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No.FD-M-13017D

〒108-8330東京都港区三田3-9-6電話　（03）6758-6736FAX （03）6758-6741

-1-

販売・製造元

　　　　　　　　　　　　　　　　　産機事業部〒251-8531

神奈川県藤沢市片瀬1-1-1

問い合わせ先産機製品統括部

ブラシレスブロワ

品名：70DCF-371、70DCF-372

取扱説明書

電源状態ブロワ状態 E_LED（赤） P_LED（緑） PULSE

出力

FOLT

出力

電源投入前停止消灯消灯 Z

(注 2) Z

電源投入後

停止点灯点灯 HI

(注 3) HI

正常回転消灯点灯 HI/LO

(注 4) HI

異常電流検出

点滅 1000ms：ON／100ms：OFF 繰り返し

点灯 P21 参照 LOW

軸拘束検出

点滅 400ms：ON／1000ms：OFF を繰り返し


ドライバ異常

温度上昇検出

点滅 200ms：ON／200ms：OFF

200ms：ON／1000ms：OFF を繰り返し


PFC 異常検出


点滅

(同左) P21 参照 LOW

ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI

②50ms:LOW→100ms:HI③800ms:LOW後①へ戻る

① ② ③

①50ms:HI②50ms:LOW→100ms:HIを2回繰り返し③650ms:LOW後①へ戻る

① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出

状態エラーフェーズPULSE出力

ブロワ異常温度上昇検出

HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI

ドライバ異常温度上昇検出

軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI

LOW通常回転パルス 5secLOW

繰り返しエラーフェーズ


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8

回転速度N[min-1]

静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]

風量－静圧・回転速度特性

静圧回転速度

No.FD-M-13017D

１．はじめに1.1　お使いになる前に　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　３1.2 製品の概要　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　３1.3 環境対応　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　３1.4　対応規格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　３1.5　保護構造・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　３

２．安全上のご注意2.1 感電防止のために・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　５2.2 火災防止のために　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　５2.3 障害防止のために　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　５2.4　諸注意事項　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　６

３．開梱　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　８

４．各部の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　９

５．設置について5.1 設置場所　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１０5.2 設置方法　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１１5.3　使用環境について　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１２5.4　接続ホースについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１２

６．接続6.1 入出力端子仕様　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１３6.2 ブロワとドライバの接続　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１４6.3　電源の接続　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１５6.4　入出力信号線の接続　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１５6.5　入出力回路と接続例　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１６6.6　運転速度の設定　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１９6.7　並列運転　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　１９6.8　エラー信号内容　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２０

７．保守・点検　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２２

８．EMI対応について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２２

９．保証　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２３

１０．仕様10.1 70DCF-371仕様　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２４10.2 70DCF-372仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２５10.3 共通仕様(1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２６10.4 共通仕様(2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２７

１1．外形図　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　２８

-2-

目次


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

１．はじめに

１．１　お使いになる前に本製品は、一般的な産業機器への組み込みを前提として設計されています。その他の用途に使用しないでください。また入力電源は接地を施した電源を使用してください。各種の外部入出力信号については強化絶縁を施しておりますが、接続方法等本説明書内に記載外の使用において生じた損害の補償については、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご承知ください。本説明書に記載されている製品の性能、仕様及び外観は改良のため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。

１．２　製品の概要70DCFシリーズは、60DCFシリーズをよりパワーUPさせたシリーズです。DCブラシレスモータを組み込んだハイパワーのブロワです。

１．３　環境対応RoHS　適合(2011/65/EC)

１．４　対応規格EN規格に基づいて、CEマーキング（LVD指令）適合しています。適用規格　：　EN60950-1

１．５　保護構造 IP00

-3-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

２．安全上のご注意

・ミネべアミツミ製品をご採用いただき、ありがとうこざいます。・ご使用（組付、運転、保守、点検）の前に、必ず取扱説明書とその他の付属書類を熟読いただき、正しくご使用ください。・機器の知識、安全の情報、注意事項のすべてについて習熟してからご使用ください。・取扱説明書は、必要なときに取り出して読めるよう大切に保管すると共に必ず最終需要家までお届けいただくようお願いいたします。

製品を正しくお使い頂く為に、必ず守って頂きたい事項を、本文中の関連する項目に記載しています。

尚　　　　　　　　　　に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可能性があります。いずれも重要な事項を記載していますので、必ず守ってください。

