森林・林業振興施策の概要 - 鹿児島県 · 事業計画 ① 森林・林業振興基本計画策定事業（企画調整係） 25 ② 森林組合指導育成事業（森林組合係）

平成３０年度

森林・林業振興施策の概要

平成３０年４月

鹿児島県環境林務部森林環境税シンボルマーク

◆◇◆ 目次 ◆◇◆

第１本県森林・林業の概要

１鹿児島県市町村概況図 1

２鹿児島県森林・林業の地位 2

３鹿児島県森林・林業の概況

森林の整備・保全の推進 3

担い手づくりと林業経営対策 6

木材の供給・利用対策 9

特用林産物の産地づくり 11

第２平成３０年度森林・林業振興施策の概要

１森林整備及び林業振興の基本方針 12

２施策の体系 13

３施策の概要 14

第３事業計画

１環境林務課

施策体系 24

事業計画

① 森林・林業振興基本計画策定事業（企画調整係） 25

② 森林組合指導育成事業（森林組合係） 26

③ 林業振興資金貸付事業（〃） 27

④ 林業・木材産業改善資金貸付事業（〃） 29

⑤ 木材産業経営安定対策融資事業（〃） 31

２森林経営課

施策体系 34

事業計画

① 森林整備担い手育成確保総合対策事業（担い手育成係） 35

② 森の研修館かごしま運営事業（〃） 37

③ 特用林産物の産地づくり推進事業（特用林産係） 38

④ 活動火山周辺地域防災林業対策事業（〃） 39

⑤ かごしま竹の郷創生事業（〃） 40

⑥ しいたけ等振興資金貸付事業（〃） 41

⑦ 林産物等振興対策事業（〃） 42

⑧ 森林計画樹立事業（森林計画係） 43

⑨ 森林整備地域活動支援事業（計画指導係） 46

⑩ 入会資源総合活用促進対策事業（〃） 49

⑪ 種苗事業（〃） 50

⑫ 森林をまもりそだてる整備事業（〃） 51もり

ア未来につなぐ森林づくり推進事業（森林づくり推進活動の支援）もりもり

（〃） 51

イ未来につなぐ森林づくり推進事業（未来の森林づくりの推進）もりもり

（森林育成係） 53

⑬ 造林補助事業（〃） 55

⑭ 融資造林事業（〃） 59

⑮ 万之瀬川水源かん養林対策基金事業（〃） 60

３かごしま材振興課

施策体系 61

事業計画

① 森林をまもりそだてる整備事業もり

ア木のあふれる街づくり事業（木材利用推進係） 62

イ未来につなぐ森林づくり推進事業（木材生産係） 63もり

② 木材需給対策事業（木材利用推進係） 64

③ 木材産業近代化対策事業（〃） 65

④ かごしま材利用推進事業

ア木造公共施設整備事業（木材利用推進係） 66

イかごしま材利用促進事業（〃） 67

ウかごしま材品質確保対策事業（木材加工流通係） 68

エかごしま材輸出拡大加速化事業（木材利用推進係） 69

オＣＬＴ等利活用加速化事業（木材加工流通係・木材利用推進係） 70

⑤ 環境にやさしい「かごしま木の家」推進事業

ア「かごしま木の家」シェア拡大事業（木材利用推進係） 71

イかごしま良か家づくり事業（〃） 72

⑥ 林業成長産業化地域創出モデル事業（木材生産係） 73

⑦ 森林整備推進等基金造成事業（〃） 74

⑧ 森林整備・林業木材産業活性化推進事業

ア「森林整備推進等基金」推進体制整備事業（木材加工流通係） 75

イ力強い木材産業づくり事業（〃） 76

ウふるさとの森再生事業（木材生産係） 77

エ次世代ふるさとの森再生事業（〃） 78

オ力強い木材産業生産性強化対策事業（H29年度３月補正）（木材加工流通係） 79

カふるさとの森生産性強化対策事業（〃）（木材生産係） 80

⑨ 林業・木材産業構造改革事業（木材加工流通係） 81

⑩ 林道事業（路網整備係） 82

（参考）民有林林道等整備計画及び舗装に係る進捗状況

⑪ 林道災害復旧事業（〃） 87

４森づくり推進課

施策体系 88

事業計画

① 森林病害虫等防除事業（緑化保護係） 89

② 保全松林健全化整備事業（〃） 91

③ 森林をまもりそだてる整備事業もり

ア里山林総合対策事業（〃） 92

④ 県民の森管理運営事業（〃） 93

⑤ 照葉樹の森管理運営事業（緑化保護係） 94

⑥ 緑化樹木生産流通対策事業

ア緑化樹木販売促進事業（〃） 95

イ森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業（〃） 95

⑦ 森林にまなびふれあう推進事業（〃） 96もり

ア多様な主体による森林づくり推進事業もり

⑧ 一般公共治山事業

ア山地治山事業（治山係） 98

イ山地災害総合減災対策治山事業（〃） 101

ウ防災林整備事業（〃） 102

エ共生保安林整備事業（治山係・保安林係） 103

オ水源地域整備事業（〃） 104

カ保安林整備事業（保安林係） 105

⑨ 県単治山事業

ア県単治山事業（治山係） 106

イ県単水源かん養ミニダム整備事業（〃） 108

⑩ 災害関連治山事業

ア災害関連緊急治山事業（〃） 109

イ林地崩壊防止事業（〃） 110

ウ特殊地下壕対策災害関連事業（〃） 111

⑪ 災害復旧事業（〃） 112

林地荒廃防止施設災害復旧事業

⑫ 保安林整備事業

ア保安林整備管理事業（保安林係） 113

イ保安林整備委託事業（〃） 114

⑬ 民有林直轄治山事業（治山係） 115

ア桜島直轄治山事業

⑭ 林地開発許可制度実施事業（林地利用指導係） 116

⑮ 県営林管理事業（県営林係） 117

⑯ 県営林経営事業（〃） 118

⑰ 森林整備公社運営指導事業（〃） 119

５自然保護課

施策体系 121

事業計画

① 狩猟対策事業

ア狩猟適正化対策事業（野生生物係） 122

イ有害鳥獣総合対策事業（〃） 124

② 特定鳥獣総合管理対策推進事業（〃） 125

（参考）（〃） 126

６地球温暖化対策課

施策体系 128

事業計画

① かごしまエコファンド推進事業（森林吸収源対策係） 129

② 森林にまなびふれあう推進事業もり

ア森林とのふれあい推進事業（〃） 130もり

イ未来につなぐ森林環境教育推進事業（〃） 131

７森林技術総合センター

施策体系 132

事業計画

① 試験研究事業 133

② 運営管理事業 134

③ 施設整備事業 135

④ 普及運営事業 136

⑤ 普及職員研修事業 137

⑥ 巡回指導施設整備事業 138

⑦ 普及活動高度化特別対策事業 139

⑧ 林業後継者育成対策事業 140

⑨ 森林にまなびふれあう推進事業もり

未来につなぐ森林環境教育推進事業 141

⑩ フォレスター育成対策事業 142

(参考１) 研究課題の決定及び研究成果の普及定着体系図 143

(参考２) 平成３０年度試験研究課題一覧表 144

(参考３) 平成３０年度行政委託研究・調査 144

(参考４) 附属試験地（所管林）等 144

(参考５) 研究生の状況 144

第４参考

１県予算の概要

一般会計予算 146

特別会計予算 148

課別予算費目別予算（林業関係） 148

２林務関係の行政組織

環境林務部（林務関係）事務分掌 149

林野庁 150

３林務関係各種機関・団体

県内林務関係団体 151

森林管理署等 153

森林組合 154

第１本県森林・林業の概要

地区別の森林面積等（単位：ha）

森林面積民有林面　積

国有林面　積

鹿児島 104,540 60,827 54,419 6,408

南　薩 86,512 44,834 41,314 3,519

北　薩 156,722 102,278 82,449 19,829

姶良・伊佐 137,128 94,022 69,509 24,513

大　隅 210,397 132,057 83,560 48,497

熊　毛 99,368 72,523 30,891 41,631

大　島 124,019 81,365 73,480 7,885

計 918,694 587,905 435,623 152,282

（平成29年3月31日現在）

※総土地面積は，境界の一部が未定のため，面積の総数と内訳の

合計は一致しない。

※四捨五入の関係で，総数と内訳の計は一致しないことがある。

地　区総土地面　積

　第１　本県森林・林業の概要

　　　１　鹿児島県市町村概況図

阿久根市

出水市

大口市

垂水市

溝辺町

野

町

高山町

大崎町

枕崎市

横川町

吉町

甑島

鹿児島市

さつま町

錦江町

阿久根市

溝辺町

大崎町

枕崎市

吉町

甑島

鹿児島市

錦江町

大崎町

獅子島

鹿児島市

錦江町

伊唐島

錦町江錦町

さつま町

長島町

伊佐市

薩摩川内市

湧水町

霧島市

姶良市

曽於市

志布志市

大崎町

東串良町鹿屋市

肝付町

いちき串木野市

日置市

南さつま市

枕崎市

指宿市

南九州市

南大隅町●　地域振興局等の所在位置

鹿児島地区

南薩地区

北薩地区

姶良・伊佐地区

大隅地区

＜大隅半島＞

与論町

与論島

与論町

与論島

与論町

与論島

与論町

与論島

与論町

与論島

知名町

和泊町

沖永良部島

知名町

和泊町

沖永良部島

知名町

和泊町

沖永良部島

知名町

和泊町

沖永良部島

知名町

和泊町

沖永良部島

天城町

伊仙町

徳之島町

徳之島

天城町

伊仙町

徳之島町

徳之島

天城町

伊仙町

徳之島町

徳之島

天城町

伊仙町

徳之島町

徳之島

天城町

伊仙町

徳之島町

徳之島

熊毛地区

竹島硫黄島黒島

三島村

十島村

口之島

中之島

諏訪之施島

悪石島

小宝島

宝島

平島

横当島

臥蛇島

小臥蛇島

竹島硫黄島黒島

三島村

十島村

口之島

中之島

諏訪之施島

悪石島

小宝島

宝島

平島

横当島

臥蛇島

小臥蛇島

鹿児島地区

西之表市

中種子町

南種子町

馬毛島

種子島

西之表市

中種子町

南種子町

馬毛島

種子島

西之表市

中種子町

南種子町

馬毛島

種子島

西之表市

中種子町

南種子町

馬毛島

種子島

西之表市

中種子町

南種子町

馬毛島

種子島

大島地区

喜界町

喜界島

喜界町

喜界島

喜界町

喜界島

喜界町

喜界島

喜界町

喜界島

口永良部島

屋久島

屋久島町

島大美奄

諏訪之瀬島

＜薩摩半島＞

＜奄美群島＞請島

龍郷町奄美市

瀬戸内町

宇村検

与路島

加計呂麻島

大和村

-1-

２鹿児島県森林・林業の地位

全国に全国に九州に

区分単位実数占めるおけるおける備考

割合(％) 地位地位

総数千ｈａ 588 2.3 13 2 「実数」，「全国に占め

森林国有林〃 152 2.0 12 2 る割合(％)」欄は平成29

民有林〃 436 2.5 13 1 年4月1日現在の地域森林

計画等面積人工林千ｈａ 279 2.7 9 2 その他の欄は森林・林業

統計要覧2017竹林〃 18 10.1 1 1

(全国の人工林率)人工林率％ 47.5 16 6

41.0

林家戸数戸 21,597 2.6 14 1 2015年農林業センサス

林業就業者数人 1,512 －－－森林経営課調べ

(平成28年3月末現在)

素材生産量千ｍ 3 1,045 3.5 9 4

(732) 平成29年度県森林・林業林業

竹材千束 802 63.1 1 1 統計

生産生しいたけｔ 1,087 1.6 19 4 （地位は平成28年木材統

計，平成28年特用林産乾しいたけｔ 72 2.6 7 5

基礎資料）

たけのこｔ 6,924 19.5 2 2

林業産総数百万円 8,970 2.1 14 5

森林・林業統計要覧2017出額※ 木材生産額百万円 7,030 3.2 8 4

(全国の路網密度) 都道府県別林内路網密度

路網密度ｍ／ha 31.6 24.3 10 5 調査結果(平成28年度末現

〔H28年度値〕在)

平成27年度林業機械保有

高性能林業機械台 279 3.6 7 3 状況調査(平成27年度末現

在)

※1 林業産出額は，木材生産，薪炭生産，栽培きのこ類生産，林野副産物採取（うるし，栗等）によ

り得られる所得

※2 素材生産量の（）書きは，木質バイオマス発電用の燃料として利用された木材を含まない量

※3 素材生産量の地位は，木質バイオマス発電用の燃料として利用された木材，輸出材を含まない数

値での順位

※4 四捨五入の関係で，総数と内訳の計は一致しないことがある。

-2-

３鹿児島県森林・林業の概況

（１）森林の整備・保全の推進

○ 森林資源

・平成２９年３月末現在の本県の森林面積は５８８千ｈａで，県土の約６４％を占める。

・森林面積は全国第１３位，九州第２位となっている。

・人工林面積は２７９千haで全国第９位，九州第２位であり，人工林率は４７．５％を占めている。

・人工林を中心に森林資源は充実しつつあり，供給可能量は増大している。

（平成29年度県森林・林業統計,森林・林業統計要覧2017）

森林面積と蓄積（平成２９年３月末）

面積 (ha) 蓄積 (千 )区分

総数 (構成比) うち人工林人工林率総数 (構成比)

国有林 152,282 ( 25.9) 75,946 49.9 38,875 ( 25.7)

民有林 435,623 ( 74.1) 203,112 46.6 112,167 ( 74.3)

計 587,905 (100.0) 279,058 47.5 151,042 (100.0)

※四捨五入のため計は必ずしも一致しない。資料：平成29年度県森林・林業統計

民有林の樹種別森林面積と蓄積（平成２９年３月末）

面積蓄積構成比区分

(ha) (千 ) 面積(%) 蓄積(%)

スギ 121,668 60,019 27.9 53.5

ヒノキ 65,526 20,836 15.0 18.6

針葉樹マツ 10,654 2,429 2.4 2.2

その他 232 32 0.1 0.0

小計 198,080 83,316 45.5 74.3

クス 171 19 0.0 0.0

イジュ 237 28 0.1 0.0

広葉樹クヌギ 7,806 830 1.8 0.7

その他 199,619 27,883 45.8 24.9

小計 207,834 28,761 47.7 25.6

特殊樹林 781 90 0.2 0.1

竹林 17,874 (5,327千束) 4.1 -

その他 11,054 - 2.5 -

合計 435,623 112,167 100.0 100.0

※四捨五入のため計は必ずしも一致しない。

資料：平成29年度県森林・林業統計

-3-

-

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

１～５６～10 11～15 16～20 21～25 26～30 31～35 36～40 41～45 46～50 51～55 56～60 61以上

面積（ha) スギ・ヒノキの林齢別面積スギヒノキ

○ 造林

・県内の森林は利用期を迎えているが，人工造林は低位で推移している。

・多様な森林づくりのため，地域の実情に応じ人工林の複層林整備を推進している。

民有林の人工造林等の推移（単位：ha）

区分 S50 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28

人工造林 4,840 2,142 1,303 1,291 638 251 261 250 235 341 252 316 630

複層林整備 0 0 121 306 137 41 26 23 26 5 1 0 0

※H28の人工造林は，被害地造林を含む資料：平成29年度県森林・林業統計

○ 間伐

・民有林のスギ･ヒノキ人工林の約５割が４５年生以下の育成途上の森林である。

・平成２０～２４年度は，間伐推進５カ年計画に基づき，37,611haの間伐を実施した。

・平成２５～２９年度は，「生き活き間伐推進５箇年計画」に基づき，健全な森林づくりと

間伐材の生産・利用の拡大に向けた取組を展開した。

・今後とも，計画的な間伐の実施を推進する。

林齢(年)


間伐推進５カ年計画（実績；平成２０～２４年度）（単位：ｈａ）

区分 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度合計

実施面積８，３６５８，２２７８，７２２７，１７７５，１２０３７，６１１

資料：かごしま材振興課

生き活き間伐推進５箇年計画（平成２５～２９年度）（単位：ｈａ）

区分 25年度 26年度 27年度 28年度 29年度合計

計画面積７，０００７，０００７，０００７，０００７，０００３５，０００

実施面積５，２７０４，１０７４，３０５３，９０９１７，５９１

資料：かごしま材振興課

-4-

○ 保安林

・県土の保全など森林の公益的機能を維

持する上で，保安林の果たす役割がま

すます重要となっている。

・民有林，国有林を合わせた平成28年度

末の保安林面積は，197,545ha(延べ面

積は207,638ha)で森林面積の33.6％，

保安林種ごとには，水源かん養保安林

が173,750haとなっており，大半を占

めている。


○ 治山事業

・治山事業については，台風，梅雨等による集中豪雨や火山，地震等に起因する山地災害から県民

の生命，財産を保全するとともに，水源かん養，生活環境の保全・形成，地球温暖化防止等を図

るため，優先度による一層の峻別と重点化を図りつつ，計画的に事業を推進する。

山地災害危険地区の整備状況（民有林） (平成28年度末現在)

区分山腹崩壊危険地区地すべり危険地区崩壊土砂流出危険地区合計

危険地区数６，７５７９２，９０６９，６７２

着手地区数４，０７４２１，６７８５，７５４

着手率(%) ６０．３２２．２５７．７５９．５

資料:森づくり推進課

○ 松くい虫被害

・民有林の松くい虫被害量は，近年におい

ては平成２２年度をピークに減少傾向に

ある。

・平成２８年度は，52,870 の被害が発生

しており，特に大島地区の被害量が県全

体の約８割を占めている。

資料:森づくり推進課

○ 緑の少年団等（平成３０年３月末）

区分人数等

緑の少年団６８団１，６２９人

森林インストラクター９人

森林・林業インストラクター４０８人

樹木医２２人

県グリーンマスター３７人

資料:地球温暖化対策課，森づくり推進課

○ 森林ボランティア・森林フィールドの登録者数（平成３０年３月末）

区分人数等

森林ボランティア個人：１，９５３名団体：３７団体

森林フィールド４９７．４ ha（８１箇所）

資料：森づくり推進課

0102030405060708090100

S53 S57 S60 S62 H4 H7 H10 H13 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28

松くい虫被害量の推移被害量

(千m3)

0

50

100

150

200

250

S61 H8 H18 H24 H25 H26 H27 H28

面積（千ha）保安林面積の推移

水かん土流・土崩

保健その他

-5-

○（公財）かごしまみどりの基金

設立年月日平成５年９月

基本財産４９０，１８０千円（平成２９年６月末）

29年度事業費１０１，７８４千円（予算額）

・森林及びみどりの普及啓発

・森林づくり及び緑化の助長

主な事業内容・森林整備の促進

・環境緑化の促進

・緑の募金運動推進

資料：森づくり推進課

（２）担い手づくりと林業経営対策○ 林業就業者

・林業就業者は，平成２８年度末で１，５１２人であり，近年は概ね横ばいで推移している。

・地域林業の中核的役割を担う森林組合の作業班員は，平成２８事業年度末で５１７人であり，減

少傾向が続いているが，４９歳以下の若年層の割合が増加し，約半数を占めている。

○ (公財)鹿児島県林業担い手育成基金 ○ 青年林業士等の認定者数

設立年月平成５年７月（平成３０年３月末）

基本財産１０百万円(平成29年4月1日) 区分認定者数(現員数)

特定資産２，０１８百万円(平成29年4月1日) 人

29年度事業費２０５，０１３千円(予算額) 青年林業士１２８

・社会保険等の掛金助成

・労働安全衛生の充実指導林業士９０

・女性就労者の参入促進のための就

主な事業内容労環境の整備指導林家５７

・新規就労者の参入促進資料：森林技術総合センター

・多能工技能者の養成等

・林業労働力確保支援センター事業

資料：森林経営課


0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

Ｈ２Ｈ７Ｈ12 Ｈ17 Ｈ22 Ｈ23 Ｈ24 Ｈ25 Ｈ26 Ｈ27 Ｈ28

班員数（人）

年度

森林組合作業班員数の推移（平成２８事業年度末）

４０歳未満４０～４９歳５０～５９歳６０歳以上

資料：環境林務課

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

H2 H7 H12 H17 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28

就業者数（人）

年度

林業就業者数の推移

-6-

○ 林家・林業経営体

・平成２７年の林家数は２１,５９７戸で，平成２２年の８９.６％となっている。

・平成２７年の林業経営体数は１，０５０事業体で，うち家族経営は８６５事業体で総事業体数の

８２．４％を占めている。

林家・林業経営体数の推移（単位：事業体，％）

区分林家林業経営体

平成２２年２４,１０７１，６６１

平成２７年２１,５９７１，０５０

増減率８９.６６３.２

資料:2015年農林業センサス

○ 林家の経営規模等

・経営規模５ｈａ未満の林家が９１％を占めており，林家一戸当たりの経営規模は，２．７４ｈａ

と非常に零細である。

経営規模別林家数（単位：戸，％）

経営規模総数１～５ｈａ５～１０１０～２０２０～５０５０以上

林家数２１，５９７１９，６８７１，２９６４０９１４８５７

割合１００．０９１．２６．０１．９０．７０．３

資料：2015年農林業センサス

林家一戸当たりの経営規模（単位：戸，ha）

１戸当たり林家数保有山林面積

規模

全国８２８，９７３５，１７４，７９３６．２４

九州１１７，４７７５７５，９２７４．９０

本県２１，５９７５９，２０９２．７４

資料：2015年農林業センサス

○ 森林組合の広域合併

・広域合併等の促進により，組合の経営基盤の強化等に努めている。

・平成１８年に「かごしま」，平成２０年に「北薩」，「曽於市」，平成２３年に「大隅」の合併

森林組合が誕生した。

森林組合数の推移

年元５ 10 15 20 25 27 28 29

組合数 53 44 33 26 17 15 15 15 15

-7-

○ 林産物生産額

・林産物生産額は，平成２年をピークに減少傾向が続いていたが，平成１７年を境に増加傾向に

転じている。

・平成２８年は１４５億円で，そのうち素材生産９５億円（６５％），きのこ類１８億円（１３

％），たけのこ１７億円（１２％）であり，これらの品目が大きな割合を占めている。


○ 林業の採算性

・木材価格の低下や人件費の上昇が進み，林業採算性は低下している。

＜スギ１で雇用できる伐木作業者数の推移＞（単位：人，円，％）

昭和55年を100とし区分昭和55年 60年平成2年７年 12年 17年 22年 27年 28年

たときの平成27年

作業者数 3.7 2.9 2.2 1.1 0.6 0.3 0.3 0.3 0.3 8.1

スギ山元立木価格 27,513 18,642 16,092 10,855 6,192 2,616 2,483 2,638 2,520 9.2

森林組合作業班員7,490 6,372 7,395 10,171 10,859 10,147 8,218 9,214 9,407 125.6

の標準的賃金（伐出）

資料：平成29年度県森林・林業統計，森林組合の概況

○ 林道等整備

・平成28年度末の林道等の延長は，林道等整備計画 (単位:km,m/ha,%)

2,965km 区分将来(H87年度)目標平成28年度末達成率

・林道密度は6.8m/haで全国平均に比べ延長 5,059 2,96558.6

ると高い。密度 11.6 6.8

(注)林道等：林道，林業専用道及び林業専用道（規格相当）資料：かごしま材振興課

舗装実績

・林道の舗装率についても68.9%と全国に比べて髙舗装済み延長 1,926km

水準である。舗装率 68.9%

・今後とも，開設や舗装など計画的な整備が必要資料：平成29年度県森林・林業統計

である。

１３９１４５

１３９１４５

157

201243

220199

11176

42 55 58 60 74 84 87 95

8

16

2536

38

30

21

2015 16 16 15

18 20 18

3

10

21 2929

18

16

12 22 23 21 1616 17 17

20

23

2467 89

70

39

20 13 16 18 1616 14

15

0

50

100

150

200

250

300

350

400

昭和45 50 55 60 平成2 7 12 17 22 23 24 25 26 27 28

億円林産物生産額の推移

素材（丸太）きのこ類たけのこその他

１２１１１５１３４

３５２

３１４

１１３１０５９４

１５２

２２９

３５４

２５１

１８８

１３９１４５

-8-

○ 林業機械

・林業の生産性の向上と労働強度の軽減高性能林業機械の保有状況 (単位:台)

を図るため，高性能林業機械が昭和63 台数機種

年以降全国的に普及した。全国本県

・本県の平成27年度末の保有台数は279台フェラーバンチャ１４５－

である。スキッダ１２６１９

・今後導入促進と併せ，本県の地形等にプロセッサ１，８０２５８

応じた作業システムを実行できる人材ハーベスタ１，５２１２９

の育成が重要となっている。フォワーダ２，１７１９３

タワーヤーダ１５２２

スイングヤーダ９５９２５

その他８１０５３

計７，６８６２７９

資料：林野庁業務資料（平成27年度末現在）

（３）木材の供給・利用対策○ 木材需給

・平成28年度の木材の需要量は，2,283千ｍ３である。

・供給の内訳は，県産材1,045千ｍ３，県外移入材490千ｍ３で，輸入材748千ｍ３である。

○ 住宅着工戸数

・平成28年の住宅着工戸数は

11,613戸で，本県の住宅の

木造率は62%となっている。



0%

20%

40%

60%

80%

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

戸数（戸）

年次

住宅着工戸数の推移

木造非木造木造率（本県）木造率（全国）

-9-

○ 木材価格

・木材価格は昭和55年をピークに，

それ以降，外材輸入の増加等を背

景に低迷している。

・平成28年は，製品価格，山元立木

価格が前年を下回った。

○ 木材産業

・近年の製材工場数は減少傾向で推移し

ている。

・一工場当たりの製材品生産量は，全国

平均に比べて低位となっている。

・新たな木材需要を担うツーバイフォー

住宅部材やＣＬＴ（直交集成板）の加

工施設が整備されたほか，高品質，高

規格の製品を供給するため，乾燥施設

等の高次加工施設が整備されつつあ

る。

高次加工施設等の設置状況（平成28年度末）製材工場１工場当たりの生産量

区分工場数等製材製材品１工場当たり

ツーバイフォー工法部材加工施設 1工場区分工場数生産量生産量

ＣＬＴ加工施設 1工場 (社) (千ｍ３) (ｍ３)

集成材工場 1工場本県 127 178 1,404

プレカット加工施設 10工場全国 4,933 9,293 1,884

人工乾燥処理施設 35工場91基資料：平成29年度県森林・林業統計(本県)

資料：かごしま材振興課農林水産省「平成28年木材統計」(全国)



0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

S55 60 H2 7 12 15 20 21 22 23 24 25 26 27 28

価格（円）

年次

木材価格の推移

スギ（原木）スギ（製品）山元立木価格

-10-

（４）特用林産物の産地づくり

○ たけのこ

・平成28年のたけのこの生産量は6,924ｔで，全国第2位の生産県となっている。

・たけのこの裏年，表年等によって生産量は増減しており，平成28年の生産量は，平成27年より

増加している。

○ しいたけ

・平成28年の生産量は，生しいたけ1,087ｔ，乾しいたけ72ｔとなっている。

・近年，乾・生しいたけともに，生産量は横ばいで推移している。

○ 竹材

・平成28年の竹材の生産量は802千束で増加傾向にあり，全国第１位の生産県となっている。

・パルプ用の竹材の需要が増加し，竹材生産量が伸びている。




H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28

年

0

500

1,000

1,500

2,000

H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28

生産量（ｔ）

年

H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28

年

-11-

第２

平成３０年度森林・林業振興施策の概要

１森林整備及び林業振興の基本方針

森林は，県土を守り，清らかな水や美しい景観を提供するとともに，生物多様性を保全し，地球温暖化の主な原因とされる二酸化炭素を吸収・貯蔵するはたらきを有するほか，木材をはじめとする林産物を供給するなど，安心・安全な県民の生活になくてはならない県民共通の財産です。本県のスギ・ヒノキの人工林は本格的な利用期を迎えており，大型木材加工施設や木質バイオマス発

電施設の稼働，東アジアへの木材輸出の拡大等により木材需要は大幅に増加しております。一方，伐採面積が増加する中で，再造林率は低位に留まっており，森林資源の循環利用を図ることに

より，森林の多面的機能を持続的に発揮させていくことが重要となっております。このような中，平成29年12月には，「森林資源の循環利用の促進に関するかごしま県民条例」が制定

されました。これらの森林・林業を取り巻く情勢を踏まえ，平成３０年度は，担い手となる人材の育成や森林施業

の集約化を図りながら，計画的な間伐の実施や再造林対策の強化などにより，森林の循環施業を一層推進し，多様で健全な森林づくりに努めます。また，林業の成長産業化に向けて，林道の整備や高性能林業機械の導入等による県産材の安定的･効率的な供給体制づくりや木材加工施設等の整備による木材産業の競争力の強化，ＣＬＴ等の普及や東アジア等への木材輸出の取組の促進などによる需要拡大等を一体的に推進します。

【基本施策】

（１）森林の整備・保全の推進スギ・ヒノキの人工林については，計画的な間伐を推進するとともに，伐採跡地の再造林対策の強化，

立地条件等を踏まえた広葉樹林等への誘導，優良苗木の安定供給体制づくりなど各種施策を総合的に進め，地球温暖化防止にも貢献する多様で健全な森林づくりに積極的に取り組みます。特に再造林については，新たに低密度植栽によるコスト削減や，地拵え・下刈りの支援を行うなど，

更なる推進を図ります。また，森林整備による二酸化炭素吸収量等を県が認証すること等により，企業や団体等における地球

温暖化対策の取組を促進します。森林環境税を活用した取組については，公益的機能の増進のための間伐や再造林等の森林整備，里山

林など地域特性を生かした森林づくりを進め，森林環境の保全を図るとともに，県民が森林にふれあう機会の提供や森林環境教育の実施，県民が自ら実施する森林・林業とのふれあい活動等の取組により，森林をすべての県民で守り育てる意識の醸成を図ります。さらに，治山施設の計画的な整備，重要な松林における松くい虫被害の防除や被害木対策，有害鳥獣

