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Golf7 オリジナルシフトブーツ 取り付け説明書
※ 取り付け作業の前に
シフトノブゲートパネルの取り外し
本作業は、車両のシフトレバー及びブレーキペダルの操作を伴います。
誤った操作によって不意に車両が動き、事故等に繋がる恐れがありますので、必ず車両周辺の安全をご確認ください。また、屋内での作業のために車両から離れる際には、必ず車両を施錠し盗難等の事故に備えてください。
作業に入る前に、本説明書を最後までお読みの上、作業全体の流れを把握した状態で、
平坦な場所に車を停めパーキングブレーキがしっかり掛かっていることを確認し、車両のエンジンを完全に止めてから交換作業を進めます。
先ず、ブレーキペダルを踏んでいない状態でエンジン START/STOP ボタンを押し、アクセサリー電源を ON にします。
キーレスシステム非装着車両の場合は、ACC ON の位置まで鍵を回し、アクセサリー電源を ON にします。
アクセサリー電源が ON になっていることを確認した後、ブレーキペダルを踏んでシフトレバーをニュートラル (N) の位置に動か
します。
※ 決してエンジンを始動させる必要はありません。誤ってエンジンを始動させてしまった場合は、
エンジンを切ってからもう一度アクセサリー電源を入れ直してください。
① シフトゲートパネルの上に位置している収納ボックスの蓋を開けた状態で写真①で指が位置している部分に指先を引っかけ、
矢印の方向にシフトゲートパネルを持ち上げると、フロアーコンソールからシフトゲートパネルが外れます。
② シフトゲートパネル裏側にシフトインジケーターのカプラーがありますので、矢印部分の爪を摘んで下の方に引き抜きます。
③ シフトノブの根元をシフトレバーに締め付けている金属製クリップを緩めます。
下の断面図を参考にクリップ突起部分の内側にマイナスドライバー等を差し込んで左右に抉じる形で、
クリップとシフトノブの間に大きく隙間が出来るまで広げます。
※ クリップの根元を十分に広げないとシフトノブが抜けません。
シフトノブの取り付け時は、取り外し時に広げたクリップの根元をペンチやニッパー等で縮める必要がありますが、
手持ちの工具でクリップを締め付けることが難しい場合は、クリップの代わりに針金や結束バンドで代用することができます。
クリップペンチやニッパー等で根元を縮める(ー)ドライバー等で根元を広げる
金属製クリップの断面図緩める時 締め付ける時
① ② ③
カプラーの爪を摘んで引き抜くシフトゲートパネルを持ち上げる クリップ突起部分の内側を抉じり左右に広げる
Sprung online storehttp://www.sprung.jp/
m a i l : i n fo @ s p r u n g . j pTEL : 045-943-7039 FAX : 045-943-1453
シフトノブの取り外し
シフトブーツの取り外し
④ シフトノブ根元のクリップを十分に広げた後、シフトノブをシフトレバーから引っこ抜きます。
写真④の左側を参考にシフトノブのボタンを触らないように注意しながら、ノブをしっかり持って垂直上方向に強く引っ張ります。
※ この際に、誤ってシフトノブのボタンを押さないようにご注意ください。シフトレバーからノブが抜ける瞬間、ボタンは飛び出た状態で一
定の位置に固定されますが、一度ボタンを押してしまうとボタンが押されたままで元の位置には戻らなくなります。
※ 本作業最後のシフトノブ取り付けが完了するまで、絶対シフトノブのボタンを押さないようにご注意ください。⑤ 取り外したシフトゲートパネルの裏側から、シフトブーツをシフトゲートパネルに固定している枠の爪 ( 写真⑤の矢印 ) を確認できます。
この 4 ヶ所の爪を外側 ( 矢印方向 ) にずらしながら押し込むと、シフトブーツの枠がシフトゲートパネルから外れ、
パネルとシフトノブ ( シフトブーツが付いている状態 ) を分離できます。
