Upload
others
View
3
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
Press Release
6 6 8 16
【展覧会概要】 フィンランドを代表する芸術家、ルート・ブリュック。名窯アラビアの専属アーティストとして長年にわたり活動し、
20世紀半ばに世界を魅了した、北欧デザイン・工芸ブームの一翼を担いました。初期には、幼き日の想い出や日常の様々
な光景を陶板に表し、そのノスタルジックな描写や艶やかな釉薬の表現が注目を集めます。次第に作品は幾何形体へと
移行していき、モティーフも自然などのより広大なものへの変化がみられました。後期になると、タイルを集積させて
大画面を構成するスタイルが確立され、それらは市役所や銀行など公共空間をも彩っていきます。
本展は陶器、テキスタイル、版画などおよそ200点の作品を通じて、ブリュックの創作の軌跡をたどる、日本で初めての
回顧展です。工芸やデザインといったジャンルに縛られることなく、自由な発想と豊かな色彩感覚で独自の世界を生みだし
続けたブリュック。日々の暮らしに向けられた温かな眼差しや、ダイナミックな作風の変遷をお楽しみください。
【展覧会情報】展覧会名: ルート・ブリュック 蝶の軌跡
会 場: 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
会 期: 変更後: 2020年6月6日(土)~8月16日(日) ※会期を変更しました (変更前: 2020年4月25日(土)~7月5日(日))
休 館 日: 月曜日(ただし、8月10日は開館)、8月11日
開館時間: 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観 覧 料: 一般900円(800円)、大学生700円(600円)、高校生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金 *以下の手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証
主 催: 岐阜県現代陶芸美術館
共 催: 中日新聞社
後 援: フィンランド大使館、フィンランドセンター
協 力: 有限会社スコープ
企画制作: エスポー近代美術館、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団、ブルーシープ
同時開催:コレクション展 変更後: 5月19日(火)~9月6日(日) (変更前:5月19日(火)~7月5日(日)) 北欧の陶芸/コレクション・ハイライト/「国際陶磁器フェスティバル美濃」グランプリ作品展
《ライオンに化けたロバ》(部分) 1957年タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA ‒ Espoo Museum of Modern Art ©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2531
※会期を変更しました
オーストリア人画家で蝶類学者の父と、旧フィンランド領カレリア地方出身
の母のもとに、スウェーデン・ストックホルムに生まれる。両親の別離に伴い、
幼少期に母と兄弟とともにフィンランドへ移住。イタリア文化や芸術に親しみ、
建築家になることを夢見たものの、周囲の勧めにより美術工芸中央学校に
進学しグラフィックアートを学ぶ。
卒業後は、テキスタイルデザイナーやイラストレーターとして活躍。1942年
にアラビア製陶所美術部門に招聘され、以降およそ50年にわたり同部門専属
アーティストとして活動した。1951年のミラノ・トリエンナーレではグランプリ
を受賞するなど、国内外で高く評価される。その作風は変化し続け、ブリュック
にとって重要なモティーフであった蝶のごとく、自由な発想で陶芸の既成概念
を刷新し続けた。
夫のタピオ・ヴィルカラは世界的なデザイナーで、ブリュックの作品を誰より
も慈しみ、その創作活動を支えた。ヴィルカラが蒐集したブリュック作品は、
2003年に創設されたタピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団が所有する
コレクションの核を成している。生誕100年にあたる2016年には、故郷フィン
ランドやスウェーデンで大規模な回顧展「ルート・ブリュック マジック・ボックス」
が開催された。
展覧会公式ウェブサイト rutbryk.jp
展覧会のみどころ、オリジナルグッズ、各界著名人へのインタビューなど情報満載!
【関連企画】
○ギャラリートーク 当館学芸員による展示解説 ※中止いたします 2020年5月17日(日)、6月7日(日)、6月28日(日) 各回14:00-15:00
※要観覧券、事前申込不要
【巡回情報】
久留米市美術館 2020年7月18日(土)~2020年9月6日(日) ※中止となりました
新潟県立万代島美術館 2020年10月10日(土)~12月6日(日)
ルート・ブリュック ポートレート Photo: Tapio Wirkkala Private Collection
ルート・ブリュック(Rut Bryk, 1916-1999)とは
《スイスタモ》(部分) 1969年タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA ‒ Espoo Museum of Modern Art ©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2531
《魚の皿》 1953-1954年タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA ‒ Espoo Museum of Modern Art ©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2531
広報用写真読者プレゼント用チケット
貴社名 (ご担当者 )
ご住所 〒
お電話 FAX
掲載媒体名
題目 記載予定日
備考
FAX:0572-28-3101 担当:山口 • 水野読者用プレゼントチケット ( 5 組 10名様分 ) を □希望します。 ※希望される方はチェック□をいれてください。
TEL:0572-28-3100 FAX:0572-28-3101展覧会担当 山口敦子写真データ貸出 水野利香〒507-0801 多治見市東町4-2-5
『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』展の広報用写真 (データ) を希望される方は、本用紙に必要事項をご記入の上、上記 FAX番号までお申し込みください。
申込書
○ 写真 • 画像のご使用は本展覧会をご紹介いただける場合に限らせ ていただきます。○ 使用される場合は、上記キャプションおよびクレジットをご明記 ください。○ デジタル画像は全て jpg です。ご送付の手段については原則と してメール送信 ( 画像サイズは 1 点 300~500KB 程度 ) となり ます。○ 大きなサイズの画像がご入用の場合は、担当までご連絡ください。○ 内容確認のため、校正原稿をお送りください。○ ご掲載紙•誌を 1 部当館までご送付いただければ幸いに存じます。
ご希望の写真にチェック□をいれてください。
□ ルート・ブリュック 《ライオンに化けたロバ》 1957年
□ ルート・ブリュック 《スイスタモ》 1969年
□ ルート・ブリュック 《蝶》 1957年
□ ルート・ブリュック 《ヴェネチアの宮殿:リアルト橋》 1953年
□ ルート・ブリュック 《母子》 1950年
□ ルート・ブリュック ポートレート Photo: Tapio Wirkkala Private Collection
※掲載の際は、ポートレートを除くすべての作品に以下の所蔵先とクレジットを付記ください。 タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA ‒ Espoo Museum of Modern Art ©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2531