36
1 レバレッジ取引の契約締結前交付書面 2020年9月1日 株式会社ビットポイントジャパン

レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

  • Upload
    others

  • View
    3

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

1

レバレッジ取引の契約締結前交付書面

2020年9月1日

株式会社ビットポイントジャパン

Page 2: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

2

目 次

レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について・・・・・・・・・・・ 3

レバレッジ取引のリスクについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

レバレッジ取引の概要と仕組みについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

レバレッジ取引の手続きについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22

当社の概要について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26

暗号資産交換取引に関する禁止行為・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28

レバレッジ取引に関する主要な用語・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33

本契約締結前交付書面は、レバレッジ取引(以下「本取引」といいます)に関するリスク

や留意点などを記載しており、金融商品取引法第37条の3の規定に基づき、本取引に係る

契約を締結しようとされるお客様に対し、あらかじめ交付するために作成されたもので

す。

本契約締結前交付書面(本取引に関するご注意や掲載された方針等を含みます。)は、本

取引に係る契約の一部を構成し、当社とお客様との間の本取引に関わる一切の関係に適用

されます。

※ 本契約締結前交付書面の内容を必ずご確認の上、万一記載内容に相違または疑義があると

きは、遅滞なく当社カスタマーセンターまでご照会ください。

Page 3: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

3

レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について

「レバレッジ取引」、すなわち、暗号資産証拠金取引(以下「本取引」といいま

す)を行うにあたっては、本契約締結前交付書面の内容を十分に理解してくださ

い。

本取引は、取引対象である暗号資産の価格変動により損失が生ずることがあり

ます。本取引は、多額の利益が得られることもある反面、多額の損失を被る危険

を伴う取引です。したがって、取引を開始する場合または継続して行う場合には、

本契約締結前交付書面のみでなく、取引の仕組みやリスクについて十分に研究

し、自己の資力、取引経験および取引目的等に照らして適切であると判断する場

合にのみ、自己の責任において行うことが肝要です。

1.お客様が行う本取引は、金融商品取引法の対象となります。

2.お客様が行う本取引は、証拠金取引であり、実際の取引についてお客様が預

託した証拠金の額に比べて大きくなり、そのため多額の利益になることも

ありますが、逆に多額の損失(お客様が預託した証拠金以上の損失)となる

可能性もあります。

3.本取引は、金融商品取引法において不招請勧誘禁止の対象となっている暗号

資産証拠金取引であるため、お客様より事前に当社への要請がない限り、訪

問および電話による勧誘はできない取引です。本取引に関して行われた勧

誘が訪問および電話による場合、お客様から当社への要請によるものであ

ることについて改めて確認を行ってください。

4.本取引は、金融商品取引法が適用される暗号資産証拠金取引です。お客様が

事前に証拠金を当社に預託した上で暗号資産の売買を行う取引であり、当

社とお客様との間で暗号資産現物の受渡しを行いません。売買の目的とな

っている銘柄(取扱暗号資産)を売戻しまたは買戻しをした際に、売買価格

Page 4: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

4

差等に相当する金銭を授受することのみにより決済する取引(差金決済取

引)です。

5.お客様が行う本取引は元本が保証されるものではありません。取引を開始し

た暗号資産の価格がお客様にとって不利な方向に変動した場合は、お客様

は損失を被る恐れがあり、かつ当該損失額はお客様が預託した証拠金の額

を上回る恐れがあります。暗号資産は本邦通貨でも外国通貨でもありませ

ん。

6.相場状況の急変により、ビッド価格とアスク価格のスプレッド幅が広がった

り、意図した取引ができなかったりする可能性があります。

7.お客様が行う本取引では、損失額が一定の水準を超える場合、当社が定めた

方法により、お客様のポジションを自動で決済するロスカット制度を設け

ています。当該制度はお客様資産の一定額を保証するものではなく、相場状

況によりお客様の損失の額がお客様の預託した証拠金の額を上回る可能性

があります。

8.お客様が行う本取引は、インターネットを利用した取引であるため、通信障

害、システム障害、異常価格の配信等により、取引不能、約定の取消または

注文価格から乖離した価格での約定となる可能性があり、その結果として

お客様が損失を被ることとなる可能性があります。

9.取引システムまたは当社およびお客様を結ぶ通信回線等が正常に作動しな

いことにより、注文の発注、執行、確認、取消等が行えない可能性がありま

す。

10.取引手数料は無料ですが、建玉管理料が発生します。

11.お客様の注文約定後に当該注文にかかる契約を解約・解除すること(クー

リングオフ)はできません。

12.当社は、お客様から預託された証拠金に、お客様の計算に属する未受渡実

現損益、未決済建玉評価損等を加減算したお客様の資産を、当社の自己の資

Page 5: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

5

金と区分して管理しています。なお、お客様から預託された証拠金には付利

されません。

13.お客様が行う本取引は、金融商品取引法に定める分別管理および金銭信託

による信託保全を行っております。金銭信託は日証金信託銀行株式会社に

委託しております。

14.当社は、お客様との取引から生じるリスクの減少を目的として、カバー取

引を外部の業者と行っております。

15.本取引はすべて相対取引であるため、当社の信用状況または当社のカバー

取引先の信用状況によっては、お客様が差し入れた証拠金額を超えて損害

を被る可能性があります。

16.当社のカバー取引先または当社がお客様の資産を預け入れる金融機関の業

務または財務の状況が悪化した場合等は、証拠金その他のお客様の資金の返

還が困難あるいは遅延することで、お客様が損失を被る恐れがあります。

17.当社のカバー先について

当社は、価格変動リスクを回避するために、当社の判断によりカバー取引を

次のカバー先と実施しています。

・クラーケン(Kraken)

商 号:Payward Pte Ltd.

暗号資産交換業(ライセンスなし)

・ビットフィネックス(Bitfinex)

商 号:iFinex, Inc.

暗号資産交換業(ライセンスなし)

・エルマックスグローバル(LMAX Global)

商 号:LMAX Broker Ltd.、 LMAX Broker Europe Ltd.、

LMAX New Zealand Limited

リクイディティプロバイダー(英国FCAによる監督)

Page 6: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

6

・コインベース(coinbase)

商 号:Coinbase, Inc.

暗号資産交換業(NY DFSのBitLicense)

・バイナンス(binance)

商 号:Binance.com

暗号資産交換業(ライセンスなし)

・ビーツーシーツージャパン(B2C2 Japan)

商号:B2C2Japan株式会社

リクイディティプロバイダー(ライセンスなし)

・リキッド(Liquid)

商号:QUOINE株式会社

暗号資産交換業

・エルマックスデジタル(LMAX Digital)

商 号:LMAX Digital Broker Limited

暗号資産交換業(英国the Gibraltar Financial Services Commissionに

よる監督)

・ビットトレックス(bittrex)

商 号:Bittrex Global GmbH

暗号資産交換業(ライセンスなし)

・オーケーイーエックス(OKEx)

商号:OKEX Technology Company Limited

暗号資産交換業(ライセンスなし)

・タイモーシャン(Tai Mo Shan)

商号:Tai Mo Shan Limited

暗号資産交換業(ライセンスなし)

