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トップメッセージ ◦セグメント状況◦ <住宅建材事業> 内装建材シリーズ「ビノイエ」「アートクチュール」などの販 売に引き続き注力するとともに、国産針葉樹合板を基材に使 用した床材「ラスティックフェイス リッチ・ J ベース」「 J ネクシ オ」などの拡販に取り組みました。また、地球環境に優しいリ サイクル素材を使用し耐震性能や劣化軽減性能に優れた構 造用 MDF の供給力強化とシェア拡大に努めるとともに、業務 提携先の IFI 社(インドネシア)で製造した輸入 MDF の拡販に 取り組みました。さらに、バリアフリー商品群「ユニバーサル ディレクト」を足がかりに、サービス付き高齢者向け住宅や福 祉施設、幼保施設などの非住宅分野の開拓に取り組むととも に、各シリーズから短納期対応製品を厳選した「レギュラーズ セレクション」を展開し、リフォーム・リノベーション需要の獲 得に努めました。なお、床材の基材に使用している輸入南洋 材合板の仕入コストが昨年大幅に上昇したことから、国産針 葉樹合板への基材の切り替えを一層進めており、また、建具 類の内製化を促進するなど各種コストダウン策に取り組みま したが、高止まりする原材料コスト(接着剤、チップ等)や、昨 年の自然災害の影響で上昇に拍車がかかった物流コストが損 益の圧迫要因となりました。また、アドン株式会社で発生した 火災の影響で、一部建材製品の納期遅延に伴う販売量の減 少もありましたが、現在すでに納期遅延は解消し、火災発生 前の生産体制に戻っております。この結果、住宅建材事業の 売上高は 20,709 百万円(前年同期比 3.6%増)、セグメント 利益は1,208 百万円(同 6.7%減)となりました。 <合板事業> 国産針葉樹合板は、安定した合板相場が続いており生産も 堅調に推移しましたが、当社で製造する床材の基材への活用 を推進した結果、当社グループ外への販売量は前年同期に比 べ減少いたしました。また、原木や接着剤など原材料コストが 前年同期に比べ上昇いたしました。輸入南洋材合板は、昨年 はマレーシアなど生産現地における原木不足の影響により年 間を通して仕入コスト・販売価格とも上昇しましたが、昨年後 半以降は国内需要が低迷しており、当第 2 四半期連結累計期 間においては、販売量は前年同期に比べ減少し、販売価格も 弱含みで推移いたしました。この結果、合板事業の売上高は 12,283 百万円(前年同期比 2.8 % 減)、セグメント利 益 は 1,083 百万円(同 26.6%減)となりました。 ノダグループは、住まいに関する お客様の様々なニーズにお応え しながら、着実な成長を目指し ます。 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご支援を 賜り厚く御礼申し上げます。 さて、ここに当社グループの第82期第2四半期連結累 計期間(2018年12月~2019年5月)の営業の概況等に つきまして、ご報告申し上げます。 2019 8 2 四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所 得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、設備投資は底堅 く推移するなど景気は緩やかに回復しておりますが、米国の 金融政策や通商政策の動向、中国の景気減速など世界経済 は不確実性を増しており、先行き不透明な状況で推移いたし ました。住宅需要につきましては、低水準の住宅ローン金利 などの影響により持ち直しの動きが見られますが、貸家の減 少が響き新設住宅着工戸数は前年同期並みの水準で推移い たしました。こうしたなか当社グループは、国産針葉樹合板の 活用推進や MDF (中質繊維板)の販売強化、建具類の内製化 促進など様々な施策に取り組み、収益力の向上やコスト競争 力の強化に努めましたが、原材料や物流のコストアップが損 益の圧迫要因となりました。 これらの結果、当第 2 四半期連結累計期間における経営成 績は、売上高 32,992 百万円(前年同期比 1.1%増)、営業利 1,572 百万円(同 24.0%減)、経常利益 1,610 百万円(同 22.5%減)となりました。また、本年 1 月に連結子会社アドン 株式会社で発生した火災に伴い災害による損失 139 百万円 を特別損失に計上したこともあり、親会社株主に帰属する四 半期純利益 948 百万円(同 49.8%減)となりました。なお、 当該火災に係る受取保険金は、現時点で未確定であるため計 上しておりません。 営業の概況 当期の中間配当金につきましては、これらの業績や配当の 基本方針等を総合的に勘案し、 1 株につき12 50 銭(前期の 中間配当金と同額)とさせていただきました。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支 援を賜りますようお願い申し上げます。 配当について 証券コード:7879 82 期第 2 四半期 営業報告書 株式会社ノダ 野田 励

