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Horizon Cloud 管理ガイド 2020 3 17 日以降のサービス レベル向け VMware Horizon Cloud Service

Horizon Cloud 管理ガイド - VMware Horizon Cloud …Horizon Cloud での Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッション RDSH 仮想マシンからのユニバーサル

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  • Horizon Cloud 管理ガイド2020 年 3 月 17 日以降のサービス レベル向け

    VMware Horizon Cloud Service

  • 最新の技術ドキュメントは、 VMware の Web サイト (https://docs.vmware.com/jp/) でご確認いただけます。 このドキュメントに関するご意見およびご感想は、[email protected] までお送りください。

    VMware, Inc.3401 Hillview Ave.Palo Alto, CA 94304www.vmware.com

    ヴイエムウェア株式会社105-0013 東京都港区浜松町 1-30-5浜松町スクエア 13Fwww.vmware.com/jp

    Copyright © 2016-2020 VMware, Inc. All rights reserved. 著作権および商標情報。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 2

    https://docs.vmware.com/jp/mailto:[email protected]://pubs.vmware.com/copyright-trademark.html

  • 目次

    Horizon Cloud テナント環境およびオンボーディング ポッドの管理 8

    1 Horizon Cloud の紹介およびポッドをクラウド接続するためのオンボーディングの概要 11Horizon Cloud テナント環境への最初のポッドとして、手動でデプロイされた既存の Horizon 7 ポッドをオンボー

    ディングする場合のワークフローの概要 14

    Horizon 7 Cloud Connector と Horizon 7 ポッドを使用するときの DNS、ポート、およびプロトコルの要件17

    クラウド接続された最初のポッドが Microsoft Azure へのデプロイから作成された場合の概要レベルのワークフロー 20

    2 Horizon Cloud 環境の使用を開始する 26Horizon Cloud 環境での最初の Active Directory ドメイン登録の実行 28

    Horizon Cloud の運用に必要なサービス アカウント 36

    Active Directory の登録ワークフローの NETBIOS 名と DNS ドメイン名のフィールドに必要な情報の検索39

    Horizon Cloud LDAP サーバの署名要件がある Active Directory ドメイン コントローラのサポート 41

    Horizon Cloud 管理コンソールへのログイン 41

    Horizon Cloud 管理コンソールのツアー 43

    Horizon Cloud テナント環境にログインする管理者の追加 45

    追加の Active Directory ドメインの登録 46

    追加の補助ドメイン バインド アカウントを追加します。 52

    Active Directory グループへの管理ロールの割り当て 53

    Horizon Cloud テナント環境のクラウド監視サービス (CMS) の有効化または無効化 55

    カスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加または脱退 57

    Active Directory ドメイン登録の削除 57

    3 Horizon Cloud で提供されるクラウド監視サービスの統合された可視性、健全性監視、およびヘルプ デスク機能の紹介 60現在の Horizon Cloud 環境でのクラウド監視サービス (CMS) および Horizon Agents Installer (HAI) のオプシ

    ョン 61

    Horizon Cloud のクラウド監視サービスによって提供されるクラウド接続されたポッドの健全性の可視性と洞察62

    Horizon Cloud 管理コンソールの [ダッシュボード] ページの [概要] タブ 62

    Horizon Cloud 管理コンソールの [ダッシュボード] ページ - [セッション] タブ 65

    Horizon Cloud 管理コンソールの [ダッシュボード] ページ - [ユーザー] タブ 67

    Horizon Cloud 環境内のヘルプ デスク機能 68

    コンソールの検索機能の使用 69

    Horizon Cloud 管理コンソールのユーザー カード 70

    4 Horizon Cloud がサポートするすべてのポッド タイプのクラウド接続ポッドの管理 76

    VMware, Inc. 3

  • [キャパシティ] ページを使用したポッドのデプロイ 82

    [キャパシティ] ページからの Microsoft Azure への Horizon Cloud ポッドのデプロイ 82

    Horizon Cloud 管理コンソールを使用して、クラウド接続されたポッドに関連付けられた場所、名前、および説明を変更する 108

    クラウド接続された Horizon 7 ポッドを Horizon Cloud での使用から削除する 109

    プロセス中にオフラインだった Horizon 7 ポッドからクラウド管理プロパティをクリアして Horizon Cloud から切断する 110

    5 Horizon 7 ポッドと Horizon Cloud のペアリング後に Horizon 7 Cloud Connector で実行する一般的な管理およびメンテナンス タスク 112Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの CA 署名付き証明書の構成 113

    Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレスの更新 116

    Horizon 7 Cloud Connector root ユーザーのパスワード有効期限ポリシーの設定 117

    構成ポータルを使用して Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスで SSH を有効または無効にする 118

    Horizon 7 Cloud Connector 1.6 以降のプロキシ設定の変更 119

    Horizon 7 Cloud Connector 1.5 以前のプロキシ設定の変更 120

    Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスと NTP サーバの同期 122

    Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの手動アップグレード 123

    Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの自動アップグレード 126

    Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスのアップグレードのトラブルシューティング 127

    Horizon 7 Cloud Connector の既知の考慮事項 128

    6 Microsoft Azure 内の Horizon Cloud ポッドの概要 130Microsoft Azure での高可用性と Horizon Cloud ポッド 137

    Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドでの高可用性の有効化 140

    Microsoft Azure に Horizon Cloud ポッドのデスクトップ イメージを作成 141

    Microsoft Azure Marketplace から自動的にマスター仮想マシンを作成し、Horizon Cloud とペアリングする146

    マスター イメージ仮想マシンの Windows オペレーティング システムをカスタマイズする 159

    GPU 対応のマスター イメージへの NVIDIA グラフィック ドライバのインストール 169

    構成済みのマスター仮想マシンを割り当て可能デスクトップ イメージに変換 172

    Microsoft Azure でマスター仮想マシンを手動で構築する 175

    ファームと VDI デスクトップでの Microsoft Azure Disk Encryption の使用 212

    Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドからの仮想デスクトップでのデータディスクの使用 215

    マスター イメージ仮想マシンのデータ ディスクの設定 217

    Microsoft Azure 内の VMware NSX Cloud と Horizon Cloud ポッド 223

    マスター イメージへの NSX エージェントのインストール 226

    ポッドでプロビジョニングされた仮想マシンに対する NSX Manager で必要となるファイアウォールルール231

    ポッドでプロビジョニングされた仮想マシンに必要な転送ポリシーの NSX Manager への追加 231

    ファームと割り当ての仮想マシン タイプとサイズの管理 232

    Horizon Cloud のファーム 233

    ファームの作成 234

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 4

  • Horizon Cloud での Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッション RDSH 仮想マシンからのユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションの実行を許可するために Horizon Agent ポリシーを有効化する 258

    Horizon Cloud でのファームの管理 260

    ファームのローリング メンテナンスの例 268

    Horizon Cloud インベントリ内のアプリケーション 269

    ファームからの自動スキャンを使用した RDSH ファームからの新しいアプリケーションのインポート 269

    RDSH ファームからカスタム アプリケーションの手動追加 270

    リモート アプリケーション割り当ての作成 272

    Horizon Cloud でのデスクトップ割り当ての作成 273

    デスクトップ割り当てのタイプ 274

    Horizon Cloud での RDSH セッション デスクトップ割り当ての作成 275

    フローティング VDI デスクトップ割り当ての作成 277

    専用 VDI デスクトップ割り当ての作成 299

    URL リダイレクトのカスタマイズを作成し、ユーザーに割り当てる 321

    URL コンテンツ リダイレクトについて 324

    エージェントからクライアントへのリダイレクトの構成 325

    Microsoft Azure での Horizon Cloud ポッドの公開イメージの管理 328

    割り当て可能イメージに対して実行できるアクション 328

    Horizon Cloud でのファームに使用されるイメージの変更 331

    VDI デスクトップ割り当てに使用されるイメージの変更 333

    Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドによってプロビジョニングされた割り当ての管理 335

    割り当ての表示 339

    割り当ての編集 340

    割り当ての削除 341

    VDI デスクトップ割り当てのサイズ変更 342

    ネットワーク セキュリティ グループと VDI デスクトップについて 343

    Horizon Cloud で使用されるエージェントに関連するソフトウェアのアップデート 345

    Horizon Cloud の RDSH イメージのエージェント ソフトウェアをアップデートする 347

    専用 VDI デスクトップ割り当て用のエージェント ソフトウェアを更新する 351

    フローティング VDI デスクトップ割り当てによって使用されるイメージのエージェント ソフトウェアを更新する 358

    Microsoft Azure にデプロイされたポッドの管理 362

    DNS サーバでマッピングするポッドのゲートウェイのロード バランサ情報の取得 362

    管理コンソールを使用した Horizon Cloud ポッドのマネージャ仮想マシンでの SSL 証明書の構成 365

    デプロイされたポッドに関連付けられたサブスクリプション情報の更新 372

    サブスクリプションによる Microsoft Azure 制限の現在の使用率を調べる 373

    Horizon Cloud ポッドの更新 374

    Microsoft Azure 内のポッドのバックアップおよび復旧サービス 385

    Microsoft Azure でデプロイされた Horizon Cloud ポッドのゲートウェイ関連項目の変更 386

    Horizon Cloud ポッドの NTP 設定を変更する 410

    Microsoft Azure での Horizon Cloud ポッドの DNS の要件 410

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 5

  • 2019 年 9 月のリリースのマニフェスト以降の Horizon Cloud ポッドのポートとプロトコルの要件 419

    2019 年 9 月のリリースより前にデプロイされた Horizon Cloud ポッドのポートとプロトコルの要件 428

    Microsoft Azure にデプロイされた Horizon Cloud ポッド内の仮想マシンに対するデフォルトのネットワーク セキュリティ グループ ルール 434

