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F3SG- R セーフティライトカーテン カタログ番号 SGFM-712H http://www.ia.omron.com/f3sg-r

セーフティライトカーテン - Omron...EN ISO 13849-1:2008 (PL e、カテゴリ4) (2)UL •ULリスティング タイプ4 ESPE (UL61496-1)、タイプ4 AOPD (UL61496-2)、UL508、UL1998、CAN/CSA

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F3SG-□R□セーフティライトカーテン

カタログ番号 SGFM-712Hhttp://www.ia.omron.com/f3sg-r

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はじめに

このたびはセーフティライトカーテン形F3SG-Rシリーズ(以下F3SG-Rと呼びます)をお買い上げいただき、ありがとうございます。本書はF3SG-Rの使用方法について説明しています。ご使用に際して下記のことを守ってください。

・ F3SG-Rは設置される機械について十分に理解されている「責任者」がお取り扱いください。・ 本書の中で「責任者」とは、機械の設計・設置・運用・保守・廃棄の各段階において、安全確保を行うための資格お

よび権限と責任のある人物のことです。・ F3SG-Rは、設置環境、機械の性能・機能に対応して正しく使用されることが前提となっています。関係者によるリ

スクアセスメントを実施した上で本製品を設置してください。・ ご使用の前に本書をよくお読みいただき十分にご理解の上、正しくご使用ください。・ 本書はいつでも参照できるように、お手元に大切に保管してください。

商標Bluetooth®は、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。オムロンはライセンスに基づいて使用しています。その他記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

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iF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

1. F3SG-Rは、 労働安全衛生法第四十四条の二による 「型式検定」 を受けていません。 し たがっ て、 F3SG-R

を日本国内で同法第四十二条で定められた 「プレス機械またはシャーの安全装置」 と し て使用する場合は、

機械制御システムで検定を受けていただ く 必要があ り ます。

2. F3SG-Rは、 EU (欧州連合) 機械指令附属書V 第2項で指定される電気感知式保護装置 (ESPE : Electro-

Sensitive Protective Equipment) です。

3. EC/EU適合宣言

オムロンは、 F3SG-Rが以下のEC/EU指令の要求に適合し ている こ と を宣言し ます。

機械指令 2006/42/EC

EMC指令 2004/108/EC, 2014/30/EU

4. 適合規格

(1) 欧州規格

EN61496-1 (タ イプ4 ESPE)、 EN 61496-2 (タ イプ4 AOPD)、 EN61508-1~4 (SIL 3)、

EN ISO 13849-1:2008 (PL e、 カテゴ リ4)

(2) 国際規格

IEC61496-1 (タ イプ4 ESPE)、 IEC61496-2 (タ イプ4 AOPD)、 IEC61501~4 (SIL 3)、

ISO 13849-1:2006 (PL e、 カテゴ リ4)

(3) JIS規格

JIS B 9704-1 (タ イプ4 ESPE)、 JIS B 9704-2 (タ イプ4 AOPD)

(4) 北米規格

UL61496-1 (タ イプ4 ESPE)、 UL61496-2 (タ イプ4 AOPD)、 UL508、 UL1998、 CAN/CSA C22.2 No.14、

CAN/CSA C22.2 No.0.8

(5) 中国規格

GB4584(プレス機用光電保護装置技術条件)

5. 第三者認証

(1) TÜV SÜD

• EC型式試験認証:

EU機械指令、 タ イプ4 ESPE (EN61496-1)、 タ イプ4 AOPD (EN 61496-2)

• 認証:

タ イプ4 ESPE (EN61496-1)、 タ イプ4 AOPD (EN61496-2)、 EN 61508-1~4 (SIL 3)、

EN ISO 13849-1:2008 (PL e、 カテゴ リ4)

(2) UL

• ULリ ステ ィ ング

タ イプ4 ESPE (UL61496-1)、 タ イプ4 AOPD (UL61496-2)、 UL508、 UL1998、 CAN/CSA C22.2 No.14、

CAN/CSA C22.2 No.0.8

(3) 中国国家鋳造鍛造機械品質監督検査中心

• 認証:

GB4584(プレス機用光電保護装置技術条件)

6. その他の規格

F3SG-Rは以下の規格を考慮し た設計になっ てお り ます。 なお、 終システムを下記の規格、 規制に適合

させるためには、 関連するすべての規格、 法規、 規制にし たがっ て設計、 使用し て く だ さい。 不明な点は、

ULなどの専門機関にご相談 く だ さい。

• 欧州規格 EN415-4、 EN691-1、 EN692、 EN693、 IEC/TS 62046

• 米国労働安全衛生規則 OSHA 29 CFR 1910.212

• 米国労働安全衛生規則 OSHA 29 CFR 1910.217

• 米国規格 ANSI B11.1 to B11.19

法規 ・ 規格について

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ii

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

• 米国規格 ANSI/RIA R15.06

• カナダ規格協会 CSA Z142, Z432, Z434

• SEMIス タ ンダー ド SEMI S2

• 厚生労働省 「機械の包括的な安全基準に関する指針」 平成19年7月31日基発第0731001号

• 中国規格 GB17120, GB27607

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iiiF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

Terms and Conditions Agreement

「当社商品」について特別の合意がない場合には、 お客様のご購入先にかかわらず、 本ご承諾事項記載の条件

を適用いた し ます。

1. 定義

本ご承諾事項中の用語の定義は次のとお り です。

(1) 「当社商品」 : 「当社」の F A システム機器、 汎用制御機器、 センシング機器、 電子 ・ 機構部品

(2) 「カ タ ログ等」 : 「当社商品」に関する、 ベス ト 制御機器オムロン、 電子 ・ 機構部品総合カ タ ログ、 その

他のカ タ ログ、 仕様書、 取扱説明書、 マニュアル等であっ て電磁的方法で提供される ものも含みます。

(3) 「利用条件等」 : 「カ タ ログ等」に記載の、 「当社商品」の利用条件、 定格、 性能、 動作環境、 取り扱い方

法、 利用上の注意、 禁止事項その他

(4) 「お客様用途」 : 「当社商品」のお客様におけるご利用方法であっ て、 お客様が製造する部品、 電子基板、

機器、 設備またはシステム等への「当社商品」の組み込み又は利用を含みます。

(5) 「適合性等」 : 「お客様用途」での「当社商品」の(a)適合性、 (b)動作、 (c)第三者の知的財産の非侵害、 (d)法

令の遵守および(e)各種規格の遵守

2. 記載事項のご注意

「カ タ ログ等」の記載内容については次の点をご理解 く だ さい。

(1) 定格値および性能値は、 単独試験における各条件のも と で得られた値であ り、 各定格値および性能値

の複合条件のも と で得られる値を保証する ものではあ り ません。

(2) 参考データはご参考と し て提供する もので、 その範囲で常に正常に動作する こ と を保証する ものでは

あ り ません。

(3) 利用事例はご参考ですので、 「当社」は「適合性等」について保証いた しかねます。

(4) 「当社」は、 改善や当社都合等によ り、 「当社商品」の生産を中止し、 または「当社商品」の仕様を変更す

る こ とがあ り ます。

3. ご利用にあたってのご注意

ご採用およびご利用に際し ては次の点をご理解 く だ さい。

(1) 定格 ・ 性能ほか「利用条件等」を遵守し ご利用 く だ さい。

(2) お客様ご自身にて「適合性等」をご確認いただき、 「当社商品」のご利用の可否をご判断 く だ さい。

「当社」は「適合性等」を一切保証いた しかねます。

(3) 「当社商品」がお客様のシステム全体の中で意図し た用途に対し て、 適切に配電 ・ 設置されている こ と

をお客様ご自身で、 必ず事前に確認し て く だ さい。

(4) 「当社商品」をご使用の際には、 (ⅰ)定格および性能に対し余裕のある「当社商品」のご利用、 冗長設計な

どの安全設計、 (ⅱ)「当社商品」が故障し ても、 「お客様用途」の危険を 小にする安全設計、 (ⅲ)利用者

に危険を知らせるための、 安全対策のシステム全体と し ての構築、 (ⅳ)「当社商品」および「お客様用途

」の定期的な保守、 の各事項を実施し て く だ さい。

ご承諾事項

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iv

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

(5) 「当社商品」は、 一般工業製品向けの汎用品と し て設計製造されています。 従いま し て、 次に掲げる用

途での使用は意図し ておらず、 お客様が「当社商品」を これらの用途に使用される際には、 「当社」は「当

社商品」に対し て一切保証をいた し ません。 ただ し、 次に掲げる用途であっ て も、 「当社」 の意図し た

特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。

(a) 高い安全性が必要と される用途 (例 : 原子力制御設備、 燃焼設備、 航空 ・ 宇宙設備、 鉄道設備、 昇

降設備、 娯楽設備、 医用機器、 安全装置、 その他生命 ・ 身体に危険が及び う る用途)

(b) 高い信頼性が必要な用途 (例 : ガス ・ 水道 ・ 電気等の供給システム、 24時間連続運転システム、 決

済システムほか権利 ・ 財産を取扱う用途など)

(c) 厳しい条件または環境での用途 (例 : 屋外に設置する設備、 化学的汚染を被る設備、 電磁的妨害を

被る設備、 振動 ・ 衝撃を受ける設備など)

(d) 「カ タ ログ等」に記載のない条件や環境での用途

(6) 上記3.(5)(a)から(d)に記載されている他、 「本カ タ ログ等記載の商品」は自動車 (二輪車含む。 以下同じ)

向けではあ り ません。 自動車に搭載する用途には利用し ないで下さい。 自動車搭載用商品については

当社営業担当者にご相談 く だ さい。

4. 保証条件

「当社商品」の保証条件は次のとお り です。

(1) 保証期間   ご購入後 1 年間といた し ます。

(ただ し「カ タ ログ等」に別途記載がある場合を除きます。)

(2) 保証内容   故障し た「当社商品」について、 以下のいずれかを「当社」の任意の判断で実施し ます。

(a) 当社保守サービス拠点における故障し た「当社商品」の無償修理

(ただ し、 電子 ・ 機構部品については、 修理対応は行いません。)

(b) 故障し た「当社商品」と同数の代替品の無償提供

(3) 保証対象外   故障の原因が次のいずれかに該当する場合は、 保証いた し ません。

(a) 「当社商品」本来の使い方以外のご利用

(b) 「利用条件等」から外れたご利用

(c) 本ご承諾事項「3. ご利用にあたっ てのご注意」に反するご利用

(d) 「当社」以外による改造、 修理による場合

(e) 「当社」以外の者による ソ フ ト ウ ェ アプログラムによる場合

(f) 「当社」からの出荷時の科学 ・ 技術の水準では予見できなかった原因

(g) 上記のほか「当社」または「当社商品」以外の原因 (天災等の不可抗力を含む)

5. 責任の制限

本ご承諾事項に記載の保証が、 「当社商品」に関する保証のすべてです。

「当社商品」に関連し て生じ た損害について、 「当社」および「当社商品」の販売店は責任を負いません。

6. 輸出管理

「当社商品」または技術資料を、輸出または非居住者に提供する場合は、安全保障貿易管理に関する日本

および関係各国の法令・規制を遵守 く だ さ い。お客様が法令・規則に違反する場合には、「当社商品」また

は技術資料をご提供できない場合があ り ます。

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vF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

●安全に使用し ていただ く ための表示と意味について

本書では、 F3SG-Rを安全にご使用いただ く ために、 注意事項を次のよ う な表示と記号で示し ています。 こ こ

で示し た注意事項は安全に関する重大な内容を記載し ています。 使用者は本書をよ く 読んで、 設置手順、 動

作確認手順、 および メ ンテナンス手順を十分に理解し た上でF3SG-Rを使用し て く だ さい。 表示と記号は次の

とお り です。

• シグナル用語の説明

• 図記号の意味

●警告表示

機械が動作し ない状態でDIP-SWを設定し、 F3SG-Rが意図し た とお り に動作する こ と を必ず確

認し て く だ さい。 意図し た とお り に設定されていない場合、 人体が検出されず、 重傷や死亡に

至る恐れがあ り ます。

使用者について

F3SG-Rの設置や設定、 及び機械制御システムへの組み込みは必ず適切な訓練を受けた有資格者

が実施し て く だ さい。 資格のない作業者が実施する と正し く 動作し な く な り、 人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

安全上のご注意

正しい取扱いを し なければ、 この危険のために、 時に死亡に至った り、 重傷を負う場合

も起こ り得ます。 また、 同様に深刻な物的損害を受ける恐れがあ り ます。

正しい取扱いを し なければ、 発生し う る危険のために、 軽傷 ・ 中程度の傷害を負った り、

万一の場合には重傷や死亡にいたる恐れがあ り ます。 また、 同様に重大な物的損害を受

ける恐れがあ り ます。

一般的な禁止を示し ます。

一般的な指示を示し ます。

感電の可能性についての注意を示し ます。

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vi

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

取りつける機械について

電気的制御による急停止が不可能な機械には適用できません。 た と えば、 フル回転ク ラ ッ チを

用いた機械プレスには使用し ないで く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が止ま らず、

重傷を負う恐れがあ り ます。

F3SG-RをPSDIモー ド (センサによるサイ クル運転の再始動) で使用するには、 F3SG-Rと機械

の間に適切な制御回路を構成する必要があ り ます。 PSDIについての詳細は、 OSHA1910.217、

IEC61496-1、 およびその他の関連する規格、 規制を参照 く だ さい。

取りつけについて

F3SG-Rを設置後、 機械が動作し ない状態でF3SG-Rが意図し た とお り に動作する こ と を必ず責

任者が確認し て く だ さい。 意図し た とお り に設置、 配線または設定されていない場合、 人体が

検出されず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

F3SG-Rと危険部の間には、 必ず安全距離を確保し て く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機

械が止ま らず、 重傷を負 う恐れがあ り ます。

検出エ リ アを通過し てのみ機械の危険部に到達できるよ う に機械周辺に防護構造物を設置し て

く だ さい。 垂直に設置し たF3SG-Rの検出エ リ アの上方を越えて機械の危険部に人体が接近する

こ と を防ぐ こ とができない場合、 このリ スク を考慮し て検出エ リ アの高さおよび安全距離を決

定し て く だ さい。 機械の危険部で作業を行う と き、 常に人体の一部が検出エ リ ア内に残るよ う

に設置し て く だ さい。 機械の危険部とF3SG-Rの検出エ リ アの間に人体が入り込んで し ま う 場合

は、 再起動イ ン ターロ ッ クがかかるシステムと し て く だ さい。 予期し ない起動によ り、 重傷を

負う恐れがあ り ます。

リ セ ッ ト スイ ッ チは、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ ア内から操作できない位置に設置

し て く だ さい。

プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チは、 必ず危険エ リ ア内に設置し、 かつ危険エ リ ア外から操作できない位

置に設置し て く だ さい。

F3SG-Rは、 危険エ リ アからの飛来物に対し て人体を防護する こ とはできません。 別途覆いまた

は囲いを設けて く だ さい。

フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングまたはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能を使用する場合、 以下に注意

し て く だ さい。 人体が検出されずに重傷を負う恐れがあ り ます。

• ブ ラ ンキングエ リ ア以外の全検出エ リ アでテス ト ロ ッ ド が検出される こ と を責任者が確認し

て く だ さい。

• フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング機能を使用する場合、 ブ ラ ンキングエ リ アを通って機械の危険部に人

体が進入する こ と を防止するため、 ブ ラ ンキングエ リ ア全体を カバーする保護構造を設置し て

く だ さい。

フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング、 またはリデュース ド レゾ リ ューシ ョン機能を使用する場合、 小検出物体が大き く な り ます。 上記機能を使用する場合、 当該機能によ っ て大き く なった 小検出物体の値にも とづいて安全距離を計算し て く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が止まらず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

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viiF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

警告エ リ アは安全用途に使用し ないで く だ さい。 必ず検出エ リ アを通過し て、 機械の危険部に

到達するよ う に設置し て く だ さい。 垂直に設置し たF3SG-Rの検出エ リ アの上方を越えて機械の

危険部に人体が接近する こ と を防ぐ こ とができない場合、 このリ スク を考慮し て検出エ リ アの

高さおよび安全距離を決定し て く だ さい。

警告エ リ アを使用する場合は、 検出エ リ ア と警告エ リ アを識別するためのシールをF3SG-Rに貼

り付けて く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が止ま らず、 重傷を負う恐れがあ り ま

す。

警告エ リ アは、 安全距離を も とに設定し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング機能およびオーバーラ イ ド 機能は装置の安全機能を無効にし ます。 これらの機

能が働いている と きの安全性については、 別の手段にて確保し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ングセンサは通過させる物体と人体の区別ができるよ う に配置し て く だ さい。 人体

に反応し て ミ ューテ ィ ング機能がはたらいた場合、 機械が止ま らず重傷を負う恐れがあ り ま

す。

ミ ューテ ィ ング機能およびオーバーラ イ ド 機能の状態を表示する ミ ューテ ィ ングラ ンプはすべ

ての操作位置から確認できる場所に配置し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング入力には、 独立し た2つの入力機器を使用し て く だ さい。 ミ ューテ ィ ングセン

サの単一故障によ っ て ミ ューテ ィ ング状態になる恐れがあ り ます。

ミ ューテ ィ ング中に作業者が危険エ リ アへ侵入できないよ う に、 F3SG-R ・ ミ ューテ ィ ングセン

サ ・ 防護壁の配置、 および、 ミ ューテ ィ ング関連時間設定をおこ なっ て く だ さい。

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能は、 ミ ューテ ィ ングの開始後に、 ワークの高さ を一定時間計

測し て、 その計測結果に基づいて新しい ミ ューテ ィ ングエ リ アに変更し ます。 使用する際は、

適切な訓練を受けた有資格者が十分に検証し た上で、 使用し て く だ さい。 必要に応じ て、 追加

の安全方策も実施し て く だ さい。

オーバーラ イ ド を起動するスイ ッ チには、 バネ復帰式のキースイ ッ チなどのホールド・ ト ゥ・ラ

ン装置を使用し、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ ア内から操作できない位置に設置し て

く だ さい。 また、 オーバーラ イ ドは必ず危険エ リ アに誰もいないこ と を確認し てから起動し て

く だ さい。

オーバーラ イ ド時間の設定には、 適切な訓練を受けた有資格者が、 アプ リ ケーシ ョ ンに合わせ

て的確な設定を し て く だ さい。

オーバーラ イ ド機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力

に接続し て く だ さい。 オーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チでオーバーラ イ ド 状態を解除する こ

とができず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

F3SG-Rの設置は光沢面からの影響を受けないよ う に設置し て く だ さい。 検出不能状態と な り、

重傷を負う恐れがあ り ます。 光沢面からの設置距離については 「4-1-3. 光沢面からの距離」 を

参照し て く だ さい。

複数セ ッ ト のF3SG-Rを近傍で使用する と、 投光器の光が異なる組合せの受光器に干渉し、 本来

の安全機能が失われる可能性があ り ます。 それぞれのF3SG-Rが干渉し ないよ う設置 ・ 構成し て

く だ さい。

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viii

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

キャ ッ プまたはDIP-SWのカバーを外し ている と きのF3SG-R内部、 またはコネク タ部に水 ・

油 ・ ほこ り などの異物が入ら ないよ う にし て く だ さい。

応答時間を変更する際には設定に合わせて安全距離を計算し て く だ さい。 機械の危険部に到達

する前に機械が止ま らず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

下図のよ う に ミ ラーを使用し て回帰反射形の配置では使用し ないで く だ さい。 検出不能状態に

なる こ とがあ り ます。 ミ ラーで検出エ リ アを90°曲げる こ とは問題あ り ません。

すべてのF3SG-Rに対し て 「第6章 チ ェ ッ ク リ ス ト 」 に記載の点検を実施し て く だ さい。 連結接

続で使用する場合は連結されているすべてのF3SG-Rに対し て実施し て く だ さい。

配線について

PNP出力の場合、 負荷は出力と0Vラ イ ンの間に接続し て く だ さい。 NPN出力の場合、 負荷は出

力と+24Vラ イ ンの間に接続し て く だ さい。 誤っ て出力と前記とは異なる電源ラ イ ンの間に接続

する と、 制御出力の動作モー ドが 「し ゃ光時ON」 に反転し て危険です。

PNP出力の場合、 +24Vを接地し ないで く だ さい。 NPN出力の場合、 0Vを接地し ないで く だ さ

い。 万一制御出力が地絡し た場合、 負荷がONと な り機械を停止できな く な り ます。

必要な安全カテゴ リの要求事項を満たすよ う に適切な数の制御出力を使用し てシステムを構成

し て く だ さい。

F3SG-Rの各ラ イ ンをDC24V+20%を超えるDC電源に接続し ないで く だ さい。 また、 AC電源にも

接続し ないで く だ さい。 感電の可能性があ り危険です。

配線は、 必ず電源OFFの状態で行っ て く だ さい。

補助出力の出力信号を安全用途に使用し ないで く だ さい。 F3SG-Rが故障し た場合に、 重傷を負

う恐れがあ り ます。

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ixF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

F3SG-RがIEC 61496-1およびUL 508を満たすために、 DC電源ユニ ッ ト は下記の項目すべてを満

たすよ う に し て く だ さい。

・定格の電源電圧内 (DC24V±20%) である

・複数の装置に接続する場合には、 各装置の総定格電流に対し て余裕を持たせる。

・EMC指令適合 (工業環境)

・一次回路、 二次回路間が二重絶縁あるいは強化絶縁

・過電流保護特性が自動復帰

・出力保持時間が20ms以上

・UL508で定義される ク ラス2回路または制限電圧電流回路の出力特性要求を満たす。 詳細は 「4-

5-2. 電源ユニ ッ ト について」 を参照し て く だ さい。

・F3SG-Rが使用される国、 地域でのEMCと電気機器安全に関する法規 ・ 規格に従う電源である。

(例 : EUではEMC指令、 低電圧指令に適合の電源である こ と)

すべての入出力線は、 危険電圧から二重絶縁あるいは強化絶縁によ り絶縁されているよ う にし

て く だ さい。 感電の可能性があ り危険です。

ケーブル延長は規定以内の長さ と し て く だ さ い。 安全機能が正常に働かない可能性があ り危険

です。

設定について

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合や設定リ カバリ機能を使用する場合、 設

定内容によ っ ては、 リ スクが増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を

実施の上、 変更内容の管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り

人体が検出されず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

テ ィ ーチング完了後、 設定が正しいこ と を確認し て く だ さい。

その他

本体を分解、 修理、 改造し ないで く だ さい。 本来の安全機能が失われ危険です。

F3SG-Rを引火性、 爆発性ガスの雰囲気中で使用し ないで く だ さい。 爆発の恐れがあ り ます。

「第6章 チ ェ ッ ク リ ス ト 」 にし たがって、 F3SG-Rの日常点検、 6ヶ月ご との点検を必ず実施し て

く だ さい。 システムが正常に動作せず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

強電界が発生する環境では使用し ないで く だ さい。 本来の安全機能が失われ危険です。

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x

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

以下に示すよ う な項目は安全を確保する上で必要なこ と ですので必ず守って く だ さい。

• 次のよ う な場所には保管 ・ 設置し ないで く だ さい。

- 直射日光など、 強い外乱光があたる場所

- 湿度が高 く 、 結露する恐れがある場所

- オイル ミ ス ト や腐食性ガスがある場所

- 仕様で定められる以上の振動や衝撃が本体に伝わる場所

- 水がかかる場所

- 屋外など汚染度3を超える場所

- 接着剤を溶かすよ う な油のかかる場所

• 負荷は、 下記の項目すべてを満たすよ う にし て く だ さい。

- 短絡させない

- 定格以上の電流を流さ ない

• 製品を落下させないで く だ さい。

• 使用し ている国の該当する廃棄物処理規則に従って廃棄し て く だ さい。

• F3SG-R本体の取り つけ金具やケーブル、 コネク タは本書の推奨 ト ルクに従って確実に締めて く だ さい。

• ケーブルを使用する際は規定の 小曲げ半径以上で曲げて く だ さい。

• ケーブルのコネク タ を、 他のコネク タ に切り替える場合、 コネク タ内部の導体がIP54以上で保護される構造

と し て く だ さい。

• 高圧線や動力線とF3SG-Rの入出力線を同一配管で使用し ないで く だ さい。

• ケーブルを専用ケーブル以外で延長する場合、 同等以上の性能のケーブルを使用し て く だ さい。

4-5-3-4. 市販のケーブルを使って延長する場合をご参照 く だ さい。

• スパッ タ などの異物が付着するよ う な環境ではスパッ タからF3SG-Rを保護する カバーを装着 く だ さい。

• イ ン ターフ ェースユニ ッ ト 形F39-GIFは形F3SG-R専用です。 形F3SJ-Aや形F3SJ-E/Bにこのイ ン ターフ ェー

スユニ ッ ト を接続し ないで く だ さい。

• DIP-SW設定について本書をよ く お読み く だ さい。

• 本製品の定格使用年数は6年です。

安全上の要点

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xiF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

製品が動作不能、 誤動作、 または性能 ・ 機器への悪影響を防ぐため、 以下のこ と を守って く だ さ い。

保管 ・ 設置環境について• 次のよ う な場所には保管 ・ 設置し ないで く だ さい。

-仕様で定められる以上の温度、 湿度での長時間の保管、 使用

• 本製品はク ラスA機器です。 家庭用環境において、 本製品は電波障害を起こすこ とがあ り ます。 この

場合は、 責任者が十分な対策を講じ て く だ さい。

配線 ・ 取りつけについて• すべての端子の信号名を確認し、 正し く 配線し て く だ さい。

• 電源投入後に検出エ リ アに何もない状態と し、 安定入光表示灯が点灯する こ と を確認し て く だ さい。

• 制御システムは、 F3SG-Rの電源投入後2秒以上経過し てから作動させて く だ さい。

• 市販のスイ ッ チングレギュ レータ を使用する場合、 PE(保護接地端子)を接地し て く だ さい。

• 投光器と受光器の上下方向を合わせて設置し て く だ さい。

• 外形寸法図にし たがい、 規定の数量、 および位置で金具をご使用 く だ さい。

ご使用されない場合、 定格/性能を満たすこ とができません。

• 強い高周波 ノ イズを発生する機器から離し て設置し て く だ さ い。 あるいは遮蔽対策を十分に行っ て

く だ さい。

清掃についてシンナー、ベンジン、アセ ト ン類は、樹脂部材やケース塗装を溶かし ますので、使用し ないで く だ さい。

検出体について透明体、 半透明体は検出できません。

設定について• 通常動作中にDIP-SWを操作し ないで く だ さい。 F3SG-Rがロ ッ ク アウ ト し ます。

• DIP-SWおよびPush-SWを操作する際には、 製品本体を傷つける恐れのある道具は使用し ないで く だ

さい。

• 設定対象のセンサが設定モー ド に移行し ている こ と を確認し てから設定変更を実行し て く だ さい。

使用上の注意

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xii

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

マークの意味

下記のマークにて追加の情報を示し ています。

操作する上で守っ ていただきたいこ とや使い方のア ド バイスなど、 その機能について特に大切なポ

イ ン ト がま とめられています。

関連内容を記載し ているページ番号や見出し名を示し ています。

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xiiiF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

目次

法規 ・ 規格について i

ご承諾事項 iii

安全上のご注意 v

安全上の要点 x

使用上の注意 xi

マークの意味 xii

第 1 章 概要と仕様 1

1-1. 同梱物のご確認 2

1-2. 基本構成と各部の名称 3

1-2-1. 基本構成 4

1-3. 機能一覧 5

1-3-1. 機能概要 5

1-3-2. バージ ョ ンについて 5

1-3-3. 機能一覧表 6

1-4. LED 表示灯 8

1-4-1. LED 表示灯の名称および点灯パターン 9

1-5. 定格 / 性能 11

1-6. 形式一覧 14

1-6-1. 形式 / 応答時間 / 消費電流 / 質量 14

1-6-2. 直列連結時の応答時間の計算方法 17

第 2 章 システム構成と機能 19

2-1. 機能の併用について 21

2-2. 動作状態 23

2-2-1. 機械稼働状態 23

2-2-2. 機械停止状態 23

2-2-3. イ ン ターロ ッ ク状態 23

2-2-4. ロ ッ ク アウ ト 状態 23

2-2-5. テ ィ ーチングモー ド 23

2-2-6. 設定状態 23

2-3. 光同期 24

2-3-1. 機能説明 24

2-4. スキャ ン コー ド 切り替え 25

2-4-1. 機能説明 25

2-4-2. 出荷時設定 25

2-4-3. DIP-SW による設定変更 25

2-4-4. 設定ツールによる設定変更 25

2-5. PNP/NPN 選択 26

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xiv

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

2-5-1. 機能説明 26

2-5-2. 出荷時設定 26

2-5-3. DIP-SW による設定変更 26

2-5-4. 設定ツールによる設定変更 26

2-6. セルフ テス ト 27

2-6-1. 機能説明 27

2-6-1-1. セルフ テス ト の内容 27

2-6-1-2. 制御出力の出力波形 28

2-7. 外部テス ト 29

2-7-1. 機能説明 29

2-7-2. 出荷時設定 30

2-7-3. DIP-SW による設定変更 30

2-7-4. 設定ツールによる設定変更 30

2-8. ロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト 31

2-8-1. 機能説明 31

2-9. イ ン ターロ ッ ク 32

2-9-1. 機能説明 32

2-9-2. 出荷時設定 35

2-9-3. DIP-SW による設定変更 35

2-9-4. 設定ツールによる設定変更 36

2-10. 外部リ レーモニ タ (EDM) 37

2-10-1. 機能説明 37

2-10-2. 出荷時設定 38

2-10-3. DIP-SW による設定変更 38

2-10-4. 設定ツールによる設定変更 38

2-11. 補助出力 40

2-11-1. 機能説明 40

2-11-2. 出荷時設定 40

2-11-3. DIP-SW による設定変更 41

2-11-4. 設定ツールによる設定変更 41

2-12. ミ ューテ ィ ング 43

2-12-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド 45

2-12-2. 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド 55

2-12-3. 位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ド 61

2-12-4. ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能 65

2-12-5. 出荷時設定 66

2-12-6. DIP-SW による設定変更 66

2-12-7. 設定ツールによる設定変更 66

2-13. オーバーラ イ ド 69

2-13-1. 通常動作時オーバーラ イ ド 69

2-13-2. 起動時オーバーラ イ ド 72

2-13-3. DIP-SW による設定切り替え 73

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xvF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

2-13-4. 設定ツールによる設定変更 73

2-14. フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング 74

2-14-1. 機能説明 74

2-14-2. 出荷時設定 77

2-14-3. DIP-SW による設定変更 77

2-14-4. 設定ツールによる設定変更 77

2-15. フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング 78

2-15-1. 機能説明 78

2-15-2. 出荷時設定 82

2-15-3. DIP-SW による設定変更 82

2-15-4. 設定ツールによる設定変更 82

2-16. リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン 84

2-16-1. 機能説明 84

2-16-2. 出荷時設定 85

2-16-3. DIP-SW による設定切り替え 85

2-16-4. 設定ツールによる設定変更 85

2-17. 警告エ リ ア 87

2-17-1. 機能説明 87

2-17-2. 出荷時設定 89

2-17-3. DIP-SW による設定変更 89

2-17-4. 設定ツールによる設定変更 90

2-18. 設定エ リ アの隣接条件 91

2-19. 検出距離変更 93

2-19-1. 機能説明 93

2-19-2. 出荷時設定 93

2-19-3. DIP-SW による設定変更 93

2-19-4. 配線による設定変更 94

2-19-5. 設定ツールによる設定変更 94

2-20. 応答時間変更 95

2-20-1. 機能説明 95

2-20-2. 出荷時設定 95

2-20-3. DIP-SW による設定変更 95

2-20-4. 設定ツールによる設定変更 95

2-21. ラ ンプ 96

2-21-1. 機能説明 96

2-21-2. 出荷時設定 96

2-21-3. DIP-SW による機能切り替え 96

2-21-4. 設定ツールによる設定変更 97

2-22. 指定光軸出力 99

2-22-1. 機能説明 99

2-22-2. 出荷時設定 99

2-22-3. DIP-SW による設定変更 100

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xvi

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

2-22-4. 設定ツールによる設定変更 100

2-23. 受光量モニ タ 101

2-23-1. 受光量表示 101

2-23-1-1. 機能説明 101

2-23-1-2. 設定ツールによる設定変更 101

2-23-2. 外乱光量表示 101

2-23-2-1. 機能説明 101

2-23-2-2. 設定ツールによる設定変更 101

2-24. メ ンテナンス情報 102

2-24-1. 機能説明 102

2-24-2. エラー履歴 102

2-24-3. ワーニング履歴 102

2-24-4. 通電時間 102

2-24-5. 負荷開閉回数 103

2-24-6. ミ ューテ ィ ング統計情報 103

2-25. 動作状態モニ タ 104

2-25-1. 機能説明 104

2-25-2. 読出し情報 104

2-26. 設定リ カバリ 105

2-26-1. 機能説明 105

第 3 章 DIP-SW を使った設定 107

3-1. DIP-SW で設定できる機能 108

3-2. DIP-SW 109

3-2-1. 受光器側 DIP-SW 110

3-2-2. 投光器側 DIP-SW 111

3-2-3. Push-SW 111

3-3. 光軸のテ ィ ーチング 112

3-3-1. テ ィ ーチングによる フ ィ ッ クスブ ラ ンキング設定 112

3-3-2. テ ィ ーチングによる フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング設定 115

第 4 章 配線 / 取り つけ 119

4-1. 設置条件 121

4-1-1. 検出エ リ ア と侵入経路 121

4-1-2. 安全距離 122

4-1-2-1. ISO 13855/EN ISO 13855 による安全距離の計算式 122

4-1-2-2. ANSI B11.19 による安全距離の計算式 125

4-1-3. 光沢面からの距離 126

4-1-3-1. F3SG-4R □ ( タ イプ 4 ESPE) 126

4-1-4. 相互干渉の防止方法 127

4-2. 直列連結 129

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xviiF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

4-2-1. 概要 129

4-2-2. 接続方法 131

4-3. 外形寸法図 132

4-3-1. 標準固定金具 ( 形 F39-LGF) を取り つける場合 132

4-3-1-1. F3SG-RA シ リーズ 132

4-3-1-2. F3SG-RE シ リーズ 134

4-3-1-3. 標準固定金具 (形 F39-LGF) 136

4-3-2. 標準調整金具 ( 形 F39-LGA) を取り つける場合 137

4-3-2-1. F3SG-RA シ リーズ 137

4-3-2-2. F3SG-RE シ リーズ 139

4-3-2-3. 標準調整金具 (形 F39-LGA) 141

4-3-3. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB) と標準調整金具 ( 形 F39-LGA) を取りつける場合 142

4-3-3-1. F3SG-RA シ リーズ 142

4-3-3-2. F3SG-RE シ リーズ 148

4-3-3-3. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB) 152

4-3-3-4. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB-1) 152

4-4. 取りつけ 153

4-4-1. 取り つけ方法 153

4-4-2. 取り つけ金具の必要数量 153

4-4-3. 取り つけ手順 154

4-4-3-1. 標準固定金具 ( 形 F39-LGF) を使用し た取りつけ 154

4-4-3-2. 標準調整金具 ( 形 F39-LGA) を使用し た取り つけ 155

4-4-3-3. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB) を使用し た取り つけ 158

4-4-4. 光軸調整方法 161

4-5. 配線 162

4-5-1. 配線時の注意 162

4-5-2. 電源ユニ ッ ト について 163

4-5-3. 配線方法 (F3SG-RA シ リーズ ) 164

4-5-3-1. 片側コネク タ ケーブル 164

4-5-3-2. 両側コネク タ ケーブル 165

4-5-3-3. 直列連結ケーブル 167

4-5-3-4. 市販のケーブルを使っ て延長する場合 168

4-5-3-5. 変換ケーブル (A) 168

4-5-3-6. 変換ケーブル (B) 170

4-5-3-7. Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タ システム 172

4-5-3-8. 4 ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タ システム 173

4-5-4. 配線方法 (F3SG-RE シ リーズ ) 176

4-5-4-1. 推奨ケーブル 176

4-5-4-2. 市販のケーブルを使っ て延長する場合 177

4-5-4-3. 変換ケーブル (C) 177

4-5-4-4. 省配線コネク タ システム 179

4-5-5. 機能接地の接続方法 180

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xviii

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

第 5 章 入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン 181

5-1. 入出力回路 183

5-1-1. 全体回路図 183

5-1-1-1. F3SG-RA シ リーズ 183

5-1-1-2. F3SG-RE シ リーズ 185

5-1-2. 機能別入力回路図 187

5-1-2-1. F3SG-RA シ リーズ 187

5-1-2-2. F3SG-RE シ リーズ 187

5-2. 配線例 (F3SG-RA シ リーズ ) 188

5-2-1. F3SG-RA 単体 (PNP 出力 ) 188

5-2-1-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM 無効 (PNP 出力 ) 188

5-2-1-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM 有効 (PNP 出力 ) 189

5-2-1-3. Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (PNP 出力) 190

5-2-1-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド (PNP 出力 ) 191

5-2-2. ミ ューテ ィ ング配線 (PNP 出力) 192

5-2-2-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (PNP 出力 ) 192

5-2-2-2. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド Y 字形ジ ョ イ ン ト コネクタ使用時 (PNP 出力 ) 193

5-2-2-3. ミ ューテ ィ ングセンサ 2 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィングモー ド (PNP 出力 ) 194

5-2-2-4. ミ ューテ ィ ングセンサ 4 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (PNP 出力 ) 195

5-2-2-5. F3W-MA を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (4 ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用する T 字型構成 ) 196

5-2-2-6. F3W-MA を使った出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (4 ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用する L字型構成 ) 197

5-2-3. F3SG-RA 単体 (NPN 出力) 198

5-2-3-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM 無効 (NPN 出力 ) 198

5-2-3-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM 有効 (NPN 出力 ) 199

5-2-3-3. Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (NPN 出力 ) 200

5-2-3-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド (NPN 出力 ) 201

5-2-4. ミ ューテ ィ ング配線 (NPN 出力) 202

5-2-4-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (NPN 出力 ) 202

5-2-4-2. ミ ューテ ィ ングセンサ 2 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィングモー ド (NPN 出力 ) 203

5-2-4-3. ミ ューテ ィ ングセンサ 4 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (NPN 出力 ) 204

5-3. 配線例 (F3SG-RE シ リーズ ) 205

5-3-1. シ ョ ー ト モー ド 205

5-3-2. ロングモー ド 206

5-3-3. F3SG-RE 単体、 Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 207

5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 208

第 6 章 チ ェ ッ ク リ ス ト 209

6-1. 使用前のチ ェ ッ ク リ ス ト 210

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xixF3SG-R

ユーザーズマニュ アル

はじ

めに

はじめに

J

6-1-1. チ ェ ッ ク リ ス ト 210

6-1-1-1. 設置条件の確認 210

6-1-1-2. 電源投入前の配線の確認 210

6-1-1-3. 機械が停止し ている状態での動作確認 211

6-1-1-4. 機械が動作する状態で危険部の停止を確認 211

6-2. メ ンテナンス時のチ ェ ッ ク リ ス ト 212

6-2-1. チ ェ ッ ク リ ス ト 212

6-2-1-1. 始業時、 作業者交代時の点検 212

6-2-1-2. 機械が動作する状態で危険部の停止を確認 213

6-2-1-3. 6 ケ月ご と または機械のセ ッ テ ィ ング変更時の点検項目 213

第 7 章 付録 215

7-1. ト ラ ブルシューテ ィ ング 216

7-1-1. ロ ッ ク アウ ト 状態 217

7-1-1-1. 概要 217

7-1-1-2. ト ラ ブルシューテ ィ ング方法 218

7-1-2. ワーニング時 221

7-1-2-1. 概要 221

7-1-2-2. ト ラ ブルシューテ ィ ング方法 221

7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラー時の表示灯 222

7-1-2-4. イ ン ターロ ッ ク シーケンスエ ラー時の表示灯 223

7-2. ア クセサリ ( 別売 ) 224

7-3. 用語集 232

7-4. マニュアル改定履歴 235

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xx

はじ

めに

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

はじめに

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第 1

章概

要と

仕様

1F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

J

第1章 概要と仕様

1-1. 同梱物のご確認 2

1-2. 基本構成と各部の名称 3

1-2-1. 基本構成 4

1-3. 機能一覧 5

1-3-1. 機能概要 5

1-3-2. バージ ョ ンについて 5

1-3-3. 機能一覧表 6

1-4. LED表示灯 8

1-4-1. LED表示灯の名称および点灯パタ ーン 9

1-5. 定格/性能 11

1-6. 形式一覧 14

1-6-1. 形式/応答時間/消費電流/質量 14

1-6-2. 直列連結時の応答時間の計算方法 17

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2

第 1

章同

梱物

のご

確認

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

1-1. 同梱物のご確認

ご使用の前に、 以下の製品が揃っ ているか確認し て く だ さい。

梱包には万全を期し てお り ますが、万一不足があ り ま し たら、お近 く の当社支店・営業所までご連絡 く だ さい。

製品 数量

セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン

形F3SG-4RA□□□□□□□本体

形F3SG-4RE□□□□□□□本体

投光器×1、 受光器×1

標準固定金具 同梱される金具の数量はF3SG-Rの検出幅によ って異な り ます。

1,280mm未満: 2セ ッ ト

1,280mm以上2,270mm以下: 3セ ッ ト

2,350mm以上2,510mm以下: 4セ ッ ト

警告エ リ アラベル F3SG-RAシ リーズ : 1、 F3SG-REシ リーズ : な し

ト ラ ブルシューテ ィ ングステ ッ カ 1

安全上のご注意 4

ク イ ッ ク イ ンス ト ールマニュアル 1

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3F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章基

本構

成と

各部

の名

称概要と仕様

J

1-2. 基本構成と各部の名称

このセク シ ョ ンでは、 F3SG-Rシステムの基本構成と各部の名称および部品名について説明し ます。

Push-SW

■F3SG-RAシ リーズ ■F3SG-REシ リーズ

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4

第 1

章基

本構

成と

各部

の名

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

1-2-1. 基本構成

投光器と受光器の見分け方はF3SG-Rの正面に貼ってある ラベルに 「EMITTER」 と印字し ている方が投光器、「RECEIVER」

と印字し ている方が受光器と な り ます。

部品 形式 説明

投光器、 受光器 F3SG-RA-- 必要な検出幅およびESPEタ イプに応じ て形式を選定し ま

す。

形式の意味は以下の通り です。

1: ESPEタ イ プ (4: タ イプ 4)

2: 検出幅(mm)

3: 小検出物体直径(mm)

4: Lは投光器、 Dは受光器、 ブ ラ ン クは投光器と受光器の

セ ッ ト

投光器、 受光器 F3SG-□RE□□□□□□□-□ 必要な検出幅およびESPEタ イプに応じ て形式を選定し ま

す。

形式の意味は以下の通り です。

1: ESPEタ イ プ (4: タ イ プ 4)

2: 検出幅(mm)

3: 出力タ イプ (P: PNP出力タ イ プ, N: NPN出力タ イプ*)

4: 小検出物体直径(mm)

5: Lは投光器、 Dは受光器、 ブ ラ ン クは投光器と受光器の

セ ッ ト

*投光器には"-"が表示されます。

F3SG-�RA����-��-�

F3SG-�RE�������-�

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5F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章機