ノダグループは、住まいに関する - 建材メーカー 株式会社ノダ...会社の概況 会社名 株式会社ノダ 本 社 東京都台東区浅草橋5丁目13番6号

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会社の概況会 社 名 株式会社ノダ本   社 東京都台東区浅草橋5丁目13番6号設   立 1938年1月8日資 本 金 21億4,100万円従 業 員 数 962名(連結1,737名)

営業拠点 (2019年6月4日現在 )北海道(札幌市 )、青森、北東北(盛岡市)、東北(仙台市)、郡山、宇都宮、高崎、茨城(水戸市)、信越(新潟市)、長野、千葉、千葉北(柏市)、埼玉(さいたま市)、東京(台東区)、西東京(八王子市)、横浜、厚木、静岡、沼津、浜松、名古屋、岐阜、金沢、京都、関西四国(大阪市)、兵庫(神戸市)、中国(広島市)、福岡、北九州、長崎(諫早市)、熊本、宮崎、南九州(鹿児島市)、沖縄、他

ショールーム東京都台東区、仙台市、横浜市、静岡市、名古屋市、大阪市、福岡市

工場静岡県静岡市、静岡県富士市

連結子会社石巻合板工業株式会社 :宮城県石巻市アドン株式会社 :静岡県静岡市株式会社ナフィックス :東京都台東区アイピーエムサービス株式会社 :宮城県石巻市PT. SURA INDAH WOOD INDUSTRIES (スラインダー社)

:インドネシア

持分法適用関連会社SANYAN WOOD INDUSTRIES SDN. BHD.(サンヤン社)

:マレーシア

役員代表取締役会長 野 田 章 三代表取締役社長 野 田   励常 務 取 締 役 島 村   明常 務 取 締 役 髙津原健太郎常 務 取 締 役 野 田 四 郎常 務 取 締 役 中 村 嘉 宏常 務 取 締 役 辻 村   力

取 締 役 宮 田 佳 明社 外 取 締 役 髙 井 章 吾社 外 取 締 役 塩 坂   健常勤監査役(社外) 浦 田   進常 勤 監 査 役 長谷川倫源社 外 監 査 役 三 浦   悟監 査 役 上 原 敏 彦

《株式に関する手続きのお申し出先について》●証券会社等へ当社株式をお預けいただいている場合当社株式をお預けいただいている各証券会社等にお申し出下さい。なお、未払配当金の支払い、支払明細発行については、下記「みずほ信託銀行株式会社」の郵便物送付先、電話お問合せ先、お取扱店をご利用下さい。●証券会社等へ当社株式をお預けいただいていない場合(特別口座)みずほ信託銀行株式会社 証券代行部

(郵便物送付先/電話お問合せ先)      〒168-8507東京都杉並区和泉2丁目8番4号      電話 0120-288-324(フリーダイヤル)