の被害防止対策などを推進し，安心・安全な県土づくりに取り組みます。

（２）担い手づくりと林業経営対策新規就業者を対象とした各種資格の取得支援や既就業者の技能向上に必要な講習等の実施により，林

業担い手の確保・育成を図ります。また，森林施業プランナーなどの活動促進等により，森林施業の集約化や路網の整備，高性能林業機

械の導入等を進め，林業の収益性の向上を図るとともに，林業事業体の経営体質の強化や安定的な雇用確保を促進します。さらに，特用林産物の生産振興等による就業機会の確保や里山林等を活用した体験活動などによる都

市住民との交流を促進し，山村地域の活性化を図ります。

（３）木材の供給・利用対策森林施業の集約化等を図りつつ，木材の生産現場から製材工場等への直送や木材の集荷拠点となる中

間土場の整備など流通の合理化等により，県産材を低コストで安定的に供給できる体制を構築するとともに，木材の加工・流通施設の整備等を促進し，木材産業の競争力の強化を図ります。併せて，「かごしま緑の工務店」による「かごしま木の家」づくりや公共施設等の木造・木質化を推

進するとともに，ＣＬＴ等の普及や東アジア等への木材輸出の取組を促進し，県産材の利用拡大を図ります。また，木質バイオマス発電施設等への木材の安定供給を促進し，未利用間伐材など木質資源の有効活

用を図ります。

（４）特用林産物の産地づくり地域特性を生かした特用林産物の産地づくりを進めるため，生産基盤等の整備や担い手の確保・育成

を図るとともに，需要拡大に向けた活動を促進します。たけのこについては，竹林の施業受委託の促進や早掘りたけのこ生産林の整備等により，生産体制の

強化を図るとともに，チップ用材等としての需要が増大している竹材については，効率的な集荷体制の検討等により生産促進と有効活用を図ります。

また，消費者の食の安心・安全への関心が高まっていることから，「かごしまの農林水産物認証制度」等に基づく認証取得や安心・安全な特用林産物の供給・ＰＲを促進します。

（５）技術開発と普及森林の育成技術や再造林・下刈りの省力化等に関する調査研究を進めるほか，スギコンテナ苗の量産

技術の開発，第二世代抵抗性マツ苗生産技術の開発，商品価値の高い特用林産物の生産技術の確立に取り組むとともに，研究成果等の普及・定着を図ります。また，林業技術の普及指導や小中学校等における森林環境教育を推進するとともに，林業後継者や市

町村を支援するフォレスターの育成等を図ります。

-12-

２施策の体系

１森林の整備・保全の推進

(1) 多様で健全な森林づく ①適正な森林整備の推進りの推進 ②保安林等の適切な管理の推進

■ ■(2) 安心・安全な県土づく ①山地防災対策の推進

┐ 多りの推進 ②森林の保護・保全対策の推進木様材で (3) 森林による二酸化炭素 ①企業等による森林整備の促進供健吸収源対策の推進 ②ＣＯ２吸収量等認証制度の推進給全基な (4) 県民参加の森林づくり ①森林を守り育てる意識の醸成

もり

地森の推進 ②多様な主体による森林整備の推進か林 ③森林の多様な利用の推進ごづしくまり２担い手づくりと林業経営対策┐

のの推 (1) 林業担い手の育成・ ①森林・林業に関する技術者・技能実進確保者の養成現 ②林業事業体の育成に向 (2) 効率的・安定的な林業 ①森林施業の集約化け経営の基盤づくり ②路網の整備た ③高性能林業機械等の導入促進林 ④林業金融の充実業 (3) 山村地域の活性化・木材３木材の供給・利用対策産業 (1) 木材産業の競争力の ①木材流通の合理化の強化 ②木材加工の高度化再生 (2) かごしま材の利用 ①県内での利用促進

拡大 ②県外への販路拡大③海外への輸出促進④県産材の新たな需要の拡大

(3) 木質資源の有効活用の促進

４特用林産物の産地づくり

(1) 特用林産物の産地 ①生産体制の整備づくり ②担い手の育成

③需要の拡大

５技術開発と普及

(1) 新たな技術開発の推進(2) 人材育成のための研修等の充実(3) 林業普及指導の充実

-13-

３施策の概要

１森林の整備・保全の推進

(1) 多様で健全な森林づくりの推進それぞれの森林の発揮すべき機能に配慮した適切な森林の整備を推進します。スギ・ヒノキの人工林については，適切な間伐を計画的に推進するとともに，伐採跡地における再造林

等の適切な更新や計画的な保育を推進します。

また，森林所有者の意向等も踏まえながら，広葉樹林化や針広混交林化，長伐期化等の多様な森林への

誘導を促進します。

天然広葉樹林においては，有用樹の育成を図るための適切な整備を推進するとともに，里山等で生活環

境や生物多様性等の保全に不可欠な森林，優れた自然景観を形成する森林等については，樹種の多様性を

増進する施業を推進します。

さらに，水源かん養機能や山地災害防止機能の高度発揮を図る上で重要な森林については，保安林指定

を進め適切な管理を図ります。

平成30年度事業名事業概要

当初予算額千円

適正な森林整備の推進造林補助事業 1,606,800 間伐や再造林等の森林整備，これらと一体となった

森林作業道の開設を支援

未来につなぐ森林づくり推進事 293,136 森林づくり推進活動，公益的機能増進のための間伐もり

業（森林環境税関係事業）や人工林伐採跡地における再造林等の森林整備，路網整備等の支援

里山林総合対策事業 71,896 幹線道路沿線や里山林等の公益上重要な森林におけ（森林環境税関係事業）る公的森林整備

森林整備地域活動支援事業 55,326 森林の有する多面的機能の発揮を図るための森林施業に不可欠な地域活動に対する支援

林道事業 2,452,616 森林の適切な整備や効率的かつ安定的な林業経営のための林道の整備

ふるさとの森再生事業（一部） 20,000 林業専用道（規格相当）の整備

次世代ふるさとの森再生事業 80,000 間伐材の生産や林業専用道（規格相当），森林作業道の整備

ふるさとの森生産性強化対 (543,252) 間伐材の生産や林業専用道（規格相当），森林作業策事業(H29年度3月補正繰越) 道の整備（一部）

林業成長産業化地域創出モデル 23,698 林業専用道（規格相当）の整備や造林実施状況調査事業（一部）等

森林整備公社運営指導事業 637,509 県森林整備公社の円滑な運営を図るために必要な資金の貸付け等

森林整備推進等基金造成事業 104 森林整備推進等基金運用益の積立

「森林整備推進等基金」推進体 4,307 森林整備推進等基金を活用するための協議会等の実制整備事業施

種苗事業 9,362 優良苗木の生産・供給を図るため，母樹園の整備や穂木の確保，生産施設整備等，生産技術習得支援，県営採種穂園の管理等

県営林経営事業 50,609 県営林の整備（搬出間伐，保育，搬出路開設等）

県営林管理事業 38,281 県営林の管理（管理補助員・管理専門員設置，立木・素材処分，作業道等の整備，再造林の実施）

-14-


当初予算額

千円

万之瀬川水源かん養林対策基金 7,785 万之瀬川流域の水源かん養林整備に対する助成事業

保安林の適切な管理の推進保安林整備事業（指定・管理） 8,865 保安林指定の充実，保安林の適正な管理

保安林整備事業 29,686 保安林緊急改良，保育

合計 5,389,980

(543,252)

※（）書きは，H29年度３月補正予算額で外書き

(2) 安心・安全な県土づくりの推進

治山施設の整備，荒廃森林の復旧など防災対策を推進し，災害に強い県土の形成に努めます。

また，松くい虫被害の防除，農林業被害の防止を目的とした有害鳥獣の捕獲，森林の無秩序な開発の防

止など，森林の保護・保全対策を推進します。


当初予算額

千円

山地防災対策の推進

山地治山事業 2,962,114 復旧治山，緊急予防治山，予防治山，林地荒廃防止

防災林整備事業 300,530 海岸防災林造成

災害関連緊急治山事業 185,000 台風，豪雨等の天然現象により山地崩壊した箇所を

緊急に復旧

直轄治山事業 260,000 桜島地区で国が行う荒廃山地の復旧整備に係る負担

金

県単治山事業 416,334 国庫補助事業で採択できない小規模崩壊地の復旧等

森林の保護・保全対策の推進

森林病害虫等防除事業 120,213 松くい虫等防除（特別防除，地上散布，伐倒駆除・

特別伐倒駆除等）

保全松林健全化整備事業 12,000 松くい虫被害木の伐倒駆除

里山林総合対策事業 8,821 松林の薬剤樹幹注入，松くい虫被害松林の樹種転換

（森林環境税関係事業）(一部再掲) 等

林地開発許可制度実施事業 1,189 林地開発行為の許可審査等

狩猟対策事業 29,136 狩猟適正化対策（狩猟免許試験等の実施，有益鳥獣

の増殖，狩猟取締り等），有害鳥獣捕獲許可権限移

譲交付金

特定鳥獣総合管理対策推進事業 45,764 シカ，イノシシの科学的・順応的な鳥獣個体群管理

のための検討会，生息調査，計画的な捕獲及び捕獲

従事者等の育成

合計 4,341,101

-15-

(3) 森林による二酸化炭素吸収源対策の推進

企業等による森林整備の促進や二酸化炭素吸収量等の認証など，地球温暖化対策を推進するとともに，

森林整備による二酸化炭素吸収量により企業等の二酸化炭素排出量を埋め合わせる取組を促進します。


当初予算額

千円

企業等による森林整備の促進

多様な主体による森林づくり推 100 企業による森林づくり活動の支援等もり

進事業

（森林環境税関係事業）(一部再掲)

ＣＯ２吸収量等認証制度の推進

かごしまエコファンド推進事業 2,667 「かごしまエコファンド」の運営，企業等が行う森

林整備によるＣＯ２吸収量等の認証

合計 2,767

(4) 県民参加の森林づくりの推進もり

県民の森でのイベントの開催，森林ボランティアや緑の少年団等の育成・活動促進，環境を育む企業の

森林づくりの支援等により，森林をすべての県民で守り育てる意識の醸成を図り，地域住民をはじめ森林

ボランティアや企業など多様な主体による県民参加の森林づくりを進めます。もり


当初予算額

千円

森林を守り育てる意識の醸成

森林とのふれあい推進事業 19,476 「みどりの感謝祭」の開催や「九州森林の日」の活もり

（森林環境税関係事業）動，森林・林業に関するふれあい活動の支援，森林

づくり活動の広報等

未来につなぐ森林環境教育推進 7,449 学校環境緑化等活動コンクールの実施，児童・生徒

事業（森林環境税関係事業）を対象とした森林環境教育及び森林環境教育指導者

養成研修の実施，緑の少年団活動発表大会の開催等

多様な主体による森林整備の推進

多様な主体による森林づくり推 3,323 企業による森林づくり活動の支援，森林ボランティもり

進事業ア活動に必要な技術研修や若年層の森林ボランティ（森林環境税関係事業）ア活動促進

森林の多様な利用の推進

県民の森管理運営事業 67,059 県民の森の管理運営

照葉樹の森管理運営事業 21,098 照葉樹の森の管理運営

合計 118,405

２担い手づくりと林業経営対策(1) 林業担い手の育成・確保

新規就業に必要な技能習得等の機会の提供やインターンシップの実施等による新規就業の促進，施業の

集約化に向けた合意形成や再造林の推進を担う森林施業プランナーや低コスト作業システムを実践する現

場技術者等の養成を図るとともに，労働災害の軽減，就労条件の改善を図るための研修・指導等の取組を

進め，林業就業者の定着を図ります。

また，森林組合の広域合併等の促進による経営基盤の強化を進めます。

-16-



森林・林業に関する技術者・技能者の養成

林業後継者育成対策事業 365 地域リーダー育成のためのスペシャリスト養成講座の開催，指導林家等の活動支援

森の研修館かごしま運営事業 26,426 森の研修館かごしまの管理運営等

森林整備担い手育成確保総合対 6,906 林業労働力確保支援センター等による林業就業者の策事業育成・確保，安全巡回指導等

林業成長産業化地域創出モデル 765 現場技術者の養成等の支援事業（一部）

林業事業体の育成入会資源総合活用促進対策事業 1,127 入会林野整備計画書作成指導等

森林整備公社運営指導事業 637,509 県森林整備公社の円滑な運営を図るために必要な資（再掲）金の貸付け等

未来につなぐ森林づくり推進事 1,300 森林施業プランナー等の育成・技能向上もり

業（森林環境税関係事業）（一部再掲）

県営林経営事業（再掲） 50,609 県営林の整備（搬出間伐，保育，搬出路開設等）

森林組合指導育成事業 1,234 森林組合の業務・会計の検査及び指導，役職員の研修等

合計 726,241

(2) 効率的・安定的な林業経営の基盤づくり

森林施業の集約化や森林情報の収集及び境界の明確化等を促進するとともに，路網と高性能林業機械を

組み合わせた効率的な作業システムの普及・定着等により，県産材の安定供給と低コスト化を進め，生産

性の高い林業経営の確立を図ります。

また，林業事業体の経営改善や木材の生産，流通の合理化の推進に必要な各種制度資金の利用を促進し

ます。



森林施業の集約化

未来につなぐ森林づくり推進事 1,300 森林施業プランナー等の育成・技能向上もり

業（森林環境税関係事業）（一部再掲）

森林計画樹立事業 53,454 地域森林計画の策定

森林整備地域活動支援事業 55,326 森林の有する多面的機能の発揮を図るための森林施（再掲）業に不可欠な地域活動に対する支援

林業成長産業化地域創出モデル 12,374 森林情報処理施設整備の支援等事業（一部）

路網の整備林道事業（再掲） 2,452,616 森林の適切な整備や効率的かつ安定的な林業経営の

ための林道の整備

ふるさとの森再生事業（一部） 20,000 林業専用道（規格相当）の整備（再掲）

-17-


当初予算額

千円

次世代ふるさとの森再生事業 28,375 林業専用道（規格相当）や森林作業道の整備（一部再掲）

ふるさとの森生産性強化対 (129,586) 林業専用道（規格相当）や森林作業道の整備策事業(H29年度3月補正繰越)（一部）（再掲）

林業成長産業化地域創出モデル 21,000 林業専用道（規格相当）の整備事業（一部）（一部再掲）

未来につなぐ森林づくり推進事 36,657 間伐のための路網（作業路・森林管理路）の整備もり

業（森林環境税関係事業）(一部再掲)

高性能林業機械等の導入促進

未来につなぐ森林づくり推進事 2,500 間伐材の林外集積等に資する機械・器具の整備もり

業（森林環境税関係事業）(一部再掲)

ふるさとの森再生事業（一部再掲） 7,500 高性能林業機械の導入

ふるさとの森生産性強化対 (54,000) 高性能林業機械の導入策事業(H29年度3月補正繰越)（一部）

林業成長産業化地域創出モデル 18,000 高性能林業機械の導入事業（一部）

林業金融の充実木材産業経営安定対策融資事業 640,187 木材産業等高度化推進資金及び木材産業振興資金の

原資預託(融資枠1,345,000千円)

林業振興資金貸付事業 400,000 森林組合の事業に必要な資金の貸付け(融資枠 400,000千円)

林業・木材産業改善資金貸付事 101,501 林業や木材産業の経営の改善，林業労働に係る労働業（特別会計）災害の防止，林業労働に従事する者の確保に必要な

資金の無利子の貸付け(融資枠100,000千円)

合計 3,850,790(183,586)


(3) 山村地域の活性化

森林整備活動や木材の生産，多様な地域資源を活用した特用林産物の生産振興等による森林所有者等の

就業機会や所得の確保を図ります。

また，里山林等を活用した体験活動，都市住民との交流の促進や地域の特性を踏まえた森林の整備など

の生活環境の整備等により，山村地域の活性化を図ります。



森林とのふれあい推進事業 19,476 「みどりの感謝祭」の開催や「九州森林の日」の活もり

（森林環境税関係事業）(再掲) 動，森林・林業に関するふれあい活動の支援，森林づくり活動の広報等

未来につなぐ森林環境教育推進 7,449 学校環境緑化等活動コンクールの実施，児童・生徒事業（森林環境税関係事業）(再掲) を対象とした森林環境教育及び森林環境教育指導者

養成研修の実施，緑の少年団活動発表大会の開催等

-18-



多様な主体による森林づくり推 3,323 企業による森林づくり活動の支援，森林ボランティもり

進事業ア活動に必要な技術研修や若年層の森林ボランティ（森林環境税関係事業）(再掲) ア活動促進

特用林産物の産地づくり推進事 6,056 特用林産物の生産拡大を図るための担い手の育成，業生産基盤等の整備，消費拡大の推進等

かごしま竹の郷創生事業 9,488 新規生産者の育成，施業受委託の促進，たけのこ・竹材の生産林整備，竹材生産機械の整備，竹材の新用途開発，効果的な伐竹材の集荷システムの検討

合計 45,792

３木材の供給・利用対策(1) 木材産業の競争力の強化

木材の生産現場から製材工場等への直送など，流通の合理化や加工流通施設の整備等により，需要者の

ニーズに対応した県産材を低コストで安定的に供給できる体制づくりを推進し，県外材等に対する競争力

の強化を図ります。



木材流通の合理化木材需給対策事業 197 木材需要動向調査の実施等

林業成長産業化地域創出モデル 42,246 中間土場の造成やフルトレーラ導入の支援等事業（一部）

木材加工の高度化木材産業近代化対策事業 533 木材産業育成指導及び木材業・製材業動向調査等

かごしま材品質確保対策事業 697 認証かごしま材の信頼性確保のための品質等確認検査・指導等

力強い木材産業づくり事業 61,600 間伐材等の県産材の利用を推進するための木材加工

流通施設等の整備

力強い木材産業生産性強化 (948,950) 間伐材等の県産材の利用を推進するための木材加工

対策事業(H29年度3月補正繰流通施設等の整備越)

林業・木材産業構造改革事業 39,553 木材加工流通施設の整備や事業で整備した機械・施設等を対象とした経営管理指導

合計 144,826(948,950)


(2) かごしま材の利用拡大公共施設等の木造・木質化の推進や「かごしま緑の工務店」による「かごしま木の家」づくり，ＣＬＴ

等の普及に向けた取組，東アジア地域等への輸出の促進等により，県産材の利用拡大を図ります。



県内での利用促進木のあふれる街づくり事業 47,274 機能性・デザイン性に優れたＰＲ効果の高い木造施

（森林環境税関係事業）設等や木製机・椅子の整備，木製品の開発等の取組の支援や東京オリパラの知名度を活かしたかごしま材のＰＲ

-19-



木造公共施設整備事業 200,214 地域材を利用した公共施設等における木造化や木質内装化の支援

かごしま材利用促進事業 125 木材利用推進協議会等の開催

「かごしま木の家」シェア拡大 5,942 かごしま材を積極的に使用して家づくりに取り組む事業「かごしま緑の工務店」の加入促進や活動支援

かごしまの良か家づくり事業 4,271 「かごしま木の家」の新たな魅力の創出につながる取組の支援

海外への輸出促進かごしま材輸出拡大加速化事業 4,694 輸出促進協議会の開催や内装材等製材品のＰＲ等の

県産材の輸出拡大に向けた取組の支援

県産材の新たな需要の拡大ＣＬＴ等利活用加速化事業 2,286 ＣＬＴや２×４工法部材の需要拡大に向けて，講習

会の実施や利用促進の取組の支援

林業成長産業化地域創出モデル 2,417 ＣＬＴ部材の普及促進の取組の支援等事業（一部）

合計 267,223

(3) 木質資源の有効活用の促進

未利用木質資源の有効活用を図るため，地域材を原料とする木材加工流通施設の整備等を促進します。



力強い木材産業づくり事業 61,600 間伐材等の県産材の利用を推進するための木材加工

(再掲) 流通施設等の整備

合計 61,600

４特用林産物の産地づくり

(1) 特用林産物の産地づくり

新規生産者の確保・育成や竹林の施業受委託の促進，たけのこ生産林の整備により，たけのこ生産体制

の強化を図るとともに，竹材生産機械の整備，竹材の新たな用途開発や効率的な集荷システムの検討等に

より，竹材の生産促進と有効活用を図ります。

原木しいたけ，枝物については，新規生産者の確保・育成を図るとともに，生産基盤等の整備を促進し

ます。

さらに，多様化する消費者ニーズや需要動向に対応し，安心・安全な特用林産物の供給と消費者へのＰ

Ｒに努めるほか，特用林産物の食育支援を行い，消費拡大に努めます。



生産体制の整備

特用林産物の産地づくり推進事 3,232 特用林産物の産地化を促進するための生産基盤等の

業（一部再掲）整備

7,805かごしま竹の郷創生事業早掘りたけのこ生産林の整備，竹材生産機械の整備，（一部再掲）効率的な伐竹材集荷システムの検討

活動火山周辺地域防災林業対策 1,703 降灰による特用林産物への被害防止施設等の整備事業

-20-



しいたけ等振興資金貸付事業 24,000 県椎茸農協に対する原木等購入資金・共販資金の貸付け

担い手の育成特用林産物の産地づくり推進事 2,047 原木しいたけ，枝物の生産者養成講座の開催，生産業（一部再掲）技術向上支援，原木・種駒の助成

かごしま竹の郷創生事業 580 たけのこ生産者養成講座の開催，生産技術向上支（一部再掲）援，施業受委託の促進

需要の拡大林産物等振興対策事業 674 しいたけ，たけのこ等の流通情報の収集・提供等

特用林産物の産地づくり推進事 777 特用林産物の食育支援，安心・安全な特用林産物の業（一部再掲）普及，原木しいたけ等の消費拡大

かごしま竹の郷創生事業 1,103 竹材の新用途開発，竹製品の消費拡大（一部再掲）

合計 41,921

５技術開発と普及

(1) 新たな技術開発の推進

再造林推進に向けた下刈りの時期分散及び回数削減に関する研究を進めるほか，スギコンテナ苗の量産

技術の開発等に取り組みます。



試験研究事業 8,404 再造林推進に向けた下刈りの時期分散及び回数削減に関する研究やスギコンテナ苗の量産技術の開発など（１１課題）

合計 8,404

(2) 人材育成のための研修等の充実

地域林業の担い手となる青年林業士を養成するとともに，森林・林業に対する理解を深めるため，小・

中学校等の児童生徒や県民を対象とした学習・体験活動を推進します。



森林整備担い手育成確保総合対 741 新規就業希望者等への技術研修等（鹿児島きこり策事業（一部再掲）塾）

林業後継者育成対策事業 365 地域リーダー育成のためのスペシャリスト養成講座（再掲）の開催，指導林家等の活動支援

森林とのふれあい推進事業 15,200 県民の森林・林業に対する理解と森林づくりへの参もり

（森林環境税関係事業）(一部再掲) 加意欲の醸成を図るための公募方式によるふれあい活動への支援

未来につなぐ森林環境教育推進事 6,459 児童・生徒を対象とした森林環境教育及び森林環境業（森林環境税関係事業）(一部再掲) 教育指導者養成研修の実施

合計 22,765

-21-

(3) 林業普及指導の充実

個別巡回指導等を通じて，林業経営に意欲をもった地域リーダーの育成や林家及び林業事業体に対する

高度な林業技術や情報の提供を行うとともに，市町村の森林・林業施策を支援する森林総合監理士（フォ

レスター）の育成等を行います。

また，試験研究部門と連携し，研究成果等の迅速な普及定着を図ります。



普及運営事業 5,519 普及指導員の活動促進，普及情報活動の推進

普及職員研修事業 610 普及指導員の研修受講

普及活動高度化特別対策事業 216 普及指導員の資質向上研修

フォレスター育成対策事業 583 市町村森林整備計画の策定等を支援するフォレスターの育成支援

合計 6,928

-22-

平成３０年度森林環境税関係事業の概要（当初予算）

１森林環境税

（１）税の目的森林環境の保全及び森林をすべての県民で守り育てる意識の醸成に関する施策に要する財源の確保

（２）課税の仕組み

個人現行の県民税均等割額に５００円を加算法人現行の県民税均等割額に均等割額の５％相当額を加算

（３）平成３０年度税収見込額等（単位：千円）

区分平成30年度（当初）平成29年度（当初）税収見込額 447,537 447,490徴収取扱費 18,975 18,518関係事業費 428,562 428,972 （森林環境税シンボルマーク）

２森林環境税関係事業の概要（単位：千円）

事業名・事業概要等 H30当初 H29当初

１森林にまなびふれあう推進事業もり

30,248 32,214広く県民の森林・林業に対する理解を深めるとともに，森林をすべての県民

で守り育てる意識の醸成を図るため，森林にふれあう機会の提供や森林環境教 (16,256)育を実施するとともに，県民が自ら実施する森林・林業とのふれあい活動や森 [13,992]林づくり実践活動等を支援

① 森林とのふれあい推進事業 19,476・森林にふれあう機会や森林整備を体験する機会の提供 (10,267) 19,476・森林・林業に関するふれあい体験活動の支援 [9,209]

② 未来につなぐ森林環境教育推進事業 7,449・森林環境教育指導者スキルアップ研修の実施 (4,281) 8,038・学校林等を活用した児童・生徒に対する森林環境教育の実施 [3,168]・緑の少年団の活動推進

③ 多様な主体による森林づくり推進事業 3,323・企業による森林づくり活動の支援 (1,708) 4,700・森林ボランティアの技術研修や若年層の活動促進 [1,615]

２森林をまもりそだてる整備事業もり

412,306 396,758良好な森林環境を創出し，将来にわたってすべての県民が森林の恩恵を享受

することができる健全な森林を育成するため，間伐・植栽等の森林整備や地域 (412,306)特性を活かした森林づくり，県産材の利用拡大の取組を支援 [ － ]

① 未来につなぐ森林づくり推進事業・森林づくり推進活動の支援 293,136 291,473・公益的機能の増進のための間伐等の森林整備や路網等整備の支援 (293,136)・人工林伐採跡地における再造林等の推進 [ － ]

② 里山林総合対策事業・幹線道路沿線や里山林等の公益上重要な森林の整備 71,896 60,823・離島などスギ・ヒノキの少ない地域における地域特性を活かした森林整備等 (71,896)・松林の樹種転換，奄美地域の集落後背地の松の薬剤樹幹注入 [ － ]

③ 木のあふれる街づくり事業・県産材を利用したモデル製品の設置やモデル施設の整備 47,274 44,462・木製品の開発及び県産材利用の普及 (47,274)・東京オリ・パラの知名度を活かした「かごしま材」のＰＲ [ － ]

442,554合計 (428,562) 428,972

[13,992]

※H30当初の( )は森林環境税，[ ]は地方創生推進交付金H29当初は全て森林環境税

-23-

第３事業計画

１環境林務課

環境林務課の施策体系

林業担い手の育成・確保林業事業体の育成

（森林組合係）担い手づくりと

林業経営対策

効率的・安定的な林業林業金融の充実

経営の基盤づくり（森林組合係）

部内職員の人事，給与，服務関係事務

（総務係）

褒章及び叙勲事務

（総務係）

部内の会計，経理に関する事務

（経理係）部内の総務・経理

各種計画の進行管理・企画調整業務

（企画調整係）

各種協議会の運営及び連絡調整


森林環境税に関する総合調整


広報，広聴


部内の災害対策


部内の公共事業調整


技術管理係業務森林土木事業に係る技術指導，設計基準・積算システム運用，

森林情報システム管理・運用

工事監査

工事監査業務森林土木工事の監査・検査及び造林事業の監査

-24-

① 森林・林業振興基本計画策定事業（県単）

（新規平成30年度）

１目的

森林・林業・木材産業の振興を図るため，長期的かつ総合的な視点に立った施策の推進方針等を示す新たな基本計画

を策定する。

２内容

事業区分事業主体事業内容負担区分

森林・林業振興基本計画県 (1) 基本計画策定のための現況調査・説明県 10/10

策定事業 (2) 計画策定検討委員会の開催

(3) 印刷・製本

３事業計画

総事業費予算額事業区分事業量

（千円） 30年度当初 29年度当初前年度比

千円千円％

森林・林業振興基本計画策定事業－ 1,015 1,015 －皆増

４全体事業計画と実績

全体計画 29年度末累計年度別実績事業区分

期間事業量(A) 事業量(B) (B)/(A) 27年度 28年度 29年度

年度千円千円％千円千円千円

森林・林業振興基本計画策定事業 H30 1,015 －－－－－

-25-

② 森林組合指導育成事業（県単）

（通年）

１目的

森林組合の健全な育成を図るため，森林組合法に基づく常例検査等を実施し，業務又は会計処理の適正化を図る。

また，森林組合が行う業務を通じ，森林の有する公益的機能の維持増進が図られるように，指導及び助言を行う。

（平成２９年３月末現在組合数森林組合１５，生産森林組合３８）

２内容


(1) 常例検査等森林組合法第１１１条に基づく検査

(2) 常例検査の事前年度，常例検査を実施した組合を対象とした改善状況の確認検査

後確認検査

県単

(3) 経営改善指導県経営不振な森林組合を対象とした経営改善指導

(4) 研修森林組合の指導育成を図るための業務委託や検査職員の資質向上に

係る研修

３事業計画

事業区分事業量総事業費予算額

30年度当初 29年度当初前年度比

千円千円千円％

(1) 常例検査７組合 591 591 599 98.7

(2) 常例検査事後確認検査２組合 215 215 204 105.4

(3) 経営改善指導３組合 105 105 128 82.0

(4) 研修４回 323 323 402 80.3

計－ 1,234 1,234 1,333 92.6

４年度別事業実績

事業区分 27 年度 28 年度 29 年度

(1) 常例検査６組合７組合８組合

(2) 常例検査事後確認検査２組合２組合２組合

(3) 経営改善指導４組合３組合３組合

(4) 研修４回４回４回

-26-

③ 林業振興資金貸付事業（県単）

（継続昭和38年度～）

１目的

森林組合が行う林産販売，森林造成などの事業に必要な資金を県森連を通じて低利又は無利子で貸し付ける。

(単年度貸付)

