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半導体事業譲渡に伴うお知らせ パナソニック株式会社の半導体事業は、202091日にNuvoton Technology Corporation (以下、Nuvoton)へ譲渡され、パナソニック セミコンダクターソリューションズ株式会社は、 ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社(以下、NTCJ)としてNuvotonグループの会社となりました。 これに伴い、202091日以降、半導体商品はNTCJ製となりますが、引き続き、パナソニック株式 会社を通じた販売を継続いたします。 本ドキュメントにつきましては、製造元であるNTCJが発行しています。 本文中にパナソニック/パナソニック セミコンダクターソリューションズの記述がございましたら、NTCJに読 み替えてご使用ください。 ※ “本書に記載の技術情報および半導体のご使用にあたってのお願いと注意事項”を除く ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社

マトリクスLEDドライバ( 9 x 9 ドット)...AN32183A Page 1 of 57 製品規格 マトリクスLEDドライバ(9 x 9 ドット) 特長 マトリクス LEDドライバ9

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  • 半導体事業譲渡に伴うお知らせ

    パナソニック株式会社の半導体事業は、2020年9月1日にNuvoton Technology Corporation(以下、Nuvoton)へ譲渡され、パナソニック セミコンダクターソリューションズ株式会社は、ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社(以下、NTCJ)としてNuvotonグループの会社となりました。

    これに伴い、2020年9月1日以降、半導体商品はNTCJ製となりますが、引き続き、パナソニック株式会社を通じた販売を継続いたします。

    本ドキュメントにつきましては、製造元であるNTCJが発行しています。本文中にパナソニック/パナソニック セミコンダクターソリューションズの記述がございましたら、NTCJに読み替えてご使用ください。

    ※ “本書に記載の技術情報および半導体のご使用にあたってのお願いと注意事項”を除く

    ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社

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    製品規格

    マトリクスLEDドライバ( 9 x 9 ドット)

    特 長 マトリクスLEDドライバ 9 9 ドット

    (計81個のLED駆動が可能)

    LED最大電流切換可能

    LED音楽同期機能

    I2C インタフェース

    (標準モード, ファーストモード, ファーストモードプラス)

    (4 スレーブアドレス切換可能)

    24 ピンプラスチックパッケージ (SSOP タイプ)

    概 要AN32183Aは、 9 9のドット マトリクスLEDドライバです。

    RGB LEDを27個まで駆動可能です。

    アプリケーション モバイル、ウェアラブル機器

    パーソナルコンピュータ

    ゲーム機

    スマートスピーカー、ロボット

    一般家電製品など

    応用回路例

    注: 上記回路例は量産セットの動作を保証するものではありません。量産セットを設計する際は、十分に評価・検証を実施した上、お客様の責任でご使用ください。

    VC

    C1

    VC

    C2

    Battery

    AG

    ND

    PG

    ND

    1

    PG

    ND

    2

    SDA

    NRST

    39 k

    W

    SCL

    SLAVSEL

    IRE

    F

    CLKIO

    LD

    O

    1.0m

    F

    CPU I/F

    VD

    D

    Z4

    Z3

    Z5

    Z1

    Z2

    Z9

    Z8

    Z10

    Z6

    Z7

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    製品規格

    目 次

    特 徴 ……………………………………………………………………… 1

    概 要 ……………………………………………………………………… 1

    アプリケーション ……………………………………………………………………… 1

    応用回路例 ……………………………………………………………………… 1

    目 次 ……………………………………………………………………… 2

    オーダー情報 ……………………………………………………………………… 3

    絶対最大定格 ……………………………………………………………………… 3

    定格消費電力 ……………………………………………………………………… 3

    推奨動作条件 ……………………………………………………………………… 4

    電気的特性 ……………………………………………………………………… 5

    ピン配置 ……………………………………………………………………… 11

    端子説明 ……………………………………………………………………… 12

    ブロック図 ……………………………………………………………………… 13

    動作説明 ……………………………………………………………………… 15

    パッケージ情報 ……………………………………………………………………… 55

    重要事項 ……………………………………………………………………… 56

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    製品規格

    定格消費電力

    項 目 記 号 定 格 単位 注

    電源電圧VCCMAX 6.0 V *1

    VDDMAX 6.0 V *1

    動作周囲温度範囲 Topr – 30 to + 85 C *2

    動作接合温度範囲 Tj – 30 to + 125 C *2

    保存温度範囲 Tstg – 55 to + 125 C *2

    入力電圧範囲VSLAVSEL, VSCL, VSDA,

    VCLKIO, VNRST– 0.3 to 6.0 V —

    出力電圧範囲

    VLDO, VCLKIO,

    VZ1, VZ2, VZ3, VZ4, VZ5,

    VZ6, VZ7, VZ8, VZ9, VZ10

    – 0.3 to 6.0 V —

    ESD耐量 HBM 2.0 kV —

    パッケージ JA PD (Ta=25 C) PD (Ta=85 C)

    24 ピン プラスチックパッケージ (SSOPタイプ) 135.1 C /W 0.740 W 0.296 W

    オーダー情報

    注文番号 特性 パッケージ 梱包

    AN32183A-VF イルミネーション用 LED ドライバ 24 ピン SSOP エンボステーピング

    絶対最大定格

    注: 上記の絶対最大定格を超えるストレスを与えた場合,本製品に恒久的な損傷を与えることがあります。

    これはストレスの定格についての規定であり,推奨動作範囲の項目に記載する値以上でのデバイス動作を

    保証するものではありません。

    絶対最大定格の状態に長時間置くと,本製品の信頼性に影響を与えることがあります。

    *1 : 定格消費電力を超えない範囲で使用した場合を示します。

    VCCMAX = VCC1 = VCC2, VDDMAX = VDD

    *2 : 動作周囲温度範囲,動作接合温度範囲および保存温度の項目以外はすべて Ta = 25 Cとします。

    注: 実使用時,パッケージ規格書のPD-Ta特性図を参照のうえ,電源電圧,負荷,周囲温度条件に基づき,許容値を超えないよう

    十分なマージンを持った熱設計をお願いします。

    静電気放電対策

    このデバイスは, ESD(静電破壊)保護機能を内蔵していますが,高エネルギーの静電放電を被った場合損傷を生じる可能性がありますので,適切な予防処置を行って下さい。

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    製品規格

    項 目 記 号 Min. Typ. Max. 単位 注

    電源電圧範囲VCC 3.1 3.6 5.5 V *1

    VDD 1.7 1.85 5.5 V *1

    入力電圧範囲

    VSLAVSEL, VSCL, VSDA,

    VCLKIO– 0.3 — VDD + 0.3 V *2

    VNRST – 0.3 — VCC + 0.3 V *2

    出力電圧範囲

    VLDO, VCLKIO,

    VZ1, VZ2, VZ3, VZ4, VZ5

    VZ6, VZ7, VZ8, VZ9, VZ10

    – 0.3 — VCC + 0.3 V *2

    注: *1 : 絶対最大定格、定格消費電力を超えない範囲で使用した場合を示します。

    記載のない端子には外部からの電圧や電流の入力を禁止します。

    定格電圧値は GND に対する各端子の電圧です。GND は AGND, PGND1 及び GND2端子です。

    VCC は VCC1 及び VCC2 の端子電圧、VDD は VDD の端子電圧です。

    *2 : (VCC + 0.3) V が6.0 V を超えないでください。また(VDD + 0.3)Vが6.0 V を超えないでください。

    推奨動作電圧

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    項 目 項 目 条 件許容値

    単位 注Min Typ Max

    電流回路

    電流回路(1) OFFモード ICC1 NRST = 0V — 0 1 mA —

    電流回路(2) OFFモード ICC2 NRST = 3.6V — 250 500 mA —

    内部発振器

    発振周波数 FDC1 VCC = 3.6 V 1.92 2.40 2.88 MHz —

    SCANスイッチ

    スイッチON時抵抗値 RSCANVCC = 3.6 V

    IZ1~Z9 = – 20 mA— 1.5 3 W —

    定電圧源 (LDO)

    出力電圧(1) VL1 ILDO = – 10 μA 2.75 2.85 2.95 V

    出力電圧(2) VL2 ILDO = – 15 mA 2.75 2.85 2.95 V

    CLKIO

    "H" レベル入力電圧範囲 VIH1"H" レベルACK電圧

    (外部CLK入力モード)

    0.7

    VDD—

    VDD

    + 0.3V —

    "L" レベル入力電圧範囲 VIL1"L" レベルACK電圧

    (外部CLK入力モード)– 0.3 —

    0.3

    VDDV —

    "H" レベル出力電圧 VOH1ICLKIO = – 1 mA

    (内部CLK出力モード)

    0.8

    VDD—

    VDD

    + 0.3V —

    "L" レベル出力電圧 VOL1ICLKIO = 1 mA

    (内部CLK出力モード)– 0.3 —

    0.2

    VDDV —

    "H" レベル入力電流 IIH1VCC = 5.5 V

    VCLKIO = 5.5 V– 1 0 1 mA —

    "L" レベル入力電流 IIL1VCC = 5.5 V

    VCLKIO = 0 V– 1 0 1 mA —

    電気的特性VCC = 3.6 V, VDD = 1.85 V

    特に規定のない限り周囲温度は Ta = 25 C 2 C

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    項 目 項 目 条 件許容値

    単位 注Min Typ Max

    定電流源 (マトリクス LED)

    出力電流 (1) IMX1

    LED 電流設定 = 20 mA

    IMAX = [011], BRTXX = [1010]

    VZ1~Z10 = 1 V

    19 20 21 mA *1

    DAC 電流ステップ DACSTEP

    DAC定電流モード

    LED電流設定 = 20 mA

    IMAX = [011], BRTXX = [1010]

    VZ1~Z10 = 1V, IDAC1 = IZ1~Z10

    LED電流設定 = 22 mA

    IMAX = [011], BRTXX = [1011]

    VZ1~Z10 = 1 V, IDAC2 = IZ1~Z10

    DACSTEP = IDAC2 – IDAC1

    0 2 4 mA *2

    OFFモードリーク電流 1 IMXOFF1

    VCC = 5.5 V, VDD = 5.5 V

    MTXON = 0

    VZ1~Z10 = 5.5V

    – 1 — 1 mA *3

    OFFモードリーク電流 2 IMXOFF2

    VCC = 5.5 V, VDD = 5.5 V

    MTXON = 0

    VZ1~Z10 = 0 V

    – 1 — 1 mA *3

    チャンネル間誤差 IMXCH

    LED 電流設定 = 20 mA

    IMAX = [011], BRTXX = [1010]