Page 7: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

7

レバレッジ取引のリスクについて

本取引は、全てのお客様にとって無条件に適しているものではなく、以下に掲げるような固有リス

クが存在し、その他様々なリスクが想定されます。

お客様の知識、経験、財産の状況、および取引の目的等、様々な観点から、お客様ご自身が本取引

を開始されることが適切であるかについて十分に検討して頂きますようお願いします。

1.暗号資産の価格変動リスク

新規約定時と決済時に適用される暗号資産の価格変動により多大な損失を被る恐れがあります。

2.経済指標変動リスク

経済環境、社会情勢、金利動向、市場動向の変化、経済指標の変動により、証拠金額以上の損失

を被る可能性があります。

3.信用リスク

カバー取引先の業務や財産の状況の悪化等により、証拠金の一部または全てが返還されず、損失

を生じる可能性があります。

4.流動性リスク

暗号資産市場の流動性低下に伴い、本取引の流動性が低下することがあり、取引ができないリス

クがあります。また、相場状況やお客様の注文数量、通信環境等によって市場価格と乖離が発生

し、約定が遅くなるリスクがあります。

また、市場の流動性が乏しい等の状況により、当社が暗号資産の最新価格を参照できない場合、

取引時間内であっても当社は取引価格を表示しない場合があります。その場合、お客様は当該暗

号資産に係る注文を行うことができません。

5.取引、注文に関するリスク

成行注文または指値(逆指値)注文では、市場価格の変動により取引画面の提示価格よりもお客

様に有利な価格で取引が成立する場合もあれば、不利な価格で取引が成立する場合もありえま

す。不利な価格で取引が成立した場合は、意図せざる損失を被ることがあります。特に大きな数

量の注文の場合、不利な価格で成立する可能性が高くなるのに加えて、取引自体が不成立となる

可能性があります。

損失を限定させるための逆指値注文は、本取引の価格が一方向にかつ急激に変動する場合などに

Page 8: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

8

は、有効に機能しないことがあります。

成行注文または指値(逆指値)注文は、お客様の注文を当社システムで受け付けた順に執行しま

す。

約定価格は、原則、当社システムにて注文を受け付けた時点での、当社システムにおける配信価

格(当社がお客様向けに配信する取引価格)を以って約定します。配信価格は、その時点での市

場価格等を参照価格とし、当社が保有するポジションを勘案した上で、当社システムにて作成し

配信されます。

また、お客様が注文を行う場合、お客様の発注時に取引画面に表示されている価格と実際の約定

価格との間に価格差が生じている場合があります。当該価格差は、お客様の端末と当社システム

の間の通信および当社システムがお客様の注文を受け付けた後の約定処理に要する時間の経過に

伴い発生するものです。当該価格差は、お客様にとって有利な場合もあれば、不利な場合もあり

ます。

6.約定遅延リスク

本取引においてお客様の発注した注文が相場状況やお客様の注文数量、通信環境等によって約定

に時間がかかったり、約定不能となったりする可能性があります。

7.相対取引にかかるリスク

本取引は、当社との相対取引になります。当社がお客様に提示する本取引の価格は、当社が独自

に提示する価格です。そのため、当社が提示する価格は、同一ではなく、不利な価格で成立する

可能性もあります。また、当社の信用状況または当社のカバー取引先の信用状況によってはお客

様に損害が発生するおそれがあります。

当社が保有するポジションの状況によっては、必ずしも市場動向と同様の価格を提示しない場合

があります。

8.システム等のリスク

本取引に関連したお客様、当社、当社のカバー取引先、通信会社等におけるシステム障害または

通信回線障害等が発生した場合等には、情報配信、注文の発注・執行・訂正・取消等が遅延しま

たは不可能になる場合があり、お客様が不測の損失を被る可能性があります。

9.レバレッジ効果によるリスク

本取引は、レバレッジ効果により比較的少額の証拠金を差し入れることで、証拠金の何倍もの大

きな元本金額の取引が可能となります。そのため、少額の証拠金でもわずかな価格の変動で大き

Page 9: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

9

な利益を得ることが可能ですが、反対に、証拠金を超える大きな損失を被る可能性もあります。

10.スリッページリスク

お客様が成行注文または指値(逆指値)注文を行う際に、取引の発注時に取引画面に表示されて

いる注文価格と、実際に約定した価格との間に差が生じる場合があります。この価格差はスリッ

ページといい、お客様ご利用の端末と当社取引システムの間の通信、および相場の急変などでお

客様の注文を受け付けた後の当社取引システムにおける約定処理に時間を要することで発生し、

お客様にとって有利または不利に働く場合があります。

11.オンライン取引に関するリスク

オンライン取引ではお客様が売買注文の入力を誤った場合、意図した注文が成立しない、もしく

は意図しない注文が成立する可能性があります。また、当社またはお客様の通信機器、通信回

線、システム機器等の故障・障害等により、一時的または一定期間取引ができない、もしくは注

文が遅延する可能性があります。

オンライン取引は、電子認証に用いられるログインID、パスワード等の情報が、窃盗・盗難によ

り漏えいした場合、その情報を第三者が悪用することでお客様に何らかの損失が発生する可能性

があります。

12.ロスカット(強制決済)に伴うリスク

当社は、お客様の証拠金維持率が100%を下回った場合、お客様に事前に通知することなく、当

社の任意により、お客様のポジションの全部または一部を反対売買すること(以下「ロスカッ

ト」といいます)ができるものとします。ただし、ロスカットを発動した場合にもおいても相場

の急激な変動などにより、預託しているお客様の必要証拠金の額以上の損失が生じ、証拠金残高

が不足することがあります。

13.価格の誤表示にかかるリスク

当社のカバー取引先が当社に提示した価格に誤りがあった場合に、誤表示された価格(バグレー

ト)でお客様の注文が約定される場合があります。誤表示された価格による約定は基本的には無

効にはなりません。ただし、場合によっては、誤表示された価格による約定がカバー取引先の都

合で取消処理されることがあることを予めご了承ください。この場合、当社はお客様への通知無

しに当該約定、また当該約定により発生したポジションの約定および決済注文を取り消す場合が

あります。誤表示された価格で約定された当初の注文が指値注文または逆指値注文の場合、当該

注文は取消となる場合があります。

Page 10: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

10

また、原因の如何にかかわらず、客観的に市場実勢相場と著しく乖離した異常値や値動きによる

約定またはその影響を受けた約定が発生したと当社が判断した場合、当社はお客様への通知なし

に、当該約定、および当該約定により発生したポジションの約定および決済注文を取り消す、も

しくは約定価格を市場実勢相場に変更する場合があります。

14.法令、規則、税制等の変更に伴うリスク

将来において、本取引にかかる法令、規則、税制等が変更され、現状よりお客様にとって不利な

取扱いとなる可能性があり、また、当社が提供する本取引に関連するサービスの一部または全部

を停止する可能性があります。

以上は、レバレッジ取引に伴う典型的なリスクを説明するものであり、取引に生じる一切のリスクを

漏れなく示すものではありません。このように、レバレッジ取引は、多額の利益が得られることもあ

る反面、多額の損失を被る危険を伴う取引です。したがって、本取引を開始する場合、または継続し

て行う場合には、本契約締結前交付書面や約款だけに依拠せず、適宜、弁護士、税理士等の専門家の

助言を得る等をしながら、取引の特徴、仕組みやリスクについて十分に研究し、お客様の投資目的、

経験、知識、財産の状況等に照らして適切であると判断する場合にのみ、自己の判断と責任において

行うことが肝要です。

Page 11: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

11

レバレッジ取引の概要と仕組みについて

1.レバレッジ取引とは

レバレッジ取引とは、事前に取引金額の一部を証拠金として預託した上で差金決済による暗号資

産の売買を行う取引であり、売買の目的となっている暗号資産の売戻しまたは買戻し等をした時

に、差金の授受によって決済することができる取引をいいます。

なお、レバレッジ取引からは次の2種類の損益が生じます。

●暗号資産の売買による差損益および評価損益

●建玉管理料の支払い(下記「10. 取引にかかる費用」を参照)。

※暗号資産には、法定通貨のような金利が存在しないため、スワップポイントは発生しません。

2.取引ツールについて

レバレッジ取引の取引ツールは、当社が開発したWEB取引プラットフォームであります。お客

様は、当社のホームページからログインして利用することができます。なお、当該システムを利

用するにあたって、予め当該システムを利用する為に必要な全ての機器、回線、設備、ソフトウ

ェア等はお客様の責任において準備してください。WEB取引サイトは、パソコンやスマートフォ

ン等で取引することができます。

3.取引対象の暗号資産について

レバレッジ取引にて取引対象の暗号資産は、BTC(ビットコイン)のみとなります。

4.取引日・取引時間

当社が別途指定する特定日並びに臨時メンテナンス時間を除き、原則として、以下の時間帯に取

引が可能です。新規注文、決済注文(選択決済および一括決済)およびその他の注文(指値注文

等)は取引時間内に限り受注します。なお、特定日並びに臨時メンテナンス時間についてはウェ

ブサイト等で事前に告知します。

(1) 取引・注文可能時間

原則24時間365日

(2) 定期メンテナンス時間

毎取引日の16時00分から16時10分(10分間)