２内容

資金名貸付利率貸付限度額貸付期間資金使途負担区分

１組合当たり8,000千円森林組合が行う林産販

林 ①林産販売資金 1.6% ただし，合併組合（広域合併組合を４か月以内売事業に要する経費

除く）については8,000千円に地区内

業民有林面積を5,500haで除したものを

乗じて得た額(百万円単位)

振１組合当たり7,000千円森林組合が行う造林事県

②森林造成資金 1.6% ただし，合併組合（広域合併組合を６か月以内業及び森林保護事業に

興除く）については7,000千円に地区内要する経費

民有林面積を5,500haで除したものを

資乗じて得た額(百万円単位)

流域合併組合 80,000千円以内広域合併組合が行う造

金 ③広域合併組合特認合併組合 40,000千円以内林事業,森林保護事業,

支援資金無利子６か月以内合法木材の売買,境界

の明確化等に要する経

費

（参考）資金の流れ

貸付①～②1.6% ③無利子

貸付(4月，400,000千円）

県県森連償還(利子＋資金管理手数料）森林組合

①～②1.6% ③無利子

３事業計画



千円千円％

林業振興資金－ 400,000 400,000 430,000 93.0

４（ア）全体事業計画と実績

全体計画 2 9 年度末累計年度別実績事業区分

期間事業量(A) 事業量(B) (B)／(A) 27年度 28年度 29年度

％千円千円千円

林業振興資金－－－－ 430,000 430,000 430,000

-27-

４（イ）年度別事業実績

27 年度 28 年度 29 年度（12月末）資金名

件数融資額件数融資額件数融資額

件千円件千円件千円

林産販売資金 10 167,000 7 85,000 10 90,000

森林造成資金 12 179,000 9 123,000 6 77,000

間伐材買取資金 1 30,000 1 30,000 1 30,000

（県森連）

広域合併組合支援資金 4 170,000 4 160,000 3 160,000

計 27 546,000 21 398,000 20 327,000

-28-

④ 林業・木材産業改善資金貸付事業（県単・一部国庫）

（継続昭和５１年度～）

１目的

林業経営及び木材産業経営の健全な発展，林業生産力の増大及び林業労働者の福祉の向上を図るため，林業・木材

産業経営の改善促進，労働安全衛生機械・施設の導入，近代的な林業の経営及び技術の習得等に必要な資金を無利子

で貸し付ける。

２内容


資金内容別表のとおり

林業・木材産業改善県国

資金貸付事業申請窓口各森林組合，県木材協同組合連合会２／３

（特別会計）

貸付審査各地域振興局長等の調査・意見書を参考に，本庁の県

貸付審査会で貸付の可否を決定する。１／３

資金交付申請窓口である森林組合，県木材協同組合連合会を

経由し，借受者の口座に振り込まれる。

償還方法資金交付を受けた森林組合，県木材協同組合連合会

を経由し，県に償還する。

３事業計画



千円千円％

貸付勘定－ 100,000 100,000 100,000 100.0

林業分野への貸付－ 50,000 50,000 50,000 100.0

木材産業分野への貸付－ 50,000 50,000 50,000 100.0

業務勘定 1,501 1,501 1,757 85.4

計－ 101,501 101,501 101,757 99.7

４全体計画と実績


期間事業量(A) 事業量(B) (B)/(A) 27年度 28年度 29年度(12月末)

件千円件千円件千円

貸付勘定－－－－ 0 0 2 6,770 1 2,235

林業分野への貸付 0 0 2 6,770 1 2,235

木材産業分野への貸付 0 0 0 0 0 0

業務勘定－－－－ 752 853 467

-29-

（別表）

林業・木材産業改善資金の内容

項目内容

① 林業従事者である個人(森林所有者，素材生産業者等)

貸付対象者 ② 木材産業に属する事業を営む者（木材製造業，木材卸売業，木材市場業）

※ 資本金１千万円以下又は従業員100人以下(木材製造業は300人以下)の会社若しくは個

人に限る。

③ ①又は②の組織する団体(森林組合，生産森林組合，県森連，木材事業協同組合，県木連

等)

④ 林業を行う法人で林業従事者の組織する団体以外のもの

※ 会社にあっては，資本金１千万円以下又は従業員300人以下(木材卸売業，木材市場業

の場合は100人以下)のものに限る。

⑤ 農商工等連携促進法(注)第13条第１項に規定する認定中小企業者

（注）「農商工等連携促進法」：中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律(平成20年法律38号)

※ 貸付を受けるには，貸付申請書と同時に貸付資格認定申請書を提出し，貸付資格の認定

を受けることが必要である。

利率無利子

貸付限度額 ○ 事業等を適正に実行するに当たり実際に要する費用の９０％以内

○ 一事業者ごとの限度額は

個人１，５００万円

会社３，０００万円

団体５，０００万円

ただし，木材産業に係る場合は１億円（個人，会社，団体）

償還期間償還期間は１０年以内（据置期間３年以内）で，貸付対象事業の性質や規模，導入する機械

や施設の耐用年数等により決定される。（特例措置あり）

①新たな林業部門の経営の開始

貸付対象となる ②新たな木材産業部門の経営の開始

取組 ③林産物の新たな生産方式の導入

（林業・木材産業 ④林産物の新たな販売方式の導入

改善措置） ⑤林業労働に係る安全衛生施設の導入

⑥林業労働に従事する者の福利厚生施設の導入

上記①から⑥の取組に要する次の費用

貸付対象となる・現在使用している機械・施設の改良や新たな機械・施設の購入に必要な資金

主な資金使途・造林を行うための資材の購入，作業道作設等に必要な資金

・立木の取得に必要な資金

・立木の伐採，木材の搬出を行うのに必要な資金

・林業経営を行うために使用収益権を取得するのに必要な資金

・森林の施業又は立木の管理を長期委託するのに必要な資金

・能率的な経営方法を習得するための研修を受けるのに必要な資金

・林業経営又は木材産業経営のための調査を行うのに必要な資金

・通信・情報処理機材の購入に必要な資金

・森林認証の取得に必要な資金その他

-30-

⑤ 木材産業経営安定対策融資事業（県単）


１目的

木材価格の低迷など厳しい経営環境にある木材関連事業者及び林業者に対し，木材の生産及び流通の合理化の促進に

よる木材供給の円滑化並びに効率的かつ安定的な林業経営の育成を図るため，運転資金を低利で融資し，経営の安定化

及び業界の健全な発展に資する。

２内容


(1) 木材産業等県木材の生産・加工・流通の合理化を促進することを目的に，合理化計画につ県

高度化推進いて知事の認定を受けた林材業者等並びに林業経営の改善を図ることを目的 10/10

資金貸付事業に，林業経営改善計画について知事の認定を受けた林業者に対して，必要な運

（昭和54年～）転資金を低利で融資する。

ア農林漁業信用基金から借入れた預託原資200,000千円に同額の県資金を加え

た預託金400,000千円を金融機関(鹿銀，南銀，農林中金，商工中金）に預託

する。金融機関は預託額の４倍（一部３倍又は２倍）相当の協調融資を行う。

（内訳）

４倍協調資金貸付額 20,000千円（融資枠 80,000千円）

３倍協調資金〃 345,000千円（〃 1,035,000千円）

２倍協調資金〃 35,000千円（〃 70,000千円）

イ貸付条件別紙のとおり

(2) 木材産業振興県木材産業の振興を図るため，県の区域内において木材の生産又は流通の事業

資金貸付事業を営む者に対し，必要な運転資金を低利で融資する。

（昭和37年～）ア県は，資金原資を金融機関（南銀，鹿相信）に預託し，金融機関は預託額県

の４倍相当の協調融資を行う。(預託額40,000千円，融資枠160,000千円) 10/10

イ資金の使途及び貸付限度額

資金の使途融資(転貸)対象者貸付限度額貸付利率貸付期間

千円％

原木又は素材の購入，木材業を営む者 10,000

素材の生産，素材及び製 1.6 １年以内

材品の出荷並びに販売，製材業を営む者 20,000

製材の加工

木材業及び製材業 20,000

を併せ営む者

※農林漁業信用基金の債務保証が活用できる。

(3) 農林漁業信用県基金業務の円滑な推進を図るために必要な出資者等の調査及び基金利用の推基金

基金受託調査進を図るための会議の開催 10/10

事業

（昭和44年～）

-31-

３事業計画

総事業費事業費内訳予算額事業区分

貸付金事務費等償還金等 30年度当初 29年度当初前年度比

千円千円千円千円千円千円％

(1)木材産業等高度化600,059 400,000 29 200,030 600,059 600,082 100.0

推進資金貸付事業

(2)木材産業振興40,000 40,000 - - 40,000 40,000 100.0

資金貸付事業

(3)農林漁業信用基金128 - 128 - 128 128 100.0

受託調査事業

計 640,187 440,000 157 200,030 640,187 640,210 100.0

※ 償還金等は農林漁業信用基金から借り入れた原資の償還金



期間事業量(A) 事業量(B) (B)/(A) 27年度 28年度 29年度(12月末)


(1)木材産業等高度化 (1,247,000) (1,185,000) (1,185,000)－－－－

推進資金貸付事業 717,145 744,953 422,654

(2)木材産業振興 (160,000) (160,000) (160,000)－－－－

資金貸付事業 29,850 20,030 3,000

(3)農林漁業信用基金－－－－ 128 128 128

受託調査事業

(1,407,000) (1,345,000) (1,345,000)計－－－－

747,123 765,111 425,782

※（）は融資枠

-32-

（別紙）木材産業等高度化推進資金の貸付条件等

資金種類資金内容貸付対象者貸付限度額利率(※) 償還期限

立木購入代金，素合理化計画の認定を受け

材の購入代金，製材た森林組合，中小企業等協

素材生産等等の購入代金及び輸同組合等の組合及びこれら１億円短期資金

促進資金送費，素材・製品のの連合会，森林所有者，数 (特認２億円) 年1.60%

加工を行うのに必要人共同事業体等，林野庁長（年1.50％）

な資金等官の定める事業体

原材料調達の一部合理化計画の認定を受け

事業経営素材転換を外材から国産材へた森林組合，中小企業等協１億円短期資金短期資金

改善合理化促進資金転換するための国産同組合等の組合及びこれら (特認２億円) 〔年1.30%〕１年以内

資金素材の購入代金及びの連合会，木材製造業者，

輸送費等林野庁長官の定める事業体

間伐等に係る素材合理化計画の認定を受け

生産を行うのに必要た森林組合，中小企業等協

間伐等な資金，間伐材等に同組合等の組合若しくは連１億円短期資金

促進資金係る製品の引取りに合会，森林所有者，市場開 (特認２億円) 年1.60%

必要な資金，間伐材設者，数人共同事業体等，（年1.50％）

等の素材等の加工に林野庁長官の定める事業体〔年1.30％〕

必要な資金

間伐材等チップの合理化計画の認定を受け

原材料となる間伐等た森林所有者，森林組合，

チップ等安の素材の生産及び間森林組合連合会，間伐等を１億円

定供給資金伐材等の素材の購入行う素材生産業者及びそれ (特認２億円)

に必要な資金らの組織する団体であっ

て，契約・協定に基づき事

業を実施する者短期資金

木材の加工を行う合理化計画の認定を受け〔年1.30%〕

構造改善のに必要な作業労賃た森林組合，森林組合連合短期資金

合理化木材高度等，JAS製品，乾燥材会，木材製造業者若しくは１億円１年以内

資金加工資金等の高度加工に必要その組織する団体であっ

な作業労賃等て，契約・協定等に基づき

高次加工機械等を導入して

いる事業体

原木を安定的に確「木材の安定供給の確保

保するため，立木又に関する特別措置法」の木

原木確保協は素材の引取り及び材安定供給事業に関する計３億円短期資金

定促進資金木材加工に必要な作画の認定者 (特認４億円) （年1.50%）

業労賃等契約・協定等に基づき木

材の製造に係る事業体，木

材の卸売・木材市場に係る

事業体

造林に必要な作業林業経営改善計画の認定

労賃，苗木代等，又を受けた森林組合，森林組

は素材生産を請負わ合連合会，森林整備法人，

林業経営せるのに必要な費用森林所有者等 5,000万円短期資金短期資金

高度化推進資金等なお，素材生産を請負わ (特認1億5千万) 年1.60% １年以内

せる場合は，効率的かつ安

定的な林業経営を担い得る

林業事業体等又は知事が認

定した中核組合であること

※ 利率欄の裸書きは４倍協調，（）は３倍協調，〔〕は２倍協調の貸付利率

-33-

２森林経営課

森林経営課の施策体系

多様で健全な森林づくり適正な森林整備の推進

の推進（森林計画係，計画指導係，森林育成係）

森林の整備・保安林等の適切な管理の推進

保全の推進（森林育成係）

安心・安全な県土づくり森林の保護・保全対策の推進

の推進（森林育成係）

林業担い手の育成・確保森林・林業に関する技術者・技能者の養成

（担い手育成係）

林業事業体の育成

（担い手育成係）

担い手づくりと効率的・安定的な林業森林施業の集約化

林業経営対策経営の基盤づくり（森林計画係，計画指導係，担い手育成係）

路網の整備

（計画指導係）

林業金融の充実

（森林育成係）

山村地域の活性化

（特用林産係，計画指導係）

特用林産物の特用林産物の産地づくり生産体制の整備

産地づくり（特用林産係）

担い手の育成

（特用林産係）

需要の拡大

（特用林産係）

-34-

①森林整備担い手育成確保総合対策事業（国庫,県単）

（継続平成９年度～）

１目的

林業労働力の確保・育成を図るため，林業労働力確保支援センターを中核として，林業事業体の経営基盤の強化や林

業労働者の雇用環境の改善等を図るとともに，就業相談等を通じて林業への新規就業を促進する。

２内容

事業区分事業主体事業内容負担区分採択基準

（１）林業労働力確保支援セ県林業労働力確保管理運営活動県10／10

ンター管理運営事業支援ｾﾝﾀｰ

（２）林業労働力確保支援セ県支援センター事業推進の指導県10／10

ンター指導推進事業

（３）鹿児島きこり塾県職場見学，林業技術研修，安全衛生教育，国１／２

（指定管理者：就業ガイダンス，実践研修県１／２

（公財）県林業担就業相談

い手育成基金）

（４）林業労働安全衛生総合林業・木材製造業安全巡回指導の実施国１／２

対策事業労働災害防止協会県１／４

鹿児島県支部その他1/4

-35-

３事業計画



千円千円％

（１）林業労働力確保支援セ 5,875 5,875 5,843 100.5

ンター管理運営事業

（２）林業労働力確保支援セ 200 200 207 96.6


（３）鹿児島きこり塾林業技術 741 741 741 100.0

研修等

（４）林業労働安全衛生総合 26事業所 120 90 90 100.0

対策事業

計－ 6,936 6,906 6,881 100.4


事業区分全体計画 29年度末累計年度別実績

期間事業量（A）事業量（B） (B)/(A) 27年度 28年度 29年度

％

（１）林業労働力確保支援セ平成９～－－－－－

ンター管理運営事業

（２）林業労働力確保支援セ平成９～－－－－－


（３）鹿児島きこり塾平成14～ 766名－ 24名 24名 22名

（４）林業労働安全衛生総合平成19～－－－－－

対策事業

-36-

②森の研修館かごしま運営事業（県単，国庫）

（継続平成１２年度～）

１目的

林業に関する知識及び技術の研修を行うための公の施設として，森の研修館かごしまの適正な運営管理を図る。

２内容

事業区分事業主体事業内容負担区分備考

（１）運営管理事業県(指定管理者: 施設の運営管理，研修林の整備県10／10

(公財)県林業担い

手育成基金)

（２）新林業技術研修事業県(指定管理者: 労働安全衛生法に基づく林業関係技能国１／２

(公財)県林業担い講習等の実施県１／２

手育成基金)

（３）森の研修館かごしま県森の研修館かごしまの施設改修国10／10

施設改修事業

３事業計画

予算額

事業区分事業量総事業費備考



（１）運営管理事業 18,683 18,683 18,708 99.9

（２）新林業技術研修事業延日数： 55日 2,743 2,743 2,743 100.0

（３）森の研修館かごしま空調等改修一式 5,000 5,000 17,233 29.0

施設改修事業

計 26,426 26,426 38,684 68.3

（参考）森の研修館かごしま研修実績

（延人員）

平成２４年度実績平成２５年度実績平成２６年度実績平成２７年度実績平成２８年度実績

６，４８３人５，５４２人６，２３５人６，３３９人４，７２３人

-37-

③特用林産物の産地づくり推進事業（国庫・県単）

（平成２８年度～）

１目的しいたけなどの特用林産物の生産拡大を図るため，担い手の育成や生産基盤等の整備，消費拡大の取組を一体的に進

め，地域の特性を生かした特用林産物の産地づくりを推進する。

２内容


(1) 担い手育成対策事業

ア生産者養成講座の開催県・原木しいたけ，枝物の新規生産者養成講座の開催国 1/2

県 1/2

イ生産技術等のフォローアッ県・原木しいたけ，枝物の生産技術指導，技術向上研国 1/2

プ修会及び経営相談会の開催県 1/2

県椎茸農協国 1/6以内

県 1/6以内

ウ意欲ある新規生産者への原市町村等・意欲ある新規生産者への原木・種駒の助成国 1/6以内

木・種駒の助成県 1/6以内

(2) 生産基盤等整備事業

ア生産基盤，集出荷施設等の市町村等・生産基盤や集出荷施設等の整備を助成国 1/6以内

整備県 1/6以内

国 1/4以内

県 1/4以内

(3) 消費拡大推進事業県・「かごしまの農林水産物認証制度」の普及・事前国 1/2

ア安心・安全な特用林産物の指導等県 1/2

普及・啓発

市町村等・特用林産物の食育支援国 1/4以内

県 1/4以内

イ特用林産物の消費拡大県椎茸農協・原木しいたけフェア，森のごちそうコンクール等国 1/4以内

の開催県 1/4以内

３事業計画



千円千円％

(1) 担い手育成対策事業 5,147 2,047 2,157

ア生産者養成講座の開催－ 380 380 485

イ生産技術等のフォローアップ－ 267 167 172

ウ意欲ある新規生産者への原木・種駒の助成－ 4,500 1,500 1,500

95.7

(2) 生産基盤等整備事業 8,732 3,232 3,282

ア生産基盤，集出荷施設等の整備－ 8,732 3,232 3,282

(3) 消費拡大推進事業 1,417 777 888

ア安心・安全な特用林産物の普及・啓発－ 137 137 188

イ特用林産物の消費拡大－ 1,280 640 700

計 15,296 6,056 6,327

-38-

④活動火山周辺地域防災林業対策事業（県単）

（継続昭和６２年度～）

１目的

火山周辺地域におけるしいたけ等特用林産物の降灰被害を防止し経営の安定を図るため，降灰防止施設及び降灰

除去施設の整備を推進する。

２内容


活動火山周辺地域防災林業市町村，森林組合降灰洗浄散水施設県6.5/10 以内受益面積10ａ

対策事業農協，協業体等（散水施設等）以上，被覆施

降灰防止被覆施設設については

（保冷庫等） 100ｍ２以上

３事業計画



千円千円％

活動火山周辺地域防災林業－ 2,620 1,703 1,891 90.1

対策事業

計 2,620 1,703 1,891 90.1

４事業実績

全体計画(9次) 前計画実績年度別実績事業区分

期間事業量期間事業量 27年度 28年度 29年度

年度年度

活動火山周辺地域H28～H30 7箇所 H25～H27 5箇所 2箇所 2箇所 1箇所

防災林業対策事業

-39-

⑤かごしまの竹の郷創生事業（国庫・県単）

（平成２８年度～）

１目的

豊富な竹林資源を活かして，地域の活性化を図るため，早掘りたけのこの生産体制の強化や竹材の有効活用を推進す

る。

２内容


(1)たけのこ生産の体制づくり

アたけのこ新規生産者の確保県・生産者養成講座の実施，相談員の設置国 1/2

・育成県 1/2

イ施業受委託の促進県・竹林整備（管理）受託者の養成国 1/2

県 1/2

市町，ＪＡ等・検討会の開催，放置竹林等の情報収集・データベ国 1/2

ース化，竹林の経営・管理委託締結の促進県 1/2

ウたけのこ・竹材生産林の整市町，生産振興・竹林改良・管理路整備など早掘りたけのこ生産林国 1/6以内

備会，森林組合等の整備，台風被害竹林の復旧県 1/6以内

(2)竹材の生産・有効活用の促進

ア竹材生産機械の整備市町，生産振興・効率的な竹材生産に必要な機械の整備国 1/6以内

会，森林組合等県 1/6以内

イ効率的な伐竹材の集荷シス市町，森林組合・山土場集荷や中間土場設置による集荷システムの国 1/2

テムの検討，民間事業者等検討，竹材運搬の受委託の促進県 1/2

ウ新たな竹資源活用の促進市町，民間事業・竹紙，肥料，飼料など竹材の新用途開発国 1/4以内

者等県 1/4以内

３事業計画



千円千円％

(1) たけのこ生産の体制づくり 22,052 7,620 8,531

アたけのこ新規生産者の確保・育成－ 170 170 235

イ施業受委託の促進－ 762 410 411

ウたけのこ・竹材生産林の整備－ 21,120 7,040 7,885

(2) 竹材の生産・有効活用の促進 3,908 1,693 1,531 92.7

ア竹材生産機械の整備－ 1,566 522 360

イ効率的な伐竹材の集荷システムの検討－ 342 171 171

ウ新たな竹資源活用の促進－ 2,000 1,000 1,000

(3) 県事務費－ 175 175 168

計 26,135 9,488 10,230

-40-

⑥しいたけ等振興資金貸付事業（県単）

（継続昭和３８年度～）

１目的

しいたけ産業の振興を図るため，県椎茸農業協同組合に対して，しいたけ原木等の安定供給と乾しいたけの系統共販

体制の確立に必要な資金の貸付けを行う。

２内容


(1) 共販資金県椎茸農協県椎茸農協が，組合員から委託を受けて行うしいた県 10/10

け等の販売代金の立替払い又は販売予想額の仮払いに

要する資金の貸付け

(2) 原木等購入資金県椎茸農協県椎茸農協が，しいたけ等の原木及び種駒の購入金県 10/10

として組合員に転貸する資金の貸付け

３事業計画



千円千円％

(1) 共販資金－ 18,000 18,000 18,000 100.0

(2) 原木等購入資金－ 6,000 6,000 7,000 85.7

計－ 24,000 24,000 25,000 96.0

４事業実績

年度別実績事業区分

27年度 28年度 29年度

千円千円千円

(1) 共販資金 18,000 18,000 18,000

(2) 原木等購入資金 7,000 7,000 7,000

-41-

⑦林産物等振興対策事業（県単）

（継続平成８年度～）

１目的

本県の特用林産物の生産振興に資するため，たけのこ，きのこ等林産物の中央市場情報や消費者ニーズ等を収集し，

生産者等に対して情報提供等を行う。

２内容


(1) 竹産業振興対策事業県たけのこ・竹材等の生産流通情報の収集・提供県 10/10

(2) しいたけ等振興対策事業県しいたけ等の生産流通情報の収集・提供，情報交換県 10/10

のための会議等への参加

(3) 林産物等流通情報対策事業県花木類等の特用林産物の生産流通情報の収集・提供県 10/10

３事業計画



千円千円％

(1) 竹産業振興対策事業－ 265 265 328 80.8

(2) しいたけ等振興対策事業－ 181 181 205 88.3

(3) 林産物等流通情報対策事業－ 228 228 240 95.0

計 674 674 773 87.2

４事業実績



千円千円千円

(1) 竹産業振興対策事業 729 336 328

(2) しいたけ等振興対策事業 226 220 205

(3) 林産物等流通情報対策事業 239 241 240

-42-

⑧森林計画樹立事業

ア地域森林計画編成事業（県単・一部国庫）


１目的

森林資源の保続培養と森林生産力の維持増進を図り，森林の有する多面的機能を総合的かつ高度に発

揮させるため，森林・林業に関する長期的な森林整備及び保全の目標並びに伐採・造林等の計画量を定

めるとともに，森林整備及び保全の規範となる市町村森林整備計画の指針・基準を定める。

平成30年度においては，南薩森林計画区95,734haについて地域森林計画（計画期間：平成31年４月１日

～平成41年3月31日）を策定する。

２内容


(1) 森林調査県森林計画区の民有林について ①森林の所在地 ②森林県 10/10

所有者 ③森林の種類 ④樹種 ⑤林齢 ⑥疎密度 ⑦蓄（一部国1／２、

積 ⑧施業方法等の計画樹立に必要な事項の調査県1／２）

(2) 計画樹立〃計画樹立に必要な資料を得るための森林調査結果のとり〃

まとめ

地域森林計画書，森林簿等の作成

計画樹立に当たっての森林管理局等との連絡調整

３事業計画



千円千円％

(1) 森林調査 95,734ha 2,154 2,154 2,176 99.0

(2) 計画樹立 95,734ha 21,287 21,287 21,718 98.0

計 23,441 23,441 23,894 98.1


全体計画年度別実績事業区分

期間事業費 27年度 28年度 29年度

森林調査及び計画樹立連年－姶良・熊毛奄美大島大隅85,515ha 73,485ha 83,860ha

-43-

イ森林計画実行照査事業（県単）


１目的

県内に設置してあるプロットについて前年度の伐採状況を調査し，県内民有林の伐採面積，伐採材積

の推計により伐採の実行状態を把握し，適切な森林計画の策定と実施を図る。

２内容


(1) 伐採照査県県内の伐採量の推計を行うため，定点プロット（2,848 県 10/10

箇所）について伐採面積及び伐採材積の調査

(2) 森林計画実行調査〃市町村が受理した伐採届出の結果のとりまとめ〃

３事業計画




伐採照査及び実行調査

（プロット調査及び 2,848箇所 201 201 201 100.0

伐採箇所とりまとめ）

計 201 201 201 100.0


全体計画年度別実績事業区分

期間事業量 27年度 28年度 29年度

伐採照査及び実行調査連年－ 2,836箇所 2,844箇所 2,845箇所

-44-

ウ市町村森林所有者情報活用推進事業（国庫）

（平成30年度）

１目的

市町村が林地台帳及び林地台帳地図を効率的に管理・活用するため，森林ＧＩＳ等のシステム整備に対

して支援する。

２内容


森林ＧＩＳ等のシステ市町村 (1) 森林ＧＩＳシステムの導入国 1/2

ム整備 (2) 既存森林ＧＩＳへの林地台帳管理機能の追加市町村

1/2

３事業計画



千円千円％

森林ＧＩＳ等のシステム 13市13町２村 29,812 29,812 - 皆増

整備

計 13市13町２村 29,812 29,812 - 皆増

-45-

⑨森林整備地域活動支援事業（国庫）

（継続平成19年度～）

１目的

木材価格の低迷等により，森林所有者の林業経営意欲が低下し，森林施業が的確に実施されにくい状況になっている

ことから，適切な森林施業を通じ森林の有する多面的機能の発揮を図るため，森林施業に不可欠な地域活動を支援する。

２内容


(1) 森林整備地域活動支援市町村以下の地域活動について，市町村長と協基金定額，県1/4以内，

交付金定を締結した交付対象者に対し，活動実績市町村1/4以内

に応じて交付単価を上限に交付金を交付す

る。

①森林経営計画作成促進

【共同施業型】 8,000円/ha

【経営委託型】38,000円/ha(境界確認無)

②施業集約化の促進

【共同施業型】30,000円/ha(境界確認無)