    Microsoft Azure にデプロイされたポッド用に作成されたリソース グループ 443

    Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドと Workspace ONE Access との統合 445

    Workspace ONE Access Connector と Microsoft Azure のポッド間の信頼された接続を確立するための SSL 証明書のアップロード 450

    Workspace ONE Access 向けの Microsoft Azure でのポッドの設定 453

    Workspace ONE Access でのデスクトップ割り当てへのエンドユーザー アクセスの確認 456

    True SSO を Horizon Cloud 環境で使用するために構成する 456

    Windows Server 2012 R2 認証局のインストールと構成 458

    認証局 (CA) での証明書テンプレートの設定 459

    Horizon Cloud ペアリング バンドルをダウンロードする 462

    登録サーバの設定 462

    Horizon Cloud 環境の True SSO の設定を完了する 464

    Horizon Cloud 環境で提供されるデスクトップとアプリケーションへのエンド ユーザー接続 464

    RDS デスクトップ セッションと RDS ベースのアプリケーション セッションのタイム ゾーン リダイレクトの有効化 465

    Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドによって提供されるデスクトップおよびリモート アプリケーションの複数モニタのサポート 466

    デスクトップおよびアプリケーションへのアクセス 467

    7 Horizon Cloud テナント環境でのエンド ユーザー割り当ての設定および管理 473マルチクラウド割り当てのシステム要件 474

    Horizon ユニバーサル ブローカ のポートおよびプロトコル要件 474

    Horizon Cloud テナントの Horizon Cloud マルチクラウド割り当て (MCA) をセットアップするするための手順の概要 475

    Horizon ユニバーサル ブローカ について 477

    Horizon ユニバーサル ブローカ のシステム アーキテクチャとコンポーネント 478

    Horizon ユニバーサル ブローカ の既知の制限 481

    マルチクラウド割り当ての Horizon ユニバーサル ブローカ のセットアップ 482

    Connection Server への Horizon ユニバーサル ブローカ プラグインのインストール 482

    Unified Access Gateway を Horizon ユニバーサル ブローカ で使用するための構成 485

    Horizon ユニバーサル ブローカ を有効にする 487

    Horizon ユニバーサル ブローカ の構成 488

    マルチクラウド割り当てのためのサイトの操作 496

    Horizon ユニバーサル ブローカ のサイトの構成 497

    Horizon ユニバーサル ブローカ のホーム サイトの構成 499

    マルチクラウド割り当てのためのクラウド接続された Horizon 7 ポッドの有効化 501

    ポッドを管理対象状態に変更する 502

    ポッドを監視対象状態に変更する 503

    Horizon Cloud テナント環境でのマルチクラウド割り当ての作成および管理 504

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 6

  • マルチクラウド割り当て用のデスクトップ プールの準備 504

    マルチクラウド割り当ての作成 509

    Horizon Cloud テナント環境でのマルチクラウド割り当ての管理 515

    8 管理コンソールでのメニュー選択について 519[監視] アイコンについて 520

    [アクティビティ] ページ 520

    [レポート] ページ 523

    通知ページ 526

    監査ログの操作 527

    割り当てアイコンについて 529

    [インベントリ] アイコンについて 530

    [インポートされた仮想マシン] ページ 531

    [設定] アイコンについて 532

    Horizon Cloud 管理コンソールの [全般設定] 533

    Horizon Client のタイムアウト設定 538

    [全般設定] ページでのドメイン セキュリティ設定 539

    [ファイル共有] ページ 548

    [ユーティリティ仮想マシン] ページ 548

    [ID 管理] ページ 548

    Horizon Cloud の [はじめに] ウィザードについて 551

    9 管理コンソールでのフィルタ フィールドの使用 554

    10 Horizon Cloud 環境の管理者向けトラブルシューティング 556ファームまたは VDI デスクトップ割り当てのディスク サイズが増加した場合に必要な管理者のアクション 556

    管理コンソールの最初のログイン画面で正常にログインできない 557

    ログに記録された Microsoft Windows Sysprep エラーを解決した後でも、イメージへの変換タスクがタイムアウト エラーで失敗する 557

    Windows Server 2012 イメージの場合に、イメージ タスクへの変換がタイムアウト エラーで失敗する 558

    プライマリ ドメイン バインド アカウントがロックアウトされているときの通知 559

    新しいファームが進行中のままになる 559

    フローティング VDI デスクトップ割り当てからデスクトップへの接続を試みると Windows のエラー メッセージが表示される 560

    [フィードバックの提供] メニュー項目が機能しない 560

    ネストされた Active Directory ドメイン組織単位の使用についての考慮事項 561

    ポッドがマニフェスト 1230 以降にアップグレードされていないときに、インポートしたイメージにリモート接続するためのドメイン アカウントの機能を設定する方法 561

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 7

  • Horizon Cloud テナント環境およびオンボーディング ポッドの管理

    この『管理ガイド』では、VMware Horizon® Cloud Service™ を使用してクラウド サービスにオンボーディングしたポッドを管理する方法について説明します。Horizon Cloud テナント環境全体は、VMware がホストするクラウド サービスと、対応するキャパシティ環境にデプロイされ、クラウド サービスに接続されたポッドで構成されます。テナント環境のクラウド接続されたポッドとサービスが提供するサービスとしてのデスクトップ機能を使用する

    には、Horizon Cloud 管理コンソールと呼ばれるテナント環境のポータルにログインして使用します。

    VMware Horizon サービスにはさまざまなデプロイ モードが含まれます。このドキュメントは、次のアイテムで動作する Horizon Cloud 管理コンソールを使用している場合に適用されます。

    n オンプレミスでインストールされ、Horizon Cloud に接続されている VMware Horizon® 7 ポッド

    n VMware Cloud™ on AWS SDDC に手動でインストールされ、Horizon Cloud に接続されている VMware Horizon 7 ポッド。

    n Horizon Cloud を使用して自動的にデプロイし構成した Microsoft Azure クラウドのキャパシティ内のポッド。

    すべての Horizon Cloud デプロイのモードについては、https://www.vmware.com/cloud-services/desktop.html を参照してください。

    この製品で収集された情報を VMware がどのように処理するかの詳細については、次のサイトを参照してください。https://www.vmware.com/help/privacy.html

    このドキュメントでは、クラウド サービスがサポートされている環境(VMware Cloud 内の VMware Horizon 7 ポッド、VMware Horizon 7 ポッド オンプレミス、または Microsoft Azure 内のポッド)のいずれかに接続された後、Horizon Cloud 機能を使用する方法を説明します。サポートされている環境をクラウド サービスに接続する方法については、Horizon Cloud デプロイ ガイドを参照してください。

    重要: このドキュメントでは、接続された環境で動作する Horizon Cloud Service の現在のリリースの管理コンソールで利用できる機能について説明します。現在サポートされているリリース レベルに更新されていないポッドがある場合、このドキュメントで説明する機能の中で、最新のポッド ソフトウェア レベルに依存する機能は表示されません。また、特定のリリースでは、Horizon Cloud に個別にライセンスされた機能が含まれている場合があります。お持ちのライセンスにそのような機能の使用が含まれる場合のみ、管理コンソールにその機能に関連する要素が

    反映されます。使用したい機能が管理コンソール内に見つからない場合は、VMware アカウントの担当者に問い合わせて、お持ちのライセンスにその機能を使用する資格が付与されているか確認してください。

    VMware, Inc. 8

    https://www.vmware.com/cloud-services/desktop.htmlhttps://www.vmware.com/help/privacy.html