(お取扱店) みずほ信託銀行株式会社 本店および全国各支店(※)      みずほ証券株式会社 本店および全国各支店

(※)トラストラウンジではお取扱いできません。

事 業 年 度 12月1日から翌年11月30日まで定時株主総会 2月基 準 日 定 時 株 主 総 会 11月30日

期 末 配 当 金 11月30日中 間 配 当 金 5月31日そのほか必要ある場合は、あらかじめ公告して定めます。

単 元 株 式 数 100株株主名簿管理人 みずほ信託銀行株式会社事務取扱場所 東京都中央区八重洲一丁目2番1号公告掲載新聞 日本経済新聞

株主メモ

ノダの最新情報やお役立ち情報をご提供しますホームページ、公式SNSのご案内

http://www.noda-co.jp

ノダ 検索

ネット検索は…

環境保全のため、FSC® 認証紙と環境にやさしい植物油インキを使用して印刷しています。

会社概要・株式情報(2019年5月31日現在) トップメッセージ

◦セグメント状況◦<住宅建材事業>

内装建材シリーズ「ビノイエ」「アートクチュール」などの販売に引き続き注力するとともに、国産針葉樹合板を基材に使用した床材「ラスティックフェイス リッチ・Jベース」「 Jネクシオ」などの拡販に取り組みました。また、地球環境に優しいリサイクル素材を使用し耐震性能や劣化軽減性能に優れた構造用MDFの供給力強化とシェア拡大に努めるとともに、業務提携先の IFI社(インドネシア)で製造した輸入MDFの拡販に取り組みました。さらに、バリアフリー商品群「ユニバーサル ディレクト」を足がかりに、サービス付き高齢者向け住宅や福祉施設、幼保施設などの非住宅分野の開拓に取り組むとともに、各シリーズから短納期対応製品を厳選した「レギュラーズ セレクション」を展開し、リフォーム・リノベーション需要の獲得に努めました。なお、床材の基材に使用している輸入南洋材合板の仕入コストが昨年大幅に上昇したことから、国産針葉樹合板への基材の切り替えを一層進めており、また、建具類の内製化を促進するなど各種コストダウン策に取り組みましたが、高止まりする原材料コスト(接着剤、チップ等)や、昨年の自然災害の影響で上昇に拍車がかかった物流コストが損益の圧迫要因となりました。また、アドン株式会社で発生した火災の影響で、一部建材製品の納期遅延に伴う販売量の減少もありましたが、現在すでに納期遅延は解消し、火災発生前の生産体制に戻っております。この結果、住宅建材事業の売上高は20,709百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益は1,208百万円(同6.7%減)となりました。<合板事業>

国産針葉樹合板は、安定した合板相場が続いており生産も堅調に推移しましたが、当社で製造する床材の基材への活用を推進した結果、当社グループ外への販売量は前年同期に比べ減少いたしました。また、原木や接着剤など原材料コストが前年同期に比べ上昇いたしました。輸入南洋材合板は、昨年はマレーシアなど生産現地における原木不足の影響により年間を通して仕入コスト・販売価格とも上昇しましたが、昨年後半以降は国内需要が低迷しており、当第2四半期連結累計期間においては、販売量は前年同期に比べ減少し、販売価格も弱含みで推移いたしました。この結果、合板事業の売上高は12,283百万円(前年同期比 2.8%減)、セグメント利益は1,083百万円(同26.6%減)となりました。

ノダグループは、住まいに関するお客様の様々なニーズにお応えしながら、着実な成長を目指し ます。

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。さて、ここに当社グループの第82期第2四半期連結累計期間(2018年12月~2019年5月)の営業の概況等につきまして、ご報告申し上げます。

2019年8月

第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、設備投資は底堅く推移するなど景気は緩やかに回復しておりますが、米国の金融政策や通商政策の動向、中国の景気減速など世界経済は不確実性を増しており、先行き不透明な状況で推移いたしました。住宅需要につきましては、低水準の住宅ローン金利などの影響により持ち直しの動きが見られますが、貸家の減少が響き新設住宅着工戸数は前年同期並みの水準で推移いたしました。こうしたなか当社グループは、国産針葉樹合板の活用推進やMDF(中質繊維板)の販売強化、建具類の内製化促進など様々な施策に取り組み、収益力の向上やコスト競争力の強化に努めましたが、原材料や物流のコストアップが損益の圧迫要因となりました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高32,992百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益1,572百万円(同24.0%減)、経常利益1,610百万円(同22.5%減)となりました。また、本年1月に連結子会社アドン株式会社で発生した火災に伴い災害による損失139百万円を特別損失に計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益948百万円(同49.8%減)となりました。なお、当該火災に係る受取保険金は、現時点で未確定であるため計上しておりません。