③森林経営計画作成・施業集約化に向けた

条件整備 40,000円/ha

④森林境界の明確化

16,000円/ha，45,000円/ha

(2) 森林整備地域活動支援定額

推進事業

ア県推進事業県市町村等への指導･助言

イ市町村推進事業市町村協定内容の審査や対象行為の確認等

(3) 森林整備地域活動支援県市町村への交付金及び推進事務費のため運用益 10/10

基金造成事業の基金の運用

３事業計画



千円千円％

(1) 森林整備地域活動支援 3,050ha 53,700 53,700 159,165 33.7

交付金

(2) 森林整備地域活動支援－ 1,432 1,432 4,244 33.7

推進事業

ア県推進事業 784 784 992 79.0

イ市町村推進事業 648 648 3,252 19.9

(3) 森林整備地域活動支援－ 194 194 350 55.4

基金造成事業

計－ 55,326 55,326 163,759 33.8

-46-


年度別実績

事業区分 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 29年度

（見込み）

(1) 森林整備地域活動支援 54,308ha 5,046ha 17,101ha 16,303ha 12,335ha 3,100ha

交付金 99,750m

224,730千円 149,787千円 141,920千円 128,439千円 100,281千円 52,988千円

(2) 森林整備地域活動支援 6,110千円 2,170千円 3,750千円 3,193千円 2,667千円 1,412千円

推進事業

ア県推進事業 1,288千円 975千円 1,029千円 1,086千円 1,059千円 851千円

イ市町村推進事業 16市町 13市町 14市町 14市町 14市町 12市町

4,822千円 1,195千円 2,687千円 2,107千円 1,557千円 561千円

(3) 森林整備地域活動支援 201,390千円 986千円 961千円 109千円 648千円 350千円

基金造成事業

※金額は県予算額に基づく。

-47-

（参考）森林経営計画の概要

(１）目的

森林所有者又は森林所有者から森林の経営を受けた者が，単独又は共同で自らが所有する森林又は森林経営を受

託している森林を対象として，自発的に伐採や造林等の実施に関する５ヶ年間の計画を作成し，市町村長等の認定

を受けることができる制度であり，森林の多面的機能を十全に発揮することを目的としている。森林経営計画に基

づいて森林の施業を行う者には，税制，金融，補助等の支援措置を講じ，政策的に森林所有者等を支援することと

している。

（２）内容

対象となる森林・属地計画は，地形その他の自然的条件等からみた一体整備相当森林（林班又は連たんす

る複数林班の２分の１以上又は市町村森林整備計画において定められている区域に限り

30ha以上の計画対象森林面積が必要）

・属人計画は，地形等ではなく，森林の経営の実施の状況からみた一体整備相当森林（所

有森林が100ha以上必要）

計画事項・森林の経営に関する長期の方針

・森林の現況及び伐採計画等

・森林の保護に関する事項

・森林の共同化に関する事項

・経営の規模拡大の目標等

主な認定基準・適正な植栽

・適正な間伐

・適正な主伐（林齢，伐採の方法，伐採立木材積）

認定の手続き等市町村長による認定（２市町村以上にまたがる場合は県認定，２県以上にまたがる場合は

農林水産大臣認定）

（３）支援措置

森林経営計画の認定を受けた者が，その計画に基づいて森林施業を行う場合は，下記のような支援措置が受けら

れる。

区分内容

ア造林事業森林環境保全直接支援事業は，原則として，森林経営計画に基づいて行う施業のみを支

援。

イ森林整備地域活集約化するための合意形成に向けた諸活動，森林経営計画の作成に必要な経費を支援。

動支援交付金

ウ税制 (ｱ) 所得税

①山林所得に係る森林計画特別控除

②林地の譲渡に係る特例

(ｲ) 相続税

①立木及び林地に係る課税価格の計算特例

②計画伐採に係る相続税の延納等の特例

③山林についての相続税の納税猶予制度（森林経営の規模拡大等の目標を記載した属人

計画に限る。）

④公益的機能別施業森林の評価額の特例

(ｳ) 特別土地保有税

非課税

エ日本政策金融公 (ｱ) 林業基盤整備資金（造林資金）の貸付利率の特例

庫資金 (ｲ) 森林整備活性化資金（一部）の無利子融資

(ｳ) 林業経営育成資金（森林取得資金）の貸付利率の特例

-48-

⑩入会資源総合活用促進対策事業（県単）

（継続昭和６２年度～）

１目的

入会林野等である土地の農林業上の利用を増進して，農林業経営の健全な発展に役立たせるため，「入会林野等に係

る権利関係の近代化の助長に関する法律」に基づく入会林野等整備により，その土地に古くからある入会権を消滅させ，

所有権等の近代的な権利に切り替えて，権利関係の明確化を図る。

２内容


１入会資源活用促進事業市町村・整備手続説明会県 1/2

・整備計画書作成指導市町村 1/2

２入会資源活用促進対策県・入会林野等整備コンサルタントの設置県 10/10

推進事業・整備計画書審査等事務

・登記嘱託事務

３市町村権限移譲交付金市町村・権限移譲を受けた市町村への交付金県 10/10

３事業計画




１入会資源活用促進事業－ 0 0 0 0

２入会資源活用促進対策－ 68 68 69 98.6

推進事業

３市町村権限移譲交付金 11市町 1,059 1,059 914 115.9

計 1,127 1,127 983 114.6

４事業実績

事業区分年度別実績

26年度 27年度 28年度 29年度

整備認可済 1 地区 10 地区 4 地区 6 地区

5ha 237ha 127ha 145ha

-49-

⑪ 種苗事業（県単,国庫）

（林木育種：継続昭和31年度～，森と地域の再生推進：継続平成29年度～）

１目的

優良な育種苗の生産に資する種穂を供給するため，採種穂園の改良・管理を行うとともに，採取した優良種子穂の配分

等を実施する。

さらに，造林用優良苗木の安定的な生産・供給を図るため，母樹園の整備や生産施設の整備，生産者の育成・確保に取

り組む。

２内容


(1) 林木育種事業県・採種穂園の改良県 10／10

・優良育種苗の安定生産・供給のための

採種穂園の管理

・種子穂採取（抵抗性クロマツ，スギ）

・生産事業者登録に必要な講習会の開催

(2) 「優良苗木」で創る森苗木生産者・基盤づくり対策国 1/2，県定額

と地域の再生推進事業等・施設づくり対策国 1/2

・人づくり対策県 10/10

・安心づくり対策

３事業計画

予算額事業区分事業量総事業費備考



(1) 林木育種事業・県営採穂園の管理等 1,485 1,485 1,497 99.2

(2) 「優良苗木」で創る森と地域・基盤づくり対策 4,683 3,783 4,337 87.2

の再生推進事業・施設づくり対策 8,000 4,000 －皆増

・人づくり対策 94 94 94 100.0

計 14,262 9,362 5,928 157.9

４事業実績

26年度 27年度 28年度 29年度事業区分

事業量事業費事業量事業量事業費事業量事業費

林木育種事業採種穂園改良 0.10ha － 0.10ha － 0.10ha － 0.10ha －

採種穂園管理 1.00ha － 1.00ha － 2.06ha － 3.87ha －

種子採取（抵抗性クロマツ） 3.0kg － 3.0kg － 2.0kg － 2.0kg －

荒穂採種（スギ） 74.0千本－ 74.0千本－ 80.0千本－ 80.0千本－

-50-

⑫ 森林をまもりそだてる整備事業 (県単）

もり

ア未来につなぐ森林づくり推進事業（森林づくり推進活動の支援）もり

（新規平成30年度～）

１目的

森林の持つ多面的機能の発揮及び将来にわたる森林資源の循環利用を図るため，林業関係者の組織体制の整備と強化及

び人材育成と活動の支援を行う。

２内容


(1)未来の森林づくり

推進体制強化対策

ア推進協議会の運営県森林・林業に関する動向と施策の情報共有，推県 10/10

進方策に関する会議

イ推進会議の運営支援森林・林業活性化センター地域における健全な森林づくりを推進するため県定額

の会議及び運営に対する助成

ウ普及啓発活動支援森林・林業活性化センター再造林，間伐施業など森林整備の推進に関する県 1/2

森林所有者等への普及啓発に対する助成

(2)未来の森林づくり

推進人材育成対策

ア未来の森林づくり研修の実施県森林整備プランニング研修及び低コスト造林地県 10/10

域実践研修

イ森林づくり推進員の活動支援市町村森林現況調査や森林施業の督励などに係る森林県定額

づくり推進員の活動費の助成

３事業計画

予算額事業区分事業量


千円千円％

(1)未来の森林づくり－ 950 －皆増

推進体制強化対策

ア推進協議会の運営－ 200 －皆増

イ推進会議の運営支援－ 500 －皆増

ウ普及啓発活動支援－ 250 －皆増

(2)未来の森林づくり－ 14,300 －皆増


ア未来の森林づくり研修の実施－ 1,300 －皆増

イ森林づくり推進員の活動支援－ 13,000 －皆増

計 15,250 －

-51-


全体計画平成29年度末累計年度別実績事業区分



(1)未来の森林づくり H30～－－－－－－

推進体制強化対策－

ア推進協議会の運営 H30～－－－－－－

イ推進会議の運営支援 H30～－－－－－－

ウ普及啓発活動支援 H30～－－－－－－

(2)未来の森林づくり H30～－－－－－


ア未来の森林づくり研修の実施 H30～－－－－－－

イ森林づくり推進員の活動支援 H30～－－－－－－

-52-

イ未来につなぐ森林づくり推進事業（未来の森林づくりの推進）もりもり


１目的

将来にわたって県民すべてがその恩恵を享受することができる健全な森林を育成するため，人工林伐採箇所の再造林

及び下刈りに対する支援を行う。

２内容


（１）再造林等促進森林経営計画・人工林伐採跡地で行う植栽に要する苗木県定額

の認定を受けたやシカ等獣害防止施設の整備等の資材経費

者(市町村等を助成

除く) 等

（２）公的再造林市町村・一定割合以上の広葉樹植栽や植栽後の適県定額

切な保育の実施が担保される場合における

公的関与による再造林

（３）特定母樹や早生樹苗を森林経営計画の・成長の早い苗木を低密度(2,000本/ha以県定額

用いた低密度植栽支援認定を受けた者下)で植栽した場合に係る経費の一部を助成

等

（４）森林の多面的機能再生森林経営計画の・２年以上放置された伐採跡地などに植栽県定額

支援認定を受けた者する場合の雑草除去等の掛かり増し経費を

(市町村等を除助成

く) 等

（４）森林資源の育成整備支森林経営計画の・雑草の植生被覆率が５０％を超える場合県定額

援認定を受けた者の下刈作業の掛かり増し経費を助成

(市町村等を除

く) 等

-53-

３事業計画

予算額事業区分事業費



(1) 再造林等促進 34,300 34,300 24,371 140.7

(2) 公的再造林 294 294 289 101.7

(3) 低密度植栽 7,210 7,210 －皆増

(4) 森林の多面的機能再生 15,600 15,600 －皆増

支援

(5) 森林資源の育成整備支援 26,000 26,000 －皆増

計 83,404 83,404 24,660 338.2

４事業実績



（見込み）

(1) 再造林等促進

（苗木助成 ha） 192 404 254

（防護柵助成 m） 16,809 10,000

(2) 公的再造林 (ha) 0 0 1

注)平成29年度実績（見込み）は，前年度繰越を含み次年度繰越を除く。

-54-

⑬造林補助事業（国庫）

（通年）

１目的森林の有する多面的機能の維持・増進を図り森林環境の保全に資するため，自然条件や地域ニーズに応じた森林整備を

計画的に推進する。

２内容森林環境保全整備事業

ア森林環境保全直接支援事業


ア人工造林市町村，森林森林の造成を目的として，苗木の植栽国3／10 １施行地0.1ha以上所有者，森林組及びこれに伴う作業等の事業奄美地域及び水田跡合等，森林整備県地の人工造林にあって

イ樹下植栽等法人，特定非営樹下への苗木の植栽及びこれらに伴う 1,(2)／10 は0.05ha以上利活動法人等，作業，不用木の除去，不良木の淘汰，目森林所有者の団的樹種の植え込み及びこれらに伴う作業その他体，森林経営計等の事業 6,(5)／10画の認定を受け間伐，更新伐は，森林経

ウ下刈た者又は森林施雑草木の除去等の事業 ※( )は分営計画（集約化実施計画）業計画の認定を収林に係る当たりの面積が5ha／年以

エ倒木起こし受けた者（以下倒木した造林木の起こし等の事業もの上，かつ搬出材積が平均10m「計画策定者」 3／ha以上

オ枝打ちという。）。林木の枝葉の除去等の事業間伐及び更新

カ除伐伐は，森林施業 Ⅴ齢級以下の林分において行う不用木計画の認定を受（侵入竹を含む）の除去，不良木の淘汰けた者が実施す等の事業る場合は集約化

キ保育間伐実施計画対象森 Ⅶ齢級以下の林分において行う不用木林で実施する場（侵入竹を含む）の除去，不良木の淘汰合に限る。等の事業

人工造林につク間伐いては，伐採及齢級以下の林分において行う不用木

び伐採造林の届（侵入竹を含む）の除去，不良木の淘出書が提出され汰，搬出集積等の事業ている場合又は

ケ更新伐伐採届を要しな不用木（侵入竹を含む）の除去，不良い造林について木の淘汰，支障木やあばれ木等の伐倒，のみ計画策定者搬出集積，まき枯らし等の事業となる。

コ附帯施設等整備健全な森林の造成・保全を目的とし①鳥獣害防止施設て，野生鳥獣による森林被害の防止，野等整備生鳥獣の移動の制御等を図るための鳥獣

害防止施設等の整備を行う事業

②林内作業場及び森林の造成・整備に附帯する林内作業林内かん水施設場及び林内かん水施設の整備を行う事業整備

③林床保全整備造林地の保全を目的として，土壌の適性維持を図るための下層植生の誘導及び間伐材等の活用による簡易な工作物の作設等を行う事業

④荒廃竹林整備周辺の森林を被圧しつつある荒廃竹林の整備を行う事業

長期間継続して使用される作業道の開サ森林作業道整設及び改良を実施する事業備

-55-

イ環境林整備事業公的森林整備


ア人工造林市町村，森林整「ア」～「サ」については，森林環境国３／１０１施行地0.1ha以上イ樹下植栽等備法人，森林組保全直接支援事業に準ずる県１／１０奄美地域及び水田跡ウ下刈合等，特定非営地の人工造林にあってエ倒木起こし利活動法人等その他は0.05ha以上オ枝打ち６／１０カ除伐キ保育間伐ク間伐ケ更新伐コ附帯施設等整備①鳥獣害防止施設等整備

②林内作業場及び林内かん水施設整備

③林床保全整備④荒廃竹林整備

サ森林作業道整備

被害森林整備


ア人工造林市町村，森林整「ア」～「コ」については，森林環境国３／１０１施行地0.1ha以上イ樹下植栽等備法人，森林組保全直接支援事業に準ずる県１／１０奄美地域及び水田跡ウ下刈合等，特定非営地の人工造林にあってエ倒木起こし利活動法人等，その他は0.05ha以上オ枝打ち森林経営計画策６／１０カ除伐定者キ保育間伐ク更新伐ケ附帯施設等整備①鳥獣害防止施設等整備

②荒廃竹林整備コ森林作業道整備

保全松林緊急保護整備


ア人工造林市町村，森林所「ア」～「カ」及び「ク」～「コ」に国５／１０１施行地0.1ha以上イ樹下植栽等有者，森林組合ついては，森林環境保全直接支援事業に県２／１０奄美地域及び水田跡ウ下刈等，森林整備法準ずる地の人工造林にあってエ倒木起こし人，森林所有者その他は0.05ha以上オ除伐等団体，森林経３／１０カ保育間伐営計画策定者松林の健全な育成，保全を図ることをキ衛生伐目的として，被害木を含む不用木（侵入ク更新伐竹を含む）及び不良木の伐倒，搬出集ケ附帯施設等整備積，破砕，焼却，薬剤処理等を行う事業①鳥獣害防止施設等整備

②荒廃竹林整備コ森林作業道整備

-56-

３事業計画

事業量予算額事業区分総事業費

面積 30年度当初 29年度当初前年度比

Ⅰ 森林環境保全整備事業 ha 千円千円千円％

１森林環境保全直接支援事業等

ア人工造林 700 1,070,000 428,000 355,000 120.6

イ間伐（保育間伐，路網を含む。） 1,800 1,970,000 788,000 1,110,000 71.0

ウその他 2,360 977,000 390,800 123,800 315.7

小計 4,860 4,017,000 1,606,800 1,588,800 101.1

４事業実績（単位：ha）

年度別実績事業区分備考

27 年度 28 年度 29年度（見込み）

Ⅰ 森林環境保全整備事業

１森林環境保全直接支援事業等

ア人工造林 284 555 600

イ保育等（下刈・間伐等） 3,513 3,190 3,400

ウ複層林改良 602 549 580

エ樹下植栽 0 0 0

事業費（千円） 3,804,912 4,113,624 4,718,334

注）事業費は査定事業費，年度別実績には前年度繰越を含み，次年度繰越を除く。

-57-

（参考）造林補助事業実質補助率一覧

(1)森林環境保全直接支援事業制度上の負担区分

区分査定係数実質補助率補助率国県その他

％％％％計画策定者等 40％ 170 68 51 17 32

国 30％県 10％

その他事業主体 90 36 27 9 64

50％分収林等国 30％ 170 85 51 34 15

県 20％注）間伐，更新伐は，計画策定者等が森林経営計画策定森林等で実施する場合に限る。

(2)環境林整備事業制度上の負担区分

区分査定係数実質補助率補助率国県その他

保安林及び公益％％％％公的森林整備的機能別施業森 40％ 180 72 54 18 28

林国 30％県 10％

その他 90 36 27 9 64

被害森林整備 170 68 51 17 32

70％保全松林緊急保護整備国 50％－ 70 50 20 30

県 20％

摘要

１造林事業（作業道等を除く）において，次の間接費を補助対象とすることができる。

間接費＝現場監督費（１６％）＋法定福利費（０～１５％）

・現場監督費については，雇用契約がある場合に限る。（但し，作業の一部を雇用契約のない者に委託した場合は，現場指導を含め仕様書等で具体的指示を行っている場合のみ計上可能）

・法定福利費については，補助金申請毎に添付されている加入状況表により確認して決定。

-58-

⑭ 融資造林事業

（通年）

１目的

森林の有する公益的機能の高度発揮に資するため，県，市町村，森林整備公社等の日本政策金融公庫造林資金を活用し

た計画的な造林事業を推進する。

２内容


造林資金県人工植栽（補植，改植を含む），保育（下一般森林 100％（公庫）

市町村刈，除・間伐・枝打ち等），複層林改良，計画森林 100％（公庫）

森林整備法人造林用附帯施設（作業道，人員輸送車等）森林整備合理化計画に基

会社の設置・改良づく事業 100％（公庫）

個人（ただし起債許可額の範

森林組合等囲内）

３借入実績（単位：千円）

実績対前年度比区分 29年度(見込) ％

26年度 27年度 28年度（29／28）

公社－－－－－非

市町村－－－－－補

県 28,000 25,200 25,200 25,700 102.0助

計 28,000 25,200 25,200 25,700 102.0

公社－－－－－補

市町村－－－－－

県 17,300 18,200 17,200 16,700 97.1助

計 17,300 18,200 17,200 16,700 97.1

災害市町村－－－－

復旧－

利用間伐推進資金 459,554 395,557 332,114 344,484 103.7

森林整備活性化資金－－－－－

林業経営安定資金－－－－－

合計 504,854 438,957 374,514 386,884 103.3

（実績は完成報告による）

-59-

⑮ 万之瀬川水源かん養林対策基金事業（県単）


１目的

万之瀬川流域の水資源の安定的確保に資するため，公益財団法人万之瀬川水源基金が行う水源かん養林整備事業に対

して必要な経費の助成を行う。

２内容


万之瀬川水源かん養林対策 (公財)万之瀬川基金が行う万之瀬川流域の水源林整備事業に県１／２

基金事業水源基金必要な資金の助成鹿児島市１／２

３事業計画

予算額事業区分事業費備考



万之瀬川水源かん養林対策 15,570 7,785 7,785 100.0 鹿児島市 7,785千円

基金事業

４事業実績

年度別実績事業区分備考

27年度 28年度 29年度(見込)