※ メンテナンス中は一切のお取引(注文、約定、注文取消/訂正)ができず、閲覧のみ可能とな

Page 12: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

12

ります。

※ 土・日・祝日に不定期のメンテナンスを行うことがあります。

※ 当社システムの機器等の瑕疵もしくは障害または補修等やむを得ない事由がある場合には、予

告なくサービスの一部または全部の提供を一時停止する事があります。

※ 当社は、法令、規則等の制定・改廃、経済情勢または暗号資産市場の状況等の変化に応じて、

取引時間を変更できるものとします。

5.取引形態

当社は、インターネットを利用したオンライン取引に特化しています。電話もしくはメール等オ

ンライン取引以外での注文は受け付けていません。

6.レバレッジコース

当社では3種類のレバレッジコース(1倍、2倍、4倍)があり、お客様は予め当社が設定したレ

バレッジコースの中から選択が可能となっております。なお、レバレッジコースの変更申請は、

当社カスタマーセンターまでお問い合わせください。

また、レバレッジコースの変更は、注文中の新規建注文、建玉残高を有している場合には行えま

せんのでご注意ください。すなわち、レバレッジコースを変更する際は、注文中の新規建注文の

取消、および建玉残高を全て決済された後に行うようにしてください。

7.取引単位

本取引は、ビットコイン0.0001単位(0.0001BTC)から取引を行うことができます。

8.取引通貨ペア

レバレッジ取引にて取引可能な通貨ペアは、BTC/JPY の1通貨ペアとなります。なお、経済情

勢、市況の変更その他の理由により、取引通貨ペアが追加・変更・廃止される場合があり、その

場合も当社ホームページ上で告知します。

9.取引価格

(1)当社がお客様に提示する取引価格は、当社のカバー先から配信された取引価格、およびカバ

ー先から配信された価格を元に、当社が保有するポジションを勘案し、計算された価格とな

ります。

(2)当社はお客様に売値(ビッド)と買値(アスク)を提示しますが、お客様はビッドの取引価

格で売り注文を、アスクの取引価格で買い注文をすることが可能です。

Page 13: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

13

(3)ビッドの取引価格とアスクの取引価格の間にはスプレッドが存在し、スプレッド分だけアス

クの取引価格はビッドの取引価格よりも高くなっています。

(4)スプレッドは流動性や市場環境の急変などにより変動する場合があります。

(5)市場の流動性が乏しい等の状況により、当社が暗号資産市場の最新の価格を参照できない場

合は、取引時間内であっても当社は取引価格を表示しない場合があります。その場合、お客

様は当該暗号資産に係る注文を行うことができません。

10.取引にかかる費用

(1)取引手数料

取引手数料は無料です。

※ 取引手数料は、変更を行う場合があります。なお、取引手数料の変更を行う場合は、お

客様へ別途通知します。

(2)建玉管理料

①日計りの場合

建玉金額の0.035%を建玉管理料として新規建時に徴収します。

②建玉持越しの場合

建玉金額の0.035%/日を建玉管理料として日々徴収します。

※建玉管理料は、変更を行う場合があります。なお、建玉管理料の変更を行う場合は、お客

様へ別途通知します。

上記ほか、ビッド価格とアスク価格のスプレッド幅が取引に係るコストとなります。

11.弁済期限

本取引では、弁済期限はありません。保有ポジションの転売もしくは買戻しによる手仕舞いを行

わない場合は、日締め処理時(毎取引日の16時00分)に、保有ポジションを自動的にロールオー

バーして翌営業日へ繰り越します。なお、ロールオーバー時には、建玉管理料をレバレッジ取引

口座から徴収します。

12.証拠金の入出金について

(1)証拠金の差入

レバレッジ取引をするためには、あらかじめレバレッジ取引口座へ証拠金現金を差入れる

必要があります(差入れた現金は、全て証拠金として扱われます)。

なお、証拠金には利息はつきません。また、レバレッジ取引口座への差入証拠金現金は円

貨のみであり、円貨以外の外貨、有価証券、暗号資産等は受け付けておりません。

Page 14: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

14

(2)証拠金現金の差入方法

お客様による証拠金現金の差入れは、総合口座の預り金へ入金後、WEB取引サイトの

「資金振替指示」の画面からお客様ご自身でレバレッジ取引口座へ振替を行ってください。

(3)証拠金等に関する用語

用語 内容

証拠金維持率 ロスカットの基準となる比率

※受入証拠金合計 ÷ 必要証拠金合計 × 100

新規建余力 新規建ての取引可能金額

※(受入証拠金合計 - 必要証拠金合計)÷ 必要証拠金率

振替余力 レバレッジ取引口座から総合口座への振替可能金額

※証拠金現金 + 決済損益 + 評価損- 必要証拠金合計

受入証拠金合計 レバレッジ取引口座の証拠金合計金額

※証拠金現金 + 決済損益 + 評価損益

必要証拠金合計 建玉維持のために必要な証拠金額合計

※買建玉必要証拠金+ 売建玉必要証拠金

※WEB取引サイトの評価損益は、建玉通貨の時価により算出しています。

(4)必要証拠金の金額

必要証拠金額は、取引総代金(建玉金額)に対する100%(レバレッジ1倍)、50%(レバ

レッジ2倍)、25%(レバレッジ4倍)の金額となります。

(5)出金手続き

当社からお客様のご登録いただいた銀行口座への出金は、総合口座の預り金からのお手続

きとなります。したがいまして、証拠金を出金される場合は、WEB取引サイトの「資金振

替指示」の画面から一旦総合口座の預り金へ振替えていただいた後、出金のお手続きを行っ

てください。

なお、出金により口座残高が減少し、必要証拠金額と近い金額となる場合等は、出金後に

ロスカットの発生する可能性が高まります。未決済のポジションを保有されている場合に

は、口座状況を十分にご注意いただいた上で出金依頼額を決めてください。出金手続き終了

後にロスカットが発生した場合、当社は一切の責任を負いません。

13.注文について

(1)注文種類

①成行注文

お客様が注文価格を指定せずに行う注文方法で、注文が当社システムに到達し、約定処理

Page 15: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

15

する時点の価格を基に約定します。成行注文は、当社システムで受け付けた時間順に処理

されます。ただし、お客様の端末と当社システムとの間の通信に要する時間および当社シ

ステムでのお客様の注文受付後の約定処理に要する時間の経過により、お客様の発注時の

画面表示価格と実際の約定価格との間に価格差(スリッページ)が発生する場合がありま

す。なお、当該価格差は、お客様にとって有利となる場合もあれば、不利となる場合もあ

ります。

②指値注文

お客様が指定した価格で買う、または指定した価格で売る注文方法です。この時、当社の

指定により、通貨ペアごとに指値注文が行えない範囲がありますので、注文画面でご確認

ください。買い指値注文は、配信されたアスク価格が指定した注文価格以下となった場合

に約定します。売り指値注文は、配信されたビッド価格が指定した注文価格以上となった

場合に約定します。

③逆指値注文

お客様が、あらかじめ執行の条件となる逆指値注文価格を指定して行う注文で、指定した

価格以上で買う、または指定した価格以下で売る注文方法であり、買い逆指値注文および

売り逆指値注文があります。お客様が指定した逆指値注文価格に達した時点で発注される

ため、お客様の指定した価格と実際の約定価格との間に価格差(スリッページ)が発生す

る場合があります。

(2)注文方法

売買注文は、インターネットを利用したオンラインによる受注とし、電話、fax、その他の

方法による受注は一切受け付けません。お客様は、当社の提供する取引プラットフォームを

使用して次の事項を入力し、その内容を確定させることにより発注することができます。

①取引を行う通貨ペア

②注文の種類(成行注文、指値注文等)