  • ドキュメントの改訂履歴

    このドキュメント『Horizon Cloud 管理ガイド』は、製品がリリースされるたびに、あるいは必要に応じて更新されます。

    次の表に更新履歴を示します。

    リビジョン 説明

    2020 年 3 月 17 日

    説明する機能が本番環境にデプロイされた最初のバージョン。

    このドキュメントでは、最新のサービス機能について説明します。

    n Microsoft Azure のキャパシティを使用するポッドの場合、このサービス リリースが本番稼動状態になった時点で新たに利用可能になったポッド マニフェストのバージョンに依存しない新機能もあれば、利用するためには新しいポッド マニフェスト バージョンが必要になる新機能もあります。このサービス リリースに対応するポッド マニフェスト バージョン、およびその最新のポッド マニフェスト バージョンを必要とする新機能のリストについては、サービス 3.0 リリースのリリース ノートを参照してください。

    クラウド接続された Horizon 7 ポッドの場合、最新の機能はバージョン 1.6 以降の Horizon 7 Cloud Connector を使用してクラウド制御プレーンに接続された、バージョン 7.12 以降の Horizon 7 コンポーネントに対応します。

    対象読者

    このドキュメントは、システム管理者としての経験があり、仮想マシン テクノロジーおよびデータセンターの運用に詳しい方を対象としています。

    組織のニーズおよび動作しているポッドのタイプに応じて、次のソフトウェア製品、ソフトウェア コンポーネント、およびそれらの機能について理解しておくことは有用です。

    n VMware Horizon 7

    n VMware Cloud

    n VMware Horizon® 7 Cloud Connector™

    n VMware Unified Access Gateway™

    n VMware Workspace ONE® Access™

    n VMware Horizon® Client™

    n VMware Horizon® HTML Access™

    n Microsoft Azure、およびその Marketplace

    n Microsoft Active Directory

    n VMware Dynamic Environment Manager™

    このドキュメントで使用するスクリーンショットについて

    スクリーンショットは通常次のようになっています。

    n 説明に対応するユーザー インターフェイスの部分のみが表示されます。完全なユーザー インターフェイスが表示されるとは限りません。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 9

    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/rn/horizon-cloud-service-relnotes-30.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/rn/horizon-cloud-service-relnotes-30.html

  • n データの匿名性を維持するため、適宜ぼかしを入れています。

    注: 一部のスクリーンショットは高解像度で取得しています。このため、PDF を 100% で表示したときに、読みにくい場合があります。このような画像は、200% に拡大すると明瞭になり、読みやすくなります。

    Horizon Cloud コミュニティ以下のコミュニティを使用して質問をしたり、その他のユーザーからの質問への回答を検索したり、役に立つ情報へ

    のリンクにアクセスしたりすることができます。

    n https://communities.vmware.com/community/vmtn/horizon-cloud-service にある VMware Horizon Cloud Service コミュニティ

    n https://communities.vmware.com/community/vmtn/horizon-cloud-service/horizon-cloud-on-azure にある VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure サブコミュニティ(VMware Horizon Cloud Service コミュニティのサブコミュニティ)。

    VMware サポートへのお問い合わせHorizon Cloud 環境でなにかお困りの場合は、VMware サポートにお問い合わせください。

    n My VMware® アカウントを使用して、オンラインで VMware サポートにサポート リクエストを送信するか、お電話でお問い合わせください。

    n KB 2144012 カスタマ サポートのガイドライン から、発生した問題に応じてサポートを受ける方法が参照できます。

    n 少なくとも 1 つのクラウド接続ポッドを構成した後、管理コンソールにログインし、[ ] - [サポート] をクリックするとサポート リクエストを送信できます。

    VMware Information Experience 用語集VMware Information Experience 用語集は、専門的な用語などを集約した用語集です。VMware の技術ドキュメントで使用されている用語の定義については、http://www.vmware.com/support/pubs をご覧ください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 10

    https://communities.vmware.com/community/vmtn/horizon-cloud-servicehttps://communities.vmware.com/community/vmtn/horizon-cloud-service/horizon-cloud-on-azurehttps://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2144012http://www.vmware.com/support/pubs

  • Horizon Cloud の紹介およびポッドをクラウド接続するためのオンボーディングの概要

    1Horizon Cloud テナント環境全体は、VMware がホストするクラウド サービスと、対応するキャパシティ環境にデプロイされ、クラウド サービスに接続されたポッドで構成されます。サポートされているキャパシティ環境にデプロイされた VMware ソフトウェアで構成されるポッドが適切にオンボーディングされると、クラウド接続されたポッドになります。少なくとも 1 つのポッドがテナント環境に完全にオンボーディングされたら、追加のポッドをオンボーディングしてクラウド接続されたポッドの集合を作ることができます。テナント環境のクラウド接続されたポッド

    とサービスが提供するサービスとしてのデスクトップ機能を使用するには、Horizon Cloud 管理コンソールと呼ばれるテナント環境のポータルにログインして使用します。

    Horizon Cloud VMware がクラウドでホストする制御プレーンであり、仮想デスクトップおよびアプリケーションを一元的に編成および管理します。

    クラウド接続されたポッド サポートされているキャパシティ環境にデプロイされ、クラウド制御プレーンにオ

    ンボーディングされた VMware ソフトウェア。サポートされているキャパシティ環境とは、Microsoft Azure クラウドや VMware Cloud™ on AWS、またはオンプレミス インフラストラクチャなどです。これらのキャパシティ環境には、それぞれ特定のポッド タイプが用意されています。

    n Microsoft Azure サブスクリプションのポッド

    n Horizon 7 オンプレミス ポッド

    n VMware Cloud on AWS の Horizon 7

    使用しているキャパシティ環境のタイプに応じて、Horizon Cloud 管理コンソールを使用して自動化されたポッドのデプロイおよび Horizon Cloud への接続を行うことができます。一部のポッド タイプでは、ポッドを自動的にデプロイおよび構成することはできませんが、それらのポッドを Horizon Cloud にオンボーディングすることはできます。

    ポッドのオンボーディングの概念の概要については、『デプロイ ガイド』を参照してください。

    VMware, Inc. 11

    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.html

  • Horizon Cloud 制御プレーンVMware は Horizon Cloud 制御プレーンをクラウドでホストします。このクラウド サービスを使用すると、ユーザーの仮想デスクトップ、リモート デスクトップ セッション、およびリモート アプリケーションの一元的な編成および管理が可能になります。クラウド サービスはポッドも管理します。ポッドは、提供されたキャパシティ環境に物理的に配置されます。クラウド サービスにログインすると、物理的な場所に関係なくすべてのポッドを表示し、それらのポッド間で管理アクティビティを実行できます。

    VMware は、責任を持ってサービスをホスティングし、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)環境の機能を更新および強化しています。Horizon Cloud はマルチテナント環境であり、いくつかのリージョンの制御プレーン インスタンスがあります。リージョンの制御プレーン インスタンスはそれぞれ、VMware Horizon サービスの説明およびサービス レベル アグリーメントのページから入手可能なサービスの説明ドキュメントに記載されているように、ホストの地理的なデータセンターに対応します。テナント アカウントは、アカウントの作成時に特定のリージョン インスタンスに関連付けられます。

    クラウドの制御プレーンでは、Horizon Cloud 管理コンソール(管理コンソール)という共通の管理ユーザー インターフェイスもホストします。管理コンソールは、業界標準のブラウザで実行されます。管理コンソールは、ユーザ

    ー割り当て、仮想デスクトップ、リモート デスクトップ セッション、およびアプリケーションに関与する管理タスクを IT 管理者のために 1 つにまとめた場所です。管理コンソールは、時間や場所に関係なくアクセスできるので、非常に柔軟に利用できます。

    重要: 管理コンソールの表示は動的で、現在のサービス レベルで利用可能な機能が反映されます。ただし、ポッドのソフトウェアの最新レベルにまだ更新されていないクラウド接続されたポッドがある場合は、管理コンソールには

    最新ポッドのソフトウェア レベルに依存する機能は表示されません。また、特定のリリースでは、Horizon Cloud に個別にライセンスされた機能または特定のテナント アカウント構成でのみ使用可能な機能が含まれる場合があります。お持ちのライセンスまたはテナント アカウント構成にそのような機能の使用が含まれる場合のみ、管理コンソールにその機能に関連する要素が動的に反映されます。

    使用したい機能が管理コンソール内に見つからない場合は、VMware アカウントの担当者に問い合わせて、お持ちのライセンスおよびテナント アカウント構成にその機能を使用する資格が付与されているか確認してください。