千円千円千円

万之瀬川水源助成実績 15,570 15,570 15,570 鹿児島市負担金を含む

かん養林対策 ha ha ha

基金事業除間伐 135 125 94

作業道(補ｍｍｍ

修・舗装) 430 450 786

（参考）公益財団法人万之瀬川水源基金【昭和57年７月５日設立】

１概要

万之瀬川流域における水源林整備を推進し，同流域の水資源の安定的確保に資することを目的として設立された民法第

34条の規定に基づく財団法人であり，平成24年４月１日より公益財団法人へ移行。

２設立者

鹿児島県及び鹿児島市

３事業内容

メニュー方式により，次の事業を行う市町に対し助成を行う。

事業種目：人工造林事業，下刈事業，除間伐事業，枝打事業，作業路開設事業，普及指導事業，特認事業

-60-

３かごしま材振興課

かごしま材振興課の施策体系

森林の整備・保全多様で健全な森林づくり適正な森林整備の推進

の推進の推進（木材生産係，路網整備係）

林業担い手の育成・確保林業事業体の育成

（木材生産係）

担い手づくりと効率的・安定的な林業路網の整備

林業経営対策経営の基盤づくり（路網整備係，木材生産係）

高性能林業機械等の導入促進


低コスト作業システムの普及定着


山村地域の活性化

（木材加工流通係）

木材産業の競争力の強化木材流通の合理化

（木材加工流通係，木材生産係）

木材加工の高度化

（木材加工流通係）

木材の供給・利用かごしま材の利用拡大県内での利用促進

対策（木材利用推進係）

県外への販路拡大

（木材利用推進係，木材加工流通係）

海外への輸出促進

（木材利用推進係）

県産材の新たな需要の拡大

（木材加工流通係，木材利用推進係）

木質資源の有効活用の促進

（木材加工流通係，木材生産係）

-61-

①森林をまもりそだてる整備事業（県単）もり

ア木のあふれる街づくり事業（継続平成２７年度～）

１目的

県産材の利用拡大につながる機能性・デザイン性に優れたＰＲ効果の高い木造施設等の整備や製品等の開

発に関する取組に対して助成するとともに，東京オリンピック・パラリンピックの関連施設に「かごしま

材」を提供しＰＲすることにより，県産材の更なる利用拡大を図る。

２内容


(1) 事業選定委員会の開催県応募申請書に基づき，モデル的な要県10/10

素や波及効果等について総合的に審査

し，事業採択の可否を決定する。

(2) 木造施設等の整備市町村・団県産材を活用して整備されるモデル県1/2

体等的な木製品・木造施設の整備や小学校団体等1/2

等の机椅子等の整備に対する助成

(3) 木製品等の開発及び普及団体等県産材を活用した木製品の開発等の県10/10

県取組に関する助成県1/2

団体等1/2

(4) 東京オリンピック・パラリン県選手村ビレッジプラザの建設にあた県10/10

ピックの知名度を活かした「かり，品質の高いかごしま材（ＣＬＴ）

ごしま材」のＰＲを提供し県内外にＰＲする。

３事業計画

予算額事業区分事業量総事業費



(1) 事業選定委員会の開催－ 462 462 462 100.0

(2) 木造施設等の整備－ 80,000 40,000 40,000 100.0

(3) 木製品等の開発及び普及－ 7,000 4,000 4,000 100.0

(4) 東京オリ・パラの知名度を活－ 2,812 2,812 －皆増

かした「かごしま材」のＰＲ

計 90,274 47,274 44,462 106.3



期間事業量(A) 事業量(B) B/A 27年度 28年度 29年度


(1) 事業選定委員会の開催 H27～－－－ 408 413 413

(2) 木造施設等の整備 H27～－ 51件－ 31,502 26,276 36,867

(3) 木製品等の開発及び普及 H27～－ 9件－ 3,729 3,210 1,781

(4) 東京オリ・パラの知名度を活 H30～32 －－－－－－

かした「かごしま材」のＰＲ

-62-

イ未来につなぐ森林づくり推進事業（継続平成２７年度～）もり

１目的

良好な森林環境を創出し，将来にわたって県民全てがその恩恵を享受することができるよう健全な森林を育成

する観点から，管理不十分な森林や公益上重要な森林を対象に間伐等の森林施業や作業路網等の基盤整備を推進

する。

２内容


公益的機能の増進登録林業事業体，森 ①森林づくり健全化整備県7/10以内

林整備公社，森林組（除伐・つる切り，機能増進間事業主体3/10

合等林業事業体等伐，間伐）

②森林づくり健全化基盤整備県5/10以内

（作業路，機械・器具の整備）事業主体5/10

③森林づくり多様化整備

（強度間伐，補完植栽）県7/10以内

（森林管理路整備）事業主体3/10

県5/10以内

事業主体5/10

３事業計画




公益的機能の増進 300,133 194,482 236,813 82.1

ア森林づくり健全化整備 204,329 143,082 165,403 86.5

除伐・つる切り 100ha 20,700 14,490 14,210

機能増進間伐 100ha 17,300 12,110 12,137

間伐 362ha 166,158 116,311 138,885

指導監督費 171 171 171

イ森林づくり健全化基盤整備 75,814 37,907 48,700 77.8

作業路網整備 50,680m 70,814 35,407 46,200

機械・器具整備 5機 5,000 2,500 2,500

ウ森林づくり多様化整備 19,990 13,493 22,710 59.4

強度間伐 50ha 15,250 10,675 16,800

補完植栽 20ha 2,240 1,568 2,310

森林管理路 2,500m 2,500 1,250 3,600


全体計画 29年度末累計(見込) 年度別実績事業区分

期間事業量（A）事業量（B）Ｂ／Ａ 27年度 28年度 29年度


公益的機能の増進 H27～－ 1,698ha － 102,887 317,220 242,136

235,829m

40機

-63-

②木材需給対策事業（県単）

（継続昭和３０年度～）

１目的

木材の需給及び流通の動向を的確に把握するため，県内での木材需給動向調査や県外での情報収集を行う。

２内容


木材流通情報対策事業県 ①木材需給動向調査県10/10

②県外市場情報収集提供〃

③九州木材業振興対策協議会〃

３事業計画




木材流通情報対策事業－ 197 197 197 100.0

計 197 197 197 100.0





木材流通情報対策事業 S30～－－－ 197 197 197

-64-

③木材産業近代化対策事業（県単）

（継続昭和４２年度～）

１目的

木材産業をめぐる諸情勢の変化に対処し，今後増大する県産材の供給に対応するため，木材資源の利用状

況や製材業の動向や経営に必要な情報の収集を通じて，木材産業の育成振興に資する。

２内容


(1) 木材産業育成指導及び木材業県木材産業を取り巻く厳しい経営環境県10/10

・製材業動向調査等に対応し，木材産業の健全な育成を図

るため必要な情報収集を行う。

(2) 日本木材総合情報センター賛県県10/10

助会費

３事業計画




(1) 木材産業育成指導及び木材業－ 333 333 342 97.4

・製材業動向調査等

(2) 日本木材総合情報センター賛－ 200 200 200 100.0

助会費

計 533 533 542 98.3





(1) 木材産業育成指導及び木材業 S53～－－－ 358 358 342

・製材業動向調査等

(2) 日本木材総合情報センター賛－－－ 200 200 200

助会費

-65-

④かごしま材利用推進事業

ア木造公共施設整備事業（国庫継続平成１５年度～）

１目的

木材需要の拡大のためには，木造施設の建築の促進が不可欠であり，特に不特定多数が利用する公共施設

等に地域材を利用することは，展示効果やシンボル性が高く波及効果が期待できる。

そのため，地域材を利用して，設計上の工夫や効率的な木材調達等を通じた低コストで合理的な木造公共

施設を整備し，そこで得られたコスト低減などのノウハウを広く普及することにより，県産材の利用促進を

図る。

２内容


国1/2以内

木造公共施設等の整備市町村木造公共施設，木質内装，木製外構施ただし，木造

社会福祉法人設，附帯施設等の整備に要する経費を公共施設，木製

医療法人助成外構施設等につ

学校法人いては，特にモ

などデル性が高いも

の等を除き，15

％以内，木質内

装については，

3.75％以内

事業主体

1/2以上

３事業計画




木造公共施設等の整備３棟 400,214 200,214 240,214 83.3

計 400,214 200,214 240,214 83.3


全体計画 29年度末実績年度別実績事業区分


施設％千円千円千円

木造公共施設等の整備 H15～－ 32 － 40,038 165,214 32,712

-66-

イかごしま材利用促進事業（県単継続平成２７年度～）

１目的

各種施策に県民の意見を反映するために，学識経験者，業界，行政等で構成する木材利用推進協議会等の

開催により県産材の利用推進方策について協議する。

２内容


木材利用推進協議会等の開催県協議会の開催による木材の利用推進県10/10

方策の検討及び公共建築物の木造化等

を図るための調査

３事業計画




木材利用推進協議会等の開催－ 125 125 125 100.0

計 125 125 125 100.0





木材利用推進協議会等の開催 H27～－－－ 198 198 125

-67-

ウかごしま材品質確保対策事業（国庫新規平成３０年度～）

１目的

相次ぐ大地震等により建築物に対する安全･安心への需用者ニーズが高まっており，また，ＴＰＰ等国際

的な経済連携協定に伴い木材産業の競争力強化が求められるなど，品質の高い製材品の供給がこれまで以上

に重要となってきている。

このため，県内で育成・加工された「認証かごしま材」について，その信頼性を確保するため，第３者機

関による品質検査や指導を行う。これにより，かごしま材の競争力強化と需要拡大に資する。

２内容


(1) かごしま材品質確保対策県認証かごしま材生産工場を対象とし国1/2

た品質等確認検査及び指導県1/2

３事業計画




(1) かごしま材品質確保対策－ 684 684 －皆増

(2) 事務費－ 13 13 －皆増

計 697 697 －皆増





(1) かごしま材品質確保対策 H30～－－－－－－

-68-

エかごしま材輸出拡大加速化事業（国庫新規平成３０年度～）

１目的

近年，中国等の東アジア地域においては，経済発展に伴い木材需要が増大し，本県からも丸太を中心に木

材の輸出量が増加している。今後は，製材品等の輸出拡大を図るため，情報収集や関係者の連携強化等に取

り組むとともに，「県産材輸出サポーター」が行う輸出拡大の取組を支援する。

２内容


(1) 県産材の輸出拡大に向けた取県産材輸出・協議会の開催定額

組促進協議会・最新情報の収集・提供（国1/2,県1/2）

・外国語版パンフレット等の作成及び

配布

・県産材輸出サポーターの登録

(2) 県産材輸出サポーターが行う輸出団体等・内装材等製材品のＰＲ国1/4

県産材の輸出拡大の取組支援・海外バイヤーの県内への招へい県1/4以内

・商談の実施団体1/2

・製材品等の輸出

３事業計画




(1) 県産材の輸出拡大に向けた取－ 1,744 1,744 －皆増

組

(2) 県産材輸出サポーターが行う－ 5,900 2,950 －皆増

県産材の輸出拡大の取組支援

計 7,644 4,694 －皆増





(1) 県産材の輸出拡大に向けた取 H30～－－－－－－

組

(2) 県産材輸出サポーターが行う H30～－－－－－－

県産材の輸出拡大の取組支援

-69-

オＣＬＴ等利活用加速化事業（国庫継続平成２８年度～）

１目的

新たな建築資材であるＣＬＴ等の需要拡大に向けて，講習会等を通じた普及啓発に取り組むとともに，Ｃ

ＬＴ等の県外への販売拡大や利用促進の取組を支援する。

２内容


(1) ＣＬＴ等の需要拡大県・ＣＬＴの需要拡大を担う技術者等を国1/2，県1/2

団体等対象とした講習会等の開催。

・ＣＬＴ，２×４工法部材の販路拡大国1/4，県1/4

の取組等に対する支援。団体等1/2

(2) ＣＬＴ建築物や部材利用の支団体等ＣＬＴを活用したモデル的な建築物国1/4，県1/4

援の整備団体等1/2

３事業計画




(1) ＣＬＴ等の需要拡大－ 2,557 2,130 2,208 96.5

(2) ＣＬＴ建築物や部材利用の支－－－ 24,000 皆増

援

(3) 事務費－ 156 156 200 78.0

計 2,713 2,286 26,408 8.7





(1) ＣＬＴ等の需要拡大 H28～－－－－ 2,484 2,205

(2) ＣＬＴ建築物や部材利用の支 H28～－ 2棟－－ 25,000 24,000

援

-70-

⑤環境にやさしい「かごしま木の家」推進事業

ア「かごしま木の家」シェア拡大事業（国庫新規平成３０年度～）

１目的

環境にやさしい地域材を使用して積極的に家づくりに取り組む「かごしま緑の工務店」の加入を促進する

とともに，その工務店が行う「かごしま木の家」づくり活動を支援することにより，「かごしま木の家」の

シェア拡大を通じてかごしま材の需要拡大を図る。

２内容


(1) 「かごしま緑の工務店」の加県「かごしま緑の工務店」の加入促進国1/2,県1/2

入促進及び取組ＰＲ等を図り，その取組をＰＲする。

(2) 「かごしま緑の工務店」等の緑の工務店緑の工務店等が行う「かごしま木の国1/4，県1/4,

活動支援等家」の建設促進のための完成見学会や緑の工務店等1/2

バスツアー等の活動を支援

３事業計画




(1) 「かごしま緑の工務店」の加－ 1,092 1,092 －－

入促進及び取組ＰＲ等

(2) 「かごしま緑の工務店」等の－ 9,700 4,850 －－

活動支援

計 10,792 5,942 －－





(1) 「かごしま緑の工務店」の加 H30～－－－－－－

入促進及び取組ＰＲ等

(2) 「かごしま緑の工務店」等の H30～－－－－－－

活動支援

-71-

イかごしまの良か家づくり事業（県単継続平成２９年度～）

１目的

「かごしま木の家」の新たな魅力につながる取組に支援を行い，「かごしま木の家」の増加とかごしま材

の需要拡大を図る。

２内容


「かごしま木の家」の新たな魅県「かごしま木の家」の新たな魅力の県10/10

力の創出創出につながる取組を支援し，その取

組結果を取りまとめ，かごしま緑の工

務店でノウハウを共有する。

３事業計画




「かごしま木の家」の新たな魅－ 4,271 4,271 4,396 97.2

力の創出

計 4,271 4,271 4,396 97.2





「かごしま木の家」の新たな魅 H29～－３件－－－ 4,396

力の創出

-72-

⑥林業成長産業化地域創出モデル事業（国庫）

（継続平成２９年度９月補正～）

１目的地域の森林資源の循環利用により林業の成長産業化を実現するため，効率的な県産材の生産・供給体制

の構築や木材需要の拡大，再造林の推進など，川上から川下の関係者が一体となった取組を支援する。

２内容事業区分事業主体事業内容負担区分

(1) 森林整備推進事業市町村，林業専用道(規格相当), 国定額森林整備法人等，森林作業道の整備等選定経営体

(2) 望ましい林業構造確立事業市町村，高性能林業機械等の整国5/10,4/10,1/3森林整備法人等，備等事業主体5/10,6/10,2/3選定経営体

(3) 木材利用及び木材産業体制市町村,森林組合, 木材加工流通施設等の国5/10整備推進事業地域材を利用する整備等事業主体5/10

法人等

(4) 林業成長産業化実現事業県,市町村,森林組先進的モデル提案事業の国定額，合,林業活性化セ実施国5/10ンター等事業主体5/10

３事業計画予算額

事業区分事業量総事業費30年度当初 29年度9補正前年度比

千円千円千円％(1) 森林整備推進事業 840ｍ 21,000 21,000 －皆増

(2) 望ましい林業構造確立事業 3台,2箇所 70,748 26,374 8,250 319.7

(3) 木材利用及び木材産業体制 2施設 80,000 40,000 －皆増整備推進事業

(4) 林業成長産業化実現事業－ 16,098 11,848 6,250 189.6

(5) 事務費－ 278 278 －皆増

計 188,124 99,500 14,500 686.2

４全体事業計画と実績全体計画 29年度末累計年度別実績

事業区分期間事業量(A) 事業量(B) B/A 27年度 28年度 29年度

％千円千円千円(1) 森林整備推進事業 H29～ 3,520ｍ－－－－－

(2) 望ましい林業構造確立事業 H29～ 21台,3箇所 1台,2箇所－－－ 8,250

(3) 木材利用及び木材産業体制 H29～ 10施設－－－－－整備推進事業

(4) 林業成長産業化実現事業 H29～－－－－－ 6,250

(5) 事務費 H29～－－－－－－

計－ 14,500

-73-

⑦森林整備推進等基金造成事業（国庫）

（継続平成２１年度～）

１目的

間伐等の実施による森林の整備の推進及び間伐材等の森林資源の活用による林業・木材産業等の活性化を図るため，

鹿児島県森林整備推進等基金の造成を行う。

２内容


森林整備推進等基金造成事業県国の要件に従い，幅広い林業関係者で国10/10

策定した実施計画に基づき実施する森林

整備，基盤整備及び施設整備等に要する

額の交付を国から受けて造成した鹿児島

県森林整備等推進基金を運用している。

事業終期を迎えた対策に係る国費につ

いては，事業充当精算後の基金残高を国

に返還するとともに，その他の対策に係

る国費については引き続き運用し，発生

する利息等を同基金に造成する。

３事業計画




森林整備推進等基金造成事業－－ 104 146 71.2

計－ 104 146 71.2





森林整備推進等基金造成事業 H21～－－－ 147,195 111 74

-74-

⑧森林整備・林業木材産業活性化推進事業（国庫）

ア「森林整備推進等基金」推進体制整備事業（継続平成２１年度～）

１目的

鹿児島県森林整備推進等基金などに基づく事業の実施に必要な協議会の開催や事業計画の作成等を行う。

２内容


(1) 計画策定県全体計画の変更，年度計画の策定，実国1/2,県1/2

施報告

(2) 協議会運営基金協議会協議会の開催国10/10

(3) 独自事業基金協議会地域提案事業の実施国10/10

３事業計画




(1) 計画策定－－－ 16 皆減

(2) 協議会運営－ 2,207 2,207 2,537 87.0

(3) 独自事業－ 2,100 2,100 1,802 116.5

計 4,307 4,307 4,355 98.9





(1) 計画策定 H21～－－－－－ 16

(2) 協議会運営 H21～－－－－ 2,944 2,537

(3) 独自事業 H21～－－－－ 10,048 1,802

-75-

イ力強い木材産業づくり事業（継続平成２１年度～）

１目的

森林整備推進等基金を活用し，間伐材等の県産材の利用推進を図るため，木材加工流通施設等の整備を支援する。

２内容


(1) 木材加工流通施設等の整備森林組合，林業製材工場等の木材加工流通施設等の整備国1/2以内

事業体，地域材に対する助成事業主体1/2

を利用する法人

等

３事業計画




(1) 木材加工流通施設等の整備 1施設 133,056 61,600 17,000 362.4

(2) 事務費－－－－－

計 133,056 61,600 17,000 362.4





(1) 木材加工流通施設等の整備 H21～－ 32施設－ 6,640 －－

(2) 事務費 H21～－－－－－－

-76-

ウふるさとの森再生事業（継続平成２１年度～）

１目的

森林整備推進等基金を活用し，間伐等の実施による森林整備の推進及び間伐材等の森林資源の活用による林業・木材

産業の活性化を図る。

２内容


(1) 路網整備市町村，森林組林業専用道（規格相当），森林作業道の国定額

合，森林経営計開設

画認定者等

(2) 高性能林業機械の導入森林組合，林業高性能林業機械の導入国5/10以内

事業体等事業主体5/10

３事業計画




(1) 路網整備 800ｍ 20,000 20,000 12,000 166.7

(2) 高性能林業機械の導入 1台 16,200 7,500 30,000 25.0

(3) 間伐等－ha －－－－

(4) 里山再生対策－ha －－－－

(5) 事務費－－－－

計 36,200 27,500 42,000 65.5





(1)路網整備 H21～30 327,935ｍ 327,135ｍ 99.8 87,754 27,600 11,998

(2)高性能林業機械等の導入 H21～30 75台 74台 98.6 － 48,691 64,990

(3)間伐等 H21～25 7,574ha 7,104ha 93.8 －－－

(4)里山再生対策 H21～23 214ha 214ha 100.0 －－－

(5)事務費－－－

計 87,754 76,291 76,988

-77-

エ次世代ふるさとの森再生事業（継続平成２８年度～）

１目的

川上と川中の事業体が連携し，木材加工流通施設へ原木を安定的に供給するため，間伐材の生産と路網整

備等の基盤整備を推進する。

２内容


(1) 間伐材生産促進対策市町村，森林原木の安定供給を促進する間伐の実施国定額

整備法人等，と，その間伐実施と一体的に実施する森

選定経営体林作業道の整備

(2) 路網整備市町村，森林林業専用道（規格相当），森林作業道国定額

整備法人等，の整備

選定経営体

３事業計画




(1) 間伐材生産促進対策 125ha 60,000 60,000 60,000 100.0

(2) 路網整備 800ｍ 20,000 20,000 20,000 100.0

計 80,000 80,000 80,000 100.0





(1) 間伐材生産促進対策 H28～ 750ha 165ha 22.0 － 56,800 28,550

(2) 路網整備 H28～ 5,600ｍ－－－－－

計－ 56,800 28,550

-78-

オ力強い木材産業生産性強化対策事業（国庫継続平成２８年度～）

１目的

ＴＰＰ11等による新たな国際環境の下で，競争力強化に資する生産性向上等の体質強化を図ることを目的

とした木材加工流通施設等の整備を支援する。

２内容


(1) 木材加工流通施設等の整備森林組合，製材工場等の木材加工流通施設等の整備国1/2以内

林業事業に対する助成事業主体

体，地域材 1/2

を利用する

法人等

３事業計画


29年度３補 29年度当初前年度比


(1) 木材加工流通施設等の整備２施設 2,047,874 948,090 0 皆増

(2) 事務費－ 860 860 0 皆増

計 2,048,734 948,950 0 71.5



期間事業量(A) 事業量(B) B/A 27年度 28年度 28年12月補正


(1) 木材加工流通施設等の整備 H28～－ 4施設－ 47,300 1,325,866

－

(2) 事務費 H28～ 446 2,000

-79-

カふるさとの森生産性強化対策事業（継続平成２８年度～）

１目的

合板・製材工場等の生産性向上等の体質強化を図り，これらの工場へ原木を安定的に供給するため，間伐

材の生産を促進するとともに，路網整備や高性能林業機械の基盤整備を一体的に推進する。

２内容


(1) 間伐材生産体質強化対策市町村，森林原木の安定供給に寄与する間伐の実施国定額

整備法人等，と，その間伐実施と一体的に実施する森

選定経営体林作業道の整備

(2) 路網整備市町村，森林林業専用道（規格相当），森林作業道国定額

整備法人等，の整備

選定経営体

(3) 高性能林業機械の導入市町村，森林間伐実施に必要な高性能林業機械の導国 5/10以内

整備法人等，入事業主体

選定経営体 5/10

３事業計画


29年度3補正 29年度当初前年度比


(1) 間伐材生産体質強化対策 1,000ha 493,386 493,386 0 皆増

(2) 路網整備 1,928ｍ 49,200 49,200 0 皆増

(3) 高性能林業機械の導入 5台 116,641 54,000 0 皆増

(4) 事務費 666 666 0 皆増

計 659,893 597,252 0 皆増



期間事業量(A) 事業量(B) B/A 27年度 28年度 28年度12補


(1) 間伐材生産体質強化対策 H28～ 4,550ha 1,708ha 37.5 － 396,700 479,140

(2) 路網整備 H28～ 13,993ｍ 4,640ｍ 33.2 － 41,509 95,413

(3) 高性能林業機械の導入 H28～ 36台 14台 38.9 － 39,415 53,970

(4) 事務費 H28～－ 787 850

計 478,411 629,373

-80-

⑨林業・木材産業構造改革事業（国庫 ,県単）

（継続平成 17 年度～）

１目的県林業・木材産業構造改革事業等推進計画に適合し，森林施業の集約化や持続的な林業生

産活動の推進，地域材の安定的な供給及び未利用木質資源の利用等を促進するため，高性能林業機械の導入や木材加工流通施設・木質バイオマス利活用施設等の整備を支援する。

２内容事業主体事業内容負担区分主な採択基準

市町村，森林１望ましい林業構造の確立事業国 1/3,4/10,5/10 １～２のみ整備法人等， (1)高性能林業機械等の整備以内 (1)機能要件選定経営体 ①林業機械作業システム整備事業体構造改革事業等推

2/3,6/10,5/10 進計画に示す県の目標数値の水準以

２木材利用及び木材産業体制の整備上であること推進事業 (2)事業費

市町村，森林 (1)木材加工流通施設等の整備国 5/10 以内 500 万円以上組合，木材関 ①木材処理加工施設事業体 5/10 また，施設毎に上連業者等の組 ②木材集出荷販売施設限建設費がある織する団体及 (3)費用対効果び地域材を利 (2)森林バイオマス等活用施設整備 1.0 以上あること用する法人等 ①森林バイオマス再利用促進施設 (4)受益戸数

５戸以上市町村，森林 (3)木質バイオマス利用促進施設国 15/100,1/3, (5)耐用年数組合，林業者 ①未利用間伐材等活用機械 5/10 以内原則として 5 年以等の組織する ②木質バイオマス供給施設整備事業体上団体，地方公 ③木質バイオマスエネルギー利用施設 85/100,2/3,共団体等が出整備 5/10資する法人，PFI 事業者及び民間事業者等

協議会３林業・木材産業構造改革指導事業県 5/10 以内事業体 5/10

３事業計画

事業量総事業費予算額事業区分

30年度当初 29年度当初前年度比千円千円千円％

(1) 木材利用及び木材産業 1 施設 84,457 39,100 50,000 78.2体制の整備推進事業

(2) 林業・木材産業構造改－ 507 253 257 98.4革指導事業

(3) 事務費 200 200 200 100.0

計 85,164 39,553 50,457 78.4４全体事業計画と実績

全体計画 29 年度末累計年度別実績事業区分期間事業量(A) 事業量(B B/A 27 年度 28 年度 29 年度


(1) 木材利用及び木材産業－ 14 施設－－ 15,000 22,550体制の整備推進事業

(2) 林業・木材産業構造改－－－ 257 257 257革指導事業

-81-

（国庫・県単）

（継続　大正１５年度（開設），昭和３５年度（改良），昭和４７年度（舗装）～）

１　目　　的

　森林の適切な整備や効率的かつ安定的な林業経営のための基盤整備を進めるとともに，農山村における道路網を補完し，地域林業の振興を図る。

10 林道事業

-82-

２　内　　容

2/3

0.50 0.50 －

0.45

0.10

－

0.50

0.50

0.50

200ha以上

(過疎・振山)

0.15

離島

内地，離島，奄美

林道点検診断・保全整備

－

(過疎・振山

0.50

奄美

－0.50

0.50

その他30ha以上)

(過疎・振山

50ha以上

幹線

0.50

0.30

0.50 －

0.40

0.50

1/3

0.500.50

内地，離島，奄美

森林基幹道（開設，改良）

500ha以上

200ha以上)

0.05

30ha以上)

0.30

200ha以上

50ha以上

0.50

（過疎・振山

0.35

30ha以上) 0.50 0.15

50ha以上

10ha以上 [50ha以上 ]－

0.10

0.547(過疎・振山

200ha以上)

0.120

1,000ha以上

－ 0.50

0.547

0.15

改良

市町村

幹線

その他

県

500ha以上

内地

離島・奄美

市町村

内　　地

離　　島奄　　美

0.50 0.20

0.45 0.15

0.50奄美

0.35

0.50 0.20

（特定等

0.400.45

0.45 0.20

50ha以上

市町村県国

負担区分

内地

離島過疎・振山

半島 0.45

0.50

0.65過疎

利用区域の森林面積事業区分事業主体地域別種目別

奄美

森林管理道（開設，改築）

県過疎・振山

0.50

50ha以上

－

－

－

－

0.55

0.50

0.50

0.35

舗装

市町村

幹線

幹線県

林業専用道等（改良）

舗装

(奥地・広域 500ha以上)

県単林道

県

市町村等

改良，舗装

林業施設用地整備 0.50

1/3

－

－

－

1.00

0.40

0.09 0.41

－

0.60

林業専用道（開設）

[ ]は森林管理道との組合せ型

県

内地半島

過疎・振山

過疎

離島

過疎・振山

離島奄美

－

市町村

内地

(過疎・旧過疎 30ha以上)

－

0.45 0.55

0.35

0.45 0.15

10ha以上

改良

0.20 0.50

1/3 2/3

0.30 0.70 －

0.55

その他 10ha以上 [50ha以上 ]

過疎・振山

離島・奄美 0.20

200ha以上)

市町村

県

市町村

県

市町村0.50

内地

保全，調査県

0.50 0.50 －

舗装内地・離島・奄美

0.30改良

内地

離島・奄美

0.30

1/3 0.12

－

0.50

0.40

0.50

0.35

0.15

0.15

0.50

10ha以上 [50ha以上 ]

0.30

0.40

(過疎・特定等

－

30ha以上)

10ha以上 [50ha以上 ] 0.50 0.15 0.35

500ha以上

200ha以上)

内地 0.15 0.5550ha以上

(過疎・振山

(過疎・振山

500ha以上

0.50

0.40

-83-

１

２３

４

５

６

７

１

２

３

４

５

６

７

１

２

３

４改良効果指数が幹線，林業生産基盤整備道で１．２以上，その他で０．９以上であること。

５改良項目

①橋梁改良 ④接続路 ⑦幅員拡張 ⑩ふれあい施設 ⑬林道情報伝達施設

②局部改良 ⑤雪害防止 ⑧法面保全 ⑪交通安全施設 ⑭自然共生施設

③作業ﾎﾟｲﾝﾄ⑥ずい道改良 ⑨山火事防止 ⑫災害避難施設

６開設（架設，施工）後，５年以上経過していること。

（上記，５　改良項目の①②⑥⑦）

１

２

３

４ア　日交通量６０台以上で，要件を満たすもの

１

２

３

４改良効果指数が０．９以上であること。

５改良項目は改良事業の①②⑤⑦⑧⑨⑪⑫。

１

２

３

１

２

３４

５

１

１

林業生産基盤整備道は，生産基盤強化区域（面積100ha以上，区域内人工林蓄積の半数以上が標準伐期齢以上）内の実施が条件

全体計画延長が概ね５．０km以上（利用区域面積が１，０００ha以上の林道においては，概ね７．０km以上）であること。

森林管理道との組合せ型は，全体計画延長の合計が１．０km以上であること。

地域森林計画に記載された林道であること。

林道規程に定める自動車道２級の規格であること。

鹿児島県林業専用道作設指針に適合すること。

全体計画延長が０．２km以上であること。

原則として当該路線の完成同一年度内に，当該路線を計画に含む森林経営計画等の計画区域内において，森林環境保全直接支援事業による間伐等を実施することが確実と見込まれること。

林道規程に規定する自動車道の改良であること。


県代行路線は，基幹道路に指定されていること。


採択基準の概要

林道規程に規定する自動車道であること。

開設効果指数が０．９以上であること。


林道規程に規定する自動車道で，国庫補助事業に採択されないもの。

ウ　その他

点検診断は，林道台帳に登載された既設林道の橋梁，その他重要な施設であること。

開設効果指数が１．２以上であること。

林業生産基盤整備道は，生産基盤強化区域（面積100ha以上，区域内人工林蓄積の半数以上が標準伐期齢以上）内の実施が条件

保全整備は，個別施設計画等を策定している施設であること。

１箇所当たりの用地の面積は，原則として２００m2以上とし，建物の用に供する場合の用地の面積は，建物敷の概ね３倍以内とする。

１箇所の事業費が，２００万円以上であること。

林道規程に規定する自動車道で，林道整備地域の骨格となる路線であること。

地域森林計画に記載されていること。

１箇所の事業費が，４０万円以上９００万円未満　（ただし，点検診断を除く。）

林業専用道及び改良後に林業専用道として管理するものであること。

イ　縦断勾配がおおむね7％を超える区間，曲線半径がおおむね20m未満の区間


開設効果指数が０．９以上（林業生産基盤整備道は１．２以上）であること。

全体計画延長が概ね１．０km以上（過疎地域，特定市町村，準特定市町村においては，概ね０．８km以上）であること。

利用区域内森林面積に対し，延べ面積で１０％以上に相当する森林において，森林整備（地方単独事業等によるもの及び主伐を含む）が計画されていること。

林道規程に規定する自動車道の舗装であること。

１箇所の事業費が，２，４００万円以上であること。

１箇所の事業費が，９００万円以上であること。

-84-

３　事業計画単位：千円，％

路線数ｍ 30年度当初 29年度当初前年度比

（１）国庫補助（公共）

林道事業

森林環境保全整備事業46 13,225 2,477,859 2,260,624 2,251,624 100.4

森林管理道開設（県営）10 4,795 1,483,885 1,483,885 1,592,742 93.2

林業専用道開設（県営)5 1,050 209,300 209,300 182,500 114.7

森林管理道開設（補助）1 800 182,100 123,950 77,760 159.4

林業専用道開設（補助）1 600 34,600 22,100 27,600 80.1

林道改良（県営）4 1,858 245,700 245,700 181,900 135.1

林道改良（補助）2 462 75,700 40,850 51,780 78.9

林道舗装（県営）1 600 20,900 20,900 41,500 50.4

林道舗装（補助）6 3,060 127,300 64,752 89,552 72.3

林道点検診断・保全（補助）16 - 98,374 49,187 6,290 782.0

森林居住環境整備事業1 250 146,200 146,200 155,200 94.2

森林基幹道開設（広域）1 250 146,200 146,200 104,000 140.6

森林基幹道改良（県営）- - - - 51,200 皆減

小　計47 13,475 2,624,059 2,406,824 2,406,824 100.0

（２）県単林道（県単公共）

林道改良（補助）4 459 41,100 16,440 16,440 100.0

林道舗装（補助）5 767 45,850 18,340 18,340 100.0

保全（県営）1 187 8,500 8,500 8,500 100.0

調査（県営）- - - - - -

事務費2,512 2,512 2,512 100.0

小　計10 1,413 97,962 45,792 45,792 100.0

合　計57 14,888 2,722,021 2,452,616 2,452,616 100.0


-85-

（参考）　民有林林道等整備計画及び舗装に係る進捗状況

（１）　民有林林道等整備計画（開設）　（林道，林業専用道（規格相当含む））

延長 (A) 林道密度延長林道密度延長林道密度延長 (B) 林道密度

ha m m/ha m m/ha m m/ha m m/ha ％

内地 311,635 4,021,810 12.9 2,185,715 7.0 2,199,513 7.1 2,207,573 7.1 54.9

離島 50,508 454,949 9.0 377,072 7.5 377,317 7.5 378,102 7.5 83.1

奄美 73,290 582,241 7.9 402,666 5.5 402,941 5.5 403,191 5.5 69.2

計 435,433 5,059,000 11.6 2,965,453 6.8 2,979,771 6.8 2,988,866 6.9 59.1

注１）　計画及び延長は，林道及び林業専用道（規格相当を含む）を対象とし，公道等に移管した延長を含む。

　２）　平成29年度以降の延長は，平成28年度末現況延長に，各年度の計画延長を加えた延長である。

　３）　森林面積は平成28年4月1日現在の民有林面積である。（H28森林・林業統計）

（２）　　舗装　（林道，林業専用道）

現況延長舗装延長舗装率舗装延長舗装率舗装延長舗装率

ｍｍ％ｍ％ｍ％

2,093,151 1,389,120 66.4 1,392,972 66.5 1,394,519 66.6

355,819 294,894 82.9 294,894 82.9 295,244 83.0

345,633 241,813 70.0 244,506 70.7 247,036 71.5

2,794,603 1,925,827 68.9 1,932,372 69.1 1,936,799 69.3

注１）　現況延長は，開設延長に，移管・廃道及び編入等の増減等を加味した延長である。

　２）　平成29年度以降の舗装延長は，28年度末舗装延長に，各年度の計画延長を加えた延長である。

計

３０年度末見込

内地

離島

奄美

区分２８年度末現況２９年度末計画

２９年度末計画３０年度末見込達成率(A/B)

区分森林面積全体計画（８７年度末）２８年度末現況

-86-

（国庫）

（継続　昭和２６年～）

１　目　　的　林道施設災害箇所の復旧を図る。

２　内　　容

次の各号を満たすものとする。１

国

２国

３

３　事業計画

４　全体事業計画と実績

年度別実績

27 年度 28 年度 29 年度

千円千円

5,050－

－ 345,055 663,117 323,276

19,039 19,343

11 林道災害復旧事業

指導監督費

計

H28災

H29災

事業量(A)

計

－

－

36

箇所

全体計画

－

期間

16

100.0%

事業量(B)

36

－

－

林道災害復旧事業

箇所

40,122－

－

－

76

29年度末累計

B/A

52,840

－

林道災害復旧事業

指導監督費

H27災

事業区分

千円

箇所

事業区分予算額

1,016,311881,218

87.3

75.9

86.7

千円

963,471841,096

％前年度比

ただし，その年に甚大な被害を受けた市町村又は激甚災害指定市町村にあっては高率の国庫補助率となる。

（利用区域面積30ha以上500ha未満）

事業量

　(3)林道延長500m以上であること。　　（ただし，延長計画を含む。）

県市町村 0.50

　１箇所の事業費が40万円以上であること。

0.50

県市町村 0.35　暴風（最大風速15m以上），降雨（最大24時間雨量80mm以上），洪水高潮，地震，その他の異常な天然現象による災害であること。（その他）

事業主体

29年度当初

　経済効果が大きいものであること。

　(1)利用区域面積30ha以上の林道

　(2)利用区域の立木材積が1,390m3以上の林道

30年度当初

0.65

事業区分

県又は市町村林道災害復旧事業

採択基準負担区分

（奥地）（利用区域面積500ha以上）

326,01662

2

千円

643,774 318,22681.6%

12.5%

-87-

４森づくり推進課

森づくり推進課の施策体系

多様で健全な森林づくり適正な森林整備の推進

の推進（緑化保護係，県営林係）

保安林の適切な管理の推進

（保安林係）

森林の整備・保全安心・安全な県土づくり山地防災対策の推進

の推進の推進（治山係）

森林の保護・保全対策の推進

（緑化保護係，林地利用指導係）

森林による二酸化炭素企業等による森林整備の促進

吸収源対策の推進（緑化保護係）

県民参加の森林づくりの多様な主体による森林整備の推進

の推進（緑化保護係）

森林の多様な利用の推進

（緑化保護係）

担い手づくりと林業担い手の育成・確保林業事業体の育成

林業経営対策（県営林係）

山村地域の活性化多様な主体による森林づくりの推進

（緑化保護係）

-88-

①森林病害虫等防除事業（県単・一部国庫）

（継続昭和２５年度～）

１目的

森林病害虫等を早期かつ徹底的に駆除することにより，被害のまん延を防止し，森林の保全を図る。

２内容

負担区分事業区分事業主体事業内容採択基準

国県他

（１）松くい虫等駆除事業

ア伐倒駆除県，市町村，森林被害木の伐倒及び薬剤散布 10/10 命令駆除

組合，その他 1/2 1/2 〃

1/2 1/2 自主事業

1/2 1/4 1/4 〃

イ特別伐倒駆除〃松くい虫被害木の伐倒及び破砕，焼却 10/10 命令駆除

ウ特別防除〃航空機を利用した薬剤の予防散布 10/10 命令駆除

1/2 1/2 自主事業

エ地上散布〃地上からの薬剤の予防散布 10/10 命令駆除

無人ヘリコプターを利用した薬剤の予防 1/2 1/2 自主事業

散布 1/2 1/4 1/4 〃


国県他

10/10 命令駆除

（２）被害防止対策事業県，市町村，森特別防除を行う松林周辺の農作物等への

林組合，その他被害防止措置 1/2 1/2 自主事業

（３）駆除事務費県駆除事業に関する事務費（駆除命令に基 10/10

づく伐採木等の検査他）

（４）防除推進事業

ア発生予察県マツノマダラカミキリの発生消長調査 10/10

イ薬剤防除自然環境等〃薬剤散布による自然環境への影響調査 10/10

影響調査

ウ防除推進連絡〃防除推進連絡協議会等の開催 10/10

（５）森林病害虫防除対策

事業

ア森林審議会県松くい虫対策部会の開催 10/10

イ松被害材移動監視〃奄美群島等への松被害材移動監視 10/10

（６）松くい虫伐倒駆除事業県計画松林外の点在被害松等の伐倒駆除等 10/10

-89-

３事業計画



千円千円％

（１）松くい虫等駆除事業 125,139 113,797 124,665 91.3

ア伐倒駆除 2,830 60,844 52,129 62,459 83.5

イ特別伐倒駆除 234 3,929 3,929 3,982 98.7

ウ特別防除 881ha 46,521 45,457 45,542 99.8

エ地上散布 144ha 13,845 12,282 12,682 96.8

（２）被害防止対策事業 1,907 1,907 2,269 84.0

（３）駆除事務費 547 547 739 74.0

（４）防除推進事業 2,306 2,306 2,383 96.8

ア発生予察 2箇所 144 144 144 100.0

イ薬剤防除自然環境等 1箇所 2,000 2,000 2,000 100.0

影響調査

ウ防除推進連絡 2回 162 162 239 67.8

（５）森林病害虫防除対策 606 606 614 98.7

事業

ア森林審議会 1回 66 66 74 89.2

イ松被害材移動監視 540 540 540 100.0

（６）松くい虫伐倒駆除事業 50 1,050 1,050 2,402 43.7

計 131,555 120,213 133,072 90.3




（１）松くい虫等駆除事業

ア伐倒駆除－－－－ 2,282 2,076 3,298

イ特別伐倒駆除－－－－ 4,471 5,823 240

ウ特別防除－－－－ 904ha 898ha 881ha

エ地上散布－－－－ 184ha 151ha 144ha

（２）被害防止対策事業－－－

（３）駆除事務費－－－

（４）防除推進事業

ア発生予察－－－－ 2箇所 2箇所 2箇所

イ薬剤防除自然環境等－－－－ 1箇所 1箇所 1箇所

影響調査

ウ防除推進連絡－－－－ 2回 2回 2回

（５）森林病害虫防除対策

事業

ア森林審議会－－－－ 1回 1回 1回

イ松被害材移動監視－－－－－－

（６）松くい虫伐倒駆除事業－－－－ 50 50 97

注）年度別実績には前年度繰越を含み，次年度繰越を除く。

-90-

②保全松林健全化整備事業（公共）


１目的

公益的機能の高い健全な松林を松くい虫被害から未然に防止するため，衛生伐（被害木の伐倒駆除等）を行う。

２内容


国県

知事が指定保全松林健全化整備事業県松くい虫被害木の伐倒駆除等 1/2 1/2

する林分

３事業計画



千円千円％

保全松林健全化整備事業 480 12,000 12,000 30,000 40.0




％

保全松林健全化整備事業平成9 ～－－－ 2,899 2,672 1,138

-91-

③ 森林をまもりそだてる整備事業（県単）

ア里山林総合対策事業（継続平成２２年度～）

１目的

良好な森林環境を創出し，将来にわたって県民全てがその恩恵を享受することができるよう健全な森林を育成する観点から，管理不十分な森林や公益上重要な森林を対象に適切な森林整備等を実施する。

