+1サーバー・ライセンス) ¥ 79,200 1999年1月26日

IBM Web Sphere Studio (1サーバー・ライセンスのみ) ¥ 73,440 1999年1月26日

 

(IBM WebShere Application Server V1.1 ¥127,200 出荷中 )

(IBM WebShere Performance Pack V1.0 ¥1,058,000 出荷中 )

以 上

IBM、AIX、NetCommerce、OS/390、OS/400、WebSphere、TXSeriesは IBM Corporationの商標。Windows、Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標。

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Java、Solaris Operating Syatemは Sun Microsystems, Inc.の商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

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クラリオンの車載用コンピューティングシステム「クラリオンの車載用コンピューティングシステム「CLARION AutoPC」への「」への「microdrive」採用に向けクラリオンと」採用に向けクラリオンと技術協力技術協力[ プレスリリース (ご参考資料)]

1999年1月8日

 クラリオン株式会社(社長:石坪一三)では、車載用コンピューティングシステム「CLARION AutoPC 」の大容量記録用のハードディスクドライブに、IBMコーポレーション(会長:ル イス・V・ガースナー、本社:米国ニューヨーク州)が開発した「microdrive」を採用するため、日本IBMと技術協力いたします。

 「CLARION AutoPC 」は、カーオーディオ機能、コンピュータ機能、ナビゲーショ ン機能、音声認識機能、無線通信機能を搭載する世界初の車載用コンピューティングシステムで、1999年の1月より全米各地のClarion販売店で販売されています。

 「microdrive」は、IBMが本年半ばの発売を目指している世界最小・最軽量のハードディスクドライブで、340メガバイトとフロッピーディスク200倍以上の ディスク容量を提供します。

 今後、クラリオンと日本IBMでは、「CLARION AutoPC 」の大容量記録用のハー ドディスクドライブに「microdrive」を採用するため、技術協力を行う予定です。これにより、「Auto PC 」にすでに標準搭載されている「CompactFlashTypeIIスロット」で「microdrive」を使用することが可能と なります。

 「microdrive」を搭載することにより、「CLARION AutoPC 」 は「microdrive」に大容量のデータや映像の保存が可能となり、インターネットから地図データを本機にダウンロードしてナビゲーションに利用したり、ノートパソコ ンのような他の携帯端末やデジタルカメラ、PC機器間でデータ交換が可能になるなど機能性が様々に拡大します。

以上

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