ソリューション概要：マネージドサービス プロバイダーのセキュリティ管理を 簡素化する3つの方法 SonicWallとConnectWiseで、マネージドセキュリティプロバイダーの セキュリティ管理を簡素化

要旨多くのマネージドサービスプロバイダー (MSP)  は、日々途切れなくConnectWise™使用し、サービス運用全体を管理していますが、SonicWallのGlobal Management System (GMS) とConnectWiseの統合により、大幅に向上した顧客ネットワークに対する可視性や、ConnectWise ManageポータルからSonicWallリソースを一括監視できる効率的な方法が、MSPに提供されます。この概要では、この統合型ソリューションがMSPによるセキュリティ管理の簡易化を実現する3つの主な方法について説明します。

課題：サービス、タイミング、コスト

しっかりと構成されたマネージドセキュリティサービスビジネス事業の運営に関してMSPが強く求めるのは、その事業戦略の主要な部分である、効果的で反復可能なプロセスと運用の継続的な最適化です。 

適切なサービスを適切なタイミングかつ適切なコストで開発し提供するには、広範囲にわたる重要な運用機能の評価と選択が重要です。これらには以下の適切な選択が含まれます： 

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• テクノロジーパートナー

• スタッフ

• データセンターのアーキテクチャ

• 契約条件

• サービスレベルのデリバリー

• 市場参入戦略

• 事業を強化する、バックオフィス自動化ツール

MSPは、開発することを選択したインフラストラクチャや、採用することを選択した業務管理ソフトウェアに関連し、事業、経済性、技術に関する無数の決定に直面しています。価値の高いマネージドセキュ リティサービスを確立するには、包括的なセキュリティの管理、監視、レポー ト機能を、トップクラスのプロフェッ 

ショナル・サービス・オートメーション (PSA) ソフトウェアと統合させたソリューションが必要です。

この統合により、MSPによるマルチベンダーソリューション環境の可視化や制御が可能になるほか、業務運用の合理化や運用コストの削減が実現します。

ソリューション： SonicWall & ConnectWise

SonicWallは当社のGlobal Management System (GMS) と、業界をリードするPSAツールであるConnectWise Manage® ソフトウェアを統合させることで、ネットワークセキュリティソリューションの可視性、管理性、および保守性を向上させます。

2 7 , 0 0 0社以上にのぼるグローバルな チャネルパートナーSecureFirstを活用したGMSとConnectWiseの統合は、これらパートナーとの長年のコラボレー ションからから得られる集合的なイン プットが生かされています。MSPへのメリットは、顧客のデータに対する可視性の向上、生産性の向上、全体的な効率の向上です。

この組み合わされたソリューションは、自動化されたサービスチケット機能やアセット同期化機能を単一ポータルでMSPに提供します。MSPは、設定された優先度や重大度レベルに基づいて、ConnectWise Manageポータル内でこれらの重要な運用タスクをネイティブに簡単かつ迅速に、実行・管理できます。

MSPのセキュリティ管理を簡素化する 3つの方法

GMSとConnectWiseの統合により可能になる貴社カスタマーのセキュリティ管理の簡素化の方法には、主に以下の3つがあります：

• カンパニーマッピング

• 自動アセット同期化機能の統合

• 自動チケットサービス機能の統合

カンパニーマッピングMSPは、選択したクライアントのプロファ イルをSonicWall GMSとConnectWise Manage間で共有し、その各クライアントに関連して管理されるSonicWallのすべてのアセットをConnectWiseポータル内にマップして管理・監視できます。 

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自動アセット同期化機能の統合さらに、MSPは、アセットの追跡や使用状況のためにConnectWise Automateポータ ルのクライアントアカウントにマップされたSonicWallのセキュリティアプライアンスを自動で更新できます。これにより、クライアント名やデバイスの詳細（モデル、シリアル、バージョン、有効なサブスクリプション、登録日、サービスの有効期限、IP/MACアドレスなど）を確認でき ます。 

また、ConnectWise内のアプライアンスのインベントリも見ることができ、MSPのデバイス管理が容易になります。新しいユ ニットが追加されるたびに、ConnectWiseを通じてそのユニットの設定が作成され、それと同じ設定がGMSに保存されます。また逆に、ユニットがどれでも削除されるたびに、ConnectWiseで作成された設定が削除され、それと同じものがGMSから削除されます。

自動チケットサービス機能統合MSPはまた、GMSシステム生成のアラートをConnectWise Manageチケットシステムで自動的に作成することも可能です。問題が解決されて自動的にクローズされるまで、MSPは修正プロセス中のすべての処理中チケットを追跡、文書化、通信できます。 

チケット作成はシステム間でマッピングされ、GMSでチケットが作成されると、ConnectWiseシステムでの変更を反映した同期化が行われます。 

また、ConnectWiseから、サービスチケッ トが最終承認されるかクローズされるまで、さまざまな通信ツールを使用して関係者にステータスアラートを送信できます。これらには、電子メール、ショートメー ル  (SMS)、電話通話、さらにiOSおよびAndroidでのプッシュ通知が含まれます。 

まとめ

MSPの方々にとり、SonicWallをご利用いただくことは、セキュリティのテクノロジー、運用、プロセスに関する深い専門知識を有するテクノロジーパートナーとの提携を意味します。SonicWallのパートナー の多くが業務管理プラットフォームとしてConnectWise Manageを利用していることから、GMSとConnectWiseの統合は、SonicWallをご利用のMSPの方々の業務要件に対応し続けるために行われる、多くの製品統合の第一歩と言えるでしょう。

詳細は sonicwall.com/en-us/products/management-and-reporting/global-management-systemをご覧ください。

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