能一

覧概要と仕様

J

1-3. 機能一覧

1-3-1. 機能概要F3SG-RAとF3SG-REの 2 つのシ リーズについて説明し ます。

F3SG-RAシ リーズ形F3SG-□RA□□□□-□□の機種です。

機能が充実し てお り、 お客様のアプ リ ケーシ ョ ンに応じ て、 多様に設定する こ とができます。 ご利用

可能な機能については、 機能一覧の表を参照し て く だ さい。

F3SG-REシ リーズ形F3SG-□RE□□□□□□□の機種です。

F3SG-RAシ リーズに比べ機能は限られますが、 配線数が少な く (投光器 : 4芯、 受光器 : 4芯)、 お手

軽 ・ 簡単に導入いただけます。 ご利用可能な機能については、 機能一覧の表を参照し て く だ さい。

1-3-2. バージ ョ ンについてF3SG-Rには、 バージ ョ ン1.0 とバージ ョ ン1.1があ り ます。 バージ ョ ンによ ってご利用可能な機能が異

な り ます。

バージ ョ ン1.0 と1.1を連結し た構成の場合、 すべてのセンサはバージ ョ ン1.0と し て動作し ます。

詳細は、 1-3-3. 機能一覧表 の F3SG-RAのソ フ ト ウ ェ アバージ ョ ンによる機能の違い を参照し て く だ さ

い。

設定ツールでF3SG-Rをバージ ョ ンア ッ プする こ とはできませんのでご了承 く だ さい。

F3SG-Rのバージ ョ ンは、 下図のよ う に受光器側のラベルから ご確認いただけます。

設定ツールのバージ ョ ンF3SG-Rのバージ ョ ン

1.0 1.1以降

1.01以前 対応 -

1.10以降 対応 対応

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6

第 1

章機

能一

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

1-3-3. 機能一覧表F3SG-Rシ リーズは下記機能を備えています。F3SG-RAシ リーズの機能によ っ ては、セーフ テ ィ ラ イ ト

カーテン本体のDIP-SWまたはPC用の設定ツール(SD Manager 2)で有効/無効の切り換えや設定ができ

る ものもあ り ます。

F3SG-REシ リーズはDIP-SWおよび設定ツールによる設定はできません。

* F3SG-RAのバージ ョ ン1.1は、 これらの機能が向上し ます。

機能

F3SG-RAシ リーズF3SG-RE

シ リーズページDIP-SWで

設定可能

設定ツールで

設定可能出荷時設定

スキャ ン コー ド切り替え 〇 コー ドA p.25

PNP/NPN選択 ○ PNP出力 p.26

外部テス ト ○ 24Vアク テ ィ ブ p.29

イ ン ターロ ッ ク ○ ○ オー ト リ セ ッ ト モー ド p.32

プ リ リ セ ッ ト ○ ○ 無効 p.37

外部リ レーモニ タ (EDM) ○ ○ 無効 p.37

補助出力○

制御出力情報

(出力反転機能 : 有効)p.40

ミ ューテ ィ ング ○ 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド p.43

オーバーラ イ ド ○ 有効 p.69

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング * 〇 ○ 無効 p.74

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング * 〇 ○ 無効 p.78

リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン ○ 無効 p.84

警告エ リ ア ○ 無効 p.87

検出距離変更 〇 ロングモー ド ○ p.93

応答時間変更 ○ 標準モー ド p.95

ラ ンプ

赤色 : 制御出力情報 (出力反転機

能 : 有効)

橙色 : 安定入光情報 (Stable情報)

(出力反転機能 : 有効、 点滅回

数 : ON1回)

緑色 : 制御出力情報

p.96

指定光軸出力 ○ 無効 p.99

統計情報記録 * ○ 有効 p.103

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7F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章機

能一

覧概要と仕様

J

F3SG-RAのソ フ ト ウ ェ アバージ ョ ンによる機能の違い

注意 : シ リ アルNo.D□□□□216以降のF3SG-RAは工場出荷時設定が以下表の様に変更されます。 *1

*1. シ リ アルNoの記述については以下の通り です。

設定ツールのバージ ョ ンによる機能の違いについては、セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD

Manager 2)ユーザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

F3SG-RA   工場出荷時設定の変更内容

バージ ョ ンの確認方法は1-3-2. バージ ョ ンについて を参照し て く だ さい。

機能F3SG-RA   ソ フ ト ウ ェ アバージ ョ ン

バージ ョ ン1.0 バージ ョ ン1.1以降

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング 監視機能の一時無効は、 単体構成でのみ設

定可能。

監視機能の一時無効は、 単体および連結構

成で設定可能。

ミ ューテ ィ ング統計情報 オン ラ イ ンモニ タ機能と、 ミ ューテ ィ ング

統計ログク リ ア以外は使用可能。

オン ラ イ ンモニ タ機能、 ミ ューテ ィ ング統

計ログク リ アを含む全ての機能が使用可。

出力 ミ ューテ ィ ング機能 機能名工場出荷設定

変更前 変更後

補助出力

有効時

出力動作モー ドミ ューテ ィ ング/オーバーラ

イ ド情報制御出力情報

出力反転機能 無効 有効

出力パターン ON1回 点灯

無効時

出力動作モー ド 制御出力情報 制御出力情報

出力反転機能 有効 有効

出力パターン 点灯 点灯

ラ ンプ(赤)

有効時

出力動作モー ド 割り付けな し 制御出力情報

出力反転機能 無効 有効

出力パターン 点灯 点灯

無効時

出力動作モー ド 割り付けな し 制御出力情報

出力反転機能 無効 有効

出力パターン 点灯 点灯

ラ ンプ(橙)

有効時

出力動作モー ド 割り付けな し 安定入光情報

出力反転機能 無効 有効

出力パターン 点灯 ON1回

無効時

出力動作モー ド 割り付けな し 安定入光情報

出力反転機能 無効 有効

出力パターン 点灯 ON1回

ラ ンプ(緑)

有効時

出力動作モー ドミ ューテ ィ ング/オーバーラ

イ ド情報制御出力情報

出力反転機能 無効 無効

出力パターン ON1回 点灯

無効時

出力動作モー ド 割り付けな し 制御出力情報

出力反転機能 無効 無効

出力パターン 点灯 点灯

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8

第 1

章LED

表示

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

1-4. LED表示灯

F3SG-RAシ リーズ

F3SG-REシ リーズ

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9F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章LED

表示

灯概要と仕様

J

1-4-1. LED表示灯の名称および点灯パターン購入時のF3SG-RのLED表示灯の名称および表示状態を下記に示し ます。

投光器

受光器

*1 外部リ レーモニ タ機能使用時の配線、未使用時の配線にかかわらずリ セ ッ ト 入力に入力がある場合

点灯し ます。

位置 表示名 表示色F3SG-RA

シ リーズ

F3SG-RE

シ リーズ点灯 点滅

1 テス ト TEST 緑 ○ - 外部テス ト 中に点滅

2 検出距離 LONG 緑 ○ ○検出距離変更機能がロングモー ドのと きに点灯

DIP-SW設定エラーまたは検出距離変更設定エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅

3 電源 POWER 緑 ○ ○投光器の電源が投入されている と きに点灯

ノ イズによる異常のと きに

点滅

4 ロ ッ クアウ ト LOCKOUT 赤 ○ ○ -投光器側のロ ッ クアウ ト のときに点滅

位置 表示名 表示色F3SG-RA

シ リーズ

F3SG-RE

シ リーズ点灯 点滅

1 上端入光 TOP 青 ○ ○上端の光軸が入光し ている

と きに点灯

ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イド中、 またはキャ ッ プエラー、他のセンサエラーのと きに点滅(*3)

2 PNP/NPNモー ド NPN 緑 ○DIP-SWのPNP/NPN選択がNPNモー ドのと きに点灯

-

3 応答時間 SLOW 緑 ○応答時間変更機能が有効のときに点灯

-

4 シーケンスエ ラー SEQ 黄 ○ -ミ ューテ ィ ング機能またはプ リリ セ ッ ト 機能使用時、 シーケンスエラーが発生する と点滅

5 ブ ラ ンキング BLANK 緑 ○

ブ ラ ンキング機能、 警告エ リア機能、 リデュース ド レゾリ ューシ ョ ン機能のいずれかが有効のと きに点灯

テ ィ ーチングモー ド中、 またはブラ ンキングモニ タ エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅

6コ ン フ ィ グレーシ ョ ン

CFG 緑 ○ -

テ ィ ーチングモー ド中、 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能のエ リ ア測定中、 または設定値エラーあるいは組み合わせ構成エラーによるロ ッ クアウト の時に点滅

7 イン ターロ ッ ク INT-LK 黄 ○イ ン ターロ ッ ク状態のと きに点灯

プ リ リ セ ッ ト 機能使用時に点滅(*2)

8 外部リ レーモニ タ EDM 緑 ○リ セ ッ ト 入力に入力がある と点灯(*1)

外部リ レーモニ タ エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅

9 内部エ ラー INTERNAL 赤 ○ ○ -内部エラーのロ ッ クアウ ト 、電源電圧異常またはノ イズによる異常のと きに点滅

10 ロ ッ クアウ ト LOCKOUT 赤 ○ ○ -受光器側のロ ッ クアウ ト のときに点滅

11 安定入光 STB 緑 ○ ○入光量が出力ONし きい値の170%以上のと き点灯

外乱光や振動の影響で制御出力が瞬間的にOFFし た と きに点滅

12 ON/OFF出力 ON/OFF

○ ○

制御出力がONのと きに点灯 -

赤制御出力がOFFのと き、 またはセンサが設定状態のと きに点灯

制御出力エラーのロ ッ クアウト 、 電源電圧異常またはノ イズによる異常のと きに点滅

13 通信 COM 緑 ○ ○投受光器間の通信が成立し たと きに点灯

通信エラーのロ ッ クアウ ト 、電源電圧異常またはノ イズによる異常のと きに点滅

14 下端入光 BTM 青 ○ ○

下端の光軸が入光し ていると きに点灯

ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イド中、 またはDIPスイ ッ チ設定エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅(*3)

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10

第 1

章LED

表示

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

*2 点滅の詳細については、 2-9. イ ン ターロ ッ ク のプ リ リ セ ッ ト モー ドのタ イ ミ ングチャー ト を参照

し て く だ さい。

*3 F3SG-REシ リーズでは ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イ ド 機能、 直列連結機能を使用できません。

上記表内の用語の定義については 7-3. 用語集 を参照し て く ださい。

F3SG-RAの受光器が設定状態にある場合、 TOP、 CFG、 LOCKOUT、 STB、 ON/OFF表示灯が点滅し ます。

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11F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章定

格/性

能概要と仕様

J

1-5. 定格/性能

形式中の□□□□には、 検出幅(mm)が4桁の数字で入り ます。

F3SG-4RA□□□□-14 F3SG-4RA□□□□-30 F3SG-4RE□□□□□14 F3SG-4RE□□□□□30

性能

小検出物体直径不透明

φ14mm φ30mm φ14mm φ30mm

光軸ピ ッ チ 10mm 20mm 10mm 20mm

光軸数 15~207光軸 8~124光軸 15~207光軸 8~124光軸

レンズサイズ 5.2 × 3.4 (W × H) mm φ7mm 5.2 × 3.4 (W × H) mm φ7mm

検出幅 160~2,080mm 190~2,510mm 160~2,080mm 190~2,510mm

検出距離ロング 0.3~10.0m 0.3~20.0m 0.3~10.0m 0.3~20.0m

シ ョ ー ト 0.3~3.0m 0.3~7.0m 0.3~3.0m 0.3~7.0m

応答時間

ON → OFF標準モー ド: 8~18ms *1

低速モー ド: 16~36ms *1 *2

5~15ms

OFF → ON 40~90ms *1 25~75ms

*1. 単体または連結時の応答時間。

詳細は1-6. 形式一覧 参照

*2. 設定ツールで選択可能。

有効開口角 (EAA) (IEC 61496-2) 投光器、受光器と も検出距離3m以上の時±2.5°以下

光源 赤外LED (波長870nm)

電源投入後立ち上がり時間 2s以下

電気的仕様

電源電圧 (Vs) SELV/PELV 24 VDC±20% (リ ッ プルp-p10%以下)

消費電流 1-6. 形式一覧 参照

制御出力 (OSSD)

PNPまたはNPN ト ラ ンジス タ2出力 (DIP-SWでPNP

またはNPNを選択)

F3SG-4RE□□□□P□□: PNP ト ランジスタ2出力

F3SG-4RE□□□□N□□: NPN ト ラ ンジスタ2出力

負荷電流300mA以下、 残留電圧2V以下 (ケーブル延長による電圧降下を除 く )、 容量負荷1 F以下、 誘

導負荷2.2H以下。*1

漏れ電流1mA以下 (PNP)、 2mA以下 (NPN) *2

*1. 誘導性負荷の値は、 制御出力が頻繁にON/OFFを繰り返す場合の 大値です。 制御出力を4Hz以下

で使用する場合は、 使用できる誘導性負荷の値が大き く な り ます。

*2. 追加でコ ンデンサなどの容量性負荷を含む素子を接続する場合に考慮し ていただ く 値です。

補助出力

PNPまたはNPN ト ラ ンジス タ1出力 (DIP-SWでPNP

またはNPNを選択)

負荷電流100mA以下、 残留電圧2V以下。

-

出力動作モー ド

制御出力 入光時ON

補助出力 制御出力情報 (出力反転機能 : 有効) (出荷時設

定) (設定ツールで選択可能。)-

入力電圧

ON電圧

テス ト 入力 :

24Vアク テ ィ ブ : 9V~Vs (シンク電流3mA以下) *

0Vアク テ ィ ブ : 0~3V (ソース電流3mA以下)

ミ ューテ ィ ング入力A/B :

PNP : Vs-3V~Vs ( シン ク電流3mA以下) *

NPN : 0~3V (ソース電流3mA以下)

リ セ ッ ト 入力 :

PNP: Vs-3V~Vs ( シン ク電流5mA以下) *

NPN: 0~3V (ソース電流5 mA以下)

検出距離選択入力 :

  ロング : 9V~Vs (シン ク電流3mA以下) *

  シ ョ ー ト : 0~3V (ソース電流3mA以下)

OFF電圧

テス ト 入力 :

24Vアク テ ィ ブ: 0~1.5Vまたはオープン

0Vアク テ ィ ブ: 9V~Vsまたはオープン

ミ ューテ ィ ング入力A/B、 リ セ ッ ト 入力 :

PNP: 0V~1/2Vsまたはオープン *

NPN: 1/2Vs~Vsまたはオープン *

* こ こ でのVs とは使用環境での電源電圧値です。

過電圧カ テゴ リ (IEC 60664-1) II

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12

第 1

章定

格/性

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

表示灯 1-4-1. LED表示灯の名称および点灯パターン 参照

保護回路 出力負荷短絡保護、 電源逆接続保護

絶縁抵抗 20MΩ以上 (DC500 V メ ガにて)

耐電圧 AC1,000V、 50/60Hz、 1分

機能仕様

相互干渉防止機能

(スキャンコード)

本機能によ り 2 セ ッ ト 間の相互干渉を防止できま

す。-

4-1-4. 相互干渉の防止方法

直列連結機能

連結数 : 3セ ッ ト まで

総光軸数 : 255光軸まで

連結されたセンサ間のケーブル長 : 10m以内

-

テス ト 機能セルフテス ト (電源投入時および通電時)

外部テス ト (テス ト 入力による投光停止機能)

セルフ テス ト (電源投入時および通電時)

安全関連機能

イ ン ターロ ッ ク

外部リ レーモニ タ (EDM)

プ リ リ セ ッ ト

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング/フ ローテ ィ ングブ ラ ン

キング

リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン

ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イ ド

スキャ ン コー ド切り替え

PNP/NPN選択

応答時間変更

第2章 システム構成と機能

第3章 DIP-SWを使った設定

-

環境仕様

周囲温度 動作時 -10~55℃ (ただ し氷結し ないこ と)

保存時 -25~70℃

周囲湿度 動作時 35~85%RH (ただ し結露し ないこ と)

保存時 35~95%RH

使用周囲照度白熱ラ ンプ : 受光面照度3,000 lx以下

太陽光 : 受光面照度10,000 lx以下

保護構造(IEC 60529) IP65およびIP67

耐振動 (IEC 61496-1) 10~55Hz、 複振幅0.7mm、3軸各軸と も20掃引

耐久衝撃 (IEC 61496-1) 100m/s2、 3軸各軸と も1000回

汚染度 (IEC 60664-1) 汚染度3

接続仕様

電源ケーブル

接続方式

M12コネク タ: 5ピン(投光器)、 8ピン(受光器)、 嵌

合時IP67等級、

プ リ ワイヤタ イプ

M12コネク タ: 4ピン、 嵌合時IP67等級、

プ リ ワイヤタ イプ

芯数 投光器側 : 5芯、 受光器側 : 8芯 投光器側 : 4芯、 受光器側 : 4芯

ケーブル長 0.3m

ケーブル径 6mm

許容曲げR R5mm

直列連結ケーブル

接続方式 M12コネク タ: 5ピン(投光器)、 8ピン(受光器)、 嵌

合時IP67等級

-芯数 投光器側 : 5芯、 受光器側 : 8芯

ケーブル長 0.2m

ケーブル径 6mm

許容曲げR R5mm

F3SG-4RA□□□□-14 F3SG-4RA□□□□-30 F3SG-4RE□□□□□14 F3SG-4RE□□□□□30

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13F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章定

格/性

能概要と仕様

J

延長ケーブル

- 片側コネク タ

ケーブル

- 両側コネク タ

ケーブル

接続方式 M12コネク タ: 5ピン(投光器)、 8ピン(受光器)、 嵌

合時IP67等級

XS5□-D42□シ リーズをご使用 く だ さい。

芯数 投光器側 : 5芯、 受光器側 : 8芯

ケーブル長

ケーブル長およびツ イス ト ペア線につい

ては4-5-3-1. 片側コネク タケーブル および

4-5-3-2. 両側コネク タ ケーブル を参照し て

く だ さい。

ケーブル径 6.6mm

許容曲げR R36mm

電源ケーブル延長 大100m (投光器側/受光器側)

材質

材質

筐体 : アル ミ

キャ ッ プ : PBT

光学カバー : PMMA

ケーブル : 耐油性PVC

取り つけ金具 : ZDC2

FEプレー ト : SUS

質量(梱包状態) 1-6. 形式一覧 参照

付属品 安全上のご注意、 ク イ ッ ク イ ンス ト ーレーシ ョ ンマニュアル、 標準固定金具*1、 ト ラ ブルシューテ ィ

ングステ ッ カ、 警告エ リ ア ラベル*2

*1. 同梱される標準固定金具の数量は検出幅によ って異な り ます。

[F3SG-4RA□□□□-14]/F3SG-4RE□□□□□14]

- 検出幅0160~1200: 2セ ッ ト

- 検出幅1280~2080: 3セ ッ ト

[F3SG-4RA□□□□-30]/F3SG-4RE□□□□□30]

- 検出幅0190~1230: 2セ ッ ト

- 検出幅1310~2270: 3セ ッ ト

- 検出幅2350~2510: 4セ ッ ト

*2. F3SG-RAシ リーズのみ。

規格適合

適合規格 法規 ・ 規格について 参照

ESPEタ イプ (IEC 61496-1) タ イプ4

パフ ォーマンスレベル (PL)/安全カテゴ リ

PL e/安全カテゴ リ 4 (EN ISO 13849-1:2008)

PFHd 1.1×10-8 (IEC 61508) 9.1×10-9 (IEC 61508)

プルーフ テス ト 間隔TM 20年 (IEC 61508)

SFF 99% (IEC 61508)

HFT 1 (IEC 61508)

分類 タ イプB (IEC 61508-2)

F3SG-4RA□□□□-14 F3SG-4RA□□□□-30 F3SG-4RE□□□□□14 F3SG-4RE□□□□□30

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14

第 1

章形

式一

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

1-6. 形式一覧

1-6-1. 形式/応答時間/消費電流/質量F3SG-4RA□□□□-14

*1. 上記の応答時間はスキャンコード をコードBに設定した時の値です。コードA設定時の応答時間は、上記の値よ り1ms短 く なります。

*2. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。

*3. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。

F3SG-4RA□□□□-30

形式 光軸数検出幅

[mm]

応答時間[ms] 消費電流[mA]

質量 [kg] *3ON→OFF *1

OFF(同期)

→ON *2

OFF(非同期)

→ON *2投光器 受光器

F3SG-4RA0160-14 15 160 8 40 140 40 75 1.8

F3SG-4RA0240-14 23 240 8 40 140 45 75 2.0

F3SG-4RA0320-14 31 320 8 40 140 55 75 2.2

F3SG-4RA0400-14 39 400 8 40 140 60 80 2.7

F3SG-4RA0480-14 47 480 13 65 165 50 80 2.9

F3SG-4RA0560-14 55 560 13 65 165 55 80 3.1

F3SG-4RA0640-14 63 640 13 65 165 60 85 3.3

F3SG-4RA0720-14 71 720 13 65 165 65 85 3.9

F3SG-4RA0800-14 79 800 13 65 165 65 90 4.1

F3SG-4RA0880-14 87 880 13 65 165 70 90 4.3

F3SG-4RA0960-14 95 960 13 65 165 75 90 4.5

F3SG-4RA1040-14 103 1040 13 65 165 80 95 4.7

F3SG-4RA1120-14 111 1120 13 65 165 85 95 4.8

F3SG-4RA1200-14 119 1200 13 65 165 90 100 5.0

F3SG-4RA1280-14 127 1280 13 65 165 95 100 5.2

F3SG-4RA1360-14 135 1360 13 65 165 95 105 5.6

F3SG-4RA1440-14 143 1440 18 90 190 85 105 5.8

F3SG-4RA1520-14 151 1520 18 90 190 90 105 6.0

F3SG-4RA1600-14 159 1600 18 90 190 90 110 6.6

F3SG-4RA1680-14 167 1680 18 90 190 95 110 6.8

F3SG-4RA1760-14 175 1760 18 90 190 100 115 7.0

F3SG-4RA1840-14 183 1840 18 90 190 100 115 7.2

F3SG-4RA1920-14 191 1920 18 90 190 105 120 7.3

F3SG-4RA2000-14 199 2000 18 90 190 105 120 7.5

F3SG-4RA2080-14 207 2080 18 90 190 110 125 8.1

形式 光軸数検出幅

[mm]

応答時間[ms] 消費電流[mA]

質量 [kg] *3ON→OFF *1

OFF(同期)→

ON *2

OFF(非同期)

→ON *2投光器 受光器

F3SG-4RA0190-30 8 190 8 40 140 35 75 1.8

F3SG-4RA0270-30 12 270 8 40 140 35 75 2.0

F3SG-4RA0350-30 16 350 8 40 140 40 75 2.2

F3SG-4RA0430-30 20 430 8 40 140 45 75 2.7

F3SG-4RA0510-30 24 510 8 40 140 50 75 2.9

F3SG-4RA0590-30 28 590 8 40 140 50 75 3.1

F3SG-4RA0670-30 32 670 8 40 140 55 75 3.3

F3SG-4RA0750-30 36 750 8 40 140 60 80 3.9

F3SG-4RA0830-30 40 830 8 40 140 65 80 4.0

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15F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章形

式一

覧概要と仕様

J

*1. 上記の応答時間はスキャンコード をコードBに設定した時の値です。コードA設定時の応答時間は、上記の値よ り1ms短 く なります。

*2. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。

*3. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。

F3SG-4RE□□□□□14

F3SG-4RA0910-30 44 910 13 65 165 50 80 4.2

F3SG-4RA0990-30 48 990 13 65 165 50 80 4.4

F3SG-4RA1070-30 52 1070 13 65 165 55 80 4.6

F3SG-4RA1150-30 56 1150 13 65 165 55 85 4.8

F3SG-4RA1230-30 60 1230 13 65 165 55 85 4.9

F3SG-4RA1310-30 64 1310 13 65 165 60 85 5.1

F3SG-4RA1390-30 68 1390 13 65 165 60 85 5.6

F3SG-4RA1470-30 72 1470 13 65 165 65 85 5.8

F3SG-4RA1550-30 76 1550 13 65 165 65 90 6.0

F3SG-4RA1630-30 80 1630 13 65 165 70 90 6.5

F3SG-4RA1710-30 84 1710 13 65 165 70 90 6.7

F3SG-4RA1790-30 88 1790 13 65 165 70 90 6.9

F3SG-4RA1870-30 92 1870 13 65 165 75 90 7.1

F3SG-4RA1950-30 96 1950 13 65 165 75 95 7.3

F3SG-4RA2030-30 100 2030 13 65 165 80 95 7.4

F3SG-4RA2110-30 104 2110 13 65 165 80 95 8.0

F3SG-4RA2190-30 108 2190 13 65 165 85 95 8.2

F3SG-4RA2270-30 112 2270 13 65 165 85 100 8.4

F3SG-4RA2350-30 116 2350 13 65 165 85 100 8.8

F3SG-4RA2430-30 120 2430 13 65 165 90 100 8.9

F3SG-4RA2510-30 124 2510 13 65 165 90 100 9.1

形式 光軸数検出幅

[mm]

応答時間[ms] 消費電流[mA]

質量 [kg] *2ON→OFF

OFF(同期)

→ON *1

OFF(非同期)

→ON *1投光器 受光器

F3SG-4RE0160□14 15 160 5 25 125 45 50 1.7

F3SG-4RE0240□14 23 240 5 25 125 55 55 1.9

F3SG-4RE0320□14 31 320 7 35 135 55 55 2.1

F3SG-4RE0400□14 39 400 7 35 135 65 60 2.6

F3SG-4RE0480□14 47 480 7 35 135 70 60 2.8

F3SG-4RE0560□14 55 560 7 35 135 80 60 3.1

F3SG-4RE0640□14 63 640 7 35 135 85 65 3.3

F3SG-4RE0720□14 71 720 9 45 145 80 65 3.8

F3SG-4RE0800□14 79 800 9 45 145 85 70 4.0

F3SG-4RE0880□14 87 880 9 45 145 90 70 4.2

F3SG-4RE0960□14 95 960 9 45 145 95 75 4.4

F3SG-4RE1040□14 103 1040 9 45 145 100 75 4.6

F3SG-4RE1120□14 111 1120 11 55 155 90 75 4.7

F3SG-4RE1200□14 119 1200 11 55 155 95 80 4.9

F3SG-4RE1280□14 127 1280 11 55 155 100 80 5.1

F3SG-4RE1360□14 135 1360 11 55 155 105 85 5.6

F3SG-4RE1440□14 143 1440 11 55 155 110 85 5.7

F3SG-4RE1520□14 151 1520 13 65 165 100 90 5.9

F3SG-4RE1600□14 159 1600 13 65 165 105 90 6.5

形式 光軸数検出幅

[mm]

応答時間[ms] 消費電流[mA]

質量 [kg] *3ON→OFF *1

OFF(同期)→

ON *2

OFF(非同期)

→ON *2投光器 受光器

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16

第 1

章形

式一

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

*1. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。*2. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。

F3SG-4RE□□□□□30

*1. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。*2. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。

小検出体を維持する こ とができるテス ト ロ ッ ドの 大動作速度は2.0m/sです。

F3SG-4RE1680□14 167 1680 13 65 165 110 95 6.7

F3SG-4RE1760□14 175 1760 13 65 165 115 95 6.9

F3SG-4RE1840□14 183 1840 13 65 165 115 95 7.1

F3SG-4RE1920□14 191 1920 15 75 175 110 100 7.3

F3SG-4RE2000□14 199 2000 15 75 175 115 100 7.4

F3SG-4RE2080□14 207 2080 15 75 175 115 105 8.0

形式 光軸数検出幅

[mm]

応答時間[ms] 消費電流[mA]

質量 [kg] *2ON→OFF

OFF(同期)

→ON *1

OFF(非同期)

→ON *1投光器 受光器

F3SG-4RE0190□30 8 190 5 25 125 40 50 1.7

F3SG-4RE0270□30 12 270 5 25 125 45 50 1.9

F3SG-4RE0350□30 16 350 5 25 125 50 50 2.1

F3SG-4RE0430□30 20 430 5 25 125 55 55 2.6

F3SG-4RE0510□30 24 510 5 25 125 60 55 2.8

F3SG-4RE0590□30 28 590 7 35 135 50 55 3.0

F3SG-4RE0670□30 32 670 7 35 135 55 55 3.2

F3SG-4RE0750□30 36 750 7 35 135 60 60 3.8

F3SG-4RE0830□30 40 830 7 35 135 65 60 4.0

F3SG-4RE0910□30 44 910 7 35 135 65 60 4.2

F3SG-4RE0990□30 48 990 7 35 135 70 60 4.4

F3SG-4RE1070□30 52 1070 7 35 135 75 60 4.5

F3SG-4RE1150□30 56 1150 7 35 135 80 65 4.7

F3SG-4RE1230□30 60 1230 7 35 135 85 65 4.9

F3SG-4RE1310□30 64 1310 7 35 135 85 65 5.1

F3SG-4RE1390□30 68 1390 9 45 145 75 65 5.5

F3SG-4RE1470□30 72 1470 9 45 145 80 65 5.7

F3SG-4RE1550□30 76 1550 9 45 145 80 70 5.9

F3SG-4RE1630□30 80 1630 9 45 145 85 70 6.4

F3SG-4RE1710□30 84 1710 9 45 145 85 70 6.6

F3SG-4RE1790□30 88 1790 9 45 145 90 70 6.8

F3SG-4RE1870□30 92 1870 9 45 145 95 75 7.0

F3SG-4RE1950□30 96 1950 9 45 145 95 75 7.2

F3SG-4RE2030□30 100 2030 9 45 145 100 75 7.3

F3SG-4RE2110□30 104 2110 9 45 145 100 75 7.9

F3SG-4RE2190□30 108 2190 11 55 155 90 75 8.1

F3SG-4RE2270□30 112 2270 11 55 155 95 80 8.2

F3SG-4RE2350□30 116 2350 11 55 155 95 80 8.7

F3SG-4RE2430□30 120 2430 11 55 155 95 80 8.8

F3SG-4RE2510□30 124 2510 11 55 155 100 80 9.0

形式 光軸数検出幅

[mm]

応答時間[ms] 消費電流[mA]

質量 [kg] *2ON→OFF

OFF(同期)

→ON *1

OFF(非同期)

→ON *1投光器 受光器

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17F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 1

章形

式一

覧概要と仕様

J

1-6-2. 直列連結時の応答時間の計算方法F3SG-RAシ リーズは、 直列連結し て使用する こ とができます。

直列連結の場合は、 応答時間は合計光軸数によ り決定し ます。

直列連結し たすべてのF3SG-RAの光軸数の合計が140光軸以下のと き、 応答時間は12ms ( コー ド A) /

13ms ( コー ド B)にな り ます。 ただ し、 すべてのF3SG-RAの光軸数が112光軸以下である必要があ り ま

す。 113光軸以上のF3SG-RAが含まれる場合には応答時間は17ms (コー ドA) / 18ms (コー ドB)にな り ま

す。

F3SG-REシ リーズは直列連結する こ とができません。

以上の関係を表にま とめる と下図のよ う にな り ます。

2-4. スキャ ン コー ド切り替え

4-2. 直列連結

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18

第 1

章形

式一

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

概要と仕様

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第 2

章シ

ステ

ム構

成と

機能

19F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

J

第2章 システム構成と機能

2-1. 機能の併用について 21

2-2. 動作状態 23

2-2-1. 機械稼働状態 23

2-2-2. 機械停止状態 23

2-2-3. イ ン ターロ ッ ク状態 23

2-2-4. ロ ッ ク アウ ト 状態 23

2-2-5. テ ィ ーチングモー ド 23

2-2-6. 設定状態 23

2-3. 光同期 24

2-4. スキャ ン コー ド切り替え 25

2-5. PNP/NPN選択 26

2-6. セルフ テス ト 27

2-7. 外部テス ト 29

2-8. ロ ッ ク アウ ト リ セ ッ ト 31

2-9. イ ン ターロ ッ ク 32

2-10. 外部リ レーモニ タ (EDM) 37

2-11. 補助出力 40

2-12. ミ ューテ ィ ング 43

2-13. オーバーラ イ ド 69

2-14. フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング 74

2-15. フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング 78

2-16. リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン 84

2-17. 警告エ リ ア 87

2-18. 設定エ リ アの隣接条件 91

2-19. 検出距離変更 93

2-20. 応答時間変更 95

2-21. ラ ンプ 96

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20

第 2

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-22. 指定光軸出力 99

2-23. 受光量モニ タ 101

2-24. メ ンテナンス情報 102

2-25. 動作状態モニ タ 104

2-26. 設定リ カバリ 105

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21F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章機

能の

併用

につ

いて

システム構成と機能

J

2-1. 機能の併用について

F3SG-RAシ リーズにおいて、 使用可能な機能の組み合わせを下表に示し ます。 表内の組み合わせは所定の条

件下で使用可能です。 他の機能の組み合わせには制限はあ り ません。

F3SG-REシ リーズは、 下表に示す機能はあ り ません。

詳細については2-18. 設定エ リ アの隣接条件 を参照し て く ださい。

設定ツールによる設定でセンサを動作させるには、 DIP-SWの切り替えが必要です。 詳し く は第3章 DIP-SWを使っ

た設定 を参照し て く だ さい。

○ : 組み合わせ可

△ : 設定ツールによる設定で組合せ可

× : 組み合わせ不可

*1. 両機能のそれぞれの領域が全光軸を カバーする場合のみ組み合わせ可。

*2. フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング と フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングを併用する際は、 左下図に示すよ う に 上端光

軸または 下端光軸を フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アに含むよ う に設定し て く だ さい。 右下図に示すよ

う に 上端光軸または 下端光軸がフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アに含まれないよ う なエ リ アの設定は

できません。 また、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングエ リ アがフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アによ っ て分断

されるよ う な設定はできません。

フ ィ ッ クス

ブ ラ ンキン

フ ローテ ィ

ングブ ラ ン

キング

リデュース

ド レゾ

リ ューシ ョ

ミ ューテ ィ

ング/オー

バーラ イ ド

プ リ リ セ ッ

ト警告エ リ ア EDM

イ ン ター

ロ ッ ク

フ ィ ッ クスブ ラ ンキ

ング- △*2 × 〇 × △ 〇 〇

フ ローテ ィ ングブ ラ

ンキング△*2 - × 〇*1 × △ 〇 〇

リデュース ド レゾ

リ ューシ ョ ン× × - × △ × △ △

ミ ューテ ィ ング/オー

バーラ イ ド〇 〇*1 × - × △ 〇 〇

プ リ リ セ ッ ト × × △ × - △ 〇 ×

警告エ リ ア △ △ × △ △ - △ △

EDM 〇 〇 △ 〇 〇 △ - 〇

イ ン ターロ ッ ク 〇 〇 △ 〇 × △ 〇 -

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22

第 2

章機

能の

併用

につ

いて

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

設定ツールによる ミ ューテ ィ ング機能有効/無効設定時の注意事項設定ツールでは、 以下機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設

定値を保存できます。

設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合は、 各機能の

設定を再度確認し て く だ さい。

影響を受ける機能 :

• 外部リ レーモニ タ

• 起動イ ン ターロ ッ ク

• 再起動イ ン ターロ ッ ク

• 補助出力

• ラ ンプ出力

設定値の詳細は、 第2章 システム構成と機能 の、 各機能の設定ツールによる設定変更の説明を参照し て く

だ さい。

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23F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章動

作状

態システム構成と機能

J

2-2. 動作状態

F3SG-Rシステムの動作条件は状態で記述されます。 F3SG-Rシステムには下記の状態があ り ます。

2-2-1. 機械稼働状態受光器の2つの制御出力がON状態で、ON/OFF表示灯が緑色点灯し ます。保護対象の機械が動作可能で

す。 リ セ ッ ト スイ ッ チを押し て放し ても無効です。

2-2-2. 機械停止状態受光器の2つの制御出力がOFF状態で、 ON/OFF表示灯が赤色点灯し ます。 保護対象の機械は動作でき

ません。

2-2-3. イ ン ターロ ッ ク状態受光器の2つの制御出力がOFF状態で、 イ ン ターロ ッ ク表示灯が黄色点灯し ます。 イ ン ターロ ッ ク状態

では、 検出領域から障害物がな く な り リ セ ッ ト スイ ッ チを押し て放すまで、 保護対象の機械は動作で

きません。

F3SG-REシ リーズに、 イ ン ターロ ッ ク状態はあ り ません。

詳細については2-9. イ ン ターロ ッ ク を参照し て く だ さい。

2-2-4. ロ ッ クアウ ト 状態受光器の2つの制御出力がOFF状態で、 ロ ッ ク アウ ト 表示灯が赤色点滅し、 異常を検知し た表示灯が点

滅し エ ラーを表示し ます。 ロ ッ ク アウ ト 状態では、 保護対象の機械は動作できません。 ロ ッ ク アウ ト

状態と イ ン ターロ ッ ク状態の主な違いは、 電源の再投入や外部のリ セ ッ ト スイ ッ チの押下 ・ 開放とは

無関係に、 エラーの原因が修正されるまでF3SG-Rシステムがロ ッ ク アウ ト 状態のまま と なる点です。

2-2-5. テ ィ ーチングモー ド2 つの制御出力はOFF状態と な り、 ブ ラ ンキング表示灯と コ ン フ ィ グレーシ ョ ン表示灯が緑色点滅し

ます。

F3SG-REシ リーズに、 テ ィ ーチングモー ドはあ り ません。

詳細については 3-3. 光軸のテ ィ ーチング を参照し て く だ さい。

2-2-6. 設定状態受光器の2つの制御出力はOFF状態です。 投光器の電源表示灯が緑色点滅し ます。 受光器の上端入光表

示灯が青色点滅、 コ ン フ ィ グレーシ ョ ン表示灯が緑色点滅、 ロ ッ ク アウ ト 表示灯が赤色点滅、 安定入

光表示灯が緑色点滅、 ON/OFF出力表示灯が緑色点滅し ます。 保護対象の機械は動作できません。 設

定状態では、 機能の設定変更や動作モニ タ、 メ ンテナンス情報確認などを行う こ とができます。

F3SG-REシ リーズに、 設定状態はあ り ません。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

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24

第 2

章光

同期

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-3. 光同期

2-3-1. 機能説明F3SG-Rの正常動作のために投光器と受光器の同期が必要です。

F3SG-Rは特定の光軸を利用し てその同期を実現し ています。以降、その光軸を同期光軸と呼称し ます。

センサの構成によ り同期光軸は以下にな り ます。

• 単体システム: 両端光軸( 上位または 下位光軸)

• 連結システム*: プ ラ イマ リ センサの両端光軸( 上位または 下位光軸)

* F3SG-REシ リーズは連結する こ とができません

投光器と受光器を同期させるためには少な く と も一つの同期光軸が入光し ている状態が必要です。

以下の時、 同期処理が実行されます。

(1) 投光器、 受光器への電源投入時

(2) プ ラ イマ リ センサの全光軸がし ゃ光された後の再入光時

(3) ノ イズや外乱など何らかの理由で同期が失われた時

上記以外ではセンサは同期を維持できるので、 常に同期光軸を入光状態にし てお く 必要はあ り ません。

応答時間OFF(同期)→ONおよびOFF(非同期)→ONについてOFF(同期)→ONの応答時間とは、投光器と受光器の同期が取れてお り制御出力がOFF状態にあるF3SG-

RがON状態に切り替わるまでの応答時間です。

OFF(非同期)→ONの応答時間とは、 投光器と受光器の同期が取れておらず制御出力がOFF状態にある

F3SG-RがON状態に切り替わるまでの応答時間です。同期が確立し てから入光/し ゃ光の判定をするた

め、 応答時間が長 く な り ます。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ○

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25F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ス

キャ

ンコ

ード

切り

替え

システム構成と機能

J

2-4. スキャ ン コー ド切り替え

2-4-1. 機能説明F3SG-RAには2種類のスキャ ン コー ド (コー ド Aおよびコー ド B)があ り ます。 コー ド Aと コー ド Bで内部

の処理時間が異なるため、 異なるスキャ ン コー ド を設定する こ と によ り、 複数のシステムを近 く に配

置 ・ 連動させつつ、 相互干渉を 小限に留める こ とができます。

コー ドA設定時の応答時間は、 コー ド B設定時の値よ り1ms短 く な り ます。

F3SG-REシ リーズは、 スキャ ン コー ド切り替えができません。

応答時間の詳細については、 1-6-1. 形式/応答時間/消費電流/質量 を参照し て く だ さい。

相互干渉の防止については、 4-1-4. 相互干渉の防止方法 を参照し て く だ さい。

2-4-2. 出荷時設定スキャ ン コー ド はコー ドAに設定されています。

投光器および受光器の両方を同じ コー ド に設定する必要があ り ます。

2-4-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使って コー ドAまたはコー ドBを選択できます。

DIP-SWによる設定変更の詳細については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

2-4-4. 設定ツールによる設定変更設定ツールを使っ て、 スキャ ン コー ド を変更する こ とはできません。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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26

第 2

章P

NP

/N

PN

選択

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-5. PNP/NPN選択

2-5-1. 機能説明F3SG-RA シ リ ーズではPNP/NPNの選択によ っ て受光器の入力、 出力の極性を変更する こ とができま

す。

システムがNPNに設定されている場合、 NPN表示灯が点灯し ます。

F3SG-REシ リーズは、 PNP/NPNが形式で分けられているため、 PNP/NPNの切り替えはできません。

2-5-2. 出荷時設定PNP入出力に設定されています。

2-5-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使って入出力種別PNP/NPNを選択できます。

DIP-SWによる設定変更の詳細については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

2-5-4. 設定ツールによる設定変更設定ツールを使っ て、 入出力種別PNP/NPNを変更する こ とはできません。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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27F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章セ

ルフ

テス

トシステム構成と機能

J

2-6. セルフ テス ト

2-6-1. 機能説明F3SG-Rは、 電源投入時にセルフ テス ト (2秒以下)を実施し異常の有無を確認し ます。 また、 動作中にも

周期的にセルフ テス ト (応答時間以内)を実施し ます。

本機能は解除できません。

セルフ テス ト で異常が検出される と、 F3SG-Rはロ ッ ク アウ ト 状態にな り、 制御出力をOFF状態のまま

保持し、 同時にエ ラーを表示し ます。

2-6-1-1. セルフ テス ト の内容セルフ テス ト によ り以下のよ う な異常を検出する こ とができます。

〈投光器〉

• 投光素子及び投光回路の破損

• CPUの暴走

• メ モ リの異常

• DIP-SWの異常*

〈受光器〉

• 外部電源電圧異常

• 内部電源回路破損

• 受光素子及び検出回路の破損

• CPUの暴走

• メ モ リの異常

• 制御出力回路破損

• ケーブルの断線 ・ 短絡

• DIP-SWの異常*

* F3SG-REシ リーズはDIP-SWがないため、 DIP-SWのセルフ テス ト はあ り ません。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ○

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28

第 2

章セ

ルフ

テス

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-6-1-2. 制御出力の出力波形制御出力がON状態にある と き、 制御出力回路をテス ト するために、 下図のよ う に制御出力が周期的に

OFF し ます。 このOFF信号がフ ィ ー ド バッ ク される と、 制御出力回路は正常と診断されます。 短絡等

によ り制御出力信号にOFFパルス信号が含まれない場合、 受光器は制御出力回路あるいは配線の異常

と診断し、 ロ ッ ク アウ ト 状態にな り ます。

F3SG-RAシ リーズ

F3SG-REシ リーズ

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29F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章外