③「売り」または「買い」の別

④「新規」または「決済」の別 (注)

⑤取引数量

⑥価格(取引価格を指定するの場合のみ)

⑦上記のほか、当社の定める事項

(注)決済方式の指定について

当社は、決済取引を行うにあたって、「指定落ち」、「FIFO」、「LIFO」の3つの建玉決

済方式を提供しており、予めご設定いただきます。当初は「指定落ち」を初期の選択

としています。

Page 16: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

16

〔指定落ち〕

「指定落ち」を選択されている場合は、保有建玉を決済する際に、決済を希望す

る建玉およびその数量をご選択いただくことで決済取引を行います。

〔FIFO〕

「FIFO」を選択されている場合は、決済取引に関して決済建玉を指定することな

く、自動的に約定日時の古い建玉から順に決済が行われます。注文入力時は、「新

規・決済」の区分を入力することなく、システムによって自動的に「新規・決

済」の区分が認識されます。

〔LIFO〕

「LIFO」を選択されている場合は、決済取引に関して決済建玉を指定することな

く、自動的に約定日時の新しい建玉から順に決済が行われます。注文入力時は、

「新規・決済」の区分を入力することなく、システムによって自動的に「新規・

決済」の区分が認識されます。

(3)注文の受付および約定

お客様が注文の確定を行った後、当社が当該データを受信した時点で注文の受付となりま

す。ただし、お客様の端末と当社システムとの間の通信に要する時間および当社システムで

のお客様の注文受付後の約定処理に要する時間の経過により、お客様の発注時の画面表示価

格と実際の約定価格との間に価格差(スリッページ)が発生する場合があります。なお、当

該価格差は、お客様にとって有利となる場合もあれば、不利となる場合もあります。また、

ロスカット取引がある場合は同取引が優先します。

当社がお客様の注文を受注した場合、原則として遅滞なく約定させるよう努めますが、暗

号資産市場の流動性の低下等により、約定に時間を要する場合があります。このような場

合、本取引では時間優先の原則により約定処理を致します。したがって、同じ価格の注文で

あっても、成立する注文と不成立となる注文が生じる場合があります。また、急激な価格変

動等により、お客様が発注した時点の価格と当社システムで当該注文を受信した時点の価格

が大幅に乖離した場合や、流動性の極端な低下等により、注文が成立しない場合がありま

す。

(4)注文の拒否

当社は下記状況においてお客様への通知や説明なく注文を拒否する権利を有します。

①お客様の口座に注文執行に必要な証拠金が入金されていない場合

②お客様の注文が当社取引システムの円滑な運営や信頼性に弊害を及ぼす場合

③上記の他、お客様の注文が不正な目的を以ってなされていると当社が合理的に判断した

場合

Page 17: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

17

(5)注文の変更・取り消し

約定前の注文(指値注文等)は変更・取り消しが可能です。

(6)取引数量について

本取引は、ビットコイン0.0001単位(0.0001BTC)から取引を行うことができます。

(7)注文数量の上限、保有ポジションの上限

お客様の1回の注文数量の上限は、レバレッジコースにかかわらず、100BTCであり、お

客様が保有できる総建玉残高は500BTCです。また、上記の条件は当社が将来的に変更する

場合もあり、その際は当社ホームページ上にて通知します。

(8)決済期限について

本取引は、ロスカットによる強制決済の場合を除き、お客様が決済の指示をするまでポジ

ションを繰り越す(ロールオーバーする)ため、決済期限はありません。また、取引時間内

に反対売買することにより、ポジションの決済はいつでも可能です。

(9)注文の有効期限

本取引の注文有効期限は、無期限(GTC:お客様から取消がない限り有効)となっており

ます。

14.各種書面の電子交付について

当社では、契約ならびに取引に関する書面(契約締結時の書面、取引残高報告書、その他交付す

べき書面を含む)は、当社WEB取引サイトにて電磁的方法により随時交付することとし、原則

として郵送等による紙媒体での交付は行いません。お客様におかれましては、電磁的方法により

交付される各書面の内容をよくご確認頂き、万が一記載内容に疑義や相違が生じた場合は、速や

かに当社に照会してください。

15.両建て取引について

両建ての取引は可能となっております。ただし、両建てにすることにより建玉管理料が必要とな

ります。ご留意願います。

16.値洗いについて

本取引では、「4. 取引日・取引時間」に定める取引が可能な時間帯において、リアルタイムでお

客様の取引口座内の未決済ポジションの値洗い(時価評価)を行います。

値洗いは、買いポジションに対してはビッドの取引価格で、売りポジションに対してはアスクの

取引価格で評価します。

Page 18: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

18

17.ロスカット(強制決済)