    Horizon Cloud に接続できるポッドのタイプこの Horizon Cloud リリースで、以下のデプロイ タイプが可能になります。

    注: 自動的なデプロイのために、Horizon Cloud にポッドを接続するか、または管理コンソールを使用するには、ユーザーのアカウントが適切なライセンスを有している必要があります。詳細については、VMware アカウントの担当者にお問い合わせください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 12

    https://www.vmware.com/download/eula/vmware-horizon-service.htmlhttps://www.vmware.com/download/eula/vmware-horizon-service.html

  • 表 1-1. ポッドのデプロイ タイプ

    デプロイ タイプ 説明

    オンプレミス インフラストラクチャ内にある VMware Horizon 7 ポッド

    オンプレミス インフラストラクチャに Horizon 7 Cloud Connector をデプロイし、そのポッドを Horizon Cloud に接続するように構成します。

    VMware Cloud on AWS SDDC に手動でインストールおよび構成した VMware Horizon 7 ポッド

    VMware Cloud on AWS SDDC に Horizon 7 Cloud Connector をデプロイし、そのポッドを Horizon Cloud に接続するように構成します。

    Horizon Cloud が Microsoft Azure クラウドのキャパシティにデプロイした Horizon Cloud ポッド

    Horizon Cloud 管理コンソールの自動デプロイウィザードを使用してポッドをデプロイします。

    重要: 本番環境では、ファームとデスクトップ割り当てに使用する仮想マシン モデルに少なくとも 2 個の CPU が確実に搭載されているようにします。VMware のスケール テストでは、2 個以上の CPU を使用することによって、予期しないエンドユーザー接続の問題を回避していることが示されています。システムによって、単一の CPU を搭載した仮想マシン モデルの選択が妨げられることはありませんが、このような仮想マシン モデルはテスト用または概念実証用にのみ使用する必要があります。

    重要: ポッド デプロイ ウィザードを起動してポッドのデプロイを開始する前に、以下の要件に加えて、次の重要な点に注意する必要があります。

    n ポッドのデプロイを成功させるには、ユーザーまたは IT チームが Microsoft Azure 環境で設定したどの Microsoft Azure ポリシーも、ポッドのコンポーネントの作成をブロック、拒否、または制限しないようにすることが必要です。また、Microsoft Azure ポリシーの組み込みポリシー定義がポッドのコンポーネントの作成をブロック、拒否、または制限しないことを確認する必要があります。たとえば、ユーザーおよび IT チームは、Microsoft Azure ポリシーが Azure ストレージ アカウントでのコンポーネントの作成をブロック、拒否、または制限しないことを確認する必要があります。Azure ポリシーの詳細については、Azure ポリシーのドキュメントを参照してください。

    n ポッド デプロイヤでは、デプロイヤによる Azure StorageV1 アカウント タイプの使用を Azure ストレージ アカウントで許可されていることが必要です。Microsoft Azure ポリシーが、Azure StorageV1 アカウント タイプを必要とするコンテンツの作成を制限したり拒否したりしないようにします。

    n ポッドおよびゲートウェイのデプロイ プロセスの一部として、Horizon Cloud はタグが付いていないリソース グループ (RG) を Microsoft Azure サブスクリプションに作成します。これには、これらのデプロイ プロセスをオーケストレーションする一時ジャンプ ボックス用に作成される初期リソース グループが含まれます。デプロイ時、またはポッドのアップグレード時、またはポッドへのゲートウェイ構成の追加時に、何らかのタイプの

    リソース タグ要件がある Microsoft Azure サブスクリプションにポッドをデプロイしようとすると、ポッドのデプロイは失敗します。Microsoft Azure ポリシーが、ターゲット サブスクリプションでのポッドのタグが付けられていないリソース グループの作成を許可することを確認する必要があります。デプロイヤが作成する RG のリストについては、『管理ガイド』の Microsoft Azure にデプロイされたポッド用に作成されたリソース グループトピックを参照してください。

    n すべてのクラウド接続されたポッドは、それらのポッドをデプロイするときに、Active Directory ドメインの同じセットに接続されている必要があります。

    この章には、次のトピックが含まれています。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 13

    https://docs.microsoft.com/en-us/azure/governance/policy/https://docs.microsoft.com/en-us/azure/governance/policy/https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.admin15/GUID-9F004F77-5685-400E-8ADC-3ECA96D3CA71.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.admin15/GUID-9F004F77-5685-400E-8ADC-3ECA96D3CA71.html

  • n Horizon Cloud テナント環境への最初のポッドとして、手動でデプロイされた既存の Horizon 7 ポッドをオンボーディングする場合のワークフローの概要

    n クラウド接続された最初のポッドが Microsoft Azure へのデプロイから作成された場合の概要レベルのワークフロー

    Horizon Cloud テナント環境への最初のポッドとして、手動でデプロイされた既存の Horizon 7 ポッドをオンボーディングする場合のワークフローの概要

    このリストは、最初のポッドを Horizon Cloud テナント環境にオンボーディングし、そのポッドが手動でデプロイされた既存の Horizon ポッドである場合の手順の概要です。手動でデプロイされたポッドは、オンプレミスのキャパシティまたは VMware Cloud on AWS キャパシティを使用して手動でインストールして構成したポッドです。最初のクラウド接続されたポッドでこれらのオンボーディング手順が完了すると、サブスクリプション ライセンスがそのオンボーディングされた Horizon 7 ポッドに適用され、Horizon Cloud がそのポッドに提供するクラウド ホスト型サービスの使用を開始できます。これには、クラウド監視サービス (CMS) が含まれます。その時点で、追加のポッドをオンボーディングすることもできます。

    次の図は、全体的なフローを示しています。

    仮想 マシン

    vApp

    Horizon ユニバーサル/サブスクリプション ライセンスの取得

    固定 IP アドレスを使用して Horizon 7 Cloud Connector OVA をダウンロードして Horizon 7 ポッドにデプロイ

    ポッドの Active Directory ドメインを Horizon Cloud に登録

    デプロイされた Horizon 7 Cloud Connector およびポッドを Horizon Cloud とペアリング

    このワークフローを開始する前に、Horizon 7 ポッドをインストールおよび構成しておく必要があります。この Horizon Cloud リリースで使用できる Horizon 7 ポッドの手動インストールの詳細については、以下を参照してください。

    n オンプレミスのキャパシティを使用してポッドを手動でインストールする方法については、Horizon 7 のドキュメント ページから Horizon 7 の最新バージョンのインストールの関連情報を参照してください。

    n VMware Cloud on AWS キャパシティを使用してポッドを手動でインストールする方法については、『Horizon 7 on VMware Cloud on AWS』製品ページから利用できる Horizon 7 on VMware Cloud on AWS のデプロイのベスト プラクティス ガイドを参照してください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 14

    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-7/index.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-7/index.htmlhttps://www.vmware.com/products/horizon/horizon-on-vmc-aws.htmlhttps://www.vmware.com/products/horizon/horizon-on-vmc-aws.html

  • 既存の Horizon 7 ポッドを クラウドにオンボーディングする場合、2 つの主要なユースケースを想定します。すなわち、そのポッドのサブスクリプション ライセンスをアクティブ化すること、そして Horizon Cloud がそのタイプのポッドに提供するクラウド監視サービス (CMS) などのクラウド ホスト型サービスを使用できるようにすることです。CMS は、Horizon Cloud で提供される中心的なサービスの 1 つです。CMS は、クラウドに接続されたポッドに可視性、健全性監視、ヘルプ デスク サービスを提供します。ポッドをクラウド制御プレーンにオンボーディングするプロセスの概要については、『デプロイ ガイド』を参照してください。

    注意: 以下の手順をすべて完了して最初のポッドを Horizon Cloud に完全に接続してから、その後手動でインストールして接続したいポッドに Horizon 7 Cloud Connector をデプロイします。このリリースの既知の問題により、Active Directory ドメイン登録およびスーパー管理者ロール割り当ての手順を一度も完了することなく Horizon 7 Cloud Connector を使用して複数のポッドをクラウドに接続すると、Active Directory ドメイン登録の手順が失敗します。その時点で、必要な Active Directory ドメイン登録とスーパー管理者ロールの割り当ての手順を正常に完了する前に、クラウド接続された Horizon 7 ポッドの 1 つ以外のすべてを接続解除する必要があります。

    1 Horizon ユニバーサル ライセンスなどの Horizon サブスクリプション ライセンスの取得を含む前提条件を満たします。『デプロイ ガイド』の VMware Horizon 7 with Horizon Cloud の要件チェックリスト - 2019 年 12 月のサービス リリースで使用および Horizon 7 Cloud Connector を使用して Horizon 7 ポッドと Horizon Cloud をペアリングするためのオンボーディング ウィザードの実行準備のトピックを参照してください。