-4-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

一般注意事項・本製品は工業機器向けに開発されたものです。航空宇宙機器、幹線通信機器、原子力制御機器、生命維持装置、自動車、交通用信号機器、医療機器などのきわめて高い信頼性及び安全性が必要とされる用途への使用はやめてください。・仕様書（図面）ならびに本書に記載されている製品の使用条件や使用上の注意事項を逸脱して使用されるなど製品の誤った使用・不適切な使用に起因する障害に関して、弊社は一切その責任を負いません。参考図又は納入仕様書をご請求の上、ご確認ください。・本書に記載されている製品の仕様、外観、構造などは性能向上、生産上の都合により予告なしに変更することがあります。・屋外での使用は行わないでください。

・この＜安全上のご注意＞では、安全注意事項のランクを「警告」「注意」として区分してあります。

警告取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される場合

注意取扱いを誤った場合、使用者が傷害を負う危険が想定される場合、および物的

損害のみの発生が想定される場合

！

！

重要

注意！

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

２．１　感電防止のために

２．２　火災防止のために

２．３　障害防止のために

-5-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

・本製品を改造、分解しないでください。感電の原因となります。・配線作業や点検は、電源遮断後 10 分以上経過した後にドライバ端子部をテスタなどで電圧が０Vであることを確認してから実施してください。・ブロワ及びドライバは、C種以上の接地工事を実施してください。・配線作業や点検は専門の技術者（第二種工事士以上が望ましい）が実施してください。・本体を据付けてから配線してください。感電、ケガの原因となります。・濡れた手でブロワ及びドライバに触れないでください。感電の原因となります。・ブロワの電線は傷つけたり、無理に引張ったり、重いものを載せたり、挟み込んだりしないでください。感電の原因となります。・AC電源通電中（動作中、停止中）にブロワのコネクタの抜き差しをしないでください。感電の原因となります。

警告

！

・ブロワ及びドライバが故障した場合は電源を遮断してください。大電流が流れ続けると

火災の原因となります。

・制御入出力コネクタに AC 電源を接続しないでください。火災の原因となります。

・ドライバの吸気口、通風口をふさがないでください。火災の原因となります。

・ブロワの吸気口又は吐出口を完全にふさいだ状態で使用しないでください。


・ブロワの通風口をふさいだ状態で使用しないでください。


・ブロワ周辺に可燃物を置かないでください。

注意

！

・各端子には決められた電圧範囲以外は印加しないでください。

破裂・破損などの原因となります。

・端子接続を間違えないでください。破裂・破損などの原因となります。

・極性（＋－）を間違えないでください。破裂・破損などの原因となります。

・通電中や電源遮断後のしばらくの間は、ブロワ及びドライバは高温になっております

ので触らないでください。火傷の原因となります。

・ブロワの吸気口、吐出口、通風口、ドライバの吸気口、通風口に

工具や異物などを近づけないでください。

異物の巻き込みや、異物破損によるけが、ブロワの破損の原因となります。

・吸気口は異物を吸い込まないよう配慮してください。

・吐出空気を大気に放出する場合も、異物が出ないよう配慮してください。

注意

！

・ブロワの吸気口・吐出口から内部に絶対に指・手を入れないでください。

負傷する危険があります。

・ブロワの通風口から内部に絶対に指・手を入れないでください。

感電・負傷する危険があります。

警告

！

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

２．４　諸注意事項次の注意事項についても十分留意ください。取り扱いを誤った場合には思わぬ事故・感電・けがなどの原因となります。

-6-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

( 1 ）運搬・据付けについて・製品の重量に応じて、正しい方法で運搬してください。けがの原因となります。・ブロワ、ドライバを３段以上積まないでください。・ブロワの据付けは本体取付足で行い、吸気口あるいは吐出口にての直接据付けはしないでください。・ドライバの据付けは本体取付足で行い図示方向以外での取付はしないでください。・据付けは重量と振動に十分耐えうる所に取り付けてください。・損傷しているブロワ、ドライバを据付けて運転しないでください。・運搬時にはカバーやリード線を持たないでください。破損することがあります。・製品の上に乗ったり、ものを載せないでください。・ブロワの配管方向（吸気と吐出）は必ずお守りください。・ブロワの吸気口、吐出口へ配管せずに、そのままご使用になる場合には安全確保のため吸気口、吐出口へ必ず適当な保護わく又は保護網を取付けてください。・ブロワ及びドライバ内部にねじ・金属片などの導電性異物や油などの可燃性異物やその他ブロワの回転に影響を与える異物が混入しないようにしてください。・ブロワ及びドライバは精密機器のため、落下させたり、強い衝撃を与えないでください。・次の環境条件でご使用ください。次の環境条件以外で使用すると故障の原因となります。詳しくは本取扱説明書の１０項を参照してください。周囲温度： 0℃ から +50℃（凍結のないこと）周囲湿度： 20 ～ 80 % RH （結露のないこと）保存温度：-20℃ ～ +65℃ その他：屋内での使用とし、腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト、粉塵のないこと。標高：海抜 1000m 以下振動：有害な振動や衝撃が加わらないこと。・密閉した場所での使用を避け、風通しのよい場所でご使用ください。

