アナリティカル・ソリューション事業説明会 · 堅調に推移、新興国市場の成長継続の見込み遺伝子関連で高い成長率を維持. cagr： 2

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アナリティカル・ソリューション事業説明会

2019/6/26

株式会社日立ハイテクノロジーズアナリティカルソリューション事業統括本部

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本日お伝えしたいこと

2

1. 2018年度業績過去最高売上収益：2,064億円 EBITマージン率：14%（科学・医用システム）

2. めざすのは社会価値と事業価値の追求持続可能な社会の実現EBITマージン率：15％以上

3. 事業の成長戦略を支えるエンジンFocused Solutions（FS）System Collaboration Business（SCB）グローバル製造体制グローバル販売/デジタルマーケティング事業投資

4. Focused Solutionsニーズに応える専用機のご紹介


2018年度業績（科学・医用システム）

主力事業で継続的に収益を確保

2018年度過去最高売上収益

2,064億円

EBITマージン率14%

2017年度1,881億円2016年度

1,861億円

2016年度15%

2017年度12%

市場の伸びを上回る成長の実現

市場成長率 4% 実績6%（生化学・免疫検査）

（装置＋試薬）（装置）


2018中期経営戦略におけるリソース増強と投資

科学・医用システム実績

研究開発: 406億円

設備投資: 171億円

事業投資: 151億円

（2016〜18年度累計）バイオ・メディカル分野における新製品および関連技術の開発

大学・研究機関、海外企業との共創と顧客密着型開発の推進

がん診断分野への参入など新事業開発の推進米国 MagArray社、OmniSeq社への資本参加( )

分析機器の製品ラインアップおよびグローバル販売網強化英国 Oxford Instruments社の一部事業の株式取得・事業譲受

( )

メディカル分野の製造強化


めざすのは社会価値と事業価値の追求事業の成長で持続可能な社会を実現する


モノを見るobservation

モノを測るmeasurement

モノを分析するanalysis

●健康で安全、安心な暮らし

●科学と産業の持続的発展

●持続可能な地球環境


（Focused Solutions）

FS医療

環境

エネルギー

安全・安心

アナリティカル・ソリューション

アナリティカル・ソリューションの事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献


事業運営体制の変更

2018中期経営戦略

科学・医用システム電子顕微鏡等

電子デバイスシステム

産業システム

先端産業部材

移管

統合


ナノテクノロジー・ソリューション

インダストリアル・ソリューション


アナリティカル・ソリューションの基本方針


「分析技術」をベースにバイオ・メディカル分野分析分野等で新たな価値を創造


目標＝収益性の確保＝

→収益性をKPIにした事業運営→オーガニック事業による成長＋M&A

EBITマージン率:15％以上(2021年度)

オーガニック成長(CAGR:7%)

2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2025（FY）

5,000(億円)

2,000

0

M&A

(科学・医用システムの業績をアナリティカル・ソリューションの範囲にリステートして算出)


事業の成長戦略を支えるエンジン Focused Solutions（FS） System Collaboration Business（SCB）グローバル製造体制グローバル販売 / デジタルマーケティング事業投資


顧客ニーズを捉え汎用製品を専用製品化し市場を創成

自動化・制御技術・モノづくり力

Focused Solutions（FS）の提供

個別化・高度化する顧客ニーズ

汎用市場 >>> 専用機・ソリューション（FS）を提供 >>> ニッチ市場創成

モノを見るobservation

モノを測るmeasurement

モノを分析するanalysis

（Focused Solutions）

BioMedical

AnalysisFS


Focused Solutions（FS）事業の拡大

12

「時代の変化点における顧客ニーズ」に応える FS→ 新たなニッチ市場を創成→ 開拓した FS を横展開

FS汎用分析市場

ニッチ市場

▲ニーズ＋専用機化

技術


技術


技術

事業拡大

事業拡大

事業拡大

基盤技術

FS

FS


System Collaboration Business（SCB）

顧客

提携試薬会社

日立ハイテク

強い試薬会社との対等な事業連携で、ベストソリューション(強い装置＋強い試薬)を開発し、顧客に提供するオープンイノベーション

Qiagen社、Promega社…R o c h e社：Roche DiagnosticsThermo社：Thermo Fisher Scientific IncQiagen社：Qiagen N.V.Promega社：Promega Corporation