    2 Horizon 7 ポッドを Horizon Cloud と接続するための DNS、ポート、およびプロトコルの要件が満たされていることを確認します。 Horizon 7 Cloud Connector と Horizon 7 ポッドを使用するときの DNS、ポート、およびプロトコルの要件を参照してください。

    3 ご使用の環境で Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスがインターネットにアクセスするためにプロキシ サーバを使用する必要がある場合は、必要なプロキシ設定を取得して、アプライアンスの OVF テンプレートをデプロイするときに指定できるようにします。

    重要: Horizon 7 Cloud Connector 1.5 で Horizon ユニバーサル ブローカ を使用する計画があり、プロキシ設定を使用する必要がある場合は、OVF テンプレートをデプロイするときにそれらのプロキシを設定する必要があります。既知の制限により、Horizon ユニバーサル ブローカ は、最初のデプロイ プロセス後に Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスで行われたプロキシ設定への変更を取得しません。

    既知の問題により、システムは最初の OVF テンプレートのデプロイで指定したプロキシなしのホスト構成を考慮しません。Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスでプロキシなしのホスト構成を使用するには、最初のデプロイ プロセス後に構成する必要があります。詳細については、『デプロイ ガイド』の Horizon 7 Cloud Connector のプロキシ設定とプロキシなしのホストの構成についてのトピックを参照してください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 15

    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.htmlhttps://www.vmware.com/products/horizon-universal-license.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-1C1A08A9-9C4C-4373-819A-C59F41DC29FD.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-1C1A08A9-9C4C-4373-819A-C59F41DC29FD.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-43D292DA-437D-4F17-9A8E-E83B331AE4D3.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-43D292DA-437D-4F17-9A8E-E83B331AE4D3.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-915767A5-DB5D-4A9A-A10F-50D29212FA40.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-915767A5-DB5D-4A9A-A10F-50D29212FA40.html

  • 4 必要に応じて Horizon Cloud テナント ポータルにログインし、テナント環境に追加の管理者を構成します。

    ヒント: 次の手順を実行してテナント環境に最初に関連付けられている My VMware アカウントのみを使用してポッドをオンボーディングすることができますが、このプロセスの開始時に追加の管理者を構成することを

    お勧めします。テナント アカウントに関連付けられている My VMware アカウントが 1 つだけの場合に認証情報にアクセスできなくなると、新しい My VMware アカウントをテナント アカウントに関連付けるために VMware へのサービス リクエストを開く必要があるため、遅延が発生する可能性があります。このような遅延を防ぐには、最初に関連付けられた My VMware アカウントで cloud.horizon.vmware.com のテナント ポータルにログインし、画面の [全般設定] セクションの行を使用して「Horizon Cloud テナント環境にログインする管理者を追加する」に説明されている手順を実行します。

    5 Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスをポッドの環境にデプロイします。『デプロイ ガイド』のCloud Connector をダウンロードしてポッドの vSphere 環境に展開するのトピックおよびそのサブトピックで説明されている手順に従います。

    6 仮想アプライアンスがパワーオンされた後、仮想アプライアンスへの SSH アクセスを有効にして、アプライアンスのオペレーティング システムでコマンドをリモートで実行できるようにします。vSphere 環境を使用してアプライアンスのコンソールを起動し、アプライアンスのデプロイ中に設定した root ユーザーを使用してアプライアンスのオペレーティング システムにログインし、適切なコマンドを実行して SSH を有効にする必要があります。『デプロイ ガイド』のトピック Horizon 7 Cloud Connector を Horizon 7 Connection Server とペアリングする前に SSH アクセスを有効化するの手順に従います。

    注: SSH を有効にする手順は、ポッドがまだ Horizon Cloud とペアリングされていないときに使用されます。ポッドが Horizon Cloud と正常にペアリングされると、ブラウザベースの Horizon 7 Cloud Connector 構成ポータルを使用して、仮想アプライアンスへの SSH アクセスを有効または無効にできます。

    7 環境でプロキシを使用する必要があり、OVF デプロイ ウィザードでプロキシ関連の設定を指定しなかった場合は、仮想アプライアンスのプロキシ関連の設定を構成します。詳細については、『デプロイ ガイド』の Horizon 7 Cloud Connector のプロキシ設定とプロキシなしのホストの構成についてのトピックを参照してください。

    8 Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの IP アドレスを使用する代わりに、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用してブラウザベースの Horizon 7 Cloud Connector 構成ポータルにアクセスする場合は、FQDN を仮想アプライアンスの IP アドレスにマッピングする正引き参照と逆引き参照のレコードを DNS サーバに作成します。

    9 Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスへの SSH セッションを開き、precheck.sh 診断スクリプトを実行して、ポッドのシステム コンポーネントとサービスの健全性を確認します。詳細については、『デプロイ ガイド』の Horizon 7 ポッドおよび Horizon 7 Cloud Connector の健全性と構成を確認するのトピックを参照してください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 16

    https://cloud.horizon.vmware.comhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.admin15/GUID-4D46E8D7-2AE4-4DDB-8389-59DE1AF55D84.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.admin15/GUID-4D46E8D7-2AE4-4DDB-8389-59DE1AF55D84.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-4CC1F966-8388-488C-BF80-9C48149C82B2.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-E96CEB07-1B17-4903-87D3-E9D4A3762C74.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-E96CEB07-1B17-4903-87D3-E9D4A3762C74.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-915767A5-DB5D-4A9A-A10F-50D29212FA40.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-915767A5-DB5D-4A9A-A10F-50D29212FA40.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-AA6E124C-7186-4433-AD28-817884474239.html

  • 10 マッピングされた FQDN または仮想アプライアンスの IP アドレスを使用して、ブラウザベースの Horizon 7 Cloud Connector 構成ポータルにログインし、コネクタとポッドの Connection Server をペアリングするオンボーディング手順を完了します。『デプロイ ガイド』の Horizon 7 Cloud Connector 構成ポータルを使用して Horizon 7 ポッドと Horizon Cloud のペアリングを完了するのトピックで説明されている手順に従います。

    ヒント: コネクタと Connection Server が正常にペアリングされると、Horizon 7 Cloud Connector 構成ポータルに完了メッセージが表示されます。この時点で、VMware はサブスクリプション ライセンスをアクティベーションします。アクティベーションには、最大 48 時間かかります。ライセンスが有効になると、標準の Horizon 7 [製品ライセンスと使用] 画面に「ライセンス サービスに接続されました」というメッセージが表示されます。

    11 チームの標準的なプラクティスと環境に応じて、CA 署名付き証明書の構成や、アプライアンスの root ユーザーのパスワード有効期限の設定などの領域で Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスをオプションで構成します。『デプロイ ガイド』のトピックを参照してください。

    12 管理コンソールと呼ばれる Horizon Cloud テナント ポータル内で Active Directory ドメイン登録ワークフローを実行します。Horizon Cloud 環境での最初の Active Directory ドメイン登録の実行を参照してください。

    ヒント: Active Directory ドメイン登録ワークフローを完了すると、クラウド監視サービス (CMS) など、すべてのクラウド ホスト型サービスを利用できます。ポッドの Active Directory ドメインがテナント環境に登録されるまで、ポータルは、CMS の監視データが表示される管理コンソールの画面へのアクセスをブロックします。

    13 ドメイン参加アカウントをメンバーとして含む Active Directory グループに Horizon Cloud スーパー管理者の役割を付与します。Active Directory グループへの Horizon Cloud 管理ロールの割り当てを参照してください。

    各ワークフロー ステップを実行する方法の詳細については、上記の各手順にリンクされたトピックまたはコンパニオン ガイドを参照してください。Horizon Cloud デプロイ ガイドを参照してください。

    Horizon 7 Cloud Connector と Horizon 7 ポッドを使用するときの DNS、ポート、およびプロトコルの要件Horizon 7 Cloud Connector コンポーネントを Horizon 7 ポッドとともに使用しているときに、Cloud Connector が必要なドメイン ネーム サービス (DNS) のアドレスにアクセスできるように、ファイアウォールを構成する必要があります。さらに、このトピックで説明するように、プロキシ設定には構成済みのポートとプロトコルが必要で、

    DNS は特定の名前を解決する必要があります。次に、Cloud Connector コンポーネントがデプロイされ、ポッドを

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 17

    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-CFC5C50E-FBA2-4F9B-89EB-56A090D4C158.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-CFC5C50E-FBA2-4F9B-89EB-56A090D4C158.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.html