部テ

スト

システム構成と機能

J

2-7. 外部テス ト

2-7-1. 機能説明外部からの信号によ り強制的に投光を停止させる機能です。 F3SG-RAがし ゃ光された と きに安全シス

テムが正し く 停止 (制御出力OFF) するかど う かを確認するために使用できます。

投光を停止するには、投光器のDIP-SWの設定に応じ て投光器のテス ト 入力線に以下の電圧を印加し て

く だ さい。

ミ ューテ ィ ング中は、 投光を停止させても制御出力はONを維持し ます。

F3SG-REシ リーズには、 外部テス ト 機能があ り ません。

〈基本配線図〉

〈タ イ ミ ングチャー ト 〉

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

DIP-SWの設定 (投光側) 24Vアク テ ィ ブ 0Vア ク テ ィ ブ

入力電圧 9V~Vs 0~3V

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30

第 2

章外

部テ

スト

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-7-2. 出荷時設定出荷時の設定では24Vア ク テ ィ ブに設定されています。

2-7-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使って、 24Vア ク テ ィ ブまたは0Vア ク テ ィ ブに設定できます。

DIP-SWによる設定変更の詳細については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

2-7-4. 設定ツールによる設定変更設定ツールを使っ て外部テス ト の設定を変更する こ とはできません。

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31F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ロ

ック

アウ

トリ

セッ

トシステム構成と機能

J

2-8. ロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト

2-8-1. 機能説明F3SG-RAシ リーズはロ ッ ク アウ ト になった原因が取り除かれた場合、 以下のどち らかの方法でロ ッ ク

アウ ト の解除が可能です。

• 電源の再投入

• リ セ ッ ト 入力

F3SG-REシ リーズは電源の再投入にてロ ッ クアウ ト が解除されます。

〈基本配線図〉

<タ イ ミ ングチャー ト >

下表にON/OFF状態と外部接続との関係を示し ます。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

入力外部接続

PNP NPN

ON Vs-3V~Vs 0~3V

OFF 0V~1/2Vs、 またはオープン 1/2Vs~Vs、 またはオープン

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32

第 2

章イ

ンタ

ーロ

ック

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-9. イ ン ターロ ッ ク

リ セ ッ ト スイ ッ チは、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ ア内から操作できない位置に設置

し て く だ さい。

プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チは、 必ず危険エ リ ア内に設置し、 かつ危険エ リ ア外から操作できない位

置に設置し て く だ さい。

2-9-1. 機能説明F3SG-RAは、 電源投入時やし ゃ光時に制御出力をOFFに し、 リ セ ッ ト 信号が入力されるまで この状態

を保持し ます。この状態を イ ン ターロ ッ ク状態と呼び、イ ン ターロ ッ ク状態を維持する機能を イ ン ター

ロ ッ ク機能と呼びます。

F3SG-RAのイ ン ターロ ッ ク機能には、 起動イ ン ターロ ッ ク、 再起動イ ン ターロ ッ クの2種類の機能が

あ り ます。

F3SG-REシ リーズは、 イ ン ターロ ッ ク状態がな く 、 オー ト リ セ ッ ト でのみ使用可能です。

• 起動イ ン ターロ ッ ク

電源投入時や再起動時や停電からの復帰時に制御出力をOFFにし、 リ セ ッ ト 信号が入力されるまで

イ ン ターロ ッ ク状態を維持し ます。

電源を投入し てから始業点検が終るまで機械を止めておきたい場合に有効です。

• 再起動イ ン ターロ ッ ク

F3SG-RAがし ゃ光された と きに制御出力をOFFに し、 リ セ ッ ト 信号が入力されるまでイ ン ターロ ッ

ク状態を維持し ます。

F3SG-RAがし ゃ光され機械が停止し、作業者が安全を確認し た後に機械を再起動し たい場合に有効

です。

イ ン ターロ ッ ク状態のリ セ ッ ト 方法には、 オー ト リ セ ッ ト 、 マニュアルリ セ ッ ト 、 および特定のアプ

リ に対応し たプ リ リ セ ッ ト の3種類があ り ます。

• オー ト リ セ ッ ト

起動イ ン タ ーロ ッ クおよび再起動イ ン タ ーロ ッ ク を無効に し ます。 検出エ リ アに し ゃ光物がな く

なった時点で自動的にイ ン ターロ ッ クが解除され、 制御出力がONにな り ます。 人が検出エ リ ア と

危険源の間に入り込むこ とができない機械や、 リ レーユニ ッ ト 側で起動イ ン ターロ ッ ク、 再起動イ

ン ターロ ッ ク を用いる場合、 オー ト リ セ ッ ト が効果的です。

• マニュアルリ セ ッ ト

起動イ ン ターロ ッ クおよび再起動イ ン ターロ ッ ク を有効に し ます。検出エ リ アに し ゃ光物がない状

態で リ セ ッ ト 信号を入力する と、 制御出力がONにな り ます。

• プ リ リ セ ッ ト

オペレータはメ ンテナンスの為に、 危険エ リ アに侵入し て作業する場合があ り ます。

上記のよ う な場合でオペレータが危険エ リ アで作業中に、 別のオペレータが、 危険エ リ アで作業し

ているオペレータに気づかず、 リ セ ッ ト スイ ッ チを操作し機械を再起動する可能性があ り、 危険で

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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33F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章イ

ンタ

ーロ

ック

システム構成と機能

J

す。 プ リ リ セ ッ ト 機能は、 危険エ リ ア内に、 も う一つのリ セ ッ ト スイ ッ チ(プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チ)

を追加する こ とによ り、 危険エ リ アで作業中のオペレータの安全を確保し ます。

プ リ リ セ ッ ト 機能が有効な場合、 オペレータは、 危険エ リ アでの作業後、 危険エ リ ア内に設置し て

いるプ リ リ セ ッ ト スイ ッ チを操作し、 ラ イ ト カーテンを通過後、 リ セ ッ ト スイ ッ チを押下する こ と

によ り、 機械の再起動が可能にな り ます。

プ リ リ セ ッ ト 機能による機械の再起動の概要を下図に示し ます。

1.プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チを操作(プ リ リ セ ッ ト 信号入力)

2.F3SG-RAを通過し、 し ゃ光する

3.リ セ ッ ト スイ ッ チ操作でシステム再起動(リ セ ッ ト 信号入力)

他の機能との併用については 2-1. 機能の併用について を参照し て く だ さい

〈基本配線図〉

• オー ト またはマニュアルリ セ ッ ト モー ド

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34

第 2

章イ

ンタ

ーロ

ック

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

下表にON/OFF状態と外部接続との関係を示し ます。

<タ イ ミ ングチャー ト >

• 起動イ ン ターロ ッ ク

• 再起動イ ン ターロ ッ ク

〈基本配線図〉

• プ リ リ セ ッ ト モー ド

入力外部接続

PNP NPN

ON Vs-3V~Vs 0~3V

OFF 0V~1/2Vs、 またはオープン 1/2Vs~Vs、 またはオープン

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35F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章イ

ンタ

ーロ

ック

システム構成と機能

J

下表にON/OFF状態と外部接続との関係を示し ます。

<タ イ ミ ングチャー ト >

2-9-2. 出荷時設定イ ン ターロ ッ ク機能は、 起動イ ン ターロ ッ ク、 再起動イ ン ターロ ッ ク、 プ リ リ セ ッ ト が無効で、 オー

ト リ セ ッ ト モー ド と し て動作し ます。

2-9-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使って、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 マニュアルリ セ ッ ト モー ド またはプ リ リ セ ッ ト モー ド に設

定できます。

マニュアルリ セ ッ ト モー ド に設定し た場合は、 起動イ ン ターロ ッ ク及び再起動イ ン ターロ ッ クが有効

にな り ます。

プ リ リ セ ッ ト モー ド に設定されている場合、 以下の条件で機能が動作し ます。

• プ リ リ セ ッ ト 信号入力後のF3SG-RA 大し ゃ光回数: 制限な し (F3SG-RAが 低1回はし ゃ光される

こ と)

• プ リ リ セ ッ ト 信号入力から リ セ ッ ト 信号入力までの 大時間: 8秒

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 DIP-SWによる設定が可能と なるよ うDIP-SW有効に設定し て く だ さい。

DIP-SWによる設定変更の詳細については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く ださい。

入力外部接続

PNP NPN

ON Vs-3V~Vs 0~3V

OFF 0V~1/2Vs、 またはオープン 1/2Vs~Vs、 またはオープン

T1

T2

T3 T1

T2

T3

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36

第 2

章イ

ンタ

ーロ

ック

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-9-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

イ ン ターロ ッ ク機能

* 本機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設定値を保存できま

す。 設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合は、 本

機能の設定を再度確認し て く だ さい。

詳細は、 2-1. 機能の併用について の 設定ツールによる ミ ューテ ィ ング機能有効/無効設定時の注意事項

を参照し て く だ さい。

プ リ リ セ ッ ト 機能

*1. プ リ リ セ ッ ト 有効時は、 プ リ リ セ ッ ト 機能が優先され、 起動イ ン ターロ ッ ク、 再起動イ ン ターロ ッ

クのパラ メ ータは無視されます。

*2. プ リ リ セ ッ ト 機能と ミ ューテ ィ ング機能を併用する こ とはできません。プ リ リ セ ッ ト 機能の設定を

有効にするには、 ミ ューテ ィ ング機能を無効に設定し て く だ さい。

また、 以下機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設定値を保

存できます。 設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場

合は、 各機能の設定を再度確認し て く だ さい。 1

影響を受ける機能 :

  外部リ レーモニ タ、 起動イ ン ターロ ッ ク、 再起動イ ン ターロ ッ ク、 補助出力、 ラ ンプ出力

*3. 小回数は1固定。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名出荷時設定

設定可能項目ミ ューテ ィ ング機能有効時* ミ ューテ ィ ング機能無効時*

起動イ ン ターロ ッ ク 無効 無効 有効/無効

再起動イ ン ターロ ッ ク 無効 無効 有効/無効

機能名 出荷時設定 設定可能項目

プ リ リ セ ッ ト 機能 無効 有効*1*2/無効

大し ゃ光回数*3 制限な し 1~9回(1回毎)

または制限な し

プ リ リ セ ッ ト 信号入力から リ セ ッ

ト 信号入力までの 大時間

8s 1~60s (1s毎)

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37F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章外

部リ

レー

モニ

タ (E

DM

)システム構成と機能

J

2-10. 外部リ レーモニ タ (EDM)

2-10-1. 機能説明機械の危険部を制御する外部リ レー (接点) が正常に動作し ているかを確認し、 接点溶着などの故障

を検知し ます。

制御出力がOFF→ONに切り替わる前に外部リ レーのb接点が開いている場合、制御出力はONし ません。

また、 制御出力がOFF→ONに切り替わった後、 許容遅れ時間以内にb接点が開かない場合、 F3SG-RA

はロ ッ ク アウ ト し ます。

配線

受光器のリ セ ッ ト 入力に外部リ レーのb接点を介し て規定電圧が印加されるよ う に配線し ます。規定電

圧に関し ては下表を参照し て く だ さい。 外部リ レーあるいはコ ン タ ク タは、 強制ガイ ド 接点機構を有

する ものを使用し て く だ さい。

F3SG-REシ リーズには、 外部リ レーモニ タ(EDM)機能があ り ません。

<基本配線図>

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

PNP/NPN選択 規定電圧

PNP Vs-3V~Vs

NPN 0V~3V

S1 S1

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38

第 2

章外

部リ

レー

モニ

タ (E

DM

)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

<タ イ ミ ングチャー ト >

2-10-2. 出荷時設定外部リ レーモニ タ (EDM)機能は無効に設定されています。

2-10-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使って、 外部リ レーモニ タ (EDM)機能を有効または無効に切り替える こ とができます。 外部

リ レーモニ タ (EDM)機能有効に設定し た場合、 許容遅れ時間は0.3sに設定されます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 DIP-SWによる設定が可能と なるよ うDIP-SW有効に設定し て く だ さい。

設定後、 受光器のリ セ ッ ト 入力に外部リ レーのb接点を介さずに規定電圧が印加されるよ う に配線し動作させロ ッ クア

ウ ト する こ と を確認し て く だ さい。

DIP-SWによる設定変更の詳細については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

2-10-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

* 本機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設定値を保存できま

す。 設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合は、 本

機能の設定を再度確認し て く だ さい。

詳細は、2-1. 機能の併用について の 設定ツールによる ミ ューテ ィ ング機能有効/無効設定時の注意事項

を参照し て く ださい。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

機能名出荷時設定

設定可能項目ミ ューテ ィ ング機能有効時* ミ ューテ ィ ング機能無効時*

外部リ レーモニ タ 無効 無効 有効/無効

遅れ許容時間 0.3s 0.3s 0.1~4s(0.1s毎)

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39F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章外

部リ

レー

モニ

タ (E

DM

)システム構成と機能

J

設定後、 受光器のリ セ ッ ト 入力に外部リ レーのb接点を介さずに規定電圧が印加されるよ う に配線し動作させロ ッ クア

ウ ト する こ と を確認し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

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40

第 2

章補

助出

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-11. 補助出力

補助出力を安全用途に使用し ないで く だ さい。

F3SG-RAが故障し た場合に、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

2-11-1. 機能説明F3SG-RAの状態をモニ タ リ ングするための補助出力です。 この出力をプログラマブルコ ン ト ローラな

どに接続し て使用し ます。

使用例 :

• F3SG-RAが ミ ューテ ィ ングまたはオーバーラ イ ド中である こ と を表示する

• 機械が停止し ている(制御出力がOFFし ている)こ と を表示する

F3SG-REシ リーズには、 補助出力機能があ り ません。

<基本配線図>

補助出力は負荷電流100mA以下です。

2-11-2. 出荷時設定補助出力は制御出力情報の反転信号に設定されています。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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41F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章補

助出

力システム構成と機能

J

2-11-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使ってイ ン ターロ ッ ク設定でプ リ リ セ ッ ト 機能を有効にし た場合は、補助出力は制御出力の

反転信号に設定されています。

2-11-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合は、 責任者が変更内容の管理及び

設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出されず、 重傷

を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

• 出力動作モー ド

補助出力から出力する内容を選択し ます。

• 出力反転機能

補助出力の論理を反転し ます。

• 出力パターン

補助出力の出力パターンを設定し ます。

*1. 本機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設定値を保存できま

す。 設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合は、 本

機能の設定を再度確認し て く だ さい。

詳細は、 2-1. 機能の併用について の 設定ツールによる ミ ューテ ィ ング機能有効/無効設定時の注意事

項 を参照し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング機能の設定については2-12. ミ ューテ ィ ング を参照し て く ださい。

*2. 「補助出力へ割り当てられる情報」 参照。

*3. 「出力パターン図」 に記載のパターンで出力し ます。

機能名

出荷時設定

設定可能項目ミ ューテ ィ ング機能 *1

有効時 無効時

出力動作モー ド 制御出力情報 制御出力情報 *2

出力反転機能 有効 有効 有効/無効

出力パターン *3 点灯 点灯 点灯/ON1回 *3

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42

第 2

章補

助出

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

出力パターン図

補助出力へ割り当てられる情報

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

情報名説明

(補助出力は以下のと きONにな り ます。)

制御出力情報 制御出力が ON状態

イ ン ターロ ッ ク情報 イ ン ターロ ッ ク状態

ロ ッ クアウ ト 情報 エラー /ロ ッ クアウ ト 状態

通電時間超過情報 通電時間が通電時間し きい値を超えた時

負荷開閉回数超過情報 負荷開閉回数が負荷開閉回数し きい値を超えた時

安定入光情報 安定入光状態

ミ ューテ ィ ング情報 ミ ューテ ィ ング状態

オーバーラ イ ド情報 オーバーラ イ ド状態

ミ ューテ ィ ング/オーバーラ

イ ド情報

ミ ューテ ィ ングまたはオーバーラ イ ド状態

受光量診断情報 F3SG-Rが入光状態で、 光量が10秒以上ONし きい値の100%~170%の範囲内にある

警告エ リ ア情報 警告エ リ ア し ゃ光時

ブ ラ ンキング光軸入光情報 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング光軸またはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング光軸が入光状態

ト ラ ブルシューテ ィ ングサ

ポー ト 信号

シーケンスエラー情報、 干渉/振動情報、 受光量診断情報のいずれかの信号がON状態

指定光軸出力情報 指定光軸が入光状態またはし ゃ光状態

シーケンスエラー情報 ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー状態と イ ン ターロ ッ ク シーケンスエラー状態

リ セ ッ ト 入力情報 リ セ ッ ト 入力/EDM入力/オーバーラ イ ド入力 がON状態

Mute A入力情報 Mute Aへの入力がON

Mute B入力情報 Mute Bへの入力がON

EDM入力情報 EDM信号入力がON

連結センサ個別出力 (1CH) 直列連結されたプ ラ イマ リ センサの制御出力がON

連結センサ個別出力 (2CH) 直列連結された1番目のセカ ンダ リ センサの制御出力がON

連結センサ個別出力 (3CH) 直列連結された2番目のセカ ンダ リ センサの制御出力がON

ブ ラ ンキング/警告エ リ ア情

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング、 リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン、

または警告エ リ ア機能が有効

干渉/振動情報 干渉または振動によ ってF3SG-Rシステムが意図せず停止

(直列連結の場合は、 いずれかのセンサがこの状態にある と き)

プ リ リ セ ッ ト 情報 プ リ リ セ ッ ト 状態

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43F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

2-12. ミ ューテ ィ ング

ミ ューテ ィ ング機能とはF3SG-RAの安全機能を一時的に無効化し、 し ゃ光状態でも制御出力をONし続ける機

能です。 AGV通過のためにラ イ ト カーテンが設置できないなどの課題を解消し、 安全性と生産性を両立でき

ます。 ミ ューテ ィ ング中は、 安全機能を無効化し ている こ と を周囲に知らせるために、 上端入光表示灯(TOP)

と下端入光表示灯(BTM)と補助出力に接続し た外部表示灯 (接続時) が点滅し ます。

ミ ューテ ィ ング機能には、 以下の3つの動作モー ド を選択できます。

1.標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (出荷時設定)

2.出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド

3.位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ド

他の機能との併用については 2-1. 機能の併用について を参照し て く だ さい

F3SG-REシ リーズには、 ミ ューテ ィ ング機能があ り ません。

ミ ューテ ィ ング状態と なる光軸範囲には以下の設定ができます。

• 全範囲無効化設定 (出荷時設定)

• 部分的無効化設定

• ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング設定

ミ ューテ ィ ング機能およびオーバーラ イ ド 機能は装置の安全機能を無効にし ます。 これらの機

能がはたらいている と きの安全性については、 別の手段にて確保し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ングセンサは通過させる物体と人体の区別ができるよ う に配置し て く だ さい。 人体

に反応し て ミ ューテ ィ ング機能がはたらいた場合、 機械が止ま らず重傷を負う恐れがあ り ま

す。

ミ ューテ ィ ング機能の状態を表示する ミ ューテ ィ ングラ ンプはすべての操作位置から確認でき

る場所に配置し て く だ さい。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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44

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

ミ ューテ ィ ング入力には、 独立し た2つの入力機器を使用し て く だ さい。 ミ ューテ ィ ングセン

サの単一故障によ っ て ミ ューテ ィ ング状態になる恐れがあ り ます。

ミ ューテ ィ ング中に作業者が危険エ リ アへ侵入できないよ う に、 F3SG-RA ・ ミ ューテ ィ ングセ

ンサ ・ 防護壁の配置、 および、 ミ ューテ ィ ング関連時間設定をおこ なって く だ さい。

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能は、 ミ ューテ ィ ングの開始後にワークの高さ を一定時間計測

し て、 その計測結果に基づいて新しい ミ ューテ ィ ングエ リ アに変更し ます。 使用する際は、 適

切な訓練を受けた有資格者が十分に検証し た上で、 使用し て く だ さい。 必要に応じ て、 追加の

安全方策も実施し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング機能を使用するには〈 ミ ューテ ィ ングセンサ〉

F3SG-RAの安全機能を一時的に無効化するための ト リ ガ と なるセンサを ミ ューテ ィ ングセンサと呼

びます。 ミ ューテ ィ ングセンサには透過形または回帰反射形光電スイ ッ チ、 近接スイ ッ チ、 リ ミ ッ ト

スイ ッ チなどを使用できます。 (推奨品 : オムロン製   形E3Zシ リーズ、 形E2Eシ リーズ (3線式)、 形

D4Nシ リーズ)

出力タ イプは、F3SG-RAの出力タ イプ と同じ3線式の ト ラ ンジス タあるいはN.O.接点タ イプのものをご

使用 く だ さい。 2線式のセンサは使用できません。

F3SG-RAがPNP設定の場合、 ミ ューテ ィ ングセンサはPNP ト ラ ンジス タ タ イプのものを、 NPN設定の場合、 ミ ューテ ィ

ングセンサはNPN ト ラ ンジス タ タ イプのものをご使用 く だ さい。

〈 ミ ューテ ィ ングラ ンプ〉

使用されるアプ リ ケーシ ョ ンやリ スク アセス メ ン ト の結果によ り、 ミ ューテ ィ ングラ ンプが必要と な

る こ とがあ り ます。 使用される国 ・ 地域の法規 ・ 規格等を確認し、 適切に ミ ューテ ィ ングラ ンプの要

否を判断し、 ラ ンプ(別売 : 形F39-LP、 F39-BTLP)や市販の外部表示灯を取り付けて く だ さい。

外部表示灯は補助出力に接続する こ とができます。

補助出力の設定については2-11. 補助出力 をご参照 く だ さい。

ラ ンプ(別売 : 形F39-LP、 F39-BTLP)の設定については2-21. ラ ンプ をご参照 く だ さい。

〈F3SG-RAのLED表示灯の点灯パターン : 受光器側〉

ミ ューテ ィ ングエラー時の表示灯については、 7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー時の表示灯 をご

参照 く だ さい。

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ングに関し ては、 2-12-4. ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能 を参照し て く だ さい。

上端入光表示灯 ミ ューテ ィ ング ・ オーバーラ イ ド中に点滅し ます。

下端入光表示灯

シーケンスエラー表示灯 ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラー中に点滅し ます。

コ ン フ ィ グレーシ ョ ン表示灯 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能有効時、 ワークの高さ計測中に点滅し ます。

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能有効時、 新しい ミ ューテ ィ ングエ リ アを反映し

た後に点灯し ます。

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45F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

〈 ミ ューテ ィ ング範囲〉

ミ ューテ ィ ング状態と なる検出範囲を指定する こ とができます。

2-12-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ドF3SG-RA出荷時に設定されている動作モー ド です。

ミ ューテ ィ ング入力A、 Bに時間差を設けてON させる こ と によ り ミ ューテ ィ ング状態が有効と な り ま

す。

開始条件次の2つの条件をすべて満た し た場合に、 ミ ューテ ィ ング状態と な り ます。

1.F3SG-RAの検出エ リ アにし ゃ光物体がな く 、 制御出力がONし ている

2. ミ ューテ ィ ング入力AをON*に し た後、 ミ ューテ ィ ング入力時間制限値T1min~T1max(0.1~4s)の範囲

内で ミ ューテ ィ ング入力BをON*にする

* PNP設定時 Vs-3V~Vs、 NPN設定時 0~3V

2.の条件が成立し た後、 大80ms後に ミ ューテ ィ ング状態と な り ます。

1.の条件を満たすが、 2.の時間条件を満た さ なかった場合、 ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラーと な り、

受光器側のシーケンスエ ラー表示灯が点滅し ます。 ただ し、 ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラー状態で

は ミ ューテ ィ ング状態にならず、 F3SG-RAの安全機能は働いて通常動作を継続し ます。

ミ ューテ ィ ングエラー時の表示灯については、 7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー時の表示灯 をご

参照 く だ さい。

以下のいずれかの条件で ミ ューテ ィ ングエ ラーは解除されます。

1.正しい ミ ューテ ィ ング初期条件*が0.1s以上続いた と き

2. ミ ューテ ィ ング入力A、 BがOFFの状態で電源再投入し た と き

* 正しい ミ ューテ ィ ング初期条件は以下の2つの条件を両方満た し た状態と な り ます。

• ラ イ ト カーテンの制御出力がONの状態

• ミ ューテ ィ ング入力A、 BがOFFの状態

終了条件次のいずれかの条件を満た し た と きに ミ ューテ ィ ング状態が解除されます。

• ミ ューテ ィ ング入力AまたはBが ミ ューテ ィ ング入力波形割れ許容時間T3以上 (0.1s以上: 変更可

能) OFFになる

• ミ ューテ ィ ング継続時間が ミ ューテ ィ ング時間制限値T2 (60s: 変更可能) を超えた と き

F3SG-RAがロ ッ ク アウ ト 状態と なった場合にも ミ ューテ ィ ング状態は解除されます。

ミ ューテ ィ ング範囲 概要

全範囲設定状態

(出荷時設定)

全検出範囲が ミ ューテ ィ ングの範囲と な り ます。

全検出範囲を無効化する動作と な り、 一般的な使用方法です。

部分範囲設定状態 ツールによ り設定した検出範囲が ミ ューテ ィ ングの範囲と な り ます。

一部の検出範囲以外を無効化し た く ない場合に使用できます。

検出範囲設定を全範囲に設定する と、 全範囲設定状態と な り ます。

ダイナ ミ ッ ク ミ ュー

テ ィ ング

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能を有効とする こ と で使用する こ とができます。

ミ ューテ ィ ング開始から一定時間は全検出範囲が無効化され、 その後、 検知し たワークの大き さに

応じ て部分的な範囲が ミ ューテ ィ ング状態と な り ます。

2-12-4. ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能 参照

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46

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

タ イ ミ ングチャー ト

出荷時の設定

ロ ッ クアウ ト 状態になった と き も ミ ューテ ィ ング状態は解除されます。

変数 変数名 値 説明

T1minミ ューテ ィ ング入力時間制

限値 ( 小値)

0.1s ミ ューテ ィ ング入力Aと ミ ューテ ィ ング入力Bの入力時間差の

小値です。

ミ ューテ ィ ング入力AとBの入力時間差がこの値よ り短い場合

ミ ューテ ィ ングシーケンスエラーにな り ます。

T1maxミ ューテ ィ ング入力時間制

限値 ( 大値)

4s ミ ューテ ィ ング入力Aと ミ ューテ ィ ング入力Bの入力時間差の

大値です。

ミ ューテ ィ ング入力AとBの入力時間差がこの値よ り長い場合は

ミ ューテ ィ ングシーケンスエラーと な り ます。

T2 ミ ューテ ィ ング時間制限値60s ミ ューテ ィ ング機能の継続時間です。

この時間を経過する と、 ミ ューテ ィ ング状態が解除されます。

T3ミ ューテ ィ ング入力信号割

れ許容時間

0.1s ミ ューテ ィ ング入力A、 Bで許される波形割れの時間の 大値で

す。

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47F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

配線図

ミ ューテ ィ ングセンサの設置基準• ミ ューテ ィ ングセンサはワーク (パレ ッ ト 、 自動車、 その他) を全体に渡っ て検知でき るよ う に設

置し て く だ さ い。 ワークの先頭位置のみや、 終了位置のみを検出する よ う な配置に し ないで く だ さ

い。

• ミ ューテ ィ ングセンサは、 ワークがパレ ッ ト や他の移動器具に載っ ている場合で も検知するよ う に

設置し て く だ さい。

• 次のワークが 初の ミ ューテ ィ ングセンサに到達する前に、 前のワークがすべての ミ ューテ ィ ング

センサを通過し ているよ う にF3SG-RA と ミ ューテ ィ ングセンサを設置し て く だ さい。 また、 ミ ュー

テ ィ ング状態時に不注意などで人が危険エ リ アに入ら ないよ う 検討し た上で、 すべてのF3SG-RA と

ミ ューテ ィ ングセンサを設置し て く だ さい。

• ミ ューテ ィ ングエ リ アを通過するワークの速度が変化する場合は、 ミ ューテ ィ ングセンサの配置を

検討し て く だ さい。

• ミ ューテ ィ ングセンサは通過させるワーク と人体の区別ができるよ う に設置し て く だ さい。

S1 S2

S1 S2

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48

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

標準 ミ ューテ ィ ングモー ドの設置例1 ( ミ ューテ ィ ングセンサを2台使用)2台の回帰反射形光電スイ ッ チを ミ ューテ ィ ングセンサと し て交差させて配置する場合の設置例です。

ワークの長さLが一定でない場合や十分な長さがない場合に使用し ます。

1. ワークが通過する前の状態

ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1はと もに出力OFF状態で F3SG-RAの安全機能もはたらいている状態で

す。

上図のよ う に ミ ューテ ィ ングセンサを2台使用する例では、 ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1の光軸の交

差位置を図の危険エ リ ア側に設けて く だ さい。 この配置によ り、 交差位置を人が通過し て ミ ューテ ィ

ング状態になる こ と を防止し ます。

2. ミ ューテ ィ ング状態がはたら きはじめた状態

ミ ューテ ィ ングセンサがA1、B1の順にONと な り ミ ューテ ィ ング状態がはたら きはじめた状態です。 こ

のと きF3SG-RAの安全機能は無効化されています。

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49F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

3. ミ ューテ ィ ング状態がはたらいている状態

F3SG-RAはし ゃ光されていますが、 ミ ューテ ィ ング状態がはたらいて安全機能が無効化され、 制御出

力1、 2は出力されている状態です。

4. ミ ューテ ィ ング状態が解除された状態

ミ ューテ ィ ングセンサA1がOFFと な り ミ ューテ ィ ング状態が解除され、 F3SG-RAの安全機能がはたら

いている状態です。

〈設置距離〉

ミ ューテ ィ ングセンサが ミ ューテ ィ ング状態を有効状態に保つために必要な 小距離D1[ m ]は

D1   <   L   ・ ・ ・ ・ ・   (1) 式

L [ m ]   : ワークの長さ

ミ ューテ ィ ングセンサが ミ ューテ ィ ング状態を有効にするために必要な 大距離d1 [ m ]は

V × T1min   <   d1   <   V × T1max   ・ ・ ・ ・ ・   (2) 式

V [ m/s ] : ワークの進入速度  

T1min [ s ] : ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 小値)。 0.1sです。

T1max [ s ] : ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値)。 4sです。

ミ ューテ ィ ング状態を有効に機能させるためにはD1は (1) 式を、d1は (2) 式を満たす必要があ り ます。

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50

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

この距離は人の通過によ っ て ミ ューテ ィ ング状態になる こ と を防止し なければな り ません。

また、 次のワークが ミ ューテ ィ ングセンサに到達する前に、 前のワークがすべての ミ ューテ ィ ングセ

ンサを通過し ているよ う にF3SG-RAと ミ ューテ ィ ングセンサを設置し て く だ さい。

〈配線図 PNP設定時〉

<タ イ ミ ングチャー ト >

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51F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

標準 ミ ューテ ィ ングモー ドの設置例2 ( ミ ューテ ィ ングセンサを4台使用)4台の透過形光電スイ ッ チを ミ ューテ ィ ングセンサと し て配置する場合の設置例です。

搬送されるワークが一定の長さ以上があ り、 入り口および出口に十分なスペースがある場合に使用し

ます。 以下の図の配置では、 双方向から ミ ューテ ィ ングをかける こ とができます。

1. ワークが通過する前の状態

ミ ューテ ィ ングセンサはすべてOFFの状態でF3SG-RAの安全機能もはたらいている状態です。

2. ミ ューテ ィ ングセンサを し ゃ光し てF3SG-RAの安全機能が無効化されている状態

ミ ューテ ィ ングセンサがA1、 B1の順にON と な り ミ ューテ ィ ング機能がはたら き始めた状態です。 こ

のと きF3SG-RAの安全機能は無効化されています。

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52

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

3. ミ ューテ ィ ングセンサを し ゃ光し てF3SG-RAの安全機能が無効化されている状態

ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1はOFFの状態ですがA2、 B2がON状態のため ミ ューテ ィ ング状態は継続

されています。 制御出力1、 2はON状態です。

4. ミ ューテ ィ ング状態が解除された状態

ミ ューテ ィ ングセンサB2がOFFと な り ミ ューテ ィ ング状態が解除され、 F3SG-RAの安全機能がはたら

いている状態です。

〈設置距離〉

ミ ューテ ィ ングセンサが ミ ューテ ィ ング状態を有効状態に保つために必要な 小距離D3 [ m ]は

D3   <   L   ・ ・ ・ ・ ・   (3) 式

L [ m ]   :   ワークの長さ

ミ ューテ ィ ングセンサが ミ ューテ ィ ング機能を有効にするために必要な 大距離d2 [ m ]は

V × T1min   <   d2   <   V × T1max   ・ ・ ・ ・ ・   (4) 式

V [ m/s ] : ワークの進入速度  

T1min [ s ] : ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 小値)。 0.1sです。 (変更可能)

T1max [ s ] : ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値)。 4sです。 (変更可能)

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53F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

ミ ューテ ィ ング状態を有効に機能させるためには、D3は(3)式を、d2は(4)式を満たす必要があ り ます。

この距離は人の通過によ っ て ミ ューテ ィ ング状態になる こ と を防止し なければな り ません。 また、 次

のワークが 初の ミ ューテ ィ ングセンサに到達する前に、 前のワークがすべての ミ ューテ ィ ングセン

サを通過し ているよ う にF3SG-RAと ミ ューテ ィ ングセンサを設置し て く だ さい。

〈配線図 PNP設定時〉

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54

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

<タ イ ミ ングチャー ト >

〈参考 : ミ ューテ ィ ングセンサの光干渉の防止方法〉

ミ ューテ ィ ングセンサと し て光電センサを使用し ている場合、 光干渉が発生する こ とによ りF3SG-RA

が ミ ューテ ィ ングエラー状態になる こ とがあ り ます。

光干渉が発生する要因と対策を以下に示し ます。

① ミ ューテ ィ ングセンサ同士の干渉

• 相互干渉防止機能付センサを使用する (回帰反射形E3Z-R□□シ リーズなど)

• レーザタ イプのセンサを使用する(レーザタ イプE3Z-LR□シ リーズなど)

• 干渉源と なるセンサとの距離を離す

• 干渉し ないよ う に互いの光軸をずらす (高さ を変える、 斜めに設置するなど)

• し ゃ光板を設置する

• 干渉防止フ ィ ルタ を装着する (E3Zシ リーズなどにア クセサリ と し て用意)

• ス リ ッ ト を装着し、 光量を減衰させる (E3Zシ リーズなどにアクセサリ と し て用意)

• 感度を低 く 調整する

• ワークによる反射光の場合はワーク と ミ ューテ ィ ングセンサの距離を近づける

② F3SG-RAから ミ ューテ ィ ングセンサへの干渉

• 干渉源と なるセンサとの距離(D)を離す

• 干渉し ないよ う に互いの光軸をずらす (高さ を変える、 斜めに設置するなど)

• し ゃ光板を設置する

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55F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

• 干渉源と なるセンサと千鳥配置にする

• 感度を低 く 調整する

③ ミ ューテ ィ ングセンサからF3SG-RAへの干渉

• 赤色発光ダイオー ド タ イプを使用する (回帰反射形E3Z-R□□シ リーズなど)

• レーザタ イプのセンサを使用する(レーザタ イプE3Z-LR□シ リーズなど)

• 干渉源と なるセンサとの距離(D)を離す

• 干渉し ないよ う に互いの光軸をずらす (高さ を変える、 斜めに設置するなど)

• し ゃ光板を設置する

• 干渉源と なるセンサと千鳥配置にする

• ス リ ッ ト を装着し、 光量を減衰させる (E3Zシ リーズなどにアクセサリ と し て用意)

②、 ③の ミ ューテ ィ ングセンサと F3SG-RA間の影響については次式を満たすよ う にD を設定し ていた

だ く こ と で ミ ューテ ィ ングセンサとF3SG-RA間の相互干渉を防止できます。

• L = 0.3~3mのと き D = 0.26m 以上

• L = 3m以上のと き D = L×tan5°= L×0.088m 以上

L : F3SG-RAの投光器と受光器間の距離

D : ミ ューテ ィ ングセンサとF3SG-RA間の距離

2-12-2. 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ドミ ューテ ィ ング入力A、 Bに時間差を設けてON させる こ と によ り ミ ューテ ィ ング状態が有効と な り ま

す。

標準 ミ ューテ ィ ングモー ド との違いは、 ミ ューテ ィ ングの終了条件です。

開始条件次の2つの条件をすべて満た し た場合に、 ミ ューテ ィ ング状態と な り ます。

1.F3SG-RAの検出エ リ アにし ゃ光物体がな く 、 制御出力がONし ている

2. ミ ューテ ィ ング入力AをON*に し た後、 ミ ューテ ィ ング入力時間制限値T1min~T1max(0.1~4s)の範囲

内で ミ ューテ ィ ング入力BをON*にする

* PNP設定時 Vs-3V~Vs、 NPN設定時 0~3V

2.の条件が成立し た後、 大80ms後に ミ ューテ ィ ング状態と な り ます。

1.の条件を満たすが、 2.の時間条件を満た さ なかった場合、 ミ ューテ ィ ングエ ラーと な り、 受光器側の

ミ ューテ ィ ングエ ラー表示灯が点滅し ます。 ただ し ミ ューテ ィ ングエ ラー状態でもF3SG-RAの安全機

能ははたらいて通常動作を継続し ます。

ミ ューテ ィ ングエラー時の表示灯については、 7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー時の表示灯 を参

照し て く だ さい。

以下のいずれかの条件で ミ ューテ ィ ングエ ラーは解除されます。

1.正しい ミ ューテ ィ ング初期条件*が0.1s以上続いた と き

2. ミ ューテ ィ ング入力A、 BがOFFの状態で電源再投入し た と き

* 正しい ミ ューテ ィ ング初期条件を以下に示し ます。

• ラ イ ト カーテンの制御出力がONの状態

• ミ ューテ ィ ング入力A、 BがOFFの状態

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56

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

終了条件次のいずれかの条件を満た し た と きに ミ ューテ ィ ング状態が解除されます。

• ワークが ミ ューテ ィ ングセンサAまたはBを通り過ぎてから、 出口専用 ミ ューテ ィ ングデ ィ レ イ時

間 (4s) が経過し た と き

• ワークがF3SG-RAの検出エ リ アを抜けて、 ミ ューテ ィ ング終了待ち時間 (1s: 変更可能) が経過し

た と き

• ミ ューテ ィ ング継続時間が ミ ューテ ィ ング時間制限値 (60s: 変更可能) を越えた と き

タ イ ミ ングチャー ト

* タ イ ミ ングチャー ト は、 T4 (1s) の条件で ミ ューテ ィ ング状態が解除された場合。

出荷時設定変数 変数名 値 説明

T1min

ミ ューテ ィ ング入力時間制

限値 ( 小値)0.1s

ミ ューテ ィ ング入力Aと ミ ューテ ィ ング入力Bの入力時間差の

小値です。

ミ ューテ ィ ング入力AとBの入力時間差がこの値よ り短いと

ミ ューテ ィ ングエ ラーにな り ます。

T1max

ミ ューテ ィ ング入力時間制

限値 ( 大値)4s

ミ ューテ ィ ング入力Aと ミ ューテ ィ ング入力Bの入力時間差の

大値です。

ミ ューテ ィ ング入力AとBの入力時間差がこの値よ り大きい場合

は ミ ューテ ィ ングエラーと な り ます。

T2

ミ ューテ ィ ング時間制限値

60s

ミ ューテ ィ ング機能の継続時間です。

この ミ ューテ ィ ング状態がこの時間を経過する と、 ミ ューテ ィ

ング解除されます。

T3ミ ューテ ィ ング入力信号割

れ許容時間0.1s

ミ ューテ ィ ング入力A、 Bで許される波形割れの時間の 大値で

す。

T4ミ ューテ ィ ング終了待ち時

間1s

F3SG-RAが入光状態になってから、 ミ ューテ ィ ング状態を解除

するまでのOFFデ ィ レ イ時間です。

T5出口専用 ミ ューテ ィ ング

デ ィ レ イ時間4s

ミ ューテ ィ ング入力AまたはBの信号がOFFし てから、 ミ ュー

テ ィ ング状態を解除するまでのOFFデ ィ レ イ時間です。

T4 (1 s)

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57F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

配線図

出口専用 ミ ューテ ィ ングの設置例出口専用 ミ ューテ ィ ングで設定する場合の設置例です。 出口専用 ミ ューテ ィ ングを設定時の ミ ュー

テ ィ ングセンサはワークの出口の危険エ リ ア側に設置し て く だ さい。

搬送されるワークの長さが一定以上あ り、 ワークの出口の危険エ リ ア側に十分なスペースがある場合

に使用し ます。

1. ワークが通過する前の状態

ミ ューテ ィ ングセンサはすべてOFFの状態で、 F3SG-RAの安全機能も有効な状態です。

S1 S2

S1 S2

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58

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2. ミ ューテ ィ ングセンサを し ゃ光し て、 F3SG-RAの安全機能が無効化されている状態

ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1の順にONにな り、 ミ ューテ ィ ング状態が働き始めた状態です。 この時

F3SG-RAの安全機能は無効化されています。

3. ミ ューテ ィ ングセンサA1がOFFになった状態

ワークが ミ ューテ ィ ングセンサA1を通過し終えて、 ミ ューテ ィ ングセンサA1がOFFにな り始めた状態

です。 標準 ミ ューテ ィ ングシステムでは、 こ こ で ミ ューテ ィ ングが解除されますが、 出口専用 ミ ュー

テ ィ ングの場合、出口専用 ミ ューテ ィ ングデ ィ レ イ時間:T5だけF3SG-RAの安全機能を無効化し ます。

4. ミ ューテ ィ ングセンサB1がOFFになった状態

続いてワークが ミ ューテ ィ ングセンサB1を通過し終えて、 ミ ューテ ィ ングセンサB1がOFFになった状

態です。出口専用 ミ ューテ ィ ングデ ィ レ イ時間範囲内であれば、F3SG-RAは安全機能を無効化し ます。

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59F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

5. ワークがF3SG-RAの検出エ リ アを通過し た状態

ワークがF3SG-RAの検出エ リ アを通過し た状態です。 F3SG-RAが入光状態になっ てから、 ミ ューテ ィ

ング終了待ち時間 : T4 (1s: 変更可能) の後、 ミ ューテ ィ ング状態が解除されます。

設置距離

ワークの移動速度に応じ て、 ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1、 F3SG-RA間の距離を設定し ます。

ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1間の距離d1は、 (1)、 (2) 式を満たすよ う に し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ングセンサA1、 F3SG-RA間の距離d2は、 (3)、 (4) 式を満たすよ う にし て く だ さい。

ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1の順番にONさせる時間t1 [ s ]は

t1 = d1 / V . . . . . . . . . . . . . . . (1) 式 d1 [ m ] : ミ ューテ ィ ングセンサA1、 B1間の距離

V [ m/s ] : ワークの進入速度

F3SG-RAが ミ ューテ ィ ング状態になるための、 (1) 式の時間t1は、 以下の範囲にな り ます。

T1min < t1 < T1max. . . . . . . (2) 式 T1min [ s ] : ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 小値)

T1max [ s ] : ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値)

設定ツールによ り、 T1min、 T1maxを変更する こ とができます。

ワークが ミ ューテ ィ ングセンサA1を通過し てから、 F3SG-RAの検出エ リ アを通過するまでの時間t2 [ s ]は

  t2 = d2 / V . . . . . . . . . . . . . . . (3) 式 d2 [ m ] : ミ ューテ ィ ングセンサA1、 F3SG-RA間の距離

V [ m/s ] : ワークの進入速度

(3) 式の時間t2は、 以下の条件を満た し て く だ さい。

t2 < T5 . . . . . . . . . . . . . . . . . . (4) 式 T5 : 出口専用 ミ ューテ ィ ングデ ィ レ イ時間

設定ツールによ り、 T5を変更する こ とができます。

設置する時、 人の通過によ って ミ ューテ ィ ング状態になる こ と を防止し なければな り ません。

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60

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

また、 次のワークが 初の ミ ューテ ィ ングセンサに到達する前に、 前のワークによる ミ ューテ ィ ング

が終了し ているよ う に、 ミ ューテ ィ ングセンサとF3SG-RAを設置し て く だ さい。

タ イ ミ ングチャー ト

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61F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