当社ではお客様の損失拡大を防止するため、ロスカットを行います。ロスカットは、証拠金維持

率が100%を下回った時点(受入証拠金合計が必要証拠金合計を下回った時点)で、証拠金拘束

額の大きい新規建注文(逆指値含む)から、証拠金維持率が100%に達するまで、順次、新規注

文を取消します。この新規注文の取消手続きにて、証拠金維持率が100%を回復しない場合は、

お客様が保有するポジションのうち評価損の大きいポジションから証拠金維持率が100%に達す

るまで、順次、成行にて強制的に決済します。口座状況によっては保有ポジションの全部が強制

決済される場合もあります。ただし、ロスカットルールに基づいて執行された場合であっても、

暗号資産市場における相場状況の急変等によっては、必要証拠金以上の損失が発生する可能性が

あり、必ずしもロスカットルールで想定した損失額を保証するものではありません。なお、この

際に発生した不足金額については別途入金する必要があります。不足金の取り扱いについては

「18.不足金について」をご参照ください。

また、システム障害等の原因により、予定された通りにロスカット手続きが行われなかった場

合、想定以上の損失が発生し、または預託された金額を上回る損失が発生する恐れがあります。

このように、ロスカットが実行されたとしても、お客様が当社に預託された金額を上回る損失が

生じる可能性がありますので、当社では余裕を持った資金の預託を推奨しています。

18.不足金について

暗号資産市場の変動に伴い、お客様の保有するポジション(建玉)の決済等による損金額が預り

資産合計を上回り、不足金が発生した場合には、お客様は当社に対して当該不足金の支払義務が

生じることを異議なく承諾するものとします。なお、当該不足金は、不足金発生日の翌営業日の

午後3時までに不足金を当社所定の銀行口座に入金していただく必要があります。

当社の請求によって定められた履行期日までに当該不足金の入金がない場合は、当社は、履行期

日の翌日より履行の日まで、年率14.6%の割合による遅延損害金を申し受けるものとします。

19.ログインID・パスワード等の管理

取引画面へログインする際のログインIDおよびパスワードはお客様を特定する重要な情報とな

りますので、その管理には十分な配慮をお願いします。

取引画面へログインする際のログインIDおよびパスワード(取引暗証番号含む)はお客様を特定

する重要な情報となりますので、その管理には十分な配慮をお願いします。

お客様ご本人以外にパスワード等が漏洩し、第三者がお客様の名義で取引を行った場合等には、

お客様に重大な影響や損害を及ぼす恐れがあります。お客様は、当社が第三者によるお客様のロ

グインIDおよびパスワード等の不正使用に一切の責任を負わないことを了承するものとします。

Page 19: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

19

WEB取引サイト上でパスワードの変更が可能となっておりますので、適宜変更し、パスワードが

第三者に漏洩しないようご注意ください。

20.契約の終了事由

お客様が下記の掲げる事項のいずれかに該当した場合、お客様が未決済のポジションを保有して

いる場合であっても、本取引口座は閉鎖され、契約は終了します。当該事由により契約が終了す

る場合であって、お客様が未決済のポジションを保有している場合は、当社の任意で当該ポジシ

ョンを決済する場合がありますのでご注意ください。契約の主な終了事由は以下の通りです。

①お客様が当社に対しレバレッジ取引口座解約の申し入れをした場合。

②お客様が約款の条項のいずれかに違反し、当社が取引口座の解約・解除を行った場合。

③一定期間にわたり取引口座の停止が継続した場合。

④お客様がマネー・ローンダリング等の公序に反する取引その他違法または不正の疑いのある取

引を行っている、または反社会的勢力等に該当する、またはこれに関与していると当社が合理

的に判断した場合。

⑤指標発表時等の流動性の薄いタイミング等において、大量の注文を過度に繰り返すことや、当

社のシステムの脆弱性を突くような取引を多頻度で繰り返す等の行為によって当社カバー取引

の継続に影響を与えた場合。

⑥前各号の他、やむを得ない事由により、当社が取引口座を存置することが不適切であると認め

た場合。

21.取引口座の維持

本取引の取引口座には、口座開設費・維持費等の費用はかかりません。取引口座は原則としてお

客様の意思で維持することが可能ですが、前項に定める「契約の終了事由」に該当する場合、ま

たはお客様本人による取引が行えないと合理的に判断される場合は、本取引の提供を停止すると

ともに取引口座を閉鎖することがあります。

お客様からのお申し出による取引口座の閉鎖は、ポジションを全て決済し、証拠金を全額出金さ

れた後、当社カスタマーセンターへ依頼してください。なお、口座閉鎖後に再度取引を再開する

場合も当社カスタマーセンターへ連絡してください。

22.お客様情報の変更について

お客様の氏名、現住所または所在地に変更があった際には、当社WEB取引サイトの「口座情報

確認・変更」の画面から手続きするとともに、新しい情報が確認できる本人確認書類を速やかに

Page 20: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

20

ご提出ください。

なお、本人確認手続きが完了できない場合には、お客様の取引口座を読み取り専用(取引不可)

とするとともに、「20.契約の終了事由」、「21.取引口座の維持」の定めに基づき、お取引口座

を閉鎖することがあります。また、それに伴い発生する一切のリスクは、お客様に帰することと

なります。

23.お客様へのご連絡

証拠金の不足等、当社が必要と判断した場合等には、当社の所定の方法により(電子メールを含

みます)、お客様へ連絡します。

24.お客様との通話の録音について

お客様との間の取引の管理を正確に行うために、お客様との通話については録音しますので、予

め了承してください。

25.資産の保全について

当社は、お客様からお預かりしている資産を、当社の固有財産と区分し、分別管理しています。

当社がお客様からお預かりした資産と当社の固有財産とを明確に区分して管理することにより、

万が一当社の信用状態が悪化し、支払不能の状態となった場合でも、お客様の資産が保護される

仕組みとなっています。なお、お客様から預託を受けた証拠金(取引の結果として生じた利益で

受渡しの完了しているものを含む)は、取引の未決済建玉に関する評価損益および未受渡し建玉

にかかる損益も含め顧客区分管理必要額を日次で算定し日証金信託銀行株式会社に金銭信託して

おります。また、お客様から預託を受けた金銭を日証金信託銀行に信託するまでの間につきまし

ては、株式会社イオン銀行、株式会社ジャパンネット銀行、株式会社東京スター銀行、住信SBIネ

ット銀行株式会社に預託しております。

26.システム障害が発生した場合

取引システムに障害が発生した場合には、暗号資産市場の変動等を勘案の上、適切な処置をとる

場合があります。

27.システム仕様等の変更

当社はセキュリティ等の都合によりやむを得ない場合に、お客様へ事前の通知なく、システムの

仕様等を変更する場合があります。

Page 21: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

21

28.租税の概要

日本国内の暗号資産に関する税金の取扱いについては、詳しくは最寄りの税務署または税理士に

お尋ねください。今後の税制の改正により変更される可能性があります。

〔個人のお客様の場合〕

・お客様が暗号資産関連店頭デリバティブ取引で得た譲渡益(キャピタルゲイン)に対して、雑所

得として所得税が課税されます。

・先物取引に係る雑所得等の課税の特例および先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除の適用

対象から、暗号資産関連店頭デリバティブ取引に係る雑所得は除外されます。

29.本契約締結前交付書面の変更

本契約締結前交付書面は、法令等の制定・改廃、行政機関・自主規制機関による規制等の新設・

改廃、または監督官庁の指示、その他必要が生じたときに改訂されることがあります。なお、改

訂の内容が、お客様の従来の権利を制限するまたはお客様に新たな義務を課すものである場合

は、当社は、原則として当社の運営するWEB取引サイトにおける情報通信等の方法を通じて、

お客様から当該変更について同意を得るものとします。この場合、お客様は、原則としてWEB

取引サイトにて当該変更を確認したうえで、当社所定の方法により同意した場合に限り、本契約

締結前交付書面の改訂後も本取引を継続できるものとします。

当社とお客様とのレバレッジ取引に関し、ご不明点がありましたら、当社カスタマーセンターま

でご連絡ください。

Page 22: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

22

レバレッジ取引の手続きについて

1. 取引リスク、仕組み、ルール等の理解

当社より交付される本書および「取引約款」その他当社が交付する資料を熟読して取引リスクお

よび仕組み、取決め等を十分に理解し、ご自身の投資経験、知識、資力、取引目的に照らして慎重

に検討してください。

2.取引口座の開設

口座開設の申し込みは、当社WEBサイトの口座開設フォームより申し込むことができます。取

引口座につきましては、個人のお客様と法人のお客様によって申込画面が異なりますので、十分

に注意して申込んでください。なお、取引口座開設のお申し込みをしてくださっても、当社の審

査によりお客様のご希望に添いかねることもございますので、予め了承してください。

また、当社で取引口座を開設するにあたっては、原則として次の条件を満たしている必要があり

ます(これに限りません)。また、後日該当することが判明した場合は、当社の判断により取引

を解約する場合がありますので予め了承してください。

(個人口座申し込み受付基準)

当社では次に掲げる申し込みに必要な条件の全てを満たすお客様に限り、取引口座開設の申し

込みを受け付けています。

1.日本国内に居住する、満20歳以上80歳以下の方

2.口座開設にあたり、各種書面の電子交付に同意してもらえる方

3.成年被後見人、被保佐人、被補助人並びに生活保護法被適用者でない方

4.レバレッジ取引に関する十分な知識があり、本サービスにかかる約款及び本契約締結前

交付書面、その他当社の定める規則等を理解するに十分な日本語の能力を持っている方

5.日本語でコミュニケーションが可能な方

6.口座開設フォームの個人情報について正確に登録してもらえる方

7.コンピュータの操作が不自由なくできる方

8.金融商品取引のリスクについて十分に理解してもらえる方

9.インターネットを利用できる環境が整っている方

10.電子メールアドレスを保有している方

11.電子メールアドレスを保有している方で、かつ当社に重複した電子メールアドレスでの

申し込みのない方(ただし、異なる口座種類で追加口座お申込みの場合は除く)