注意

！

( 2 ）配線について・ AC 電源入力のロード（電源相）（ACL）とニュートラル（接地相）（ACN）は正しく接続してください。・ブロワ、ドライバ共にFG端子に必ず接地（Ｃ種以上）接続をしてください。・FG端子にAC電源を入力しないでください。・ブロワへの保護のために 20A の過負荷保護装置（ブレーカーや電磁開閉器）を接続してください。・絶縁抵抗、絶縁耐圧試験は実施しないでください。

・本ブロワは防爆構造品ではありません。

爆発性雰囲気、引火性ガスの雰囲気の場所で運転すると、モータが焼損した際に

爆発する危険があります。

・設置、接続、運転、操作、点検、故障診断の作業は、適切な資格を有する人が行って

下さい。火災、けがの原因になります。

警告

！

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

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出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

( 3 ）試運転について

・ブロワ及びドライバが故障しても他の機器に影響のないように配慮してください。

( 4 )使用方法について

・ブロワとドライバは、指定された組み合わせで使用してください。火災の原因になります。

・制御入力信号を与えたまま AC 電源を投入しないでください。

ブロワは突然始動します。

・ AC電源のブレーカーや電磁開閉器でブロワの始動／停止はしないでください。

必ず制御入力信号で始動／停止を実施してください。

・ノイズフィルタをブロワの近くに設置して電磁障害の影響を小さくしてください。

・ブロワの吐出口を全閉付近で使用する際は、吐出空気温度が高くなります。

必ず温度を確認の上、仕様範囲内でのご使用してください。

・モータ部は、正常な運転でも表面温度が70度を超えることがあります。

他の装置から熱を受けないように取付け箇所に配慮してください。

密閉した場所での使用を避け、風通しのよい場所でご使用ください。

ブロワの運転中、運転直後にモータとドライバに触れないようしてください。

・吸気口については、ダクトを接続しないで使用する場合、共鳴して高周波の音が出る

場合があります。その際は、ダクト接続用のホースをご使用ください。

詳しくは本取り扱い説明書の５．４項を参照してください。

・吸気口については、全閉付近で使用しないでください。

・空気以外は吸い込ませないでください。

・相対湿度100%の空気を吸い込むと、温度変化によって、結露する場合があります。

（水滴が出来る）結露する空気を吸い込むことで、水滴が漏れ出る可能性があります。

結露水によりモータ部が濡れた場合は漏電、及び漏電による焼損の可能性があります。

また、繰り返しの結露が発生した場合は、構成部材にさびが発生する事があります。

また、場合によっては、ブロワの寿命が短くなる可能性があります。

注意

！

( 5 ）異常時の処置について

・ブロワが故障しても機械、装置が危険な状態にならないよう非常停止装置を

設置してください。

・ブロワの保護装置が働いた場合は、エラー内容に応じてその原因を取り除いた事を

ご確認いただき、再び電源を投入してください。

( 6 ) 保守点検について

・下記内容を最低3ヶ月毎に行う様にしてください。

・動作時に異状（異音等）が出ていない事を確認してください。

・ブロワの通風口、吸気口、ドライバの通風口、吸気口にほこりが付着していれば

取り除いてください。

・運転直後は、各部の温度が上昇しています。十分に温度が下がった事を確認してから

触れる様にしてください。火傷の原因になります。

( 7 ）保管について

・保管期間は 6 ケ月以内にとどめてください。

・梱包した状態で保管する場合は、屋内の温度変化の少ない、

乾燥した場所で保管してください。

・据付けた状態の場合は、外部からの水、油、ほこり、振動、熱の影響を受けない様、

配慮してください。

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

３．開梱

製品が到着しましたら次の点をご確認願います。万が一不都合がございましたら、お求めの販売店へご連絡ください。

ご注文通りの製品かご確認願います。　ブロワ品番、ドライバ品番　など同梱の部品に間違いや欠品がないことをお確かめください。　・ブロワ　・ドライバ　・信号ケーブル　・取扱説明書（本書）　・中継ケーブル(別売)