2-12-3. 位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ドリ ミ ッ ト スイ ッ チなどを使用し て ミ ューテ ィ ング入力時間制限値T1max以内に ミ ューテ ィ ング入力A

がOFFからON、 ミ ューテ ィ ング入力BがONからOFFと なる こ とによ り ミ ューテ ィ ング状態が有効と な

り ます。ミ ューテ ィ ング入力はN.O.接点タ イプ とN.C.接点タ イプの組み合わせ等のよ う に異種冗長入力

と し て く だ さい。

(PNP出力タ イプの光電スイ ッ チの場合、 片方を入光時ON動作、 他方を し ゃ光時ON動作で使用)

人が搬入口に物を置 く 際にF3SG-RAを一時的に無効化させたい場合などに使用し ます。

開始条件次の2つの条件をすべて満た し た場合に、 ミ ューテ ィ ング状態と な り ます。

1. F3SG-RAの検出エ リ アにし ゃ光物体がな く 、 制御出力がONし ている

2. ミ ューテ ィ ング入力AがOFFから ON*、 ミ ューテ ィ ング入力BがON*から OFF する タ イ ミ ングが、

ミ ューテ ィ ング入力時間制限値T1min~T1max(0.1~4s)の範囲内である。

ミ ューテ ィ ング入力AとBの順番は不問

* PNP設定時 Vs-3V~Vs、 NPN設定時 0~3V

2.の条件が成立し た後、 大80ms後に ミ ューテ ィ ング状態と な り ます。

1.の条件を満たすが、 2.の時間条件を満た さ なかった場合、 ミ ューテ ィ ングエ ラーと な り、 受光器側の

ミ ューテ ィ ングエ ラー表示灯が点滅し ます。 ただ し ミ ューテ ィ ングエ ラー状態でもF3SG-RAの安全機

能ははたらいて通常動作を継続し ます。

ミ ューテ ィ ングエラー時の表示灯については、 7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー時の表示灯 を参

照し て く だ さい。

以下のいずれかの条件で ミ ューテ ィ ングエ ラーは解除されます。

1. 正しい ミ ューテ ィ ング初期条件*1が0.1s以上続いた と き

2. ミ ューテ ィ ング入力A、 BがOFFの状態で電源再投入し た と き

*1. 正しい ミ ューテ ィ ング初期条件は以下の2つの条件を満た し た状態と な り ます

①ラ イ ト カーテンの制御出力がON状態

② ミ ューテ ィ ング入力AがOFF、 ミ ューテ ィ ング入力BがON状態

終了条件次のいずれかの条件を満た し た と きに ミ ューテ ィ ング状態が解除されます。

• ミ ューテ ィ ング入力AがT3以上 (0.1s以上) OFFになる

• ミ ューテ ィ ング入力BがT3以上 (0.1s以上) ONになる

• ミ ューテ ィ ング継続時間が ミ ューテ ィ ング時間制限値のT2 (60s) を超えた と き

ミ ューテ ィ ング状態も解除されます。

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62

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

タ イ ミ ングチャー ト

配線図

変数 変数名 値 説明

T1maxミ ューテ ィ ング入力時間制

限値 ( 大値)

3s ミ ューテ ィ ング入力Aと ミ ューテ ィ ング入力Bの入力時間差の

大値です。

ミ ューテ ィ ング入力AとBの入力時間差がこの値よ り大きい場合

は ミ ューテ ィ ングエラーと な り ます。

T2 ミ ューテ ィ ング時間制限値

60s ミ ューテ ィ ング機能の継続時間です。

この ミ ューテ ィ ング状態がこの時間を経過する と、 ミ ューテ ィ

ング解除されます。

T3ミ ューテ ィ ング入力信号割

れ許容時間

0.1s ミ ューテ ィ ング入力A、 Bで許される波形割れの時間の 大値で

す。

S1

S1

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63F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ドの設置例位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ド での設置例です。

ガー ド フ ェ ンスで囲われた機械のターンテーブルに、 ワーク を設置するアプ リ ケーシ ョ ンです。

機械の危険部分が人体の反対側にある と き、 F3SG-RAの安全機能を無効化し作業者はターンテーブル

にワーク を設置できます。

1. 機械の危険部分が人体側にある状態

N.O.接点のリ ミ ッ ト スイ ッ チ1がOFF、 N.C.接点のリ ミ ッ ト スイ ッ チ2がONの状態のため、 F3SG-RAの

安全機能は有効な状態です。

2, 機械の危険部分が人体の反対側にある状態

ロボ ッ ト アームが回転する こ とによ り ミ ューテ ィ ング入力AがOFF→ON状態と な り ます。 F3SG-RAの

安全機能は有効な状態です。

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第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

ミ ューテ ィ ング入力AへOFF→ONが印加されてからその前後T1max[s]以内に ミ ューテ ィ ング入力Bが

ON→OFF と なる こ とによ り F3SG-RAの安全機能が無効にな り ます。 (F3SG-RAを し ゃ光し ても制御出

力ONを維持し ます)

F3SG-RAが ミ ューテ ィ ング状態になるための、 t1 [ s ]は、 以下の範囲にな り ます。

t1 < T1max ............. (1) 式 T1max [ s ] : ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値)

設定ツールによ り、 T1maxを変更する こ とができます。

タ イ ミ ングチャー ト

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65F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

ュー

ティ

ング

システム構成と機能

J

2-12-4. ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能とは、ミ ューテ ィ ングの開始後にワークの高さ を一定時間計測し て、

その計測結果に基づいて新しい ミ ューテ ィ ングエ リ アに変更する機能です。

ワークの高さに応じ て、途中から ミ ューテ ィ ングエ リ アを限定し て ミ ューテ ィ ング状態と できるため、

よ り安全に ミ ューテ ィ ング機能をご使用いただけます。

使用例以下使用例のよ う に、 エ リ ア計測後にワークの高さが高 く なるよ う なアプ リ ケーシ ョ ンではご使用い

ただけません。

エ リ ア計測開始条件ミ ューテ ィ ング開始条件が成立し、 検出エ リ ア全体が ミ ューテ ィ ング状態と なった後に、 F3SG-RAの

一部をワークが遮光する と エ リ アの計測が開始されます。

エ リ ア計測エ リ アの計測は、 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング計測時間Tdyn (3s) の間、 通過中のワークの一番高い

部分と低い部分をモニ タ し ます。 (ワークの隙間は無視されます。)

エ リ アの決定計測中、 ワークの も高かった部分と低かった部分で囲まれた領域を新しい ミ ューテ ィ ングエ リ ア と

し て設定し ます。

こ こ で、 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング許容光軸の設定をする と、 許容光軸分 ミ ューテ ィ ングエ リ アを

拡大し て設定する こ とができます。 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング許容光軸を設定する こ と で、 ワーク

の揺れなどによる不用意なラ イ ン停止を回避する こ とができます。 (許容光軸数の出荷時設定は、 1光

軸に設定されています)

ご使用できる例 ご使用できない例

アプ リ ケーシ ョ ン例 エ リ ア計測後の位置 アプ リ ケーシ ョ ン例 エ リ ア計測後の位置

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第 2

章ミ

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ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング許容光軸エ リ ア計測で決定し たエ リ アに対し て、 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング許容光軸で設定し た光軸数分上

下に拡大し て ミ ューテ ィ ングエ リ アが設定されます。

タ イ ミ ングチャー ト

2-12-5. 出荷時設定ミ ューテ ィ ングモー ド は標準 ミ ューテ ィ ングモー ド に、 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ングは無効に設定さ

れています。

2-12-6. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使ってプ リ リ セ ッ ト 機能を有効に し た と き、 ミ ューテ ィ ング機能が無効にな り ます。

それ以外の設定では、 ミ ューテ ィ ング機能は常に有効になっ ています。

DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

2-12-7. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

*以下機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設定値を保存できま

す。 設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合は、 各機

能の設定を再度確認し て く だ さい。

影響を受ける機能 :

外部リ レーモニ タ、 起動イ ン ターロ ッ ク、 再起動イ ン ターロ ッ ク、 補助出力、 ラ ンプ出力

統計情報記録機能の詳細については2-24-6. ミ ューテ ィ ング統計情報 を参照 く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

ミ ューテ ィ ング機能* 有効 有効/無効

ミ ューテ ィ ングモー ド 標準 ミ ューテ ィ ング 標準 ミ ューテ ィ ング / 出口専

用 ミ ューテ ィ ング / 位置検出

ミ ューテ ィ ング

統計情報記録機能 有効 有効/無効

Tdyn(3s)

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67F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ミ

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ティ

ング

システム構成と機能

J

標準 ミ ューテ ィ ングモー ド のと き

出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ドのと き

位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ドのと き

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング時間制限値を制限な しに設定し た場合、 ミ ューテ ィ ングセンサの異常を検知できな く な り、 意図し ない

ミ ューテ ィ ング状態と なる場合があ り ます。 十分な リ スクアセス メ ン ト を実施の上、 ご利用 く だ さい。

ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値) を制限な しに設定した場合、 ミ ューテ ィ ングセンサの異常を検知できな く な

り、 ミ ューテ ィ ング状態解除ができな く なる場合があ り ます。 十分な リ スクアセス メ ン ト を実施の上、 ご利用 く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

ミ ューテ ィ ングエ リ ア 下位光軸 全光軸 任意の光軸(1光軸毎)

上位光軸

T1min: ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 小値) 0.1s 0.1~3.9s (0.1s毎)

T1max: ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値) 4s 0.2~60s (0.1s毎)

/制限な し

T2: ミ ューテ ィ ング時間制限値 60s 1~600s(1s毎)

/制限な し

T3: ミ ューテ ィ ング入力信号割れ許容時間 0.1s 0.1~20s (0.1s毎)

機能名 出荷時設定 設定可能項目

ミ ューテ ィ ングエ リ ア 下位光軸 全光軸 任意の光軸(1光軸毎)

上位光軸

T1min: ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 小値) 0.1s 0.1~3.9s (0.1s毎)

T1max: ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値) 4s 0.2~4s (0.1s毎)

/制限な し

T2: ミ ューテ ィ ング時間制限値 60s 1~600s(1s毎)

/制限な し

T3: ミ ューテ ィ ング入力信号割れ許容時間 0.1s 0.1~4s (0.1s毎)

T4: ミ ューテ ィ ング終了待ち時間 1s 0.1~20s(0.1s毎)

T5: 出口専用 ミ ューテ ィ ングデ ィ レ イ時間 4s 4~20s(0.1s毎)

機能名 出荷時設定 設定可能項目

ミ ューテ ィ ングエ リ ア 下位光軸 全光軸 任意の光軸(1光軸毎)

上位光軸

T1max: ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値) 4s 0.2~60s (0.1s毎)

/制限な し

T2: ミ ューテ ィ ング時間制限値 60s 1~600s(1s毎)

/制限な し

T3: ミ ューテ ィ ング入力信号割れ許容時間 0.1s 0.1~4s (0.1s毎)

機能名 出荷時設定 設定可能項目

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能 無効 有効/無効

計測時間 3s 1~25s(0.1s毎)

許容光軸数 1光軸 0~5光軸(1光軸毎)

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第 2

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ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能は標準 ミ ューテ ィ ングモー ド、 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド、 位置検出 ミ ューテ ィ

ングモー ド すべて と併用できます。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

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69F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

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システム構成と機能

J

2-13. オーバーラ イ ド

オーバーラ イ ド 機能とは ミ ューテ ィ ング開始条件が成立し ていない状態で強制的に制御出力を ON させる機

能です。下図のよ う にワークが搬送中に詰まっ て し まい、 ミ ューテ ィ ングエラーが発生する と、強制的にワー

ク を取り出さ ない限り正常な状態に戻すこ とはできません。 このよ う な と きにオーバーラ イ ド 機能を使用し

て、 ワーク をF3SG-RAの検出エ リ ア外まで動かし ます。

オーバーラ イ ドの継続時間は 大600sです。

オーバーラ イ ド中、 受光器の上端入光表示灯と下端入光表示灯が点滅し ます。

F3SG-REシ リーズには、 オーバーラ イ ド機能があ り ません。

ミ ューテ ィ ング機能及びオーバーラ イ ド機能は、 装置の安全機能を無効にし ます。 これらの機

能が働いている と きの安全性については、 別の手段で確保し て く だ さい。

オーバーラ イ ド を起動するスイ ッ チには、 バネ復帰式のキースイ ッ チなどのホールド ・ ト ゥ ・

ラ ン装置を使用し、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ アから操作できない位置に設置し て

く だ さい。 また、 オーバーラ イ ドは必ず危険エ リ アに誰もいないこ と を確認し てから起動し て

く だ さい。

オーバーラ イ ド時間の設定には、 適切な訓練を受けた有資格者が、 アプ リ ケーシ ョ ンに合わせ

て的確な設定を し て く だ さい。

オーバーラ イ ド機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力

に接続し て く だ さい。 オーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チでオーバーラ イ ド 状態を解除する こ

とができず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

2-13-1. 通常動作時オーバーラ イ ド通常動作時にオーバーラ イ ド状態を有効にする こ とができます。

オーバーラ イ ド開始条件以下の条件をすべて満た し た と きにオーバーラ イ ド 状態にな り ます。 ミ ューテ ィ ングエ ラー時で も

オーバーラ イ ド状態にする こ とができます。

1. ミ ューテ ィ ング入力Aまたは ミ ューテ ィ ング入力BのいずれかがON状態(ワークが ミ ューテ ィ ングセ

ンサを 1 つ以上ONに し ている状態)

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

ただ し、 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド時は除 く 。

2. F3SGがし ゃ光されて出力がOFF状態

3. 上記1、 2の状態で、 リ セ ッ ト 入力に特別なシーケンスを3回入力する。 入力する信号の時間は、 0.1s

~オーバーラ イ ド 入力時間制限値T1(1s)である こ と。 (タ イ ミ ングチャー ト 参照)

ロ ッ クアウ ト 状態のと きは、 オーバーラ イ ド状態にはな り ません。

オーバーラ イ ド終了条件以下の条件が1つでも成立し た と きに解除し ます。

1.オーバーラ イ ド状態が600s(変更可能)経過し た と き

2. ミ ューテ ィ ングセンサがすべてOFFし た と き

3.F3SG-RAが入光状態と なった と き (出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド のと き)

4.以下のオーバーラ イ ド解除信号が入った と き

• 外部リ レーモニ タ機能が有効の時、 リ セ ッ ト 入力がON (PNP時 : Vs-3V~Vsに接続、 NPN時 : 0V~

3Vに接続)

• 外部リ レーモニ タ機能が無効の時、 リ セ ッ ト 入力がOFF

ロ ッ クアウ ト 状態になった と き もオーバーラ イ ド状態は解除されます。

タ イ ミ ングチャー ト

出荷時設定変数 変数名 値 説明

T1 オーバーラ イ ド入力制限時間

1s オーバーラ イ ド入力の入力時間の 大値です。

T2 オーバーラ イ ド時間制限値 600s オーバーラ イ ド機能を起動し た と きの、 オーバーラ イ ド継続時間の制

限値です。

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71F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

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システム構成と機能

J

配線図外部リ レーモニ タ機能有効時

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F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

外部リ レーモニ タ機能無効時

2-13-2. 起動時オーバーラ イ ド電源投入時に特別なシーケンスを入力する と オーバーラ イ ド状態を有効にする こ とができます。 この

機能は、 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド 専用の機能です。

標準 ミ ューテ ィ ングモー ド あるいは、 位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ド時は、 ミ ューテ ィ ングが失敗し た状態で電源が再

投入されても、 必ず ミ ューテ ィ ング入力のいずれかがON状態と なるため、 通常動作時オーバーラ イ ド機能でワークの排

出が可能です。

オーバーラ イ ド開始条件以下の条件をすべて満た し た と きにオーバーラ イ ド 状態にな り ます。 ミ ューテ ィ ングエ ラー時で も

オーバーラ イ ド 状態にする こ とができます。

1.F3SG-RAがし ゃ光されている

2.電源投入後、 2~5s以内に リ セ ッ ト 入力を操作し、 特別なシーケンスを 3回入力する。 入力する信号

の時間は、 0.1s~オーバーラ イ ド入力時間制限値T1(1s)である こ と。 (タ イ ミ ングチャー ト 参照)

オーバーラ イ ド終了条件以下の条件が1つでも成立し た と きに解除し ます。

1.オーバーラ イ ド状態が600s(変更可能)経過し た と き

2.F3SG-RAが入光状態と なった と き

3.以下のオーバーラ イ ド解除信号が入った と き

• 外部リ レーモニ タ機能が有効の時、 リ セ ッ ト 入力がON (PNP時 : Vs-3V~Vsに接続、 NPN時 : 0V~

3Vに接続)

• 外部リ レーモニ タ機能が無効の時、 リ セ ッ ト 入力がOFF

ロ ッ クアウ ト 状態になった と き もオーバーラ イ ド状態は解除されます。

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ユーザーズマニュ アル

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システム構成と機能

J

タ イ ミ ングチャー ト

2-13-3. DIP-SWによる設定切り替えDIP-SWを使ってオーバーラ イ ド 機能を切り替える こ とはできません。

2-13-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

オーバーラオイ ド時間制限値を制限な しに設定し た場合、 オーバーラ イ ド入力異常時の、 オーバーラ イ ド状態解除がで

きな く なる場合があ り ます。 十分な リ スクアセス メ ン ト を実施の上、 ご利用 く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

オーバーラ イ ド機能 有効 有効/無効

オーバーラ イ ド入力時間制限値 1s 0.1~5s (0.1s毎)

オーバーラ イ ド時間制限値 600s 1~600s(1s毎)/制限な し

T1 T1 T1 T1 T1 T1

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F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-14. フ ィ ッ クスブ ラ ンキング

フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング機能で無効化し たエ リ アを通っ て機械の危険部に到達できないよ う

に、 無効化し たエ リ ア全体に防護構造物を設置し て く だ さい。

人体が検出されず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングは、 許容光軸を設定し た場合、 し ゃ光物体近傍で 小検出物体が大き

く な り ます。 設定に合わせて安全距離を計算し て く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械

が止ま らず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングを設定し た後、 すべての検出されるべきエ リ ア内でテス ト ロ ッ ド が検

出される こ と を必ず責任者が確認し て く だ さい。 人体が検出されず、 重傷を負う恐れがあ り ま

す。

2-14-1. 機能説明

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能F3SG-RAの検出エ リ アの一部を無効にする機能で、 無効になったエ リ アに物体が存在し ても、 制御出

力はON状態を維持し ます。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング設定を行う光軸は連続し た光軸を1エ リ ア と し、エ リ ア数はフ ィ ッ ク スブ ラ ン

キングエ リ ア1~3までの3エ リ アまで設定できます。ただ し全光軸のフ ィ ッ クスブ ラ ンキング設定はで

きません。 更にプ ラ イマ リ センサの場合は両端の光軸 (同期光軸) を同時にフ ィ ッ ク スブ ラ ンキング

設定する こ とはできません。

F3SG-REシ リーズには、 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能があ り ません。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アの設定フ ィ ッ クスブ ラ ンキングの対象と なるエ リ アを設定し ます。し ゃ光物を置いた状態でのテ ィ ーチング、

光軸を指定するマニュアルでの設定が可能です。 下図の場合、 下位光軸に第5光軸、 上位光軸に第

10光軸を設定し ます。

DIP-SW を使ったテ ィ ーチングの詳細は 3-3-1. テ ィ ーチングによる フ ィ ッ クスブ ラ ンキング設定 を参照し

て く だ さい。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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ユーザーズマニュ アル

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システム構成と機能

J

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング監視機能F3SG-RA では安全上フ ィ ッ ク ス ブ ラ ンキング機能に設定 さ れたエ リ アの一部が入光状態にな る と

F3SG-RAはロ ッ ク アウ ト 状態*にな り ます。 (出荷時設定)

ブ ラ ンキングエ リ ア解除を設定し た場合、 フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング機能に設定されたエ リ アの一部が

入光状態になる と フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング機能が解除されます。

この場合、 電源の再投入によ り前回と同じ設定でフ ィ ッ ク スブ ラ ンキング機能が有効に戻り ます。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アをすべて し ゃ光し た状態で電源の再投入を行って く だ さい。

監視無効に設定する と、 ブ ラ ンキング監視を無効化する こ とができます。

* フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アの端に許容光軸が設定されていた場合は監視機能の対象外と な り ま

す。

許容光軸許容光軸とはフ ィ ッ ク スブ ラ ンキング監視機能の対象外の光軸です。 し ゃ光物体の振動等によ り、 不

規則に入光と し ゃ光状態を繰り返すフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングの光軸に対し て設定し ます。 フ ィ ッ ク ス

ブ ラ ンキングエ リ アの両端または片側の光軸に設定できます。DIP-SWを使ったテ ィ ーチングでフ ィ ッ

クスブ ラ ンキングエ リ アを設定し た場合、 フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アの下位2光軸、 上位2光軸が

許容光軸と し て設定されます。 設定ツールでの許容光軸設定は、 設定ツールのマニュアルを参照 く だ

さい。

セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2) ユーザーズマニュアル

使用例と し て下図を参照 く だ さい。

この場合第5、 6、 10光軸を許容光軸に設定し ています。 し ゃ光物体の振動によ り第5、 6、 10光軸は入

光と し ゃ光を繰り返し ますが、フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング監視機能が働かず、制御出力ONを維持し ます。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アを構成し ている光軸数に設定できる許容光軸数

DIP-SWを使ったテ ィ ーチング設定では、 自動で許容光軸が設定されます。

DIP-SW を使ったテ ィ ーチングの詳細は3-3-1. テ ィ ーチングによる フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング設定 を参照し

て く だ さい。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アを構成し ている光軸数 設定可能な 大許容光軸数

1 設定不可

2 1

3 2

4 3

n n-1

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F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

許容光軸設定時のブ ラ ンキングエ リ ア と通常検出エ リ アの境界における 小検出物体の大き さ につい

ては次表を参照し て く だ さい。

許容光軸設定時のブ ラ ンキングエ リ ア境界における 小検出物体 [mm]

F3SG-RAのLED表示灯フ ィ ッ クスブ ラ ンキング有効時、 ブ ラ ンキング表示灯が点灯し ます。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アど う しの制約条件フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アど う しは、 隣接し て設定する こ とが可能です。 (図1、 図2) ただ し、 許

容光軸ど う しの隣接はできません。 (図3)

フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アど う しは、 重複できません。 (図4)

片側あた りの許容光軸 F3SG-4RA□□□□-14 F3SG-4RA□□□□-30

無効 14 (変化な し) 30 (変化な し)

1光軸 24 50

2光軸 34 70

n光軸 14+(10×n) 30+(20×n)

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ユーザーズマニュ アル

第 2

章フ

ィッ

クス

ブラ

ンキ

ング

システム構成と機能

J

他機能と併用する場合の制約条件設定ツールでは ミ ューテ ィ ング機能、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能、 警告エ リ ア機能との併用が

可能です。

詳し く は2-1. 機能の併用について を参照し て く ださい。

各エ リ アの設定には条件があ り ます。

詳し く は2-18. 設定エ リ アの隣接条件 を参照し て く だ さい。

2-14-2. 出荷時設定初期設定ではフ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アは無効に設定されています。

2-14-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWのブ ラ ンキング設定を フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング有効に設定する と、 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機

能が有効にな り ます。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング監視機能はロ ッ ク アウ ト で設定されます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 DIP-SWによる設定が可能と なるよ うDIP-SW有効に設定し て く だ さい。

DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

2-14-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

直列連結時は各CH毎に設定し ます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング監視機能を監視無効に設定する と、 人体が侵入でき る不検知領域が形成される場合があ り ま

す。 またIEC61496-2の要求を満足できな く なるため、 十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 ご利用 く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能 無効 無効/有効

フ ィ ッ クスブ ラ ンキ

ングエ リ ア

下位光軸 1 任意の光軸(1光軸毎)

上位光軸 1 任意の光軸(1光軸毎)

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング監視機能 ロ ッ クアウ ト ロ ッ クアウ ト /ブ ラ ンキングエ リ ア解除/監視無効

上位許容光軸数 0光軸 0~5光軸(1光軸毎)

下位許容光軸数 0光軸 0~5光軸(1光軸毎)

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第 2

章フ

ロー

ティ

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ブラ

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ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-15. フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能使用時は、 小検出物体直径が大き く な り ます。 安全距離の計

算には、 必ずフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能使用時の 小検出物体直径を使用し て く だ さい。

機械の危険部に到達する前に機械が止ま らず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングを設定し た後、 意図し た動作をする こ と を責任者が必ず確認し て

く だ さい。 人体が検出されず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

小検出物体直径が大き く な り、 人体が検出エ リ アを通過し て危険源に到達する可能性がある

場合、 安全柵などの追加の安全防護装置を必ず設置し て く だ さい。

F3SG-RAの設置や設定、 および機械制御システムへの組み込みは必ず適切な訓練を受けた有資

格者が実施し て く だ さい。 資格のない作業者が実施する と正し く 動作し な く な り、 人体が検出

されず、 重傷を負 う恐れがあ り ます。

2-15-1. 機能説明

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能F3SG-RAの検出エ リ ア内の任意のサイズの物体が位置を変えながら移動し ても、制御出力をON状態に

維持する機能です。

他の機能との併用については 2-1. 機能の併用について を参照し て く だ さい。

F3SG-REシ リーズには、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能があ り ません。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングエ リ ア全光軸がフ ローテ ィ ングブ ラ ンキングエ リ アに設定されます。 他機能 (フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング、 警

告エ リ ア) と エ リ アが重複し た場合、 重複し たエ リ アは重複し た他機能の動作が優先されます。

フ ローテ ィ ング光軸フ ローテ ィ ング光軸数の設定によ り、 制御出力を OFF し ない光軸数の設定が可能です。 フ ローテ ィ ン

グ光軸数の設定は光軸数をマニュアルで指定する、 あるいはし ゃ光物体を検出領域で可動させる こ と

でのテ ィ ーチングでの設定が可能です。 テ ィ ーチングの詳細は3-3-2. テ ィ ーチングによる フ ローテ ィ

ングブ ラ ンキング設定 を参照 く だ さい。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能F3SG-RAはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキングエ リ ア内のし ゃ光物体の存在を監視し ます。 (し ゃ光物体が

な く なった り小さ く なる と、 かわり に人体が進入し てもF3SG-RAが検知できず、 重傷を負 う恐れがあ

るため。)

F3SG-RAは、 し ゃ光物体が小さ く なった り、 な く なった と きにロ ッ ク アウ ト 状態 (出荷時設定) にな

り ます。

し ゃ光物体がな く なった と きのF3SG-RAの動作と し て、 監視機能の無効化を設定可能です。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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ユーザーズマニュ アル

第 2

章フ

ロー

ティ

ング

ブラ

ンキ

ング

システム構成と機能

J

ブ ラ ンキング解除に設定し た場合、 し ゃ光物体が設定値よ り小さ く なる と、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキ

ング機能が解除されます。 つま りF3SG-RAの検出エ リ アすべてが通常検出状態にな り ます。

配線による監視一時無効に設定し た場合、動作中に ミ ューテ ィ ング入力Aおよび ミ ューテ ィ ング入力B

の配線によ り、 監視機能を一時的に無効化できます。 詳細は以下を参照 く だ さい。

配線による監視一時無効設定にし た場合、 ミ ューテ ィ ング機能は使用できな く な り ます。

外部配線による監視一時無効機能

配線による監視一時無効を設定する と、受光器の ミ ューテ ィ ング入力Aおよび ミ ューテ ィ ング入力Bの

配線によ り、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能を動作中に一時的に無効化する こ とが可能です。

リ ミ ッ ト スイ ッ チなどを使用し て入力時間差T1(4s)以内に ミ ューテ ィ ング入力AがOFFからON、ミ ュー

テ ィ ン グ入力BがON から OFF と な る こ と に よ り ブ ラ ンキン グ監視機能がT2 時間無効にな り ます。

ミ ューテ ィ ング入力Aおよび ミ ューテ ィ ング入力Bの入力はN.O.接点タ イプ と N.C.接点タ イプの組合せ

等のよ う に異種冗長入力と し て く だ さい。

(PNP出力タ イプの光電スイ ッ チの場合、 片方を入光時ON動作、 他方を入光時OFF動作で使用)

この機能はセンサ単体で使用時のみ設定ツールによ り有効にできます。 連結時この機能の利用はでき

ません。

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章フ

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ブラ

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ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

外部配線による監視一時無効機能を使用し た場合、 ミ ューテ ィ ング機能は使用できません。

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81F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章フ

ロー

ティ

ング

ブラ

ンキ

ング

システム構成と機能

J

許容光軸数許容光軸数とはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能の対象外になる光軸数です。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能有効時、 し ゃ光されている光軸数が( フ ローテ ィ ング光軸数-許

容光軸数)未満になる と、 F3SG-RAはロ ッ ク アウ ト し ます。

設定例   小検出物体14mmのF3SG-RAの場合

フ ローテ ィ ング光軸数を4光軸に設定し た場合、 5光軸以上し ゃ光する と制御出力がOFFし ます。 (図1)

フローテ ィ ング光軸数を4光軸に設定した場合、 4光軸以内のし ゃ光では制御出力がOFFし ません。 (図2)

監視機能を有効に設定し、 許容光軸数を1光軸に設定し た場合、 し ゃ光物体がな く なるか、 2光軸以内

のし ゃ光と なる と ロ ッ ク アウ ト し ます。 (図3)

制御出力がOFFし ないし ゃ光物体サイズでも、複数ヶ所を し ゃ光する と、制御出力はOFFし ます。(図4)

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章フ

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F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

小検出物体直径F3SG-RAの 小検出物体直径は、 下記のよ う にフ ローテ ィ ング光軸数によ り異な り ます。

F3SG-RAのLED表示灯フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング有効時、 ブ ラ ンキング表示灯が点灯し ます。

2-15-2. 出荷時設定初期設定ではフ ローテ ィ ングブ ラ ンキングは無効に設定されています。

2-15-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWのブ ラ ンキング設定を フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング有効に設定する と、 フ ローテ ィ ングブ ラ ン

キング機能が有効にな り ます。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能はロ ッ ク アウ ト で設定されます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 DIP-SWによる設定が可能と なるよ うDIP-SW有効に設定し て く だ さい。

DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

2-15-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

直列連結時は各CH毎に設定し ます。

形式 設定光軸数 小検出物体直径 制御出力がOFFする し ゃ光光軸数

F3SG-4RA□□□□-14

設定な し 14mm 1光軸

1光軸 24mm 2光軸

2光軸 34mm 3光軸

3光軸 44mm 4光軸

4光軸 54mm 5光軸

n光軸 14+(10×n)mm (n+1)光軸

F3SG-4RA□□□□-30

設定な し 30mm 1光軸

1光軸 50mm 2光軸

2光軸 70mm 3光軸

3光軸 90mm 4光軸

4光軸 110mm 5光軸

n光軸 30+(20×n)mm (n+1)光軸

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ユーザーズマニュ アル

第 2

章フ

ロー

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ング

ブラ

ンキ

ング

システム構成と機能

J

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能を監視無効に設定する と、 人体が侵入できる不検知領域が形成される場合があ り

ます。 またIEC61496-2の要求を満足できな く なるため、 十分な リ スクアセス メ ン ト を実施の上、 ご利用 く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能 無効 有効/無効

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能 ロ ッ クアウ ト 監視無効/ロ ッ クアウ ト /ブ ラ ンキングエ リ ア解除

監視一時無効機能 無効 有効/無効

監視一時無効時間制限値 10s 1~200s (1s毎) /制限な し

フ ローテ ィ ング光軸数 1 1~15 (1光軸毎)

許容光軸数 0 0~5 (1光軸毎)

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第 2

章リ

デュ

ース

ドレ

ゾリ

ュー

ショ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-16. リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン

2-16-1. 機能説明リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ンは検出エ リ ア内を移動する障害物によ っ て制御出力がOFFする こ と を

防ぐための機能です。 この機能は 小検出物体の大き さ を変更する こ と で、 1~3光軸分の障害物を無

視する こ とが出来ます。 連続し た し ゃ光光軸数が設定値 (1~3光軸) を超えない限り、 し ゃ光光軸数

の合計に制限はあ り ません。 小検出物体の大き さ を変更し ても、 応答時間は変わり ません。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング と異な り障害物が非連続に存在し て も制御出力ON を維持する こ とがで

きます。 更に、 し ゃ光物がセンサの検出エ リ アから取り除かれても、 制御出力ONを維持し ます。

他の機能との併用については 2-1. 機能の併用について を参照し て く だ さい

F3SG-REシ リーズには、 リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能があ り ません。

設定例   設定値が2光軸の場合

連続し た し ゃ光光軸が3光軸以上と なる と、 制御出力がOFFし ます。 (図1)

連続し た し ゃ光光軸が2光軸以下の場合、 制御出力はOFFし ません。 (図2)

連続し た し ゃ光光軸がエ リ ア内に複数存在し た と し ても、 それぞれが連続2光軸以下の場合、 制御出力

はOFFし ません。 (図3)

し ゃ光物体がセンサの検出エ リ アから取り除かれて も、 ロ ッ ク アウ ト は発生せず、 制御出力はOFF し

ません。 (図4)

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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ユーザーズマニュ アル

第 2

章リ

デュ

ース

ドレ

ゾリ

ュー

ショ

ンシステム構成と機能

J

リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能使用時は、 小検出物体直径が大き く な り ます。 安

全距離計算には、 必ずリデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能使用時の 小検出物体直径を

使用し て く だ さい。 機械の安全部に到達する前に機械が止ま らず、 重傷を負う恐れがあ

り ます。

小検出物体直径が大き く な り、 人体が検出エ リ アを通過し て危険源に到達する可能性

がある場合、 安全柵などの追加の安全防護装置を必ず設置し て く だ さい。

F3SG-RAの設置や設定、 および機械制御システムへの組み込みは必ず適切な訓練を受け

た有資格者が実施し て く だ さい。 資格のない作業者が実施する と正し く 動作し な く な

り、 人体が検出されず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

小検出物体直径F3SG-RAの 小検出物体直径は、 下記のよ う に光軸数によ り異な り ます。

F3SG-RAのLED表示灯リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン有効時、 ブ ラ ンキング表示灯が点灯し ます。

2-16-2. 出荷時設定リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能は無効に設定されています。

2-16-3. DIP-SWによる設定切り替えDIP-SWを使って リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ンに関する設定を変更する こ とはできません。

2-16-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

形式 設定光軸数 小検出物体直径制御出力がOFFする

し ゃ光光軸数

無視できる障害物の

大直径

F3SG-4RA□□□□-14

設定な し 14mm 1光軸 -

1光軸 24mm 2光軸 6.6mm

2光軸 34mm 3光軸 16.6mm

3光軸 44mm 4光軸 26.6mm

F3SG-4RA□□□□-30

設定な し 30mm 1光軸 -

1光軸 50mm 2光軸 13mm

2光軸 70mm 3光軸 33mm

3光軸 90mm 4光軸 53mm

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第 2

章リ

デュ

ース

ドレ

ゾリ

ュー

ショ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

*リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能と ミ ューテ ィ ング機能を併用する こ とはできません。リデュース

ド レゾ リ ューシ ョ ン機能の設定を有効にするには、 ミ ューテ ィ ング機能を無効に設定し て く だ さい。

また、 以下機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設定値を保存

できます。 設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合

は、 各機能の設定を再度確認し て く だ さい。

影響を受ける機能 :

外部リ レーモニ タ、 起動イ ン ターロ ッ ク、 再起動イ ン ターロ ッ ク、 補助出力、 ラ ンプ出力

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能 無効 有効*/無効

光軸数 1 1~3光軸(1光軸毎)

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87F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章警

告エ

リア

システム構成と機能

J

2-17. 警告エ リ ア

2-17-1. 機能説明検出エ リ アの一部分を警告エ リ アに分ける こ とができます。 人体が進入し てきた と きに装置を止める

こ と な く 表示灯やブザーで警告する と きに使用し ます。

使用例 :

• 人体が進入し てきた と きに装置を止める こ と な く 表示灯やブザーで警告する

F3SG-REシ リーズには、 警告エ リ ア機能があ り ません。

警告エ リ アを使用する場合は、 検出エ リ ア と警告エ リ アを識別するためのシールを

F3SG-RAに貼り付けて く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が止ま らず、 重傷を

負う 恐れがあ り ます。

警告エ リ アは安全用途に使用し ないで く だ さい。 必ず検出エ リ アを通過し て、 機械の危

険部に到達するよ う に設置し て く だ さい。 垂直に設置し たF3SG-Rの検出エ リ アの上方

を越えて機械の危険部に人体が接近する こ と を防ぐ こ とができない場合、 このリ スク を

考慮し て検出エ リ アの高さおよび安全距離を決定し て く だ さい。

警告エ リ アは、 安全距離を も とに設定し て く だ さい。

進入方向が直交および平行な場合の安全距離の計算については、4-1-2. 安全距離 を参照し て

く だ さい。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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第 2

章警

告エ

リア

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

警告エ リ アに設定し たい光軸を指定する こ とが可能です。 (図4、 図5)

以下の場合は設定を行 う こ とができません。

• 全光軸を警告エ リ アに設定 (図7)

• いずれかの両端光軸を含まない警告エ リ ア設定 (図8)

ただ し直列連結時は直列接続し たいずれかのF3SG-RAに検出エ リ アがあれば、 その他のF3SG-RAは全

光軸に警告エ リ アを設定する こ とができます。 (図6)

図6のよ う に使用する際は、 検出エ リ アはプ ラ イマ リ センサに、 警告エ リ アはセカ ンダ リ センサに設定し て く だ さい。

動作例

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89F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章警

告エ

リア

システム構成と機能

J

警告エ リアを設定する場合、 通常の検出エ リアと警告エ リアの境界を示すラベルを貼り付けて く ださい。

F3SG-RAのLED表示灯は、 警告エ リ ア機能有効時、 ブ ラ ンキング表示灯が点灯し ます。

他の機能との併用については 2-1. 機能の併用について を参照し て く だ さい

2-17-2. 出荷時設定警告エ リ アは無効に設定されています。

2-17-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWによる警告エ リ アの設定変更はできません。

2CH

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第 2

章警

告エ

リア

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-17-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

設定ツールによ り、 警告エ リ アの設定を変更できます。 警告エ リ アの入し ゃ光状態を出力と し て取り

出し たい場合は、 補助出力ラ ンプの出力動作モー ド を警告エ リ ア情報に設定し て く だ さい。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

警告エ リ ア機能 無効 無効 / 上端から有効 / 下端から有効

警告エ リ ア - 上位から任意の光軸/ 下位から任意の光軸

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91F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章設

定エ

リア

の隣

接条

件システム構成と機能

J

2-18. 設定エ リ アの隣接条件

F3SG-RA シ リ ーズにおいて、 ミ ューテ ィ ング機能、 フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング機能、 警告エ リ ア機能の う ち、

いずれか複数機能を同時に使用し た場合、 設定エ リ アについて制約条件が発生し ます。

こ こ では、 以下の2点について、 どのよ う な制約があるか説明し ます。

1. エ リ アの隣接条件 : 複数機能のエ リ アを隣接し て設定する場合

2. エ リ アの重複条件 : 複数機能のエ リ アを重複し て設定する場合

F3SG-REシ リーズに、 ミ ューテ ィ ング機能、 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能、 警告エ リ ア機能はあ り ません。

1. エ リ アの隣接条件下表に、 設定エ リ アを隣り合う 光軸に設定し よ う と し た場合の条件を示し ます。

一部の条件を除き、 前述の3機能の設定エ リ アは、 いずれも隣接し て設定する こ とができます。 設定ツール

を使って、 下記の各種設定を変更する こ とができます。

エ リ アの隣接条件

〇: 設定可能

* フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能ど う しの隣接はフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングの項目を参照し て く だ さい。

フ ィ ッ クスブラ ンキングエ リ ア間の制約については、 2-14. フ ィ ッ クスブラ ンキング を参照し て く ださい。

2. エ リ アの重複条件下表に、 設定エ リ アを重複し て設定し よ う と し た場合の条件を示し ます。

ミ ューテ ィ ングエ リ ア と フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アの組み合わせ (図1) を除き、 前述の3機能の設定エ

リ アは重複し て設定できません。 (図2)

設定ツールを使っ て、 設定エ リ アの隣接条件に関する下記の各種設定を変更する こ とができます。

ミ ューテ ィ ングエ リ ア と フ ローテ ィ ングエ リ アに関し ては、 それぞれのエ リ アが全光軸を カバーする場合のみ重複が可能です。

エ リ アの重複条件

〇: 設定可能

×: 設定不可

機能 ミ ューテ ィ ング機能 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能 警告エ リ ア機能

ミ ューテ ィ ング機能 - 〇 〇

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能 〇 * 〇

警告エ リ ア機能 〇 〇 -

機能 ミ ューテ ィ ング機能 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能 警告エ リ ア機能

ミ ューテ ィ ング機能 - 〇 ×

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能 〇 × ×

警告エ リ ア機能 × × -

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92

第 2

章設

定エ

リア

の隣

接条

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

ミ ューテ ィ ングエ リ ア と フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アを重複し て設定し た場合も、 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング監視機能

は働いています。

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93F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章検

出距

離変

更システム構成と機能

J

2-19. 検出距離変更

2-19-1. 機能説明検出距離変更機能は投光量を変化させて検出距離を変更する機能です。

検出距離は下表の 2 つのモー ドから選択可能です。

* 小検出物体サイズ

使用例

• F3SG-Rの検出距離を短 く する こ と によ り他の光電センサに影響を及ぼさ ないよ う にする。

• 設置距離が短い場合に検出距離を短 く 設定する こ とによ って相互干渉を起こ しに く く する。

F3SG-RのLED表示灯

検出距離変更機能がロングモー ド に設定されている場合、 LONG表示灯が点灯し ます。

2-19-2. 出荷時設定

F3SG-RAシ リーズ検出距離はロングモー ド に設定されています。 ロングモー ド設定の時の検出距離は0.3~20m( 小検出

物体30mm)および0.3~10m( 小検出物体14mm)です。

F3SG-REシ リーズF3SG-REシ リーズは、 配線によ って検出距離変更を行う ため、 出荷時設定はあ り ません。

2-19-3. DIP-SWによる設定変更F3SG-RAシ リーズは、 DIP-SWを使っ て、 検出距離のモー ド を切り替える こ とができます。

DIP-SWによる設定変更の詳細については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ○

モー ド検出距離

30mm* 14mm*

シ ョ ー ト モー ド 0.3m~7.0m 0.3m~3.0m

ロングモー ド 0.3m~20.0m 0.3m~10.0m

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94

第 2

章検

出距

離変

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-19-4. 配線による設定変更F3SG-REシ リーズは、 配線によ って検出距離のモー ド を切り替える こ とができます。

検出距離選択入力(白)線がオープン状態のと きは、 ロングモー ド にな り ます。

2-19-5. 設定ツールによる設定変更設定ツールを使っ て検出距離変更のモー ド を切り替える こ とはできません。

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95F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章応