    各チャンネルと平均電流値との誤差

    – 5 — 5 % —

    LEDドライバ定電流値保持可能電圧

    LED ドライブ電圧 VLD2

    LED 電流設定 = 20 mAIMAX = [011], BRTXX = [1010]

    LED端子電圧が0.5 V 時のLED電流に対して、LED電流が 5 % 以内を保持できるLED端子電圧

    0.4 — — V —

    電気的特性(続き)VCC = 3.6 V, VDD = 1.85 V

    特に規定のない限り周囲温度は Ta = 25 C 2 C

    注: *1: IREF端子に推奨部品(ERJ2RHD393X) を使用した時の値です。

    *2: 個々のチャンネル(Z1~Z10)の電流ステップです。

    *3: 設定詳細はP.23を参照してください。

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    項 目 項 目 条 件許容値

    単位 注Min Typ Max

    SLAVSEL

    "H" レベル入力電圧範囲 VIH2 "H" レベルと認識する電圧0.7

    VDD—

    VDD

    + 0.3V —

    "L" レベル入力電圧範囲 VIL2 "L" レベルと認識する電圧 – 0.3 —0.3

    VDDV —

    "H" レベル入力電流 IIH2VCC = 5.5 V

    VSLAVSEL = 3.6 V– 1 0 1 mA —

    "L" レベル入力電流 IIL2VCC = 5.5 V

    VSLAVSEL = 0 V– 1 0 1 mA —

    NRST

    "H" レベル入力電圧範囲 VIH3 "H" レベルと認識する電圧 1.5 —VCC

    + 0.3V —

    "L" レベル入力電圧範囲 VIL3 “L" レベルと認識する電圧 – 0.3 — 0.6 V —

    "H" レベル入力電流 IIH3VCC = 5.5 V

    VNRST = 3.6 V– 1 0 1 mA —

    "L" レベル入力電流 IIL3VCC = 5.5 V

    VNRST = 0 V– 1 0 1 mA —

    I2C バス (内部入出力段特性)

    "L" レベル入力電圧 VILSDA と SCL が

    "L" レベルと認識する電圧–0.5 —

    0.3

    VDDV *4

    “H" レベル入力電圧 VIHSDA と SCL が

    “H" レベルと認識する電圧

    0.7

    VDD—

    VDDMA

    X

    + 0.5

    V *4

    "L" レベル出力電圧(1) VOL1VDD > 2 V

    ISDA = 3 mA0 — 0.4 V —

    "L" レベル出力電圧(2) VOL2VDD < 2 V

    ISDA = 3 mA0 —

    0.2

    VDDV —

    "L" レベル出力電流 IOL VSDA = 0.4 V 20 — — mA —

    各入出力端子の入力電流 Ii

    VCC = 5.5 V, VDD = 5.5 V

    VSCL, VSDA =

    0.1 VDDMAX to 0.9 VDDMAX

    – 10 0 10 mA —

    SCLクロック周波数 fSCL — 0 — 1 000 kHz —

    電気的特性(続き)VCC = 3.6 V, VDD = 1.85 V

    特に規定のない限り周囲温度は Ta = 25 C 2 C

    VDDMAX は、VDD の最大動作供給電圧を指します。注: *4: I2Cバスの入力スレショルド電圧(Vth) は VDD(I

    2CバスI/O段供給電圧)と関係があります。プルアップ電圧がVDDではない場合、スレショルド電圧(Vth)は (( VDD /2)±(シュミット幅)/2) に固定され、入力電圧のハイレベル、低レベルは規定されません。 この場合、ローレベル(最大)値(VILMAX)に注意してください。I2Cバスのプルアップ電圧は、I2CバスI/O段供給電圧(VDD)にセットすることをお勧めします。

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    製品規格

    項 目 項 目 条 件許容値

    単位 注Min Typ Max

    TSD (温度保護回路)

    検出温度 Tdet定電流回路,マトリクスSWが

    OFFする温度— 150 — C

    *5

    *6

    定電圧源(LDO)

    リップル除去率 (1) PSL11

    VCC = 3.6 V + 0.3 V[p-p]

    f = 1 kHz

    ILDO = –15 mA

    PSL11 = 20log(acVLDO / 0.3)

    — – 50 — dB *6

    リップル除去率 (2) PSL12

    VCC = 3.6 V + 0.3 V[p-p]

    f = 10 kHz

    ILDO = –15 mA

    PSL12 = 20log(acVLDO / 0.3)

    — – 40 — dB *6

    短絡保護電流 IPT1 VLDO = 0 V — 40 — mA *6

    I2C バス (内部I/O段特性) (続き)

    シュミットトリガー入力 1

    ヒステリシスVhys1

    VDD > 2 V,

    SDA, SCLのヒステリシス

    0.05

    VDD — V

    *7

    *8

    シュミットトリガー入力 2

    ヒステリシスVhys2

    VDD < 2 V,

    SDA, SCLのヒステリシス

    0.1

    VDD— — V

    *7

    *8

    VIHMINからVILMAXまでの

    出力立下り時間tof

    バスの静電容量: 10pF to 550pF

    IP 20 mA (VOLMAX = 0.4 V)

    IP : Max. sink current

    — — 120 ns*7

    *8

    入力フィルターによって抑圧されるスパイクのパルス幅

    tSP — 0 — 50 ns *7

    *8

    I/O 端子静電容量 Ci — — — 10 pF*7

    *8

    電気的特性(続き)VCC = 3.6 V, VDD = 1.85 V

    特に規定のない限り周囲温度は Ta = 25 C 2 C

    注: *5 : TSDが動作した場合、定電流回路、マトリクスSWがOFFし、IC はリセットします。

    *6 :設計センター値です。

    *7 : I2Cバスにおけるファーストモードプラスデバイスのタイミングは、P.10のように定義されます。

    すべての値は VIHMINおよび VILMAX レベルを参照します。

    *8 :設計検証されていますが,出荷検査は行っていません

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    製品規格

    項 目 項 目 条 件許容値

    単位 注Min Typ Max

    I2C バス (バスライン仕様) (続き)

    ホールド時間(反復)

    スタート条件tHD:STA

    tHD:STA後,最初のクロック・パルスを生成

    0.26 — — ms*7

    *8

    SCLクロック"L" 期間 tLOW — 0.5 — — ms*7

    *8

    SCLクロック"H" 期間 tHIGH — 0.26 — — ms*7

    *8

    反復START条件の

    セットアップ時間tSU:STA — 0.26 — ms

    *7

    *8

    データホールド時間 tHD:DAT — 0 — — ms*7

    *8

    データセットアップ時間 tSU:DAT — 50 — — ns*7

    *8

    SDA, SCL 信号立上がり時間 tr — — — 120 ns*7

    *8

    SDA, SCL 信号立下がり時間 tf — — — 120 ns*7

    *8

    STOP条件のセットアップ時間 tSU:STO — 0.26 — — ms*7

    *8

    STOP条件とSTART条件との間のバス・フリー時間

    tBUF — 0.5 — — ms*7

    *8

    バスライン容量性負荷 Cb — — 550 pF*7

    *8

    データ有効時間 tVD:DAT — — — 0.45 ms*7

    *8

    データ有効応答時間 tVD:ACK — — — 0.45 ms*7

    *8

    各接続しているデバイスの"L"レベルのノイズマージン

    VnL —0.1

    VDD— — V

    *7

    *8

    各接続しているデバイスの“H"レベルのノイズマージン

    VnH —0.2

    VDD— — V

    *7

    *8

    電気的特性(続き)VCC = 3.6 V, VDD = 1.85 V

    特に規定のない限り周囲温度は Ta = 25 C 2 C

    注: *7 : I2Cバスにおけるファーストモードプラスデバイスのタイミングは、P.10のように定義されます。

    すべての値は VIHMINおよび VILMAX レベルを参照します。

    *8 :設計検証されていますが,出荷検査は行っていません

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    製品規格

    電気的特性(続き)

    S : START条件

    Sr :反復START条件

    P : STOP条件

    tf tr

    tf

    70 %30 %

    SDA

    SCL

    tHD;STA

    70 %30 %

    70 %30 %

    S 1 / fSCL1st clock cycle

    tHD;DAT

    tSU;DAT

    70 %30 %

    70 %30 %

    tr

    tLOW

    70 %30 %

    tHIGH

    tVD;DAT

    ●● ●

    cont.

    9th clock

    ●● ●

    cont.

    tHD;STA

    Sr

    tSP

    70 %30 %

    tSU;STO

    VILMAX = 0.3 VDD

    VIHMIN = 0.7 VDD

    tSU;STA

    9th clock

    tVD;ACK

    tBUF

    P S

    SDA

    SCL

    ●● ●

    ●● ●

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    製品規格

    ピン配置

    TOP VIEW

    VDD

    SCL

    SDA

    SLAVSEL

    Z10

    Z9

    VCC2

    Z8

    PGND2

    Z7

    Z6

    Z5

    IREF

    AGND

    NRST

    N.C.