営業の概況

当期の中間配当金につきましては、これらの業績や配当の基本方針等を総合的に勘案し、1株につき12円50銭(前期の中間配当金と同額)とさせていただきました。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

配当について

連結貸借対照表 (単位:百万円)

科 目第 82期

第2四半期累計期間2018年12月 1日から2019年 5月31日まで

第 81期第2四半期累計期間2017年12月 1日から2018年 5月31日まで

売上高 32,992 32,626売上原価 25,117 24,510

売上総利益 7,874 8,115販売費及び一般管理費 6,302 6,046

営業利益 1,572 2,068営業外収益 149 116営業外費用 110 105

経常利益 1,610 2,079特別利益 108 668特別損失 259 96

税金等調整前四半期純利益 1,460 2,651法人税、住民税及び事業税 311 517法人税等調整額 46 56

四半期純利益 1,102 2,076非支配株主に帰属する四半期純利益 154 188

親会社株主に帰属する四半期純利益 948 1,888

連結損益計算書 (単位:百万円)

科 目第 82期

第 2四半期末2019年5月31日現在

第 81期前期末

2018年11月30日現在

資産の部流動資産 36,058 35,907固定資産 21,812 22,435 有形固定資産 14,472 14,775 無形固定資産 302 275 投資その他の資産 7,037 7,384資産合計 57,870 58,343

負債の部流動負債 21,389 21,726固定負債 8,539 9,216負債合計 29,929 30,942

純資産の部株主資本 25,675 24,930

資本金 2,141 2,141資本剰余金 1,587 1,587利益剰余金 22,370 21,625自己株式 △ 423 △ 423

その他の包括利益累計額 △ 467 △ 168非支配株主持分 2,733 2,638純資産合計 27,941 27,400負債純資産合計 57,870 58,343

連結財務諸表(要旨)

株式の状況発行済株式の総数 17,339 千株 (自己株式1,053千株を含む)株 主 数 2,173 名

証券コード:7879

第82期第2四半期

営業報告書株式会社ノダ

■ 個人その他 49.4% 8,566千株

■ 外国人 9.3% 1,609千株

■ 金融機関等 25.5% 4,426千株

合計 2,173名17,339千株

■ その他の国内法人 15.8% 2,736千株

Facebook : https://www.facebook.com/NODAcorporation/Instagram : https://www.instagram.com/noda_corporation/

野田 励

公式Facebook

@NODA_corporation

公式 Instagram

@noda_corporation

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Page 2: ノダグループは、住まいに関する - 建材メーカー 株式会社ノダ...会社の概況 会社名 株式会社ノダ 本 社 東京都台東区浅草橋5丁目13番6号

ノダは、貴重な木質資源を有効に活用したエコ素材を開発・供給しています。

再生資源・未利用資源である廃木材のチップを繊維化・加熱・圧縮してエコ素材のMDFを製造しています。

1.MDFを製造 木の伐採量を大幅に削減します。

日本で育てられた木を使用しています。循環型資源形成をめざし、環境保全、CO2の削減、資源保護に貢献しています。

3.国産材を使用 日本の森林を保全し、CO2吸収量を増やします。

木質チップを木材繊維へ エコ素材MDF

製造工程

加熱圧縮

計画的に植林された木を使用しています。森林資源保護のため、スラインダーSPシリーズMSタイプ(自然塗装)、国産材大井川杉シリーズは植林木のみを使用しています。

2.植林木を使用 循環型資源を活用し、環境を維持します。

環境への取り組み&安全・快適な家作り

国産針葉樹合板国産材の原木 ノダ富士川事業所内 合板工場(静岡県富士市)

国産材大井川杉シリーズ スラインダーSPシリーズMSタイプ自然塗装

JネクシオナチュラルフェイスS・Jベース

構造用ハイベストウッド(MDF)施工例

CO2削減のための3つのキーワード

国産針葉樹合板の活用

リッチ・Jベース(1本溝タイプ)