答時

間変

更システム構成と機能

J

2-20. 応答時間変更

2-20-1. 機能説明応答時間変更は環境起因による偶発し ゃ光によ っ て制御出力がOFFする こ と を低減するために応答時

間を遅 く する機能です。 環境起因の偶発し ゃ光と し ては例えばノ イズ、 煙、 ほこ り、 虫などが挙げら

れます。

F3SG-REシ リーズには、 応答時間変更機能があ り ません。

応答時間を変更する際には設定に合わせて安全距離を計算し て く だ さい。 機械の危険部

に到達する前に機械が止ま らず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

2-20-2. 出荷時設定応答時間は標準モー ド に設定されています。

出荷時設定の応答時間に関し ては、 1-6-1. 形式/応答時間/消費電流/質量 を参照し て く だ さい。

2-20-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWを使って応答時間を変更する こ とはできません。

2-20-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

低速モー ド にし た際、 ON→OFFの応答時間は標準モー ドの2倍にな り ます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

機能名 出荷時設定 設定可能項目

応答時間変更機能 標準モー ド 標準モー ド/低速モー ド

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96

第 2

章ラ

ンプ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-21. ラ ンプ

2-21-1. 機能説明ラ ンプ(別売 : 形F39-LP、 F39-BTLP)を受光器に接続し、 F3SG-RAの動作に合わせて点灯させる こ とが

できます。 ラ ンプは赤色、 橙色、 緑色を表示する こ とができ、 それぞれの色に3つの異なる状態を割り

当てる こ とが可能です。点灯条件が重複する場合、表示される色の優先度は赤>橙>緑の点灯/点滅に

な り ます。

使用例 :

• F3SG-RAが ミ ューテ ィ ングまたはオーバーラ イ ド中である こ と を表示する

• F3SG-RAがロ ッ ク アウ ト し ている こ と を表示する

• 機械が停止し ている(制御出力がOFF し ている) こ と を表示する

ラ ンプの接続方法等の詳細は、 ラ ンプの取扱説明書を参照し て く だ さい。

ラ ンプは投光器に対応し てお り ません。 ラ ンプを投光器に接続し ないで く だ さい

F3SG-REシ リーズには、 ラ ンプ機能があ り ません。

2-21-2. 出荷時設定ラ ンプは赤色制御出力情報の反転信号、 橙色安定入光情報(Stable情報)の反転信号および1回点滅*、 緑

色制御出力情報に設定されています。

* 「出力パターン図」 を参照。

2-21-3. DIP-SWによる機能切り替えDIP-SWによる機能切り替えはできません。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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97F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章ラ

ンプ

システム構成と機能

J

2-21-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

*1. 本機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設定値を保存できます。 設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合は、 本機能の設定を再度確認し て く だ さい。

詳細は、2-1. 機能の併用について の 設定ツールによる ミ ューテ ィ ング機能有効/無効設定時の注意事

項 を参照し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング機能の設定に関し ては2-12. ミ ューテ ィ ング を参照し て く だ さい。

*2. 「ラ ンプ表示へ割り当てられる情報」 参照。*3. 「出力パターン図」 に記載のパターンで点灯および点滅し ます。

出力パターン図

ラ ンプ出力 機能名

出荷時設定

設定可能項目ミ ューテ ィ ング機能 *1

有効時 無効時

(優先度1)

出力動作モー ド 制御出力情報 制御出力情報 *2

出力反転機能 有効 有効 有効/無効

出力パターン 点灯 点灯 点灯/ON1回/ON2回/ON3回 *3

(優先度2)

出力動作モー ド 安定入光情報(Stable情報) 安定入光情報(Stable情報) *2

出力反転機能 有効 有効 有効/無効

出力パターン ON1回 ON1回 点灯/ON1回/ON2回/ON3回 *3

(優先度3)

出力動作モー ド 制御出力情報 制御出力情報 *2

出力反転機能 無効 無効 有効/無効

出力パターン 点灯 点灯 点灯/ON1回/ON2回/ON3回 *3

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98

第 2

章ラ

ンプ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

ラ ンプ表示へ割り当てられる情報

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

情報名説明

(ラ ンプは以下の時に点灯/点滅し ます)

制御出力情報 制御出力が ON状態

イ ン ターロ ッ ク情報 イ ン ターロ ッ ク状態

ロ ッ クアウ ト 情報 エラー /ロ ッ クアウ ト 状態

通電時間超過情報 通電時間が通電時間し きい値を超えた時

負荷開閉回数超過情報 負荷開閉回数が負荷開閉回数し きい値を超えた時

安定入光情報 安定入光状態

ミ ューテ ィ ング情報 ミ ューテ ィ ング状態

オーバーラ イ ド情報 オーバーラ イ ド状態

ミ ューテ ィ ング/オーバーラ

イ ド情報

ミ ューテ ィ ングまたはオーバーラ イ ド状態

受光量診断情報 F3SG-Rが入光状態で、 光量が10秒以上ONし きい値の100%~170%の範囲内にある

警告エ リ ア情報 警告エ リ ア し ゃ光時

ブ ラ ンキング光軸入光情報 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング光軸またはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング光軸が入光状態

ト ラ ブルシューテ ィ ングサ

ポー ト 信号

シーケンスエラー情報、 干渉/振動情報、 受光量診断情報のいずれかの信号がON状態

指定光軸出力情報 指定光軸が入光状態またはし ゃ光状態

シーケンスエラー情報 ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー状態と イ ン ターロ ッ ク シーケンスエラー状態

リ セ ッ ト 入力情報 リ セ ッ ト 入力/EDM入力/オーバーラ イ ド入力がON状態

Mute A入力情報 Mute Aへの入力がON

Mute B入力情報 Mute Bへの入力がON

EDM入力情報 EDM信号入力がON

連結センサ個別出力 (1CH) 直列連結されたプ ラ イマ リ センサの制御出力がON

連結センサ個別出力 (2CH) 直列連結された1番目のセカ ンダ リ センサの制御出力がON

連結センサ個別出力 (3CH) 直列連結された2番目のセカ ンダ リ センサの制御出力がON

ブ ラ ンキング/警告エ リ ア情

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング、 リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン、

または警告エ リ ア機能が有効

干渉/振動情報 干渉または振動によ ってF3SG-Rシステムが意図せず停止。

(直列連結の場合は、 いずれかのセンサがこの状態にある と き)

プ リ リ セ ッ ト 情報 プ リ リ セ ッ ト 状態

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99F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章指

定光

軸出

力システム構成と機能

J

2-22. 指定光軸出力

2-22-1. 機能説明指定し た任意の光軸の入し ゃ光情報を出力する こ とができます。

使用例 :

• 特定の光軸がし ゃ光された と きにラ ンプを点灯させる

• 特定の光軸が入光し ている と きに補助出力から信号出力する

設定によ り指定し た光軸が1光軸でも し ゃ光された場合、 または1光軸でも入光し た場合に補助出力ま

たはラ ンプの表示で入し ゃ光状態を出力する こ とができます。

動作例

指定光軸出力情報   し ゃ光時ON設定の時

F3SG-REシ リーズには、 指定光軸出力機能があ り ません。

2-22-2. 出荷時設定指定光軸出力機能は無効に設定されています。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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100

第 2

章指

定光

軸出

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-22-3. DIP-SWによる設定変更DIP-SWによる指定光軸出力機能の設定変更はできません。

2-22-4. 設定ツールによる設定変更

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが

増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の

管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出され

ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

設定ツールによ り、 指定光軸の設定を変更できます。 指定光軸の入し ゃ光状態を出力と し て取り出し

たい場合は、 補助出力またはラ ンプのいずれか一つの出力動作モー ド を指定光軸出力情報に設定し て

く だ さい。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

指定光軸出力機能 無効 有効/無効

指定光軸エ リ ア 下位光軸 - 任意の光軸(1光軸毎)

上位光軸 -

指定光軸入光状態 し ゃ光時ON し ゃ光時ON/入光時ON

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101F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章受

光量

モニ

タシステム構成と機能

J

2-23. 受光量モニ タ

2-23-1. 受光量表示

2-23-1-1. 機能説明F3SG-RAの受光量を設定ツールを用いて読出し、 PC画面上に表示する こ とができます。 この機能を使

用する こ と で受光量を確認し ながら光軸調整を行う こ とができます。

F3SG-REシ リーズには、 受光量モニ タ機能があ り ません。

2-23-1-2. 設定ツールによる設定変更受光量は設定変更できません。 読出し専用です。 (直列連結時は各CH毎に受光量を読み出せます)

2-23-2. 外乱光量表示

2-23-2-1. 機能説明隣接する光電センサや、 他のF3SG-Rからの外乱光量を設定ツールを用いて読出し、 PC画面上に表示

する こ とができます。

この機能を使用する こ と で、 外乱光の原因と なっ ている光電センサを特定し た り、 影響を受けている

光軸を知る こ とができます。

2-23-2-2. 設定ツールによる設定変更外乱光量は設定変更できません。 読出し専用です。 (直列連結時は各CH毎に外乱光量を読み出せます)

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユーザーズマ

ニュアルを参照し て く ださい。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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102

第 2

章メ

ンテ

ナン

ス情

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-24. メ ンテナンス情報

設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが増加す

る場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の管理及び設定

変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出されず、 重傷を負う 恐れ

があ り ます。

2-24-1. 機能説明F3SG-RAのメ ンテナンス情報を設定ツールを用いて読出し、 PC画面上に表示する こ とができます。 メ

ンテナンス情報は下記の情報を指し ます。

• エ ラー履歴

• ワーニング履歴

• 通電時間

• 負荷開閉回数

• ミ ューテ ィ ング統計情報

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユーザーズマ

ニュアルを参照し て く ださい。

F3SG-REシ リーズには、 メ ンテナンス情報機能があ り ません。

2-24-2. エラー履歴過去に起きたエ ラー内容を確認する こ とができます。 表示された情報は ト ラ ブルシューテ ィ ングの際

の参考情報と し て利用できます。

2-24-3. ワーニング履歴過去に起きた下記のワーニング内容を確認する こ とがで き ます。 表示された情報は ト ラ ブルシ ュー

テ ィ ングの際の参考情報と し て利用できます。

• ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラー内容

• イ ン ターロ ッ ク シーケンスエ ラー内容

• 干渉/振動発生の有無

2-24-4. 通電時間F3SG-RAの通電時間を表示し ます。 通電時間を知る こ とによ りF3SG-RAのメ ンテナンス時期を把握す

る こ とができます。

通電時間のし きい値を超えた と きに補助出力から出力し た り ラ ンプ(別売 : 形F39-LP、 F39-BTLP)で表

示する こ とができます。

ただ し、 補助出力またはラ ンプの出力動作モー ド に通電時間超過情報が割り当てられている必要があ

り ます。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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103F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章メ

ンテ

ナン

ス情

報システム構成と機能

J

2-11. 補助出力

2-21. ラ ンプ

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

2-24-5. 負荷開閉回数F3SG-RAに接続し た負荷の開閉回数を表示し ます。 負荷開閉回数を知る こ とによ りF3SG-RAに接続し

た リ レーやコ ン タ ク タの開閉回数を把握する こ とができます。

負荷開閉回数のし きい値を超えた と きに補助出力から出力し た り ラ ンプ(別売 : 形F39-LP、 F39-BTLP)

で表示する こ とができます。

ただ し、 補助出力またはラ ンプの出力動作モー ド に負荷開閉回数超過情報が割り当てられている必要

があ り ます。

2-11. 補助出力

2-21. ラ ンプ

設定ツールを使っ て、 以下の設定を行う こ とができます。

2-24-6. ミ ューテ ィ ング統計情報本機能は、 F3SG-4RAの ミ ューテ ィ ング動作条件を ロギング し、 可視化する こ と で、 ミ ューテ ィ ング

入力時間差設定のスムーズな調整を支援し ます。 また統計計算機能によ り、 従来に比べ少ないテス ト

ラ ン回数で、 適な設定を実現できます。

設定ツールによる ミ ューテ ィ ング統計情報の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD

Manager 2)ユーザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

機能名 出荷時設定 設定可能項目

通電時間し きい値 30,000h 30,000~1,000,000h (1h毎)/無効

機能名 出荷時設定 設定可能項目

負荷開閉回数し きい値 100,000回(1回毎) 100,000~4,000,000回(1回毎)/無効

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104

第 2

章動

作状

態モ

ニタ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

2-25. 動作状態モニ タ

2-25-1. 機能説明設定ツールを使用し てF3SG-RAのI/O情報や状態を読み出すこ とができます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

F3SG-REシ リーズには、 動作状態モニ タ機能があ り ません。

2-25-2. 読出し情報受光器に関連する以下の情報を表示し ます。

直列連結時は一括し て表示し ます。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

情報名 説明

外部配線機能 電源電圧 供給されている電源電圧を表示

制御出力1 (黒) 制御出力1に連動

制御出力2 (白) 制御出力2に連動

リ セ ッ ト (黄) リ セ ッ ト / 外部リ レーモニ タ(EDM) / オーバーラ イ ド入力に連動

補助出力 (赤) 補助出力に連動

MUTE A (灰) ミ ューテ ィ ングA 入力 / プ リ リ セ ッ ト 入力に連動

MUTE B (桃) ミ ューテ ィ ングB入力に連動

センサ情報 スキャ ン コー ド スキャ ン コー ドの設定を表示

外部リ レーモニ タ 外部リ レーモニ タの設定を表示

イ ン ターロ ッ ク / プ リ リ セ ッ ト イ ン ターロ ッ ク / プ リ リ セ ッ ト 設定を表示

フ ィ ッ クス / フ ローテ ィ ング フ ィ ッ クス / フ ローテ ィ ング設定を表示

PNP / NPN 出力モー ド (PNP/NPN) の設定を表示

DIP-SW / 設定ツール DIP-SW / 設定ツールの設定有効を表示

センサステータ

ス情報

ミ ューテ ィ ング情報 ミ ューテ ィ ング状態に連動

オーバーラ イ ド情報 オーバーラ イ ド状態に連動

ミ ューテ ィ ングシーケンスエ

ラー情報

ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラー状態または、 イ ン ターロ ッ クシーケン

スエラー状態に連動

制御出力情報 制御出力に連動

ブ ラ ンキング光軸入光情報 ブ ラ ンキング光軸に対する入光状態に連動

Push-SW情報 Push-SWの入力に連動

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105F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 2

章設

定リ

カバ

リシステム構成と機能

J

2-26. 設定リ カバリ

設定ツールを使用し て設定リ カバリ機能を使用する場合、 設定内容によ っては、 リ スクが増加

する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を実施の上、 変更内容の管理及び設

定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り人体が検出されず、 重傷を負う恐

れがあ り ます。

2-26-1. 機能説明設定ツールを用いて、 F3SG-RAの設定内容を工場出荷時の設定に戻し ます。

DIP-SWのチャ ンネル8は必ず、 設定ツールによる設定が可能と なるよ う設定ツール有効に設定し て く だ さい。

設定ツールによる機能変更の詳細は、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユー

ザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

F3SG-REシ リーズには、 設定リ カバリ機能があ り ません。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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106

第 2

章設

定リ

カバ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

システム構成と機能

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第 3

章D

IP-SW

を使

った

設定

107F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

J

第3章 DIP-SWを使った設定

3-1. DIP-SWで設定できる機能 108

3-2. DIP-SW 109

3-2-1. 受光器側DIP-SW 110

3-2-2. 投光器側DIP-SW 111

3-2-3. Push-SW 111

3-3. 光軸のテ ィ ーチング 112

3-3-1. テ ィ ーチングによる フ ィ ッ クスブ ラ ンキング設定 112

3-3-2. テ ィ ーチングによる フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング設定 115

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108

第 3

章D

IP-SW

で設

定で

きる

機能

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

DIP-SWを使った設定

3-1. DIP-SWで設定できる機能

F3SG-RAシ リーズでは、 DIP-SWで下表に示す機能の設定が行えます。

F3SG-REシ リーズには、 DIP-SWはあ り ません。

機能 ページ

スキャ ン コー ド切り替え p.25

PNP/NPN選択 p.26

外部テス ト p.29

イ ン ターロ ッ ク p.32

外部リ レーモニ タ(EDM) p.37

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング p.74

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング p.78

検出距離変更 p.93

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109F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 3

章D

IP-SW

DIP-SWを使った設定

J

3-2. DIP-SW

DIP-SWで設定後、 機械が動作し ない状態でF3SG-Rが意図し た とお り に動作する こ と を必ず確

認し て く だ さい。 意図し た とお り に設定されていない場合、 人体が検出されず、 重傷や死亡に

至る恐れがあ り ます。

F3SG-RAシ リーズには、 本体の電源ケーブル側に、 機能設定を行う ためのDIP-SWがあ り ます。 F3SG-RAを設

置する前に事前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さ い。 DIP-SWは電源を切った状態で下図に示すよ う にカバー

を開けて操作し て く だ さい。

DIP-SWの設定完了後はカバーを閉じ てから電源を入れて く だ さい。

連結し たセンサはプ ラ イマ リ センサのDIP-SW設定に基いて動作し ます。 セカ ンダ リ センサのDIP-SW設定は

動作に影響し ません。

F3SG-RAシ リーズでは、 DIP-SWで下表に示す機能の設定が行えます。

DIP-SWの操作はF3SG-RAの電源投入前に行って く だ さい。

F3SG-RA動作中にDIP-SWを操作し た場合、 F3SG-RAはロ ッ クアウ ト し ます。

DIP-SWの設定変更は電源投入後、 も し く はロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト 後に反映されます。

DIP-SWおよびPush-SWを操作する際には、 製品本体を傷つける恐れのある道具は使用し ないで く だ さい。

ロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト 機能に関し ては2-8. ロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト を参照し て く だ さい。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

受光器 チャ ンネル 機能 投光器 チャ ンネル 機能

1 スキャ ン コー ド 1 スキャ ン コー ド

2 外部リ レーモニ タ (EDM) 2 検出距離変更

3 イ ン ターロ ッ ク、 プ リ リ セ ッ ト 3

4 4 外部テス ト

5 フ ィ ッ クスブ ラ ンキング、 フ ロー

テ ィ ングブ ラ ンキング

6

7 PNP/NPN選択

8 DIP-SW/設定ツール選択

カバーを装着する際は、 ネジ (M2.5) を確実に締めて く だ さい。 (推奨 ト ルク 0.35N ・ m)   規定に満たない場合、 脱落や保護

機能の劣化につながり ます。

スパッ タ保護カバー形F39-HGA(別売)を取り つけた場合、 DIP-SWカバーまでを保護するため、 DIP-SWの設定を事前に完了

させてご使用 く だ さい。

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110

第 3

章D

IP-SW

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

DIP-SWを使った設定

3-2-1. 受光器側DIP-SW受光器のDIP-SWでは下表の機能設定が行えます。 受光器にはDIP-SWが2個あ り ますが、 どち ら も下表

に従っ て設定し て く だ さい。 なお各機能の詳細に関し ては 「機能詳細」 に記載された章を参照し て く

だ さい。

2個のDIP-SWの間で設定が一致し ない状態で電源が投入された場合F3SG-RAはロ ッ クアウ ト し ます。

:スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます

受光器DIP-SWチャ ンネル8では、 DIP-SWの設定を有効にするか、 設定ツールの設定を有効にするかを

選択できます。 設定ツールを用いて設定を変更し たい場合、 チャ ンネル8の設定を、 設定ツール有効に

する必要があ り ます。 このと き、 DIP-SWによる設定は無視されます。

チャ ンネル 機能設定

概要 機能詳細DIP-SW1 DIP-SW2

1 スキャ ン コー ド

スキャ ン コー ドA (出荷時設定) 2-4

スキャ ン コー ドB 2-4

2外部リ レーモニ タ

(EDM)

外部リ レーモニ タ(EDM)無効   (出

荷時設定)2-11

外部リ レーモニ タ(EDM)有効 2-11

3, 4イ ン ターロ ッ ク、

プ リ リ セ ッ ト

オー ト リ セ ッ ト   (出荷時設定)2-9

マニュアルリ セ ッ ト

(起動/再起動イ ン ターロ ッ ク) 2-9

プ リ リ セ ッ ト2-10

オー ト リ セ ッ ト

(オート リセッ ト (出荷時設定) と同じ設定) 2-9

5, 6

フ ィ ッ クスブ ラ ンキン

グ、 フ ローテ ィ ングブ

ラ ンキング

ブ ラ ンキング無効   (出荷時設定)-

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング有効2-15

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング有効2-16

ブ ラ ンキング無効

(ブランキング無効 (出荷時設定)と同じ設定) -

7 PNP/NPN選択

PNP   (出荷時設定) 2-5

NPN 2-5

8DIP-SW/設定ツール選

DIP-SW有効   (出荷時設定) 下記を参照し

て く だ さい。

設定ツール有効 下記を参照し

て く だ さい。

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111F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 3

章D

IP-SW

DIP-SWを使った設定

J

設定ツールで変更し た設定はF3SG-RAの内部メ モ リ に記憶されます。設定変更後にDIP-SWのチャ ンネ

ル8をOFFにし た場合、 F3SG-RAはDIP-SWの設定に基いて動作し ます。 再び、 DIP-SWのチャ ンネル8

をONにし た場合、 F3SG-RAは内部メ モ リ に記録された設定に基いて動作し ます。

ただ し、 スキャ ン コー ド と、 PNP/NPN選択に関し ては、 チャ ンネル8の設定によ らず常にDIP-SWの設

定でセンサは動作し ます。

3-2-2. 投光器側DIP-SW投光器のDIP-SWでは下表の機能設定が行えます。 なお各機能の詳細に関し ては 「機能詳細」 に記載さ

れた章を参照し て く だ さい。

: スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます

設定禁止位置にスイ ッ チを設定し た状態で電源が投入された場合、 F3SG-RAはロ ッ クアウ ト し ます。

3-2-3. Push-SWPush-SWは受光器の2個のDIP-SWの間にあ り ます。 投光器側にはあ り ません。 Push-SWを使用する と、

フ ィ ッ クスブ ラ ンキングおよびフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング設定のテ ィ ーチングを実行できます。

Push-SWを使用し たテ ィ ーチング方法の詳細は、 3-3   光軸のテ ィ ーチングを参照 く だ さい。

チャ ンネル 機能 設定 概要 機能詳細

1 スキャ ン コー ド

スキャ ン コー ドA (出荷時設定) 2-4

スキャ ン コー ドB 2-4

2, 3 検出距離変更

シ ョ ー ト モー ド2-21

設定禁止-

設定禁止-

ロングモー ド (出荷時設定)2-21

4 外部テス ト

24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定) 2-7

0Vアク テ ィ ブ 2-7

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112

第 3

章光

軸の

ティ

ーチ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

DIP-SWを使った設定

3-3. 光軸のテ ィ ーチング

3-3-1. テ ィ ーチングによる フ ィ ッ クスブ ラ ンキング設定

機能説明フ ィ ッ ク ス ブ ラ ンキングの対象エ リ ア を し ゃ光 さ せる こ と で、 フ ィ ッ ク ス ブ ラ ンキングの設定を

テ ィ ーチングする こ とができます。 テ ィ ーチング作業はPush-SWを使用し て実行し ます。

テ ィ ーチング完了後は必ず正し く 設定できているか確認し て く だ さい。

テ ィ ーチング手順下記手順に従いフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングのテ ィ ーチング設定を実行し て く だ さい。

(1) 光軸調整

(2) DIP-SWの設定

(3) テ ィ ーチングモー ドへの移行

(4) テ ィ ーチング処理およびチ ェ ッ ク処理

(5) 再起動

(1) 光軸調整投受光の光軸を調整し、 同期を合わせて く だ さい。

詳細の光軸調整方法は4-4-4. 光軸調整方法 を参照 く だ さい

テ ィ ーチング中に光軸がずれる と、 意図し ない設定あるいはテ ィ ーチングを失敗する可能性があ り ます。

(2) DIP-SW の設定F3SG-RAへの通電前にDIP-SWのブ ラ ンキング設定 (チャ ンネル5、 6) を"フ ィ ッ クスブ ラ ンキング有

効"、 DIP-SW/設定ツール選択設定 (チャ ンネル8) を"DIP-SW有効"に設定し、 F3SG-RAへ通電し ます。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング対象エ リ アを し ゃ光物で し ゃ光し て く だ さい。

し ゃ光物は(4)の操作完了まで取り除かないで く だ さい。

DIP-SWの設定方法については3-2-1. 受光器側DIP-SW をご参照 く だ さい。

(3) テ ィ ーチングモー ドへの移行Push-SWを長押し(3s以上)する と テ ィ ーチングモー ド へ移行し ます。

テ ィ ーチングモー ドへ移行する と、 "CFG"および"BLANK"の表示灯が点滅し ます。

(DIP-SWの設定が"ブ ラ ンキング無効"、 あるいは"設定ツール有効"になっ ている場合は、 テ ィ ーチン

グモー ドへ移行し ません。)表示灯 状態

SEQ

BLANK

CFG

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113F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 3

章光

軸の

ティ

ーチ

ング

DIP-SWを使った設定

J

(4) テ ィ ーチング処理および結果チ ェ ッ クテ ィ ーチングモー ドへ移行し たこ と を確認後、Push-SWを短押し(1s以内)する と し ゃ光部分をスキャ ン

し、 フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングに関する設定を自動的に行います。 *1

決定された設定はF3SG-RAの内部で有効/無効の判定処理を実行し ます。

有効な設定ならば、 "BLANK"の表示灯が点灯状態と な り ます。

無効な設定*2ならば、 "SEQ"の表示灯が点滅状態と な り ます。 この場合は、 手順(3)からやり直し て く

だ さい。

*1 ブ ラ ンキングエ リ アは実際のし ゃ光された光軸の上下1光軸分広 く 設定されます。

ブ ラ ンキングエ リ アの両端2光軸ずつは許容光軸と し て設定されます。

*2 許可されない設定値の場合、 設定無効と な り ます。 以下のよ う な場合に無効と判定し ます。

•全光軸を フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ ア と し て設定し た場合。 (図1)

•両端を1光軸空けてフ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ ア と し て設定し た場合。 (図2)

•両端光軸 (同期光軸) を同時にフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ ア と し て設定し た場合。 (プ ラ イマ リ

センサのみ) (図3)

•テ ィ ーチングは3光軸以上し ゃ光し た状態で実行し て く だ さい。 (図4)

•複数のブ ラ ンキングエ リ アをテ ィ ーチングする場合は、 し ゃ光物と し ゃ光物の間を3光軸以上空け

てテ ィ ーチングし て く だ さい。 (図5)

•1CH当た り4エ リ ア以上フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ ア と し て設定し た場合。

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114

第 3

章光

軸の

ティ

ーチ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

DIP-SWを使った設定

(5) 再起動リ セ ッ ト ス イ ッ チを長押し (1s以上) するか、 電源を再投入する と、 設定が有効と な り起動し ます。

ブ ラ ンキングエ リ アが正し く 設定できているかを確認 く だ さい。

その他• 全エ リ ア入光状態でテ ィ ーチングを実行し た場合、 フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングは無効と設定されます。

• 直列連結し た状態でのテ ィ ーチングも可能です。 その場合はプ ラ イマ リ センサの Push-SW を使用し

て同様の手順でテ ィ ーチングを実施し て く だ さい。

• 連結状態でテ ィ ーチングを実行し た場合、 テ ィ ーチングは CH 毎で独立し て設定されます。 その為、

センサ毎で し ゃ光物の位置/サイズが異なれば、 センサ毎で別々の設定と な り ます。 例えばCH1での

みセンサを し ゃ光させた場合は、 CH1でのみフ ィ ッ クスブ ラ ンキングが設定されます。

• フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング と フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングのテ ィ ーチング結果はどち らか一方しか保

存できません。 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングのテ ィ ーチングを実行する と、 フ ィ ッ ク スブ ラ ンキン

グのテ ィ ーチング結果はリ セ ッ ト されます。

テ ィ ーチング成功の場合 テ ィ ーチング失敗の場合

表示灯 状態 表示灯 状態

SEQ SEQ

BLANK BLANK

CFG CFG

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115F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 3

章光

軸の

ティ

ーチ

ング

DIP-SWを使った設定

J

3-3-2. テ ィ ーチングによる フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング設定

機能説明フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングで監視し たいし ゃ光物体を し ゃ光状態で可動させる こ と で、 フ ローテ ィ

ングブ ラ ンキングの設定をテ ィ ーチングする こ とができます。 テ ィ ーチング作業はPush-SWを使用し

て実行し ます。

テ ィ ーチング完了後は必ず正し く 設定できているか確認し て く だ さい。

テ ィ ーチング手順下記手順に従いフ ローテ ィ ングブ ラ ンキングのテ ィ ーチング設定を実行し て く だ さい。

(1) 光軸調整

(2) DIP-SWの設定

(3) テ ィ ーチングモー ドへの移行

(4) 結果チ ェ ッ ク処理

(5) 再起動

(1) 光軸調整投受光の光軸を調整し、 同期を合わせて く だ さい。

詳細の光軸調整方法は4-4-4. 光軸調整方法 を参照 く だ さい

テ ィ ーチング中に光軸がずれる と、 意図し ない設定あるいはテ ィ ーチングを失敗する可能性があ り ます。

(2) DIP-SW の設定F3SG-RAの通電前に、 DIP-SWのブ ラ ンキング設定 (チャ ンネル5/6) を"フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング

有効"、DIP-SW/設定ツール選択設定 (チャ ンネル8) を"DIP-SW有効"に設定しF3SG-RAへ通電し ます。

ブ ラ ンキング対象エ リ アを し ゃ光物で し ゃ光し て く だ さい。

し ゃ光物は(4)の操作完了まで取り除かないで く だ さい。

し ゃ光物のサイズは 小検出物体径以上のものにし て く だ さい。

DIP-SWの設定方法については3-2-1. 受光器側DIP-SW をご参照 く だ さい。

(3) テ ィ ーチングモー ドへの移行Push-SWを長押し(3s以上)する と テ ィ ーチングモー ド へ移行し ます。移行と同時に遮光部分のスキャ ン

を開始し ます。 遮光物体をF3SG-RAと平行に可動させて く だ さい。

し ゃ光は必ず3光軸分以上可動させて く だ さい。

可動させないと許容光軸の設定が正し く 設定されません。

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116

第 3

章光

軸の

ティ

ーチ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

DIP-SWを使った設定

テ ィ ーチングモー ドへ移行する と、 "CFG"および"BLANK"の表示灯が点滅し ます。

(DIP-SWの設定が"ブ ラ ンキング無効"、 あるいは"設定ツール有効"になっ ている場合は、 テ ィ ーチン

グモー ドへ移行し ません。)

(4) 結果チ ェ ッ ク処理Push-SWを短押し(1s以内)する と スキャ ン結果から、フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングに関する設定を自動

的に行います。 *1

決定された設定についてはセンサの内部で有効/無効の判定処理を実行し ます。

有効な設定ならば、 "BLANK"の表示灯が点灯状態と な り ます。

無効な設定*2ならば、 "SEQ"の表示灯が点滅状態と な り ます。 この場合は、 手順(3)からやり直し て く

だ さい。

*1 ブ ラ ンキング光軸数はテ ィ ーチング処理中 (手順(3)~(4)の 大遮光光軸の数で設定されます)。

許容光軸はテ ィ ーチング処理中の ( 大遮光光軸 - 小遮光光軸) で設定されます。

*2 許可されない設定値の場合、 設定無効と な り ます。 以下のよ う な場合に無効と判定し ます。

• ブ ラ ンキング光軸数が1光軸、 または9光軸以上で設定された場合。

• 許容光軸数が3光軸以上で設定された場合。

• ブ ラ ンキング光軸数がセンサの光軸数と同じ場合。

• 許容光軸数   ≧   ブ ラ ンキング光軸数の場合。

• テ ィ ーチング処理中に非連続で し ゃ光を検出し た場合。

• (3)~(4)が完了するまでの間で し ゃ光物が取り除かれた と き

(5) 再起動リ セ ッ ト ス イ ッ チを長押し (1s以上) するか、 電源を再投入する と、 設定が有効と な り起動し ます。

正し く 設定できているかを確認 く だ さい。

その他• 全エ リ ア入光状態でテ ィ ーチングを実行し た場合、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングは無効と設定され

ます。

• 直列連結し た状態でのテ ィ ーチングも可能です。 その場合はプ ラ イマ リ センサの Push-SW を使用し

て同様の手順でテ ィ ーチングを実施し て く だ さい。

• 連結状態でテ ィ ーチングを実行し た場合、 テ ィ ーチングは CH 毎で独立し て設定されます。 その為、

センサ毎で遮蔽物のサイズが異なれば、 センサ毎で別々の設定と な り ます。例えばCH1でのみセンサ

表示灯 状態

SEQ

BLANK

CFG

テ ィ ーチング成功の場合 テ ィ ーチング失敗の場合

表示灯 状態 表示灯 状態

SEQ SEQ

BLANK BLANK

CFG CFG

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117F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 3

章光

軸の

ティ

ーチ

ング

DIP-SWを使った設定

J

を遮光させた場合は、 CH1でのみブ ラ ンキング設定が実施されます。 CH1以外のセンサは通常の検出

エ リ ア と し て動作し ます。

• し ゃ光物は本運用時に想定されるスピー ド で動かし ながら テ ィ ーチングを実行し て く だ さい

• フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング と フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングのテ ィ ーチング結果はどち らか一方しか保

存できません。 フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングのテ ィ ーチングを実行する と、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキン

グのテ ィ ーチング結果はリ セ ッ ト されます。

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118

第 3

章光

軸の

ティ

ーチ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

DIP-SWを使った設定

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第 4

章配

線/取

りつ

119F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

J

第4章 配線/取り つけ

4-1. 設置条件 121

4-1-1. 検出エ リ ア と侵入経路 121

4-1-2. 安全距離 122

4-1-3. 光沢面からの距離 126

4-1-4. 相互干渉の防止方法 127

4-2. 直列連結 129

4-2-1. 概要 129

4-2-2. 接続方法 131

4-3. 外形寸法図 132

4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を取りつける場合 132

4-3-1-1. F3SG-RAシ リーズ 132

4-3-1-2. F3SG-REシ リーズ 134

4-3-1-3. 標準固定金具 (形F39-LGF) 136

4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を取りつける場合 137

4-3-2-1. F3SG-RAシ リーズ 137

4-3-2-2. F3SG-REシ リーズ 139

4-3-2-3. 標準調整金具 (形F39-LGA) 141

4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB) と標準調整金具(形F39-LGA)を取り つける場合 142

4-3-3-1. F3SG-RAシ リーズ 142

4-3-3-2. F3SG-REシ リーズ 148

4-3-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB) 152

4-3-3-4. 上下調整金具(形F39-LGTB-1) 152

4-4. 取りつけ 153

4-4-1. 取り つけ方法 153

4-4-2. 取り つけ金具の必要数量 153

4-4-3. 取り つけ手順 154

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120

第 4

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を使用し た取り つけ 154

4-4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を使用し た取りつけ 155

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ 158

4-4-4. 光軸調整方法 161

4-5. 配線 162

4-5-1. 配線時の注意 162

4-5-2. 電源ユニ ッ ト について 163

4-5-3. 配線方法(F3SG-RAシ リーズ) 164

4-5-3-1. 片側コネク タ ケーブル 164

4-5-3-2. 両側コネク タ ケーブル 165

4-5-3-3. 直列連結ケーブル 167

4-5-3-4. 市販のケーブルを使っ て延長する場合 168

4-5-3-5. 変換ケーブル(A) 168

4-5-3-6. 変換ケーブル(B) 170

4-5-3-7. Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タシステム 172

4-5-3-8. 4 ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タ システム 173

4-5-4. 配線方法(F3SG-REシ リーズ) 176

4-5-4-1. 推奨ケーブル 176

4-5-4-2. 市販のケーブルを使っ て延長する場合 177

4-5-4-3. 変換ケーブル(C) 177

4-5-4-4. 省配線コネク タ システム 179

4-5-5. 機能接地の接続方法 180

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121F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章設

置条

件配線/取りつけ

J

4-1. 設置条件

4-1-1. 検出エ リ ア と侵入経路

検出エ リ アを通過し てのみ機械の危険部に到達できるよ う に機械周辺に防護構造物を設

置し て く だ さい。 垂直に設置し たF3SG-Rの検出エ リ アの上方を越えて機械の危険部に

人体が接近する こ と を防ぐ こ とができない場合、 このリ スク を考慮し て検出エ リ アの高

さおよび安全距離を決定し て く だ さい。 機械の危険部で作業を行う と き、 常に人体の一

部が検出エ リ ア内に残るよ う に設置し て く だ さい。

機械の危険部とF3SG-Rの検出エ リ アの間に人体が入り込んで し ま う 場合は、 再起動イ

ン ターロ ッ クがかかるシステムと し て く だ さい。 予期し ない起動によ り重傷を負う恐れ

があ り ます。

電気的制御による急停止が不可能な機械には適用できません。 た と えばフル回転ク ラ ッ

チを用いた機械プレスには使用し ないで く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が

止ま らず重傷を負う恐れがあ り ます。

F3SG-RをPSDIモー ド(センサによるサイ クル運転の再始動)で使用するには、 F3SG-Rと

機械の間に適切な制御回路を構成する必要があ り ます。 PSDIについての詳細は、

OSHA1910.217、 IEC61496-1、 およびその他の関連する規格、 規制を参照 く だ さい。

リ セ ッ ト スイ ッ チは、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ ア内から操作できない位置

に設置し て く だ さい。

F3SG-Rを引火性、 爆発性ガスの雰囲気中で使用し ないで く だ さい。 爆発の恐れがあ り

ます。

F3SG-Rは、 危険エ リ アからの飛来物に対し て人体を防護する こ とはできません。 別途

覆いまたは囲いを設けて く だ さい。

正しい位置

誤った位置

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122

第 4

章設

置条

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-1-2. 安全距離安全距離とは、人体や物体が機械の危険部に到達する前に危険部を停止させるため、F3SG-Rと危険部

が 低限離されなければなら ない距離のこ と です。 安全距離は各国の規格や機械の個別規格によ っ て

異な り ます。 必ず関連規格を参照し て く だ さい。

F3SG-Rと危険部の間には、 必ず安全距離(S)を確保し て く だ さい。 機械の危険部に到達

する前に機械が止ま らず、 重傷を負う恐れがあ り ます。

機械の応答時間とは、 機械が停止信号を受信し てから機械の危険部が停止するまでの時間です。 機械の応答時間は実機

で測定し て く だ さい。 また、 機械の応答時間に変化がないかど うか、 定期的に確認し て く だ さい。

4-1-2-1. ISO 13855/EN ISO 13855による安全距離の計算式

検出エ リ アが進入方向と直交する場合

S=K×T+C・・・(1)式

• S:安全距離

• K:検出エ リ アへの侵入速度

• T:機械とF3SG-Rの合計応答時間

• C: F3SG-Rの 小検出物体から計算された追加距離

小検出物体≦30mmのシステムの計算例

K=2,000mm/s、 C=8×(d-14mm)と し て、 (1)式を使用し て計

算し ます。

S=2,000mm/s×(Tm+Ts)+8×(d-14mm)

• S=安全距離 (mm)

• Tm=機械の応答時間 (s)

• Ts=F3SG-RのON→OFFへの応答時間 (s)

• d=F3SG-Rの 小検出物体 (mm)

[計算例]

Tm=0.05s, Ts=0.008s, d=14mm のと き:

S=2,000mm/s×(0.05s+0.008s)+8×(14mm-14mm)

=116mm・・・(2)式

この計算結果が100mm未満の場合は、 S=100mmと し ます。

計算結果が500mmを越える場合は、 K=1,600mm/sと し た次の式で再計算し ます。

S=1,600mm/s×(Tm+Ts)+8×(d-14mm) ・・・(3)式

上記(3)式の計算結果が500mm未満の場合は、 S=500mmと し ます。

検出エ リ アの上方を越えて迂回する接近の場合

垂直に設置し たF3SG-Rの検出エ リ アの上方を越えて機械の危険部に接近する こ と を防ぐ こ とができ

ない場合、 これを考慮し てF3SG-Rの高さおよび安全距離Sを決定する必要があ り ます。 下記の式で計

算し た安全距離Sと 検出エ リ アが進入方向と直交する場合 で計算し た安全距離Sを比較し て、 よ り大

きな値を安全距離Sと し なければな り ません。

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123F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章設

置条

件配線/取りつけ

J

S=(K×T)+Cro ・・・(4)式

• S: 安全距離

• K: 検出エ リ アへの侵入速度

• T: 機械とF3SG-Rの合計応答時間

• Cro: 検出エ リ アの上方を越えて機械の危険部に人体が接

近でき る距離に基づいた侵入距離。 機械の危険部の高さ a

と検出エ リ ア上端の高さbによ り、 下表から決ま り ます。

注. 検出エ リ ア下端が基準面から 300mm を超える場合は、 検

出エ リ アの下を く ぐ る接近に対し て十分な保護ができま

せん。

まずK=2,000mm/sと し て、(4)式を使用し て計算し ます。 この計算結果が100mm未満の場合は、S=100mm

と し ます。

この計算結果が500mm を越える場合は、 K=1,600mm/s と し て、 再計算し ます。 この計算結果が500mm

未満の場合は、 S=500mmと し ます。

注1. 迂回またはまたぎに対し て十分な保護を提供し ないため、 検出エ リ ア上端の高さが900mm未満の

場合は含まれていません。

注2. 表の値を補間し てはいけません。 a、 bまたはCroが上表の2つの値の間にある場合、 安全距離Sが

よ り大き く なる値を使用し て く だ さい。

[計算例]

• T: Tm+Ts (s)

• Tm: 機械の応答時間 (s)

• Ts: F3SG-RのON→OFFへの応答時間 (s)

• a: 機械の危険部の高さ (mm)

• b:検出エ リ ア上端の高さ (mm)

Tm=0.05s, Ts=0.008s, a=1,400mm, b=1,500mmのと き :

機械の

危険部

の高さ

a

検出エ リ ア上端の高さ b

900 1000 1100 1200 1300 1400 1600 1800 2000 2200 2400 2600

侵入距離 Cro

2600 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

2500 400 400 350 300 300 300 300 300 250 150 100 0

2400 550 550 550 500 450 450 400 400 300 250 100 0

2200 800 750 750 700 650 650 600 550 400 250 0 0

2000 950 950 850 850 800 750 700 550 400 0 0 0

1800 1100 1100 950 950 850 800 750 550 0 0 0 0

1600 1150 1150 1100 1000 900 850 750 450 0 0 0 0

1400 1200 1200 1100 1000 900 850 650 0 0 0 0 0

1200 1200 1200 1100 1000 850 800 0 0 0 0 0 0

1000 1200 1150 1050 950 750 700 0 0 0 0 0 0

800 1150 1050 950 800 500 450 0 0 0 0 0 0

600 1050 950 750 550 0 0 0 0 0 0 0 0

400 900 700 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

200 600 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

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124

第 4

章設

置条

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

上表よ り、 Cro=850mmです。 bが1,400mmと1,600mmの間にあるため、 Croの値の大きいb=1,400mmを

使います。

S=2,000mm/s×(0.05s+0.008s)+850mm

=966mm

966mmは500mmを超えるため、 K=1,600mm/sと し て再計算し ます。

S=1,600mm/s×(0.05s+0.008s)+850mm

=942.8mm

この式で計算し たS=942.8mmは 検出エ リ アが進入方向と直交する場合 の計算例S=116mm よ り大

きいため、 必要と なる安全距離はS=942.9mmと な り ます。

4-1-2-1. ISO 13855/EN ISO 13855による安全距離の計算式 検出エ リ アが進入方向と直交する場合

検出エ リ アが進入方向と平行な場合

K=1,600mm/s、 C=(1200-0.4×H) と し て(1)式を使用

し て計算し ます。

ただ し Cは850mm未満にな ら ないよ う に し て く だ

さい。

S=1,600mm/s×(Tm+Ts)+1200-0.4×H

・ S=安全距離 (mm)