２内容


１里山景観の整備

(1)雑木竹林の伐採整理市町村等・幹線道路沿線や里山林等にお県7/10ける竹林・雑木林の伐採整理

(2)マツへの薬剤の樹幹市町村・奄美地域におけるマツへの県7/10注入森林組合等薬剤の樹幹注入

２地域特性を活かした里山集落の地域自治・地域提案による地域特性を活県7/10林整備会等，市町村，かした森林整備等

森林組合等

３里山林機能強化

(1)松林の樹種転換市町村，森林組・松くい虫被害松林の樹種転換合，集落の地域等県7/10自治会等

(2)マツ枯損木の伐倒・除市町村・幹線道路沿線や里山林等にお県7/10去けるマツ枯損木の伐倒・除去

３事業計画



１里山景観の整備 18,442 12,908 16,043 80.5

(1)雑木竹林の伐採整理 7.0 10,447 7,312 10,447 70.0

(2)マツへの薬剤の樹幹注入 285本 7,995 5,596 5,596 100.0

２地域特性を活かした里山林整備 5箇所 7,013 4,909 4,909 100.0

３里山林機能強化 77,061 54,079 39,871 135.6

(1)被害森林の樹種転換 400 4,608 3,325 595 558.8

(2)マツ枯損木の伐倒・除去 3,400 72,453 50,394 39,276 128.3

合計 102,516 71,896 60,823 118.2




１里山景観の整備平成22～－－－

(1)雑木竹林の伐採整理 6.15 7.79ha 3.64ha

(2)マツへの薬剤の樹幹注入 319本 392本 272本

２地域特性を活かした里山林整備平成22～－－－ 3箇所 4箇所 3箇所

３里山林機能強化

(1)松林の樹種転換 366 105 -

(2)マツ枯損木の伐倒・除去 1,976 2,018 2,646

-92-

④県民の森管理運営事業（県単・国庫）

（継続昭和５９年度～）

１目的

県民の保健休養の場とするとともに，体験学習を通じて森林・林業や緑化に関する知識の向上を図ることにより，森

林愛護思想の高揚に資する公の施設として，県民の森の適正な管理を図る。

２内容


県民の森管理運営事業県 (１)県民の森指定管理者業務県 10/10

・施設及び設備の維持管理

・その他管理運営上必要な業務

(２)県民の森管理運営指導業務県 10/10

(３)県民の森施設整備国 10/10

３事業計画


30年度当初 29年度当初前年度(当初)比


県民の森管理運営事業管理運営 67,059 67,059 60,777 110.3



期間事業量(A) 事業量(B) (B)/(A) 2 7年度 2 8年度 2 9年度


県民の森管理運営事業連年－－－ 65,031 81,306 60,045

施設利用申込先

姶良市北山3464番地119

鹿児島県県民の森管理事務所

TEL 0995-68-0557

-93-

⑤照葉樹の森管理運営事業（県単）

（継続平成１２年度～）

１目的

県民に照葉樹林とのふれあいの場を提供することにより，県民が森林及び林業に関する理解を深めるとともに，自然

環境の保全に関する意識の高揚に資する公の施設として，照葉樹の森の適正な管理を図る。

２内容


照葉樹の森管理運営事業県 (１)照葉樹の森指定管理者業務県 10/10

・施設及び設備の維持管理

・その他管理運営上必要な業務

(２)照葉樹の森管理運営指導業務

３事業計画


30年度当初 29年度当初前年度(当初)比


照葉樹の森管理運営事業管理運営 21,098 21,098 22,267 94.8



期間事業量（A）事業量（B） (B)/(A) 2 7年度 2 8年度 29年度


照葉樹の森管理運営事業連年－－－ 21,065 21,866 22,267

施設利用申込先

肝属郡錦江町田代麓5166番647

鹿児島県照葉樹の森管理事務所

TEL 080-6417-6518

-94-

⑥緑化樹木生産流通対策事業（県単・国庫）

ア緑化樹木販売促進事業

（継続昭和５３年度～）

１目的

県内の緑化樹木の生産量や需要動向を調査し，その結果を生産者・需要者へ情報提供することにより，緑化樹木の円滑

な需給を図るとともに，県内産緑化樹木の販路拡大を促進する。

２内容


緑化樹木販売促進事業県 (1) 緑化樹木生産実態調査及び需要量調査県 10/10

(2) 一般管理経費

３事業計画




緑化樹木販売促進事業 (1) 緑化樹木生産実態調査及び需

要量調査 113 113 185 61.1

(2) 一般管理経費

イ森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業

（継続平成２５年度～）

１目的

森林所有者や地域住民等が協力して森林の有する多面的機能を発揮させるための保全活動及び山村地域の活性化に資す

る取組の支援・指導を実施する。

２内容


森林・山村多面的機能発県・ (1) 地域協議会の支援及び指導，市町村への周知・国 10/10

揮対策交付金事業市町村指導等

(2) 活動組織に対する事業の推進・指導等

３事業計画



千円千円千円％森林・山村多面的機能発

推進・指導 182 182 1,000 0.2揮対策交付金事業

-95-

⑦森林にまなびふれあう推進事業（県単・一部国庫）

ア多様な主体による森林づくり推進事業（継続平成１７年度～）

１目的自然環境保全活動の広がりや企業の環境貢献活動等を背景として，森林づくり活動への気運が高まりつつあることか

ら，これらの要請に基づく活動を支援することにより，企業や森林ボランティアなど多様な主体による森林づくりを推進する。

２内容事業区分事業主体事業内容負担区分採択基準

(1)環境を育む企業の森林づ県・企業への推進活動県10/10くり・企業意向調査 (一部国1/2)

・企業社員への森林ボランティア登録の働きかけ

(2)森林ボランティアサポー県・大学・短大生等への森林ボランティ県10/10ト（若人森林ボランティア登録促進 (一部国1/2)ア加入促進）・大学・短大生等への森林ボランティ

ア活動への参加促進

(3)森林ボランティアサポー・森林ボランティア活動に必要な技術ト（森林ボランティア技県研修の実施県10/10術研修）・森林ボランティア団体指導者に対す (一部国1/2)

る研修

３事業計画総事業費予算額

事業区分事業量（千円） 30年度当初 29年度当初前年度比

千円千円％(1)環境を育む企業の森林づく企業への推進活動等 100 100 200 50.0

り：通年

(2)森林ボランティアサポート若年層への森林ボラン 223 223 500 44.6（若人森林ボランティア加入ティア加入促進等促進）：通年

(3)森林ボランティアサポート技術研修等の実施 3,000 3,000 3,000 100.0（森林ボランティア技術研修）

(4)森林ボランティアサポート - - 1,000 地球温暖化（森林づくり活動支援）対策課事業

に統合

計－ 3,323 3,323 4,700 70.7

※(4)森林ボランティアサポート（森林づくり活動支援）については，30年度は地球温暖化対策課で実施

-96-


事業区分全体事業計画 29年度末累計年度別実績


(1)環境を育む企業の森林づく平成20～－－－４社４社４社り

(2)森林ボランティアサポート平成27～－－－ 30人 50人 45人（若人森林ボランティア加入促進）

(3)森林ボランティアサポート平成17～－－－（森林ボランティア技術研修）

実施回数７回 7回 7回

受講者数 163人 299人 253人

(4)森林ボランティアサポート平成22～－－－２団体２団体２団体（森林づくり活動支援）

-97-

⑧一般公共治山事業

ア山地治山事業（国庫，農山漁村地域整備交付金）（連年）・復旧治山（国庫継続平成５年度～）

・緊急予防治山（国庫継続平成２８年度～）

・予防治山事業（農山漁村地域整備交付金継続平成５年度～）

・水土保全治山事業（農山漁村地域整備交付金継続平成５年度～）

１目的

崩壊地，荒廃渓流を復旧・整備し，山地の崩壊と土砂流出の防止を図るため，復旧治山事業，緊急予防治山事業，予防

治山事業及び水土保全治山事業を実施する。

２内容


(１)復旧治山事業県山地において天然現象等によっ (内地・離島) 事業内容に合致した箇所のうち

て発生した崩壊地，荒廃渓流で現国1/2 次の１又は２の条件を満たすもの

に下流に被害を与えるおそれがあ (火山地域5.5／10) であって，かつ３の条件に該当す

って，流域保全上重要なもの及び県1/2 るもの。

公共の利害に密接な関係を有し， ( 〃 4.5／10) １１級又は２級河川上流

民生安定上放置しがたいものの復 (奄美) ２その他の河川又は地区で次

旧工事を行う。国2/3 の各号の１に該当するもの。

県1/3 ア既実施の災害関連緊急治山

事業と同一の区域内で一体的

に実施する必要のあるもの

イ市街地，集落(人家10戸以

上)の保護

ウ主要公共施設の保護

エ農地，ため池，用排水施

設，漁場等の保護

オ災害が発生し，又は発生す

るおそれがある場合の一連の

避難経路等の保護

３工事規模

１施工箇所の事業費

全体計画 7,000万円以上

(２)緊急予防治山〃地域における減災に関する取組〃事業内容に合致した箇所のう

事業と併せて行う水源の涵養及び山地ち，次の各号全てを満たすもの。

災害の防止のために緊急的に行う１山地災害危険地区の危険度

荒廃危険山地の崩壊等の予防工事評価において，山腹崩壊危険度

を行う。等が「a1」，かつ保全対象の被

災危険度が「a2」評価であるも

の

２工事規模


年度計画

山腹 800万円以上

渓間1,500万円以上

-98-


(３)予防治山事業県天然現象に起因する崩壊の可能 (内地・離島) 事業内容に合致した箇所のうち

性が濃厚な山地又は荒廃移行地で国1/2 次の１又は２の条件を満たすもの

下流に被害を与えるおそれがあり (火山地域5.5／10) であって，かつ３の条件に該当す

流域保全上重要なもの及び公共の県1/2 るもの。

利害に密接な関係を有し，民生安 ( 〃 4.5／10) ただし，山地災害危険地区の危

定上放置しがたいものの予防工事 (奄美) 険度評価において，山腹崩壊危険

を行う。国2/3 度等が「a1」，かつ保全対象の被

県1/3 災危険度が「a2」評価であるもの

を除く。

１復旧治山事業と同様

２〃（ただし，アは除く）

３工事規模


年度計画

山腹 800万円以上

渓流1,500万円以上

(４)水土保全治山事〃荒廃山地，荒廃危険山地が存す〃事業内容に合致した一定地域で

業る一定地域において山地災害を未あって，山腹崩壊対策，土石流対

ア地域防災対策然に防止し，生活環境基盤の整備策等総合的な山地災害危険地区対

総合治山事業に資するため緊急に行う総合的な策を緊急に実施する必要があるも

山地災害危険地対策をおおむね３ので，次の各号全てを満たすも

箇年で実施する。の。

１人家等50戸以上の集落（人

家25戸以上で，主要公共施設

を含めそれが人家等50戸以上

に相当すると認められるもの

を含む）に直接被害を与える

恐れがあるもの

２工事規模


全体計画２億円以上

イ林地荒廃〃激甚災害に対処するための特別〃事業内容に合致した箇所のうち

防止事業の財政援助等に関する法律に規定次の１から３のいずれかと，４の

する激甚災害により被災した地域条件を満たすもの。

又は特殊土壌地帯において，天然１人家５戸以上の保護

現象等に起因する崩壊の可能性が２主要公共施設の保護

濃厚な山地又は風倒木・流木等が３農地，ため池，用排水施

発生している山地等であって，民設，漁場等の保護

生安定上放置しがたいものの復旧４工事規模

工事を行う。１施工箇所の事業費

年度計画 400万円以上

-99-

３事業計画



ヵ所千円千円千円％

(１) 復旧治山事業 23 994,090 994,090 1,140,182 87.2

(２) 緊急予防治山事業 4 154,282 154,282 105,906 145.7

(３) 予防治山事業 10 486,309 486,309 381,485 127.5

(４) 水土保全治山事業 29 1,327,433 1,327,433 1,432,258 92.7

ア地域防災対策総合治山事業－－－－－

イ林地荒廃防止事業 29 1,327,433 1,327,433 1,432,258 92.7

計 66 2,962,114 2,962,114 3,059,831 96.8

４年度別実績

年度別実績

事業区分 27年度 28年度 29年度

箇所数事業費箇所数事業費箇所数事業費

千円千円千円

(１) 復旧治山事業 26 985,026 25 1,061,380 22 1,384,742

(２) 緊急予防治山事業－－ 2 92,805 4 148,489

(３) 予防治山事業 10 348,718 9 348,718 7 245,089

(４) 水土保全治山事業 38 767,023 26 808,764 30 888,792

ア地域防災対策総合治山事業－－－－－－

イ林地荒廃防止事業 38 767,023 26 808,764 30 888,792

計 74 2,100,767 62 2,259,161 63 2,667,112

-100-

イ山地災害総合減災対策治山事業（農山漁村地域整備交付金）

（平成２１年度～）

１目的

山地災害による人的被害を効果的に防ぐため，治山施設の設置等のハード整備を併せ，地域住民の災害に対する意識を

高め，住民参加型の総合的な減災対策を行う。

２内容


（復旧治山タイプ）

山地災害総合減災対県住民参加型の (内地・離島) 次の１から３のいずれかと，４から６のすべての条

策治山事業総合的な減災対国1/2 件を満たすもの。

策を進め，「犠県1/2 １市街地又は集落（人家１０戸以上）の保護

牲者ゼロ」に向 (奄美) ２主要公共施設（学校，官公署，病院，鉄道，道路

けた効果的な治国5.5/10 等）の保護

山対策を行う。県4.5/10 ３市町村地域防災計画等で指定される避難場所，避

難経路の保護

４３地区以上の山地災害危険地区が存する一定地域

で実施するもの

５都道府県が市町村や地域住民等と協働で策定する

「山地災害減災計画」に基づき，住民参加型の総合

的な防災・減災対策の実施が可能なもの

６４で定める地域における全体計画の事業規模が

7,000万円以上のもの

（予防治山タイプ）

上記の１から３のいずれかと，上記の４，５と下記

７の条件をすべて満たすもの。

７４で定める地域における年度計画の事業規模が

山腹工事 800万円以上

渓流工事 1,500万円以上のもの

３事業計画



カ所千円千円千円％

山地災害総合減災対策治山事業－－－－－

計－－－－－

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

山地災害総合減災対策治山事業－－－－－－

-101-

ウ防災林整備事業（国庫）

（連年）

１目的

風水害，飛砂，潮風，高潮，強風等による災害を防止するための森林の造成を行う。

２内容


海岸防災林造成事業県海岸における (内地・離島) 次の１から４のいずれかと，５の条件を満たすも

飛砂，潮風，高国1/2 の。

潮強風，霧等の県1/2 １市街地又は集落（人家10戸以上）の保護

被害を防止する (奄美) ２主要公共施設の保護

ための森林造成国6/10 ３海岸防災林延長１００ｍにつき，後方２ha以上の

等を行う。県4/10 農地（防風林の場合は造成面積の10倍以上），ため

池，用排水施設等の保護

４災害が発生し，又は発生するおそれがある場合の

一連の避難経路等の保護

５工事規模


年度計画５００万円以上

３事業計画




海岸防災林造成事業 5 300,530 300,530 218,364 137.6

計 5 300,530 300,530 218,364 137.6

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

海岸防災林造成事業 6 220,714 6 188,121 6 197,019

-102-

エ共生保安林整備事業（農山漁村地域整備交付金）（平成１７年度～）

環境防災林整備事業（農山漁村地域整備交付金）


１目的

都市周辺の山麓部の森林において，山地災害の防止機能を強化するとともに，災害発生時の避難地や火災の延焼遮断

等の災害緩衝地としての機能を強化し，併せて緑豊かなうるおいのある環境の形成を図る。

２内容


環境防災林整備事業県森林の造成改国1/2 次の１から３の全ての条件を満たすもの。

良整備県1/2 １森林法第25条第１項第１号から第７号に掲げる目的の

いずれかを達成するために保安林として指定されている

か，又は指定されることが確実であると見込まれる箇所

において実施するもの

２森林の防災機能と環境保全機能の両方の機能を高度に

発揮する必要があるもの

３市街地若しくは集落（人家10戸以上），主要公共施設

又は災害が発生し，若しくは発生するおそれがある場合

の一連の避難経路等を保護するもの

３事業計画




環境防災林整備事業－－－－－

計－－－－－

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

環境防災林整備事業－－－－－－

-103-

オ水源地域整備事業（国庫，農山漁村地域整備交付金）

（継続平成17年度～）水源森林再生対策事業

１目的

水資源の確保上重要なダム等の上流の水源地域に存する荒廃した森林を対象として，荒廃地等の復旧整備と併せて，

周辺の森林整備等を緊急かつ総合的に実施し，もって水資源の確保と，国土の保全に資する。

２内容


(１)水源森林再生県集落等の後背小流域におい (内地・離島) 森林法第25条第１項に基づき，農林水

対策事業て，森林の有する水源かん養国1/2 産大臣の指定する重要流域内の地域であ

機能を高度に発揮させ，水資 (火山地域5.5／10) って，次の各号のすべてを満たすもの。

源の確保と国土の保全に資す県1/2 １森林面積がおおむね1,000ha以上で

るため，荒廃地，荒廃移行地 ( 〃 4.5／10) あり，かつ育成複層林への誘導，造

等の復旧整備及び荒廃森林等 (奄美) 成等の整備を必要とする森林面積が

の整備を実施する。国2/3 おおむね50ha以上の地域で実施する

県1/3 もの

２森林面積のおおむね３０％以上が

森林法第25条第１項第１号から第７

号までの保安林(指定の確実なものを

含む)で実施するもの

３山地荒廃率が０．５％以上か放置

すれば０．５％以上に移行するおそ

れがあるもの

４工事規模

全体計画１億５千万円以上

(２)奥地保安林保県荒廃地，荒廃森林におい (内地・離島) 次の各号のすべてを満たすもの

全緊急対策事て，従来の工法や簡易な工法国1/2 １１級河川又は２級河川上流部の荒

業等による治山施設の整備と針 (火山地域5.5／10) 廃地や荒廃森林であって，事業対象

広混交林等への再生のための県1/2 地域の保安林面積がおおむね５０ha

森林整備を一体的に実施す ( 〃 4.5／10) 以上の地域で実施するもの。

る。 (奄美) （離島奄美にあっては，保安林面積

国2/3 がおおむね２５ha以上の地域で実施

県1/3 するもの）

２年度計画の工事規模が８００万円

以上のもの。（離島，奄美群島にあ

っては，４００万円以上）

３事業計画




(１) 水源森林再生対策－－－－－

(２) 奥地保安林保全緊急対策－－－－－

計－－－－－

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

(１) 水源森林再生対策 1 21,836 －－－－

(２) 奥地保安林保全緊急対策－－－－－－

計 1 21,836 －－－－

-104-

カ保安林整備事業（国庫）

（継続昭和35年度～）保安林改良(平成２３年度～保安林緊急改良を追加）

（継続昭和49年度～）保育

１目的

保安林を健全に維持管理し，県土の保全，水資源のかん養など保安林の有する多面的機能の高度発揮を図る。

２内容


(1)保安林改良事業ア保安林改良県改植，複層林の造成，本国 1/2 １林床植生が消滅し，水源かん養機能の低下

数調整伐，簡易治山施設等県 1/2 した保安林であって，表土の流出により濁水その他必要な作業を発生させ，又は濁水を発生させるおそれが

あり，複層林に造成する必要がある箇所２過密化し，表土が流出する等水土保全機能

が著しく低下した保安林であって，表土の流出による崩壊若しくは土砂，流木等の流出を発生させ，又は崩壊を発生させるおそれがある箇所

１箇所の工事費年度計画 200万円以上

イ複層林型保複層林への誘導・造成，国 1/2 過密化等により水土保全機能が低下した保安安林整備推進〃簡易な治山施設の整備，作県 1/2 林であって，崩壊，土砂・流木等の流出を発生

業道の開設させ，又は発生させる恐れがあり，複層林へ誘導・造成に係る一連の事業を計画的に行う必要がある箇所１箇所の工事費年度計画 200万円以上

ウ保安林緊急改植，簡易治山施設等国 1/2 既往の治山事業施工地であって，森林所有者改良事業〃その他必要な作業県 1/2 等の責に帰しえない原因のために，現況が著し

く悪化し，施設目的が果たしえられない箇所及びこれ以外の保安林で所期の林況に復旧する必要のある箇所

〃１箇所の工事費年度計画 400万円以上

(2)保育事業下刈，除伐，本数調整国 1/3 既往の治山事業施工地であって，保育を必伐，つる切り，枝落し，追県 2/3 要とする箇所，水源地域に存する機能が低位肥，部分補植，作業歩道のな保安林又は治山施設の効果区域に存する機新設，その他必要な作業能が低位な保安林

１箇所の工事費年度計画 50万円以上

３事業計画

総事業費予算額

事業区分事業量30年度当初 29年度当初前年度比


(1)保安林改良事業 2 27,213 27,213 9,607 283.3

(2)保育事業 3 2,473 2,473 4,528 54.6

計 5 29,686 29,686 14,135 210.0

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

(1)保安林改良事業 3 63,890 2 13,492 1 9,607

(2)保育事業 4 3,732 4 4,102 4 3,873

計 7 67,622 6 17,594 5 13,480

-105-

⑨県単治山事業

ア県単治山事業（県単）


１目的

自然災害により崩壊した林地で国庫補助事業の対象とならない小規模崩壊地の復旧を図り，公共の利益の保護及び

民生の安定に寄与する。

２内容


(１)県営県単治山事業県自然災害により崩壊した林地県9/10 １箇所の事業費が８０万円以上

で国庫補助事業の対象とならな市町村1/10 であって，次の各号のいずれかに

い小規模崩壊地のうち公共の利該当するもの。

益の保護に寄与するため県営に１公共施設の保護

て復旧工事を行う。２重要なため池又は用排水施

設の保護

３農地２ha以上

４国庫補助事業関連工事

５その他知事が必要と認める

もの

(２)県費単独補助治山市町村自然災害により崩壊した林地県5/10 １箇所の事業費が８０万円以上

事業で国庫補助事業の対象とならなかつ市町村地域防災計画に登載さ

い小規模崩壊地のうち特定の人市町村5/10 れている箇所であって，次の各号

家等の保護を図るため市町村にのいずれかに該当するもの。

おいて復旧工事を行う。１人家等２戸以上の保護

２その他知事が必要と認める

もの

(３)県単治山施設県県営治山事業により施工した県10/10 １箇所の事業費が原則１２０万

修繕事業既設治山施設の災害復旧及び修円未満のものであって，次の各号

繕で国庫補助事業の対象とならのいずれかに該当するもの。

ないものを対象とする。１自然災害による治山施設の

被災

２自然災害による流出土砂の

排除及び土砂流出防止に関わ

るもの

３その他知事が必要と認める

もの

(４)県単治山施設〃既設治山ダム等に土砂・流木〃森林法第４１条に規定する「保

機能再生対策事業等が異常堆積し，２次災害の危安施設事業」で整備した治山施設

険性が高まっている箇所のうちであること。

国庫補助事業の対象とならない

ものについて，土砂の排除等を

行い既設治山ダムの機能を再生

する。

(５)県単治山調査事業〃複雑な地形・地質の箇所や特〃県営治山事業計画地

殊な工法を必要とする箇所等の

調査等を行う。

-106-

３事業計画




(１) 県営県単治山 16 174,400 174,400 133,600 130.5

(２) 県費単独補助治山 10 45,920 45,920 73,820 62.2

(３) 県単治山施設修繕 24 161,014 161,014 132,814 121.2

(４) 県単治山施設機能 3 23,000 23,000 23,000 100.0

再生対策

(５) 県単治山調査 3 12,000 12,000 12,000 100.0

計 56 416,334 416,334 375,234 111.0

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

(１) 県営県単治山 9 53,220 18 119,500 14 153,000

(２) 県費単独補助治山 14 70,363 13 68,170 11 66,450

(３) 県単治山施設修繕 50 210,731 33 170,811 23 131,784

(４) 県単治山施設機能再生対策 1 8,000 2 12,500 2 19,000

(５) 県単治山調査 4 18,280 5 12,193 2 5,000

計 78 360,594 71 383,174 52 375,234

-107-

イ県単水源かん養ミニダム整備事業（県単）


１目的

小流域で国庫補助の対象とならない水需給のひっ迫している地域の水源林地域において，森林の有する水源かん養

機能を高度に発揮させるとともに，豪雨時の災害防止を図る。

２内容


県単水源かん養県水資源の確保を図る必要のある県9/10 １箇所の事業費が４００万円以

ミニダム整備事業小流域の渓間工，山腹工及び森林市町村1/10 上で，次の各号のいづれかに該当

整備を行う。するもの。

１流域の森林面積がおおむね

２０ha以上及び受益戸数がお

おむね２０戸以上で，森林面

積の大半が水源かん養保安林

であるか保安林指定の確実な

箇所

２設置後の管理を市町村が行

うことが確実であるもの

３その他知事が特に必要と認

めるもの

３事業計画



ヵ所千円千円千円％県単水源かん養－－－ 41,100 皆減ミニダム整備

計－－－ 41,100 皆減

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

県単水源かん養ミニダム整備事業 2 40,900 1 30,800 1 41,100

-108-

⑩災害関連治山事業

ア災害関連緊急治山事業（国庫）


１目的

台風，豪雨等の天然現象により，新たに山地崩壊が発生した箇所を当該年度において緊急に復旧する。

２内容


災害関連緊急県上記目的に同じ (内地・離島) 風水害等により新たに発生又は拡大した荒廃山地

治山事業国2/3 で，次期降雨等による荒廃の拡大若しくは土砂・土

県1/3 石・流木の流出により被害を与える恐れがあると認

(奄美) められるもののうち次の１又は２の条件を満たすも

国8.5/10 のであって，かつ３の条件に該当するもの

県1.5/10 １重要な災害復旧工事の遂行に特に先行して施行

する必要のあるもの

２公共の利害に密接な関係を有し，民生安定上放

置しがたいもので，次の各号の１に該当するもの

(1) 鉄道，高速自動車道，一般国道，都道府県道，

市町村道のうち指定市道及び迂回路のないもの

（激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関

する法律第２条第１項の規定により指定された災

害に限り，迂回路のあるものを含む），利用区域

面積５００ha以上の林道及びその他公共施設のう

ち重要なものに被害を与えると認められるもの

(2) 官公署，学校又は病院等の公共施設に被害を与

えると認められるもの

(3) 農地，農道（関係面積１０ha以上），ため池

（貯水量３万ｍ3以上）又は用排水施設（関係面積

１００ha以上）のいずれかに直接被害を与えると

認められるもの

(4) 人家１０戸以上に被害を与えると認められるも

の（人家１０戸未満であって当該地域に存する市

町村道の被害を含め，人家１０戸以上の被害に相

当すると認められるものを含む）

３１箇所の事業費が６００万円を越えるもの

３事業計画




災害関連緊急治山事業 4 185,000 185,000 185,000 100.0

(発生見込)