銘木単板ならではの多彩な表情と個性を活かしたフロアです。木目の織りなす床の質感は高級感があふれ、洗練された空間をデザインします。

ナチュラルハードコート仕上げ天然木の自然な風合いを活かし、低艶で塗装感のない仕上りとしながらも耐久性のある塗装です。

ナチュラルハードコート

天然銘木単板

高密度MDF

国産材合板

天然木フロア

ショールームのご案内

VR体験(完全予約制)

バーチャルリアリティ(VR)のモデルハウスで実際にお部屋の中に立っているような臨場感を体感できます。

体験型ショールーム見て 触って 体感する

2019年6月、当社の福岡ショールームを移転し、装い新たにオープンいたしました。LED照明の調光により建材の色の見え方の変化を確認できるブースや、仮想モデルルームのVR体験(完全予約制)など、さまざまな仕掛けをご用意しております。西鉄大橋駅から徒歩5分の好立地でお客様をお待ちしております。

地震に強い壁倍率4.0取得

『福岡ショールーム』移転のご案内

美術協力のお知らせ

2019年7月から放送されているTBS系ドラマ2作品に当社製品が採用されました。ストーリーや出演者とともに、セットに使用されている内装にもぜひご注目ください。

日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』

【君嶋邸】床 材/アートクチュール・ドゥーズハード(アップル柄モカ色)階 段/アートクチュール階段(アップル柄モカ色)

火曜ドラマ『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』

【フレンチレストラン「ロワン・ディシー」】床 材/ナチュラルフェイスS(ウォールナット:ダーク色)カウンター/集成カウンター(ダーク色)

新柄「Acacia(アカシア)」

使いやすさ・快適さを確かめる

バリアフリー発見・体感ゾーン•「安心・安全で人にやさしい住まい」を体感で

きます。•実際に車いすに乗って廊下の幅や開口の広さ、

ドアの操作性などを確認できます。•高齢者疑似体験スーツを着用

し、高齢者の方の体の動きや住まいの危険な場所を発見・体感できます。

•衝撃吸収フロアの紹介や、さまざまな床材の歩行感を比較体験できます。

実際に住める住空間を体感する

生活提案商品ゾーンデッドスペースの有効活用術をご提案いたします。収納等に役立つアイディア満載の商品を展示、各種コーディネートと併せて確認できます。

多彩な商品ラインアップを見る

各種コーディネートゾーンインテリア建材の多彩な組み合わせをはじめ、住まう人の個性に合わせたさまざまなコーディネートスタイルをご提案いたします。

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Page 3: ノダグループは、住まいに関する - 建材メーカー 株式会社ノダ...会社の概況 会社名 株式会社ノダ 本 社 東京都台東区浅草橋5丁目13番6号

ノダは、貴重な木質資源を有効に活用したエコ素材を開発・供給しています。

再生資源・未利用資源である廃木材のチップを繊維化・加熱・圧縮してエコ素材のMDFを製造しています。

1.MDFを製造 木の伐採量を大幅に削減します。

日本で育てられた木を使用しています。循環型資源形成をめざし、環境保全、CO2の削減、資源保護に貢献しています。

3.国産材を使用 日本の森林を保全し、CO2吸収量を増やします。

木質チップを木材繊維へ エコ素材MDF

製造工程

加熱圧縮

計画的に植林された木を使用しています。森林資源保護のため、スラインダーSPシリーズMSタイプ(自然塗装)、国産材大井川杉シリーズは植林木のみを使用しています。

2.植林木を使用 循環型資源を活用し、環境を維持します。

環境への取り組み&安全・快適な家作り

国産針葉樹合板国産材の原木 ノダ富士川事業所内 合板工場(静岡県富士市)

国産材大井川杉シリーズ スラインダーSPシリーズMSタイプ自然塗装

JネクシオナチュラルフェイスS・Jベース

構造用ハイベストウッド(MDF)施工例

CO2削減のための3つのキーワード

国産針葉樹合板の活用

リッチ・Jベース(1本溝タイプ)