・ Tm=機械の応答時間 (s)

・ Ts=F3SG-RのON→OFFへの応答時間 (s)

・ H=F3SG-Rの設置高さ (mm)

ただ しHは以下の式を満たすよ う にし て く だ さい。

1000≧H≧15( d -50mm)

また、 Hが300mm(工業目的以外では200mm)を超える と検出エ リ アの下を く ぐ りぬける可能性がある こ

と を リ スク アセス メ ン ト に考慮する必要があ り ます。

[計算例]

Tm=0.05s, Ts=0.008s, d=14mmのと き:

S=1,600mm/s×(0.05s+0.008s)+1200-0.4×500mm

=1092.8mm

警告エ リ アを図のよ う に設定し ている場合はケースの端から検出エ リ アまでの距離L を以下の式から

計算し て く だ さい。

L= (F3SG-Rの総光軸数-警告エ リ アの光軸数-1)×P+10

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125F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章設

置条

件配線/取りつけ

J

• P:光軸ピ ッ チ(mm)

F3SG-4RA□□□□-14 ・ ・ ・ 10mm

F3SG-4RA□□□□-30 ・ ・ ・ 20mm

F3SG-Rの合計光軸数については、 1-6-1. 形式/応

答時間/消費電流/質量 を参照し て く だ さい。

4-1-2-2. ANSI B11.19による安全距離の

計算式人体がF3SG-Rの検出エ リ アに対し て垂直に侵入

する場合、 安全距離は次に示す考え方によ っ て計

算されます。

S=K×(Ts+Tc+Tr+Tbm)+Dpf

• S:安全距離

• K:検出エ リ アへの侵入速度 (OSHA規格による推奨値は1,600mm/s)

侵入速度Kは、ANSI B.11.19規格では定義されていません。適用するKの値を決定する際には、 オペレー

タの身体能力を含むあらゆる要因を考慮し て く だ さい。

• Ts=機械の停止時間 (s)

• Tr=F3SG-RのON→OFFへの応答時間 (s)

• Tc=機械のブレーキを作動させるのに要する機械制御回路の 大応答時間 (s)

• Tbm=追加時間 (s)

機械がブレーキモニ タ を備えている場合は、 「Tbm= ブレーキモニ タ設定時間-(Ts+Tc)」 と な り ます。

ブレーキモニ タ を備えていない場合は(Ts+Tc)の20%以上を追加時間とする こ と を推奨し ます。

• Dpf=追加距離

ANSIの公式では、 Dpfの算出は以下のよ う にな り ます。

Dpf=3.4 x (d - 7.0): こ こ でdはF3SG-Rの 小検出物体(単位: mm)

[計算例]

K=1,600mm/s、 Ts+Tc=0.06s、 ブレーキモニ タ設定時間=0.1s、

Tr=0.008s、 d=14mm のと き :

Tbm=0.1-0.06=0.04s

Dpf=3.4×(14-7.0)=23.8mm

S=1,600×(0.06+0.008+0.04)+23.8=196.6mm

H

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126

第 4

章設

置条

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-1-3. 光沢面からの距離

光沢面からの反射の影響を受けないよ う に設置し て く だ さい。 検出不能状態と な り、 重

傷を負う恐れがあ り ます。

金属製の壁や床、 天井、 ワーク などの光沢面 (反射率の高い面) から以下に示す距離D以上離し て設

置し て く だ さい。

4-1-3-1. F3SG-4R□(タ イプ4 ESPE)

投光器と受光器の距離 (検出距離L) 設置許容距離D

0.3~3mのと き 0.13m

3m以上のと き L/2 x tan5 ° = L x 0.044 m

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127F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章設

置条

件配線/取りつけ

J

4-1-4. 相互干渉の防止方法

回帰反射形の構成では使用し ないで く だ さい。

検出不能状態になる こ とがあ り ます。 ミ ラーで検出エ リ アを90°曲げる こ とは問題あ り

ません。

複数セ ッ ト のF3SG-Rを近傍で使用する と、 投光器の光が異なる組合せの受光器に干渉

し、 本来の安全機能が失われる可能性があ り ます。 それぞれのF3SG-Rが干渉し ないよ

う設置 ・ 構成し て く だ さい。

事例のよ う な設置方法や機能を適切に運用し て相互干渉を防止し て く だ さい。

例 : 光軸調整、 ちど り配置、 し ゃ光板、 スキャ ン コー ド切り替え (F3SG-RAのみ)、 検出距離変更

設置事例

F3SG-RAのスキャ ン コー ド切り替え機能*によ り、複数のF3SG-RAを近接し て直線上に設置する こ とが

できます。 F3SG-RAには、 スキャ ン コー ド A ・ Bがあ り、 近接するF3SG-RAを異なるスキャ ン コー ド に

設定する こ と で固有のシステム動作が可能と な り、 相互干渉の発生を防止し ます。

受光器が機械稼働状態に入るには、 投光器および受光器を同じ コー ド に設定する必要があ り ます。 ス

キャ ン コー ドは投光器および受光器のDIP-SWで選択できます。

* F3SG-REシ リーズではスキャ ン コー ド切り替え機能は使用できません。

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128

第 4

章設

置条

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

スキャ ン コー ド切り替え機能の詳細については、 2-4. スキャ ン コー ド切り替え を参照し て く ださい。

DIP-SWによるスキャ ン コー ドの設定の詳細については、 3-2. DIP-SW を参照し て く だ さい。

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129F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章直

列連

結配線/取りつけ

J

4-2. 直列連結

F3SG-REシ リーズは、 連結する機能があ り ません。

4-2-1. 概要F3SG-RAは 大3セ ッ ト まで直列連結できます。 直列連結すれば、 1連のセーフ テ ィ ラ イ ト カーテン と

し て使用でき、 配線も 1 セ ッ ト 分ですみ、 相互干渉も防止できます。

直列連結されたF3SG-RAがどれか一組でも し ゃ光状態になる と、 制御出力は2つと もOFFにな り ます。

• 連結数: 3セ ッ ト まで

• 総光軸数: 255光軸まで

• 連結されたセンサ間のケーブル長: 10m以内

例 : コの字の検出エ リ アを作る と き

連結されている各センサセグ メ ン ト は以下の名称と な り ます。

連結したセンサはプ ラ イマ リ センサのDIP-SW設定に基いて動作するため、 セカ ンダ リ センサのDIP-SW設定は動作に影

響し ません。

F3SG-RAシ リーズ ○

F3SG-REシ リーズ ×

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130

第 4

章直

列連

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

各投光器間および各受光器間は、 下記のとお り正し く 接続し て く だ さい。

キャ ッ プ と直列連結ケーブルが適切に接続されていないとF3SG-RAはロ ッ クアウ ト 状態にな り ます。 (電源投入時)

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131F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章直

列連

結配線/取りつけ

J

4-2-2. 接続方法

1. プ ラ イマ リ側のキャ ッ プを外し ます。 キャ ッ プを外すには、 キャ ッ プのネジ (M3 +ネジ) をゆるめて

キャ ッ プを取り外せる状態に し て く だ さい。

2. プ ラ イマ リ センサと セカ ンダ リ センサを形F39-JGR2W直列連結ケーブル(別売)で接続し ます。

3. 直列連結ケーブル長が足り ない場合、 必要に応じ てセカ ンダ リ センサの直列連結ケーブルと電源ケー

ブル間に形F39-JG□B-□両側コネク タ ケーブル(別売)を接続し ます。(連結されたセンサ間のケーブル

長 : 10m以内)

・ ケーブルおよびキャ ッ プを装着する際は、 ネジ (M2.5)を確実に締めて く だ さい。 (推奨 ト ルク0.35N・m) 脱落および保

護機能の劣化につながり ます。

・ 直列連結ケーブルのキャ ッ プを脱着する と コネク タ部の絶縁ゴムがずれる場合があ り ます。 コネク タの底部に絶縁ゴ

ムを押し付け、 コネク タ をセンサに付け直し て く だ さい。

1.1.

1.1.

2.2.

2.2.3.3.

3.3.

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132

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-3. 外形寸法図

4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を取りつける場合

4-3-1-1. F3SG-RAシ リーズ

背面取りつけ時

4-4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を使用し た取り つけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満足する こ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準固定金具は光軸調整ができません。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RA□□□□-30 シ リーズ

寸法A C1+18

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RA□□□□-14 シ リーズ

寸法A C2+48

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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133F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

側面取りつけ時

4-4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を使用し た取り つけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準固定金具は光軸調整ができません。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RA□□□□-30シ リーズ

寸法A C1+18

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RA□□□□-14シ リーズ

寸法A C2+48

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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134

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-3-1-2. F3SG-REシ リーズ

背面取りつけ時

4-4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を使用し た取り つけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満足する こ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準固定金具は光軸調整ができません。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RE□□□□□30 シ リーズ

寸法A C1

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RE□□□□□14 シ リーズ

寸法A C2+30

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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135F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

側面取りつけ時

4-4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を使用し た取り つけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準固定金具は光軸調整ができません。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RE□□□□□30シ リーズ

寸法A C1

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RE□□□□□14シ リーズ

寸法A C2+30

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準固定金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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136

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-3-1-3. 標準固定金具 (形F39-LGF)

[ 単位 : mm ]

材質 : ZDC2

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137F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を取りつける場合

4-3-2-1. F3SG-RAシ リーズ

背面取りつけ時

4-4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定した状態で光軸調整ができます。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°

です。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RA□□□□-30 シ リーズ

寸法A C1+18

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RA□□□□-14シ リーズ

寸法A C2+48

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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138

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

側面取りつけ時

4-4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定した状態で光軸調整ができます。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°

です。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RA□□□□-30 シ リーズ

寸法A C1+18

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RA□□□□-14 シ リーズ

寸法A C2+48

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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139F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

4-3-2-2. F3SG-REシ リーズ

背面取りつけ時

4-4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定した状態で光軸調整ができます。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°

です。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RE□□□□□30 シ リーズ

寸法A C1

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RE□□□□□14シ リーズ

寸法A C2+30

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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140

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

側面取りつけ時

4-4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定した状態で光軸調整ができます。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°

です。

[ 単位 : mm ]

< M5またはM6固定 >

形F3SG-4RE□□□□□30 シ リーズ

寸法A C1

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法P 20

検出幅(C1) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0190~1230 2 *2 1000mm以下

1310~2270 3 1000mm以下

2350~2510 4 1000mm以下

形F3SG-4RE□□□□□14 シ リーズ

寸法A C2+30

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法P 10

検出幅(C2) 標準調整金具の数 *1 寸法F

0160~1200 2 *2 1000mm以下

1280~2080 3 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。 この場合、 寸法Aの2分の1の位置(センサ縦方向の中央)に本金具

を取り つけて く だ さい。

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141F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

4-3-2-3. 標準調整金具 (形F39-LGA)

[ 単位 : mm ]

材質: ZDC2、 フ ッ素系潤滑剤

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142

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)と標準調整金具(形F39-LGA)を取りつける場合4-3-3-1. F3SG-RAシ リーズ

形F3SG-4RA0190-30および形F3SG-4RA0160-14以外の場合[背面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、位置にしたがって金具を使用し て く ださい。規定に満たない場合、定格/性能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]形F3SG-4RA□□□□-30 シ リーズ

ア クセサリ非接続時

ア クセサリ接続時*

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法A C1+18 同左

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅) 同左

寸法D C1-50 同左

寸法G C1+77.5 C1+80.5 C1+91 C1+102.5

寸法H C1+103 C1+106 C1+116.5 C1+128

寸法I C1+122 C1+125 C1+135.5 C1+147

寸法P 20 同左

検出幅(C1) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0270~1070 2 0 -

1150~1950 2 1 1000mm以下

2030~2510 2 2 1000mm以下

形F3SG-4RA□□□□-14シ リーズ

ア ク セサリ非接続時

ア クセサリ接続時*

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法A C2+48 同左

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅) 同左

寸法D C2-20 同左

寸法G C2+107.5 C2+110.5 C2+121 C2+132.5

寸法H C2+133 C2+136 C2+146.5 C2+158

寸法I C2+152 C2+155 C2+165.5 C2+177

寸法P 10 同左

検出幅(C2) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0240~1040 2 0 -

1120~1920 2 1 1000mm以下

2000~2080 2 2 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取り つけに必要な数量です。

*2. 上下調整金具は、 標準固定金具と組み合わせて使用できません。 金具を組み合わせる場合は、 標準調整金具と組み合わせて使用し て く だ さい。

* ア クセサリ接続部の外形寸法図については、 4-3-3-1. F3SG-RAシ リーズ の ア クセサリ接続時 を参照し て く だ さ い。

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143F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

[側面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、位置にし たがって金具を使用し て く ださい。規定に満たない場合、定格/性能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]

形F3SG-4RA□□□□-30 シ リーズ

ア クセサリ非接続時

ア ク セサリ接続時*

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法A C1+18 同左

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅) 同左

寸法D C1-50 同左

寸法G C1+77.5 C1+80.5 C1+91 C1+102.5

寸法H C1+103 C1+106 C1+116.5 C1+128

寸法I C1+122 C1+125 C1+135.5 C1+147

寸法P 20 同左

検出幅(C1) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0270~1070 2 0 -

1150~1950 2 1 1000mm以下

2030~2510 2 2 1000mm以下

形F3SG-4RA□□□□-14シ リーズ

ア クセサリ非接続時

ア クセサリ接続時*

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法A C2+48 同左

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅) 同左

寸法D C2-20 同左

寸法G C2+107.5 C2+110.5 C2+121 C2+132.5

寸法H C2+133 C2+136 C2+146.5 C2+158

寸法I C2+152 C2+155 C2+165.5 C2+177

寸法P 10 同左

検出幅(C2) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0240~1040 2 0 -

1120~1920 2 1 1000mm以下

2000~2080 2 2 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 上下調整金具は、 標準固定金具と組み合わせて使用できません。 金具を組み合わせる場合は、 標準調整金具と組み合わせて使用し て く だ さい。

* ア ク セサリ接続部の外形寸法図については、 4-3-3-1. F3SG-RAシ リーズ の ア ク セサリ接続時 を参照し て く だ さい。

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144

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

形F3SG-4RA0190-30および形F3SG-4RA0160-14の場合[背面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]

形F3SG-4RA0190-30

ア クセサリ

非接続時

ア ク セサリ接続時*1

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法C1 190 同左

寸法D 140 同左

寸法G 277.5 277.5 281 292.5

寸法H 303 303 306.5 318

寸法I 322 322 325.5 337

寸法P 20 同左

上下調整金

具の数*22 同左

形F3SG-4RA0160-14

ア クセサリ

非接続時

ア クセサリ接続時*1

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法C2 160 同左

寸法D 140 同左

寸法G 277.5 277.5 281 292.5

寸法H 303 303 306.5 318

寸法I 322 322 325.5 337

寸法P 10 同左

上下調整金

具の数*22 同左

*1. ア クセサリ接続部の外形寸法図については、 4-3-3-1. F3SG-RAシ リーズ の ア クセサリ接続時 を参照し て く だ さ い。

*2. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

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145F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

[側面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]

形F3SG-4RA0190-30

ア クセサリ

非接続時

ア ク セサリ接続時*1

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法C1 190 同左

寸法D 140 同左

寸法G 277.5 277.5 281 292.5

寸法H 303 303 306.5 318

寸法I 322 322 325.5 337

寸法P 20 同左

上下調整金

具の数*22 同左

形F3SG-4RA0160-14

ア クセサリ

非接続時

ア クセサリ接続時*1

形F39-JGR2W 形F39-BT形F39-LP

形F39-BTLP

寸法C2 160 同左

寸法D 140 同左

寸法G 277.5 277.5 281 292.5

寸法H 303 303 306.5 318

寸法I 322 322 325.5 337

寸法P 10 同左

上下調整金

具の数*22 同左

*1. ア クセサリ接続部の外形寸法図については、 4-3-3-1. F3SG-RAシ リーズ の ア クセサリ接続時 を参照し て く だ さ い。

*2. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

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146

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

アクセサリ接続時・ 直列連結ケーブル(形F39-JGR2W)接続時 (接続部の拡大図)

・ Bluetooth®通信ユニ ッ ト (形F39-BT)接続時 (接続部の拡大図)

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147F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

・ ラ ンプ(形F39-LP)またはラ ンプ ・ Bluetooth®通信ユニ ッ ト (形F39-BTLP)接続時 (接続部の拡大図)

・ DIP-SWカバーを開いた時(接続部の拡大図)

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148

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-3-3-2. F3SG-REシ リーズ

形F3SG-4RE0190□30および形F3SG-4RE0160□14以外の場合[背面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]形F3SG-4RE□□□□□30 シ リーズ

寸法A C1

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法G C1+43.5

寸法H C1+69

寸法I C1+88

寸法P 20

検出幅(C1) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0270~1070 2 0 -

1150~1950 2 1 1000mm以下

2030~2510 2 2 1000mm以下

形F3SG-4RE□□□□□14 シ リーズ

寸法A C2+30

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法G C2+73.5

寸法H C2+99

寸法I C2+118

寸法P 10

検出幅(C2) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0240~1040 2 0 -

1120~1920 2 1 1000mm以下

2000~2080 2 2 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取り つけに必要な数量です。

*2. 上下調整金具は、 標準固定金具と組み合わせて使用できません。 金具を組み合わせる場合は、 標準調整金具と組み合わせて使用し て く だ さい。

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149F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

[側面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]

形F3SG-4RE□□□□□30 シ リーズ

寸法A C1

寸法C1 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C1-50

寸法G C1+43.5

寸法H C1+69

寸法I C1+88

寸法P 20

検出幅(C1) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0270~1070 2 0 -

1150~1950 2 1 1000mm以下

2030~2510 2 2 1000mm以下

形F3SG-4RE□□□□□14 シ リーズ

寸法A C2+30

寸法C2 形式中の4桁の数字 (検出幅)

寸法D C2-20

寸法G C2+73.5

寸法H C2+99

寸法I C2+118

寸法P 10

検出幅(C2) 上下調整金具の数*1 標準調整金具の数*1*2 寸法F

0240~1040 2 0 -

1120~1920 2 1 1000mm以下

2000~2080 2 2 1000mm以下

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取りつけに必要な数量です。

*2. 上下調整金具は、 標準固定金具と組み合わせて使用できません。 金具を組み合わせる場合は、 標準調整金具と組み合わせて使用し て く だ さい。

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150

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

形F3SG-4RE0190□30および形F3SG-4RE0160□14の場合[背面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]

形F3SG-4RE0190□30

寸法C1 190

寸法D 140

寸法G 277.5

寸法H 303

寸法I 322

寸法P 20

上下調整金具の数* 2

形F3SG-4RE0160□14

寸法C2 160

寸法D 140

寸法G 277.5

寸法H 303

寸法I 322

寸法P 10

上下調整金具の数* 2

* センサ片側(投光器または受光器)の取り つけに必要な数量です。

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151F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章外

形寸

法図

配線/取りつけ

J

[側面取りつけ時]

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

- 外形寸法図に記載されている規定の数量、 位置にし たがって金具を使用し て く だ さい。 規定に満たない場合、 定格/性

能を満たすこ とができません。

- センサ本体に加重がかかるよ う なご使用を される場合は、 金具を追加し て く だ さい。

- 上下調整金具や標準調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 上下調整金具の角度

調整範囲は±22.5°です。 標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

[ 単位 : mm ]

形F3SG-4RE0190□30

寸法C1 190

寸法D 140

寸法G 277.5

寸法H 303

寸法I 322

寸法P 20

上下調整金具の数* 2

形F3SG-4RE0160□14

寸法C2 160

寸法D 140

寸法G 277.5

寸法H 303

寸法I 322

寸法P 10

上下調整金具の数* 2

* センサ片側(投光器または受光器)の取り つけに必要な数量です。

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152

第 4

章外

形寸

法図

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-3-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)

4-3-3-4. 上下調整金具(形F39-LGTB-1)

[ 単位 : mm ]

材質: SUS304

[ 単位 : mm ]

材質: SUS304

注. 上下調整金具形F39-LGTB-1 には、 上下金

具(3)およびボル ト (1)が付属し ません。上下

調整金具の各パーツの詳細は、4-4-3-3. 上

下調整金具(形F39-LGTB) を使用し た取り

つけ を参照し て く ださい。

[参考]

上下金具(2) との嵌合部は下図を参考に し

て く だ さい。

* 標準調整金具(形F39-LGA)と組み合わせ

て使用する場合は、 寸法Bを27.25mmで

設計し て く だ さい。

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153F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章取

りつ

け配線/取りつけ

J

4-4. 取り つけ

4-4-1. 取りつけ方法取り つけ方法には、 標準固定金具を使用する場合、 および標準調整金具を使用する場合があ り ます。

いずれの取りつけ方法でも同じ金具を使用し て背面取りつけ、 側面取り つけを行う こ とができます。

4-4-2. 取りつけ金具の必要数量各検出幅におけるセンサの取り つけに必要な金具数量は以下の通り です。

• 標準固定金具のみを使用する場合

注. 標準固定金具はセンサに同梱されます。 同梱される金具の個数は検出幅によ り異な り ます。

• 標準調整金具のみを使用する場合

• 上下調整金具+標準調整金具を使用する場合

*1. センサ片側(投光器または受光器)の取り つけに必要な数量です。

*2. 検出幅が0160~0270の場合、 センサ片側につき1個でも取り つけ可能です。

本体の取りつけ、 ケーブルやコネク タは確実に締めて く だ さい。

取りつけ金具の必要数量は、 F3SG-RAシ リーズとF3SG-REシ リーズと もに同じ です。

検出幅標準固定金具数量 *1

形F3SG-4R□□□□□□30 形F3SG-4R□□□□□□14

0190~1230 0160~1200 2 *2

1310~2270 1280~2080 3

2350~2510 - 4

検出幅標準調整金具数量 *1

形F3SG-4R□□□□□□30 形F3SG-4R□□□□□□14

0190~1230 0160~1200 2 *2

1310~2270 1280~2080 3

2350~2510 - 4

検出幅上下調整金具数量 *1 標準調整金具数量 *1

形F3SG-4R□□□□□□30 形F3SG-4R□□□□□□14

0190~1070 0160~1040 2 0

1150~1950 1120~1920 2 1

2030~2510 2000~2080 2 2

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154

第 4

章取

りつ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-4-3. 取りつけ手順

取りつけの前に (F3SG-RAをご使用の場合)DIP-SWの設定が必要な場合は、 F3SG-RAを設置する前に、 3-2. DIP-SW の手順に従い設定し て く だ さ

い。

以降に示す取りつけ手順はF3SG-RAシ リーズの図を使用し ていますが、 F3SG-REシ リーズの取りつけ

手順も同様です。

4-4-3-1. 標準固定金具(形F39-LGF)を使用し た取りつけ1. 六角穴付ボル ト (M3×15)を緩めます。 (図1)

2. 固定金具(1)のツ メ をF3SG-Rの筐体の溝に入れ、 六角穴付ボル ト (M3×15)を仮締めし ます。 (図2)

3. 標準固定金具を壁面の取りつけ位置に合わせた状態で六角穴付ボル ト (M3×15)を本締めし、 標準固定

金具をF3SG-Rの筐体に固定し ます。 六角穴付ボル ト (M3×15)の推奨締め付け ト ルクは、 2.0N•mです。

(図3)

推奨値を大き く 超える ト ルクで固定する と故障の原因にな り ます。

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155F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章取

りつ

け配線/取りつけ

J

4. 標準固定金具を壁面の取りつけ位置にネジで し っかり と固定し ます。 (図4)

壁面への取り つけネジは付属し ていません。

4-4-3-2. 標準調整金具(形F39-LGA)を使用し た取りつけ1. ボル ト (1)(六角穴付ボル ト (M3×15))を緩め、 調整金具(2)の角度を取り つけ方向に合わせて変えます。

(図1)

2. ボル ト (2)(六角穴付ボル ト (M3×15))を緩めます。 (図1)

3. 調整金具(1)のツ メ と調整金具(2)のツ メ をF3SG-Rの筐体の溝にはめます。 次にボル ト (2)を仮締めし ま

す。 (図2)

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156

第 4

章取

りつ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4. 標準調整金具を壁面の取りつけ位置に合わせた状態で、 ボル ト (2)を本締めし、 標準調整金具をF3SG-

Rの筐体に固定し ます。 ボル ト (2)の推奨締め付け ト ルクは、 2.0N ・ mです。 (図3)

推奨値を大き く 超える ト ルクで固定する と故障の原因にな り ます。

5. 標準調整金具を壁面の取りつけ位置にネジで し っかり固定し ます。 (図4)

壁面との取りつけネジは付属し ていません。

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157F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章取

りつ

け配線/取りつけ

J

6. F3SG-Rの投光器と受光器の電源を入れ、 光軸調整を行います。

投光器を左右に振り(図5)、 受光器の上端入光表示灯(TOP ・ 青)および下端入光表示灯(BTM ・ 青)で上下

端光軸の入光状態を確認し ながら、 安定入光表示灯(STB ・ 緑)が点灯する角度の中心に、 投光器を合わ

せます。 (図6)

同様に、 受光器についても、 受光器の上端入光表示灯(TOP ・ 青)および下端入光表示灯(BTM ・ 青)で上

下端光軸の入光状態を確認し ながら、 安定入光表示灯(STB ・ 緑)が点灯する角度の中心に、 受光器を合

わせます。

標準調整金具の角度調整範囲は±15°です。

7. 仮締めし ていたボル ト (1)を本締めし、 標準調整金具をF3SG-Rの筐体に固定し ます。 ボル ト (1)の推奨

締め付け ト ルクは、 2.0N ・ mです。 (図7)

推奨値を大き く 超える ト ルクで固定する と故障の原因にな り ます。

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158

第 4

章取

りつ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-4-3-3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取りつけ

1. 上下金具(3)のボル ト (1)(六角穴付ボル ト (M4×10))を緩め、 上下金具(3)の角度を取りつけ方向にあわせ

て変えます。 次に、 上下金具(2)のボル ト (2)(六角穴付極低頭ボル ト (M5×10))を緩めます。 (図1)

ボル ト (1),(2)と もに六角穴サイズはS=3です。

2. 上下金具(1)をF3SG-Rの筐体の溝へ挿入し、 壁面の取り つけ位置に合わせた状態で、 ボル ト (2)を本締

めし、 上下調整金具をF3SG-Rの筐体に固定し ます。 F3SG-Rの筐体 (黄色のエ リ ア) 内に上下金具(1)

の全体が位置するよ う に固定し て く だ さい。 ボル ト (2)の推奨締め付け ト ルクは、 3.0N ・ mです。 (図2)

推奨値を大き く 超える ト ルクで固定する と故障の原因にな り ます。

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159F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章取

りつ

け配線/取りつけ

J

3. 上下調整金具を壁面の取りつけ位置にネジで し っかり固定し ます。 (図3)

上下それぞれにネジ1つで壁面へ固定できます。 壁面との取りつけネジは付属し ていません。

4. F3SG-Rの投光器と受光器の電源を入れ、 光軸調整を行います。

投光器を左右に振り(図4)、 受光器の上端入光表示灯(TOP ・ 青)および下端入光表示灯(BTM ・ 青)で上下

端光軸の入光状態を確認し ながら、 安定表示灯(STB ・ 緑)が点灯する角度の中心に、 投光器を合わせま

す。 (図5)

同様に、 受光器についても、 受光器の上端入光表示灯(TOP ・ 青)、 下端入光表示灯(BTM ・ 青)で上下端

光軸の入光状態を確認し ながら、 安定入光表示灯(STB ・ 緑)が点灯する角度の中心に、 受光器を合わせ

ます。

上下調整金具の角度調整範囲は±22.5°です。

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160

第 4

章取

りつ

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

5. ボル ト (1)を本締めし、 上下調整金具をF3SG-Rの筐体に固定し ます。 ボル ト (1)の推奨締め付け ト ルク

は、 3.0N ・ mです。 (図6)

推奨値を大き く 超える ト ルクで固定する と故障の原因にな り ます。

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161F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章取

りつ

け配線/取りつけ

J

4-4-4. 光軸調整方法標準調整金具または上下調整金具を使用する と、 金具を壁面へ固定し た状態で光軸調整ができます。 標準固定金具は光

軸調整ができません。

1. 以下のこ と を確認し ます。

• 投光器と受光器の光学面が汚れていないこ と

• F3SG-Rの検出エ リ アにし ゃ光物体がないこ と

2. 投光器と受光器の光軸を調整し ます。

投光器を左右に振り、 受光器の上端入光表示灯(TOP ・ 青)および下端入光表示灯(BTM ・ 青)で上下端光

軸の入光状態を確認し ながら、 安定入光表示灯(STB ・ 緑)が点灯する角度の中心に、 投光器を合わせま

す。

同様に、 受光器についても、 受光器の上端入光表示灯(TOP ・ 青)および下端入光表示灯(BTM ・ 青)で上

下端光軸の入光状態を確認し ながら、 安定入光表示灯(STB ・ 緑)が点灯する角度の中心に、 受光器を合

わせます。

1-4. LED表示灯

直列連結でご使用の場合は、 プ ラ イマ リ センサから光軸調整を行って く だ さい。

3. 受光器の上端入光表示灯(TOP ・ 青)、 下端入光表示灯(BTM ・ 青)、 安定入光表示灯(STB ・ 緑)の3つの表

示灯がすべて点灯し ている こ と を確認し ます。

4. 光軸調整状態が変わらないよ う に注意し、 すべての取りつけネジを本締めし ます。

付属のネジに対する締めつけ ト ルクは、 以下のとお り です。

・ 上端入光表示灯(TOP ・ 青)、 下端入光表示灯(BTM ・ 青)、 安定入光表示灯(STB ・ 緑)のいずれかの表示灯が点灯し ない場

合、 投光器の取り つけ面と受光器の取り つけ面の平行度と、 投光器と受光器の取り つけ高さに問題がないか確認し て

く だ さい。

・ 推奨値を大き く 超える ト ルクで固定する と故障の原因と な り ます。

取りつけ金具の種類ネジの呼び

×長さ   [mm]

締め付け ト ルク

(推奨値)

標準固定金具M3×15 2.0N•m

標準調整金具

上下調整金具 M4×10

M5×10 3.0N•m

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162

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-5. 配線

4-5-1. 配線時の注意

すべての入出力線は、 危険電圧から二重絶縁あるいは強化絶縁されているよ う にし て く

だ さい。

感電の可能性があ り、 危険です。

PNP出力の場合、 負荷は出力と0Vラ イ ンの間に接続し て く だ さい。 NPN出力の場合、 負

荷は出力と+24Vラ イ ンの間に接続し て く だ さい。 誤っ て出力と前記とは異なる電源ラ イ

ンの間に接続する と、 制御出力の動作モー ドが 「し ゃ光時ON」 に反転し て危険です。

PNP出力の場合、 +24Vを接地し ないで く だ さい。 NPN出力の場合、 0Vを接地し ないで く

だ さい。 万一制御出力が地絡し た場合、 負荷がONと な り機械を停止できな く な り ます。

必要な安全カテゴ リの要求事項を満たすよ う に適切な数の制御出力を使用し てシステム

を構成し て く だ さい。

F3SG-Rの各線は、 DC+24V+20%を超えるDC電源に接続し ないで く だ さい。 また、 AC電

源にも接続し ないで く だ さい。

感電の可能性があ り危険です。

接続時には必ず電源をオフに し て く だ さい。

+24V

0V

F3SG

+24V

0V

F3SG

+24V

0V

F3SG

+24V

0V

F3SG

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163F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

4-5-2. 電源ユニ ッ ト について

F3SG-RがIEC 61496-1およびUL 508を満たすために、 DC電源ユニ ッ ト は下記の項目すべ

てを満たすよ う にし て く だ さい。

• 定格の電源電圧内 (DC24V±20%) である

• 複数の装置に接続する場合には、 各装置の総定格電流に対し て余裕を持たせる。

• EMC指令適合 (工業環境)

• 一次回路、 二次回路間が二重絶縁あるいは強化絶縁

• 過電流保護特性が自動復帰

• 出力保持時間が20ms以上

• UL508で定義される ク ラス2回路または制限電圧電流回路の出力特性要求を満たす。 (注

記参照)

• F3SG-Rが使用される国、 地域でのEMC と電気機器安全に関する法規 ・ 規格に従う 電源

である。 (例 : EUではEMC指令、 低電圧指令に適合の電源である こ と。)

(注記)

火災を防ぐために、電源内部の二次側回路がUL 508に し たがっ て下記のどち らかの条件を満たすこ と。

• 絶縁 ト ラ ンスの二次側巻線のよ う に、 絶縁された電源から供給される制限電流電圧回路であ り、 「電

流が 大8Aに制限されている(短絡時を含む)」 または 「電流を制限するためにヒ ューズなどの回路保

護器が用いられ、 その定格が4.2A以下である」 (DC24V電源において) こ と。

推奨電源 : オムロン製 形S8VS (30W、 60W)、 S8VK-G (15W、 30W、 60W)

上記製品はUL規格認定取得済み (UL508, ク ラス2電源) であ り、 CEマーキング互換 (EMC/低電圧指令)

です。

• UL 1310に従う ク ラス2電源ユニ ッ ト 、 またはUL 1585に従う ク ラス2 ト ラ ンスを電源とする回路。

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164

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-5-3. 配線方法(F3SG-RAシ リーズ)

ケーブル延長は規定以内の長さ と し て く だ さい。 安全機能が正常に働かない可能性があ

り危険です。

以下の手順にし たがって配線し て く だ さい。

1. 投光器ケーブル(形F39-JG□-L、 灰色、 別売)を投光器側の電源ケーブル(灰色)に接続し ます。

2. 受光器ケーブル(形F39-JG□-D、 黒色、 別売)を受光器側の電源ケーブル(黒色)に接続し ます。

4-5-3-1. 片側コネク タ ケーブル投光器用片側コネク タ ケーブル(別売 : 形F39-JG□A-L)

〈内部配線図〉

受光器用片側コネク タ ケーブル(別売 : 形F39-JG□A-D)

〈内部配線図〉

53

21

4

12345

5

84

321

76

2

7

56

1

8

34

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165F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

4-5-3-2. 両側コネク タ ケーブル投光器用両側コネク タ ケーブル : ケーブル延長時の接続用ケーブル

(別売 : 形F39-JG□B-L)

〈内部配線図〉

ツ イス ト ペア線は茶色と青色、 および白色と黄色です。

投光器用 (灰色) 受光器用 (黒色) L(m)

形F39-JG3A-L 形F39-JG3A-D 3

形F39-JG7A-L 形F39-JG7A-D 7

形F39-JG10A-L 形F39-JG10A-D 10

形F39-JG15A-L 形F39-JG15A-D 15

形F39-JG20A-L 形F39-JG20A-D 20

13245

53

21

4

13245

54

12

3

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166

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

受光器用両側コネク タ ケーブル : ケーブル延長時の接続用ケーブル

(別売 : 形F39-JG□B-D)

〈内部配線図〉

ツ イス ト ペア線は茶色と青色、 黒色と白色、 黄色と赤色、 および灰色と桃色です。

F39-JG□A片側コネク タ ケーブル長が足り ない場合、 必要に応じ てF39-JG□B両側コネク タ ケーブル

を連結し て延長し て く だ さい。 電源ケーブル延長の総延長は 大100mです。

<接続例>

投光器用 (灰色) 受光器用 (黒色) L(m)

形F39-JGR5B-L 形F39-JGR5B-D 0.5

形F39-JG1B-L 形F39-JG1B-D 1

形F39-JG3B-L 形F39-JG3B-D 3

形F39-JG5B-L 形F39-JG5B-D 5

形F39-JG7B-L 形F39-JG7B-D 7

形F39-JG10B-L 形F39-JG10B-D 10

形F39-JG15B-L 形F39-JG15B-D 15

形F39-JG20B-L 形F39-JG20B-D 20

27561834

5

84

321

76

5

86

712

34

27561834

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167F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

4-5-3-3. 直列連結ケーブル投光器用直列連結ケーブル(別売 : 形F39-JGR2W-L)

受光器用直列連結ケーブル(別売 : 形F39-JGR2W-D)

直列連結ケーブル長が足り ない場合、 必要に応じ て F3SG-RAの電源ケーブルと直列連結ケーブル(形

F39-JGR2W)との間に両側コネク タ ケーブル(形F39-JG□B)を接続し て く だ さい。(連結されたセンサ間

のケーブル長 : 10m以内)

セ ッ ト 形式 投光器用 (灰色) 受光器用 (黒色) L (m)

F39-JGR2W F39-JGR2W-L F39-JGR2W-D 0.2

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168

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-5-3-4. 市販のケーブルを使って延長する場合やむを得ず弊社指定以外のケーブルを使用する場合は、 以下の仕様を満足するケーブルを使用し て く

だ さい。

1. 投光器 : 5芯 受光器 : 8芯

2. 0.3mm2以上、 導体抵抗0.058Ω/m以下

3. MUTE AとMUTE B線、 およびDC24VとDC0V線はツ イス ト ペア線と し て使用する必要があ り ます

ケーブルを高圧線や動力線と同一配管で使用し ないで く だ さい。

4-5-3-5. 変換ケーブル(A) セー フ テ ィ ラ イ ト カーテ ン形MS4800 シ リ ーズの配線を形F3SG-RA シ リ ーズに接続するための変換

ケーブルです。

<変換仕様>

ただ し、 変換ケーブルを使用する こ とによ り、 配線に関わる以下機能に制約が発生し ます。

DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。 設定ツールによる機能変更の詳細

は、 セーフテ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユーザーズマニュアル を参照し て く だ さい。

変換ケーブル形式 変換元ラ イ ト カーテン 変換先ラ イ ト カーテン

形F39-JGR3M-A55-L 形MS4800シ リーズ投光器 形F3SG-RAシ リーズ投光器

形F39-JGR3M-A88-D 形MS4800シ リーズ受光器 形F3SG-RAシ リーズ受光器

配線F3SGの関連機能 変換ケーブル使用後の機能制約事項

配線名 MS4800 F3SG

制御出力1, 2 ○ ○ 制御出力 使用できます。

ス ター ト 入力または

外部リ レーモニ タ

(EDM)入力モー ド選

(リ セ ッ ト 入力)

イ ン ターロ ッ ク、

ロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト 、 オー

バーラ イ ド

使用できません。 形F3SG-RAのイ ン ターロ ッ

ク機能は、 必ずオー ト リ セ ッ ト モー ド にし て

く だ さい。

外部リ レーモニ タ入

力○

外部リ レーモニ タ 使用できません。 形F3SG-RAの外部リ レーモ

ニ タ機能は、 必ず無効にし て く だ さい。

補助出力

○ ○

補助出力 使用できます。 ただ し、 必要に応じ て、 設定

ツールで出力動作モー ド を変更する必要があ

り ます。

ミ ューテ ィ ング入力○

ミ ューテ ィ ング、

プ リ リ セ ッ ト など

使用できません。

テス ト 入力 ○ ○ 外部テス ト 使用できません。

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169F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

投光器用変換ケーブル(A)   (別売 : 形F39-JGR3M-A55-L)

〈内部配線図〉

受光器用変換ケーブル(A)   (別売 : 形F39-JGR3M-A88-D)

〈内部配線図〉

5

86

712

34

5

84

321

76

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170

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-5-3-6. 変換ケーブル(B)セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SJ-A/-Bシ リーズの配線を形F3SG-RAシ リーズに接続するための変換

ケーブルです。

<変換仕様>

ただ し、 変換ケーブルを使用する こ とによ り、 配線に関わる以下機能に制約が発生し ます。

*1. 形F3SJの外部リ レーモニ タ入力線 (形F3SG-RAのリ セ ッ ト 入力線) にNCスイ ッ チを追加する と、 マニュアルリ セ ッ ト モー

ド で動作させる こ とができます。

*2. 形F3SJの配線で補助出力1線と外部リ レーモニ タ入力線を短絡し、 外部リ レーモニ タ を無効状態で使用し ている場合、 形

F3SG-RAの外部リ レーモニ タ機能は、 必ず無効にし て く だ さい。

*3. 形F3SJ-Aシ リーズのみの機能です。

DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。 設定ツールによる機能変更の詳細

は、 セーフテ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD Manager 2)ユーザーズマニュアル を参照し て く だ さい。

変換ケーブル形式 変換元ラ イ ト カーテン 変換先ラ イ ト カーテン

形F39-JGR3M-B58-L 形F3SJ-A/-Bシ リーズ投光器 形F3SG-RAシ リーズ投光器

形F39-JGR3M-B88-D 形F3SJ-A/-Bシ リーズ受光器 形F3SG-RAシ リーズ受光器

配線F3SGの関連機能 変換ケーブル使用後の機能制約事項

配線名 F3SJ F3SG

制御出力1, 2 ○ ○ 制御出力 使用できます。

イ ン ターロ ッ ク選択

入力○

イ ン ターロ ッ ク、

ロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト 、

オーバーラ イ ド

使用できません。 形F3SG-RAのイ ン ターロ ッ ク機

能は、 必ずオー ト リ セ ッ ト モー ド にし て く だ さ

い。 *1リ セ ッ ト 入力 ○

○外部リ レーモニ タ入

力 ○

外部リ レーモニ タ 使用できます。 使用する場合、 形F3SG-RAの外部

リ レーモニ タ機能は、 必ず有効にし て く だ さい。

*2

補助出力1○ ○

補助出力 使用できます。 ただ し、 必要に応じ て設定ツール

で出力動作モー ド を変更し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング入力○ ○

ミ ューテ ィ ング、

プ リ リ セ ッ ト など

使用できません。

補助出力2 ○ (補助出力2) *3 使用できません。

テス ト 入力

○ ○

外部テス ト 使用できます。 使用する場合、 形F3SG-RAの外部

テス ト 機能は、 必ず以下のよ う にし て く だ さい。

PNPのF3SJを使用していた場合 : 24Vアクテ ィ ブ

NPNのF3SJを使用していた場合 : 0Vアクテ ィ ブ

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171F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

投光器用変換ケーブル(B)   (別売 : 形F39-JGR3M-B58-L)

<内部配線図>

受光器用変換ケーブル(B)   (別売 : 形F39-JGR3M-B88-D)

<内部配線図>

5

86

712

34

53

21

4

5

86

712

34

5

84

321

76

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172

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-5-3-7. Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タ システムY 字形ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ ソケ ッ ト 両側コネク タ (別売 : 形F39-GCNY2) で配線する こ とによ り、 省

配線コネク タ システムと し て使用できます。

省配線コネク タ を使用する と、 外部テス ト 機能は使用できません。

投光器のDIP-SWのチャ ンネル4は必ず、 24Vア ク テ ィ ブ と し て く だ さい。

Y字形ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト 両側コネク タ (別売 : 形F39-GCNY2)

〈内部配線図〉

形式 L(m)

形F39-GCNY2 0.5

5

84

321

76

5

86

712

34

53

21

4

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173F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

4-5-3-8. 4ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タ システム4ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ ソケ ッ ト   両側コネク タ (別売 : 形F39-GCN4-□) を用いてF3SG-RA(PNP出力)

と スマー ト ミ ューテ ィ ングア ク チュ エー タ (別売 : 形F3W-MA) を接続する こ と によ り、 省配線コ ネ

ク タ システムと し て使用できます。

このコネク タの接続方法は以下の通り です。

このコネク タ を使用する場合、 位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ド では使用できません。

コネク タ部 説明

MA1

F3W-MAを接続し ます。 こ こに接続し たセン

サがプ ラ イマ リ センサにな り ます。

出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド(L字型構成)で

使用する場合は、 こ こへ接続し て く だ さい。

SLC F3SG-RAを接続し ます。

MA2F3W-MAを接続し ます。 こ こに接続し たセン

サがセカ ンダ リ センサにな り ます。

CN片側コネク タケーブルまたは両側コネク タ

ケーブルを接続し ます。 (制御盤側)