輸送中に変形、破損、打痕がないかお確かめください。

　　　　信号ケーブル×1 中継ケーブル(別売) 取扱説明書×1

-8-

　　ブロワ×1 ドライバ×1


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

( 8 ）廃棄について

・一般産業廃棄物として処置してください。

( 9 ）使用中の注意事項

・ご使用中に異音や異臭が感じられたら直ちに AC 電源と制御入力信号を遮断して

使用を中止して販売店までご連絡ください。

注意

！

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

４．各部の名称

ブロワの各部の名称と主な機能について説明します。

ドライバの各部の名称と主な機能について説明します。

-9-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

LED表示(右側面内部)

点滅パターンで、保護機能の内容を

知らせます。詳しくは6.5項をご参照くださ

い。

吸気口(軸流ファン)

内部発熱部品の冷却を行いま

す。

電源接続端子

AC入力電源を接続します。

取り付け穴、溝(計8ヶ所)

対向。対角で最低4隅を固定願います。

入出力信号接続コネクタ

信号ケーブルを接続し

ブロワのコントロール信号入力と

エラー信号の出力、回転パルスの

出力を行います。

コネクタ(モータ)

モータ用中継ケーブルを取り付けます。

コネクタ(センサ)

センサ用中継ケーブルを取り付けます。

通風口

内部発熱部品の換気穴です。

通風口（モータ換気用穴）

モータの放熱を行う為の

換気穴です。吐出口

吐出用ホースを接続します。コネクタ（モータ）

モータ用中継ケーブル

コネクタ（センサ）

センサ用中継ケーブル

を取り付けます。

取付足

ブロワの固定を行います。

M6 ４ヶ所

詳しくは5項をご参照ください。

吸気口

吸込用ホースを接続します。

ブロワハウジング

モータ

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

５．設置について

ブロワとドライバの設置場所、設置方法、負荷の取付について説明します。正しく設置してください。

５．１　設置場所

ブロワとドライバは、産業機器組込用として、設計・製造されています。必ず筐体内にブロワとドライバを納めてご使用ください。ブロワ及びドライバは、密閉した空間を避け、外気の取り入れができる風通しの良い箇所、点検が容易な箇所へ設置してください。ブロワとドライバの冷却のために下図の様に最低限の空間を確保して設置してください。ブロワとドライバ取付面は放熱と接地を兼ねておりますので、金属面への設置をお願いします。本図は参考であり、必ずお客様の動作環境において、確認・評価をお願いします。

ブロワ設置場所

ドライバ設置場所

-10-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

単位：mm

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

５．２　設置方法

ブロワは、軸水平若しくは、軸垂直（ブロワ吸気口下向き）方向に据え付けてください。固定台はブロワの振動による共振を起こさない様に十分な強度を持ったものをご用意ください。ドライバは、振動の少ない平面への設置若しくは、長手方向を上下とした縦の平面への設置としてください。ドライバを縦設置の場合は、冷却用ファンが下側になるように設置してください。固定台の材質は金属をお勧めします。以下の環境に設置してください。　・爆発性雰囲気、腐食性ガスの雰囲気、引火性ガスの雰囲気でないところ。　・オイルミスト、粉塵、鉄粉、のないところ。　・水、油、及びその他の液体が掛からないところ。　・塩分の少ないところ。　・連続的な振動や過度の衝撃が加わらないところ。　・電磁ノイズ（溶接機や火花が出る動力機器）が少ないところ。ブロワの設置は、十分な剛性を持ったものに取り付けてご使用ください。複数台ご使用の際に並べて運転する場合は、ブロワ同士で共振の様な振動を起こす可能性がありますので、振動が干渉しない様離して設置してください。ブロワ振動の伝搬を低減するために、取付板の下に防振ゴムなどを使用することをお勧めします。取り付け例を下記図に示します。

ブロワ設置例

ドライバ水平設置例

ドライバ縦設置例

-11-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

上側

下側

ブロワ固定用

Lアングル

防振ゴム

4xM6

4xM5(代表)

冷却ファン

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

５．３使用環境について

使用周囲温度： 0℃ ～　+50℃（凍結のないこと）使用周囲湿度： 0　～　80 % RH （結露のないこと）使用温度範囲を超えてのご使用は故障の原因となります。

ブロワも内部ファンにより冷却しています。設置する機器のサイズによっては、ブロワの放熱によりブロワの周囲温度が上昇することがあります。上記使用温度範囲を超えないよう配慮してください。

ブロワの空気を取り入れ、吐出をする箇所は、異物を吸込み吐き出す際に、事故になる危険性があります。異物の吸込み吐出に対する配慮をしてください。

使用条件によっては、ブロワ、ドライバ表面が高温になります。運転中、運転直後に指・手などが触れた場合、火傷の危険があります。必ず、筐体内に設置して、手が触れない様にしてください。又、メンテナンス等でブロワに触れる可能性がある場合は、十分に冷却された事を確認の上触れる様にしてください。