計 4 185,000 185,000 185,000 100.0

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

災害関連緊急治山事業 1 68,040 9 708,882 －－

-109-

イ林地崩壊防止事業（国庫）

（継続昭和４１年度～）

１目的

「激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律」により指定された激甚災害により，集落等に隣接す

る林地に崩壊等が発生し，人命財産等に直接危害を及ぼすおそれがあるものについて，林地の保全上必要な施設を新設し

再度災害を防止する。

２内容


林地崩壊防止事業市町村上記目的に同国5/10 市町村単位に，次に掲げる要件のすべてを満た

じ。県2/10 す場合に限り実施するものとする。

当該災害の発市町村3/10

生した年の４月１激甚災害（「激甚災害に対処するための特別の

１日の属する会財政援助等に関する法律」の規定により激甚災害

計年度以降概ねとして指定されること。）により林地崩壊が発生

３年以内に完了又は拡大したもの

できるよう実施２人家２戸以上又は公共施設に直接被害を与える

する。おそれがあるもの

３１箇所の事業費が２００万円以上であること

４同一市町村で，その事業費の合計額が３００万

円以上又は前年度の標準税収入額の１０％以上の

もの

３事業計画




林地崩壊防止事業－－－－－

(発生見込)

計－－－－－

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

林地崩壊防止事業－－－－－－

-110-

ウ特殊地下壕対策災害関連事業（国庫）

（継続平成１０年度～）

１目的

林業用施設，林地荒廃防止施設若しくは地すべり防止施設の災害復旧事業に伴う場合又は特殊地下壕の陥没等が顕

著で危険度が増し，放置し難い場合に，特殊地下壕の埋め戻し，防災処理等を行うことにより，民生の安定を図り，

公共の福祉を確保する。

２内容


特殊地下壕対策市町村上記目的に同国1/2 次に掲げる要件のすべてを満たす場合に限り実

災害関連事業じ。市町村1/2 施するものとする。

１次のいずれかに該当する特殊地下壕であること

(1) 民有林の林業用施設，林地荒廃防止施設及び地

すべり防止施設が被災し，その復旧に伴い対策が

必要と認められる特殊地下壕について埋め戻し，

防災処理等を実施するものであること。

(2) 民有林において陥没，落盤又は壁面のひび割れ

出水等が顕著となっており，森林，建築物等に対

する危険度が増し，放置し難い場合に，特殊地下

壕について，埋め戻し，防災処理等を実施するも

のであること。

２旧軍，その他これに準ずるものが，築造した特

殊地下壕である。

（旧軍，その他これに準ずるものとは，旧陸軍

及び海軍，軍需工場をいう。）

３１箇所の事業費が２００万円以上のものである

こと。

３事業計画




特殊地下壕対策災害関連事業－－－－－

計－－－－－

４年度別実績

年度別実績



千円千円千円

特殊地下壕対策災害関連事業－－－－－－

-111-

⑪災害復旧事業

林地荒廃防止施設災害復旧事業（国庫）


１目的

治山施設の災害箇所の復旧を図る。

２内容


林地荒廃防止施設県上記目的に同じ。 (内地) １箇所の復旧工事費が１２０万円

災害復旧事業国0.667 以上で，下記１から３のいずれかに

県0.333 該当する異常な天然現象により発生

(離島・奄美) した災害に係るもの。

国0.80 １最大日雨量８０mm以上

県0.20 ２最大風速１５ｍ以上

３暴風余波による異常な高潮

又は波浪による災害

ただし，下記のいずれかに該当す

るものは適用除外となっている。

(1) 維持工事とみるべきもの

(2) 維持管理義務を怠ったことに

基因するもの

(3) 直高1メートル未満の小堤，

その他主務大臣の定める小規模

な施設に係るもの

ア直高1.5メートル未満の石

垣又は板柵類のみに係るもの

イ森林植生のみに係るもの

ウ道路の路面又は側こうのみ

に係るもの

３事業計画




林地荒廃防止施設 8 400,000 400,000 400,000 100.0

災害復旧事業 (発生見込)

計 8 400,000 400,000 400,000 100.0

４年度別実績

年度別実績

事業区分27年度 28年度 29年度


千円千円千円

林地荒廃防止施設災害復旧事業－－ 6 97,062 －－

-112-

⑫保安林整備事業

ア保安林整備管理事業（一部国庫）


１目的

森林法に基づき，民有保安林の整備と管理を適正に行い，保安林制度の円滑な運用を図る。

２内容


保安林整備管理事業県保安林指定・解除調査（森林法第25条第国１／２

１項１～３号（重要流域以外）及び４～11 県１／２

号），損失補償，保安林適正管理調査，指県 10／10

導監督，伐採許可申請等処理，標識設置，

台帳整備，その他

３事業計画



千円千円％

保安林整備管理事業 (1)指定・解除調査 3,416 3,416 3,971 86.0

(2)損失補償

(3)保安林適正管理調査

(4)指導監督

(5)伐採許可等申請処理

(6)標識設置

(7)台帳整備

(8)その他

計－ 3,416 3,416 3,971 86.0

４年度別実績



千円千円千円

保安林整備管理事業 4,220 4,368 3,971

-113-

イ保安林整備委託事業（国委託）


１目的

森林法に基づき，民有保安林の整備と管理を適正に行い，保安林制度の円滑な運用を図る。

２内容


保安林整備委託事業県保安林指定・解除調査（森林法第25条第１国 10／10

項１～３号（重要流域）），損失補償，保安

林適正管理調査，保安林情報整備，特定保安

林選定調査，保安林指定事務一部委託

３事業計画



千円千円％

保安林整備委託事業 (1)指定・解除調査 5,449 5,449 10,169 53.6

(2)損失補償

(3)保安林適正管理調査

(4)保安林保全情報整備

(5)特定保安林選定調査

(6)保安林指定事務一部委託

計 5,449 5,449 10,169 53.6

４年度別実績

年度別実績

事業区分


千円千円千円

保安林整備委託事業 9,319 5,453 9,503

-114-

⑬民有林直轄治山事業

ア桜島直轄治山事業（国庫）


１目的

民有林において国の直轄事業により荒廃山地の復旧整備を行う。

２内容


桜島直轄治山事業国近年の桜島の火山活動の活発化国2/3 農林水産大臣が，次の各号の１

に伴う土石流の発生頻度の高まり県1/3 に該当する場合において，当該保

に対応するため，治山事業の規模安施設事業の国土の保全上特に重

拡大等を図りながら，国の直轄事要であると認めた場合

業によって桜島地区における荒廃１事業の規模が著しく大であ

山地の復旧整備を行う。るとき

２事業が高度の技術を必要と

するとき

３事業の利害関係が１都道府

県にとどまらないとき

３事業計画

予算額（負担金）事業区分事業量総事業費



桜島直轄治山事業－ 260,000 260,000 260,000 100.0

計－ 260,000 260,000 260,000 100.0

４年度別実績

年度別実績（負担金対象工事費）



千円千円千円

桜島直轄治山事業 15 1,277,845 16 1,102,618 12 1,145,000

-115-

⑭林地開発許可制度実施事業（県単）

（継続昭和４９年度～）

１目的

地域森林計画の対象となっている民有林（保安林及び保安施設地区並びに海岸保全地区内の森林を除く）における

開発行為については，森林を乱開発から守り林地の適正な利用を確保し，併せて県民生活の安定と地域社会の健全な

発展を図るため，知事が許可を行い，また各機関相互の連絡調整を行う。

２内容


林地開発許可制度県許可審査，履行調査，連絡調整，完了確認県10/10

実施事業

３事業計画



千円千円％

完了確認５件

林地開発許可制度許可審査１５件 1,189 1,189 1,372 86.7

実施事業履行調査２２７件

連絡調整４件




年件件％件件件

林地開発許可昭和50～－ 758 18 29 25

連絡調整－ 763 5 3 5

（平成29年度実績は見込み）

-116-

⑮県営林管理事業（国庫，県単）

（連年）

１目的

県営林の適正な管理・利活用を図るため，森林保険の加入，管理専門員等の設置，立木処分を実施するとともに，作

業道等の改良・補修，主伐・再造林一貫作業による再造林及び林業事業体を活用した県営林経営管理委託による森林整

備を行う。

２内容 (事業主体：県)


（千円） 30年度当初 29年度当初前年度比 (当初比 )

千円千円％

(1) 管理事業管理補助員 47人 19,442 19,442 20,252 96.0

管理専門員 3人

森林保険 1,652ha

県営林経営管理委託 10ha

(2) 処分事業処分材積 14,172m3 6,589 6,589 5,485 120.1

(3) 林道・作業道作業道等改良 310ｍ 8,607 8,607 10,622 81.0

等開設改良補修林道等補修 1,000ｍ

事業作業道等補修 3,000ｍ

(4) 県有林主伐・植栽 3.0ha 3,643 3,643 2,520 144.6

再造林一貫作業下刈 5.2ha

実施事業

計 38,281 38,281 38,879 98.5

※材積は立木材積

３全体事業計画と実績


期間事業量(A) 事業量(B) (B)/(A) 28年度 29年度（見込）

(1) 管理事業Ｈ28～32 搬出間伐 40.0ha 5.01ha 12.5% 0.00ha 5.01ha

(2) 処分事業Ｈ28～32 処分材積 131,933m３ 15,671m３ 11.9％ 8,077m３ 7,594m３

主伐 156.0ha 7.07ha 4.5% 2.63ha 4.44ha

(3) 林道・作業道Ｈ28～32 林道開設 9,300ｍ 0m 0.0％ 0m 0m

等開設改良補修（1,944m）（20.9％）（919m）（1,025m）

事業作業道開設 1,900ｍ 0m 0.0％ 0m 0m

（320m）（16.8％）（120m）（200m）

作業道改良舗装 564m 35.3％ 290m 274m

1,600ｍ

(4) 県有林主伐・Ｈ28～32 新植(再造林)15.0ha 5.22ha 34.8％ 2.40ha 2.82ha

再造林一貫作業下刈 30.0ha 0.00ha 0.0％ 0.00ha 0.00ha

実施事業

※材積は立木材積

※( )は他事業分を含めた実績

-117-

⑯県営林経営事業（国庫，県単）

（連年）

１目的

県営林において，森林の有する多面的機能の高度発揮及び森林経営を推進する上で必要な森林整備を計画的・継続

的に実施する。

２内容 (事業主体：県)




造林事業伐採(搬出間伐) 49.6ha 50,609 50,609 51,667 98.0

保育(下刈り,除伐等) 8.2ha

搬出路開設等 7,600m

計 50,609 50,609 51,667 98.0

３全体事業計画と実績


期間事業量(A) 事業量(B) (B)/(A) 28年度 29年度（見込）

造林事業Ｈ28～32 造林(新植･復旧造林) 33.0ha 1.02ha 3.1％ 0.00ha 1.02ha

( 2.12ha) ( 6.4％) ( 1.10ha)

搬出間伐 397.0ha 80.49ha 20.3％ 54.86ha 25.63ha

下刈 75.0ha 0.00ha 0.0％ 0.00ha 0.00ha

除伐つる切 12.0ha 3.17ha 26.4％ 0.61ha 2.56ha

除伐 6.0ha 0.00ha 0.0％ 0.00ha 0.00ha

保育間伐 220.0ha 21.57ha 9.8％ 19.45ha 2.12ha

（28.78ha）（13.1％）（23.58ha）（5.20ha）

搬出路開設 12,500m － 6,530m 5,970m

森林作業道開設 200m －－ 200m

※（）は他事業分を含めた実績

-118-

⑰森林整備公社運営指導事業（県単）


１目的

分収方式による森林資源の造成及び整備を行う公益社団法人鹿児島県森林整備公社の円滑な運営を図るため，その運

営に必要な資金の貸付けや利子補助を行う。

２内容

（１）事業資金の貸付

予算額（県貸付金）事業区分総事業費



(１) 鹿児島 415,354 415,354 437,498 94.9

(２) 屋久島 159,321 159,321 158,200 100.7

計 574,675 574,675 595,698 96.5

（２）事業資金に対する利子補助

予算額（県利子補助）事業区分総事業費



(１) 鹿児島 50,331 50,331 51,620 97.5

(２) 屋久島 12,503 12,503 12,678 98.6

計 62,834 62,834 64,298 97.7

（３）損失補償契約（日本政策金融公庫：利用間伐推進資金借入分）

限度額事業区分限度額



（１）鹿児島 454,463 454,463 438,192 103.7

（２）屋久島 52,217 52,217 49,047 106.5

計 506,680 506,680 487,239 104.0

※限度額は，上記金額に「及び損失確定日以降の未補償額に対し，損失補償契約に定める利子」を加えた額

-119-

３貸付金等実績

29年度末借入額 (見込) 29年度末残高(見込) 年度別借入額事業区分

期間金額（A）金額（B） (B)/(A) 27年度 28年度 29年度

（見込）

年度千円千円％千円千円千円

(１) 県貸付金 S.36～60 22,582,541 20,620,784 91.3 412,359 450,280 595,698

H.元～

ア鹿児島 S.42～60 16,306,201 15,017,917 92.1 289,618 338,937 437,498

H.元～

イ屋久島 S.36～60 6,276,340 5,602,867 89.3 122,741 111,343 158,200

H.元～

(２) 日本政策金融 S.37～ 20,635,044 8,867,068 43.0 395,557 332,114 344,484

公庫借入金

ア鹿児島 S.42～ 17,854,990 7,650,628 42.8 333,713 291,700 309,807

イ屋久島 S.37～ 2,780,054 1,216,440 43.8 61,844 40,414 34,677

(３) 市中銀行 S.61～H.元 4,087,852 365,616 8.9 －－－

借入金 H.10,H16～H18

ア鹿児島 S.61～H.元 2,593,568 158,880 6.1 －－－

H.16～H.18

イ屋久島 S.61～H.元 1,494,284 206,736 13.8 －－－

H.10,H16～H18

(４) 屋久島町 S.36～61 27,000 10,000 37.0 －－－

借入金

ア屋久島 S.36～61 27,000 10,000 37.0 －－－

(５) 共用林組合 S.36～61 94,620 0 －－－－

借入金

ア屋久島 S.36～61 94,620 0 －－－－

合計 47,427,057 29,863,468 63.0 807,916 782,394 940,182

ア鹿児島 36,754,759 22,827,425 62.1 623,331 630,637 747,305

イ屋久島 10,672,298 7,036,043 65.9 184,585 151,757 192,877

-120-

５自然保護課

自然保護課の施策体系

森林の整備・保全安心・安全な県土づくり森林の保護・保全対策の推進

の推進の推進（野生生物係）

-121-

①狩猟対策事業

ア狩猟適正化対策事業（県単）


１目的

狩猟者の資質の向上を図るとともに，狩猟規制区域の指定，狩猟鳥獣の増殖，狩猟取締りの徹底及び狩猟事故・違反

の防止を図る。

２内容


(1) 休猟区指定・解除県休猟区の指定又は解除県10／10

(2) 特定猟具使用禁止区域〃特定猟具使用禁止区域の指定又は整備〃

指定・整備

(3) 捕獲禁止区域の指定〃捕獲禁止区域の指定〃

(4) 狩猟免許試験〃狩猟免許試験の実施〃

（本庁，地域振興局・支庁）

(5) 狩猟免許更新〃狩猟免許更新に係る適性検査及び講習の実施〃

（本庁・地域振興局・支庁）

(6) 狩猟免状交付〃狩猟免状の交付〃

(7) 狩猟者登録〃狩猟者登録の実施〃

(8) 有益鳥獣の増殖〃キジの放鳥（90日令，120日令）〃

(9) 狩猟取締り〃狩猟取締指導等〃

-122-

３事業計画




(1) 休猟区指定・解除整備 1,746 ha 207 207 202 102.5

(2) 特定猟具使用禁止区域指定 358 ha 275 275 889 30.9

指定・整備

整備 1,711 ha

(3) 捕獲禁止区域の更新 0 箇所 0 0 0 -

(4) 狩猟免許試験 400 人 3,031 3,031 3,142 96.5

(5) 狩猟免許更新 2,500 人 6,350 6,350 3,521 180.3

(6) 狩猟免状交付 2,900 人 15 15 15 100.0

(7) 狩猟者登録 4,500 人 3,301 3,301 3,130 105.5

(8) 有益鳥獣の増殖 1,100 羽 6,803 6,803 8,090 84.1

（キジの放鳥）

(9) 狩猟取締り 12回， 96人 414 414 2,328 17.8

計 20,396 20,396 21,317 95.7



期間事業量 (A) 事業量 (B) (B)/(A) 2 7年度 2 8年度 2 9年度

年度 ha ha ％ ha ha ha

(1) 休猟区指定平成29～33 4,640 1,746 37.6 －－ 1,746

羽羽％羽羽羽

(2) キジの放鳥平成29～33 7,500 1,330 17.7 －－ 1,330

（注）第12次鳥獣保護管理事業計画（平成29～33年度）による。

-123-

イ有害鳥獣総合対策事業（県単）


１目的

農林業被害発生に対する有害鳥獣捕獲のための許可の一部（法第９条第１項）及びヤマドリの販売許可（法第24条第

１項）等の事務を市町村に移譲して迅速な捕獲と住民の利便性を図る。

２内容

事業区分事業主体事務の内容基準単価備考

有害鳥獣捕獲許可市町村 ①有害鳥獣捕獲許可に係 ① 3,694円／件事務の権限委譲

る事務は平成13年度～

②ヤマドリの販売許可に ② 6,842円／件

係る事務

③店舗等への立ち入り ③ 6,660円／件

３事業計画




有害鳥獣捕獲許可権限移譲交付金 8,740 8,740 8,353 104.6 事務処理件数

2,134件

計 8,740 8,740 8,353 104.6



期間事業量（A）事業量（B） (B)/(A) 2 7年度 2 8年度 2 9年度

年度％

有害鳥獣捕獲許可平成14～ ― 27,536件 ― 1,834件 2,040件 2,134件

-124-

②特定鳥獣総合管理対策推進事業（国庫）

（新規平成30年度～）

１目的

鳥獣による農林業，生活環境及び自然生態系への影響が深刻であることから，特定鳥獣（ニホンジカ・イノシシ）の

科学的，順応的な鳥獣個体群管理を行い，農林業の健全な発展，生活環境の保全及び自然生態系の維持を図る。

２内容


(1) 特定鳥獣管理対策推進事業県・特定鳥獣保護管理検討委員会の開催県10／10

(2) 指定管理鳥獣捕獲等事業県 ①実施計画策定等事業定額

・指定管理鳥獣の生息状況調査や事業効果の

評価調査

②指定管理鳥獣捕獲等事業県5／10

・ニホンジカ，イノシシの捕獲

③効果的捕獲促進事業

・効果的な捕獲手法の取組定額

④認定鳥獣捕獲等事業者等の育成

・捕獲従事者等に対する安全管理等の講習会定額

３事業計画



千円千円千円

％

(1) 特定鳥獣管理対策推進事業・検討委員会２回 264 264 皆増

(2) 指定管理鳥獣捕獲等事業・生息状況調査 45,500 45,500 皆増

・事業評価調査

・ﾆﾎﾝｼﾞｶ･ｲﾉｼｼの

捕獲など

計 45,764 45,764 皆増

-125-

（参考）鳥獣保護区指定管理

普及啓発

鳥獣保護対策生息調査

鳥獣保護管理員の配置

鳥獣保護対策事業（県単）

（継続昭和39年度）

１目的

近年の鳥獣保護に対する国民の関心の高まりに伴い，積極的に野生鳥獣の保護増進を図るため，鳥獣保護区の指定管

理，生息調査等を実施し，併せて鳥獣保護思想を更に普及啓発するための諸活動を行う。

２内容


(1) 鳥獣保護区の指定管理県鳥獣保護区の指定又は更新県10／10

(2) 鳥獣保護思想の普及啓発〃愛鳥週間作品コンクールの実施，愛鳥モデル校の〃

指定，傷病鳥獣の保護

(3) 各種会議〃鳥獣保護推進のための各種会議〃

(4) 鳥獣生息調査〃ガン・カモ類一斉調査，キジ・ヤマドリ調査〃

(5) 鳥獣保護管理員設置〃鳥獣保護区等の管理，取締り，普及啓発〃

-126-

３事業計画




(1) 鳥獣保護区の指定管理指定 0箇所 331 331 441 75.1

更新 8箇所

(2) 鳥獣保護思想の普及啓発愛鳥週間作品コン 1,401 1,401 1,381 101.4

クール１回

(3) 各種会議 90 90 156 57.7

(4) 鳥獣生息調査ガン・カモ類調査 69 69 72 95.8

１回

キジ・ヤマドリ調

査１回

(5) 鳥獣保護管理員設置 102人 8,363 8,363 8,400 99.6

計 10,254 10,254 10,450 98.1



期間事業量 (A) 事業量 (B) (B)/(A) 27年度 28年度 29年度

年度箇所箇所％箇所箇所箇所

鳥獣保護区の指定等平成29～33 59 13 22.0 －－ 13

ha ha ％ ha ha ha

17,700 6,462 36.5 －－ 6,462

（注）第12次鳥獣保護管理事業計画（平成29～33年度）による。なお，特別保護地区の箇所数，面積は含まない。

-127-

６地球温暖化対策課

地球温暖化対策課の施策体系

森林による二酸化炭素吸企業等による森林整備の促進

収源対策の推進（森林吸収源対策係）

CO２吸収量等認証制度の推進

（森林吸収源対策係）

森林の整備・保全

の推進

森林を守り育てる意識の醸成


県民参加の森林づくり

の推進

多様な主体による森林整備の推進


-128-

①かごしまエコファンド推進事業（県単）

（継続平成２３年度～）

１目的

事業者，県民などの自発的な温室効果ガスの排出削減を促進するため，県内において事業活動や社会活動により発生

する温室効果ガスのうち，自ら削減できない排出量について，森林整備によるC02吸収量により埋め合わせを行う取組を

促進する。

また，森林整備によるC02吸収量等を県が認証することにより，企業や団体等における地球温暖化対策の取組を促進す

る。

２内容


森林整備を行うことにより得られるＣＯ２

(1)「かごしまエコファンド」県吸収量の価値（クレジット）を認証し，そ県10/10 －

の推進れを県内外の事業者等にＣＯ２排出量の埋め

合わせとして販売する「かごしまエコファ

ンド」を運営する。

森林整備による二酸化炭素吸収量及び木

(2) 二酸化炭素削減・吸収量県質バイオマス利用による排出削減量の認証県10/10 －

の認証を行う。

３事業計画



「かごしまエコファン千円千円％

(1)「かごしまエコファンド」ド」の運営，制度の普及 1,926 1,926 2,699 71.4

の推進・啓発

(2) 二酸化炭素削減・吸収量二酸化炭素吸収量及び排 741 741 754 98.3

の認証出削減量の認証

計－ 2,667 2,667 3,453 77.2



期間事業量(Ａ) 事業量(Ｂ) Ｂ／Ａ 27年度 28年度 29年度

％ t-CO2 t-CO2 t-CO2

(1)「かごしまエコファンド」 H23～－認証 6,921t-CO2 － 452 176 1,606

の推進

(2) 二酸化炭素削減・吸収量 H22～－認証 57件－ 8件 9件 15件

の認証

-129-

②森林にまなびふれあう推進事業（県単・一部国庫）

もり

（継続平成２７年度～）

ア森林とのふれあい推進事業もり

１目的

森林にふれあう機会や森林整備を体験する機会を創出するとともに，県民自らが企画・実施するふれあい活動を支援

することにより，森林・林業に対する理解を深め，県民参加による森林づくりを推進する。

２内容


(1)森林とのふれあいの推進県・「みどりの感謝祭」の開催県10/10 －

・「九州森林の日」の活動 (一部国1/2)

(2)森林・林業のふれあい活自治会，ＮＰＯ・森林・林業に関するふれあい活動及び体県10/10 公募の上，事

動の推進（森林の体験活動法人，森林ボラ験・実践活動に要する経費の助成 (一部国1/2) 業選定委員会

支援事業；補助）ンティア団体等で審査・決定

(3)森林づくり活動の広報県・森林づくり活動に関する情報の収集・提県10/10 －

供

３事業計画



千円千円％

(1)森林とのふれあいの推進２回（春，秋） 3,360 3,360 3,360 100.0

(2)森林・林業のふれあい活動４６件 15,200 15,200 15,200 100.0

の推進（森林の体験活動支援

事業）

(3)森林づくり活動の広報普及啓発ポスターの作 916 916 916 100.0

成等

計－ 19,476 19,476 19,476 100.0




％

(1)森林とのふれあいの推進 H27～H31 －－－ 2回 2回 2回

(2)森林の体験活動支援 H27～H31 －助成 109件－ 37件 37件 35件

(3)森林づくり活動の広報 H27～H31 －－－ 1,300部 1,200部 10,000部

(ポスター) (ポスター) (リーフレット)

-130-

イ未来につなぐ森林環境教育推進事業

１目的

次代を担う子供たちを対象に，森林・林業について学び体験する機会を創出することにより，小中学校等における継

続的な森林環境教育を推進し，将来にわたって森林をまもりそだてる意識を醸成するとともに，森林・林業の社会的役

割や意義について理解を深める。

２内容


(1)森林環境教育の実施県・学校環境緑化等活動コンクールの実施県10/10 －

(一部国1/2)

(2)緑の少年団の活動推進県・緑の少年団活動発表大会の開催県10/10 －

(一部国1/2)