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174

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

投光器用4ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト 両側コネク タ (別売 : 形F39-GCN4-L(灰色))

<内部配線図>

53

21

4

54

12

3

12345

53

21

4

12345

53

21

4

12345

12345

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175F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

受光器用4ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト 両側コネク タ (別売 : 形F39-GCN4-D(黒色))

<内部配線図>

セ ッ ト 形式 投光器用 受光器用

形F39-GCN4 形F39-GCN4-L 形F39-GCN4-D

5

84

321

76

5

86

712

34

12345678

5

84

321

76

12345678

5

84

321

76

12345678

12345678

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176

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-5-4. 配線方法(F3SG-REシ リーズ)

ケーブル延長は規定以内の長さ と し て く だ さい。 安全機能が正常に働かない可能性があ

り危険です。

F3SG-REシ リーズには専用ケーブルはあ り ません。 以下の仕様を満足するケーブルを使用し て く だ さ

い。

1. 投光器 : 4芯 受光器 : 4芯

2. 0.3mm2以上、 導体抵抗0.058Ω/m以下

ケーブルを高圧線や動力線と同一配管で使用し ないで く だ さい。

4-5-4-1. 推奨ケーブル片側コネク タケーブル(丸型防水コネク タ : ケーブル付コネク タ ソケ ッ ト 片側コネク

タ) (別売 : 形XS5F-D421-□80-F)

両側コネク タケーブル(丸型防水コネク タ : ケーブル付コネク タ ソケ ッ ト / プ ラグ両

側コネク タ) (別売 : 形XS5W-D421-□81-F)

1234

3

21

4

ケーブル仕様 形式 L(m)

難燃性、

ロボ ッ ト ケーブル

形XS5F-D421-C80-F 1

形XS5F-D421-D80-F 2

形XS5F-D421-E80-F 3

形XS5F-D421-G80-F 5

形XS5F-D421-J80-F 10

形XS5F-D421-L80-F 20

1234

1234

4

12

33

21

4

ケーブル仕様 形式 L(m)

難燃性、

ロボ ッ ト ケーブル

形XS5W-D421-C81-F 1

形XS5W-D421-D81-F 2

形XS5W-D421-E81-F 3

形XS5W-D421-G81-F 5

形XS5W-D421-J81-F 10

形XS5W-D421-L81-F 20

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177F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

ケーブル付コネク タ ソケ ッ ト 片側コネク タ(形XS5F-D421-□80-F)のケーブル長が足り ない場合、必要に応じ てケーブル付コネク タ ソケ ッ ト /プ ラグ両側コネク タ(形XS5W-D421-□81-F)を連結し て延長して く だ さい。 電源ケーブル延長の総延長は 大100mです。<接続例>

4-5-4-2. 市販のケーブルを使って延長する場合やむを得ず弊社指定以外のケーブルを使用する場合は、 以下の仕様を満足するケーブルを使用し て く ださい。1. 投光器 : 4芯 受光器 : 4芯

2. 0.3mm2以上、 導体抵抗0.058Ω/m以下

ケーブルを高圧線や動力線と同一配管で使用し ないで く だ さい。

4-5-4-3. 変換ケーブル(C)セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SJ-A/-Bシ リーズの配線を形F3SG-REシ リーズに接続するための変換

ケーブルです。

<変換仕様>

ただ し、 変換ケーブルを使用する こ とによ り、 配線に関わる以下機能に制約が発生し ます。

* 形F3SJ-Aシ リーズのみの機能です。

変換ケーブル形式 変換元ラ イ ト カーテン 変換先ラ イ ト カーテン

形F39-JGR3M-C48-L 形F3SJ-A/-Bシ リーズ投光器 形F3SG-REシ リーズ投光器

形F39-JGR3M-C48-D 形F3SJ-A/-Bシ リーズ受光器 形F3SG-REシ リーズ受光器

配線F3SGの関連機能 変換ケーブル使用後の機能制約事項

配線名 F3SJ F3SG

制御出力1, 2 ○ ○ 制御出力 使用できます。

イ ン ターロ ッ ク選択

入力○

(イ ン ターロ ッ ク、 ロ ッ クアウ

ト リ セ ッ ト ) *

オー ト リ セ ッ ト モー ド固定と な り ます。

リ セ ッ ト 入力 ○

外部リ レーモニ タ入

力○

(外部リ レーモニ タ) * 外部リ レーモニ タ機能は無効と な り ます。

補助出力1 ○ (補助出力) * 使用できません。

ミ ューテ ィ ング入力 ( ミ ューテ ィ ング、 プ リ リ セ ッ

ト など) *

使用できません。

補助出力2 ○ (補助出力2) * 使用できません。

検出距離選択入力 ○ 検出距離変更 LONGモー ド固定と な り ます。

テス ト 入力 ○ (外部テス ト ) * 使用できません。

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178

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

投光器用変換ケーブル(C)   (別売 : 形F39-JGR3M-C48-L)

<内部配線図>

受光器用変換ケーブル(C)   (別売 : 形F39-JGR3M-C48-D)

<内部配線図>

5

86

712

34

53

21

4

5

86

712

34

53

21

4

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179F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 4

章配

線配線/取りつけ

J

4-5-4-4. 省配線コネク タ システムY 字形ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ ソケ ッ ト 両側コネク タ (別売 : 形F39-GCNY1) で配線する こ とによ り、 省配線コネク タ システムと し て使用できます。

省配線コネク タ を使用する と、 検出距離変更機能がロングモー ド固定と な り ます。

Y字形ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト 両側コネク タ (別売 : 形F39-GCNY1)

〈内部配線図〉

誤った接続先に接続する とF3SG-REは検出距離変更設定エラーによるロ ッ クアウ ト 状態にな り ます。

形式 L(m)

形F39-GCNY1 0.5

3

21

4

4

12

3 3

21

4

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180

第 4

章配

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

配線/取りつけ

4-5-5. 機能接地の接続方法一般的な工業環境では、 F3SG-Rを接地し な く ても正し く 動作し ますが、 ノ イズによ り F3SG-Rが誤動

作する場合、 F3SG-R を機能接地と接続する こ とによ り改善する場合があ り ますのでお試し く だ さい。

F3SG-Rの機能接地端子には機能接地線を接続する こ と を推奨し ます。保護接地線を接続する場合はノ

イズ環境によ り誤動作が起こ りやす く なる場合があ り ます。

F3SG-Rを機能接地と接続する場合は、 以下の端子に接地線を取り つけて く だ さい。

機能接地端子のネジはM3サイズです。 サイズにあった圧着端子を使用し接続し て く だ さい。

接地線は1mm2以上、 導体抵抗0.058Ω/m以下で、 接地距離は20m以内で使用し て く だ さい。

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第 5

章入

出力

回路

とア

プリ

ケー

ショ

181F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

J

第5章 入出力回路と アプ リケーシ ョ ン

5-1. 入出力回路 183

5-1-1. 全体回路図 183

5-1-1-1. F3SG-RAシ リーズ 183

5-1-1-2. F3SG-REシ リーズ 185

5-1-2. 機能別入力回路図 187

5-1-2-1. F3SG-RAシ リーズ 187

5-1-2-2. F3SG-REシ リーズ 187

5-2. 配線例(F3SG-RAシ リーズ) 188

5-2-1. F3SG-RA単体(PNP出力) 188

5-2-1-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM無効(PNP出力) 188

5-2-1-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM有効(PNP出力) 189

5-2-1-3. Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (PNP出力) 190

5-2-1-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド(PNP出力) 191

5-2-2. ミ ューテ ィ ング配線 (PNP出力) 192

5-2-2-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (PNP出力) 192

5-2-2-2. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (PNP出力) 193

5-2-2-3. ミ ューテ ィ ングセンサ2個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド/出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド(PNP出力) 194

5-2-2-4. ミ ューテ ィ ングセンサ4個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド(PNP出力) 195

5-2-2-5. F3W-MAを使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (4ジ ョ イン ト コネク タ を使用するT字型構成) 196

5-2-2-6. F3W-MA を使っ た出口専用 ミ ュ ーテ ィ ングモー ド (4ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用するL字型構成) 197

5-2-3. F3SG-RA単体 (NPN出力) 198

5-2-3-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM無効(NPN出力) 198

5-2-3-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM有効(NPN出力) 199

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182

第 5

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-3-3. Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (NPN出力) 200

5-2-3-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド(NPN出力) 201

5-2-4. ミ ューテ ィ ング配線 (NPN出力) 202

5-2-4-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド(NPN出力) 202

5-2-4-2. ミ ューテ ィ ングセンサ2個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド/出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド(NPN出力) 203

5-2-4-3. ミ ューテ ィ ングセンサ4個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド(NPN出力) 204

5-3. 配線例(F3SG-REシ リーズ) 205

5-3-1. シ ョ ー ト モー ド 205

5-3-2. ロングモー ド 206

5-3-3. F3SG-RE 単体、 Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 207

5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 208

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183F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章入

出力

回路

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-1. 入出力回路

5-1-1. 全体回路図F3SG-Rの全体回路図を以下に示し ます。

○内の数字は、 コネク タのピンNo.を示し ます。

5-1-1-1. F3SG-RAシ リーズ

PNP出力

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184

第 5

章入

出力

回路

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

NPN出力

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185F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章入

出力

回路

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-1-1-2. F3SG-REシ リーズ

PNP出力

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186

第 5

章入

出力

回路

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

NPN出力

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187F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章入

出力

回路

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-1-2. 機能別入力回路図機能別入力回路図を以下に示し ます。

5-1-2-1. F3SG-RAシ リーズ

PNP出力

NPN出力

5-1-2-2. F3SG-REシ リーズ

PNP出力

NPN出力

*

*

*

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188

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2. 配線例(F3SG-RAシ リーズ)

F3SG-RA を使用し たモータ制御システムの配線例を示し ます。 この章では 大PLe、 カテゴ リ 4 (ISO13849-

1) 相当の配線例を載せています。

5-2-1. F3SG-RA単体(PNP出力)

5-2-1-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM無効(PNP出力)ミ ューテ ィ ング機能未使用時、 外部リ レーモニ タ無効、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 PNP出力、 外部テス

ト 24Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *1

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

以降の配線図には機能接地を記載し ていませんが、機能接地する場合は、機能接地線を上記と同様に配線し て く だ さい。

機能接地の詳細は、 4-5-5. 機能接地の接続方法 を参照し て く だ さい。

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

*1. 各種機能をDIP-SWで設定可能です。 DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

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189F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-1-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM有効(PNP出力)ミ ューテ ィ ング機能未使用、 外部リ レーモニ タ有効、 マニュアルリ セ ッ ト モー ド、 PNP出力、 外部テス ト 24Vア ク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *2

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

マニュアルリ セ ッ ト

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

*1. EDM入力ラ イ ン と し て も使用。*2. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。 DIP-SWによ る

設定変更の詳細は、第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。

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190

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-1-3. Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (PNP出力)ミ ューテ ィ ング機能未使用、 外部リ レーモニ タ有効、 マニュアルリ セ ッ ト モー ド、 PNP出力、 外部テ

ス ト 24Vア ク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *3

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

マニュアルリ セ ッ ト

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

*1. EDM 入力線と し ても使用。*2. PLC に接続する場合は、 必要に応 じ て設定ツールで出力

モー ド を変更し て く だ さい。*3. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。DIP-SW による設定変

更の詳細は、 第 3 章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く ださい。

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191F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-1-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド(PNP出力)外部リ レーモニ タ無効、 プ リ リ セ ッ ト モー ド、 PNP出力、 外部テス ト 24Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *4

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

プ リ リ セ ッ ト

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

*1. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く だ さい。*2. セーフ テ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、電源コ モンを共通化し て く だ さい。*3. PLC に接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て く だ さい。*4. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。 DIP-SW による設定変更の詳細は、 第 3 章 DIP-SW を使っ

た設定 を参照し て く だ さい。

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192

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-2. ミ ューテ ィ ング配線 (PNP出力)

5-2-2-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (PNP

出力) 外部リ レーモニ タ無効、オー ト リ セ ッ ト モー ド 、PNP出力、外部テス ト 24Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *6

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

*1. オーバーラ イ ド入力と し ても使用。*2. オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く だ さい。 オーバー

ラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チでオーバーラ イ ド 状態を解除する こ とができず、 重傷を負 う恐れがあ り ます。*3. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く だ さ い。*4. セーフ テ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、 電源コ モン を共通化し て く だ さい。*5. ミ ューテ ィ ングア ク チュ エータの詳細は スマー ト ミ ューテ ィ ングア クチュ エータ F3W-MA シ リーズ ユーザーズマニュ アル を

参照し て く だ さい。*6. 各種機能をDIP-SWで設定可能です。 DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さい。*7. PLCに接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て く だ さい。

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193F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-2-2. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド Y字形

ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (PNP出力)外部リ レーモニ タ無効、オー ト リ セ ッ ト モー ド 、PNP出力、外部テス ト 24Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *5

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

*1. EDM 入力線と し ても使用。*2. オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く だ さい。 オー

バーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チでオーバーラ イ ド状態を解除する こ とができず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。*3. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く だ さい。*4. セーフ テ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、 電源コ モンを共通化し て く だ さい。*5. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。DIP-SW による設定変更の詳細は、第 3 章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く だ さい。*6. PLC に接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て下さ い。

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194

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-2-3. ミ ューテ ィ ングセンサ2個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出

口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド(PNP出力) 外部リ レーモニ タ無効、オー ト リ セ ッ ト モー ド 、PNP出力、外部テス ト 24Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *5

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

S1 S2

A1 B1+24 VDC

0 VDC

IN1IN1 IN2

*1. オーバーラ イ ド 入力と し て も使用。*2. オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセルス

イ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く だ さ い。 オーバーラ イ ド キャ ンセルス イ ッ チでオーバーラ イ ド 状態を解除する こ とができず、 重傷を負 う 恐れがあ り ます。

*3. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く だ さい。*4. セーフ テ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、 電源コ モン

を共通化し て く だ さい。*5. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。 DIP-SW による設定変更の詳細は、

第 3 章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く だ さい。*6. PLC に接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し

て く だ さ い。

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195F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-2-4. ミ ュ ーテ ィ ン グセ ンサ4 個を使 っ た標準 ミ ュ ーテ ィ ン グ モー ド

(PNP出力) 外部リ レーモニ タ無効、オー ト リ セ ッ ト モー ド 、PNP出力、外部テス ト 24Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *5

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

PNP (出荷時設定)

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

IN1

*1. オーバーラ イ ド 入力と し ても使用。*2. オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセル

スイ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く だ さい。 オーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チでオーバーラ イ ド 状態を解除する こ とができず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

*3. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く だ さい。*4. セーフ テ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、 電源コ モ

ンを共通化し て く だ さ い。*5. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。 DIP-SW による設定変更の詳細

は、 第 3 章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く だ さ い。*6. PLC に接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更

し て く だ さい。

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196

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-2-5. F3W-MA を使っ た標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (4 ジ ョ イ ン ト コ ネ ク

タ を使用するT字型構成)F3SG-RA をスキャ ン コー ド B、 外部リ レーモニ タ無効、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 PNP出力、 外部テス

ト 24Vアク テ ィ ブに、 F3W-MAをスキャ ン コー ドA、 チャ タ リ ング ・ ボイ ド スペース防止モー ド1、 オフ

デ ィ レー 100ms、 ミ ューテ ィ ングイネーブル無効に設定し た場合の使用例です。

[DIP-SW設定]*1

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

F3SG-RA

受光器

スキャ ン コー ドB

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

PNP (出荷時設定)

投光器スキャ ン コー ドB -

外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定) -

F3W-MA

プ ラ イマ リ

受光器

スキャ ン コー ドA *2

チャ タ リ ング ・ ボイ ド スペース防止モー ド1*2

*2

オフデ ィ レー 100ms*2

*2

ミ ューテ ィ ングイネーブル無効 (出荷時設定) *2

投光器 スキャ ン コー ドA -

F3W-MA

セカ ンダ リ投受光器 - 設定不要 設定不要

S1: テス ト スイ ッ チ(スイ ッ チが不要な場合、 0Vへ接続)S2: ロ ッ クアウ ト /イン ターロ ッ ク リ セ ッ ト スイ ッ チ、 オーバーラ イ ド スイ ッ チ

またはオーバーラ イ ドキャ ンセルスイ ッ チML: ミ ューテ ィ ングランプ

*1. 各種機能をDIP-SWで設定可能です。 F3SG-RAのDIP-SWの設定については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く ださい。 F3W-MAのDIP-SWの設定については、 スマー ト ミ ューテ ィ ングアクチュエータF3W-MAシ リーズユーザーズマニュアルを参照し て く ださい。

*2. F3W-MA受光器のDIP-SWバン ク2は未使用です。*3. オーバーラ イ ド入力と し ても使用。*4. オーバーラ イ ド機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く ださい。 オーバーラ イ ド キャンセルスイ ッ チ

でオーバーラ イ ド状態を解除する こ とができず、 重傷を負う恐れがあり ます。*5. 詳細について5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照して く ださい。*6. セーフテ ィ コ ン ト ローラ とF3SG-Rは電源を共通化するか、 電源コモンを共通化し て く ださい。*7. PLCに接続する場合は、 必要に応じて設定ツールで出力モード を変更し て く ださい。

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197F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-2-6. F3W-MA を使っ た出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (4 ジ ョ イ ン ト コ

ネク タ を使用するL字型構成)F3SG-RA をスキャ ン コー ド A、 外部リ レーモニ タ無効、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 PNP出力、 外部テス

ト 24Vアク テ ィ ブに、 F3W-MAをスキャ ン コー ドB、 チャ タ リ ング ・ ボイ ド スペース防止モー ド1、 オフ

デ ィ レー 100ms、 ミ ューテ ィ ングイネーブル有効に設定し た場合の使用例です。

[DIP-SW設定]*1

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

F3SG-RA

受光器

スキャ ン コー ドA (出荷時設定)

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

PNP (出荷時設定)

投光器スキャ ン コー ドA (出荷時設定) -

外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定) -

F3W-MA受光器

スキャ ン コー ドB (出荷時設定) *2

チャ タ リ ング ・ ボイ ド スペース防止モー ド1*2

*2

オフデ ィ レー 100ms*2

*2

ミ ューテ ィ ングイネーブル有効 *2

投光器 スキャ ン コー ドB (出荷時設定) -

S1: テス ト スイ ッ チ(スイ ッ チが不要な場合、 0Vへ接続)S2: ロ ッ クアウ ト /イン ターロ ッ ク リ セ ッ ト スイ ッ チ、 オーバーラ イ ド スイ ッ チ

またはオーバーラ イ ドキャ ンセルスイ ッ チS3: ミ ューテ ィ ングイネーブルスイ ッ チML: ミ ューテ ィ ングランプ

*1. 各種機能をDIP-SWで設定可能です。 F3SG-RAのDIP-SWの設定については、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く ださい。 F3W-MAのDIP-SWの設定については、 スマー ト ミ ューテ ィ ングアクチュエータF3W-MAシ リーズユーザーズマニュアルを参照して く ださい。

*2. F3W-MA受光器のDIP-SWバン ク2は未使用です。*3. オーバーラ イ ド入力と し ても使用。*4. オーバーラ イ ド機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ドキャンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く ださい。 オーバーラ イ ド キャンセルスイ ッ チで

オーバーラ イ ド状態を解除する こ とができず、 重傷を負う恐れがあり ます。*5. 詳細について5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く ださい。*6. セーフテ ィ コ ン ト ローラ とF3SG-Rは電源を共通化するか、 電源コモンを共通化し て く ださい。*7. PLCに接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て く ださい。

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198

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-3. F3SG-RA単体 (NPN出力)

5-2-3-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM無効(NPN出力)ミ ューテ ィ ング機能未使用時、 外部リ レーモニ タ無効、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 NPN出力、 外部テス

ト 0Vア ク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *1

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ無効 (出荷時設定)

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

NPN

投光器 外部テス ト : 0Vアク テ ィ ブ

*1. 各種機能をDIP-SWで設定可能です。 DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く だ さい。

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199F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-3-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM有効(NPN出力)ミ ューテ ィ ング機能未使用、 外部リ レーモニ タ有効、 マニュアルリ セ ッ ト モー ド、 NPN出力、 外部テ

ス ト 0Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *2

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

マニュアルリ セ ッ ト

NPN

投光器 外部テス ト : 0Vアク テ ィ ブ

*1. EDM入力ラ イ ン と し ても使用。*2. 各種機能をDIP-SWで設定可能です。 DIP-SWによる

設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く だ さい。

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200

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-3-3. Y字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (NPN出力)ミ ューテ ィ ング機能未使用、 外部リ レーモニ タ有効、 マニュアルリ セ ッ ト モー ド、 NPN出力、 外部テス ト 24Vア ク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *3

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

マニュアルリ セ ッ ト

NPN

投光器 外部テス ト : 24Vア ク テ ィ ブ (出荷時設定)

*1. EDM 入力線と し ても使用。*2. PLC に接続する場合は、 必要に応 じ て設定ツールで出力

モー ド を変更し て く だ さい。*3. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。DIP-SW による設定変

更の詳細は、 第 3 章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く ださい。

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201F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-3-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド(NPN出力)外部リ レーモニ タ有効、 プ リ リ セ ッ ト モー ド、 NPN出力、 外部テス ト 0Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *2

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

プ リ リ セ ッ ト

NPN

投光器 外部テス ト : 0Vアク テ ィ ブ

*1. PLC に接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て く だ さい。*2. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。 DIP-SW による設定変更の詳細は、 第 3 章 DIP-SW を

使った設定 を参照し て く だ さい。

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202

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-4. ミ ューテ ィ ング配線 (NPN出力)

5-2-4-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (NPN

出力) 外部リ レーモニ タ有効、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 NPN出力、 外部テス ト 0Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *3

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

NPN

投光器 外部テス ト : 0Vアク テ ィ ブ

*1. オーバーラ イ ド 入力と し て も使用。*2. オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く だ さい。 オーバーラ イ ド キャ

ンセルスイ ッ チでオーバーラ イ ド 状態を解除する こ とができず、 重傷を負 う恐れがあ り ます。*3. 各種機能をDIP-SWで設定可能です。 DIP-SWによる設定変更の詳細は、 第3章 DIP-SWを使った設定 を参照し て く だ さ い。*4. PLCに接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て く だ さい。

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203F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-4-2. ミ ューテ ィ ングセンサ2個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド /出

口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド(NPN出力) 外部リ レーモニ タ有効、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 NPN出力、 外部テス ト 0Vアク テ ィ ブでの使用例です。

[DIP-SW設定] *3

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。

[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

NPN

投光器 外部テス ト : 0Vアク テ ィ ブ

*1. オーバーラ イ ド入力と し ても使用。*2. オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド

キャ ンセルス イ ッ チを リ セ ッ ト 入力に接続し て く だ さ い。オーバー ラ イ ド キ ャ ン セルス イ ッ チでオーバー ラ イ ド 状態を解除する こ とができず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。

*3. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。DIP-SW による設定変更の詳細は、第 3 章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く ださい。

*4. PLC に接続する場合は、 必要に応 じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て く だ さ い。

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204

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Aシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-2-4-3. ミ ュ ーテ ィ ン グセ ンサ4 個を使 っ た標準 ミ ュ ーテ ィ ン グ モー ド

(NPN出力) 外部リ レーモニ タ有効、 オー ト リ セ ッ ト モー ド、 NPN出力、 外部テス ト 0Vアク テ ィ ブでの使用例です。[DIP-SW設定] *3

□ : スイ ッ チポジシ ョ ンを表し ます。

配線する前にDIP-SWの設定を行っ て く だ さい。[配線例]

機能 DIP-SW1 DIP-SW2

受光器

外部リ レーモニ タ有効

オー ト リ セ ッ ト (出荷時設定)

NPN

投光器 外部テス ト : 0Vアク テ ィ ブ

*1. オーバーラ イ ド 入力ラ イ ン と し ても使用*2. オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必ずオー

バー ラ イ ド キ ャ ン セルス イ ッ チ を リ セ ッ ト 入力に接続し て く だ さい。 オーバーラ イ ド キャ ンセルス イ ッ チでオーバー ラ イ ド 状態を解除する こ とができず、 重傷を負 う 恐れがあ り ます。

*3. 各種機能を DIP-SW で設定可能です。DIP-SW による設定変更の詳細は、 第 3 章 DIP-SW を使った設定 を参照し て く だ さい。

*4. PLC に接続する場合は、 必要に応じ て設定ツールで出力モー ド を変更し て く だ さい。

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205F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Eシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-3. 配線例(F3SG-REシ リーズ)

F3SG-REを使用し たモータ制御システムの配線例を示し ます。 この章ではISO13849-1 (PLe、 カテゴ リ 4) 相

当の配線例を載せています。

5-3-1. シ ョ ー ト モー ド

以降の配線図には機能接地を記載し ていませんが、機能接地する場合は、機能接地線を上記と同様に配線し て く だ さい。

機能接地の詳細は、 4-5-5. 機能接地の接続方法 を参照し て く だ さい。

*1. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く だ さい。*2. セーフ テ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、電源コモンを共通化し て

く だ さい。

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206

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Eシ

リー

ズ)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-3-2. ロングモー ド

*1. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照し て く だ さい。*2. セーフ テ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、 電源コモンを共通化し て

く だ さい。

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207F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 5

章配

線例

(F3SG

-R

Eシ

リー

ズ)

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-3-3. F3SG-RE 単体、 Y字形ジ ョ イン ト コネク タ使用時

省配線コネク タ を使用する と、 検出距離変更機能がロングモー ド固定と な り ます。

誤った接続先に接続する と、 F3SG-REは検出距離変更設定エラーによるロ ッ クアウ ト 状態にな り ます。 4-5-4-4. 省配線

コネク タ システム にて コネク タの接続先をご確認 く だ さい。

*1. 詳細については 5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 を参照して く だ さい。

*2. セーフテ ィ コ ン ト ローラ と F3SG-R は電源を共通化するか、 電源コ モンを共通化し て く だ さい。

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208

第 5

章接

続可

能コ

ント

ロー

ラ一

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン

5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧

F3SG-RAシ リーズをPNP出力に設定し て使用する場合、 あるいはPNP出力のF3SG-REシ リーズを使用する場

合、 下記のセーフ テ ィ コ ン ト ロールユニ ッ ト に接続できます。

NPN出力のF3SG-Rシ リーズを使用する場合、 下記のセーフ テ ィ コ ン ト ロールユニ ッ ト に接続できます。

接続可能コ ン ト ローラ (PNP出力)

形G9SA-301

形G9SA-321

形G9SA-501

形G9SB-200-B

形G9SB-200-D

形G9SB-301-B

形G9SB-301-D

形G9SE-201

形G9SE-401

形G9SE-221-T□

形G9SX-AD322-T

形G9SX-ADA222-T

形G9SX-BC202

形G9SX-GS226-T15

形G9SP-N10S

形G9SP-N10D

形G9SP-N20S

形NE0A-SCPU01

形NE1A-SCPU01

形NE1A-SCPU02

形DST1-ID12SL-1

形DST1-MD16SL-1

形DST1-MRD08SL-1

形NX-SIH400

形NX-SID800

形F3SP-T01

接続可能コ ン ト ローラ (NPN出力)

形G9SA-301-P

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第 6

章チ

ェッ

クリ

スト

209F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

J

第6章 チ ェ ッ ク リ ス ト

6-1. 使用前のチ ェ ッ ク リ ス ト 210

6-2. メ ンテナンス時のチ ェ ッ ク リ ス ト 212

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210

第 6

章使

用前

のチ

ェッ

クリ

スト

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

チ ェ ッ ク リ ス ト

6-1. 使用前のチ ェ ッ ク リ ス ト

F3SG-Rを設置後、 機械が動作し ない状態でF3SG-Rが意図し た とお り に動作する こ と を必ず責

任者が確認し て く だ さい。 意図し た とお り に設定されていない場合、 人体が検出されず、 重傷

を負う 恐れがあ り ます。

設置完了後、 終責任者は下記のチ ェ ッ ク リ ス ト に基づいて動作の確認を行い、 □にチ ェ ッ ク し て く だ さい。

6-1-1. チ ェ ッ ク リ ス ト

6-1-1-1. 設置条件の確認□機械自体が、 停止などの安全機能を妨げない構造になっている。□機械の危険部への侵入は、 F3SG-R の検出エ リ アを通過し ないと不可能である。□作業者が危険部で作業を行う と きは、 必ず F3SG-R が作業者を検出できる構造である。リ セ ッ ト スイ ッ チは、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ ア内から操作できない位置にある。プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チは、 危険エ リ ア内の、 危険エ リ アの外から操作できない位置にある。安全距離を計算し た。 計算し た距離 : S= (         ) mmフ ローテ ィ ングブ ラ ンキングまたはリ デュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能を使用する場合、 安全距離

がよ り大きな 小検出物体で計算されている。計算し た距離 : S = ( )mm

□実際の距離が計算し た安全距離以上である。 実際の距離 =   (         ) mm□光沢面が設置禁止エ リ ア内に く る こ とはない。□回帰反射形の構成で設置を し ていない。□ ミ ューテ ィ ング機能を使用する場合、 誤って人体が F3SG-RA の検出エ リ アに侵入し ても、 ミ ュー

テ ィ ング状態になら ないよ う に ミ ューテ ィ ングセンサの設置がされている。□ ミ ューテ ィ ング機能を使用する場合、 機械の危険範囲に人体が進入し ても、 ミ ューテ ィ ング状態に

なら ないよ う に ミ ューテ ィ ングセンサの設置がされている。□ ミ ューテ ィ ング機能を使用する場合、 機械の操作あるいは調整する位置から常に ミ ューテ ィ ング状

態が確認できる。□ ミ ューテ ィ ングセンサは、 独立し た 2 つの機器で構成されている。□引火性、 爆発性雰囲気中で使用されない。

6-1-1-2. 電源投入前の配線の確認□電源ユニ ッ ト は F3SG-R およびセーフ テ ィ コ ン ト ローラ、 ミ ューテ ィ ングセンサなどの F3SG-R の

電気的検知保護設備専用と なっ てお り、 他の装置 ・ 機器には接続されていない。 また、 複数の装置に接続されている場合、 各装置の総定格電流に対し て余裕を持たせてある。

□電源ユニ ッ ト は EMC 指令、 低電圧指令、 出力保持時間仕様を満たす DC24V 電源である。□電源極性の逆接続はない。□投光器用ケーブルは投光器に、 受光器用ケーブルは受光器に正し く 接続されている。入出力と危険電位 (商用電源など) の間は二重絶縁されている。PNP 出力使用時、出力と DC+24V 線が短絡されていない。NPN 出力使用時、出力と 0V 線が短絡されて

いない。PNP 出力使用時、負荷と DC+24V 線が接続されていない。NPN 出力使用時、負荷と 0V 線が接続されて

いない。□すべての線が商用電源と接続されていない。□F3SG-R の電源側コネク タ と、 直列連結側コネク タ を上下逆に接続し ていない。投光器、 受光器の形式は一致し ている。F3SG-R システムを複数使用する場合、 直列連結されているか、 または相互干渉が防止されている。電源から も遠 く にあるセカ ンダ リ センサに、 下記のいずれかが取り付けられている。

- 終端キャ ッ プ- ラ ンプ ( 別売 : 形 F39-LP、 F39-BTLP)- Bluetooth ®通信ユニ ッ ト ( 別売 : 形 F39-BT)

□コネク タ、 キャ ッ プおよび金具のゆるみがない。補助出力を制御出力と し て使用し ていない。PNP 出力使用時、電源 0V 線が接地されている。NPN 出力使用時、電源 DC+24V 線が接地されている。

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211F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 6

章使

用前

のチ

ェッ

クリ

スト

チ ェ ッ ク リ ス ト

J

配線に折れ、 割れ、 傷等が無いこ と。

6-1-1-3. 機械が停止し ている状態での動作確認テス ト ロ ッ ドが変形し ていないこ と。

適切な直径のテス ト ロ ッ ド を用いて点検し て く だ さい。 F3SG-R の型式、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能または リ デュース ド レ ゾ リ ューシ ョ ン機能の設定によ り、 小検出物体直径が変わり ます。 適切な直径のテス ト ロ ッ ド を用いて点検し て く だ さい。 テス ト ロ ッ ドは F3SG-R 製品パッ ケージには含まれていません。

テス ト ロ ッ ド が検出領域内にあればセンサが検出できます。 すなわち、 テス ト ロ ッ ド を検出領域に差し込めば、 安定入光表示灯が消灯し ON/OFF 表示灯が赤色と な り ます。フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能使用時は、 検出エ リ ア中のブ ラ ンキングし たエ リ アがすべて構造物で塞がれてお り、 テス ト ロ ッ ド を検出し ないエ リ アが無いこ と を十分に確認し て く だ さい。検出確認は図のよ う にテス ト ロ ッ ド を移動させて行っ て く だ さい。

外部テス ト 機能を使用する時 :DIP-SW で 24V ア ク テ ィ ブが有効時、 テス ト 入力が 9V ~ Vs と短絡する と ON/OFF 状態表示灯が赤色にな り ます。DIP-SW で 0V ア ク テ ィ ブが有効時、 テス ト 入力が 0 ~ 3V と短絡する と ON/OFF 状態表示灯が赤色にな り ます。

外部リ レーモニ タ機能を使用する時 :リ セ ッ ト 入力がオープン状態では、 入光 ・ し ゃ光に関わらず、 ON/OFF 表示灯は赤色のまま と な ります。

起動イ ン ターロ ッ ク機能を使用する時 :F3SG-RA が電源投入時にし ゃ光状態でない場合、 ON/OFF 表示灯は赤色のまま と な り ます。 RESET入力によ っ て ON/OFF 表示灯が緑色と な り ます。

再起動イ ン ターロ ッ ク機能を使用する時 :ON/OFF 表示灯が緑色で F3SG-RA がし ゃ光後に受光し た場合、ON/OFF 表示灯は赤色のまま と な ります。 リ セ ッ ト 入力によ っ て ON/OFF 表示灯が緑色と な り ます。

□ ミ ューテ ィ ング機能を使用する場合、 必要 小限の ミ ューテ ィ ング時間制限値に設定し てある。ミ ューテ ィ ング機能動作モー ド を出口専用 ミ ューテ ィ ングで使用する時、 必要 小限の終了待ち時

間に設定し てある。ミ ューテ ィ ング状態の場合、 ミ ューテ ィ ング状態を示す信号は補助出力から出力する必要があ り ま

す。オーバーラ イ ド 機能を使用する場合、 必要 小限のオーバーラ イ ド時間制限値に設定し てある。オーバーラ イ ド 状態の場合、 オーバーラ イ ド 状態を示す信号は補助出力から出力する必要があ り ま

す。

6-1-1-4. 機械が動作する状態で危険部の停止を確認□「投光器直前」 「受光器直前」 「投光器と受光器の中間」 の 3ヶ所でテス ト ロ ッ ド を検出エ リ ア内に侵

入させる と、 危険部はすぐに停止する こ と。 ( 正しいテス ト ロ ッ ド を使用し て く だ さい。 )□テス ト ロ ッ ドが検出エ リ ア内にある限り、 危険部は停止を続ける こ と。□F3SG-R の電源を し ゃ断する と、 危険部が停止する こ と。機械全体の応答時間実測値が計算値以下である こ と。

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212

第 6

章メ

ンテ

ナン

ス時

のチ

ェッ

クリ

スト

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

チ ェ ッ ク リ ス ト

6-2. メ ンテナンス時のチ ェ ッ ク リ ス ト

F3SG-Rの日常点検、 6ケ月ご との点検を必ず実施し て く だ さい。 システムが正常に動作せず、

重傷を負う恐れがあ り ます。

本体を分解、 修理、 改造し ないで く だ さい。 本来の安全機能が失われ危険です。

安全の確保のため、 点検結果を記録し保管し て く だ さい。

設置者、 設計技術者と使用者が異なる場合は、 使用者に メ ンテナンスに関する指導を十分に行っ て く だ さい。

6-2-1. チ ェ ッ ク リ ス ト

6-2-1-1. 始業時、 作業者交代時の点検□F3SG-R の検出エ リ ア以外に機械の危険部への侵入経路がないこ と。□機械の危険部で作業を行う と き、 体の一部が F3SG-R の検出エ リ ア内に残る こ と。安全距離の実測値が計算値以上である こ と。F3SG-Rの光学面保護カバーまたはスパッ タ保護カバー( 別売:形 F39-HGA) などの表面に汚れやキズ

がないこ と。DIP-SWで24Vア ク テ ィ ブが有効時、テス ト 入力が9V~Vs と短絡する と ON/OFF表示灯が赤色にな り

ます。 DIP-SW で 0V ア ク テ ィ ブが有効時、 テス ト 入力が 0 ~ 3V と短絡する と ON/OFF 表示灯が赤色にな り ます。

□ ミ ューテ ィ ング機能を使用する場合、 ミ ューテ ィ ングラ ンプが汚れや劣化などによ り、 暗 く なっ ていない。

□テス ト ロ ッ ドが変形し ていないこ と。起動イ ン ターロ ッ ク機能使用時 :

F3SG-RA が電源投入時にし ゃ光状態でない場合、 ON/OFF 表示灯は赤色のまま と な り ます。 リ セ ット 入力によ っ て ON/OFF 表示灯が緑色と な り ます。

再起動イ ン ターロ ッ ク機能使用時 :ON/OFF 表示灯が緑色で F3SG-RA がし ゃ光後に受光し た場合、ON/OFF 表示灯は赤色のまま と な ります。 リ セ ッ ト 入力によ っ て ON/OFF 表示灯が緑色と な り ます。

F3SG-R 電源投入時に検出領域内に何もない場合、 以下の動作と なる こ と。起動イ ン ターロ ッ ク を使用し ない場合 :F3SG-R 電源投入後 2 秒以内に、 電源表示灯および ON/OFF表示灯が緑色と なる。起動イ ン ターロ ッ ク を使用する場合 :F3SG-RA 電源投入後 2 秒以内に、 電源表示灯が緑色に、 ON/OFF 表示灯が赤色と なる。

検出領域内に何もないこ と、 および電源投入時に安定入光表示灯が点灯する こ と。

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213F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 6

章メ

ンテ

ナン

ス時

のチ

ェッ

クリ

スト

チ ェ ッ ク リ ス ト

J

下図のよ う にテス ト ロ ッ ド を検出領域内で移動させる と テス ト ロ ッ ド が検出される。すなわち、 テス ト ロ ッ ド を検出領域に差し込めば、 安定入光表示灯が消灯し ON/OFF 表示灯が赤色と なる。フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能使用時は、 検出エ リ ア中のブ ラ ンキングし たエ リ アがすべて構造物で塞がれてお り、 テス ト ッ ド を検出し ないエ リ アが無いこ と を十分に確認し て く だ さい。F3SG-R の型式、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能またはリデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能の設定によ り、 小検出物体直径が変わり ます。適切な直径のテス ト ロ ッ ド を用いて点検し て く だ さい。テス ト ロ ッ ドは F3SG-R 製品パッ ケージには含まれていません。

機械が動作する状態に し、 危険部の停止を以下のよ う に確認し て く だ さい。

□ ミ ューテ ィ ング機能を使用する場合、 ミ ューテ ィ ングセンサの設置状態は変えられていない。□ ミ ューテ ィ ング機能を使用する場合、 機械の操作あるいは調整する位置から常に ミ ューテ ィ ング状

態が確認できる。□コネク タ、 キャ ッ プおよび金具のゆるみがない。

6-2-1-2. 機械が動作する状態で危険部の停止を確認□検出エ リ アに何も存在し ない状態で、 危険部が可動状態と なっている こ と。□「投光器直前」 「受光器直前」 「投光器と受光器の中間」 の 3ヶ所でテス ト ロ ッ ド を検出エ リ ア内に侵

入させる と、 危険部はすぐに停止する こ と (正しいテス ト ロ ッ ド を使用し て く だ さい)。□テス ト ロ ッ ドが検出エ リ ア内にある限り、 危険部は停止を続ける こ と。□検出エ リ アに何も存在し ない状態で F3SG-R の電源を し ゃ断する と、 危険部が停止する こ と。

6-2-1-3. 6ケ月ご と または機械のセ ッ テ ィ ング変更時の点検項目始業時のチ ェ ッ ク項目に加え、 以下の項目も確認 く だ さい。

□F3SG-R の出力と機械が正し く 配線されている こ と。□制御リ レー、 コ ン タ ク タのそれまでの開閉回数が寿命回数に対し、 十分に少ないこ と。□外乱光がないこ と。フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングまたはリ デュース ド レゾ リ ューシ ョ ン機能の設定を変更する場合、 安

全距離は変更された 小検出物体で計算されている。計算し た距離 : S=   (         ) mm

ミ ューテ ィ ング機能設定を変更し た場合、誤っ て人体がF3SG-RAの検出エ リ アに侵入し ても、ミ ューテ ィ ング状態になら ないよ う に ミ ューテ ィ ングセンサの設置がされている。

□ ミ ューテ ィ ング機能設定を変更し た場合、 機械の危険範囲に人体が進入し ても、 ミ ューテ ィ ング状態にならないよ う に ミ ューテ ィ ングセンサの設置がされている。

ミ ューテ ィ ング機能設定を変更し た場合、ミ ューテ ィ ングセンサは、独立し た 2 つの機器で構成されている。

直列連結の構成を変更する場合、 電源から も遠 く にあるセカ ンダ リ センサに、 下記のいずれかが取り付けられている。- 終端キャ ッ プ- ラ ンプ ( 別売 : 形 F39-LP、 F39-BTLP)- Bluetooth ®通信ユニ ッ ト ( 別売 : 形 F39-BT)

PNP 出力使用時、電源 0V 線が接地されている。NPN 出力使用時、電源 DC+24V 線が接地されている。配線に折れ、 割れ、 傷等が無いこ と。

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214

第 6

章メ

ンテ

ナン

ス時

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クリ

スト

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

チ ェ ッ ク リ ス ト

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第 7

章付

215F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

J

第7章 付録

7-1. ト ラ ブルシューテ ィ ング 216

7-1-1. ロ ッ ク アウ ト 状態 217

7-1-2. ワーニング時 221

7-2. ア クセサリ(別売) 224

7-3. 用語集 232

7-4. マニュアル改定履歴 235

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216

第 7

章ト

ラブ

ルシ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

7-1. ト ラ ブルシューテ ィ ング

F3SG-RAシ リーズ

F3SG-REシ リーズ

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217F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ト

ラブ

ルシ

ュー

ティ

ング

付録

J

LED点滅パターン

次ページ以降で記載するLED点滅パターン (1~7回点滅) について、点滅周期は以下タ イ ミ ングチャー

ト と な り ます。

エ ラー、 ワーニング履歴については設定ツールのメ ンテナンス情報機能によ り、 確認する こ とが可能

です。

設定ツールによるエラー、 ワーニング履歴の確認方法については、 セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール (SD

Manger 2) ユーザーズマニュアルを参照し て く だ さい。

7-1-1. ロ ッ クアウ ト 状態

7-1-1-1. 概要F3SG-Rが何らかの異常を検知し た場合、 制御出力OFFを維持し、 ロ ッ ク アウ ト 状態にな り ます。 ロ ッ

ク アウ ト 状態になる と、 ロ ッ クアウ ト 表示灯を点滅/点灯させ、 かつ、 異常内容に応じ て、 その他の表

示灯を点滅させます。 次ページ以降の表に従っ て対策を実施し て く だ さい。

異常の原因を解消し た後、 電源を再投入するか、 リ セ ッ ト 入力によるロ ッ ク アウ ト リ セ ッ ト を行う こ

と で、 F3SG-Rの動作を再開する こ とができます。 *

* F3SG-RE シ リ ーズはロ ッ ク アウ ト リ セ ッ ト 機能を使用できません。 電源を再投入し て動作を再開し

て く だ さい

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218

第 7

章ト

ラブ

ルシ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

7-1-1-2. ト ラ ブルシューテ ィ ング方法以下に示す異常時の表示灯組合せによ り エ ラー内容を確認し、 次ページ以降の ト ラ ブルシューテ ィ ン

グの表に従っ て対策を実施し て く だ さい。

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219F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ト