    CLKIO

    Z1

    Z2

    VCC1

    Z3

    PGND1

    Z4

    LDO

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    7

    8

    9

    10

    11

    12

    24

    23

    22

    21

    20

    19

    18

    17

    16

    15

    14

    13

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    製品規格

    端子説明

    Pin No. 端子名 Type 説明未使用時の

    端子処理

    1 VDD 電源 I2Cインタフェース用電源端子 (未接続不可)

    2 SCL 入力 I2Cインタフェース用クロック入力端子 (未接続不可)

    3 SDA 入力 / 出力 I2Cインタフェース用データ入出力端子 (未接続不可)

    4 SLAVSEL 入力 I2Cインタフェース用スレーブアドレス切替端子GND / VCC / SCL

    または SDA

    5 Z10 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    6 Z9 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    7

    17

    VCC2

    VCC1電源

    マトリックス・ドライバ用電源端子。内部参照回路。

    バッテリ または外部電源供給

    8 Z8 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    9

    15

    PGND2

    PGND1Ground 電源用GND端子 (未接続不可)

    10 Z7 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    11 Z6 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    12 Z5 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    13 LDO 出力 LDO 出力端子。 (未接続不可)

    14 Z4 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    16 Z3 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    18 Z2 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    19 Z1 出力定電流回路,PWM制御出力端子

    マトリクスドライバ用制御スイッチ端子オープン

    20 CLKIO 入力 / 出力基準クロック 入出力端子

    音楽信号入力端子オープン

    21 — — N.C —

    22 NRST 入力 リセット入力端子 (未接続不可)

    23 AGND Ground GND端子 (未接続不可)

    24 IREF 出力 定電流値設定用抵抗接続端子 (未接続不可)

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    ブロック図

    注 : ブロック図は、機能を説明するため、一部省略、簡素化している場合があります。

    (2)

    (1)

    (3)

    SCL

    SDA

    VDD

    (4)SLAVSEL

    I2C

    serial

    interface

    Frame and brightness

    controller

    Moving pattern

    generator

    Logic

    PWM Step control

    (24) IREFReference

    Generator(23) AGND

    (22) NRST

    Clock Output

    Music

    Synchronize

    Function

    CLKIO(20)

    No Connection(21)

    (13) LDOVoltage

    regulators

    Z10 (5)

    Z9 (6)

    Z8 (8)

    Z7 (10)

    Z6 (11)

    Z5 (12)

    Z1(19)

    Z2(18)

    Z3(16)

    Z4(14)

    VCC2 (7)

    PGND2 (9)

    VCC1(17)

    PGND1(15)

    Periodical Scanning Selectors

    &

    LED drivers

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    1.1 Power ON

    1.2 Power OFF

    1. 電源シーケンス制御

    シリアル入力可能 1 ms 以上

    注 : VCC と VDD の立下げタイミングは、同時または入れ替えすることが可能です。

    動作説明

    注 : VCC と VDD の立上げタイミングは、同時または入れ替えすることが可能です。

    シリアル入力可能

    NRST

    1 ms 以上

    VCC

    VDD

    3 ms 以上

    NRST

    VDD

    VCC

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    製品規格

    動作説明(続き)

    注: “Reserved”レジスタと“Reserved”データビットは “--”または“Reserved”で表され、アクセスすることはできません。

    “Reserved”レジスタを除く “--” で表された他のデータビットは、読込みされると [0]を返します。書込みされてもデータは無効になります。

    IMAX Reserved は初期値が [1] になります。

    2. レジスタマップ

    アドレス レジスタ名 Default R/WDATA

    D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    01h RST 00h W -- -- -- -- -- -- RAMRST SRST

    02h POWERCNT 00h R/W -- -- -- -- -- -- OSCEN

    03h reserved -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

    04h OPTION 00h R/W -- -- -- -- ZPDEN MLDACT CLKOUT EXTCLK

    05h MTXON 1Eh R/W -- -- --IMAX

    ReservedIMAX[2:0] MTXON

    06h PWMEN1 00h R/W PWMA8 PWMA7 PWMA6 PWMA5 PWMA4 PWMA3 PWMA2 PWMA1

    07h PWMEN2 00h R/W PWMB7 PWMB6 PWMB5 PWMB4 PWMB3 PWMB2 PWMB1 PWMA9

    08h PWMEN3 00h R/W PWMC6 PWMC5 PWMC4 PWMC3 PWMC2 PWMC1 PWMB9 PWMB8

    09h PWMEN4 00h R/W PWMD5 PWMD4 PWMD3 PWMD2 PWMD1 PWMC9 PWMC8 PWMC7

    0Ah PWMEN5 00h R/W PWME4 PWME3 PWME2 PWME1 PWMD9 PWMD8 PWMD7 PWMD6

    0Bh PWMEN6 00h R/W PWMF3 PWMF2 PWMF1 PWME9 PWME8 PWME7 PWME6 PWME5

    0Ch PWMEN7 00h R/W PWMG2 PWMG1 PWMF9 PWMF8 PWMF7 PWMF6 PWMF5 PWMF4

    0Dh PWMEN8 00h R/W PWMH1 PWMG9 PWMG8 PWMG7 PWMG6 PWMG5 PWMG4 PWMG3

    0Eh PWMEN9 00h R/W PWMH9 PWMH8 PWMH7 PWMH6 PWMH5 PWMH4 PWMH3 PWMH2

    0Fh PWMEN10 00h R/W PWMI8 PWMI7 PWMI6 PWMI5 PWMI4 PWMI3 PWMI2 PWMI1

    10h PWMEN11 00h R/W -- -- -- -- -- -- -- PWMI9

    11h MLDEN1 00h R/W MLDA8 MLDA7 MLDA6 MLDA5 MLDA4 MLDA3 MLDA2 MLDA1

    12h MLDEN2 00h R/W MLDB7 MLDB6 MLDB5 MLDB4 MLDB3 MLDB2 MLDB1 MLDA9

    13h MLDEN3 00h R/W MLDC6 MLDC5 MLDC4 MLDC3 MLDC2 MLDC1 MLDB9 MLDB8

    14h MLDEN4 00h R/W MLDD5 MLDD4 MLDD3 MLDD2 MLDD1 MLDC9 MLDC8 MLDC7

    15h MLDEN5 00h R/W MLDE4 MLDE3 MLDE2 MLDE1 MLDD9 MLDD8 MLDD7 MLDD6

    16h MLDEN6 00h R/W MLDF3 MLDF2 MLDF1 MLDE9 MLDE8 MLDE7 MLDE6 MLDE5

    17h MLDEN7 00h R/W MLDG2 MLDG1 MLDF9 MLDF8 MLDF7 MLDF6 MLDF5 MLDF4

    18h MLDEN8 00h R/W MLDH1 MLDG9 MLDG8 MLDG7 MLDG6 MLDG5 MLDG4 MLDG3

    19h MLDEN9 00h R/W MLDH9 MLDH8 MLDH7 MLDH6 MLDH5 MLDH4 MLDH3 MLDH2

    1Ah MLDEN10 00h R/W MLDI8 MLDI7 MLDI6 MLDI5 MLDI4 MLDI3 MLDI2 MLDI1

    1Bh MLDEN11 00h R/W -- -- -- -- -- -- -- MLDI9

    2Ah MLDMODE1 00h R/W -- -- -- -- GRP9_9 GRP9_8 GRP9_2 GRP9_1

    2Bh THOLD 00h R/W THOLD[7:0]

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    製品規格

    2. レジスタマップ(続き)

    動作説明(続き)

    注: “Reserved”レジスタと“Reserved”データビットは “--”または“Reserved”で表され、アクセスすることはできません。

    “Reserved”レジスタを除く “--” で表された他のデータビットは、読込みされると [0]を返します。書込みされてもデータは無効になります。

    アドレス レジスタ名 Default R/WDATA

    D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    2Ch CONSTX6_1 00h R/W -- -- X6 X5 X4 X3 X2 X1

    2Dh CONSTX10_7 00h R/W -- -- -- -- X10 X9 X8 X7

    2Eh CONSTY6_1 00h R/W -- -- Y6 Y5 Y4 Y3 Y2 Y1

    2Fh CONSTY9_7 00h R/W -- -- -- -- -- Y9 Y8 Y7

    30h MASKY6_1 00h R/W -- -- Y6MSK Y5MSK Y4MSK Y3MSK Y2MSK Y1MSK

    31h MASKY9_7 00h R/W -- -- -- -- -- Y9MSK Y8MSK Y7MSK

    32h SLPTIME 00h R/W -- -- -- FADTIM SLOPEEXTL[1:0] SLOPEEXTH[1:0]

    33h MLDCOM 03h R/W -- -- -- -- -- MLDCOM[2:0]

    34h reserved -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

    35h reserved -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

    36h SCANSET 08h R/W -- -- -- -- SCANSET[3:0]

    40h DTA1 00h R/W DTA1[7:0]

    41h DTA2 00h R/W DTA2[7:0]

    42h DTA3 00h R/W DTA3[7:0]

    43h DTA4 00h R/W DTA4[7:0]

    44h DTA5 00h R/W DTA5[7:0]

    45h DTA6 00h R/W DTA6[7:0]

    46h DTA7 00h R/W DTA7[7:0]

    47h DTA8 00h R/W DTA8[7:0]

    48h DTA9 00h R/W DTA9[7:0]

    49h DTB1 00h R/W DTB1[7:0]

    4Ah DTB2 00h R/W DTB2[7:0]

    4Bh DTB3 00h R/W DTB3[7:0]

    4Ch DTB4 00h R/W DTB4[7:0]

    4Dh DTB5 00h R/W DTB5[7:0]

    4Eh DTB6 00h R/W DTB6[7:0]

    4Fh DTB7 00h R/W DTB7[7:0]

    50h DTB8 00h R/W DTB8[7:0]

    51h DTB9 00h R/W DTB9[7:0]

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    製品規格

    動作説明(続き)

    2. レジスタマップ(続き)

    アドレス レジスタ名 Default R/WDATA

    D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    52h DTC1 00h R/W DTC1[7:0]

    53h DTC2 00h R/W DTC2[7:0]

    54h DTC3 00h R/W DTC3[7:0]

    55h DTC4 00h R/W DTC4[7:0]

    56h DTC5 00h R/W DTC5[7:0]

    57h DTC6 00h R/W DTC6[7:0]

    58h DTC7 00h R/W DTC7[7:0]

    59h DTC8 00h R/W DTC8[7:0]

    5Ah DTC9 00h R/W DTC9[7:0]

    5Bh DTD1 00h R/W DTD1[7:0]

    5Ch DTD2 00h R/W DTD2[7:0]

    5Dh DTD3 00h R/W DTD3[7:0]

    5Eh DTD4 00h R/W DTD4[7:0]

    5Fh DTD5 00h R/W DTD5[7:0]

    60h DTD6 00h R/W DTD6[7:0]

    61h DTD7 00h R/W DTD7[7:0]

    62h DTD8 00h R/W DTD8[7:0]

    63h DTD9 00h R/W DTD9[7:0]

    64h DTE1 00h R/W DTE1[7:0]

    65h DTE2 00h R/W DTE2[7:0]

    66h DTE3 00h R/W DTE3[7:0]

    67h DTE4 00h R/W DTE4[7:0]

    68h DTE5 00h R/W DTE5[7:0]

    69h DTE6 00h R/W DTE6[7:0]

    6Ah DTE7 00h R/W DTE7[7:0]

