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『学びのユニバーサルデザイン(UDL)』の可能性を探って米国からの報告と日本での導入に期待されること
日本LD学会第23回大会(和歌山・大阪)自主シンポジウム≪J50≫2014年11月24日 14:00~15:30リーガロイヤルNCB 花
『学びのユニバーサルデザイン(UDL)』の可能性を探って~米国からの報告と日本での導入に期待されること~
•金子晴恵(アンダンテ西荻教育研究所)企画・司会
• バーンズ亀山静子(NY州認定スクールサイコロジスト)話題提供1
•中川優子(Frank C. Whitely School)話題提供2
•懸川武史(群馬大学)話題提供3
•納富恵子(福岡教育大学教職大学院)指定討論
企画趣旨金子晴恵(アンダンテ西荻教育研究所)
私の軌道修正
こうすれば、発達障害の子にもわか
りやすい
発達障害の子に分かりやすければ、
みんなにわかりやすい
だからそれは、UDである
ちょっと違った!
☞UDL情報センターWebsite http://www.andante-nishiogi.com/udl/
脳は一人ひとり違う、学習プロセスもニーズも一人ひとり違う。 だから・・・UDL
認知ネットワーク
Present information and content in different ways
情報や内容をいろ
いろな方法で提示
しましょう。
方略ネットワーク
Differentiate the ways that students can express what they know
生徒が自分の知っていることを表出する方法をいろいろな形にしましょう。
感情ネットワーク
Stimulate interest and motivation for learning
学習への興味とやる気を刺激しましょう。
あくまでも「授業ありき」の
教師目線から
一人一人の「学習の保障」
学習者目線でのUDへ
UDという名の“ちょっとした手法”を“取り入れる”のではなく、学習のプロセスを“デザイン(計画・構成)”するための“フレームワーク(枠組み)”がUDL
授業
UD的
なもの
UD的
なもの
UD的
なもの
UD的
なもの
カリキュラム・目標、ねらい・方法・教材教具・評価
UDL
私たちが認識しなければいけない “変化”
• 「求められる学力」が、変化している
• 「教師の役割」が、変化している
• 「支援のありかた」も、変化している
21世紀の教育の目標は、単に知識や新しい技術の使い方を習得するだけではなく、学びのプロセスそのものを習得することにあります。教育は学びの入門者を学びのエキスパートにする手助けをしなければなりません。学びのエキスパートとは、学びたいという気持ちを持ち、方略的に学ぶ方法がわかり、自分に合った柔軟なやり方で生涯の学習に十分備えられている者をさします。UDLは、教育者がこの目標に取り組む手助けとなるよう、最初から全ての学習者のニーズに合った教育をどのようにつくっていくかを理解するための枠組みを提供します。(UDL 前文より)
議論のポイント“学び”の“ユニバーサルデザイン”の可能性は?
• すでにその「変化」に「対応」している米国の学校現場では?
• 日本でのUDL導入のステップ、そして現状と期待される変化は?
UDLについての情報は・・・
• UDL情報センター公式サイト(ガイドラインや各種資料もダウンロードできます)
http://www.andante-nishiogi.com/udl/
• UDL情報センターブログ (関連情報や活動報告、コラムなどを随時アップ)
http://udl-japan.seesaa.net/
• UDL研究会Facebook (研究会のお知らせや最新情報を最速で!)
https://www.facebook.com/udljapanese
• CASTのUDLについてのサイト (英語ですが、最も内容豊富!)
http://www.udlcenter.org/