ブロワの周囲若しくは近傍に、断熱材を巻き付けないでください。ブロワの放熱が行えなくなり、寿命が早まります。

５．４　接続ホースについて

吸気口については、ホースを接続しないで使用する場合、共鳴して高周波の音が出る場合があります。その際は、ダクト接続用のホース若しくは、専用口元をご使用ください。

呼径φ 50のホースメーカー各社汎用品が適合致します。ホースメーカーの例としてタイガースポリマー㈱が挙げられます。

使用する条件、環境によっては、吐出部空気温度が高くなりますので、耐熱型ホースを使用してください。高圧での使用時はホースが抜けてしまう事がありますので、バンドでの固定をしてください。お客様の用途、仕様環境に合わせて、ホースメーカー様にご相談の上選定してください。

-12-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

６　接続

ブロワとドライバ、電源、入出力端子の接続方法、及び接続例入力信号と出力信号について説明します。

６．１　入出力端子仕様

　　　コネクタ(SIGNAL)ピン配置

-13-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

端子台 (AC INPUT)

コネクタ (SENSOR)

コネクタ (MOTOR)

コネクタ (SIGNAL)

接地 (GROUND)

1 7

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

接続ﾋﾟﾝ番号端子名内容仕様備考

2 SIN_ACL 交流単相入力（非接地側）

2 S_CTR

3 CTR_GND

4 FOLT_OUT

SIN_ACN 交流単相入力（接地側）－

－ CNT_1 センサコネクタ－専用中継ケーブルを接続

AC180V～AC264V

CNT_2 モータ電力線コネクタ－専用中継ケーブルを接続

－ FG 接地－－

端子台(AC INPUT)

（注2）

コネクタ（SENSOR）

コネクタ（MOTOR）

接地（GROUND）

－

1

速度コントロール入力（+側）

速度コントロール入力（内部絶縁GND共通）

異常時エラー出力（GND側）

速度信号(GND側)

コネクタ(SIGNAL)

（注1）

1 DC_OUT 絶縁6V出力

異常時エラー出力

5 FOLT_GND

6 PULSE_OUT 速度信号出力

7 PULSE_GND

出力電流6mA以下 6.5項参照

18000 min-1時60Hzのパルスを出力プルアップ電圧：15 V以下シンク電流：10 mA以下エラー時はP21に示す、パルスを出力します。

外部でプルアップ抵抗を接続する事により信号を出力（注4,注5）周波数[Hz] = 回転数[min-1] / 300

FOLT_OUT ⇔ FOLT_GND間オープンコレクタ出力プルアップ電圧：15V以下シンク電流：10 mA以下

S_CTR ⇔ CTR_GND間入力電圧：DC 0 ～ 5 V入力電流：1 mA 以下

入力電圧を調節する事によりブロワ出力を可変可能速度可変電圧範囲：約0.5～4.5 V　（注3）

外部でプルアップ抵抗を接続する事により信号を出力可能（注4,注5）

No.FD-M-13017D

注1：コネクタ(SIGNAL)接続方法は、コネクタ（メーカー：日本圧着端子製造，型番：XHP－7 ）を　　　使用してください。注2：端子台接続方法は、M4ネジにて内部端子台に絶縁被覆付圧着端子　　　（例メーカー：日本圧着端子，型番：V2-P4）を使用してください。注3：S_CTR端子とCTR_GND端子間に、入力電圧仕様を満足するDC電圧の入力してください。注4：FOLT端子はフォトカプラのオープンコレクタ出力となっておりますので、信号出力として使用　　　する場合は外部に仕様を満足する抵抗にてプルアップをしてください。（FOLT出力仕様は6.8項参照）注5：リレー等の大電流機器を接続する場合は、お客様にて増幅回路をご用意ください。

・ブロワ近くに端子台を設置する時は振動・風による電線の機械的疲労に注意してください。　ナイロンクランプやダクトで固定する事をお勧めします。・コネクタは、奥まで確実に挿入してください。

６．２　ブロワとドライバの接続

ブロワとドライバは専用の中継ケーブルにて接続します。中継ケーブルはモータ接続用ケーブルとセンサ接続用ケーブルの２種類がセットになっております。ケーブルのコネクタを、ブロワ、ドライバの接続コネクタに差し込みます。

ケーブルの接続は電源を切った状態で作業し、コネクタは奥まで確実に差し込んでください。コネクタの接続が不完全ですと、動作不良やブロワ、ドライバが破損する事があります。