    6Bh DTE8 00h R/W DTE8[7:0]

    6Ch DTE9 00h R/W DTE9[7:0]

    6Dh DTF1 00h R/W DTF1[7:0]

    6Eh DTF2 00h R/W DTF2[7:0]

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    製品規格

    動作説明(続き)

    2. レジスタマップ(続き)

    アドレス レジスタ名 Default R/WDATA

    D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    6Fh DTF3 00h R/W DTF3[7:0]

    70h DTF4 00h R/W DTF4[7:0]

    71h DTF5 00h R/W DTF5[7:0]

    72h DTF6 00h R/W DTF6[7:0]

    73h DTF7 00h R/W DTF7[7:0]

    74h DTF8 00h R/W DTF8[7:0]

    75h DTF9 00h R/W DTF9[7:0]

    76h DTG1 00h R/W DTG1[7:0]

    77h DTG2 00h R/W DTG2[7:0]

    78h DTG3 00h R/W DTG3[7:0]

    79h DTG4 00h R/W DTG4[7:0]

    7Ah DTG5 00h R/W DTG5[7:0]

    7Bh DTG6 00h R/W DTG6[7:0]

    7Ch DTG7 00h R/W DTG7[7:0]

    7Dh DTG8 00h R/W DTG8[7:0]

    7Eh DTG9 00h R/W DTG9[7:0]

    7Fh DTH1 00h R/W DTH1[7:0]

    80h DTH2 00h R/W DTH2[7:0]

    81h DTH3 00h R/W DTH3[7:0]

    82h DTH4 00h R/W DTH4[7:0]

    83h DTH5 00h R/W DTH5[7:0]

    84h DTH6 00h R/W DTH6[7:0]

    85h DTH7 00h R/W DTH7[7:0]

    86h DTH8 00h R/W DTH8[7:0]

    87h DTH9 00h R/W DTH9[7:0]

    88h DTI1 00h R/W DTI1[7:0]

    89h DTI2 00h R/W DTI2[7:0]

    8Ah DTI3 00h R/W DTI3[7:0]

    8Bh DTI4 00h R/W DTI4[7:0]

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    製品規格

    動作説明(続き)

    2. レジスタマップ(続き)

    注: “--”で示したデータビットは、アクセスすることができません。読込みされると [0] を返します。

    書込みされてもデータは無効になります。

    アドレス レジスタ名 Default R/WDATA

    D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    8Ch DTI5 00h R/W DTI5[7:0]

    8Dh DTI6 00h R/W DTI6[7:0]

    8Eh DTI7 00h R/W DTI7[7:0]

    8Fh DTI8 00h R/W DTI8[7:0]

    90h DTI9 00h R/W DTI9[7:0]

    91h A1 00h R/W BRTA1[3:0] -- SDTA1[2:0]

    92h A2 00h R/W BRTA2[3:0] -- SDTA2[2:0]

    93h A3 00h R/W BRTA3[3:0] -- SDTA3[2:0]

    94h A4 00h R/W BRTA4[3:0] -- SDTA4[2:0]

    95h A5 00h R/W BRTA5[3:0] -- SDTA5[2:0]

    96h A6 00h R/W BRTA6[3:0] -- SDTA6[2:0]

    97h A7 00h R/W BRTA7[3:0] -- SDTA7[2:0]

    98h A8 00h R/W BRTA8[3:0] -- SDTA8[2:0]

    99h A9 00h R/W BRTA9[3:0] -- SDTA9[2:0]

    9Ah B1 00h R/W BRTB1[3:0] -- SDTB1[2:0]

    9Bh B2 00h R/W BRTB2[3:0] -- SDTB2[2:0]

    9Ch B3 00h R/W BRTB3[3:0] -- SDTB3[2:0]

    9Dh B4 00h R/W BRTB4[3:0] -- SDTB4[2:0]

    9Eh B5 00h R/W BRTB5[3:0] -- SDTB5[2:0]

    9Fh B6 00h R/W BRTB6[3:0] -- SDTB6[2:0]

    A0h B7 00h R/W BRTB7[3:0] -- SDTB7[2:0]

    A1h B8 00h R/W BRTB8[3:0] -- SDTB8[2:0]

    A2h B9 00h R/W BRTB9[3:0] -- SDTB9[2:0]

    A3h C1 00h R/W BRTC1[3:0] -- SDTC1[2:0]

    A4h C2 00h R/W BRTC2[3:0] -- SDTC2[2:0]

    A5h C3 00h R/W BRTC3[3:0] -- SDTC3[2:0]

    A6h C4 00h R/W BRTC4[3:0] -- SDTC4[2:0]

    A7h C5 00h R/W BRTC5[3:0] -- SDTC5[2:0]

    A8h C6 00h R/W BRTC6[3:0] -- SDTC6[2:0]

    Doc No. TA4-EA-06235 Revision. 2

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    製品規格

    動作説明(続き)

    2. レジスタマップ(続き)

    注: “--”で示したデータビットは、アクセスすることができません。読込みされると [0] を返します。

    書込みされてもデータは無効になります。

    アドレス レジスタ名 Default R/WDATA

    D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    A9h C7 00h R/W BRTC7[3:0] -- SDTC7[2:0]

    AAh C8 00h R/W BRTC8[3:0] -- SDTC8[2:0]

    ABh C9 00h R/W BRTC9[3:0] -- SDTC9[2:0]

    ACh D1 00h R/W BRTD1[3:0] -- SDTD1[2:0]

    ADh D2 00h R/W BRTD2[3:0] -- SDTD2[2:0]

    AEh D3 00h R/W BRTD3[3:0] -- SDTD3[2:0]

    AFh D4 00h R/W BRTD4[3:0] -- SDTD4[2:0]

    B0h D5 00h R/W BRTD5[3:0] -- SDTD5[2:0]

    B1h D6 00h R/W BRTD6[3:0] -- SDTD6[2:0]

    B2h D7 00h R/W BRTD7[3:0] -- SDTD7[2:0]

    B3h D8 00h R/W BRTD8[3:0] -- SDTD8[2:0]

    B4h D9 00h R/W BRTD9[3:0] -- SDTD9[2:0]

    B5h E1 00h R/W BRTE1[3:0] -- SDTE1[2:0]

    B6h E2 00h R/W BRTE2[3:0] -- SDTE2[2:0]

    B7h E3 00h R/W BRTE3[3:0] -- SDTE3[2:0]

    B8h E4 00h R/W BRTE4[3:0] -- SDTE4[2:0]

    B9h E5 00h R/W BRTE5[3:0] -- SDTE5[2:0]

    BAh E6 00h R/W BRTE6[3:0] -- SDTE6[2:0]

    BBh E7 00h R/W BRTE7[3:0] -- SDTE7[2:0]

    BCh E8 00h R/W BRTE8[3:0] -- SDTE8[2:0]

    BDh E9 00h R/W BRTE9[3:0] -- SDTE9[2:0]

    BEh F1 00h R/W BRTF1[3:0] -- SDTF1[2:0]

    BFh F2 00h R/W BRTF2[3:0] -- SDTF2[2:0]

    C0h F3 00h R/W BRTF3[3:0] -- SDTF3[2:0]

    C1h F4 00h R/W BRTF4[3:0] -- SDTF4[2:0]

    C2h F5 00h R/W BRTF5[3:0] -- SDTF5[2:0]

    C3h F6 00h R/W BRTF6[3:0] -- SDTF6[2:0]

    C4h F7 00h R/W BRTF7[3:0] -- SDTF7[2:0]

    C5h F8 00h R/W BRTF8[3:0] -- SDTF8[2:0]

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    動作説明(続き)

    2. レジスタマップ(続き)

    注: “--”で示したデータビットは、アクセスすることができません。読込みされると [0] を返します。

    書込みされてもデータは無効になります。

    アドレス レジスタ名 Default R/WDATA

    D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    C6h F9 00h R/W BRTF9[3:0] -- SDTF9[2:0]

    C7h G1 00h R/W BRTG1[3:0] -- SDTG1[2:0]

    C8h G2 00h R/W BRTG2[3:0] -- SDTG2[2:0]

    C9h G3 00h R/W BRTG3[3:0] -- SDTG3[2:0]

    CAh G4 00h R/W BRTG4[3:0] -- SDTG4[2:0]

    CBh G5 00h R/W BRTG5[3:0] -- SDTG5[2:0]

    CCh G6 00h R/W BRTG6[3:0] -- SDTG6[2:0]

    CDh G7 00h R/W BRTG7[3:0] -- SDTG7[2:0]

    CEh G8 00h R/W BRTG8[3:0] -- SDTG8[2:0]

    CFh G9 00h R/W BRTG9[3:0] -- SDTG9[2:0]

    D0h H1 00h R/W BRTH1[3:0] -- SDTH1[2:0]

    D1h H2 00h R/W BRTH2[3:0] -- SDTH2[2:0]

    D2h H3 00h R/W BRTH3[3:0] -- SDTH3[2:0]

    D3h H4 00h R/W BRTH4[3:0] -- SDTH4[2:0]

    D4h H5 00h R/W BRTH5[3:0] -- SDTH5[2:0]

    D5h H6 00h R/W BRTH6[3:0] -- SDTH6[2:0]

    D6h H7 00h R/W BRTH7[3:0] -- SDTH7[2:0]

    D7h H8 00h R/W BRTH8[3:0] -- SDTH8[2:0]

    D8h H9 00h R/W BRTH9[3:0] -- SDTH9[2:0]

    D9h I1 00h R/W BRTI1[3:0] -- SDTI1[2:0]

    DAh I2 00h R/W BRTI2[3:0] -- SDTI2[2:0]

    DBh I3 00h R/W BRTI3[3:0] -- SDTI3[2:0]

    DCh I4 00h R/W BRTI4[3:0] -- SDTI4[2:0]

    DDh I5 00h R/W BRTI5[3:0] -- SDTI5[2:0]

    DEh I6 00h R/W BRTI6[3:0] -- SDTI6[2:0]

    DFh I7 00h R/W BRTI7[3:0] -- SDTI7[2:0]

    E0h I8 00h R/W BRTI8[3:0] -- SDTI8[2:0]

    E1h I9 00h R/W BRTI9[3:0] -- SDTI9[2:0]

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    レジスタ名 RST

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    01h W -- -- -- -- -- -- RAMRST SRST