⑥ 次の作業は車から離れて行うため、車を施錠する必要があります。
シフトノブを外した状態でも、シフトレバー中央の樹脂製ロッドを上の方向に引っ張るとシフトレバーの操作が可能です。
ブレーキを踏んだ状態でロッドを引っぱり、パーキングレンジ (P) にシフトチェンジします。
⑦ シフトブーツを裏返しに捲り、ノブ根元の先端を内側に絞って金属製クリップを外します。
シフトノブにシフトブーツを固定している樹脂製留め具は、矢印部分の 4 ヶ所の突起部分が引っかかって固定されています。
⑧ シフトブーツの留め具にはブーツの縫い目の位置に窪みがあり、この窪みの隙間を広げて留め具を外せます。
かなり強い力が必要で、シフトノブに傷を付ける恐れがありますので、事前にシフトノブとブーツの接触面を養生し、樹脂製の内装リムーバー
を使用します。また、誤ってシフトノブのボタンを押さないようにご注意ください。最初にブーツ縫い目の窪みに内装リムーバーを奥まで強く押し込んだ後、リムーバーを左右方向にスライドさせる形で隙間を左右に広げてい
くと、突起部分の引っ掛けが順番に外れます。
※ 同時にシフトノブの根元部分を内側に絞ると、突起部分が外れやすくなります。
⑨シフトブーツ留め具に引っかかっている 4 ヶ所の突起が外れるとシフトノブとブーツを分離することができます。
留め具の内側には、シフトブーツと留め具を密着させる丸い枠 ( 写真⑨の矢印 ) が嵌め込まれています。
この枠を引き抜くとシフトブーツと留め具を分離できます。
ボタンを押さないに注意しながらノブを引き抜く 4ヶ所の爪を押し込んでブーツを外す ロットを持ち上げるとシフトチェンジ可能
ノブを外した後、丸い枠を引き抜く窪みに内装リムーバーを差し込み隙間を広げる留め具は 4ヶ所の突起で固定されている
④ ⑤ ⑥
⑦ ⑧ ⑨
本製品 ( シフトブーツ ) とシフトノブの結合
車体への取り付け
⑩ シフトブーツ及びシフトブーツ留め具の前後向きは、ブーツ固定枠の幅と留め具前方のスリットの位置で判別できます。
⑪ 写真⑩を参考にシフトブーツ及びシフトブーツ固定用留め具の前後向きを確認し、本製品にシフトブーツの留め具をセットします。
⑫ 写真⑪を参考に⑨の手順で外した丸い枠を嵌め込みます。
ブーツの厚みによって枠が若干飛び出る場合がありますが、シフトブーツとノブを結合する過程で自然と定位置に押し込まれます。
⑬ 留め具と丸い枠をセットした本製品にシフトノブを差し込みます。
留め具を完全に嵌め込む前にシフトブーツの縫い目の位置がずれていないか、シフトノブとのつなぎ目に皺が寄らないかを確認してから、
ブーツの留め具がシフトノブ側の 4 ヶ所の突起に引っかかる位置まで差し込むと完全に固定されます。
⑭ 手順⑦で外した金属製クリップを元の位置に取り付けます。 (根元は広げたままの状態 )
⑮ 車両に戻り、取り外し作業の逆順でシフトブーツをシフトゲートパネルに嵌め込みます。
⑯ シフトレバーをニュートラル位置にシフトチェンジし、シフトノブをシフトレバーに差し込んだ後、
金属製クリップ(又は結束バンド等の代用品 ) でシフトノブの根元を締め付け、ノブが抜けないように固定します。
⑰ シフトゲートインジケーターのカプラーを繋ぎ、シフトゲートパネルをフロアーコンソールに嵌め込んだ後、
シフトノブのボタンを強く押すとカチッとする音と共にボタンが通常の位置で操作できるようになります。
問題なくシフトレバーを操作できることを確認すると交換作業完了になりします。
↑車両前方(シフトノブボタンの方向)↑車両前方(シフトノブボタンの方向)
※ 金属製クリップを再利用しない場合、
シフトノブをシフトレバーに差し込ん
だ後、ノブの根元が広がらないように
結束バンド等で締め付けてください。
ノブ根元の端が矢印位置と合うまで差し込む ボタンを強く押すとカチッと音がする
ブーツ枠の形状とスリットの位置で前後を判別 前後の向きを合わせて留め具をセット 丸い枠を嵌め込みブーツと留め具を固定
ステッチ位置と皺等を確認しながら嵌め込む
シフトゲートパネルにブーツを嵌め込む
⑩
⑬ ⑭
⑮ ⑯ ⑰
⑪ ⑫