銘木単板ならではの多彩な表情と個性を活かしたフロアです。木目の織りなす床の質感は高級感があふれ、洗練された空間をデザインします。

ナチュラルハードコート仕上げ天然木の自然な風合いを活かし、低艶で塗装感のない仕上りとしながらも耐久性のある塗装です。

ナチュラルハードコート

天然銘木単板

高密度MDF

国産材合板

天然木フロア

ショールームのご案内

VR体験(完全予約制)

バーチャルリアリティ(VR)のモデルハウスで実際にお部屋の中に立っているような臨場感を体感できます。

体験型ショールーム見て 触って 体感する

2019年6月、当社の福岡ショールームを移転し、装い新たにオープンいたしました。LED照明の調光により建材の色の見え方の変化を確認できるブースや、仮想モデルルームのVR体験(完全予約制)など、さまざまな仕掛けをご用意しております。西鉄大橋駅から徒歩5分の好立地でお客様をお待ちしております。

地震に強い壁倍率4.0取得

『福岡ショールーム』移転のご案内

美術協力のお知らせ

2019年7月から放送されているTBS系ドラマ2作品に当社製品が採用されました。ストーリーや出演者とともに、セットに使用されている内装にもぜひご注目ください。

日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』

【君嶋邸】床 材/アートクチュール・ドゥーズハード(アップル柄モカ色)階 段/アートクチュール階段(アップル柄モカ色)

火曜ドラマ『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』

【フレンチレストラン「ロワン・ディシー」】床 材/ナチュラルフェイスS(ウォールナット:ダーク色)カウンター/集成カウンター(ダーク色)

新柄「Acacia(アカシア)」

使いやすさ・快適さを確かめる

バリアフリー発見・体感ゾーン•「安心・安全で人にやさしい住まい」を体感で

きます。•実際に車いすに乗って廊下の幅や開口の広さ、

ドアの操作性などを確認できます。•高齢者疑似体験スーツを着用

し、高齢者の方の体の動きや住まいの危険な場所を発見・体感できます。

•衝撃吸収フロアの紹介や、さまざまな床材の歩行感を比較体験できます。

実際に住める住空間を体感する

生活提案商品ゾーンデッドスペースの有効活用術をご提案いたします。収納等に役立つアイディア満載の商品を展示、各種コーディネートと併せて確認できます。

多彩な商品ラインアップを見る

各種コーディネートゾーンインテリア建材の多彩な組み合わせをはじめ、住まう人の個性に合わせたさまざまなコーディネートスタイルをご提案いたします。

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会社の概況会 社 名 株式会社ノダ本   社 東京都台東区浅草橋5丁目13番6号設   立 1938年1月8日資 本 金 21億4,100万円従 業 員 数 962名(連結1,737名)

営業拠点 (2019年6月4日現在 )北海道(札幌市 )、青森、北東北(盛岡市)、東北(仙台市)、郡山、宇都宮、高崎、茨城(水戸市)、信越(新潟市)、長野、千葉、千葉北(柏市)、埼玉(さいたま市)、東京(台東区)、西東京(八王子市)、横浜、厚木、静岡、沼津、浜松、名古屋、岐阜、金沢、京都、関西四国(大阪市)、兵庫(神戸市)、中国(広島市)、福岡、北九州、長崎(諫早市)、熊本、宮崎、南九州(鹿児島市)、沖縄、他

ショールーム東京都台東区、仙台市、横浜市、静岡市、名古屋市、大阪市、福岡市

工場静岡県静岡市、静岡県富士市

連結子会社石巻合板工業株式会社 :宮城県石巻市アドン株式会社 :静岡県静岡市株式会社ナフィックス :東京都台東区アイピーエムサービス株式会社 :宮城県石巻市PT. SURA INDAH WOOD INDUSTRIES (スラインダー社)

:インドネシア

持分法適用関連会社SANYAN WOOD INDUSTRIES SDN. BHD.(サンヤン社)