コネクタの抜き差しをするときは、必ずコネクタを持ってください。リード線を引っ張らないでください。抜き差しする方向以外の力を加えないでください。

ケーブルの切断、延長、短縮の改造は行わない様にしてください。動作不良やブロワ、ドライバが破損する事があります。

ケーブルの長さは、使用する機器に合わせて選定してください。

品名品番中継ケーブル1m 241-70-702-01中継ケーブル3m 241-70-702-02中継ケーブル5m 241-70-702-03

長いケーブルを使用する場合は、機器の外来ノイズからの影響を受けないように配慮してください。（ケーブルを電源ラインより離す。センサ接続ケーブルを分離する。ケーブルをシールドする等）ブロワとドライバの接続は、専用の中継ケーブルで接続願います。ブロワ近くに端子台を設置する時は振動・風による電線の機械的疲労に注意してください。ナイロンクランプやダクトで固定する事をお勧めします。ブロワ及びドライバのハーネスを差し込んだまま、ブロワ及びドライバを持ち運びしない様、にしてください。

-14-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

重要

重要

重要

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

６．３　電源の接続

入力電源は、AC200V（単相）　180～264V　です。電源ケーブルは、お客様にて準備してください。ドライバのＡＣ入力端子台へのリード線での配線は、ドライバカバーでの接触短絡の危険がありますので、絶縁型の丸型圧着端子を使用してください。

ケーブルの線径は、AWG14（2.0mm2 ）以上を使用する事をお勧めします。

ドライバ、ブロワ筐体には必ずアース線の接続もしくは、筐体アースを確実にとってください。配線後、端子台カバーを必ず取り付けてご使用してください。

電源の接続は、他の信号線へのノイズの影響を避けるため同一の配管内への配線はご遠慮ください。電源ケーブルの取り外しは、電源端子部の電位が十分下がっているのを確認してから行ってください。接地する箇所は、広く、太く、均一な導電面を使用し、電位差が生じないように、最短距離で他の接地ポイントとの一点アースとなるような接地をしてください。

接地例

６．４　入出力信号線の接続

入出力信号用コネクタを、ドライバの接続コネクタ部に差し込みます。

付属の信号ケーブルを使用しない場合は、以下記載の規定部品を使用してケーブルを製作してください。直接接続したり、半田付けしたり、他の品名の物や他のメーカの物を使用しないでください。

部品名品番メーカハウジング XHP-7 JST端子 SXH-001T-P0.6 JST

-15-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

重要

接地(C種以上)

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

６．５　入出力回路と接続例

ドライバの信号入出力の回路を示します。

【入力信号】

①速度コントロール入力(外部電源使用)

　外部入力最大DC電圧は5Vです。　最大DC電圧を越えてのご使用は、回路の誤動作や破損につながります。　　

②速度コントロール入力(内部電源使用)

　可変抵抗値は10kΩ をお勧めします。　1ピンは内部回路で6Vへ1kΩ プルアップしております。　 2ピンは内部回路で100kΩ プルダウンしております。

-16-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

重要

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

【出力信号】

・FOLT信号出力

　オープンコレクタ出力のためプルアップしてご使用ください。　FOLT_GNDとPULSE_GNDは内部回路で共通となっております。

　許容電圧15Ｖ，許容電流10mAのため、プルアップ電圧と抵抗に注意してください。　許容範囲を超えてのご使用は、回路の誤作動や破損につながります。

・リレー接続応用回路

　リレーを接続する場合は以下に示すような増幅回路をご用意ください。あくまで組み合わせ例であり動作保証をするものではありません。十分評価の上、お客様の責任において使用してください。

-17-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

重要

重要

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

・PULSE信号出力

　オープンコレクタ出力のためプルアップして使用してください。　FOLT_GNDとPULSE_GNDは内部回路で共通となっております。

　許容電圧15Ｖ，許容電流10mAのため、プルアップ電圧と抵抗に注意してください。　許容範囲を超えてのご使用は、回路の誤作動や破損につながります。

-18-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

重要

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

６．６　運転速度の設定

ブロワの速度は、６．５　項　の接続にて可変出来ます。速度コントロール入力電圧と速度の関係は、おおよそ以下の通りです。

外部よりコントロール信号電圧を入力する場合は、必ずDC5V以下にしてください。ドライバが破損する恐れがあります。外部よりコントロール信号電圧を入力する場合は、極性を間違えないでください。ドライバが破損する恐れがあります。

６．７　並列運転

ブロワの並列運転をする場合は、ブロワに対してドライバを其々準備願います。特性については、配管ロス等がありますので、お客様にて使用可否、特性を含めて確認してください。

