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GC-JN BOPビジネス・ソーシャルビジネス勉強会 ソーシャルイノベーション・ラボ 活動紹介 11.27.2013

Gc jnプレゼン資料 20131127

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GC-JN BOPビジネス・ソーシャルビジネス勉強会

ソーシャルイノベーション・ラボ 活動紹介

11.27.2013

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1

自己紹介

斉藤 学(さいとう まなぶ)

スカイライトコンサルティング株式会社 シニアマネージャー

主に官公庁、民間企業に対するIT活用支援を実施

2013年4月ソーシャルイノベーションラボを開設

近年はPMI日本支部において、大学院・大学等の教育機関を対象としたPM・PBL教育プログラムの推進を行っている。

PMJ教育委員会委員長、ITコーディネータ、PMP

NPO法人ギフターラボ 理事(発達障害児学習支援)

一般社団法人新興事業創出機構 理事(被災地復興支援(ソーシャルビジネス創出、企業連携支援)

北海道大学非常勤講師、神奈川県産業技術短期大学非常勤講師、広島市立大学・広島修道大学非常勤講師、等

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2

若い頃はこんな仕事をしてました

出典:「中国におけるNTTグループのCSR」(2010年度)

海外での社会インフラ構築プロジェクト

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今は、こんな仕事をしています

官公庁・企業におけるIT投資の全体最適化支援

After

システム再構築方針および業務改善方針 を検討

システム再構築によるコスト削減効果を算出

中長期的なITコスト削減に向けたシステム再構築を進めるにあたり、具体な整備方法と導入効果の検証が急務であった。

Before 再構築対象システムのトータルコストを分析

31

Strictly Confidential

XXXシミュレーション

XXとXXを製販一体とした場合、(非製造部門の共通化による)販管費の削減により、収益性の向上が期待できる。(仮にXXの販管費を約1割削減できたと仮定すると、統合後の純利益はXXX億円増加する。)

加えて、在庫回転期間をXX割短縮(XXX)できるとキャッシュフローの約XXX億円増加が期待できる。

*1 (XX 売上XX億円)- (XX XXからの仕入実績XX億円)=XX [外部取引]売上 XX億円*2 (XX [外部取引]売上XX億円)×(XX 原価率XX%)=XX [外部取引]原価 XX億円*3 (XX 原価XX億円)+(XX[外部取引]原価 XX億円)-(XX [内部取引]粗利益XX億円)=XX億円*4 (XX 売上1XX億円)+(XX [外部取引]売上XX億円)=XX億円*5 統合によりXX人件費(XXの販管費の約XX%)のうち、非製造部門の人員を約XX%削減可能であると想定。結果、XXの販管費全体の

XX割が削減される(XX%×XX%)。したがって、 (XX 販管費XX億円)+(XX 販管費XX億円)×(1-削減割合XX%) = XX億円

*6 (単純合算時の純利益XX億円) - (販管費の削減を行った場合の純利益XX百万円)≒XX億円*7 (現在の在庫回転期間XXヶ月[X日])×(1-目標短縮率XX%)≒目標在庫回転期間XXヶ月[XX日]

(XX棚卸資産XX億円)-((XX売上高XX億円)×(目標在庫回転期間XXヶ月)÷XX)≒XX億円

統合前 製販一体化(単純合算)

XX

売上高XX億円

販管費XX億円

粗利率XX%

純利益率XX%

XX

売上高XX億円

売上原価

XX億円

粗利率XX%

純利益率XX%

売上原価

XX億円

純利益XX億円

純利益XX億円

売上原価

XX億円

粗利率XX%

純利益率XX%

(XX億円)

売上高XX億円

(XX億円)

販管費XX億円

売上原価

XX億円(*3)

粗利率XX%

純利益率XX%

売上原価のうち、XXのXX以外への金額(*2)

(5.6億円)

売上高XX億円

(*4)

売上高のうち、XXのXX以外への金額(*1)

(XX億円)

製販一体化(販管費の削減)

販管費XX億(*5)

販管費XX億

純利益XX億円

純利益XX億円

非製造部門の共通化

により、XX分の販管費

が1割削減できたと仮

定(*6)

単純合算の場合、純利益の

合計は、統合前2社の合計

(1.7億円+3.0億円)と同じ

在庫回転期間の短縮化

現在の在庫回転期間XXヶ月を、XX割改善(XXヶ月) した場合、約XX億円のキャッシュフローが増加(*7)

純利益の向上XX億円→XX億円

(+XX億円)(*6)

製販一体の期待効果

23

Strictly Confidential

業務改善B

Ⅱ 20xx-

バリューチェーンの更なる拡大その他

中・小規模顧客

アクションプラン

XXX

Ⅰ 20XX

成長戦略

業務改善

調査/

検討

業務改善

XX戦略

既存需用獲得

新規需要獲得

資本戦略 提携戦略

中・小規模顧客戦略立案

潜在顧客へのアプローチ

提携戦略

海外顧客

海外顧客戦略立案

提携戦略

AND/OR

技術転用調査R&Dなど

提携可能性調査

海外市場調査/評価

新たに実施 継続実施状況に

応じて実施

更なる業務改善

XXX

潜在顧客

バリューチェーン拡大のための模索

進出判断(市場シェアXX%目標)