３事業計画



千円千円％

(1)森林環境教育の実施コンクール：１回 240 240 240 100.0

（２部門）

(2)緑の少年団の活動推進１回 750 750 750 100.0

(3)森林環境教育指導者養成－ 0 0 786 皆減

研修の実施

計－ 990 990 1,776 55.8

※(3)森林環境教育指導者養成研修については，30年度は森林技術総合センターで実施




％

(1)森林環境教育の実施 H27～H31 －ｺﾝｸｰﾙ参加校 70校－ 23校 24校 23校

(2)緑の少年団の活動推進 H27～H31 －発表会参加団 23団－ 12団 11団 0団※

(3)森林環境教育指導者養成 H27～H29 －研修 7回－ 3回 2回 2回

研修の実施

※台風の影響により，29年度の発表会は中止

-131-

７森林技術総合センター

森林技術総合センターの事業推進体系

技術の開発と普及

持続的な森林経営を多様な人工林育成技省力・低コストな再造林技術支える技術開発術の確立の確立

目標林型に対応した施業技術の確立

林木育種技術の確立スギの品種特性解明成長・材質・各種抵抗性などに優れた推奨品種の開発優良苗木の生産・増殖技術の確立

亜熱帯林の育成技術自然環境との調和を考慮したの確立天然生広葉樹林管理技術の確

立

新たな技術開発林産資源の利用を促新たな森林管理シス現場条件に対応した木材生産の推進進する技術開発テムの開発システムの確立

IT技術を活用した施業の計画・管理の効率化

特用林産物の生産技地域特性を生かした商品価値術の確立の高い特用林産物生産技術の

確立

木材及び木質資源の木質バイオマス資源等の有効利用促進技術の確立利用促進技術の開発

木材材質劣化防止技術の確立

亜熱帯林の利用技術奄美の森林資源の循環的利用の確立技術の確立

安心快適な緑環境を森林病虫獣害の防除森林病虫害における生態解明保全する技術開発技術の確立と防除技術の確立

野生鳥獣害発生要因の解明と防除技術の確立

森林生態系保全管理希少木本植物の増殖・保全技術の確立

森林環境に配慮した治山・林道工法の開発

災害に強い森林造成海岸防災林等の造成技術の確技術の確立立

森林機能の保全技術に関する調査研究

林業普及指導の迅速・的確な技術指導及び試験研究成果の普及・定着促進充実

森林・林業を支える人材の育成

森林環境教育の推進

-132-

①試験研究事業（国庫・県単）

（継続連年）

１目的

森林の健全な育成や林業振興の基盤となる技術を開発するため，「持続的な森林経営を支える技術開発」，「林産資源

の利用を促進する技術開発」及び「安心快適な緑環境を保全する技術開発」の３つの研究推進方向を柱とした各種の試

験研究を実施する。

２内容


（１）県単試験事業県 30年度試験研究課題一覧表（参考２）のとおり県 10／10

（２）国庫補助試験事業県〃国 5／10

県 5／10

（３）国庫等委託試験事業県〃国等10／10

３事業計画



課題数千円千円千円％

（１）県単試験事業 7 3,152 3,152 3,328 94.7

（２）国庫補助試験事業 2 1,392 1,392 2,150 64.7

（３）国庫等委託試験事業 2 3,860 3,860 3,860 100.0

計 11 8,404 8,404 9,338 90.0

-133-

②運営管理事業（県単）

（継続連年）

１目的

森林技術総合センターの運営管理及び試験研究関連情報活動等を行う。

２内容


（１）本場運営管理県本場の運営・管理県10／10

（２）研究生養成県林業後継者の育成〃

（３）本場樹木園等管理県本場内樹木園・見本園等の維持管理〃

（４）情報活動県研究発表会，研究報告書，林試協等技術情〃

報の収集提供〃

（５）本場試験林管理県本場試験林の管理〃

（６）奄美施設管理県奄美施設及び樹木園・試験林の管理〃

３事業計画




（１）本場運営管理 7,092 7,092 7,195 98.6

（２）研究生養成若干名・１年間 4 4 4 100.0

（３）本場樹木園管理除草3.44ha 1,763 1,763 1,763 100.0

生垣刈込1,300m

剪定整枝4,000本

施肥2.2ha

（４）情報活動研究発表会，研究報告等 539 539 552 97.6

（５）本場試験林管理支障木整理等0.2ha 331 331 332 99.7

（６）奄美施設管理 930 930 930 100.0

計 10,659 10,659 10,776 98.9

-134-

③施設整備事業（県単）

（継続昭和４６年度～）

１目的

森林・林業に対する多様な要請に対応した試験研究の高度化や情報活動の効率化などを図るため,機器等の整備を行

う。

２内容


（１）森林技術総合センター県森林技術総合センターの県10／10

機器整備事業試験研究用機器の整備

（２）森林技術総合センター県森林技術総合センターの県10／10

維持補修事業施設等の維持補修

３事業計画




(１)森林技術総合センター動力噴霧器 228 228 344 66.3

機器整備事業 PH・ECメーター

(２)森林技術総合センター 0 0 1,566 －

維持補修事業

計 228 228 1,910 11.9

-135-

④普及運営事業（国庫・一部県単）

（継続昭和２５年度～）

１目的

普及指導員が森林所有者の林業経営等を支援するため計画的に巡回活動を行うとともに，

必要な資機材の整備等を図る。

２内容


(1)巡回指導事業費県普及指導員が計画的に管内を巡回し，国定額

適切かつ効果的な普及活動を行う。

(2)地区運営費県普及指導員の活動を円滑に行うため，〃

必要な資機材の整備等を図る。

(3)普及情報活動促進費県各指導区における最新の話題や情報等〃

を関係機関に提供する。

(4)林業改良指導員資格県普及指導員資格の取得を促進する。県10/10

試験事業

３事業計画




(1)巡回指導事業費 7地区 2,215 2,215 2,239 98.9

(2)地区運営費〃 2,848 2,848 2,848 100.0

(3)普及情報活動促進費〃 301 301 301 100.0

(4)林業改良指導員資格試験事業〃 155 155 157 98.7

計 5,519 5,519 5,545 99.5


全体事業計画 29年度末累計年度別実績

事業区分期間事業量（Ａ）事業量(B） B／A 27年度 28年度 29年度

千円千円千円

普及運営事業連年－－－ 5,618 5,592 5,545

-136-

⑤普及職員研修事業（国庫・一部県単）

（継続昭和２６年度～）

１目的

普及指導員の資質と指導能力の向上を図るため，国主催の中央研修や各種シンポジウムへの派遣及び

県主催の専門研修や新任者研修等を開催する。

２内容

区分研修項目研修期間研修場所研修対象者負担区分

林指中央研修 5日間森林技術総合研修所 1人国定額

業導全国シンポジウム 2日間東京都 1人〃

専員林業機械化シンポジウム 2日間〃 1人〃

門研ブロックシンポジウム 2日間熊本県 1人〃

普修

及

林指全国シンポジウム 2日間東京都 1人国定額

業導専門研修各2日間森の研修館かごしま林業普及指導員県10/10

普員林業普及活動推進発表大会 1日間鹿児島市林業普及指導員全員〃

及研

修

３事業計画

予算額事業区分総事業費



(1)林業専門普及指導員研修 236 236 236 100.0

(2)林業普及指導員研修 374 374 416 89.9

計 610 610 652 93.6


全体事業計画 29年度末累計年度別実績事業区分

期間事業費（Ａ）事業費(B) Ｂ／Ａ 27年度 28年度 29年度

千円千円千円

普及職員研修事業連年 ― ― ― 671 655 652

-137-

⑥巡回指導施設整備事業（県単）

（継続平成元年度～）

１目的

普及指導員が，効率的に普及指導活動を行うため，巡回用自動車（公用車）の整備を図る。

２内容


巡回指導施設整備事業県車体検査，修理，保険料，重量税等維県10／10

持管理に要する経費

３事業計画




巡回指導施設整備事業車検料 1,020 1,020 2,307 44.2

修繕料

保険料

重量税


年度事業量年度別実績（公用車購入）

１０１林業振興課

１１－（維持管理費のみ）

１２１出水

１３２加世田，指宿

１４－（維持管理費のみ）

１５１鹿屋

１６－（維持管理費のみ）

１７２川薩，加治木

１８－（維持管理費のみ）

１９－（維持管理費のみ）

２０－（維持管理費のみ）

２１－（維持管理費のみ）

２２－（維持管理費のみ）

２３－（維持管理費のみ）

２４－（維持管理費のみ）

２５－（維持管理費のみ）

２６－（維持管理費のみ）

２７１大島

２８－（維持管理費のみ）

２９１大隅

-138-

⑦普及活動高度化特別対策事業（県単・一部国庫）

（継続平成元年度～）

１目的

普及指導員の資質向上を図るため，国主催の研修や先進林業地での研修を実施する。

２内容


普及指導資質向上事業県森林技術総合研修所での研修受講国定額

先進林業地での技術修得研修の実施県10/10

３事業計画




普及指導資質向上事業 3人 216 216 331 65.3




普及指導資質向上事業 H 3～ - - - 5人 5人 5人

-139-

⑧林業後継者育成対策事業（県単・一部国庫）

（継続昭和３９年度～）

１目的

農山村の若い林業従事者等を対象に育成研修を行うとともに，指導林家・指導林業士・青年林業士等の活動を支援

する。

２内容


県 (1)スペシャリスト養成講座２回県 10/10

林業後継者育成対策事業 (2)地域リーダーの認定 (一部国1/2)

(3)情報ネットワークの活動１地域

３事業計画




林業後継者育成対策事業 - 365 365 406 89.9

.




スペシャリスト養成講座Ｓ53～ - - - ％ 9人 6人 8人

（Ｈ19までは林業教室）

（現任者）

指導林家の認定 - 指導林家:

- 57 1人 0人 2人

指導林業士の認定 - 指導林業士:

- 90 3人 3人 6人

青年林業士の認定青年林業士:

128 11人 8人 7人

林研グループ活動促進グループ:

49

-140-

⑨森林にまなびふれあう推進事業（県単・一部国庫）

もり

○ 未来につなぐ森林環境教育推進事業（継続平成２７年度～）

１目的

森林・林業に対する理解を深めるとともに，将来の担い手の育成を図るため，小・中学校の森林・林業教育の支援

を行う。

２内容


森林環境教育の実施県森林教室及び植栽等体験活動県10／10

森林環境教育指導者養成研修 (一部国1/2)

３事業計画




森林環境教育の実施 17校 6,459 6,459 6,262 103.1




％

森林環境教育の実施 H27～H31 85校 51 校 60 17校 17校 17校

-141-

⑩フォレスター育成対策事業（県単）

（新規平成２８年度～）

１目的

森林・林業に関する専門知識・技術を有する人材をフォレスターとして育成し，市町村が行う森林整

備計画の策定や林業事業体が行う森林経営計画の策定等を支援する。

２内容


フォレスターの育成県国主催の中央研修やブロック研修の受講県10/10

３事業計画



人千円千円千円％

フォレスターの育成 5 583 583 585 99.7




フォレスターの育成 H23～－ 56人－ 9人５人 5人

※年度別実績（27年度）は，旧対策（日本型フォレスター活動・育成支援事業）による実績

-142-

（参考１）研究課題の決定及び研究成果の普及定着体系図

【実用化研究分野】【基礎・応用研究分野】

県民のニーズ・行政施策広域かつ高度な政策ニーズ連携大学

・地球温暖化対策国法研究所

・森林吸収源対策 etc 他研究機関

研究成果の公表

○ 研究発表会

○ 研究報告発行

試験研究計画協議研究実施計画の研究の推進 ○ 林業技術研究成果集発行

会作成 ○ 普及マニュアル発行

(研究課題の設定) ○ 森林学会等での発表

○ 林業技術者研修会での発表

○ 林業かごしま・他印刷物・

ＨＰ等による情報提供

○ 林業研究開発推進

九州ブロック会議

○ 九州地区林業試験行政機関

研究機関協議会

○ 行政機関, 現場他の関係研究機関技術普及

○ 林野庁（補助事業）

○ 国立研究開発法人

森林総研（公募事業）

外部評価委員会

外部評価委員会

-143-

（参考２）平成３０年度試験研究課題一覧表

研究課題予算額研究期間

Ⅰ. 県単試験事業千円

１既設試験地調査２８０９～連年

２森林病虫害等の防除に関する研究６８５９～連年

３奄美の既設試験地調査１３２Ｓ５５～連年

４再造林推進に向けた下刈りの時期分散及び回数削減に関する５４１２８～３２

研究

５スギコンテナ苗量産技術の開発４４０２９～３１

６止まりタケノコの商品化技術の開発４７４２９～３１

７第二世代抵抗性マツ苗生産技術の開発６００３０～３２

Ⅱ.林業普及情報活動システム化事業

１ヒサカキの優良個体選抜に関する研究６５２２８～３０

Ⅲ.奄美群島森林資源活用調査事業

１奄美地域における亜熱帯林の循環利用に関する研究７４０２６～３０

Ⅳ.受託事業

１森林病虫獣害防除薬剤委託事業８６０１６～連年

Ⅴ.公募型試験研究事業

１優良特性を有した林業用種苗の集約的生産技術の開発３，０００３０～３２

合計８，４０４

（参考３）平成３０年度行政委託研究・調査

調査等課題委託先委託期間

１薬剤防除自然環境等影響調査森づくり推進課連年

２マツノマダラカミキリ発生予察調査森づくり推進課連年

３鳥獣捕獲実施状況調査自然保護課連年

（参考４）附属試験地（所管林）等

82.77ha（行政財産66.57ha, 普通財産16.20ha）

（参考５）研究生の状況

昭和５年度から平成２４年度までの修得者数５２１人

平成２５年度からは実績なし

-144-

実施場所試験研究内容

１県域今後の森林育成に係わる基礎データの集積

２〃一般県民，農林家から依頼された林木・庭木の病虫害診断及び森林病虫害等の効果的な防除法確立の

ための生態調査，被害状況調査等

３奄美地域奄美地域の既設試験地の調査による森林育成技術等の開発

４県域再造林の推進及び再造林地の初期保育の実行確保のための，下刈りの時期分散及び回数削減の適用可

能性の検討

５〃スギの特定母樹指定品種や花粉症対策品種を対象として，小型さし穂を用いたコンテナ苗を量産す

る技術の開発

６〃止まりタケノコの発生メカニズムを明らかにし，早掘りタケノコとして採取する方法を確立すること

で，収量増・収益増を図る

７〃マツ材線虫病への抵抗性がより強い第二世代抵抗性マツのさし木コンテナ苗を生産する技術の開発

１県域関東市場向けヒサカキの優良個体の選抜と，県外産ヒサカキの生育状況及び栽培技術に関する調査

１奄美大島早期広葉樹林化への誘導技術に関する研究

１県域登録予定薬剤の薬効・薬害・残効性等試験

１県域優良特性を有した林業用種苗を対象に，新たな発根技術や原種増殖技術等を開発し，植物工場的育苗

システムを構築する

実施場所試験研究内容

１県域森林病害虫等防除法に基づく薬剤防除の実施に伴う自然環境等影響調査

２〃マツノマダラカミキリの発生消長調査

３〃シカの年齢構成及びメスジカの妊娠率等調査

-145-

第４参考

前年度比（Ａ）の

（Ａ）／（Ｂ）構成比

百万円百万円％％

148,419 143,803 103.2 18.3

59,804 57,918 103.3 7.4

28,906 28,564 101.2 3.6

695 571 121.7 0.1

262,961 267,722 98.2 32.4

632 659 95.9 0.1

5,602 4,645 120.6 0.7

11,777 12,000 98.1 1.5

147,415 152,931 96.4 18.2

2,396 2,319 103.3 0.3

12 12 97.1 0.0

27,357 22,450 121.9 3.4

2,000 2,000 100.0 0.2

10,693 11,091 96.4 1.3

102,093 103,283 98.8 12.6

810,762 809,969 100.1 100.0

※単位未満を四捨五入しているため，合計と内訳は一致しない場合がある。

②　歳　出

(ア) 目的別




1,341 1,376 97.5 0.2

45,177 40,595 111.3 5.6

107,606 108,767 98.9 13.3

55,824 56,747 98.4 6.9

2,048 2,054 99.7 0.3

72,498 70,881 102.3 8.9

9,425 11,734 80.3 1.2

89,951 91,180 98.7 11.1

36,547 38,552 94.8 4.5

185,902 184,635 100.7 22.9

13,171 13,061 100.8 1.6

129,847 130,630 99.4 16.0

61,225 59,558 102.8 7.6

200 200 100.0 0.0

810,762 809,969 100.1 100.0※単位未満を四捨五入しているため，合計と内訳は一致しない場合がある。

諸支出金

予備費

合計

繰越金

諸収入

総務費

民生費

衛生費

労働費

土木費

警察費

教育費

災害復旧費

公債費

地方譲与税

農林水産業費

商工費

合計

議会費

区分

繰入金

1　鹿児島県予算の概要

（１）一般会計予算

①　歳　入

区分

県税

３０年度当初２９年度当初

３０年度当初

予算額（Ａ）

国庫支出金

財産収入

２９年度当初

予算額（Ｂ）

地方交付税

交通安全対策特別交付金

分担金及び負担金

地方特例交付金

県債

使用料及び手数料

寄附金

地方消費税清算金

予算額（Ｂ）予算額（Ａ）

-146-

(イ) 性質別




231,215 229,383 100.8 28.5

26,485 27,817 95.2 3.3

4,357 4,452 97.9 0.5

125,331 124,367 100.8 15.5

117,328 114,949 102.1 14.5

153,631 154,533 99.4 18.9

12,903 12,870 100.3 1.6

0.0 0.0

129,377 130,161 99.4 16.0

5,564 6,115 91.0 0.7

124 124 99.8 0.0

3,595 3,616 99.4 0.4

653 1,382 47.2 0.1

200 200 100.0 0.0

810,762 809,969 100.1 100.0

※単位未満を四捨五入しているため，合計と内訳は一致しない場合がある。

③　歳出内訳（環境林務部関係）

前年度比

（Ａ）／（Ｂ）

千円千円％

6,706,629 6,055,466 110.8

環境衛生費 6,706,629 6,055,466 110.8

13,242,004 13,372,338 99.0

林業費 13,242,004 13,372,338 99.0

1,294,433 1,428,272 90.6

治山施設災害復旧費 400,000 400,000 100.0

林道災害復旧費 894,433 1,028,272 87.0

21,243,066 20,856,076 101.9

農林水産業費

合計

災害復旧費

合計

区分

衛生費

２９年度当初

予算額（Ａ）予算額（Ｂ）

３０年度当初

人件費

繰出金

予備費

維持補修費

扶助費

公債費

積立金

出資金

貸付金

補助費等

普通建設事業費

災害復旧事業費

失業対策事業費

物件費

区分３０年度当初２９年度当初


-147-

前年度比

（Ａ）／（Ｂ）

千円千円％

101,501 101,757 99.7

101,501 101,757 99.7

　①　一般会計予算

前年度比

（Ａ）／（Ｂ）

千円千円％

林業総務費 1,329,719 1,317,937 100.9

林業振興指導費 1,043,590 1,073,172 97.2

計 2,373,309 2,391,109 99.3

林業総務費 34,211 46,469 73.6

林業振興指導費 203,934 252,752 80.7

造林費 1,662,538 1,652,126 100.6

森林計画費 53,454 24,095 221.8

計 1,954,137 1,975,442 98.9

林業振興指導費 733,726 763,532 96.1

林業構造改善費 39,553 50,457 78.4

林道費 2,623,340 2,641,684 99.3

林道災害復旧費 894,433 1,028,272 87.0

計 4,291,052 4,483,945 95.7

林業総務費 729,284 748,925 97.4

林業振興指導費 71,896 60,823 118.2

森林病害虫防除費 132,213 163,072 81.1

造林費 1,189 1,372 86.7

県営林費 88,890 90,546 98.2

治山費 4,365,038 4,345,482 100.5

治山施設災害復旧費 400,000 400,000 100.0

計 5,788,510 5,810,220 99.6

狩猟費 74,900 80,417 93.1

計 74,900 80,417 93.1

環境保全対策費 21,428 32,461 66.0

林業総務費 20,466 21,252 96.3

計 41,894 53,713 78.0

林業総務費 14,772 16,201 91.2

森林技術総合センター費 19,291 22,024 87.6

計 34,063 38,225 89.1

14,557,865 14,833,071 98.1

　②　特別会計予算

前年度比

（Ａ）／（Ｂ）

千円千円％林業・木材産業改善資金

貸付勘定 100,000 100,000 100.0業務勘定 1,501 1,757 85.4

101,501 101,757 99.7

会計名

環境林務課

森林経営課

合　　　　　　　　　　　　計

課　　　名目　　　　　名

課　　　名目　　　　　名

林業・木材産業改善資金貸付事業

合　　　　　　　　　　計

森づくり推進課

自然保護課

地球温暖化対策課

森林技術総合センター

環境林務課

かごしま材振興課

（２）特別会計予算

（３）課別予算費目別予算(林業関係）

３０年度当初

予算額（Ａ）

２９年度当初

予算額（Ｂ）

３０年度当初２９年度当初


予算額（Ａ）

合　　　　　　　　　　　　計

２９年度当初

予算額（Ｂ）

３０年度当初

-148-

２林務関係の行政組織 ★:ﾀﾞｲﾔﾙｲﾝ

（１）環境林務部（林務関係）事務分掌内線ﾀﾞｲﾔﾙｲﾝNTT局番 099-286ｰ××××

★3327総務係 …庶務全般，職員人事，財産管理

3328

★3330 部内の予算・決算事務，財政資料作成，財務の経理係 …

3331 調整審査

★3332 林業振興の企画，開発計画及び重点施策の総合調整，環境林務課企画調整係 …

3333 森林審議会,森林環境税事業の総括,部内の公共事業調整

FAX 286-5607 ★3334森林組合係 …森林組合の検査・指導・監督，林業金融

3335

森林土木事業の設計積算及び積算システム，建設副産技術管理係 3341 …

物，森林情報システム

工事監査 ★3340 …森林土木工事の監査・検査及び造林事業の監査

★3357 庶務一般，予算・決算事務，担い手育成係 …

3358 担い手育成対策

★3364森林経営課特用林産係 …特用林産物の生産流通対策

3365

FAX 286-5609 ★3371森林計画係 …地域森林計画の編成及び実行照査

3372

★3360計画指導係 …森林施業の集約化促進対策，伐採・更新指導

3361

★3407環境林務部森林育成係 …造林事業，万之瀬川水源基金

3408

電話（代表）森林技術総合センター TEL0995-52-0074 FAX0995-52-0078

099-286-2111（庶務部，森林環境部，資源活用部，普及指導部）

★3362 庶務一般，予算・決算事務，かごしま材の加工流通木材加工流通係 …

3363 対策，木質バイオマスの利用促進

★3366木材利用推進係 …かごしま材の利用促進対策

かごしま材 3367

振興課 ★3403木材生産係 …木材の低コスト生産・安定供給対策

FAX286-5638 3404

★3368路網整備係 …林道事業及び林道施設災害復旧

3369

★3385 庶務一般，予算・決算事務緑化保護係 …

3386 森林づくり活動支援，森林の保護

★3388治山係 …治山事業及び治山施設災害復旧

3389

★3390保安林係 …保安林，保安施設地区指定・解除，管理

森づくり 3391

推進課 ★3392林地利用指導係 …林野火災予防及び林地開発規制

FAX286-5611 3393

★3396県営林係 …県営林の経営及び管理，森林整備公社の運営指導

3397

★2616自然保護課野生生物係 …狩猟及び有害鳥獣の防除

2618

地球温暖化森林吸収源 ★2546 かごしまエコファンド推進事業…

対策課対策係 2545 森林吸収量等の認証，森林とのふれあい活動支援

ＰＲ・観光戦略部かごしまＰＲ課 ★3048 3049 …県産品等のＰＲに関する業務

各地域振興局農林水産部林務水産課林務係…林務全般，普及

森林土木係…治山,林道事業及び保安林の整備･管理事業

各駐在 …… 普及

屋久島事務所農林普及課林務係…普及

熊毛支庁農林水産部林務水産課林務係…林務全般，普及

大島支庁農林水産部林務水産課森林土木係…治山,林道事業及び保安林の整備･管理事業

東京事務所行政第三課

-149-

（２）林野庁

（〒１００－８９５２）東京都千代田区霞ヶ関１の２の１

ＴＥＬ０３－３５０２－８１１１（代表）

長官

｜附林政審議会

次長属

機

林政課監査室関森林技術総合研修所林業機械化

企画課林野図書資料館センター

林政部経営課林業労働対策室

特用林産対策室

木材産業課木材製品技術室

木材利用課木材貿易対策室

独立行政法人

計画課施工企画調整室森林総合研究所

海外林業協力室

森林利用課山村振興・北海道支所

林緑化推進室東北支所

整備課造林間伐対策室関西支所

野森林整備部治山課山地災害対策室四国支所

水源地治山対策室九州支所

庁研究指導課技術開発推進室北海道育種場

森林保護対策室東北育種場

林木育種センター関西育種場

管理課福利厚生室九州育種場

国有林野部経営企画課国有林野総合利用推進室森林バイオ研究センター

国有林野生態系保全室森林農地整備センター

業務課国有林野管理室

北海道森林管理局旭川・北見・帯広・函館事務所

東北森林管理局青森事務所

関東森林管理局東京事務所

中部森林管理局名古屋事務所

近畿中国森林管理局

四国森林管理局

九州森林管理局総務企画部総務課

企画調整課

経理課

計画課

計画保全部保全課

治山課

屋久島森林生態系保全ｾﾝﾀｰ

西表森林生態系保全ｾﾝﾀｰ

森林整備課

森林整備部資源活用課

技術普及課

森林技術・支援ｾﾝﾀｰ

国有林野管理審議会

森林管理署支署

（平成３０年３月３１日現在）

-150-

３林務関係各種機関・団体

（１）県内林務関係団体

団体名所在地電話番号ＦＡＸ番号代表者の氏名

〒892-0816

（一財）鹿児島県林業会館鹿児島市山下町9-15 099-222-4276 099-222-4276 理事長柴立鉄彦

林業会館内

（公社）鹿児島県森林整備公社〃 099-224-1333 099-224-1335 理事長三反園訓

（公財）万之瀬川水源基金〃〃〃理事長大重健次

鹿児島県森林組合連合会〃 099-226-9471 099-223-5483 会長加治屋義人

鹿児島県林業改良普及協会〃 099-223-8550 同左会長加治屋義人

鹿児島県造林協会〃〃〃会長加治屋義人

鹿児島県林業経営者協会〃〃〃会長柴立鉄彦

鹿児島県林業研究グループ〃〃〃会長永岩和幸

連絡協議会

〒892-0835

（一社）鹿児島県治山林道協会鹿児島市城南町8-23 099-222-2829 099-227-2592 会長加治屋義人

〒892-0816

鹿児島県森林土木協会鹿児島市山下町9-15 099-223-9053 099-821-4717 会長林隆秀

林業会館内

鹿児島県山林種苗協同組合〃 099-222-2494 099-222-2430 理事長柴立鉄彦

（社）鹿児島県猟友会〃 099-222-9449 099-201-3994 会長松原一

（公財）かごしまみどりの基金〃 099-225-1426 099-225-1511 理事長三反園訓

国立研究開発法人森林研究・整備機構〃 099-223-2261 099-223-2262 所長梶大八

森林整備センター鹿児島水源林整備事務所

（公財）鹿児島県林業担い手育成基金〃 099-227-5541 099-225-1511 理事長小林洋子

〒899-5302

鹿児島県林業労働力姶良市蒲生町上久徳 0995-54-3131 0995-52-1022 所長川原啓一郎

確保支援センター 182-1

〒891-0115

（一社）鹿児島県林材協会連合会鹿児島市東開町3-2 099-267-5681 099-267-2407 会長柴立鉄彦

林業・木材製造業労働災害防止協会〃〃〃支部長柴立鉄彦

鹿児島県支部

鹿児島県木材利用推進運動協議会〃〃〃会長柴立鉄彦

〒892-0816

鹿児島県チップ協会鹿児島市山下町9-15 099-226-9471 099-223-5483 会長有馬純隆

県森林組合連合会内

〒891-0115

鹿児島県木材協同組合連合会鹿児島市東開町3-2 099-267-5681 099-267-2407 会長柴立鉄彦

鹿児島木材産業協同組合〃 4-17 099-268-3111 099-268-3113 理事長柴立鉄彦

-151-

団体名所在地電話番号ＦＡＸ番号代表者の氏名

〒891-0115

鹿児島県木材銘木市場協同組合鹿児島市東開町 3-35 099-268-5131 099-268-5210 理事長柴立鉄彦

鹿児島県木材商業協同組合〃 10-4 099-268-1366 099-267-6894 代表理事梶川幸夫

鹿児島県屋久杉事業協同組合〃 3-35 099-268-1722 同左理事長吉英昭

〒891-4311

屋久島屋久杉加工協同組合熊毛郡屋久島町安房 0997-46-3911 同左理事長川崎景年

160-1

〒899-0216

（一社）日本植木協会鹿児島県支部出水市大野原町1890 0996-62-0638 0996-62-6986 支部長西郷純一

〒890-0063

（一社）鹿児島県造園建設業協会鹿児島市鴨池2-30-8 099-251-0180 099-251-0206 会長井上恒治

県老人福祉会館内3F

〒899-5116

鹿児島県椎茸農業協同組合霧島市隼人町内 0995-42-5779 0995-42-5791 代表理事永岩和幸

1300-2

鹿児島県竹産業振興会連合会県森林経営課内 099-286-3364 099-286-5609 会長箕輪暉永

鹿児島県特用林産振興会〃〃〃会長永岩和幸

鹿児島県林業構造改善協議会県かごしま材振興課内 099-286-3362 099-286-5638 会長永野和行

鹿児島県木材利用推進協議会〃 099-286-3366 〃会長三反園訓

鹿児島県林業振興協議会県環境林務課内 099-286-3332 099-286-5607 会長加治屋義人

〒891-4205

屋久島レクレーションの森熊毛郡屋久島町 0997-42-3508 同左会長荒木耕治

保護管理協議会宮之浦1593

屋久島町中央公民館内

〒899-5541

鹿児島県県民の森管理事務所姶良市北山3464-119 0995-68-0557 0995-68-0174 所長泊賢一郎

〒899-6401

〃緑化センター霧島市溝辺町有川 0995-59-2374 0995-59-3487

2987-37

〒893-2401

鹿児島県照葉樹の森管理事務所肝属郡錦江町田代麓 080-6417-6518 －所長東顕

久木野5166-647

（平成３０年３月３１日現在）

-152-

（２）森林管理署等

名称所在地電話番号ＦＡＸ番号管轄区域

九州森林管理局〒860-0081 096-328-3500 096-355-3891 九州・沖縄一円

熊本市西区京町本丁2-7

森林技術・支援センター〒880-2222 0985-82-2211 0985-82-2213

宮崎市高岡町五町273

鹿児島森林管理署〒892-0812 099-247-7111 099-247-6571 鹿児島市，鹿児島郡，指宿

鹿児島市浜町12-1 市，枕崎市，南さつま市，南

九州市，日置市，いちき串木

野市，霧島市，姶良市，姶良

郡，奄美市，大島郡

北薩森林管理署〒895-1813 0996-48-4900 0996-48-4901 薩摩川内市，薩摩郡，阿久根

薩摩郡さつま町轟町35-3 市，出水市，出水郡，伊佐市

大隅森林管理署〒893-0047 0994-42-5217 0994-42-5218 鹿屋市，垂水市，曽於市，志

鹿屋市下掘町2926-3 布志市，曽於郡，肝属郡

屋久島森林管理署〒891-4311 0997-46-2111 0997-46-2113 西之表市，中種子町，南種子

熊毛郡屋久島町安房町，屋久島町

166-5

（屋久島森林環境〒891-4205 0997-42-0331 0997-42-0333 屋久島町

保全センター）熊毛郡屋久島町宮之浦

1577-1

-153-

（３）森林組合

平成３０年３月３１日現在

管轄

地域振組合名組合長名所在地電話番号（ＦＡＸ）郵便番号

興局等

１鹿児島かごしま田中光一南九州市川辺町平山6140-1 0993-56-0079 (56-5862) 897-0215

南

２北北薩奥秀高薩摩郡さつま町虎居5222-1 0996-53-0116 (52-2869) 895-1811

３伊佐河野辰男伊佐市大口下殿716-509 0995-22-1425 (22-0217) 895-2525

４姶良･伊佐姶良西部野間洋一姶良市三拾町1371-6 0995-67-0588 (67-0591) 899-5412

５北姶良上水流功姶良郡湧水町木場149-6 0995-74-2130 (74-3922) 899-6201

６姶良東部村岡國昭霧島市国分川原1040-3 0995-46-1818 (46-1819) 899-4303

７曽於地区堂園司志布志市有明町野神3687-1 099-475-1721 (475-2373) 899-7512

８曽於市西國原正治曽於市財部町南俣2311 0986-72-2004 (72-2005) 899-4101

９大隅大隅下清水久男鹿屋市西原3-7-34 0994-40-1611 (40-1671) 893-0064

10 内之浦川上正廣肝属郡肝付町北方290-1 0994-67-2703 (67-2762) 893-1401

11 熊毛支庁種子島日髙哲則西之表市西之表6861-4 0997-22-1123 (22-1124) 891-3101

12 屋久島牧実寛熊毛郡屋久島町宮之浦277-29 0997-49-1010 (49-1023) 891-4205

13 あまみ大島森山馨奄美市名瀬長浜町8-10 0997-52-1004 (53-1070) 894-0036

14 大島支庁瀬戸内町久保成雄大島郡瀬戸内町古仁屋松江23 0997-72-0144 (72-0695) 894-1505

15 徳之島地区高岡秀規大島郡徳之島町亀津7112-5 0997-82-1429 (82-1300) 891-7101

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森林・林業振興施策の概要 - 鹿児島県 · 事業計画 ① 森林・林業振興基本計画策定事業 （企画調整係） 25 ② 森林組合指導育成事業 （森林組合係）

森林・林業振興施策の概要 - 鹿児島県 · 事業計画 ① 森林・林業振興基本計画策定事業（企画調整係） 25 ② 森林組合指導育成事業（森林組合係）