:マレーシア

役員代表取締役会長 野 田 章 三代表取締役社長 野 田   励常 務 取 締 役 島 村   明常 務 取 締 役 髙津原健太郎常 務 取 締 役 野 田 四 郎常 務 取 締 役 中 村 嘉 宏常 務 取 締 役 辻 村   力

取 締 役 宮 田 佳 明社 外 取 締 役 髙 井 章 吾社 外 取 締 役 塩 坂   健常勤監査役(社外) 浦 田   進常 勤 監 査 役 長谷川倫源社 外 監 査 役 三 浦   悟監 査 役 上 原 敏 彦

《株式に関する手続きのお申し出先について》●証券会社等へ当社株式をお預けいただいている場合当社株式をお預けいただいている各証券会社等にお申し出下さい。なお、未払配当金の支払い、支払明細発行については、下記「みずほ信託銀行株式会社」の郵便物送付先、電話お問合せ先、お取扱店をご利用下さい。●証券会社等へ当社株式をお預けいただいていない場合(特別口座)みずほ信託銀行株式会社 証券代行部

(郵便物送付先/電話お問合せ先)      〒168-8507東京都杉並区和泉2丁目8番4号      電話 0120-288-324(フリーダイヤル)

(お取扱店) みずほ信託銀行株式会社 本店および全国各支店(※)      みずほ証券株式会社 本店および全国各支店

(※)トラストラウンジではお取扱いできません。

事 業 年 度 12月1日から翌年11月30日まで定時株主総会 2月基 準 日 定 時 株 主 総 会 11月30日

期 末 配 当 金 11月30日中 間 配 当 金 5月31日そのほか必要ある場合は、あらかじめ公告して定めます。

単 元 株 式 数 100株株主名簿管理人 みずほ信託銀行株式会社事務取扱場所 東京都中央区八重洲一丁目2番1号公告掲載新聞 日本経済新聞

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会社概要・株式情報(2019年5月31日現在) トップメッセージ

◦セグメント状況◦<住宅建材事業>

内装建材シリーズ「ビノイエ」「アートクチュール」などの販売に引き続き注力するとともに、国産針葉樹合板を基材に使用した床材「ラスティックフェイス リッチ・Jベース」「 Jネクシオ」などの拡販に取り組みました。また、地球環境に優しいリサイクル素材を使用し耐震性能や劣化軽減性能に優れた構造用MDFの供給力強化とシェア拡大に努めるとともに、業務提携先の IFI社(インドネシア)で製造した輸入MDFの拡販に取り組みました。さらに、バリアフリー商品群「ユニバーサル ディレクト」を足がかりに、サービス付き高齢者向け住宅や福祉施設、幼保施設などの非住宅分野の開拓に取り組むとともに、各シリーズから短納期対応製品を厳選した「レギュラーズ セレクション」を展開し、リフォーム・リノベーション需要の獲得に努めました。なお、床材の基材に使用している輸入南洋材合板の仕入コストが昨年大幅に上昇したことから、国産針葉樹合板への基材の切り替えを一層進めており、また、建具類の内製化を促進するなど各種コストダウン策に取り組みましたが、高止まりする原材料コスト(接着剤、チップ等)や、昨年の自然災害の影響で上昇に拍車がかかった物流コストが損益の圧迫要因となりました。また、アドン株式会社で発生した火災の影響で、一部建材製品の納期遅延に伴う販売量の減少もありましたが、現在すでに納期遅延は解消し、火災発生前の生産体制に戻っております。この結果、住宅建材事業の売上高は20,709百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益は1,208百万円(同6.7%減)となりました。<合板事業>