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    レジスタ名 POWERCNT

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    02h R/W -- -- -- -- -- -- -- OSCEN

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    3. レジスタマップ詳細説明

    動作説明(続き)

    D1 : RAMRST RAMリセット制御

    [0] : RAM 上書き (default)

    [1] : 全てのPMMデューティー設定と輝度設定をクリアします。

    D0 : SRST ソフトリセット制御

    [0] : リセット解除状態 (default)

    [1] : リセット制御

    • 本レジスタに[1]を書き込むと、レジスタは自動で [0] (default)に戻ります。

    D0 : OSCEN 内部発振器ON/OFF設定

    [0] : 内部発振回路 OFF (default)

    [1] : 内部発振回路 ON

    • 本ビットが [0] 状態でも、いずれかの LED ドライバが有効(MTXON = 1) であれば、発振器は自動でONになります。

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    レジスタ名 OPTION

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    04h R/W -- -- -- -- ZPDEN MLDACT CLKOUT EXTCLK

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    レジスタ名 MTXON

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    05h R/W -- -- --IMAX

    ReservedIMAX[2:0] MTXON

    Default 1Eh 0 0 0 1 1 1 1 0

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    動作説明(続き)

    D3 : ZPDEN ゴーストイメージ防止設定[0] : ゴーストイメージ防止機能 OFF (default)[1] : ゴーストイメージ防止機能 ON

    D2 : MLDACT メロディーモード設定[0] : メロディーモード OFF (default)[1] : メロディーモード ON

    D1 : CLKOUT 内部クロック出力設定[0] : CLKOUT端子からの内部クロック出力 OFF (default)[1] : CLKOUT端子からの内部クロック出力 ON

    D0 : EXTCLK 内部・外部クロック同期選択設定[0] : 内部クロック動作 (default)[1] : 外部クロック動作

    • ゴーストイメージ防止機能はLED同士の色組み合わせや接続の仕方により、完全になくすことが出来ない場合

    があります。詳細はP.53をご参照下さい。

    本ICをRGBのドライバに使用した場合にはP.54をご参照下さい。

    • D2, D1, D0 は同時に [1] に設定できません。同時に設定された場合、動作の優先度はEXTCLK, CLKOUTの順になり、メロディーモードの優先度は最下位になります。

    D3-1 : IMAX 最大電流値設定[000] : 7.5 mA [100] : 37.5 mA

    [001] : 15 mA [101] : 45 mA

    [010] : 22.5 mA [110] : 52.5 mA

    [011] : 30 mA [111] : 60 mA (default)

    D0 : MTXON マトリクスLED制御のON/OFF設定[0] : OFF (default)[1] : ON

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    製品規格

    レジスタ名 PWMEN1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    06h R/W PWMA8 PWMA7 PWMA6 PWMA5 PWMA4 PWMA3 PWMA2 PWMA1

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    LED 番号 A1 ~ A9 に関しては P.43 を参照ください。

    アドレス 07h ~ 10h の機能は、各LEDチャンネルに対して、アドレス06h と同じになります。

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    D7 : PWMA8 A8 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

    D6 : PWMA7 A7 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

    D5 : PWMA6 A6 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

    D4 : PWMA5 A5 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

    D3 : PWMA4 A4 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

    D2 : PWMA3 A3 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

    D1 : PWMA2 A2 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

    D0 : PWMA1 A1 PWM モード設定

    [0] : PWM モード OFF (default)

    [1] : PWM モード ON

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    製品規格

    レジスタ名 MLDEN1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    11h R/W MLDA8 MLDA7 MLDA6 MLDA5 MLDA4 MLDA3 MLDA2 MLDA1

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    D7 : MLDA8 A8 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    D6 : MLDA7 A7 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    D5 : MLDA6 A6 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    D4 : MLDA5 A5 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    D3 : MLDA4 A4 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    D2 : MLDA3 A3 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    D1 : MLDA2 A2 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    D0 : MLDA1 A1 メロディーモード設定

    [0] : メロディーモード OFF (default)

    [1] : メロディーモード ON

    LED 番号 A1 ~ A9 に関しては P.43 を参照ください。

    アドレス 12h ~ 1Bh の機能は、各LEDチャンネルに対して、アドレス11h と同じになります。

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    D3 : GRP9_9 9列目を一つのグループとして、外部入力信号に同期して点滅する

    [0] : 通常 (default)

    [1] : メロディーモード (I9 H9 G9 F9 E9 D9 C9 B9 A9)

    D2 : GRP9_8 8列目を一つのグループとして、外部入力信号に同期して点滅する

    [0] : 通常 (default)

    [1] : メロディーモード (I8 H8 G8 F8 E8 D8 C8 B8 A8)

    D1 : GRP9_2 2列目を一つのグループとして、外部入力信号に同期して点滅する

    [0] : 通常 (default)

    [1] : メロディーモード (I2 H2 G2 F2 E2 D2 C2 B2 A2)

    D0 : GRP9_1 1列目を一つのグループとして、外部入力信号に同期して点滅する

    [0] : 通常 (default)

    [1] : メロディーモード (I1 H1 G1 F1 E1 D1 C1 B1 A1)

    レジスタ名 MLDMODE1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    2Ah R/W -- -- -- -- GRP9_9 GRP9_8 GRP9_2 GRP9_1

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    スレッショルド 4

    スレッショルド 5

    スレッショルド 6

    スレッショルド 7

    スレッショルド 8

    スレッショルド 8

    GR

    P9_

    1

    GR

    P9_

    2

    GR

    P9_

    8

    GR

    P9_

    9

    スレッショルド 1

    スレッショルド 2

    スレッショルド 3

    A

    B

    C

    D

    E

    F

    G

    H

    I

    1 2 3 4 5 6 7 8 9

    バーメーターモード動作中は、自動閾値検出が使用されます。本IC では、固定閾値設定による

    バーメーターモードはサポート していません。

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

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    レジスタ名 THOLD

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    2Bh R/W THOLD[7:0]

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    D7 : THOLD[7] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド8に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド8 を使用 (電圧値: 約 1.93 V)

    D6 : THOLD[6] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド7に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド7 を使用 (電圧値 : 約 1.80 V)

    D5 : THOLD[5] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド6に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド6 を使用 (電圧値 : 1.67 V)

    D4 : THOLD[4] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド5に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド5 を使用 (電圧値 : 1.55 V)

    D3 : THOLD[3] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド4に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド4 を使用 (電圧値 : 1.42 V)

    D2 : THOLD[2] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド3に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド3 を使用 (電圧値 : 1.30 V)

    D1 : THOLD[1] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド2に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド2 を使用 (電圧値 : 1.17 V)

    D0 : THOLD[0] メロディーモード時の電圧検出をスレッショルド1に固定

    [0] : 自動電圧検出 (default)

    [1] : スレッショルド1 を使用 (電圧値 : 1.04 V)

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    • 全てのビットが [0] の場合、自動電圧検出モード(default) になります。

    • 同時に2つ以上のレジスタビットを [1] に設定しないで下さい。

    • 同時に2つのビットを [1] に設定した場合、1番目に [1] に設定したビットのみ認識されます。

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    D5 : X6 X6 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X6 端子を定電流モードに固定(LED番号 A6 の電流設定を使用)

    D4 : X5 X5 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X5 端子を定電流モードに固定(LED番号 A5 の電流設定を使用)

    D3 : X4 X4 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X4 端子を定電流モードに固定(LED番号 A4 の電流設定を使用)

    D2 : X3 X3 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X3 端子を定電流モードに固定(LED番号 A3 の電流設定を使用)

    D1 : X2 X2 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X2 端子を定電流モードに固定(LED番号 A2 の電流設定を使用)

    D0 : X1 X1 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X1 端子を定電流モードに固定(LED番号 A1 の電流設定を使用)

    レジスタ名 CONSTX6_1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    2Ch R/W -- -- X6 X5 X4 X3 X2 X1

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    • 詳細はP.38を参照願います。

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

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    D3 : X10 X10 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X10 端子を定電流モードに固定(LED番号 I1 の電流設定を使用)

    D2 : X9 X9 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X9 端子を定電流モードに固定(LED番号 A9 の電流設定を使用)

    D1 : X8 X8 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X8 端子を定電流モードに固定(LED番号 A8 の電流設定を使用)

    D0 : X7 X7 端子 定電流モード固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : X7 端子を定電流モードに固定(LED番号 A7 の電流設定を使用)

    レジスタ名 CONSTX10_7

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    2Dh R/W -- -- -- -- X10 X9 X8 X7

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    • 詳細はP.38を参照願います。

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    製品規格

    D5 : Y6 VCC—Z6 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z6 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    D4 : Y5 VCC—Z5 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z5 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    D3 : Y4 VCC—Z4 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z4 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    D2 : Y3 VCC—Z3 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z3 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    D1 : Y2 VCC—Z2 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z2 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    D0 : Y1 VCC—Z1 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z1 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    レジスタ名 CONSTY6_1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    2Eh R/W -- -- Y6 Y5 Y4 Y3 Y2 Y1

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    • 詳細はP.38を参照願います。

    Doc No. TA4-EA-06235 Revision. 2

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    製品規格

    D2 : Y9 VCC—Z9 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z9 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    D1 : Y8 VCC—Z8 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z8 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    D0 : Y7 VCC—Z7 端子間のスイッチ ON固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z7 端子間のスイッチ ON 固定(VCCレベル出力)

    レジスタ名 CONSTY9_7

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    2Fh R/W -- -- -- -- -- Y9 Y8 Y7

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    • 詳細はP.38を参照願います。

    Doc No. TA4-EA-06235 Revision. 2

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    Page 32 of 57

    製品規格

    レジスタ名 MASKY6_1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    30h R/W -- -- Y6MSK Y5MSK Y4MSK Y3MSK Y2MSK Y1MSK

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    D5 : Y6MSK VCC—Z6 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z6 端子間のスイッチ OFF固定

    D4 : Y5MSK VCC—Z5 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z5 端子間のスイッチ OFF固定

    D3 : Y4MSK VCC—Z4 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z4 端子間のスイッチ OFF固定

    D2 : Y3MSK VCC—Z3 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z3 端子間のスイッチ OFF固定

    D1 : Y2MSK VCC—Z2 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z2 端子間のスイッチ OFF固定