  • Horizon Cloud に正常に接続するための手順が完了したら、Horizon Cloud と Cloud Connector 間の継続的な運用のために、特定のポートとプロトコルが必要となります。

    『デプロイ ガイド』で説明されているように、Cloud Connector コンポーネントは、Horizon 7 でサブスクリプション ライセンスをアクティブ化し、クラウド ホスト型サービスを現在の Horizon 7 デプロイで使用できるようにするために、Horizon 7 デプロイで使用されます。

    接続と DNS の要件『デプロイ ガイド』にある Cloud Connector をデプロイするための手順には、ブラウザを使用して Cloud Connector アプライアンスの IP アドレスに移動し、ログイン画面が表示される手順が含まれています。そのログイン画面を表示するためには、Cloud Connector アプライアンスと Horizon Cloud クラウド制御プレーン間のインターネット接続が必要です。アプライアンスは最初に HTTPS を使用して Horizon Cloud クラウド制御プレーンへの接続を確立してから、アウトバウンド インターネット ポート 443 を使用して Web ソケットを開きます。継続的な運用のために、Cloud Connector アプライアンスと Horizon Cloud 間の接続では、ポート 443 を使用するアウトバウンド インターネット接続が常に開いている必要があります。次の DNS 名が解決可能であり、次の表に記載されている特定のポートおよびプロトコルを使用してアクセス可能であるようにする必要があります。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 18

  • ソース ターゲット (DNS 名) ポート プロトコル 目的

    Horizon 7 Cloud Connector

    Horizon Cloud テナント アカウントで指定されている地域別の Horizon Cloud 制御プレーン インスタンスに応じた、次のいずれかの名前。地域別のインス

    タンスは、Horizon Cloud for Microsoft Azure、Horizon 7 オンプレミス、および Horizon 7 on VMware Cloud on AWS へのオンボーディングの記載どおりに、アカウントの作成時に設定されます。

    n cloud.horizon.vmware.com

    n cloud-us-2.horizon.vmware.com

    n cloud-eu-central-1.horizon.vmware.com

    n cloud-eu-2.horizon.vmware.com

    n cloud-ap-southeast-2.horizon.vmware.com

    n cloud-ap-2.horizon.vmware.com

    443 TCP 地域別 Horizon Cloud 制御プレーンのインスタ

    ンス

    n 米国:

    cloud.horizon.vmware.com, cloud-us-2.horizon.vmware.com

    n ヨーロッパ:cloud-eu-central-1.horizon.vmware.com, cloud-eu-2.horizon.vmware.com

    n アジア パシフィック: cloud-ap-southeast-2.horizon.vmware.com, cloud-ap-2.horizon.vmware.com

    Horizon 7 Cloud Connector

    Horizon Cloud アカウントにどのリージョンの Horizon Cloud 制御プレーンが指定されているかに応じて異なります。

    北米:

    n kinesis.us-east-1.amazonaws.com

    n query-prod-us-east-1.cms.vmware.com

    ヨーロッパ:

    n kinesis.eu-central-1.amazonaws.com

    n query-prod-eu-central-1.cms.vmware.com

    オーストラリア:

    n kinesis.ap-southeast-2.amazonaws.com

    n query-prod-ap-southeast-2.cms.vmware.com

    443 TCP クラウド監視サービス (CMS)

    Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスで必要となるポートとプロトコルHorizon 7 Cloud Connector と Horizon Cloud の間の継続的な運用のためには、次の表のポートとプロトコルが必要です。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 19

    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.html

  • 表 1-2. Horizon 7 Cloud Connector のポート

    ソース ターゲット ポート プロトコル 説明

    Horizon 7 Cloud Connector

    Horizon Cloud 443 HTTPS Horizon 7 Cloud Connector を Horizon Cloud とペアリングし、データを転送するために使

    用されます。

    Horizon 7 Cloud Connector

    Connection Server 443 HTTPS Connection Server への API 呼び出し。

    Horizon 7 Cloud Connector

    Connection Server 4002 TCP Cloud Connector と Connection Server との間の Java Message Service (JMS) 通信

    Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスの新しいバージョン

    Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスの既存のバージョン

    22 SSH アップグレード プロセスの開始要求を待機します。

    Web ブラウザ Horizon 7 Cloud Connector

    443 HTTPS ペアリング プロセスの開始を待機します。

    Horizon 7 Cloud Connector

    認証局 * HTTP、HTTPS CRL または OCSP のクエリ

    ネットワーク上のクラウド

    接続された Horizon 7 からのデスクトップまたはサ

    ーバ仮想マシンのクラウド

    監視サービス エージェント

    Horizon 7 Cloud Connector アプライアンス

    11002 TCP サーバまたはデスクトップ仮想マシン上のクラウド監視サービ

    ス エージェントが Cloud Connector にデータを送信するために使用されます。

    クラウド接続された最初のポッドが Microsoft Azure へのデプロイから作成された場合の概要レベルのワークフロー

    これは、ポッドを Microsoft Azure のキャパシティにデプロイすることによって、最初にクラウド接続されたポッドを作成するための、Horizon Cloud のウィザードを使用する手順の高レベルリストです。最初のクラウド接続ポッドが完全にデプロイされ、ポッドの目的である Active Directory ドメインに Horizon Cloud を登録するための手順を完了すると、Horizon Cloud に提供されるすべての機能、特に VDI デスクトップのプロビジョニング、RDSH セッションベース デスクトップ、または RDSH ベースのリモート アプリケーションを、そのポッドからエンドユーザーに対して使用できます。

    Microsoft Azure のポッドの概要については、6 章 Microsoft Azure 内の Horizon Cloud ポッドの概要を参照してください。

    最初のクラウド接続ポッドをデプロイし、ウィザードを使用して Microsoft Azure にデプロイする場合は、次の手順を実行します。

    1 前提条件に従って準備します。新しいポッド デプロイの VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure 要件チェックリストを参照してください。

    2 Horizon Cloud 以外の準備タスクを実行します。『VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure スタート ガイド』を参照してください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 20

    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-5F69086E-E061-48F3-93D9-9705B8B5FD8A.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-5F69086E-E061-48F3-93D9-9705B8B5FD8A.htmlhttp://www.vmware.com/info?id=1437http://www.vmware.com/info?id=1437

  • 3 ポッドをデプロイするための DNS、ポート、およびプロトコルの要件を満たしていることを確認します。Microsoft Azure での Horizon Cloud ポッドの DNS の要件および 2019 年 9 月のリリースのマニフェスト以降の Horizon Cloud ポッドのポートとプロトコルの要件を参照してください。

    4 ポッドをデプロイします。『VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure スタート ガイド』を参照してください。

    5 デプロイ済みのポッドで Active Directory ドメインを登録します。ここでは、ドメイン参加アカウントの名前を提供することも含まれます。Horizon Cloud 環境での最初の Active Directory ドメイン登録の実行を参照してください。

    6 ドメイン参加アカウントをメンバーとして含む Active Directory グループに Horizon Cloud スーパー管理者の役割を付与します。

    重要: ドメインの登録時に入力したドメイン参加アカウントが、Horizon Cloud スーパー管理者の役割を割り当てる Active Directory グループの 1 つの中に確実に入っている必要があります。システムのドメイン参加の操作は、Horizon Cloud スーパー管理者の役割を持つドメイン参加アカウントによって異なります。Active Directory グループへの Horizon Cloud 管理ロールの割り当てを参照してください。

    7 ポッドで Workspace ONE Access を使用する計画の場合、またはポッドに Horizon Clients を直接接続する計画(ポッドのゲートウェイ構成を使用しない)の場合は、次の手順を実行します。

    n DNS サーバで、完全修飾ドメイン名 (FQDN) をポッドのテナント アプライアンス IP アドレスにマッピングします。

    n そのマッピングされた FQDN に基づいて SSL 証明書を取得します。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 21

    http://www.vmware.com/info?id=1437

  • DNS のポッドのテナント アプライアンス IP アドレスにマッピングした FQDN に基づく SSL 証明書をポッドにアップロードし、ポッドへの接続が信頼された接続を確立するようにします。このような接続には、マッピ

    ングした FQDN が付与されるユーザー用の Horizon Clients、および Workspace ONE Access とポッドを統合するときに使用される Workspace ONE Access Connector が含まれます。Workspace ONE Access Connector は、ポッドのテナント アプライアンス IP アドレスにマッピングされた FQDN を使用してポッドに接続する必要があります。

    注目: Workspace ONE Access をポッドと統合する場合は、ポッドに SSL 証明書をアップロードし、ポッドの Unified Gateway Access 構成ではなく、ポッドをポイントするように Workspace ONE Access を設定する必要があります。