国産針葉樹合板は、安定した合板相場が続いており生産も堅調に推移しましたが、当社で製造する床材の基材への活用を推進した結果、当社グループ外への販売量は前年同期に比べ減少いたしました。また、原木や接着剤など原材料コストが前年同期に比べ上昇いたしました。輸入南洋材合板は、昨年はマレーシアなど生産現地における原木不足の影響により年間を通して仕入コスト・販売価格とも上昇しましたが、昨年後半以降は国内需要が低迷しており、当第2四半期連結累計期間においては、販売量は前年同期に比べ減少し、販売価格も弱含みで推移いたしました。この結果、合板事業の売上高は12,283百万円(前年同期比 2.8%減)、セグメント利益は1,083百万円(同26.6%減)となりました。

ノダグループは、住まいに関するお客様の様々なニーズにお応えしながら、着実な成長を目指し ます。

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。さて、ここに当社グループの第82期第2四半期連結累計期間(2018年12月~2019年5月)の営業の概況等につきまして、ご報告申し上げます。

2019年8月

第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、設備投資は底堅く推移するなど景気は緩やかに回復しておりますが、米国の金融政策や通商政策の動向、中国の景気減速など世界経済は不確実性を増しており、先行き不透明な状況で推移いたしました。住宅需要につきましては、低水準の住宅ローン金利などの影響により持ち直しの動きが見られますが、貸家の減少が響き新設住宅着工戸数は前年同期並みの水準で推移いたしました。こうしたなか当社グループは、国産針葉樹合板の活用推進やMDF(中質繊維板)の販売強化、建具類の内製化促進など様々な施策に取り組み、収益力の向上やコスト競争力の強化に努めましたが、原材料や物流のコストアップが損益の圧迫要因となりました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高32,992百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益1,572百万円(同24.0%減)、経常利益1,610百万円(同22.5%減)となりました。また、本年1月に連結子会社アドン株式会社で発生した火災に伴い災害による損失139百万円を特別損失に計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益948百万円(同49.8%減)となりました。なお、当該火災に係る受取保険金は、現時点で未確定であるため計上しておりません。

営業の概況

当期の中間配当金につきましては、これらの業績や配当の基本方針等を総合的に勘案し、1株につき12円50銭(前期の中間配当金と同額)とさせていただきました。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

配当について

連結貸借対照表 (単位:百万円)

科 目第 82期

第2四半期累計期間2018年12月 1日から2019年 5月31日まで

第 81期第2四半期累計期間2017年12月 1日から2018年 5月31日まで

売上高 32,992 32,626売上原価 25,117 24,510

売上総利益 7,874 8,115販売費及び一般管理費 6,302 6,046

営業利益 1,572 2,068営業外収益 149 116営業外費用 110 105

経常利益 1,610 2,079特別利益 108 668特別損失 259 96

税金等調整前四半期純利益 1,460 2,651法人税、住民税及び事業税 311 517法人税等調整額 46 56

四半期純利益 1,102 2,076非支配株主に帰属する四半期純利益 154 188

親会社株主に帰属する四半期純利益 948 1,888

連結損益計算書 (単位:百万円)

科 目第 82期

第 2四半期末2019年5月31日現在

第 81期前期末

2018年11月30日現在

資産の部流動資産 36,058 35,907固定資産 21,812 22,435 有形固定資産 14,472 14,775 無形固定資産 302 275 投資その他の資産 7,037 7,384資産合計 57,870 58,343

負債の部流動負債 21,389 21,726固定負債 8,539 9,216負債合計 29,929 30,942

純資産の部株主資本 25,675 24,930

資本金 2,141 2,141資本剰余金 1,587 1,587利益剰余金 22,370 21,625自己株式 △ 423 △ 423

その他の包括利益累計額 △ 467 △ 168非支配株主持分 2,733 2,638純資産合計 27,941 27,400負債純資産合計 57,870 58,343

連結財務諸表(要旨)

株式の状況発行済株式の総数 17,339 千株 (自己株式1,053千株を含む)株 主 数 2,173 名

証券コード:7879

第82期第2四半期

営業報告書株式会社ノダ

■ 個人その他 49.4% 8,566千株

■ 外国人 9.3% 1,609千株

■ 金融機関等 25.5% 4,426千株

合計 2,173名17,339千株

■ その他の国内法人 15.8% 2,736千株

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野田 励

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