ラブ

ルシ

ュー

ティ

ング

付録

J

エラー内容 エラーコー ド 原因と対策

キャ ッ プエラー 4F キャ ッ プが外れている可能性があ り ます。 キャ ッ プを正し く 装着し て く だ さい。

他センサエラー 38 連結し ている他のセンサがエラーになっています。 他のセンサの表示灯を確認 く

だ さい。

ブ ラ ンキング監視エラー EC フ ィ ッ クスブ ラ ンキング監視機能またはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能に

よ り エラー検出されています。

第2章 「フ ィ ッ クスブ ラ ンキング」 または 「フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング」 を参

照し、 対策し て く だ さい。

2-14. フ ィ ッ クスブ ラ ンキング

2-15. フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング

組み合わせ構成エラー 39, 3A, 3B 直列連結ケーブルの短絡、 断線あるいは脱落の可能性があ り ます。 直列連結ケー

ブルが確実に接続されているか確認し て く だ さい。 直列連結ケーブルが破損し て

いる場合は交換し て く だ さい。

連結の結果、 接続センサ数または光軸数が 大値を超えている可能性があ り ま

す。

構成を確認 く だ さい。

外部リ レーモニ タ エラー 52 リ レーが溶着し ている可能性があ り ます。

リ レーを交換し て く だ さい。

リ レーと リ セ ッ ト 入力線が正し く 配線されていない可能性があ り ます。

リ レーと配線を確認し て く だ さい。

第4章 配線/取りつけ

リ レーの応答時間が遅れ許容時間を上回っている可能性があ り ます。

遅れ許容時間を変更するか、 適切な応答時間のリ レーに交換し て く だ さい。

2-10. 外部リ レーモニ タ (EDM)

第4章 配線/取りつけ

制御出力エラー 60, 6B, 6C 制御出力線同士の短絡、 あるいは、 制御出力線に他の信号線が短絡し ている可能

性があ り ます。

制御出力線を正し く 配線し て く だ さい。

第4章 配線/取りつけ

通信エラー 30, 31, 32 通信線、 またはその他の配線が短絡や断線し ている可能性があ り ます。

直列連結部のケーブルや延長ケーブルに異常がないか確認し て く だ さい。

専用ケーブル以外で配線を延長し ている場合、 同等以上の性能を持ったケーブル

が使用されていない可能性があ り ます。 専用ケーブルと同等以上の性能を持つ

ケーブルを使用し て く だ さい。

第4章 配線/取りつけ

DIP-SW設定エ ラー E7, E8 動作中にDIP-SWが変更された可能性があ り ます。

DIP-SW設定が変化し ていないか確認し て く だ さい。

受光器の2つのDIP-SWが一致し ていない可能性があ り ます。

受光器の2つのDIP-SW設定が一致し ているか確認し て く だ さい。

検出距離変更設定エラー -- 検出距離変更設定が正し く ない可能性があ り ます。

・ F3SG-RAをご使用の場合はDIP-SWの検出距離変更設定を確認し て く だ さい。

・ F3SG-REをご使用の場合は検出距離変更の配線を確認し て く だ さい。

・ F3SG-REにてY字形ジ ョ イ ン ト コネク タ をご使用の場合はコネク タへの配線を確

認し て く だ さい。

第3章 DIP-SWを使った設定

2-19. 検出距離変更

4-5-4-4. 省配線コネク タ システム

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220

第 7

章ト

ラブ

ルシ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

電源電圧、 も し く はノ イズに

よる制御出力エラー

19 稼働中、 一時的に電源電圧が低下し た可能性があ り ます。

誘導負荷などの影響による一時的な電源電圧低下 (DC12V程度への低下) の有無

を確認し て く だ さい。

専用電源でない場合、 他接続機器の消費電流を調査し、 容量が十分かご確認 く だ

さい。

電源電圧が定格から外れている可能性があ り ます。

DC24V±20%の電源電圧に接続し て く だ さい。

電源の電流容量不足による電圧変動の可能性があ り ます。

電流容量の大きい電源に交換し て く だ さい。

他の装置との電源共有による瞬断、 瞬停の可能性があ り ます。 他の装置との電源

の供給をやめ、 F3SG-R、 セーフ テ ィ コ ン ト ローラなどの電気感知式保護機能に

関わる装置専用の電源と し て く だ さい。

1A 過大な ノ イズの影響を受けている可能性があ り ます。

供給電源を兼用し て使用し ている他の機器がノ イズを発生し ている場合、 その機

器と電源を兼用し ないで安全コ ンポ専用の電源と し て く だ さい。

電源ラ イ ンが動力ラ イ ン と並行に這わされている場合は誘導のノ イズを拾いやす

く な り ます。

ラ イ ト カーテンの近 く に専用電源を設置するか、 動力ラ イ ン と分散し て敷設し て

く だ さい。

供給電源近 く に動力電源があ り、 同じ アースを と っている場合、 アースから コモ

ンモー ド ノ イズの影響を受けやす く な り ます。 アースの接地点を分けるか、 専用

接地と し て く だ さい。

電源電圧、 も し く はノ イズに

よる通信エラー

19 稼働中、 一時的に電源電圧が低下し た可能性があ り ます。

誘導負荷などの影響による一時的な電源電圧低下 (DC12V程度への低下) の有無

を確認し て く だ さい。

専用電源でない場合、 他接続機器の消費電流を調査し、 電源容量が十分かご確認

く だ さい。

1A ノ イズによる通信異常の可能性があ り ます。

周辺のノ イズ環境を確認し て く だ さい。

電源電圧、 も し く はノ イズに

よる内部エラー

19, 1A 電源電圧、 も し く はノ イズによる内部回路故障の可能性があ り ます。

周辺のノ イズ環境を確認し て く だ さい。

DC24V±20%の電源電圧である こ と を確認し、 F3SG-Rを交換し て く だ さい。

ノ イズによる内部エラーも し

く は通信エラー

-- ノ イズによる内部回路故障の可能性があ り ます。 周辺のノ イズ環境を確認し て く

だ さい。

ノ イズによる通信異常の可能性があ り ます。 通信線周りのノ イズ環境を確認し て

く だ さい。

内部エラー 上記以外のコー ド 内部回路故障の可能性があ り ます。

F3SG-Rを交換し て く だ さい。

エラー内容 エラーコー ド 原因と対策

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221F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ト

ラブ

ルシ

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ティ

ング

付録

J

7-1-2. ワーニング時

7-1-2-1. 概要F3SG-Rが安定動作を継続できない異常を検知し た際に、 異常内容に応じ てSTB表示灯またはSEQ表示

灯を点滅させてワーニング情報を知らせます。 F3SG-Rは通常動作を継続し ます。

異常の原因が解消される と、 自動でワーニング状態から復帰し ます。

7-1-2-2. ト ラ ブルシューテ ィ ング方法以下に示す異常時の表示灯組合せによ り エ ラー内容を確認し、 次ページ以降の ト ラ ブルシューテ ィ ン

グの表に従っ て対策を実施し て く だ さい。

ワーニング内容 ワーニングコー ド 原因と対策

外乱光/振動による誤動作 11 振動による瞬間的な光軸ズレ、 も し く は外乱光によ り誤動作し た可能性があ り ま

す。

設置状況を確認し て く だ さい。

「4-1-4. 相互干渉の防止方法 」 を参照し、 対策し て く だ さい。

4-1-4. 相互干渉の防止方法

ミ ューテ ィ ングシーケンスエ

ラー

2C, 2D, 2F 誤った順序で ミ ューテ ィ ング信号が入力されている可能性があ り ます。

ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー時の原因については表示灯の点灯パターンをご

確認 く だ さい。

7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラー時の表示灯

イ ン ターロ ッ クシーケンスエ

ラー

-- 誤った順序でイ ン ターロ ッ クに関連する信号が入力されている可能性があ り ま

す。 イ ン ターロ ッ クシーケンスエ ラー時の原因については表示灯の点灯パターン

をご確認 く だ さい。

7-1-2-4. イ ン ターロ ッ ク シーケンスエ ラー時の表示灯

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222

第 7

章ト

ラブ

ルシ

ュー

ティ

ング

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー時の表示灯シーケンスエラー表示灯 原因と対策

: 1回点滅

ミ ューテ ィ ング入力AまたはBがONの状態で電源投入された可能性があ り ます。

ミ ューテ ィ ングセンサやラ イ ト カーテンの状態を確認し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング入力AがONする前に、 ミ ューテ ィ ング入力BがONし た可能性があ り ます。

ミ ューテ ィ ングセンサの状態を確認し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング入力AとBが同時にONし た可能性があ り ます。

・ ミ ューテ ィ ングセンサの配置状態を確認し て く だ さい。

・ ミ ューテ ィ ング入力AとBの配線が短絡し ていないか確認し て く だ さい。

ラ イ ト カーテンが遮光されている状態またはイ ン ターロ ッ ク状態で ミ ューテ ィ ング入力A、

BのいずれかがONし た可能性があ り ます。

ラ イ ト カーテンの状態を確認し て く だ さい。

: 2回点滅

ミ ューテ ィ ング入力AがONし た後、 T1min(=0.1秒 *1) 以内に ミ ューテ ィ ング入力BがONし

た可能性があ り ます。

・ ミ ューテ ィ ングセンサ間の配置が近すぎないか確認し て く だ さい。

・ ワークの速度が速すぎないか確認し て く だ さい。

*1 出荷時設定

ミ ューテ ィ ング入力AがONし た後、 ミ ューテ ィ ング入力BがONするまでにT1max(=4s *1)以

上経過し た可能性があ り ます。

・ ミ ューテ ィ ングセンサ間の配置が遠すぎないか確認し て く だ さい。

・ ワークの速度が遅すぎないか確認し て く だ さい。

*1 出荷時設定

ミ ューテ ィ ング入力AがONし た後、 ミ ューテ ィ ング入力BがONする前にラ イ ト カーテンが

遮光された可能性があ り ます。

ラ イ ト カーテンの状態を確認し て く だ さい。

: 4回点滅

正常に ミ ューテ ィ ング入力A、 BがONし た後、 0.08秒以内にラ イ ト カーテンが遮光された可

能性があ り ます。

・ ミ ューテ ィ ングセンサと ラ イ ト カーテン間の配置が近すぎないか確認し て く だ さい。

・ ワークの速度が速すぎないか確認し て く だ さい。

ミ ューテ ィ ング状態と なった後、 ワークがラ イ ト カーテンを遮光する前に ミ ューテ ィ ング

が解除された可能性があ り ます。

・ ワークが滞留し ていないか確認し て く だ さい。

・ ワークの速度が遅すぎないか確認し て く だ さい。

: 5回点滅

ミ ューテ ィ ング状態と なった後、 ワークがラ イ ト カーテン通過中に ミ ューテ ィ ングが解除

された可能性があ り ます。

・ ワークが滞留し ていないか確認し て く だ さい。

・ ワークの速度が遅すぎないか確認し て く だ さい。

・ ラ イ ト カーテン通過前の ミ ューテ ィ ングセンサと通過後の ミ ューテ ィ ングセンサの配置

がワークサイズを考慮し て設置されているか確認し て く だ さい。 (4つの ミ ューテ ィ ング

センサを使用する場合)

: 6回点滅

ワークがラ イ ト カーテンを通過し た後、 ミ ューテ ィ ング入力A、 BがONの状態のまま ミ ュー

テ ィ ングが解除された可能性があ り ます。

・ ワークが滞留し ていないか確認し て く だ さい。

・ ワークの速度が遅すぎないか確認し て く だ さい。

: 7回点滅

ミ ューテ ィ ング解除後、 ミ ューテ ィ ング初期条件が成立する前に次の ミ ューテ ィ ングシー

ケンスが開始し た可能性があ り ます。

・ ワークが抜けきる前に、 次のワークが進入し てきていないか確認し て く だ さい。

・ ワーク とワークの間隔が狭すぎないか確認し て く だ さい。

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223F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ト

ラブ

ルシ

ュー

ティ

ング

付録

J

7-1-2-4. イ ン ターロ ッ クシーケンスエラー時の表示灯 以下の表はプ リ リ セ ッ ト 機能有効時のみ、 適用されます。

シーケンスエラー表示灯 原因と対策

: 1回点滅

ラ イ ト カーテンが入光する前に、 リ セ ッ ト スイ ッ チまたはプ リ リ セ ッ ト スイ ッ チが押下さ

れた可能性があ り ます。

リ セ ッ ト 入力の配線およびプ リ リ セ ッ ト 入力の配線を確認し て く だ さい。

プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チが押下される前に、 ラ イ ト カーテンがし ゃ光またはプ リ リ セ ッ ト ス

イ ッ チが押下された可能性があ り ます。

ラ イ ト カーテンの状態およびプ リ リ セ ッ ト 入力の配線を確認し て く だ さい。

: 2回点滅

プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チ押下後、 ラ イ ト カーテンがし ゃ光する前に、 プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チ

またはリ セ ッ ト スイ ッ チが押下された可能性があ り ます。

ラ イ ト カーテンの設置環境を確認し て く だ さい。

: 3回点滅

プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チ押下に続き ラ イ ト カーテンがし ゃ光された後、 リ セ ッ ト スイ ッ チが

押下される前に、 プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チが押下された可能性があ り ます。

プ リ リ セ ッ ト 入力の配線を確認し て く だ さい。

プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チの押下から、 ラ イ ト カーテン し ゃ光に続き リ セ ッ ト スイ ッ チが押下

されるまでの時間が許容時間を超過し た可能性があ り ます。

ラ イ ト カーテン、 プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チおよびリ セ ッ ト スイ ッ チの設置環境を確認し て く

だ さい。

プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チ押下後かつリ セ ッ ト スイ ッ チ押下前において、 ラ イ ト カーテンの

し ゃ光回数が許容回数を超過し た可能性があ り ます。

ラ イ ト カーテンの設置環境を確認し て く だ さい。

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224

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

7-2. アクセサリ(別売)

片側コネク タ ケーブル(投光器用)

片側コネク タ ケーブル(受光器用)

両側コネク タ ケーブル(投光器用)

両側コネク タ ケーブル(受光器用)

直列連結ケーブル (投光器用 ・ 受光器用   2本1セ ッ ト )

形状 形式 ケーブル長 仕様

形F39-JG3A-L 3m M12コネク タ(5ピン)、 5芯

形F39-JG7A-L 7m

形F39-JG10A-L 10m

形F39-JG15A-L 15m

形F39-JG20A-L 20m

形状 形式 ケーブル長 仕様

形F39-JG3A-D 3m M12コネク タ(8ピン)、 8芯

形F39-JG7A-D 7m

形F39-JG10A-D 10m

形F39-JG15A-D 15m

形F39-JG20A-D 20m

形状 形式 ケーブル長 仕様

形F39-JGR5B-L 0.5m 両側M12コネク タ(5ピン)

形F39-JG1B-L 1m

形F39-JG3B-L 3m

形F39-JG5B-L 5m

形F39-JG7B-L 7m

形F39-JG10B-L 10m

形F39-JG15B-L 15m

形F39-JG20B-L 20m

形状 形式 ケーブル長 仕様

形F39-JGR5B-D 0.5m 両側M12コネク タ(8ピン)

形F39-JG1B-D 1m

形F39-JG3B-D 3m

形F39-JG5B-D 5m

形F39-JG7B-D 7m

形F39-JG10B-D 10m

形F39-JG15B-D 15m

形F39-JG20B-D 20m

形状 形式 ケーブル長 仕様

形F39-JGR2W 0.2m 投光器用ケーブル:

キャ ッ プ(5ピン)、 M12コネク タ(5ピン)

受光器用ケーブル:

キャ ッ プ(8ピン)、 M12コネク タ(8ピン)

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225F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)付録

J

片側コネク タ ケーブル(丸型防水コネク タ : ケーブル付コネク タ ソケ ッ ト 片側コネク タ)

両側コネク タ ケーブル(丸型防水コネク タ : ケーブル付コネク タ ソケ ッ ト /プ ラグ両側コネク タ)

変換ケーブル(A)

変換ケーブル(B)

変換ケーブル(C)

形状 形式 ケーブル長 仕様

形XS5F-D421-C80-F 1m M12コネク タ(4ピン)、 4芯

形XS5F-D421-D80-F 2m

形XS5F-D421-E80-F 3m

形XS5F-D421-G80-F 5m

形XS5F-D421-J80-F 10m

形XS5F-D421-L80-F 20m

形状 形式 ケーブル長 仕様

形XS5W-D421-C81-F 1m 両側M12コネク タ(4ピン)

形XS5W-D421-D81-F 2m

形XS5W-D421-E81-F 3m

形XS5W-D421-G81-F 5m

形XS5W-D421-J81-F 10m

形XS5W-D421-L81-F 20m

形状 形式 ケーブル長 備考

形F39-JGR3M-A55-L 0.3m 両側M12コネク タ。 セーフ テ ィ

ラ イ ト カーテン形MS4800シ リー

ズの配線を形F3SG-RAシ リーズ

に接続するための変換ケーブル。

  形F39-JGR3M-A55-L : 投光器用

  形F39-JGR3M-A88-D : 受光器用

形F39-JGR3M-A88-D

形状 形式 ケーブル長 備考

形F39-JGR3M-B58-L 0.3m 両側M12コネク タ。 セーフ テ ィ

ラ イ ト カーテン形F3SJ-A/Bシ

リーズの配線を形F3SG-RAシ

リーズに接続するための変換

ケーブル。

  形F39-JGR3M-B58-L : 投光器用

  形F39-JGR3M-B88-D : 受光器用

形F39-JGR3M-B88-D

形状 形式 ケーブル長 備考

形F39-JGR3M-C48-L 0.3m 両側M12コネク タ。 セーフ テ ィ

ラ イ ト カーテン形F3SJ-A/Bシ

リーズの配線を形F3SG-REシ

リーズに接続するための変換

ケーブル。

  形F39-JGR3M-C48-L : 投光器用

  形F39-JGR3M-C48-D : 受光器用

形F39-JGR3M-C48-D

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226

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

Y字形ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト 両側コネク タ

4ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト 両側コネク タ

4ジ ョ イ ン ト コネク タ用カバー  

スマー ト ミ ューテ ィ ングアクチュエータ

形状 形式 ケーブル長 備考

形F39-GCNY1

形F39-GCNY2

0.5m M12コネク タ

省配線用

F39-GCNY1 : F3SG-RE専用*

F39-GCNY2 : F3SG-RA専用

*本コネク タ使用時は、 F3SG-RE

の検出距離変更機能がロング

モー ド固定と な り ます。

形状 形式 備考

形F39-GCN4

形F39-GCN4-L

形F39-GCN4-D

M12コネク タ

F3W-MAとの接続時の省配線用

形F39-GCN4 : 形F39-GCN4-Lと形F39-GCN4-Dのセ ッ ト 形式

形F39-GCN4-L : F3SG-RA投光器とF3W-MA投光器との接続専用

形F39-GCN4-D : F3SG-RA受光器(PNP出力)とF3W-MA受光器との

接続専用

形状 形式 用途 備考

形XS5Z-11 4ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト

両側コネク タ形F39-GCN4(-

L/-D)のMA2コネク タ部未使

用時の防水カバー。

材質 : PBT樹脂

嵌合時IP67等級。 スマー ト ク リ ッ

ク構造。

形XS2Z-14 4ジ ョ イ ン ト プ ラグ/ソケ ッ ト

両側コネク タ形F39-GCN4(-

L/-D)のMA2コネク タ部未使

用時のダス ト カバー。

材質 : ゴム/黒色

保護構造IP67の性能はあ り ません。

形XS2Z-14はコ ン タ ク ト ブロ ッ ク

にはめて使用し ます。 形XS2Z-15

はメ スネジ部にはめて使用し ます。

装着する時は、 コネク タの取りつ

け部に十分押し込んで く だ さい。

形XS2Z-15

形状 形式 備考

形F3W-MA0100P

形F3W-MA0300P

PNP出力専用です。 詳細は、 ミ ューテ ィ ングア クチュエータ

形F3W-MAシ リーズユーザーズマニュアルをご参照 く だ さい。

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227F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)付録

J

イ ン ターフ ェースユニ ッ ト

Bluetooth®通信ユニ ッ ト

ラ ンプ ・ Bluetooth®通信ユニ ッ ト

ラ ンプ

終端キャ ッ プ

形状 形式 備考

形F39-GIF 専用ケーブルが付属し ます。

形状 形式 備考

形F39-BT 受光器のみに接続できます。

材質 : PBT樹脂

形状 形式 備考

形F39-BTLP 受光器のみに接続できます。

材質 : ポリ カーボネー ト (照光部)、 PBT樹脂(その他のボデ ィ 部)

形状 形式 備考

形F39-LP 受光器のみに接続できます。

材質 : ポリ カーボネー ト (照光部)、 PBT樹脂(その他のボデ ィ 部)

形状 形式 備考

形F39-CNM 筐体色 : 黒

F3SG-RA投光/受光器兼用

(紛失時のスペア)

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228

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

レーザポイ ン タ

標準固定金具

標準調整金具

上下調整金具

形状 形式 用途 備考

形F39-PTG 光軸調整の粗調時に

F3SG-Rの光学面に取

り付け、 レーザ光で

光軸の調整を支援し

ます。

赤色半導体レーザ

(波長650nm、 1mW以下、

JISク ラス2、 IEC CLASS 2, FDA CLASS II)

形状 形式 用途 備考

形F39-LGF F3SG-Rを取り つける

ための金具。

側面取りつけ、 背面

取りつけが可能。

F3SG-Rを取り付けた

後は光軸調整できま

せん。

スペア品と し て購入時の個数 : 2個1セ ッ ト

形F39-LGFは製品に同梱されています。

同梱数量は検出幅で異な り ます。

・ 検出幅と標準固定金具の同梱数量

  1,280mm未満: 2セ ッ ト

  1,280mm以上2,270mm以下: 3セ ッ ト

  2,350mm以上2,510mm以下: 4セ ッ ト

形状 形式 用途 備考

形F39-LGA F3SG-Rを取り つける

ための金具。 F3SG-R

を取り つけた状態で

光軸調整が可能。

側面取りつけ、 背面

取りつけが可能。

2個1セ ッ ト

形状 形式 用途 備考

形F39-LGTB F3SG-Rを取り つける

ための金具。 F3SG-R

の上下端位置にて使

用し ます。 F3SG-Rを

取りつけた状態で光

軸調整が可能。 側面

取りつけ、 背面取り

つけが可能。

4個1セ ッ ト

上下調整金具は、 標準固定金具と組み合わ

せて使用できません。 金具を組み合わせる

場合は、 標準調整金具と組み合わせて使用

し て く だ さい。

上下調整金具の各パーツの詳細は、 4-4-3-

3. 上下調整金具(形F39-LGTB)を使用し た取

りつけ を参照し て く だ さい。

形F39-LGTB-1 壁面取りつけ部の金

具(上下金具(3)および

ボル ト (1))を除いた金

具セ ッ ト 。 壁面取り

つけ部は、 装置に合

わせてお客様にて準

備 く だ さい。

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229F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)付録

J

テス ト ロ ッ ド

動作前などの確認を行う ため、 テス ト ロ ッ ド をお求めの上ご利用 く だ さい。

スパッ タ保護カバー (投光器 ・ 受光器用、 2本 1 セ ッ ト )

反射 ミ ラー (検出距離減衰率12%)

コ ン ト ロールユニ ッ ト

形状 形式 直径

形F39-TRD14形F39-TRD30

φ14mm

φ30mm

形状 形式 備考

形F39-HGA□□□□

(F3SG-RA専用)

形F39-HGB□□□□

(F3SG-RE専用)

検出幅2000mm以上については、 長さの異なる2種のスパッ タ保護

カバーを組み合わせて使用し て く だ さい。

スパッ タ保護カバーを取り つけた場合、 以下にご注意 く だ さい。

・ F3SG-Rの検出距離は約10%低下し ます。

・ DIP-SWカバーまでを保護するため、 DIP-SWの設定が必要な場

合は事前に完了させてご使用 く だ さい。

材質 : PC(透明カバー部)、 ABS(側面部)、 ステンレス(固定金具)、

アル ミ 粘着テープ (固定用シール)

形状 形式 備考

形F39-MLG□□□□

□ : 寸法L (㎜)

形F39-MLG0406

形F39-MLG0610

形F39-MLG0711

形F39-MLG0914

形F39-MLG1067

形F39-MLG1219

形F39-MLG1422

形F39-MLG1626

形F39-MLG1830

形F39-MLG2134

寸法Lは、 ミ ラー部分の長さ を示し ます。

その他の寸法   幅 : 145㎜   厚さ : 32㎜

円柱取りつけ金具2セ ッ ト 、 ネジ4本が付属し ています。

形状 形式 出力 備考

形G9SA-301 安全出力(リ レー ) :   a接点×3

補助出力(リ レー ) :   b接点×1

・ 片側コネク タ コー ド形F39-JG□

Aが必要です。

・ PNP出力設定時のF3SG-Rが接続

可能です。

・ 5a+1b接点タ イ プ もあ り ます。

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230

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

コ ン ト ロールユニ ッ ト

コ ン ト ロールユニ ッ ト

コ ン ト ロールユニ ッ ト

形状 形式 出力 備考

形G9SA-301-P 安全出力(リ レー ) :   a接点×3

補助出力(リ レー ) :   b接点×1

・ 丸型防水コネク タ形XS5F-D421-

□80-Fが必要です。

・ NPN出力タ イプのF3SG-Rが接続

可能です。

形状 形式 出力 備考

形G9SB-301-B 安全出力(リ レー ) :   a接点×3

補助出力(リ レー ) :   b接点×1

オー ト リ セ ッ ト

・ 片側コネク タ コー ド形F39-JG□

Aが必要です。

・ PNP出力設定時のF3SG-Rが接続

可能です。形G9SB-301-D 安全出力(リ レー ) :   a接点×3

補助出力(リ レー ) :   b接点×1

マニュアルリ セ ッ ト

形G9SB-200-B 安全出力(リ レー ) :   a接点×2

オー ト リ セ ッ ト

形G9SB-200-D 安全出力(リ レー ) :   a接点×2

マニュアルリ セ ッ ト

形状 形式 出力 備考

形G9SX-AD322-T15 安全出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×3 (瞬時)、 ソース出力

(PNP)×2 (オフデ ィ レー )

補助出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×2

・ 片側コネク タ コー ド形F39-JG□

Aが必要です。

・ PNP出力設定時のF3SG-Rが接続

可能です。

・ 15秒以内のオフデ ィ レーが16段

階で設定可能です。

・ オフデ ィ レー出力は0秒に設定す

る こ とによ り瞬時出力と し ての

使用が可能です。

・ 部分制御と全体制御の構築が可

能です。

・ 増設によ り リ レーユニ ッ ト も接

続可能です。

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231F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章ア

クセ

サリ

(別売

)付録

J

コ ン ト ロールユニ ッ ト

コ ン ト ロールユニ ッ ト

コ ン ト ロールユニ ッ ト

形状 形式 出力 備考

形G9SP-N10S 安全出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×4

テス ト 出力(半導体) :   ソース

出力(PNP)×4

標準出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×4

・ 片側コネク ターコー ド形F39-JG

□Aが必要です。

・ PNP出力設定時のF3SG-Rが接続

可能です。

形G9SP-N10D 安全出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×16

テス ト 出力(半導体) :   ソース

出力(PNP)×6

形G9SP-N20S 安全出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×8

テス ト 出力(半導体) :   ソース

出力(PNP)×6

形状 形式 出力 備考

形NX-SIH400 安全出力(半導体) : シン ク入力

(PNP)×4

テス ト 出力(半導体) : ソース出

力(PNP)×2

・ 片側コネク ターコー ド形F39-JG

□Aが必要です。

・ PNP出力設定時のF3SG-Rが接続

可能です。

形NX-SID800 安全出力(半導体) : シン ク入力

(PNP)×8

テス ト 出力(半導体) : ソース出

力(PNP)×2

形状 形式 出力 備考

形G9SE-201 安全出力(リ レー ) :   a接点×2

(瞬時)

補助出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×1

・ 片側コネク タ コー ド形F39-JG□

Aが必要です。

・ PNP出力設定時のF3SG-Rが接続

可能です。

・ 形G9SE-221-T□は、 5秒以内も

し く は30秒以内のオフデ ィ レー

が16段階で設定可能です。

形G9SE-401 安全出力(リ レー ) :   a接点×4

(瞬時)

補助出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×1

形G9SE-221-T□ 安全出力(リ レー ) :   a接点×2(

瞬時)、 a接点×2(オフデ ィ レー )

補助出力(半導体) :   ソース出

力(PNP)×1

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232

第 7

章用

語集

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

7-3. 用語集用語 説明

P PELV 保護特別低電圧(Protected Extra Low Voltage)。 危険な電圧から二重絶縁またはそれ

と同等以上の絶縁によ って分離された接地回路で、 単一故障状態においてもELVの

範囲を超える電圧を発生する こ とが無いもの。 通常、 直接接触に対する保護が必要

と な り ます。

PNP/NPN選択機能 制御出力の種別をPNPまたはNPNから選択する機能です。

S SD Manager 2 F3SG-RA用設定ツールと し て使用する設定ソ フ ト です。 イ ン ターフ ェ ースユニ ッ ト

またはBluetooth®通信ユニ ッ ト を介し てF3SG-RAとPCを接続し た状態で、 F3SG-RA

の設定を変更し た り動作状態をモニ タする こ とができます。

SELV 安全特別低電圧(Safety Extra Low Voltage)。 危険な電圧から二重絶縁またはそれと同

等以上の絶縁によ って分離された非接地回路で、 単一故障状態においてもELVの範

囲を超える電圧を発生する こ とが無いもの。 公称電圧が交流25V、 あるいは直流60V

を超える場合には、 直接接触に対する保護が必要と な り ます。

V Vs 使用環境での電源電圧値です。

あ 位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ド 異種冗長系の入力情報を元に、 ロボ ッ ト アームなどの危険源の位置に応じ て ミ ュー

テ ィ ング機能を有効にするモー ド です。

イ ン ターロ ッ ク 安全が確認されて リ セ ッ ト 信号が入力されるまで制御出力をOFF状態のまま維持す

る機能です。

イ ン ターロ ッ ク情報 イ ン ターロ ッ ク状態のと きに補助出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出力先

にイ ン ターロ ッ ク情報を割り当てる必要があ り ます。

イ ン ターロ ッ ク リ セ ッ ト イ ン ターロ ッ ク状態を解除し ます。

応答時間ON→OFF F3SG-Rがし ゃ光されてから制御出力がON→OFFするまでの時間です。

応答時間変更機能 環境起因による偶発し ゃ光によ って制御出力がOFFする こ と を低減するために応答

時間を遅 く する機能です。

オー ト リ セ ッ ト モー ド 起動イ ン ターロ ッ クおよび再起動イ ン ターロ ッ ク を無効にし ます。 検出エ リ アに

し ゃ光物がな く なった時点で制御出力がONにな り ます。

オーバーラ イ ド ミ ューテ ィ ング機能が働いていない状態で強制的に制御出力をONさせる機能です。

オーバーラ イ ド時間制限値 オーバーラ イ ド機能の継続時間です。 この時間を経過する と、 オーバーラ イ ド状態

が解除されます。

オーバーラ イ ド入力時間制限値 ( 大値) オーバーラ イ ド機能を起動するための、 特別なシーケンスの入力時間制限値 ( 大

値) です。

遅れ許容時間 制御出力の状態が変化し てから外部リ レーの接点の状態が変化するまでの時間差の

許容値です。 この時間を超える とF3SG-Rがロ ッ クアウ ト し ます。

か 下位光軸 F3SG-Rの電源ケーブル側の光軸を指し ます。

外部テス ト 任意のタ イ ミ ングで投光を停止させ、 制御出力が正常にOFFと なるか確認する機能

です。

外部リ レーモニ タ機能 機械の危険部を制御する外部リ レー (あるいはコ ン タ ク タ) の溶着などの動作不良

を、 そのb接点の動作をモニ タする こ とによ り検知する機能です。

起動イ ン ターロ ッ ク 電源投入時や停電からの復帰時に制御出力をOFFにし、 リ セ ッ ト 信号が入力される

までこの状態を保持する機能です。

許容光軸 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ングの許容光軸 : 振動などによる不意のし ゃ光状態を回避す

るため、 計測されたダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング範囲に設定する追加の範囲(光軸)。

フ ィ ッ クス/フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングの許容光軸 : ブ ラ ンキングエ リ アに設定

する、 ブ ラ ンキング監視機能の対象外の光軸です。

警告エ リ ア機能 入し ゃ光状態が制御出力に影響し ないエ リ アを設定する機能です。 警告エ リ アの

し ゃ光状態を補助出力などから出力させる こ とができます。 安全用途には使用でき

ません。

警告エ リ ア情報 警告エ リ アがし ゃ光された と きに補助出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出

力先に警告エ リ ア情報を割り当てる必要があ り ます。

検出距離変更機能 F3SG-Rの投光量を変化させて検出距離を変更する機能です。

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233F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章用

語集

付録

J

さ 再起動イ ン ターロ ッ ク F3SG-RAがし ゃ光された と きに制御出力をOFFにし、 リ セ ッ ト 信号が入力されるま

でこの状態を保持する機能です。

小検出物体 F3SG-Rの検出幅内で検知する こ とのできる 小直径寸法です。

指定光軸出力 指定し た光軸の入し ゃ光状態を補助出力またはラ ンプから出力する機能です。 この

機能を選択した場合は、 光軸指定が必要です。

指定光軸出力情報 指定し た光軸の入し ゃ光状態を補助出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出力

先に指定光軸出力情報を割り当てる必要があ り ます。

受光量診断情報 制御出力がON状態でかつ10秒以上受光量がONし きい値の100~170%のと きに、 補助

出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出力先に受光量診断情報を割り当てる必

要があ り ます。

受光量モニ タ機能 F3SG-RAの受光量や外乱光の光量を読み出す機能です。

出力動作モー ド 出力部(制御出力、 補助出力)から出力する情報です。

出力反転モー ド 補助出力信号の論理を反転し ます。

上位光軸 F3SG-Rの終端側の光軸を指し ます。

制御出力 (OSSD) 安全が確認された時にON状態にする出力です。 安全用途に使用し ます。

制御出力情報 制御出力がONのと きに補助出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出力先に制御

出力情報を割り当てる必要があ り ます。

セカ ンダ リ センサ 直列連結時のプ ラ イマ リ センサ以外のF3SG-RAの呼称です。

設定状態 設定ツールを使って設定を行う時の状態です。 制御出力はOFF状態と な り ます。

設定ツール F3SG-RAをPCへ接続し て各種機能の設定を行う ためのツールです。

設定リ カバリ F3SG-RAの設定内容を工場出荷時の状態に戻す機能です。

た ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング ミ ューテ ィ ングの開始後にワークの高さ を一定時間計測し て、 その計測結果に基づ

いて新しい ミ ューテ ィ ングエ リ アに変更する機能です。

通電時間 通電時間を リ セ ッ ト し てから現在までの通電時間を表示する機能です。

通電時間し きい値 通電時間がこの値を超えた と きに補助出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出

力先に通電時間情報を割り当てる必要があ り ます。

通電時間超過情報 通電時間が通電時間し きい値を超えた と きに補助出力またはラ ンプから出力し ま

す。 ただ し出力先に通電時間超過情報を割り当てる必要があ り ます。

通電時間リ セ ッ ト F3SG-RAの通電時間の値を0に リ セ ッ ト する こ とができます。 直列接続の場合、 各

チャ ンネルのF3SG-RA毎に通電時間リ セ ッ ト を行う こ とができます。

テ ィ ーチング 以下の機能の対象と なる光軸を し ゃ光状態にし て設定する機能です。

・ フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能

・ フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能

出口専用 ミ ューテ ィ ングデ ィ レ イ時間 ミ ューテ ィ ング入力AまたはBの信号がOFF し てから ミ ューテ ィ ング状態を解除する

までの時間差です。

出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド ワークが危険エ リ アの内側から外側へ移動するアプ リ ケーシ ョ ンで使用する ミ ュー

テ ィ ングモー ド です。

動作状態モニ タ機能 F3SG-RAの入出力情報や機能の状態を読み出す機能です。

ト ラ ブルシューテ ィ ングサポー ト 信号 シーケンスエラー情報、 干渉/振動情報、 受光量診断情報のいずれかの信号がON状

態になった と きに補助出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出力先に ト ラ ブル

シューテ ィ ングサポー ト 情報を割り当てる必要があ り ます。

は 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド F3SG-RAの両側に ミ ューテ ィ ングセンサを設置するアプ リ ケーシ ョ ンで使用する

ミ ューテ ィ ングモー ド です。 出荷時はこのモー ド に設定されています。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング F3SG-RAの検出エ リ アの一部を無効にし、 無効になったエ リ アを物体がし ゃ光し て

も、 制御出力をON状態に維持する機能です。

フ ィ ッ クスブ ラ ンキング監視機能 フ ィ ッ クスブ ラ ンキングエ リ アの一部が入光状態になる とF3SG-RAをロ ッ クアウ ト

状態にする機能です。

負荷開閉回数 F3SG-RAに接続し た負荷の開閉回数を表示する機能です。 負荷開閉回数を リ セ ッ ト

し てから現在までの開閉回数を表示し ます。

負荷開閉積算回数 F3SG-RAを通電し てから現在までの負荷開閉回数の積算値を表示し ます。

プ ラ イマ リ センサ 直列連結時に も電源に近い側に配置されるF3SG-RAの呼称です。

ブ ラ ンキングエ リ ア フ ィ ッ クスブ ラ ンキング機能またはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能が設定された

検出エ リ アを指し ます。

用語 説明

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234

第 7

章用

語集

F3SG-Rユーザーズマニュ アル

付録

プ リ リ セ ッ ト 機能 イ ン ターロ ッ ク状態の解除機能の一つです。 作業者が危険エ リ ア内に設置し たプ リ

リ セ ッ ト スイ ッ チを操作後にF3SG-RAを通って危険エ リ アから出て危険エ リ アの外

に設置し た リ セ ッ ト スイ ッ チを操作する こ と でイ ン ターロ ッ ク状態を解除し ます。

プ リ リ セ ッ ト 状態 プ リ リ セ ッ ト 信号の入力確定後にF3SG-RAを し ゃ光する こ とができる状態のこ と で

す。

プ リ リ セ ッ ト のし ゃ光回数が無制限の場合、 リ セ ッ ト 入力が完了するまでがプ リ リ

セ ッ ト 状態と な り ます。

フ ローテ ィ ング光軸数 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングエ リ アに設定し た、 し ゃ光されてもF3SG-RAをロ ッ ク

アウ ト 状態または制御出力OFF状態にさせない光軸の数です。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング F3SG-RAの検出エ リ アの任意の光軸数を無効にし、 その光軸数の寸法内の物体が進

入し ても、 制御出力をON状態に維持する機能です。

フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング監視機能 任意の光軸数よ り も し ゃ光された光軸数が少ない場合にF3SG-RAをロ ッ クアウ ト 状

態にする機能です。

補助出力機能 各種設定に応じ た出力信号を取り出すこ とができます。 安全用途には使用できませ

ん。

ま マニュアルリ セ ッ ト モー ド 起動イ ン ターロ ッ クおよび再起動イ ン ターロ ッ ク を有効にする機能です。 検出エ リ

アにし ゃ光物が無い状態で リ セ ッ ト 信号を入力する と制御出力がON状態にな り ま

す。

ミ ューテ ィ ング F3SG-RAの安全機能を一時的に無効化し、 し ゃ光状態でも制御出力をON状態に維持

する機能です。

ミ ューテ ィ ングシーケンスエラー 誤った順序で ミ ューテ ィ ング信号が入力された と きに発生するエラーです。 F3SG-

RAを し ゃ光し ない限り、 制御出力はON状態を維持し ます。

ミ ューテ ィ ング時間制限値 ミ ューテ ィ ング機能の継続時間です。 この時間を経過する と、 ミ ューテ ィ ング状態

が解除されます。

ミ ューテ ィ ング終了待ち時間 F3SG-RAが入光状態になってから、 ミ ューテ ィ ング状態を解除するまでの時間差で

す。

ミ ューテ ィ ングセンサ ミ ューテ ィ ング機能の開始と終了のタ イ ミ ングを知らせる信号を入力するための光

電センサ、 近接センサなどの入力デバイスを表し ます。

ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 小値) ミ ューテ ィ ング入力AとBの入力時間差の 小値です。

ミ ューテ ィ ング入力時間制限値 ( 大値) ミ ューテ ィ ング入力AとBの入力時間差の 大値です。

ミ ューテ ィ ング入力信号割れ許容時間 ミ ューテ ィ ングが成立し ている状態で ミ ューテ ィ ング入力A、 Bで許される波形割れ

の時間の 大値です。

メ ンテナンス情報機能 F3SG-RAのメ ンテナンス情報を設定ツールを用いて読出し、 PC画面上に表示する機

能です。

や 有効開口角 (EAA) F3SG-Rが動作可能な角度範囲です。

ら リ セ ッ ト イ ン ターロ ッ ク状態の解除やロ ッ クアウ ト 状態の解除を行う機能です。

リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン 小検出物体の大き さ を変更し て、 1~3光軸分の障害物を無視するする機能です。

ロ ッ ク アウ ト F3SG-Rが異常を検知し た場合に制御出力をOFF状態のまま維持する機能です。

ロ ッ ク アウ ト 情報 エラー /ロ ッ クアウ ト のと きに補助出力またはラ ンプから出力し ます。 ただ し出力

先にロ ッ クアウ ト 情報を割り当てる必要があ り ます。

用語 説明

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235F3SG-R

ユーザーズマニュ アル

第 7

章マ

ニュ

アル

改定

履歴

付録

J

7-4. マニュアル改定履歴

マニュアル改訂記号は、 表紙と裏表紙の下に記載されている カ タ ログ番号の末尾に付記されます。

改訂記号 改訂年月 改訂内容

A 2014年10月 初版

B 2014年12月 ・ ラ ンプ追加

・ 設定ツール追加

・ 軽微修正

C 2015年1月 ・ F3SG-RE追加

・ スパッ タ保護カバー追加

・ 軽微修正

D 2015年2月 軽微修正

E 2015年4月 ・ 設定ツールのバージ ョ ン追加

・ 軽微修正

F 2015年8月 ・ Bluetooth®通信ユニ ッ ト 、 4ジ ョ イ ン ト コネク タ追加

・ 軽微修正

G 2016年1月 ・ 変換ケーブル追加

・ 軽微修正

H 2016年2月 ・ 工場出荷時の補助出力、 ラ ンプ出力、 検出距離変更の設定値変更

・ 設定ツール (SD Manager 2   V1.20)   バージ ョ ンア ッ プに伴う修正

・ リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ンに設定例を追加

・ オー ト リ セ ッ ト 、 EDM無効時 (PNP/NPN)の配線例を追加

・ ロ ッ クアウ ト 時、 LED点滅パターン周期の追加

・ ア クセサリ にレーザポイ ン タ (形F39-PTG) と反射 ミ ラー (F39-MLG) を追加

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