    ただし、DNS にマッピングされた FQDN に基づいて SSL 証明書をアップロードした場合、適切に構成された Workspace ONE Access を経由せずに、その FQDN をブラウザに直接入力して接続しようとすると、純粋な FQDN の使用がブラウザへの信頼されない接続として表示されることに注意してください。これは、単純にこの FQDN のブラウザへのロードは HTML Access (Blast) を使用した接続であり、HTML Access (Blast) がそのようにして動作するためです。その結果、この FQDN をブラウザにロードすると、信頼されていない証明書の一般的なエラーが表示されます。

    Workspace ONE Access がない場合に、HTML Access (Blast) を使用した接続(基本的にブラウザを使用)で、そのような信頼されていない証明書エラーが表示されるのを回避するには、ポッドにゲートウェイ構成を配

    置し、そのゲートウェイ構成のロード バランサと Unified Access Gateway インスタンスを使用する必要があります。インターネット上で FQDN を公開したくない場合は、内部 Unified Access Gateway 構成をデプロイできます。この内部 Unified Access Gateway 構成では、企業のネットワーク内にいるエンド ユーザーが接続できる Microsoft 内部ロード バランサを使用しています。

    8 前の手順で説明したユースケースのいずれかまたは両方を使うことを予定している場合は、管理コンソールのポッドの [サマリ] ページを使用して、SSL 証明書をポッドに直接アップロードします。管理コンソールを使用した Horizon Cloud ポッドのマネージャ仮想マシンでの SSL 証明書の構成を参照してください。

    ヒント: ポッドの Unified Access Gateway インスタンスに接続されたロード バランサを介してそれらのインスタンスに接続するというアクセスのユースケースのみをサポートする場合、ポッドに直接 SSL 証明書をアップロードする必要はありません。それでも、上記の手順 6 とこの手順 7 を実行することが推奨されるのは、その FQDN をユーザーに配信して、ユーザーが自分の Horizon Clients で入力したときに、それらのクライアントで信頼された接続が確立されるからです。また、手順 6 とこの手順 7 を実行すると、FQDN がマッピングされ、SSL 証明書がポッドに配置されているため、ポッドをより早く Workspace ONE Access に統合することができます。

    9 マスター イメージをインポートします。[インポートされた仮想マシン] ページで、[エージェント ペアリングをリセット] アクションを使用して、新しいマスター イメージを Horizon Cloud とペアリングします。Microsoft Azure に Horizon Cloud ポッドのデスクトップ イメージを作成を参照してください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

    VMware, Inc. 22

  • 10 マスター イメージが VDI デスクトップのプロビジョニング用であるか、RDSH ベースのセッション デスクトップおよび RDSH ベースのリモート アプリケーション用であるかに応じて、以下の 1 つまたは複数の手順を実行します。

    n VDI デスクトップのマスター イメージで、エンド ユーザーに提供するサードパーティ アプリケーションをインストールし、デスクトップ壁紙の設定、(GPU 対応のイメージのための)NVIDIA GPU のドライバのインストールなどのその他の適用可能なカスタマイズを設定します。イメージのインポート プロセスの一部として実行されていない場合、Microsoft Sysprep のベスト プラクティスに従ってイメージを最適化することもできます。

    n マスター サーバ イメージ仮想マシンの Windows サーバ ゲスト OS をカスタマイズする。

    n GPU 対応のマスター イメージへの NVIDIA グラフィック ドライバのインストール。

    n RDSH ベースのセッション デスクトップとリモート アプリケーションのプロビジョニングのための RDS 対応マスター イメージで、その RDS イメージからエンド ユーザーに提供するサードパーティ アプリケーションをインストールし、デスクトップ壁紙の設定、(GPU 対応のイメージのための)NVIDIA GPU のドライバのインストールなどの適用可能なその他のカスタマイズを設定します。イメージのインポート プロセスの一部として実行されていない場合、Microsoft Sysprep のベスト プラクティスに従ってイメージを最適化することもできます。インポートされた仮想マシンが、デフォルトで Office 365 ProPlus を含む Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッション システムの 1 つを実行している場合、Microsoft ドキュメントのトピック「Office 365 ProPlus に対する共有コンピューターのライセンス認証の概要」で説明されているように、仮想マシンが Office 365 ProPlus の共有コンピュータのアクティベーション用に構成されていることを確認する必要があります。インポートされた仮想マシンで Office 365 ProPlus が共有コンピュータのアクティベーション用に構成されていない場合は、状況に適した Microsoft ドキュメントに記載されている方法を使用してください。

    n Microsoft サーバ オペレーティング システムを使用する場合は、マスター サーバ イメージ仮想マシンの Windows サーバ ゲスト OS をカスタマイズするを参照してください。

    n Microsoft Windows 10 Enterprise オペレーティング システムを使用する場合は、マスター RDSH 仮想マシンのゲスト Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッション オペレーティング システムのカスタマイズを参照してください。

    n GPU 対応のマスター イメージへの NVIDIA グラフィック ドライバのインストール。

    11 そのマスター イメージを、割り当て可能なイメージ(イメージのシーリングまたは公開とも呼ばれる)に変換します。構成済みのマスター仮想マシンを割り当て可能デスクトップ イメージに変換を参照してください。

    12 公開済みのマスター サーバ イメージからセッションベースの RDSH デスクトップおよびリモート アプリケーションをプロビジョニングするには:

    a セッション デスクトップを提供するデスクトップ RDSH ファームを作成し、エンド ユーザーにこれらのデスクトップを使用する資格を付与するために割り当てを作成します。 Horizon Cloud のファームとHorizon Cloud での RDSH セッション デスクトップ割り当ての作成を参照してください。

    b リモート アプリケーションを提供するためにアプリケーション RDSH ファームを作成し、アプリケーション インベントリにアプリケーションを追加してから、エンド ユーザーにこれらのリモート アプリケーションを使用する資格を付与するために割り当てを作成します。 Horizon Cloud のファーム、ファームからの自動スキャンを使用した RDSH ファームからの新しいアプリケーションのインポートおよびリモート アプリケーション割り当ての作成を参照してください。

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    https://docs.microsoft.com/en-us/deployoffice/overview-of-shared-computer-activation-for-office-365-proplus

  • 13 公開済みのマスター VDI デスクトップ イメージから VDI デスクトップをプロビジョニングするには、専用またはフローティング VDI デスクトップ割り当てを作成します。フローティング VDI デスクトップ割り当ての作成および専用 VDI デスクトップ割り当ての作成を参照してください。

    14 ポッドがゲートウェイ構成でデプロイされている場合、デプロイ ウィザードで入力した完全修飾ドメイン名 (FQDN) をそのゲートウェイのポッドで構成されている適切な Azure ロード バランサ リソースにマッピングする CNAME レコードを、DNS サーバに作成する必要があります。

    n パブリック IP アドレスが有効な外部ゲートウェイの場合は、デプロイ ウィザードで入力した FQDN を、ゲートウェイの Azure ロード バランサ リソースの自動生成されたパブリック FQDN にマッピングします。DNS サーバ レコードは、ロード バランサの自動生成されたパブリック FQDN とエンド ユーザーが使用する FQDN をマッピングします。これは、アップロードされた証明書で使用されます。次のコード行は、例を示します。Active Directory ドメインを登録した後、管理コンソールのポッドの詳細ページから使用する ID を見つけます。外部ゲートウェイが専用の VNet にデプロイされていた場合は、[デプロイ ID] フィールドに表示されている ID を使用します。

    ourApps.ourOrg.example.com vwm-hcs-ID-uag.リージョン.cloudapp.azure.com

    n 内部ゲートウェイまたはパブリック IP アドレスがない外部ゲートウェイの場合は、デプロイ ウィザードで入力した FQDN を、ゲートウェイの Azure ロード バランサ リソースのプライベート IP アドレスにマッピングします。DNS サーバ レコードは、ロード バランサの IP アドレスとエンド ユーザーが使用する FQDN をマッピングします。これは、アップロードされた証明書で使用されます。次のコード行は、例を示します。

    ourApps.ourOrg.example.com Azure-load-balancer-private-IP

    ポッドがオンボーディングされ、管理コンソールの [容量] ページにアクセスできるようになったら、[容量] ページに移動して、DNS で FQDN をマッピングするために必要な vmw-hcs-ID-uag.region.cloudapp.azure.com 値を確認します。

    管理コンソールでロード バランサの FQDN を特定する方法については、DNS サーバでマッピングするポッドのゲートウェイのロード バランサ情報の取得を参照してください。