Page 23: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

23

12.当社に重複した携帯電話での申し込みのない方(ただし、個人口座と法人口座の取引担

当者または代表者が同一の場合、並びに追加口座申し込みの場合は除く)

13.全国銀行協会加盟の金融機関の国内の預金口座を保有している方

14.反社会的勢力等(暴力団、暴力団構成員、右翼団体等の反社会的勢力またはこれに準ず

る者を意味します。以下同じとします。)に該当せず、かつ、関与していない方

15.お客様本人の名義で取引してもらえる方

16.米国籍保有者及び米国居住者ではない方

17. 外国PEPs(重要な公的地位にある者)に該当しない方

18.余裕資金でお取引をすること。

19.その他、当社が定める基準を満たしている方

(法人口座申し込み受付基準)

1.日本国内に商業登記されている本店もしくは支店が登記されている法人であること

2.法人情報及び取引担当者を正確に登録してもらえること

※当社では個人事業主を法人として取り扱っておりません。

3.インターネットを利用できる環境が整っていること

4.当社から電子メールまたは電話で直接、取引担当者の方と常時連絡をとることができる

こと

5.口座開設にあたり、各種書面の電子交付に同意してもらえること

6.金融商品取引のリスクについて十分に理解していただいている法人であること

7.全国銀行協会加盟の金融機関の国内の預金口座を保有していること

8.法人及び取引担当者が、反社会的勢力等と一切関係がないこと

9.法人及び取引担当者がマネー・ローンダリング等の公序に反する取引その他違法または

不正の疑いのある取引に利用するために本取引を行わないこと

10.投資法人、投資事業組合またはそれらに準ずる法人、団体等でないこと

11.金融商品取引業者でないこと

12. 代表者が米国における納税義務がないこと (米国籍保有者及び米国居住者ではない方)

13.法人および代表者その他関係者が反社会的勢力等に該当せず、かつ、関与していないこ

14.実質的支配者が外国 PEPs(重要な公的地位にある者)に該当しないこと

15.その他当社の定める基準を満たしていること

(法人取引担当者申し込み受付基準)

Page 24: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

24

1.取引担当者は1口座につき1名(ただし、異なる口座種類で追加口座お申込みの場合は

除く)

2.取引担当者と法人代表者は同一でも可能

(ただし、取引担当者と法人代表者が別人の場合には、委任状の差し入れが必要)

3.口座名義人である法人の代表権がある方

4.その他、前述の「個人口座申し込み受付基準」を満たしている方

※ 申し込みから一定期間経過しても本人確認書類を提出いただけない場合、本人確書類の不明瞭

等の不備にご対応いただけない場合、その他当社の本人確認手続きにご協力いただけない場合

等は、申し込みを受け付けません。

※ 当社における口座開設審査の結果、お客様の本取引口座の開設を承諾しなかった場合、その審

査内容または理由について、いかなる場合においても開示しません。

3. 本人確認

当社は、お客様ご本人の確認を徹底する目的で、原則として写真付きの本人確認書類のご提示を

お願いしております。なお、法人のお客様につきましては、履歴事項全部証明書の原本等をご提

出いただきます。詳細は、当社ホームページにて確認してください。

4. ログイン情報の送付

ご本人確認および口座開設審査承認後、当社ご登録のメールアドレスへ口座開設完了のお知らせ

を送信させていただきます。

【ご注意】

お取引口座番号およびパスワードを紛失もしくは失念された場合は、当社ホームページより口

座番号の確認・パスワードの再発行申請を行ってください。パスワードは当社にて再発行後、

ご登録のメールアドレスに通知されます。なお、セキュリティの観点から電話等で口座番号・

パスワードをお知らせすることはできません。

5. 口座の解約

お客様は、当社が指定する方法により取引口座の解約を申し出ることができます。ただし、建玉

が残っている場合や、お客様の当社に対する債務がある場合は、事前にそれらの決済ないし弁済

が必要になります。解約する場合の証拠金の返還については、お客様に当社WEB取引サイトの出

金依頼画面から出金依頼をしていただく必要があります。

6. その他

Page 25: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

25

当社からの通知書や報告書の内容は必ずご確認の上、万が一、記載内容に相違または疑義がある

ときは、速やかに当社にご照会ください。

Page 26: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

26

当社の概要について

商号 株式会社ビットポイントジャパン

商号英文表示 BITPoint Japan Co., Ltd.

代表者 代表取締役社長 小田 玄紀

本店所在地 〒106-6236

東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 36F

設立日 2016年3月3日

資本金等(資本準備金含む) 71億3,000万円 (2020年7月31日現在)

主要株主 株式会社ビットポイント・ホールディングス

(株式会社リミックスポイント100%子会社)

業務の内容 インターネットを介した暗号資産デリバティブ取引

みなし金融商品取引業者 令和元年法律第28号附則第10条第1項に基づくみなし金融商品

取引業者(第一種金融商品取引業)

暗号資産交換業者 関東財務局長 第00009号

貸金業者 東京都知事(2) 第31660号

加入協会 一般社団法人 日本暗号資産取引業協会

【当社連絡先】

株式会社ビットポイントジャパン カスタマーセンター

●フリーダイヤル:0120-004-430

●お問い合せ :https://www.bitpoint.co.jp/contact/

●Email :[email protected]

●受付時間 :平日9時 ~ 17時(祝日(振替休日を含む)、年末年始の休業日を除く)

Page 27: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

27

※紛争解決について

当社は、当社とお客様の間で苦情等の解決が図れない場合などに、お客様の必要に応じ、紛争

の解決手段として外部機関等をご利用できるようにしており、特定非営利活動法人 証券・金融

商品あっせん相談センター(FINMAC)と協定を締結しています。

【紛争解決機関】

証券・金融商品

あっせん相談センター

(FINMAC)

名称 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター

所在地 東京事務所

〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 2-1-1 第二証券会館

大阪事務所

〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜 1-5-5 大阪平和ビル

電話番号 0120-64-5005 (フリーダイヤル)

サイト URL :https://www.finmac.or.jp/

受付時間 平日9時~17時(祝日(振替休日を含む)、

年末年始(12月31日~1月 3 日)を除く)

【苦情相談先】

日本暗号資産取引業

協会

名称 一般社団法人 日本暗号資産取引業協会

所在地 〒102-0082

東京都千代田区一番町 18 番地 川喜多メモリアルビル 4F

電話番号 03-3222-1061

サイト https://jvcea.or.jp/contact/form-contact/

受付時間 平日9時半~17時(祝日(振替休日を含む)、

年末年始(12月29日~1月 3 日)を除く)

Page 28: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

28

暗号資産交換取引に関する禁止行為

暗号資産交換業者またはその役員もしくは使用人は、金融商品取引法、資金決済に関する法律およ

びこれらの関連法令により、顧客を相手方とした暗号資産交換取引(暗号資産デリバティブ取引を含

みます。以下同じです。)、または顧客のために暗号資産交換取引の媒介、取次ぎもしくは代理を行

う行為(以下併せて「暗号資産交換取引行為」といいます。)に関して、次のような行為が禁止され

ていますので、ご注意下さい。

① 暗号資産交換契約(顧客を相手方とし、または顧客のために暗号資産交換取引行為を行うことを

内容とする契約をいいます。以下同じです。)の締結またはその勧誘に関して、顧客に対し虚偽

のことを告げる行為

⓶ 暗号資産交換契約の締結もしくはその勧誘またはその行う暗号資産交換業に関する広告に関して、

顧客に対し、裏付けとなる合理的な根拠を示さないで、暗号資産の性質等の重要な事項に関する

表示をする行為

③ 顧客に対し、暗号資産交換業者の商号、暗号資産交換業者である旨および登録番号、暗号資産の

性質等の重要な事項を明瞭かつ正確に表示しないで暗号資産交換契約の締結の勧誘を行う行為

④ 顧客に対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、または確実であると誤解させるおそれ

のあることを告げて暗号資産交換契約の締結を勧誘する行為

⑤ 暗号資産交換契約の締結の勧誘の要請をしていない顧客に対し、訪問しまたは電話をかけて、暗

号資産交換契約の締結の勧誘をする行為(ただし、暗号資産交換業者が継続的取引関係にある顧

客(勧誘の日前1年間に、2以上の暗号資産の売買または他の暗号資産との交換を行った者に限

ります。)に対する勧誘は禁止行為から除外されます。)