　直列運転は行わないでください。　ブロワが破損する恐れがあります。

ブロワを複数台並べてご使用の際は、十分に距離を離して使用してください。

-19-

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

20000

0 1 2 3 4 5

回転

速度

[min

-1]

コントロール電圧[V]

コントロール電圧に対する回転速度（全開状態）

70DCF-371

70DCF-372


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

重要

重要

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

６．８　エラー信号内容

次の場合には、ドライバ及びブロワの保護機能が働いて、FOLT信号出力がLOWになり、ブロワが停止します。同時に、ドライバ内のLED(注1)が点滅して、エラー内容を表示します。エラー内容と、LED表示内容は以下の通りです。

注1：LED表示位置は右の図の通りです。注2：Z = ハイインピーダンス注3：正常回転から停止までの期間はブロワの回転数に　応じたパルスが出力されます。

注4：PULSE出力は、ブロワの回転速度 0～18000min-1 に対して、0～60 Hzの矩形波が出力されます。注5：電源投入後にコネクタ(SENSOR)を接続していない　　　場合は、ブロワ異常温度上昇検出となります。

ドライバの保護機能が働いた際は、保護機能の内容を確認の上、電源をOFFにした後、必ずその原因を取り除いてください。原因を取り除かないで運転を続けた場合は、ブロワ、ドライバの破損の原因となります。

-20-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

重要

赤緑

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

・エラー時のPULSE出力について

正常回転時は回転数に比例した矩形波を出力しますが、エラー状態になった場合、　５秒間LOWを出力した後、以下の表に示すパターンを1秒間インターバルで繰り返します。エラー時のPULSE出力はAC電源入力を切るまで維持されます。

-21-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

７　保守・点検

ブロワの運転後は、定期的に次の項目について点検する事をお勧めします。異常があるときは、使用を中止して販売店にお問い合わせください。

点検項目ブロワモータの軸受部から、異常な音がしていないか。ブロワの振動が異常に大きくなっていないか。中継ケーブル、信号ケーブルに傷、ストレスがないか。コネクタが抜けかかっていないか。ブロワ、ドライバに埃などが堆積していないか。

８　ＥＭＩ対応について

電源入力部には、雑音端子電圧の対策として、ノイズフィルタの接続をお勧めします。特性については、設置する機器の状態及び配線により変わりますので、お客様にて使用可否、特性を含めてご確認ください。

ご参考までに、弊社でのテスト接続回路を記載いたします。

使用フィルタ（参考）ノイズフィルタ例　schafner製 FN2070-16-06

-22-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ﾌｨﾙﾀ AC

FG

フィルタ

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

９　保証

・保証期間は、初期納入から１年を経過した日、又はトータル作動時間が5000時間を　経過した日の、いずれか先に到達する日までとします。　設計又は材料不良、もしくは工作の不完全によって発生した事故につきましては、　無償で修理又は、交換の責任を負います。　但し、下記の場合はこの保証を致しません。

　（１）その故障が使用者等の過失により生じたと認められる場合。　（２）規定された使用条件、環境を超える条件下で使用された場合。　（３）ブロワ以外の製品が原因で誘発された場合。　（４）使用者の改造による場合。　（５）火災、天災など不可抗力による場合。

　ここでいう保証は、本製品単体の保証に限るもので　当社製品の故障に起因するお客様での機会損失・逸失利益・当社製品以外への損傷　及び、お客様による交換作業・現地設備の再調整に対する補償については、保証責務外と　させていただきます。

・本掲載内容は、予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

-23-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

１０　仕様

１０．１　70DCF-371仕様

<構成>

項　目仕　様備　考AC 240V （+10%,-25%）にて

20℃、1気圧

20℃、1気圧

20℃、1気圧

　※1．20kPa以下又は1m3/min以上を使用可能領域とします。　　　　下記に示す特性グラフを参考にご使用ください。　※2．回路の特性上、入力電源電圧253V以上では入力電圧に比例して力率が低下します。　 IEC61000-3-2 への対応は、253V（230V +10%）までとします。

-24-

7 重量ブロワ部　：9.0 [kg]以下

－ドライバ部：4.0 [kg]以下

AC 240Vにて

5 使用電源電圧範囲単相　AC240 [Vrms] （+10%,-25%）50/60[Hz]

180V～264V(※2)

6 絶縁階級クラスA －

3 最大静圧 25[kPa]　以上 (※1)AC 240V （+10%,-25%）にて

4 消費電流停止時：AC 0.6 [A]以下ブロワ＋モータドライバ込み定常時：AC 13 [A]以下

No.

