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ネットワーク基盤応用(6)
おおえまさふみ資料URL
http://www.fumi.org/kaetsu/ NA-06.pdf
NA-06 1
本日の目標
• マルチプルSSID (2)
– 複数のSSIDの応用設定
NA-06 2
各SSIDに任意の有線側を割り当てる.
SSID(無線LAN)
VLAN
ブリッジ番号
有線側VLAN
説明
Yama
101
10 101 SSID: yamaと有線側VLAN 101のネットワークをブリッジ10がつなぐ。
Kawa
102
20 102 kawaと有線側vlan 102をブリッジ20がつなぐ
Sora
103
30 103 soraと有線側vlan103をブリッジ30がつなぐ
• 複数のSSIDが必要=複数のLAN=タグVLANの活用
• アクセスポイントは、「ブリッジ(橋渡し)」機能をつかって、無線側のVLANと有線のVLANをつなぐ。
NA-06 3
設定の初期化
# (enableモードで)
#copy flash:init2013 startup-config
Destination filename [startup-config]?
[OK]
1397 bytes copied in 0.120 secs (11642 bytes/sec)
#
NA-06 4
サブインターフェース
• 物理的なインターフェース上に,論理的なインターフェースをつくったもの.
– 物理I/F上に,論理インターフェース 1-3をつくる
FastEthernet 0
FastEthernet 0.1
FastEthernet 0.2
FastEthernet 0.3
サブインターフェースは, .数字となる.
NA-06 5
理解のポイント
• VLANは、VLANタグ番号で管理する
– VLAN番号
• サブインターフェース番号と兼用すれば管理が楽– VLAN番号=サブインターフェース番号としている。
これらが異なっていても構わない。
– 例) Vlan番号&タグ番号は、10、サブインターフェース番号は、1
NA-06 6
Multiple SSID の設定(おさらい)
• (おさらい)• Multiple SSID機能をONすること• 各dot11 ssid の項目で、
– 複数のSSIDをブロードキャストする場合は、guest-modeコマンドではなく、mbssid コマンドを使う
– 利用するVLANを指定する。
• 各無線LAN(dot11radio 0 と1)および有線LAN(FastEthernet 0)で、– vlanに対応したサブインターフェース(subinterface)の
設定をする。– Subinterface で、VLAN番号/VLANタグ番号、ブリッジ
の設定を行う。
NA-06 7
ステップ1 Multiple SSID ON
(設定前に現在の設定を消した方がよいです。)
ap(config)#dot11 mbssid
と入力し、いままで一個だったSSIDを複数設定する。
(dot11radio1 に関する警告・エラーが表示される場合があるが、無視してよい)
NA-06 8
ステップ2:VLANとmultiple SSID
• 設定例は、以下の通り
– 設定のとき、SSIDの名前は、各自で変えること!
NA-06
SSID(無線LAN)
ブリッジ番号
無線側のVLAN番号
Subinterfa
ce 番号有線側のVLAN tag番号
セキュリティなど
kenzo 10 101 1 101 なし
kawa 20 102 2 102 なし
sora 30 103 3 103 WPAによる暗号化(前回と同じ)
9
設定例 ssid: kenzoを作る
ap(config)#dot11 mbssid
ap(config)#dot11 ssid kenzo
ap(config-ssid)#vlan 101
ap(config-ssid)#authentication open
ap(config-ssid)#mbssid guest-mode
ap(config-ssid)#exit
ap(config)#
• Wpaを使用するSSID “kawa”を設定する。– Vlan番号は、101をつかう。(前の表の通り)
• SSIDのブロードキャストには、guest-modeではなくmbssid guest-modeコマンドを使う。
NA-06 10
設定例 ssid: kawa を作る
ap(config)#dot11 ssid kawa
ap(config-ssid)#vlan 102
ap(config-ssid)#authentication open
ap(config-ssid)#mbssid guest-mode
ap(config-ssid)#exit
ap(config)#
• SSID “kawa”を設定する。• Vlan番号は、102をつかう。(前の表の通り)
• SSIDのブロードキャストには、guest-modeではなくmbssid guest-modeコマンドを使う。
NA-06 11
3つ目:ssid sora も作る
NA-06 12
各インターフェースにSSID yamaとkawa ,soraを設定
ap(config)#int dot11Radio 0
ap(config-if)#ssid kenzo
ap(config-if)#ssid kawa
(使うSSIDを記述する。3つ使うときは、3つ目も!)
ap(config-if)#ssid sora
NA-06 13
次にブリッジの設定をする。
• 無線LAN側のVLAN番号 101(kenzo) とVLAN番号102(kawa),103(sora)に対して、インターフェースを割り当てる。
ap(config)#int dot11Radio 0.1↑kenzo (VLAN 101) dot11radio のサブインターフェース 0.1の設定開始
ap(config-subif)#encapsulation dot1Q 101↑タグVLAN番号101番を割り当てる。
ap(config-subif)# bridge-group 10↑ブリッジは、10番でおこなう。(表参照)
ap(config-subif)#exit1
NA-06 14
次にブリッジの設定(kawa用)をする。
ap(config)#int dot11Radio 0.2
↑dot11radio のサブインターフェース 0.20 の設定開始
ap(config-subif)#encapsulation dot1Q 102
↑タグVLAN番号 102を割り当てる。
ap(config-subif)# bridge-group 20
↑ブリッジは、2番でおこなう。(表参照)
ap(config-subif)#exit
NA-06 15
FastEthernetの設定をする
同様の設定を FastEthernetに対してもおこなう。
ap(config)#int FastEthernet 0.1
ap(config-subif)#encapsulation dot1Q 101
ap(config-subif)# bridge-group 10
ap(config-subif)#exit
ap(config)#int FastEthernet 0.2
ap(config-subif)#encapsulation dot1Q 102
ap(config-subif)# bridge-group 20
ap(config-subif)#exit
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できたイメージ
無線LAN 設定
無線LANインターフェース
VLAN ブリッジ番号
有線側LANインターフェース
SSID: kenzo
Vlan 101
Dot11radio 0.1 101 10 FastEthernet 0.1
SSID: kawa
Vlan 102
Dot11radio 0.2 102 20 FastEthernet 0.2
SSID:sora
Vlan 103
Dot11radio0.3 103 30 FastEthernet 0.3
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確認してみましょう
• 設定した2つ(または,3つ)のSSIDがつかえることを確認する。
• 応用
– 3つのSSID
– 暗号化の実施
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