開発製造のグローバリゼーション→コストダウン、スキルの活用、政策対応等

製造のグローバル最適化

日本（茨城ひたちなか）日立ハイテクノロジーズ・医用分析装置（大型）日立ハイテクサイエンス・分析装置

中国日立儀器（大連）・分析装置

フィンランド・ドイツ・中国日立ハイテクアナリティカルサイエンス・分析装置（コンパクトフィールド製品）

中国日立儀器（蘇州）・医用分析装置

日本（静岡小山）日立ハイテクサイエンス・分析装置

日本（福岡大牟田）日立ハイテク九州・医用分析装置（小型）・消耗品

米国日立ハイテクサイエンスアメリカ・分析装置（X線検出器）


グローバル販売の強化Ｍ＆Ａにて獲得したセールス&サービスネットワークを最大活用→(HHS)(HHA) がそれぞれ得意なエリアで両社製品を販売・サービス

日本韓国アジア他販売主体（HHS）・重点代理店へのリソース集中と販売力強化・（HHA）製品の日本国内販売拡充

欧米販売主体（HHA）・（HHS）製品の販売拡充・ＣＥマーク*の取得促進・欧米主体によるWebマーケティング

中国販売主体（HHA）・複数事業会社の整理統合・製品ラインアップ拡充

（HHS）：日立ハイテクサイエンス（HHA）：日立ハイテクアナリティカルサイエンス

15

＊CEマーク：欧州向けに販売する製品に義務付けられているEUの安全基準に適合していることを示すマーク


デジタルマーケティングによる営業力強化

02000400060008000

100001200014000

2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

Webからの問合せ件数

Webマーケティングを強化し顧客接点を増加サービスソリューションポータルサイトで顧客との信頼性を強化

モニタリングやデータ分析で購買意欲と市場ニーズを把握

2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 (FY)

14,000

12,000

10,000

8,000

6,000

4,000

2,000

0

（件）


継続的な事業投資

17

事業投資：約151億円（2016〜18年度）

M&A・PMI*の経験を蓄積

継続的な積極投資

国内日立ハイテクサイエンス

【既存事業機能強化】グローバル販売力ラインアップ強化

【新しい価値創出】診断ソリューション

高感度化､小型化､高速化

【ＦＳ創成力】データ処理・ＡＩ

自動化､ロボティクス

高成長のバイオ・メディカル事業基盤となる分析事業尖った先端技術・FS基盤技術

対象

＊PMI：Post Merger Integration M&A成立後の統合プロセス

グローバル日立ハイテクアナリティカルサイエンス


Focused Solutionsニーズに応える専用機のご紹介


すべての体外診断市場でグローバルプレーヤーへ

バイオ・メディカルシステム事業の基本方針

IVD*を通した健康社会の実現

メディカル市場

バイオ市場

堅調に推移、新興国市場の成長継続の見込み

遺伝子関連で高い成長率を維持CAGR：2〜4%

CAGR：4〜12%

●生化学・免疫分析装置のトップシェアの維持拡大

●新たな体外診断分野への事業の拡大

●遺伝子解析次世代製品の開発●新規参入による

バイオ事業領域の拡大＊IVD：In Vitro Diagnostics 体外診断(体外診断用医療機器)