1 定格風量静圧10 [kPa]のとき

3.5 [m3/min]　以上

2 最大風量 4.3[m3/min]　以上AC 240V （+10%,-25%）にて


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

70DCF-371 BLOWER ：　122-70-701DRIVER ：　MDS-01AL003-01

No.FD-M-13017D

１０．２　70DCF-372仕様

<構成>

項　目仕　様備　考

20℃、1気圧

20℃、1気圧

　※1．0.5m3/min以上を使用可能領域とします。

　　　　下記に示す特性グラフを参考にご使用ください。　※2．回路の特性上、入力電源電圧253V以上では入力電圧に比例して力率が低下します。　 IEC61000-3-2 への対応は、253V（230V +10%）までとします。

-25-

4 使用電源電圧範囲単相　AC240 [Vrms] （+10%,-25%）50/60[Hz]

180V～264V(※2)

5 絶縁階級クラスA －

6 重量ブロワ部　：9.0 [kg]以下

－ドライバ部：4.0 [kg]以下

No.

1 最大風量 7.5[m3/min]　以上

AC 240V （+10%,-25%）にて

2 最大静圧 13[kPa]　以上 (※1)AC 240V （+10%,-25%）にて

3 消費電流停止時：AC 0.6 [A]以下ブロワ＋モータドライバ込み定常時：AC 13 [A]以下 AC 240Vにて


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

70DCF-372 BLOWER ：　122-70-706DRIVER ：　MDS-01AL003-01

No.FD-M-13017D

１０．３　共通仕様(1)

項　目仕　様備　考

(※3)

　　　　　誤動作や寿命低下の原因となります。

-26-

　※3．下記に示す、温度湿度条件にてご使用ください。

8 寿命常温動作にて、累積動作時間が5000時間以上

－

9 対応規格EN60950-1 LVD指令ROHS指令

EN60950-1:2006 + A11:2009+A1:2010 + A12:2011

6 使用場所屋内装置内組込み

7 取付方向ブロワ　　：軸水平、又は軸垂直

－ドライバ　：水平置き、縦置き

4 使用大気圧範囲 81.3kPa ～ 103.3kPa －

5 使用標高海抜1000m以下－

2 保存温度範囲－20℃ ～＋65 [℃] 非作動状態にて

3 使用湿度範囲 20～80[%] (※3)

No.

1 使用温度範囲 0℃ ～＋50 [℃]使用可能領域での作動状態にて


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

１０．４　共通仕様(2)

規格番号判定AAAAABAAAA

A

良クラスA 180～253V

6

-27-

7 高調波電流制限 IEC61000-3-2

伝導妨害イミュニティ試験 IEC61000-4-6電源線レベル2信号線レベル2(ケーブル長5m)

B

5 放射無線周波数イミュニティ試験 IEC61000-4-3

レベル2　水平方向0°,90°,180°,270

A

レベル2　垂直方向0°,90°,180°,270

A

4電圧ディップ　／短時間停電イミュニティ試験

IEC61000-4-11 Ed.2

定格電圧70%25,30cycle

A

定格電圧0%0.5cycle

A

定格電圧0%1cycle

A

3電気的ファストトランジェント　／バーストイミュニティ試験

IEC61000-4-4 Ed.2

電源線 2kV 5kHz電源線 2kV 100kHz信号線 1kV 5kHz信号線 1kV 100kHz

間接放電4kV

2 サージイミュニティ試験 IEC61000-4-5ノーマルモード 1kVコモンモード 1kVコモンモード 2kV

No. 試験名称条件

1 静電気放電イミュニティ試験 IEC61000-4-2接触放電4kV気中放電8kV


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

No.FD-M-13017D

１１　外形図単位：mm

ブロワ部（70DCF-371、70DCF-372共　同寸法）

ブロワ取り付け方向：軸水平又は軸垂直ドライバ部（共用）

-28-


出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ドライバ取付方向:水平又は縦置き

①50ms:HI


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③


① ② ③

PFC異常検出



HI

LOW

HI

LOW

LOW

HI

LOW

HI

LOW

HI


軸拘束検出

異常電流検出

FOLT出力

PULSE出力

出力端子

HI

LOW

HI




出力

FOLT

出力


(注 2) Z

電源投入後


(注 3) HI


(注 4) HI

異常電流検出



軸拘束検出



ドライバ異常

温度上昇検出




PFC 異常検出


点滅


ブロワ異常

温度上昇検出

(注 5)



点滅


ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

銘板色

70DCF-371：白

70DCF-372：赤

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

0

5

10

15

20

25

30

0 1 2 3 4 5 6 7 8


静圧P[kPa]

風量Q [m3/min]


静圧回転速度

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