    D0 : Y1MSK VCC—Z1 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z1 端子間のスイッチ OFF固定

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    • 詳細はP.38を参照願います。

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    レジスタ名 MASKY9_7

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    31h R/W -- -- -- -- -- Y9MSK Y8MSK Y7MSK

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    D2 : Y9MSK VCC—Z9 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z9 端子間のスイッチ OFF固定

    D1 : Y8MSK VCC—Z8 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z8 端子間のスイッチ OFF固定

    D0 : Y7MSK VCC—Z7 端子間のスイッチ OFF固定切替

    [0] : 通常マトリクス動作 (default)

    [1] : VCC—Z7 端子間のスイッチ OFF固定

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    • 詳細はP.38を参照願います。

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    製品規格

    レジスタ名 SLPTIME

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    32h R/W -- -- -- FADTIM SLOPEEXTL[1:0] SLOPEEXTH[1:0]

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    D4 : FADTIM フェードアウト時間制御

    [0] : T3 = T1 (default)

    [1] : T3 = T1 2

    D3-2 : SLOPEEXTL T4 時間制御

    [00] : T4 = T1 (default)

    [01] : T4 = T1 0.25

    [10] : T4 = T1 0.5

    [11] : T4 = T1 2

    D1-0 : SLOPEEXTH T2 時間制御

    [00] : T2 = T1 (default)

    [01] : T2 = T1 0.25

    [10] : T2 = T1 0.5

    [11] : T2 = T1 2

    本ビットは、PWMフェードアウトモードにも作用します。FADTIM =1 の場合、フェードアウト時間はフェードイン時間

    の2倍になります。

    T1 の時間はアドレス 91h ~ E1h により制御されます。

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

    T1 T3T2 T4

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    レジスタ名 MLDCOM

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    33h R/W -- -- -- -- -- MLDCOM[2:0]

    Default 03h 0 0 0 0 0 0 1 1

    D2-0 : MLDCOM メロディーモード時の LED 点灯時間補正

    [000] : 0s

    [001] : 1.94 µs

    [010] : 3.87 µs

    [011] : 5.80 µs (default)

    [100] : 7.74 µs

    [101] : 9.67 µs

    [110] : 11.6 µs

    [111] : 13.5 µs

    レジスタ名 SCANSET

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    36h R/W -- -- -- -- SCANSET[3:0]

    Default 08h 0 0 0 0 1 0 0 0

    D3-0 : SCANSET マトリクススイッチのスキャン数指定

    [0000] : 1列目のみスキャン

    [0001] : 2列目までスキャン

    [0010] : 3列目までスキャン

    [0011] : 4列目までスキャン

    [0100] : 5列目までスキャン

    [0101] : 6列目までスキャン

    [0110] : 7列目までスキャン

    [0111] : 8列目までスキャン

    [1000] : 全列スキャン (default)

    その他の値は全列スキャン

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

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    D7-0 : DTA1 A1 PWM Duty制御

    [0000_0000] : 0%. (default)

    [0000_0001] : 0.39%. (1/256)

    [0000_0010] : 0.78%. (2/256)

    [0000_0011] : 1.17%. (3/256)

    [1111_1100] : 98.8%. (253/256)

    [1111_1110] : 99.2%. (254/256)

    [1111_1111] : 99.6%. (255/256)

    レジスタ名 DTA1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    40h R/W DTA1[7:0]

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    PWMA1 が [1] の場合のみ、このDuty 設定は有効になります。

    アドレス 41h ~ 90h の機能は、各LEDチャンネルに対して、アドレス40h と同じになります。

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

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    レジスタ名 A1

    アドレス R/W D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0

    91h R/W BRTA1[3:0] -- SDTA1[2:0]

    Default 00h 0 0 0 0 0 0 0 0

    D7-4 : BRTA1 LED 番号 A1 の輝度設定 (IMAX [2:0] = [011] の場合)[0000] : 0 mA (default)

    [0001] : 2 mA

    [0010] : 4 mA

    [0011] : 6 mA

    [0100] : 8 mA

    [0101] : 10 mA

    [1010] : 20 mA

    [1011] : 22 mA

    [1100] : 24 mA

    [1101] : 26 mA

    [1110] : 28 mA

    [1111] : 30 mA

    D2-0 : SDTA1 (SCANSET = [11], 初期設定)

    (1) 蛍動作 (PWMA1 = 0)[000] : 定電流モード (default)[001] : 0.248 s

    [010] : 0.495 s

    [011] : 0.99 s

    [100] : 1.484 s

    [101] : 1.979 s

    [110] : 2.473 s

    [111] : 2.968 s

    (2) PWM フェードイン・フェードアウト動作 (PWMA1 = 1)[000] : 瞬時変更モード (default)[001] : 1.939 ms

    [010] : 3.879 ms

    [011] : 7.758 ms

    [100] : 11.636 ms

    [101] : 15.515 ms

    [110] : 19.394 ms

    [111] : 23.273 ms

    T1 T3T2 T4

    PWM Duty を 0 から 255 に変更する場合、最長時間は 255 23.273 ms = 5.957 s になります。

    T1 時間は、アドレス 36h における SCANSET でも制御され、以下の計算式により求められます。

    SCANSET = 0000 : T1 = 0.111 T_default

    SCANSET = 0001 : T1 = 0.222 T_default

    SCANSET = 0111 : T1 = 0.888 T_default

    アドレス 92h ~ E1h の機能は、各LEDチャンネルに対して、アドレス 91h と同じになります。

    動作説明(続き)

    3. レジスタマップ詳細説明(続き)

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    MTXON X* Y*MSK Y* PWM* SDT* 動作モード

    0 x x x x x OFF

    1 1 x x x x X*CNT 固定モード

    1 0 1 x x x OFF

    1 0 0 1 x x A1, A2, A3, A4 と共にON

    1 0 0 0 1 x PWMモード

    1 0 0 0 0 !=0 点滅モード

    1 0 0 0 0 0 定電流モード

    4. 動作モードの優先度

    • * for X*, PWM*, SDT* = 1 ~ 10, * for Y*MSK, Y* = 1 ~ 9.

    動作説明(続き)

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    START条件または

    反復START条件

    STOP条件または

    反復START条件

    SCL

    SDA

    MSB

    ACK ACK

    1 2 7 8 9 1 2 3 – 8 9SrorP

    Sr

    P

    SorSr

    スレーブからのACK信号 レシーバからのACK信号

    バイト転送完了、スレーブ割込み

    5.1 基本規約

    5.2 START条件と STOP条件

    SCLが High のときに SDA ラインが High から Low に変化する場合が START条件、SCL が High のときに SDAラインが Low から High に変化する場合が STOP条件になります。

    START条件とSTOP条件は常にマスターにより生成されます。START条件が発生した後には、バスがビジー状態になります。STOP条件が生成されると、その後しばらく、バスは再びフリー状態になります。

    5.3 データ転送

    SDA ラインに出力される各バイトの長さは、必ず 8 ビットになります。1回の転送で伝送できるバイト数には制限がなく、何バイトでも送ることができます。各バイトの後にはアクノリッジ・ビットが必要です。データ最上位ビット(MSB)から順に送信されます。

    本IC のI2CバスはNXP社のバージョン03 の仕様書の標準モード (100 kbps)とファーストモード(400 kbps)とファースト

    モードプラス (1000 kbps)に対応するよう設計されています。ただし、HSモード(~ 3.4 Mbps)には対応していません。

    本IC は、I2Cバスシステムにおいてスレーブ機器として動作します。マスター機器としては動作しません。

    本IC は、マルチマスタ・バスシステム、および、混在スピード・バスシステムでの動作確認を行っていません。

    また、本IC CBUSレシーバとの接続確認をしていません。これらのモードで使用される場合は、当社までご確認ください。

    I2C バスはNXP社の商標です。

    5. I2C バスインタフェース

    動作説明(続き)

    START条件

    SDA

    SCL

    STOP条件

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    S

    Stop条件ACK : 0

    Start条件 Writeモード : 0

    サブアドレスX のデータ

    サブアドレスX+1 のデータ

    W A A A P

    7-bit 8-bit 8-bit

    ACK : 0 ACK : 0

    S

    ACK : 0

    W A A A

    7-bit 8-bit 8-bit

    ACK : 0 ACK : 0

    8-bit

    サブアドレスX+m-1 のデータ

    サブアドレスX+m のデータ

    A

    8-bit

    ACK : 0

    8-bit

    ACK : 0

    A P

    A

    ACK : 0

    連続してデータバイトを送信することで、連続したサブアドレスにデータバイトを Write することができます。サブアドレスは自動的にインクリメントされます。

    サブアドレスは自動的にインクリメントされません。連続してデータバイトを送信することで、次データバイトは同一サブアドレスに Write されます。

    SLAVSEL スレーブアドレス

    Low 1011 100X

    High 1011 101X

    SCL 1011 110X

    SDA 1011 111X

    Write モード

    Write モード (オートインクリメントモード)

    5. I2C バスインタフェース (続き)

    動作説明(続き)

    5.4 データフォーマット

    本IC は、SLAVSEL端子を Low または High または SCL または SDA に切り換えることで、4通りのスレーブアドレスの切換が可能となります。本IC のスレーブアドレスは、以下の通りです。

    スレーブアドレス サブアドレス データバイト

    Start条件 Writeモード : 0

    :マスターからのデータ送信

    :スレーブからのデータ送信

    スレーブアドレス サブアドレス データバイト データバイト

    データバイト データバイト

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    S

    Stop条件ACK : 0

    Start条件 Readモード: 1

    R A A P

    7-bit 8-bit

    NACK : 1

    S

    ACK : 0Start条件 Writeモード : 0

    W A Sr A

    7-bit 8-bit 7-bit

    ACK : 0

    8-bit

    A

    NACK : 1

    A PR

    Stop条件反復Start条件 Readモード: 1ACK : 0

    サブアドレスX+m–1 のデータ

    サブアドレスX+m のデータ

    A

    8-bit

    ACK : 0

    8-bit

    NACK : 1

    A P

    S

    ACK : 0Start条件

    W A Sr A

    7-bit 8-bit 7-bit

    ACK : 0

    8-bit

    A

    ACK : 0

    A R

    Readモード: 1ACK : 0

    Stop条件

    Writeモード: 0

    サブアドレスは自動的にインクリメントされません。連続してデータバイトを送信することで、次データバイトは同一サブアドレスに Read されます。

    サブアドレス 8ビットを指定せずにデータをリードした際には、直前の Writeモードで指定したサブアドレスの値を読むことができます。連続してデータバイトを送信することで、次データバイトは同一サブアドレスに Read されます。