既存事業のさらなる成長＝Roche社（SCB）＝

20

デイリーメインテナンス“０”分（生化学モジュール部分）試薬の長期連続使用（最大6か月）中大型施設向け次世代グローバルスタンダード

新製品

健康世界的な医療費適正化傾向に伴う検査業務の効率化と省力化


世界最速＆最大レベル*のスループット大幅に操作性が向上測定中の試薬交換等

既存事業のさらなる成長＝Roche社（SCB）＝

健康免疫検査需要の増加に伴う検体数の増加への対応と検査の高感度化検査装置の24時間ノンストップ運用

＊４モジュール構成時


世界初*の生化学・免疫・血液凝固検査用複合機検査の迅速化と臨床検査業務の効率化を実現

救急医療対応や中小規模病院における少人数での複数機器運用の改善

IVD市場向けFS 事業領域の拡大＝血液凝固検査＝

3500

健康

＊当社調べ


先進国における労働人口の減少検査室運用コストの削減

高い汎用性と柔軟性を兼ね備えた人型ロボット

次世代製品の開発 =前処理自動化ロボット＝


ライフサイエンス市場向けFS 遺伝子検査

遺伝子検査装置および分子診断ソリューションを提供

遺伝子検査の応用領域の拡大(研究、がん診断、鑑定他)非専門家にも使いやすい装置および分かりやすい解析への期待

©Thermo Fisher Scientific

健康

24

完成品イメージ

小型機中型機大型機慶應義塾大学との共同研究ラボ

キャピラリー電気泳動型ＤＮＡシーケンサ

次世代ＤＮＡシーケンサ大学との連携


IVD市場向けFS 細菌検査

試薬保険収載（2017年6月1日付）

血液培養グラム陽性菌（BC-GP）血液培養グラム陰性菌（BC-GN）

早期退院および医療費削減を実証*検査パネルをさらに拡張＊第93回日本感染症学会総会・学術講演会

健康薬剤耐性菌の世界的な増加適切な抗菌薬の早期投与による治癒率向上

25

Verigene システム®

＊Verigene®は、米国Nanosphere.incの日本国内における登録商標です。


MagArray超高感度検出技術による微量のバイオマーカ検査

がん診断向けFS 検査サービス・ソリューション事業

肺がんスクリーニング検査事業を開始（2018年）

健康がん診断での治療方針決定のための診断とコンパニオン診断などの効果的な検査法のニーズの高まり


分析システム事業の基本方針

安全・安心な社会の実現

分析機器のグローバルメジャープレーヤーへ

分析市場CAGR：3〜4%

汎用機器は堅調に推移、産業計測専用機が伸長

●戦略的新製品の市場投入

●グローバル販売・サービス体制の強化

●分野別ソリューションの提供


品質検査向けFS ハンドヘルド・モバイル分析機器ソリューション

現場での迅速検査、簡便操作、頑健性

広範囲の金属元素に対応、完全な携帯性

金属製造やリサイクルの品質管理におけるフィールドでの迅速分析産業


品質検査向けFS データ管理ソリューション

品質管理者による測定データの一元管理

現場での複数の測定データをクラウドで一元管理

産業


産業

新材料向けFS 次世代電池向けソリューション

リチウムイオン二次電池や燃料電池の歩留まり向上発熱発火の原因となる微小金属異物の特定

非破壊で微小異物を自動検出、元素を特定次世代車載用電池の開発と品質管理に貢献

燃料電池の構造

セパレーター

拡散層

拡散層

電解質膜

燃料極空気極セル

触媒層

セパレーター

30

リチウムイオンバッテリー


×

AI現場でのスクリーニング検査(10分以下)

クラウドｘAIにつなげ分析性能を向上

環境向けFS フタル酸エステル類検査

環境改正RoHS指令に対応する規制対象物質の高速・簡単・低コスト測定スクリーニング検査の精度向上

31


質量分析技術を応用したFS

500円硬貨

例)世界最小レベルの

質量分析計

質量分析技術

FS（Focused Solutions）

早期診断や精密医療に貢献

臨床検査用

フタル酸エステル類検査用

改正RoHS指令に対応

セキュリティ用安全、安心な社会に貢献

健康

環境

安全


食品向けFS 高速アミノ酸分析計

LA8080AminoSAAYA

健康

1962年の発売以来高いデータ信頼性で業界トップクラスを堅持

食品中のうまみ成分から健康サプリメント、バイオ・医薬品の研究・品質管理ニーズの高まり


リソースの増強と投資の方針

今後３年の全社投資計画

研究開発: 1,000億円

設備投資: 800億円

事業投資: 1,000億円

(2019〜21年度累計)★オーガニック成長7%を

支える開発投資・生化学・免疫分析・DNAシーケンサ、細菌検査・分析装置新機種

★新領域への先行投資

★バイオ・メディカル事業★基盤となる分析事業★グローバル販売ネットワーク★最先端技術

★FS向け基盤技術

★事業拡大に対応する国内製造拠点強化

★海外製造拠点最適化★顧客連携拠点強化


1. 2018年度業績過去最高売上収益：2,064億円 EBITマージン率：14%（科学・医用システム）

2. めざすのは社会価値と事業価値の追求持続可能な社会の実現EBITマージン率：15％以上

3. 事業の成長戦略を支えるエンジンFS / SCB / グローバル製造体制 / グローバル販売 / デジタルマーケティング / 事業投資

4. Focused Solutionsニーズに応える専用機のご紹介

本日お伝えしたこと


(約4,000人) 事業戦略本部サービス戦略本部

日立ハイテクアナリティカルサイエンス

アナリティカルソリューション事業統括本部

日立ハイテク九州

日立儀器(蘇州)

日立儀器(大連)

日立診断産品(上海) 日立ハイテクサイエンス

日立ハイテクフィールディング

那珂地区生産本部医用システムバイオシステム分析システム

バイオ・メディカル事業分析システム事業

補足資料組織・体制


資料取り扱い上の注意

37

・本プレゼンテーションで述べられている決算概要および業績予想は、注記がある場合を除き、すべて連結であり、億円未満を四捨五入しています。・当社が開示する将来の業績見通しや戦略等に関する予想は、開示時点で知りうる情報や合理的と思われる前提をもとに策定しており、さまざまな外部要因による直接的・間接的な影響により、実際の当社の業績等が開示内容と異なる可能性があります。但し、開示内容との間に大きな乖離がある場合は、法令や証券取引所が定める適時開示規則並びに当社の自主的な判断に基づき、その都度開示していきます。

また、この資料は投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。

お問合せ先CSR本部 CSR・コーポレートコミュニケーション部部長桑原満TEL：03-3504-5138 FAX：03-3504-5943E-mail：[email protected]

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アナリティカル・ソリューション事業説明会 · 堅調に推移、新興国市場の成長継続の見込み遺伝子関連で高い成長率を維持. cagr： 2