⑥ 暗号資産交換契約の締結につき、その勧誘に先立って、顧客に対し、その勧誘を受ける意思の有

無を確認することをしないで勧誘をする行為(ただし、暗号資産交換業者金融商品取引業者が継

続的取引関係にある顧客(勧誘の日前1年間に、2以上の暗号資産の売買または他の暗号資産と

の交換を行った者に限ります。)に対する勧誘は禁止行為から除外されます。)

⑦ 暗号資産交換契約の締結につき、顧客があらかじめ当該暗号資産交換契約を締結しない旨の意思

(当該勧誘を引き続き受けることを希望しない旨の意思を含みます。以下同じです。)を表示し

たにもかかわらず、当該勧誘をする行為、または勧誘を受けた顧客が当該暗号資産交換契約を締

結しない旨の意思を表示したにもかかわらず、当該勧誘を継続する行為

⑧ 暗号資産交換契約の締結または解約に関し、顧客に迷惑を覚えさせるような時間に電話または訪

問により勧誘する行為

⑨ 暗号資産交換取引について、顧客に損失が生ずることになり、またはあらかじめ定めた額の利益

Page 29: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

29

が生じないこととなった場合には自己または第三者がその全部もしくは一部を補てんし、または

補足するため当該顧客または第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客またはその指定し

た者に対し、申し込み、もしくは約束し、または第三者に申し込ませ、もしくは約束させる行為

⑩ 暗号資産交換取引について、自己または第三者が当該暗号資産交換取引について生じた顧客の損

失の全部もしくは一部を補てんし、または当該暗号資産交換取引行為について生じた顧客の利益

に追加するため当該顧客または第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客またはその指定

した者に対し、申し込み、もしくは約束し、または第三者に申し込ませ、もしくは約束させる行

⑪ 暗号資産交換取引について、当該暗号資産交換取引について生じた顧客の損失の全部もしくは一

部を補てんし、または当該暗号資産交換取引について生じた顧客の利益に追加するため、当該顧

客または第三者に対し、財産上の利益を提供し、または第三者に提供させる行為

⑫ 暗号資産取引行為を行うにあたっての重要事項の説明に際し、顧客の知識、経験、財産の状況お

よび暗号資産交換取引契約を締結する目的に照らして当該顧客に理解されるために必要な方法お

よび程度による説明をしないなど、不適当と認められる勧誘を行うこと

⑬ 暗号資産交換契約の締結またはその勧誘に関して、暗号資産の性質等重要な事項につき誤解を生

ぜしめるべき表示をする行為

⑭ 暗号資産交換契約につき、顧客もしくはその指定した者に対し、特別の利益の提供を約し、また

は顧客もしくは第三者に対し特別の利益を提供する行為(第三者をして特別の利益の提供を約さ

せ、またはこれを提供させる行為を含みます。)

⑮ 暗号資産交換契約の締結または解約に関し、偽計を用い、または暴行もしくは脅迫をする行為

⑯ 暗号資産交換契約に基づく暗号資産交換取引行為をすることその他の当該暗号資産交換契約に基

づく債務の全部または一部の履行を拒否し、または不当に遅延させる行為

⑰ 暗号資産交換契約に基づく顧客の計算に属する金銭、暗号資産、有価証券その他の財産または委

託証拠金その他の保証金を虚偽の相場を利用することその他不正の手段により取得する行為

⑱ 暗号資産交換契約の締結を勧誘する目的があることを顧客にあらかじめ明示しないで当該顧客を

集めて当該暗号資産交換契約の締結を勧誘する行為

⑲ あらかじめ顧客の同意を得ずに、当該顧客の計算により暗号資産交換取引(暗号資産等清算の取

次ぎを除きます。)をする行為

⑳ 金融商品取引業者の役員(役員が法人であるときは、その職務を行うべき社員を含みます。)も

しくは使用人が、自己の職務上の地位を利用して、顧客の暗号資産交換取引に係る注文の動向そ

の他職務上知り得た特別の情報に基づいて、または専ら投機的利益の追求を目的として暗号資産

交換取引をする行為

㉑ 暗号資産交換取引行為につき、顧客から資金総額について同意を得た上で、売買の別、暗号資産

Page 30: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

30

の銘柄、数量および価格(暗号資産デリバティブ取引にあってはこれらに相当する事項)のうち

同意が得られないものについては、一定の事実が発生した場合に電子計算機による処理その他の

あらかじめ定められた方式に従った処理により決定され、金融商品取引業者がこれらに従って、

取引を執行することを内容とする契約を締結する場合において、当該契約を書面により締結しな

いこと(電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法により締結す

る場合を除きます。)

㉒ 暗号資産交換取引行為につき、顧客に対し、当該顧客が行う暗号資産交換取引の売付または買付

その他これに準ずる取引と対当する取引(これらの取引から生じ得る損失を減少させる取引をい

います。)の勧誘その他これに類似する行為をすること

㉓ 暗号資産デリバティブ取引につき、顧客が預託する証拠金または保証金の額(計算上の損益を含

みます。)が、顧客が個人の場合は金融庁長官が定める額(想定元本の25%)、顧客が法人の場

合は約定時必要預託額に、それぞれ不足する場合に、取引成立後直ちに当該顧客にその不足額を

預託させることなく当該取引を継続すること

㉔ 暗号資産デリバティブ取引につき、営業日毎の一定の時刻における顧客が預託した証拠金または

保証金の額(計算上の損益を含みます。)が、顧客が個人の場合は金融庁長官が定める額、顧客

が法人の場合は維持必要預託額に、それぞれ不足する場合に、当該顧客にその不足額を預託させ

ることなく取引を継続すること

㉕ 顧客にとって不利なスリッページが発生する場合(注文時の価格より約定価格の方が顧客にとっ

て不利な場合)には、顧客にとって不利な価格で取引を成立させる一方、顧客にとって有利なス

リッページが発生する場合(注文時の価格より約定価格の方が顧客にとって有利な場合)にも、

顧客にとって不利な価格で取引を成立させること

㉖ 顧客にとって不利な価格で取引を成立させるスリッページの範囲を、顧客にとって有利な価格で

取引を成立させるスリッページの範囲よりも広く設定すること(顧客がスリッページを指定でき

る場合に、顧客にとって不利な価格で取引を成立させるスリッページの範囲が、顧客にとって有

利な価格で取引を成立させるスリッページの範囲よりも広くなるよう設定しておくことを含みま

す。)