    連続してデータバイトを送信することで、後続のサブアドレスのデータバイトを連続して Read することができます。サブアドレスは自動的にインクリメントされます。

    5.4 データフォーマット(続き)

    Read モード (サブアドレス未指定の場合)

    Read モード (サブアドレスを指定する場合)

    Read モード (オートインクリメントモード)

    動作説明(続き)

    5. I2C バスインタフェース (続き)

    :マスターからのデータ送信

    :スレーブからのデータ送信

    スレーブアドレス データバイト

    スレーブアドレス サブアドレス スレーブアドレス データバイト

    サブアドレスX のデータ

    スレーブアドレス サブアドレス スレーブアドレス データバイト

    反復Start条件

    データバイト データバイト

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    発振器

    (PAD) CLKIO

    (レジスタ) EXTCLK

    Logic部(マトリクス)

    *マトリクス動作, PWM制御

    6.2 制御/クロック系統図

    VCC2

    VLDO

    VDD

    PGND1

    PGND2

    LOGICSCAN

    SWI2CBGR

    LED

    Driver

    Music

    Sync

    (レジスタ) CLKOUT

    TSD

    VCC1

    AGND

    6.1 電源系統図

    6. 信号系統図

    動作説明(続き)

    1

    02.4 MHz

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    LEDマトリクス駆動回路は 9 9 のLEDを個別にドライブし、合計81のLEDを駆動させることができます。本製品規格の説明の中で、各端子で駆動されるLED番号は、下図のように対応します。内部クロック、もしくはCLKIO端子に入力される外部クロックを用いて、内部ロジック回路を動作させます。

    7.1 マトリクスLED部説明、マトリクスLEDの番号

    動作説明(続き)

    接続される端子名

    Z4

    Z3

    Z5

    Z1

    Z2

    Z9

    Z8

    Z10

    Z6

    Z7

    4321

    D

    C

    B

    A

    8765 9

    H

    G

    F

    E

    I

    7. ブロック構成

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    実際のドライバ構成を下図に示します。各LEDのアノードとカソードは、下図のように Z1 ~ Z9端子に個別に接続されます。 Z10端子は定電流源とスロープタイミング制御ドライバにより構成されます。その為、LEDアノードは Z10端子には接続されません。

    マトリクス内でいずれか未使用のLEDがあっても、取り外さないことを推奨します。もしLEDを取り外す場合は、1つのLEDだけでなく、全列(例 : A列すべてのLED)を取り外してください。もし列全体ではなく、列中の1つのLEDだけを取り外す場合、お客様側において、LEDの逆方向耐圧が動作VCC レベルより低くならない様に確認して頂く必要があります。

    ユーザーレジスター設定に基づく内部制御回路は、Y1CNT ~ Y9CNT(PMOS ON/OFFスキャンスイッチ)およびX1CNT ~ X10CNT(照明効果における Current sink 値および PWM/Slop timing)の制御に使用されます。

    動作説明(続き)

    VCC / 外部DCDC

    PWM

    PWM

    PWM

    Y3CNT

    Y4CNT

    Y2CNT

    Y1CNT

    PWM

    PWM

    X2CNT

    X4CNT

    X3CNT

    X5CNT

    マトリクススキャンスイッチ

    定電流源スロープタイミング制御回路

    Z5

    Z4

    Z3

    Z2

    Z1

    制御回路Y5CNT

    X1CNT

    1234

    A

    B

    C

    D

    7.2 ドライバ構成

    7. ブロック構成(続き)

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    動作タイミングチャートの詳細を下図に示します。 タイミングは CLKIO端子に入力される外部クロック周波数に基づき制御されます。初期状態では、内部クロック 2.4 MHz で制御されます。 Y1CNT ~ Y9CNTは、それぞれ順番にONしてスキャンします。各端子のON期間は、255クロック(106.08 µs) と 4クロック(1.664 µs)のインターバルを持ちます。

    81 個のLED(9 9 のマトリクス) は、下図に示すように X1CNT ~ X10CNT により制御されます。 Y*CNT = "High", X*CNT = "Low" の場合、Z* の実際の波形は Hi-Z に設定されます。

    Duty は、レジスタアドレス40h ~ 90h のレジスタ DT*[7:0] を使用して設定が可能です。追加輝度制御は、レジスタBRT*[3:0] (レジスタアドレス91h ~ E1h) により行われます。

    動作説明(続き)

    スキャン周期: 2,331 clks (約 1.031 kHz @ 2.4 MHz Clock)

    255 clksY1CNT

    Y2CNT

    Y3CNT

    Y4CNT

    Y5CNT

    Y6CNT

    Y7CNT

    Y8CNT

    Y9CNT

    X1~

    X10CNT

    4 clks

    Y4CNT

    Y5CNT

    X*CNT

    Min Duty : 1clk (0.416 µs)Max Duty : 255clks (106.08 µs)

    7.3 動作タイミングチャート

    7. ブロック構成(続き)

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    No. 機能 設定範囲

    1 定電流モードIMAX 設定 : 7.5 mA to 60 mA (max)

    DAC 電流ステップ(輝度) : 0.5 mA to 4 mA (max) step

    2PWM モード およびフェードイン・フェードアウトモード

    IMAX 設定 : 7.5 mA to 60 mA (max)

    DAC 電流ステップ(輝度) : 0.5 mA to 4 mA (max) step

    各ステップの調整可能な滞留時間 : (1.939 ms to 23.273 ms / step)

    3 蛍モード

    100% Duty IMAX 設定での固定電流: 7.5 mA to 60 mA (max)

    DAC 電流ステップ(輝度) : 0.5 mA to 4 mA (max) step

    各ステップの調整可能な滞留時間: (0.248 s to 2.968 s / step)

    4 メロディーモード

    IMAX 設定 : 7.5 mA to 60 mA (max)

    DAC 電流ステップ(輝度) : 0.5 mA to 4 mA (max) step

    各LEDはCLKIO端子からの音楽信号の入力と同期可能。

    5 バーメーターモード

    IMAX Setting : 7.5 mA to 60 mA (max)

    DAC 電流ステップ(輝度) : 0.5 mA to 4 mA (max) step

    レジスタによって設定されたある1グループのLED は、CLKIO端子からの

    音楽信号入力に同期して点滅します。

    バーメーターモードは、メロディーモードより優先されます。

    最大電流設定値は、レジスタ IMAX[2:0](レジスタアドレス 05h)により 60 mA に設定可能です。輝度は、個々のLEDに対し、レジスタ BRT*[3:0](レジスタアドレス 91h ~ E1h)を通じて設定可能です。

    設定例 :レジスタ IMAX[2:0](#05h)= 011 および BRT*[3:0] (#91h~#E1h) = 1111 に設定した場合、電流は 30 mA になります。レジスタ IMAX[2:0](#05h)= 111 および BRT*[3:0] (#91h~#E1h) = 1111 に設定した場合、電流は 60 mA になります。レジスタ IMAX[2:0](#05h)= 111 および BRT*[3:0] (#91h~#E1h) = 0111 に設定した場合、電流は 28 mA になります。

    8.1 定電流モード

    60 mA (max)

    t

    電流値

    LEDドライバの機能一覧

    8. LEDドライバブロックの機能

    動作説明(続き)

    Doc No. TA4-EA-06235 Revision. 2

    Established : 2014-01-24 Revised : 2019-07-23

  • AN32183A

    Page 47 of 57

    製品規格

    本動作は、 レジスタ DT*[7:0](アドレス40h ~ 90h)で設定される様々なデューティのPWM信号によってLED電流を制御します。デューティ設定の変更は瞬時には実行されず、レジスタ SDT*[2:0] により決まるタイミングで新しいデューティ設定の状態になります。

    動作例

    事例 1 : LED*DT(new) > LED*DT(old) (PWMモード : フェードイン・フェードアウト制御なし)

    事例 2 : LED*DT(new) > LED*DT(old) (PWMモード : フェードイン制御あり)

    事例 1 では、PWMデューティは Low から High に変更されますが、レジスタ SDT*[2:0] の設定は [000] になり、フェードイン・フェードアウト制御がありません。そのため PWMデューティは瞬時に変更されます。一度 PWMデューティが変更されることで、LEDが瞬時に明るくなります。

    事例 2 では、 PWMデューティは Low から High に変更されますが、 事例 1 とは異なり、レジスタ SDT*[2:0] の設定は[000] ではありませんので、PWMデューティ はレジスタ SDT*[2:0] の設定に基づき変更され、LEDは徐々に明るくなります。

    t

    SDT*[2:0] = [000]

    LED*DT(new)

    LED*DT(old)

    Duty

    t

    SDT*[2:0] ([000]にならない)

    LED*DT(new)

    LED*DT(old)

    Duty

    動作説明(続き)

    8.2 PWM モードおよび フェードイン・フェードアウトモード

    8. LEDドライバブロックの機能(続き)

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    製品規格

    DT*[7:0] はアドレス 40h ~ 90h によって設定され、FADTIM はアドレス 32h によって設定されます。また SDT*[2:0] はレジスタアドレス 91h ~ E1h によって設定されます。

    動作例 (続き)

    事例 3 : LED*DT (new) < LED*DT (old) (PWM モード : フェードアウト制御あり), FADTIM = [0]

    t

    SDT*[2:0] ([000]にならない)LED*DT(old)

    LED*DT(new)

    Duty

    事例 3 では、 PWMデューティは High から Low に変更されますが、 事例 1 とは異なり、レジスタ SDT*[2:0] の設定は [000] ではありませんので、PWMデューティはレジスタ SDT*[2:0] の設定に基づき変更され、LEDは徐々に暗くなります。

    事例 4 : LED*DT (new) < LED*DT (old) (PWM モード : フェードアウト制御あり), FADTIM = [1]

    t

    SDT*[2:0] 2 ([000]以外)LED*DT(old)

    LED*DT(new)

