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スポーツアコード国際会議について
日本スポーツ振興センター
資料4-2
スポーツアコード国際会議(SportAccord Convention)の概要
スポーツアコード国際会議とは、国際競技連盟(IF)の連合体である
GAISF(Global Association of International Sports Federations)が
2003年から毎年開催しているスポーツ界最大級の国際会議です。
このイベントでは、スポーツ界のホットイシューを議論するカンファ
レンスや、IFやスポーツ産業関連企業、各国・都市によるブース展示が
行われる他、GAISFやASOIF(夏季オリンピック競技IF連合)AIOWF
(冬季オリンピック競技IF連合)、ワールドゲームズ、ワールドマスタ
ーズゲームズ等の年次総会も同時に開催されます。
IF幹部や国際オリンピック委員会(IOC)委員も多数参加するため、国
際的なネットワーク強化やオリンピック、世界大会等の国際大会の招
致活動の場としても活用されています。
各国・都市やスポーツ関連企業にとっても、多数のIF幹部やIOC委員と
容易に直接コンタクトを持つことができるユニークな機会となってい
ます。
公式発表によると、2018年の会議には84カ国から831団体、1844名の
参加がありました。(例年同程度の参加者が見込まれます)
Copyright © JAPAN SPORT COUNCIL
スポーツアコード国際会議には各IFの会長、専務理事等の幹部が出席するため、誘致を検討している国際競技大会等のイベントがある場合は、該当のIF幹部と現地で直接交渉を進めることができます。英国や豪州、デンマーク等は毎年ブースを出展し、国際大会誘致の交渉をこの会議を活用して進めています。大会誘致を有利に進めるための事前折衝、公開情報には載らない生の情報等、参加しないと得られない機会、情報が多くあります。
スポーツアコード国際会議の活用例
Copyright © JAPAN SPORT COUNCIL
国際競技大会誘致の交渉
国際大会・国際会議に関する情報収集
国際ネットワークの強化
会議にはIF関係者の他、各国・都市や政府機関の代表、スポーツ産業関連企業、メディア関係者等が参加します。
期間中に開催されるカンファレンスでは、過去の国際競技大会で得られた教訓の共有や、スポーツ界のホットトピックが議論されます。またIF関係者等から、新しいイベントを紹介される場合もあります。
米国各都市の共同出展ブース 世界野球・ソフトボール連盟のブース
さいたまスポーツコミッションのブース
新しい国際大会(World Urban Games)の説明会も会議期間中に開催された
JAPANブースの紹介
日本スポーツ振興センターはスポーツ庁委託事業の一貫として、2013年のスポーツアコード国際会議から「JAPANブース」を設置し、国際スポーツ界とのネットワーク強化、日本のスポーツ情報の発信を行って参りました。2014年からは、日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)の呼びかけにより、スポーツコミッションを有する自治体の方々もJAPANブースに参加してこられました。東京2020組織委員会はJAPANブースで関連IFと2020大会準備のための折衝を行う等、日本人参加者の現地活動拠点としても機能しています。ここ最近のスポーツアコード国際会議では、ラグビーワールドカップ2019、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、関西ワールドマスターズ2021関西の開催が予定されているため、日本の情報を知りたい、日本と繋がりたい関連企業や、日本での国際大会開催を希望するIF等が多数、JAPANブースに訪れています。JAPANブースに参加したい、スポーツアコード国際会議について詳しく知りたい場合は、下記までお気軽にお問合せください。
次回の会議は、2019年5月5~10日にゴールドコースト(オーストラリア)で開催
<連絡先>日本スポーツ振興センター 情報・国際部(担当:桶谷)TEL : 03-5410-9161email: [email protected]