2

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

1

3

4

7 8

1

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

2

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

3

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

4

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

5

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

6

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

7

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

9

資本戦略/提携戦略再評価

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXx

8

主要な判断ポイント

資本/提携戦略実施判断(最短

20XX年X月予定)

5

6

業務改善計画立案

9

A

C

E

D1

D2

短期的な重点領域

→XXXX

各施策の概要

大規模顧客

既存アプリ資産 アプリケーション開発

システム移行サービス

運用・監視サービス

アプリケーション保守

システム基盤サービス

マイグレーション作業

定常保守

ファシリティ

ハード(ハード保守含む)

OS

ミドルウェア

ストレージ

基盤構築作業

上流工程への事業拡大

プライベートクラウド事業の基本範囲

顧客要望があれば、顧客資産を取得し、利用料化する選択肢も検討

既存システムからプライベートクライドへの移行を支援

利用リソースに合わせて、月額利用料で課金

既存の運用・監視サービスを月額利用料へ組込み

運用・監視サービスの付加サービスとしてアプリケーション保守の巻き取りも想定

システム移行サービスのノウハウを元に新規のアプリケーション開発の受託も視野に入れる

既存アプリ資産 アプリケーション開発

システム移行サービス

運用・監視サービス

アプリケーション保守

システム基盤サービス

マイグレーション作業

定常保守

ファシリティ

ハード(ハード保守含む)

OS

ミドルウェア

ストレージ

ファシリティ

ハード(ハード保守含む)

OS

ミドルウェア

ストレージ

基盤構築作業

上流工程への事業拡大

プライベートクラウド事業の基本範囲

顧客要望があれば、顧客資産を取得し、利用料化する選択肢も検討

既存システムからプライベートクライドへの移行を支援

利用リソースに合わせて、月額利用料で課金

既存の運用・監視サービスを月額利用料へ組込み

運用・監視サービスの付加サービスとしてアプリケーション保守の巻き取りも想定

システム移行サービスのノウハウを元に新規のアプリケーション開発の受託も視野に入れる

3

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さらに、こんな仕事もしています

出典:日本マイクロソフト株式会社ホームページ

公共部門における定量的な事業評価手法の提言

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実はこんな活動しています①

5

実務者によるプロボノ活動として 学生向けプロジェクトマネジメント教育プログラムを提供

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実はこんな活動しています②

6

発達に凸凹のあるお子様向けの 個性を伸ばす教育プログラムの開発

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実はこんな活動しています③

7

東北起業家伴走支援プログラム「チャレンジスター誕生!!」

被災地におけるソーシャルビジネス創出の ための新しい協働モデルを開発

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8

そんな興味・経験を活かして

「世の中の不確かなことを可視化したい!」 という探究心

「異なる価値観」が交錯する人たちとの 新しいものを生み出すプロジェクト経験

×

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ソーシャルイノベーション・ラボを設立!

社会問題(Social Issue)の解決に繋がるビジネスを検討する共同研究(Co-working Project)を推進

新規事業開発とソーシャル分野におけるPMノウハウ

ビジネスアイデア検討 アプローチの啓発・普及

ソーシャルイノベーションに関する共同研究 プロジェクト(Co-working Project)の推進

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10

Goal of Social Innovation Lab.

本来、ビジネスと社会貢献はシームレスである 「革新的なビジネスは、いつも社会を変えるきっかけとなる」

Change the concept of business success.

Social Issueを起点したビジネスモデル検討手法を確立する

上記に基づくビジネスモデル検討手法の啓発・普及を行う

革新的ビジネスモデルの創出により社会問題の解決に寄与する

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Business target

Co-working Project

New business creation

CSV(Creating Shared Value)

Strategic CSR, etc

Public sector Industry-academia-government

collaboration, pilot project

Social Infrastructure, etc

Social Innovation Lab.

Business target

Training Business planning

Project management

Leadership, etc

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Social Innovation Framework

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Social Issue Social Impact

Target

Leverage Point

Business Model

解決したい社会問題の本質的課題、実現すべき将来像を設定する

事業アイデア実現による中長期的な社会的影響を定量的に評価

Social Issueの解決につ繋がるアイデアの中で全体効果が大きいものを“ビジネスの種”としてピックアップ

事業アイデアの対象者(利用者、ステークホルダー)の設定

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Reference Case

• 減少する家族だんらんの機会

• ゲームに対する保護者のネガティブイメージ

【Step1】 Social Issueの選定

【Step3】 レバレッジポイントの検討

• 老若男女が楽しめる操作方法

• 軽量でボタンの少ないコントローラ

【Step4】 ビジネスモデル検討

• 87gと軽量なコントローラ (ジャイロセンサ、WiFi搭載)