    Duty

    事例 4 では、 PWM Duty は High から Low に変更されますが、 事例 3 とは異なり、レジスタ FADTIMは [0] ではありません。また、レジスタ SDT*[2:0] の設定も [000] ではありませんので、PWMデューティはレジスタ SDT*[2:0] の設定に基づき変更され、LEDは徐々に暗くなります。FADTIM のレジスタ設定が [1] であった事例 3 よりも遅くなります。(事例 3 のフェードアウト制御より2倍遅くなります。)

    8. LEDドライバブロックの機能(続き)

    動作説明(続き)

    8.2 PWM モードおよび フェードイン・フェードアウトモード(続き)

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    製品規格

    本動作は、最小デューティから最大デューティへ1ステップずつ上昇していき、逆もまた同様に1ステップずつデューティが下降していく自動リピート機能です。レジスタ SDT*[2:0] によって1ステップあたりの時間が設定されます。PWM のフェードイン・フェードアウトモードとは異なり、蛍制御は自動リピート機能を備えているため、蛍の様なジワリとしたLEDの点滅機能が得られます。

    t

    256/256

    Duty

    0/256

    STATE = 0 STATE = 1 STATE = 2 STATE = 3

    SDT

    256 steps

    SDTH

    64 steps

    128 steps

    256 steps

    512 steps

    FADTIM

    256 steps

    SDTL

    64 steps

    128 steps

    256 steps

    512 steps

    事例 1 : SDTH = 00 (SDT 1), SDTL = 00 (SDT 1), FADTIM = 0

    事例 2 : SDTH = 00 (SDT 1), SDTL = 00 (SDT 1), FADTIM = 1 (SDT 2)

    事例 3 : SDTH = 01 (SDT 0.25), SDTL = 11 (SDT 2), FADTIM = 0

    SDTH はレジスタ SLOPEEXTH[1:0] によって、また、SDTL はレジスタ SLOPEEXTL[1:0] によって制御されます。SLOPEEXTH[1:0]、SLOPEEXTL[1:0]、FADTIMの各レジスタは、アドレス 32h によって設定することが可能です。レジスタ SDT*[2:0] は、アドレス 91h ~ E1h によって個別に設定されます。その他、SDTH、SDTL、FADTIM の組合せによる動作も可能です。

    t

    Duty

    t

    Duty

    t

    Duty

    8. LEDドライバブロックの機能(続き)

    動作説明(続き)

    8.3 蛍制御

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    8. LEDドライバブロックの機能(続き)

    事例 1 : 出力モード時のCLKIO端子

    CLKIOは、レジスタCLKOUTを使用することで内部周波数を出力します。

    事例 2 : 外部信号入力モード時のCLKIO端子

    CLKIOは、レジスタEXTCLKを使用することで外部入力として使用します。

    事例 3 : メロディーモード時の音楽信号入力としてのCLKIO端子

    レジスタアドレス 04h からのレジスタMLDACT によりメロディーモードが有効になった場合、 CLKIOは音楽信号の入力として使用されます。

    CLKIO

    2.4 MHz

    外部信号

    1.2 to 4.8MHz

    CLKIO

    AC 音楽信号

    CLKIO

    注 : CLKIOの電圧がVDDより高い場合、VDDへ逆流します。以下に示す計算式で求められます。

    (VCLKIO – 0.7 V – VDD)IBackFlow =

    393 kW

    Cin

    注 : Cinは以下のように計算されます (音楽周波数は20Hzの場合)。

    1Cin >= = 45.5 nF

    ( 20 Hz ) x 2 x 3.14 x 175 kW

    動作説明(続き)

    メロディーモードとは外部の音楽信号へLEDを同期させる機能です。メロディーモードは、アドレス 04h からのレジスタ MLDACT によって設定することが可能です。16個のマトリクスLEDそれぞれは、(アドレス 04h のデータが 04h の場合、アドレス 08h ~ 09h のレジスタによって)個別に有効にすることが可能です。

    外部音楽信号は CLKIO端子から入力することができます。CLKIO端子は入力・出力の両方に機能を持ちます。CLKIO端子は、レジスタCLKOUT(アドレス 04h)によって、内蔵発振器からのクロックを出力することが出来ます。

    CLKIO端子は、レジスタEXTCLK(アドレス 04h)によって、外部信号入力として使用することが可能です。外部クロックの周波数は、主に2.4 MHz ですが、1.2 MHZ ~ 4.8 MHz の範囲で使用すること推奨します。

    MLDACT、EXTCLK、CLKOUT の各レジスタを同時に [1] に設定しないで下さい。もし同時に [1] に設定した場合、動作の優先度は EXTCLK、CLKOUTの順になり、メロディーモードの優先度は最下位になります。

    8.4 メロディーモードの説明

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    CLKIO端子から入力された AC音楽信号は、設定された内部閾値と比較されます。音楽信号と内部閾値電圧との比較を元に、PWM ドライバの制御が変更され、LEDの ON/OFF を制御します。そのため、LED の輝度が音楽信号の大きさと同期する一方、LED の ON/OFF 制御は音楽信号のテンポに同期します。

    自動閾値モードと固定閾値モードの2つの閾値設定があります。

    本IC には、アドレス 2Bh のレジスタ THOLD[7:0] で定義される電圧レベルの閾値が8段階あります。自動閾値モードとは、音声周波数より速い固定周波数によって一番下の閾値から一番高い閾値まで8段階の閾値電圧を自動的にスキャンする機能です。入力音楽信号は音楽同期効果を持たせるためのPWMドライバを制御するため、スキャンされた閾値電圧と比較されます。自動閾値モードは、手動で検出閾値を調整する手間なしに、容易に音楽信号同期機能を使用することを可能にします。メロディーモード有効時、自動閾値モードが初期設定のモードになります。

    固定閾値モードとは、電圧閾値を1つの閾値に設定する機能で、アドレス 2Bh のレジスタ THOLD[7:0] によって設定することが出来ます。入力音楽信号は、ユーザー設定によって固定された閾値電圧と比較されます。固定閾値モード中は、同時に2つ以上のレジスタを [1] に設定しないで下さい。もし1つのレジスタが [1] に設定された後に他のレジスタを [1] に設定した場合は、最初に [1] に設定されたレジスタだけが認識されます。本モードでは、音楽信号の入力レベルによって期待するLEDの視覚効果を得るために、異なる閾値電圧を柔軟に設定可能です。

    AC音楽信号の電圧範囲は、最小で0.35 V、最大で 2.8 V (ピーク・トゥ・ピーク)までを推奨します。

    固定閾値モードの例

    メロディーモード時の追加輝度補正機能は、LEDの点灯期間の増減を可能にします。輝度補正はアドレス 33h によって、 LED点灯期間の制御が可能となり、LEDを明るくしたり暗くすることができます。

    この追加輝度補正機能は、自動閾値モードのみ動作します。固定閾値モードで使用した場合には、LEDの輝度調整制御をすることができません。

    PWMドライバ

    一定電流

    AC 音楽信号と固定閾値の電圧

    メロディーモードの輝度補正

    8. LEDドライバブロックの機能(続き)

    動作説明(続き)

    t

    8.4 メロディーモードの説明(続き)

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    バーメーターモードは、もう一つの外部音楽同期方法であり、個々のLEDを制御するのではなく、一つのグループ化されたLEDを制御します。バーメーターモードは、メロディーモードよりも優先度が高くなります。

    バーメーターモードで動作しないLEDは個々の外部音楽同期モード、もしくは、他のモードで動作できます。バーメーターモード中は、自動閾値検出が作動し、固定閾値設定によるバーメーターモードは作動しません。また、GRP1, 2, 8 & 9 (i.e. LED A ~ I1, 2, 8, 9) はバーメーターモードを他のモードと一緒に使用しないで下さい。

    Threshold 信号 バーメーターモード時にONするLED

    Threshold 1 行番号 I

    Threshold 2 行番号 H, I

    Threshold 3 行番号 G, H, I

    Threshold 4 行番号 F, G, H, I

    Threshold 5 行番号 E, F, G, H, I

    Threshold 6 行番号 D, E, F, G, H, I

    Threshold 7 行番号 C, D, E, F, G, H, I

    Threshold 8 行番号 A, B, C, D, E, F, G, H, I

    Threshold 4

    Threshold 5

    Threshold 6

    Threshold 7

    Threshold 8

    Threshold 8

    GR

    P9_

    1

    GR

    P9_

    2

    GR

    P9_

    8

    GR

    P9_

    9

    Threshold 1

    Threshold 2

    Threshold 3

    A

    B

    C

    D

    E

    F

    G

    H

    I

    1 2 3 4 5 6 7 8 9

    8. LEDドライバブロックの機能(続き)

    動作説明(続き)

    上図において、列1 = GRP1、 列2 = GRP2, 列8 = GRP8, 列9 = GRP9 で表されます。

    各列のグループは、レジスタ GRP9_1、9_2、9_8、9_9(アドレス 2Ah)によって有効にすることが可能です。

    全てのLEDグループは、下表に示す Threshold 信号と対比しています。

    8.5 バーメーターモードの説明

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    ゴーストイメージはマトリクスLED動作中に発生する場合があります。LEDが OFF 状態でも、かすかに点灯したように見える状態のことを指します。本IC はゴーストイメージ防止機能を搭載しています。本機能は、レジスタ ZPDEN(アドレス 04h)によって有効にすることが可能ですが、LED同士の順方向電圧の差や、RGBのLEDを使用した場合には、完全にゴーストイメージをなくすことが出来ない場合があります。

    通常動作中は、ゴーストディスチャージ信号は常に Low 状態ですが、アドレス 04h によってゴーストイメージ防止機能が有効になると、各Y*CNT間の デッドタイム 4クロックのうち2クロック分の区間のみゴーストディスチャージ信号が立ち上ります。この2クロック分の間は、出力 Z 端子の電圧は強制的に VCC の半分に設定されます。

    ゴーストディスチャージ

    信号

    動作説明(続き)

    Y1CNT

    Y2CNT

    Y3CNT

    Y4CNT

    4 clks

    Y4CNT

    Y5CNT

    Y5CNT

    Y6CNT

    2 clks

    ゴーストディスチャージ

    信号

    ゴーストディスチャージ無効 ゴーストディスチャージ有効

    ゴーストディスチャージ信号は、Y*CNT 間のデットタイムの2クロック分立ち上がります。

    9. ゴーストイメージ防止機能

    ZPDEN = [0] ZPDEN = [1]

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    Est