㉗ 顧客にとって不利なスリッページが発生する場合に成立させる取引額の上限を、顧客にとって有

利なスリッページが発生する場合に成立させる取引額の上限よりも大きく設定すること

㉘ 暗号資産交換取引の対象となる暗号資産の関係者(暗号資産の発行者または管理者、その関係会

社、これらの主要株主、発行者・管理者およびその関係会社の役員、その配偶者・同居者、なら

びに発行者・管理者およびその関係会社の従業者等をいいます。)が当該暗号資産に関する未公

表の重要事実(以下「暗号資産関係情報」といいます。)があることを知りながら行う暗号資産

交換取引行為であることまたはそれに該当するおそれのあることを知りながら、当該暗号資産取

Page 31: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

31

引の受託等を行うこと

㉙ 暗号資産交換取引行為について、顧客に対して暗号資産交換取引の対象となる暗号資産関係情報

を提供して勧誘すること

㉚ 暗号資産交換取引行為について、暗号資産交換取引の対象となる暗号資産関係情報公表が公表さ

れたこととなる前に当該暗号資産取引をさせることにより顧客に利益を得させ、または当該顧客

の損失の発生を回避させる目的をもって、当該顧客に対して当該暗号資産取引をすることを勧め

て勧誘すること(前号に掲げる行為を除きます。)

㉛ 暗号資産交換取引行為について、暗号資産を支払手段として利用する目的ではなく、専ら利益を

図る目的で暗号資産の売買または他の暗号資産との交換を行うことを助長するような表示をする

行為

㉜ 不特定かつ多数の顧客に対し、特定かつ少数の銘柄の暗号資産の買付けもしくは売付けもしくは

暗号資産デリバティブ取引またはこれらの委託等を一定期間継続して一斉にかつ過度に勧誘する

行為で、公正な価格(暗号資産デリバティブ取引にあっては、価格に相当する事項)の形成を損

なうおそれがあるものを行うこと

㉝ 顧客の暗号資産交換取引に基づく価格、指標、数値または対価の額の変動を利用して自己または

当該顧客以外の第三者の利益を図ることを目的として、不特定かつ多数の顧客に対し、暗号資産

の買付けもしくは売付けもしくは暗号資産デリバティブ取引またはこれらの委託等を一定期間継

続して一斉にかつ過度に勧誘する行為

㉞ 顧客の信用取引を、自己の計算においてする買付けまたは売付けと対当させ、かつ、金銭または

暗号資産の受渡しを伴わない方法により成立させた場合において、当該買付けまたは売付けに係

る未決済の勘定を決済するため、これと対当する売付けまたは買付けをする行為

㉟ 暗号資産等の相場または相場もしくは取引高に基づいて算出した数値を変動させ、または取引高

を増加させる目的をもって、当該暗号資産等に係る暗号資産の売買もしくは他の暗号資産との交

換またはこれらの申込みもしくは委託等をする行為

㊱ 暗号資産等の相場または相場もしくは取引高に基づいて算出した数値を変動させ、または取引高

を増加させることにより実勢を反映しない作為的なものとなることを知りながら、当該暗号資産

等に係る暗号資産の売買もしくは他の暗号資産との交換またはこれらの申込みもしくは委託等を

する行為

㊲ 自己または第三者の利益を図ることを目的として、その取り扱うもしくは取扱おうとする暗号資

産または暗号資産交換業者に関する重要な情報であって、顧客の暗号資産交換取引に係る判断に

影響を及ぼすと認められるもの(すべての顧客が容易に知り得る状態に置かれている場合を除き

ます。)を、第三者に対して伝達しまたは当該情報を利用する行為(暗号資産交換業の適切かつ

確実な遂行に必要なものを除きます。)

Page 32: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

32

㊳ 顧客から暗号資産交換取引の委託等を受け、当該暗号資産交換取引を成立させる前に、当該委託

等に係る売買の価格もしくは交換の数量と同一またはそれよりも有利な価格もしくは数量で暗号

資産交換取引を行う行為

㊴ その他、顧客の保護にかけ、または暗号資産交換業の適正かつ確実な遂行に支障を及ぼす恐れの

ある行為

Page 33: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

33

レバレッジ取引に関する主要な用語

レバレッジ取引においてよく用いられる用語は以下のような意味を有します。ただし、当社との間

の取引に関して、約款または本書において別途定義されている場合には、その定義された意味を有す

るものとします。また、他社との間の取引においても、異なる意味で以下の用語が用いられている可

能性がありますので、お客様の責任にて確認してください。

相対(あいたい)取引

取引所を通さない売り手と買い手の取引。暗号資産証拠金取引は相対取引が一般的。相対とは対面し

ているという意味で、誰と誰が取引しているか見える取引。

アスク <Ask> (⇔ビッド)

価格を提示する側(業者)の売り値のことであり、価格を提示された側(お客様)はその価格で買う

こと(買い値)になります。

売りポジション <Short Position>

価格が下降した場合に利益の出るポジション。

買いポジション <Long Position>

価格が上昇した場合に利益の出るポジション。

決済(仕切り/クローズ)

ポジションを清算すること。反対売買。

指値注文(逆指値注文)

お客様が指定した値に市場価格が達した時に注文を出す形態の注文方法。

証拠金維持率

受入証拠金合計に対する必要証拠金合計の割合。

GTC <Good Till Cancel>

無期限の指値で、注文取消まで有効。

Page 34: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

34

証拠金取引

一定の担保(証拠金)を預けることによって売買ができる取引。

スプレッド

売値と買値の差。

スリッページ

お客様の注文時に表示されている価格またはお客様が注文時に指定した価格と約定価格とに相違があ

ること。

建玉管理料

新規建て時およびポジションをロールオーバーした際に受け払いされる管理料のこと。通貨ペアごと

の買いポジション/売りポジションにより定められている。

建玉(保有ポジション)

反対売買されていない未決済の取引のこと。

成行注文

一定の価格を指定せず、市場で取引されている価格で売買をすること。

ビッド <Bid> (⇔アスク)

価格を提示する側(業者)の買い値のことであり、価格を提示された側(お客様)はその価格で売る

こと(売り値)になります。

必要証拠金

ポジションを保有するために必要な証拠金のこと。

評価損益

保有ポジションに対し任意の時点での、計算上の差損益のこと。

新規建余力

ポジションを新たに保有するために使用可能な証拠金のこと。

Page 35: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

35

両建

同通貨ペアで、売りと買いの両方のポジションを同時に保有すること。

レバレッジ <Leverage>

レバレッジとは「てこの原理」の意味で、レバレッジを効かせた取引とは少額の資金で大きな金額の

取引を行うこと。

ロールオーバー

ポジションの繰越し・先延ばしのこと。

ロスカット

強制決済。お客様の損失拡大を防止するため、証拠金維持率が100%以下になった時点(受入証拠金

合計が必要証拠金合計を下回った時点)で、直ちに、お客様が保有するポジションのうち評価損の大

きいポジションから順次、強制的に決済する取引。

ロット

通貨を売買する際における取引単位の呼称。

Page 36: レバレッジ取引の契約締結前交付書面 - 【BITPoint …3 レバレッジ取引のリスク及び財産の管理方法等重要事項について 「レバレッジ取引」、

36

本契約締結前交付書面は、法令の変更、その他必要が生じたときに改訂されることがあります。そ

の改訂内容はWEB取引サイト上に公開するなど当社所定の方法によりお知らせします。なお、改訂

内容が、お客様の従来の権利を制限するもの、もしくはお客様に新たな義務を課すものであるとき

は、当社がその都度定める期日までに異議の申出をお願いします。なお、期日までに申出がない場

合、お客様はその変更にご同意頂いたものとして取り扱わせて頂きます。

2016年10月30日制定

2016年12月20日改訂

2017年 3月 3日改訂

2017年 3月31日改訂

2017年 5月12日改訂

2017年 5月28日改訂

2018年 1月13日改訂

2018年 2月18日改訂

2018年 7月13日改訂

2018年10月 9日改訂

2018年12月 9日改訂

2019年 2月11日改訂

2019年11月 5日改訂

2020年 5月 1日改訂

2020年 6月19日改訂

2020年 7月30日改訂

2020年 9月 1日改訂