    15 ポッドがポッドのゲートウェイに対して RADIUS 2 要素認証を使用するようにデプロイされている場合は、次のタスクを実行する必要があります。

    n RADIUS 設定を使用して外部ゲートウェイを構成し、ポッドで使用される VNet と同じ VNet 内で、または外部ゲートウェイを専用の VNet に展開した場合は、ピアリングされた VNet トポロジ内でその RADIUS サーバにアクセスできない場合、その RADIUS サーバが、外部ゲートウェイのロード バランサの IP アドレスからのクライアント接続を許可するように構成します。外部ゲートウェイ構成では、Unified Access Gateway インスタンスは、そのロード バランサのアドレスを使用して、RADIUS サーバとの通信を試みます。接続を許可するには、その外部ゲートウェイのリソース グループにあるロード バランサ リソースの IP アドレスが、確実に RADIUS サーバ構成でクライアントとして指定されているようにします。

    n 内部ゲートウェイを構成した場合や、外部ゲートウェイを構成してポッドで使用される VNet と同じ VNet 内で RADIUS サーバにアクセスできる場合は、RADIUS サーバと通信する必要がある、Microsoft Azure でのゲートウェイのリソース グループで作成された適切な NIC からの接続を許可するように RADIUS サーバを構成します。ネットワーク管理者が、ポッドの Azure 仮想ネットワークおよびサブネットに対する RADIUS サーバのネットワーク可視性を決定します。RADIUS サーバは、ネットワーク管理者によって

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  • RADIUS サーバへのネットワーク可視性が付与されたサブネットに対応するゲートウェイ NIC の IP アドレスからの、クライアント接続を許可する必要があります。Microsoft Azure のゲートウェイのリソース グループには、そのサブネットに対応する 4 つの NIC があり、そのうち 2 つが 2 個の Unified Access Gateway インスタンスに対して現在アクティブです。もう 2 つはアイドル状態で、ポッドがアップグレードを完了した後にアクティブになります。実行中のポッド操作のため、および各ポッドのアップグレード後

    のために、ゲートウェイと RADIUS サーバ間の接続をサポートするには、これらの 4 つの NIC の IP アドレスが RADIUS サーバ構成でクライアントとして指定されていることを確認します。

    これらの IP アドレスの取得方法については、必要な Horizon Cloud ポッドのゲートウェイ情報での RADIUS システムの更新を参照してください。

    上記のワークフローの手順が完了すると、Horizon Client または HTML Access で FQDN を使用して資格のあるデスクトップとリモート アプリケーションを起動できます。

    各ワークフロー ステップを実行する方法の詳細については、上記の各手順にリンクされたトピックまたはコンパニオン ガイドを参照してください。『VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure スタート ガイド』を参照してください。

    Horizon Cloud 管理ガイド

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    http://www.vmware.com/info?id=1437

  • Horizon Cloud 環境の使用を開始する 2Horizon Cloud 環境全体は、VMware がホストするクラウド サービス、提供されるキャパシティ、およびそのキャパシティにデプロイされクラウド サービスに接続される VMware ソフトウェアで構成されます。上記のキャパシティでインストールされた VMware ソフトウェアが適切に構成されクラウド サービスに接続されると、構成されたエンティティはクラウド接続されたポッドになります。このようなクラウド接続のポッドの場合、Horizon Cloud 管理コンソールを使用することで、ポッドでの表示、健全性の監視、およびヘルプ デスク サービスが可能になります。

    Horizon Cloud の概要については、『デプロイ ガイド』を参照してください。

    環境で管理タスクを実行するには、クラウドベースの管理コンソールを使用します。このユーザー インターフェイスには、エンド ユーザーに提供する仮想デスクトップとアプリケーションを管理するための統合ビューと集中型アクセスが提供されています。管理コンソールは、業界標準の Web ブラウザで動作します。サポート対象の Web ブラウザのタイプとバージョンの一覧については、『リリース ノート』を参照してください。

    アクセス可能なキャパシティ タイプに応じて、そのキャパシティ内に自動でポッドをデプロイするための Horizon Cloud 管理コンソールを使用して、そのポッドの Horizon Cloud への接続を設定できます。一部のタイプのポッドでは、自動的なデプロイおよび構成はできませんが、いくつかの必要な接続手順を実行した後に、管理コンソールを

    既存のポッドに接続することはできます。

    重要: 管理コンソールの表示は動的で、現在のサービス レベルで利用可能な機能が反映されます。ただし、ポッドのソフトウェアの最新レベルにまだ更新されていないクラウド接続されたポッドがある場合は、管理コンソールには

    最新ポッドのソフトウェア レベルに依存する機能は表示されません。また、特定のリリースでは、Horizon Cloud に個別にライセンスされた機能または特定のテナント アカウント構成でのみ使用可能な機能が含まれる場合があります。お持ちのライセンスまたはテナント アカウント構成にそのような機能の使用が含まれる場合のみ、管理コンソールにその機能に関連する要素が動的に反映されます。

    使用したい機能が管理コンソール内に見つからない場合は、VMware アカウントの担当者に問い合わせて、お持ちのライセンスおよびテナント アカウント構成にその機能を使用する資格が付与されているか確認してください。

    Horizon Cloud ポッドで管理タスクを実行できるようになるには、次を行う必要があります。

    n 最初のポッドを Horizon Cloud に接続します。詳細については、『デプロイ ガイド』を参照してください。

    n 少なくとも 1 つの Active Directory ドメインを登録し、スーパー管理者ロールを少なくとも 1 つの Active Directory グループに付与します。

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    https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.htmlhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.getstarted15/GUID-6E460805-C323-4200-9A45-45E7BFB31730.html

  • ドメインの登録には、以下の両方が含まれます。

    n Horizon Cloud が Active Directory 内の検索を実行するために使用する、プライマリ ドメイン バインド アカウントおよび補助ドメイン バインド アカウント。最初にドメインを登録するときに補助ドメイン バインド アカウントを指定することで、プライマリ バインド アカウントにアクセスできない場合に管理者ユーザーが管理コンソールからロックアウトされないようにします。

    n Microsoft Azure Marketplace からのイメージのインポート、ファーム RDSH インスタンスの作成、VDI デスクトップ インスタンスの作成など、仮想マシンをドメインに参加させる必要のあるポッド操作で Horizon Cloud が使用するドメイン参加アカウント。

    注: このリリースでは、ドメイン結合アカウントは主に Microsoft Azure のポッドを使用したシステム操作で使用されます。クラウド接続された Horizon 7 ポッドは、Active Directory ドメイン登録手順で指定したドメイン参加アカウントを使用しません。ただし、クラウド接続された Horizon 7 ポッドのみを環境で使用している場合でも、後でスーパー管理者ロールを割り当てるプロンプトがアクティブになるよう、ドメイン参加アカウント

    の手順を完了しておくことが賢明です。Active Directory ドメイン グループへのこのロールの割り当ては、すべてのタイプのクラウド接続ポッドで必要な手順です。

    これらのドメイン バインドおよびドメイン参加アカウントの要件については、Horizon Cloud の運用に必要なサービス アカウントを参照してください。

    ドメイン登録ワークフローの詳細については、Horizon Cloud 環境での最初の Active Directory ドメイン登録の実行を参照してください。

    その後、ベスト プラクティスとして、[はじめに] ウィザードに表示される推奨されているアクションを実行します。

    重要: 既知の問題により、Horizon 7 Cloud Connector を使用して Horizon 7 オンプレミスと VMware Cloud on AWS ポッドの Horizon 7 を接続するときに、最初のポッドの Active Directory ドメイン登録プロセスを完了せずに後続のポッドの Cloud Connector クラウド ペアリング ワークフローを実行しようとすると、予期しない結果が発生する可能性があります。Cloud Connector のクラウド ペアリング ワークフローは、Horizon Cloud への最初の Active Directory ドメイン登録を完了する前に複数のポッドに対して実行することができますが、最初のドメイン登録を完了する前に次のポッドでそのクラウド ペアリング プロセスを実行しようとすると、このドメインの登録プロセスが失敗することがあります。その場合は、以下を実行する必要があります。

    1 Cloud Connector のクラウド ペアリング ワークフローで [接続解除] アクションを使用し、クラウド接続されたポッドが 1 つになるまでそれらのクラウド接続された各ポッド間の接続を解除します。

    2 「Active Directory ドメイン登録の削除」の手順に従い、管理コンソールを使用して失敗した登録を削除します。

    3 そのポッドに関連する、最初の Active Directory ドメイン登録プロセスを完了します。

    4 別のポッドで Cloud Connector のクラウド ペアリング ワークフローを再実行します。

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  • 最初の Active Directory ドメインがポッドの使用のために Horizon Cloud に登録された後、追加の Active Directory ドメインを