【Step2】 ターゲットの明確化

• 家族で楽しめるゲーム機の提供

• 健康的で誰にでもストレスなく使える

イノベーション創造の例(任天堂Wii )

【Step5】 ソーシャルインパクトの評価

• 発売開始後2年5か月で5000万台

• 健康的で家族で楽しめるゲーム文化を発信

※「ITプロフェッショナルは社会価値イノベーションを巻き起こせ」(日経BP社)掲載事例より作成

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Study approach

Step1

Step2

Step3

Step4

Step5

Step6

Social Issue(社会課題)の選定

課題解決の社会的価値の可視化

レバレッジポイント検討(アイデア創出)

ビジネスモデル検討

ソーシャルインパクト評価

ビジネスプラン作成

事業ドメインの選定

事業環境の分析

事業コンセプトの検討

ビジネスモデル検討

事業性検証

ビジネスプラン作成

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フレームワークを用いた検討ステップ 一般的な検討手順

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Study Case (検討テーマ)

発達障害等の社会的適用能力に凸凹がある 子供向けの新しい教育システムの検討

ひとりひとりの本来の能力を 引き出し、生きる力を育むには?

就業に繋がる 様々な体験ができる

学習を通じて わくわくできる

様々な個性を活かせるメンターの育成

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Study Case (事業プラン)

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“きみのオンリーワンをスイッチオン!”

わくわくする学びの空間と第三者による見守りを提供

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2025年度末までに対象者の10%が利用

障害者雇用推進人材

インクルーシブ教育人材

1人当たり:270万円/年

1人当たり:246万円/年

17

Study Case (事業価値の評価)

事業のソーシャルインパクト評価例

対象者の特定

事業目標の設定

人材育成効果の算出 メンター育成数

就労時の所得アップ

経済効果の算出 所得額向上

就労支援費用削減

生活支援費用削減 1人当たり:168万円/年

全国で64万人(小中生の6.3%)

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Social Issue Social Impact

Target

Leverage Point

きみの オンリーワンをスイッチオン!

ひとりひとりの本来の能力を引き出し、生きる力を育む学習環境の提供

システム利用者10万人以上(2025年度)

総経済効果1.6兆円以上

内発的動機付けを促す 学びの空間の実現

第三者による強みの見極め・成長の見守り

8~15歳の発達障害のある子供(64万人)

教育に興味がある社会人・学生

Study Case (事業モデルの分析・評価)

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その他にも

次世代農業人材育成事業の検討支援

戦略的CSRとしての環境教育事業の検討支援

etc...

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Social Innovation Frameworkを活用した 新規事業検討支援を実施中

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(参考)検討手法の例

Social Issue Brainstorming

Issue Map

Social Impact Analysis

Fieldwork

Future Center

20

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Tools: Social Issue Brainstorming

21

共感と対話による”Social Issue”の導出

検討アプローチ

1. 対象者は誰か?(WHO)

2. 何が問題なのか?(WHAT)

3. 何故問題なのか?(WHY)

4. 本質的な課題は何か?(ISSUE)

本質的課題( Social Issue )の洗い出し

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Tools: Issue Map

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Social Issueを構造化する

多様な価値観を許容し、ひとりひとりが本来の能力を発揮でき

る社会を実現するには?

とがったの能力を 活かせる分業・協業

若いうちから生きる力を育てる(吸収力を活かす)

様々な個性を組み合わせて活かせるゼネラリストの育成 個性・得意なものを

自由に伸ばせる環境

場所に制約されずに 自由に学べる環境

就業までにいろいろなことを 体験できる仕組み

個性的な人でも 居心地の良い場所

(職場、学習、生活)を作る

企業に合わせる のではなく、企業

が合わせる

学習を通じて わくわくできる

好きな事を とことんできる

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Tools: Social Impact Analysis

ソーシャルインパクトを測る5つの軸

①社会的課題 の深刻さ

ソーシャルインパクト指数(ソーシャルインパクト・リサーチ社)より

SROI(資源インプットとアウトプットの比率)

②投資対効果 ③地域・産業へ

の波及効果

④スピード ⑤経営基盤

・持続性

スケールアウトしやすい構造かどうか

対象層の広さ×問題の深刻さ

事業の拡大・普及スピード 収益安定度・自立収益の割合

優れたビジネスモデルであるか否かは、 ソーシャルインパクトの大きさで評価できる

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Tools: Fieldwork

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現場訪問・実地調査による情報収集

当事者支援団体・企業様へのヒアリング

関連イベントでの情報収集 協力団体の現場訪問

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Tools: Future Center

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共感と対話を促す場の提供

対話の場の提供

成果報告会の開催

討議プロセスの視覚化

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ジェクトにご参加頂ける企業・団体の

方を募集しております。

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スカイライト コンサルティング株式会社

ソーシャルイノベーション・ラボ 斉藤 学

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